JPH1158018A - 厚板横向きサブマージドアーク溶接装置 - Google Patents

厚板横向きサブマージドアーク溶接装置

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JPH1158018A
JPH1158018A JP23876097A JP23876097A JPH1158018A JP H1158018 A JPH1158018 A JP H1158018A JP 23876097 A JP23876097 A JP 23876097A JP 23876097 A JP23876097 A JP 23876097A JP H1158018 A JPH1158018 A JP H1158018A
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JP
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flux
welding
torch
groove
welded
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JP23876097A
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English (en)
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Takao Otsuka
隆夫 大塚
Morihiko Osawa
守彦 大澤
Hiroyuki Nakajima
宏幸 中島
Takayoshi Matsunaga
尊美 松永
Shunzo Murakami
俊三 村上
Takaharu Yagi
崇晴 八木
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横向きの厚板サブマージドアーク溶接におい
て、十分なフラックスを深い開先溶接部に供給充填し、
オープンエアによる溶接不良を防止する。 【解決手段】トーチホルダー35に溶接トーチ3の両側
に伸びるガイドフィン46A,46Bを設けるととも
に、前部のガイドフィン36Aから垂下して溶接台車の
前進によりフラックスを開先溶接部W内に押込む押込フ
ィン48を設け、受けベルトコンベヤ43上の溶接トー
チ3の前部に溢れたフラックスを開先溶接部Wに押込む
押込ガイド板50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば石油液化
プラントなどの大口径の高圧容器の胴部を現場溶接施工
するための40mmを越える厚板横向きサブマージドア
ーク溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば石油液化プラントの大型高温高
圧容器は、最大板厚が約100mmで直径が約10mあ
り、1基の重量が1600トンに達するものがある。こ
の種の容器は、1基当りの重量が大きいために工場内で
一体組み立て後、搬送して現場でそのまま据付施工する
ことが、搬送時の重量制限や揚重設備の制約から、困難
なため、図13に示すように、工場でリング状のタンク
構成材Tに分割して製作され、輸送後、現場で立置き架
設されて溶接により組立が行われている。
【0003】しかしながら、現場での組立作業は、横向
きの周継手溶接が主な作業となるが、板厚が40mmを
越える厚板の容器を横向き溶接するための溶接装置は市
販されていないの現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の下向きサブマー
ジドアーク溶接では、開先部内で溶接トーチとの間に形
成されるアークと溶融プールとが、上方から送給される
フラックスに充分に包まれて空気と遮断され、溶接欠陥
のない良好な溶接が可能である。しかし、この横向きサ
ブマージドアーク溶接では、特に被溶接材の板厚が40
mmを越えると、フラックスが深い開先部の奥にまで届
かずにオープンアーク状態となり、溶接の欠陥が発生し
やすく、さらに連続溶接ができない状態となるおそれが
