JPH1162293A - 半地下式車庫 - Google Patents

半地下式車庫

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Publication number
JPH1162293A
JPH1162293A JP21745697A JP21745697A JPH1162293A JP H1162293 A JPH1162293 A JP H1162293A JP 21745697 A JP21745697 A JP 21745697A JP 21745697 A JP21745697 A JP 21745697A JP H1162293 A JPH1162293 A JP H1162293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
garage
underground garage
building
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP21745697A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Yamamoto
恵弌 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP21745697A priority Critical patent/JPH1162293A/ja
Publication of JPH1162293A publication Critical patent/JPH1162293A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅における住居部分の敷地面積に含むこと
ができて、課税対象とならないとともに、敷地面積を節
約でき且つ建築材料も少なくてコストダウンを図れ、し
かも、車両を入れたときに雨に濡れないで運転席から乗
降できる半地下式車庫を提供する。 【解決手段】 建物本体(3)の下側にその建物本体(3)
の外壁面(4)より車両(5)の略半分の長さ程度入り込ん
だ地下車庫(6)を設け、且つ、建物本体3の外側には、
車庫(6)内に駐車した車両(5)の少なくとも運転席(5a)
への乗降口(5b)を覆う大きさの屋根(7)を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の車庫であ
って、特に半地下式とした車庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1階をコンクリートで建造してこ
の1階部分を車庫とし、2階より上の階を住居とした住
宅があり、この1階部分の車庫を所謂ビルトイン車庫と
称している。
【0003】また、住宅の地下に車庫を設け、1階より
上の階を住居とした住宅があり、この地下の車庫を所謂
RC地下車庫と称している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ビルトイン車庫やRC地下車庫は、住居部分とは別の建
造部分となり、敷地面積を大きく取り、且つ建築材料を
多く必要とするために、コストが高くなるという問題が
あった。
【0005】しかも、ビルトイン車庫やRC地下車庫
は、住居部分と別の敷地面積と認定されて、課税対象と
なるために更にコストが高くなるという問題があった。
【0006】この発明は、上記従来の問題を解消し、住
宅における住居部分の敷地面積に含むことができて、課
税対象とならないとともに、敷地面積を節約でき且つ建
築材料も少なくてコストダウンを図れ、しかも、車両を
入れたときに雨に濡れないで運転席から乗降できる半地
下式車庫を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案されたものであって、請求項1に記
載の発明は、建物本体の下側にその建物本体の外壁面よ
り車両の略半分の長さ程度入り込んだ地下車庫を設け、
且つ、建物本体の外側には、前記車庫内に駐車した車両
の少なくとも運転席への乗降口を覆う大きさの屋根を設
けることを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記屋根は、建
物本体側へ収納可能で、且つ建物本体側から外方へ引き
出して使用されるものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記屋根は、電
動巻き取り式で、且つ、電動で繰り出されるものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る半地下式車
庫の実施の形態について、図とともに説明する。
【0011】図1は本発明に係る半地下式車庫を備えた
住宅の一部断面した正面図、図2は半地下式車庫に設け
られた屋根部分の拡大断面図であり、(a)は屋根を繰り
出した状態を示し、(b)は屋根を巻き取った状態を示し
ている。
【0012】この実施形態の半地下式車庫(1)は、図1
に示すように、住宅(2)の建物本体(3)の下側に、建物
本体(3)の外壁面(4)より車両(5)の略半分の長さ程度
斜め下向きに入り込んだ地下車庫(6)を設けた構造とな
っている。
【0013】更に、建物本体(3)の外側には、建物本体
(3)の外壁面(4)の下部側に、地下車庫(6)内に駐車し
た車両(5)の少なくとも運転席(5a)への乗降口(5b)を覆
う大きさの屋根(7)を設けている。
【0014】この屋根(7)は、建物本体(3)へ収納可能
で、且つ建物本体(3)から外方へ引き出して使用できる
ようになっている。
【0015】即ち、図2に示すように、建物本体(3)の
外壁面(4)の下部側に、屋根収納部(8)を設け、この屋
根収納部(8)内にテント地等からなる屋根(7)を巻き取
ることができるように構成され、テント地等からなる屋
根(7)の先端には、建物本体(3)の最下部に一端を取り
付けた伸縮杆(9)の先端が取り付けられており、屋根収
納部(8)からテント地等からなる屋根(7)を繰り出す
と、図2(a)に示すように、伸縮杆(9)が延びて屋根
(7)が建物本体(3)の外方へ延び出るようになってい
る。
【0016】また、テント地等からなる屋根(7)を屋根
収納部(8)へ巻き取って収納すると、図2(b)に示すよ
うに、伸縮杆(9)が短くなり、屋根(7)は建物本体(3)
側へ収納されるようになっている。
【0017】このテント地等からなる屋根(7)を建物本
体(3)側から外方へ繰り出したり、収納部(8)へ巻き取
ったりするには、手動で行うことも電動で行うこともで
きる。
【0018】電動で行う場合には、屋根収納部(8)内の
巻取り軸(10)と別に設置した駆動モータ(図示略)の軸
とを連動するように構成し、駆動モータの正転駆動時に
屋根(7)を建物本体(3)から外方へ繰り出し、駆動モー
タの逆転駆動時に屋根(7)を巻き取って建物本体(3)内
に収納するように構成すればよい。
【0019】また、図1に示すように、地下車庫(6)の
底面は、建物本体(3)の内側に向けて、斜め下向きに傾
