JPH1171925A - ユニットバスルームの施工法及びその際に使用される継ぎ足しパネル - Google Patents

ユニットバスルームの施工法及びその際に使用される継ぎ足しパネル

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JPH1171925A
JPH1171925A JP9234016A JP23401697A JPH1171925A JP H1171925 A JPH1171925 A JP H1171925A JP 9234016 A JP9234016 A JP 9234016A JP 23401697 A JP23401697 A JP 23401697A JP H1171925 A JPH1171925 A JP H1171925A
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JP
Japan
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panel
ceiling
bathroom
unit bathroom
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9234016A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Yamamoto
洋史 山本
Keiji Takahashi
圭示 高橋
Yoshihiko Ito
義彦 伊藤
Yoko Sato
陽子 佐藤
Koji Maeda
宏二 前田
Shuji Okumura
修史 奥村
Kazunori Ueno
一徳 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 躯体とユニットバスルームの天井裏との空間
を有効利用して浴室内天井空間を広くする。 【解決手段】 ユニットバスルーム10の壁パネル11
に継ぎ足しパネル12を継ぎ足して浴室内天井空間を高
くする。また、継ぎ足しパネル12には照明器具20類
をセットしておくことにより、浴室内のデザインをすっ
きりとしたものにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットバスルー
ムの施工に際し、建物躯体の天井とユニットバスルーム
の天井との間の空間をユニットバスルームの天井空間の
拡張及び照明器具取り付け空間に利用するユニットバス
ルームの施工法とその際に用いられる継ぎ足しパネルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユニットバスルームを建物躯体内に設置
した場合、図9に示すように、ユニットバスルーム1は
通常規格化されており、その天井2までの高さH1 は壁
パネル3の高さにより決まる。通常、壁パネル3の高さ
には数種類あるが、集合住宅或いは戸建て住宅において
は、何れの場合も、ユニットバスルーム1の天井2と建
物躯体の天井4までの間には比較的大きな空間H2 が存
在する。
【0003】例えば、集合住宅の躯体の天井高さは26
00mm程度あり、ユニットバスルーム1の天井高さは
2100mm程度であることから、ユニットバスルーム
1の天井2と躯体の天井4までの高さ(空間)H2 は3
00mm程度ある。また、戸建て住宅の場合は、躯体の
天井4までの高さは2300mm程度ある。この場合に
はユニットバスルーム1の天井2の上に500mm程度
の空間が空いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
問題がある。 1.ユニットバスルームの天井裏の空間が無駄になって
いる。 2.現在、天井裏の空間を利用するために天井パネルを
ドーム型に形成したものがあるが、このドーム天井の場
合は、照明器具のデザイン等は工夫されていない。 3.現在のユニットバスルームの照明器具は、白熱灯と
蛍光灯が主流で、その形は丸又は四角であって、デザイ
ンのバリエーションが乏しく、浴室内に出張っている例
が多い。
【0005】4.浴室の照度を高くするためには、浴室
内に照明を多く取り付ける必要があり、デザインが悪く
なる。 5.既存のユニットバスルームの天井空間を広げたりで
きない。 6.既存のユニットバスルームの天井に浴室乾燥機等の
機器を後から設置できない。
【0006】本発明の目的は、建物躯体とユニットバス
ルームの天井裏の空間を有効に利用して浴室内天井空間
を広くすることができると共に、照明器具、浴室乾燥機
等の設置性と浴室内のデザイン性を向上させることがで
きるユニットバスルームの施工法とこの施工に際して使
用される継ぎ足しパネルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、次の施工法と継ぎ足しパネルを提
案する。 1.ユニットバスルームを施工する際、施工する現場の
躯体の天井高さに合わせて継ぎ足しパネルを用意し、こ
の継ぎ足しパネルを現場においてユニットバスルームの
壁パネルの上に継ぎ足して一体化させ、この上にユニッ
トバスルーム本体の天井パネル又は専用天井パネルを組
