JPH11514738A - ガスライタ - Google Patents

ガスライタ

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JPH11514738A
JPH11514738A JP10508643A JP50864398A JPH11514738A JP H11514738 A JPH11514738 A JP H11514738A JP 10508643 A JP10508643 A JP 10508643A JP 50864398 A JP50864398 A JP 50864398A JP H11514738 A JPH11514738 A JP H11514738A
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ロジェレ チェリー
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ライタ(1)は、液化石油ガスを収容するための貯蔵容器と、貯蔵容器に取り付けられ、かつ貯蔵容器からガスを放出できるようにする弁(3)と、弁開放機構(4、5)と、並びに火花回転輪に同軸で取り付けられた少なくとも1つの親指回転輪(10)によって回転操作される火花回転輪(7)と協動する火打石(6)を有する点火システムとを備えている。前記ライタは、各親指回転輪(10)が、火花回転輪(7)から独立しているとともに、その軸周りで火花回転輪とは無関係に枢支可能であり、回転摩擦係合手段が、設定値よりも大きな値の半径方向成分を有する力が親指回転輪に加えられる場合に、少なくとも1つの親指回転輪(10)と火花回転輪との間に設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ガスライタ 本発明は、安全点火システムを有するガスライタ、特に「子供に安全な」ガス ライタに関する。すなわちこれは、5歳未満の子供では点火のできないガスライ タである。 ガスライタは、一般的に、液化石油ガスを収容するための貯蔵容器と、貯蔵容 器に取り付けられ貯蔵容器からガスを放出する弁と、レバーによって操作される ガス放出用開閉システムと、ガス放出調整システムと、点火システムとを包含し ている。公知の方法において、点火システムは、火花回転輪と協動する火打石を 包含しており、またガスライタの頂部でキャップによって保護されていることが 多い。火花回転輪は、これに取り付けられた2つの親指回転輪の間の軸上に配置 されている。火花回転輪は円筒形であり、親指回転輪の各々は、火花回転輪の直 径よりもわずかに大きい直径を有する円盤を有している。親指回転輪のリムは平 坦ではない;すなわち、リムを粗面にする歯を包含している。したがって、指す なわち親指が火花回転輪上で滑らないので、使用者は、指すなわち親指で火花回 転輪を容易に操作することができる。 使用者が指で親指回転輪を操作することで、火打石と接触している火花回転輪 が回されると、噴霧状火花が生成され、ガス開放レバーに対する同じ指の動作が これに続き、所望量のガスを放出する。噴霧状火花はガスに点火させて、キャッ プ上方で形成される炎を生成する。ガスに点火するためには、噴霧状火花には一 定の量及び密度が必要となる。火花回転輪の動きが過度に緩慢だったり中断した ような場合、十分な火花が生成されないので、ガスに点火されず、炎は形成され ない。 そのようなシステムは、炎を生成しかつ保持するため使用者の側に積極的な動 作を要求するとともに、炎を生成するため無関係な2つの動きを相前後して要求 する;すなわち、火花回転輪の回転及びガス開放レバーの操作である。 しかしながら、5歳未満の子供がそのようなライタで炎を生成できないように ライタの操作を難しくすることが望ましい。 炎を生成する際に難しい操作が要求されるライタはすでに存在しており、幾つ かの特許又は特許出願には、そのようなライタが述べられている。例えば、米国 特許第5125829号、米国特許第5002482号あるいは国際特許出願W O 93/17282、WO95/04247がある。 これらの刊行物に記載されたライタは、従来のライタに比べて、ガス開放レバ ーの運動をロックするか又は火花回転輪の親指回転輪への到達を一層困難にする 追加装置を包含している。 この方法によれば、これらのライタの構成は複雑となり、製造コストの上昇に つながる。さらに、これらのライタの使い方は面倒で、特定の使用方法を要求す るものもある。そのようなライタの操作は大人でさえ難しいことがあり、前もっ て取扱説明書が必要となる。また安全装置が故障して、通常のライタのように動 作する可能性があり、子供にとって危険である。 米国特許第5096414号は、火花回転輪に固定された親指回転輪を含んで いないライタに関するものであるが、2つの平らな円盤は、火花回転輪の直径よ りも大きな直径を有しており、火花回転輪の軸に相当する軸の周りで回転するよ う自由に取り付けられている。この例において火花回転輪の操作は、2つの自由 円盤間の変形後に使用者の指の腹によって直接に達成される。しかしながら指の 腹は、火打石に対し火花回転輪を動かすための火花回転輪への十分な把持力を加 えることができず、十分な噴霧状火花を生成しないため、このライタは、大人で さえ点火することが難しい。