JPH1157382A - 除湿装置及び床下空間除湿設備 - Google Patents

除湿装置及び床下空間除湿設備

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JPH1157382A
JPH1157382A JP9268097A JP26809797A JPH1157382A JP H1157382 A JPH1157382 A JP H1157382A JP 9268097 A JP9268097 A JP 9268097A JP 26809797 A JP26809797 A JP 26809797A JP H1157382 A JPH1157382 A JP H1157382A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除湿装置が床下空間等の低い場所に配置され
た場合でも、確実にドレンタンク内の水を建物外部に排
出することが可能で、水がドレンタンクから溢れ出た
り、除湿装置の空間を汚すことがなく、蒸発して除湿効
果を阻害することがないとともに、除湿装置の設置位置
の制約をなくした除湿装置を提供する。 【解決手段】 除湿装置本体3のドレンタンク7にその
水を吸い上げて上方に排出ホース11で排水するポンプ
8を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅・その他建造
物の床下空間の湿度を低くし、住居の傷みを少なくし、
耐久性のある良い環境にするための除湿装置及び室内の
生活環境又は保管環境の湿度を低くして、快適な生活環
境又は良好な物品保管状態とするための除湿装置であっ
て、空気中から回収された水分(湿度)の処理技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の除湿装置は、空調装置の一部とし
て内蔵されていることが多い。その構造は空気をファン
によって吸入し、吸入した空気を冷却コイルで冷却して
水蒸気を露点以下にして液滴化して除去し、液化された
水をドレンタンクに回収するものである。従来の除湿装
置では、回収された水はドレンタンクに貯えられ、外部
へ水頭差でホースで排出するものである。そのため、除
湿装置が排出地点(排出溝等)に比べて十分に高い位置
にある場合には、水頭差も大きくドレンタンクの水は確
実に排出できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、除湿装置が、
床下空間等の如く低い場所に配置されると、排出地点と
の水頭差が少なく(場合によっては水頭差がマイナ
ス)、圧力差が低くなって、ドレンタンク内の水が確実
に外部に排出できなくなる。そのため、ドレンタンクか
ら水が溢れ出て、除湿装置周辺を汚し、又水蒸気となっ
て空間に戻され除湿効果を阻害することが発生してい
た。そこで、本発明は、除湿装置が床下空間等の低い場
所に配置された場合でも、確実にドレンタンク内の水を
建物外部に排出することが可能で、水がドレンタンクか
ら溢れ出たり、除湿装置の空間を汚すことがなく、蒸発
して除湿効果を阻害することがないとともに、除湿装置
の設置位置の制約をなくした除湿装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、空気
をファンによって吸入し、吸入した空気を冷却コイルに
接触させて水蒸気を液滴化して空気中の水蒸気を除去す
る除湿装置に於いて、冷却コイルで液滴化されて落下す
る水を回収するドレンタンクを設け、同ドレンタンクの
水を吸引して排出ホースで遠方地へ強制排水するポンプ
を設けたことを特徴とする。この第1の構成の除湿装置
においては、ファンによって吸入された空気は冷却コイ
ルで冷却され、空気に含まれている水蒸気は露点に達し
て液滴化して下方に落下してドレンタンクで回収され
る。このドレンタンクの水はポンプで吸入されてホース
で遠方へ送られ、所定の排水位置で排水される。このよ
うにポンプでドレンタンク水は強制排出されるので除湿
装置の周辺を汚すことがなく、又ドレンタンク水が水蒸
気となって空間に戻されることがないように早期排出を
可能にする。
【0005】また、第2には、上記第1の構成におい
て、ポンプの吐水路に排水ホースと接続される排水口の
方位を異にする複数の排水口と分岐管を介していずれか
