JPH1172109A - 螺合具 - Google Patents
螺合具Info
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- JPH1172109A JPH1172109A JP23386497A JP23386497A JPH1172109A JP H1172109 A JPH1172109 A JP H1172109A JP 23386497 A JP23386497 A JP 23386497A JP 23386497 A JP23386497 A JP 23386497A JP H1172109 A JPH1172109 A JP H1172109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- screw
- screwing
- small
- operating portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率よく回動作業を行うことができる螺合具
を提供する。 【解決手段】 螺合具1は、ねじ溝2を外周面に形成し
た略円柱状の雄螺合部3を備える。この雄螺合部3の一
端部に、この雄螺合部3と同軸状に、すなわちこの雄螺
合部3と中心軸が一致した状態に、六角短柱状の大径操
作部4を一体に形成する。この大径操作部4の中心近傍
に、この大径操作部4と同軸状に、先端側に向って縮径
した略円錐状の小径操作部5を一体に突出形成する。こ
の小径操作部5の外径は、大径操作部4の外径より小さ
く、1回の指先操作で約180°以上回すことができる
とともに、指先で素早く連続的にトルクを加えることが
できる程度の寸法である。
を提供する。 【解決手段】 螺合具1は、ねじ溝2を外周面に形成し
た略円柱状の雄螺合部3を備える。この雄螺合部3の一
端部に、この雄螺合部3と同軸状に、すなわちこの雄螺
合部3と中心軸が一致した状態に、六角短柱状の大径操
作部4を一体に形成する。この大径操作部4の中心近傍
に、この大径操作部4と同軸状に、先端側に向って縮径
した略円錐状の小径操作部5を一体に突出形成する。こ
の小径操作部5の外径は、大径操作部4の外径より小さ
く、1回の指先操作で約180°以上回すことができる
とともに、指先で素早く連続的にトルクを加えることが
できる程度の寸法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト、ナット等
の螺合具に関する。
の螺合具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、螺合具として、例えば六角頭ボル
トおよび六角ナットを用いて、2つの被締結対象物を締
め付ける場合、これら2つの被締結対象物に、六角頭ボ
ルトの略円柱状の雄螺合部を貫通させ、この雄螺合部に
六角ナットの螺合孔を位置決めした後、六角頭ボルトの
頭部を固定しつつ六角ナットの外周部に、スパナ、レン
チ等の工具で適宜な大きさのトルクを加えて、六角ナッ
ト自体を回動操作していた。
トおよび六角ナットを用いて、2つの被締結対象物を締
め付ける場合、これら2つの被締結対象物に、六角頭ボ
ルトの略円柱状の雄螺合部を貫通させ、この雄螺合部に
六角ナットの螺合孔を位置決めした後、六角頭ボルトの
頭部を固定しつつ六角ナットの外周部に、スパナ、レン
チ等の工具で適宜な大きさのトルクを加えて、六角ナッ
ト自体を回動操作していた。
【0003】或いは、六角頭ボルトの雄螺合部に六角ナ
ットの螺合孔を位置決めした後、六角ナットの外周部を
固定しつつ六角頭ボルトの頭部に、スパナ、レンチ等の
工具で適宜な大きさのトルクを加えて、六角頭ボルト自
体を回動操作していた。
ットの螺合孔を位置決めした後、六角ナットの外周部を
固定しつつ六角頭ボルトの頭部に、スパナ、レンチ等の
工具で適宜な大きさのトルクを加えて、六角頭ボルト自
体を回動操作していた。
【0004】また、従来、例えば、ねじ溝を形成した螺
合孔を有する雌螺合部に、外周形略十字状の操作部を螺
合孔の中心と軸心を同一軸に配して設けた構造のナット
状の螺合具を用いて、2つの被締結対象物を締め付ける
場合、一方の被締結対象物に設けられた雄螺合部を他方
の被締結対象物に貫通させ、この雄螺合部に螺合具の雌
螺合部の螺合孔を位置決めした後、螺合具の操作部に、
指先で適宜な大きさのトルクを加えて、螺合具自体を回
動操作していた。
合孔を有する雌螺合部に、外周形略十字状の操作部を螺
合孔の中心と軸心を同一軸に配して設けた構造のナット
状の螺合具を用いて、2つの被締結対象物を締め付ける
場合、一方の被締結対象物に設けられた雄螺合部を他方
の被締結対象物に貫通させ、この雄螺合部に螺合具の雌
螺合部の螺合孔を位置決めした後、螺合具の操作部に、
指先で適宜な大きさのトルクを加えて、螺合具自体を回
動操作していた。
【0005】さらに、従来、例えば、カメラとカメラ用
三脚とを締結するための螺合具としては、外周面にねじ
溝を形成した略円柱状の雄螺合部の一端に、略円形板状
の操作部を雄螺合部と同軸状に設け、この操作部の外周
面に雄螺合部の軸方向に沿ってすべり止め用溝を形成し
た構造の螺合具が知られていた。
三脚とを締結するための螺合具としては、外周面にねじ
溝を形成した略円柱状の雄螺合部の一端に、略円形板状
の操作部を雄螺合部と同軸状に設け、この操作部の外周
面に雄螺合部の軸方向に沿ってすべり止め用溝を形成し
た構造の螺合具が知られていた。
【0006】そして、例えば、この螺合具によるカメラ
用三脚へのカメラの取付けは、螺合具の雄螺合部に、カ
メラの底部に設けられた雌螺合部の螺合孔を位置決めし
た後、螺合具の操作部に、指先で適宜な大きさのトルク
を加えて、この螺合具自体を回動操作することにより行
っていた。
用三脚へのカメラの取付けは、螺合具の雄螺合部に、カ
メラの底部に設けられた雌螺合部の螺合孔を位置決めし
た後、螺合具の操作部に、指先で適宜な大きさのトルク
を加えて、この螺合具自体を回動操作することにより行
っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
螺合具を用いる場合、工具による回動作業は、1回の操
作で工具を約180°以上回すことができないため、連
続してトルクを加えることができず、特に、要求される
トルクが小さいときに手間がかかり、全体として回動作
業の効率が悪い問題を有している。
螺合具を用いる場合、工具による回動作業は、1回の操
作で工具を約180°以上回すことができないため、連
続してトルクを加えることができず、特に、要求される
トルクが小さいときに手間がかかり、全体として回動作
業の効率が悪い問題を有している。
【0008】また、指先による回動操作についても、同
様で、例えば親指および人差し指による1回の捻り操作
で、操作部を約180°以上回すことができないため、
連続してトルクを加えることができず、特に、要求され
るトルクが小さいときに手間がかかり、全体として回動
作業の効率が悪い問題が有している。
様で、例えば親指および人差し指による1回の捻り操作
で、操作部を約180°以上回すことができないため、
連続してトルクを加えることができず、特に、要求され
るトルクが小さいときに手間がかかり、全体として回動
作業の効率が悪い問題が有している。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、効率よく回動作業を行うことができる螺合具を提
供することを目的とする。
ので、効率よく回動作業を行うことができる螺合具を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の螺合具
は、外周面にねじ溝が形成された略円柱状の雄螺合部