指の腹は、人により大変異なるので、一部の使用者 が操作できても、実際に他の多くの使用者は操作できない。 米国特許第5104313号は、親指回転輪と火花回転輪との間に配置された ばねの作用に逆らって使用者が親指回転輪を横向きに押圧する場合に親指回転輪 が機械的に火花回転輪に連結されるライタに関するものである。このライタの欠 点は、ばね力が連結を解除したままにできる限りにおいては機械的連結が解除さ れるということである。小さなサイズのばね及び小さなサイズのエラストマ円環 継手そしてそれが炎の熱に近接していることによって、ライタの寿命にわたって 子供に安全な状態でばねがライタを確実に保持することは非常に難しくなる。し たがってばね部品が故障し、それによって火花回転輪と親指回転輪との機械的連 結の対応係合部品が、子供によって容易にライタに点火できるようになるのはあ り得ることである。さらにライタに対する横向きの力が必要である。これは、大 人にとっても通常のライタ操作からの逸脱であり、ライタを最初に使用する場合 に事前の取扱説明を必要とする。 したがって、本発明の目的は、火花回転輪に対する火打石の摩擦抵抗を制御し 打ち勝って、使用者の指の腹に依存せず点火することのできるライタを提供する ことにある。 本発明の他の目的は、大人ならば容易に操作できるが、子供、特に5歳未満の 子供が使用するのは非常に難しく、製造コストの低いライタを提供することにあ る。 本発明のさらに他の目的は、故障することがなく、使用者による分離ロック手 段を起動させるという予備動作を必要とすることなく、操作が安定している確実 な安全システムを提供することである。 本発明のさらに他の目的は、使用者がライタを操作するのに事前の説明又は練 習を必要とせず、点火動作と同時にロック作用が解除される、従来のライタ機能 とできる限り同様のライタ機能を有することにある。 そのために、本発明のライタは、液化石油ガスを収容するための貯蔵容器と、 貯蔵容器に取り付けられかつ貯蔵容器からガスを放出する弁と、該弁を開くため の機構と、火花回転輪に同軸的に取り付けられた少なくとも1つの親指回転輪に よって回転操作自在の火花回転輪と協動する火打石を有する点火システムとを包 含しており、各親指回転輪が、火花回転輪から独立し、それ自体の軸周りで火花 回転輪とは無関係に枢支可能であることと、予め設定された値よりも大きな半径 方向の力が親指回転輪に加えられる場合に、親指回転輪が火花回転輪又はその回 転軸に係合できるようにする少なくとも1つの親指回転輪と、火花回転輪及び/ 又はその回転軸との間に設けられていること、とを特徴としている。 火花回転輪は、型押しされた火花回転輪又はコイル成形火花回転輪のような公 知の方法に従って形成される。この火花回転輪は、公知の方法でライタ本体の「 耳部」に配置された軸端部の周りに回転することができる。 2つの親指回転輪は、火花回転輪の両側に1つずつ対称的に配置することがで きる。各親指回転輪は、その外側に刻まれた歯溝と、火花回転輪の軸に相当する 軸の周りで自由に回転できるような中央穴とを備えた回転輪形状を有している。 本発明の第1の観点によれば、摩擦係合手段は、火花回転輪の方に向き、火花 回転輪の周辺部または火花回転輪の固定フランジに対向する親指回転輪の面の側 に配置されている。 不十分な半径方向への力で親指回転輪に回転力が加えられると、親指回転輪の 摩擦係合手段は、火花回転輪を摩擦的に把持せず、したがって火花回転輪に対し て摺動するに過ぎず、固定したままの火花回転輪とは無関係に親指回転輪を回転 させる。火花回転輪は、ゆっくりと又はわずかな量だけ又は断続的に、あるいは これらの組み合わせで動いてもよいが、このような動作は、十分な密度の噴霧状 火花を形成するには不十分なので、ガスには点火されず炎は生じない。これとは 反対に、十分に高い半径方向への力が親指回転輪に加えられる場合には、火花回 転輪は、摩擦係合手段によって親指回転輪と瞬間的に固定され、それによって火 花回転輪の回転動作が可能となり、したがってガス放出弁の操作レバーの揺動が この回転運動に直ちに続くならば点火は可能となる。 親指回転輪によって火花回転輪の回転を可能にする摩擦力は、火打石と火花回 転輪との間に存在する摩擦力よりも大きいものでなくてはならない。 火花回転輪と少なくとも1つの親指回転輪との間の摩擦係合手段は、第1実施 例によれば、火花回転輪との一体フランジ(14)を超えて延在する火花回転輪 (7)側に、親指回転輪(10)から軸方向に沿って延在する少なくとも1つの タング(16)を有していてもよい。数個のタングは、火花回転輪もしくはその 一体フランジの直径よりもわずかに大きい直径の円周上に配置されていてもよい 。 タングの形及び配置によって、操作が多少なりとも難しくなる点火システムが 可能となる。 火花回転輪と少なくとも1つの親指回転輪との間の摩擦係合手段は、第2実施 例によれば、火花回転輪の側に対面する親指回転輪の面に一体リムを有し、この リムが、火花回転輪もしくはその一体フランジの直径よりもわずかに大きい内径 を有し、少なくとも部分的にこの火花回転輪もしくはそのフランジに重なってい てもよい。 