JPH11514558A - 弾性部材を備えた吸収体 - Google Patents

弾性部材を備えた吸収体

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JPH11514558A JP10508936A JP50893698A JPH11514558A JP H11514558 A JPH11514558 A JP H11514558A JP 10508936 A JP10508936 A JP 10508936A JP 50893698 A JP50893698 A JP 50893698A JP H11514558 A JPH11514558 A JP H11514558A
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、吸収体の製造中及び後の加工処理工程の取扱いが容易な改良された弾性部材(34)を有する吸収体(20)である。複合材弾性部材(34)は、少なくとも1つの押出しエラストマー層と、フィルムを形成する少なくとも1つの押出された実質的に非エラストマーの層とを備えている。このフィルムが活性化によって弾性化される前、非エラストマー層はエラストマー層の弾性特性を阻害し、前記阻害効果は活性化後に失われる。吸収体は、弾性部材を有するあらゆる吸収体であってもよく、好ましくは一体型使い捨て吸収体であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性部材を備えた吸収体 発明の分野 本発明は、吸収体、例えばおむつ、失禁用ショーツ、排泄トレーニングパンツ 等に関する。より詳しくはこの発明は、少なくとも1つの非エラストマー層と共 に押出された少なくとも1つのエラストマー層の押出しフィルムを備える少なく とも1つの弾性部材を有する吸収体に関する。この弾性特性によって、吸収体の 製造中、改良された制御が可能になる。 発明の背景 吸収体、例えば使い捨ておむつ及び大人の失禁用ショーツの主な機能は、体内 からの滲出物を吸収して封じ込めることである。従ってこのような製品は、体内 からの滲出物が、装着者と接触する衣類又はその他の製品、例えば寝具を汚した り、濡らしたり、あるいはまた汚染したりするのを防ぐためのものである。従っ て吸収体は、排出された物質を封じ込めること、及びこれらの物質を装着者の体 から、及び装着者の衣服及び寝具から隔離することの両方の機能がある。しかし ながら吸収体は、装着中に装着者の体からたるんだり、ずれたり、あるいは滑っ たり/外れたりする傾向を有する。このたるみ/ずれ、及び滑り/外れは、装着 者が呼吸し、移動し、位置を変える時の装着者の相対的な動きによって、吸収体 に体内からの滲出物が荷重された時に発生する下向きの力によって、及びこのよ うな装着者の動きに付された時に、吸収体それ自体の材料の変形によって引起こ される。吸収体のこのたるみ/ずれ、及び滑り/外れから、早期に漏れが生じる ことになり、吸収体のウエスト部及び脚部において装着者への吸収体のフィット が悪くなることもありうる。 吸収体を装着者によりぴったりとフィットさせるための、商品として入手しう る吸収体には、弾性部材を備えているものもいくつかある。広く受入れられ、商 品としても成功を収めたエラストマーウエスト部材を備えている使い捨ておむつ の例は、1985年5月7日にKievit及びOsterhageに発行された米国特許第 4,515,595号に開示されている。弾性ウエスト部材は典型的には、トップ シートとバックシートとの間に収縮可能に付着されたエラストマー部材から構成 さ れる弾性化ウエストバンドを備えるものである。従って弾性化ウエストバンドは 、装着者の動きと共に伸縮し、使用中、装着者のウエストの周りでの吸収体のフ ィットを維持するように設計されている。弾性脚部部材を有する使い捨て吸収体 もまた、この技術において知られている。例えば1975年1月14日にBuell に発行された、発明の名称が「使い捨ておむつ用の収縮しうるサイド部分(Cont ractable Side Portions For Disposable Diaper)」という米国特許第3, 860,003号は、弾性化レッグカフスを有する吸収体について記載している 。これは広く受入れられ、商品としても成功を収めたものである。 弾性部材のストレッチ方法は、次の特許に記載されている。すなわち、197 8年8月15日にSissonに発行された米国特許第4,107,364号、198 0年6月24日にSissonに発行された米国特許第4,209,563号、198 5年6月25日にNessに発行された米国特許第4,525,407号、1989 年5月30日にSabeeに発行された米国特許第4,834,741号、ザ・プロク ター・アンド・ギャンブル社(the Procter & Gamble Company)の名前で、1 991年1月23日に公告された欧州特許公告第409,315号である。これ らすべては参照してここに組込まれる。 さらにその他の方法は、米国特許第5,167,897号、米国特許第5,15 6,793号、及び米国特許出願番号第07/662543号に記載されている 。これらの特許の各々は、1991年2月28日に出願され、ザ・プロクター・ アンド・ギャンブル社に譲渡されたものであり、これらもまた参照してここに組 込まれる。これらの特許は、ストレッチ方向に、少なくとも初期ストレッチ(ini tialstretching)点まで弾性を与えるためにゼロ歪ストレッチラミネートウエブ を機械的にストレッチすることによって、弾性化ラミネートを製造することにつ いて記載している。延伸性(elongatable)非弾性不織布層は、これが緩和状態に ある間にまず液体不透過性弾性層に接着されて、ラミネートウエブが形成される 。このラミネートウエブはついで、一対の向かい合った加圧器(pressureapplica tors)(好ましくはこれらは、様々な程度に互いに補足し合う三次元表面を有する ものである)の間に供給され、インクリメンタルな機械的ストレッチ(あるいは所 望に応じて不均質又は連続(sequential)機械的ストレッチ)に付され、これ によって延伸性不織布は、ストレッチ方向に永久に伸ばされる。機械的ストレッ チが除去された時、弾性層によって、ラミネートは実質的にそのストレッチ前の 形状及び大きさに戻ることができ、これによって非弾性化ラミネートは、初期ス トレッチ方向に弾性的延伸性があるものにされる。 通常、吸収体の弾性部材は、少なくとも1つの延伸性非弾性不織布層と少なく とも1つの弾性層との、両方の層が緩和状態にあるラミネートウエブから構成さ れている。このラミネートウエブは、ストレッチ方向に、少なくとも初期ストレ ッチ点まで伸長性を与えるために、その幅に沿ってラミネートウエブの少なくと もいくつかの部分を機械的にストレッチすることによって弾性化される。エラス トマーウエブは、これが吸収体の弾性部材としての必要な大きさを有するように 、機械的ストレッチによる活性化前に、まず「切断及びスリップ」操作を受けても よい。このような操作は、米国特許第5,167,897号及び米国特許第5,1 56,793号、さらには米国特許第5,143,679号に記載されている。 多層エラストマーラミネートもまた、米国特許第5,462,708号に記載さ れている。このラミネートは、少なくとも1つのエラストマーコア層と、少なく とも1つの相対的に非エラストマーのスキン層とを備えている。このスキン層は 、その弾性限界以上にストレッチされ、弾性化部位を形成するようにコア層を備 えている選択された非奪活(non-deactivated)区域において回復される。米国特 許第5,462,708号のラミネートのミクロテキスチャー構造は、層が頂部と 谷部との不規則性又は折り目を含んでいることを意味している。 このような通常用いられているエラストマーラミネートは、満足すべき弾性及 び感触性を与えるが、これらの使用にはいくつかの欠点を伴なう。 吸収体の製造に導かれる工程に入る前に、まずエラストマーラミネートを準備 しなければならない。通常これは、不織布層を弾性層に付着させることによって 実施される。ついでラミネートが組立てられ、一般にはラミネートを製品のバッ クシート及び/又はトップシートの少なくとも一部に糊付けすることによって、 吸収体が形成される。接着剤接着は、不織布層繊維間に生じ、これにより、十分 な量の張力が吸収体に加えられた時に裂けやすい弱い点が、構造内に生じること になる。 さらには不織布層の引張り強度は比較的弱いことがあり、従って例えば「切断 及びスリップ」操作中、吸収体の組立て中、及び/又はエラストマーラミネート の機械的ストレッチ中に、エラストマー層のエラストマー特性の制御が難しくな る。 さらにはまた、エラストマーラミネートの製造中、不織布層の使用及び不織布 層とエラストマー層とを結び付けるためのグルーの使用によって、繊維とグルー の両方から、機械の汚染が生じることもある。 従って、改良された特性を備えた弾性部材を有する吸収体を提供することが本 発明の1つの目的である。さらには、取扱い及び加工処理がより容易な弾性部材 を有する吸収体を提供することが本発明の1つの目的である。