み立てることにより、ユニットバスルームの天井裏の空
間を有効活用してユニットバスルーム内の天井空間を広
く形成するユニットバスルームの施工法。
【0008】2.前記1において、継ぎ足しパネルに照
明器具又は光触媒反応用照明器具をセットしたものを用
いることにより、照明器具がバスルーム内に突出しない
ように構成すると共に、照明器具取り付け手数を省くユ
ニットバスルームの施工法。
【0009】3.前記1において、壁パネルを組み合わ
せた上に同様に組み合わせた継ぎ足しパネルを載置して
ユニットバスルーム内の天井空間を広く形成するユニッ
トバスルームの施工法。
【0010】4.前記3の継ぎ足しパネルを天井パネル
を外した既存のユニットバスルームの壁パネル上に継ぎ
足してユニットバスルーム内の天井空間を広くリフォー
ムするユニットバスルームの施工法。
【0011】5.現場の躯体の天井の高さに合わせてユ
ニットバスルームの壁パネル上に継ぎ足してユニットバ
スルーム内の天井空間を広く形成するためのパネルであ
って、このパネルに照明器具収納ボックスを形成し、こ
のボックスの正面に取り外し自在にアクリル樹脂板製の
カバーを取り付けて成る継ぎ足しパネル。 6.前記5のボックス内に浴室乾燥機を設置して成る継
ぎ足しパネル。 7.前記5及び6の壁パネルの上端面と継ぎ足しパネル
の下端面に嵌合部を形成して成る継ぎ足しパネル。
【0012】
【作用】ユニットバスルームは、通常、床、壁、天井パ
ネル等を現場へ運び、現場で組み立てる。この際、継ぎ
足しパネルも同様にして現場まで運ぶ。継ぎ足しパネル
は、定尺のものをそのまま継ぎ足して使用しても良い
が、現場で初めてユニットバスルームの天井と建物躯体
との間の高さが判る場合もあるので、このような場合に
は、建物の高さに合わせて継ぎ足しパネルを切断して施
工する。
【0013】施工に際しては、壁パネルに継ぎ足しパネ
ルを継いで一体化し、これを組み立てる。但し、施工条
件によっては、壁パネルと継ぎ足しパネルを別々に組み
立てて、あとから継ぎ足しパネルを壁パネル上に載置し
て裏で結合するようにしてもよい。継ぎ目はコーキング
材で処理する。既存のユニットバスルームのリフォーム
において天井空間を広げる場合は、天井パネルを取り外
し、ここに継ぎ足しパネルを継ぎ足し、その上で一旦取
り外した天井パネルを組み立てる。
【0014】
【実施例1】本実施例(図1)は、ユニットバスルーム
10の壁パネル11の上に継ぎ足しパネル12を継ぎ足
した例であって、壁パネル11と継ぎ足しパネル12
は、裏側において任意の手段で連結し、継ぎ目はコーキ
ング材により防水処理する。図中13は天井パネルであ
る。
【0015】
【実施例2】本実施例(図2)は、集合住宅等におい
て、建物躯体14に梁15が存在する場合の施工例であ
って、梁15の部分には継ぎ足しパネル12を使用せ
ず、この梁15を逃げた部分に継ぎ足しパネル12を使
用して天井空間を広げた例である。継ぎ足しパネル12
は、このように梁15を逃げる場合には任意の寸法と形
に切断する。図3及び図4は、壁パネル11の裏桟11
aと継ぎ足しパネル12の裏桟12aをビス16により
連結した例の説明図である。
【0016】
【実施例3】本実施例(図5)は、施工に際し、壁パネ
ル11を枠状に組み立てると共に継ぎ足しパネル12も
枠状に組み立て、これを壁パネル11上に載置する例で
あって、壁パネル11の裏には裏桟11aが取り付けて
あると共に、継ぎ足しパネル12にも裏桟12aが取り
付けてある。
【0017】そして、壁パネル11側の裏桟11aには
凹部11bが形成してあり、継ぎ足しパネル12側の裏
桟12aにはダボ12bが形成してあり、この凹部11
bとダボ12bの嵌合により位置決めを行い、図6に示
すように、クリップ17で上下を連結する。但し、この
連結構造は、例えばビスやアングル等を使用してもよ
い。
【0018】継ぎ足しパネル12のコーナーには、図7
に示すように、L型のコーナー金具18を取り付けて固
定する。なお、この継ぎ足しパネル12を先に組み立て
る方式は、既存のユニットバスルームの天井空間を広げ
るリフォーム時にも適用が可能である。
【0019】
【実施例4】本実施例(図8)は、継ぎ足しパネル12
の裏側に照明器具20を組み込むためのボックス19を
形成し、浴室内側に乳白色アクリル樹脂板で作られたカ
バー21を着脱自在に取り付けた例である。なお、この
ボックス19内には、浴室内が光触媒で処理されている
場合には、紫外線照射用の光源が組み込まれる。ボック
ス19内に浴室乾燥機が組み込まれる場合には、その部
分のカバー21は除かれるが、このカバー21に送風窓
を形成する。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように、ユニットバスル
ームの壁パネルに継ぎ足しパネルを継いて天井空間を広
げるようにしたことにより、次の効果を奏する。 1.規格化されたユニットバスルームを手軽に天井空間
の広いバスルームに現場施工できる。 2.継ぎ足しパネルに照明器具類をセットすることによ
り、照明器具類が浴室内に出張ることがないと共に、デ
ザインがすっきりする。 3.光触媒仕上げのユニットバスルームにおいては、継