この点火システムの機能は、前述の例における機能と全く同じである。 本発明の第2の観点によれば、火花回転輪と少なくとも1つの親指回転輪との 間の摩擦係合手段は、ライタ本体の「耳部」の方に向かって、火花回転輪の回転 軸の一体フランジの周囲に対向して親指回転輪の側面に配置されている。 第1実施例によれば、摩擦係合手段は、親指回転輪の火花回転輪に対向する側 から一体フランジの外周を超えて軸方向に沿って延在する少なくとも1つのタン グを有し、別のタングは、フランジの直径よりもわずかに大きい直径を有する円 周上に配置されていてもよい。 第2実施例による摩擦係合手段は、ライタ本体の「耳部」の方に向かって、親 指回転輪の面と一体のリムを有しており、このリムは、フランジの直径よりもわ ずかに大きい内径を有し、しかも部分的にこのフランジに重なっていてもよい。 本発明の第3実施例によれば、火花回転輪と少なくとも1つの親指回転輪との 間の摩擦係合手段は、火花回転輪の回転軸上に並びにこの軸上に親指回転輪を係 合する穴によって形成された親指回転輪の内側環状面に配置されている。 本発明の簡単な特性によれば、少なくとも1つの親指回転輪は、火花回転輪に 回転自在に連結されるとともに、その回転軸に対して間隙を設けて取り付けられ る。 本発明の第4実施例によれば、摩擦係合手段は、親指回転輪が係合されるとと もに親指回転輪が半径方向に配置され得る座を有し、親指回転輪の壁及び/又は 座を規定する壁が形成されるが、これらの壁は、親指回転輪の回転操作が火花回 転輪の回転操作を引き起こすには親指回転輪と火花回転輪との間の摩擦が不十分 である、火花回転輪の上部での親指回転輪の上部の外径方向位置と、親指回転輪 の回転操作が火花回転輪の回転操作を引き起こすための摩擦が十分である、火花 回転輪の上部での親指回転輪の上部の内径方向位置との間に、親指回転輪の配置 が可能となるよう形成される。この場合の親指回転輪及び火花回転輪の上部はそ れぞれ、時にはライタの最上部になり使用者が操作する周辺部品でもある。 こうして、特に5歳未満の幼児による親指回転輪に不十分な半径方向への力が 加えられる限りにおいては、親指回転輪は単に火花回転輪上を摺動する。一方で 、例えば、大人によって十分な半径方向への力が加えられる場合には、結合回転 が親指回転輪と火花回転輪との間で行われ、それによってライタの点火が可能に なる。 座に係合する親指回転輪の壁は、親指回転輪の外径方向側に向かって増大する 厚みを有していてもよい。また座自体は、接触面の完全な緊密くさび係合を得る ような方法で、親指回転輪の厚み増大に対応するように、幅が親指回転輪と同じ 側に向かって増大するような横断面を有していてもよい。座の横断面は「V」形 を有し、座に係合する親指回転輪の壁が同じ角度で対応する面を有しているのが 好ましい。 親指回転輪は、代替的に又は付加的に、火花回転輪又は火花回転輪とともに回 転する一体フランジ側に延在する円周壁を有していてもよい。親指回転輪のこの 円周壁は、その半径方向内面が、親指回転輪の前記外径方向位置で火花回転輪又 はフランジの周壁から離間して配置されるが、しかし円周壁は、親指回転輪の内 側半径位置で火花回転輪又はフランジのこの周囲壁に対して接触するような内径 を有している。 この接触によって、火花回転輪の回転操作に必要な摩擦のすべて又は一部の摩 擦を生じる。摩擦の他の部分は、上述のように座のところで生じる。 親指回転輪は、同様に火花回転輪に対向する側に延在する円周壁を有していて もよく、その内径面は、親指回転輪の前記内径方向位置で火花回転輪の回転軸上 の一体フランジに接触する。 座に係合した親指回転輪の少なくとも1つの壁及び/又は座を規定する少なく とも1つの壁、並びに必要ならば親指回転輪の前記円周壁の及び/又は回転軸上 に配置された対応するフランジの内径方向面は、摩擦係合面を有している。これ らの摩擦係合面は、全体として、すなわち幼児にとっては点火が非常に困難であ るが大人にとっては達成できる点火システムの所望効果を得るために所望の摩擦 係合力を与える。 摩擦係合面は、例えば親指回転輪並びに火花回転輪及び/又はその回転軸の係 合部分に使用される材料の選択によって与えられてもよく、その組み合わせには 次のような材料が用いられる;すなわち、ステンレス鋼、マザック(Mazak )として知られる亜鉛/アルミニウム合金、ベリック(Beric)として知ら れるベリリウム/アルミニウム合金、アルミニウム又は黄銅である。火花回転輪 及び/又はその回転軸並びに親指回転輪は、異なる材料からなっているのが好適 である。火花回転輪部分が型押しされた火花回転輪である場合には、火花回転輪 それ自体の摩擦係合面は、好ましくは適切に焼入れされた鋼の火花回転輪材料か らなっている。 すべての摩擦係合面は、例えばニッケル、亜鉛、クロム又はPTFEを用いた 表面処理を施してもよい。あるいは摩擦による把持を得るため、表面を粗面にす るような機械的処理を摩擦係合面に施してもよい。またこれらの面の少なくとも 1つの面に、エラストマのような高い摩擦係数を有する材料を被覆してもよい。 さらに、摩擦係合面にこれらの異なる種類の組み合わせを同じライタにおいて用 いてもよい。 