弾性部材の層がよ り容易に接合され、特に互いに付着され、それに加えて、接着強度が増したこと によって吸収体のその他の部材、特にトップシート又はバックシートにより容易 に接合され、その結果、改良された引張り強度を有し、裂けやすさが減っている のに、優れた封じ込め特性、及び装着者に対して許容しうる感触性を有する吸収 体が生じるような吸収体を提供することがさらにもう1つの目的である。本発明 はさらに、加工処理中にエラストマー材料の制御が改良されたために、改良され ていると同時により一貫した弾性特性を有し、より容易な活性化を有するのでそ の結果としてストレッチ特性が改良されている吸収体を提供することを目的とす る。これによって本発明は、特に通常使用されている不織布層の使用を避けるこ とによって、より良い原価効率と組合わされた、より容易な加工処理を生じるよ うな特性を有する弾性部材を提供することを目的とする。 発明の概要 本発明の吸収体は、好ましくは一体型使い捨て吸収体であり、これは体内から の滲出物を吸収して封じ込める製品である。より特定すれば、体内から排出され た様々な滲出物を吸収して封じ込めるために装着者の体に、あるいは体の近くに 配置され、ただ1回の使用後に捨てられるための(すなわち洗濯されたり、復元 又は再使用されることのない)製品のことを言い、これらは一体型であり、別々 のホルダー及びライナーのような別々に操作される部品を必要としない。本発明 はさらに、使い捨てであるか、あるいは少なくとも一部が再使用しうるあらゆる 衛生用品にまで及ぶことができる。本発明はまた、多部品(multipiece)製品をカ バーするほど広い範囲に及ぶ。 本発明は、独特の弾性部材を有する吸収体、例えば使い捨ておむつ、失禁用シ ョーツ、生理用ナプキン、及びおむつホルダーを提供する。このような吸収体は 、液体透過性トップシートと、前記トップシートと接合された液体不透過性バッ クシートと、トップシートとバックシートとの間に配置されたサイド縁部及びウ エスト縁部を有する吸収性コアとに加えて、複合材弾性部材を備えており、この 複合材弾性部材は、少なくとも1つのエラストマー層と少なくとも1つの実質的 に非エラストマーの層とを備え、前記層は押出されてフィルムを形成し、好まし くは前記層は同時押出しされてフィルムを形成し、前記フィルムは活性化によっ て弾性化され、従ってエラストマー層と組合わされた時にその弾性特性に対して 抑制又は阻害作用を有している実質的に非エラストマーの層は、この抑制効果を 失うか、又はこれの一部を失い、従って複合材弾性部材は、活性化前に存在する その当初の大きさ以上にストレッチすることができ、さらにはエラストマー層の 収縮力によって収縮しうる。この弾性部材は好ましくは、活性化した時に、非エ ラストマー層のいくつかの部位が破断されて、フィルムのエラストマー層の弾性 特性を解放するのに十分なほど脆い非エラストマー層を備えている。従ってあら ゆる有効なメカニズム、好ましくはここに記載されている方法によって活性化を 受けた時に、複合材弾性部材の1つ又は複数の非エラストマー層は、別々の地点 においてその脆性によって破断されて、弾性複合材又はラミネート構造に非連続 、非エラストマーフィルム層を生じることになることがこの発明の好ましい特徴 である。複合材のエラストマーフィルムは、その緩和状態において収縮し、従っ て非エラストマーフィルムにおける破断点は暴露されない。好ましくは延伸性が ないか、あるいは少なくともエラストマーフィルムよりも延伸性が少ない非エラ ストマーフィルムは、ストレッチの際、破断点があるために、非連続フィルムを 現わしながらストレッチすることができる。従って非エラストマーフィルムの特 性は、活性化前は、非エラストマーフィルムが複合材におけるエラストマーフィ ルムの弾性特性を抑制しているようなものである。活性化後、破断点は弾性特性 を解放する。エラストマー層及び非エラストマー層は、押出されるか、あるい は同時押出しされて、ラミネート又は複合材構造が形成される。 複合材弾性部材の非エラストマー層は、非延伸性であるか、あるいはエラスト マー層よりも少なくとも延伸性が少ない(これが弾性的あるいは可塑的に延伸性 があるかどうかには無関係に)ことが好ましい。従って非エラストマー層の特性 によって、押出しフィルムの活性化前、非エラストマー層は、エラストマー層の 弾性特性を阻害する。例えば機械的活性化によってフィルムが活性化されたら、 非エラストマー層は、エラストマー層に対するその抑制効果を失い、弾性特性を 解放する。 従って非エラストマー層は、非延伸性であるか、あるいはフィルムを形成する エラストマー層よりも延伸性が少ない、通常入手可能なあらゆるポリマーであっ てもよい。例えば弾性フィルムにおける非エラストマー層として適切でありうる 適切な非エラストマー材料の場合、破断点における力の値は好ましくは1.0N /mm2より小さく、より好ましくは0.3N/mm2より小さく、破断における 伸び値は、好ましくは5%より小さく、より好ましくは2%より小さい。 吸収体の弾性部材は、好ましくは吸収体のトップシートとバックシートの一部 の間に位置しており、好ましくは吸収性コアの縁部の少なくとも1つから外側に 伸びている。 本発明の実施形態によれば、弾性部材は、前記吸収性コアの前記サイド縁部の 1つから、側面方向に外側に延びている弾性化レッグカフス、吸収性コアのウエ スト縁部の少なくとも1つから長手方向に外側に伸びている弾性ウエスト部材、 及び/又は弾性化サイドパネルであって、このサイドパネルの各々が、側面方向 に弾性的伸長性があるものを備えていてもよい。場合によっては吸収体のバック シートの全体又は一部は、本発明の複合材弾性フィルムを備えていてもよく、こ れはついで選定された部位において活性化されてもよい。 あるいはまた弾性フィルムは、吸収体のトップシートの一部又は全部と組合わ されてもよく、あるいは一体型であってもよく、特定の部位において活性化され てもよい。後者の場合、弾性フィルムはトップシートが透過性になるように、開 口部を備えていてもよい。 押出しフィルムは、特別な吸収体に必要とされる弾性特性に応じて、かなり多 数のエラストマー層及び非エラストマー層を備えていてもよい。例えば、押出し フィルムは、1つの非エラストマー層と1つのエラストマー層との組合わせ、1 つのエラストマー層と前記エラストマー層の両側に1つずつの2つの非エラスト マー層との組合わせ、あるいはまた1つの非エラストマー層と前記非エラストマ ー層の両側に1つずつの2つのエラストマー層との組合わせから形成されていて もよい。 実質的に非エラストマーの層及びエラストマー層が押出されてフィルムが形成 される。好ましくはこれらの2つが組み合わされて、1つのプロセス工程におい て、例えば同時押出しによって、例えば層の各々が同じダイヘッドから押出され ることによって、フィルムが形成される。あるいはまた2つ又はそれ以上のダイ ヘッドを用いることができ、その次の工程で2つの別々に押出された層を組合わ せて、例えば熱接着による押出し後、フィルムが形成される。 このフィルムは、あらゆる既知の方法、例えば機械的ストレッチ、例えば縦方 向のストレッチにより、例えば二対のニップロール間のストレッチにより、ある いは横方向のストレッチにより、例えばフィルムをテンター(tentering frame) を通して流すことにより、あるいは好ましくは例えば次の特許に記載されている「 リングローリング」として知られている技術によって、活性化することができる 。これらの特許とは、米国特許第5,156,793号、第5,167,897号、 及び第5,143,679号であり、これらは既に引用されており、参照してここ に組込まれている。あるいはまた活性化は、エラストマー層の弾性特性に対する 実質的に非エラストマーの層の抑制力を克服するあらゆる方法によって実施され てもよい。例えば、切断又はスクラッチによりフィルムの表面を弱化させること 、UV光線「デッドニング」により弱化させること、所望により活性化中に加熱す ること、あるいは使用者又は介護者、例えば母親等による使用又は動作による活 性化である。 本発明はここで、本発明の実施形態を示す図面を参照してより詳細に記載する ものとするが、これは例証のみを目的とする。 図面の簡単な説明 図1は、下部構造を示すために切り取られたいくつかの部分を有する使い捨て おむつの平面図であり、おむつの外側表面が見る人の方を向いていて、 図2は、装着者に付けられる典型的な使用形状にある、本発明の使い捨て排泄 トレーニングパンツの実施形態の透視図であり、 図3は、下部構造を示すために切り取られたいくつかの部分を有する図2の排 泄トレーニングパンツのシャシーの平面図であり、使い捨て衣類の外側表面を形 成する表面が見る人から離れた方に向いていて、 図4は、単回使用のおむつのウエブの集成装置を示す簡略透視図であり、各々 のおむつがその長さに沿って規則的に間隔をあけられた位置においてこれに固定 されているエラストマーパッチを有しており、前記ウエブは、エラストマーパッ チと一致する前記ウエブの区域において、かみ合い波形ロールの多数ペアを用い て、連続的ストレッチプロセスに付され、前記ウエブはまた、その長さに沿って 予め決められた地点において切断されて、多数の単回使用おむつが形成され、こ れの各々が少なくとも一対の側面方向にストレッチ性のあるサイドパネルを有し 、 図5は、本発明の連続的ウエブストレッチ集成装置の簡略透視図であり、前記 集成装置は、連続的に配置された2組のかみ合い波形ロールを具備していて、 図5Aは、図5における図面線(view line)5A−5Aに沿う簡略図であり、 おむつウエブが一番下の波形ロールを包むようにするためにアイドラーロールが どのように用いられるかを示し、 図5Bは、図5Aにおける長い図面線5B−5Bに沿う大幅に拡大された図面 であり、前記図面は、おむつウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部分がその 間を通過する時に、第一組の波形ロールが互いにかみ合う度合いを示していて、 図5Cは、図5Aにおける長い図面線5C−5Cに沿う大幅に拡大された図面 であり、前記図面は、おむつウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部分がその 間を通過する時に、第二組の波形ロールが互いにかみ合う度合いを示していて、 図6は、(a)活性化前、(b)活性化後、及び(c)活性化後その緩和状態にある 、押出しラミネートの横断面図である。 