JPH1165958A - 情報送信方法およびその装置、情報受信方法およびその装置 - Google Patents

情報送信方法およびその装置、情報受信方法およびその装置

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JPH1165958A
JPH1165958A JP9224635A JP22463597A JPH1165958A JP H1165958 A JPH1165958 A JP H1165958A JP 9224635 A JP9224635 A JP 9224635A JP 22463597 A JP22463597 A JP 22463597A JP H1165958 A JPH1165958 A JP H1165958A
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Satoshi Matsuura
聰 松浦
Takeshi Imanaka
今中  武
Yasushi Miura
康史 三浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報送信装置からディジタル放送システムや
公衆電話回線を用いて情報受信装置に情報と分類情報を
付加した情報を送信し、情報を受信した情報受信装置に
おいて、その分類情報を利用して優先度を決定し、有限
な蓄積容量を有効に活用すること。 【解決手段】 上記課題を解決するため、この発明に係
る情報送信装置では、画像、音声、テキストデータの少
なくとも1つからなる情報を複数蓄積する情報データベ
ース101と、前記情報のカテゴリーもしくは特徴を表
す分類情報を前記情報に付加する分類情報付加部102
と、分類情報が付加された前記情報の容量を計算する情
報容量計算部103と、前記情報を所定の容量以内の単
位に分割する情報分割部104と、前記情報分割手段に
より分割した情報を送信する情報送信部105とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報送信装置から
ディジタル放送システムや公衆電話回線を用いて情報受
信装置に分類情報を付加した情報を送信し、前記情報を
前記情報受信装置で受信し、前記分類情報を利用して利
用者の優先度に合わせて選択的に受信する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットやパソコン通
信などのように、公衆回線を利用して、動画、静止画、
音声、文字、プログラムなどの情報の受け渡しが行われ
ている。
【0003】しかしながら、インターネットでもパソコ
ン通信でも、いずれの場合も、情報の受け手側が情報の
発信元にアクセスし、発信元の記憶装置から必要な情報
を選択して取り込む(ダウンロードする)というような
形態を取っている。
【0004】すなわち、受け手側では情報の発信元に対
して何らかのアクションも行わなければ情報を得ること
はできない。この結果、一般のテレビジョン放送のよう
に、単にチャンネルを選択するというような簡単な操作
だけでは、情報を得ることができない。このように、受
け手側での操作が要求されるような情報通信システムで
は、宣伝広告用や広報用の情報通信手段として使用する
ことはできない。
【0005】そこで、このようなマルチメディア情報通
信の課題に対し、近年、情報の発信元から、情報を受け
取って欲しい多数の受け手側に公衆回線を通じてアクセ
スし、受け手側(各家庭)における情報の必要の有無に
関係なしに情報を受け手側に送って受け手側で蓄積させ
ておくようにし、受け手側では、データ蓄積装置(すな
わち、データ受信装置)の表示操作を選択することによ
り、例えばテレビジョン放送のチャンネル選択と同様の
操作で情報を画面上に表示させるような情報通信システ
ムが考えられている。
【0006】また、ディジタル技術の発展に伴い、放送
界でも放送信号を含めた各種情報をディジタル化したデ
ィジタル放送システムが研究・開発されている。このよ
うなシステムでは統合ディジタルシステム(ISDB
(Integrated ServicesDigitalBroadcasting)システム
