JPH1166117A - ブロック設計支援装置 - Google Patents

ブロック設計支援装置

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JPH1166117A
JPH1166117A JP9236504A JP23650497A JPH1166117A JP H1166117 A JPH1166117 A JP H1166117A JP 9236504 A JP9236504 A JP 9236504A JP 23650497 A JP23650497 A JP 23650497A JP H1166117 A JPH1166117 A JP H1166117A
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drilling
perforation
block
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JP9236504A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamada
光一 山田
Yasushi Shirai
甚司 白井
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の向上 【解決手段】画面5にブロックの投影図51〜55を複
数表示し、画面上の位置を操作1,44で指定し、その
指定に応じてブロックの穿孔情報46を設定する(4
5)とともに複数投影図に反映させる(47)ブロック
設計支援装置であって、設定手段45は、操作による第
1指定位置に応じてブロックの穿孔対象面および穿孔開
始位置を定める手段と、操作による第2指定位置に応じ
て穿孔対象面またはその延長面上での穿孔開始位置から
の変移量に基づき傾斜角度および穿孔深さを定める手段
と、第1指定位置から第2指定位置へ至る経路に基づい
て傾斜方向を定める手段とを具備する。一の投影図を基
準として操作するだけで穿孔情報を設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】マニホールドブロックを利用
して3次元の油圧配管を行うような場合、直方体形状の
ブロックやその一部を削って変形させたブロックが用い
られ、これの各面に穿孔を行って適宜の油路を形成させ
る。かかる油路が込み入ってくると穿孔同士の連結や分
離状態を確認するのが困難なため、その配管設計に際
し、画面に穿孔対象とされるブロックについての3面図
や5面図などの複数投影図を表示しうるコンピュータ等
の支援装置が用いられる。
【0002】この発明は、このようなブロック設計支援
装置に関し、詳しくは、画面表示を見ながらポインティ
ングデバイス等を操作して穿孔の指示を行うブロック設
計支援装置についてその操作性を改善するものである。
このようなブロック設計支援装置は、空気圧配管や金型
の冷却水路配管などの設計に際しても、利用可能であ
る。
【0003】
【従来の技術】特開平3−240507号公報や、特開
平5−298399号公報〜特開平5−298406号
公報などに開示されているように、マニホールドブロッ
ク部分の配管設計等に際して一連の穿孔情報を纏めて生
成する自動配管も行われるようになってきた。もっと
も、その総てが自動でなされる訳では無く、ブロック設
計支援装置を利用するにしても、自動化は作図やデータ
管理等にとどめて、設計に関しては個々の穿孔ごとに操
作して設計を進める半自動方式も、依然として多用され
ている。
【0004】従来、ブロック設計支援装置の画面にブロ
ックの投影図を複数表示させておいて、その画面表示を
見ながらブロック設計支援装置の操作部材を操作するこ
とで個々に穿孔の指示を行う際には、マウス等のポイン
ティングデバイスを操作して複数投影面のうちの或る面
で穿孔開始位置を指定するとともに、キーボードを操作
して穿孔深さ等を指定していた。あるいは、マウス等を
操作して或る面で穿孔開始位置を指定してから、やはり
マウス等を操作して、その穿孔予定の穴についての側面
が表示される他の面で穿孔深さを指定していた。
【0005】なお、斜め穴については傾斜方向や傾斜角
度も指定する必要があり、そのためにキーボードやマウ
ス等の更なる操作も行われていた。特に、マウス等を操
作して穴の傾斜方向を変更するような場合には、上記の
或る面および他の面での操作に加えて、これら両面に直
交する別の面であって穴側面の表示される面で傾斜方向
等の再指定を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配管設
計等のうちでも特に設計者が直接に操作して指示するよ
うな設計は、自動配管ができなかった場合や、自動配管
ができてもそれだけでは不十分な場合などに集中しがち
なことから、設計を確定するまでにブロック設計支援装
置による穿孔等の試行を繰り返すことが多いので、操作
部材が換わったり操作部材が同一でも操作量が多かった
りすると、操作の作業が設計者にとって負担の重いもの
になってしまう。
【0007】そこで、画面表示を見ながらポインティン
グデバイス等を操作して穿孔の指示を行う際に、操作に
気を取られること無く集中して設計が行えるよう、操作
性を更に向上させることが要請される。この発明は、こ
