JPH1163036A - Acサーボモータ内蔵用ブレーキ - Google Patents

Acサーボモータ内蔵用ブレーキ

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JPH1163036A
JPH1163036A JP9244649A JP24464997A JPH1163036A JP H1163036 A JPH1163036 A JP H1163036A JP 9244649 A JP9244649 A JP 9244649A JP 24464997 A JP24464997 A JP 24464997A JP H1163036 A JPH1163036 A JP H1163036A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
fixed plate
brake
movable plate
servomotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9244649A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Nishikawa
俊也 西川
Tadatoshi Matsuki
忠俊 松木
Takeshi Okuaki
武志 奥秋
Kazuhiro Shimizu
和広 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部の発熱による軸受の焼付きの恐れがない
ACサーボモータ内蔵用ブレーキを得る。 【解決手段】 ハウジングAの一端壁に摩擦板20を、
中間部に固定板15をそれぞれ結合し、ハウジングAを
貫通する回転軸12に制動円板22をスプライン結合す
る。固定板15の片側に制動円板22を摩擦板20へ押
圧する押圧板14を、固定板15の他側に可動板16を
それぞれ配設する。固定板15に軸方向摺動可能に支持
した複数の案内ピン18,19の一端に押圧板14を、
案内ピン18,19の他端に可動板16をそれぞれ結合
し、固定板15と押圧板14との間に戻しばね4を介装
する。固定板15と可動板16の一方に形成したシリン
ダ15aに、固定板15と可動板16の他方に形成した
ピストン16aを嵌合して制動解除用アクチユエータB
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内部での発熱による
障害を除去したACサーボモータ内蔵用ブレーキに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ACサーボモータは電源スイツチの遮断
時、回転軸の回転を止めるための電磁ブレーキを内蔵し
ている。電源スイツチを閉じると同時に、電磁ブレーキ
の電磁コイルが励磁され、電磁コイルにより押圧板が吸
引され、不動の摩擦板に対する回転軸の制動円板の摩擦
係合が解放され、電磁ブレーキが解除される。逆に、電
磁コイルが消磁されると、押圧板の吸引力が解放され、
戻しばねにより押圧板を介して制動円板が摩擦板へ押し
付けられ、電磁ブレーキがかかる。
【0003】しかし、従来のACサーボモータでは電圧
(DC100V)が印加されている時(運転準備が立上
つている時)には、電磁ブレーキの電磁コイルは常時励
磁されているので、電磁コイルのジユール熱により熱が
発生し、電磁コイルに隣接する軸受へ熱が伝わる。同時
に、回転軸は電磁コイルからの磁力により磁化されてし
まう。したがつて、軸受は熱と磁気に晒され、時間の経
過とともに軸受内部に封入されたグリースが流れ出し、
遂には軸受がグリース切れを生じ、焼き付いてしまう。
また、回転軸の端部に取り付けた位置検出用ロータリエ
ンコーダにも同様の障害が及び、軸受の焼付きが発生す
る(1日12時間の電圧印加により、約2.5年で軸受
の焼付きが発生する)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、内部の発熱により軸受が焼付く恐れがない
ACサーボモータ内蔵用ブレーキを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成はハウジングの一端壁に摩擦板を、中
間部に固定板をそれぞれ結合し、前記ハウジングを貫通
するACサーボモータの回転軸に制動円板をスプライン
結合し、前記固定板の片側に前記制動円板を前記摩擦板
へ押圧する押圧板を、前記固定板の他側に可動板をそれ
ぞれ配設し、前記固定板に軸方向摺動可能に支持した複
数の案内ピンの一端に前記押圧板を、該案内ピンの他端
に前記可動板をそれぞれ結合し、前記固定板と前記押圧
