JPH1173833A - スイッチカバー、ブランクピース、スイッチ装置、ブランクプレート装置およびブランク配線装置 - Google Patents

スイッチカバー、ブランクピース、スイッチ装置、ブランクプレート装置およびブランク配線装置

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JPH1173833A
JPH1173833A JP23371597A JP23371597A JPH1173833A JP H1173833 A JPH1173833 A JP H1173833A JP 23371597 A JP23371597 A JP 23371597A JP 23371597 A JP23371597 A JP 23371597A JP H1173833 A JPH1173833 A JP H1173833A
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JP
Japan
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switch
mounting
plate
blank
piece
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JP23371597A
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English (en)
Inventor
Kansei Torii
寛成 鳥居
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】単一のもので4種類のワイド形のスイッチカバ
ーに対応することができるスイッチカバーおよびブラン
クピース、これらを用いたスイッチ装置、ブランクプレ
ート装置およびブランク配線装置を提供する。 【解決手段】1個用スイッチカバー本体またはブランク
ピース本体の背面に長手方向に3等分する位置に第1の
切り溝を形成するとともに、同じく2等分する位置に第
2の切り溝を形成し、さらにスイッチカバー本体または
ブランクピース本体の背面中央に第1のスイッチ本体装
着部を形成するとともに、第2の切り溝によって切断し
て得られる2個用のスイッチカバーの中央に第2のスイ
ッチ本体装着部を形成してなる。ブランクピースをスイ
ッチカバーに流用する際には両端の係止片を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスイッチカバー、ブ
ランクピース、スイッチ装置、ブランクプレート装置お
よびブランク配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるワイド形のスイッチは一つの取
付枠に1個ないし3個を連接することができる。
【0003】このスイッチは、前面に操作部を備えたス
イッチ本体および操作部に装着されるスイッチカバーか
ら構成されている。
【0004】そして、スイッチ本体を取付枠に1個のみ
を取り付ける場合には、取付枠の器具取付孔の長手方向
の中央に取り付け、プレートの窓孔全体にわたる大きさ
の1個用のスイッチカバーをスイッチ本体に装着する。
【0005】また、取付枠に2個のみのスイッチ本体を
取り付ける場合には、取付枠の器具取付孔の長手方向の
両端に2個を離間して取り付ける。そして、プレートの
窓孔の長手方向に2分された大きさの2個用のスイッチ
カバーをスイッチ本体に装着する。すなわち、2個のス
イッチを本体取り付ける場合のスイッチカバーは、1個
を取り付ける場合の1個用のスイッチカバーの半分の面
積である。
【0006】さらに、取付枠に3個のスイッチ本体を取
り付ける場合には、プレートの窓枠の長手方向に3分割
された大きさの3個用のスイッチカバーを各スイッチ本
体に装着する。この場合、中間に位置するスイッチ本体
に対する3個用のスイッチカバーは、その中央でスイッ
チ本体に装着されるが、両端に位置する2個のスイッチ
本体に対する3個用のスイッチカバーは、偏心した位置
で装着される。
【0007】したがって、1個用ないし3個用のいずれ
においてもスイッチ本体は共用できるが、スイッチカバ
ーは1個用、2個用および3個用の3種類を用意してい
