JPH1174924A - 管理機能付きハブ - Google Patents

管理機能付きハブ

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JPH1174924A
JPH1174924A JP9232541A JP23254197A JPH1174924A JP H1174924 A JPH1174924 A JP H1174924A JP 9232541 A JP9232541 A JP 9232541A JP 23254197 A JP23254197 A JP 23254197A JP H1174924 A JPH1174924 A JP H1174924A
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JP
Japan
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router
hub
default router
default
management function
Prior art date
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Pending
Application number
JP9232541A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuteru Onuki
泰照 大貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP9232541A priority Critical patent/JPH1174924A/ja
Publication of JPH1174924A publication Critical patent/JPH1174924A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な手続きなしにデフォルトルータを変更
できる管理機能付きハブを提供する。 【解決手段】 異なるネットワーク間でデータを中継す
るために、送信先端末への経路となるルータにデータを
中継し、経路となるルータが不明のときにはデフォルト
ルータにデータを中継する管理機能付きハブにおいて、
デフォルトルータの候補となるルータを複数記憶する記
憶手段108と、これら候補のルータの通信機能が正常
かどうかを調べる手段104と、通信機能が正常なデフ
ォルトルータを選択する選択手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルータにデータを
中継する管理機能付きハブに係り、特に、複雑な手続き
なしにデフォルトルータを変更できる管理機能付きハブ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にネットワークは、LANやWA
Nなどの物理ネットワークと、これら物理ネットワーク
間でデータを中継するルータと、各物理ネットワークに
接続される情報機器(以下、端末という)とから構成さ
れる。
【0003】端末を接続する複数のポートを持つ集線装
置(以下、ハブという)は、ひとつの物理ネットワーク
を構成する。ネットワークに接続された端末間でデータ
を中継し、ネットワークを利用した通信機能により管理
装置との間で管理情報を交換する機能を持つハブを管理
機能付きハブという。なお、これらの端末やハブは、I
P(インターネット通信規約)に基づいて他の機器と通
信を行うインターネット接続機器である。
【0004】まず、インターネット接続機器におけるデ
ータ送信について説明する。
【0005】IPに基づいて通信する装置にはIPアド
レスと呼ばれる識別番号が割り当てられ、送信元や宛先
を識別するために用いられる。
【0006】IPアドレスは、32ビットのデータであ
り、例えば、図4に示されるように、24ビットのネッ
トワーク部と8ビットのホスト部とから構成される。
【0007】原則的にひとつの物理ネットワークに接続
される端末には、同じネットワーク部から構成されたI
Pアドレスが割り当てられる。
【0008】端末から同一物理ネットワークに接続する
端末へデータを送信する場合、下位層のフレームにデー
タをカプセル化、即ちデータをそのプロトコルのパケッ
トに挿入して、このパケットを送信先端末へ直接(即
ち、ルータを介さないで)送信する。
【0009】異なる物理ネットワークに接続する端末へ
データを送信する場合には、そのデータを異なる物理ネ
ットワークまで中継するルータを指定する必要があるた
め、処理は複雑になる。
【0010】IPを実装している機器では通常、経路表
と呼ばれる表形式のデータを持ち、この経路表に従い中
継ルータを選びだし、その中継ルータを指定してデータ
を送信する。図3に示されるように、経路表は、(N,
R)という組を含む要素からなる。Nは、宛先のIPア
ドレスのネットワーク部、Rは、ネットワークNへ向か
う中継ルータのIPアドレスである。なお、図3中、I
Pアドレスの表記は慣習に従って、8ビットごと
に“.”で区切り10進数で表現する。
【0011】経路表に基づいたデータの送信手順を説明
する。
【0012】(1)経路表の全要素の宛先ネットワーク
と、送信データから取り出した送信データの宛先IPア
ドレスのネットワーク部とを比較する。
【0013】(2)ネットワーク部が一致する要素があ
る場合、その要素に含まれるIPアドレスを持つ中継ル
ータにデータを送信する。
【0014】(3)ネットワーク部が一致する要素がな
い場合、宛先が不明であるため送信できなかったことを
ユーザ(送信データの送信元端末)へ通知する。
【0015】次に、図2(a)のネットワークを用いて
データの送信手順を具体的に説明する。
【0016】図2(a)中のハブ201は、図2(b)
の経路表202を持つものであり、このハブ201から
IPアドレスが“12.0.0.2”である端末224