という)などが知られている。ISDBシステムではマ
ルチメディア情報をディジタル化し、それらを統合多重
化し送信しており、各種情報の統合多重化にあたって、
これらの情報の他に受信側での制御情報として使用する
付加情報も同時に送信することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って上記のようなシ
ステムを利用すれば、ニュース、スポーツ、天気予報、
レジャー情報、不動産情報といった各種の情報を送信す
るサービスが実現できる。
【0008】しかし、公衆回線の通信容量の増加や、デ
ィジタル放送のような元来帯域の広い手段の利用によっ
て大量の情報が送信されるようになると、受信装置で送
信されたすべての情報を受信装置の記憶手段に一度に蓄
積できないという問題が生じる。
【0009】また、情報が更新される度に既に受信した
情報を削除しなければ、新たな情報を受信蓄積できない
という問題がある。さらに、単に受信してからの経過時
間の長い情報から削除するという方法では、利用者にと
って有益な情報が特に必要としない新たな情報を受信す
るために削除されてしまうという問題も起こる。
【0010】これらの場合、情報に分類用の情報を付加
すれば受信装置でその情報を用いて自動的に情報の取捨
選択をすることが可能となる。
【0011】そこで、この発明は送信したい情報を階層
情報などに基づいて受信装置側で一度に受信できる容量
に情報を分割して送信することを目的とする。
【0012】また、すべての情報に分類情報を付加して
受信端末に送信することにより、受信側で受信した情報
を分類できるようにし、その分類結果を利用して利用者
の興味のある情報を優先的に受信蓄積することを目的と
する。
【0013】また、情報の受信時刻からの経過時間やそ
の情報を既に閲覧したかどうかなどの条件により、受信
情報の優先度を動的に再計算し、新たに受信する情報を
蓄積すべきかを受信装置の側で自動的に判別することに
より、利用者がより効率的に欲しい情報を閲覧可能にす
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る情報送信装置では、画像、音声、テ
キストデータの少なくとも1つからなる情報を複数蓄積
する情報蓄積手段と、前記情報のカテゴリーもしくは特
徴を表す分類情報を前記情報に付加する分類情報付加手
段と、分類情報が付加された前記情報の容量を計算する
情報容量計算手段と、前記情報を所定の容量以内の単位
に分割する情報分割手段と、前記情報分割手段により分
割した情報を送信する情報送信手段とを備える。
【0015】かかる構成により、受信機側で一度に受信
できない容量の情報を、送信時に受信可能容量以下の情
報に分割することにより受信できるようにする。
【0016】また、この発明に係る情報送信装置では、
画像、音声、テキストデータの少なくとも1つからなる
情報を複数蓄積する情報蓄積手段と、前記情報の包含関
係を階層構造情報として記憶する階層構造情報記憶手段
と、前記階層構造情報に基づいて前記情報の容量を計算
する情報容量計算手段と、前記情報を所定の容量以内の
単位に分割する情報分割手段を備える。
【0017】かかる構成により、受信機側で一度に受信
できない容量の木構造を持つ情報を、送信時にリンク情
報を用いて受信可能容量以下の部分木に分割することに
より、受信できるようにする。
【0018】また、この発明に係る情報受信装置では、
画像、音声、テキストデータの少なくとも1つからなる
情報を受信する情報受信手段と、前記情報のカテゴリー
もしくは特徴を表す分類情報を受信する分類情報受信手
段と、前記情報を蓄積する情報蓄積手段と、前記分類情
報を蓄積する分類情報蓄積手段と、所定の方法であらか
じめ決定された各カテゴリーの優先度を記憶する優先度
記憶手段と、各情報の優先度を比較する優先度比較手段
を有する。
【0019】かかる構成により、定められた閾値以上の
優先度を持つ情報のみ蓄積することができ限られた蓄積
容量を有効に活用できる。
【0020】さらに、この発明に係る情報受信装置で
は、画像、音声、テキストデータの少なくとも1つから
なる情報を受信する情報受信手段と、前記情報のカテゴ