発明の詳細な説明 本発明の吸収体の一例は、図1に示されている一体型使い捨て吸収体、すなわ ちおむつである。ここで用いられている「おむつ」という用語は、一般的に乳幼児 及び失禁者によって装着される吸収体であって、装着者の胴体下部の周りに装着 されるもののことを言う。しかしながら本発明はまた、その他の吸収体、例えば 失禁用ショーツ、失禁用下着、おむつホルダー及びライナー、女性用衛生衣類、 例えば生理用ナプキン及びパンティライナー等にも適用しうると理解すべきであ る。 図1は、本発明の吸収体、すなわちおむつの実施形態の平面図である。 おむつ20は、図1において、その平らに広げられた非収縮状態にあるものと して示されている(すなわち、弾性誘発収縮は、サイドパネル以外は引張って広 げられており、ここでは弾性部が緩和状態にある)。おむつ20の構成をより明 確に示すために構造のいくつかの部分が切り取られており、装着者から離れた方 に向けられているおむつ20の部分、すなわち外側表面52が見る人の方を向い ている。図1に示されているように、おむつ20は、好ましくは液体透過性トッ プシート24と、このトップシート24と接合された液体不透過性バックシート 26と、トップシート24とバックシート26との間に配置された吸収性コア2 8とを備えている封じ込め集成体22;弾性化サイドパネル30;弾性化レッグ カフス32;弾性ウエスト部材34;及び一般に複数のものが36として示され ている二重張力留め具装置を備えた閉鎖装置を備えている。二重張力留め具装置 36は、好ましくは第一留め具装置38とウエスト閉鎖装置40とを備えている 。第一留め具装置38は、好ましくは一対の固定部材42とランディング部材4 4とを備えている。ウエスト閉鎖装置40は、図1において、好ましくは一対の 第一アタッチメント要素46と第二アタッチメント要素48とを備えるのが示さ れている。おむつ20はまた好ましくは、第一アタッチメント要素46の各々の 直下に位置する配置用パッチ50を備えている。 おむつ20は図1において、外側表面52(図1において見る人の方を向いて いる)、外側表面52の反対側の内側表面54、第一ウエスト部56、第一ウエ スト部56の反対側の第二ウエスト部58、及びおむつ20の外側縁部によって 画定されている周辺部60であって、長手方向縁部が62、末端縁部が64とさ れているものを有しているものとして示されている。(当業者は、おむつとは通 常、一対のウエスト部とウエスト部間にある股部とを有するものとして記載され ると認識するであろうが、この使用法においては、言葉を単純化するために、お むつ20は、ウエスト部のみを有するものとして記載される。これらのウエスト 部の各々は、一般に股部の一部として示されるおむつの部分を含んでいる)。お むつ20の内側表面54は、使用中に装着者の体に隣接して配置されるおむつ2 0の部分を備えている(すなわち内側表面54は一般に、トップシート24の少 なくとも一部と、トップシート24に接合されたその他の要素とによって形成さ れている)。外側表面52は、装着者の体から離れたところに配置されるおむつ 20の部分を備えている(すなわち外側表面52は一般に、バックシート26の 少なくとも一部と、バックシート26に接合されたその他の要素とから形成され ている)。第一ウエスト部56と第二ウエスト部58は、各々、周辺部60の末 端縁部64からおむつ20の側面方向中心線66まで延びている。ウエスト部は 各々、中央部68と、一般にウエスト部の外側の側面方向部分を備えている一対 のサイドパネルとを備えている。第一ウエスト部56に配置されたサイドパネル は70として示されており、一方、第二ウエスト部58にあるサイドパネルは7 2として示されている。サイドパネルのペア又は各サイドパネルは同一なもので ある必要はないが、これらは好ましくはもう一方のものの鏡像体である。本発明 の好ましい実施形態において、第二ウエスト部58に配置されているサイドパネ ル72は、側面方向に弾性的伸長性がある(すなわち弾性化サイドパネル30)。 (側面方向(x方向又は幅))は、おむつ20の側面方向中心線66に平行な方向と して規定される;長手方向(y方向又は長さ)は、長手方向中心線67に平行な方 向として規定される;及び軸方向(Z方向又は厚さ)は、おむつ20の厚さを通っ て延びている方向として規定される)。 図1は、おむつ20の好ましい実施形態を示している。ここにおいて、トップ シート24及びバックシート26は、長さ及び幅の大きさが、吸収性コア28よ りも一般に大きい。トップシート24及びバックシート26は、吸収性コア28 の縁部を越えて伸びており、これによっておむつ20の周辺部60が形成される 。この周辺部60は、外側境界線(perimeter)、すなわち換言すればおむつ20 の縁部を画定する。周辺部60は長手方向縁部62と末端縁部64とを備えて いる。 おむつ20の封じ込め集成体22は、図1において、おむつ20の本体(シャ シー)を備えるものとして示されている。封じ込め集成体22は、少なくとも1 つの吸収性コア28と、好ましくはトップシート24及びバックシート26を備 える外側カバー層とを備えている。吸収体が別々のホルダーとライナーを備える 場合、この封じ込め集成体22は一般に、ホルダーとライナーとを備えている( すなわち封じ込め集成体22は、ホルダーを画定する1つ又はそれ以上の材料層 を備える一方、ライナーは吸収性複合材、例えばトップシート、バックシート、 及び吸収性コアを備えている)。一体型吸収体の場合、この封じ込め集成体22 は、おむつの主構造を備えるものであり、その他の部材が加えられて複合材おむ つ構造が形成される。従っておむつ20のための封じ込め集成体22は一般に、 トップシート24と、バックシート26と、吸収性コア28とを備えている。 おむつ20の好ましい実施形態は、非対称修正T型吸収性コア28を有してお り、この吸収性コアは、第一ウエスト部56に耳部102を有するが、第二ウエ スト部58において一般に長方形を有している。この形状によって、第二ウエス ト部58において、より幅広い弾性化サイドパネル30が可能になる。広く受入 れられ、商品として成功を収めた、本発明の吸収性コア28として用いられる吸 収構造の例は、1986年9月9日にWeisman及びGoldmanに発行された、発明 の名称が「高密度吸収構造(High-Density Absorbent Structures)」という米 国特許第4,610,678号に記載されている。1987年6月16日にWeism an、Houghton、及びGellertに発行された、発明の名称が「二重層コアを備えた 吸収体(Absorbent Articles With Dual-Layered Cores)」という米国特許 第4,673,402号;及び1989年12月19日にAngstadtに発行された 、発明の名称が「ダスチング層を有する吸収性コア(Absorbent Core Having A Dusting Layer)」という米国特許第4,888,231号も、本発明において 用いうる吸収構造について記載している。吸収性コア28は、好ましくは198 9年5月30日にAlemany及びBergに発行された、発明の名称が「比較的低い密 度及び比較的低い坪量の受入れゾーンを有する高密度吸収性部材(High Densit y Absorbent Members Having Lower Density and Lower Basis Weight Acquisition Zones)」という米 国特許第4,834,735号に記載されている、商品としても成功を収めた吸収 性部材である。これらの参考文献の各々は、参照してここに組込まれる。おむつ 20は好ましくはさらに、液体及びその他の体内からの滲出物の改良された封じ 込めを与えるための弾性化レッグカフス32を備えている。各弾性化レッグカフ ス32は、脚部における体内からの滲出物の漏れを減少させるために、いくつか の様々な実施形態を備えていてもよい。これらの特許の各々は、参照してここに 組込まれる。各弾性化レッグカフス32は、レッグバンド、サイドフラップ、バ リヤーカフス、あるいは前記弾性カフスのいずれかに似ているような形状であっ てもよいが、各弾性化レッグカフス32は、前記引例の米国特許第4,909,8 03号に記載されているような、バリヤーフラップ85と、間隔あけ弾性部材8 6とを備えた少なくとも1つの内部バリヤーカフス84を備えるのが好ましい。 