る。さらに、3個用は中央用および両端用の2種類を用
意する必要がある。
【0008】結局、合計4種類のスイッチカバーを用意
しなければならない。
【0009】一方、通常のプレートは、上記のようにス
イッチの操作部やコンセントの差込口を露出させるため
に、細長い窓孔を備えている。部屋のレイアウト変更な
どによって従来使用していたスイッチやコンセントなど
を取り外した場合、プレートの窓孔が開放されたままで
は危険であるとともに体裁も悪いので、窓孔にブランク
ピースを装着する。さもなければ、窓孔を備えたプレー
トを取り外してブランクプレートを取り付けることもで
きるが、以前から使用していたプレートが無駄になる
し、コストも高い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ワイド形のスイッチ
は、スイッチカバーが大きくて操作しやすいが、前述し
たように3種類のスイッチカバーを用意しなくてはなら
ないから、部品点数が増加するという問題がある。
【0011】また、スイッチカバーと別にブランクピー
スを用意する必要がある。
【0012】本発明は、ワイド形のスイッチに用いるス
イッチカバーを単一のもので4種類に対応することがで
きるスイッチカバー、ワイド形のスイッチの4種類のス
イッチカバーを容易に得ることができるブランクピー
ス、これらを用いたスイッチ装置、ならびに上記ブラン
クピースを用いたブランクプレート装置およびブランク
形配線装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のスイッ
チカバーは、プレートの細長い窓孔に装着される細長い
1個用スイッチカバー本体と;1個用スイッチカバー本
体を長手方向に3等分する位置の背面に形成された一対
の第1の切り溝と;1個用スイッチカバー本体を長手方
向に2等分する位置の背面に形成された第2の切り溝
と;1個用スイッチカバー本体の背面の中央に配設され
た第1のスイッチ本体装着部と;1個用スイッチカバー
本体を第2の切り溝で2等分して2個用スイッチカバー
本体にする場合のそれぞれの背面の中央に配設された第
2のスイッチ本体装着部と;を具備していることを特徴
としている。
【0014】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0015】本発明はいわゆるワイド形のスイッチに適
用するもので、このスイッチ本体は短方向の外形寸法が
取付枠の細長い器具取付孔の長手方向のほぼ1/3に形
成されるとともに、前面に操作部を備えている。
【0016】また、取付枠の器具取付孔に対向し、かつ
スイッチ本体の短方向の外形寸法のほぼ4倍の長手方向
の寸法を有する窓孔を備えたプレートが用いられる。
【0017】さらに、操作部に装着されるスイッチカバ
ーは、1個用ないし3個用のいずれも、その全体とし
て、ちょうど窓孔を塞ぐ大きさの外形寸法に規定されて
いる。さらにまた、スイッチ本体は、その1〜3個を任
意に選択して取付枠に装着することができる。
【0018】すなわち、スイッチ本体が1個の場合は、
取付枠の器具取付孔の中央に取り付ける。スイッチカバ
ーは、プレートの窓孔全体をカバーするサイズのものを
用いる。そして、スイッチカバーのスイッチ本体装着部
は、その背面中央に配設されている。
【0019】スイッチ本体が2個の場合は、取付枠の器
具取付孔の両端部に離間して取り付ける。スイッチカバ
ーは、プレートの窓孔の半分をカバーするサイズのも
の、すなわち1個用に対して半分の面積のものを用い
る。そして、スイッチカバーのスイッチ本体装着部は、
その背面中央に配設されている。
【0020】スイッチ本体が3個の場合は、プレートの
窓孔のほぼ1/3のサイズのものを用いる。そして、ス
イッチカバーのスイッチ本体装着部は、中央に配設され
るスイッチカバーにおいては背面中央に配設され、両端
に配設されるスイッチカバーにおいては窓孔の中央側へ
偏心した位置の背面に配設されている。
【0021】ところで、スイッチカバーは、スイッチ本
体が揺動形の場合には揺動式の動作をすればよい。ま
た、スイッチ本体が押し釦形の場合には、挺子式または
前後動式の動作をすればよい。
【0022】第1および第2の切り溝は、必要に応じて
スイッチプレートを複数に分離しやすくするためのもの
で、予め形成した溝状の部分をいう。
