JPH1164059A - 空気流量測定装置及び内燃機関制御装置 - Google Patents

空気流量測定装置及び内燃機関制御装置

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JPH1164059A
JPH1164059A JP21645097A JP21645097A JPH1164059A JP H1164059 A JPH1164059 A JP H1164059A JP 21645097 A JP21645097 A JP 21645097A JP 21645097 A JP21645097 A JP 21645097A JP H1164059 A JPH1164059 A JP H1164059A
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孝行 斉藤
Kaoru Uchiyama
内山  薫
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千尋 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気流量検出用の発熱抵抗体を圧力検出用の
検出素子として共用し、空気流量と圧力の双方が精度良
く検出できるようにした空気流量測定装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ブリッジ接続した4個の拡散抵抗体1
を、シリコンのダイヤフラム11の一方の面に設けて発
熱抵抗体RHとし、その拡散抵抗体1に供給される電流
IHの値から吸気流量を検出し、該ブリッジ接続した4
個の拡散抵抗体1に現われる不平衡電圧を差動増幅器1
9で取り出すことにより、ダイヤフラム11の圧力によ
る曲げ変形量を検出するようにし、ダイヤフラム11を
空気の流れFに曝すことにより、空気流量信号と圧力信
号を得るようにしたもの。 【効果】 車輌への部品組み付け工数低減とワイヤハー
ネスの簡略化が可能になり、エンジン制御システムのコ
ストが低減できる。また、耐汚損性に強い発熱抵抗体式
空気流量測定装置が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気流
量計測用に好適な発熱抵抗体式の空気流量測定装置と、
これを使用した内燃機関制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による発熱抵抗体式の空気流量
測定装置では、例えば特開平3−20619号公報や特
開平2−85723号公報などに見られるように、その
発熱抵抗体として熱線式や板形式のものが用いられてい
る。
【0003】また、吸気負圧検出装置としては、例えば
実開平2−48838号公報に記載の半導体検出装置
が、従来から使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、空気
流量測定装置の多機能化について配慮がされておらず、
車両への実装に際して問題があった。例えば、近年は、
電子制御燃料噴射システムを用いた自動車が一般化して
いるが、この場合、エンジンルームの内部には様々なセ
ンサや制御機器が所狭しと配置されている。また、この
場合、各種のセンサや制御機器及びそれらをコントロー
ルするためのコントロールユニットなどを相互に接続す
るワイヤハーネスも複雑に入り組んだものとなってい
る。
【0005】このため、複数のセンサや制御機器を一体
化することによる部品点数の低減が望まれ、例えば前記
の発熱抵抗体式空気流量測定装置と半導体式圧力変換器
を一体化しコネクタを共用化する方策などはその一例で
あり、これにより車両への部品組み付け工数の低減や、
ワイヤハーネスの簡略化が可能となる。さらに現在は、
より一層の部品点数の低減、それにセンサや制御機器取
付方法の合理化及び部品共用化技術が強く望まれてい
る。
【0006】本発明の目的は、空気流量検出用の発熱抵
抗体を圧力検出用の検出素子として共用し、空気流量と
圧力の双方が精度良く検出できるようにした空気流量測