好ましい実施形態において、弾性化レッグカフス32はこれに加えて、弾性ガス ケットカフス104を備えており、1つ又はそれ以上の弾性ストランド105が 、前記引例の米国特許第4,695,278号に記載されているようなバリヤーカ フス84の外側に配置されている。 おむつ20はさらに、改良されたフィット及び封じ込めを与える弾性ウエスト 部材34を備えている。この弾性ウエスト部材34は、少なくとも中央部68に おいて、吸収性コア28のウエスト縁部83の少なくとも1つから長手方向に外 側に伸びており、一般におむつ20の末端縁部64の少なくとも一部を形成する 。従って弾性化ウエスト部材34は、少なくとも吸収性コア28のウエスト縁部 83から、おむつ20の末端縁部64まで延びているおむつの部分を備えており 、これは装着者のウエストに隣接して配置されるためのものである。使い捨てお むつは一般に、2つの弾性ウエスト部材を有するように構成されており、1つが 第一ウエスト部に、1つが第二ウエスト部に配置される。本発明の使い捨ておむ つは、装着者を取囲む単一弾性ウエスト部材を用いて構成されてもよいが、この 弾性ウエスト部材に関する考察は、一対の弾性ウエスト部材を有するおむつに焦 点を当てるものとする。この場合少なくとも1つ、好ましくは両方が、本発明に 従って構成されている。さらには弾性ウエスト部材又はその構成要素のどれ も、おむつ20の封じ込め集成体22に付着された別の要素を備えていてもよい が、弾性ウエスト部材34は、次のような好ましい実施形態に関して記載される ものとする。すなわち、弾性ウエスト部材34が、おむつの他の要素、例えばバ ックシート26又はトップシート24、好ましくはバックシート26とトップシ ート24の両方の延長部として構成されているものである。 弾性ウエスト部材34の弾性化ウエストバンド35は、トップシート24の一 部、好ましくは機械的にストレッチされたバックシート26の一部、及びトップ シート24とバックシート26との間に配置されたエラストマー部材76と、バ ックシート26とエラストマー部材76との間に配置された柔軟性部材(resilie ntmember)77とを備えた二ラミネート(bi-laminate)材料を備えていてもよい。 おむつのこの要素並びにその他の要素は、国際出願WO93/16669号に さらに詳細に示されている。この特許は、参照してここに組込まれる。 図2及び3は、本発明による吸収体のさらにもう1つの実施例である排泄トレ ーニングパンツを示している。この排泄トレーニングパンツ20は、シャシー1 4と、サイドシーム10と、吸収性集成体22とを備えている。シャシー14は 、少なくとも1つの前部56、後部58、股部57、長手方向サイド部88、及 びイアフラップ72を有するものであり、各イアフラップ72と操作によって(o peratively)組み合わされる弾性イアフラップ部材90を備えて、ラミネートイ アフラップが形成される。このイアフラップは、以下により詳細に記載される機 械的ストレッチプロセスによって弾性的に活性化されるものである。この吸収性 集成体22は、シャシー14に固定されている。 外側層26は、使い捨て排泄トレーニングパンツ20の外側を形成する、すな わち装着者から離れている方に向いているシャシー14の部分である。外側層2 6は、柔軟で、感触が柔らかく、装着者の皮膚に刺激を与えない。 内側層24は、シャシー14の内側を形成し、装着者の少なくともウエスト及 び脚部と接触するシャシー14の部分である。内側層はまた柔軟で、感触が柔ら かく、装着者の皮膚に刺激を与えない。 内側層24は、好ましくは外側層26に隣接して配置され、好ましくはこの技 術においてよく知られているもののような接着手段(図示されていない)によって これに接合されている。例えば内側層24は、均一連続接着剤層、パターン接着 剤層、あるいは一列の別々の接着剤線、螺旋、又はスポットによって、外側層2 6に固定されてもよい。 本発明の実施形態によれば、内側層24及び外側層26は、弾性イアフラップ 部材90、弾性ウエストバンド部材76、及び弾性ストランド105にこれらを 直接接合させることによって、間接的に接合され、弾性イアフラップ部材90、 弾性ウエストバンド部材76、及び弾性ストランド45を越えて延びている区域 において互いに直接接合される。 好ましい実施形態において、シャシー内側層24及び外側層26の少なくとも 一部は、弾性化イアーフラップ30を形成する「ゼロ歪」ストレッチラミネートを 生じるために、機械的ストレッチに付される。従って内側層24及び外側層26 は、好ましくは延伸性があり、最も好ましくは圧伸性がある(drawable)が、必ず しもエラストマー性はなく、従って内側層24及び外側層26は、機械的ストレ ッチの際に、少なくともある程度まで永久に伸ばされ、従ってこれらはそのもと の変形されていない形状に完全には戻らないものである。好ましい実施形態にお いて、内側層24及び外側層26は、はなはだしい(undue)破断も裂けも伴なわ ずに、機械的ストレッチに付すことができる。従って内側層24及び外側層26 は、低い横方向(側面方向)の降伏強さを有するのが好ましい。 使い捨て排泄トレーニングパンツ20のシャシー14は好ましくはさらに、液 体及びその他の体内からの滲出物の改良された封じ込めを与えるための弾性化レ ッグカフス32を備えている。各弾性化レッグカフス32は、脚部において体内 からの滲出物の漏れを減らすために、いくつかの様々な実施形態を備えていても よい。各弾性化レッグカフス32は、レッグバンド、サイドフラップ、バリヤー カフス、あるいは前記弾性カフスのどれかに似ているような形状であってもよい が、各弾性化レッグカフス32は、少なくとも1つのサイドフラップ104及び 1つ又はそれ以上の弾性ストランド105を備えるのが好ましい。 使い捨て排泄トレーニングパンツ20のシャシー14はさらに好ましくは、少 なくとも後部58において、使い捨て排泄トレーニングパンツ20の末端縁部6 4に隣接して配置された弾性化ウエストバンド34を備えており、より好ましく は、前部56と後部58の両方に配置された弾性化ウエストバンド34を有して いる。使い捨て排泄トレーニングパンツ20のウエストバンドは、装着者のウエ ストに隣接して配置されることになる部分である。弾性化ウエストバンド34は 、画定された区域のカバーを保持し、装着者のウエストと接触しており、少なく とも側面方向に弾性的に伸長性があって、装着者のウエストに動的にフィットし 、装着者のウエストの形に動的に合って、改良されたフィットを生じるようにす る。従ってこのウエストバンドは一般に、使い捨て排泄トレーニングパンツ20 の末端縁部64から、吸収性コア28の少なくともウエスト縁部83まで伸びて いる使い捨て排泄トレーニングパンツ20の部分である。弾性化ウエストバンド 34は、使い捨て排泄トレーニングパンツ20のシャシー14に付着された別の 要素を備えていてもよいが、ウエストバンドは好ましくは、使い捨て排泄トレー ニングパンツ20のその他の要素、例えば内側層24、外側層26の延長部であ るか、あるいはこれらの要素とこれに接合されたエラストマー材料とのあらゆる 組合わせである。あるいはまた、吸収性集成体22のトップシート及びバックシ ートは、吸収性コア28の縁部を越えて延びていてもよく、これに接合されたエ ラストマー材料を有して、弾性化ウエストバンドが形成されてもよい。使い捨て 排泄トレーニングパンツは多くの場合、次のような2つの弾性化ウエストバンド を有するように構成されている。すなわち1つが前部56に、1つが後部58に 配置されている。使い捨て排泄トレーニングパンツ20は少なくとも、後部58 の少なくとも中央部68に配置された弾性化ウエストバンド34を有している。 好ましくはもう1つの弾性化ウエストバンドは、前部56に配置されている。好 ましくは両方の弾性化ウエストバンド34は、弾性化イアフラップ30の間に配 置されている。 弾性化ウエストバンド34は、いくつかの様々な形状に構成されていてもよい 。図2及び3によれば、弾性化ウエストバンド34は、内側層24と外側層26 との間に挿入された弾性ウエストバンド部材76を備えており、使い捨て排泄ト レーニングパンツ20の前部56及び後部58と共に、内側層24又は外側層2 6のどちらか又は両方と操作によって組合わされる。 好ましい実施形態において、シャシー14は、前部56及び後部58に弾性化 イアフラップ30を備えている。弾性化イアフラップ30は、シャシーの一体型 要素である。すなわちこれらはシャシーに固定された別々に操作される要素では なく、それよりもむしろシャシー材料から形成されており、シャシー材料の延長 部である。弾性化イアフラップ30は、当初から使い捨て衣類を装着者の形に合 うようにフィットさせ、使い捨て衣類に滲出物が荷重されたずっと後でも装着の 間中このフィットを持続させることによって、より快適で輪郭に合ったフィット を与える弾性的伸長性部材を生じる。これは、弾性化イアフラップによって、使 い捨て衣類のサイド部が伸縮可能にされるからである。 各イアフラップ72は、シャシー14の中央部68からこれに沿ってシャシー 14の長手方向サイド部88まで側面方向に外側に延びているシャシー14の部 分を備えている。イアフラップ72は一般に、シャシー14の末端縁部64から 長手方向に、脚部開口部を形成しているシャシー14の長手方向縁部62の部分 まで延びている(長手方向縁部62のこのセグメントは、脚部縁部106として 示されている)。