【0023】そうして、本発明のスイッチカバーは、最
初は1個用のスイッチカバーであるが、第2の切り溝に
沿って切断すると、2個用のスイッチカバーとして用い
ることができる。この場合には、背面の第2のスイッチ
本体装着部を用いれば、スイッチ本体の操作部に装着す
ることができる。
【0024】上記に替えて第1の切り溝に沿って切断す
ると、3等分に分離されるので、3個用のスイッチカバ
ーとして用いることができる。すなわち、中央の分離片
をその背面の第1のスイッチ本体装着部を用いて中央の
スイッチ本体に装着する。両端の分離片をその背面の第
2のスイッチ本体装着部を用いれば、両端のスイッチ本
体の操作部に装着することができる。
【0025】本発明のスイッチカバーは、上述したよう
に最初は1個用のスイッチカバーであるが、必要に応じ
て2個用または3個用として転用することができる。最
初1個のスイッチを使用していたが、スイッチを途中で
増設する場合などに新たにスイッチカバーを必要としな
いで対応することができる。
【0026】請求項2の発明のブランクピースは、プレ
ートの細長い窓孔に装着される細長い皿状のブランクピ
ース本体と;ブランクピース本体を長手方向に3等分す
る位置の背面に形成された一対の第1の切り溝と;ブラ
ンクピース本体を長手方向に2等分する位置の背面に形
成された第2の切り溝と;ブランクピース本体の背面の
中央に配設されてブランクピース本体をそのまま1個用
スイッチカバーにする場合およびブランクピース本体を
3等分して中央に位置する3個用のスイッチカバーとし
て用いる場合の第1のスイッチ本体装着部と;ブランク
ピース本体を第2の切り溝で2等分して2個用スイッチ
カバーとして用いる場合のそれぞれの背面の中央に配設
された第2のスイッチ本体装着部と;ブランクピース本
体の長手方向の両端から突出したプレートへの係止片
と;を具備していることを特徴としている。
【0027】ブランクピースは、通常の窓孔を備えたプ
レートの当該窓孔を閉塞するために用いるもので、プレ
ートに着脱可能に装着される。そのために、長手方向の
両端に係止片を備えている。
【0028】また、プレートにはその背面側に係止受け
部を形成しておく。そして、ブランクピースの係止片を
プレートの係止受け部に係止させることにより、ブラン
クピースをプレートに着脱可能に装着することができ
る。
【0029】そうして、たとえば本発明のブランクピー
スを用いてプレートの窓孔を閉塞している状態におい
て、スイッチを増設する場合には、所要の数のスイッチ
本体を取付枠の器具取付孔に取り付けるとともに、ブラ
ンクピースの係止片を工具で切除する。
【0030】スイッチが1個であるときは、係止片を切
除したブランクピースをそのまま1個用のスイッチカバ
ーとして用いることができる。この場合には、ブランク
ピースの背面の第1のスイッチ本体装着部を用いてスイ
ッチ本体の操作部に装着すればよい。
【0031】スイッチが2個であるときは、さらにブラ
ンクピースを第2の切り溝に沿って切断すると、2個用
のスイッチカバーとなる。この場合には、第2のスイッ
チ本体装着部をスイッチ本体の操作部に装着すればよ
い。
【0032】また、スイッチが3個であるときには、ブ
ランクピースを第1の切り溝に沿って切断すると、3個
用のスイッチカバーになる。この場合には、中央に位置
するスイッチ本体に対しては、中央のスイッチカバーの
背面の中央に位置する第1のスイッチ本体装着部を用い
て操作部に装着する。両端のスイッチ本体に対しては、
両端のスイッチカバーの第2のスイッチ本体装着部を用
いて操作部に装着する。
【0033】上述したように、本発明によれば、ブラン
クピースをスイッチカバーとして利用することができ、
しかも1個用、2個用および3個用のいずれにも選択的
に対応させることができる。
【0034】請求項3の発明のスイッチ装置は、配線ボ
ックスへの規格化された間隔の取付孔を両端に有し、中
間に細長い器具取付孔を備えた取付枠と;前面に操作部
を有し短方向の外形寸法が取付枠の器具取付孔の長手方
向のほぼ1/3に形成にされて取付枠に取り付けられる
1ないし3個のスイッチ本体と;取付枠に装着されるス
イッチ本体の数に応じて第1の切り溝または第2の切り
溝の部分で分離するか分離しないで第1の装着部または
第2の装着部によってスイッチ本体の操作部に装着され
