JPH1168692A - 送信制御装置及びディジタル無線通信方法 - Google Patents

送信制御装置及びディジタル無線通信方法

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JPH1168692A
JPH1168692A JP22682397A JP22682397A JPH1168692A JP H1168692 A JPH1168692 A JP H1168692A JP 22682397 A JP22682397 A JP 22682397A JP 22682397 A JP22682397 A JP 22682397A JP H1168692 A JPH1168692 A JP H1168692A
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JP
Japan
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priority
transmission
tdma
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JP22682397A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nagashima
康之 長島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプライオリティを有する情報を通信す
るチャネルが混在するディジタル無線通信システムにお
いて、データの損失、遅延を極力小さくすることを課題
とする。 【解決手段】 低プライオリティのディジタル情報11
をTDMAチャネルで送信中に高プライオリティの情報
送信要求を受け取った場合には低プライオリティのディ
ジタル情報11を送信するフレーム21aに送信中断を
示すフラグ25を添付して送信を中断し、周波数を切り
替えて高プライオリティのディジタル情報12をランダ
ムアクセスチャネルで送信し、周波数を切り替えて低プ
ライオリティのディジタル情報11のTDMA割当要求
をランダムアクセスチャネルで送信し、TDMA割当要
求に対するTDMA割当通知33に応じて周波数を切り
替え低プライオリティのディジタル情報11の残りをT
DMAチャネルで送信する。 【効果】 データの損失、遅延を極力小さくすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のプライオ
リティを有する情報を通信するチャネルが混在するよう
なディジタル無線通信システムにおいて、データの損
失、遅延を極力小さくするように回線制御を行う送信制
御装置及びディジタル無線通信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル無線通信システムにおいて、
TDMA(time division multiple access:時分割多
元接続)チャネルと、ランダムアクセスチャネルとを共
用するような場合、後者のランダムアクセスチャネル
は、TDMAチャネルの割り当て要求等、高いプライオ
リティを有する情報の通信に用いられることが多い。
【0003】TDMAチャネルとランダムアクセスチャ
ネルの回線上への割当方法としては、以下の2通りが考
えられる。 A.同一周波数上で、時分割により各々を割り当てる方
式。 B.異なる周波数に各々専用のチャネルを確保する方
式。
【0004】衛星通信のように、割当周波数当たりにお
いて確保できる帯域が制限されるようなシステムでは、
Bの方式が有効である。ここでは、本発明に直接係るシ
ステムとして、Bの方式に着目する。また、可搬通信
機、車載通信機のような、大きさの制限が要求されるよ
うな通信機では、一般に、同時に複数の周波数を送信
(当然、受信も)できない。ここでは、この例のよう
に、一度に1周波数のみ、すなわち、TDMAチャネル
とランダムアクセスチャネルを別々の時間にのみ処理さ
れるような場合を考える。
【0005】一般に、通信を要求されたディジタル情報
は、そのプライオリティに関係なく、先着順で処理され
る。同時に複数のディジタル情報が入力された場合は、
高いプライオリティを有する情報から処理される。すな
わち、低いプライオリティのディジタル情報は、高いプ
ライオリティのディジタル情報が送信されていないと
き、そのチャネルに周波数を合わせて通信することにな
る。
【0006】図8に、上述したような通信方式の例を示
す。図8は、”Design and implementation considerat
ions of a MSAT packet data network”、Proceeding o
f IMSC'93の2.3.1に示されている内容、及び”System s
ervices and architecture of the TMI satellite mobi
1e data system”、Proceedings of IMSC'93のMDS CHAN
NEL ARCHITECTUREに示されている内容を図式化したもの
である。
【0007】図8において、11は低プライオリティを
有するTDMAディジタル情報、12は高プライオリテ
ィを有するランダムアクセスディジタル情報、21はT
DMAディジタル情報11を送信するTDMAフレー
ム、31はランダムアクセスディジタル情報12を送信
するランダムアクセスフレームである。
【0008】次に、図8を用いて、従来の通信方式の動
作について説明する。同図に示すように、低プライオリ
ティのTDMAディジタル情報11の送信要求が先に発
生すると、送信制御装置において、送信処理を開始し、
TDMAフレーム21として送信する。
【0009】この時、同時に、高プライオリティのディ
ジタル情報12の送信要求が発生していれば、送信制御
装置において、この情報の処理が優先されるが、図8の