あった。
【0005】本発明のうち請求項1記載の発明は、上記
問題点を解決して、板厚が40mmを越える厚板のサブ
マージドアーク溶接において、開先部の奥までフラック
スを良好に充填できてアークおよび溶融プールを充分に
フラックスで覆うことができ、連続した溶接が良好に実
施可能な厚板横向きサブマージドアーク溶接装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、被溶接材に架設され
たガイド部材に案内されて溶接開先部に沿って走行自在
な溶接台車に、溶接トーチおよび溶接ワイヤー送給装置
ならびにフラックス送給・回収装置が設けられた厚板横
向きサブマージドアーク溶接装置であって、フラックス
送給・回収装置は、溶接トーチの溶接台車走行方向の前
後位置にそれぞれ送給口が開口されて溶接開先部にフラ
ックスを送給する2台のフラックス送給部と、溶接トー
チまたは溶接トーチの近傍に配置されて前記送給口から
投下されたフラックスを溶接開先部内に充填するフラッ
クスガイド手段と、前記溶接トーチの前後方向で溶接開
先部の下部に配置されフラックスの落下を防止するフラ
ックス受け部材とを具備したものである。
【0007】上記構成によれば、2台のフラックス送給
部により溶接トーチの前後からそれぞれフラックスを送
給し、フラックスガイド手段によりフラックスを溶接開
先部内に案内充填し、フラックス受け部材によりフラッ
クスの落下を防止するので、40mmを越える厚板で深
い開先部であっても、フラックスを溶接開先部の奥にま
で充分に充填してアークと溶融プールの間にフラックス
を充満させることができ、オープンアークとなることが
ない。したがって、溶接欠陥が生じることが無く、連続
して溶接を行うことができる。
【0008】また請求項2記載の発明は、上記構成にお
いて、フラックスガイド手段は、溶接トーチの近傍に配
置され、投下されるフラックスを溶接開先部内に案内す
るガイドフィンと、溶接トーチの前部に配置されて溶接
台車の前進により溢れたフラックスを溶接開先部内に押
込む押込部材とを有するものである。
【0009】上記構成によれば、ガイドフィンと押込部
材により、効果的にフラックスを溶接開先部に充填する
ことができる。さらに請求項3記載の発明は、請求項1
または2において、フラックス受け部材は、ベルトの上
面縁部が溶接開先部下部の被溶接材に接触してその摩擦
により移動される遊転式受けベルトコンベヤにより構成
され、フラックス送給・回収装置に、吸引手段によりフ
ラックス受け部材の後部から使用後のフラックスを回収
してフラックス送給部のフラックスホッパに戻すフラッ
クス回収装置を具備し、フラックス送給部に、フラック
スを収容するフラックスホッパと、基端部がフラックス
ホッパに接続され先端部に送給口が形成された螺旋状ス
クリュー内蔵の円筒形ケーシングを有するスクリュフィ
ーダを具備したものである。
【0010】上記構成によれば、受けベルトコンベヤに
より溢れたフラックスを確実に受けて保持し、フラック
ス回収装置により余剰のフラックスを回収して循環使用
することができる。また粒状のフラックスをスクリュフ
ィーダによりスムーズに正確に送り込んで充分なフラッ
クスを送給することができる。
【0011】さらに請求項4記載の発明は、請求項1ま
たは2において、フラックス受け部材に、ベルトの上面
縁部が溶接開先部下部の被溶接材に接触してその摩擦に
より移動される遊転式受けベルトコンベヤと、溶接開先
部の下部に沿って被溶接材に着脱自在に装着されフラッ
クスを下方から保持可能なフラックス受け部材とを具備
し、溶接開先部の奥側を受けベルトコンベヤによりフラ
ックスを保持して溶接し、溶接開先部の開口側をフラッ
クス受け部材によりフラックスを保持して溶接するよう
に構成したものである。
【0012】上記構成によれば、溶接開先部の奥側から
溶接を開始し、複数パスを溶接した後、開口側に接近す
ると幅が広くなってフラックスの被りが薄くなりやすく
なるが、受けベルトコンベヤからフラックス受け部材に
変更することで、静止状態でフラックスを広い範囲で多
量に安定して保持することができ、フラックスの被りを