の排水口と接続できるようにしたことを特徴とする。こ
の第2の構成の除湿装置においては、分岐管でポンプの
吐水路を方位を異にする排水口のいずれかに選択的に切
換えられる場合は、排水ホースを延ばす方位の排水ポー
トを選択できるので除湿装置の設置位置・方向を制約な
くできる。
【0006】また、第3には、上記第1又は2の構成に
おいて、ドレンタンク水が所定水位以上となると感知す
る水位センサーを設け、同水位センサーの感知信号が発
生している間ポンプを作動させることを特徴とする。よ
って、ドレンタンク水の水位を監視して、その水位に応
じて自動的にポンプを作動させることができ、より確実
に迅速にドレンタンク水の排水を行える。
【0007】また、第4には、前記第1〜3何れか記載
の除湿装置を建物の床下空間に設置し、排水ホースを建
物外の排水路まで延ばしたことを特徴とする。この第4
の構成の床下空間除湿設備においては、前記除湿装置を
建物の床下空間に設置するため、床下空間の除湿が可能
になるとともに、排水ホースによってドレンタンク水が
建物外の排水路に排出され、除湿装置の周辺を汚すこと
がなく、又ドレンタンク水が水蒸気となって空間に戻さ
れることがない。
【0008】また、第5には、上記第1又は2又は3又
は4の構成において、上記排出ホースによって排出され
るドレンタンク水が、上記ポンプによって、少なくとも
上記ドレンタンク内の水面よりも上方に揚水することを
特徴とする。この第5の構成の除湿装置においては、上
記ポンプによってドレンタンク水が揚水されるため、こ
のドレンタンク水の水面よりも排出する部分を高い位置
とすることができ、上記除湿装置が床下などの低い位置
に設けられた場合であっても、排出ホースによる排出経
路をより高い場所に設けることが可能になる。従って、
建物外の排水路の位置もより高い位置に設けることがで
き、既存の建造物の布基礎等を補工することなく、その
まま使用するように設定できる。
【0009】また、第6には、上記第1又は2又は3又
は4又は5の構成において、上記ポンプが立軸片吸込遠
心タイプであることを特徴とする。この第6の構成の除
湿装置においては、上記ポンプが立軸タイプであるた
め、幅方向に狭いスペースでも使用可能であるととも
に、遠心タイプであるため容積タイプに比べて簡略な構
造で小型化でき高さも低く抑えられるため、高さの限ら
れた床下空間への対応が可能になる。また、精巧な形状
のシリンダやプランジャ等が不要なため全体をプラスチ
ック化することが可能で、除湿装置を軽量化することが
可能になる。
【0010】また、第7には、上記第1又は2又は3又
は4又は5又は6の構成において、上記ファンと、上記
冷却コイルと、上記ドレンタンクと、上記ポンプを、同
一筐体内に内蔵するとともに、該筐体に空気の吸入口及
び吐出口と、ドレンタンク水の水面よりも上方に位置す
る排出口とを設けたことを特徴とする。よって、除湿ユ
ニットと排水ユニットの一体化により、各構成部品の適
切な配置によって、筐体内空間が有効に利用できコンパ
クトになるとともに、運搬時や据付時の作業性も向上す
る。また、小動物の浸入や落下物等から構成品を防護す
る。更に、内蔵するドレンポンプやコンプレッサー等の
騒音を遮断する効果も有する。
【0011】また、第8には、上記第1又は2又は3又
は4又は5又は6又は7の構成において、上記ポンプの
ドレンタンク水流入口より上流側に、異物の混入を防止
する複数の突起を設けたことを特徴とする。よって、ポ
ンプへの異物の混入を容易、確実に防止することができ
る。また、第9には、上記1又は2又は3又は4又は5
又は6又は7又は8の構成の除湿装置に、該除湿装置を
所定時間運転するべく制御可能なタイマーを設けたこと
を特徴とする。従って、湿度や温度に応じた運転時間を
適宜選択して、自動的に除湿装置をON又はOFFする
ことが可能になる。
【0012】また、第10には、上記1又は2又は3又
は4又は5又は6又は7又は8又は9の構成の除湿装置
に、該除湿装置を所定温度内で運転するべく制御可能な
温度感知装置を設けたことを特徴とする。よって、除湿
装置の過熱や凍ったドレンタンク水の吸引を避けること
ができる。また、第11には、上記構成4において、外
部空間と上記床下空間を連通する少なくとも一か所の換
気口と、上記換気口に設けられる少なくとも一台の換気