ような、低プライオリティのディジタル情報11の送信
要求が先に発生した場合には、その送信要求に対する処
理が即座に行われることになる。
【0010】このTDMAフレーム21が送信されてい
る間に、高プライオリティのディジタル情報12の送信
要求が発生する場合を考える。この場合、送信制御装置
において、現在TDMAフレーム21を送信中であるこ
とを認識しているため、同ディジタル情報12の送信を
待機させることになる。
【0011】TDMAフレーム21の送信完了後、周波
数をランダムアクセスチャネルに切り替え、ランダムア
クセスフレーム31を送信する。すなわち、高プライオ
リティのディジタル情報12の送信が相当時間遅延する
ことになる。
【0012】上記従来例では、低プライオリティの情報
をTDMAにより、高プライオリティの情報をランダム
アクセスにより送信する例を示したが、この現象は、採
用するアクセス方式に関わらず発生する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ディジタル無線通信システムでは、低プライオリティの
情報11が送信されている間に高プライオリティの情報
12の送信要求が発生しても、先に送信した低プライオ
リティの情報11の送信中は、高プライオリティの情報
12の送信処理を待機させることになり、高プライオリ
ティの情報12の送信が遅延するという問題点があっ
た。
【0014】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、複数のプライオリティを有する情
報を通信するチャネルが混在するようなディジタル無線
通信システムにおいて、データの損失、遅延を極力小さ
くすることができる送信制御装置及びディジタル無線通
信方法を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る送信制御
装置は、低いプライオリティを有する情報の通信に用い
るTDMAチャネルと高いプライオリティを有する情報
の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共用する
ディジタル無線通信システムにおいて、低プライオリテ
ィのディジタル情報に送信中断を示すフラグを添付する
フラグ制御部と、プライオリティに応じて送信するTD
MAフレーム又はランダムアクセスフレームを構成する
送信レジスタと、低プライオリティのディジタル情報を
前記TDMAチャネルで送信中に高プライオリティの情
報送信要求を受け取った場合には前記フラグ制御部によ
り前記低プライオリティのディジタル情報を送信するフ
レームに送信中断を示すフラグを添付して送信を中断
し、周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル
情報を前記ランダムアクセスチャネルで送信し、周波数
を切り替えて前記低プライオリティのディジタル情報の
送信タイミングのTDMA割当要求を前記ランダムアク
セスチャネルで送信し、前記TDMA割当要求に対する
TDMA割当通知に応じて周波数を切り替えて前記低プ
ライオリティのディジタル情報の残りを前記TDMAチ
ャネルで送信する送信制御部とを備えたものである。
【0016】また、この発明に係る送信制御装置は、低
いプライオリティを有する情報の通信に用いるTDMA
チャネルと高いプライオリティを有する情報の通信に用
いるランダムアクセスチャネルとを共用するディジタル
無線通信システムにおいて、低プライオリティのディジ
タル情報に送信中断を示すフラグを添付するフラグ制御
部と、プライオリティに応じて送信するTDMAフレー
ム又はランダムアクセスフレームを構成する送信レジス
タと、低プライオリティのディジタル情報を前記TDM
Aチャネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求
を受け取った場合には前記フラグ制御部により前記低プ
ライオリティのディジタル情報を送信するフレームに送
信中断を示すフラグを添付して送信を中断し、周波数を
切り替えて高プライオリティのディジタル情報を前記ラ
ンダムアクセスチャネルで送信し、送られて来たTDM
A割当通知に応じて周波数を切り替えて前記低プライオ
リティのディジタル情報の残りを前記TDMAチャネル
で送信する送信制御部とを備えたものである。
【0017】さらに、この発明に係る送信制御装置は、
低いプライオリティを有する情報の通信に用いるTDM
Aチャネルと高いプライオリティを有する情報の通信に
用いるランダムアクセスチャネルとを共用するディジタ
ル無線通信システムにおいて、低プライオリティのディ
ジタル情報に送信中断を示すフラグを添付するフラグ制
御部と、プライオリティに応じて送信するTDMAフレ
ーム又はランダムアクセスフレームを構成する送信レジ
スタと、低プライオリティのディジタル情報を前記TD
MAチャネルで送信中に高プライオリティの情報送信要
求を受け取った場合には前記フラグ制御部により前記低
プライオリティのディジタル情報を送信するフレームに
送信中断を示すフラグを添付して送信を中断し、周波数
を切り替えて高プライオリティのディジタル情報と前記
低プライオリティのディジタル情報の送信タイミングの
TDMA割当要求とを前記ランダムアクセスチャネルで
送信し、前記TDMA割当要求に対するTDMA割当通
知に応じて周波数を切り替えて前記低プライオリティの
ディジタル情報の残りを前記TDMAチャネルで送信す
る送信制御部とを備えたものである。
【0018】この発明に係るディジタル無線通信方法
は、低いプライオリティを有する情報の通信に用いるT
DMAチャネルと高いプライオリティを有する情報の通
信に用いるランダムアクセスチャネルとを共用するディ
ジタル無線通信システムにおいて、低プライオリティの
ディジタル情報を前記TDMAチャネルで送信中に高プ
