JPH1156815A - 肌色測定装置 - Google Patents

肌色測定装置

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JPH1156815A
JPH1156815A JP9216615A JP21661597A JPH1156815A JP H1156815 A JPH1156815 A JP H1156815A JP 9216615 A JP9216615 A JP 9216615A JP 21661597 A JP21661597 A JP 21661597A JP H1156815 A JPH1156815 A JP H1156815A
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JP
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skin
skin color
color
living body
patient
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JP9216615A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Tsukahara
弘政 塚原
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Nippon Colin Co Ltd
Original Assignee
Nippon Colin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練を要することなく生体の肌色を客観且つ
容易に判定できる肌色測定装置を提供する。 【解決手段】 第1押圧力表示装置94により最適押圧
力すなわち外来光の混入を防止でき且つ押圧部位が虚血
されない押圧力であると表示される押圧力で肌色測定装
置84を皮膚へ押圧し、皮膚の色を測定する(第1測色
値C1 )。さらに押圧力を強め、第2押圧力表示装置9
6により押圧部位の皮膚が虚血状態であると示される状
態において皮膚の色を測定する(第2測色値C2 )。第
1測色値C 1 から第2測色値C2 を差し引いた測色値差
DCは、肌色の変化に密接に関連する血液が除去された
状態の肌色すなわちメラニン量に関連する生体固有の色
の影響が除かれた肌色であるので、熟練を要することな
く生体の肌色を客観且つ容易に判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体の末梢循環状
態を判定するために該生体の表皮上から該生体の肌色を
検出する肌色測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、顔、手足、体の表皮の色など
の生体の肌色は、生体の体調とくに末梢循環状態を反映
していることが知られている。このため、医療従事者に
とって生体の肌色も重要な生体情報であり、生体の診断
に際して参考とされる場合が多い。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、上記生体の肌色は、
医療従事者によって経験的に把握されているものである
から、肌色の判断に熟練を必要とするだけでなく、その
判断にばらつきが避けられない。また、生体の肌色には
その固有の色に関連する個人差が大きく、これによって
も上記肌色の判断を一層困難とし、判断のばらつきを大
きくしていた。たとえば、同じような末梢循環状態下で
あっても、皮膚に含まれるメラニン色素の量によって肌
色に比較的大きな差が発生するものである。
【0004】また、遠隔地にある患者に対して在宅医療
を行う場合に、患者側装置から医療従事者側装置へ電話
回線を介して伝送されたカラー画像から患者の肌色を判
定する場合には、患者に対する照明、患者側装置のカラ
ー撮像装置の特性、信号伝送状態、カラー画像表示装置
などの分解能、特性変化が加わることにより、患者の肌
色の判断がさらに困難となり、判断のばらつきが大きく
なる。
【0005】本発明は以上のような事情を背景として為
されたものであり、その目的とするところは、熟練を要
することなく生体の肌色を客観且つ容易に判定できる肌
色測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、生体の末梢循環状態
を判定するために該生体の表皮上から該生体の肌色を検
出する肌色測定装置であって、(a) 前記生体の表皮の所
定部位に当接させられて該部位を遮光するハウジング
と、(b) 前記生体の表皮のうちの該ハウジングにより遮
光された部位を照射する光源装置と、(c) 前記生体の表
皮のうちの前記光源装置により照射された部位からの反