扇と、仕切りによって区分された上記床下空間を連通す
る少なくとも一か所の通気口とを有することを特徴とす
る。この第11の構成の床下空間除湿設備においては、
外部空間と床下空間、及び建造物の部屋毎に仕切りによ
って区分された床下空間とが連通し、換気扇によって導
風されるため、一連の空気の流れが形成され、建造物の
床下空間全体に渡って除湿を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のポンプはドレンタンクの
水が所定水位以上となった時にこれを感知して作動させ
るようにすることが好ましい。除湿装置の能力は、その
設置する住宅構造物の除湿空間の大きさと目的に応じて
決められる。又ポンプの形状、構造はドレンタンクの少
ない水を良く吸引して送れるタイプのものが好ましい。
以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
本第1実施例は、住宅の床下空間除湿設備の例である。
図1は実施例の側面図である。図2は実施例のT字状分
岐管を示す断面図である。図3は実施例の使用状態を示
す説明図である。図4は実施例の水位センサーを示す説
明図である。
【0014】図中1はファン、2は冷媒を送り込んでい
る蒸発器である冷却コイル、2aは冷媒を冷却して冷却
コイルへ送り込む凝縮器(コンデンサ)、3はコンプレ
ッサー、4はファン1のモータ、5は空気吸込口、6は
排気口、7はドレンタンク、8はポンプ、9aはドレン
タンク7に挿入された吸引ホース、9bは同ポンプの吐
水ホース、10はT字状分岐管、11は同T字状分岐管
の一方に接続された排水ホース、12はT字状分岐管の
他方の接続口を閉鎖するキャップ、13は電源コード、
14は住宅の床下空間、15は住宅の外周の布基礎、1
6はドレンタンク7に取付けた一定水位以上でポンプ8
の作動信号を発生させる水位センサー、17は同水位セ
ンサー16の信号でポンプ8を作動させるポンプ制御部
である。本実施例では、除湿装置本体3が作動すると冷
媒が冷却されて冷却コイル(蒸発器)2は循環的に送ら
れ、冷却コイル2は低温に冷却される。
【0015】一方、ファン1が作動すると床下空間14
の空気は吸引されて冷却コイル2を通過して排気口6か
ら排出される空気が冷却された冷却コイル2と接触する
と露点に達して空気中の水蒸気は液滴下して、下方のド
レンタンク7へ落下流入する。ドレンタンク7の水が一
定水位以上になると水位センサー16が作動し、ポンプ
制御部17を介してポンプ8が作動し、ドレンタンク7
の水は吸引ホース9aから吸引し、吐水ホース9b、T
字状分岐管10を介して排水ホース11に送られ、家屋
外の位置の排水溝等で排水される。排水ホース11の接
続口を分岐管10の反対側にした方がよいときはキャッ
プ12の方に排水ホース11を接続すればよい。
【0016】次に、本発明の第2実施例を図面に基づい
て説明する。本第2実施例は、住宅の床下空間用に設け
られる除湿装置の例である。また、本第2実施例は、請
求項5〜10に対応する実施例であり、上記第1実施例
に対して、ドレンポンプとして立軸片吸込遠心タイプを
用いた例である。除湿装置本体A1は、図5に示される
ように、略コの字状のカバー20aと、略コの字状の底
板20bとによって、立方体の箱(筐体20)を形成
し、その内部空間に外部排水ホースA2以外の構成品
(特にファン、コンプレッサー、冷却コイル、ドレンタ
ンク、ドレンポンプ)を内蔵する。
【0017】そのため、各構成部品の適切な配置によっ
て、筐体内空間が有効に利用できコンパクトになるとと
もに、ワンボディ化されて運搬時や据付時の作業が容易
になる。また、小動物の浸入や落下物等から構成品を防
護する。更に、内蔵するドレンポンプやコンプレッサー
等の騒音を遮断する効果も有する。また、底板20bの
側面には、除湿する空気を吸入する空気吸込口25と、
除湿された空気を排出する排気口26が複数の孔によっ
て形成される。更に、カバー20aの両側面には、外部
排出ホースA2を接続する一対のホース接続部20cが
設けられる。
【0018】このように形成された除湿装置本体A1
は、一対の台座20dによって、湿気の多い北側や浴
室、トイレ、洗面所、台所などの床下空間に設置され
る。次に、除湿装置本体A1の内部構造について、図6
及び図7に基づいて説明する。筐体20の底板20b