こうして摩擦係合面は、親指回転輪の移動の途中又は終わりにこれらの壁間で の必要な摩擦を与える。 上述の座は、火花回転輪又はこの火花回転輪の回転を可能にする火花回転輪に 固定された回転軸に設けてもよい。親指回転輪は、その穴を規定するその中央部 のところに、ある程度の柔軟性を有し壁部分を規定する半径方向へのスロットを 有していてもよい。これらの壁部分は、火花回転輪もしくは回転軸に親指回転輪 の係合力が加えられると変形し、親指回転輪が座に対向して配置される場合に座 にはまり込む。 座は、同様に火花回転輪と合わせて、回転軸と一体的に回転するように回転軸 に配置されたカラー又はフランジによって規定されてもよく、このアセンブリは 、火花回転輪に対して親指回転輪を配置し次に火花回転輪と回転軸を組み立てる ことによって形成される。 したがって、火花回転輪/回転軸/親指回転輪のアセンブリは、特に容易かつ 迅速に組み立てられる。 この例において好適には、火花回転輪が両側にそれぞれ親指回転輪を配し、前 記火花回転輪の回転軸が2つの素子によって形成されている。これらの素子は、 互いにそれらと火花回転輪との間に親指回転輪を挟み込んでいるか又は火花回転 輪に固定可能である。 本発明の他の観点によれば、リングが、親指回転輪と火花回転輪との係合面間 の座に配置されている。これは、2つの面の摩擦係合を制御する追加手段を提供 する。リングは、ゴム又は適切なゴム引きプラスチックからなっていてもよい。 このリングの断面は、矩形又は円形であってもよい。またこのリングは、座の側 壁と親指回転輪の下部との間で座の側方に伸長するように変形可能である。 次に、添付図面を参照し、本発明のライタをこの実施例に限定されない形でさ らに詳細に説明する。 図1は、ライタの斜視図である; 図2は、図1の線II−IIに沿った、このライタの上部の拡大横断面図である; 図3は、図2の線III−IIIに沿った横断面図である; 図4〜図7は、ライタの4つの実施例を表す、図2に類似の図である; 図8は、ライタの回転アセンブリを形成するための回転軸となる素子と2つの 親指回転輪とを示す、ライタ上部の火花回転輪の他の実施例の拡大横断面図であ る; 図9〜図12は、本発明の他の実施例の、図8に類似の図である; 図13〜図21は、本発明の他の実施例による、火花回転輪の一方の端部、上 述の回転軸を形成する素子、及び親指回転輪を示す縦断面簡略図である。 簡単にするために、本発明の1実施例に対して1ないし複数の図を参照して説 明した各素子は、他の図に示された他の実施例に認められる対応する素子と同じ 参照符号によって表される。 図1〜図3に示したライタは、液化石油ガスを収容するための貯蔵容器をなす 本体を有している。貯蔵容器の上部には、通常は閉じて保持され、レバー4によ って開位置へと作動自在である弁3が設けられている。このレバー4は、通常は ばね5の作用によって弁の閉位置で保持されている。ライタの点火システムは、 火花回転輪7によるこすり動作で火花を容易に生じる火打石を有している。火花 回転輪は、2つの親指回転輪10を用いて回転自在に操作されるようになってい る。 火花回転輪7の両側には、回転軸8に取り付けるための中央孔12を有する円 盤からなる2つの親指回転輪10が設けられている。このアセンブリは、回転軸 8に対して各親指回転輪の半径方向への運動ができるようになっている。各親指 回転輪は、火花回転輪から独立しているとともにリング13を備え、リング13 は、その側方で火花回転輪7に対向している。このリングは、火花回転輪7の直 径よりもわずかに大きい内径を有し、部分的に火花回転輪7に重なっている。こ のリングは、所望の摩擦係数を有する材料から、又は表面へのコーティングもし くは機械的手段による表面加工仕上げのいずれかによって形成された所望の摩擦 係数をもつ内側係合面を有している。 回転軸8と親指回転輪10との間の間隙は、リング13と火花回転輪7の対向 面との間に許容された間隙よりも大きい。 半径方向への力を殆ど含まない回転力が親指回転輪10に加えられると、リン グ13の係合面は、火花回転輪7の刻み目に沿って摺動する。これによって、親 指回転輪は火花回転輪とは無関係に回転することができる。火花回転輪それ自体 は、固定されたままか、あるいは必要な火花密度を生じるほどには十分に又は急 速に動かない。これとは反対に、親指回転輪の回転運動に加えて十分高い半径方 向への力がともなうと、リング13は、火花回転輪の表面、すなわち火花回転輪 の側方フランジの表面と緊く接触する。こうしてこの力は、親指回転輪と火花回 転輪とを連結する回転力となり、その結果、火花回転輪の回転動作を引き起こし 、次にその火打石に対する摩擦動作によって最終的に必要な噴霧状火花を生じる 。 図4〜図7は、このライタの変形例を示している。 図4に示した実施例において、火花回転輪は、この両側に配置した2つの円形 フランジ14に固定されている。これら2つのフランジは、それぞれ所望の摩擦 係数をもつ親指回転輪との外側係合面を有している。火花回転輪に対面する側に は各親指回転輪10が設けられ、この親指回転輪10には、回転軸8に対して等 角度位置に一定数のタング16(舌片)が回転軸8に平行に延在している。