ぎ足しパネルを利用することで紫外線照射照明器具の取
り付けが簡単にできる。 4.天井パネルをドーム形としないで天井空間を広げる
ことができるので、この天井空間に継ぎ足しパネルを用
いて浴室乾燥機等の設置が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁パネルの上に継ぎ足しパネルを継ぎ足すこと
により、天井空間内を広くした施工例の説明図。
【図2】建物躯体の梁を逃げるように継ぎ足しパネルを
切断して施工した例の説明図。
【図3】壁パネルと継ぎ足しパネルの接続例の説明図。
【図4】裏桟をビス止めした例の説明図。
【図5】壁パネルと継ぎ足しパネルを予め組み立ててか
らセットする施工例の説明図。
【図6】裏桟の結合例の説明図。
【図7】コーナー部分の連結例の説明図。
【図8】継ぎ足しパネルに照明器具をセットした例の説
明図。
【図9】従来のユニットバスルームの天井裏に形成され
た空間の説明図。
【符号の説明】 10 ユニットバスルーム 11 壁パネル 12 継ぎ足しパネル 13 天井パネル 14 躯体 15 梁 16 ビス 17 クリップ 18 コーナー金具 19 ボックス 20 照明器具 21 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 陽子 千葉県千葉市花見川区幕張町1−7675−59 (72)発明者 前田 宏二 埼玉県大宮市三橋6−1438 (72)発明者 奥村 修史 東京都杉並区宮前4−23−9 (72)発明者 上野 一徳 神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町902

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットバスルームを施工する際、施工
    する現場の躯体の天井高さに合わせて継ぎ足しパネルを
    用意し、この継ぎ足しパネルを現場においてユニットバ
    スルームの壁パネルの上に継ぎ足して一体化させ、この
    上にユニットバスルーム本体の天井パネル又は専用天井
    パネルを組み立てることにより、ユニットバスルームの
    天井裏の空間を有効活用してユニットバスルーム内の天
    井空間を広く形成するユニットバスルームの施工法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、継ぎ足しパネルに照
    明器具又は光触媒反応用照明器具をセットしたものを用
    いることにより、照明器具がバスルーム内に突出しない
    ように構成すると共に、照明器具取り付け手数を省くユ
    ニットバスルームの施工法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、壁パネルを組み合わ
    せた上に同様に組み合わせた継ぎ足しパネルを載置して
    ユニットバスルーム内の天井空間を広く形成するユニッ
    トバスルームの施工法。
  4. 【請求項4】 請求項3の継ぎ足しパネルを天井パネル
    を外した既存のユニットバスルームの壁パネル上に継ぎ
    足してユニットバスルーム内の天井空間を広くリフォー
    ムするユニットバスルームの施工法。
  5. 【請求項5】 現場の躯体の天井の高さに合わせてユニ
    ットバスルームの壁パネル上に継ぎ足してユニットバス
    ルーム内の天井空間を広く形成するためのパネルであっ
    て、このパネルに照明器具収納ボックスを形成し、この
    ボックスの正面に取り外し自在にアクリル樹脂板製のカ
    バーを取り付けて成る継ぎ足しパネル。
  6. 【請求項6】 請求項5のボックス内に浴室乾燥機を設
    置して成る継ぎ足しパネル。
  7. 【請求項7】 請求項5及び6の壁パネルの上端面と継
    ぎ足しパネルの下端面に嵌合部を形成して成る継ぎ足し
    パネル。
JP9234016A 1997-08-29 1997-08-29 ユニットバスルームの施工法及びその際に使用される継ぎ足しパネル Pending JPH1171925A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1035753C (zh) * 1990-08-08 1997-09-03 步君涛 塑料片材的热成型方法及其装置
JP2015092059A (ja) * 2014-12-16 2015-05-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明構造
JP2015206257A (ja) * 2014-04-11 2015-11-19 積水ホームテクノ株式会社 間仕切り壁、および、この間仕切り壁を備えたリフォーム浴室の施工方法
JP2019143413A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 株式会社Lixil 浴室ユニット

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