へデータを送信する場合、IP通信処理部(図1参照)
は、宛先IPアドレスのネットワーク部“12.0.
0.0”と等しい要素を経路表202から探し出す。経
路表202にはネットワーク12.0.0.0へ到達す
るためのルータ(中継ルータ)のIPアドレスが“1
0.0.0.3”である要素が登録されているため、端
末224へデータを送信するにはIPアドレスが“1
0.0.0.3”であるルータ212へデータを送信す
ればよいと判断する。ルータ212は、ハブ201から
受信したデータを端末224へ中継する。
【0017】しかし、IPアドレスが“13.0.0.
2”である端末225へデータを送信する場合は、経路
表202に宛先ネットワークであるネットワーク部が
“13.0.0.0”である要素が登録されていないた
め、送信不能となる。
【0018】経路表にネットワーク中の全てのルータが
登録されていれば、送信不能となる事態を防止できる。
ところが、経路表は、機器内部のメモリ等の記憶装置に
格納される。この記憶装置の容量には限界があり、この
限界を越える数のルータを登録することはできない。従
って、インターネット等の大規模なネットワーク中の全
てのルータを経路表に登録するのは現実的ではない。こ
れを解決するために、デフォルトルータを使用する方法
が広く利用されている。
【0019】デフォルトルータとは宛先ネットワークが
経路表にない場合に、中継ルータとして指定されるルー
タである。デフォルトルータが設定されている場合、ま
ず経路表内に登録された要素を参照し、宛先ネットワー
クと一致する要素が見付からなければ、デフォルトルー
タへデータを送信する。
【0020】デフォルトルータの登録や、経路表の内容
の登録の方法には、静的な登録方法と動的な登録方法と
の2つの登録方法がある。静的な登録方法では、経路表
の内容を管理者が手作業で登録する。動的な登録方法で
は、ネットワークトポロジの変更、リンクやルータの故
障などの状況に応じて経路表の内容が自動的に変更され
る(機器が変更を行う)。これら静的な登録方法と動的
な登録方法とは両者を組み合わせて使用することも可能
である。ただし、動的な登録方法は、到達先までの経路
における中継ルータ数の計算やルータ間の経路表内の情
報を交換するための複雑な手続きが必要であるため、ハ
ードウェア・ソフトウェアが高価になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デフォルト
ルータを仮に複数設定すると、宛先ネットワークが不明
な場合に、どのデフォルトルータにデータを送信すべき
か判断することができない。このため、従来は、設定さ
れるデフォルトルータはただひとつでなければならな
い。静的な登録方法によってデフォルトルータを設定し
た場合、このデフォルトルータが何らかの原因により通
信機能が異常になった際に、ネットワーク中に代替し得
る他のルータが存在するにもかかわらず、管理者がその
ルータをデフォルトルータに変更しなければ、デフォル
トルータを経由するデータの送信ができない。従って、
管理者が変更を行うまでの間は、デフォルトルータを用
いて他の物理ネットワーク(ネットワークセグメント)
に接続する管理装置等の端末と通信を行うことができな
い。
【0022】以上の問題点を要約すると、静的な登録方
法では、デフォルトルータの通信機能が異常になると、
通信が不能になる。動的な登録方法では、手続きが複雑
でハードウェア・ソフトウェアが高価になる。
【0023】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、複雑な手続きなしにデフォルトルータを変更できる
管理機能付きハブを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、異なるネットワーク間でデータを中継する
ために、送信先端末への経路となるルータにデータを中
継し、経路となるルータが不明のときにはデフォルトル
ータにデータを中継する管理機能付きハブにおいて、デ
フォルトルータの候補となるルータを複数記憶する記憶
手段と、これら候補のルータの通信機能が正常かどうか
を調べる手段と、通信機能が正常なデフォルトルータを
選択する選択手段とを備えたものである。
【0025】上記記憶手段は、電源停止後も内容を保持
する不揮発性を有してもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0027】本発明の管理機能付きハブは、第1に、デ
フォルトルータの候補となる複数台のルータを設定でき
る。第2に、候補のルータの通信機能が正常かどうかを
確認することができる。第3に、候補のルータのうち通
信機能が正常なルータをデフォルトルータに指定するこ
とができる。
【0028】図1に示されるように、本発明の管理機能
付きハブ101は、経路表102、ネットワーク管理エ
ージェントソフトウェア等のユーザアプリケーション1
03、IP処理部104、各ポートごとの送受信処理部
105、ユーザ(管理者)がデフォルトルータの入力を
行うためのコンソール106及びキーボード107など
の入出力装置、デフォルトルータ候補となるルータのI
Pアドレスを格納する不揮発性メモリ108を備える。
管理機能付きハブ101は、IPに基づいて管理装置等
の機器と通信を行うものである。
【0029】不揮発性メモリ108には、デフォルトル
ータ候補の情報の他に、通信に必要な情報を格納するこ
とができる。不揮発性メモリ108は電源停止後も内容
を保持するので、再起動のときに、デフォルトルータ候
補等の設定内容を管理者が再設定する手間を省くことが
できる。
【0030】管理機能付きハブ101は、複数のデフォ
ルトルータ候補を設定することができる。複数のデフォ
ルトルータ候補が設定されている場合、これらの候補に
順位を設ける。管理機能付きハブ101は、起動時に、
第1候補のルータの通信機能が正常かどうかを確認す
る。
【0031】ルータの通信機能が正常かどうかを調べる
