JPH1158326A - 木材皮剥き装置及び木材押込み装置 - Google Patents

木材皮剥き装置及び木材押込み装置

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JPH1158326A
JPH1158326A JP16302197A JP16302197A JPH1158326A JP H1158326 A JPH1158326 A JP H1158326A JP 16302197 A JP16302197 A JP 16302197A JP 16302197 A JP16302197 A JP 16302197A JP H1158326 A JPH1158326 A JP H1158326A
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JP
Japan
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peeling
wood
rotor
pushing
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP16302197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Yamochi
泰秀 矢持
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DAINICHI Manufacturing
DAINICHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
DAINICHI Manufacturing
DAINICHI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Publication of JPH1158326A publication Critical patent/JPH1158326A/ja
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材の皮剥き装置において、従来は丸太材か
ら皮を剥く装置しかなかった。そのため、丸太材から角
材を切り出したときに残る平べったい長尺材等から皮を
剥く場合は、手作業等によって行っていた。この皮剥き
作業を、丸太材の場合と同様に、皮剥き装置で行えるよ
うにする。 【解決手段】 剥離刃8及び切刃9を具備する2本の平
行な剥皮ロータ3,4を設け、この上方を木材受入れ枠
5によって囲む。また、この木材受入れ枠5の内部に、
両剥皮ロータ3,4に平行する押込みロータ6を設け
る。押込みロータ6を回転駆動させて、木材Wを押込み
ロータ6と剥皮ロータ3,4との上下間へ強制的に押し
込むようにする。また、押込みロータ6には、切刃56
を設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材の皮剥きをす
るに際してその効率を高めるうえで木材に強制的な押込
み作用を付与できるようにした新規な木材皮剥き装置
と、このような押込み作用を別個独立して構成した装置
により発現できるものとして従来の木材皮剥き装置への
後付けを可能にした木材押込み装置とに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、木材皮剥き装置としては、互いの
回転軸心を平行させて横置きに近接配置された2本の剥
皮ロータと、これら両剥皮ロータを同一方向へ回転させ
る回転駆動手段と、両剥皮ロータの上方空間を四方の壁
で囲んだ木材受入れ枠とを有し、両剥皮ロータに対し
て、木材皮へ剥離作用を与える剥離刃が周方向に所定間
隔をおいて複数設けられたものが知られている(特公昭
63−205号公報等参照)。
【0003】また、上記両剥皮ロータ相互間に対して、
それぞれの回転軸心よりも高レベルに固定底板を設ける
ことによって両剥皮ロータの相互間隔を広めに設定した
ものも知られている(特開昭63−302003号公報
等参照)。ところで、この種、木材皮剥き装置では、い
ずれのものも丸太材から皮を剥くことを目的として製作
されており、そのため木材受入れ枠の下流側壁は、その
下部が枠内へ傾斜又はカーブされていて、これによって
丸太材の掬いあげ及び転動を良好にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の木
材皮剥き装置は丸太材用であったため、例えば皮付きの
丸太材から角材を切り出したときに廃材として残るよう
な端切れ条材(断面形状が部分円弧と弦とで囲まれた平
べったい長尺材であって、地方によっては「背板」等と
