JPH1155246A - 電子機器およびその制御方法 - Google Patents

電子機器およびその制御方法

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JPH1155246A
JPH1155246A JP9204121A JP20412197A JPH1155246A JP H1155246 A JPH1155246 A JP H1155246A JP 9204121 A JP9204121 A JP 9204121A JP 20412197 A JP20412197 A JP 20412197A JP H1155246 A JPH1155246 A JP H1155246A
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JP
Japan
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data
card
reading device
personal computer
radio signal
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JP9204121A
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English (en)
Inventor
Taketoshi Matsuura
武敏 松浦
Kazuhiro Mori
和弘 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話あるいはパーソナルコンピュータ等
の電子機器の盗難を防止、あるいは内部データの保護を
行う。 【解決手段】 携帯電話1はMPUおよびFRAMを有
するデータ読み取り装置2と、アンテナおよびフロント
エンドICを有する電波信号送受信装置3と、一定時間
ごとに電波信号を発生するための計時装置4と、キー5
とを備えている。一方、IDカード6はデータ読み取り
装置7と、電波信号送受信装置8とを備えている。デー
タ入力の際、IDカード6から読み出されたデータ9
と、キー5により入力されたデータ10と、さらにデー
タ読み取り装置2内にあらかじめ記憶されたデータ11
とを比較することにより携帯電話の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話あるいは
パーソナルコンピュータ等の電子機器およびその制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話やパーソナルコンピ
ュータ等の電子情報機器においては、第三者による盗難
あるいは内部データの盗用による被害が問題となってい
る。そのような被害を防止する方法として、携帯電話あ
るいはパーソナルコンピュータに対して、パスワードの
設定を行うといった方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の方法では、例えば第三者に携携帯電話あるいはパ
ーソナルコンピュータを盗難されると、設定されたパス
ワードは試行錯誤を繰り返すことにより破られる場合が
あり、第三者の使用、内部データの盗用あるいは破壊を
防止することは困難であった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、盗難防止、または内部データ
の保護を可能にした電子機器およびその制御方法を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、一
定時間ごとあるいは操作ごとに電磁波信号を送受信し、
データの授受を行い、かつ前記データを記憶する手段を
有する第1のデータ読み取り装置を含み、かつデータ入
力装置を備えた電子情報機器と、前記電磁波信号を送受
信し、前記データの授受を行い、かつ前記データを記憶
する手段を有する第2のデータ読み取り装置を含むID
カードとを有する。
【0006】本発明の電子機器の制御方法は、データ入
力時、例えば電源投入時あるいは一定時間ごとに前記第
1のデータ読み取り装置により読み出された、前記ID
カード内に記録されたデータと、前記第1のデータ読み
取り装置内にあらかじめ記憶されているデータと、さら
に前記データ入力装置により入力されたデータとを比較
することにより、前記電子機器の動作を制御することを
特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、第1のデータ読み取り装
置により読み出された、IDカード内に記録されたデー
タと、第1のデータ読み取り装置内にあらかじめ記憶さ
れているデータと、さらにデータ入力装置により入力さ
れたデータとの三者を比較し、これらのデータ間に一定
の関係がある場合にのみ携帯電話あるいはパーソナルコ
ンピュータ等の電子機器の使用あるいは動作を可能にす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0009】図1および図3は本発明の第1の実施の形
