JPH1175097A - 撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH1175097A
JPH1175097A JP9231629A JP23162997A JPH1175097A JP H1175097 A JPH1175097 A JP H1175097A JP 9231629 A JP9231629 A JP 9231629A JP 23162997 A JP23162997 A JP 23162997A JP H1175097 A JPH1175097 A JP H1175097A
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image
mode
imaging
negative
signal
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JP9231629A
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Katahide Hirasawa
方秀 平沢
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画撮影時には、撮影画像の動きのぎこちな
さをなくし、静止画撮影時には、高精細画像を得るとい
う相反する要求を一系統の撮像系で満足する撮像装置を
得る。 【解決手段】 フィルムアダプタによるフィルム撮影を
含む静止画撮影時には、空間ローパスフィルタ24を光
路外に移動させて空間周波数の制限を解除した状態で、
VAP1を用いて画素ずらしを行うことにより、高精細
な画像を生成する。また、動画撮影時には、空間ローパ
スフィルタ24を光路に置いて空間周波数を制限した状
態で撮像素子18の駆動クロックの折り返しノイズ等を
除去すると共に、VAP1を用いたブレ補正を行う。ま
た、被写体がネガフィルム等のネガ画像であることを自
動的に判別した場合にも、静止画撮影を行うようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカメラに代表
される撮像装置及びこの装置に用いられるコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関し、特に撮像モードの自動
設定機能に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン及びその周辺機器の急速な技術
向上にともない、例えば操作者が撮影したシーンをパソ
コン内のメモリに取り込んで編集し、独自の絵葉書やポ
スターを作成するといったことが簡単に行えるようにな
り、この技術分野に対する市場要求も年々高まりを見せ
ている。操作者が撮影したシーンを電気信号として取り
込む手段としては、目的とする被写体に直接ビデオカメ
ラを向けて撮影する方法や、銀塩カメラで撮影した写真
若しくはネガフィルム、ポジフィルムをビデオカメラで
再撮影する方法を挙げることができる。何れの場合にも
光電変換機能としてビデオカメラが介在している。
【0003】図13はビデオ一体型カメラ904にフィ
ルムアダプタ903を装置し、フィルムを一コマ毎にス
ライドさせて移動できるフィルムホルダー902に保持
されたフィルム901を撮影している様子を示してい
る。フィルムホルダー902内には図示せずもバックラ
イトが設けられていて、このバックライトによりフィル
ム901を後方から照明しており、その透過映像がビデ
オ一体型カメラ904によって撮影される。この際、上
記カメラ904がネガ映像をポジ映像に変換する(ネガ
ポジ変換)機能を備えていれば、フィルム901がネガ
フィルムの場合、出力電気信号としてポジ映像のビデオ
信号を得ることができる。この出力電気信号をパソコン
905に入力すれば、パソコン内のメモリに上記ポジ映
像を取り込むことが可能となる。ネガフィルムの各コマ
の大きさは一様であり、光源も上記バックライトに統一
できるので、この図13の方式であれば、印画紙に焼き
付けられた写真を撮影するよりも極めて簡単に写真映像
をパソコン905に取り込むことができる。
【0004】ところでネガフィルムの映像情報は、文字
通りポジ映像に対して反転している。図14はカラーネ
ガフィルムのネガ状態の色差ベクトル表示の一例であ
る。図14から明らかな様に色差ベクトルは上記二状態
間で180゜反転している。
【0005】図15は図13のビデオ一体型カメラ90
4の概略構成ブロック図であって、ネガポジ反転機能に
係る部分は後述する図18に詳細に示す。図15におい
て、101は被写体であり、通常は人物や風景が撮影対
象となるが、図13に示す使い方をする場合には、ネガ
フィルムやスライドフィルムが撮影対象となって、レン
ズシステム前面からの距離も極めて近い。102は固定
の第1群レンズ、103は変倍レンズ、104は絞り、
105は固定の第3群レンズ、106は焦点調節と変倍
によるピント面の移動を補正する機能を兼備したフォー
カスコンペレンズである。107はCCD等の撮像素
子、108はAGC回路、109はカメラ信号処理部で