呼ばれ、多くはチップ等に細かく破砕して二次製品にす
る)から皮を剥く場合には、この木材皮剥き装置は用い
られず、一般には高圧水を吹きつける面倒な作業や、簡
易な殴打機械を用いた低効率の作業等で行っていたのが
実情である。
【0005】なお、端切れ条材を上記木材皮剥き装置に
投入して稼働させても、端切れ条材が丸太材に比べて軽
くて小さいこと、長さや形が不揃いであること、及び角
張っていること等が原因となって、木材受入れ枠におけ
る下流側壁の下部(内側へ傾斜又はカーブしている部
分)で、その殆どが滞留してしまうということがあっ
た。
【0006】また仮に、この下流側壁で端切れ条材がう
まく跳ね返されたとして、その後、上流側壁へ向けた返
流や、両剥皮ロータ上を上流側から下流側へ送られると
いう公転が順調に得られたとしても、端切れ条材は単に
移動するだけで転動(自転)を伴わないということがあ
った。このようなことから、皮剥き効率は極めて低く、
のみならず、皮の剥け残りが多い(従ってチップ等とし
た場合に低級品になってしまう)ということがあった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、丸太材だけでなく、それ以外の例えば端切れ
条材等から皮を剥くことも確実且つ高効率で行えるよう
にした木材皮剥き装置を提供すると共に、既設(従来)
の木材皮剥き装置に対する後付けによって上記と同じ効
果が得られるようにした木材押込み装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る木材皮剥き装置では、剥皮ロータの上方を囲ん
でいる木材受入れ枠に対し、剥皮ロータの上方位置に、
これと同方向へ軸心を向けるようにして押込みロータを
設け、且つこの押込みロータを回転駆動可能にしてあ
る。
【0009】押込みロータの回転方向は、剥皮ロータと
は逆回転関係とし、従って剥皮ロータの上周面と押込み
ロータの下周面との間で巻き込み作用が生じるようにし
ている。この巻き込み作用は、個々の木材にとっては剥
皮ロータへ向けた強制的な押込み作用として作用し、従
って木材受入れ枠に投入された木材全体としての流れと
して見ると、各木材に強い背圧が維持されることを意味
する。その結果、剥皮ロータに設けられた剥離刃が各木
材に強く接触することになり、確実且つ高効率な皮剥き
が行われることになる。
【0010】このようなことから、木材が端切れ条材の
ように軽くて小さいもの、長さや形が不揃いのもの、或
いは角張っているものであるとしても、この木材は、木
材受入れ枠における下流側壁の下部等で何ら無駄な滞留
時間を費やすことなく、迅速に有効な皮剥き作用等を受
け続け、また跳ね返され続けることになり、上流側壁へ
向けた返流や、再び剥皮ロータ上を上流側から下流側へ
送られるという公転が極めて効率的に繰り返されること
になる。
【0011】従って、皮剥き作用等において高効率状態
が長く維持され、また破木の発生も可及的に抑えられる
という利点に繋がるものである。なお、押込みロータ
は、木材がその長手方向の一端側を下にして木材受入れ
枠内へ突っ込まれるようになった場合でも、その落下途
中に接触することで、木材の長手方向を横向きにした状
態(即ち、剥皮ロータの軸心と平行する状態)に揃える
といった作用を奏することにもなる。このような点から
も、木材皮の剥離作用が高められることになる。
【0012】押込みロータには、径方向外方へ突出する
突起を設けておくのが、押込み作用を高めるうえで好適
である。特に、この突起として、木材皮の繊維方向を切
断する切刃を兼ねた形状にすると、木材は、剥皮ロータ
との接触時だけでなく、押込みロータとの接触時にも木
材皮の切断乃至剥離作用を受けることになり、装置全体
としての剥離作用はなお一層、高められるものである。
【0013】しかも、木材受入れ枠内を公転移動中の木
材に対して転動(自転)作用を促すことができるので、
押込みロータの突起(切刃)はもとより、剥皮ロータの
剥離刃等に対する接触機会を多くさせることも可能にな
り、これまた木材皮の剥離作用が高められることに繋が
る。押込みロータにつき、剥皮ロータに対して木材を押
し込む方向の正転と、これの逆転とを切換可能な構成と
しておけば、押込みロータと剥皮ロータとの間で万が
一、木材や剥離した皮等が詰まったような場合に、押込
みロータに逆転をかけることができ、これによって詰ま
りを簡単に解消できるようになる。
【0014】従って、いちいち装置全体としての稼働を
停止させる必要がなくなり、その稼働効率の低下を防止
できると共に、作業者の労働負担を軽減できる利点に繋
がる。押込みロータは、木材受入れ枠に対して枠内外へ