と、この雄螺合部の一端に連続してこの雄螺合部と同軸
状に一体に設けられた大径操作部と、この大径操作部の
中央近傍に連続してこの大径操作部と同軸状に一体に立
設された小径操作部とを具備したものである。
は、外周面にねじ溝が形成された略円柱状の雄螺合部
と、この雄螺合部の一端に連続してこの雄螺合部と同軸
状に一体に設けられた大径操作部と、この大径操作部の
中央近傍に連続してこの大径操作部と同軸状に一体に立
設された小径操作部とを具備したものである。
【0011】そして、小径操作部が、大径操作部の中央
近傍に同軸状にこの大径操作部より小さい径寸法で立設
されているため、要求されるトルクが小さいときは、こ
の小径操作部を指先で回動操作することにより、雄螺合
部がナット等の螺合孔に螺合されたり、雄螺合部の螺合
が解かれる。また、要求されるトルクが大きいときは、
大径操作部を指先或いは工具で回動操作することによ
り、雄螺合部がナット等の螺合孔に螺合されたり、雄螺
合部の螺合が解かれる。
近傍に同軸状にこの大径操作部より小さい径寸法で立設
されているため、要求されるトルクが小さいときは、こ
の小径操作部を指先で回動操作することにより、雄螺合
部がナット等の螺合孔に螺合されたり、雄螺合部の螺合
が解かれる。また、要求されるトルクが大きいときは、
大径操作部を指先或いは工具で回動操作することによ
り、雄螺合部がナット等の螺合孔に螺合されたり、雄螺
合部の螺合が解かれる。
【0012】請求項2記載の螺合具は、ねじ溝が形成さ
れた螺合孔を有する雌螺合部と、この雌螺合部に連続し
て前記螺合孔の中心と軸心を同一軸に配して一体に設け
られた大径操作部と、この大径操作部の中央近傍に連続
してこの大径操作部と同軸状に一体に立設された小径操
作部とを具備したものである。
れた螺合孔を有する雌螺合部と、この雌螺合部に連続し
て前記螺合孔の中心と軸心を同一軸に配して一体に設け
られた大径操作部と、この大径操作部の中央近傍に連続
してこの大径操作部と同軸状に一体に立設された小径操
作部とを具備したものである。
【0013】そして、小径操作部が、大径操作部の中央
近傍に同軸状にこの大径操作部より小さい径寸法で立設
されているため、要求されるトルクが小さいときは、こ
の小径操作部を指先で回動操作することにより、雌螺合
部がボルト等の雄螺合部に螺合されたり、雌螺合部の螺
合が解かれる。また、要求されるトルクが大きいとき
は、大径操作部を指先或いは工具で回動操作することに
より、雌螺合部がボルト等の雄螺合部に螺合されたり、
雌螺合部の螺合が解かれる。
近傍に同軸状にこの大径操作部より小さい径寸法で立設
されているため、要求されるトルクが小さいときは、こ
の小径操作部を指先で回動操作することにより、雌螺合
部がボルト等の雄螺合部に螺合されたり、雌螺合部の螺
合が解かれる。また、要求されるトルクが大きいとき
は、大径操作部を指先或いは工具で回動操作することに
より、雌螺合部がボルト等の雄螺合部に螺合されたり、
雌螺合部の螺合が解かれる。
【0014】請求項3記載の螺合具は、カメラとカメラ
用三脚とを締結するための螺合具であって、外周面にね
じ溝が形成された略円柱状の雄螺合部と、この雄螺合部
の一端に連続してこの雄螺合部と同軸状に一体に設けら
れた略円形板状の大径操作部と、この大径操作部の中央
近傍に連続してこの大径操作部と同軸状に一体に立設さ
れ、先端側に向って縮径した略円錐状をなす小径操作部
とを具備したものである。
用三脚とを締結するための螺合具であって、外周面にね
じ溝が形成された略円柱状の雄螺合部と、この雄螺合部
の一端に連続してこの雄螺合部と同軸状に一体に設けら
れた略円形板状の大径操作部と、この大径操作部の中央
近傍に連続してこの大径操作部と同軸状に一体に立設さ
れ、先端側に向って縮径した略円錐状をなす小径操作部
とを具備したものである。
【0015】そして、略円錐状の小径操作部が、大径操
作部の中央近傍に同軸状にこの大径操作部より小さい径
寸法で立設されているため、カメラ用三脚にカメラを取
り付けたり、カメラ用三脚からカメラを取り外したりす
る際において、要求されるトルクが小さいときは、この
小径操作部に指先にてトルクを加えることにより、螺合
具自体が回動操作されて、雄螺合部がカメラの底部に設
けられた螺合孔に螺合されたり、雄螺合部の螺合が解か
れる。また、要求されるトルクが大きいときは、大径操
作部に指先にてトルクを加えることにより、螺合具自体
が回動操作されて、雄螺合部がカメラの底部に設けられ
た螺合孔に螺合されたり、雄螺合部の螺合が解かれる。
作部の中央近傍に同軸状にこの大径操作部より小さい径
寸法で立設されているため、カメラ用三脚にカメラを取
り付けたり、カメラ用三脚からカメラを取り外したりす
る際において、要求されるトルクが小さいときは、この
小径操作部に指先にてトルクを加えることにより、螺合
具自体が回動操作されて、雄螺合部がカメラの底部に設
けられた螺合孔に螺合されたり、雄螺合部の螺合が解か
れる。また、要求されるトルクが大きいときは、大径操
作部に指先にてトルクを加えることにより、螺合具自体
が回動操作されて、雄螺合部がカメラの底部に設けられ
た螺合孔に螺合されたり、雄螺合部の螺合が解かれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の螺合具の第1の実
施の形態の構成について図1を参照して説明する。
施の形態の構成について図1を参照して説明する。
【0017】図1において、1は螺合具で、この螺合具
1は、外周面の全体にわたってねじ溝2が形成された略
円柱状の雄螺合部3を備え、この雄螺合部3の一端部に
は、この雄螺合部3と同軸状に、すなわちこの雄螺合部
3と中心軸が一致した状態に、六角短柱状の大径操作部
4がこの雄螺合部3より径大に一体形成されている。
1は、外周面の全体にわたってねじ溝2が形成された略
円柱状の雄螺合部3を備え、この雄螺合部3の一端部に
は、この雄螺合部3と同軸状に、すなわちこの雄螺合部
3と中心軸が一致した状態に、六角短柱状の大径操作部
4がこの雄螺合部3より径大に一体形成されている。
【0018】そして、この大径操作部4の対向する六角
状の表面のうち、前記雄螺合部3が形成されていない側
の表面には、その中心近傍に位置して、この大径操作部
4と同軸状に、すなわちこの大径操作部4と中心軸が一
致した状態に、先端側に向って縮径した略円錐状の小径
操作部5が、一体に突出形成されている。
状の表面のうち、前記雄螺合部3が形成されていない側
の表面には、その中心近傍に位置して、この大径操作部
4と同軸状に、すなわちこの大径操作部4と中心軸が一
致した状態に、先端側に向って縮径した略円錐状の小径
操作部5が、一体に突出形成されている。
【0019】この小径操作部5の外径は、大径操作部4
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、指先との摩擦を大きくして操作時における指先
のすべりを防止するために、ローレット状に形成されて
いる。
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、指先との摩擦を大きくして操作時における指先
のすべりを防止するために、ローレット状に形成されて
いる。
【0020】次に、上記第1の実施の形態の作用につい
て説明する。
て説明する。
【0021】螺合具1と、図示しない六角ナットを用い
て、まず、2つの被締結対象物を締め付ける場合につい
て説明すると、これら2つの被締結対象物に、螺合具1
の略円柱状の雄螺合部3を貫通させ、この雄螺合部3に
六角ナットの螺合孔を位置決めした後、まず、六角ナッ
トの外周部をスパナ、レンチ等の工具、或いは指先で固