本発明の好ましい実施形態において、各イアフラップは、シャ シー14の中央部68を越えて延びている内側層24と外側層26の部分によっ て形成されている。 本発明の実施形態において、弾性イアフラップ部材90は、イアフラップ72 において、好ましくは内側層24と外側層26との間で、シャシー14と操作に よって組合わされる。従ってこの弾性イアフラップ部材90によって、弾性化イ アフラップ30は、側面方向に弾性的伸長性のあるものにされる(側面方向弾性 伸長性)。ここで用いられている「弾性的伸長性」という用語は、張力(イアフラッ プ及びウエストバンドの場合、一般に側面方向の張力)が加えられた場合、少な くとも1つの方向(好ましくはイアフラップ及びウエストバンドの場合、側面方 向)に伸び、張力が除去された時にほぼその以前のサイズ及び形状に戻るシャシ ーの1つのセグメント又は部分を意味する。一般に本発明に用いうるエラストマ ー材料は、ストレッチされて、これがすぐに解放された時に、約5秒以内又はそ れ以下の時間で、そのもとの形状の少なくとも約75%まで収縮して戻るもので ある(すなわち「素早い(snappy)」弾性)。 従って一般に、本発明による吸収体の吸収性コアは、一般に圧縮可能で、形に 合い、装着者の皮膚に刺激を与えず、液体、例えば尿及びその他の体内からの滲 出物を吸収して保持することができるあらゆる吸収性手段であってもよい。吸収 性コアは、衣服側表面、体側表面、サイド縁部、及びウエスト縁部を有する。 吸収性コアは非常に様々のサイズ及び形状(例えば長方形、砂時計形、「T」形 、非対称等)で、使い捨ておむつ及びその他の吸収体に通常使用されている非常 に様々な液体吸収性材料、例えば一般にエアフェルトと呼ばれている微粉砕木材 パルプから製造されてもよい。その他の適切な吸収性材料の例には、クレープセ ルロースワッディング、コフォームを含むメルトブローンポリマー、化学的変性 、あるいは架橋セルロース繊維、ティシューラップ及びティシューラミネートを 含むティシュー、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性 ゲル化材料、あるいはあらゆる同等の材料又は材料の組合わせが含まれている。 吸収性コアの形状及び構成も様々であってもよい(例えば吸収性コアは、様々な キャリパーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、あるいは比較的低い平均密度及 び比較的低い平均坪量の受入れゾーンを有していてもよく;あるいは1つ又はそ れ以上の層又は構造を備えていてもよい)。しかしながら吸収性コアの総吸収能 力は、おむつの設計負荷及び意図された用途と相容れるものである方がよい。吸 収性コアのサイズ及び吸収能力もまた、乳幼児から大人までの幅広い装着者に合 わせるために、様々なものであってもよい。 おむつの好ましい実施形態は、第一ウエスト部に耳部を有するが、第二ウエス ト部は一般に長方形形状を有するような、非対称、修正T形状吸収性コアを有す る。この形状によって、第二ウエスト部におけるより幅広い弾性化サイドパネル が可能になる。広く受入れられ、商品としても成功を収めた、吸収性コアとして 用いられるための吸収構造の例は、次の特許に記載されている。すなわち、19 86年9月9日にWeisman及びGoldmanに発行された、発明の名称が「高密度吸 収構造(High-Density Absorbent Structures)」という米国特許第4,610, 678号;1987年6月16日にWeisman,Houghton、及びGellertに発行 された、発明の名称が「二重層コアを備えた吸収体(Absorbent Articles With Dual-LayeredCores)」という米国特許第4,673,402号;及び1989 年12月19日にAngstadtに発行された、発明の名称が「ダスチング層を有する 吸収性コア (Absorbent Core Having A Dusting Layer)」という米国特許第4,888, 231号も、本発明において用いうる吸収構造について記載している。この吸収 性コアはまた、次の特許に記載されている、商品として成功を収めた吸収性部材 を備えていてもよい。すなわちこの特許とは、1989年5月30日にAlemany 及びBergに発行された、発明の名称が「比較的低密度及び比較的低い坪量の受入 れゾーンを有する高密度吸収性部材(High Density Absorbent Members Hav ing Lower Density and Lower Basis Weight Acquisition Zones)」とい う米国特許第4,834,735号である。この吸収性コアはさらに、上に詳細に 記載されている吸収性貯蔵コアの上に配置された化学的剛化繊維の受入れ/分配 コアを含んでいる二重コアシステムを備えていてもよい。これは例えば、199 2年2月28日に出願されたClear及びAlemanyの、「弾性ウエスト部材及び強 化された吸収性を備えた吸収体(Absorbent Article with Elastic Waist Feature and Enhanced Absorbency)」という同時係属出願中の米国特許出願番 号第07/843,706号に記載されているシステムである。これらの参考文 献の各々は、参照してここに組込まれる。 バックシートは、吸収性コアの衣服側表面に隣接して配置され、好ましくはこ の技術でよく知られているような接着手段によって、これに接合されている。例 えばバックシートは、均一連続接着剤層、パターン接着剤層、あるいは一列の別 々の接着剤線、螺旋、又はスポットによって吸収性コアに固定されてもよい。満 足すべきものであることが分かっている接着剤は、オハイオ州コロンバス(Colu mbus,Ohio)のセンチュリー・アドヒーシブ社(Century Adhesives,Inc.)に よって製造され、センチュリー5227として販売されているもの、及びミネソ タ州セント・ポール(St.Paul,Minnesota)のエイチ・ビー・フラー社(H. B.Fuller Company)によって製造され、HL-1258として販売されているもの である。接着手段は好ましくは、次の特許に開示されている接着剤フィラメント のオープンパターンネットワークを備えるものである。すなわち、1986年3 月4日にMinetola及びTuckerに発行された、発明の名称が「使い捨て排泄物封 じ込め衣類(Disposable Waste-Containment Garment)」という米国特許第4, 573,986号に開示されている。この特許は、参照してここに組込まれる。 フィラメン トのオープンパターンネットワークの接着手段の例は、次の特許に示されている 装置及び方法によって例証されている、渦巻き状に螺旋パターンにされたいくつ かの接着剤フィラメント線を備えている。これらの特許とは、1975年10月 7日にSprague,Jr.に発行された米国特許第3,911,173号;1978年 11月22日にZieckerらに発行された米国特許第4,785,996号;及び1 989年6月27日にWereniczに発行された米国特許第4,842,666号で ある。これらの特許の各々は、参照してここに組込まれている。あるいはまた接 着手段は、熱接着、圧力接着、超音波接着、動的機械的接着、あるいはこの技術 で知られているその他のあらゆる適切な接着手段、又はこれらの接着手段の組合 わせを備えていてもよい。 バックシートは液体(例えば尿)不透過性であり、好ましくは薄いプラスチック フィルムから製造されている。但しその他の柔軟性液体不透過性材料も用いるこ とができる。ここで用いられている「柔軟性がある」という用語は、柔軟であって 、人体の一般的形状及び輪郭に沿いやすい材料のことを言う。バックシートは、 吸収性コアに吸収されて封じ込められた滲出物が、おむつと接触するもの、例え ばベッドシーツ及び下着を濡らすのを防ぐ。従ってバックシートは、織布又は不 織布材料、ポリマーフィルム、例えばポリエチレン又はポリプロピレンの熱可塑 性フィルム、あるいは複合材、例えばフィルム被覆不織布材料を備えていてもよ い。好ましくはバックシートは、厚さが約0.012mm(0.5ミル〜約005 1mm(2.0ミル))の熱可塑性フィルムである。 バックシートのサイズは、吸収性コアのサイズ及び選定された正確なおむつ設 計によって規定される(dictated)。好ましい実施形態においてバックシートは、 おむつ周辺部全体の周りで、少なくとも約1.3cm〜約2.5cm(約0.5〜約 1.0インチ)の最小限の距離だけ吸収性コアを越えて伸びている修正砂時計形状 を有する。好ましくはバックシートは、第二ウエスト部において、吸収性コアよ りもはるかに幅が広く、従って第二ウエスト部におけるサイドパネルは、第一ウ エスト部におけるサイドパネルよりも側面方向に一般に幅が広い。 トップシートは、吸収性コアの体側表面に隣接して配置され、好ましくはこの 技術でよく知られている接着手段によってこれと接合され、バックシートとも接 合されている。適切な接着手段は、バックシートを吸収性コアに接合することに 関して記載されているものである。ここで用いられている「接合された(joined)」 という用語は、要素をもう一方の要素に直接付着させて、要素がもう一方の要素 に直接固定される形状、及びこれ自体がもう一方の要素に付着されている1つ又 は複数の中間部材に要素を付着させて、要素が間接的にもう一方の要素に固定さ れる形状をも包含する。