定装置を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、ローコストで信頼性の高い内燃機関制御装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、内燃機関の
吸気通路に配置した温度依存抵抗特性の発熱抵抗体を用
い、その温度が所定の一定値に保たれるように、該発熱
抵抗体に供給すべき電流の大きさを制御し、このときの
電流の値から吸気流量を計測する方式の空気流量測定装
置において、ブリッジ接続した4個の拡散抵抗体が一方
の面に形成されたシリコンのダイヤフラムを前記吸気通
路に配置して前記発熱抵抗体とし、前記ブリッジ接続し
た4個の拡散抵抗体に供給される電流値から吸気流量を
検出し、該ブリッジ接続した4個の拡散抵抗体に現われ
る不平衡電圧値から前記ダイヤフラムの曲げ変形量を検
出するようにして達成される。
【0008】まず、発熱抵抗体には、従来から半導体式
圧力変換器等で使用されているシリコンウエハのダイヤ
フラムを用い、更にこのダイヤフラム上に発熱抵抗体の
加熱電流を制御するための感抵抗体を同設することがで
きるので、流体圧計測機能を備え、空気流量の検出が可
能になる。また、圧力の検出は、シリコンウエハ上の発
熱抵抗体をブリッジ状に配置し、ピエゾ抵抗効果を利用
して行うことができる。
【0009】このとき、発熱抵抗体からは、空気流量信
号と圧力信号が得られるが、このときえられる圧力信号
には空気流量信号が含まれてしまう。そこで、駆動回路
の内部、又は外部に割り算器を設けることにより、特立
した圧力信号が算出できる。この結果、発熱抵抗体式空
気流量センサと半導体式圧力センサを同一の駆動回路モ
ジュール内にパッケージングでき、組立工数の低減とエ
ンジンルーム内部の簡素化が図れる。
【0010】また発熱抵抗体にダイヤフラムを用いたこ
とにより、吸気管内部の圧力変動によりダイヤフラムが
振動することになるが、この結果、発熱抵抗体に塵埃が
付着するのが抑えられ、付着した場合でも、その汚損物
質を振り払うことができるので、耐汚損性に強い発熱抵
抗体式空気流量測定装置とすることができる。
【0011】さらに、この空気流量測定装置を用いるこ
とにより、少ない個数のセンサで内燃機関を制御するこ
とができると共に、異常診断と異常のバックアップが得
られることになり、この結果、信頼性の高い内燃機関制
御装置をローコストで提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による空気流量測定
装置及び内燃機関制御装置ついて、図示の実施形態によ
り詳細に説明する。図1は、本発明による空気流量測定
装置の一実施形態で、大きく分けて、発熱抵抗体RH及
び感温抵抗体RCからなる検出素子と、これらを駆動す
る駆動回路とで構成されている。
【0013】そして、さらに駆動回路は、発熱抵抗体R
H及び感温抵抗体RC並びに固定抵抗3、4で形成され
るブリッジ回路と、オペアンプ5、6及びトラジスタ
7、それに固定抵抗8、9とで形成されるフィードバッ
ク回路とに分けられ、ブリッジ回路の固定抵抗3の電圧
をバッファ用のオペアンプ10を介して取り出し、空気
流量信号Vq とするようになっている。
【0014】ここで、この実施形態では、さらに発熱抵
抗体RHを、図示のように、4個の抵抗体(2個の抵抗
体Rx と2個の抵抗体Ry)1からなるブリッジ回路で構
成してある。次に、11はシリコンウエハで作られたダ
イヤフラムで、発熱抵抗体RHと感温抵抗体RCが、図
2に示してあるように、このダイヤフラム11の一方の
面に形成した拡散抵抗体で構成してある。
【0015】この図2は、ダイヤフラム11が形成され
ているシリコンウエハSWの詳細を示したもので、図示
のように、ダイヤフラム11はシリコンウエハSWの一
部を薄くした部分で形成されており、その一方の面、例
えば図の上側の面の所定の位置に、発熱抵抗体RHとな
る4個の拡散抵抗体1が形成してある。また、このシリ
コンウエハSWには、そのダイヤフラム11が形成され
ている部分とは別の位置に、感温抵抗体RCとなる拡散
抵抗体2が形成されている。