のような課題を解決するためになされたものであり、操
作し易いブロック設計支援装置を実現することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第4の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0009】[第1の解決手段]第1の解決手段のブロ
ック設計支援装置は(、出願当初の請求項1に記載の如
く)、(映像表示装置等の)画面に(マニホールドブロ
ックや金型などの直方体ブロック又はこれを原形とする
ブロック等の)ブロックの投影図を複数表示しうる表示
手段と、(ポインティングデバイス等を用いて)前記画
面上の位置を指定する操作手段と、その指定に応じて前
記ブロックの穿孔情報を設定する設定手段と、前記穿孔
情報(に基づく穿孔の映像等)を前記複数投影図に(重
畳表示等して)反映させる手段とを備えたブロック設計
支援装置であって、特に、前記設定手段は、前記操作手
段による第1指定位置に応じて前記穿孔情報のうち前記
ブロックの穿孔対象面および穿孔開始位置を定める手段
と、前記操作手段による第2指定位置に応じて前記穿孔
対象面またはその延長面上での前記穿孔開始位置から
(その第2指定位置に対応する位置まで)の変移量に基
づき前記穿孔情報のうち穿孔深さを定める手段とを具備
するものである。
【0010】このような第1の解決手段のブロック設計
支援装置にあっては、ブロック部分の配管設計等に際し
て、表示手段によって画面に複数表示されたブロックの
投影図を見ながら、ポインティングデバイス等を操作し
て画面上の位置を指定すると、その指定に応じて設定手
段によってブロックの穿孔情報が設定されるとともに、
その穿孔情報が複数投影図に反映されるので、穿孔同士
の連結や分離状態を目視で随時確認しながら、穿孔の設
定を個々に指示することができる。
【0011】特に、その位置指定時には、第1指定位置
および第2指定位置の2つ位置を指定する操作を行うこ
とで、ブロック表面からの垂直な穿孔に最小限必要とさ
れる穿孔情報すなわちブロックの穿孔対象面と穿孔開始
位置と穿孔深さとが設定手段によって定められる。しか
も、そのとき設定される穿孔深さが、穿孔対象面や延長
面上での穿孔開始位置からの変移量に基づいて定められ
る。
【0012】これにより、穿孔対象面や穿孔開始位置ば
かりか穿孔深さ迄もが、一の投影面・投影図を基準とし
た一連の操作によって設定され得ることとなる。操作部
材を切り換えたり複数の投影図に亘る操作をしたり等の
ことを行わ無くても、設計が進められるのである。した
がって、この発明によれば、垂直な穿孔の設計に際して
操作し易いブロック設計支援装置を実現することができ
る。
【0013】[第2の解決手段]第2の解決手段のブロ
ック設計支援装置は(、出願当初の請求項2に記載の如
く)、上記の第1の解決手段のブロック設計支援装置で
あって、前記設定手段は、前記第1指定位置から前記第
2指定位置へ至る経路(の一部または全部)に基づいて
前記穿孔情報のうち傾斜方向を定める手段と、前記穿孔
対象面またはその延長面上での前記穿孔開始位置から前
記第2指定位置までの変移量に基づき前記穿孔情報のう
ち傾斜角度を定める手段とを具備するものである。
【0014】このような第2の解決手段のブロック設計
支援装置にあっては、画面表示を見ながらポインティン
グデバイス等を操作して穿孔の指示を個々に行う際に、
第1指定位置から第2指定位置に至る操作を行うこと
で、斜め穴の穿孔に最小限必要とされる穿孔情報すなわ
ちブロックの穿孔対象面と穿孔開始位置と穿孔深さと傾
斜方向と傾斜角度とが設定手段によって定められる。し
かも、そのとき設定される穿孔深さと傾斜角度と傾斜方
向が、穿孔対象面や延長面上での穿孔開始位置からの変
移量や経路に基づいて定められる。
【0015】これにより、穿孔対象面や穿孔開始位置ば
かりか穿孔深さや傾斜角度および傾斜方向までもが、一
の投影面・投影図を基準とした一連の操作によって設定
され得ることとなる。操作部材を切り換えたり複数の投
影図に亘る操作をしたり等のことを行わ無くても、設計
が進められるのである。したがって、この発明によれ
ば、斜め穴の穿孔設計に際して操作し易いブロック設計
支援装置を実現することができる。
【0016】[第3の解決手段]第3の解決手段のブロ
ック設計支援装置は(、出願当初の請求項3に記載の如
く)、上記の第2の解決手段のブロック設計支援装置で
あって、前記設定手段は、前記第1指定位置から前記第
2指定位置へ至る途中の位置に基づいて(その途中位置
が前記穿孔開始位置を基準とした所定範囲内に戻ったと
き等に)前記傾斜方向の設定を再度行うものであること
を特徴とする。
【0017】このような第3の解決手段のブロック設計
支援装置にあっては、第2指定位置の確定前であればポ
インティングデバイス等を操作して指定位置を移動させ
るだけで(例えば所定範囲内に戻すだけで)、傾斜方向
が再設定されることとなる。これにより、傾斜方向の変
更を伴う種々の試行までもが、一の投影面・投影図を基
準とした一連の操作で行えることとなる。穿孔情報の設
定を最初からやり直したりコマンド入力やアイコン操作
等の特別なキャンセル操作をしたりといったことを行わ
無くてもマウス等を連続操作するだけで容易に他の試行
