JPH1159591A - 船外機用昇降装置の電源供給回路 - Google Patents
船外機用昇降装置の電源供給回路Info
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- JPH1159591A JPH1159591A JP9227739A JP22773997A JPH1159591A JP H1159591 A JPH1159591 A JP H1159591A JP 9227739 A JP9227739 A JP 9227739A JP 22773997 A JP22773997 A JP 22773997A JP H1159591 A JPH1159591 A JP H1159591A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
- H02B1/26—Casings; Parts thereof or accessories therefor
- H02B1/28—Casings; Parts thereof or accessories therefor dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof or flameproof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
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- H05K3/284—Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立て作業性や構成部品の防水性を向上で
きる船外機用昇降装置の電源供給回路を提供する。 【解決手段】 昇降スイッチ２１の切り替え位置に応じ
て上記昇降用モータ２０への電源供給をオンオフ制御す
る電源供給回路２２において、スイッチ素子２９及び駆
動コイル２７をリレーケース３３ａ内に外部接続端子３
４を外方に突出させて収容してなるリレー２５と、該リ
レー２５の外部接続端子３４がその回路パターンに半田
付け接続された基板３５とを、該基板３５が底側に位置
するように保護ケース３６内に収容配置し、上記基板３
５の回路パターンに外部リード線３８を接続し、上記保
護ケース３６内の、少なくとも上記基板３５，外部接続
端子３４，及び上記リード線３８の基板への接続部を樹
脂封止する。
きる船外機用昇降装置の電源供給回路を提供する。 【解決手段】 昇降スイッチ２１の切り替え位置に応じ
て上記昇降用モータ２０への電源供給をオンオフ制御す
る電源供給回路２２において、スイッチ素子２９及び駆
動コイル２７をリレーケース３３ａ内に外部接続端子３
４を外方に突出させて収容してなるリレー２５と、該リ
レー２５の外部接続端子３４がその回路パターンに半田
付け接続された基板３５とを、該基板３５が底側に位置
するように保護ケース３６内に収容配置し、上記基板３
５の回路パターンに外部リード線３８を接続し、上記保
護ケース３６内の、少なくとも上記基板３５，外部接続
端子３４，及び上記リード線３８の基板への接続部を樹
脂封止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、船外機を航走位置と待
機位置との間で昇降させる昇降装置の電源供給回路に関
する。
機位置との間で昇降させる昇降装置の電源供給回路に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、船外機用昇降装置は、船体に上下
揺動自在に支持された船外機を昇降させる油圧シリンダ
と、該油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、
該油圧ポンプを回転駆動する昇降用モータと、昇降スイ
ッチの切り替え位置に応じて上記昇降用モータへの電源
供給を制御する電源供給回路とを備えている。
揺動自在に支持された船外機を昇降させる油圧シリンダ
と、該油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、
該油圧ポンプを回転駆動する昇降用モータと、昇降スイ
ッチの切り替え位置に応じて上記昇降用モータへの電源
供給を制御する電源供給回路とを備えている。
【０００３】上記電源供給回路は、船室等に設けられた
昇降スイッチの切り替え操作により上昇用リレー，又は
下降用リレーの何れかを作動させてモータへの電源の供
給方向を正又は逆の何れかに切り替えるようになってい
る。
昇降スイッチの切り替え操作により上昇用リレー，又は
下降用リレーの何れかを作動させてモータへの電源の供
給方向を正又は逆の何れかに切り替えるようになってい
る。
【０００４】船外機の場合、各種部品の搭載スペースに
大きな制約があることから、上記昇降切り替え用リレー
はエンジンを囲むカウリングの底部付近に搭載せざるを
得ないのが実情であり、このような部位に搭載する場合
には特に十分な防水性を確保する必要がある。