出入動可能に設けておくのが好適である。
【0015】このように構成しておくと、木材として丸
太材を用いる場合やブロック片等の短材を用いる場合等
に、押込みロータを木材受入れ枠の外へ出すようにする
ことができ、これによって押込みロータと剥皮ロータと
の間で木材の詰まりが生じないようにできるものであ
る。すなわち、これにより木材皮剥き装置として、対象
とする木材の種類を選ばない仕様にできるという利点が
ある。
【0016】勿論、実際に詰まりが生じたとき等におけ
るメンテナンスも容易になるし、木材受入れ枠に対する
木材の投入も容易になる利点がある。上記したように押
込みロータは、木材受入れ枠に対して一体的に組み込む
構成とする他、別個独立させた木材押込み装置として構
成することができる。このようにすれば、この木材押込
み装置を、既設(従来)の木材皮剥き装置へ後付けする
ことで、本発明に係る木材皮剥き装置と同等の効果を得
ることができるという利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3は本発明に係る木材
皮剥き装置1の一実施形態を示している。本実施形態の
木材皮剥き装置1は、いわゆる2ロータタイプであっ
て、横長箱状をした装置フレーム2内に、互いの軸心を
平行させ、且つ横向きにされた2本の剥皮ロータ3,4
が設けられている。
【0018】装置フレーム2は、両剥皮ロータ3,4を
収納しつつ、その上方空間を取り囲むように形成された
木材受入れ枠5を有した構造になっており、この木材受
入れ枠5には、両剥皮ロータ3,4の上方でこれらと同
方向へ軸心を向けた押込みロータ6が設けられている。
剥皮ロータ3,4の各外周面には、剥離刃8と切刃9と
が周方向に連結された状態で、それぞれ1周ごとに均等
配置で設けられている。また、この剥離刃8と切刃9と
の連結体は、軸心方向で隣接するもの相互が各周あたり
所定角度ずつ位置ズレして配されている。すなわち、こ
の剥離刃8と切刃9との連結体は、各剥皮ロータ3,4
の軸心に沿って螺旋状を呈するような全体配置となって
いる。
【0019】剥皮ロータ3と4との相互間において、剥
離刃8と切刃9との連結方向は同じに合わされている。
そして、これら剥皮ロータ3,4は、装置フレーム2の
外に設けられた回転駆動手段10,11により、それぞ
れ切刃9側が先行するように回転される。すなわち、両
剥皮ロータ3,4の回転方向は必然的に同じものとな
る。
【0020】回転駆動手段10,11は、エンドレスチ
ェン等の伝動部12、減速機13、電動モータ14等を
各独立して有しているので、各剥皮ロータ3,4の回転
速度は各別に変更調節できる。なお、両剥皮ロータ3,
4間には装置フレーム2側に固定された固定底板7が設
けられており、両剥皮ロータ3,4の剥離刃8や切刃9
における回転軌跡が互いに交差しない程度に、相互間隔
が保たれている。
【0021】装置フレーム2の木材受入れ枠5は、その
長手方向を形成する一対の側壁17,18と、これら両
側壁17,18を回転駆動手段10,11側の端部で連
結する端壁19と、この対面側に設けられたシャッター
装置20とを有している。剥皮ロータ3,4の回転方向
との関係において下流側とされる側壁18は、その下部
が直立状態になっており、且つ下方の剥皮ロータ4の軸
心よりも枠内方(50〜100mm程度)へ位置付けら
れている。この下流側壁18の下部には、剥離刃8及び
切刃9との干渉を防止しつつ隙間を可及的に小さくする
ための複数の通過口23がクシ歯状に形成されている
(図4参照)。
【0022】他方(上流側)の側壁17は、その高さ方
向中途部で腰折れ状となった傾斜面部17aを有してい
る。この上流側壁17の下部にも複数の通過口24がク
シ歯状に形成されている。また、上記固定底板7は、剥
皮ロータ3,4の軸心よりも高レベルで設けられてお
り、その両側縁部にも複数の通過口26,27がクシ歯
状に形成されている(図5及び図6参照)。従ってこの
固定底板7は、上流側壁17寄りの剥皮ロータ3に対し
ては木材Wが下方へ巻き込まれるのを防止し、下流側壁
18寄りの剥皮ロータ4に対しては、上流側壁17寄り
の剥皮ロータ3から送られる木材Wを円滑に乗り移らせ
るべく誘導する。
【0023】シャッター装置20は、自動又は手動によ
って必要時に扉を上下方向等へ開閉できるようになった
もので、皮剥きが終了した段階で、木材Wを装置外へ取
り出す場合等に用いられる。このようなことから、この
木材受入れ枠5内へ所定量の木材Wを投入し且つ両剥皮
ロータ3,4を回転させると、その投入時において堆積
状態の下層側とされた木材Wは、各剥皮ロータ3,4の
剥離刃8及び切刃9に当接しつつ上流側壁17から下流