本発明の好ましい実施形態において、トップシート及び バックシートは、おむつの周辺部において互いに直接接合され、接着手段(図示 されていない)によって吸収性コアにこれらを直接接合することによって間接的 に接合されている。 トップシートは、柔軟で感触が柔らかく、装着者の皮膚に刺激を与えない。さ らにはトップシートは、液体透過性であり、液体例えば尿が、その厚みを容易に 透過するようにさせる。適切なトップシートは、広い範囲の材料、例えば多孔質 フォーム;網状化フォーム;開口プラスチックフィルム;あるいは天然繊維(例 えば木材繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えばポリエステル又はポリプロピレン繊 維)、又は天然繊維と合成繊維との組合わせの織布又は不織布から製造されても よい。好ましくはトップシートは、装着者の皮膚を吸収性コアに封じ込められた 液体から隔離するために、疎水性材料からできている。 トップシートを製造するために用いることができるいくつかの製造技術がある 。例えばトップシートは、繊維の不織布ウエブであってもよい。トップシートが 不織布ウエブを備えている場合、ウエブは、スパンボンド、カード、ウエットレ イ、メルトブローン、ハイドロエンタングル、前記のものの組合わせ等であって もよい。好ましいトップシートは、当業者によく知られている手段によってカー ド又は熱接着されている。好ましいトップシートは、約2.2デニールのステー プル長さのポリプロピレン繊維を備えている。ここで用いられている「ステープ ル長さの繊維」という用語は、少なくとも約159mm(0.625インチ)の長さ を有する繊維のことを言う。好ましくはトップシートは、坪量が、1平方メート ルあたり約18〜約25グラムである。適切なトップシートは、マサチューセッ ツ州ウオルポール(Walpole,Massachusetts)のインターナショナル・ペーパー ・カンパニーの一部門(a Division of International Paper Company)である ベラ テック社(Veratec,Inc.)によってP-8という名称で製造されているものであ る。 本発明によるおむつは好ましくはさらに、液体及びその他の体内からの滲出物 の改良された封じ込めを与えるために、弾性脚部部材、すなわち弾性化レッグカ フスを備えている。各弾性化レッグカフスは、脚部において体内からの滲出物の 漏れを減らすために、いくつかの様々な実施形態を備えていてもよい。(レッグ カフスは、レッグバンド、サイドフラップ、バリヤーカフス、あるいは弾性カフ スであってもよく、またこのようにも呼ばれることがある。)1975年1月1 4日にBuellに発行された、発明の名称が「使い捨ておむつ用の収縮しうるサイ ド部分」という米国特許第3,860,003号は、吸収性コアのサイド縁部から 側面方向に外側に延びている弾性化レッグカフス(ガスケットカフス)を備えるた めに、1つのサイドフラップ及び1つ又はそれ以上の弾性部材を有する収縮しう る脚部開口部を備える使い捨ておむつについて記載している。1990年3月2 0日にAziz及びBlaneyに発行された、発明の名称が「弾性化フラップを有する 使い捨て吸収体(Disposable Absorbent Article Having Elasticized Fla ps)」という米国特許第4,909,803号は、脚部の封じ込めを改良するために 、「立ち上った」弾性化フラップ(バリヤーカフス)を有する使い捨ておむつについ て記載している。1987年9月22日にLawsonに発行された、発明の名称が「 二重カフスを有する吸収体(Absorbent Article Having Dual Cuffs)」とい う米国特許第4,695,278号は、ガスケットカフスとバリヤーカフスを含む 二重カフスを有する使い捨ておむつについて記載している。1987年11月3 日にBuellに発行された、発明の名称が「使い捨てウエスト封じ込め衣類(Dispo sable Waist Containment Garment)」という米国特許第4,707,115号は 、遊離液体を衣類内に封じ込めるような形状のサイド縁部漏れガード溝部を有す る使い捨ておむつ又は失禁用衣類を開示している。これらの特許の各々は、参照 してここに組込まれる。好ましい実施形態において、弾性化レッグカフスはさら に、前記引例の米国特許第4,695,278号に記載されているようなバリヤー カフスの外側に配置されている、1つ又はそれ以上の弾性ストランドを備えた弾 性ガスケットカフスを備えている。 このおむつはさらに、改良されたフィット及び封じ込めを与える弾性ウエスト 部材を備えていてもよい。この弾性ウエスト部材は、少なくとも中央部において 、吸収性コアのウエスト縁部の少なくとも1つから少なくとも長手方向に外側に 伸びており、一般におむつの末端縁部の少なくとも一部を形成する。従って弾性 ウエスト部材は、少なくとも吸収性コアのウエスト縁部からおむつの末端縁部ま で伸びているおむつの部分を備えており、これは装着者のウエストに隣接して配 置されるものである。使い捨ておむつは一般に、次のような2つの弾性ウエスト 部材を有するように構成されている。すなわち1つが第一ウエスト部に、1つが 第二ウエスト部に配置されている。弾性ウエスト部材又はその構成要素のどれも 、おむつの封じ込め集成体に付着された別の要素を備えていてもよい。あるいは また、弾性ウエスト部材は、おむつのその他の要素、例えばバックシート又はト ップシート、好ましくはバックシートとトップシートの両方の延長部として構成 されていてもよい。 その他の吸収体、及びそこにおける本発明の弾性部材の使用法の例は、国際出 願WO93/16669号に記載されているサイドパネルを備えたおむつ;国際 出願WO94/28842号に記載されているサイドパネルを備えた改良造形お むつ;第WO95/00096号に記載されている排泄トレーニングパンツ;国 際出願WO95/3775号に記載されている、これに接着されたサイドパネル を備えた対称(emetically)長方形の本体を有する赤ちゃん用おむつである。これ らの例はすべて、参照してここに組込まれる。 本発明に用いることができるエラストマー材料は、先行技術において入手可能 であり、これには特に、欧州特許第0217032号によって教示されているも のが含まれる。この特許は、参照してここに組込まれる。 例えばメルトブローンエラストマー繊維を製造するのに適した材料は、一般式 A−B−A’(ここにおいてA及びA’は各々、スチレン部分を含む熱可塑性ポ リマーエンドブロック(endblock)、例えばポリ(ビニルアレーン)であり、Bはエ ラストマーポリマーミッドブロック、例えば共役ジエン又は低級アルケンポリマ ーである)を有するブロックコポリマーである。適切なエラストマー材料には、 エラストマー繊維不織布ウエブを形成するための材料が含まれるが、これに限定 されるわけではなく、この材料は、A及びA’エンドブロックが、ポリスチレン 及びポリスチレン同族体、例えばポリ(アルファメチルスチレン)を含む群から選 ばれるものであり、Bミッドブロックが、ポリブタジエン、ポリイソプレンであ るか、あるいはポリ(エチレン−ブチレン)であるようなものである(これらの例 は、ここに組込まれている米国特許第4,333,782号、第4,323,534 号、及び第4,355,425号に開示されている)。 参照してここに組込まれている米国特許第4,418,123号は、スチレンエ ンドブロックA及び非晶質(amorphous)中間ブロックBを有するA−B−Aブロ ックコポリマーについて記載している。飽和又は本質的飽和ポリ(エチレン−ブ チレン)ミッドブロック又はセグメントBを有する、商品として入手しうるA− B−A’ブロックコポリマーは、ポリスチレン/ポリ(エチレン−ブチレン)/ポ リスチレンブロックコポリマー(S−EB−S)と呼ばれることがあり、これらは 、商標名クラトン(KRATON)Gとして、例えばクラトンG1650、クラトンG 1652、及びクラトンGX1657として、シェル・ケミカル社(Shell Chemical C ompany)から入手しうる。クラトンゴム材料は、いくつかのシェル・ケミカル社 の出版物に詳細に記載されている。例えばこれにはSC198-83、7/83 5Mが含ま れる。シェル・ケミカル社から入手しうるその他の材料は、S−B−Sブロック コポリマーと呼ばれることもあるが、これはクラトンDという名称であり、例え ばクラトンD1101、クラトンD1102、及びクラトンD1116である。 A−B−A’ブロックコポリマーを押出して、エラストマー材料、特にエラス トマーフィルム、及びエラストマー繊維を製造することができ、より詳しくはメ ルトブローイングによってエラストマーミクロ繊維を製造することができる。S -EB-S熱可塑性ブロックコポリマーは、かなり高い含量のポリオレフィン材料 を含む場合でさえ、満足すべき弾性及び強度特性を備える材料を生じる。 もう1つのS−B−Sブロックコポリマー材料は、フィリップス・ペトローリ アム社(Phillips Petroleum Company)から、商標名ソルプレン(Solprene)41 8という商品として入手することができる。 