JPH116728A - 形状測定装置 - Google Patents

形状測定装置

Info

Publication number
JPH116728A
JPH116728A JP17327597A JP17327597A JPH116728A JP H116728 A JPH116728 A JP H116728A JP 17327597 A JP17327597 A JP 17327597A JP 17327597 A JP17327597 A JP 17327597A JP H116728 A JPH116728 A JP H116728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measured
measuring
shape
reference point
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17327597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Yamamoto
知弘 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I T T KK
MATSUO BRIDGE
MATSUO KYORYO KK
Original Assignee
I T T KK
MATSUO BRIDGE
MATSUO KYORYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by I T T KK, MATSUO BRIDGE, MATSUO KYORYO KK filed Critical I T T KK
Priority to JP17327597A priority Critical patent/JPH116728A/ja
Publication of JPH116728A publication Critical patent/JPH116728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼構造部材のような大型の被測定物を、測定
機を順次移動させて測定する場合に、精度良く測定する
ことができる形状測定装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも3個の基準点9a、9b、9
cから成る基準点群8a〜8gが設定されている測定用
治具3を準備する。基準点群間の位置関係は予め精密に
測定しておく。特定の測定位置で被測定物5を測定した
ときは、例えば基準点群8bの座標も測定し、第1の座
標データ群を得る。他の特定の測定位置で測定したとき
は、例えば基準点群8dの座標も測定して第2の座標デ
ータ群を得る。その後、基準点群8b、8dの位置関係
に基づいて、第1及び第2の座標データ群を合成して、
被測定物5の全体の形状を把握する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鋼構造部材のよ
うな比較的大形の被測定物を、測定機を複数の測定位置
に移動させて部分的に測定し、各測定位置での測定結果
を合成して被測定物全体の形状を把握する際に好適に用
いられる形状測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、橋梁部材などの鋼構造部材の工場
製作後の品質管理の手段として、仮組立及びその検査
が、最も確実な形状照査・確認の方法として採用されて
きた。しかし、仮組立及びその検査は、多大な経費がか
かり、また天候や高所作業など厳しい作業条件が要求さ
れるなど、多くの問題点を有していた。これらの問題点
を解消するものとして、鋼構造部材3次元計測システム
と仮組立シミュレーションシステムとが開発されてい
る。鋼構造部材3次元計測システムは、製作した鋼構造
部材の形状を計測するためのシステムであり、仮組立シ
ミュレーションシステムは、上記計測システムの計測結
果に基づいて仮想的に鋼構造部材を組立てて組立て精度
等を確認・検査するためのシステムである。これらの2
つのシステムを併用することによって、仮組立工程を省
略し、低コストで容易かつ確実な品質管理を行うことが
できる。
【0003】ところで、上記鋼構造部材3次元計測シス
テムでは、鋼構造部材の形状を測定する計測機が用いら
れている。計測機の種類としては、大別して接触式と非
接触式とがある。接触式の典型的なものとしては、ロボ
ットアームの先端にプローブを取り付け、このプローブ
を被測定物の表面に接触させて接触点の3次元座標を測
定するものがある。非接触式のものとしては、ロボット
アームの先端に3次元視覚センサを取り付け、このセン
サを被測定物に近接させて3次元座標を測定するもの
や、測角測距機を用いて作業者が直接被測定物を観測し
て測定するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】被測定物である橋梁部
材などの鋼構造部材は、一般に数m〜十数mの大きさを
有している。従って、測角測距機を用いる場合は、当該
測角測距機から鋼構造部材までの距離が長いため、その