定しつつ螺合具1の小径操作部5に、指先でトルクを素
早く連続的に加えて、螺合具1自体を回動操作して、こ
の螺合具1の雄螺合部3を六角ナットの螺合孔に螺合す
る。なお、この際、この小径操作部5は、1回の指先操
作で約180°以上回される。
て、まず、2つの被締結対象物を締め付ける場合につい
て説明すると、これら2つの被締結対象物に、螺合具1
の略円柱状の雄螺合部3を貫通させ、この雄螺合部3に
六角ナットの螺合孔を位置決めした後、まず、六角ナッ
トの外周部をスパナ、レンチ等の工具、或いは指先で固
定しつつ螺合具1の小径操作部5に、指先でトルクを素
早く連続的に加えて、螺合具1自体を回動操作して、こ
の螺合具1の雄螺合部3を六角ナットの螺合孔に螺合す
る。なお、この際、この小径操作部5は、1回の指先操
作で約180°以上回される。
【0022】そして、指先操作にて、螺合具1が回動し
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具1自体を回動操作できなくなる。
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具1自体を回動操作できなくなる。
【0023】このため、次は、六角ナットの外周部を工
具で確実に固定しつつスパナ、レンチ等の工具で、螺合
具1の大径操作部4に、要求される大きなトルクを加え
て、螺合具1自体を回動操作して、この螺合具1の雄螺
合部3を六角ナットの螺合孔に螺合する。
具で確実に固定しつつスパナ、レンチ等の工具で、螺合
具1の大径操作部4に、要求される大きなトルクを加え
て、螺合具1自体を回動操作して、この螺合具1の雄螺
合部3を六角ナットの螺合孔に螺合する。
【0024】こうして、螺合具1が確実に螺合されるこ
とによって、締付けによる適宜な軸力が発生して、2つ
の被締結対象物が互いに強固に締め付けられる。
とによって、締付けによる適宜な軸力が発生して、2つ
の被締結対象物が互いに強固に締め付けられる。
【0025】次に、螺合具1と六角ナットとによる被締
結対象物の締付けを解除する場合について説明すると、
まず、六角ナットの外周部を工具で確実に固定しつつ螺
合具1の大径操作部4に、工具で要求される大きなトル
クを加えて、螺合具1自体を回動操作する。
結対象物の締付けを解除する場合について説明すると、
まず、六角ナットの外周部を工具で確実に固定しつつ螺
合具1の大径操作部4に、工具で要求される大きなトル
クを加えて、螺合具1自体を回動操作する。
【0026】そして、螺合具1が回動しながら締付け解
除方向に移動するに従い、すなわち螺合の解除が進むに
つれて、要求されるトルクが小さくなる。
除方向に移動するに従い、すなわち螺合の解除が進むに
つれて、要求されるトルクが小さくなる。
【0027】このため、次は、六角ナットの外周部を工
具、或いは指先で固定しつつ、螺合具1の小径操作部5
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具1自
体を回動操作して、この螺合具1の雄螺合部3の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部5は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
具、或いは指先で固定しつつ、螺合具1の小径操作部5
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具1自
体を回動操作して、この螺合具1の雄螺合部3の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部5は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
【0028】こうして、螺合具1の雄螺合部3の螺合が
確実に解除されることによって、締付けによる適宜な軸
力が消滅して、2つの被締結対象物がそれぞれ分離され
る。
確実に解除されることによって、締付けによる適宜な軸
力が消滅して、2つの被締結対象物がそれぞれ分離され
る。
【0029】このように、上記第1の実施の形態によれ
ば、小径操作部5を大径操作部4より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部5を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部5に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
ば、小径操作部5を大径操作部4より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部5を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部5に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
【0030】次に、本発明の螺合具の第2の実施の形態
の構成について図2を参照して説明する。なお、上記第
1の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
の構成について図2を参照して説明する。なお、上記第
1の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
【0031】図2において、11は螺合具で、この螺合具
11は、基端近傍を除く外周面にねじ溝2が形成された略
円柱状の雄螺合部3を備え、この雄螺合部3の一端部に
は、この雄螺合部3と同軸状に、外周形が略十字状でか
つ多角短柱状の大径操作部14がこの雄螺合部3より径大
に一体形成されている。
11は、基端近傍を除く外周面にねじ溝2が形成された略
円柱状の雄螺合部3を備え、この雄螺合部3の一端部に
は、この雄螺合部3と同軸状に、外周形が略十字状でか
つ多角短柱状の大径操作部14がこの雄螺合部3より径大
に一体形成されている。
【0032】そして、この大径操作部14の対向する略十
字状の表面のうち、前記雄螺合部3が形成されていない
側の表面には、その中心近傍に位置して、この大径操作
部14と同軸状に、先端側に向って縮径した略円錐状の小
径操作部5が、一体に突出形成されている。
字状の表面のうち、前記雄螺合部3が形成されていない
側の表面には、その中心近傍に位置して、この大径操作
部14と同軸状に、先端側に向って縮径した略円錐状の小
径操作部5が、一体に突出形成されている。
【0033】この小径操作部5の外径は、大径操作部14
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、ローレット状に形成されている。
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、ローレット状に形成されている。
【0034】次に、上記第2の実施の形態の作用につい
て説明する。
て説明する。
【0035】螺合具11を回動させながら締付け方向に移
動させる場合、すなわち螺合具11をねじ込んで取り付け
る場合、まず、螺合具11の小径操作部5に、指先でトル
クを素早く連続的に加えて、螺合具11自体を回動操作し
て、この螺合具1の雄螺合部3を図示しないナット等の
螺合孔に螺合する。なお、この際、この小径操作部5
は、1回の指先操作で約180°以上回される。
動させる場合、すなわち螺合具11をねじ込んで取り付け
る場合、まず、螺合具11の小径操作部5に、指先でトル
クを素早く連続的に加えて、螺合具11自体を回動操作し
て、この螺合具1の雄螺合部3を図示しないナット等の
螺合孔に螺合する。なお、この際、この小径操作部5