に移ることができるのである。したがって、この発明に
よれば、斜め穴の穿孔を種々試行するに際しても操作し
易いブロック設計支援装置を実現することができる。
【0018】[第4の解決手段]第4の解決手段のブロ
ック設計支援装置は(、出願当初の請求項4に記載の如
く)、上記の第2の解決手段のブロック設計支援装置で
あって、前記設定手段は、前記第1指定位置から前記第
2指定位置へ至る途中の位置に基づいて(その途中位置
に対応した傾斜角度の値が所定値を超えたとき等に)前
記傾斜方向を(直交する他の方向等に)変更するもので
あることを特徴とする。
【0019】このような第4の解決手段のブロック設計
支援装置にあっては、第2指定位置の確定前であればポ
インティングデバイス等を操作して指定位置を移動させ
るだけで(例えば加工可能な程度を超える傾斜角度を指
定するようなところへ操作するだけで)、傾斜方向が変
更されることとなる。これにより、傾斜方向の変更を伴
う種々の試行までもが、一の投影面・投影図を基準とし
た一連の操作で行えることとなる。
【0020】しかも、最初からのやり直しや特別なキャ
ンセル操作が必要無いことに加えて穿孔開始位置等へ向
けて戻すという操作の必要も無くて、マウス等をほんの
少し余分に操作するだけで容易に、他の試行に移ること
ができる。したがって、この発明によれば、斜め穴の穿
孔を種々試行するに際して一層操作し易いブロック設計
支援装置を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明のブロック設計支援装置について、これを実施す
るための形態を説明する。ブロック部分の配管は少なく
とも単一の穴や適宜連結した複数の穴などで構成される
ことから、配管データには1以上通常は多数の穿孔情報
が含まれることとなる。一方、設計者が直接に操作して
指定する穿孔は一つずつ設定され、そのような新たに設
定された穿孔情報は、確定される度に配管データに追加
されることとなる。
【0022】そして、3面図や5面図の多用される複数
投影図を見て穿孔同士の干渉等を確認しながら穿孔指定
の操作を行う場合、斜め穴であっても、完全に自由な傾
きのものは干渉確認困難等のためにほとんど用いられな
いことから、その傾斜状態をブロックの何れかの表面に
平行な面内に限っても実用上不都合は無い。そこで、斜
め穴の穿孔情報には、垂直な穴の穿孔情報に加えて、ブ
ロックの投影図のうちで穿孔対象面からこれに直交する
4面の何れの方に向かって傾斜するのかを示す傾斜方向
と、その方向へ垂直方向からどれだけ傾斜するのかを示
す傾斜角度とが含まれていれば良いこととなる。
【0023】これに基づき、本発明のブロック設計支援
装置にあっては、穿孔対象面を基準にしてマウス等を連
続して操作することで、垂直な穴については少なくとも
穿孔開始位置および穿孔深さを指定し、斜め穴について
は少なくとも穿孔開始位置と穿孔深さと傾斜方向と傾斜
角度を指定するようになっている。
【0024】
【実施例】本発明のブロック設計支援装置の一実施例に
ついて、その具体的な構成を、図面を引用して説明す
る。図1は、その構成を示すブロック図であり、図2
は、その設定処理についての概要フローチャートであ
り、図3は、そのうち斜め穴の処理についての詳細フロ
ーチャートであり、図4は、操作による入力処理につい
てのフローチャートである。
【0025】このブロック設計支援装置は、コンピュー
タ4をベースとして、これに操作部材としてのマウス1
(ポインティングデバイス)やキーボード2等が接続さ
れるとともに、プログラムやデータのファイル等を保持
するために増設されたハードディスク3に加えて、映像
表示装置としてのCRT5も接続されているコンピュー
タシステムである。そして、コンピュータ4に、自動配
管ルーチン41や,確定表示ルーチン43,操作入力ル
ーチン44,穿孔設定ルーチン45,仮表示ルーチン4
7などのプログラムがインストールされるとともに、配
管データ42や,穿孔データ46などのデータ領域が割
り付けられているのである。
【0026】配管データ42は、マニホールドブロック
についてのサイズ等のブロック情報に加えて、後述の穿
孔データ46と同様の穿孔データを多数保持しうる領域
や、マニホールドブロックに装着される油圧制御弁の配
置情報を保持しうる領域が確保されたデータ構造体であ
る。この配管データ42の内容は、ハードディスク3に
格納されていたデータや、自動配管ルーチン41によっ
て生成された穿孔データなどで、初期化や設定・更新が
なされるようになっている。
【0027】確定表示ルーチン43は、配管データ42
を参照して、そのマニホールドブロックの3面図や5面
図をCRT画面5に表示する処理を行う。5面図の表示
は、正面図51がCRT画面5の中央に表示されるとと
もにその周囲四方に右側面図52,底面図53,左側面
図54,平面図55が表示されるというのが典型的であ
るが、ズームやパニング等の操作に応じてマニホールド
ブロックの6面の投影図のうち一部のものだけが表示さ
れることもある。なお、各投影図51〜55には、ブロ
ック内部に穿孔される穴の形状も、互いの連結状態や干
渉状態を目視で確認しうるように、外形線や、不透明・
半透明の投影像などで表示される。これにより、このブ
ロック設計支援装置は、CRT画面5にブロックの複数
投影図51〜55を表示しうるものとなっている。