厚くしてブローホールの発生を防止することができ、ま
た開先溶接部の開口側に多く見られる溶接金属中の窒素
含有量の増加を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る厚板横向き
サブマージドアーク溶接装置の実施の形態を図1〜図1
3に基づいて説明する。
【0014】この溶接装置は、図1,図2に示すよう
に、板厚が40mmを越える被溶接材であるタンク構成
材Tの継ぎ目、すなわち対称または非対称レ型開先部
(以下、溶接開先部Wという)を外周面および内周面か
ら溶接するもので、溶接開先部Wの上方に沿って配置さ
れたガイド部材である走行レール1に案内されて溶接開
先部Wに沿って走行自在な溶接台車2に、溶接トーチ3
および溶接ワイヤー送給装置4ならびにフラックス送給
・回収装置5が設けられている。また、この溶接装置
は、図12に示すように、溶接開先部Wの表面S1を溶
接後、図11に示すように、裏面側に走行レール1を設
置し、走行台車1に溶接トーチ3に代えてガウジングト
ーチ6を搭載し、裏面側から表面S1溶接部のルート部
をはつり作業を行った後、ガウジングトーチ6を内面用
の溶接トーチ3にセットし直し、裏面S2のはつり部G
および溶接開先部Wを溶接するものである。
【0015】前記走行レール1は、タンク構成材Tと平
行なI型状で、吸着パッド7および吸着磁石8からなる
レール保持具により溶接開先部Wの表面および裏面に、
溶接開先部Wの上方に沿って平行に設置される。
【0016】前記溶接台車2は、走行方向の後部に配置
される駆動台車2aと後部に配置される従動台車2bと
で構成され、駆動台車2aの走行駆動装置11と従動台
車2の従動走行装置23とが、連結ロッド24を介して
着脱自在に連結され、走行される。
【0017】前記駆動台車2aには、図3,図4に示す
走行駆動装置11が配設されており、この走行駆動装置
11は、走行部フレーム12に走行レール1の上部表裏
面および上面に当接する3個の上走行ローラー13と、
走行レール1の下部表面に当接する下走行ローラー14
が前後2組配設されている。また走行部フレーム12の
前後にそれぞれ2本のクランパー15により回動固定自
在なL型アーム16が配設され、L型アーム16に走行
レール1の下部裏面に当接可能な可動走行ローラー17
がそれぞれ設けられている。これにより走行レール1に
走行台車2を着脱することができる。そして、走行部フ
レーム12に、走行モータ18により回転駆動される駆
動ローラー19が調整フレーム20を介して配設されて
おり、前記調整フレーム20は、走行部フレーム12の
ブラケットに走行方向に沿う支持ピン21を介して揺動
自在に支持されている。さらに調整フレーム20の上部
に、調整フレーム20を支持ピンを21を中心に揺動さ
せる雌ねじ部およびねじ軸を有する加圧調整具22が設
けられており、この加圧調整具22により調整フレーム
20および走行モータ18を揺動させ、走行モータ18
の出力軸に取付けられた駆動ローラー19が走行レール
1の表面に当接する圧力、すなわち摩擦力を調整するこ
とができる。また、前記従動台車2bには、連結ロッド
24が連結される従動走行装置23が設けられ、複数の
ガイドローラにより従動台車2bが走行レール1に案内
支持される。
【0018】溶接トーチ3は、図2に示すように、タン
ク構成材Tの表面に沿って上下方向に位置調整するY軸
方向調整部31、タンク構成材Tに対して接近離間する
方向に位置調整するZ軸方向調整部32、溶接トーチ3
を走行方向に沿う軸心周りに回動して溶接角を調整する
溶接角調整部33および溶接トーチ3の迎え角を調整す
る迎え角調整部34を介してトーチホルダー35が取り
付けられている。
【0019】溶接ワイヤー送給装置4はドラム支持部材
36に上下方向に長い昇降用長穴36aが形成され、こ
の昇降用長穴36aにリール支持部材36bが高さ調整
自在に配設されている。そしてこのリール支持部材36
bにワイヤーリール37が回転自在に支持され、公知の
回転駆動装置(図示せず)により所定の速度で溶接ワイ
ヤー38が繰出される。またワイヤーリール37を昇降
することにより、タンク構成部材Tに突出されたノズル