板との間に戻しばねを介装し、前記固定板と前記可動板
の一方に形成したシリンダに前記固定板と前記可動板の
他方に形成したピストンを嵌合してなる制動解除用空気
圧アクチユエータを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明ではACサーボモータに内
蔵されるブレーキに空気ブレーキを採用し、ブレーキ作
動中の発熱をなくし、内部の発熱による軸受の焼付きを
解消する。
【0007】空気ブレーキは制動円板と押圧板と戻しば
ねと空気圧アクチユエータとから構成され、ACサーボ
モータに電圧が印加されると、電磁方向切換弁が励磁さ
れ、加圧空気が電磁方向切換弁を経て空気圧アクチユエ
ータへ供給される。加圧空気はシリンダとピストンとの
間の空気室へ入り、ピストンを後退させる。ピストンを
結合する可動板が後退すると、案内案内ピンに連結され
ている押圧板が引き戻され、回転軸と一緒に回転する制
動円板をハウジグの摩擦板へ押し付ける力が開放され、
ブレーキが解除される。逆に、ACサーボモータへの電
圧が遮断されると、電磁方向切換弁が消磁されて切り換
わり、空気室の加圧空気が電磁方向切換弁を経て大気へ
放出される。戻しばねの力により押圧板が押されて制動
円板を摩擦板に押し付け、ブレーキがかかる。
【0008】
【実施例】図1に示すように、ACサーボモータの右側
端壁板13には、電機子の主軸即ち回転軸12が軸受2
3により支持され、回転軸12の右端は円筒状のハウジ
ングAの内部を貫通して外部へ突出される。ハウジング
AはACサーボモータの端壁板13に固定板15を挟ん
で端壁板17を重ね合せたうえ、ボルト挿通孔10へ挿
通した複数の通しボルト(図示せず)にナツトを締結し
て構成される。端壁板13の外面に環状の摩擦板20が
結合される一方、該摩擦板20へ摩擦係合可能の環状の
制動円板22がボス部材3にスプライン嵌合される。ボ
ス部材3は回転軸12にキー6を介して嵌合され、かつ
回転軸12に係止した止め輪5により軸方向の移動を阻
止される。回転軸12の端部はシール部材を介して端壁
板17から外部へ突出され、外端に図示してないエンコ
ーダが結合されるようになつている。
【0009】図1,3に示すように、固定板15には回
転軸12と平行な複数のボルトないし案内ピン18,1
9が周方向等間隔に配され、かつスリーブ2,7を介し
て軸方向摺動可能に支持される。案内ピン18,19は
回転軸12に対する径方向の位置を異にして配される。
案内ピン18,19の左端に押圧板14が結合され、押
圧板14と固定板15との間に周方向等間隔に並ぶ複数
の戻しばね4が介装される。案内ピン18の右端には複
数のピストン16aを有する可動板16が外嵌され、か
つナツト18a,19aにより締結される。したがつ
て、押圧板14と可動板16は一体的に結合されかつ固
定板15に対して摺動する。固定板15に形成したシリ
ンダ15aに、シール部材を装着されたピストン16a
が嵌合され、これにより制動解除用空気圧アクチユエー
タBが構成される。シリンダ15aとピストン16aと
は単一の環状のものであるが、複数のシリンダとピスト
ンとを回転軸12を中心とする周方向に等間隔に配設し
てもよい。
【0010】制動円板22の両面には摩擦板20と押圧
板14とに摩擦係合可能のライニング21が備えられ
る。押圧板14の外周縁部には周方向等間隔に複数の径
外方へ突出する突片14aが備えられ、突片14aは固
定板15の周壁に設けた軸方向の案内溝15bへ係合さ
れる。
【0011】図2に示すように、端壁板17の開口17
aへ挿入したニツプル31は、方向切換弁(図示せず)
を介して、流体圧源としての加圧空気槽または大気へ選
択的に連通可能とされる。ニツプル31は可動板16の
通路32、ピストン16aの通路33を経てシリンダ1
5aの空気室へ連通される。
【0012】次に、本発明によるACサーボモータ内蔵
用ブレーキの作動について説明する。図1に示す制動状
態では、シリンダ15aの加圧空気が排出され、戻しば
ね4の力により可動板16と押圧板14が左方へ移動
し、回転軸12の制動円板22を摩擦板20へ押し付
け、ブレーキを作用させている。シリンダ15aへ加圧
空気を供給すると、可動板16と押圧板14が右方へ移
動し、制動円板22を摩擦板20へ押し付ける力が開放
されてブレーキが解除され、制動円板22が回転軸12
と一緒に回転する。
【0013】なお、制動解除用アクチユエータBはシリ
ンダ15aを固定板15と可動板16の一方に形成し、
ピストン16aを固定板15と可動板16の他方に形成
したものであればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、ハウジングの一
端壁に摩擦板を、中間部に固定板をそれぞれ結合し、前
記ハウジングを貫通するACサーボモータの回転軸に制
動円板をスプライン結合し、前記固定板の片側に前記制
動円板を前記摩擦板へ押圧する押圧板を、前記固定板の
他側に可動板をそれぞれ配設し、前記固定板に軸方向摺
動可能に支持した複数の案内ピンの一端に前記押圧板
を、該案内ピンの他端に前記可動板をそれぞれ結合し、
前記固定板と前記押圧板との間に戻しばねを介装し、前
記固定板と前記可動板の一方に形成したシリンダに前記
固定板と前記可動板の他方に形成したピストンを嵌合し
てなる制動解除用空気圧アクチユエータを備えたもので
あり、従来のような電磁ブレーキの電磁コイルの発熱や
回転軸の磁化が解消され、軸受の焼付きやエンコーダの
動作不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るACサーボモータ内蔵用ブレーキ
の側面断面図である。
【図2】同ACサーボモータ内蔵用ブレーキの要部を示
す側面断面図である。
【図3】同ACサーボモータ内蔵用ブレーキの固定板の
正面図である。
【符号の説明】
A:ハウジング B:制動解除用空気圧アクチユエータ
2:スリーブ 3:ボス部材 4:戻しばね 5:止
め輪 6:キー 7:スリーブ 10:ボルト挿通孔
12:回転軸 13:端壁板 14:押圧板 14a:
突片 15:固定板 15a:シリンダ 15b:案内
溝 16:可動板 16a:ピストン 17:端壁板
17a:開口 18,19:案内ピン 18a,19
a:ナツト 20:摩擦板 21:ライニング 22:制動円板 2
3:軸受 24:ボルト 31:ニツプル 32:通路 33:通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 和広 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの一端壁に摩擦板を、中間部に
    固定板をそれぞれ結合し、前記ハウジングを貫通するA
    Cサーボモータの回転軸に制動円板をスプライン結合
    し、前記固定板の片側に前記制動円板を前記摩擦板へ押
    圧する押圧板を、前記固定板の他側に可動板をそれぞれ
    配設し、前記固定板に軸方向摺動可能に支持した複数の
    案内ピンの一端に前記押圧板を、該案内ピンの他端に前
    記可動板をそれぞれ結合し、前記固定板と前記押圧板と
    の間に戻しばねを介装し、前記固定板と前記可動板の一
    方に形成したシリンダに前記固定板と前記可動板の他方
    に形成したピストンを嵌合してなる制動解除用空気圧ア
    クチユエータを備えたことを特徴とするACサーボモー
    タ内蔵用ブレーキ。
JP9244649A 1997-08-26 1997-08-26 Acサーボモータ内蔵用ブレーキ Pending JPH1163036A (ja)

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JP9244649A JPH1163036A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 Acサーボモータ内蔵用ブレーキ

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JPH1163036A true JPH1163036A (ja) 1999-03-05

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103378685A (zh) * 2012-04-24 2013-10-30 日本电产三协株式会社 带制动器马达
CN104393716A (zh) * 2014-12-08 2015-03-04 北京京仪敬业电工科技有限公司 一种带有制动器的交流伺服电机装配工艺
CN107477111A (zh) * 2016-06-08 2017-12-15 迪尔公司 在组装期间将弹簧保持在盘制动器组件反作用板中并操作定子盘的具有脚部的保持销

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CN107477111B (zh) * 2016-06-08 2020-10-09 迪尔公司 在组装期间将弹簧保持在盘制动器组件反作用板中并操作定子盘的具有脚部的保持销

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