ライオリティの情報送信要求を受け取った場合にはフラ
グ制御部により前記低プライオリティのディジタル情報
を送信するフレームに送信中断を示すフラグを添付して
送信を中断するステップと、周波数を切り替えて高プラ
イオリティのディジタル情報を前記ランダムアクセスチ
ャネルで送信するステップと、周波数を切り替えて前記
低プライオリティのディジタル情報の送信タイミングの
TDMA割当要求を前記ランダムアクセスチャネルで送
信するステップと、前記TDMA割当要求に対するTD
MA割当通知に応じて周波数を切り替えて前記低プライ
オリティのディジタル情報の残りを前記TDMAチャネ
ルで送信するステップとを含むものである。
【0019】また、この発明に係るディジタル無線通信
方法は、低いプライオリティを有する情報の通信に用い
るTDMAチャネルと高いプライオリティを有する情報
の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共用する
ディジタル無線通信システムにおいて、低プライオリテ
ィのディジタル情報を前記TDMAチャネルで送信中に
高プライオリティの情報送信要求を受け取った場合には
前記フラグ制御部により前記低プライオリティのディジ
タル情報を送信するフレームに送信中断を示すフラグを
添付して送信を中断するステップと、周波数を切り替え
て高プライオリティのディジタル情報を前記ランダムア
クセスチャネルで送信するステップと、受信側から送ら
れて来たTDMA割当通知に応じて周波数を切り替えて
前記低プライオリティのディジタル情報の残りを前記T
DMAチャネルで送信するステップとを含むものであ
る。
【0020】さらに、この発明に係るディジタル無線通
信方法は、低いプライオリティを有する情報の通信に用
いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有する情
報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共用す
るディジタル無線通信システムにおいて、低プライオリ
ティのディジタル情報を前記TDMAチャネルで送信中
に高プライオリティの情報送信要求を受け取った場合に
は前記フラグ制御部により前記低プライオリティのディ
ジタル情報を送信するフレームに送信中断を示すフラグ
を添付して送信を中断するステップと、周波数を切り替
えて高プライオリティのディジタル情報と前記低プライ
オリティのディジタル情報の送信タイミングのTDMA
割当要求とを前記ランダムアクセスチャネルで送信する
ステップと、前記TDMA割当要求に対するTDMA割
当通知に応じて周波数を切り替えて前記低プライオリテ
ィのディジタル情報の残りを前記TDMAチャネルで送
信するステップとを含むものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態1について図1、
図2及び図3を参照しながら説明する。図1は、この発
明の実施の形態1に係る送信制御装置の機能構成を示す
ブロック図である。なお、各図中、同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0022】図1において、1は送信制御装置、2は送
信制御部、3はフラグ制御部、4は送信レジスタであ
る。
【0023】また、同図において、11は低プライオリ
ティのディジタル情報、12は高プライオリティのディ
ジタル情報、13は低プライオリティのディジタル情報
の送信要求信号、14は高プライオリティのディジタル
情報の送信要求信号、15は送信すべきチャネルに従っ
て周波数の指定を行う周波数指定信号、16は送信フレ
ームである。
【0024】フラグ制御部3は、低プライオリティ情報
11から送信フレーム16を構築するときに、フレーム
の分割、中断を示すフラグの挿入などの制御を行う。ま
た、送信レジスタ4は、送信フレーム16の送信を制御
する。
【0025】つぎに、この実施の形態1の動作について
説明する。低プライオリティのディジタル情報11が高
レイヤにおいて発生すると、高レイヤは送信制御部2に
対し、低プライオリティ情報の送信要求信号13を出力
する。この送信要求信号13を受け取った送信制御部2
は、送信フレーム16を構築し、送信を開始する。
【0026】低プライオリティのディジタル情報11を
送信中に、高プライオリティのディジタル情報12が発
生し、高プライオリティ情報の送信要求信号14が出力
されると、送信制御装置1のフラグ制御部3において、
送信フレーム16の送信を中断する。このとき、フラグ
制御部3は、受信側で送信が中断されたことを検知でき
るように、中断を示すフラグを添付する。
【0027】図2は、フレーム送信中断時の分割方法の
一例を示したもので、低プライオリティのディジタル情
報を送信するフレームの分割例である。
【0028】図2において、21は本来送信すべき送信
フレーム、22はプリアンブル、23は受信処理を補助
する為のデータの情報が含まれたヘッダ、24はデータ
部である。
【0029】また、同図において、21aは分割された
送信フレーム21の前半部である第1の分割フレーム、
21bは同じく後半部である第2の分割フレームであ
る。25は送信されたフレームが中断されたことを通知
するフラグである。
【0030】なお、図2は、送信フレーム21が2つに
分割された場合について示しているが、3つ以上に分割
された場合についても同様である。すなわち、最終の分
割フレーム以外について、中断を示すフラグ25をフレ
ーム後部に添付する。
【0031】図3は、図1の構成により、高プライオリ
ティの情報を少ない遅延で送信する様子を表したタイミ
ング図であり、ディジタル無線通信方法を示す図であ
る。
【0032】図3においても、従来と同様に、低プライ
オリティのディジタル情報11をTDMA回線により送
信し、高プライオリティのディジタル情報12をランダ