【0016】シリコンウエハSWは、ガラスダイ(ガラ
ス基台)12にアノーディックボンディングにより接合
され、さらに接着剤14により、モールド部材13に接
着されており、このモールド部材13により、図3に示
すように、内燃機関の吸気管17の中に取り付けられ、
これにより、吸入空気の流れFに曝されるようになって
いる。
【0017】また、このとき、ガラスダイ12とモール
ド部材13には、それぞれ圧力導入孔15、16が設け
てあり、ダイヤフラム11の他方の面に、その一方の面
とは異なる雰囲気中に連通できるように構成してある。
次に、この実施形態の動作について説明する。
【0018】まず、空気流量の測定動作について説明す
ると、この実施形態では、図1に示すように、流量検出
用の発熱抵抗体RCと、吸入空気温度を補償するための
感温抵抗体RC、それに固定抵抗3、4でブリッジ回路
を組み、その出力を、オペアンプ6を介してトランジス
タ7に入力し、これにより発熱抵抗体RHの加熱電流I
Hが制御され、この結果、発熱抵抗体RHと感温抵抗体
RCとの間に一定温度差を保つのに必要なフィードバッ
ク制御が働くようにし、これにより、固定抵抗3から空
気流量に応じた信号Vqが取り出されるようにしてあ
る。
【0019】すなわち、空気の流れが速い場合には、発
熱抵抗体RHから奪われる熱量が多くなるため、上記の
フィードバック制御の結果として加熱電流IHが増加さ
れ、流速が遅い場合には、発熱抵抗体1から奪われる熱
量が少ないため、加熱電流IHも少なくなる。従って、
この加熱電流IHの値を、固定抵抗3の電圧降下として
取り出すことにより、空気流量に応じた信号Vqが得ら
れるのである。
【0020】次に、この実施形態による圧力測定動作に
ついて説明する。まず、図1に示してあるように、この
実施形態では、拡散抵抗体1のブリッジ回路にオペアン
プからなる差動増幅器18が接続してあり、これによ
り、ブリッジ回路に現われる不平衡電圧が検出できるよ
うになっている。次に、この実施形態では、図2に示さ
れているように、ダイヤフラム11の他方の面には、ガ
ラスダイ12の圧力導入孔15とモールド部材13の圧
力導入孔16を介して、検出すべき圧力をダイヤフラム
11に作用させることができるようになっている。
【0021】また、さらにこのとき、ブリッジ回路を構
成する4個の拡散抵抗体1については、夫々の抵抗値R
xと抵抗値Ryについて、ダイヤフラム11が面方向に
変位したときでのピエゾ抵抗効果による抵抗値の増減分
が等しくなるように設定しておき、且つ、ダイヤフラム
11に何も圧力が掛っていないとき、つまりダイヤフラ
ム11に何も面方向の変位が現われていないときには、
拡散抵抗体1のブリッジ回路が平衡していて、その端子
Cと端子D間には何も電圧が現われないように構成して
おく。
【0022】そこで、いま、この状態でダイヤフラム1
1に圧力が掛り、これに応じてダイヤフラム11が面方
向に変位したとすると、拡散抵抗体1に応力が発生し、
そのピエゾ抵抗効果による抵抗値の変化により、夫々の
抵抗値Rxと抵抗値Ryの比率が変り、ブリッジ回路の
端子C、D間に不平衡電圧が発生する。そして、この不
平衡電圧の値は、ダイヤフラム11に現われた変位の大
きさ、すなわち、それに作用した圧力に対応しており、
従って、差動増幅器18から圧力信号Vp を得ることが
できる。
【0023】ところで、この実施形態では、発熱抵抗体
RHがダイヤフラム11に形成した4個の拡散抵抗体1
により構成されており、この結果、上記した圧力検出に
際しては、拡散抵抗体1のブリッジ回路から不平衡電圧
が発生されるが、これによっても空気流量の検出に影響
を受ける虞れがなく、正確な空気流量信号Vq を得るこ
とができるが、この理由について以下に説明する。
【0024】拡散抵抗体1はダイヤフラム11に形成さ
れているので、圧力変化によりダイヤフラム11が変位
すれば、ピエゾ抵抗効果により抵抗値が変化する。しか
しながら、上記したように、ブリッジ回路を構成する4
個の拡散抵抗体1については、夫々の抵抗値Rxと抵抗
値Ryについては、ダイヤフラム11が面方向に変位し