大きな制約があることから、上記昇降切り替え用リレー
はエンジンを囲むカウリングの底部付近に搭載せざるを
得ないのが実情であり、このような部位に搭載する場合
には特に十分な防水性を確保する必要がある。
【０００５】上記電源供給回路の昇降用リレーにおいて
防水性を確保するために、従来、図７又は図８に示す防
水構造が採用されている。図７に示す防水構造では、ス
イッチ素子及び駆動コイルをリレーケース内に収容して
なる上昇用，下降用リレー５１ａ，５１ｂから外方に突
出する各外部接続端子５２に各リード線５３を半田付け
接続し、これらを保護ケース５４内に収容し、この保護
ケース５４内の上記リレー５１ａ，５１ｂ及び外部接続
端子５２とリード線５３との接続部を樹脂５５によりモ
ールド処理（樹脂封止）している。
防水性を確保するために、従来、図７又は図８に示す防
水構造が採用されている。図７に示す防水構造では、ス
イッチ素子及び駆動コイルをリレーケース内に収容して
なる上昇用，下降用リレー５１ａ，５１ｂから外方に突
出する各外部接続端子５２に各リード線５３を半田付け
接続し、これらを保護ケース５４内に収容し、この保護
ケース５４内の上記リレー５１ａ，５１ｂ及び外部接続
端子５２とリード線５３との接続部を樹脂５５によりモ
ールド処理（樹脂封止）している。
【０００６】また、図８に示す防水構造では、上昇，下
降用リレー５１ａ，５１ｂ間の接続回路パターン及び半
田付け接続された接続端子５６ａを有する基板５６を保
護ケース５４の底部に収容配置して樹脂５５により封止
し、上記基板５６の接続端子５６ａに上記リレー５１
ａ，５１ｂの外部接続端子５２を着脱可能に接続し、上
記保護ケース５４の上部開口を蓋５８で覆うとともに、
該蓋５８と保護ケース５４の開口縁部との間にシールリ
ング５７を介在させている。なお、５９は上記基板５６
の回路パターンに外部リード線５３を接続するためのダ
イレクトコネクタである。
降用リレー５１ａ，５１ｂ間の接続回路パターン及び半
田付け接続された接続端子５６ａを有する基板５６を保
護ケース５４の底部に収容配置して樹脂５５により封止
し、上記基板５６の接続端子５６ａに上記リレー５１
ａ，５１ｂの外部接続端子５２を着脱可能に接続し、上
記保護ケース５４の上部開口を蓋５８で覆うとともに、
該蓋５８と保護ケース５４の開口縁部との間にシールリ
ング５７を介在させている。なお、５９は上記基板５６
の回路パターンに外部リード線５３を接続するためのダ
イレクトコネクタである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
図７に示す防水構造では、各外部接続端子５２にリード
線５３を半田付け接続し、これを樹脂封止するのである
が、このリード線の半田付けに当たっては、まずリード
線の外皮を切除し、内部のワイヤを折り曲げるとともに
これを上記端子５２の接続孔に挿通し、しかる後に半田
付けするという手間のかかる作業が必要となる。しかも
図７の例では半田付けすべき配線数が多く、従って組立
作業性が低いという問題がある。
図７に示す防水構造では、各外部接続端子５２にリード
線５３を半田付け接続し、これを樹脂封止するのである
が、このリード線の半田付けに当たっては、まずリード
線の外皮を切除し、内部のワイヤを折り曲げるとともに
これを上記端子５２の接続孔に挿通し、しかる後に半田
付けするという手間のかかる作業が必要となる。しかも
図７の例では半田付けすべき配線数が多く、従って組立
作業性が低いという問題がある。
【０００８】一方、図８に示す防水構造では、組立に当
たって半田付けすべき外部リード線はないか又は少数で
あるので組立性は改善されている。しかし上記基板５６
の各接続端子５６ａにリレー５１ａ，５１ｂの外部接続
端子５２を着脱可能に接続する構造であるから、この接
続部分の防水性が樹脂封止したものに比較して低いとい
う問題がある。
たって半田付けすべき外部リード線はないか又は少数で
あるので組立性は改善されている。しかし上記基板５６
の各接続端子５６ａにリレー５１ａ，５１ｂの外部接続
端子５２を着脱可能に接続する構造であるから、この接
続部分の防水性が樹脂封止したものに比較して低いとい
う問題がある。
【０００９】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、組立作業性及び防水性の両方を向上できる船外機用
昇降装置の電源供給回路を提供することを課題としてい
る。
で、組立作業性及び防水性の両方を向上できる船外機用
昇降装置の電源供給回路を提供することを課題としてい
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、船体
に上下揺動自在に支持された船外機を昇降させる油圧シ
リンダと、該油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポン
プと、該油圧ポンプを回転駆動する昇降用モータとを備
えた船外機用昇降装置の、昇降スイッチの切り替え位置
に応じて上記昇降用モータへの電源供給を制御する電源
