JPH1168837A - Ipネットワーク上のパケット交換網における着信転送方式 - Google Patents
Ipネットワーク上のパケット交換網における着信転送方式Info
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- JPH1168837A JPH1168837A JP22335197A JP22335197A JPH1168837A JP H1168837 A JPH1168837 A JP H1168837A JP 22335197 A JP22335197 A JP 22335197A JP 22335197 A JP22335197 A JP 22335197A JP H1168837 A JPH1168837 A JP H1168837A
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- JP
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- packet
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- packet switch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】発信局パケット交換機が障害の場合、一般的な
パケット交換網では着信局パケット交換機で転送処理を
行うため着信転送機能は使用できない。 【解決手段】IPネットワーク上ではパケットの送信が
できなかった場合、それを検出したパケット交換機がI
CMPエラーメッセージを発信局パケット交換機に返信
する。ICMPエラーメッセージを受信した発信局パケ
ット交換機はあらかじめ発信局パケット交換機上に登録
しておいた転送先端末データを参照しパケット上の着信
先端末アドレスを転送先端末アドレスへ変更し再送信す
る。
パケット交換網では着信局パケット交換機で転送処理を
行うため着信転送機能は使用できない。 【解決手段】IPネットワーク上ではパケットの送信が
できなかった場合、それを検出したパケット交換機がI
CMPエラーメッセージを発信局パケット交換機に返信
する。ICMPエラーメッセージを受信した発信局パケ
ット交換機はあらかじめ発信局パケット交換機上に登録
しておいた転送先端末データを参照しパケット上の着信
先端末アドレスを転送先端末アドレスへ変更し再送信す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】パケット交換網における着信
転送方式に関する。
転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のパケット交換機により構成された
パケット交換網がある。パケット交換網は着信先端末へ
のデータ送信が障害またはビジー状態のためにできない
場合にあらかじめ設定してある転送先端末へ送信データ
を転送する着信転送機能を持っている。
パケット交換網がある。パケット交換網は着信先端末へ
のデータ送信が障害またはビジー状態のためにできない
場合にあらかじめ設定してある転送先端末へ送信データ
を転送する着信転送機能を持っている。
【0003】一般的なパケット交換網における着信転送
機能を図1に示す。
機能を図1に示す。
【0004】パケット交換機PS1に収容されている端
末PT1からパケット交換機PS2に収容されている端
末PT2に対してデータ送信を行う際に回線02または
着信先端末PT2が障害またはビジー状態により送信不
可となった場合の転送処理について説明する。
末PT1からパケット交換機PS2に収容されている端
末PT2に対してデータ送信を行う際に回線02または
着信先端末PT2が障害またはビジー状態により送信不
可となった場合の転送処理について説明する。
【0005】端末PT1から送信された発呼パケットは
回線01−パケット交換機PS1−回線14−パケット
交換機PS4−回線24−パケット交換機PS2という
経路でパケット交換機PS2に受信され端末PT2に向
けて送信処理が行われる。このとき回線02または端末
PT2に何らかの障害が発生し受信パケットが送信でき
ない場合は着信先端末PT2を収容するパケット交換機
PS2においてあらかじめ転送先端末PT3が設定され
ている場合には送信パケットの送信先をPT2よりPT
3へと変更し、パケット交換機PS2−回線23−パケ
ット交換機PS3−回線03−PT3という経路で転送
処理を行う。
回線01−パケット交換機PS1−回線14−パケット
交換機PS4−回線24−パケット交換機PS2という
経路でパケット交換機PS2に受信され端末PT2に向
けて送信処理が行われる。このとき回線02または端末
PT2に何らかの障害が発生し受信パケットが送信でき
ない場合は着信先端末PT2を収容するパケット交換機