射光を受ける受光装置と、(d) 前記生体の表皮のうち該
光源装置により照射される部位を押圧して虚血させる虚
血装置と、(e) 前記生体の表皮のうち該光源装置により
照射された部位が虚血されていない状態で前記受光装置
により得られたスペクトルに基づいて第1測色値を算出
し、該部位が前記虚血装置により虚血された状態で前記
受光装置により得られたスペクトルに基づいて第2測色
値を算出し、該第1測色値から第2測色値を差し引くこ
とにより測色値差を算出し、該測色値差を出力する測色
値差演算手段とを、含むことにある。
【0007】
【発明の効果】このようにすれば、測色値差演算手段で
は、生体の表皮のうち該光源装置により照射された部位
が虚血されていない状態で前記受光装置により得られた
スペクトルに基づいて第1測色値が算出され、その部位
が前記虚血装置により虚血された状態で前記受光装置に
より得られたスペクトルに基づいて第2測色値が算出さ
れ、その第1測色値から第2測色値を差し引くことによ
り測色値差が算出されて出力される。この測色値差は、
第1測色値から虚血操作時の第2測色値を差し引いた値
であることから、肌色の変化に密接に関連する血液が除
去された状態の肌色すなわちメラニン量に関連する生体
固有の色の影響が除かれた肌色を表している。したがっ
て、本発明によれば、肌色が客観的な値として得られる
ので、熟練を要することなく生体の肌色を容易に判定で
きるのである。
【0008】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記虚血装置
は、(f) 前記ハウジングの前記生体の表皮に当接させら
れる部分に設けられた比較的平坦な押圧壁と、(g) 前記
光源装置装置からの照射光を透過させるために該押圧壁
の少なくとも一部に設けられた光透過壁とを有するもの
である。このようにすれば、生体の表皮に当接させられ
る押圧壁の少なくとも一部が光透過壁によって構成され
ていることから、生体皮膚の照射部位の周囲だけが該押
圧壁により押圧される場合に比較して押圧部位が均一に
押圧されて虚血操作が充分に行われるので、肌色が一層
正確に測定される利点がある。
【0009】また、好適には、(h) 前記ハウジングに対
して所定の範囲内で一方向に移動可能となるように直接
的に若しくは間接的に嵌合されて測定者により保持され
る保持部材と、(i) 前記ハウジングおよび該保持部材に
対して所定の範囲内で一方向に移動可能となるようにそ
れぞれ嵌合された中間部材と、(j) 前記ハウジングと該
中間部材との間、および該中間部材と前記保持部材との
間をそれぞれ相互に離隔する方向に付勢する第1スプリ
ングおよび第2スプリングとが、含まれており、(k) 上
記第1スプリングは、その収縮によって前記押圧壁によ
り押圧される表皮の肌色が変化しない弾性力に設定され
たものである。このようにすれば、非虚血状態において
第1スプリングの収縮を維持するように保持部材を保持
することにより、外部光が漏れ入ることが防止されるよ
うに肌色測定装置を保持できる利点がある。
【0010】また、好適には、(l) 前記第1スプリング
の収縮範囲が予め設定された範囲内であることを示す第
1押圧力表示装置を含むものである。このようにすれ
ば、第1スプリングの収縮範囲が第1押圧力表示装置に
表示された予め設定された範囲内となるように保持部材
を保持することにより、非虚血状態において外部光が漏
れ入ることが防止され且つ押圧部位に虚血が発生しない
ように肌色測定装置を保持できる利点がある。
【0011】また、好適には、(m) 前記保持部材による
押圧操作により前記押圧壁による押圧力が前記虚血に必
要な値に増加したことを示すために、前記第2スプリン
グが予め設定された圧縮範囲であることを示す第2押圧
力表示装置を含むものである。このようにすれば、第2
スプリングの収縮範囲が第2押圧力表示装置に示された
予め設定された範囲となるように保持部材を保持するこ
とにより、虚血操作時において、押圧力不足により虚血
が不十分となること、および押圧力が強すぎるため患者
18に必要以上の負担をかけることが解消される利点が
ある。
【0012】また、好適には、前記押圧壁には、(n) 生
体の表皮に押圧される面に体温センサが設けられている
ものである。このようにすれば、押圧壁が生体の表皮に
押圧されたときに体温センサも生体の表皮に押圧される
ことから、生体の表皮の肌色を測定すると同時に生体の
体温も測定できる利点がある。
【0013】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例である肌色測定
装置84を備えた対話型在宅医療支援装置14を示す図
であり、患者18の居宅などに配置される患者側装置1
0と、病院、医院などなどの医療機関に配置される医療