供給回路において、スイッチ素子及び駆動コイルをリレ
ーケース内に外部接続端子を外方に突出させて収容して
なるリレーと、該リレーの外部接続端子がその回路パタ
ーンに半田付け接続された基板とを、該基板が底側に位
置するように保護ケース内に収容配置し、上記基板の回
路パターンに外部リード線を半田付け接続し、上記保護
ケース内の、少なくとも上記基板，外部接続端子，及び
上記リード線の基板への接続部を樹脂封止したことを特
徴としている。
に上下揺動自在に支持された船外機を昇降させる油圧シ
リンダと、該油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポン
プと、該油圧ポンプを回転駆動する昇降用モータとを備
えた船外機用昇降装置の、昇降スイッチの切り替え位置
に応じて上記昇降用モータへの電源供給を制御する電源
供給回路において、スイッチ素子及び駆動コイルをリレ
ーケース内に外部接続端子を外方に突出させて収容して
なるリレーと、該リレーの外部接続端子がその回路パタ
ーンに半田付け接続された基板とを、該基板が底側に位
置するように保護ケース内に収容配置し、上記基板の回
路パターンに外部リード線を半田付け接続し、上記保護
ケース内の、少なくとも上記基板，外部接続端子，及び
上記リード線の基板への接続部を樹脂封止したことを特
徴としている。
【００１１】請求項２の発明は、請求項１において、上
記船外機を、アッパケーシングの上部にエンジンを搭載
するとともに該エンジンをカウリングで囲んでなるもの
とし、上記保護ケースを上記カウリングの底部に配設
し、上記リレーと上記昇降用モータとを接続する端子台
を上記エンジンの側壁上部に配置したことを特徴として
いる。
記船外機を、アッパケーシングの上部にエンジンを搭載
するとともに該エンジンをカウリングで囲んでなるもの
とし、上記保護ケースを上記カウリングの底部に配設
し、上記リレーと上記昇降用モータとを接続する端子台
を上記エンジンの側壁上部に配置したことを特徴として
いる。
【００１２】
【発明の作用効果】請求項１の発明に係る電源供給回路
によれば、該リレーの外部接続端子がその回路パターン
に半田付け接続された基板を保護ケースの底側に位置さ
せ、該基板の回路パターンに外部リード線を接続し、上
記保護ケース内の、少なくとも上記基板，外部接続端
子，及び上記リード線の基板への接続部を樹脂封止した
ので、接続部は全て樹脂封止されており、防水性を向上
できる。
によれば、該リレーの外部接続端子がその回路パターン
に半田付け接続された基板を保護ケースの底側に位置さ
せ、該基板の回路パターンに外部リード線を接続し、上
記保護ケース内の、少なくとも上記基板，外部接続端
子，及び上記リード線の基板への接続部を樹脂封止した
ので、接続部は全て樹脂封止されており、防水性を向上
できる。
【００１３】また、上記リード線を接続端子に半田付け
するに当たっては上述のとおり手間のかかる作業が必要
となるが、本発明では基板に外部リード線を半田付け接
続するようにしており、上記接続端子への半田付けより
作業が容易であり、しかも上記従来のリレーの全ての外
部端子にリード線を半田付けするものに比較して半田付
けすべき箇所数が少なくて済み、それだけ組立作業性を
向上できる。
するに当たっては上述のとおり手間のかかる作業が必要
となるが、本発明では基板に外部リード線を半田付け接
続するようにしており、上記接続端子への半田付けより
作業が容易であり、しかも上記従来のリレーの全ての外
部端子にリード線を半田付けするものに比較して半田付
けすべき箇所数が少なくて済み、それだけ組立作業性を
向上できる。
【００１４】請求項２の発明では、シール性の高い保護
ケースについてはカウリング底部に配置し、シール性の
低い端子台については水のかかり難いエンジン側壁上部
に配置したので、船外機内の狭い空間にて上記電気回路
部品の配置スペースを確保できる。
ケースについてはカウリング底部に配置し、シール性の
低い端子台については水のかかり難いエンジン側壁上部
に配置したので、船外機内の狭い空間にて上記電気回路
部品の配置スペースを確保できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図１ないし図６は本発明の一実
施形態による船外機用昇降装置の電源供給回路を説明す
るための図であり、図１は本実施形態電源供給回路を有
する昇降装置を備えた船外機の左側面図、図２は上記電
源供給回路の回路図、図３は上記回路を構成する保護ケ
ースの断面図、図４は上記保護ケースの平面図、図５，
６は上記保護ケースの取り付け構造を示す断面図であ
る。
面に基づいて説明する。図１ないし図６は本発明の一実
施形態による船外機用昇降装置の電源供給回路を説明す
るための図であり、図１は本実施形態電源供給回路を有
する昇降装置を備えた船外機の左側面図、図２は上記電
源供給回路の回路図、図３は上記回路を構成する保護ケ
ースの断面図、図４は上記保護ケースの平面図、図５，
６は上記保護ケースの取り付け構造を示す断面図であ
る。
【００１６】図１において、１は本実施形態電源供給回