【0028】操作入力ルーチン44は、マウス1等を用
いてCRT画面5上の位置を指定するための操作が行え
るように、マウス1及びキーボード2の操作情報を入力
するものであり、さらに、マウスカーソル等の表示更新
を随時行うとともに、適宜、穿孔設定ルーチン45に対
して操作の通知も行うようになっている。(図4参
照)。詳述すると、先ずカーソル表示から始める。すな
わち、CRT画面5におけるカーソルの現在位置に矢印
や小さな十字のマウスカーソルを表示し(ステップS8
0)、さらにそのマウスカーソルを中心として細い十字
状の線を画面の上下左右端まで一杯に描画してヘアカー
ソルを表示する。なお、これらのカーソルは表示モード
の設定に応じて何れか一方または両方が適宜表示され
る。
【0029】また、操作入力ルーチン44は、キーボー
ド2のキーが操作されるとキーボード2からX座標およ
びY座標などの座標値を入力するとともに、操作の通知
すなわち所定の操作が行われた旨の通知をその座標値デ
ータと共に穿孔設定ルーチン45へ送出することで(ス
テップS82,S88,S89)、マウス操作に限定さ
れないようになっている。
【0030】さらに、操作入力ルーチン44は、何らか
のマウス操作が行われたどうかを監視していて(ステッ
プS83)、マウス1が操作されると、その操作がクリ
ックであればその旨の通知を(ステップS84,S8
9)、その操作がドラッグ開始であればその旨の通知を
(ステップS85,S89)、その操作がドラッグ終了
であればその旨の通知を(ステップS86,S89)、
その時のカーソル位置データと共に穿孔設定ルーチン4
5へ送出する。最後に、その操作が単にマウスを移動さ
せただけであれば、カーソルの位置を更新する(ステッ
プS87)。
【0031】操作入力ルーチン44は、これらの処理を
随時または適宜に繰り返して行うのであるが、他のルー
チンの実行を妨げることのないよう、低い優先度の下で
実行させられる。あるいは、タイマー起動等によって所
定周期ごとに実行させられたり、イベントドリブン方式
に従って操作割り込みのあった時だけ実行させられたり
するようになっている。
【0032】穿孔データ46は、穿孔しようとする一つ
の穴についての穿孔情報を保持可能なように、穿孔の対
象となるのが投影図51〜55のうちの何れなのかを示
す面データ(穿孔対象面)と、その穿孔対象面について
の2次元座標を基準として何処に穿孔するのかを示す位
置データ(穿孔開始位置)と、穴の太さを直径または半
径で示す径データと、その穿孔開始位置からどれだけの
距離・長さを穿つのかを示す深さデータ(穿孔深さ)
と、その穿孔対象面を基準として隣接する4面の何れの
方へ傾斜するのかを示す方向データ(傾斜方向)と、そ
の傾斜方向へどれだけ傾斜するのかを示す角度データ
(傾斜角度)とを含むものとなっている。
【0033】穿孔設定ルーチン45は、マウス1等での
操作指定に応じてブロックの穿孔情報を設定するため
に、操作入力ルーチン44から操作の通知を受けるとと
もに、その通知等に応じて穿孔データ46にそれぞれの
データ値を書き込むようになっている(図2参照、な
お、図2において枠の左右両辺を2重線で示したステッ
プは操作入力ルーチン44からの操作の通知に応じてな
される処理である)。具体的には、先ず、図示しないメ
ニューやアイコン等の適宜な選択操作によって穿孔予定
の穴が垂直な穴か斜め穴かの穴種指定がなされると、こ
れに応じて穿孔データ46や仮表示ルーチン47などに
対する初期化を行う(ステップS1)。
【0034】そして、操作入力ルーチン44から操作の
通知を受けると、それと共に受けたデータの示す位置を
第1指定位置とし、この第1指定位置が投影図51〜5
5の何れかの面上にあれば、該当する投影図を穿孔対象
面として定め、それを示す値を穿孔データ46の面デー
タに書き込む。さらに、その第1指定位置を穿孔データ
46の位置データに書き込む(ステップS2)。なお、
第1指定位置がいずれの投影図からも外れている場合に
は操作の通知を再度待つ。これにより、穿孔設定ルーチ
ン45は、第1指定位置に応じて穿孔情報のうちブロッ
クの穿孔対象面および穿孔開始位置を定める処理を行う
ものとなっている。
【0035】さらに、操作入力ルーチン44から操作の
通知を受けると、それと共に受けたデータの示す位置と
第1指定位置との距離を半径として定め、それを示す値
を穿孔データ46の径データに書き込む(ステップS
3)。これにより、穿孔設定ルーチン45は、穿孔予定
の穴径までも、穿孔対象面を基準とした一連のマウス操
作等によって設定することができるものとなっている。
次に、操作入力ルーチン44の処理は、穴種が垂直な穴
か斜め穴かによって分かれる(ステップS4)。
【0036】穿孔設定ルーチン45は、垂直穴が指定さ
れている場合、操作入力ルーチン44から次の操作の通
知を受けると、それと共に受けたデータの示す位置を第
2指定位置とし、この第2指定位置と上述の第1指定位
置との距離を穿孔深さとして定め、それを示す値を穿孔
データ46の深さデータに書き込む(ステップS5)。
これにより、穿孔設定ルーチン45は、第2指定位置に
応じて穿孔対象面またはその延長面上での穿孔開始位置
からの変移量に基づき穿孔情報のうち穿孔深さを定める
ものとなっている。そして、垂直穴の穿孔に必要な情報