使用しうるその他のエラストマー樹脂は、S−I−Sブロックコポリマーと呼 ばれるA−B−A’ブロックコポリマーであり、シェル・ケミカル社から商標名 クラトンD、例えばクラトンD1107、クラトンD1111、クラトンD1112、及びク ラトンD1117として入手することができる。 フィルム形成に用いられるその他のエラストマー材料の例には、ポリエステル エラストマー材料、例えばポリウレタンエラストマー材料、例えばビー・エフ・ グッドリッチ・アンド・カンパニー(B.F.Goodrich & Co.)から、商標名エ スタン(ESTANE)として入手しうるもの、及びポリアミドエラストマー材料 、例えばリルサン社(Rilsan Company)から商標名ペバックス(PEBAX)とし て入手しうるものが含まれる。一般に樹脂を形成するあらゆる適切なエラストマ ー繊維又はこれを含むブレンドを、本発明のエラストマー繊維の不織布ウエブに 用いることができ、樹脂を形成するあらゆる適切なエラストマーフィルム又はこ れを含むブレンドを、本発明のエラストマーフィルムに用いることができる。 本発明に用いられる樹脂を形成するエラストマーフィルムは本質的には、一般 に可塑剤、顔料、酸化防止剤、及びその他の通常用いられる添加剤を含んでいて もよいエラストマーS−EB−S熱可塑性樹脂から構成されていてもよい。さら にはS−EB−Sブロックコポリマーは、ポリオレフィン、例えばポリエチレン 及び/又はポリプロピレンとブレンドされてもよい。S−EB−Sブロックコポ リマーをブレンドする際に用いられるポリオレフィンは、S−EB−Sブロック コポリマーとブレンドされ、かつ高圧高温条件の適切な組合わせに付された時に 、ブロックコポリマーとのブレンド形態で押出し可能なものでなければならない 。特に、好ましいポリオレフィン材料には、ポリエチレン、ポリプロピレン、及 びポリブテンが含まれ、これにはエチレンコポリマー、プロピレンコポリマー、 及びブテンコポリマーが含まれる。2つ又はそれ以上のポリオレフィンのブレン ドを用いてもよい。特に好ましいポリエチレンは、ユー・エス・アイ・ケミカル 社(U.S.I.Chemical Company)から商標名ペトロテン(Petrothene)Na60 1として入手することができる。(これはまた、PE Na601又はNa601とも呼ば れている)。適切なポリプロピレンは、ハイモント社(Himont Corporation)か ら、商標名PC-973として入手することができる。 非エラストマー材料として通常知られているあらゆるポリマーを、この発明に おいて用いることができる。これらの例には、商品として入手しうるポリエステ ル、ポリアミド(PE、PP)、ポリオレフィン等が含まれるが、これらに限定さ れるわけではない。PP及びPEフィルムが特に適切であり、特に0.917g /cm3より大きい密度を有するPEが好ましい。好ましくは非エラストマー材 料の特性は、例えばCD−方向へ弾性特性を解放することに対しての、例えば低 い力及び低い破断点伸びである。 押出し又は同時押出しをしてフィルムを形成することができるエラストマー材 料及び非エラストマー材料の例には、ここに前記されている既知のエラストマー 材料及び非エラストマー材料のあらゆる組合わせが含まれる。特にクラトンとP E又はPPとのブレンドが適切である。 弾性部材は、エラストマー材料から形成された少なくとも1つの層と、実質的 に非エラストマー材料から形成された少なくとも1つの層とを備えており、これ ら2つの層が押出されてフィルムが形成される。押出しは、あらゆる通常知られ ている方法であってもよく、例えば米国特許第5,147,346号(クロペイ社( Clopay))に記載されている方法を参照する。この特許の詳細は、参照してここ に組込まれる。 同時押出し技術は、当業者にはよく知られており、詳細に考察する必要はない 。フィルムの同時押出しのためのこのような技術の1つには、別々の押出し機と ダイとの間に配置された供給ブロックの使用が含まれる。この供給ブロックは、 別々の押出し機から流れ出た様々な熱可塑性樹脂流を組合わせて、互いに緊密に 接触させて単一流を形成し、この組合わされた流を、同時押出し複合材フィルム の形成のために平行流パターンでダイに入るように仕向ける働きをする。複合材 フィルムの各層、及び特に外側層に関して様々な幅が望まれる場合、各々が異な る幅を有する収束ダイ(converging die)を用いて、別々の押出し機から流れ出た 熱可塑流を組合わせて、互いに緊密かつ上に重なるように接触させることができ る。しかしながらこの方法を用いた場合、供給ブロックは削除され、用いられる 各押出し機に関して、そこから流れ出る熱可塑流を受入れるために、対応ダイが 用いられる。当然ながら、複合材フィルムがより狭い幅を有する外側層と同時押 出しされる場合、外側層に対応するダイは、内側層に対応するダイの幅より小さ い幅を有すると理解すべきであろう。 図4は、本発明による吸収体の製造の一例を示す。 複数の相互連結された単回使用おむつ2を具備した連続ウエブ1が示されてい る。各おむつは、吸収性パッド要素3、一対のエラストマー要素又はパッチ4a を具備している。これは、「生の(live)」合成又は天然ゴム、合成又は天然ゴムフ ォーム、エラストマーフィルム、エラストマー不織布ラミネート、エラストマー スクリム等を具備していてもよく、これは予め決められた間隔をあけた位置にお いてウエブ、すなわち前記吸収性パッドに固定されている。好ましくはエラスト マーパッチは、少なくとも1つのエラストマー材料層及び少なくとも1つの非エ ラストマー材料層を備えた、本発明による押出しフィルムを備えている。活性化 前、エラストマー特性は、押出し非エラストマー層によって抑制されている(res trained)。前記エラストマーパッチは、一般に伸長性ポリマー材料、例えば1ミ ル厚さのポリエチレンフィルムを具備している湿分不透過性バックシート5と、 一般に延伸性不織布繊維質材料か、あるいは延伸性開口ポリマーフィルムを具備 している湿分透過性トップシート6との中間に位置している。 追加として吸収体に用いることができるエラストマー要素又はパッチ4aに用 いることができるその他の材料は、少なくとも約400%の破断伸び、及びその 非抑制長さの50%伸長において、サンプル幅1インチあたり約200グラムの 延伸力を有するフォームを備えている。使用しうることが分かっているフォーム の例には次のものがある。すなわち、ニュージャージー州パラマス(Paramus, N.J.)のジェネラル・フォーム社(General Foam)から入手しうる、非荷重(n o-load)キャリパー又は厚さが約80ミル(2032mm)、密度が約2.06lb s/cu.ft(1立方センチメートルあたり約0.033グラム)のジェネラル・ フォーム・ポリウレタンフォーム第40310号;日本国横浜のブリジストン社 から入手しうる非荷重キャリパー又は厚さが約80ミル、密度が約2.06lb s/cu.ft(1立方センチメートルあたり約0.033グラム)のブリジストン SGポリウレタンフォーム;ロードアイランド州ミドルトン(Middleton,R. I.)のフルフレックス社(Fulflex Inc.)から入手しうる、非荷重キャリパー又 は厚さが約50ミル、密度が約13.3lbs/cu.ft(1立方センチメート ルあたり約0.214グラム)の架橋天然ゴムフォーム;及びオハイオ州フレモン ト(Fremont,Ohio)のラドロー・コンポジッツ社(Ludlow Composites Corpo ration)から入手しう る、非荷重キャリパー又は厚さが約50ミル、密度が約13.3lbs/cu.f t(1立方センチメートルあたり約0.24グラム)の架橋天然ゴムフォームであ る。 エラストマーパッチは、1つ又は複数のエラストマー層及び非エラストマー層 が、例えば様々なダイヘッドから押出されるか、あるいはなんらかのダイヘッド から同時押出されている本発明の押出しフィルムを備えることが好ましい。押出 しは、吸収体の製造と同時に行なわれてもよく、さもなければ押出しフィルムは 、図4に示されているように組立てられる前に予備成形されてもよい。エラスト マーフィルムが、図4に示されているように予備製造される場合、エラストマー フィルム4の2つのロールには、非常にわずかな(本質的には「ゼロ歪」)張力下に 、その周辺部に真空押え(hold down)部品(図示されていない)を備えたアンビル ロール上に、おむつ1つあたりの所望の長さのエラストマーパッチ4aを供給す る速度で供給が行なわれる。ナイフ12は、1つのおむつにつき1つの切断を行 ない、実質的に非張力エラストマーパッチ4aは、トランスファー点13に達す るまで、真空によってその周辺部に固定されたアンビルロール11と共に進む。 バックシート5に特に好ましい材料には、約45〜90%線状低密度ポリエチ レンと、約10〜55%のポリプロピレンとを具備するブレンドが含まれる。非 エンボス形態で用いられる場合、バックシート5は一般に、約1ミルの非荷重キ ャリパー又は厚さを示す。所望であればバックシートは、ウエブの取扱い及び外 見特性を高めるために、約5.5ミルのキャリパーまでエンボスされてもよい。 うまく行くことがわかっているバックシート材料の例には、インディアナ州テー ル・オート(Terre Haute,Ind.)