側壁18へ向けて送られることになるが、下流側壁18
に当接した木材Wは、堆積状態の上層側へ押し上げられ
ると共にこの下流側壁18によって跳ね返され、上流側
壁17へ向けて返流されることになる。
【0024】そして、このような流れが繰り返されるこ
とによって、投入された木材W全体に公転が生じること
になる。すなわち、木材受入れ枠5は、回転する剥皮ロ
ータ3,4の上方域に木材Wの皮剥きを行うための公転
領域、即ち、有効仕事空間Xを形成させている。次に、
剥皮ロータ4を例示して剥離刃8及び切刃9を説明す
る。
【0025】切刃9は、図7及び図8に示すように剥皮
ロータ4の外周面に設けられた刃台30と、この刃台3
0に溶着された刃先片31とを有している。刃台30
は、側面形状がくさび型をしたものであり、剥皮ロータ
4の軸心に沿った幅寸法は、強度上、必要十分なもの
(22mm程度)に形成されている。刃先片31は、側
面形状が部分円弧状をしたものであって、剥皮ロータ4
の回転方向に沿って、その先行側から後行側へ向けて突
出高さを徐々に高める形状に形成されている。この刃先
片31の肉厚は刃台30よりも薄く、且つその刃先は鋭
利に尖っている。また、刃先の長手方向に沿って所定間
隔で複数の凹部32が形成されている。
【0026】この刃先片31が破損や磨耗等したときに
は、刃台30はそのまま残して刃先片31だけをグライ
ンダーで削り取るか又は溶断等し、新たな刃先片31を
溶接によって刃台30に取り付けるようにする。なお、
この刃先片31は、図9に示すように断面三角形状とし
てもよい。また、刃先片31と刃台30とは、当初から
一体形成してもよい。
【0027】剥離刃8は、図7及び図10に示すように
平坦刃先が歯車状乃至階段状に突出した、いわゆるギザ
刃となっている。このようなことから、剥皮ロータ4の
回転時には、剥離刃8よりも必ず切刃9が先行して木材
Wに当接し、これを衝突的に跳ね上げることなく木材皮
の繊維方向を短く切断するようになる。そしてこの短く
分断された木材皮に対して、続けて剥離刃8が強力な剥
離作用を与えるべく当接して、これを剥ぎ取るようにす
る。従って、木材皮の剥離が確実且つ高能率で行われる
ことになる。
【0028】次に、押込みロータ6について説明する。
この押込みロータ6は、図1、図3及び図11に示すよ
うに装置フレーム2の木材受入れ枠5に対してその上部
に設けられる支持フレーム50により、両端支持状に保
持されている。この支持フレーム50は、長方形の平枠
に形成された枠本体51の両端部から下方へ突出する一
対のブラケット52が設けられたもので、このブラケッ
ト52相互間で押込みロータ6を回転自在に保持してい
る。そして、一方のブラケット52には、押込みロータ
6を回転させるための回転駆動手段53が設けられてい
る。
【0029】この回転駆動手段53は、エンドレスチェ
ン等の伝動部54と減速機付きモータ55とを有したも
ので、押込みロータ6に対して、剥皮ロータ3,4へ木
材Wを押し込む方向の正転(図1における時計回り)
と、これの逆転とを切換可能になっている。押込みロー
タ6の長さは、木材Wよりも長くする必要があることは
言うまでもないが、木材Wが一端部を剥皮ロータ3,4
へ突き当てた状態で他端側を押込みロータ6に凭れかか
らせるような現象が生ずるのを防止するうえで、木材W
と同等よりもある程度、長くしておくのが好適である。
例えば、木材Wとして最長2mのものを対象とする場合
であれば、押込みロータ6はおおよそ4m程度にするの
が好適である。
【0030】この押込みロータ6には、軸方向へ互いに
所定間隔をおいて、径方向外方へ突出する突起56が設
けられている。この突起56は、例えばスプロケット等
を利用してその中心部にロータ胴へ嵌める径大孔を形成
させ、このようにしてリング状にしたものをロータ胴へ
差し込んで溶接するといった方法で形成させてある。従
ってこの突起56は、その厚さ方向にも、また押込みロ
ータ6の周方向にも、突出端ほど鋭利に尖っている。そ
のため、この突起56は木材Wに対して木材皮の繊維方
向を切断する切刃を兼ねていることになる。
【0031】このようなことから、木材受入れ枠5内へ
所定量の木材Wを投入後に、両剥皮ロータ3,4の回転
と共に押込みロータ6を正転方向へ回転させると、剥皮
ロータ3,4の上周面と押込みロータ6の下周面との間
で巻き込み作用が生じ、木材Wが剥皮ロータ3,4へ向
けて強い背圧を受けながら強制的に押し込まれることに
なる。
【0032】そのため、木材Wは、剥皮ロータ3,4に
よる確実且つ高効率な皮剥きが更に促進されるようにな
ると共に、押込みロータ6の突起56によっても木材皮
が切断され、その剥離作用はなお一層、高められる。ま