あって、内容の詳細は後述する図16と図18に示され
ている。
【0006】110、111、112はそれぞれ変倍レ
ンズ、絞り、フォーカスコンペレンズを駆動するための
変倍レンズモータ、IGメータ、フォーカスコンペレン
ズモータ、113、114、115はそれぞれ上記各部
110、111、112に駆動エネルギーを供給するた
めのドライバ、116は絞り制御部、117はオートフ
ォーカス(AF)制御に用いる画像情報を処理するAF
情報処理部、118はレンズ/カメラ制御部、119は
ビデオ一体型カメラ全体のシステムを制御するシステム
コントローラ(シスコン)、120はビデオ一体型カメ
ラに備えられているスイッチ列、121、122、12
3、128は各ブロック間の通信線である。
【0007】カメラ信号処理部109によって処理され
た映像信号は、増幅回路124を経て表示制御部125
に入力される。表示制御部125では、シスコン119
からの情報によってキャラクタジェネレータ127で生
成されたキャラクタ情報と上記映像信号とを重畳し、L
CD126に映像を映し出す。また、カメラ信号処理部
109によって処理された映像信号は、図示しない映像
記録装置にも供給される。
【0008】図16はカメラ信号処理部109内の構成
を示すブロック図であって、破線で囲まれた部分が相当
する。なお、この図の構成には、ネガポジ反転機能は搭
載されていない。図16において、807はカメラ制御
部、801は、図16に示す102、103、104、
105、109及びこれらのレンズと絞りの駆動関連ブ
ロック(110〜115等)で構成される部分であっ
て、簡略化して示している。802はYC信号生成部で
あって、AGC回路108の出力から輝度信号YH、Y
Lと色信号R、Bをそれぞれ分離して出力する。80
3、804はそれぞれRとBの利得制御部であって、色
差信号R−Y、B−Yのレベルをカメラ制御部807で
検出して、適切なホワイトバランスとなるように利得制
御部803、804の利得を調節し、調整後の色信号
R′、B′をそれぞれ出力する。
【0009】805はYL、R、Bから色差信号R−
Y、B−Yを生成する色差信号生成部、806はYH、
R−Y、B−Yからテレビジョン信号を生成するための
エンコーダ、808はカメラ制御部807に同期信号を
供給する同期信号生成部、809は利得制御部803、
804の利得を調節するための基準信号[R−Y]re
f、[B−Y]refを生成する基準信号発生部であ
る。
【0010】カメラ制御部807と通信線810で接続
された画像メモリ811は、静止画を取り込むためのも
のであって、具体的には図17に示されるようなスイッ
チ列120上の動画撮影モード/静止画撮影モード切り
換えスイッチ1401によって静止画撮影モードが設定
されている時、同じくスイッチ列120上のトリガスイ
ッチ1402が押されてONされた時点のYC信号生成
部802及び色差信号生成部805からの輝度信号と色
差信号を取り込んで、カメラ制御部807からの制御信
号に従ってエンコーダ806に静止画情報を出力する。
動画撮影モード時及び静止画撮影モードでトリガスイッ
チ1402が押されていない場合には、YC信号生成部
802及び色差信号生成部805からの画像情報をその
ままスルーさせる。
【0011】尚、上記ビデオ一体型カメラが動画撮影機
能と静止画撮影機能を兼備している場合、トリガスイッ
チを動画用と静止画用に独立して二つ設けることが考え
られるが、装着の小型化、低コスト化、簡易操作性の観
点からは図17のように一つのトリガスイッチ1402
で動画撮影と静止画撮影の両方に使用するように設計さ
れるのが一般的となっている。
【0012】上記図16にネガポジ反転機能を付加した
場合の構成を図18に示す。図18で図16と異なって
いるのは、画像メモリ811の前にネガポジ反転部10
01が挿入されている点である。
【0013】ネガポジ反転部1001はYH、R−Y、
B−Yをそれぞれ反転する。その構成を図19に示す。
図19において、YHに関しては入力される輝度信号の
明部を暗部に、暗部を明部に反転させる。即ち、例えば
演算部1201のように、入力される黒レベル基準の黒
レベルから白100%輝度レベルの範囲内の輝度信号の
絶対値を白100%の輝度レベルから差し引くことによ
って、白100%基準の明暗反転した輝度成分が取り出
される。また演算部1203では、R−Y信号に対して
R−Y軸上で逆向きに反転させ、演算部1205では、
B−Y信号に対してB−Y軸上で逆向きに反転させる。
以上のように、輝度信号と色差信号をそれぞれ反転させ
ることによって、ネガ映像をポジ映像に変換することが
できる。
【0014】スイッチ1202、1204、1206は
それぞれネガポジ反転ON/OFF信号1002によっ
て連動して動作し、ON時は上記反転信号を、OFF時
は入力信号をそのままネガポジ反転部1001から出力
する。
【0015】ネガポジ反転ON/OFF信号は図18の
カメラ制御部807から出力されている。ネガポジ反転
を実行するか否かは、操作者が図17のスイッチ列12