態である携帯電話用電子機器およびその動作を示す。図
1に示すように携帯電話用電子機器は、第1のマイクロ
プロセッサーユニット(MPU)および第1の強誘電体
メモリ(FRAM)を有する第1のデータ読み取り装置
2と、第1のアンテナおよび第1のフロントエンドIC
を有する第1の電波信号送受信装置3と、水晶発振器を
有する計時装置4と、キー5とを備えた携帯電話1と、
第2のMPUおよび第2のFRAMを有する第2のデー
タ読み取り装置7と、第2のアンテナおよび第2のフロ
ントエンドICを有する第2の電波信号送受信装置8と
を備えたIDカード6とから構成されている。第1の電
波信号送受信装置3と計時装置4とキー5との間は導線
により接続されている。また、第2のデータ読み取り装
置7と、第2の電波信号送受信装置8との間は導線によ
り接続されている。携帯電話1とIDカード6との間の
データの授受は、電波信号Aおよび電波信号Bを介して
行われる。
【0010】図3は、図1に示す携帯電話用電子機器の
動作を表す流れ図である。データ9は、IDカードに記
憶されているデータ、データ10およびデータ11は第
1のデータ読み取り装置2内に記憶されているデータで
あり、データ10はパスワードの値に等しいデータであ
る。表1はデータ9、データ10およびデータ11の時
間変化を表す表である。データ9とデータ11との和が
データ10に等しい場合にのみ携帯電話1が使用可能で
ある。
【0011】
【表1】
【0012】携帯電話1の電源を投入した時あるいは通
話のためにキー5を押したときに携帯電話1より第1の
電波信号送受信装置3を介して電波信号Aを送信する。
IDカード6は電波信号Aを受信するとIDカード6に
あらかじめ記憶されたデータ9を、電波信号Bを介して
自動的に送信する。例として、ここではデータ9の値を
4桁の数字3000とする。データ読み取り装置2はデ
ータ9を受信する。一方、携帯電話1はIDカード6へ
の電波信号Aを送信すると同時に使用者に対しパスワー
ドの入力を要求する。パスワードは携帯電話のキー5を
用いて入力する。例として、ここではパスワードの値を
4桁の数字5432とする。このパスワードは携帯電話
1の持主しか知らない。入力されたパスワードはデータ
10として第1のデータ読み取り装置2内に記憶され
る。また、第1のデータ読み取り装置2内にはあらかじ
めデータ11が記憶されている。例として、ここではデ
ータ11の値を4桁の数字2432とする。ここで、I
Dカード6より受信したデータ9と、パスワードとして
入力されたデータ10と、第1のデータ読み取り装置2
内にあらかじめ記憶されたデータ11とを比較し、デー
タ9とデータ11との和がデータ10になる場合にのみ
携帯電話1が使用可能である。すなわち、表1に示すよ
うに3000+2432=5432となったときにの
み、携帯電話1が使用可能になる。
【0013】携帯電話1の電源が投入されている状態の
とき、計時装置4は電源が投入されてからの時間を計時
する。計時装置4の計時時間をもとに、表1に示すよう
に一定時間、例えば10分ごとに第1のデータ読み取り
装置2内にてデータ11を書き換え、同時にIDカード
6に電波信号Aを送信し、IDカード6内のデータ9を
書き換える。例として、書き換えられる前のデータ9お
よびデータ11の値をそれぞれ2000、3432、書
き換えられた後のデータ9およびデータ11の値をそれ
ぞれ1500、3932とする。そして一定時間、例え
ば10分ごとにIDカード6に対しデータ9の送信を要
求する。携帯電話1とIDカード6との間でデータのや
りとりが行われ、データ9とデータ11の和がデータ1
0になるときは常に携帯電話1を使用可能にする。すな
わち、上記の例では2000+3432=1500+3
932=5432となる場合にのみ携帯電話1が使用可
能になる。携帯電話1とIDカード6の距離が離れてい
ると、IDカード6からデータ9が送信されることはな
い。ここでデータ9の送信がなければ自動的に電源が切
れ、携帯電話1の使用を不可能にする。再び携帯電話1
を使用したい場合には、IDカード6を携帯電話1に近
づけた後電源をオンし、パスワードを入力することから
始めなければならない。従って、IDカード6と携帯電
話1との間でデータの授受がある限りパスワードの再入
力をする必要はなくなる。
【0014】万一、IDカード6を紛失したり、盗難に
あう等して携帯電話1とIDカード6との間でデータの
授受ができなくなったとき、携帯電話1の使用が不可能
である。また、第三者のIDカードを持ってきて携帯電
話に近づけた後電源を投入し、パスワードを入力して
も、IDカード内のデータ9が、データ9とデータ11
の和がデータ10であるという関係を満たさないので携
帯電話1の使用が不可能である。すなわち第三者による
携帯電話1の使用が不可能である。
【0015】なお、携帯電話1がIDカード6に電波を
送信する時間を、本実施の形態においては10分とした
が、使用者により自由に設定をしてもよく、例えば1分
あるいは1時間としてもよい。
【0016】また、データ11の書き換えを行う時間
を、本実施の形態においては10分としたが、使用者に