路を備えた船外機であり、該船外機１は、アッパケーシ
ング３の下面に、プロペラ６への回転力伝達機構を内蔵
するロアケーシング４を取り付け、上面にエキゾースト
ガイドを介してエンジン５を搭載し、該エンジン５の周
囲をカウリング２により囲んだ構成のものである。そし
てこの船外機１は、船体７の船尾板７ａに、昇降装置１
１によりチルト軸９の回りに上下に昇降自在にかつ略垂
直の旋回軸回りに左右旋回可能に取り付けられている。
路を備えた船外機であり、該船外機１は、アッパケーシ
ング３の下面に、プロペラ６への回転力伝達機構を内蔵
するロアケーシング４を取り付け、上面にエキゾースト
ガイドを介してエンジン５を搭載し、該エンジン５の周
囲をカウリング２により囲んだ構成のものである。そし
てこの船外機１は、船体７の船尾板７ａに、昇降装置１
１によりチルト軸９の回りに上下に昇降自在にかつ略垂
直の旋回軸回りに左右旋回可能に取り付けられている。
【００１７】上記昇降装置１１は、船外機２を上記チル
ト軸９回りにトリム範囲Ａ，及びチルト範囲Ｂ内にて上
下方向に昇降させる油圧シリンダ１２と、該油圧シリン
ダ１２に作動油を供給する油圧ポンプ（不図示）と、該
油圧ポンプを回転駆動する昇降用モータ２０と、昇降ス
イッチ２１の切り替え位置に応じて上記昇降用モータ２
０へのバッテリ２４からの電源供給方向，及び供給期間
等を制御する電源供給回路２２とを備えている。
ト軸９回りにトリム範囲Ａ，及びチルト範囲Ｂ内にて上
下方向に昇降させる油圧シリンダ１２と、該油圧シリン
ダ１２に作動油を供給する油圧ポンプ（不図示）と、該
油圧ポンプを回転駆動する昇降用モータ２０と、昇降ス
イッチ２１の切り替え位置に応じて上記昇降用モータ２
０へのバッテリ２４からの電源供給方向，及び供給期間
等を制御する電源供給回路２２とを備えている。
【００１８】上記昇降スイッチ２１は、図２に示すよう
に、常時中間位置に付勢されたスイッチ端子２１ａと、
上昇接点２１ｂ，下降接点２１ｃとを有する。また上記
昇降用モータ２０と電源供給回路２２とは端子台２３を
介して接続されている。
に、常時中間位置に付勢されたスイッチ端子２１ａと、
上昇接点２１ｂ，下降接点２１ｃとを有する。また上記
昇降用モータ２０と電源供給回路２２とは端子台２３を
介して接続されている。
【００１９】上記電源供給回路２２は、上昇用リレー２
５と下降用リレー２６とを備えている。該上昇用リレー
２５は、リレー端子２９及びオン，オフ接点３０ａ，３
０ｂと、通電時にリレー端子２９をオン接点３０ａ側に
切り替える駆動コイル２７とを備えている。また上記下
降用リレー２６は、リレー端子３１及びオン，オフ接点
３２ａ，３２ｂと、通電時にリレー端子３１をオン接点
３２ａ側に切り替える駆動コイル２８とを備えている。
５と下降用リレー２６とを備えている。該上昇用リレー
２５は、リレー端子２９及びオン，オフ接点３０ａ，３
０ｂと、通電時にリレー端子２９をオン接点３０ａ側に
切り替える駆動コイル２７とを備えている。また上記下
降用リレー２６は、リレー端子３１及びオン，オフ接点
３２ａ，３２ｂと、通電時にリレー端子３１をオン接点
３２ａ側に切り替える駆動コイル２８とを備えている。
【００２０】上記電源供給回路２２は、具体的には、図
３に示すように、上記上昇用，下降用リレー２５，２６
をリレーケース３３ａ，３３ｂに収容し、該リレーケー
ス３３ａ，３３ｂから外方に突出する各外部接続端子３
４を基板３５のスルーホール（接続孔）に挿通して該基
板３５上の回路パターンに半田３４ａにより半田付け接
続し、また該基板３５に外部リード線３８を接続した組
立体となっている。なお、３８ａはコネクタである。
３に示すように、上記上昇用，下降用リレー２５，２６
をリレーケース３３ａ，３３ｂに収容し、該リレーケー
ス３３ａ，３３ｂから外方に突出する各外部接続端子３
４を基板３５のスルーホール（接続孔）に挿通して該基
板３５上の回路パターンに半田３４ａにより半田付け接
続し、また該基板３５に外部リード線３８を接続した組
立体となっている。なお、３８ａはコネクタである。
【００２１】そして上記組立体は、保護ケース３６内に
上記基板３５が底側に位置するように収容され、該保護
ケース３６内は樹脂３７により、上記リレーケース３３
ａ，３３ｂ，基板３５，及び該基板３５と外部リード線
３８との接続部が封止されるようにモールド処理されて
いる。
上記基板３５が底側に位置するように収容され、該保護
ケース３６内は樹脂３７により、上記リレーケース３３
ａ，３３ｂ，基板３５，及び該基板３５と外部リード線
３８との接続部が封止されるようにモールド処理されて
いる。
【００２２】なお、上記リレーケース３３ａ，３３ｂに
ついてはその全体を樹脂封止する必要はなく、要は接続
端子３４，外部リード線３８と基板３５との接続部分が
確実に樹脂封止されておればよい。また上記基板３５は
上記リード線３８を介して、上記バッテリ２４，昇降ス
イッチ２１，端子台２３に接続されている。
ついてはその全体を樹脂封止する必要はなく、要は接続
端子３４，外部リード線３８と基板３５との接続部分が