0内のスイッチ1403を用いて選択する。この情報が
通信線123、シスコン119、通信線122、レンズ
/カメラ制御部118を経て、図18のネガポジ反転O
N/OFF信号1002として示されるように通信線1
21でカメラ制御部807に伝送され、この情報に基づ
いてカメラ制御部807が上記ネガポジ反転ON/OF
F信号1002を出力するようにしている。
【0016】上述のように、図17のスイッチ1401
を静止画の位置に移動させ、スイッチ1403でネガポ
ジ反転を選択すると、図15のファインダ内のLCD1
26には、図20に示すように、画面1501に図15
のアンプ124の出力信号による被写体像1502と共
に、シスコン119からの情報をもとにキャラクタジェ
ネレータ127で生成されたトリガスイッチ1402の
一回の操作で静止画を撮影するモードを示すキャラクタ
表示1503がなされる。またスイッチ1401で動画
を選択した場合には、上記表示1503の位置に動画1
505の内容がキャラクタ表示される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、撮像装置が動画撮影と静止画撮影との2
モードを有しており、操作者がその時々の撮影目的に応
じてモードを切り換えるようになされているが、レンズ
からカメラ信号処理部に至る撮像系回路は一通りであ
り、基本的な部分においては動画撮影と静止画撮影とで
その動作を切り換えていない。即ち、静止画であっても
動画であっても、画質そのものも基本的には一通りであ
る。
【0018】動画撮影の場合は、被写体が殆ど常に移動
しており、人間の視覚が動体に対しては低いことから、
撮影画像の解像度等が比較的低くても問題にならない。
むしろ動画撮影の場合には、情報量を若干削減しても、
サンプリング周期を短くして動きのぎこちなさを解消す
る方がよい。しかしながら静止画撮影の場合は、静止し
ている物体に対する人間の視力が高いことから高画質が
要求され、動画とは逆にサンプリング周期を若干長くし
ても、情報量を多く取り込める方がよい。
【0019】上述のように、撮影の動作が動画と静止画
とで同じ従来の撮像装置では、上記相反する2つの要求
を同時に満足することができないという問題があった。
【0020】本発明は上記の問題を解決するために成さ
れたもので、上記の相反する要求を一系統の撮像装置系
を用いて実現することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置に
おいては、光学系を介して撮像面に結像された被写体像
を撮像し画像信号を出力する撮像手段と、動画を撮像す
る第1のモード又は静止画を撮像する第2のモードを設
定する設定手段と、上記第2のモード設定時に、上記撮
像面と上記結像された被写体像との相対位置を、上記撮
像面の画素ピッチに関する所定量ずらせる画素ずらし手
段とを設けている。
【0022】本発明によるコンピュータ読み取り可能な
記録媒体においては、光学系を介して撮像面に結像され
た被写体像を撮像手段で撮像し画像信号を出力する撮像
処理と、動画を撮像する第1のモード又は静止画を撮像
する第2のモードを設定する設定処理と、上記第2のモ
ード設定時に、上記撮像面と上記結像された被写体像と
の相対位置を、上記撮像面の画素ピッチに関する所定量
ずらせる画素ずらし処理とを実行するためのプログラム
を記録している。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態によ
る撮像装置の概略構成図である。ここでは簡潔な説明を
目的として、図15の構成の一部を省略及び簡略化して
示し、新たに番号を付け直すと共に、さらに必要な部分
を追加してある。図1において、1は撮像画面のX軸方
向に回転可能な平板ガラス2と同Y軸方向に回転可能な
平板ガラス3とポリエチレン等の材料で作られた上下2
枚のベローズ4、5とで囲まれる内部にシリコンオイル
等の透明な液体6を封入した可変調角プリズム(以後V
APと称する)である。
【0024】上記2枚の平板ガラス2、3が平行状態に
あるときは、VAP1の入射光角度と出射光角度とは等
しい。また、上記2枚の平板ガラス2、3が平行でない
状態になると、VAP1内で入射光が屈折される。ま
た、X方向、Y方向それぞれの手ブレ量を検出するプレ
検出器7、8からの情報に従って、VAP制御回路9で
は平板ガラス2、3を回転すべくドライバ10、11に
駆動命令を出力し、手ブレを補正する向きにVAP入射
光を屈折させる。12、13はそれぞれ平板ガラス2、
3を回転させるアクチュエータである。
【0025】平板ガラス2、3の回転量は、それぞれX
方向角度検出器14、Y方向角度検出器15で検出さ
れ、エンコーダ16、17を介してVAP制御回路9に
帰還される。以上のVAP制御ループによって光学レン
ズ系への入射光が手ブレを打ち消す方向に屈折され、C
CD等の撮像素子18の撮像面上には、手ブレによる不
要な振動のない安定した撮像画像が投影される。
【0026】図2は撮像素子18の撮像画素(ピクセ
ル)19の配列を示した図面である。20、21はそれ
ぞれX方向とY方向の画像サンプリング点を示し、2