等の突出物とワイヤーリール37との干渉を回避するこ
とができる。
【0020】前記フラックス送給・回収装置5は、図
1,図9に示すように、溶接台車2の走行方向の前部位
置に粒状のフラックスを送給するメインフラックス送給
部41Aと、溶接台車2の走行方向の後部位置に粒状の
フラックスを送給するサブフラックス送給部41Bと、
溶接トーチ3に配設されて送給されたフラックスを溶接
開先部Wの奥側に案内するフラックスガイド手段42
(図5)と、前記溶接トーチ3の前後の溶接開先部Wの
下部に配置されフラックスの落下を防止するフラックス
受け部材である遊転式受けベルトコンベヤ43と、受け
ベルトコンベヤ43上のフラックスを回収してメインフ
ラックス送給部41Aに送給するフラックス回収装置4
4とで構成されている。
【0021】メインフラックス送給部41Aおよびサブ
フラックス送給部41Bは、図9,図10に示すよう
に、フラックスを収容するフラックスホッパ46A,4
6Bと、スクリュフィーダ47A,47Bとを具備して
いる。フラックスホッパ46A,46Bは、ホッパ本体
46aに流量調整弁46bを有する送給筒46cおよび
出退ノズル46dが垂下されている。また、前記スクリ
ュフィーダ47A,47Bは、円筒状ケーシング47a
内に送給用モータ47bにより回転駆動される螺旋状ス
クリュー羽根47cが内蔵され、ケーシング47aの基
端部に送給筒46cからフラックスを受ける受けトレイ
47dおよび送入口47eが設けられている。また、ケ
ーシング47aの先端部には、送給口47fとフラック
スをフラックスガイド板42上に案内する送給ガイド部
47gが設けられている。したがって、図10に示すよ
うに、流量調整弁46bおよび出退ノズル46dが調整
されることにより、ホッパ本体46aから送給筒46c
を介してフラックスが所定量ずつ受けトレイ47aに送
給されて所定の高さHに山積みされ、フラックスの安息
角を利用して一定量ずつ送入口47eに送給するように
構成される。
【0022】フラックスガイド手段42は、図5〜図7
に示すように、溶接トーチ3に設けられた前後一対のガ
イドフィン48A,48Bと、このガイドフィン48
A,48Bに形成された押込部材である押込フィン49
と、受けベルトコンベヤ43に設けられた押込部材であ
る押込ガイド板50とで構成される。前記ガイドフィン
48A,48Bは、溶接トーチ3の絶縁筒3aに取り付
けられて先端側に伸び、先端部が溶接ワイヤー38の突
出位置手前で溶接開先部Wと平行に切断されるととも
に、溶接トーチ3よりわずかに先端側下方に傾斜されて
いる。また押込フィン49は、走行方向前部のガイドフ
ィン48Aの先端部から下方に垂設され、溶接台車2の
前進に従ってフラックスを溶接開先部W内に保持するよ
うに前部外側から後部内側に傾斜されている。さらに押
込ガイド板50は、溶接トーチ3の走行方向前部位置
で、受けベルトコンベヤ43の支持フレーム51に昇降
自在に立設された昇降ロッド50aの上端部にピンを介
して上下揺動自在に取り付けられており、溶接状況およ
びフラックスの送給状態に応じて傾斜角および高さ位置
を調整して溶接開先部Wから溢れ出したフラックスを受
け止めて保持するように設定される。
【0023】したがって、スクリュフィーダ47A,4
7Bにより送給口47fから送給ガイド部47gを介し
て落下されたフラックスは、ガイドフィン48A,48
B上で受け止められて、溶接開先部Wの奥側に案内され
て充填される。また溶接台車2の移動により、前方のフ
ラックスが押込フィン49により奥に押込まれる。さら
に受けベルトコンベヤ43側に溢れ出したフラックスは
傾斜ガイド板50により零れ落ちが防止されて充満状態
が保持される。これにより、溶接開先部Wの奥まで充分
にフラックスを充填することができ、オープンアーク状
態が生じるのを未然に防止することができる。
【0024】受けベルトコンベヤ43は、溶接台車2に
支持フレーム51を介して前後一対の片鍔付の遊転プー
リ52A,52Bが溶接トーチ3の前後位置に配設さ
れ、これら遊転プーリ52A,52Bはタンク構成材T
側が下方となるように傾斜されている。そして遊転プー