に、略L字状のドレンタンク27と、コンプレッサー2
3が配置される。また、その上部空間に冷却コイル(蒸
発器)22と、コンデンサ(凝縮器)22aと、ドレン
ポンプ28と、ファン21と、モータ24が設置され
る。尚、上記ドレンタンク27内で、ドレンポンプ28
設置位置より若干上流側に、略直方体の突起27bが複
数個設けられる。従って、その部分でくもの巣等のゴミ
が引っ掛かるため、ドレンポンプ28に吸引されてドレ
ンポンプ28が破損するのを防ぐことができる。
【0019】コンプレッサー23は、図示略の電動モー
タによって駆動されて、吸入管41から冷媒ガスを吸入
して、吐出し管40に圧力を加えて冷媒ガスを吐出す
る。吸入管41は、アキュムレータ43を介して冷却コ
イル22の排出側に接続され、吐出し管40はコンデン
サ22aの吸入側に接続される。また、コンデンサ22
aの排出側は、液管42によってドライヤ44とキャピ
ラリチューブ45を介して冷却コイル22の吸入側に接
続される。
【0020】上記アキュムレータ43は、冷却コイル2
2でガス化しなかった冷媒が、コンプレッサー23に流
入するのを防止するために設けられる。またキャピラリ
チューブ45は膨脹弁に相当するもので、冷却コイル2
2に供給する冷媒の量を、一定の圧力損失を与えて制御
するものである。またドライヤ44は、キャピラリチュ
ーブ45へ吸入される冷媒から、水分や異物を除去する
ためのものである。また、ドレンポンプ28は図8に示
すごとく、立軸片吸込遠心タイプが用いられる。このド
レンポンプ28は、直交する吸入口28aと吐出口28
bを有する略半球状のポンプボディ28eを設け、この
ポンプボディ28eに、立置きの駆動軸28hを挿通し
て形成される。そして、この駆動軸28hの上端はモー
タ28gに接続され、下端部にスクリュー状のスクリュ
ー羽根部28cと板状の板状羽根部28dを固定する。
【0021】以上のような構成による、ドレンポンプ2
8が立軸タイプであるため、ワンボディ化した本実施例
のように、幅方向に狭いスペースでも使用可能である。
また、遠心タイプであるため容積タイプのポンプに比べ
て小型化でき高さも低く抑えられる。そのため、高さの
低い除湿装置本体A1とすることができ、高さが限られ
た床下空間であっても設置が容易になる。更に、容積タ
イプのポンプのように、精巧な形状のシリンダやプラン
ジャ等が不要である。そのため、ポンプボディ28e
や、スプラッシャ(インペラ)28d、或いはモータ2
8gのハウジング等をプラスチック化することが可能
で、軽量なドレンポンプ28とすることができ、除湿装
置本体A1を軽量化することが可能になる。
【0022】具体的には、除湿装置にドレンポンプ28
を組み込んでも除湿装置本体A1を、幅250mm、高
さ220mm、長さ380mm、重量10kg程度に設
定することが可能である。また、ドレンポンプ28はド
レンタンク27の上部に、ポンプボックス28fを設け
て図示略の防振ゴムを介して固定される。この場合に、
吸引ホース29aが、十分にドレンタンク水(ドレー
ン)27aの吸引が可能である高さに固定する。そし
て、そのように固定されたドレンポンプ28の吐出口2
8bに、吐水ホース29bが接続され、更にT字状分岐
管30が接続される。T字状分岐管30からは、図7に
示されるように、排水ホース31a又は31bが必要と
される方向(外部排水ホースA2の取回しが安易な方
向)へ、どちらか一方が接続される。従って、使用しな
い側の排水ホースには、図6に示されるようにキャップ
32が接続されて遮断され、ドレンタンク水27aの吐
出が止められる。
【0023】尚、必要に応じて図6に示されるように、
ファンモータ24と、コンプレッサー23と、ドレンポ
ンプ28の各モータへ電力を供給制御する図示略の電源
部に、タイマー46を接続することも可能である。それ
によって、除湿装置本体A1の駆動を時間的に制御する
ことができ、装置の切り忘れ等が起こらない。また、外
気温度或いは冷媒温度を検出して電源回路を遮断する、
温度感知装置たる外温サーモスタット47及び凍結防止
用サーモスタット48を電源回路に接続することも可能
である。この場合に、好ましくは、外温サーモスタット
47を10℃程度に設定し、凍結防止用サーモスタット
48を−2℃程度に設定する。この様に設定することに
