JPH116636A - 空気の温湿度調整装置 - Google Patents
空気の温湿度調整装置Info
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- JPH116636A JPH116636A JP9173085A JP17308597A JPH116636A JP H116636 A JPH116636 A JP H116636A JP 9173085 A JP9173085 A JP 9173085A JP 17308597 A JP17308597 A JP 17308597A JP H116636 A JPH116636 A JP H116636A
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Abstract
区切られた操作室への温湿度の調整された調整空気を供
給するため、クリーンルームの室外に除湿機及び温湿度
調整装置を備え、操作室に配管により連結する手段が採
られている。しかしこの方法では、配管等の関係上、操
作室の設置場所に制限がある等の問題がある。本発明
は、該操作室に供給する空気の温湿度調整装置をユニッ
ト化してクリーンルーム内に設置することを可能とする
ことを目的とする。 【解決手段】 処理空気の温湿度を調整し、これを操作
室20に供給する空気の温湿度調整装置1において、処
理空気を除湿してドライエアとする乾式除湿機2と、除
湿された空気の温湿度を調整する温湿度調整機構3及び
温湿度を調整された空気を送り出す送風機4とを備え、
これらを1個の筐体5内に収納したことを特徴とする。
Description
業を行うためのクリーンルーム内に区切られた操作室へ
の温湿度の調整された調整空気を供給する空気の温湿度
調整装置に関するものである。
常のエアコンを用いて行われることが多いが、この場合
除湿可能な湿度調整範囲は30乃至40%程度であり精
密部品(CD−R等の記憶メディア)等の製品管理の基
準を満足できず、精密な温室度装置として、クリーンル
ームの室外に除湿機及び温湿度調整装置を備え、室内に
設置した操作室に配管により連結する手段が採られてい
る。
配管等の関係上、操作室の設置場所に制限があり、かつ
その配管等に手数を要する等の問題がある。本発明はか
ゝる点に鑑み、該操作室に供給する空気の温湿度調整装
置をユニット化することにより装置全体を移動可能とな
り、クリーンルーム内に設置することを可能とし、これ
により上記操作室への温湿度の調整された空気の供給の
簡素化を計ることを目的とする。
の空気の温湿度調整装置に関する第1の発明は、処理空
気の温湿度を調整し、これを操作室に供給する空気の温
湿度調整装置において、処理空気を吸引し除湿してドラ
イエアとする乾式除湿機と、除湿された空気の温湿度を
調整する温湿度調整機構及び温湿度を調整された空気を
送り出す送風機とを備え、これらを1個の筐体内に収納
したことを特徴とする。
機、温湿度調整機構及び送風機を1個の筐体内に収納し
てユニット化したことにより装置全体がコンパクトとな
って移動可能であり、その設置は操作室に隣接した位置
等任意の場所を選定することができ、更に工事期間を短
縮することができる。
出し空気は操作室に供給され、該操作室からの排出空気
は乾式除湿機に供給される循環回路を形成することを特
徴とする。
循環させることにより、その温湿度の調整に省力化を計
ることができる。
クリーンルーム(図示省略)内に設置した操作室20に
近接して本発明の温湿度調整装置1を設置した例を示
す。この温湿度調整装置1は、処理空気を吸引し除湿す
る乾式除湿機2と、温湿度調整機構3と、温湿度を調整
された空気を送り出す送風機4とを備え、これらを筐体
5内に収納してなる。
した除湿機を使用した例を示し、該シリカゲルは回転容
器に収納され供給される処理空気導入管6から導入され
る処理空気は、該シリカゲルにより完全に除湿されてド
ライエアとし、これを排出管7から排出される。8は該
シリカゲルを乾燥するための外部空気供給管、9は湿度
を含有する空気の排出管を示し、供給された空気は加熱
されて処理空気中の湿度を吸収したシリカゲルを乾燥す
るようにしたものである。この除湿機2において完全に
除湿された空気は、排出管7から連通路10を介して温
湿度調整機構3に送られる。
12及び加湿機構13とよりなる。冷却室11は、適所
例えば図に示す如く筐体5内に設置された冷凍機14に
より冷却された冷媒を供給される冷却管(図示省略)を
備える。また加熱室12は電熱器を備え、これら冷却室
11と加熱室12とにより送り込まれる空気を所定温度
に設定する。また加湿機構13は筐体内に設置した加湿
器15と、この加湿器15に接続される噴射管16とよ
りなり、該噴射管16は加熱室12の後方に開口され、
送り出された空気に所要の湿度を付与する。この温湿度
調整機構3の排出側は連絡室17を介して送風機4に連
通される。
より温湿度を調整された空気を排出管18を介して操作
室20に送り込む。なお、図中19は筐体の後方に形成
した点検用窓に取付けられる開閉用扉を示す。
にその温湿度の厳重な管理の基に作業を行うために設け
られたもので、上方に高精度のエアフイルタFと、その
下方に照明燈Lを配備し、更にその下方に必要によりメ
ッシュフイルタMFと散光板21とを取付ける。Mは作
業部屋22に設けられた加工装置を示す。上記送風機4
より供給される温湿度の調整された空気はエアフイルタ
Fの上方の空気供給室23に供給され、操作室の排気は
排気ダクト24を介して前記乾式除湿機2の空気導入管
6に返還される。なお、排気ダクト24の設置位置は実
験結果によれば、操作室の下方ではなく、加工装置M近
傍とすることが好ましい。