2、23は各サンプリング点20、21の間隔を示して
いる。この図2の通りサンプリング点20、21は1ピ
クセル当たり1つとみなすことができるから、X方向と
Y方向のピクセル19の配列間隔によって、取り込み可
能な画像の空間周波数の上限が決定される。
【0027】図1の空間ローパスフィルタ24の周波数
特性は、上記取り込み可能な画像の空間周波数領域に基
づいて決定されている。この空間ローパスフィルタ24
は、撮像素子18で光電変換を行う際に、折り返しノイ
ズを発生してしまうような高い空間周波数をカットする
目的で光軸上に設定されている光学的なフィルタであ
る。
【0028】次にCCDに代表される固体撮像素子を用
いて高精細な画像を得る方法としていわゆる「画素ずら
し」という方法がよく知られている。電子テレコン時に
画素ずらしによる高精細画像を用い、高解像度の画像を
得る方法について、図1、図3〜図6を用いながら説明
する。尚、「画素ずらし」の方法は、ここでは後述する
VAP1による入射光屈折を利用する方法である。
【0029】図3は図1の制御回路25の処理の流れを
示すフローチャートである。ステップS401で処理の
実行が開始されると、まずS402において、後述する
種々の方法によって図13のフィルムアダプタ903に
よる撮影かどうかを検出する。フィルムアダプタによる
撮影でない場合は、動画を撮影していることを前提とし
て、S420で前述の空間ローパスフィルタ24を光路
内に置く。その理由は、テレビジョン信号出力として高
精細画像を用いず、従来の技術で説明したサンプリング
時の折り返しノイズを発生させないようにするためであ
る。次に、S421で図1のスイッチ26をA側に倒
し、撮像素子18の出力をアンプ27、A/D変換回路
28を介してカメラ信号処理回路29に導いた後、S4
02の処理に戻る。
【0030】S402でフィルムアダプタ903による
撮影であることが検出されると、S403で、空間ロー
パスフィルタ24を光路外に移動させるべく、ドライバ
30とアクチュエータ31を駆動する。その理由は、画
素ずらしによって空間ローパスフィルタ24のカットオ
フ周波数よりも高い空間周波数まで取り込んで高精細画
像を生成しようとするためである。
【0031】次にS404で垂直同期信号の到来を待機
し、画素をずらすタイミングを計る。垂直同期信号の到
来を検出すると、S405で図4(a)のように、画像
19aとピクセル19との相対位置を移動させる。尚、
S405の動作は撮像素子18としてのCCDが電荷を
掃き出した後、電荷蓄積を再開する前までに終了する。
次にS406で移動後の画像情報に対する電気量をCC
Dに蓄積させるために垂直同期期間待機し、垂直同期信
号の到来を確認すると、S407でCCDから掃き出さ
れた図4(a)に対応する画像情報を第1のメモリ32
に格納し、S408で図4(b)のように画像19aと
ピクセル19との相対位置を移動させる。尚、S40
7、S408の動作はCCDが電荷を掃き出した後、電
荷蓄積を再開する前までに終了する。
【0032】以後、同様にS409で垂直同期信号の到
来を待ってからS410で第2のメモリ33に画像情報
を格納し、次いでS411で図4(c)のように画像1
9aとピクセル19との相対位置を移動させる。そして
S413で第3のメモリ34に画像情報を格納した後、
S414で図4(d)のように画像19aとピクセル1
9との相対位置を移動させる。そしてS416で第4の
メモリ35に画像情報を格納した後、S417で図1の
画像合成回路36での信号処理に移行する。
【0033】図5に示すように、CCDのピクセル19
は所定の間隔lをもってX方向とY方向にそれぞれ配列
されている。このピクセル配列を画像に対して相対的に
図5のように移動させたとき、即ち、図4(a)の相対
移動の場合には、X方向、Y方向それぞれのサンプリン
グ点列は図6の37、38のようになる。同様に図4
(b)の時には38、39、図4(c)では38、4
0、図4(d)では37、40のX方向とY方向のサン
プリング点を得ることができる。
【0034】1つの画素情報に着目すれば、メモリ32
の画像情報を図6の41の位置に、メモリ33の画像情
報を42の位置に、メモリ34の画像情報を43の位置
に、メモリ35の画像情報を44の位置に配置するよう
に画像合成回路36で画像を合成する。この合成が全画
素に対して行われると、サンプリング点の間隔はそれぞ
れ図2の22、23の1/2になるから、この時点にお
ける取り込み可能な空間周波数の上限は図4の画素ずら
しを実行しない場合に比べてX方向、Y方向共に2倍と
なる。
【0035】画像合成回路36で構成された高精細画像
情報は、図3のS418でスイッチ26をBに倒した
後、S419でカメラ信号処理回路29に向けて出力さ
れる。この場合、出力前に画像情報量を2倍とし、出力
後にこれを1/2としているから出力後の画像情報量は
A/D変換回路28の出力における画像情報量と等し
く、その画像の精細度は低下しない。尚、カメラ信号処
理回路29で処理された信号は、エンコーダ45で所定