よって除湿装置本体A1の作動が10℃〜40℃の範囲
に限定される。従って、冷却コイル22の凍結防止用と
して、外気温度と冷却コイル22の温度のどちらかが作
動するようにした2重の安全装置を具備している。これ
により凍結による冷却コイル22の破損や除霜時の水漏
れ等を防止することができる。
【0024】次に、本第2実施例の作動を説明する。除
湿装置本体A1がタイマー46等によってONにされる
と、ファン21と、コンプレッサー23と、ドレンポン
プ28が同時に駆動する。それによって、ファン21
が、空気吸込口25より除湿すべき空気を吸入する。ま
た、コンプレッサー23が作動することによって、冷媒
の一連の流れが発生する。そのため、吸入管41からコ
ンプレッサー23にはアキュムレータ43を介して冷媒
ガスが吸入される。従って、冷却コイル22内の圧力が
低下して、液管42のキャピラリチューブ45から液冷
媒を吸入する。そのため、細いキャピラリチューブ45
から液冷媒を吸入することによって、液冷媒が膨脹して
圧力が低下し、続いて圧力の低い冷却コイル22に流入
するときに液冷媒の一部は低圧下で気体に急変する。ま
た、残りの液冷媒は、気化した冷媒ガスに熱を奪われ、
更に冷却コイル22の外側を通る空気によって熱を奪わ
れて、低温低圧化で気化する。
【0025】この時に、冷媒が気化熱を吸収するため冷
却コイル22の温度が低下して、回りの空間から熱を奪
う。そのため、回りの空間の水蒸気が露点に達して液化
し復水(ドレンタンク水27a)を生成する。そのよう
に生成されたドレンタンク水27aは、液滴化して下方
のドレンタンク27に溜まる。上記した構成によって除
湿装置本体A1は、ファン21によって空気吸込口25
から吸い込まれた空気の水分を奪って、その空気を除湿
し排気口26から排出する。また、ドレンタンク27に
溜まったドレンタンク水27aは、ドレンポンプ28に
よって吸い上げられ、ドレンポンプ28で加圧されてド
レンポンプ28の吐出口に接続され吐水ホース29bに
圧送される。
【0026】このドレンポンプ28は上記した構造から
なり、モータ28gによってスクリュー羽根部28cが
回転すると、ドレンタンク水27aがポンプボディ28
e内に持ち上げられて、回転する板状羽根部28dによ
り遠心力が付与されて、吐出口28bから吐出される。
そして、T字状分岐管30と排水ホース31a或いは3
1bを介して、外部排出ホースA2にてその遠心力によ
る速度水頭が圧力水頭へ変換されることによって、所定
の揚程となって排水される。
【0027】この場合に、図7のT字状分岐管30と、
ドレンタンク水27aのドレンタンク27内での水面と
の揚程B1に示されるように、ドレンタンク水27aは
ドレンポンプ28によって、少なくともドレンタンク内
の水面よりも上方に揚水される。具体的には、電力10
W程度のドレンポンプ28を使用した場合で、600m
m程度の揚程を得ることが可能である。
【0028】以上述べた本第2実施例によれば、ドレン
ポンプ28によってドレンタンク水27aが揚水される
ため、このドレンタンク27内のドレンタンク水27a
の水面よりも排出する部分を高い位置に設定することが
可能になる。そのため、床下等の設置位置の低い場所に
適した除湿装置とすることができる。また、ドレンポン
プ28が立軸片吸込遠心タイプであるため、上述したよ
うに、幅方向に狭いスペースでも使用可能であるととも
に、高さも低く抑えられるため、スペースの限られた床
下空間への対応が可能になる。更に、プラスチック化す
ることが可能で、除湿装置を軽量化することが可能にな
る。また、除湿ユニットと排水ユニットを、カバー20
aと底板20bからなる筐体内に一体的に収納したこと
により、装置のコンパクト化が可能で、運搬時や据付時
の作業性も向上し、落下物等から構成品を防護するとと
もに、騒音を遮断することができる。
【0029】次に、本発明の第3実施例を図面に基づい
て説明する。本第3実施例は、住宅の床下空間除湿設備
の例である。また、本第3実施例は、請求項11に対応
する実施例であり、特に上記第2実施例に示された除湿
装置本体A1を床下空間に設置して、床下空間を総合的
に換気及び除湿するシステム例である。図9に示される
ように、建造物の外部空間33と床下空間34は、複数
の吸込側換気口A3及び排出側換気口A5によって連通