たときでの抵抗の増減分が等しくなるように設定してあ
るため、ダイヤフラム11の変位に対しては、ブリッジ
回路のA端子からB端子までの合成抵抗は常に不変であ
り、従って、圧力検出によっても空気流量検出が影響を
受けることはなく、常に正確な空気流量信号Vqを得る
ことができるのである。
【0025】従って、この実施形態によれば、同一の検
出素子により、空気流量と圧力が検出できることにな
り、センサの共用化を得ることができ、この結果、車両
への組み込み工数の低減や、ワイヤハーネスの簡略化が
図れるという効果がある。また、この実施形態では、圧
力変動に応じてダイヤフラム11が変形され振動するの
で、発熱抵抗体RHに対する塵埃など汚損物質の付着を
抑え、付着した場合でも振動により振り払うことができ
るので、検出特性の変化や劣化が防止できるという効果
がある。
【0026】ところで、図1の実施形態では、空気流量
の変化に応じて、ブリッジ回路に供給されている電流I
Hが変化させられるため、その端子C、D間には、圧力
変化に応じた電圧成分に加えて、空気流量に応じた加熱
電流IHの変化分も含まれてしまい、この結果、差動増
幅器18の出力には、圧力信号Vp だけではなく、空気
流量信号Vq と圧力信号Vp の積である流量・圧力信号
Vq ・Vp が出力されてくることになり、適用対象によ
っては、このままでは不便な場合がある。
【0027】そこで、図4は、空気流量信号Vq と圧力
信号Vp を、夫々単独で出力できるようにした本発明の
一実施形態で、図において、19はオペアンプからなる
徐算回路で、その他の構成は、図1の実施形態と同じで
ある。徐算回路19は、固定抵抗3の電圧として出力さ
れる空気流量信号Vq と、差動増幅器18から出力され
る流量・圧力信号Vp ・Vq の双方を入力し、これによ
り、流量・圧力信号Vp ・Vq を空気流量信号Vq で割
り算する働きをする。
【0028】従って、この図4の実施形態によれば、徐
算回路19からは、圧力信号Vp が単独に得られること
になり、この結果、駆動回路から直接、空気流量信号V
q と圧力信号Vp とを夫々独立に得ることができる。
【0029】次に、図5は、駆動回路の外部で、流量・
圧力信号Vp ・Vq 空独立した圧力信号Vp の演算を行
うようにした本発明の実施形態で、図示のように、外部
のコントロールユニットCUに、夫々空気流量信号Vq
と流量・圧力信号Vp ・Vqの双方を取り込み、このコ
ントロールユニットCU内に設けられている徐算回路1
9で演算して圧力信号Vp を単独に得、これにより、空
気流量Vq と圧力信号Vp とを夫々独立に得るようにし
たものである。
【0030】従って、これら図4と図5の実施形態によ
れば、同一の駆動回路モジュールから空気流量信号Vq
の他に、圧力信号Vp も単独に得ることができ、汎用性
が高められるという効果がある。
【0031】次に、図6により、本発明の実施形態につ
いて、特に装置の構成を中心にして詳細に説明する。な
お、この図6(a)は側断面を拡大して見たもので、同図
(b)は、コネクタを正面から見たものである。既に図2
で説明したように、ダイヤフラム11が形成されている
シリコンウエハSWは、ガラスダイ12を介してモール
ド部材13に接着されている。そこで、この実施形態で
は、このモールド部材13に、図示のように、フランジ
部20とコネクタ21及びコネクタ端子22、更には圧
力導入孔13に連通した圧力導入パイプ23を一体にモ
ールド化してある。
【0032】さらに、このモールド部13に、ダイヤフ
ラム11が形成されているシリコンウエハSWと並ん
で、上記した駆動回路とフィードバック回路を搭載した
回路基板25を取付け、ダイヤフラム11に形成されて
いる拡散抵抗体1、2と回路基板25の間、及び回路基
板25とコネクタ端子22との間の電気的導通をワイヤ
ボンディング27、28で夫々形成させる。このときの
コネクタ端子22の接続状態は、例えば図6(b)に示す
ようになっており、更に回路基板25の保護のため、カ
バー28が設け、これにより、測定装置全体を測定モジ
ュールMとして構成してある。