リ52A,52B間に無端状コンベヤベルト53が巻張
され、コンベヤベルト53の上面で外縁部がタンク構成
材Tに摺接されている。ところで、摺接面が凸状に湾曲
するタンク構成材Tの外周面では問題がないが、凹状に
湾曲するタンク構成材Tの内面では中央部に隙間が生じ
てフラックスが零れ落ちるおそれがある。そのため、図
8に示すように、遊転プーリ52A,52B間の中央部
で上面のコンベヤベルト53を外側に付勢する押出ロー
ラー54が配置されている。この押出ローラ54はリン
クアーム55とねじ軸56とにより押圧位置を調整する
ことができる。また、コンベヤベルト53の上面で後部
には、使用後のフラックスを回収するためのフラックス
回収装置44の吸引ノズル61が配設されており、コン
ベヤベルト53上には、図5に示すように、フラックス
を吸引ノズル61に案内するためのガイド堰57A,5
7Bが配置されている。
【0025】フラックス回収装置44は、図9に示すよ
うに、メインのフラックスホッパ46Aに真空ホース6
4を介して接続された真空ポンプ62と、この真空ポン
プ62の吸引力により、受けベルトコンベヤ43上から
吸引ノズル61を介して使用後のフラックスを回収する
回収ホース63とで構成されている。サブのフラックス
ホッパ46Bは、送給量も少ないために、必要に応じて
作業員により送給される。したがって、使用後の余った
フラックスを効率よく回収して循環使用することができ
る。
【0026】次に上記構成における溶接手順を説明す
る。 1.タンク構成材Tが組み立てられるとともに、タンク
構成材Tの外周面所定位置に走行レール1が吸着パッド
7および吸着磁石8により取り付けられる。そしてこの
走行レール1に複数組の駆動台車2aおよび従動台車2
bを組み付けて連結固定し、複数台の溶接台車2を周方
向所定間隔毎に組み立てるとともに、溶接トーチ3、溶
接ワイヤ送給装置4およびフラックス送給・回収装置5
をそれぞれ装着する。
【0027】2.まず溶接トーチ3を溶接ねらい位置に
セットした後、溶接開先部Wにフラックスが送給されて
充填される。そして電源装置(図示せず)から溶接用電
流が溶接トーチ3に送給されて溶接が開始されるととも
に、溶接台車2が走行される。さらにフラックス送給・
回収装置5が駆動され、フラックスホッパ46A,46
Bからスクリュフィーダ47A,47Bを介して溶接ト
ーチ3の前後位置の上方からフラックスが送給され、フ
ラックスはガイドフィン48A,48Bに受け止められ
た後、下方に案内されて溶接開先部Wの奥に送り込まれ
る。また、溶接開先部Tから溢れ出たフラックスが溶接
台車2の前進に従って押込みフィン49により溶接開先
部Wの奥側に押込まれるとともに、押込ガイド板50に
より溶接開先部W保持されることから、溶接開先部W内
には常に充分なフラックスが充満されて溶融プールとア
ークの周辺がオープンアーク状態になることもなく、良
好に連続溶接される。
【0028】3.溶接開先部Wから溢れ出たフラックス
は、受けベルトコンベヤ43により受け止められ、フラ
ックス回収装置44の吸引ノズル61により吸引回収さ
れ、回収ホース63からフラックスホッパ46Aに循環
される。フラックスの送給量が少ない他方のフラックス
ホッパ46Bには、適宜作業員によりフラックスが補給
される。
【0029】4.周溶接時の開先溶接が複数回にわたっ
て行われ、溶接開先部Wの開口部近くに達した場合で
も、図7に示すように、受けベルトコンベヤ43により
フラックスが保持されて溶接トーチ3と溶融プールとは
常にフラックスに覆われ、オープンアークになることな
く良好に溶接を継続することができる。
【0030】5.表面側の溶接開先部Wの溶接作業が終
了後、タンク構成材Tの裏面に走行レール1が取り付け
られ、さらに溶接台車2が装着された後、図11に示す
ように、フラックス回収装置44に代えてガウジングコ
ントローラが取り付けられるとともに、受けベルトコン
ベヤ43に代えてガウジング装置6が装着され、裏面側
の溶接開先部Wの底部(表側溶接部のルート部)に裏は
つりが施される。
【0031】6.ガウジング装置6に代えてフラックス