手段として、ICMP(Internet Control Message Prot
ocol) のエコー(echo)テストがある。ICMPは、IP
の一部として規定されており、IPに基づく通信機能を
持つ装置は、エコー要求フレームを受けると、その応答
としてエコー応答フレームを送信する。ICMPのエコ
ーテストは、この動作を利用して、通信しようとする相
手装置との間のリンク(接続)が正常であるかどうか、
相手装置がダウン(機能停止)していないかどうかを確
認するものである。
【0032】管理機能付きハブ101は、起動時に、デ
フォルトルータ候補の第1候補に設定されているルータ
に対し、ICMPのエコーテストを行う。このルータと
のリンクが正常で、このルータがダウンしていなけれ
ば、このルータをデフォルトルータに指定する。
【0033】エコーテストで異常が検出されたら、他の
候補のルータに対し、ICMPのエコーテストを行う。
このエコーテストが正常ならば、このルータをデフォル
トルータに指定する。
【0034】このようにして、順次、デフォルトルータ
候補のルータの通信機能が正常かどうかを調べ、通信機
能が正常なデフォルトルータを選択する。全ての候補の
通信機能が異常である場合には、第1候補のルータをデ
フォルトルータに指定しておき、復旧を待つ。
【0035】以上説明したように、本発明の管理機能付
きハブ101は、デフォルトルータ候補を複数設定して
おき、第1候補のルータが正常に機能しない場合には他
の候補のルータをデフォルトルータとするようにしたの
で、デフォルトルータ経由の通信が不能になることがな
く、管理装置との通信が不能になることがない。また、
従来の動的な登録方法のような複雑な手続きなしに代替
経路としてのルータを選択して通信することが可能にな
る。
【0036】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0037】(1)デフォルトルータの通信機能が異常
のときデフォルトルータが変更できるので、管理装置等
の端末との通信が不能にならない。
【0038】(2)複雑な手続きなしにデフォルトルー
タを変更できるので、ハードウェア・ソフトウェアが安
価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す管理機能付きハブの
内部構成図である。
【図2】管理機能付きハブを用いIPの通信を行うネッ
トワークの構成図である。
【図3】経路表の構成図である。
【図4】IPアドレスの構成図である。
【符号の説明】
102 経路表 103 ユーザアプリケーション 104 IP処理部(通信機能が正常かどうかを調べる
手段) 108 不揮発性メモリ(記憶手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるネットワーク間でデータを中継す
    るために、送信先端末への経路となるルータにデータを
    中継し、経路となるルータが不明のときにはデフォルト
    ルータにデータを中継する管理機能付きハブにおいて、
    デフォルトルータの候補となるルータを複数記憶する記
    憶手段と、これら候補のルータの通信機能が正常かどう
    かを調べる手段と、通信機能が正常なデフォルトルータ
    を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする管理機
    能付きハブ。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、電源停止後も内容を保
    持する不揮発性を有することを特徴とする請求項1記載
    の管理機能付きハブ。
JP9232541A 1997-08-28 1997-08-28 管理機能付きハブ Pending JPH1174924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232541A JPH1174924A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 管理機能付きハブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9232541A JPH1174924A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 管理機能付きハブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1174924A true JPH1174924A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16940949

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JP9232541A Pending JPH1174924A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 管理機能付きハブ

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JP (1) JPH1174924A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472775B1 (ko) * 2000-11-29 2005-03-07 엘지전자 주식회사 다중 기본 경로를 지원하는 라우팅 테이블 탐색방법

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472775B1 (ko) * 2000-11-29 2005-03-07 엘지전자 주식회사 다중 기본 경로를 지원하는 라우팅 테이블 탐색방법

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