ムアクセス回線により送信するものとする。同図におい
て、低プライオリティのディジタル情報11、高プライ
オリティのディジタル情報12、第1の分割フレーム2
1a、第2の分割フレーム21bについては既に示した
ものと同じである。また、31は高プライオリティのデ
ィジタル情報12を送信する送信フレーム、32はTD
MA再割当要求を送信する為の送信フレーム、33はT
DMA割当通知情報である。
【0033】次に、図3を用いて本実施の形態1の動作
をより詳細に説明する。先に説明したように、低プライ
オリティのディジタル情報11をTDMAフレーム21
aにより送信中に、高プライオリティのディジタル情報
12が発生すると、フラグ制御部3においてTDMAフ
レーム21aにフラグ25が添付され、送信は中断され
る。受信側においては、このフラグ25を読み取ること
により、送信の中断を認識する。
【0034】その後、ランダムアクセスチャネルによる
高プライオリティ情報12の送信の為、送信制御部2に
よる周波数指定信号15により周波数を切り替え、ラン
ダムアクセスチャネルにより、ランダムアクセスフレー
ム31を送信する。
【0035】当該ランダムアクセスフレーム31を送信
後、送信制御部2において、周波数指定信号15により
再び周波数を切り替え、低プライオリティ情報11の残
りを送信する為のTDMA再割り当て要求フレーム32
を送信し、TDMA割当通知情報33を受け取った後、
周波数指定信号15により周波数を切り替え、後半部の
TDMAフレーム21bを送信する。
【0036】以上の動作により、複数のプライオリティ
を有する情報を通信するチャネルが混在するようなディ
ジタル無線通信システムにおいて、データの損失、遅延
を極力小さくするように回線を制御することができる。
【0037】すなわち、この実施の形態1に係る、低プ
ライオリティのディジタル情報、同情報を送信するため
の送信タイミング割り当て要求、及び高プライオリティ
のディジタル情報をそれぞれ異なる周波数で通信するよ
うなディジタル無線通信システムは、低プライオリティ
のディジタル情報11を送信するフレームの送信を中断
するための中断信号(フラグ)を設け、低プライオリテ
ィのディジタル情報11を送信中に、当該中断信号を送
信して当該ディジタル情報11の送信を中断し、高プラ
イオリティのディジタル情報12の送信のための周波数
に切り替え、高プライオリティのディジタル情報12を
送信し、低プライオリティの残りの情報を送信するため
の送信タイミング割り当て要求を送信するために再び周
波数を切り替え、当該送信タイミング割り当て要求を送
信し、当該送信タイミングの割り当て通知を受けた後、
低プライオリティの残りの情報を送信するために再び周
波数を切り替え、低プライオリティの残りの情報を送信
するものである。
【0038】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
ついて図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、
この発明の実施の形態2に係る送信制御装置の機能構成
を示すブロック図である。
【0039】図4において、1Aは送信制御装置、2A
は送信制御部、3はフラグ制御部、4は送信レジスタで
ある。
【0040】また、同図において、11は低プライオリ
ティのディジタル情報、12は高プライオリティのディ
ジタル情報、13は低プライオリティのディジタル情報
の送信要求信号、14は高プライオリティのディジタル
情報の送信要求信号、15は送信すべきチャネルに従っ
て周波数の指定を行う周波数指定信号、16は送信フレ
ームである。なお、図示しない回線制御局(受信側)に
は、低プライオリティのディジタル情報11に対して、
全データ長、送信済みデータ長、未送信データ長を計算
するデータ長計算部を備えている。
【0041】この実施の形態2では、回線品質が十分に
保証されており、通信回線上のフレームの損失がないと
みなせる場合に有効な方法を示す。
【0042】図5は、本発明の実施の形態2の動作を示
すタイミング図であり、ディジタル無線通信方法を示す
図である。図5の各要素については、図3と同様であ
り、ここでは各要素の説明を省略する。図5において、
図3と異なるのは、送信制御部2Aにおいて分割された
低プライオリティ情報11の送信を行う為の割当要求3
2が省かれたことである。
【0043】次に、図4及び図5を用いて、この実施の
形態2の動作を説明する。低プライオリティのディジタ
ル情報11をTDMAフレーム21aにより送信中に、
高プライオリティのディジタル情報12が発生すると、
フラグ制御部3においてフラグ25が添付され、送信が
中断されるまでの動作は、上記実施の形態1と同様であ
る。
【0044】ここでは、回線制御局(受信側)におい
て、受信すべき低プライオリティの情報11の長さが既
知であることを前提とする。一般に、回線制御局は、送
信側に対する送信タイミングの割当を管理していること
から、多くの場合この前提は成立する。
【0045】受信側でフラグ25を検知したとき、回線
制御局のデータ長計算部において、既に受信した情報の
長さを計算し、受信すべき情報の全長から既に受信した
情報の長さを差し引いた残りの長さを記憶する。
【0046】送信側の送信制御装置1Aにおいては、低
プライオリティのディジタル情報11の送信を中断した
後、高プライオリティのディジタル情報12を乗せたフ
レーム31を送信する。
【0047】受信側の回線制御局において、ランダムア
クセスフレーム31の受信を確認したとき、認識してい
る残りの低プライオリティ情報の長さから、送信フレー
ムの割当を計算し、割当通知33として通知する。
【0048】送信側は、これを受け取り、残りの低プラ
イオリティのディジタル情報11をTDMAフレーム2
1bとして送信する。
【0049】本実施の形態2で述べた方法は、回線品質