リーもしくは特徴を表す分類情報を受信するための分類
情報受信手段と、前記情報を蓄積する情報蓄積手段と、
前記分類情報を蓄積する分類情報蓄積手段と、所定の方
法であらかじめ決定された各カテゴリーの優先度を記憶
する優先度記憶手段と、利用者の閲覧情報を蓄積する閲
覧情報記憶手段と、各情報の優先度を比較する優先度比
較手段を有する。
【0021】かかる発明により、既に受信した情報の優
先度を前記閲覧情報記憶手段に記憶される閲覧情報によ
って再計算し、新たに受信する情報の優先度と比較し、
新たに受信する情報の優先度が高い場合のみ情報の蓄積
を行なうことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、第1の発明の一実施形態を図面
を参照しながら説明する。
【0023】第1の発明の一実施形態として、衛星ディ
ジタル放送を用いた情報送信装置を示す。図1は本発明
の第1の実施形態に係わるシステム構成図である。
【0024】図1において101は画像、音声、テキス
トデータの少なくとも1つからなる情報を複数蓄積する
情報データベース、102は前記情報のカテゴリーもし
くは特徴に応じて前記情報に分類情報を付加するための
分類情報付加部、103は分類情報が付加された前記情
報蓄積手段の情報を所定の容量以内に収まるように分類
情報を利用して分割する情報分割部、104は前記情報
を送信するための情報送信部である。
【0025】なお、上記の各構成要素は、情報データベ
ース101は本発明の情報蓄積手段に、分類情報付加部
102は分類情報付加手段に、103は情報分割部10
3は情報分割手段に、情報送信部104は情報送信手段
に該当する。
【0026】以上のように構成された情報送信装置の動
作を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
【0027】ステップa1では、分類情報付加部102
において情報データベース101に蓄積されている送信
情報に分類情報を付加する。分類情報は情報提供者が図
3に示す分類表を参照して、図4に示すマップファイル
に記述することにより行う。
【0028】マップファイルには、分類情報の他に情報
のサイズが記述されているものとする。図3の分類表に
該当するものがない場合は、送信装置側で新規の分類名
を与えて記述する。
【0029】なお、この分類情報の付加は、各情報ごと
に行ってもよいし、複数の情報に対してまとめて行なっ
ても良い。また、分類情報の付加を情報の記述に使用さ
れているキーワードやテキスト情報の文中で用いられて
いる用語を利用して自動的に行ってもよい。
【0030】ステップa2では、送信する情報が受信装
置側で一度に受信できる最大容量(以降、標準容量と呼
ぶ)を超えていないかどうかを判別する。標準容量はあ
らかじめ送信装置側で設定できる。送信する情報が標準
容量を超える場合はステップa3へ、超えない場合はス
テップa6へ進む。
【0031】ステップa3では、送信する情報を標準容
量以下の単位に分割する前処理として、分類情報にもと
づいて各カテゴリーの情報ごとに容量の加算を行なう。
【0032】標準容量を超えない最大容量になる情報の
組が得られるまで、加算を繰り返し行なう。ステップa
4ではステップa3で得られた情報の組を送信情報の1
単位として分割する。
【0033】例えば、送信する情報として図5に示すも
のが与えられた場合について説明する。この例での標準
容量は4MBとする。
【0034】記事1〜記事4と概況、近畿の天気、全国
の天気、近畿の週間予報、全国の週間予報をすべてあわ
せると10MBになり標準容量を超えてしまう。そこ
で、記事1から順に容量を加算していき、標準容量を超
えない最大の容量になるようなところで情報を分割す
る。図5の例の場合は、記事1と記事2をあわせて3.
0MB、記事3までをあわせると4.5MBになり標準
容量を超えるため、記事1と記事2のところで情報を分
割し、記事1と記事2で情報の1単位(3.0MB)を
構成する。同様の処理を繰り返し、記事3と記事4と概
況で1単位(4.0MB)、近畿の天気と全国の天気と
近畿の週間予報と全国の週間予報でさらに1単位(3.