される。そして、上記換気口A3又はA5の一部又全部
に、換気扇A3aが設けられ、床下空間34が強制的に
換気される。更に、仕切りによって部屋毎に区分された
床下空間34が、複数の通気口A4によって連通され
る。そして、その床下空間34の湿気の多い北側や浴
室、トイレ、洗面所、台所の下などを選択して除湿装置
本体A1を設置する。この場合に、好ましくは、床下空
間34の総面積が30坪程度までは、除湿装置本体A1
を1台設置し、換気扇A3aを2台設置する。これ以上
に総面積が広い場合には、除湿装置本体A1及び換気扇
A3aを適宜増加して設置する。
【0030】また、除湿装置本体A1のドレンポンプ2
8によって、ドレンタンク水27aの水面よりも排出す
る部分が高い位置とすることができるため、図9に示さ
れるように、排出ホースA2による排出経路をより高い
場所に設けることが可能になる。従って、例えば、図9
に示されるような建物外に斜めに設けられた排水路A6
の場合にあっては、既存の建造物の布基礎A7等を補工
(穴開けA7a等)する等して低い位置にある排水路A
6へ接続する必要がなく、そのまま高い位置へ排出経路
を設定することができる。このように構成された除湿装
置と換気扇から成る床下空間除湿設備とすることによっ
て、外部空間33と床下空間34、及び建造物の部屋毎
に仕切りによって区分された床下空間34とが連通する
とともに、換気扇A3aによって強制導風されるため、
吸込側から排出側への一連の空気の流れが形成される。
従って、建造物の床下空間34全体に空気の流れが行き
渡って、建造物の床下空間34全体の除湿を行うことが
できる。
【0031】尚、除湿装置本体A1及び換気扇A3a両
方にタイマー46を接続することも可能で、それによっ
て、除湿装置本体A1及び換気扇A3aの駆動を時間的
に制御することができ、装置の切り忘れ等が起こらな
い。また、5時間程度の除湿運転で2リットル程度の除
湿設定が可能なため、1日5時間程度の除湿運転を毎日
繰り返すことによって、日常的に床下を乾燥させること
ができる。従って、カビや害虫の住みにくい環境とする
ことができるため、腐朽菌や白蟻の発生を抑え、構造材
の劣化を防止することが可能になる。
【0032】また、除湿装置本体A1と換気扇A3aを
関連制御することも可能である。具体的には、除湿量の
低い10℃以下の場合には、除湿装置本体A1の運転を
停止して、換気扇A3aの送風運転のみを行うようにす
る。それによって、凍結時の除湿装置本体A1の運転を
避けることができるとともに、無駄な電気の使用が抑え
られる。また、除湿量の多い高温時や梅雨時などで、外
部空間33の湿度が高い場合には、換気扇A3aを遮断
して除湿装置本体A1のみの運転を行う。それによっ
て、床下空間34が密閉されるため、効率良く除湿を行
うことが可能であるとともに、除湿後の空気を床下空間
34から排出して湿度の高い外部空間33の空気を吸入
するといった無駄な作用がなく、合理的な運転を行うこ
とができる。尚、上記した除湿装置本体A1と換気扇A
3aとの関連制御は、マイクロコンピュータを用いて制
御することが可能で、この場合には、コンプレッサー2
3やドレンポンプ28等も同時に制御することができ
る。
【0033】以上述べた本第3実施例によれば、外部空
間33と床下空間34全体が連通し、換気扇A3aによ
って強制導風されるため、一連の空気の流れが形成さ
れ、建造物の床下空間34全体に渡って除湿を行うこと
ができる。従って、床下空間34全体で腐朽菌や白蟻の
発生を抑えることが可能になる。尚、床下空間34の広
さによっては、通気口A4にも換気扇を用いることも可
能である。
【0034】以上述べた第1〜3実施例によれば、除湿
装置本体3,A1にドレンポンプ8,28を設けたこと
によって、排出ホース11,31a,31b,A2によ
る排出経路をより高い場所に設けることが可能になる。
また確実に排出することができるため、ドレンタンク
7,27内の水がドレンタンク7,27から溢れ出た
り、除湿装置の空間を汚すことがなく、蒸発して除湿効
果を阻害することがない。尚、本発明における除湿装置
は、建造物の床下空間に限定されるものではなく、例え
ば建造物内の通常の居住空間や天井裏、倉庫内或いは工
場内の内部空間等においても適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の様に、本発明の請求項1〜4に記