確実に樹脂封止されておればよい。また上記基板３５は
上記リード線３８を介して、上記バッテリ２４，昇降ス
イッチ２１，端子台２３に接続されている。
【００２３】上記保護ケース３６は、上記カウリング２
の底部に取り付けられている。具体的には、図４，図５
に示すように、カウリング２の取付ボス部２ａに突設さ
れた凸部２ｂを上記保護ケース３６の左，右一対のフラ
ンジ部４０の取付孔４０ａに嵌合させ、ボルト３９で締
め付ける構造が採用されている。このように、上記保護
ケース３６を金属製のエンジン自体にではなく樹脂製の
カウリング２に取り付けたので、エンジンからの振動が
伝わりにくい。
の底部に取り付けられている。具体的には、図４，図５
に示すように、カウリング２の取付ボス部２ａに突設さ
れた凸部２ｂを上記保護ケース３６の左，右一対のフラ
ンジ部４０の取付孔４０ａに嵌合させ、ボルト３９で締
め付ける構造が採用されている。このように、上記保護
ケース３６を金属製のエンジン自体にではなく樹脂製の
カウリング２に取り付けたので、エンジンからの振動が
伝わりにくい。
【００２４】なお、上記保護ケース３６をエンジン５の
側壁等に取り付ける場合には、上記フランジ４０の上記
取付孔４０ａにゴムマウント４１を介在させてボルト３
９によりエンジンに一体形成されたボス部４２に固定す
る。
側壁等に取り付ける場合には、上記フランジ４０の上記
取付孔４０ａにゴムマウント４１を介在させてボルト３
９によりエンジンに一体形成されたボス部４２に固定す
る。
【００２５】上記ゴムマウント４１はボルト孔を構成す
るカラー４１ａにゴム製筒体４１ｂを焼付け固定したも
のであり、これによりエンジンから保護ケース３６への
振動の伝達を抑制することができる。また、上記取付孔
４０ａは上記カウリングの取付ボス部２ａの凸部２ｂに
対応した径に設定されているので、部品の共通化ができ
る。
るカラー４１ａにゴム製筒体４１ｂを焼付け固定したも
のであり、これによりエンジンから保護ケース３６への
振動の伝達を抑制することができる。また、上記取付孔
４０ａは上記カウリングの取付ボス部２ａの凸部２ｂに
対応した径に設定されているので、部品の共通化ができ
る。
【００２６】本実施形態装置では、昇降スイッチ２１の
スイッチ端子２１ａを上昇接点２１ｂ側に移動させる
と、上昇用リレー２５の駆動コイル２７が励磁されてリ
レー端子２９をオン接点３０ａ側に切り替える。これに
よりバッテリ２４からの電流が上昇用リレー２５のオン
接点３０ａを経て昇降用モータ２０にアップ方向に流
れ、これにより油圧ポンプがアップ方向に回転駆動さ
れ、上記船外機１が上昇する。
スイッチ端子２１ａを上昇接点２１ｂ側に移動させる
と、上昇用リレー２５の駆動コイル２７が励磁されてリ
レー端子２９をオン接点３０ａ側に切り替える。これに
よりバッテリ２４からの電流が上昇用リレー２５のオン
接点３０ａを経て昇降用モータ２０にアップ方向に流
れ、これにより油圧ポンプがアップ方向に回転駆動さ
れ、上記船外機１が上昇する。
【００２７】一方、昇降スイッチ２１のスイッチ端子２
１ａを下降接点２１ｃ側に移動させると、下降用リレー
２６の駆動コイル２８が励磁されてリレー端子３１をオ
ン接点３２ａ側に切り替える。これによりバッテリ２４
からの電流が下降用リレー本体２６のオン接点３２ａを
経て昇降用モータ２０にダウン方向に流れ、これにより
油圧ポンプがダウン方向に回転駆動され、上記船外機１
が下降する。
１ａを下降接点２１ｃ側に移動させると、下降用リレー
２６の駆動コイル２８が励磁されてリレー端子３１をオ
ン接点３２ａ側に切り替える。これによりバッテリ２４
からの電流が下降用リレー本体２６のオン接点３２ａを
経て昇降用モータ２０にダウン方向に流れ、これにより
油圧ポンプがダウン方向に回転駆動され、上記船外機１
が下降する。
【００２８】そして本実施形態の船外機用昇降装置の電
源供給回路２２では、リレーケース３３ａ，３３ｂの接
続端子３４を基板３５の回路パターンに半田付け接続
し、さらに上記基板３５の回路パターンに外部リード線
３８を半田付け接続し、この組立体を保護ケース３６内
に収容して全体を樹脂３７により封止するようにしたの
で、上記従来の基板のみを樹脂封止し、リレー本体及び
各接続部については、保護ケースに蓋をシールリングを
介して装着するようにしたものに比較して防水性を大き
く向上できる。
源供給回路２２では、リレーケース３３ａ，３３ｂの接
続端子３４を基板３５の回路パターンに半田付け接続
し、さらに上記基板３５の回路パターンに外部リード線
３８を半田付け接続し、この組立体を保護ケース３６内
に収容して全体を樹脂３７により封止するようにしたの
で、上記従来の基板のみを樹脂封止し、リレー本体及び
各接続部については、保護ケースに蓋をシールリングを
介して装着するようにしたものに比較して防水性を大き
く向上できる。
【００２９】また上記基板３５にリード線３８を半田付
けする構造であるから、上記従来のリレー本体から突出
する全ての外部接続端子に外部リード線を半田付けする
ものに比較して、外部リード線と接続端子との半田付け