分だけ測定誤差が大きくなり、また作業者の熟練度やく
せが測定結果に影響を及ぼすことになり、好ましいもの
ではない。
【0005】一方、プローブや3次元視覚センサを用い
る場合は、被測定物に接触又は近接して測定するため、
測定誤差を小さくすることができるが、その反面、測定
範囲がロボットアームの可動範囲によって制約されてし
まうという欠点がある。上述したように鋼構造部材はか
なり大きなものであるため、測定機を1ヶ所に据え付け
て測定しようとすると、ロボットアームの可動範囲を鋼
構造部材に即して大きくする必要があり、測定機の大型
化及びコストアップを招来する。そこで、高い測定精度
を得られる比較的測定範囲の狭い測定機を、複数の測定
位置に移動させて被測定物を部分的に測定し、測定結果
を合成して、被測定物全体の形状を得る方式が採用され
ている。この方式では、測定結果を合成するために、複
数の測定位置の位置関係を知る必要があるが、一般的に
測定機の移動量は測距機を用いて測定している。従っ
て、測距機の測定精度によって測定結果の合成精度が左
右されてしまうため、測定機の測定精度をいくら高くし
ても、全く意味がないことになる。
【0006】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、鋼構造部材のよ
うな大型の被測定物を、測定機を順次移動させて測定す
る場合に、容易に精度良く測定することができる形状測
定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の形状測
定装置は、プローブ6の先端を被測定物5の表面に接触
させて形状を測定する測定機2と、少なくとも3個の基
準点9a、9b、9cから成る基準点群8a〜8hが、
予め定める相対的な位置関係を有して複数個設定されて
いる測定用治具3と、複数の異なる測定位置で測定した
被測定物5の形状を、それぞれ異なる基準点群8a〜8
hと関連付けて把握し、基準点群間の相対的な位置関係
に基づいて、被測定物5の形状を合成する制御手段4と
を備えることを特徴としている。
【0008】上記請求項1の形状測定装置では、測定機
2を複数の異なる測定位置に順番に移動させながら、被
測定物5を測定して得た形状を、測定用治具3に予め設
定された基準点群8a〜8h間の相対的な位置関係に基
づいて合成して被測定物5の全体の形状を得るようにし
ている。基準点群8a〜8h間の位置関係は予め精密に
測定しておくことができるので、例えば測距機を用いて
作業者が測定して得た測定機2の移動量に基づいて、各
測定位置で測定した被測定物5の形状を合成する場合に
比べて、精度良く合成処理をすることができる。このよ
うに比較的簡単な構造である測定用治具3を準備するだ
けで、比較的大きな被測定物5を容易にかつ精度良く測
定することができる。
【0009】また請求項2の形状測定装置は、測定すべ
き位置座標が円形の透孔15である場合、上記測定機2
は、上記透孔15の直径D2よりも大きい直径D1の球
体12が先端に取り付けられた球状プローブ11を用い
て、上記球体12を上記透孔15に嵌め込んで球体12
の中心14の位置座標を測定し、上記制御手段4は、測
定した位置座標に基づいて上記透孔15の位置座標を把
握することを特徴としている。
【0010】上記請求項2の形状測定装置では、測定す
べき位置座標が例えばボルト孔のような円形の透孔15
の中心であり、各透孔15が同一平面上に形成されてい
る場合、球状プローブ11の先端に取り付けられた球体
12を上記透孔15に嵌め込んで球体12の中心14の
位置座標をそれぞれ測定する。測定後、得られた位置座
標に基づいて所定の演算を行い、上記透孔15の位置座
標を把握する。このように透孔15の位置座標を測定す
る場合は、球状プローブ11を押し当てるだけでよく、
また球状プローブ11を押し当てる方向もそれほど気に
することなく簡単に行うことができる。従って、先端が
細く形成されたいわゆるポイントプローブを用いて測定
する場合に比べて格段に作業が容易であり、作業効率も
向上する。
【0011】さらに請求項3の形状測定装置は、上記基
準点群8a〜8hを構成する各基準点9a、9b、9c
は、同一平面上に形成されると共に、上記球体12が嵌
合できるように横断面形状が円形に形成された嵌合部1
0によって指標されており、上記測定機2は、上記嵌合
部10に上記球体12を嵌め込んで球体12の中心14
の座標を測定し、上記制御手段4は、測定した座標に基
づいて基準点9a、9b、9cの座標を把握することを
特徴としている。
【0012】上記請求項3の形状測定装置では、測定用
治具3に設定されている基準点9a、9b、9cを上記
球体12が嵌合できるような嵌合部10によって指標し
たので、上記球状プローブ11を利用して基準点9a、
9b、9cも測定することができる。また、基準点9
a、9b、9cは同一平面上に形成された既知点である
ため、透孔15のように両側から測定する必要はない。
従って、基準点9a、9b、9cの測定も容易に行うこ
とができる。
【0013】請求項4の形状測定装置は、上記測定用治
具3は、平板であり、上記嵌合部は、上記平板の一方表
面から形成された円形又は円錐形の貫通孔10、16あ