た請求項1記載のスイッチカバーと;取付枠の取付孔に
対向するとともに長手方向の寸法がスイッチ本体の短方
向の外形寸法のほぼ4倍である窓孔を備えていて取付枠
に装着されるプレートと;を具備していることを特徴と
している。
【0035】本発明は、請求項1によって得た構成のス
イッチカバーを備えたワイド形のスイッチ装置を規定し
ているものである。
【0036】スイッチ本体は、外形寸法が規定される他
にはスイッチ機構などの内部構造などは限定されない。
したがって、スイッチ機構が揺動式および押し釦式など
どのような構成であってもよい。
【0037】取付枠は、金属製、合成樹脂製などどのよ
うなものであってもよい。
【0038】また、スイッチ本体を取り付ける機構につ
いても限定されない。たとえば金属製の場合には、取付
部の縁をドライバなどによって加締めて取り付ける構造
やばね性の取付具を付設して、スイッチ本体を圧入する
ことにより、弾力に抗して取付具を変形させて取り付け
る構造などを採用することができる。
【0039】合成樹脂の場合には、取付部の一部をばね
性に構成して、スイッチ本体を圧入することにより、弾
力に抗して変形させて取り付ける構造を採用することが
できる。
【0040】プレートは、基体と化粧プレートとに分離
した構成や一体構成のものなど種々の構成のものを採用
することができる。
【0041】一体構成の場合、背面から係止片を突設し
て、取付枠のプレート取付ねじ孔や肩部などのの適所に
係止するように構成することにより、プレートの表面に
ねじが露出しないようにしたものとすることができる。
【0042】基体と化粧カバーとに分離した構成の場合
には、まず基体を取付枠に取り付け、次にスイッチカバ
ーをスイッチ本体の操作部に装着し、最後に化粧プレー
トを基体に装着する。
【0043】スイッチ装置を組み立てる手順は、たとえ
ば次のとおりでる。まず、取付枠にスイッチ本体を取り
付ける。次に、取付枠を壁面に埋設された配線ボックス
にボックスねじによって取り付ける。請求項1に記載の
スイッチカバーを必要に応じて所要数に切断して所要の
スイッチカバーを用意し、スイッチ本体の操作部に装着
する。最後に、プレートを取付枠に取り付けて組立が終
了する。なお、プレートを取り付けた後にスイッチプレ
ートを装着することもできる。
【0044】請求項4の発明のスイッチ装置は、配線ボ
ックスへの規格化された間隔の取付孔を両端に有し、中
間に細長い器具取付孔を備えた取付枠と;前面に操作部
を有し短方向の外形寸法が取付枠の器具取付孔の長手方
向のほぼ1/3に形成にされて取付枠に取り付けられる
1ないし3個のスイッチ本体と;取付枠に装着されるス
イッチ本体の数に応じて第1の切り溝または第2の切り
溝の部分で分離するか分離しないで第1のスイッチ本体
装着部または第2のスイッチ本体装着部によってスイッ
チ本体の操作部に装着されるとともに係止片を除去した
請求項1記載のブランクピースと;取付枠の取付孔に対
向するとともに長手方向の寸法がスイッチ本体の短方向
の外形寸法の約4倍である窓孔を備え取付枠に装着され
るプレートと;を具備していることを特徴としている。
【0045】本発明は、請求項2によって得た構成のス
イッチカバーを備えたワイド形のスイッチ装置を規定し
ているものである。
【0046】取付枠、スイッチ本体およびプレートにつ
いては請求項3と同様である。
【0047】組立手順についても、ブランクピースの係
止片を切除する以外は、請求項3と同様である。
【0048】請求項5の発明のブランクプレート装置
は、取付枠の器具取付孔に対向する窓孔を備えるととも
に取付枠に装着されるプレートと;プレートの窓孔内に
嵌合するとともに係止片によってプレートに係止された
請求項2記載のブランクピースと;を具備していること
を特徴としている。
【0049】本発明は、請求項2の構成のブランクピー
スよって窓孔を閉塞したブランクプレート装置を規定し
ている。
【0050】プレートについては請求項3と同様であ
る。
【0051】請求項6の発明のブランク配線装置は、配
線ボックスへの規格化された間隔の取付孔を両端に有
し、中間に細長い器具取付孔を備えた取付枠と;取付枠
の器具取付孔に対向する窓孔を備えるとともに取付枠に
装着されるプレートと;プレートの窓孔内に嵌合すると
ともに係止片によってプレートに係止された請求項2記