方式の画像信号に変換された後、D/A変換器46を介
して出力される。また、制御回路25はドライバ49、
アクチュエータ50を介してレンズ部51を制御する。
【0036】次に、VAP1による画素ずらしの方法に
ついて詳しく説明する。図7はVAP制御回路9の内部
構成ブロック図である。図7において、901はCP
U、908はX方向の頂角目標値と実際の頂角との差を
算出する減算回路、904は同じくY側の減算回路、9
09はX側減算回路908の出力に対してアクチュエー
タ12のドライバ10への印加電圧を決定する電圧決定
回路、905は同じくアクチュエータ13のドライバ1
0へのY側の電圧決定回路、906、902は画素ずら
しのためのVAP駆動を行う波形発振器で、X側とY側
が設けられている。907、903は加算器である。
【0037】次に上記構成における動作を説明する。先
ず、像ブレ補正のためにブレ検出センサ7、8を駆動す
る。このセンサの公知の例としては、共振体に貼り付け
られた圧電素子を共振体の共振周波数で駆動し、コリオ
リの力を検出用圧電素子からの出力で検知する圧電振動
ジャイロが挙げられる。ブレ検出センサ7、8から得ら
れた出力はCPU901に入力され、CPU901は上
記検出結果に応じてVAP1を駆動させるように制御を
行う。
【0038】CPU901からVAP1がとるべき頂角
目標位置に応動する信号が、加算器907、903を介
して減算回路908、904に入力される。一方、VA
P1のX方向及びY方向の頂角状態が図1の角度検出器
14、15によって検出され、エンコーダ16、17を
経て減算回路908、904に入力される。従って、減
算回路908、904からは、目標頂角位置と実際の頂
角位置との差に応じた信号が検出される。この差信号に
応じて電圧決定回路909、905でVAP1の駆動用
ドライバ10、11への印加電圧が決定され、これに応
じてアクチュエータ12、13が動作し、ブレ補正が行
われる。
【0039】ここで加算器903、907は像ブレ補正
と高精細化のための駆動とを重畳するために設けられて
いる。加算器907、903には、CPU901からの
像ブレ補正のための頂角目標値と共に画素ずらしのため
の波形発振器906、902から出力される頂角目標値
も入力され、その両者が加算されるようになされてい
る。この際、画素ずらしのための波形は図1、図7のT
G(タイミング発生回路)47より得られる図1のCC
Dドライブ回路48のドライブタイミング信号と同期
し、各画面毎に所定の画素ずらしが得られるような信号
としている。
【0040】目標位置と、画素ずらしのための頂角目標
位置とを加算する場合と、どちらか一方を選択可能とす
る場合が考えられる。このようにすれば、例えば手ブレ
補正がオフされている時や、フィルムアダプタ使用によ
って、被写体と撮像装置との相対的な位置関係が必ず固
定されている場合には、VAP1で手ブレ補正を行わ
ず、高精細化のための信号のみでVAP1を駆動させる
ことができる。
【0041】上記説明においては、CCDの画像蓄積周
期を1垂直同期期間とし、4つの画像を得るのに4垂直
同期期間を要する場合について説明を行ったが、例えば
1回の画像取り込み期間が1/4垂直同期期間より短い
撮像素子としてのCCDを用い、1垂直同期期間内に4
つの画像を取り込むように構成することも可能である。
【0042】図8は本発明の第1の実施の形態による図
15のカメラ信号処理部109内の構成を示すもので図
18と基本的には同等であり、図18と異なるカメラ制
御部とその周辺のみを図8に抜き出して示す。従って、
図8の各ブロック図の接続先は図18等と等しく、その
旨図面にも記してある。また本実施の形態においては、
本発明と同一の出願人による特願平8−322714号
等の明細書により開示している後述するようなネガフィ
ルム装着の自動判別手段を用いている。
【0043】図8において、205はカメラ制御部で、
マイクロコンピュータを使用しており、図18の従来の
カメラ制御部807の機能に対して追加された機能もあ
る。このカメラ制御部205がマイクロコンピュータで
あることから、図18の色差信号生成部805から出力
されるR−YとB−Yの各信号をA/D変換器201、
202でデジタル信号に変換してカメラ制御部205に
入力するようにしている。A/D変換器201、202
の出力は端子206、207からそれぞれカメラ制御部
205に入力され、図18で説明したR信号とB信号の
利得制御部803、804を制約するために用いられ
る。さらにA/D変換器201、202の出力はそれぞ
れ積分器203、204にも入力され、それぞれの積分
された結果が端子208、209からカメラ制御部20
5に入力される。
【0044】所定のバックライトによって照らされたカ
ラーネガフィルムの透過光をビデオカメラで撮影し、そ
の色差信号を上記積分器203、204で積分した時の
R−Y成分とB−Y成分の関係は、色差ベクトルとし
て、図9の301に示される範囲に概略分布している。
従って、ネガフィルムを撮影しているということを検出
するには、端子208、209から入力される各色差成