【0033】そして、この測定モジュールMは、図3に
示すように、そのモールド部13のシリコンウエハSW
側から吸気管17の内部に挿入され、フランジ部20を
フランジ部24にねじ止めすることにより、図示のよう
に発熱抵抗体RH及び感温抵抗体RCが内部の吸入空気
の流れFに充分に曝されるように位置決めされ、さら
に、ことのき、図示のように、発熱抵抗体RHが、吸入
空気の流れF方向に対してほぼ平行になるように位置決
めされるようになっている。
【0034】従って、この実施形態によれば、ダイヤフ
ラム11が吸入空気に充分に曝されるようにできるの
で、空気流量の検出を精度良く得られると共に、空気流
による動圧がダイヤフラム11に働く虞れを少なくする
ことができるため、圧力検出を精度よく得ることができ
る。
【0035】図7は、この測定モジュールMの取付状態
の一例を示したもので、このモジュールMは、図示のよ
うに、例えばガソリンエンジンなどの内燃機関における
吸気管17のスロットルバルブ30の上流側(空気取入
口側)に取付けられている。そして、吸気管17のスロ
ットルバルブ31の下流側(エンジン側)には、吸気圧力
導入パイプ31を設け、このパイプ31と測定モジュー
ルMの圧力導入パイプ23を管路(ホース)36で連結さ
せてある。
【0036】これにより、スロットルバルブ30を間に
して、その上流側と下流側に現われるエンジンの吸気圧
力差、すなわち、吸気負圧を測定モジュールMによる圧
力信号Vp として検出することができる。また、この結
果、測定モジュールMからは、吸気管17内を流れる吸
入空気流量を表わす空気流量信号Vq も出力されること
になる。
【0037】次に、本発明の他の一実施形態について、
図8及び図9により説明する。ここで説明する実施形態
は、上記した測定モジュールMにおいて、それから得ら
れる空気流量信号Vq と圧力信号Vp の2種の信号を利
用し、発熱抵抗体式の空気流量測定装置に特有な、エン
ジンの吸気脈動による検出誤差に対処し、精度の良い空
気流量信号の検出が得られるようにしたものであり、こ
のため、図6に示した回路基板25に、さらに図8に示
す脈動補正回路50を搭載し、脈動補正された空気流量
信号Vq’が得られるようにしたものである。
【0038】ここで、発熱抵抗体式空気流量測定装置に
おける脈動誤差について、図7のシステムにより説明す
ると、吸気管17内の空気流Fは、図示してないエンジ
ンの吸気バルブの開閉とエンジンの吸気動作により脈動
を伴った流れになる。この脈動の大きさは、スロットル
バルブ30の開度が比較的小さい場合には小さく、開度
が全開付近になるにつれて大きくなり、且つ、空気流の
速度(流量)の増加に伴っても大きくなる。そして、この
脈動が、ある程度まで大きくなると、発熱抵抗体RHか
らの出力は、それ自身が持つ非線形性及び応答遅れによ
り、マイナスの誤差を持つようになる。これが、いわゆ
る二値現象である。
【0039】さらに脈動振幅が大きくなると、吸気管1
7内の空気の流れに逆流を伴うようなる。しかしなが
ら、発熱抵抗体RHは、その構造上、流れの方向を検出
することは困難であり、順方向の流れでも、逆方向の流
れでも、その流速だけに反応し、流速だけを検出する。
このため、逆流が生じても、発熱抵抗体は、それを素直
に流速として検出してしまい、従って、この場合にはプ
ラスの誤差を示す。これらの理由により、発熱抵抗体式
空気流量測定装置では、空気流の脈動による誤差補正が
必要になるのである。
【0040】そこで、図8の脈動誤差補正回路50にお
いて、まずエンジン回転数検出手段51は、空気流量信
号Vq を入力し、そこに含まれる脈動分から、エンジン
の回転速度データRを演算する。このときの演算処理と
しては、例えばFFT処理などを用いればよい。なお、
このFFT処理とは、高速フーリエ変換(Fast Fourier
Transform)処理のことである。
【0041】次に、補正値算出手段52は、エンジンの
回転速度データRと圧力信号Vp から補正値Kを算出す
る。この補正値Kの算出のため、この実施形態では、図
9に示す補正値マップを用い、これを回転速度データR