従事者側装置12とから成る。上記の患者側装置10と
医療従事者側装置12とは電話回線などの通信回線16
を介して相互に接続されている。
【0015】上記患者側装置10は、上記通信回線16
に接続された制御装置20、患者18の音声を入力する
ための音声入力装置として機能するマイクロホン22、
患者18へ音声を出力するための音声出力装置として機
能するスピーカ24、患者18へ画像を出力するために
カラーブラウン管或いはカラー液晶板などから構成され
るカラー画像表示装置26、患者18を撮像し、患者1
8の皮膚の色すなわち肌色を測定する肌色測定装置付撮
像装置28、患者18の血圧値、脈拍数、体温、血液酸
素飽和度、心電誘導波形などの生体情報を測定するため
の生体情報測定装置32、上記患者側装置10の電源投
入、電話器34の切り換え、肌色測定装置84による肌
色測定開始或いは生体情報測定装置32による生体情報
測定開始などの操作を行うための操作釦を備えた操作箱
36、上記生体の皮膚の色度値或いは生体情報などの患
者18から得られた情報などを記憶するための記憶装置
38を備えている。肌色測定装置付撮像装置28は、患
者18を撮像するためのカラー撮像装置80、患者18
の肌の色を定量的に測色することができる肌色測定装置
84および肌色測定装置84により肌色を測定する部位
を示すためのポインタ装置82を備えている。
【0016】上記肌色測定装置付撮像装置28には、そ
れにより撮像されたカラー画像を表すために明度信号
(Y信号)、色度信号(I、Q信号)により構成される
映像信号を後述の送信画像色調整装置60から送信され
た色調整信号に基づいて調整する色調整回路40と、基
準色見本画像70を表示させるための基準色信号を出力
する基準色信号出力回路(図示せず)が設けられてい
る。上記制御装置20は、たとえばマイクロコンピュー
タおよび送受信装置により構成されたものであり、医療
従事者側装置12から送信された信号を復調し、医療従
事者側のカラー撮像装置52により撮像された画像をカ
ラー画像表示装置26に表示させるとともに、医療従事
者側のマイクロホン44に入力された音声をスピーカ2
4から出力させ、さらに、医療従事者側の送信画像色調
整装置60から入力されて伝送されてきた色調整信号を
上記色調整回路40へ供給する。また、上記制御装置2
0は、上記マイクロホン22に入力された患者18の音
声、上記肌色測定装置付撮像装置28により撮像された
画像、患者18の皮膚の色度値、上記生体情報測定装置
32により測定された生体情報を変調し、医療従事者側
装置12へ送信する。
【0017】ここで、上記色度とは、明度を除いた光の
色の種別を数量的に規定したものである。本実施例で
は、色度図上においてシアン青と赤っぽいオレンジとを
結ぶ線すなわちI軸とそのI軸に対して白色部位で直交
する線すなわちQ軸とを座標軸として設定したときのI
成分値およびQ成分値が用いられる。
【0018】また、前記医療従事者側装置12は、前記
通信回線16に接続された制御装置42、医療従事者5
0の音声を入力するための音声入力装置として機能する
マイクロホン44、医療従事者50へ音声を出力するた
めの音声出力装置として機能するスピーカ46、医療従
事者50へ画像を出力するためにカラーブラウン管或い
はカラー液晶板などから構成されるカラー画像表示装置
48、医療従事者50を撮像するためのカラー撮像装置
52、そのカラー画像表示装置48における表示色を調
整するために手動操作される操作体54Y 、54Q 、5
I を備え、その操作体54Y 、54Q 、54I の操作
にしたがって明度(Y信号)調整値、色度(Q信号)調
整値および色度(I信号)調整値を出力する表示画像色
調整装置56、そのカラー画像表示装置48における表
示色を調整するために手動操作される操作体58Y 、5
Q 、58I を備え、患者側の肌色測定装置付撮像装置
28において撮像された画像を構成する色信号を調整す
るためにその操作体58Y、58Q 、58I の操作にし
たがって明度(Y信号)調整値、色度(Q信号)調整値
および色度(I信号)調整値を出力する送信画像色調整
装置60、上記制御装置42の電源投入、電話器62の
切り換え、生体情報測定開始などの操作を行うための操
作釦を備えた操作箱64、上記患者側の制御装置20か
ら送信された情報などを記憶するための記憶装置66を
備えている。また、上記カラー画像表示装置48の前面
ケースの右下位置には、その表示画面のうちの予め定め
られた一定の場所に表示される基準色見本画像70の近
傍となるように、基準色見本部材72が設けられてい
る。
【0019】医療従事者50は、基準色見本画像70の
色が基準色見本部材72の色と一致するように表示画像
色調整装置56の操作体54Y 、54Q 、54I 或い