るいは円形又は円錐形の凹部であることを特徴としてい
る。
【0014】上記請求項4の形状測定装置では、測定用
治具3を容易に製造することができると共に、その取扱
いも容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】次にこの発明の形状測定装置の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施の形態である形状測定
装置1の概略を示す斜視図であり、図2は測定用治具3
の一部拡大平面図であり、図3は透孔15の座標検出方
法を説明するための断面図である。
【0016】形状測定装置1は、図1に示すように、測
定機2と、測定用治具3と、制御手段4とを備えて構成
される。測定機2は、鋼構造部材などの被測定物5の3
次元形状を測定するためのものであり、測定用プローブ
6が先端に取付けられた多関節型マニピュレータ7を備
える。形状の測定にあたって、先ず、適当な点を原点と
して互いに直交する3つの座標軸(X軸、Y軸、Z軸)
を設定する。次に、被測定物5の輪郭などを測定すると
きは、測定用プローブ6の先端を被測定物5の表面に接
触させてその接触点の座標を読取るという動作を、接触
点を移動させながら繰返して行う。尚、測定機2は、プ
ローブ6の先端の座標を、マニピュレータ7の動きに基
づいて検出して出力するように予め設定されているもの
とする。また、測定しようとする点とプローブ6の先端
とのずれを最小限とするために、プローブ6の先端をで
きる限り細く形成したいわゆるポイントプローブを用い
て、プローブ6を表面に接触させるようにする。一方、
ボルト孔のような透孔15の位置座標を測定するとき
は、後述する球状プローブ11を用いる。
【0017】出力された座標データは、制御手段4に与
えられて後述する合成処理が行われる。また、測定機2
は、図示しない移動機構によって移動可能に設置されて
おり、複数の測定位置で被測定物5の形状を測定するこ
とができる。これは、マニピュレータ7の可動範囲より
も被測定物5の方が大きい場合でも形状を測定できるよ
うにするためである。
【0018】測定用治具3は、上記複数の測定位置での
各測定データ間の関係を知るために用いられるものであ
り、平板状に形成されると共に、複数個の基準点群8a
〜8h(総称するときは参照符「8」を用いる)が設定
されている。これらの基準点群8どうしの相対的な位置
関係は予め精密に測定されている。従って、複数の異な
る測定位置で測定した被測定物5の測定データ(部分的
な形状)を、それぞれ異なる基準点群と関連付けて記憶
させておけば、基準点群8どうしの相対的な位置関係に
基づいて測定データを合成して被測定物5の全体の形状
を把握することができる。例えば、図1において、参照
符2の位置で被測定物5を測定すると共に、基準点群8
bも測定しておく。続いて参照符2aの位置で被測定物
5を測定すると共に、基準点群8dも測定しておく。こ
れによって、2つの測定データ群を得る。ここで、基準
点群8b、8dの間の位置関係は分かっているので、2
つの測定データ群が共通の座標軸となるような座標変換
処理を施すことによって、2つの測定データ群が合成さ
れたことになる。
【0019】基準点群8の構成を基準点群8aを例にと
り説明するが、他の基準点群8b〜8hについても同様
である。基準点群8aは、3個の基準点9a、9b、9
c(総称するときは参照符「9」を用いる)から成る。
基準点9は、図2に示すように、測定用治具3の一方表
面から他方表面まで貫通された円形の貫通孔10によっ
て指標されている。
【0020】制御手段4は、いわゆるコンピュータシス
テム等によって実現され、測定機2からの測定データを
記憶し、座標変換処理や測定データ合成処理などの所定
の処理を行う。また、制御手段4によって上記移動機構
を制御させるようにしてもよい。
【0021】次に、図3を参照して、被測定物5に形成
されている透孔15の位置座標の測定方法を説明する。
透孔15を測定するときは、球状プローブ11を用い
る。この球状プローブ11は、その先端に球体12を有
しており、球体12の直径D1は、透孔15の直径D2
よりも大きく選ばれている。測定機2は、球状プローブ
11を取り付けたときは、球体12の中心14の座標を
検出するように設定する。従って、球体12を透孔15
に嵌め込んだとき、球状プローブ11がいかなる向きで
あっても、球体12の中心14は透孔15の中心線13
上の所定の位置に常に存在することになる。
【0022】透孔15の位置座標を測定するときは、先
ず、図3に実線で示すように一方表面5a側から球体1
2を透孔15に嵌め込んで中心14の位置座標を測定す
る。次に、図3に2点鎖線で示すように他方表面5b側
から球体12aを透孔15に嵌め込んで中心14aの位
置座標を測定する。これによって、透孔15の中心線1
3上の2つの位置座標が測定されたことになる。測定
後、得られた2つの位置座標に基づいて所定の演算を行
い、透孔15の位置座標を把握する。例えば2つの座標
値の平均値をとれば、2つの座標を結ぶ線分(図3では
中心14と14aとを結ぶ線分)の中点Pが求まり、こ
の中点Pは透孔15の板厚方向の中心点を示している。