0MB)に分割し、合計3つの情報単位に分割する。
【0035】ステップa5では、送信するすべての情報
が標準容量以下の単位に分割されたかどうか判断する。
すべての情報が分割されている場合はステップa6へ、
そうでない場合はステップa3に進む。
【0036】ステップa6では、ステップa4で標準容
量に収まるように分割された情報の各単位を情報送信部
105より送信する。情報は各情報(例えば、記事1)
ごとに分類情報、情報本体の順にコード化、誤り訂正の
ための符号化が行われる。その後、ビットストリーム化
され放送衛星に適した信号(例えばISDB用放送信
号)に変調された後、送信アンテナ(パラボラアンテ
ナ)から放送衛星に向けて送信される。
【0037】なお、衛星ディジタル放送では、天候など
により正しく送信できないことが比較的高い確率で起こ
り得るため、同じ情報を繰り返し送信してもよい。
【0038】なお、第1の実施形態では、通信手段とし
て衛星ディジタル放送を用いたが、公衆電話回線、CA
TV回線、地上波放送を用いても構わない。
【0039】(実施の形態2)以下、第2の発明の一実
施形態を図面を参照しながら説明する。
【0040】第2の発明の一実施形態として、衛星ディ
ジタル放送を用いた情報送信装置を示す。図6は本発明
の第2の実施形態に係わるシステム構成図である。
【0041】図6は図1に示した発明の第1の実施形態
のシステム構成と同一部分を含むので、その部分には同
一番号を付して説明は省略し、異なる部分のみ説明す
る。201は階層構造情報を記憶する階層構造情報デー
タベースである。なお、階層構造情報データベース20
1は本発明の階層構造情報蓄積手段に該当する。
【0042】以上のように構成された情報送信装置の動
作を図7のフローチャートを参照しながら説明する。ス
テップb1はステップa2と、ステップb4はステップ
a5と、ステップb5はステップa6と同じ処理を行う
ので、ここではステップb2とb3について説明する。
【0043】ステップb2では、階層構造情報データベ
ース201の階層構造情報を参照して、上位の階層に位
置する情報から順に容量の加算を行なう。上位の階層に
位置する情報から容量の加算を行なうのは、分割して送
信した際に受信装置側で階層構造の上位の情報から順に
辿って情報を閲覧する場合に便利であるためである。
【0044】逆に下位の階層に位置する情報から送信し
た場合では、受信装置側で上位の階層の情報を受信する
まで、受信した情報の階層関係を再現することができな
い。
【0045】ステップb2では、階層構造情報を参照し
て深さ優先で各情報の容量の加算を行ない、標準容量を
超えない最大容量になる情報の組が得られるまで、加算
を繰り返し行なう。階層構造情報は図8に示すマップフ
ァイルにより記述されているものとする。マップファイ
ルには、階層構造情報の他に情報のサイズが記述されて
いるものとする。ステップb2で上位の階層に位置する
情報が既に送信されている場合には、上位の情報の階層
構造情報のみを再送することで、受信装置側で受信時に
各情報の階層関係を再現できるように配慮する。
【0046】ステップb3ではステップb2で得られた
情報の組を送信情報の1単位として分割する。
【0047】例えば図8の情報を送信する場合について
説明する。標準容量は第1の発明の実施例と同じく4M
Bとする。図8の情報では、ニュースとスポーツが最上
位に位置し、ニュースの下位にトップと政治、スポーツ
の下位に野球とサッカーと相撲が位置する階層構造を持
つ。この例の場合、順にヘッドライン、記事1、記事2
の順に加算して3.0MBであり、残りの1.0MBにダ
イジェストが入るので合わせて4.0MBを最初の情報
単位として情報を分割する。ここで、残りの情報の野
球、サッカー、相撲の容量の合計が3.5MBと標準容
量以下なので、これを2つめの情報単位として情報の分
割を終了して順に送信する。ここで、野球、サッカー、
相撲については、先に上位階層のダイジェストが送信さ
れるため、図9に示すダミー1という名称の階層構造情
報を付加して送信する。
【0048】なお、第2の実施形態では、各情報容量の
加算を深さ優先で行なったが、幅優先で行なってもよ
い。
【0049】なお、第2の実施形態では、情報の階層構