より自由に設定をしてもよく、例えば1分あるいは1時
間としてもよい。また、データ11の書き換えを行う時
間とIDカード6に電波を送信する時間とが異なってい
てもよい。
【0017】さらに、上記実施の形態において、次のよ
うな置き換えを行っても同様な効果が得られる。
【0018】データ9、データ10およびデータ11を
関係づけるのに、データ9とデータ11の和がデータ1
0になるという数式を用いる代わりに、一定の数式また
は論理式で関係づけられていればよい。例えば、データ
9とデータ11の積がデータ10になるようにしてもよ
い。また、データ9、データ10およびデータ11を関
係づける一定の数式または論理式は、一定の時間ごとに
変化してもよい。
【0019】携帯電話1とIDカード6との間のデータ
の授受を行うのに、電波の代わりに赤外線または可視光
等の電磁波を用いてもよい。
【0020】第1の電波信号送受信装置3および計時装
置4を第1のデータ読み取り装置2の外部に置き、第1
の電波信号送受信装置3および計時装置4と第1のデー
タ読み取り装置2との間を導線により接続する代わり
に、第1の電波信号送受信装置3および計時装置4のう
ち少なくとも1つが第1のデータ読み取り装置2に内蔵
されていてもよい。また、導線の代わりに光ファイバ等
を用いてもよい。
【0021】第1のデータ読み取り装置2または第2の
データ読み取り装置7において、FRAMを用いる代わ
りに、FRAM以外のデータ記憶装置、例えばフラッシ
ュメモリあるいはハードディスク等を用いてもよい。ま
た、データ記憶装置をデータ読み取り装置2の外部に置
き、データ記憶装置とデータ読み取り装置2との間を導
線あるいは光ファイバ等により接続してもよい。
【0022】図2および図3は本発明の第2の実施の形
態であるパーソナルコンピュータ用電子機器およびその
動作を示す。
【0023】図2に示すように本発明の第2の実施の形
態であるパーソナルコンピュータ用電子機器は、中央演
算処理装置(CPU)およびハードディスクを有する第
1のデータ読み取り装置13と、第1のアンテナおよび
第1のフロントエンドICを有する第1の電波信号送受
信装置3と、水晶発振器を有する計時装置4と、キーボ
ード14と、液晶パネルを有する表示装置15とを備え
たパーソナルコンピュータ12と、MPUおよびFRA
Mを有する第2のデータ読み取り装置7と、第2のアン
テナおよび第2のフロントエンドICを有する第2の電
波信号送受信装置8とを備えたIDカード6とから構成
される。第1の電波信号送受信装置3と、計時装置4
と、キーボード14との間は導線により接続されてい
る。また、第2のデータ読み取り装置7と、第2の電波
信号送受信装置8との間は導線により接続されている。
パーソナルコンピュータ12とIDカード6との間のデ
ータのやりとりは、電波信号Aおよび電波信号Bを介し
て行われる。図3は、図2に示すパーソナルコンピュー
タ用電子機器の動作を表す流れ図である。データ9は、
IDカードに記憶されているデータ、データ10および
データ11は第1のデータ読み取り装置13内に記憶さ
れているデータであり、データ10はパスワードの値に
等しいデータである。表1はデータ9、データ10、デ
ータ11の時間変化を表す表である。データ9とデータ
11の和がデータ10に等しい場合にのみパーソナルコ
ンピュータ12が使用可能である。
【0024】パーソナルコンピュータ12の電源を投入
した時、パーソナルコンピュータ12より第1の電波信
号送受信装置3を介して電波信号Aを送信する。IDカ
ード6は電波信号Aを受信するとIDカード6にあらか
じめ記憶されたデータ9を自動的に電波信号Bを介して
送信する。例として、ここではデータ9の値を4桁の数
字3000とする。第1のデータ読み取り装置13はデ
ータ9を受信する。一方、パーソナルコンピュータ12
はIDカード6への電波信号Aを送信すると同時に使用
者に対しパスワードの入力を要求する。パスワードはパ
ーソナルコンピュータ12のキーボード14を用いて入
力する。例として、ここではパスワードの値を4桁の数
字5432とする。このパスワードはパーソナルコンピ
ュータ12の持主しか知らない。入力されたパスワード
はデータ10として第1のデータ読み取り装置13内に
記憶される。また、第1のデータ読み取り装置13内に
はあらかじめデータ11が記憶されている。例として、
ここではデータ11の値を4桁の数字2432とする。
ここで、IDカード6より受信したデータ9と、パスワ
ードとして入力されたデータ10と、第1のデータ読み
取り装置13内にあらかじめ記憶されたデータ11とを
比較し、データ9とデータ11の和がデータ10になる
場合にのみパーソナルコンピュータ12を使用可能にす
る。すなわち、表1に示すように3000+2432=
5432となったときにのみ、パーソナルコンピュータ
12を使用可能にし、表示装置15にその旨を表示す
る。
【0025】なお、本実施の形態において、パーソナル
コンピュータ12とIDカード6との間のデータの授受
は電波を用いて行うが、電波以外の、赤外線または可視
光等の電磁波を用いても同様の効果が得られる。