斜した斜面(6a)となっており、その最奥部の縦壁面(6b)
には、耐衝撃性スチロール材等からなる緩衝材(6c)が取
着されており、斜面(6a)の所定箇所には車止め(6d)が配
置されている。
【0020】また、地下車庫(6)の上部の隅部には、収
納部(6e)を設けてワックスや洗車用具等を収納しておく
ことができるようになっている。
【0021】この実施形態の半地下式車庫(1)によれ
ば、地下車庫(6)の面積が小さいので、住宅2における
住居部分の建物本体(3)の敷地面積に含むことができ
て、課税対象とならないとともに、敷地面積を節約でき
且つ地下車庫(6)の建造に使用する建築材料も少ないの
で、コストダウンを図ることができる。
【0022】しかも、地下車庫(6)内に駐車した車両
(5)の少なくとも運転席(5a)への乗降口(5b)を覆う大き
さの屋根(7)を設けたので、雨に濡れないで運転席(5a)
から乗降できる。
【0023】また、屋根(7)は、建物本体(3)へ収納可
能で、且つ建物本体(3)から外方へ引き出して使用でき
るので、使用しないときには、屋根(7)を建物本体(3)
内へ収納しておくことにより、邪魔にならず、建物本体
(3)の外観を損なうことがない。
【0024】更に、使用時に、建物本体(3)から外方へ
引き出すように構成しているので、屋根(7)の構造を簡
単化することができる。
【0025】しかも、屋根(7)を電動巻取り式で電動で
繰り出すように構成すれば、建物本体(3)に設けたスイ
ッチの操作あるいは車両(5)内からのワイヤレススイッ
チの操作等によって、屋根(7)を建物本体(3)から出し
入れできるので、屋根(7)の出し入れ操作を簡単にでき
る。
【0026】更に、地下車庫(6)の最奥部の縦壁面(6b)
に、耐衝撃性スチロール等からなる緩衝材(6c)が取着さ
れているので、車両(5)を地下車庫(6)内に入れ過ぎて
も、車両(5)の後端部がこの緩衝材(6c)に当たって、衝
撃が緩和され、車両(5)が損傷することがない。
【0027】また、地下車庫(6)の底面の斜面(6a)の所
定箇所に車止め(6d)を配置しているので、地下車庫(6)
内において、車両(5)が奥側に入れ過ぎることを防止で
き、運転席(5a)から降りた場合にも、車両(5)が駐車場
所から奥側へ移動することがなくて安全である。
【0028】尚、この実施形態では、屋根(7)としてテ
ント地等からなるものについて説明したが、これに限ら
ず、例えば屋根(7)が水平移動するシャッター式に構成
してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、建物本体の下側に、建物本体の外壁面よ
り車両の略半分の長さ程度入り込むようにした地下車庫
の面積が小さいので、住宅における住居部分の建物本体
の敷地面積に含むことができて、課税対象とならないと
ともに、敷地面積を節約でき且つ地下車庫の建造に使用
する建築材料も少ないので、コストダウンを図ることが
できる。
【0030】しかも、地下車庫内に駐車した車両の少な
くとも運転席への乗降口を覆う大きさの屋根を設けたの
で、雨に濡れないで運転席から乗降できる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、屋根は、
建物本体へ収納可能で、且つ建物本体から外方へ引き出
して使用できるので、使用しないときには、屋根を建物
本体内へ収納しておくことにより、邪魔にならず、建物
本体の外観を損なうことがない。更に、使用時に、建物
本体から外方へ引き出すように構成しているので、屋根
の構造を簡単化することができる。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、屋根を電
動巻取り式で電動で繰り出すようにしたので、建物本体
に設けたスイッチの操作あるいは車両内からのワイヤレ
ススイッチの操作等によって、屋根を建物本体から出し
入れできるので、屋根の出し入れ操作を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半地下式車庫を備えた住宅の一部
断面した正面図である。
【図2】半地下式車庫に設けられた屋根部分の拡大断面
図であり、(a)は屋根を繰り出した状態を示し、(b)は
屋根を巻き取った状態を示している。
【符号の説明】
(1) 半地下式車庫 (3) 建物本体 (4) 外壁面 (5) 車両 (5a) 運転席 (5b) 乗降口 (6) 地下車庫 (7) 屋根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体の下側にその建物本体の外壁面
    より車両の略半分の長さ程度入り込んだ地下車庫を設
    け、且つ、建物本体の外側には、前記車庫内に駐車した
    車両の少なくとも運転席への乗降口を覆う大きさの屋根
    を設けることを特徴とする半地下式車庫。
  2. 【請求項2】 前記屋根は、建物本体側へ収納可能で、
    且つ建物本体側から外方へ引き出して使用されるもので
    ある請求項1に記載の半地下式車庫。
  3. 【請求項3】 前記屋根は、電動巻き取り式で、且つ、
    電動で繰り出されるものである請求項2に記載の半地下
    式車庫。
JP21745697A 1997-08-12 1997-08-12 半地下式車庫 Pending JPH1162293A (ja)

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JP21745697A JPH1162293A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 半地下式車庫

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081965A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Toyota Motor Corp インナガレージ付き建物
CN107461041A (zh) * 2017-08-03 2017-12-12 扬州大学 一种临时性卷制式温暖居室
KR20190008361A (ko) * 2016-06-09 2019-01-23 실트로닉 아게 반도체 웨이퍼를 유지하기 위한 서셉터, 반도체 웨이퍼의 정면 상에 에피택셜 층을 성막하기 위한 방법, 및 에피택셜 층을 갖는 반도체 웨이퍼
CN110630039A (zh) * 2019-09-18 2019-12-31 中国中元国际工程有限公司 一种建筑单元及包含该建筑单元的汽车上楼的中高层住宅设计

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JP2008081965A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Toyota Motor Corp インナガレージ付き建物
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