このように、球状プローブ11を透孔15に2回押し当
てるだけでよく、また球状プローブ11を押し当てる方
向もそれほど気にすることなく、簡単な操作で透孔15
の位置座標を測定することができる。
【0023】また、測定用治具3の基準点の位置座標を
測定する場合も、透孔15の測定の場合と同様に、球状
プローブ11を用いることができる。この場合は、特定
の基準点群を構成する3つの各基準点については、予め
同一平面上に貫通孔10を形成しているため、貫通孔1
0の一方側のみに球状プローブ11を嵌め込んで座標を
測定すればよい。尚、基準点として、貫通孔10が形成
された表面と貫通孔10の中心線との交点を選んだ場
合、球状プローブ11で測定した座標は基準点から上記
中心線に沿って所定の距離だけずれた点を示すことにな
るが、上記所定の距離は予め計算で求めておくことがで
きるので、測定後に補正すればよい。なおこの点は上記
透孔15の位置座標を測定する場合も同様であって、各
透孔15が同一平面上に形成されている場合、あるいは
各透孔15の投影面が予め設定されている場合には、上
記のように両側から測定しなくても、片側だけの測定で
位置座標の測定が可能である。
【0024】上記の実施形態では、球状プローブ11の
球体12が嵌め込まれる嵌合部として円形の貫通孔10
を用いたが、円錐形の貫通孔を用いてもよい。すなわち
図4(a)(b)(c)に示すように、各基準点として
は、円形の貫通孔10に代えて、円錐形の貫通孔16を
用いてもよい。この場合も上記同様の手順によって基準
点を把握することができる。なお図2においては基準点
群8a〜8hをフランジ面に設けているが、図4のよう
に各基準点群8a〜8cをウエブ面に設置してもよい。
さらに上記嵌合部として円形又は円錐形の貫通孔10、
16に代えて、円形又は円錐形の凹部を用いてもよい。
また図5には形状測定装置の他の適用例を示している
が、これは上記同様の手法によって複数の被測定物5の
形状を測定しようとするものである。なお図1と同一機
能部分は同一の記号で示し、その説明を省略する。
【0025】以上のように本実施の形態によれば、簡単
な構造の測定用治具3を用いるだけで、橋梁部材のよう
な大きな被測定物5を容易にかつ精度良く測定すること
ができる。また、球状プローブ11を用いることで、ボ
ルト孔などの透孔15の位置座標を簡単な操作で精度良
く測定することができる。さらに、基準点9の測定も、
球状プローブ11の球体12が嵌まり込む嵌合部(円形
又は円錐形の貫通孔10、16あるいは円形又は円錐形
の凹部)を用いることで透孔15と同様に、簡単な操作
で精度良く測定することができる。また、測定用治具3
として平板を用いることで、その取扱いが容易になり、
上記嵌合部を円形又は円錐形の貫通孔10、16あるい
は円形又は円錐形の凹部で実施することで、その製造が
容易になる。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1の形状測定装置に
よれば、比較的簡単な構造である測定用治具を準備する
だけで、比較的大きな被測定物を容易にかつ精度良く測
定することができる。
【0027】また請求項2の形状測定装置によれば、先
端に球体が取り付けられた球状プローブを用いること
で、ボルト孔のような円形の透孔の位置座標を簡単な操
作で精度良く測定できる。
【0028】さらに請求項3の形状測定装置によれば、
基準点も簡単な操作で精度良く測定できる。
【0029】請求項4の形状測定装置によれば、測定用
治具を容易に製造することができると共に、その取扱い
も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である形状測定装置の概
略を示す斜視図である。
【図2】上記形状測定装置を構成する測定用治具の一部
拡大平面図である。
【図3】上記形状測定装置による透孔の座標測定方法を
説明するための断面図である。
【図4】上記測定用治具の変更例を示す図で、(a)は
平面図、(b)は断面図、(c)は使用状態の説明図で
ある。
【図5】本発明の他の実施の形態である形状測定装置の
概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 形状測定装置 2 測定機 3 測定用治具 4 制御手段 5 被測定物 6 測定用プローブ 8 基準点群 9 基準点 10 貫通孔 11 球状プローブ 12 球体 14 中心 15 透孔 16 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブ(6)の先端を被測定物(5)
    の表面に接触させて形状を測定する測定機(2)と、少
    なくとも3個の基準点(9a)(9b)(9c)から成
    る基準点群(8a〜8h)が、予め定める相対的な位置
    関係を有して複数個設定されている測定用治具(3)
    と、複数の異なる測定位置で測定した被測定物(5)の
    形状を、それぞれ異なる基準点群(8a〜8h)と関連
    付けて把握し、基準点群間の相対的な位置関係に基づい
    て、被測定物(5)の形状を合成する制御手段(4)と
    を備えることを特徴とする形状測定装置。