と圧力信号Vp で検索し、必要な補正値Kを算出するよ
うになっている。 そして、補正手段53は、この補正
値Kにより空気流量信号Vq を補正し、脈動補正された
空気流量信号Vq’を出力するのである。
【0042】ところで、この脈動補正のため、エンジン
の回転速度と、スロットルバルブの開度を用いることは
公知である。しかし、公知の技術では、このためには、
エンジン回転速度センサの信号とスロットトルバルブ開
度センサの信号の2種の信号が必要である。一方、この
本発明の実施形態では、測定モジュールM内の信号だけ
で脈動補正ができ、誤差のない補正された空気流量信号
Vq’を、測定モジュールMから直接得ることができ
る。
【0043】従って、この実施形態によれば、内燃機関
制御装置に使用した場合、出力される信号について何も
補正を必要としないことになり、この結果、エンジン制
御用のコントロールユニット側での処理を軽減させるこ
とができる。
【0044】次に、本発明による内燃機関制御装置につ
いて説明する。図10は、本発明の一実施形態が適用さ
れた電子制御燃料噴射方式のエンジン制御システムを示
したもので、エアクリーナ33から吸入された空気F
は、吸気管17、スロットルバルブ30、それに吸気マ
ニホールド34を経て、エンジンEのシリンダ35の中
に吸入される。一方、このシリンダ35内で発生したガ
スは排気マニホールド36を経て排出される。
【0045】エンジンEの吸気管17には、上記した本
発明の実施形態による測定モジュールMが取付けられて
おり、これから出力される空気流量信号Vq と圧力信号
VpはコントロールユニットCUに供給される。
【0046】そこで、コントロールユニットCUは、こ
れらの圧力信号Vp と空気流量信号Vq の他にも、さら
に吸気温度センサ37からの吸入空気温度信号TF と、
スロットル開度センサ38から出力されるスロットルバ
ルブ角度信号θTH 、排気マニホールド36に設けられ
ている酸素濃度センサ39から出力される酸素濃度信号
2 、それにエンジン回転速度センサ40から出力され
るエンジン回転速度信号Nなど、各種のエンジンの運転
状態を表わす信号を入力し、これらの信号を逐次演算し
て最適な燃料噴射量IG とアイドルエアコントロールバ
ルブ開度IS を求め、その値を使ってインジェクタ41
及びアイドルコントロールバルブ42を制御する。
【0047】以上は通常の電子制御燃料噴射方式のエン
ジンでの制御と同じ動作であるが、この図10の実施形
態では、上記した通常のエンジンの制御と共に、スロッ
トル開度センサ38の劣化診断が得られ、さらに、これ
に伴う制御のバックアップが得られるように構成してあ
る。
【0048】そして、このため、測定モジュールMで検
出した圧力信号Vp と、回転数センサ40で検出したエ
ンジンの回転速度信号Nとを用い、これにより、コント
ロールユニットCUの内部で、演算によるスロットル開
度演算値θTH’を求め、スロットル開度センサ38の劣
化を診断するようになっている。
【0049】良く知られているように、内燃機関の回転
速度とスロットルバルブの開度、それに吸気負圧は、エ
ンジンの機種毎に相互に関数関係にあり、従って、予め
回転速度と吸気負圧の組合せに対するスロットルバルブ
の開度をマイコンのメモリに格納しておくことにより、
回転速度と吸気負圧から、そのときのスロットルバルブ
の開度を演算して求めることができる。
【0050】そこで、コントロールユニットCUのマイ
コンには、この演算に必要なデータと、演算処理に必要
なプログラムが格納してあり、随時、例えば所定の頻度
で、このプログラムを実行し、そのときどきでのスロッ
トル開度演算値θTH’を演算し、これをスロットル開度
センサ38で検出した開度信号θTH と比較し、両者の
差が予め設定しておいた判断用の閾値Δを越えたとき、
すなわち、 |θTH−θTH'|>Δ となったとき、スロットル開度センサ38が劣化したも
のと判定する処理を実行するようになっている。
【0051】一般に、スロットル開度センサとしては、
可変抵抗器を用いたエンコーダが使用されることが多い
が、この場合、摺動機構を有するため、耐久性にいささ