載の除湿装置及び床下空間除湿設備によれば除湿装置の
ドレンタンク水を遠方へ強制排水するポンプ・ホースを
設けたことによって除湿装置のドレンタンク水によって
周辺を汚すことがなく、又除湿効果を高め、且つ、設置
の場所に制約されることなく行えるものである。又複数
の方位を異にする接続口を有する分岐管を用いれば更に
排水ホースの取付けが容易となる。又ドレンタンクに水
位センサーを設けて自動的にポンプを作動させればより
確実に迅速にドレンタンク水の排水を行える。
【0036】また、特に、請求項5に記載の除湿装置に
よれば、ドレンポンプによってドレンタンク水が揚水さ
れるため、このドレンタンク水の水面よりも排出する部
分を高い位置とすることができ、かつ、除湿装置が床下
などの低い位置に設けられた場合であっても、排出ホー
スによる排出経路をより高い場所に設けることが可能に
なる。
【0037】また、特に、請求項6に記載の除湿装置に
よれば、ドレンポンプが立軸タイプであるため、幅方向
に狭いスペースでも使用可能であるとともに、遠心タイ
プであるため容積タイプに比べて簡略な構造で小型化で
き高さも低く抑えられるため、高さの限られた床下空間
への対応が可能になる。また、精巧な形状のシリンダや
プランジャ等が不要なため全体をプラスチック化するこ
とが可能で、除湿装置を軽量化することが可能になる。
【0038】また、特に、請求項7に記載の除湿装置に
よれば、除湿ユニットと排水ユニットの一体化により、
各構成部品の適切な配置によって、筐体内空間が有効に
利用できコンパクトになるとともに、運搬時や据付時の
作業性も向上する。また、小動物の浸入や落下物等から
構成品を防護する。更に、内蔵するドレンポンプやコン
プレッサー等の騒音を遮断する効果も有する。また、特
に、請求項8に記載の除湿装置によれば、ポンプへの異
物の混入を防止することができる。
【0039】また、特に、請求項9に記載の除湿装置に
よれば、湿度や温度に応じた運転時間を適宜選択して、
自動的に除湿装置をON又はOFFすることが可能にな
る。また、特に、請求項10に記載の除湿装置によれ
ば、除湿装置の過熱や凍ったドレンタンク水の吸引を避
けることができる。また、特に、請求項11に記載の床
下空間除湿設備によれば、外部空間と床下空間、及び建
造物の部屋毎に仕切りによって区分された床下空間とが
連通し、換気扇によって導風されるため、一連の空気の
流れが形成され、建造物の床下空間全体に渡って除湿を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に基づく側面図である。
【図2】本発明の第1実施例に基づくT字状分岐管を示
す断面図である。
【図3】第1実施例の使用状態を示す説明図である。
【図4】第1実施例の水位センサーを示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例の外観を示す斜視図であ
る。
【図6】第2実施例の内部構造を示す平面図である。
【図7】第2実施例の内部構造を示す斜視図である。
【図8】第2実施例のドレンポンプを示す断面図であ
る。
【図9】第3実施例の床下空間除湿設備を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1、21 ファン 2、22 冷却コイル 2a、22a コンデンサ 3、23 コンプレッサー 4、24 モータ 5、25 空気吸込口 6、26 排気口 7、27 ドレンタンク 8、28 ポンプ 9a、29, 吸引ホース 9b、29b 吐水ホース 10、30 T字状分岐管 11、31a、31b 排水ホース 12、32 キャップ 13 電源コード 14、34 床下空間 15、A7 布基礎 16 水位センサー 17 ポンプ制御部 20 筐体 20a カバー 20b 底板 20c ホース接続部 28a 吸入口 28b 吐出口 28c スクリュー羽根部 28d 板状羽根部 28e ポンプボディ 28f ポンプボックス 28g モータ 28h 駆動軸 33 外部空間 40 吐出し管 41 吸入管 42 液管 43 アキュムレータ 44 ドライヤ 45 キャピラリチューブ 46 タイマー 47 外温制御サーモスタット 48 凍結防止用サーモスタット A1 除湿装置本体 A2 外部排水ホース A3 吸気用換気口 A3a 換気扇 A4 通気口 A5 排気用換気口 A6 排水路 A7a 補工 B1 揚程