PS2においてあらかじめ転送先端末PT3が設定され
ている場合には送信パケットの送信先をPT2よりPT
3へと変更し、パケット交換機PS2−回線23−パケ
ット交換機PS3−回線03−PT3という経路で転送
処理を行う。
【0006】また、特開平5−22346に記されてい
る着信転送方式を図2に示す。この方式においてパケッ
ト交換機PS1に収容されている端末PT1からパケッ
ト交換機PS2に収容されている端末PT2に対してデ
ータ送信を行う際にパケット交換機PS2が障害または
ビジー状態により送信不可となった場合の転送処理につ
いて説明する。
る着信転送方式を図2に示す。この方式においてパケッ
ト交換機PS1に収容されている端末PT1からパケッ
ト交換機PS2に収容されている端末PT2に対してデ
ータ送信を行う際にパケット交換機PS2が障害または
ビジー状態により送信不可となった場合の転送処理につ
いて説明する。
【0007】発信局パケット交換機PS1は常時監視パ
ケットを各パケット交換機へ送信し各パケット交換機の
動作チェックを行っている。発信局パケット交換機PS
1は着信局パケット交換機PS2の障害もしくは、パケ
ット交換機PS2へ至る経路上の障害を監視パケットに
より検出した場合、あらかじめ発信局パケット交換機P
S1に登録された着信先端末PT2に対する転送先端末
PT3に、発信元端末PT1からの送信データを送信す
ることにより着信転送を行う。
ケットを各パケット交換機へ送信し各パケット交換機の
動作チェックを行っている。発信局パケット交換機PS
1は着信局パケット交換機PS2の障害もしくは、パケ
ット交換機PS2へ至る経路上の障害を監視パケットに
より検出した場合、あらかじめ発信局パケット交換機P
S1に登録された着信先端末PT2に対する転送先端末
PT3に、発信元端末PT1からの送信データを送信す
ることにより着信転送を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
技術は、前述の一般的な着信転送方式では着信転送処理
を着信先端末の収容されている着信局パケット交換機が
行っているため着信局パケット交換機が障害または着信
局パケット交換機へ至る回線がすべて障害の場合におい
ては転送処理が行われないという問題点があった。
技術は、前述の一般的な着信転送方式では着信転送処理
を着信先端末の収容されている着信局パケット交換機が
行っているため着信局パケット交換機が障害または着信
局パケット交換機へ至る回線がすべて障害の場合におい
ては転送処理が行われないという問題点があった。
【0009】また監視パケットによるパケット交換装置
・回線の常時監視方式では監視パケットを頻繁に流すこ
とにより交換網が複雑になればなるほど監視パケットの
トラフィックが増大しパケット交換網の輻輳を引き起こ
す原因となる。さらに送信元端末PT1から着信先端末
PT2への転送経路上で正常状態であったパケット交換
機が障害に陥った場合、監視パケットを発信し障害を検
出するまで、転送処理を行うことができないという欠点
があった。最大タイムラグは監視パケットの送信間隔で
あるため、タイムラグを少なくすることとトラフィック
を減らすことは二律背反となっていた。
・回線の常時監視方式では監視パケットを頻繁に流すこ
とにより交換網が複雑になればなるほど監視パケットの
トラフィックが増大しパケット交換網の輻輳を引き起こ
す原因となる。さらに送信元端末PT1から着信先端末
PT2への転送経路上で正常状態であったパケット交換
機が障害に陥った場合、監視パケットを発信し障害を検
出するまで、転送処理を行うことができないという欠点
があった。最大タイムラグは監視パケットの送信間隔で
あるため、タイムラグを少なくすることとトラフィック
を減らすことは二律背反となっていた。
【0010】本発明では、従来までの技術的欠点である
着信局パケット交換機または着信局パケット交換機にい
たる全ての回線が障害であった場合においても着信転送
を可能とし、かつ監視パケットのようなトラフィックを
増大させる手段を使わずに、障害検出までの最大タイム
ラグを少なくする事が可能なIPネットワーク上のパケ
ット交換網における着信転送方式を提供することを目的
とする。
着信局パケット交換機または着信局パケット交換機にい
たる全ての回線が障害であった場合においても着信転送
を可能とし、かつ監視パケットのようなトラフィックを
増大させる手段を使わずに、障害検出までの最大タイム
ラグを少なくする事が可能なIPネットワーク上のパケ
ット交換網における着信転送方式を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の課題を
解決するために発信元端末を収容する発信局パケット交
換機と着信先端末を収容する着信局パケット交換機、お
よび着信先端末の転送先として設定された転送先端末を