た、木材受入れ枠5の下流側壁18へ到達後の木材Wに
は、押込みロータ6の回転による影響で、この押込みロ
ータ6の上側を経て上流側壁17へ返流されるといった
作用にも強制力が与えられることになるので、木材Wの
公転や自転も活発化されることになる。このことは、当
然の如く木材皮の剥離作用を高めることに寄与する。
【0033】なお、押込みロータ6と剥皮ロータ3,4
との間で万が一、木材Wや剥離した皮等が詰まったよう
な場合には、回転駆動手段53を切り換えて押込みロー
タ6を逆回転させるだけで、詰まりを解消できることに
なる。上記支持フレーム50は、図12に示すように装
置フレーム2における木材受入れ枠5の上流側壁17に
対して、その上端部に揺動軸60を介して接続されてい
る。そして、支持フレーム50における他側の辺部は、
装置フレーム2の両側に設けられたウインチ61,62
により、牽引ロープ63を介して両引き状態に引っ張ら
れている。
【0034】ウインチ61,62は、その一方が巻き出
し動作をするときに他方が巻き込み動作をするように同
期的且つ相対逆の動作関係になされており、しかもその
動作速度は同速に合わされている。従って、この支持フ
レーム50は、ウインチ61,62によって装置フレー
ム2上で揺動可能になっており、これに伴って押込みロ
ータ6が木材受入れ枠5の枠内外を出入動することにな
る。
【0035】このようにすることで、木材Wとして丸太
材を用いる場合やブロック片等の短材を用いる場合等
に、押込みロータ6を木材受入れ枠5の外へ出すように
でき、詰まり防止が図れるし、また当然に、詰まりが生
じたとき等のメンテナンスも容易に行え、木材受入れ枠
5に対する木材Wの投入も容易に行えるようになる。な
お、木材受入れ枠5に対して木材Wを投入するときは、
木材Wやその供給装置(図示略)が押込みロータ6に干
渉するのを防止するため、支持フレーム50は直立状態
を越えた背後側へ斜め姿勢にされる。従って、このよう
に支持フレーム50を直立状態の両側域で定速的に揺動
させるのを可能にするうえで、2台のウインチ61,6
2を用いているのである。
【0036】ところで、前記した木材受入れ枠5の下流
側壁18には、図1及び図4に示したように各通過口2
3の上側であって、木材Wが当接し得る高さ領域にわた
り、複数の反転促進片35が突設されている。これら反
転促進片35は、例えば溶接ビードを肉盛りしたり、チ
ップ片を溶接したり、或いはボルトやリベットを下流側
壁18へ打ち込んでその頭部を突出状態のまま溶接した
りすることで形成したものである。
【0037】このように反転促進片35を設けておけ
ば、図13に示すように剥皮ロータ4の回転で下流側壁
18へ向けて送られた木材Wが、この下流側壁18に当
接したとき、各反転促進片35に係合して上方への逃げ
が一時的に阻止されるようになる。そして、そのうえで
剥離刃8や切刃9による強制的な送りを受け続けるよう
になる。
【0038】そのため、木材皮に対して切刃9による分
断作用や剥離刃8による皮剥き作用が強烈に作用するこ
とになる。しかも、木材Wは、その位置での反転作用を
受け易くなるので、木材Wが下流側壁18によって跳ね
返され、返流しようとする場合に、効率よく自転を伴う
ようになる。従って、この木材Wが公転によって剥皮ロ
ータ3,4へ達するたびに、剥離刃8や切刃9に対する
接触機会が多くなる。
【0039】なお、上記したように下流側壁18の下部
は直立し、しかも剥皮ロータ4の軸心よりも枠内方に位
置付けられているため、木材Wが切刃9によって下流側
壁18へ当接される時点や、木材Wが剥離刃8によって
下流側壁18へ当接される時点は、いずれも切刃9や剥
離刃8が剥皮ロータ4の頂上位置へ達するより前とな
る。
【0040】しかも、このとき下流側壁18の下部と剥
皮ロータ4の外面との成す角度は必然的に鈍角となって
いる。そのため、木材Wは、剥皮ロータ4の頂上付近で
何ら無駄な滞留時間を費やすことなく、木材皮の繊維分
断や皮剥きを受け、また跳ね返されることになる。従っ
て、その公転が極めて効率的に行われることになる。ま
た、木材Wが下流側壁18に対して噛み込むことも防止
されるので、切刃9による木材皮の繊維分断や、剥離刃
8による皮剥きも高効率状態が長く維持され、且つ破木
の発生も可及的に抑えられる(即ち、チップへの有効活
用率を高くできる)という利点がある。
【0041】本実施形態では、上流側壁17に対して
も、その傾斜面部17aに対して補助反転促進片36
(図1参照)を設けて、上記反転促進片35による作用
効果を更に高めるようにした。一方、固定底板7に対し
ても、図5及び図6に示したように各通過口26,27
の相互間や、通過口27の相互隣接間等に、複数の転動