送給・回収装置5および溶接トーチ3が装着され、上記
と同様の手順で裏面側の溶接開先部Wの開先周溶接が行
われる。
【0032】上記実施の形態によれば、下記の作用効果
を奏することができる。 A.溶接台車2を駆動台車2aと従動台車2bとで分割
可能に構成したので、軽量で運搬および装着も容易で、
操作性に優れている。
【0033】B.フラックスをメインフラックス送給部
41Aおよびサブフラックス送給部41Bにより溶接ト
ーチ3の前後から送給するように構成したので、従来の
ように前方からのみフラックスを送給する場合に比べ
て、アーク発生点間近まで充分にフラックスを送給する
ことが可能となり、溶接欠陥の発生頻度をほとんどなく
すことができる。またフラックスの送給にスクリュフィ
ーダ47A,47Bを使用したので、適当な粒度分布を
有するフラックスを良好に溶接トーチ3の近傍まで搬送
することができる。また受けトレイ47dにおいてフラ
ックスの安息角を利用して送入口47eに送給するの
で、適正量のフラックスをスムーズに送給することがで
きる。
【0034】C.溶接トーチ3の近傍にガイドフィン4
8A,48Bおよび押込フィン49ならびに傾斜ガイド
板50を設けたので、送給されたフラックスを良好に溶
接開先部Wの奥に送り込むことができ、オープンアーク
を防止できる。また受けベルトコンベヤ43により表面
側にあふれたフラックスを保持してフラックスの零れ落
ちを防止し、フラックス回収装置44により回収して再
利用できるので、有効利用が図れる。
【0035】次に図14〜図19に基づいて他の実施の
形態を説明する。なお、先の実施の形態と同一の部材に
は同一の符号を付して説明を省略する。先の実施の形態
では、フラックスの保持を受けベルトコンベヤ43のみ
で実施したが、この実施の形態では、図示するように、
表面側の開先開口部Wの奥側を溶接後、開口側になった
時に、受けベルトコンベヤ43に代えて、フラックス受
け部材であるフラックス受けリング71を装着し、フラ
ックスを保持するものである。
【0036】すなわち、溶接手順の4.において、溶接
開先部Wの開口幅Woに対して溶接幅WmがWoのたと
えば2/3となった時に、受けベルトコンベヤ43を取
り外し、フラックス受けリング71をタンク構成材Tの
溶接開先部Wの下部に沿って装着する。これにより、溶
接開先部Wの開口側に接近すると溶接幅Wmが広くな
り、フラックスの被りが薄くなりやすくなるが、受けベ
ルトコンベヤ43からフラックス受けリング71に変更
することで、静止状態でフラックスを広い範囲で多量に
保持することができ、フラックスを十分に保持してフラ
ックスの被りを厚くでき、ブローホールの発生や溶接金
属中の窒素含有量の増加を抑制することができる。
【0037】前記フラックス受けリング71は、表面側
の溶接開先部Wにのみ使用されるもので、図13に示す
ように、周方向に複数(図面では8個)に分割された受
けリングパーツ72により構成されている。各受けリン
グパーツ72は、リング構成材Tの表面に押し付けられ
るフランジ板73と、このフランジ板73から外周側に
取付けられ複数のリブ板75により補強された保持底板
74と、保持底板74の外縁部から立ち上げられた落下
防止板76とを具備し、両端部に連結部77が形成され
ている。前記保持底板74は、内周側下部から外周側上
部に傾斜する傾斜部74aと、傾斜部74aの外縁部か
ら外周に伸びる平面部74bとからなり、L字形断面に
比べて被りに必要なフラックス量を軽減できるように構
成されている。また、落下防止板76は固定式とした
が、止めねじと長穴とを組み合わせにより昇降調整可能
として、保持するフラックス量を調整できるようにして
もよい。
【0038】前記連結部77は、図17,図18に示す
ように、フランジ板73と保持底板74の下面に固着さ
れた連結板78A,78B間に、正逆方向のねじを利用
して伸縮自在なターンバックル式締結具79が連結され
ている。また、保持底板74および落下防止板76に
は、互いにスライド自在に重なるように一方の端部にス
ライド部74c,76cが形成されている。この連結部
77により、リング構成材Tの表面を傷つけることな