収容する転送先パケット交換機を含むIPネットワーク
上のパケット交換網での着信転送方式において、発信局
パケット交換機には発信元端末からの送信データが着信
先端末へ送信できない場合に参照する着信先端末に対応
する転送先端末のアドレスを登録する。発信局パケット
交換機は発信元端末からの送信データが着信先端末へ送
信できない場合に前記の着信先端末に対応する転送先端
末のアドレスを参照し転送先端末へ発信元端末からの送
信データを送信する。発信局パケット交換機での着信先
端末へのデータ送信不可の検出はICMP(Internet
Control Message Protcol)のエラーメッセージ(タ
イプ3:Destination Unreachable)の受信によって
検出する。
解決するために発信元端末を収容する発信局パケット交
換機と着信先端末を収容する着信局パケット交換機、お
よび着信先端末の転送先として設定された転送先端末を
収容する転送先パケット交換機を含むIPネットワーク
上のパケット交換網での着信転送方式において、発信局
パケット交換機には発信元端末からの送信データが着信
先端末へ送信できない場合に参照する着信先端末に対応
する転送先端末のアドレスを登録する。発信局パケット
交換機は発信元端末からの送信データが着信先端末へ送
信できない場合に前記の着信先端末に対応する転送先端
末のアドレスを参照し転送先端末へ発信元端末からの送
信データを送信する。発信局パケット交換機での着信先
端末へのデータ送信不可の検出はICMP(Internet
Control Message Protcol)のエラーメッセージ(タ
イプ3:Destination Unreachable)の受信によって
検出する。
【0012】ICMPとはIPが提供するのは信頼性の
低いコネクションレスのサービスであるために、途中の
中継装置や目的装置での異常を送信ホストに通知する機
構とネットワーク状態を調べる機構をサポートする目的
で、IPネットワークで実装されるIPの上位に位置す
るプロトコルである。IPネットワークで中継装置が指
定された目的アドレスのホストにデータの送信ができな
い場合に前記中継装置が送信元端末に返信するICMP
メッセージがICMPエラーメッセージ(タイプ3)で
ある。
低いコネクションレスのサービスであるために、途中の
中継装置や目的装置での異常を送信ホストに通知する機
構とネットワーク状態を調べる機構をサポートする目的
で、IPネットワークで実装されるIPの上位に位置す
るプロトコルである。IPネットワークで中継装置が指
定された目的アドレスのホストにデータの送信ができな
い場合に前記中継装置が送信元端末に返信するICMP
メッセージがICMPエラーメッセージ(タイプ3)で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明によるIPネットワーク上
のパケット交換網での着信転送方式の実施例を図3を用
いて説明する。図3は本発明の一実施例によるパケット
交換網を示す図である。パケット交換機PS1〜PS4
はパケット形態端末およびその他の端末を収容すること
ができる。また各パケット交換機には着信先端末アドレ
スおよび着信先端末に対する転送先端末アドレスを登録
することができる。PT1〜PT3は直接パケット型デ
ータを送受信できるパケット形態端末である。
のパケット交換網での着信転送方式の実施例を図3を用
いて説明する。図3は本発明の一実施例によるパケット
交換網を示す図である。パケット交換機PS1〜PS4
はパケット形態端末およびその他の端末を収容すること
ができる。また各パケット交換機には着信先端末アドレ
スおよび着信先端末に対する転送先端末アドレスを登録
することができる。PT1〜PT3は直接パケット型デ
ータを送受信できるパケット形態端末である。
【0014】次に本実施例でのパケット交換網について
説明する。パケット交換機PS1は回線01を介してパ
ケット形態端末PT1を収容し回線14を介してパケッ
ト交換機PS4と接続しており、パケット交換機PS4
はさらに回線24によってパケット交換機PS2、回線
34によってパケット交換機PS3と接続している。さ
らにパケット交換機PS2はパケット形態端末PT2を
回線02を介して収容している。パケット交換機PS3
はパケット形態端末PT3を回線03を介して収容し、
かつ回線23を介してパケット交換機PS2と接続して
いる。パケット交換機PS1には着信先端末PT2に対
する転送先端末PT3という着信転送先端末データを登
録してある。
説明する。パケット交換機PS1は回線01を介してパ
ケット形態端末PT1を収容し回線14を介してパケッ
ト交換機PS4と接続しており、パケット交換機PS4
はさらに回線24によってパケット交換機PS2、回線
34によってパケット交換機PS3と接続している。さ