か問題があり、確率的に劣化の虞れがある。
【0052】しかるに、この実施形態によれば、随時、
スロットル開度センサ38の劣化診断が行えるので、こ
の劣化診断の結果、劣化と判定されたときには、そのこ
とを表示して劣化を報知させることができると共に、以
後は、このスロットル開度演算値θTH’をスロットル開
度信号θTH に代え、エンジンの制御を継続させ、これ
により制御のバックアップを行うようになっている。
【0053】従って、この実施形態によれば、吸気流量
計測用の空気流量測定装置とは別に吸気負圧検出用のセ
ンサを設ける必要がないので、信頼性の高い内燃機関制
御装置をローコストで容易に提供することができる。
【0054】なお、本発明の実施形態の中で、特許請求
の範囲の請求項に記載されていないものについて、一部
を列挙すると、以下の通りである。 請求項4〜請求項6の発明において、前記圧力導入通
路が、前記吸気通路の、前記ダイヤフラムが配置されて
いる位置とは異なる位置で内部に連通され、内燃機関の
吸気通路における任意の位置での圧力差を検出するよう
に構成したことを特徴とする空気流量測定装置。
【0055】請求項4〜請求項6の発明において、前
記圧力導入通路が、前記吸気通路の、前記ダイヤフラム
が配置されている位置から、スロットルバルブを間にし
て、その下流側に連通され、内燃機関の吸気負圧を前記
圧力信号として検出するように構成したことを特徴とす
る空気流量測定装置。
【0056】上記の発明において、前記空気流量信
号により前記内燃機関の回転速度を演算する回転速度演
算手段と、この手段による回転速度の演算結果と前記圧
力信号とにより、前記空気流量信号の脈動補正値を演算
する補正値算出手段と、該脈動補正値により前記空気流
量信号を補正する補正手段とを備え、脈動補正された空
気流量信号が得られるように構成したことを特徴とする
空気流量測定装置。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、1個の測定モジュール
により空気流量と圧力の2種の信号が得られるので、必
要なセンサの個数を少なくすることができ、この結果、
車両に対する部品組み付け工数の低減とワイヤハーネス
の簡略化が可能になり、吸気系のシステムコストが低減
できる。
【0058】また、本発明では、空気流量検出用の発熱
抵抗体が、圧力検出用のダイヤフラムに設けてあるの
で、圧力変動による振動の結果、塵埃などの付着を防止
し、塵埃が付着してしまった場合でも、振動により振り
払うことができるので、耐汚損性に強く、常に安定した
空気流量信号を出力できる発熱抵抗体式空気流量測定装
置を容易に提供することができる。
【0059】また、この本発明による空気流量測定装置
を用いることにより、信頼性の高い内燃機関制御装置を
ローコストで容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気流量測定装置の第1の実施形
態を示す回路図である。
【図2】本発明におけるダイヤフラムの一実施形態を示
す断面図である。
【図3】本発明による空気流量測定装置の一実施形態の
実装状態を示す説明図である。
【図4】本発明による空気流量測定装置の第2の実施形
態を示す回路図である。
【図5】本発明による空気流量測定装置の第3の実施形
態を示す回路図である。
【図6】本発明による空気流量測定装置の一実施形態に
よるモジュールの構成を示す断面図である。
【図7】本発明による空気流量測定装置モジュールの吸
気管に対する取付け状態の一例を示す断面図である。
【図8】本発明による空気流量測定装置の第4の実施形
態を示すブロック図である。
【図9】本発明による空気流量測定装置の第4の実施形
態で使用するマップの一例を示す説明図である。
【図10】本発明による内燃機関制御装置の一実施形態
を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