【0026】さらに、本実施の形態において、次のよう
な置き換えを行っても同様な効果が得られる。
【0027】第1の電波信号送受信装置3および計時装
置4を第1のデータ読み取り装置13の外部に置き、第
1の電波信号送受信装置3および計時装置4と第1のデ
ータ読み取り装置13との間を導線により接続する代わ
りに、第1の電波信号送受信装置3および計時装置4の
うち少なくとも1つが第1のデータ読み取り装置13に
内蔵されていてもよい。また、導線の代わりに光ファイ
バ等を用いてもよい。
【0028】第2のデータ読み取り装置7において、F
RAMを用いる代わりに、FRAM以外のデータ記憶装
置、例えばフラッシュメモリあるいはハードディスク等
を用いても同様の効果が得られる。また、データ記憶装
置をデータ読み取り装置13の外部に置き、データ記憶
装置とデータ読み取り装置13との間を導線あるいは光
ファイバ等により接続してもよい。
【0029】図2および図4は本発明の第3の実施の形
態であるパーソナルコンピュータ用電子機器およびその
動作を示す。本実施の形態は本発明の第2の実施の形態
に加えてさらにセキュリティを高めた場合である。
【0030】パーソナルコンピュータ用電子機器の構成
は図2に示される。図4は、第3の実施の形態における
パーソナルコンピュータ用電子機器の動作を表す流れ図
である。データ17は、IDカードに記憶されているデ
ータ、データ16およびデータ18は第1のデータ読み
取り装置13内に記憶されているデータであり、データ
16はパスワードの値に等しいデータである。データ1
7とデータ18との和がデータ16に等しい場合にのみ
パーソナルコンピュータ12が使用可能である。
【0031】パーソナルコンピュータ12の電源を投入
した時の動作は第2の実施の形態と同じである。このパ
ーソナルコンピュータ12では一定期間キー入力がなけ
れば一時的にスクリーンセーバーモードになったりして
機能を止め、その後パスワード入力があればもとの状態
に復帰する構成になっている。ここで、キーボード14
を用いてパスワードを入力すると、第1のデータ読み取
り装置13内にパスワードに等しいデータ16およびパ
スワードに関連したデータ18が記憶され、かつパーソ
ナルコンピュータ12より第1の電波信号送受信装置3
を介してIDカード6に電波信号Aを送信する。例とし
て、パスワードを5432とし、データ18の値を35
00とする。IDカード6は前記電波信号Aを受信する
と前記IDカード6にあらかじめ記憶されたデータ17
を自動的に電波信号Bを介して送信する。例として、デ
ータ17の値を1932とする。前記第1のデータ読み
取り装置13は前記データ17を受信し、受信されたデ
ータ17と前記第1のデータ読み取り装置13内に記憶
されたデータ16、データ18とを比較する。データ1
6がデータ17とデータ18との和に等しい場合にのみ
パーソナルコンピュータ12がもとの状態に復帰して使
用可能になる。すなわち、上記の例では1932+35
00=5432となる場合にのみパーソナルコンピュー
タ12がもとの状態に復帰する。
【0032】万一、IDカード6を紛失したり、盗難に
あう等してパーソナルコンピュータ12とIDカード6
との間でデータの授受ができなくなったとき、パーソナ
ルコンピュータ12の使用が不可能である。また、第三
者のIDカードを持ってきてパーソナルコンピュータ1
2に近づけた後パスワードを入力しても、IDカード内
のデータ17が、データ17とデータ18の和がデータ
16であるという関係を満たさないのでパーソナルコン
ピュータ12の使用が不可能である。すなわち第三者に
よるパーソナルコンピュータ12の使用が不可能であ
る。
【0033】なお、本実施の形態において、次のような
置き換えを行っても同様な効果が得られる。
【0034】データ16、データ17およびデータ18
との間の関係について、データ17とデータ18の和が
データ16である代わりに、データ16、データ17お
よびデータ18は一定の数式または論理式で関係づけら
れていればよい。例えば、データ17とデータ18の積
がデータ16になるようにしてもよい。また、データ1
6、データ17およびデータ18を関係づける一定の数
式または論理式は、一定の時間ごとに変化してもよい。
【0035】パーソナルコンピュータ12とIDカード
6との間のデータの授受を行うのに、電波を用いる代わ
りに、赤外線または可視光等の電磁波を用いてもよい。
【0036】第1の電波信号送受信装置3および計時装
置4を第1のデータ読み取り装置13の外部に置き、第
1の電波信号送受信装置3および計時装置4と第1のデ
ータ読み取り装置13との間を導線により接続する代わ
りに、第1の電波信号送受信装置3および計時装置4の
うち少なくとも1つが第1のデータ読み取り装置13に
内蔵されていてもよい。また、導線の代わりに光ファイ
バ等を用いてもよい。
【0037】第2のデータ読み取り装置7において、F
RAMを用いる代わりに、FRAM以外のデータ記憶装
置、例えばフラッシュメモリあるいはハードディスク等
を用いてもよい。また、データ記憶装置をデータ読み取