らにパケット交換機PS2はパケット形態端末PT2を
回線02を介して収容している。パケット交換機PS3
はパケット形態端末PT3を回線03を介して収容し、
かつ回線23を介してパケット交換機PS2と接続して
いる。パケット交換機PS1には着信先端末PT2に対
する転送先端末PT3という着信転送先端末データを登
録してある。
【0015】本実施例における着信転送方式についての
動作について説明を行う。
動作について説明を行う。
【0016】発信元端末PT1より発信されたパケット
は発信局パケット交換機PS1により着信先端末PT2
を収容する着信局パケット交換機PS2に向けて送信さ
れる。パケットを受信した着信局パケット交換機PS2
は着信先端末PT2に向けて送信を行い着信先端末PT
2にて受信処理される。
は発信局パケット交換機PS1により着信先端末PT2
を収容する着信局パケット交換機PS2に向けて送信さ
れる。パケットを受信した着信局パケット交換機PS2
は着信先端末PT2に向けて送信を行い着信先端末PT
2にて受信処理される。
【0017】ここで端末、パケット交換機、回線がそれ
ぞれ障害になった場合のパケット交換網の動作について
説明する。着信先端末PT2に障害が発生し着信先パケ
ット交換機PS2から着信先端末PT2へのパケットの
送信が不可となった場合は、図1に示すように従来通り
の着信転送機能が作動し着信局パケット交換機PS2か
ら転送先である転送先端末PT3へパケットが転送され
る。この時パケットの送信経路は送信元端末PT1−回
線01−発信局パケット交換機PS1−回線14−パケ
ット交換機PS4−回線24−パケット交換機PS2−
回線23−パケット交換機PS3−転送先端末PT3と
なる。この着信転送機能は着信先端末PT2ではなく回
線02に障害が発生した時にも作動し前記経路により転
送先端末PT3にパケットが転送される。着信先端末P
T2、または着信局パケット交換機PS2と着信先端末
PT2とを結ぶ回線02の障害、もしくはその両方が障
害になりかつその迂回路である回線23に障害が発生し
た場合も同様に転送経路は送信元端末PT1−回線01
−発信局パケット交換機PS1−回線14−パケット交
換機PS4−回線24−パケット交換機PS2−回線2
4−パケット交換機PS4−回線34−パケット交換機
PS3−転送先端末PT3にて着信転送される。
ぞれ障害になった場合のパケット交換網の動作について
説明する。着信先端末PT2に障害が発生し着信先パケ
ット交換機PS2から着信先端末PT2へのパケットの
送信が不可となった場合は、図1に示すように従来通り
の着信転送機能が作動し着信局パケット交換機PS2か
ら転送先である転送先端末PT3へパケットが転送され
る。この時パケットの送信経路は送信元端末PT1−回
線01−発信局パケット交換機PS1−回線14−パケ
ット交換機PS4−回線24−パケット交換機PS2−
回線23−パケット交換機PS3−転送先端末PT3と
なる。この着信転送機能は着信先端末PT2ではなく回
線02に障害が発生した時にも作動し前記経路により転
送先端末PT3にパケットが転送される。着信先端末P
T2、または着信局パケット交換機PS2と着信先端末
PT2とを結ぶ回線02の障害、もしくはその両方が障
害になりかつその迂回路である回線23に障害が発生し
た場合も同様に転送経路は送信元端末PT1−回線01
−発信局パケット交換機PS1−回線14−パケット交
換機PS4−回線24−パケット交換機PS2−回線2
4−パケット交換機PS4−回線34−パケット交換機
PS3−転送先端末PT3にて着信転送される。
【0018】次に図3のように着信転送機能を行う着信
局パケット交換機PS2に障害が発生しパケットが着信
局パケット交換機まで送信することが不可の場合には、
障害を検知したパケット交換機上のIPプロトコルによ
りICMPエラーメッセージが即座に発信局パケット交
換機PS1に返信される。また回線24および回線23
の両回線に障害が発生した場合にも障害を検知したパケ
ット交換機上のIPプロトコルによりICMPエラーメ
ッセージが即座に発信局パケット交換機PS1に返信さ
れる。発信局パケット交換機PS1はICMPエラーメ
ッセージ(タイプ3)を受信すると、登録してある着信
転送先端末データを参照し着信先端末PT2のアドレス
から転送先端末PT3のアドレスを認識し、パケット上
の着信先のアドレスを端末PT2のアドレスから端末P
T3のアドレスへ変更し転送先端末PT3にパケットの
送信を行う。従って本実施例では新たな監視用のパケッ
トを送受信することなく従来の方法では不可能であった
着信局パケット交換機PS2の障害時や回線24および
回線23の両回線での障害児にも着信転送処理を行うこ
とができる。
局パケット交換機PS2に障害が発生しパケットが着信
局パケット交換機まで送信することが不可の場合には、
障害を検知したパケット交換機上のIPプロトコルによ