これ らのタング16は、フランジ14の周囲外側に配置され、フランジの直径よりも わずかに大きい直径を有する円に沿って設けられている。タングは、フランジ1 4との対向面に所望の摩擦係数を有する内側摩擦係合面を有している。 回転軸8と親指回転輪10との間の間隙は、タングとフランジ14の側面との 間の間隙よりも大きい。実際、親指回転輪に加えられる半径方向への力が小さけ れば、親指回転輪は火花回転輪と独立して回転する。すなわちそのような場合に 、タング16はフランジ14の摩擦係合面上で摺動するが、少なくとも十分な程 度にフランジを動作させることはない。これとは反対に親指回転輪10の回転操 作が十分な半径方向への力で行われると、これによってタング16はフランジ1 4と係合し、引き続き火花回転輪7が十分な程度で回転され十分な噴霧状火花を 生じてガスに点火する。 図5に示した実施例において、各親指回転輪10は、本体2の「耳部」と対面 する親指回転輪面に、回転軸8周りに同心円上に配置されたタング16を有して いる。これによって回転軸8は、これらのタング16と接する一体フランジを有 している。 異なる例のタング16の内面は、フランジ20の直径よりもわずかに大きい直 径を有する円を形成しているとともに、これらのタングは、フランジ20の周囲 外側に親指回転輪10から軸方向に延在している。 図示例において、タング16の内面は機械的に粗面加工されており、フランジ 20は、その周囲面でタング16と摩擦係合できるように機械的に粗面加工され ている。 タング16は、前述したようなリング13によって置き換えることができる。 図6に示した実施例において、軸は、機械的処理され各親指回転輪10の下に 粗面が形成されている。また、親指回転輪10の穴12の内周壁に粗面を設けて もよい。親指回転輪10への半径方向の圧力は、親指回転輪10と回転軸8との 摩擦係合を引き起こす。 図7に示した実施例は、図6に示した実施例と非常に似ているが、次の点で異 なる;すなわち、回転軸は、機械的処理による粗面を有しているのではなく、そ の軸面上に固定されたエラストマスリーブ21を有している。親指回転輪10の 壁は、滑らかな、つまりスリーブ21に摩擦係合する材料又はコーティングによ り穴12が規制され、この穴によって回転軸8が規定される。 図8に示した実施例での火花回転輪は中空であり、枢支可能な軸は、2つの回 転軸8によって形成されている。 各回転軸8は、次のような同心円筒状の複数の部品から構成されている:火花 回転輪7の空胴31の直径よりもわずかに大きい直径を有し、したがって火花回 転輪の空胴に緊く嵌め込まれた部品8a、火花回転輪7の空胴31の直径よりも わずかに大きい直径を有する中間部品8b、フランジを形成する部品8bの直径 よりも大きい直径を有する部品8c、及び火花回転輪7及び親指回転輪10を支 持するために、ライタ本体の上部の2つの平行な耳部の対応する箇所に設けた穴 に係合するようになっているスピンドルを形成する部品8dから構成される。 各親指回転輪10は、前記部品8bの直径よりも大きく部品8cの直径よりは 小さい直径の中央穴を有している。 親指回転輪10の内径領域10aは、部品8bの厚さよりわずかに薄い厚さを 有し、円錐面10cを経て外径領域10bに続いている。 図8に示したように、2つの親指回転輪10は、回転軸8と火花回転輪7との 間にこれらの親指回転輪を挟み込むことによって火花回転輪7に組み立てられる ようになっている。回転軸8は、その部品8aが火花回転輪7の空胴31に緊く 嵌め込まれて又は接着のような他の固定手段によって火花回転輪に固定され、火 花回転輪7と回転軸8の規定部品8cとの間に親指回転輪を押しつけるとともに 、部品8bの外面と親指回転輪の内径領域10aの内面との間に座32の間隙を 形成している。 上述したように領域10a並びに部品8b及び8cの親指回転輪10の中央穴 の寸法のおかげで、親指回転輪10は、図8に示すように、火花回転輪7の上部 に対する親指回転輪10の上部の外径方向位置と、親指回転輪10が親指によっ て圧力を受けるそれぞれの内径方向位置との間で、火花回転輪7及び回転軸8に 対して半径方向に移動可能である。 各親指回転輪10の領域10aの内径が、部品8bを超えて延在する部品8c の外径よりも小さいことは明らかである。親指回転輪10の円錐面10cの位置 と同様にこれらの直径は、半径方向への力が親指回転輪10に加えられる場合に 、円錐面10cが部品8cに当たってから親指回転輪部分10aの内側係合面が 部品8bの外側係合面に接触するようになっていてもよく、その結果、火花回転 輪の側面に対して親指回転輪10の軸方向への力が必然的に得られる。したがっ て追加摩擦係合面が、親指回転輪と火花回転輪の間で火花回転輪の側面7aと親 指回転輪の対向する内側面10fとに形成される。これらの面を形成する対応部 分の材料は、親指回転輪と火花回転輪との摩擦係合を制御する所望の摩擦係数が 得られるように選択される。 前記外径方向位置では、親指回転輪10と火花回転輪7との間の摩擦が、親指 回転輪の回転操作にとって不十分であるので、必要な火花回転輪の回転動作を引 き起こすには至らない。