く、締結具79により受けリングパーツ72を緊張させ
て固定することができる。また、溶接作業中であって
も、締結具79により溶接によるタンク構成材Tの熱膨
張に対応してフラックス受けリング71の径を容易に変
更することができる。
【0039】なお、最初からこのフラックス受けリング
71を使用することも考えられるが、開先溶接部Wの奥
部の溶接作業では、溶接トーチ3およびトーチホルダー
35が接近移動してフラックス受けリング71に干渉し
やすいため、ねらい位置のセッティングに時間を要し作
業性が悪く、溶接作業の途中で受けベルトコンベヤ43
からフラックス受けリング71に交換するほうがよい。
また、裏面側の溶接は、先の実施の形態と同様に実施さ
れる。
【0040】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項1記
載の発明によれば、2台のフラックス送給部により溶接
トーチの前後からそれぞれフラックスを送給し、フラッ
クスガイド手段によりフラックスを溶接開先部に案内
し、フラックス受け部材によりフラックスの落下を防止
するので、40mmを越える厚板で深い溶接開先部であ
っても、フラックスを溶接開先部の奥にまで充分に充填
してアークと溶融プールの間にフラックスを充満させる
ことができ、オープンアークとなることがない。したが
って、溶接欠陥が生じることが無く、連続して溶接を行
うことができる。
【0041】また請求項2記載の構成によれば、ガイド
フィンと押込部材により、効果的にフラックスを溶接開
先部に充填することができる。さらに請求項3記載の構
成によれば、受けベルトコンベヤにより溢れたフラック
スを確実に受けて保持し、フラックス回収装置により余
剰のフラックスを回収して循環使用することができる。
また粒状のフラックスをスクリュフィーダによりスムー
ズに送り込んで充分にフラックスを送給することができ
る。
【0042】さらにまた請求項4記載の発明によれば、
溶接ねらい位置が開口側に接近すると幅が広くなり、フ
ラックスの被りが薄くなりやすくなるが、受けベルトコ
ンベヤからフラックス受け部材に変更することで、静止
状態でフラックスを広い範囲で多量に安定して保持する
ことができ、フラックスの被りを厚くしてブローホール
の発生を防止できるとともに、開先溶接部の開口側に多
く見られる溶接金属中の窒素含有量の増加を抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る厚板横向きサブマージドアーク溶
接装置の実施の形態を示す全体側面図である。
【図2】同溶接装置の全体正面図である。
【図3】同溶接台車の走行駆動部を示す正面図である。
【図4】同溶接台車の走行駆動部を示す側面断面図であ
る。
【図5】同溶接装置のフラックスガイド手段を示す平面
図である。
【図6】同溶接装置のフラックスガイド手段を示す初層
溶接状態の正面断面図である。
【図7】同溶接装置のフラックスガイド手段を示す中層
溶接状態の正面断面図である。
【図8】同溶接装置の受けベルトコンベヤ平面図であ
る。
【図9】同溶接装置のフラックス回収装置の構成を示す
側面図である。
【図10】同溶接装置のスクリュフィーダの送入口部分
を示す断面図である。
【図11】同溶接装置のガウジング装置の使用時様態を
示す正面図である。
【図12】同溶接装置によるタンク構成材の溶接開先部
を示す断面図である。
【図13】同溶接装置により溶接するタンク構成材の分
解状態の縦断面図である。
【図14】本発明に係る厚板横向きサブマージドアーク
溶接装置の他の実施の形態を示し、フラックス受けリン
グ装着状態のタンクの平面断面図である。
【図15】同フラックス受けリング装着状態の部分拡大
断面図である。
【図16】同フラックス受けリングを使用した溶接状態
を示す断面図である。
【図17】同フラックス受けリングを使用した溶接状態
を示す正面図である。
【図18】同フラックス受けリングの接続部を示す平面
図である。
【図19】同フラックス受けリングの接続部を示す正面
図である。
【符号の説明】