りICMPエラーメッセージが即座に発信局パケット交
換機PS1に返信される。また回線24および回線23
の両回線に障害が発生した場合にも障害を検知したパケ
ット交換機上のIPプロトコルによりICMPエラーメ
ッセージが即座に発信局パケット交換機PS1に返信さ
れる。発信局パケット交換機PS1はICMPエラーメ
ッセージ(タイプ3)を受信すると、登録してある着信
転送先端末データを参照し着信先端末PT2のアドレス
から転送先端末PT3のアドレスを認識し、パケット上
の着信先のアドレスを端末PT2のアドレスから端末P
T3のアドレスへ変更し転送先端末PT3にパケットの
送信を行う。従って本実施例では新たな監視用のパケッ
トを送受信することなく従来の方法では不可能であった
着信局パケット交換機PS2の障害時や回線24および
回線23の両回線での障害児にも着信転送処理を行うこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、前記パ
ケット交換網において着信局だけではなく、発信局パケ
ット交換機に着信転送に関する着信先端末および前記着
信先端末に対応する転送先端末を登録しておく。これに
より着信局パケット交換機までパケットが送信できない
場合でも発信局パケット交換機に登録された転送先端末
へ転送することが可能となる。また転送の引き金として
着信局パケット交換機への送信不可時に経路上のパケッ
ト交換機により返信されるICMPエラーメッセージを
利用しているため監視パケットによるトラフィックの増
加および障害検出までのタイムラグを押さえることを可
能とする。
ケット交換網において着信局だけではなく、発信局パケ
ット交換機に着信転送に関する着信先端末および前記着
信先端末に対応する転送先端末を登録しておく。これに
より着信局パケット交換機までパケットが送信できない
場合でも発信局パケット交換機に登録された転送先端末
へ転送することが可能となる。また転送の引き金として
着信局パケット交換機への送信不可時に経路上のパケッ
ト交換機により返信されるICMPエラーメッセージを
利用しているため監視パケットによるトラフィックの増
加および障害検出までのタイムラグを押さえることを可
能とする。
【図1】従来技術による着信転送方式の実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図2】特開平5−22346に記載されている着信転
送方式の実施例を示すパケット交換網の構成図である。
送方式の実施例を示すパケット交換網の構成図である。
【図3】本発明による着信転送方式の実施例を示すパケ
ット交換網の構成図である。
ット交換網の構成図である。
PT1〜3…パケット形態端末、 PS1〜4…パケッ
ト交換機、01〜03(0n)…パケット形態端末PT
nとパケット交換機を接続する回線、12〜34(i
j:i<j)…パケット交換機PSiとパケット交換機
PSjを接続する回線。
ト交換機、01〜03(0n)…パケット形態端末PT
nとパケット交換機を接続する回線、12〜34(i
j:i<j)…パケット交換機PSiとパケット交換機
PSjを接続する回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 昌利 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地日 立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 内 (72)発明者 大島 雅弘 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (2)
- 【請求項1】発信局パケット交換機に収容されている発
信元端末と前記発信元端末からの送信データを受信処理
する着信局パケット交換機に収容されている着信先端
末、および前記着信先端末が障害・ビジー状態の時、前
記発信元端末からの送信データを代替して受信処理する
転送先パケット交換機に収容されている転送先端末を含
むIPネットワーク上のパケット交換網の着信転送方式
において、 前記発信局パケット交換機には、前記発信元端末から前
記着信先端末への送信データが転送経路上の回線または
交換機の障害・ビジー状態により送信できない場合に参
照する各着信先端末に対応する転送先端末のデータを格
納しており、 前記発信局パケット交換機で前記着信先端末に送信でき
ないことを検出した場合に前記着信先端末に対応する前
記転送先端末のデータを参照し、前記発信元端末からの
送信データを前記転送先端末へ送ることを特徴とする着
信転送方式。 - 【請求項2】請求項1の着信転送方式において前記発信
元端末から前記着信先端末への転送経路上の各交換機が
自交換機から転送経路上の次交換機へ回線または交換機
の障害・ビジー状態により送信できない場合、IPネッ