は、1回の指先操作で約180°以上回される。
【0036】そして、指先操作にて、螺合具11が回動し
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具11自体を回動操作できなくなる。
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具11自体を回動操作できなくなる。
【0037】このため、次は、螺合具11の大径操作部14
に、例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求さ
れる大きなトルクを加えて、螺合具11自体を回動操作し
て、この螺合具11の雄螺合部3をナット等の螺合孔に螺
合する。
に、例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求さ
れる大きなトルクを加えて、螺合具11自体を回動操作し
て、この螺合具11の雄螺合部3をナット等の螺合孔に螺
合する。
【0038】こうして、螺合具11が確実に螺合されるこ
とによって、この螺合具11が取り付けれる。
とによって、この螺合具11が取り付けれる。
【0039】一方、螺合具11を回動させながら締付け解
除方向に移動させる場合、すなわち取り付けた螺合具11
を取り外す場合は、まず、螺合具11の大径操作部14に、
例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求される
大きなトルクを加えて、螺合具11自体を回動操作する。
除方向に移動させる場合、すなわち取り付けた螺合具11
を取り外す場合は、まず、螺合具11の大径操作部14に、
例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求される
大きなトルクを加えて、螺合具11自体を回動操作する。
【0040】そして、指先操作にて、螺合具11が回動し
ながら締付け解除方向に移動するに従い、すなわち螺合
の解除が進むにつれて、要求されるトルクが小さくな
る。
ながら締付け解除方向に移動するに従い、すなわち螺合
の解除が進むにつれて、要求されるトルクが小さくな
る。
【0041】このため、次は、螺合具11の小径操作部5
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具11自
体を回動操作して、この螺合具11の雄螺合部3の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部5は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具11自
体を回動操作して、この螺合具11の雄螺合部3の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部5は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
【0042】こうして、螺合具1の雄螺合部3の螺合が
確実に解除されることによって、この螺合具11が、取り
外される。
確実に解除されることによって、この螺合具11が、取り
外される。
【0043】このように、上記第2の実施の形態によれ
ば、小径操作部5を大径操作部14より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部5を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部5に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
ば、小径操作部5を大径操作部14より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部5を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部5に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
【0044】次に、本発明の螺合具の第3の実施の形態
の構成について図3を参照して説明する。なお、上記第
1の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
の構成について図3を参照して説明する。なお、上記第
1の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
【0045】図3において、21は螺合具で、この螺合具
21は、基端近傍を除く外周面にねじ溝2が形成された略
円柱状の雄螺合部3を備え、この雄螺合部3の一端部に
は、この雄螺合部3と同軸状に、断面が略円形の短柱
状、すなわち略円形板状の大径操作部24が、この雄螺合
部3より径大に一体形成されている。
21は、基端近傍を除く外周面にねじ溝2が形成された略
円柱状の雄螺合部3を備え、この雄螺合部3の一端部に
は、この雄螺合部3と同軸状に、断面が略円形の短柱
状、すなわち略円形板状の大径操作部24が、この雄螺合
部3より径大に一体形成されている。
【0046】そして、この大径操作部24の外周面には、
全体にわたって、前記雄螺合部3の軸方向にに沿ってす
べり止め用溝25が形成されている。
全体にわたって、前記雄螺合部3の軸方向にに沿ってす
べり止め用溝25が形成されている。
【0047】また、この大径操作部24の対向する略円形
状の表面のうち、前記雄螺合部3が形成されていない側
の表面には、その中心近傍に位置して、この大径操作部
24と同軸状に、先端側に向って縮径した略円錐状の小径
操作部5が、一体に突出形成されている。
状の表面のうち、前記雄螺合部3が形成されていない側
の表面には、その中心近傍に位置して、この大径操作部
24と同軸状に、先端側に向って縮径した略円錐状の小径
操作部5が、一体に突出形成されている。
【0048】この小径操作部5の外径は、大径操作部24
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、ローレット状に形成されている。
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、ローレット状に形成されている。
【0049】また、図4において、31はカメラ用三脚
で、このカメラ用三脚31は三脚本体部29とこの三脚本体
部29の上端に螺着した雲台部30とにて形成されている。
で、このカメラ用三脚31は三脚本体部29とこの三脚本体
部29の上端に螺着した雲台部30とにて形成されている。
【0050】そして、前記螺合具21は、前記雲台部30の
カメラ取付体37に形成した挿通孔に下方から挿通され、
このカメラ取付体37の載置部38に載置したカメラの螺合
孔に螺合されるようになっている。
カメラ取付体37に形成した挿通孔に下方から挿通され、
このカメラ取付体37の載置部38に載置したカメラの螺合
孔に螺合されるようになっている。
【0051】次に、上記第3の実施の形態の作用につい
て説明する。
て説明する。
【0052】まず、螺合具21を用いて、図4に示すカメ
ラ用三脚31の雲台部30に、図示しないカメラを取り付け
る場合について説明する。
ラ用三脚31の雲台部30に、図示しないカメラを取り付け
る場合について説明する。
【0053】このカメラ用三脚31の三脚本体部29は、図
示しない3本の脚が取り付けられたかなめに、上下動自
在に嵌合されたセンターコラム32を有し、このセンター
コラム32の上端には、雲台部30のパン可動体33が回動自
在に嵌合され、このパン可動体33の一側には、チルト可