作業がなくなり、また外部リード線の半田付け箇所数が
少なくて済み、それだけ組立作業性を向上することがで
きる。
けする構造であるから、上記従来のリレー本体から突出
する全ての外部接続端子に外部リード線を半田付けする
ものに比較して、外部リード線と接続端子との半田付け
作業がなくなり、また外部リード線の半田付け箇所数が
少なくて済み、それだけ組立作業性を向上することがで
きる。
【図１】本発明の一実施形態による電源供給回路より電
源が供給される昇降装置が適用された船外機の左側面図
である。
源が供給される昇降装置が適用された船外機の左側面図
である。
【図２】上記電源供給回路の回路図である。
【図３】上記回路を構成するリレー本体の断面図であ
る。
る。
【図４】上記リレー本体の底面図である。
【図５】上記リレー本体の取り付け構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図６】上記リレー本体の取り付け構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図７】従来の防水構造を示すリレー本体の断面図であ
る。
る。
【図８】従来の防水構造を示すリレー本体の断面図であ
る。
る。
１ 船外機 ７ 船体 １２ 油圧シリンダ ２０ 昇降用モータ ２１ 昇降スイッチ ２２ 電源供給回路 ２５，２６ リレー ３３ａ，３３ｂ リレーケース ３４ 外部接続端子 ３５ 基板 ３６ 保護ケース ３８ 外部リード線
Claims (2)
- 【請求項１】 船体に上下揺動自在に支持された船外機
を昇降させる油圧シリンダと、該油圧シリンダに作動油
を供給する油圧ポンプと、該油圧ポンプを回転駆動する
昇降用モータとを備えた船外機用昇降装置の、昇降スイ
ッチの切り替え位置に応じて上記昇降用モータへの電源
供給を制御する電源供給回路において、スイッチ素子及
び駆動コイルをリレーケース内に外部接続端子を外方に
突出させて収容してなるリレーと、該リレーの外部接続
端子がその回路パターンに半田付け接続された基板と
を、該基板が底側に位置するように保護ケース内に収容
配置し、上記基板の回路パターンに外部リード線を半田
付け接続し、上記保護ケース内の、少なくとも上記基
板，外部接続端子，及び上記リード線の基板への接続部
を樹脂封止したことを特徴とする船外機用昇降装置の電
源供給回路。 - 【請求項２】 請求項１において、上記船外機を、アッ
パケーシングの上部にエンジンを搭載するとともに該エ
ンジンをカウリングで囲んでなるものとし、上記保護ケ
ースを上記カウリングの底部に配設し、上記リレーと上
記昇降用モータとを接続する端子台を上記エンジンの側
壁上部に配置したことを特徴とする船外機用昇降装置の
電源供給回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22773997A JP3986130B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 船外機用昇降装置の電源供給回路 |
| US09/139,528 US5989085A (en) | 1997-08-25 | 1998-08-25 | Tilt and trim control for marine propulsion system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22773997A JP3986130B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 船外機用昇降装置の電源供給回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1159591A true JPH1159591A (ja) | 1999-03-02 |
| JP3986130B2 JP3986130B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=16865617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22773997A Expired - Lifetime JP3986130B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 船外機用昇降装置の電源供給回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5989085A (ja) |
| JP (1) | JP3986130B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6318329B1 (en) | 1998-07-23 | 2001-11-20 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Vibration damping mount for engine control components |