造が2階層であったが、より深い階層を持つ情報でもよ
い。
【0050】なお、第2の実施形態では、通信手段とし
て衛星ディジタル放送を用いたが、公衆電話回線、CA
TV回線、地上波放送を用いても構わない。
【0051】(実施の形態3)次に、第3の発明の一実
施形態を図面を参照しながら説明する。
【0052】第3の発明の一実施形態として、衛星ディ
ジタル放送を用いた情報受信装置を示す。図10は本発
明の第2の実施形態に係わるシステム構成図である。
【0053】図10において、301は画像、音声、テ
キストデータの少なくとも1つからなる情報を受信する
情報受信部、302は前記情報のカテゴリーもしくは特
徴に応じてあらかじめ付加された分類情報を受信するた
めの分類情報受信部、303は前記情報を蓄積するため
の情報データベース、304は前記分類情報を蓄積する
ための分類情報データベース、305はあらかじめ決定
された各分類カテゴリーの優先度を記憶する優先度記憶
部、306は各情報の優先度を比較する優先度比較部で
ある。
【0054】なお、上記の各構成要素は、情報受信部3
01は本発明の情報受信手段に、分類情報受信部302
は分類情報受信手段に、情報データベース303は前記
情報を蓄積するための情報蓄積手段に、分類情報データ
ベース304は分類情報蓄積手段に、優先度記憶部30
5は優先度記憶手段に、優先度比較部306は優先度比
較手段に該当する。
【0055】以上のように構成された情報受信装置の動
作を図11のフローチャートを参照しながら説明する。
【0056】ステップc1では、分類情報受信部302
で受信したデータを復号し、情報受信部301で受信す
る情報の分類カテゴリーが記述された分類情報を分類情
報データベース304に格納する。ステップc2では優
先度記憶部305に記憶されている優先度表に基づい
て、分類情報データベース304に格納された分類情報
から情報の優先度を決定する。ステップc3では、ステ
ップc2で決定された優先度と送信装置側であらかじめ
設定された閾値を優先度比較部306で比較し、情報の
優先度が閾値を超えている場合は、ステップc4に進
み、閾値以下の情報については、情報データベース30
3に蓄積せずにステップを終了する。
【0057】ステップc4では、情報データベースの空
き容量を調べる。受信した情報が蓄積できる場合にはス
テップc5へ進み、情報受信部301で受信した対応す
るデータを復号し、情報データベース303に蓄積す
る。それ以外の場合ステップc6へ進む。
【0058】ステップc6では、すでに受信した情報デ
ータベース303の情報の優先度と新たに受信する情報
の優先度を優先度比較部306で比較し、新たな情報の
優先度がすでに受信した情報の優先度より高い場合に
は、既に受信した優先度の低い情報の合計の容量を計算
し、新たに受信する情報の容量よりも大きい場合には、
ステップc7へ進む。
【0059】ステップc7では既に受信した優先度の低
い情報を情報データベース303より削除し、新たな情
報の受信蓄積を行う。
【0060】例えば図12に示す情報単位1、情報単位
2を順に受信する場合について説明する。各分類カテゴ
リーの優先度は図13のように利用者の嗜好によりあら
かじめ与えられているものとする。またこの例での優先
度は1から5までの値をとり、閾値はあらかじめ2に設
定されているものとする。
【0061】まず、図12の情報単位1の受信について
説明する。ここで、情報単位1を受信するときには情報
データベース303には4MBの空きがあるものとす
る。情報単位1の記事1(1MB)はニュースのトップ
であるため図13より優先度は5、記事2(1.5M
B)はニュースの経済であるため同様にして優先度は
4、記事3(1MB)の優先度はニュースの政治である
ため優先度は1であるものとする。この場合、記事1と
記事2は優先度が閾値2を超えるため情報データベース
に蓄積されるが、記事3は閾値2よりも低い優先度であ
るため蓄積されずに捨てられる。さらに、この状態で情
報単位2を受信する場合について説明する。情報データ
ベースには記事1と記事2が既に蓄積されているため、
空き容量は1.5MBである。ここで図12より、情報
単位2の今日の天気の優先度(1MB)が5、週間天気