動体34が回動自在に嵌合されている。
示しない3本の脚が取り付けられたかなめに、上下動自
在に嵌合されたセンターコラム32を有し、このセンター
コラム32の上端には、雲台部30のパン可動体33が回動自
在に嵌合され、このパン可動体33の一側には、チルト可
動体34が回動自在に嵌合されている。
【0054】さらに、このチルト可動体34には、このチ
ルト可動体34および前記パン可動体33を操作する操作ハ
ンドル36が回動自在に取り付けられ、また、このチルト
可動体34の上部には、図示しないカメラが取り付けられ
るカメラ取付体37が回動自在に嵌合されている。さら
に、このカメラ取付体37は、略正方形板状の載置部38を
有し、この載置部38の略中央には、図4に示すように、
螺合具21が遊嵌されている。
ルト可動体34および前記パン可動体33を操作する操作ハ
ンドル36が回動自在に取り付けられ、また、このチルト
可動体34の上部には、図示しないカメラが取り付けられ
るカメラ取付体37が回動自在に嵌合されている。さら
に、このカメラ取付体37は、略正方形板状の載置部38を
有し、この載置部38の略中央には、図4に示すように、
螺合具21が遊嵌されている。
【0055】そして、この螺合具21を用いて、雲台部30
のカメラ取付体37の載置部38に、カメラを取り付ける場
合、一方の手でカメラを押さえながら、螺合具21の雄螺
合部3に、カメラの底部に設けられた雌螺合部の螺合孔
を位置決めした後、まず、螺合具21の小径操作部5に、
他方の手の指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合
具21自体を回動操作して、この螺合具21の雄螺合部3を
カメラの螺合孔に螺合する。なお、この際、この小径操
作部5は、1回の指先操作で約180°以上回される。
のカメラ取付体37の載置部38に、カメラを取り付ける場
合、一方の手でカメラを押さえながら、螺合具21の雄螺
合部3に、カメラの底部に設けられた雌螺合部の螺合孔
を位置決めした後、まず、螺合具21の小径操作部5に、
他方の手の指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合
具21自体を回動操作して、この螺合具21の雄螺合部3を
カメラの螺合孔に螺合する。なお、この際、この小径操
作部5は、1回の指先操作で約180°以上回される。
【0056】そして、指先操作にて、螺合具21が回動し
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具21自体を回動操作できなくなる。
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具21自体を回動操作できなくなる。
【0057】このため、次は、螺合具21の大径操作部24
に、他方の手の指先で、要求される大きなトルクを加え
て、螺合具21自体を回動操作して、この螺合具21の雄螺
合部3をカメラの螺合孔に螺合する。
に、他方の手の指先で、要求される大きなトルクを加え
て、螺合具21自体を回動操作して、この螺合具21の雄螺
合部3をカメラの螺合孔に螺合する。
【0058】こうして、螺合具21が確実に螺合されるこ
とによって、この螺合具21が取り付けられて、このカメ
ラ取付体37の載置部38に、カメラが取り付けられる。
とによって、この螺合具21が取り付けられて、このカメ
ラ取付体37の載置部38に、カメラが取り付けられる。
【0059】なお、カメラ用三脚31からのカメラの取外
しは、上記第2の実施の形態において説明したところ
の、取り付けた螺合具11を取り外す場合と同じようにし
て行われる。
しは、上記第2の実施の形態において説明したところ
の、取り付けた螺合具11を取り外す場合と同じようにし
て行われる。
【0060】このように、上記第3の実施の形態によれ
ば、小径操作部5を大径操作部24より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部5を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部5に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができ、しかも、工具を必要としないため、カメ
ラを一方の手で押さえながら、容易かつ短時間でカメラ
をカメラ用三脚31に取り付けることでき、カメラを一方
の手で押さえながら容易かつ短時間でカメラをカメラ用
三脚31から取り外すこともできる。
ば、小径操作部5を大径操作部24より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部5を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部5に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができ、しかも、工具を必要としないため、カメ
ラを一方の手で押さえながら、容易かつ短時間でカメラ
をカメラ用三脚31に取り付けることでき、カメラを一方
の手で押さえながら容易かつ短時間でカメラをカメラ用
三脚31から取り外すこともできる。
【0061】次に、本発明の螺合具の第4の実施の形態
の構成について図5を参照して説明する。
の構成について図5を参照して説明する。
【0062】図5において、41は螺合具で、この螺合具
41は、ねじ溝42が形成された略円柱状の螺合孔43を有す
る雌螺合部45を備え、この雌螺合部45に連続して、前記
螺合孔43の中心と軸心を同一軸とした状態に、大径操作
部48が、外方に向って一体に形成されている。なお、こ
の大径操作部48の一側面から連続して形成された前記雌
螺合部45の螺合孔43は、この大径操作部48の他側面に貫
通しておらず、その螺合孔43の基端部は他側面近傍に位
置している。
41は、ねじ溝42が形成された略円柱状の螺合孔43を有す
る雌螺合部45を備え、この雌螺合部45に連続して、前記
螺合孔43の中心と軸心を同一軸とした状態に、大径操作
部48が、外方に向って一体に形成されている。なお、こ
の大径操作部48の一側面から連続して形成された前記雌
螺合部45の螺合孔43は、この大径操作部48の他側面に貫
通しておらず、その螺合孔43の基端部は他側面近傍に位
置している。
【0063】そして、この大径操作部48の外周面には、
平面状の側面部が略均等に6面形成されて、この大径操
作部48の外周は、略六角形状をなしている。
平面状の側面部が略均等に6面形成されて、この大径操
作部48の外周は、略六角形状をなしている。
【0064】また、この大径操作部48の他側面には、そ
の中心近傍に位置して、この大径操作部48と同軸状に、
すなわちこの大径操作部48と中心軸が一致した状態に、
先端側に向って縮径した略円錐状の小径操作部50が、一
体に突出形成されている。
の中心近傍に位置して、この大径操作部48と同軸状に、
すなわちこの大径操作部48と中心軸が一致した状態に、
先端側に向って縮径した略円錐状の小径操作部50が、一
体に突出形成されている。
【0065】この小径操作部50の外径は、大径操作部48
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、指先との摩擦を大きくして操作時における指先
のすべりを防止するために、ローレット状に形成されて
いる。
の外径より小さく、1回の指先操作で約180°以上回
すことができるとともに、指先で素早く連続的にトルク
を加えることができる程度の寸法となっており、その外
周面は、指先との摩擦を大きくして操作時における指先
のすべりを防止するために、ローレット状に形成されて