| JP2018518306A (ja) * | 2015-06-25 | 2018-07-12 | ザ ジレット カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニーＴｈｅ Ｇｉｌｌｅｔｔｅ Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｌｃ | 剃毛用かみそり用の加熱素子 |
| CN111653976A (zh) * | 2020-06-17 | 2020-09-11 | 胡渭烽 | 一种室外环网柜监控装置 |
| US11247357B2 (en) | 2017-01-20 | 2022-02-15 | The Gillette Company Llc | Heating delivery element for a shaving razor |
| US11558931B2 (en) | 2016-06-22 | 2023-01-17 | The Gillette Company Llc | Personal consumer product with thermal control circuitry |
| US11577417B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-02-14 | The Gillette Company Llc | Razor handle with a pivoting portion |
| US11590669B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-02-28 | The Gillette Company Llc | Razor handle with movable members |
| US11607820B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-03-21 | The Gillette Company Llc | Razor handle with movable members |
| US11691307B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-07-04 | The Gillette Company Llc | Razor handle with a pivoting portion |
| US11766795B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-09-26 | The Gillette Company Llc | Razor handle with a pivoting portion |
| US11780105B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-10-10 | The Gillette Company Llc | Razor handle with a pivoting portion |
| US11806885B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-11-07 | The Gillette Company Llc | Razor handle with movable members |
| USD1021248S1 (en) | 2018-03-30 | 2024-04-02 | The Gillette Company Llc | Shaving razor cartridge |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6296535B1 (en) | 1999-12-21 | 2001-10-02 | Bombardier Motor Corporation Of America | Tilt-trim subsystem for boats using a stern drive system |
| JP2002029495A (ja) | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機における推進機揺動用スイッチ装置 |
| US7048600B1 (en) * | 2002-09-17 | 2006-05-23 | Kyle Broussard | Method and apparatus for air cooled outboard motor for small marine craft |
| US8446058B2 (en) | 2010-09-20 | 2013-05-21 | General Electric Company | Electric motor terminal block assembly |
| JP2012071757A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 船外機用チルト動作中断装置、船外機、船舶推進装置、および船舶 |