促進片37が突設されている。但し、通過口26の相互
隣接間には設けられていない。
【0042】これら転動促進片37は、フラットバー3
8や傾斜台39を土台としてピン状物を溶接することに
よって形成したもので、上流側壁17寄りの剥皮ロータ
3から下流側壁18寄りの剥皮ロータ4へ向けて、固定
底板7の上面からの突出高さが徐々に高くなるように配
されている。このように転動促進片37を設けておけ
ば、図14に示すように上流側壁17寄りの剥皮ロータ
3から下流側壁18寄りの剥皮ロータ4へ乗り移ろうと
する木材Wが、固定底板7上で各転動促進片37へ係合
して進行が一時的に止められるようになる。そして、そ
のうえで剥離刃8や切刃9による強制的な送りを受け続
けるようになる。
【0043】そのため、木材皮に対して切刃9による分
断作用や剥離刃8による皮剥き作用が強烈に作用するこ
とになる。しかも、木材Wは、その位置での転動作用を
受け易くなるので、木材Wが下流側壁18寄りの剥皮ロ
ータ4側へ乗り移る場合に、効率よく自転を伴うように
なる。従って、この木材Wが次に剥皮ロータ4へ乗り移
り後において、剥離刃8や切刃9に対する接触機会が多
くなる。
【0044】傾斜台39が設けられた部位では、この傾
斜台39自体が、剥皮ロータ4に対する木材Wの乗り移
りガイドとして作用する利点もある。なお、装置フレー
ム2は、剥皮ロータ3,4の軸心をはじめ、上流側壁1
7や下流側壁18を、全体としてシャッター装置20
(図2参照)側が低位となるように僅かに傾斜させてあ
る。また、各剥皮ロータ3,4に対して剥離刃8や切刃
9が螺旋状に配される向きも、各剥皮ロータ3,4の回
転に伴って木材Wにシャッター装置20へ向けた送り作
用を与える方向に合わせてある。
【0045】従って、木材Wは、皮剥きが進むにつれて
自動的にシャッター装置20側へ移動するようになる。
また、装置フレーム2は、図1に示したように両剥皮ロ
ータ3,4の下部に排出ホッパー43を具備しており、
木材Wから剥かれた皮を例えばコンベヤ44等によって
装置外へ排送するようになっている。
【0046】両剥皮ロータ3,4の直径関係及び配置関
係は、下流側壁18寄りの剥皮ロータ4が主たる皮剥き
作用を奏する傾向となることに鑑みて、上流側壁17寄
りの剥皮ロータ3を径小且つ低位とし、下流側壁18寄
りの剥皮ロータ4を径大且つ高位とするものとした。具
体的には、上流側壁17寄り剥皮ロータ3の直径を、剥
離刃8及び切刃9の刃丈を含む寸法として約608mm
とし、その回転数を30〜50rpmの調節範囲中にお
いて、おおよそ40rpm中心で調節するようにした。
剥離刃8及び切刃9は、1周あたり6等分位置に設け
た。
【0047】また、下流側壁18寄り剥皮ロータ4の直
径を、剥離刃8及び切刃9の刃丈を含む寸法として約1
074mmとし、その回転数を30〜50rpmの調節
範囲中において、おおよそ45rpm中心で調節するよ
うにした。剥離刃8及び切刃9は、1周あたり8等分位
置に設けた。これに対し、押込みロータ6の直径は、突
起56を含まない寸法として約200mmとし、その回
転数は、周速において剥皮ロータ3,4に合わせるよう
にした。
【0048】このような構成を有した木材皮剥き装置1
では、まず、装置フレーム2の木材受入れ枠5に対し、
その上部の支持フレーム50を上方へ揺動させて押込み
ロータ6を枠外へ退避させておき、この木材受入れ枠5
内へ木材Wを投入する。そして、支持フレーム50を元
位置へ戻して押込みロータ6を所定にセットし直してか
ら、両剥皮ロータ3,4及び押込みロータ6を回転させ
る。これにより、木材Wは上流側壁17から下流側壁1
8へ向けて移動しつつ、上流側壁17寄りの剥皮ロータ
3と固定底板7との間、及び下流側壁18寄りの剥皮ロ
ータ4と下流側壁18との間で、切刃9による木材皮の
繊維分断と、剥離刃8による木材皮の剥離とが確実且つ
高能率で行われる。また、押込みロータ6との接触時に
も木材皮の繊維分断が行われる。
【0049】そして、剥かれた皮は両剥皮ロータ3,4
の下方へ落下し、また木材Wはシャッター装置20側へ
移動して、それぞれ装置外へ取り出されるようになる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、押込みロータ6において、突起56の
形状や大きさ、形成位置や個数、及びその形成構造(ス
プロケットを利用した点)等は何ら限定されるものでは
ない。
【0050】押込みロータ6を正転・逆転させる頻度
は、原則として正転状態にしておきながら、作業者の目
視判断によって逆転を適宜取り入れるようにすればよい
ものであるが、例えば押込みロータ6の回転トルクの増