は、送信画像色調整装置60の操作体58Y 、58Q
58I を手動操作する。これによって、患者18の肌の
色が医療従事者側のカラ−画像表示装置48に正確に再
現される。
【0020】上記制御装置42もマイクロコンピュータ
および送受信装置により構成されたものであり、患者側
装置10から送信された信号を復調し、患者側の肌色測
定装置付撮像装置28により撮像された画像をカラー画
像表示装置48に表示させるとともに、患者側のマイク
ロホン22に入力された音声をスピーカ46から出力さ
せる。また、上記制御装置42は、上記マイクロホン4
4に入力された医療従事者50の音声、上記カラー撮像
装置52により撮像された画像、上記送信画像色調整装
置60から入力された色調整信号を変調し、患者側装置
10へ送信する。
【0021】図2は、肌色測定装置付撮像装置28の側
面図であり、図3は正面図である。上記肌色測定装置付
撮像装置28は、前記患者18を撮像するためのカラ−
撮像装置80、カラ−撮像装置80の撮像範囲内へ比較
的細い光ビ−ムを出力し、前記患者18の皮膚のうちの
肌色測定装置84による測色予定部位をその光ビ−ムに
よって示すための光源を備えたポインタ装置82および
患者18の皮膚に当接されて生体の肌色を測定する肌色
測定装置84を一体的に備えている。上記カラ−撮像装
置80、ポインタ装置82および肌色測定装置84は、
図3に示すように、カラ−撮像装置80の撮像面の中
心、ポインタ装置82の光源の中心、肌色測定装置84
の生体に当接される面の中心が一直線上に並ぶように、
且つカラ−撮像装置80の光軸とポインタ装置82の光
ビ−ムが略平行となるように配置されている。このた
め、患者側作業者は上記肌色測定装置付撮像装置28を
手に持ち上げ、肌色測定装置84による測色予定部位を
ポインタ装置82から出力される上記光ビ−ムにより照
射することができる。医療従事者側は、カラ−撮像装置
80により撮像された上記光ビ−ムが照射された患者1
8の画像から、肌色測定装置84による測色予定部位を
正確に知ることができる。従って、肌色測定装置84に
よる測色部位を医療従事者側から指示する部位に正確に
位置決めすることができる。
【0022】図4は、図3のA−A線断面の端面図であ
る。ハウジング90は、円筒形であり、患者18の皮膚
に当接される側(先端部)に当接部材91が螺合される
ことにより着脱可能に取り付けられている。当接部材9
1の中央部分には比較的硬い無色透明のアクリル樹脂或
いはガラス等の円板状の光透過性部材97が嵌め着けれ
られており、その当接部材91の生体の皮膚に押圧させ
られる側の面には、ゴム等の軟質性材料から構成され、
皮膚に押圧される面が比較的平坦である押圧壁すなわち
押圧部材92が接着剤等により貼り付けられている。こ
の押圧部材92の貼り付けられた当接部材91は感染防
止等のため、測定毎あるいは患者18毎に取り替えられ
るようになっている。押圧部材92は、肌色測定装置8
4が患者18の皮膚に当接される際に皮膚に密着され
て、外来光の混入を一層防止するものである。
【0023】押圧部材92の中心には、前記光透過性部
材97と中心を同じくし、径も略同じとする無色透明の
材料よりなる光透過壁98が、皮膚に押圧される側の面
が押圧部材92の皮膚に押圧される側の面と同一面を形
成するように嵌め着けられている。また、生体の皮膚に
対する照射条件および反射光の反射条件が保持部材86
の位置の拘らず一定となるように、ハウジング90の前
記押圧面と反対側の端部(基端部)には、光源装置10
2および受光装置104が固設されており、光源装置1
02は、周囲をハウジングにより遮光された患者18の
皮膚を一定の光量の白色光で照射するものであり、受光
装置104は、光源装置102により照射された部位か
らの反射光を受光するものである。体温センサ100
は、比較的細い棒状を有し、その先端面が押圧部材92
の患者18の皮膚に押圧される面と略同じとなるよう
に、ハウジング90の先端部から基端部に向かう方向へ
嵌通している。この体温センサ100は肌色測定装置8
4が患者18の皮膚に押圧され肌色は測定される際に同
時に患者18の皮膚に押圧され、押圧部位の体温を測定
する。
【0024】上記ハウジング90は、所定の範囲で直線
方向に摺動可能となるように円筒状の中間部材88と嵌
合しており、ハウジング90と中間部材88は、第1ス
プリング106により相互に離隔する方向に付勢されて
いる。また、ハウジング90と嵌合している中間部材8
8は、所定の範囲で直線方向に摺動可能となるように円
筒状の保持部材86と嵌合しており、中間部材88と保
持部材86は、第2スプリング108により相互に離隔
する方向に付勢されている。また、第1スプリング10
6は、押圧部材92により押圧される患者18の皮膚の