  2. 【請求項2】 測定すべき位置座標が円形の透孔(1
    5)である場合、上記測定機(2)は、上記透孔(1
    5)の直径(D2)よりも大きい直径(D1)の球体
    (12)が先端に取り付けられた球状プローブ(11)
    を用いて、上記球体(12)を上記透孔(15)に嵌め
    込んで球体(12)の中心(14)の位置座標を測定
    し、上記制御手段(4)は、測定した位置座標に基づい
    て上記透孔(15)の位置座標を把握することを特徴と
    する請求項1の形状測定装置。
  3. 【請求項3】 上記基準点群(8a〜8h)を構成する
    各基準点(9a)(9b)(9c)は、同一平面上に形
    成されると共に、上記球体(12)が嵌合できるように
    横断面形状が円形に形成された嵌合部(10)によって
    指標されており、上記測定機(2)は、上記嵌合部(1
    0)に上記球体(12)を嵌め込んで球体(12)の中
    心(14)の座標を測定し、上記制御手段(4)は、測
    定した座標に基づいて基準点(9a)(9b)(9c)
    の座標を把握することを特徴とする請求項2の形状測定
    装置。
  4. 【請求項4】 上記測定用治具(3)は、平板であり、
    上記嵌合部は、上記平板の一方表面から形成された円形
    又は円錐形の貫通孔(10)(16)あるいは円形又は
    円錐形の凹部であることを特徴とする請求項3の形状測
    定装置。
JP17327597A 1997-06-13 1997-06-13 形状測定装置 Pending JPH116728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17327597A JPH116728A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 形状測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17327597A JPH116728A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 形状測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH116728A true JPH116728A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15957436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17327597A Pending JPH116728A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 形状測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH116728A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1584894A1 (en) 2004-04-08 2005-10-12 Mitutoyo Corporation Mount table, surface texture measuring machine and surface texture measuring method
JP2006047253A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Mitsutoyo Corp 基準座標算出方法、基準座標算出プログラム、その記録媒体、定盤および形状測定装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1584894A1 (en) 2004-04-08 2005-10-12 Mitutoyo Corporation Mount table, surface texture measuring machine and surface texture measuring method
US7194818B2 (en) 2004-04-08 2007-03-27 Mitutoyo Corporation Mount table, surface texture measuring machine and surface texture measuring method
JP2006047253A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Mitsutoyo Corp 基準座標算出方法、基準座標算出プログラム、その記録媒体、定盤および形状測定装置
EP1637835A2 (en) 2004-08-09 2006-03-22 Mitutoyo Corporation Reference coordinate calculating method, reference coordinate calculating program, recording medium thereof, reference plate and form measuring machine