T タンク構成材 W 溶接開先部 1 走行レール 2 溶接台車 2a 駆動台車 2b 従動台車 3 溶接トーチ 4 溶接ワイヤ送給装置 5 フラックス送給・回収装置 6 ガウジング装置 7 吸着パッド 8 吸着磁石 11 走行駆動装置 35 トーチホルダー 41A メインフラックス送給部 41B サブフラックス送給部 42 フラックスガイドし手段 43 受けベルトコンベヤ 44 フラックス回収装置 46A,46B フラックスホッパ 47A,47B スクリュフィーダ 48A,48B ガイドフィン 49 押込フィン 50 押込ガイド板 54 押出ローラー 61 吸引ノズル 62 真空ポンプ 63 回収ホース 71 フラックス受けリング 72 受けリングパーツ 73 フランジ板 77 連結部 79 締結具
フロントページの続き (72)発明者 中島 宏幸 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 松永 尊美 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 村上 俊三 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 八木 崇晴 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被溶接材に架設されたガイド部材に案内さ
    れて溶接開先部に沿って走行自在な溶接台車に、溶接ト
    ーチおよび溶接ワイヤー送給装置ならびにフラックス送
    給・回収装置が設けられた厚板横向きサブマージドアー
    ク溶接装置であって、 フラックス送給・回収装置は、 溶接トーチの溶接台車走行方向の前後位置にそれぞれ送
    給口が開口されて溶接開先部にフラックスを送給する2
    台のフラックス送給部と、 溶接トーチまたは溶接トーチの近傍に配置されて前記送
    給口から投下されたフラックスを溶接開先部内に充填す
    るフラックスガイド手段と、 前記溶接トーチの前後方向で溶接開先部の下部に配置さ
    れフラックスの落下を防止するフラックス受け部材とを
    具備したことを特徴とする厚板横向きサブマージドアー
    ク溶接装置。
  2. 【請求項2】フラックスガイド手段は、 溶接トーチの近傍に配置され、投下されるフラックスを
    溶接開先部内に案内するガイドフィンと、溶接トーチの
    前部に配置されて溶接台車の前進により溢れたフラック
    スを溶接開先部内に押込む押込部材とを有することを特
    徴とする請求項1記載の厚板横向きサブマージドアーク
    溶接装置。
  3. 【請求項3】フラックス受け部材は、ベルトの上面縁部
    が溶接開先部下部の被溶接材に接触してその摩擦により
    移動される遊転式受けベルトコンベヤにより構成され、 フラックス送給・回収装置に、吸引手段によりフラック
    ス受け部材の後部から使用後のフラックスを回収してフ
    ラックス送給部のフラックスホッパに戻すフラックス回
    収装置を具備し、フラックス送給部に、フラックスを収
    容するフラックスホッパと、基端部がフラックスホッパ
    に接続され先端部に送給口が形成された螺旋状スクリュ
    ー内蔵の円筒形ケーシングを有するスクリュフィーダを
    具備したことを特徴とする請求項1または2記載の厚板
    横向きサブマージドアーク溶接装置。
  4. 【請求項4】フラックス受け部材に、ベルトの上面縁部
    が溶接開先部下部の被溶接材に接触してその摩擦により
    移動される遊転式受けベルトコンベヤと、溶接開先部の
    下部に沿って被溶接材に着脱自在に装着されフラックス
    を下方から保持可能なフラックス受け部材とを具備し、 溶接開先部の奥側を受けベルトコンベヤによりフラック
    スを保持して溶接し、溶接開先部の開口側をフラックス
    受け部材によりフラックスを保持して溶接するように構
    成したことを特徴とする請求項1または2記載の厚板横
    向きサブマージドアーク溶接装置。
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