が揃うと、穿孔データ46の情報を配管データ42等へ
移して、穿孔情報の設定処理を確定させるのである(ス
テップS7)。
【0037】これに対し、斜め穴が指定されている場
合、穿孔設定ルーチン45は、操作入力ルーチン44か
ら次の操作の通知を受けるまでの間、操作入力ルーチン
44によって更新されるカーソル位置を監視して、その
位置に基づいて穿孔データ46の方向データと深さデー
タと角度データとを更新し続ける(ステップS6)。そ
して、操作入力ルーチン44から次の操作の通知を受け
ると、それと共に受けたデータの示す位置すなわちその
時のカーソル位置を第2指定位置として、その位置等に
基づく穿孔データ46の値を確定させるようになってい
る(ステップS7)。
【0038】詳しくは(図3参照)、穿孔対象面の穿孔
開始位置を基準とした操作をサポートするために、その
穿孔開始位置を中心とした円であって穿孔予定の穴の
1.5倍から2倍程度の径を持った一回り大きな円を仮
に定め、この仮想円から外へマウスカーソルが移動する
のを待つ(ステップS61)。そして、マウス1の操作
に従ってマウスカーソルが仮想円から外へ移動すると、
マウスカーソルが仮想円を越えた方角が上下左右の何れ
に最も近いかに応じて、上下左右の何れかの方向を穿孔
予定の傾斜方向として定め、それを示す値を穿孔データ
46の方向データに書き込む(ステップS62)。これ
により、穿孔設定ルーチン45は、第1指定位置から第
2指定位置へ至る経路の一部に基づいて穿孔情報のうち
傾斜方向を定めるものとなっている。
【0039】また、穿孔設定ルーチン45は、傾斜方向
の設定の直後から操作の通知による第2指定位置の確定
まで随時、そのときのカーソル位置と上述の第1指定位
置との距離を穿孔深さとして定めてそれを示す値を穿孔
データ46の深さデータに書き込むとともに、そのとき
のカーソル位置と上述の傾斜方向の座標軸との角度を穿
孔データ46の角度データに書き込む(ステップS6
3)。これにより、穿孔設定ルーチン45は、第2指定
位置に応じて穿孔対象面またはその延長面上での穿孔開
始位置からの変移量に基づき穿孔情報のうち傾斜角度お
よび穿孔深さを定めるものとなっている。
【0040】さらに、穿孔設定ルーチン45は、上述し
た角度データ等の更新の度に、穿孔開始位置を中心とし
た上記の仮想円に対してマウスカーソルが外から中へ戻
るように移動したかどうかをチェックする(ステップS
64)。そして、そのような移動が検知されたときに
は、仮想円から外へのマウスカーソルの移動を待つ処理
に戻って(ステップS61)、方向データの設定から処
理をやり直す(ステップS62)。これにより、穿孔設
定ルーチン45は、第1指定位置から第2指定位置へ至
る途中のカーソル位置に基づいてその途中位置が穿孔開
始位置を基準とした所定範囲内に戻ったときに傾斜方向
の設定を再度行うものとなっている。
【0041】また、穿孔設定ルーチン45は、そのよう
なカーソル移動が検知されないと、やはり角度データ更
新の度に、その角度が所定値を超えているか否かをチェ
ックして(ステップS65)、超えていると、その先の
座標軸方向を示すように穿孔データ46の角度データを
変更する(ステップS66)。上記の所定値には、通常
の傾斜条件の30゜以内を超え、さらに条件の厳しい4
5゜をも超えて、十分に余裕のある70゜等が採用され
る。これにより、穿孔設定ルーチン45は、第1指定位
置から第2指定位置へ至る途中の位置に基づいてその途
中位置に対応した傾斜角度の値が所定値を超えたときに
傾斜方向を直交する他の方向に変更するものとなってい
る。
【0042】そして、穿孔設定ルーチン45は、操作入
力ルーチン44から操作の通知を受けるまでは穿孔デー
タ46の深さデータ等の更新を繰り返すが(ステップS
63〜S67)、操作の通知を受けると(ステップS6
7)、その時のカーソル位置を第2指定位置としてその
位置等に基づく穿孔データ46の値を確定させるのであ
る(図2のステップS6,S7)。
【0043】仮表示ルーチン47は、このような穿孔設
定ルーチン45の処理によって設定される穿孔データ4
6の穿孔情報を複数投影図51〜55に反映させるため
に、設定の進み具合に応じて動的に重畳表示させるとと
もにその図形等を適宜変えるようになっている。その詳
細については、以下の動作説明にて例示する。
【0044】この実施例のブロック設計支援装置につい
て、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明す
る。図5は、穿孔対象面および開始位置を定めるときの
画面例であり、図6は、穿孔径を定めるときの画面例で
あり、図7は、穿孔深さを定めるときの画面例であり、
図8は、傾斜方向を定めるときの画面例であり、図9
は、穿孔深さ及び傾斜角度を定めるときの画面例であ
り、図10は、傾斜方向を変更するときの画面例であ
る。なお、マウスカーソル1aは小さな十字状の表示だ
けとし、正面図51の左下を原点として右方向をX座標
で表し上方向をY座標で表す。
【0045】マニホールドブロックには既に、左右に貫
通する貫通穴61と、その奥に右から穿孔形成されたキ
リ穴62と、その下方にやはり右から穿孔形成された同
じ深さのキリ穴63とが設定されているものとする。そ
のようなデータ値が配管データ42に設定済みであり、