が十分に保証され、受信側において中断を示すフラグを
確実に受信できることを前提とすれば、上記実施の形態
1と同等の効果を与え、さらに、送信側において再割当
要求を送信する必要がない分、より簡素な方式と言え
る。
【0050】すなわち、この実施の形態2に係る送信制
御装置は、プライオリティ別にディジタル情報及び送信
要求信号を受け取る送信制御部2Aによりプライオリテ
ィ別にディジタル情報及び送信要求信号を取得し、低プ
ライオリティの情報11の送信中に、高プライオリティ
の情報12の送信要求14を受け取った場合に、フラグ
制御部3により低プライオリティの情報11を送信する
フレーム21aに送信中断を示すフラグ25を添付し、
送信を中断する。その後、送信制御部2Aにより周波数
の切り替えを指示し、送信レジスタ4において送信フレ
ームを切り替え、高プライオリティのディジタル情報1
2を送信する。一方、回線制御局において、低プライオ
リティのディジタル情報11の残りの長さに従って、当
該ディジタル情報の送信タイミングを通知する。その
後、送信制御装置において送信制御部2Aにより周波数
の切り替えを指示し、当該割り当て要求に対する割り当
て通知33に応じて低プライオリティの情報11の送信
を再開する。これにより、データの損失、遅延を極力小
さくすることができる。
【0051】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
ついて図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、
この発明の実施の形態3に係る送信制御装置の機能構成
を示すブロック図である。
【0052】図6において、1Bは送信制御装置、2B
は送信制御部、3はフラグ制御部、4は送信レジスタで
ある。
【0053】また、同図において、11は低プライオリ
ティのディジタル情報、12は高プライオリティのディ
ジタル情報、13は低プライオリティのディジタル情報
の送信要求信号、14は高プライオリティのディジタル
情報の送信要求信号、15は送信すべきチャネルに従っ
て周波数の指定を行う周波数指定信号、16は送信フレ
ームである。
【0054】図7は、本発明の実施の形態3の動作を示
すタイミング図であり、ディジタル無線通信方法を示す
図である。図7に示す各要素については、図3と同様な
ので、ここでは説明を省略する。同図において、図3と
異なる部分は、低プライオリテイ情報11の残りを送信
する為のTDMA割り当て要求32が、高プライオリテ
ィのディジタル情報12を乗せたフレーム31と連なっ
て、同一チャネルにおいて送信されていることである。
【0055】次に、図6及び図7を用いて、本実施の形
態3の動作を説明する。低プライオリティのディジタル
情報11をTDMAフレーム21aにより送信中に、高
プライオリティのディジタル情報12が発生すると、フ
ラグ制御部3においてフラグ25が添付され、送信が中
断されるまでの動作は、上記実施の形態1と同様であ
る。
【0056】その後、ランダムアクセスチャネルによる
高プライオリティ情報12の送信の為、周波数を切り替
え、ランダムアクセスチャネルにより、ランダムアクセ
スフレーム31を送信する。
【0057】本実施の形態3においては、低プライオリ
ティ情報11の残りを送信する為のTDMA割り当て要
求フレーム32が高プライオリティ情報12の送信の為
のランダムアクセスフレーム31に添付されており、同
一の周波数で送信する。
【0058】従って、本実施の形態3では、高プライオ
リティ情報12の送信と、低プライオリティ情報の残り
を送信するためのTDMA割り当て要求32を同一の周
波数で行うことになる。この場合、この周波数における
本来の用途である、高プライオリティ情報12の送信に
用いることのできる領域の範囲、すなわち、チャネル効
率が間題となる。
【0059】しかし、高プライオリティの情報12に比
べ、TDMA割り当て要求32の情報量が十分小さけれ
ば、チャネル効率の劣化はさほど問題とはならない。
【0060】本実施の形態3で述べた方法は、高プライ
オリティ情報12に比べ、TDMA割り当て要求32の
情報量が十分小さい場合に、上記実施の形態1と同等の
効果を与え、さらに、送信側において、TDMA割り当
て要求のための周波数切り替えが必要ない分、より簡素
な方式と言える。
【0061】すなわち、この実施の形態3に係る送信制
御装置は、プライオリティ別にディジタル情報及び送信
要求信号を受け取る送信制御部2Bによりプライオリテ
ィ別にディジタル情報及び送信要求信号を取得し、低プ
ライオリティの情報11の送信中に、高プライオリティ
の情報12の送信要求14を受け取った場合に、フラグ
制御部3により低プライオリティの情報11を送信する
フレーム21aに送信中断を示すフラグ25を添付し、
送信を中断する。その後、送信制御部2Bにより周波数
の切り替えを指示し、送信レジスタ4において送信フレ
ームを切り替え、高プライオリティのディジタル12、
及び低プライオリティのディジタル情報11を送信する
ための送信タイミング割り当て要求32を送信する。そ
の後、送信制御部2Bにより周波数の切り替えを指示
し、当該割り当て要求に対する割り当て通知33に応じ
て低プライオリティの情報11の送信を再開する。これ
により、データの損失、遅延を極力小さくすることがで
きる。
【0062】
【発明の効果】この発明に係る送信制御装置は、以上説
明したとおり、低いプライオリティを有する情報の通信
に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有す
る情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共
用するディジタル無線通信システムにおいて、低プライ
オリティのディジタル情報に送信中断を示すフラグを添
付するフラグ制御部と、プライオリティに応じて送信す