いる。
【0066】次に、上記第4の実施の形態の作用につい
て説明する。
て説明する。
【0067】螺合具41と、図示しない六角ボルトを用い
て、2つの被締結対象物を締め付ける場合について説明
すると、これら2つの被締結対象物に、六角ボルトの雄
螺合部を貫通させ、この雄螺合部に、螺合具41の螺合孔
43を位置決めした後、まず、六角ボルトの頭部をスパ
ナ、レンチ等の工具、或いは指先で固定しつつ螺合具41
の小径操作部50に、指先でトルクを素早く連続的に加え
て、螺合具41自体を回動操作して、この螺合具41の雌螺
合部45を六角ボルトの雄螺合部に螺合する。なお、この
際、この小径操作部50は、1回の指先操作で約180°
以上回される。
て、2つの被締結対象物を締め付ける場合について説明
すると、これら2つの被締結対象物に、六角ボルトの雄
螺合部を貫通させ、この雄螺合部に、螺合具41の螺合孔
43を位置決めした後、まず、六角ボルトの頭部をスパ
ナ、レンチ等の工具、或いは指先で固定しつつ螺合具41
の小径操作部50に、指先でトルクを素早く連続的に加え
て、螺合具41自体を回動操作して、この螺合具41の雌螺
合部45を六角ボルトの雄螺合部に螺合する。なお、この
際、この小径操作部50は、1回の指先操作で約180°
以上回される。
【0068】そして、指先操作にて、螺合具41が回動し
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具41自体を回動操作できなくなる。
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具41自体を回動操作できなくなる。
【0069】このため、次は、六角ボルトの頭部を工具
で確実に固定しつつスパナ、レンチ等の工具で、螺合具
41の大径操作部48に、要求される大きなトルクを加え
て、螺合具41自体を回動操作して、この螺合具41の雌螺
合部45を六角ボルトの雄螺合部に螺合する。
で確実に固定しつつスパナ、レンチ等の工具で、螺合具
41の大径操作部48に、要求される大きなトルクを加え
て、螺合具41自体を回動操作して、この螺合具41の雌螺
合部45を六角ボルトの雄螺合部に螺合する。
【0070】こうして、螺合具41が確実に螺合されるこ
とによって、締付けによる適宜な軸力が発生して、2つ
の被締結対象物が互いに強固に締め付けられる。
とによって、締付けによる適宜な軸力が発生して、2つ
の被締結対象物が互いに強固に締め付けられる。
【0071】次に、螺合具41と六角ボルトとによる被締
結対象物の締付けを解除する場合について説明すると、
まず、六角ボルトの頭部を工具で確実に固定しつつ螺合
具41の大径操作部48に、工具で要求される大きなトルク
を加えて、螺合具41自体を回動操作する。
結対象物の締付けを解除する場合について説明すると、
まず、六角ボルトの頭部を工具で確実に固定しつつ螺合
具41の大径操作部48に、工具で要求される大きなトルク
を加えて、螺合具41自体を回動操作する。
【0072】そして、螺合具41が回動しながら締付け解
除方向に移動するに従い、すなわち螺合の解除が進むに
つれて、要求されるトルクが小さくなる。
除方向に移動するに従い、すなわち螺合の解除が進むに
つれて、要求されるトルクが小さくなる。
【0073】このため、次は、六角ボルトの頭部を工
具、或いは指先で固定しつつ、螺合具41の小径操作部50
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具41自
体を回動操作して、この螺合具41の雌螺合部45の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部50は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
具、或いは指先で固定しつつ、螺合具41の小径操作部50
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具41自
体を回動操作して、この螺合具41の雌螺合部45の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部50は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
【0074】こうして、螺合具41の雌螺合部45の螺合が
確実に解除されることによって、締付けによる適宜な軸
力が消滅して、2つの被締結対象物がそれぞれ分離され
る。
確実に解除されることによって、締付けによる適宜な軸
力が消滅して、2つの被締結対象物がそれぞれ分離され
る。
【0075】このように、上記第4の実施の形態によれ
ば、小径操作部50を大径操作部48より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部50を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部50に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
ば、小径操作部50を大径操作部48より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部50を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部50に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
【0076】次に、本発明の螺合具の第5の実施の形態
の構成について図6を参照して説明する。なお、上記第
4の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
の構成について図6を参照して説明する。なお、上記第
4の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
【0077】図6において、51は螺合具で、この螺合具
51は、ねじ溝42が形成された螺合孔43を有する雌螺合部
45を備え、この雌螺合部45に連続して、前記螺合孔43の
中心と軸心を同一軸とした状態に、大径操作部53が、外
方に向って一体に形成されている。
51は、ねじ溝42が形成された螺合孔43を有する雌螺合部
45を備え、この雌螺合部45に連続して、前記螺合孔43の
中心と軸心を同一軸とした状態に、大径操作部53が、外
方に向って一体に形成されている。
【0078】そして、この大径操作部53の外周部には、
4方に向って突出した4つの突出部55が形成されてお
り、この大径操作部53の外周形状は、略十字形状であ
る。
4方に向って突出した4つの突出部55が形成されてお
り、この大径操作部53の外周形状は、略十字形状であ
る。
【0079】また、この大径操作部53の前記螺合孔43が
形成されていない側の他側面には、その中心近傍に位置
して、この大径操作部53と同軸状に、先端側に向って縮
径した略円錐状の小径操作部50が、一体に突出形成され
ている。
形成されていない側の他側面には、その中心近傍に位置
して、この大径操作部53と同軸状に、先端側に向って縮
径した略円錐状の小径操作部50が、一体に突出形成され
ている。
【0080】次に、上記第5の実施の形態の作用につい
て説明する。
て説明する。
【0081】螺合具51を回動させながら締付け方向に移
動させる場合、すなわち螺合具51をねじ込んで取り付け
る場合、まず、螺合具51の小径操作部50に、指先でトル
クを素早く連続的に加えて、螺合具51自体を回動操作し
て、この螺合具51の雌螺合部45を図示しないボルト等の