それに対応した各投影図が確定表示ルーチン43によっ
てCRT画面5に表示されているのである。なお、図5
〜図9は、それらのうち正面図51と右側面図52だけ
を示し、図10は、正面図51と右側面図52と底面図
53だけを示している。
【0046】このような状態で(図5(a)参照)、正
面図51の面からキリ穴63へ向けて垂直なキリ穴64
を穿孔させるには、先ず、マウス1を操作して、正面図
51におけるキリ穴63の図形上にマウスカーソル1a
を移動させ、そこでマウス1のドラッグ操作を開始す
る。すると、穿孔設定ルーチン45の処理によって、正
面図51が穿孔対象面とされ、そのドラッグ開始点が穿
孔開始位置とされて、そのように穿孔データ46が設定
変更される。このとき、ドラッグ開始点を正面図51の
左下原点からの座標で示す座標値(X1,Y1)が第1
指定位置とされる(図5(b)参照)。
【0047】そして、マウス1のドラッグを続けると、
マウスカーソル1aの移動位置(X2,Y2)を通る円
であって穿孔開始位置(X1,Y1)を中心とする円が
表示される。この円は、穿孔設定ルーチン45の設定し
た穿孔データ46の径データに基づいて仮表示ルーチン
47によって表示されるが、穿孔径の指定中であること
も示すために破線で表示され、マウスカーソル1aの動
きに連れて拡縮する(図6(a)参照)。この円が適度
なサイズに達したとき、クリックしてマウス1のドラッ
グ操作を終える。そうすると、そのときのマウスカーソ
ル1aの位置(X3,Y3)に基づき穿孔設定ルーチン
45によって穿孔データ46の径データが確定され、そ
のときの円が、穿孔予定のキリ穴64の開口面形状とし
て決定されたことを示すために、仮表示ルーチン47に
よって実線で表示される(図6(b)参照)。
【0048】それから、キリ穴64の深さを指定するこ
とになるが、このときは、キリ穴64の側面の図形が右
側面図52や底面図53などに表示される。その側面図
形は、穿孔設定ルーチン45の設定した穿孔データ46
の深さデータに基づいて仮表示ルーチン47によって表
示されるが、穿孔深さの指定中であることも示すために
破線で表示され、穿孔開始位置(X1,Y1)を起点と
したマウスカーソル1aの位置(X4,Y4)が移動す
るに連れて深さL1は随時伸縮する(図7(a)参
照)。
【0049】そして、このキリ穴64がキリ穴63に達
したことを右側面図52で確認したときにマウス1をク
リックする。そうすると、そのときのマウスカーソル1
aの位置(X5,Y5)に基づき穿孔開始位置(X1,
Y1)を起点として穿孔設定ルーチン45によって穿孔
データ46の深さデータが値L2に確定され、そのとき
の側面図形が、穿孔予定のキリ穴64の側面形状として
決定されたことを示すために、仮表示ルーチン47によ
って実線で表示される(図7(b)参照)。また、この
ときのカーソル位置(X5,Y5)が第2指定位置とな
る。
【0050】こうして、正面図51を基準面としたマウ
ス1の連続操作に応じて、キリ穴64の穿孔情報が決定
される。さらに、その情報は、穿孔データ46から配管
データ42の中へ移されて、確定表示ルーチン43によ
って既設定の配管等の一部として表示され、その後はそ
れらの表示を参照して新たな穿孔の個別設定等が行われ
ることとなる。
【0051】次に、正面図51の面からキリ穴61を避
けながらキリ穴62へ向けて斜めにキリ穴64を穿孔さ
せる場合の操作等について述べる。この場合、穿孔対象
面および穿孔開始位置さらに穿孔径の指定までは、上述
したのと同様の操作および動作となるので、その再度の
説明は割愛して、以下、穿孔径の設定の直後から説明す
る。
【0052】斜め穴の場合、穿孔径が決まると、キリ穴
64の傾斜方向が左右すなわちX,Yのいずれの方向な
のかを指定することになるが、このときは、穿孔設定ル
ーチン45や仮表示ルーチン47によって、穿孔対象面
の正面図51上に穿孔開始位置を中心にして、キリ穴6
4の円より一回り大きな仮想円73と、これを上下左右
に4分割する斜線71,72とが、穿孔方向の指定中で
あることをも示すために、細い二点鎖線で表示される
(図8(a)参照)。このときマウスカーソル1aは未
だ仮想円73の内側に在る。
【0053】そして、キリ穴64の傾斜方向が正面図5
1を基準として上方すなわちY方向であることを指定す
るために、マウス1を操作してマウスカーソル1aを次
のように移動させる。まずマウスカーソル1aが仮想円
73を越えるところまでマウスカーソル1aを左右方向
すなわちX方向へ移動させ、その後、さらにマウスカー
ソル1aをY方向へ向けて移動させる。この移動に応じ
て、穿孔設定ルーチン45の処理によって、Y方向がキ
リ穴64の傾斜方向とされ、そのように穿孔データ46
が設定変更される(図8(b)参照)。また、この直後
に右側面図52等へ表示されるキリ穴64の側面図形
と、穿孔開始位置を基準としたマウスカーソル1aの位
置とが、直感的に対応して視認性の高いものになる。
【0054】それから、キリ穴64の深さL3と傾斜角
度θとをまとめて指定することになるが、このときは、
キリ穴64の側面の図形が右側面図52や底面図53な
どに表示される際に、右側面図52や左側面図54では
傾斜して表示され、底面図53や平面図55には垂直成
分が表示され、正面図51にもY方向へ延びる射影成分