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気をファンによって吸入し、吸入した
    空気を冷却コイルに接触させて水蒸気を液滴化して空気
    中の水蒸気を除去する除湿装置に於いて、冷却コイルで
    液滴化されて落下する水を回収するドレンタンクを設
    け、同ドレンタンクの水を吸引して排出ホースで遠方地
    へ強制排水するポンプを設けたことを特徴とする除湿装
    置。
  2. 【請求項2】 ポンプの吐水路に排水ホースと接続され
    る排水口の方位を異にする複数の排水口と分岐管を介し
    ていずれかの排水口と接続できるようにした請求項1記
    載の除湿装置。
  3. 【請求項3】 ドレンタンク水が所定水位以上となると
    感知する水位センサーを設け、同水位センサーの感知信
    号が発生している間ポンプを作動させる請求項1又は2
    記載の除湿装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3何れか記載の除湿装置を建
    物の床下空間に設置し、排水ホースを建物外の排水路ま
    で延ばした床下空間除湿設備。
  5. 【請求項5】 上記排出ホースによって排出されるドレ
    ンタンク水が、上記ポンプによって、少なくとも上記ド
    レンタンク内の水面よりも上方に揚水することを特徴と
    する請求項1又は2又は3又は4に記載の除湿装置。
  6. 【請求項6】 上記ポンプが立軸片吸込遠心タイプであ
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5
    に記載の除湿装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも、上記ファンと、上記冷却コ
    イルと、上記ドレンタンクと、上記ポンプを、同一筐体
    に内蔵するとともに、該筐体に空気の吸入口及び吐出口
    と、ドレンタンク水の水面よりも上方に位置する排水口
    とを設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3又は
    4又は5又は6に記載の除湿装置。
  8. 【請求項8】 上記ポンプのドレンタンク水流入口より
    上流側に、異物の混入を防止する複数の突起を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6又は7に記載の除湿装置。
  9. 【請求項9】 上記1又は2又は3又は4又は5又は6
    又は7又は8に記載の除湿装置に、該除湿装置を所定時
    間運転するべく制御可能なタイマーを設けたことを特徴
    とする除湿装置。
  10. 【請求項10】 上記1又は2又は3又は4又は5又は
    6又は7又は8又は9に記載の除湿装置に、該除湿装置
    を所定温度内で運転するべく制御可能な温度感知装置を
    設けたことを特徴とする除湿装置。
  11. 【請求項11】 外部空間と上記床下空間を連通する少
    なくとも一か所の換気口と、 上記換気口に設けられる少なくとも一台の換気扇と、 仕切りによって区分された上記床下空間を連通する少な
    くとも一か所の通気口と、を有することを特徴とする請
    求項4に記載の床下空間除湿設備。
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JP2018126720A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 セイホープロダクツ株式会社 床下除湿システムおよび床下除湿方法
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CN116943350A (zh) * 2023-07-24 2023-10-27 江苏国强环保集团有限公司 一种处理低温烟气的干法脱硫系统及其工艺

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