るTDMAフレーム又はランダムアクセスフレームを構
成する送信レジスタと、低プライオリティのディジタル
情報を前記TDMAチャネルで送信中に高プライオリテ
ィの情報送信要求を受け取った場合には前記フラグ制御
部により前記低プライオリティのディジタル情報を送信
するフレームに送信中断を示すフラグを添付して送信を
中断し、周波数を切り替えて高プライオリティのディジ
タル情報を前記ランダムアクセスチャネルで送信し、周
波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタル情
報の送信タイミングのTDMA割当要求を前記ランダム
アクセスチャネルで送信し、前記TDMA割当要求に対
するTDMA割当通知に応じて周波数を切り替えて前記
低プライオリティのディジタル情報の残りを前記TDM
Aチャネルで送信する送信制御部とを備えたので、デー
タの損失、遅延を極力小さくすることができるという効
果を奏する。
【0063】また、この発明に係る送信制御装置は、以
上説明したとおり、低いプライオリティを有する情報の
通信に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを
有する情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルと
を共用するディジタル無線通信システムにおいて、低プ
ライオリティのディジタル情報に送信中断を示すフラグ
を添付するフラグ制御部と、プライオリティに応じて送
信するTDMAフレーム又はランダムアクセスフレーム
を構成する送信レジスタと、低プライオリティのディジ
タル情報を前記TDMAチャネルで送信中に高プライオ
リティの情報送信要求を受け取った場合には前記フラグ
制御部により前記低プライオリティのディジタル情報を
送信するフレームに送信中断を示すフラグを添付して送
信を中断し、周波数を切り替えて高プライオリティのデ
ィジタル情報を前記ランダムアクセスチャネルで送信
し、送られて来たTDMA割当通知に応じて周波数を切
り替えて前記低プライオリティのディジタル情報の残り
を前記TDMAチャネルで送信する送信制御部とを備え
たので、データの損失、遅延を極力小さくすることがで
きるという効果を奏する。
【0064】さらに、この発明に係る送信制御装置は、
以上説明したとおり、低いプライオリティを有する情報
の通信に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティ
を有する情報の通信に用いるランダムアクセスチャネル
とを共用するディジタル無線通信システムにおいて、低
プライオリティのディジタル情報に送信中断を示すフラ
グを添付するフラグ制御部と、プライオリティに応じて
送信するTDMAフレーム又はランダムアクセスフレー
ムを構成する送信レジスタと、低プライオリティのディ
ジタル情報を前記TDMAチャネルで送信中に高プライ
オリティの情報送信要求を受け取った場合には前記フラ
グ制御部により前記低プライオリティのディジタル情報
を送信するフレームに送信中断を示すフラグを添付して
送信を中断し、周波数を切り替えて高プライオリティの
ディジタル情報と前記低プライオリティのディジタル情
報の送信タイミングのTDMA割当要求とを前記ランダ
ムアクセスチャネルで送信し、前記TDMA割当要求に
対するTDMA割当通知に応じて周波数を切り替えて前
記低プライオリティのディジタル情報の残りを前記TD
MAチャネルで送信する送信制御部とを備えたので、デ
ータの損失、遅延を極力小さくすることができるという
効果を奏する。
【0065】この発明に係るディジタル無線通信方法
は、以上説明したとおり、低いプライオリティを有する
情報の通信に用いるTDMAチャネルと高いプライオリ
ティを有する情報の通信に用いるランダムアクセスチャ
ネルとを共用するディジタル無線通信システムにおい
て、低プライオリティのディジタル情報を前記TDMA
チャネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求を
受け取った場合にはフラグ制御部により前記低プライオ
リティのディジタル情報を送信するフレームに送信中断
を示すフラグを添付して送信を中断するステップと、周
波数を切り替えて高プライオリティのディジタル情報を
前記ランダムアクセスチャネルで送信するステップと、
周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタル
情報の送信タイミングのTDMA割当要求を前記ランダ
ムアクセスチャネルで送信するステップと、前記TDM
A割当要求に対するTDMA割当通知に応じて周波数を
切り替えて前記低プライオリティのディジタル情報の残
りを前記TDMAチャネルで送信するステップとを含む
ので、データの損失、遅延を極力小さくすることができ
るという効果を奏する。
【0066】また、この発明に係るディジタル無線通信
方法は、以上説明したとおり、低いプライオリティを有
する情報の通信に用いるTDMAチャネルと高いプライ
オリティを有する情報の通信に用いるランダムアクセス
チャネルとを共用するディジタル無線通信システムにお
いて、低プライオリティのディジタル情報を前記TDM
Aチャネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求
を受け取った場合には前記フラグ制御部により前記低プ
ライオリティのディジタル情報を送信するフレームに送
信中断を示すフラグを添付して送信を中断するステップ
と、周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル
情報を前記ランダムアクセスチャネルで送信するステッ
プと、受信側から送られて来たTDMA割当通知に応じ
て周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタ
ル情報の残りを前記TDMAチャネルで送信するステッ
プとを含むので、データの損失、遅延を極力小さくする
ことができるという効果を奏する。
【0067】さらに、この発明に係るディジタル無線通
信方法は、以上説明したとおり、低いプライオリティを
有する情報の通信に用いるTDMAチャネルと高いプラ
イオリティを有する情報の通信に用いるランダムアクセ
スチャネルとを共用するディジタル無線通信システムに
おいて、低プライオリティのディジタル情報を前記TD
MAチャネルで送信中に高プライオリティの情報送信要
求を受け取った場合には前記フラグ制御部により前記低
プライオリティのディジタル情報を送信するフレームに
送信中断を示すフラグを添付して送信を中断するステッ
プと、周波数を切り替えて高プライオリティのディジタ
ル情報と前記低プライオリティのディジタル情報の送信
タイミングのTDMA割当要求とを前記ランダムアクセ
スチャネルで送信するステップと、前記TDMA割当要
求に対するTDMA割当通知に応じて周波数を切り替え
て前記低プライオリティのディジタル情報の残りを前記
TDMAチャネルで送信するステップとを含むので、デ
ータの損失、遅延を極力小さくすることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る低プライオリ
ティのディジタル情報を送信するフレームの分割例を示
す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作タイミングを
示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の動作タイミングを
示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3の動作タイミングを
示す図である。
【図8】 従来のディジタル無線通信システムを示す図
である。
【符号の説明】
1、1A、1B 送信制御装置、2、2A、2B 送信
制御部、3 フラグ制御部、4 送信レジスタ、11
低プライオリティのディジタル情報、12 高プライオ
リティのディジタル情報、13 低プライオリティのデ
ィジタル情報の送信要求信号、14 高プライオリティ
のディジタル情報の送信要求信号、15周波数指定信
号、16 送信フレーム、21a 第1の分割フレー
ム、21b第2の分割フレーム、31 高プライオリテ
ィのディジタル情報12を送信する送信フレーム、32
TDMA割当要求信号、33 TDMA割当通知情
報。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低いプライオリティを有する情報の通信
    に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有す
    る情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共
    用するディジタル無線通信システムにおいて、 低プライオリティのディジタル情報に送信中断を示すフ
    ラグを添付するフラグ制御部と、 プライオリティに応じて送信するTDMAフレーム又は
    ランダムアクセスフレームを構成する送信レジスタと、 低プライオリティのディジタル情報を前記TDMAチャ
    ネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求を受け
    取った場合には前記フラグ制御部により前記低プライオ
    リティのディジタル情報を送信するフレームに送信中断
    を示すフラグを添付して送信を中断し、 周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル情報
    を前記ランダムアクセスチャネルで送信し、 周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタル
    情報の送信タイミングのTDMA割当要求を前記ランダ
    ムアクセスチャネルで送信し、 前記TDMA割当要求に対するTDMA割当通知に応じ
    て周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタ
    ル情報の残りを前記TDMAチャネルで送信する送信制
    御部とを備えたことを特徴とする送信制御装置。
  2. 【請求項2】 低いプライオリティを有する情報の通信
    に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有す
    る情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共
    用するディジタル無線通信システムにおいて、 低プライオリティのディジタル情報に送信中断を示すフ
    ラグを添付するフラグ制御部と、 プライオリティに応じて送信するTDMAフレーム又は
    ランダムアクセスフレームを構成する送信レジスタと、 低プライオリティのディジタル情報を前記TDMAチャ
    ネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求を受け
    取った場合には前記フラグ制御部により前記低プライオ
    リティのディジタル情報を送信するフレームに送信中断
    を示すフラグを添付して送信を中断し、 周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル情報
    を前記ランダムアクセスチャネルで送信し、 送られて来たTDMA割当通知に応じて周波数を切り替
    えて前記低プライオリティのディジタル情報の残りを前
    記TDMAチャネルで送信する送信制御部とを備えたこ
    とを特徴とする送信制御装置。