予報(1.5MB)の優先度は5、概況(1MB)の優
先度は3である。このとき、今日の天気は優先度が5で
空き容量に収まるのでまず蓄積される。次に週間天気予
報の優先度は5なので、既に受信している優先度4の記
事2を削除し、空き容量を1.5M以上確保してから蓄
積される。さらに、概況はこのときの空き容量(0.5
MB)に収まらず、他の既に受信されている情報よりも
優先度が低いため蓄積されずに捨てられる。
【0062】以上のようにして、情報の受信、および蓄
積が行われる。この手順は情報を受信するごとに繰り返
し行われる。
【0063】なお、第3の実施形態では、優先度を1〜
5の整数値としたが、この値については大小を比較でき
るものであれば何でもよい。
【0064】なお、第3の実施形態では、通信手段とし
て衛星ディジタル放送を用いたが、公衆電話回線、CA
TV回線、地上波放送を用いても構わない。また、情報
受信部と分類情報受信部において異なる通信手段を用い
ても構わない。また、情報受信部と分類情報受信部を分
離せず、一つの手段として実現してもよい。
【0065】(実施の形態4)次に、第4の発明の一実
施形態を図面を参照しながら説明する。
【0066】第4の発明の一実施形態として、衛星ディ
ジタル放送を用いた情報受信装置を示す。図14は本発
明の第3の実施形態に係わるシステム構成図である。
【0067】図14において図10に示した発明の第3
の実施形態のシステム構成と同一部分を含むので、その
部分には同一番号を付して説明は省略し、異なる部分の
み説明する。401は利用者の閲覧情報を蓄積する閲覧
情報データベースである。
【0068】なお、上記の各構成要素は、閲覧情報デー
タベース401は本発明の閲覧情報記憶部に該当する。
【0069】以上のように構成された情報受信装置の動
作を図15のフローチャートを参照しながら説明する。
【0070】ステップd1〜d7は、発明の第2の実施
形態のステップc1〜c7と同じ処理を行う。
【0071】発明の第4の実施形態では、基本的な処理
は発明の第3の実施形態と同じであるが、既に受信した
情報の優先度の再計算を行う点で処理が異なる。
【0072】ステップd8で既に受信した情報の優先度
の再計算を行なう。発明の第3の実施形態で用いた図
3.3の例を用いて詳しく説明する。ここでの例では、
情報を閲覧したかどうかで優先度の再計算を行い、蓄積
された情報を利用者が閲覧した場合には優先度を2減ら
すものとする。
【0073】情報単位1を受信は発明の第2の実施形態
と同様に行われる。ここで記事1を利用者が閲覧したと
する。この場合、優先度は再計算されて、記事1が優先
度3、記事2が優先度4となる。次に情報単位2を受信
すると、このとき、今日の天気は優先度が5で空き容量
に収まるのでまず蓄積される。次に週間天気予報の優先
度は5なので、既に受信している優先度3の記事1を削
除し、空き容量を1.5M以上確保してから蓄積され
る。概況はこのときの空き容量(0MB)に収まらず、
他の既に受信されている情報よりも優先度が低いため蓄
積されずに捨てられる。
【0074】以上のようにして、閲覧情報を利用するこ
とにより、一度閲覧した情報の優先度を考慮することが
できるので、閲覧していない優先度の高い情報の閲覧可
能時間を長くとることができる。
【0075】なお、第4の実施形態では、閲覧情報とし
て情報を閲覧したかどうかを用いたが、情報を受信して
からの経過時間を優先度の再計算に用いてもよい。
【0076】なお、第4の実施形態では、通信手段とし
て衛星ディジタル放送を用いたが、公衆電話回線、CA
TV回線、地上波放送を用いても構わない。また、情報
受信部と分類情報受信部において異なる通信手段を用い
ても構わない。また、情報受信部と分類情報受信部を分
離せず、一つの手段として実現してもよい。
【0077】なお、以上説明したすべての実施形態にお
いて、各構成部分をソフトウェア的に構成しても、専用
ハードウェアとして構成しても構わない。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明の情報送信装置およ
び受信装置によれば、受信装置側で受信可能な容量の単
位に送信装置側で分割して情報を送信することにより、