載のブランクピースと;を具備していることを特徴とし
ている。
【0052】本発明のブランクプレート装置は、壁面に
埋設されている配線ボックスの開口を閉塞することによ
り、屋内配線の充電部露出防止などの危険回避および外
観の体裁を整える目的で用いられる。
【0053】また、配線器具が屋内に露出する必要のな
いものたとえば配線接続器または分岐接続器のような機
能器具である場合には、本発明のブランクプレート装置
を用いることができる。
【0054】プレートについては、請求項3と同様であ
る。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0056】図1は、本発明のスイッチカバーの一実施
形態を示す正面図である。
【0057】図2は、同じく背面図である。
【0058】図において、1は1個用スイッチカバー本
体、2、2は第1の切り溝、3は第2の切り溝、4は第
1のスイッチ本体装着部、5、5は第2のスイッチ本体
装着部である。
【0059】1個用スイッチカバー本体1は、プレート
の細長い窓孔に嵌合するように細長い皿状に合成樹脂を
成形して形成されている。すなわち、平面またはプレー
トの前面の曲面にほぼ合わせた曲面をなす前面部1aお
よび前面部1aの4周に形成された側面部1bからな
る。
【0060】第1の切り溝2、2は、1個用スイッチカ
バー本体1を長手方向に3等分する位置において、背面
に形成されている。
【0061】第2の切り溝3は、1個用スイッチカバー
本体1を長手方向に2等分する位置において、背面に形
成されている。
【0062】第1および第2の切り溝2、2、3は、1
個用スイッチカバー本体1の前面部1aおよび側面部1
bにわたり溝状に薄肉にして切断しやすくしたものであ
る。
【0063】そうして、第1の切り溝2、2に沿って切
断すると、1個用スイッチカバー本体1が3等分されて
3個用のスイッチカバーを得ることができる。
【0064】また、第2の切り溝3に沿って切断する
と、1個用スイッチカバー本体1が2等分されて2個用
のスイッチカバーを得ることができる。
【0065】第1のスイッチ本体装着部4は、1個用ス
イッチカバー本体1の背面中央に配設されている。
【0066】第2のスイッチ本体装着部5、5は、2個
用スイッチカバーの中央背面に配設されている。
【0067】第1および第2のスイッチ本体装着部4、
5、5は、ロ字状の枠部4a、5a、5aおよび当該枠
部の図2において左右に位置する係止突部4b、5b、
5bからなる。
【0068】図3は、本発明のブランクピースの一実施
形態を示す斜視図である。
【0069】図4は、同じく正面図である。
【0070】図5は、同じく背面図である。
【0071】各図において、図1および図2と同一部分
については同一符号を付して説明は省略する。
【0072】6はブランクピース本体、7は係止片であ
る。
【0073】ブランクピース本体6は、図1、2に示す
1個用スイッチ本体1と基本的には同一構造であること
が許容され、前面部6aおよび前面部の4周に形成され
た側面部6bからなる。
【0074】係止片7は、ブランクピース本体6の長手
方向の両端から外側に突出している。
【0075】そうして、係止片7をプレートのブランク
ピース係止受け部に係止することにより、プレートに支
持されてプレートの窓孔を閉塞する。
【0076】ブランクピースをスイッチカバーに流用す
る場合には、係止片7をニッパ、ペンチなどの工具によ
って除去するとともに、スイッチ本体の数に応じて、切
り溝2または3に沿って切断するか、切断しないで用い
る。
【0077】図6は、本発明のスイッチ装置、ブランク
プレート装置およびブランク配線装置に用いられるプレ
ートの一実施形態を示す正面図である。
【0078】図7は、同じく側面図である。
【0079】図8は、同じく背面図である。
【0080】各図において、8はプレート本体、9は窓
孔、10はブランクピース係止受け部、11は取付枠係
止受け部、12はガイド突部である。
【0081】プレート本体8は、前面部8aおよび前面
部から後方へ緩やかなカーブを描いて垂下している側面
部8bからなり、壁面に露出して装着された取付枠を包
容するために、背面側に凹窪して合成樹脂で成形されて
いる。
【0082】窓孔9は、プレート本体の前面に細長く形