押圧部位に外部の光が漏れ入らず且つ押圧部位の皮膚の
肌色が変化しないすなわち虚血されない押圧力範囲(最
適押圧力範囲)となる収縮範囲が広くなるように比較的
低いバネ定数に設定され、第2スプリング108のばね
定数は、第1スプリング106のばね定数に対して十分
大きく、肌色測定装置84が患者18の皮膚に押圧され
る際に、第2スプリング108は、第1スプリング10
6が完全に縮むまでほとんど収縮を開始しないように設
定されている。なお、ここでいう虚血とは、生体の皮膚
の一部を押圧することにより、生体の皮膚の一部から血
液が除かれた状態をいう。
【0025】第1押圧力表示装置94は、ハウジング9
0に設けられた案内突起110と、中間部材88に設け
られ案内突起110をハウジング90の移動方向に案内
する長手状の案内穴112と、案内穴112の両側に表
示される最適押圧力表示部114とからなる。最適押圧
力表示部114は、押圧部材92の押圧力が、患者18
の皮膚と押圧部材92が密着させられることにより、外
来光の混入を防止できる圧力であり、且つ押圧部材92
により押圧される部位が虚血されない圧力となる範囲を
最適押圧力として表示するものである。また、第1押圧
力表示装置94は、ハウジング90が中間部材88から
抜け落ちることを防止する機能も有している。
【0026】第2押圧力表示装置96は、中間部材88
に設けられた案内突起116と、保持部材86に設けら
れ案内突起116を中間部材88の移動方向に案内する
長手状の案内穴118からなる。第2スプリング108
は、押圧部材92により押圧されている患者18の皮膚
の押圧部位が虚血状態となった後に収縮を開始するよう
に、比較的高いばね定数に設定されている。患者18の
皮膚の押圧部位が虚血状態となり第2スプリング108
の収縮が開始させられると、案内突起116が押圧力の
ない状態において接している案内穴118の端部から離
れることにより、第2押圧力表示装置96は患者18の
皮膚の押圧部位の虚血状態を示す。従って、患者18の
皮膚を押圧し、光透過壁98を有する押圧部材92、押
圧部材92が接着されている当接部材91、当接部材9
1が螺合されているハウジング90、第2スプリング1
08、患者側作業者により保持される保持部材86およ
び第2押圧力表示装置96は虚血装置としても機能して
いる。すなわち、肌色測定装置84はその構成部材の一
部により虚血装置としての機能も有している。この虚血
装置によれば、生体の皮膚の虚血状態を得るためには、
第2押圧力表示装置96の案内突起116が、押圧力の
ない状態において接している案内穴118の端部から離
れるような押圧力で肌色測定装置84を患者18の皮膚
に押圧すればよいため、押圧不足により虚血が不十分と
なること、および押圧力が強すぎるため患者18に必要
以上の負担をかけることが解消される。また、第2押圧
力表示装置96は、中間部材88が保持部材86から抜
け落ちることを防止する機能も有している。
【0027】図5は、患者18の肌色を測定しようとす
る位置をポインタ装置28で示している図である。な
お、図5の肌色測定装置84は第1押圧力表示装置94
および第2押圧力表示装置96を省略して示してある。
患者側作業者は、肌色測定装置付撮像装置28を手に持
ち上げ、ポインタ装置82から出力される光ビ−ムを患
者18の皮膚に照射することにより、肌色測定装置84
による測色予定部位を示すことができる。ポインタ装置
82は、カラ−撮像装置80と光軸が平行になるように
肌色測定装置付撮像装置28に一体的に構成されている
ため、ポインタ装置82による測色予定部位は医療従事
者側のカラ−画像表示装置48の略中央に明示され、医
療従事者50は測色予定部位を正確に知ることができ
る。このため、患者側作業者は、医療従事者50から指
示される部位に正確に肌色測定装置84を位置決めする
ことができる。
【0028】図6は医療従事者50の指示により測色予
定部位を正確に位置決めした後に、肌色測定装置84が
患者18の皮膚に押圧されて肌色が測定されている状態
を示す図である。なお、肌色測定装置84は第1押圧力
表示装置94および第2押圧力表示装置96を省略して
示してある。肌色測定装置付撮像装置28を操作してい
る患者側作業者は、後述する方法により、非虚血状態お
よび虚血状態の皮膚の肌色を測定し、同時に体温センサ
100により患者18の押圧部位の体温を測定する。
【0029】図7は、肌色測定装置84により測定され
る非虚血状態におる皮膚の色および虚血状態における皮
膚の色から肌色の変化に密接に関連するメラニン量に関
連する生体固有の色の影響が除かれた肌色の値を算出す
る際の制御装置20の制御機能の要部を説明する機能ブ
ロック線図である。
【0030】患者側作業者により肌色測定装置84が、
患者18の皮膚に押圧され、肌色測定装置84の押圧力