したがって、親指回転輪に加えられる半径方向への力が 不十分な場合には、親指回転輪が、少なくとも部分的に火花回転輪及び回転軸8 と十分に係合することなく摺動し、ライタの点火は不可能である。 回転軸8を形成する材料、特にプラスチック材料、又はマザック(Mazak )、アルミニウム、鋼、ベリック(beric)もしくは黄銅は、部品8cに一 定の弾性変形能を付与する一定の弾性を有している。これは、およそ45°とい う円錐面10cの適切な傾斜と結びついて、親指回転輪に加わる圧力が中断され ると前記材料の弾性によって外径方向位置に親指回転輪10を復帰させる。部品 8cの外径面を円錐面10cと協動するように円錐状に形成するとともに、それ らの間に追加摩擦係合面を設けるようにしてもよいであろう。 さらに、親指回転輪の円周壁10dが軸方向に延在している。これらの壁は、 親指にとって不可欠な接触面を提供する。 各親指回転輪の壁10dは、親指回転輪10の前記外径方向位置において火花 回転輪7の外側周面から離間配置された内径係合面を有していてもよい。この係 合面は、火花回転輪7の外側周面に、又は同じ親指回転輪の前記内径方向位置に おいて側方フランジに接触する。この接触によって、火花回転輪の回転動作を可 能とする前記摩擦の全体又は一部分が生じる。またこれらの面の材料は所望の摩 擦係数を有している。そしてすべての係合面における全摩擦効果が、親指回転輪 に予め定められた半径方向への力が火花回転輪に摩擦係合するように設計される 。 図9に示した実施例において、各回転軸8は、カラーを形成するカラー8eを 有している。火花回転輪7に対向するカラーの面は円錐状であり、火花回転輪の 外側に向かって傾斜している。 この円錐面及び火花回転輪7の側面7aによって設けられた間隙の座32の断 面は、回転の軸線に向かって漸進的に幅が減少する。 親指回転輪10の領域10aは、親指回転輪がその内径方向位置への移動時に 漸進的に座32に係合するようにしてカラー8eの円錐面の傾斜に対応する傾斜 面を備えた円錐面10eを有している。 親指回転輪10の接触面、側面7a及びカラー8eは、この位置で、親指回転 輪10と火花回転輪7との回転係合を得るために、相互に摩擦把持されるように 所望の摩擦係数を有する材料、コーティング又は表面仕上げから成っている。 さらに、親指回転輪10の円周壁10dは、回転軸8を隠すために図8に示し たのとは反対方向に向けられている。 図9に示した実施例の重要な特徴は、カラー8eの面と側面7aによって形成 された鋭角であって、これによってくさび状部分すなわち座32が規定される。 これらの面は、それぞれ親指回転輪の10eの対応する面と係合する。 ここで見いだされたのは、これら2つの係合面間での摩擦係合の制御が、この 接触角度によって一層良好に達成できることである。この角度は、所望の摩擦特 性を与えるように選択可能である。なぜならば、正確な角度は、ライタを操作す るのに必要な力に重要な影響を及ぼす摩擦係合面の表面積を左右するからである 。接触面積が大きいほど摩擦も大きくなり、火花回転輪を操作するための親指回 転輪への必要な力が小さくてすむ。 図10に示した実施例は、図9に示した実施例と類似したものであるが、フラ ンジ35が回転軸8に設けてある点で異なっている。このフランジは、好適には 、例えばMazakからなる成形素子のような又はアルミニウムを型押しした又 は鋼から切削したような回転軸8の一体部品として形成され、接着又は他の適切 な手段によって固定される。フランジ35を用いることによって、親指回転輪の 外面とフランジ35の内面との間でさらに別の一対の摩擦係合面を形成すること ができる。 この実施例は、これまでの実施例に比較して、親指回転輪の側方への間隙を変 えることなく角度を変えることができるという利点がある。 図11に示した実施例においては、火花回転輪の側面が円錐状であり、回転軸 8がカラー8eを有し、親指回転輪10は、2つの相補円錐面をなす領域10a を有している。ここで火花回転輪7の側面7a側端は傾斜しており、その面に半 径方向への力が直接加えられるようになっている。同様に接触面は、摩擦特性の ために特に選択された材料、すなわち、好適には粗面にされた材料からなってい る。 図12に示した実施例は、図11に示した実施例に類似しているが、フランジ 35が図10で説明したように配置されている点で異なっている。 図13に示した実施例では、回転軸8が円錐カラー8fとフランジ35を受容 する延在スピンドル8dとを有しており、カラー8fとフランジ35により前記 座32が規定されている。 図14に示した実施例では、火花回転輪の側端が円錐状をなし、回転軸8が、 火花回転輪側端の円錐面とともに座32を規定するカラー8gを有している。 図15は、図9に示した実施例と似た実施例を示しているが、次の点で異なっ ている;すなわち、2つの回転軸8は、火花回転輪7の枢着軸を有しておらず、 それ自体が回転軸をなすロッド36上に配置されているに過ぎない。ロッド36 は、回転軸8に固定されている。 図16は、図13に示した実施例と類似の実施例を示しているが、円周壁10 dは、フランジ35を覆うように火花回転輪の反対側に延在しているとともに、 回転軸8は、押し込みのような適切な手段又は接着によって一緒に固定される2 つの部品を有している。 