RH 発熱抵抗体 RC 感温抵抗体 F 空気の流れ SW シリコンウエハ M 測定モジュール 1、2 拡散抵抗体 3、4、8、9 固定抵抗 5、6 オペアンプ 7 電流制御用のトランジスタ 10 バッファ用のオペアンプ 11 シリコンウエハのダイヤフラム 12 ガラスダイ 13 モールド部材 14 接着剤 15、16 圧力導入孔 17 吸気管 18 オペアンプからなる差動増幅器 19 オペアンプからなる徐算回路 30 スロットルバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 千尋 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気通路に配置した温度依存
    抵抗特性の発熱抵抗体を用い、その温度が所定の一定値
    に保たれるように、該発熱抵抗体に供給すべき電流の大
    きさを制御し、このときの電流の値から吸気流量を計測
    する方式の空気流量測定装置において、 ブリッジ接続した4個の拡散抵抗体が一方の面に形成さ
    れたシリコンのダイヤフラムを前記吸気通路に配置して
    前記発熱抵抗体とし、 前記ブリッジ接続した4個の拡散抵抗体に供給される電
    流値から吸気流量を検出し、該ブリッジ接続した4個の
    拡散抵抗体に現われる不平衡電圧値から前記ダイヤフラ
    ムの曲げ変形量を検出するように構成したことを特徴と
    する空気流量測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、 前記ダイヤフラムは、前記吸気通路内で、空気の通流方
    向に対してほぼ平行に配置されていることを特徴とする
    空気流量測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の発明において、 前記ダイヤフラムがシリコンウエハの一部に形成され、
    該シリコンウエハの他の部分に、前記発熱抵抗体に供給
    すべき電流の制御に用いる感温抵抗体が設けられている
    ことを特徴とする空気流量測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の発明において、 前記ダイヤフラムは、その一方の面が圧力導入通路に連
    通され、 空気流量信号と、空気流量信号を含んだ圧力信号とが同
    一の駆動回路から得られるように構成したことを特徴と
    する空気流量測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の発明において、 前記圧力信号を、前記空気流量信号で徐算する手段を設
    け、 独立した圧力信号が得られるように構成したことを特徴
    とする空気流量測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項4の発明において、 前記同一の駆動回路から得た空気流量信号と、空気流量
    信号を含んだ圧力信号とを同一のコネクタ内に配した出
    力端子から独立して外部に取り出し、 前記圧力信号を、前記空気流量信号により徐算する手段
    を外部に設け、 独立した圧力信号が得られるように構成したことを特徴
    とする空気流量測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜請求項6に記載の空気流量測
    定装置を用い、 この空気流量測定装置により得られる空気流量信号と圧
    力信号によりスロットル開度演算値を演算し、このスロ
    ットル開度演算値をスロットル開度センサからの信号と
    比較することにより、該スロットル開度センサの劣化診
    断を行うように構成したことを特徴とする内燃機関制御
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項4〜請求項6に記載の空気流量測
    定装置を用い、 該空気流量測定装置で測定した空気流量信号と圧力信号
    により内燃機関を制御するように構成したことを特徴と
    する内燃機関制御装置。
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