が最適押圧力すなわち外来光の混入を防止できる圧力で
あり、且つ押圧部位が虚血されない圧力範囲であると第
1押圧力表示装置94により示された場合において、肌
色測定装置84の図示しない第1測定開始ボタンを患者
側作業者が操作することにより、光源装置102から一
定の光が発光され、患者18の皮膚からの反射光を受光
装置104が受光する。測色値算出手段120は、受光
装置104が受光した光に基づいて患者18の皮膚の色
度値すなわち測色値を算出し、算出された測色値は、第
1測色値記憶手段122により第1測色値C1 として記
憶装置38に記憶される。
【0031】肌色測定装置84の患者18の皮膚に対す
る押圧力がさらに強められ、第2押圧力表示装置96に
より、患者の皮膚が虚血状態であると示される押圧力に
おいて、肌色測定装置84の図示しない第2測定開始ボ
タンを患者側作業者が操作することにより、光源装置1
02から上記第1測定と同一の光が発光され、患者18
の皮膚からの反射光を受光装置104が受光する。測色
値算出手段120は、受光装置104が受光した光に基
づいて患者18の皮膚の測色値を算出し、算出された測
色値は、第2測色値記憶手段124により第2測色値C
2 として記憶装置38に記憶される。測色値差演算手段
126は、記憶された第1測色値C1 から第2測色値C
2 を引くことにより、すなわち、数式1により測色値差
DCを算出する。
【0032】
【数1】DC=C1 −C2
【0033】図8は、上記測色値差DCを算出する際の
制御装置20の制御作動の要部を説明するフロ−チャ−
トである。図において、ステップ(以下、ステップを省
略する)S1では、肌色測定装置84が患者18の皮膚
に押圧され、その押圧力が、最適押圧力であると第1押
圧力表示装置94により示された場合において、その押
圧力が保持された状態で肌色測定装置84の図示しない
第1測定開始ボタンを患者側作業者が操作したか否か、
すなわち患者側作業者の判断により一次押圧力が決定さ
れたか否かが判断される。このS1の判断が否定された
場合には繰り返しS1の判断が実行される。
【0034】しかし、このS1の判断が肯定された場合
には、測色値算出手段120に対応するS2において、
光源装置102から一定の光が発光され、受光装置10
4が受光した患者18の皮膚からの反射光に基づいて、
患者18の皮膚の測色値が算出される。続く第1測色値
記憶手段122に対応するS3では、S2において算出
された測色値が第1測色値C1 として記憶装置38に記
憶される。
【0035】続くS4においては、第2押圧力表示装置
96により、患者18の皮膚が虚血状態であると示され
る押圧力において、その虚血状態が保持された状態で肌
色測定装置84の図示しない第2測定開始ボタンを患者
側作業者が操作したか否か、すなわち患者側作業者の判
断により二次押圧力が決定されたか否かが判断される。
このS4の判断が否定された場合には繰り返しS4の判
断が実行される。
【0036】しかし、このS4の判断が肯定された場合
には、測色値算出手段120に対応するS5において、
光源装置102から一定の光が発光され、受光装置10
4が受光した患者18の皮膚からの反射光に基づいて患
者18の皮膚の測色値が算出される。続く第2測色値記
憶手段124に対応するS6では、S5において算出さ
れた測色値が第2測色値C2 として記憶装置38に記憶
される。続く測色値差演算手段126に対応するS7で
は、記憶された第1測色値C1 から第2測色値C2 を引
くことにより、すなわち、数式1により測色値差DCが
算出される。
【0037】上述のように、本実施例によれば、肌色測
定装置84は、患者18の皮膚の所定部位を押圧して虚
血させる虚血装置としても機能し、患者18の皮膚のう
ち光源装置102により照射された部位が虚血されてい
ない状態で受光装置104により得られたスペクトルに
基づいて第1測色値C1 が算出され、その部位が虚血さ
れた状態で受光装置104により得られたスペクトルに
基づいて第2測色値C 2 が算出され、測色値差演算手段
126において、その第1測色値C1 から第2測色値C
2 を差し引くことにより測色値差DCが算出される。こ
の測色値差DCは、肌色の変化に密接に関連する血液が
除去された状態の肌色すなわちメラニン量に関連する生
体固有の色の影響が除かれた肌色を表している。したが
って、肌色が客観的な値として得られるので、熟練を要
することなく生体の肌色を容易に判定できる。
【0038】また、本実施例によれば、肌色測定装置8
4の先端部に接着されている押圧部材92は、皮膚に押
圧される面が比較的平坦であり、その中心部が光透過壁
98によって構成されていることから、照射部位の周囲
の生体皮膚だけが押圧部材92により押圧される場合に