図13〜図16に示した異なる実施例において、円周壁10dは、図8で前述 したように、火花回転輪7もしくはフランジ35の直接操作を可能とする。 図17は、図11に示した実施例と類似の実施例を示しているが、次の点で異 なる;すなわち、火花回転輪7の側面が円錐状ではないことと、回転軸8が、座 32を規定するように逆方向の傾斜を備えた2つの円錐面をもつカラー8iを有 している。 図18及び図19は、一体構造の座32を設けた火花回転輪7を示している。 親指回転輪10は、親指回転輪が座32にはまり込んでライタの通常の使用中に 外れることのないように適切な機械的圧入手段を用いて、製造時に座32へ嵌合 される。親指回転輪は、好適には、火花回転輪に機械的に圧入するために必要な 柔軟性を与える半径方向へのスロットを有している。 親指回転輪10と火花回転輪7とのそれぞれの摩擦係合面は、座32を規定す る底部によって並びに親指回転輪の最も奥の部分の対応する内径によって設けら れている。これらの面は、所望の擦係合特性を得るために所望の摩擦係数を備え た材料又はコーティング又は表面仕上げを有する。 図20及び図21において、親指回転輪と火花回転輪との係合面間で座32に リング41、42が配置された他の実施例が示されている。これは、2つの面の 摩擦係合を制御するための他の手段を提供するものである。リング41、42を 、ゴム又は適切なゴム引きプラスチックで構成することができる。リングは、図 20に示すように断面矩形、又は図21に示すように断面円形、又は他の適切な 形であってもよい。このリングは、座32の底壁と親指回転輪10の底部との間 で座32の側方に変形して伸長することができる。 こうしてゴムは、親指回転輪と火花回転輪との間で摩擦係合面を形成し、所望 の摩擦力を決定することができる。ゴムは、半径方向への力が加えられると変形 し、親指回転輪と火花回転輪との間の接触表面積を増す。これは、使用者によっ て加えられる半径方向への力の増加に伴って、弾性摩擦係合面の面積を増加させ 、使用者の小さな力で必要な摩擦係合が得られる効果がある。 上記したように、本発明は、簡単な構造を有する安全点火システムを備えたラ イタを提供することによって、現在の技術を大幅に改善するものである;すなわ ち、本発明は、簡単な通常の動作でライタの点火を可能とする一方、幼児にとっ て火花回転輪7と親指回転輪との間の連結回転を非常に難しくすることで、幼児 による点火を防止するものである。 また、本発明はライタ組立前に、事前組立が可能な点火システムを提供する。 上記説明から、火花回転輪及び/又はその回転軸と、一方のもしくは双方の親 指回転輪との間に必要な摩擦係合力を生じさせる幾つかの可能性が明白に予想さ れる:これは、軸部でのみ作用する摩擦つまり親指回転輪と軸壁との間での摩擦 によって、又は側面で作用する摩擦つまり親指回転輪と、回転軸8の面、フラン ジ35の面及び/又は火花回転輪7の面との間での摩擦によって、又は周面での み作用する摩擦つまり親指回転輪の円周壁10dと火花回転輪もしくは軸に担持 されたフランジとの摩擦によって、又は軸方向の、側方のもしくは周面方向の摩 擦の組み合わせによって可能である。 さらにこれらの接触面はすべて所望の摩擦係数を得るために、例えばMaza k、Beric、鋼、アルミニウム又はプラスチックのように異なる材料で構成 することができる。同様に係合面は、ニッケル、亜鉛もしくはクロムのメッキ又 はPTFE表面仕上げによるコーティングや処理、もしくは磨きや研磨による機 械的な表面仕上げを施してもよい。 本発明が上記した特定の実施例に限定されることはなく、本発明の範囲内で可 能なすべての実施例が含まれることを認識すべきである。 火花回転輪7は、図示したように中空断面の火花回転輪担体に固定されたワイ ヤ、すなわち、コイル形式からなっていてもよい。他の形式の火花回転輪は、ワ イヤ形式と同様に好都合な、例えば型押しされた中空断面の火花回転輪でもよい であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AL,AM,AT,A U,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH ,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI, GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液化石油ガスを収容するための貯蔵容器と、貯蔵容器に取り付けられかつ貯 蔵容器からガスを放出できるようにする弁(3)と、該弁を開くための機構(4 、5)と、並びに火花回転輪(7)に同軸で取り付けられた少なくとも1つの親 指回転輪(10)によって回転操作自在の火花回転輪(7)と協動する火打石( 6)を有する点火システムとを備えた、安全点火システムを有するガスライタに おいて、各親指回転輪(10)が、火花回転輪(7)から独立しているとともに 、その軸周りに火花回転輪(7)とは無関係に枢支可能であり、回転摩擦係合手 段が、設定値よりも大きな値の半径方向成分を有する力が親指回転輪に加えられ る場合に、火花回転輪との係合を可能とする少なくとも1つの親指回転輪(10 )と火花回転輪(7)との間に設けられていることを特徴とするガスライタ。 