雄螺合部に螺合する。なお、この際、この小径操作部50
は、1回の指先操作で約180°以上回される。
動させる場合、すなわち螺合具51をねじ込んで取り付け
る場合、まず、螺合具51の小径操作部50に、指先でトル
クを素早く連続的に加えて、螺合具51自体を回動操作し
て、この螺合具51の雌螺合部45を図示しないボルト等の
雄螺合部に螺合する。なお、この際、この小径操作部50
は、1回の指先操作で約180°以上回される。
【0082】そして、指先操作にて、螺合具51が回動し
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具51自体を回動操作できなくなる。
ながら締付け方向に移動するに従い、すなわち螺合が進
むにつれて、要求されるトルクが大きくなり、指先操作
では、螺合具51自体を回動操作できなくなる。
【0083】このため、次は、螺合具51の大径操作部53
に、例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求さ
れる大きなトルクを加えて、螺合具51自体を回動操作し
て、この螺合具51の雌螺合部45をボルト等の雄螺合部に
螺合する。
に、例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求さ
れる大きなトルクを加えて、螺合具51自体を回動操作し
て、この螺合具51の雌螺合部45をボルト等の雄螺合部に
螺合する。
【0084】こうして、螺合具51が確実に螺合されるこ
とによって、この螺合具51が取り付けられる。
とによって、この螺合具51が取り付けられる。
【0085】一方、螺合具51を回動させながら締付け解
除方向に移動させる場合、すなわち取り付けた螺合具51
を取り外す場合は、まず、螺合具51の大径操作部53に、
例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求される
大きなトルクを加えて、螺合具51自体を回動操作する。
除方向に移動させる場合、すなわち取り付けた螺合具51
を取り外す場合は、まず、螺合具51の大径操作部53に、
例えば親指と人差し指のそれぞれの指先で、要求される
大きなトルクを加えて、螺合具51自体を回動操作する。
【0086】そして、指先操作にて、螺合具51が回動し
ながら締付け解除方向に移動するに従い、すなわち螺合
の解除が進むにつれて、要求されるトルクが小さくな
る。
ながら締付け解除方向に移動するに従い、すなわち螺合
の解除が進むにつれて、要求されるトルクが小さくな
る。
【0087】このため、次は、螺合具51の小径操作部50
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具51自
体を回動操作して、この螺合具51の雌螺合部45の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部50は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
に、指先でトルクを素早く連続的に加えて、螺合具51自
体を回動操作して、この螺合具51の雌螺合部45の螺合を
解除する。なお、この際、この小径操作部50は、1回の
指先操作で約180°以上回される。
【0088】こうして、螺合具51の雌螺合部45の螺合が
確実に解除されることによって、この螺合具51が、取り
外される。
確実に解除されることによって、この螺合具51が、取り
外される。
【0089】このように、上記第5の実施の形態によれ
ば、小径操作部50を大径操作部48より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部50を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部50に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
ば、小径操作部50を大径操作部48より小さい径寸法で立
設するため、要求されるトルクが小さいときには、この
小径操作部50を1回の指先操作で約180°以上回すこ
とができるので操作回数を少なくできるとともに、この
小径操作部50に指先で素早く連続的にトルクを加えるこ
とができる。よって、全体として効率よく回動作業を行
うことができる。
【0090】次に、本発明の螺合具の第6の実施の形態
の構成について図7を参照して説明する。なお、上記第
4の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
の構成について図7を参照して説明する。なお、上記第
4の実施の形態と略同一の構造部分については同一符号
を付して説明する。
【0091】図7において、61は螺合具で、この螺合具
61は、ねじ溝42が形成された螺合孔43を有する雌螺合部
45を備え、この雌螺合部45に連続して、前記螺合孔43の
中心と軸心を同一軸とした状態に、大径操作部63が、外
方に向って一体に形成されている。
61は、ねじ溝42が形成された螺合孔43を有する雌螺合部
45を備え、この雌螺合部45に連続して、前記螺合孔43の
中心と軸心を同一軸とした状態に、大径操作部63が、外
方に向って一体に形成されている。
【0092】そして、この大径操作部48の外周形状は、
略円形状であり、この外周面には、全体にわたって、前
記雌螺合部45の軸方向にに沿ってすべり止め用溝65が形
成されている。また、この大径操作部63の前記螺合孔43
が形成されていない側の他側面には、その中心近傍に位
置して、この大径操作部53と同軸状に、先端側に向って
縮径した略円錐状の小径操作部50が、一体に突出形成さ
れている。
略円形状であり、この外周面には、全体にわたって、前
記雌螺合部45の軸方向にに沿ってすべり止め用溝65が形
成されている。また、この大径操作部63の前記螺合孔43
が形成されていない側の他側面には、その中心近傍に位
置して、この大径操作部53と同軸状に、先端側に向って
縮径した略円錐状の小径操作部50が、一体に突出形成さ
れている。
【0093】そして、この螺合具61は、上記第5の実施
の形態と同様の作用効果を奏する。
の形態と同様の作用効果を奏する。
【0094】なお、上記第4ないし第6の実施の形態に
おいては、螺合具41,51,61の雌螺合部45の螺合孔43の
基端部は、大径操作部48の他側面近傍に位置している構
成について説明したが、大径操作部48の一側面から他側
面に貫通した構成でもよく、この場合、小径操作部50の
基端部の外径を、螺合孔の外径より大きい寸法に形成す
る。また、小径操作部50にまで連続して螺合孔を形成し
てもよい。
おいては、螺合具41,51,61の雌螺合部45の螺合孔43の
基端部は、大径操作部48の他側面近傍に位置している構
成について説明したが、大径操作部48の一側面から他側
面に貫通した構成でもよく、この場合、小径操作部50の
基端部の外径を、螺合孔の外径より大きい寸法に形成す
る。また、小径操作部50にまで連続して螺合孔を形成し
てもよい。
【0095】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、小径操作
部を大径操作部より小さい径寸法で立設するため、要求
されるトルクが小さいときには、この小径操作部を1回
の指先操作で約180°以上回すことができるので操作
回数を少なくできるとともに、この小径操作部に指先で
素早く連続的にトルクを加えることができる。よって、
全体として効率よく回動作業を行うことができる。
部を大径操作部より小さい径寸法で立設するため、要求
されるトルクが小さいときには、この小径操作部を1回