除湿された空気は、温湿度調整機構3において所定の温
度湿度に調整されて、送風機4により操作室20に送り
込む。そして該操作室内の空気は排気ダクト24を介し
て再び乾式除湿機2に返還され、上記操作を繰り返す。
作室20に近接して設けた例を示したが、これは該温湿
度調整装置1を直接操作室20に接続して設けるように
してもよい。これによるときは、配管を省略することが
できる。また、上記冷凍機14は水冷式冷凍機を使用
し、該冷凍機のみクリーンルームの室外に設置してもよ
い。
気を吸引し除湿する乾式除湿機と、除湿された空気の温
湿度を調整する温湿度調整機構及び温湿度を調整された
空気を送り出す送風機とを、1個の筐体内に収納してユ
ニット化としたことにより、装置全体がコンパクト化さ
れ、従って移動可能であり、クリーンルーム内の操作室
に近接、または接続して設置することが容易であると共
に、その湿度調整も10乃至20%程度まで可能とな
り、更にまた、加工装置に調整された空気を供給するに
際し、散光板を用いたからその供給は均一に行うことが
できる等の効果を有する。また操作室との接続の簡素化
及び工事期間の短縮を計ることができる。
示す。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 処理空気の温湿度を調整し、これを操作
室に供給する空気の温湿度調整装置において、処理空気
を吸引し除湿してドライエアとする乾式除湿機と、除湿
された空気の温湿度を調整する温湿度調整機構及び温湿
度を調整された空気を送り出す送風機とを備え、これら
を1個の筐体内に収納したことを特徴とする空気の温湿
度調整装置。 - 【請求項2】 送風機よりの送り出し空気は操作室に供
給され、該操作室からの排出空気は乾式除湿機に供給さ
れる循環回路を形成することを特徴とする請求項1記載
の空気の温湿度調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17308597A JP3280605B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 空気の温湿度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17308597A JP3280605B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 空気の温湿度調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH116636A true JPH116636A (ja) | 1999-01-12 |
JP3280605B2 JP3280605B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=15953933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17308597A Expired - Fee Related JP3280605B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 空気の温湿度調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3280605B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623792B2 (en) * | 2000-02-14 | 2003-09-23 | Sony Corporation | Method for producing optical recording medium |
WO2020202906A1 (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日本スピンドル製造株式会社 | 露点温度調節用除湿装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020159670A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 日本スピンドル製造株式会社 | 低湿空気供給装置 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP17308597A patent/JP3280605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623792B2 (en) * | 2000-02-14 | 2003-09-23 | Sony Corporation | Method for producing optical recording medium |
WO2020202906A1 (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日本スピンドル製造株式会社 | 露点温度調節用除湿装置 |
US11874019B2 (en) | 2019-03-29 | 2024-01-16 | Nihon Spindle Manufacturing Co., Ltd. | Dehumidifying device for dew point temperature adjustment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3280605B2 (ja) | 2002-05-13 |
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