大等を自動検出して逆転を自動的に取り込むようにした
り、或いは一定の正転回数や時間経過後に定期的に数回
転の逆転を取り入れるようにしたりすることも可能であ
る。
【0051】押込みロータ6は、1本に限定されるもの
ではなく、2本又はそれ以上設けてもよい。押込みロー
タ6は、木材Wのサイズや種類、投入量等に応じて、剥
皮ロータ3,4に対する高さ調節や、上下流方向におけ
る位置調節等を可能にした構造にすることも可能であ
る。
【0052】押込みロータ6を木材受入れ枠5に対して
出入動可能にする構造としては、図15に示すようにク
レーン方式を採用したり、図示は省略するがシリンダ装
置等によるジャッキアップ方式や水平方向のスライド移
動方式(上流側又は下流側の側壁17,18を貫通させ
る)を採用したりすることも可能である。また、図12
に示したように木材受入れ枠5に対する押込みロータ6
の出入動を、支持フレーム50の揺動により行う構造と
しては、図16に示すように下流側壁18の上端部へ揺
動軸60を設けて、支持フレーム50を図12とは反対
側へ揺動させるようにしてもよい。このようにすること
で、木材Wを木材受入れ枠5の上流側壁17寄りから供
給する場合(白抜き矢符参照)に、木材Wと押込みロー
タ6との干渉を確実に防止できることになり、一層、好
適となる。
【0053】なお、図12、図15、図16に示すよう
に支持フレーム50を動作させる構造では、支持フレー
ム50の歪み等から押込みロータ6の軸心曲がりを保護
する意味で、押込みロータ6の一端部に自在継手を設け
たり、一方のブラケット52に横揺れ自在なヒンジ部を
設けたりするのが好適となる。木材Wを端切れ条材に限
定した装置とする場合であれば、押込みロータ6を木材
受入れ枠5に対して定置式とすることも可能である。
【0054】剥皮ロータ3,4において、それらの直径
関係や回転数、剥離刃8や切刃9の取付個数、形状、配
置、切刃9の有無等は、適宜変更可能である。また、剥
皮ロータが1本だけの、いわゆる1ロータタイプの木材
皮剥き装置に対して、押込みロータ6を具備させる構成
にすることも可能である。図11に示したように支持フ
レーム50に対して押込みロータ6が保持された構成に
おいて、これを木材押込み装置70として独立させ、こ
れを既存(従来)の木材皮剥き装置に後付けするように
してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る木材皮剥き装置では、剥皮ロータの上方を囲んでい
る木材受入れ枠に対し、剥皮ロータの上方位置に、これ
と同方向へ軸心を向けるようにして押込みロータを設
け、且つこの押込みロータを回転駆動可能にしてある。
【0056】従って、木材受入れ枠に投入された木材
は、剥皮ロータへ向けて強い背圧を受けながら強制的に
押し込まれることになる。そのため、木材が端切れ条材
のように軽くて小さいもの、長さや形が不揃いのもの、
或いは角張っているものであるとしても、確実且つ高効
率な皮剥きが行われ、しかも破木の発生が可及的に抑え
られることになる。
【0057】押込みロータに径方向外方へ突出する突起
を設ければ、押込み作用を高めるうえで好適となる。ま
たこの突起を切刃状にすれば、木材は、剥皮ロータとの
接触時だけでなく、押込みロータとの接触時にも木材皮
の切断乃至剥離作用を受けることになり、装置全体とし
ての剥離作用はなお一層、高められるものである。ま
た、木材受入れ枠内を公転移動中の木材に対して転動
(自転)作用を促すことができるので、押込みロータの
突起はもとより、剥皮ロータの剥離刃等に対する接触機
会を多くさせることも可能になり、これまた木材皮の剥
離作用が高められることに繋がる。
【0058】押込みロータを正・逆転可能にすること
で、押込みロータと剥皮ロータとの間の詰まりを簡単に
解消でき、装置の稼働を停止させる必要がなくなるの
で、稼働効率の低下を防止でき、また作業者の労働負担
も軽減できる。押込みロータを、木材受入れ枠の枠内外
へ出入動可能にしておけば、木材として丸太材や短材を
用いる場合等の詰まりを防止できることになり、その結
果として、対象とする木材の種類を選ばない仕様にでき
るという利点がある。
【0059】一方、押込みロータを独立させることで本
発明に係る木材押込み装置を構成した場合では、この木
材押込み装置を既設(従来)の木材皮剥き装置へ後付け
することで、本発明に係る木材皮剥き装置と同等の効果
を得ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る木材皮剥き装置を示す側断面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線に対応した断面図である。