の指先操作で約180°以上回すことができるので操作
回数を少なくできるとともに、この小径操作部に指先で
素早く連続的にトルクを加えることができる。よって、
全体として効率よく回動作業を行うことができる。
【0096】請求項2記載の発明によれば、小径操作部
を大径操作部より小さい径寸法で立設するため、要求さ
れるトルクが小さいときには、この小径操作部を1回の
指先操作で約180°以上回すことができるので操作回
数を少なくできるとともに、この小径操作部に指先で素
早く連続的にトルクを加えることができる。よって、全
体として効率よく回動作業を行うことができる。
を大径操作部より小さい径寸法で立設するため、要求さ
れるトルクが小さいときには、この小径操作部を1回の
指先操作で約180°以上回すことができるので操作回
数を少なくできるとともに、この小径操作部に指先で素
早く連続的にトルクを加えることができる。よって、全
体として効率よく回動作業を行うことができる。
【0097】請求項3記載の発明によれば、小径操作部
を大径操作部より小さい径寸法で立設するため、要求さ
れるトルクが小さいときには、この小径操作部を1回の
指先操作で約180°以上回すことができるので操作回
数を少なくできるとともに、この小径操作部に指先で素
早く連続的にトルクを加えることができる。よって、全
体として効率よく回動作業を行うことができ、しかも、
工具を必要としないため、カメラを一方の手で押さえな
がら容易かつ短時間で、カメラをカメラ用三脚に取り付
けることでき、カメラをカメラ用三脚から取り外すこと
ができる。
を大径操作部より小さい径寸法で立設するため、要求さ
れるトルクが小さいときには、この小径操作部を1回の
指先操作で約180°以上回すことができるので操作回
数を少なくできるとともに、この小径操作部に指先で素
早く連続的にトルクを加えることができる。よって、全
体として効率よく回動作業を行うことができ、しかも、
工具を必要としないため、カメラを一方の手で押さえな
がら容易かつ短時間で、カメラをカメラ用三脚に取り付
けることでき、カメラをカメラ用三脚から取り外すこと
ができる。
【図1】本発明の螺合具の第1の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の螺合具の第2の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図3】本発明の螺合具の第3の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図4】同上螺合具がカメラ用三脚に遊嵌されている状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図5】本発明の螺合具の第4の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の螺合具の第5の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図7】本発明の螺合具の第6の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
1,11,21,41,51,61 螺合具 2,42 ねじ溝 3 雄螺合部 4,14,24,48,53,63 大径操作部 5,50 小径操作部 31 カメラ用三脚 43 螺合孔 45 雌螺合部
Claims (3)
- 【請求項1】 外周面にねじ溝が形成された略円柱状の
雄螺合部と、 この雄螺合部の一端に連続してこの雄螺合部と同軸状に
一体に設けられた大径操作部と、 この大径操作部の中央近傍に連続してこの大径操作部と
同軸状に一体に立設された小径操作部とを具備したこと
を特徴とする螺合具。 - 【請求項2】 ねじ溝が形成された螺合孔を有する雌螺
合部と、 この雌螺合部に連続して前記螺合孔の中心と軸心を同一
軸に配して一体に設けられた大径操作部と、 この大径操作部の中央近傍に連続してこの大径操作部と
同軸状に一体に立設された小径操作部とを具備したこと
を特徴とする螺合具。 - 【請求項3】 カメラとカメラ用三脚とを締結するため
の螺合具であって、 外周面にねじ溝が形成された略円柱状の雄螺合部と、 この雄螺合部の一端に連続してこの雄螺合部と同軸状に
一体に設けられた略円形板状の大径操作部と、 この大径操作部の中央近傍に連続してこの大径操作部と
同軸状に一体に立設され、先端側に向って縮径した略円
錐状をなす小径操作部とを具備したことを特徴とする螺
合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23386497A JPH1172109A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 螺合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23386497A JPH1172109A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 螺合具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1172109A true JPH1172109A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16961773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23386497A Pending JPH1172109A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 螺合具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1172109A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007501368A (ja) * | 2003-05-22 | 2007-01-25 | アルピナ・ラッギー・エス・ピー・エー | 自転車およびオートバイのホイール用のニップル |
JP2011530049A (ja) * | 2008-07-31 | 2011-12-15 | マスリード インコーポレイテッド | 少質量締結具頭部を改良するアセンブリ |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23386497A patent/JPH1172109A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007501368A (ja) * | 2003-05-22 | 2007-01-25 | アルピナ・ラッギー・エス・ピー・エー | 自転車およびオートバイのホイール用のニップル |
JP2011530049A (ja) * | 2008-07-31 | 2011-12-15 | マスリード インコーポレイテッド | 少質量締結具頭部を改良するアセンブリ |
US8747044B2 (en) | 2008-07-31 | 2014-06-10 | Mathread Inc. | Assembly improving, low mass, fastener head |
US9644660B2 (en) | 2008-07-31 | 2017-05-09 | Mathread Inc. | Assembly improving, low mass, fastener head |
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