比較して押圧部位が均一に押圧されて虚血操作が充分に
行われるので、肌色が一層正確に測定される。
【0039】また、本実施例によれば、第1スプリング
106は、その収縮によって押圧部材92により押圧さ
れる患者18の皮膚の押圧部位に外部の光が漏れ入らず
且つ押圧部位が虚血されない最適押圧力範囲となる収縮
範囲が広くなるように比較的低い弾性力に設定されてい
るため、最適押圧力を容易に維持でき、測定の精度およ
び再現性が好適に高められる。
【0040】また、本実施例によれば、第1押圧力表示
装置94により、外来光が混入せず且つ患者18の皮膚
の押圧部位が虚血しない圧力範囲が示されるので、患者
側作業者は、適切な押圧力で肌色測定装置84を患者1
8の皮膚に押圧することができるため、正確な肌色が測
定される。
【0041】また、本実施例によれば、第2スプリング
108は押圧部材92により押圧される患者18の表皮
下が虚血状態となった後に収縮が開始されるように設定
され、その収縮の開始すなわち虚血状態となったことが
第2押圧力表示装置96により示される。このため、肌
色測定装置84を操作する患者側作業者は、第2押圧力
表示装置96により、押圧部位の表皮下が虚血され且つ
押圧力が強すぎるために患者18に必要以上の負担を強
いることのない適切な押圧力を発生させることができ
る。
【0042】また、本実施例によれば、その先端が押圧
部材92の皮膚に押圧される面と略等しい位置となるよ
うにハウジング90を嵌通する体温センサ100が設け
られている。このため、押圧部材92が患者18の皮膚
に押圧されたときに体温センサ100も表皮に押圧され
るため、患者18の皮膚の測色値を測定すると同時に患
者18の皮膚の押圧部位の体温も同時に測定でき、測色
部位の肌色と体温の関係を知ることができる。
【0043】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0044】たとえば、前述の実施例では、肌色測定装
置付撮像装置28は患者側作業者により操作されていた
が、患者本人が直接操作するものであっても構わない。
【0045】また、前述の実施例では、第1押圧力表示
装置94は、案内穴112、案内突起110および最適
押圧力表示部114とから構成されていたが、ハウジン
グ90の一部に移動位置を示す目盛が表示され、中間部
材88の一部が透明材料により構成されるものであって
も構わない。この場合、ハウジング90の中間部材88
に対する移動距離すなわち第1スプリング106の縮み
距離が表示されることにより押圧力が示される。
【0046】また、前述の実施例では、第1押圧力表示
装置94および第2押圧力表示装置96は、一組の案内
穴と案内突起により構成されていたが、ハウジング90
或いは中間部材88の移動距離から押圧力を算出し、カ
ラ−画像表示装置26に表示する等の他の方法であって
も構わない。押圧力がカラ−画像表示装置26に表示さ
れる場合は、患者本人が患者の顔に肌色測定装置84を
押圧する場合に押圧力が確認しにくいという問題が解消
される。
【0047】また、前述の実施例では、当接部材91の
患者18の皮膚に押圧される面に押圧部材92が貼りつ
けられていたが、ハウジング90が直接押圧されるもの
であっても構わない。
【0048】また、前述の実施例では、押圧部材92が
貼り付けられている当接部材91がハウジング86に螺
合されることにより着脱可能に取り付けられていたが、
当接部材91と押圧部材92が平面ファスナ等により接
合されることにより、押圧部材92のみが交換可能とさ
れてもよい。
【0049】また、前述の実施例では、肌色測定装置8
4には、一本の体温センサ100が備えられていたが、
複数本の体温センサ100が備えられ、その平均を押圧
部位の皮膚の体温として算出するものであっても構わな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である肌色測定装置付撮像装
置を備えた対話型在宅医療支援装置を示す図である。
【図2】図1の肌色測定装置付撮像装置の側面図であ
る。
【図3】図1の肌色測定装置付撮像装置の正面図であ
る。
【図4】図3のA−A線断面の端面図である。
【図5】肌色測定装置による測色予定部位をポインタ装
置により示している図である。
【図6】肌色測定装置により患者の肌色を測定している
状態を示す図である。
【図7】生体固有の色の影響が除かれた肌色を算出する
際の患者側制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブ
ロック線図である。
【図8】生体固有の影響が除かれた肌色を算出する際の
患者側制御装置の制御機能の要部を説明するフロ−チャ
−トである。
【符号の説明】