が表示される。その側面図形等は、穿孔設定ルーチン4
5の設定した穿孔データ46の深さデータ及び角度デー
タに基づいて仮表示ルーチン47によって表示される
が、穿孔深さ及び傾斜角度の指定中であることも示すた
めに破線で表示され、穿孔開始位置を起点としたマウス
カーソル1aの位置が移動するに連れて深さL3や角度
θは随時変化する(図9(a)参照)。
【0055】そして、このキリ穴64がキリ穴62に達
したことを右側面図52で確認したときにマウス1をク
リックする。そうすると、そのときのマウスカーソル1
aの位置に基づき穿孔開始位置を起点として穿孔設定ル
ーチン45によって穿孔データ46の深さデータ及び角
度データが確定され、そのときの側面図形等が、穿孔予
定のキリ穴64の側面形状等として決定されたことを示
すために、仮表示ルーチン47によって実線で表示され
る(図9(b)参照)。また、このときのカーソル位置
が、斜め穴の場合における第2指定位置となる。
【0056】こうして、キリ穴64が斜め穴であって
も、正面図51を基準面としたマウス1の連続操作に応
じて、キリ穴64の穿孔情報が決定される。さらに、そ
の情報は、垂直穴の場合と同様、穿孔データ46から配
管データ42の中へ移されて、確定表示ルーチン43に
よって既設定の配管等の一部として表示され、その後は
それらの表示を参照して新たな穿孔の個別設定等が行わ
れることとなる。
【0057】最後に、キリ穴64の深さ及び角度を決定
する前にキリ穴64の傾斜方向を変更するための操作等
について説明する。キリ穴64の傾斜方向を一旦Y方向
に設定したが満足の行く穿孔条件に至らなかったような
ときには、マウス1を操作してマウスカーソル1aを次
のように移動させる。傾斜角の大きくない通常の斜め穴
ではマウスカーソル1aは穿孔開始位置基準のX軸から
少し離れたところに位置しているが、そのような状態
で、キリ穴64の傾斜角度θが70゜等の所定値を超え
るようにマウスカーソル1aをY方向に移動させる。そ
して、傾斜角度θが所定値を超えると、穿孔設定ルーチ
ン45によって、穿孔データ46の方向データがX軸を
示すものに書き換えられ、さらに穿孔データ46の他の
データもこれを基準にしたものに変更される。
【0058】また、そのことに伴い、仮表示ルーチン4
7によるキリ穴64の表示も、キリ穴64がX方向に傾
斜していることを示すようなものになる(図10(b)
参照)。そして、その後、キリ穴64の傾斜方向をX方
向から再びY方向へ戻すときは、今度は、傾斜角の大き
くない通常の斜め穴ではマウスカーソル1aは穿孔開始
位置基準のY軸から少し離れたところに位置している
が、そのような状態で、キリ穴64の傾斜角度θが70
゜等の所定値を超えるところまでマウスカーソル1aを
X方向に移動させることとなる。
【0059】こうして、キリ穴64の傾斜方向をX方向
からY方向へ又はY方向からX方向へ切換変更する際に
も、正面図51を基準面としたマウス1の連続操作で指
定することができる。さらに、図示は割愛したが、斜め
穴の場合、一旦マウスカーソル1aを仮想円73の中に
戻すように操作すれば、これに応じて、穿孔設定ルーチ
ン45の処理状態が傾斜方向の設定前の状態に戻る。こ
のようにしても、傾斜方向の設定からやり直すのを、正
面図51を基準面としたマウス1の連続操作で指定する
ことができる。
【0060】なお、第1指定位置と第2指定位置との変
移量など両位置間の変移量は、上述したような両位置間
における距離・変位量が典型的なものであるが、これに
限られる訳では無く、そのような変位についてのX方向
やY方向への射影成分、或いはその絶対値の和なども、
採用可能である。また、キリ穴64等の表示も、実線や
破線等に限られるもので無く、カラー表示や半透明ある
いはハッチング等を用いても良い。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段のブロック設計支援装置にあっては、
垂直な穿孔の設計作業に際して、一の投影面・投影図を
基準とした一連の操作によって穿孔を個々に設定可能な
ようにしたことにより、操作し易いブロック設計支援装
置を実現することができたという有利な効果が有る。
【0062】また、本発明の第2の解決手段のブロック
設計支援装置にあっては、斜め穴の穿孔設計作業に際し
ても、一の投影面・投影図を基準とした一連の操作によ
って穿孔を個々に設定可能なようにしたことにより、操
作し易いブロック設計支援装置を実現することができた
という有利な効果を奏する。
【0063】さらに、本発明の第3の解決手段のブロッ
ク設計支援装置にあっては、傾斜方向の再設定までもが
一の投影面・投影図を基準とした一連の操作で行えるよ
うにしたことにより、斜め穴の穿孔を種々試行するに際
しても操作し易いブロック設計支援装置を実現すること
ができたという有利な効果が有る。
【0064】また、本発明の第4の解決手段のブロック
設計支援装置にあっては、傾斜方向の変更までもが一の
投影面・投影図を基準としてマウス等をほんの少し余分
に操作するだけで行えるようにしたことにより、戻すと
いう操作の必要も無くなって、斜め穴の穿孔を種々試行
するに際して一層操作し易いブロック設計支援装置を実
現することができたという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のブロック設計支援装置の一実施例に