US7197836B2 (en) 2004-08-09 2007-04-03 Mitutoyo Corporation Reference coordinate calculating method, reference coordinate calculating program, recording medium thereof, reference plate and form measuring machine
EP1637835A3 (en) * 2004-08-09 2009-03-25 Mitutoyo Corporation Reference coordinate calculating method, reference coordinate calculating program, recording medium thereof, reference plate and form measuring machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4945501A (en) Method for determining position within the measuring volume of a coordinate measuring machine and the like and system therefor
CA1286382C (en) Method for calibrating a coordinate measuring machine and the like and system therefor
KR910005508B1 (ko) 컴퓨터 원용 키이니매틱 트랜듀서 링크 시스템 및 그 시스템을 사용한 nc 공작기계 정밀도의 측정 및 해석방법
JP4504818B2 (ja) 加工物検査方法
US5125261A (en) Analogue probe calibration
WO2004034164A1 (en) System and process for measuring, compensating and testing numerically controlled machine tool heads and/or tables
US6985238B2 (en) Non-contact measurement system for large airfoils
US5649368A (en) Method for calibrating a coordinate measuring apparatus having two pivot axes
US11002529B2 (en) Robot system with supplementary metrology position determination system
EP0279926B1 (en) Method for determining position within the measuring volume of a coordinate measuring machine and the like and system therefor
JPH10301609A (ja) ロボットの位置誤差検出方法及びその装置
CN112344895B (zh) 一种关节臂坐标测量机多参数模型的建立及标定方法
US6351313B1 (en) Device for detecting the position of two bodies
JPH02194302A (ja) 視覚ロボットの座標系校正方法およびその方法に用いる座標系校正用変位計測装置
JPH116728A (ja) 形状測定装置
JPS59178310A (ja) 多関節ロボツトの座標系較正用位置合せ装置
Nikam Coordinate Measuring Machine (CMM)
Liu et al. Development and sensitivity analysis of a portable calibration system for joint offset of industrial robot
JP2001099641A (ja) 表面形状測定方法
RU2009881C1 (ru) Способ определения положения наконечника измерительной головки робота и устройство для его осуществления
Podoloff et al. An accuracy test procedure for robotic manipulators utilizing a vision based, 3-D position sensing system
CN219854654U (zh) 一种机械臂重复定位精度测试装置及系统
KR100297257B1 (ko) 볼바를이용한수치제어기의오차분석방법
RU2009882C1 (ru) Способ определения положения наконечника измерительной головки робота
JP2603940B2 (ja) 水平多関節ロボツトの較正装置