り装置13の外部に置き、データ記憶装置とデータ読み
取り装置13との間を導線あるいは光ファイバ等により
接続してもよい。
【0038】なお、本実施の形態においてパーソナルコ
ンピュータを例にとり説明したが、本発明はパーソナル
コンピュータばかりでなくPDA等のデータ端末、ある
いは他の電子機器においても有効である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IDカードがなければ、たとえ入力したパスワードが正
しくても携帯電話あるいはパーソナルコンピュータ等は
動作しない。従ってパスワードを入力するときにパスワ
ードを盗用されても、携帯電話あるいはパーソナルコン
ピュータ等の第三者の使用から防護できる。
【0040】また、IDカードを第三者により盗難され
てもパスワードが盗まれない限り携帯電話やパーソナル
コンピュータ等の第三者による使用が不可能であり、内
部データの盗用あるいは破壊を防止することができる。
【0041】従って、パスワードあるいはIDカードの
どちらか一方に頼るよりも安全性が高い。
【0042】また、携帯電話あるいはパーソナルコンピ
ュータ等が一旦動作した後は、パスワード入力なしにI
Dカードからの返信データのみに基づいて動作の維持を
図ることにより、使用者が何回もパスワードを再入力す
るという負担を軽減することができる。
【0043】さらに、携帯電話あるいはパーソナルコン
ピュータ等がIDカードとのデータの授受は電波により
非接触で行われるので、携帯電話あるいはパーソナルコ
ンピュータ等がIDカードとのデータのやりとりをして
いることを秘匿しておけば、第三者にはパスワードの入
力だけで携帯電話あるいはパーソナルコンピュータ等が
動作するように見えるので、パスワード入力時を第三者
に見られパスワードが盗用されることを心配する必要が
なくなる。
【0044】IDカードとパスワードの2つの手段によ
り動作の可否を判断するので、一つのパーソナルコンピ
ュータを複数人が使用することも可能である。この場合
には、ユーザー名またはログイン名はIDカードからの
データを元に自動入力するようにすれば、使用者はパス
ワードのみを入力すれば使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態の携帯電話用電子
機器の概略図
【図2】本発明の、第2および第3の実施の形態のパー
ソナルコンピュータ用電子機器の概略図
【図3】本発明の、第1および第2の実施の形態におけ
る電子機器の動作を表す流れ図
【図4】本発明の、第3の実施の形態における電子機器
の動作を表す流れ図
【符号の説明】
1 携帯電話 2 第1のデータ読み取り装置 3 第1の電波信号送受信装置 4 計時装置 5 キー 6 IDカード 7 第2のデータ読み取り装置 8 第2の電波信号送受信装置 9 IDカードより受信されたデータ 10 パスワードとして入力されたデータ 11 第1のデータ読み取り装置内にあらかじめ記憶さ
れたデータ 12 パーソナルコンピュータ 13 第1のデータ読み取り装置 14 キーボード 15 表示装置 16 パスワードに等しいデータ 17 IDカードより受信されたデータ 18 パスワードに関連したデータ A 電波信号 B 電波信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間ごとあるいは操作ごとに電磁波
    信号を送受信し、データの授受を行い、かつ前記データ
    を記憶する手段を有する第1のデータ読み取り装置を含
    み、かつデータ入力装置を備えた電子情報機器と、前記
    電磁波信号を送受信し、前記データの授受を行い、かつ
    前記データを記憶する手段を有する第2のデータ読み取
    り装置を含むIDカードとを有することを特徴とする電
    子機器。
  2. 【請求項2】 データ入力時に前記IDカードから前記
    第1のデータ読み取り装置に読み出されたデータと、前
    記第1のデータ読み取り装置内にあらかじめ記憶された
    データと、前記データ入力装置により入力されたデータ
    とを比較することにより、前記電子機器の動作を制御す
    ることを特徴とする電子機器の制御方法。
JP9204121A 1997-07-30 1997-07-30 電子機器およびその制御方法 Pending JPH1155246A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4751209A (en) * 1985-10-11 1988-06-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dielectric ceramic compositions
US7183344B2 (en) 2001-12-17 2007-02-27 Kuraray Co., Ltd. Polyvinyl alcohol film and polarizing film

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