受信装置側で一度に受信することのできない容量の情報
も部分に分けて閲覧することができる。
【0079】また、すべての情報に分類情報を付加して
受信端末に送信することにより、受信側で受信した情報
を分類できるようにし、その分類結果を利用して利用者
の興味のある情報を優先的に受信蓄積することを可能と
する。
【0080】さらに、情報の受信時刻からの経過時間や
その情報を既に閲覧したかどうかなどの条件により、受
信情報の優先度を動的に再計算し、新たに受信する情報
を蓄積すべきかを受信装置の側で自動的に判別すること
により、利用者がより効率的に欲しい情報を閲覧できる
ようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のシステム構成図
【図2】本発明の第1の実施形態の動作手順を示すフロ
ーチャート
【図3】本発明の第1の実施形態の分類表例を示す図
【図4】本発明の第1の実施形態のマップファイル例を
示す図
【図5】本発明の第1の実施形態の送信する情報例を示
す図
【図6】本発明の第2の実施形態のシステム構成図
【図7】本発明の第2の実施形態の動作手順を示すフロ
ーチャート
【図8】本発明の第2の実施形態の送信情報を示す図
【図9】本発明の第2の実施形態の送信情報を示す図
【図10】本発明の第3の実施形態のシステム構成図
【図11】本発明の第3の実施形態の動作手順を示すフ
ローチャート
【図12】本発明の第3の実施形態の受信情報例を示す
【図13】本発明の第3の実施形態の優先度表例を示す
【図14】本発明の第4の実施形態のシステム構成図
【図15】本発明の第4の実施形態の動作手順を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
101 情報データベース 102 分類情報付加部 103 情報容量計算部 104 情報分割部 105 情報送信部 201 階層構造情報データベース 301 情報受信部 302 分類情報受信部 303 情報データベース 304 分類情報データベース 305 優先度記憶部 306 優先度比較部 401 閲覧情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像、音声、テキストデータの少なくと
    も1つからなる情報を複数蓄積し、前記情報のカテゴリ
    ーもしくは特徴を表す分類情報を前記情報に付加し、分
    類情報に基づいて各情報の容量の加算を行ない、所定の
    容量以内の単位に分割して送信することを特徴とする情
    報送信方法。
  2. 【請求項2】 画像、音声、テキストデータの少なくと
    も1つからなる情報を複数蓄積する情報蓄積手段と、前
    記情報のカテゴリーもしくは特徴を表す分類情報を前記
    情報に付加する分類情報付加手段と、分類情報が付加さ
    れた前記情報の容量を計算する情報容量計算手段と、前
    記情報を所定の容量以内の単位に分割する情報分割手段
    と、前記情報分割手段により分割した情報を送信する情
    報送信手段とを備えたことを特徴とする情報送信装置。
  3. 【請求項3】 情報にテキスト情報が含まれる場合に、
    前記テキスト情報で用いられている単語を抽出し、前記
    単語に基づいて前記情報のカテゴリーもしくは特徴を表
    す分類情報を自動的に付加することを特徴とする請求項
    1記載の情報送信方法。
  4. 【請求項4】 テキスト情報から単語を抽出する単語抽
    出手段を有し、情報にテキスト情報が含まれる場合に、
    前記テキスト情報で用いられている単語を前記単語抽出
    手段を用いて抽出し、前記単語に基づいて前記情報のカ
    テゴリーもしくは特徴を表す分類情報を自動的に付加す
    ることを特徴とした請求項2記載の情報送信装置。
  5. 【請求項5】 画像、音声、テキストデータの少なくと
    も1つからなる情報と、前記情報の包含関係を階層構造
    情報として蓄積し、前記情報を前記階層構造情報に基づ
    いて所定の容量以内の単位に分割して送信することを特
    徴とする情報送信方法。
  6. 【請求項6】 画像、音声、テキストデータの少なくと