ついて、そのブロック図である。
【図2】 設定処理の概要フローチャートである。
【図3】 その一部の詳細フローチャートである。
【図4】 操作による入力処理のフローチャートであ
る。
【図5】 穿孔対象面および開始位置を定めるときの
画面例である。
【図6】 穿孔径を定めるときの画面例である。
【図7】 穿孔深さを定めるときの画面例である。
【図8】 傾斜方向を定めるときの画面例である。
【図9】 穿孔深さ及び傾斜角度を定めるときの画面
例である。
【図10】 傾斜方向を変更するときの画面例である。
【符号の説明】
1 マウス(ポインティングデバイス,操作手段) 1a マウスカーソル 2 キーボード(操作手段) 3 ハードディスク(ファイル装置) 4 コンピュータ(ブロック設計支援装置の本体) 5 CRT画面(映像・画像表示装置の画面、表示手
段) 41 自動配管ルーチン 42 配管データ(設定済みの穿孔情報群) 43 確定表示ルーチン(表示手段) 44 操作入力ルーチン(操作手段) 45 穿孔設定ルーチン(設定手段) 46 穿孔データ(設定中の穿孔情報) 47 仮表示ルーチン(反映手段) 51 正面図(ブロックの投影図) 52 右側面図(ブロックの投影図) 53 底面図(ブロックの投影図) 54 左側面図(ブロックの投影図) 55 平面図(ブロックの投影図) 61 貫通穴(設定済み穿孔の投影像) 62 キリ穴(設定済み穿孔の投影像) 63 キリ穴(設定済み穿孔の投影像) 64 キリ穴(設定中の穿孔についての投影像)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面にブロックの投影図を複数表示しうる
    表示手段と、前記画面上の位置を指定する操作手段と、
    その指定に応じて前記ブロックの穿孔情報を設定する設
    定手段と、前記穿孔情報を前記複数投影図に反映させる
    手段とを備えたブロック設計支援装置であって、 前記設定手段は、前記操作手段による第1指定位置に応
    じて前記穿孔情報のうち前記ブロックの穿孔対象面およ
    び穿孔開始位置を定める手段と、前記操作手段による第
    2指定位置に応じて前記穿孔対象面またはその延長面上
    での前記穿孔開始位置からの変移量に基づき前記穿孔情
    報のうち穿孔深さを定める手段とを具備するものである
    ことを特徴とするブロック設計支援装置。
  2. 【請求項2】画面にブロックの投影図を複数表示しうる
    表示手段と、前記画面上の位置を指定する操作手段と、
    その指定に応じて前記ブロックの穿孔情報を設定する設
    定手段と、前記穿孔情報を前記複数投影図に反映させる
    手段とを備えたブロック設計支援装置であって、 前記設定手段は、前記操作手段による第1指定位置に応
    じて前記穿孔情報のうち前記ブロックの穿孔対象面およ
    び穿孔開始位置を定める手段と、前記操作手段による第
    2指定位置に応じて前記穿孔対象面またはその延長面上
    での前記穿孔開始位置からの変移量に基づき前記穿孔情
    報のうち傾斜角度および穿孔深さを定める手段と、前記
    第1指定位置から前記第2指定位置へ至る経路に基づい
    て前記穿孔情報のうち傾斜方向を定める手段とを具備す
    るものであることを特徴とするブロック設計支援装置。
  3. 【請求項3】前記設定手段は、前記第1指定位置から前
    記第2指定位置へ至る途中の位置に基づいて前記傾斜方
    向の設定を再度行うものであることを特徴とする請求項
    2記載のブロック設計支援装置。
  4. 【請求項4】前記設定手段は、前記第1指定位置から前
    記第2指定位置へ至る途中の位置に基づいて前記傾斜方
    向を変更するものであることを特徴とする請求項2記載
    のブロック設計支援装置。
JP9236504A 1997-08-18 1997-08-18 ブロック設計支援装置 Pending JPH1166117A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9236504A JPH1166117A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ブロック設計支援装置

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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JPH1166117A true JPH1166117A (ja) 1999-03-09

Family

ID=17001713

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003114904A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Kazutaka Kitamori イベント処理プログラムおよびイベント処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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