分信号をカメラ制御部205で観察し、R−Y成分が図
9の判定範囲302内にあり、且つB−Y成分が判定範
囲303内にあることを条件とすればよい。
【0045】図10はカメラ制御部205内のネガフィ
ルム撮影検出及び画素ずらしモードへの自動移行のため
のフローチャートである。ステップS1201で処理の
実行が開始されると、S1202で端子9から入力され
る信号が判定範囲302内であるか否かが判断され、判
定範囲外であればS1206で、装置をネガポジ反転を
実行しないように、ネガポジ反転ON/OFF信号10
02をOFFとし、S1207でさらにフィルムアダプ
タが装着されていないことを示す。「フィルムアダプタ
OFF信号」を、通信線121を介して図1の制御回路
25に出力する。
【0046】また、S1202で判定範囲内である場合
は、S1203で端子8から入力される信号が判定範囲
303内であるか否かが判断され、判定範囲外であれば
同様にS1206の処理へ移行する。S1203で判定
範囲内である場合は、S1204で、装置をネガポジ反
転を実行するようにネガポジ反転ON/OFF信号をO
Nとし、さらにS1205でフィルムアダプタが装着さ
れていることを示す「フィルムアダプタON信号」を、
通信線121を介して制御回路25に出力する。
【0047】制御回路25では、「フィルムアダプタO
FF信号」と「フィルムアダプタON信号」に基づき、
図3の処理を実行して、フィルムアダプタを用いた撮影
時には高解像度画像を取り込むことができるように動作
する。
【0048】本実施の形態によれば、動画撮影時には画
像情報量よりもサンプリング周期の短さを優先させてぎ
こちなさを抑制することができる。また、静止画撮影時
には、サンプリング周期が若干伸びるものの、画像情報
量の多さを優先させて、質の高い静止画を取り込むこと
ができる。
【0049】尚、上記ネガフィルム判別方法において
は、ネガポジ反転部1001の後でネガフィルム撮影検
出を行っているので、カメラ制御部25において、ネガ
フィルム撮影→ネガポジ反転→ポジ撮影と認識→ネガポ
ジ反転解除→ネガフィルム撮影→ネガポジ反転→…とい
う反転の繰り返しが発生する可能性があるが、表1に示
すように、ポジ画像を検出した場合には、その時点での
動作を変更しないような処理構成とすることにより、上
記反転の繰り返しを回避することができる。
【0050】
【表1】
【0051】尚、上記ネガフィルム自動判別方法は、図
9等で述べた方法以外の方法を用いてもよいことは勿論
である。
【0052】図11は本発明の第2の実施の形態による
カメラ信号処理部内のカメラ制御部205での処理のフ
ローチャートであって、装置全体の概略構成は図1に示
されるものであり、またカメラ信号処理部109内の概
略構成は図18に示されるものである。本実施の形態
は、第1の実施の形態におけるような、ネガフィルム装
着の自動判別手段等を構じず、従来の技術で述べたよう
に、単に操作者が図17のスイッチ列120内のネガポ
ジ反転機能切り換えスイッチ1403を操作して、ネガ
ポジ反転機能がONの時には自動的に画素ずらしモード
に装置を移行させるように構成したものである。
【0053】図11において、ステップS1301で処
理の実行が開始されると、S1302で操作者によって
ネガポジ反転機能がONされたかどうかを確認する。ネ
ガポジ反転機能のON情報は、既述の通り図15の通信
線121、122及び123によってもたらされてい
る。ネガポジ反転機能ONであれば、S1302でネガ
ポジ反転機能をONすべく、ネガポジ反転ON/OFF
1002をONにする。そしてS1205でフィルムア
ダプタON信号を通信線121に出力する。
【0054】また、S1302でネガポジ反転機能がO
FFであることを検出すると、S1206でネガポジ反
転機能をOFFすべく、ネガポジ反転ON/OFF信号
1002をOFFにして、フィルムアダプタOFF信号
を通信線121に出力する。以後、第1の実施の形態に
よる図10と同様に制御回路25がフィルムアダプタO
N/OFF信号に基づいて画素ずらしの実行/非実行を
選択する。
【0055】本実施の形態によれば、ネガフィルム撮影
を自動判別しない撮像装置においても、ネガポジ反転機
能がON状態の時には自動的に画素ずらしモードへ装置
が移行され、この時、高解像度画像を取り込むことが可
能になる。
【0056】次に第3の実施の形態を説明する。これま
では、図13に示されるようなフィルムアダプタ903
を用いたシステムにおける画像取り込みにおける動作を
説明して来たが、本実施の形態は、フィルムアダプタを
用いた場合にのみ適用されるものではなく、通常撮影時
にも適用することができる。次に図12を用いて通常撮
影時の動作について説明する。尚、装置全体の概略構成
は図1に示されるものであり、また、カメラ信号処理部
109内の概略構成は図18に示されるものである。
【0057】図12において、通常撮影時、S1401
で処理の実行が開始されると、図17のスイッチ列のス
イッチ1401が静止画側に切り換わっているか否かを
検出する。動画側である場合には、S1207でフィル