| CN208085500U (zh) * | 2017-11-07 | 2018-11-13 | 蔚来汽车有限公司 | 集成电气印刷电路板系统、补能系统、充电系统和电气柜 |
| JP2021516102A (ja) | 2018-03-30 | 2021-07-01 | ザ ジレット カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニーＴｈｅ Ｇｉｌｌｅｔｔｅ Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｌｃ | 枢動部分を有するかみそりハンドル |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4843520A (en) * | 1987-02-03 | 1989-06-27 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Electronic circuit module |
| US4933809A (en) * | 1988-07-13 | 1990-06-12 | Brunswick Corporation | Electrical component assembly for an outboard motor |
| US5105334A (en) * | 1991-02-01 | 1992-04-14 | Brunswick Corporation | Electrical housing for an outboard motor |
| JP2000502777A (ja) * | 1996-06-21 | 2000-03-07 | アウトボード・マリーン・コーポレーション | 集約化された配線を有する船外機 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP22773997A patent/JP3986130B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-08-25 US US09/139,528 patent/US5989085A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6318329B1 (en) | 1998-07-23 | 2001-11-20 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Vibration damping mount for engine control components |
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| US11607820B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-03-21 | The Gillette Company Llc | Razor handle with movable members |
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| US11766795B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-09-26 | The Gillette Company Llc | Razor handle with a pivoting portion |
| US11780105B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-10-10 | The Gillette Company Llc | Razor handle with a pivoting portion |
| US11806885B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-11-07 | The Gillette Company Llc | Razor handle with movable members |
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| CN111653976B (zh) * | 2020-06-17 | 2021-12-24 | 雷邦电气有限公司 | 一种室外环网柜监控装置 |
| CN111653976A (zh) * | 2020-06-17 | 2020-09-11 | 胡渭烽 | 一种室外环网柜监控装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5989085A (en) | 1999-11-23 |
| JP3986130B2 (ja) | 2007-10-03 |
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