84:肌色測定装置 86:保持部材 90:ハウジング 92:押圧部材 94:第1押圧力表示装置 96:第2押圧力表示装置 98:光透過壁 100:体温センサ 102:光源装置 104:受光装置 106:第1スプリング、108:第2スプリング 126:測色値差演算手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の末梢循環状態を判定するために該
    生体の表皮上から該生体の肌色を測定する肌色測定装置
    であって、 前記生体の表皮の所定部位に当接させられて該部位を遮
    光するハウジングと、 前記生体の表皮のうちの該ハウジングにより遮光された
    部位を照射する光源装置と、 前記生体の表皮のうちの前記光源装置により照射された
    部位からの反射光を受ける受光装置と、 前記生体の表皮のうち該光源装置により照射される部位
    を押圧して虚血させる虚血装置と、 前記生体の表皮のうち該光源装置により照射された部位
    が虚血されていない状態で前記受光装置により得られた
    スペクトルに基づいて第1測色値を算出し、該部位が前
    記虚血装置により虚血された状態で前記受光装置により
    得られたスペクトルに基づいて第2測色値を算出し、該
    第1測色値から第2測色値を差し引くことにより測色値
    差を算出し、該測色値差を出力する測色値差演算手段と
    を、含むことを特徴とする肌色測定装置。
  2. 【請求項2】 前記虚血装置は、 前記ハウジングの前記生体の表皮に当接させられる部分
    に設けられた比較的平坦な押圧壁と、前記光源装置装置
    からの照射光を透過させるために該押圧壁の少なくとも
    一部に設けられた光透過壁とを有するものである請求項
    1の肌色測定装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングに対して所定の範囲内で
    一方向に移動可能となるように直接的に若しくは間接的
    に嵌合されて測定者により保持される保持部材と、 前記ハウジングおよび該保持部材に対して所定の範囲内
    で一方向に移動可能となるようにそれぞれ嵌合された中
    間部材と、 前記ハウジングと該中間部材との間、および該中間部材
    と前記保持部材との間をそれぞれ相互に離隔する方向に
    付勢する第1スプリングおよび第2スプリングとを、含
    み前記第1スプリングは、その収縮によって前記押圧壁
    により押圧される表皮の肌色が変化しない弾性力に設定
    されたものである請求項1または2の肌色測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1スプリングの収縮範囲が予め設
    定された範囲内であることを示す第1押圧力表示装置を
    含むものである請求項3の肌色測定装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部材による押圧操作により前記
    押圧壁による押圧力が前記虚血に必要な値に増加したこ
    とを示すために、前記第2スプリングが予め設定された
    圧縮位置であることを示す第2押圧力表示装置を含むも
    のである請求項3または4の肌色測定装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧壁の生体の表皮に押圧される面
    に体温センサが設けられている請求項1、2、3、4ま
    たは5の肌色測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003505133A (ja) * 1999-07-26 2003-02-12 カルディオセンス リミテッド ショックおよびプレショックの医学的状態を検出するための改良された方法および装置
JP2003065855A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Alpha Medica:Kk 温度分布計測システム、温度分布計測装置及びその方法
JP2009268501A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Kao Corp 皮膚性状測定装置
JP2013081787A (ja) * 2012-12-03 2013-05-09 Kao Corp 皮膚性状測定装置

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JP2013081787A (ja) * 2012-12-03 2013-05-09 Kao Corp 皮膚性状測定装置

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