成されている。
【0083】ブランクピース係止受け部10は、プレー
ト本体8の背面側において、ブランクピースの係止片7
をプレート本体8の背面との間に係止するものである。
【0084】取付枠係止受け部11は、プレート本体8
の背面側において、側面部8bに近接して配設され、取
付枠の肩部を係止してプレートを取付枠に支持させるた
めに機能する。
【0085】ガイド突部12は、取付枠のプレート取付
孔に対向してプレート本体8の背面側において、係止受
け部10、10の中間位置に形成されている。
【0086】そして、プレート8を取付枠に支持させる
に際して、まずガイド突部12を取付枠のプレート取付
孔に当て、ガイド突部12の先端がプレート取付孔に挿
入された状態出プレートを壁面に強く押し付けると、取
付枠係止受け部11が取付枠の肩部を乗り越えるため
に、プレート8は取付枠に取り付けられる。
【0087】図9は、本発明のブランクプレート装置の
一実施形態を図8のプレートにおけるIX−IX'線に沿っ
た断面で示す要部縦断面図である。
【0088】図において、図3ないし図8と同一部分に
は同一符号を付して説明は省略する。
【0089】係止片7がプレート8の係止片受け部10
に係止されている状態が示されている。
【0090】図10は、本発明のスイッチ装置の第1の
実施形態を示す分解斜視図である。
【0091】本実施形態は、3個のスイッチを備えた配
線装置である。
【0092】図において、13は壁面、14は配線ボッ
クス、15、16は屋内配電線、17は取付枠、18、
18、18はスイッチ本体、19、19、19は3個用
スイッチカバー、8はプレートである。
【0093】配線ボックス14は、一対の取付枠取付ね
じ孔14aが形成されており、予め壁面13に埋設され
て、屋内配電線15、16が通線されている。
【0094】取付枠17は、合成樹脂を成形してなり、
両端にプレート取付ねじ孔17a、配線ボックス取付孔
17bを形成され、中央に器具取付孔17cと、器具取
付孔17cの両側に器具装着部17d、17eとが形成
されている。
【0095】スイッチ本体18は、絶縁ケース18a内
にスイッチ機構(図示しない。)を収納していて、前面
に左右一対の操作部18bが配設されるとともに、前面
の両側に取付耳18cが形成されている。
【0096】操作部18bは、スイッチカバーのスイッ
チ装着部4または5(たとえば図2に示す。)の係止突
部4bまたは5bを圧入した際にこれを抱持するように
ばね性の受け部が配設されている。
【0097】取付枠17にスイッチ本体18を装着する
には、スイッチ本体18の図において左側の取付耳18
cを取付枠17の器具取付孔17cの図において左側の
器具装着部17dに挿入してから、右側の取付耳18c
を器具装着部17eに押し付けると、当該器具装着部1
7eが弾力に抗して変形して逃げるので、取付耳18c
が器具装着部17eを通過し、器具装着部17eが再び
弾力によって元に戻ると、スイッチ本体18は取付枠1
7に装着される。
【0098】スイッチカバー19は、3個用のもので、
図1、2または図3ないし5に示す1個用のスイッチカ
バーまたはブランクピースの係止片7を除去して得た1
個用のスイッチカバーを3等分に切断したものである。
【0099】プレート8は、図6ないし8に示すもので
ある。
【0100】図11は、本発明のスイッチ装置の第2の
実施形態を示す分解斜視図である。
【0101】図において、図10と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
【0102】本実施形態は、2個のスイッチ本体18、
18を取付枠17に装着してなり、図1、2に示す1個
用のスイッチカバーまたは図3ないし5のブランクピー
スの係止片7を除去して、これを2等分して得た2個用
のスイッチカバー20を備えている。
【0103】図12は、本発明のスイッチ装置の第3の
実施形態を示す分解斜視図である。
【0104】図において、図10と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
【0105】本実施形態は、1個のスイッチ本体18を
取付枠17に装着してなり、図10、11と同様にスイ
ッチカバーまたはブランクピースの係止片7を除去して
得たスイッチカバーを切断しないで、そのまま1個用の