2.摩擦係合手段は、火花回転輪(7)の方に向いてかつ火花回転輪の周辺部も しくは火花回転輪の固定フランジに対向して、親指回転輪(10)の面の側部に 配置されている請求項1に記載のガスライタ。 3.火花回転輪(7)と少なくとも1つの親指回転輪(10)との間の摩擦係合 手段は、火花回転輪の一体フランジ(14)の周側面を超えて延在する火花回転 輪(7)側に向けて、親指回転輪(10)から軸方向に延在する少なくとも1つ のタング(16)を有し、さらに別のタング(16)が、火花回転輪(7)又は その一体フランジ(14)の直径よりもわずかに大きな円周上に配置されている 請求項2に記載のガスライタ。 4.火花回転輪(7)と少なくとも1つの親指回転輪(10)との間の摩擦係合 手段は、火花回転輪(7)の側面と対面する親指回転輪(10)の側面に一体リ ム(13)を有し、該リムが、火花回転輪(7)もしくはその一体フランジ(1 4)の直径よりもわずかに大きい内径を有し、少なくとも部分的にこの火花回転 輪もしくはその一体フランジに重なっている請求項2に記載のガスライタ。 5.火花回転輪(7)と少なくとも1つの親指回転輪(10)との間の摩擦係合 手段は、ライタ(1)の本体(2)の「耳部」に向かって、かつ火花回転輪(7 )の回転軸(8)の一体フランジ(20)の周面に対向して親指回転輪(10) の側面に配置されている請求項1に記載のガスライタ。 6.火花回転輪(7)と少なくとも1つの親指回転輪(10)との間の摩擦係合 手段は、火花回転輪(7)の回転軸(8)上に配置され、並びにこの軸(8)に 親指回転輪(10)を係合することのできる穴が形成された親指回転輪の面に配 置されている請求項1に記載のガスライタ。 7.摩擦係合手段は、必要な摩擦把持を得るため機械的に粗面にされた接触面を 有している請求項1〜6のいずれか1項に記載のガスライタ。 8.摩擦係合手段は、火花回転輪(7)もしくはその軸(8)と親指回転輪(1 0)とが対向する接触面を有し、これらの面の少なくとも一つは、ニッケル、亜 鉛、クロム又はPTFEのような材料で表面処理又は被覆されている請求項1〜 6のいずれか1項に記載のガスライタ。 9.少なくとも1つの親指回転輪及びその少なくとも1つの摩擦係合面は、ステ ンレス鋼、亜鉛/アルミニウム合金、ベリリウム/アルミニウム合金もしくは他 のアルミニウム合金、アルミニウム又は黄銅から構成されている請求項1〜8の いずれか1項に記載のガスライタ。 10.摩擦係合手段は、親指回転輪(10)が係合されるとともに親指回転輪( 10)が半径方向に配置される座を有し、親指回転輪(10)の壁及び/又は座 (32)を規定する壁が形成され、これらの壁は、親指回転輪(10)の回転操 作が火花回転輪の十分な回転動作を生じるには親指回転輪(10)と火花回転輪 (7)との間の摩擦が不十分であり、火花回転輪(7)の上部での親指回転輪( 10)の上部の外径方向位置と、親指回転輪(10)の回転操作が火花回転輪( 7)の十分な回転動作を生じるのに十分な摩擦である、火花回転輪(7)の上部 での親指回転輪(10)の上部の内径方向位置との間に、親指回転輪の配置が可 能なように形成されている請求項1に記載のガスライタ。 11.火花回転輪(7)及び親指回転輪が、火花回転輪(7)の軸に対して鋭角 をなす少なくとも一対の対応する接触面を有している請求項1に記載のガスライ タ。 12.座(32)は「V」形横断面を有し、座に係合する親指回転輪(10)の 領域(10a)が同じ角度の対応する面を有している請求項11に記載のガスラ イタ。 13.親指回転輪は、火花回転輪(7)又は該火花回転輪とともに回転する一体 フランジの側に延在する円周壁(10d)を有し、この円周壁(10d)は、そ の径方向の内面が、親指回転輪(10)の前記外径方向位置で火花回転輪(7) 又はフランジの周壁から離間して配置され、かつ親指回転輪(10)の内径方向 位置で火花回転輪(7)又はフランジのこの周壁に対して接触動作するような内 径を有している請求項1に記載のガスライタ。 14.座(32)は、火花回転輪(7)と合わせて、回転軸と一体に回転するよ うに回転軸(8)に配置されたカラー(8c、8e)又はフランジ(35)によ って規定されている請求項10に記載のガスライタ。 15.火花回転輪(7)が2つの親指回転輪(10)を有し、前記火花回転輪の 回転軸が2つの素子(8)によって形成され、これらの素子は、互いにそれらと 火花回転輪との間で親指回転輪(10)を挟み込んでいるか又は火花回転輪(7 )に固定可能である請求項10に記載のガスライタ。 16.少なくとも1つの親指回転輪が、エラストマもしくはゴム製リングのよう な変形自在の摩擦係合手段によって火花回転輪に回転摩擦係合され、親指回転輪 と火花回転輪との間に配置されたこの手段が、座(32)に設けたエラストマも しくはゴム材料から成るリングである請求項1〜15のいずれか1項に記載のガ スライタ。
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