ムアダプタON/OFF信号1002をOFFにして通
信線121に出力する。また、スイッチ1401が静止
画側である場合には、S1205でフィルムアダプタO
N/OFF信号1002をONにして通信線121に出
力する。
【0058】本実施の形態によれば、現実にはフィルム
アダプタが装着されていなくても、フィルムアダプタO
N/OFF信号1002を動画/静止画判別に用いてい
るので、上記のような処理を実行することで、フィルム
アダプタを用いない通常撮影時にも本発明を適用するこ
とができる。
【0059】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュ
ータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)か
ら構成されるシステムに適用しても1つの機器(例え
ば、複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用し
ても良い。
【0060】また、上述した各実施の形態の機能を実現
するように各種のデバイスを動作させるように、該各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記各実施の形態の機能を実現するため
のソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明の範
疇に含まれる。
【0061】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコード自体、およびそ
のプログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体
は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶す
る記録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0062】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上記の各実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードが
コンピュータにおいて稼働しているSO(オペレーティ
ングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等
の共同して上述の各実施の形態の機能が実現される場合
にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含
まれることは言うまでもない。
【0063】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した各実
施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる
ことは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動画撮影と静止画撮影の2モードを有する撮像装置にお
いて、レンズからカメラ信号処理回路に至る撮像系回路
は一通りでありながら、動画撮影の場合には、情報量を
若干削減しても、サンプリング周期を短くして動きのぎ
こちなさを解消する方がよく、静止画撮影の場合には、
静止している物体に対する人間の視力が高いことから高
画質が要求され、動画とは逆にサンプリング周期を若干
長くしても、情報量を多く取り込める方がよいという相
反する2つの要求を1つの撮像装置で満足させることが
できる。
【0065】また、請求項2、6の発明によれば、静止
画撮影時には、光学フィルタを外して画素ずらしによる
高精細画像を得るのに寄与し、動画撮影時には、光学フ
ィルタを用いて高い空間周波数を制限することにより、
ノイズを軽減することができる。
【0066】また、請求項3、4、7、8の発明によれ
ば、フィルムアダプタを装着したときやネガフィルムを
撮影するときには、自動的に静止画撮影のモードとな
り、高画質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】撮像面の画素配列を示す構成図である。
【図3】画素ずらしの動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】画素ずらしを説明するための構成図である。
【図5】画素ずらしを説明するための構成図である。
【図6】画素ずらしにより得られた画像の合成を説明す
るための構成図である。
【図7】VAP制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態によるカメラ制御部
の周辺の構成を示すブロック図である。
【図9】ネガポジ画像判別の原理を説明するための特性
図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【図13】フィルム撮影を行うシステムを示す構成図で
ある。
【図14】ネガポジ反転前後の色差信号のベクトル成分
を示す特性図である。