    も1つからなる情報を複数蓄積する情報蓄積手段と、前
    記情報の包含関係を階層構造情報として記憶する階層構
    造情報記憶手段と、前記階層構造情報に基づいて前記情
    報の容量を計算する情報容量計算手段と、前記情報を所
    定の容量以内の単位に分割する情報分割手段を備えたこ
    とを特徴とする情報送信装置。
  7. 【請求項7】 画像、音声、テキストデータの少なくと
    も1つからなる木構造を持つ情報を受信し、受信が完了
    した情報から木構造にしたがって階層的に表示すること
    を特徴とした情報受信方法。
  8. 【請求項8】 画像、音声、テキストデータの少なくと
    も1つからなる木構造を持つ情報を受信する情報受信手
    段と、前記情報のリンク情報を受信するリンク情報受信
    手段と、前記情報を蓄積する情報蓄積手段と、前記リン
    ク情報前記情報を表示する情報表示手段を備え、受信が
    完了した情報から木構造にしたがって階層的に表示する
    ことを特徴とした情報受信装置。
  9. 【請求項9】 画像、音声、テキストデータの少なくと
    も1つからなる情報と、前記情報のカテゴリーもしくは
    特徴を表す分類情報を受信し、所定の方法であらかじめ
    決定された各カテゴリーの優先度より各情報の優先度を
    決定して、定められた閾値以上の優先度の情報のみ蓄積
    することを特徴とする情報受信方法。
  10. 【請求項10】 画像、音声、テキストデータの少なく
    とも1つからなる情報を受信する情報受信手段と、前記
    情報のカテゴリーもしくは特徴を表す分類情報を受信す
    る分類情報受信手段と、前記情報を蓄積する情報蓄積手
    段と、前記分類情報を蓄積する分類情報蓄積手段と、所
    定の方法であらかじめ決定された各カテゴリーの優先度
    を記憶する優先度記憶手段と、各情報の優先度を比較す
    る優先度比較手段を有し、定められた閾値以上の優先度
    を持つ情報のみ蓄積することを特徴とする情報受信装
    置。
  11. 【請求項11】 画像、音声、テキストデータの少なく
    とも1つからなる情報と、前記情報のカテゴリーもしく
    は特徴を表す分類情報を受信し、既に受信した情報の優
    先度を利用者の閲覧情報によって再計算して、新たに受
    信する情報の優先度と比較し、新たに受信する情報の優
    先度が高い場合のみ情報の蓄積を行なうことを特徴とす
    る情報受信方法。
  12. 【請求項12】 画像、音声、テキストデータの少なく
    とも1つからなる情報を受信する情報受信手段と、前記
    情報のカテゴリーもしくは特徴を表す分類情報を受信す
    るための分類情報受信手段と、前記情報を蓄積する情報
    蓄積手段と、前記分類情報を蓄積する分類情報蓄積手段
    と、所定の方法であらかじめ決定された各カテゴリーの
    優先度を記憶する優先度記憶手段と、利用者の閲覧情報
    を蓄積する閲覧情報記憶手段と、各情報の優先度を比較
    する優先度比較手段を有し、既に受信した情報の優先度
    を前記閲覧情報記憶手段に記憶される閲覧情報によって
    再計算し、新たに受信する情報の優先度と比較し、新た
    に受信する情報の優先度が高い場合のみ情報の蓄積を行
    なうことを特徴とする情報受信装置。
JP9224635A 1997-08-21 1997-08-21 情報送信方法およびその装置、情報受信方法およびその装置 Withdrawn JPH1165958A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095065A (ja) * 2000-07-07 2002-03-29 Hitachi Ltd 無線基地局、無線端末及びコンテンツプロバイダ
US6573039B1 (en) 1997-02-27 2003-06-03 Cellomics, Inc. System for cell-based screening

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