JPH1157369A - イオン発生ならびに空気浄化方法及び装置 - Google Patents

イオン発生ならびに空気浄化方法及び装置

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JPH1157369A
JPH1157369A JP22552497A JP22552497A JPH1157369A JP H1157369 A JPH1157369 A JP H1157369A JP 22552497 A JP22552497 A JP 22552497A JP 22552497 A JP22552497 A JP 22552497A JP H1157369 A JPH1157369 A JP H1157369A
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water
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Shigeru Tozawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細な塵や細菌を空気から除去し、イオンを
含ませた清浄空気を製造する。 【構成】 空気通路一杯に又は角度をつけた透過性の微
細水滴発生用金属板を1もしくは複数段設け、各金属板
に向って加圧した水を噴射し、金属板を透過させて発生
した超微細水滴とイオンとを空気に接触させ、空気を浄
化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超微細水滴の発生
とそのイオン化を促進させる空気浄化装置に関するもの
で、更に詳細には、0.001μ以下のイオン化した超
微細水滴を発生させ、送り込んだ空気中に存在する微細
なゴミを超微細の表面或は金属板表面のぬれた水膜でつ
かまえ、空気から分離し、かつ又浄化した空気にはイオ
ンを存在させて室内に送る方法及び装置に関するもので
ある。本発明の方法及び装置は室内の清浄化と人体の健
康に大いに貢献するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハニカムフィルタを用いて空気中
の塵を除去することは知られている。図1はその1例を
示すものであるが、水平方向の空気通路一杯に垂直に1
0枚重ねのハニカムフィルタを設け、ハニカムフィルタ
1枚毎に付着した塵の貯留をはかり、フィルター前面か
らの水の噴射によって付着した塵を洗浄して水槽に落
し、一方洗浄された空気は気水分離器を通して、空気浄
化が終了する。
【0003】この空気浄化方法は、登窯のばい煙処理
や、大きな埃や塵を除くには適しているが、一般室内で
発生する微細な塵や細菌を除去するのは困難なものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、大きな埃
や塵とともに微細な細菌迄も除去し、かつ、人体に好ま
してとされているイオンを発生させて、浄化空気に含ま
せることを課題とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、透過性の微
細水滴発生用の金属板に向って水を強力に噴射して、金
属板を透過させ、大量の超微細水滴とイオンの発生を促
進させて、この超微細水滴を金属板の外側でしばらく貯
留させて、ここで外から送り込んだ汚れた空気に充分気
液接触させ、この超微細水滴に塵や細菌を吸着させて分
離するもので、この水噴射の操作を多数段階、例えば3
乃至5段階行えば、よく清浄化され、大量のイオンを含
む空気が得られるものである。
【0006】本発明は、基本的には、空気通路一杯に透
過性の微細水滴発生用金属板を1もしくは複数段設け、
各金属板に向って加圧した水を噴射し、金属板を透過さ
せて、超微細水滴及びイオンを発生させ、かつ発生した
超微細水滴と汚れた空気を接触させて、空気を浄化する
ことを特徴とする空気浄化装置に関するものである。
【0007】本発明では、空気通路一杯に透過性の微細
水滴発生用金属板を設けることを特色としている。この
金属板は板面に多数の透過孔があけられ、上方に向って
点状もしくは線状に水滴破壊鋭角状物を有している。こ
の金属板は、水滴を有効に破壊し、空気を通過させるも
のであれば、板状でも、網状でもいずれのものでもよい
が、市販品としてはハニカムフィルタが好ましい。
【0008】透過性の微細水滴発生用の金属板は、その
上方に微細水滴をしばらく滞留させ、空気浄化の効率を
高めるために、上下方向の空気通路一杯に水平に又は角
度をつけてに設けることも出来る。
【0009】透過性の微細水滴発生用金属板の上方には
金属板全面に強力に水が噴射されるような、多数の水噴
射口を有する水噴射管を設け、ここから加圧した水を噴
射して金属板を透過して、多量の超微細水滴及びイオン
を発生させ、かつこの金属板の上方で汚れた空気と気液
混合接触させて、微細な塵や細菌を水滴にとり込み、汚
水としてタンクに流し込むことができる。
【0010】本発明では、水平に角度をつけて設けた透
過性の微細水滴発生用の金属板とその上方の水噴射口を
有する水噴射管とがセットとなるもので、本発明ではこ
のセットを1もしくは2以上、好ましくは3乃至5程度
複数段設けるものである。
【0011】本発明において、透過性の微細水滴発生用
金属板を通過した空気は、充分浄化されており、かつ多
量のイオンを含んでいる。尚、空気中に存在する大きな
水滴を除去するために、その後方にある気液分離器で充
分水滴を除去して清浄な空気として室内に送り込むのが
好ましい。
【0012】以下、本発明の実施例を説明する。図1は
従来の空気浄化装置の1例で、図2は本発明の主要部の
断面説明図で、図3は空気浄化装置の全体説明図であ
る。
【0013】図2において、1は空気通路で、この実例
では気液接触部分は上下方向になっている。2は透過性
の微細水滴発生用の金属板で、ここではハニカムフィル
タが使われている。4は水噴射口3をもつ水噴射管で、
ここから加圧された水が金属板に噴射される。
【0014】図3において、室からファンで吸引された
汚れた空気は矢印Aの上下方向の空気通路1に入り、整
流板5を通って、透過性の微細水滴発生用の金属板であ
るハニカムフィルタ2の上部に流れ込む。一方ポンプで
加圧された水は、水噴射管Aを通って水噴射口3から噴
射され、ハニカムフィルタ2上に激突し、それを透過し
た際、生じた超微細水滴6が前記空気と気液接触し、そ
の中の塵や細菌などが吸着する。
【0015】この例では、4段のハニカムフィルタと水
噴射の組合わせが示され、空気を浄化し、イオンを含ま
せた空気は矢印B方向へ流送され、塵などをとって汚さ
れた水滴はタンク7に落下する。B方向に流れる空気は
サイクロン8に送られ、ここで更に大きな水滴が分離さ
れ、清浄空気として室内に送り込まれる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、上下方向の空気通路
に水平に透過性の微細水滴発生用金属板を設けることに
よって、その内部で空気と超微細水滴を充分に気液接触
させることができ、塵や細菌などを有効に除去できるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の空気浄化装置の1例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の主要部の縦断説明図である。
【図3】本発明の空気浄化装置の全体説明図である。
【符号の説明】
1.空気通路 2.透過性の微細水滴発生用金属板 3.水噴射口 4.水噴射管 5.整流版 6.超微細水滴 7.タンク 8.サイクロン F.ファン P.ポンプ A.空気流 B.空気流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気通路一杯に透過性の微細水滴発生用
    の金属板を1もしくは複数段設け、各金属板に向って加
    圧した水を噴射し、金属板を透過して、発生した超微細
    水滴に空気を接触させ、超微細水滴のイオン化を促進さ
    せることを特徴とするイオン発生ならびに空気浄化方
    法。
  2. 【請求項2】 透過性の微細水滴発生用の金属板がハニ
    カムフィルタであるコとを特徴とする請求項1の空気浄
    化方法。
  3. 【請求項3】 空気通路一杯に水平に1もしくは複数段
    の透過性の微細水滴発生用の金属板を設け、各金属板の
    上方に多数の水噴射口を設け、かつ空気通路の後方に気
    水分離器を設けてなる空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 透過性の微細水滴発生用の金属板がハニ
    カムフィルタであることを特徴とする請求項3の空気浄
    化装置。
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