【図15】本発明を適用し得る従来の撮像装置の一例を
示す構成図である。
【図16】カメラ信号処理部の構成を示すブロック図で
ある。
【図17】スイッチ列の構成図である。
【図18】本発明の第2、第3の実施の形態が適用され
る従来のネガポジ反転機能を有するカメラ信号処理部の
構成を示すブロック図である。
【図19】ネガポジ反転部の構成図である。
【図20】静止画撮影モードの表示例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 VAP 9 VAP制御回路 24 空間ローパスフィルタ 29 カメラ信号処理部 31 アクチュエータ 18、107 撮像素子 109 カメラ信号処理部 118 レンズ/カメラ制御部 119 シスコン 120 スイッチ列

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を介して撮像面に結像された被写
    体像を撮像し画像信号を出力する撮像手段と、 動画を撮像する第1のモード又は静止画を撮像する第2
    のモードを設定する設定手段と、 上記第2のモード設定時に、上記撮像面と上記結像され
    た被写体像との相対位置を、上記撮像面の画素ピッチに
    関する所定量ずらせる画素ずらし手段とを備えた撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第1のモード設定時には上記光学系
    の光路に配され、上記第2のモード設定時には上記光路
    外に配されるように移動可能に設けられた光学フィルタ
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 上記被写体としてのフィルムを保持する
    保持手段が着脱可能に装着される装着手段を設け、上記
    設定手段は上記保持手段の装着時に上記第2のモードを
    設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記設定手段は、上記撮像手段から得ら
    れる画像信号に基づいて上記被写体像がネガ画像である
    か否かを判別し、上記ネガ画像を判別したとき上記第2
    のモードを設定することを特徴とする請求項1記載の撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 光学系を介して撮像面に結像された被写
    体像を撮像手段で撮像し画像信号を出力する撮像処理
    と、 動画を撮像する第1のモード又は静止画を撮像する第2
    のモードを設定する設定処理と、 上記第2のモード設定時に、上記撮像面と上記結像され
    た被写体像との相対位置を、上記撮像面の画素ピッチに
    関する所定量ずらせる画素ずらし処理とを実行するため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  6. 【請求項6】 光学フィルタ手段を、上記第1のモード
    設定時には上記光学系の光路に配し、上記第2のモード
    設定時には上記光路外に配するように移動させる処理を
    実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る請求項5記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 上記設定処理は、上記被写体としてのフ
    ィルムを保持する保持手段が着脱可能に装着される装着
    手段の装着時に上記第2のモードを設定することを特徴
    とする請求項5記載のコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  8. 【請求項8】 上記設定処理は、上記撮像手段から得ら
    れる画像信号に基づいて上記被写体像がネガ画像である
    か否かを判別し、上記ネガ画像を判別したとき上記第2
    のモードを設定することを特徴とする請求項5記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2355613A (en) * 1999-07-23 2001-04-25 Hewlett Packard Co Camera with still and motion image capabilities
US7656455B2 (en) 2004-06-08 2010-02-02 Panasonic Corporation Image pickup device having improved precision

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GB2355613B (en) * 1999-07-23 2003-10-29 Hewlett Packard Co Camera with still and motion image capabilities
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