トワーク上のICMPエラーメッセージが前記発信局パ
ケット交換機に返信され、前記発信局パケット交換機は
ICMPエラーメッセージ受信により前記着信先端末へ
のデータ送信ができないことを検出し、前記転送先端末
へ転送することを特徴とする着信転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22335197A JPH1168837A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | Ipネットワーク上のパケット交換網における着信転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22335197A JPH1168837A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | Ipネットワーク上のパケット交換網における着信転送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168837A true JPH1168837A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16796810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22335197A Pending JPH1168837A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | Ipネットワーク上のパケット交換網における着信転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168837A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005168018A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Samsung Electronics Co Ltd | Ipパケットのエラー処理装置及び方法、そして該方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体 |
WO2006001557A1 (en) * | 2004-06-25 | 2006-01-05 | Hanrim Postech Co., Ltd. | Wireless charging pad and battery pack using radio frequency identification technology |
US7518983B2 (en) | 2003-03-19 | 2009-04-14 | Hitachi, Ltd. | Proxy response apparatus |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22335197A patent/JPH1168837A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7518983B2 (en) | 2003-03-19 | 2009-04-14 | Hitachi, Ltd. | Proxy response apparatus |
JP2005168018A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Samsung Electronics Co Ltd | Ipパケットのエラー処理装置及び方法、そして該方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体 |
US7308619B2 (en) | 2003-12-02 | 2007-12-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | IP packet error handling apparatus and method using the same, and computer readable medium having computer program for executing the method recorded thereon |
WO2006001557A1 (en) * | 2004-06-25 | 2006-01-05 | Hanrim Postech Co., Ltd. | Wireless charging pad and battery pack using radio frequency identification technology |
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