  3. 【請求項3】 低いプライオリティを有する情報の通信
    に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有す
    る情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共
    用するディジタル無線通信システムにおいて、 低プライオリティのディジタル情報に送信中断を示すフ
    ラグを添付するフラグ制御部と、 プライオリティに応じて送信するTDMAフレーム又は
    ランダムアクセスフレームを構成する送信レジスタと、 低プライオリティのディジタル情報を前記TDMAチャ
    ネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求を受け
    取った場合には前記フラグ制御部により前記低プライオ
    リティのディジタル情報を送信するフレームに送信中断
    を示すフラグを添付して送信を中断し、 周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル情報
    と前記低プライオリティのディジタル情報の送信タイミ
    ングのTDMA割当要求とを前記ランダムアクセスチャ
    ネルで送信し、 前記TDMA割当要求に対するTDMA割当通知に応じ
    て周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタ
    ル情報の残りを前記TDMAチャネルで送信する送信制
    御部とを備えたことを特徴とする送信制御装置。
  4. 【請求項4】 低いプライオリティを有する情報の通信
    に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有す
    る情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共
    用するディジタル無線通信システムにおいて、 低プライオリティのディジタル情報を前記TDMAチャ
    ネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求を受け
    取った場合にはフラグ制御部により前記低プライオリテ
    ィのディジタル情報を送信するフレームに送信中断を示
    すフラグを添付して送信を中断するステップと、 周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル情報
    を前記ランダムアクセスチャネルで送信するステップ
    と、 周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタル
    情報の送信タイミングのTDMA割当要求を前記ランダ
    ムアクセスチャネルで送信するステップと、 前記TDMA割当要求に対するTDMA割当通知に応じ
    て周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタ
    ル情報の残りを前記TDMAチャネルで送信するステッ
    プとを含むことを特徴とするディジタル無線通信方法。
  5. 【請求項5】 低いプライオリティを有する情報の通信
    に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有す
    る情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共
    用するディジタル無線通信システムにおいて、 低プライオリティのディジタル情報を前記TDMAチャ
    ネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求を受け
    取った場合には前記フラグ制御部により前記低プライオ
    リティのディジタル情報を送信するフレームに送信中断
    を示すフラグを添付して送信を中断するステップと、 周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル情報
    を前記ランダムアクセスチャネルで送信するステップ
    と、 受信側から送られて来たTDMA割当通知に応じて周波
    数を切り替えて前記低プライオリティのディジタル情報
    の残りを前記TDMAチャネルで送信するステップとを
    含むことを特徴とするディジタル無線通信方法。
  6. 【請求項6】 低いプライオリティを有する情報の通信
    に用いるTDMAチャネルと高いプライオリティを有す
    る情報の通信に用いるランダムアクセスチャネルとを共
    用するディジタル無線通信システムにおいて、 低プライオリティのディジタル情報を前記TDMAチャ
    ネルで送信中に高プライオリティの情報送信要求を受け
    取った場合には前記フラグ制御部により前記低プライオ
    リティのディジタル情報を送信するフレームに送信中断
    を示すフラグを添付して送信を中断するステップと、 周波数を切り替えて高プライオリティのディジタル情報
    と前記低プライオリティのディジタル情報の送信タイミ
    ングのTDMA割当要求とを前記ランダムアクセスチャ
    ネルで送信するステップと、 前記TDMA割当要求に対するTDMA割当通知に応じ
    て周波数を切り替えて前記低プライオリティのディジタ
    ル情報の残りを前記TDMAチャネルで送信するステッ
    プとを含むことを特徴とするディジタル無線通信方法。
JP22682397A 1997-08-22 1997-08-22 送信制御装置及びディジタル無線通信方法 Pending JPH1168692A (ja)

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