スイッチカバー21として装着したものである。
【0106】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、背面に第1お
よび第2の切り溝および第1および第2のスイッチ本体
装着部を形成することにより、1個用のスイッチカバー
を所望により切り溝に沿って切断して2個用または3個
用のスイッチカバーとして流用することができるスイッ
チカバーを提供することができる。
【0107】請求項2の発明によれば、背面に第1およ
び第2の切り溝および第1および第2のスイッチ本体装
着部を形成することにより、プレートに装着するための
係止片を除去すると1個用のスイッチカバーに流用でき
るとともに、所望により切り溝に沿って切断すれば、さ
らに2個用または3個用のスイッチカバーとしても流用
することができるブランクピースを提供することができ
る。
【0108】請求項3の発明によれば、スイッチ本体の
短方向の外形寸法が取付枠の器具取付孔のほぼ1/3
で、器具取付孔に対向する窓孔の長手方向の寸法がスイ
ッチ本体の短方向の寸法のほぼ4倍であるプレートを備
え、請求項1記載のスイッチカバーを用いていることに
より、スイッチ本体の数に応じて適当なスイッチカバー
に対応するワイド形のスイッチ装置を提供することがで
きる。
【0109】請求項4の発明によれば、背面に第1およ
び第2の切り溝および第1および第2のスイッチ本体装
着部を形成してなり、係止片を除去することにより、1
個ないし3個用のスイッチカバーに流用するブランクピ
ースを提供することができる。
【0110】請求項5の発明によれば、請求項2のブラ
ンクピースを窓孔に装着したことにより、係止片を除去
して1個ないし3個用のスイッチカバーに流用が可能な
ブランクプレート装置を提供することができる。
【0111】請求項6の発明によれば、請求項2のブラ
ンクピースを窓孔に装着したプレートおよび取付枠を備
えたことにより、係止片を除去して1個ないし3個用の
スイッチカバーに流用が可能なブランク配線装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチカバーの一実施形態を示す正
面図
【図2】同じく背面図
【図3】本発明のブランクピースの一実施形態を示す斜
視図
【図4】同じく正面図
【図5】同じく背面図
【図6】本発明のスイッチ装置、ブランクプレート装置
およびブランク配線装置に用いられるプレートの一実施
形態を示す正面図
【図7】同じく側面図
【図8】同じく背面図
【図9】本発明のブランクプレート装置の一実施形態を
示す図8のプレートにおけるIX−IX'線に沿った要部断
面図
【図10】本発明のスイッチ装置の第1の実施形態を示
す分解斜視図
【図11】本発明のスイッチ装置の第2の実施形態を示
す分解斜視図
【図12】本発明のスイッチ装置の第3の実施形態を示
す分解斜視図
【符号の説明】
2…第1の切り溝 3…第2の切り溝 4…第1のスイッチ本体装着部 4a…枠部 4b…係止突部 5…第2のスイッチ本体装着部 5a…枠部 5b…係止突部 6…ブランクピース本体 7…係止片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレートの細長い窓孔に装着される細長い
    1個用スイッチカバー本体と;1個用スイッチカバー本
    体を長手方向に3等分する位置の背面に形成された一対
    の第1の切り溝と;1個用スイッチカバー本体を長手方
    向に2等分する位置の背面に形成された第2の切り溝
    と;1個用スイッチカバー本体の背面の中央に配設され
    た第1のスイッチ本体装着部と;1個用スイッチカバー
    本体を第2の切り溝で2等分して2個用スイッチカバー
    本体にする場合のそれぞれの背面の中央に配設された第
    2のスイッチ本体装着部と;を具備していることを特徴
    とするスイッチカバー。
  2. 【請求項2】プレートの細長い窓孔に装着される細長い
    皿状のブランクピース本体と;ブランクピース本体を長
    手方向に3等分する位置の背面に形成された一対の第1
    の切り溝と;ブランクピース本体を長手方向に2等分す
    る位置の背面に形成された第2の切り溝と;ブランクピ
    ース本体の背面の中央に配設されてブランクピース本体