【図4】図1のG−G線矢視拡大図である。
【図5】図2のC部拡大図である。
【図6】図5のD−D線断面図である。
【図7】剥皮ロータの剥離刃及び切刃を拡大して示す側
面図である。
【図8】図7のE−E線拡大断面図である。
【図9】図8に対応させて切刃の別実施形態を示した正
面断面図である。
【図10】図7のF−F線拡大断面図である。
【図11】押込みロータ及びその支持フレーム(木材押
込み装置)を示す斜視図である。
【図12】装置フレーム(木材受入れ枠)に対する押込
みロータの出入れ構造を示す概略側面図である。
【図13】下流側壁に対する木材の当接状況を説明した
図である。
【図14】固定底板に対する木材の当接状況を説明した
図である。
【図15】装置フレーム(木材受入れ枠)に対する押込
みロータの別の出入れ構造を示す概略側面図である。
【図16】図12に示した実施形態とは押込みロータの
揺動方向を左右逆向きにした実施形態の概略側面図であ
る。
【符号の説明】
1 木材皮剥き装置 3 剥皮ロータ(上流側壁寄りのもの) 4 剥皮ロータ(下流側壁寄りのもの) 5 木材受入れ枠 6 押込みロータ 8 剥離刃 9 切刃 17 上流側の側壁(上流側壁) 18 下流側の側壁(下流側壁) 53 回転駆動手段(押込みロータ用) 56 突起 70 木材押込み装置 W 木材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心を横向きにして回転駆動される少な
    くとも1本の剥皮ロータ(3,4)と、該剥皮ロータ
    (3,4)の上方空間を囲む木材受入れ枠(5)とを有
    し、上記剥皮ロータ(3,4)の外周面には木材皮用の
    剥離刃(8)が設けられており、上記木材受入れ枠
    (5)には、剥皮ロータ(3,4)の上方でこれと同方
    向へ軸心を向けた状態で回転駆動される押込みロータ
    (6)が設けられていることを特徴とする木材皮剥き装
    置。
  2. 【請求項2】 前記押込みロータ(6)には、径方向外
    方へ突出する突起(56)が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の木材皮剥き装置。
  3. 【請求項3】 前記押込みロータ(6)に設けられる突
    起(56)が、木材皮の繊維方向を切断する切刃を兼ね
    ていることを特徴とする請求項2記載の木材皮剥き装
    置。
  4. 【請求項4】 前記押込みロータ(6)は、剥皮ロータ
    (3,4)に対して木材(W)を押し込む方向の正転
    と、これの逆転とを切換可能になっていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の木材皮剥
    き装置。
  5. 【請求項5】 前記押込みロータ(6)は、木材受入れ
    枠(5)に対して枠内外へ出入動可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の木材皮剥き装置。
  6. 【請求項6】 軸心を横向きにして回転駆動される少な
    くとも1本の剥皮ロータ(3,4)と、該剥皮ロータ
    (3,4)の上方空間を囲む木材受入れ枠(5)とを有
    し、上記剥皮ロータ(3,4)の外周面に木材皮用の剥
    離刃(8)が設けられて成る木材皮剥き装置に対して付
    設される木材押込み装置であって、 上記木材皮剥き装置における木材受入れ枠(5)の枠内
    に対し、剥皮ロータ(3,4)の上方でこれと同方向へ
    軸心を向けた状態で回転駆動可能にした押込みロータ
    (6)を具備していることを特徴とする木材押込み装
    置。
JP16302197A 1997-06-12 1997-06-19 木材皮剥き装置及び木材押込み装置 Pending JPH1158326A (ja)

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JP16302197A JPH1158326A (ja) 1997-06-12 1997-06-19 木材皮剥き装置及び木材押込み装置

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JP9-155355 1997-06-12
JP15535597 1997-06-12
JP16302197A JPH1158326A (ja) 1997-06-12 1997-06-19 木材皮剥き装置及び木材押込み装置

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