    をそのまま1個用スイッチカバーにする場合およびブラ
    ンクピース本体を3等分して中央に位置する3個用のス
    イッチカバーとして用いる場合の第1のスイッチ本体装
    着部と;ブランクピース本体を第2の切り溝で2等分し
    て2個用スイッチカバーとして用いる場合のそれぞれの
    背面の中央に配設された第2のスイッチ本体装着部と;
    ブランクピース本体の長手方向の両端から突出したプレ
    ートへの係止片と;を具備していることを特徴とするブ
    ランクピース。
  3. 【請求項3】配線ボックスへの規格化された間隔の取付
    孔を両端に有し、中間に細長い器具取付孔を備えた取付
    枠と;前面に操作部を有し短方向の外形寸法が取付枠の
    取付孔の長手方向のほぼ1/3に形成にされて取付枠に
    取り付けられる1ないし3個のスイッチ本体と;取付枠
    に装着されるスイッチ本体の数に応じて第1の切り溝ま
    たは第2の切り溝の部分で分離するか分離しないで第1
    のスイッチ本体装着部または第2のスイッチ本体装着部
    によってスイッチ本体の操作部に装着された請求項1記
    載のスイッチカバーと;取付枠の器具取付孔に対向する
    とともに長手方向の寸法がスイッチ本体の短方向の外形
    寸法のほぼ4倍である窓孔を備えていて取付枠に装着さ
    れるプレートと;を具備していることを特徴とするスイ
    ッチ装置。
  4. 【請求項4】配線ボックスへの規格化された間隔の取付
    孔を両端に有し、中間に細長い器具取付孔を備えた取付
    枠と;前面に操作部を有し短方向の外形寸法が取付枠の
    取付孔の長手方向のほぼ1/3に形成にされて取付枠に
    取り付けられる1ないし3個のスイッチ本体と;取付枠
    に装着されるスイッチ本体の数に応じて第1の切り溝ま
    たは第2の切り溝の部分で分離するか分離しないで第1
    のスイッチ本体装着部または第2のスイッチ本体装着部
    によってスイッチ本体の操作部に装着されるとともに係
    止片を除去した請求項1記載のブランクピースと;取付
    枠の器具取付孔に対向するとともに長手方向の寸法がス
    イッチ本体の短方向の外形寸法のほぼ4倍である窓孔を
    備えていて取付枠に装着されるプレートと;を具備して
    いることを特徴とするスイッチ装置。
  5. 【請求項5】取付枠の器具取付孔に対向する窓孔を備え
    るとともに取付枠に装着されるプレートと;プレートの
    窓孔内に嵌合するとともに係止片によってプレートに係
    止された請求項2記載のブランクピースと;を具備して
    いることを特徴とするブランクプレート装置。
  6. 【請求項6】配線ボックスへの規格化された間隔の取付
    孔を両端に有し、中間に細長い器具取付孔を備えた取付
    枠と;取付枠の器具取付孔に対向する窓孔を備えるとと
    もに取付枠に装着されるプレートと;プレートの窓孔内
    に嵌合するとともに係止片によってプレートに係止され
    た請求項2記載のブランクピースと;を具備しているこ
    とを特徴とするブランク配線装置。
JP23371597A 1997-08-29 1997-08-29 スイッチカバー、ブランクピース、スイッチ装置、ブランクプレート装置およびブランク配線装置 Pending JPH1173833A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203495A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの運転操作盤の誤操作防止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203495A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの運転操作盤の誤操作防止装置
CN103359563A (zh) * 2012-03-27 2013-10-23 株式会社日立建筑系统 电梯的运行操作盘的误操作防止装置

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