のトレデガー・インダストリーズ社(Tredeg ar Industres,Inc)から入手しうるRR8220ブレンドREDEM、及びインデ ィアナ州テール・オートのトレデガー・インダストリーズ社から入手しうるRR 5475ブレンドULABが含まれる。 湿分透過性トップシート6に特に好ましい材料は、1平方ヤードあたり約18 〜20グラムの範囲にある坪量を有しており、かつマサチューセッツ州ウオルポ ールのインターナショナル・ペーパー・カンパニーの一部門であるベラテック社 からP8という名称で入手しうる約2.2デニールのポリプロピレン繊維から構成 されている、疎水性不織布カードウエブを備えている。 特に望ましい美的外見から、バックシート5、トップシート6、あるいは両方 が、1982年8月31日にRadel及びThompsonに発行された、共に譲渡され た米国特許第4,342,314号に一般に開示されている種類の柔軟性(resilie nt)三次元ポリマーウエブを具備している場合、おむつウエブの「ゼロ歪」ストレ ッチラミネート部分を生じる。この特許は、参照してここに組込まれる。 バックシート材料5及びトップシート材料6の連続ウエブは好ましくは、縦方 向に非常にわずかな(本質的には「ゼロ歪」)張力下に維持され、しわが寄るのが妨 げられ、完成されたおむつウエブが、ナイフ422において個別おむつ2に切り 離されるまで、おむつ集成体との位置合わせ(regisutration)及び転換(converti ng)操作が容易にされる。 おむつウエブ形成操作は、図4において概略的にのみ示されている。吸収性パ ッドセグメント3が、予め決められた間隔で規則的に間隔があけられて配置され ている、一対の組合わせロール又はラミネートロール15の間のニップに送られ る。特に好ましい実施形態において、吸収性パッドセグメント3は、好ましくは 使用中にパッドの一体性を生じるためにセルロースティシュー外皮(envelope)内 部に閉じ込められたエアフェルトを具備している。 「ゼロ歪」−ストレッチラミネートウエブは、断続的接着形状又は実質的連続接 着形状のどちらかを用いて製造することができる。ラミネート中の実質的非弾性 ウエブにおいて比較的に延伸性があるか、又は破断を伴なわずに圧伸性があり、 最終ラミネートに高度のz方向の嵩張りが望まれるような状況において、断続的 接着形状が通常望ましい。 これとは逆に、z方向の嵩張りの程度が最重要ではなく、ラミネート中の比較 的非弾性のウエブの1つ又はそれ以上が、破断を引起こさずに伸ばすか又は圧伸 するのが難しい場合、連続接着形状が一般に望ましいことが分かった。後者の状 況において、実質的連続接着形状は、インクリメンタルストレッチ操作後、ラミ ネート層のすべてを互いに比較的密接な接着状態に維持する。従って比較的非弾 性のウエブの1つ又はそれ以上が、インクリメンタルストレッチ操作中に破断点 まで損傷を受けた場合でさえ、1つ又は複数の比較的非弾性のウエブの損傷部分 のエラストマープライへの比較的密接な接着によって、最終使用者は、損傷が生 じたことを認識するのが難しくなる。1つ又は複数の比較的非弾性のウエブの破 断が、ウエブの意図された機能、例えば液体不透過性を損なわないならば、イン クリメンタルストレッチ操作中に1つ又は複数の比較的非弾性のウエブに生じる 損傷は、最終製品においてマイナスとしては認識されない。 従って本発明の特に好ましい「ゼロ歪」ストレッチラミネートウエブにおける連 続接着形状の使用から生じる予期しない利点は、これによって、弾性化製品の製 造業者が、本発明のラミネートに用いられても成功しうるような、はるかに広い 範囲の比較的非弾性のウエブから選択することができるということである。本質 的にはこれによって、本発明の「ゼロ歪」ストレッチラミネートウエブにおいて、 通常は感知しうる程度まで圧伸性があるとは考えられないような、比較的非弾性 のウエブの使用が可能になる。 図4の実施形態において見られるように、湿分不透過性延伸性バックシート材 料の連続ウエブは、グルー塗布器(glue applicator)410の非常に近くに向け られる。グルー塗布器410は、実質的に非張力エラストマパッチ4aが配置さ れることになる予め決められた区域において、バックシート5へ接着剤10aの 実質的に均一かつ連続的な塗布を与えるために用いることができる。この後者の 型の特に好ましい実施形態において、選択された接着剤はストレッチ性があり、 このグルー塗布器は、メルトブローン塗布装置を備えている。 このようなメルトブローン接着剤塗布装置であって、出願人が、本発明の実質 的連続接着「ゼロ歪」ストレッチラミネートウエブを製造するのに特に適している ことを発見した装置の1つは、ジョージア州ゲインスビル(Gainesville,Ga) のジェイ・アンド・エム・ラボラトリーズ社(J & M Laboratories)から入手 しうる、メルトブローンスプレイ塗布器モデル第GM-50-2-1-GHである。この 後者の装置は、横方向に測定して1線インチ(lineal inch)あたり20個のオリ フィスを有するノズルを利用している。各オリフィスは直径が約0.020イン チである。オハイオ州フィンドレイのフィンドレイ・アドヒーシブ社から入手し うるフィンドレイH-2176ホットメルト接着剤は、好ましくは約340°Fの温 度まで加熱さ れ、1平方インチあたり約7.5〜10ミリグラムの割合でバックシート5に塗 布される。約425°Fの温度及び約50psigの圧力における加熱圧縮空気 が、接着剤ノズルにおける第二オリフィスを通って出され、レイダウン操作中に 接着剤フィブリルを均一に分配するのを助ける。 おむつウエブの結果として生じる「ゼロ歪」ストレッチラミネート部分のインク リメンタルストレッチに先立って過ぎる時間の間、バックシートウエブ5と、図 4に10aとして実質的に示されているホットグルーとの緊密な接触によって、 バックシートの柔軟化が生じる。例えば通常のポリエチレンバックシート材料の ようないくつかのウエブの場合、この柔軟化は、インクリメンタルウエブストレ ッチプロセスの間、バックシートへの損傷を最小限にする上で、有利であること が分かった。問題のウエブが、製造されつつある最終製品に、ある機能例えば液 体不透過性を与えるような状況において、これは特に重要であろう。 あるいはまたおむつウエブの「ゼロ歪」部分を備えている要素は、非加熱接着剤 、熱接着、圧力接着、超音波接着等を用いて互いに断続的又は連続的に接着され てもよい。このような場合、熱エネルギーは所望であれば、当業者によく知られ た他の手段によって、例えば輻射加熱器(図示されていない)、ホット空気ブラス ト(図示されていない)等によってバックシートウエブ5に加えられ、同様な結果 を得ることができる。 エラストマー材料4は、所望の位置においてバックシート5上へ押出され(あ るいはまた、非エラストマー材料と共に同時押出しされ)、好ましくは同時押出 しフィルムとして、本発明の押出し弾性複合材が形成される。この材料は、バッ クシートに直接押出されてもよく、あるいは押出しフィルムとして予備成形され 、図示されているように接着されてもよい。点13において、押出しフィルム4 aは、好ましくは高圧空気ブラストによって、例えば接着剤10aと一致するバ ックシートウエブ5の予め決められた部分に送られる。この移動は連続的(seque ntial)であり、真空装備アンビルロール及びバックシートウエブ5の表面速度は 本質的に等しい。あるいはまた接着剤を避けるために、好ましくはエラストマー 層及び非エラストマー層は、吸収体の弾性部材に関して予め決められた地点にお いて、バックシート上に直接押出される。あるいはまた、1つ又はそれ以 上の弾性部材は、ここで前記されているように接着剤パッチ10aで接着された 、先行技術でも通常知られているエラストマーパッチを備えていてもよく、さら には1つ又はそれ以上の弾性部材が、本発明のエラストマーフィルムを備えてい てもよい。 エラストマーパッチ4aがその長さに沿う予め決められている地点で接着され ているバックシートウエブ5は、ついでラミネートロール又は組合わせロール1 5のペアの方に向けられる。 湿分透過性トップシート材料6の連続ウエブ、例えば延伸性繊維不織布ウエブ は、第二グルー塗布器414のすぐ近くに送られる。この塗布器において、エラ ストマーパッチ4aの大きさ及び位置に実質的に合い、好ましくはバックシート ウエブ5上にエラストマー/非エラストマー複合材を押出すようにサイズされた 接着剤14aパターンが好ましくは塗布される。バックシート材料5の場合、ト ップシート材料6に塗布される接着剤パターンは、トップシート材料6の特性、 及び結果として生じる「ゼロ歪」ストレッチラミネートウエブに望まれる特性によ って、断続的であるか、あるいは実質的に連続的であってもよい。所望であれば 、接着剤塗布器414は、接着剤塗布器410と同一であってもよい。 バックシートウエブ5及びトップシートウエブ6及び吸収性パッド3は、組合 わせロール15において互いに接触させられる。ウエブ及びパッドが互いに接触 する直前に、好ましくは追加接着剤が、分かりやすくするために図4には示され ていない手段によって、1つのウエブ又は両方のウエブに塗布される。後者の接 着剤は、バックシート、トップシート及び吸収性パッドの予め決められた部分を 互いに固定し、おむつウエブ1が形成される。 その後完全に組立てられたおむつウエブは、好ましくは一対の接着剤セットロ ール16を通って進む。これは、グルーの表面にじみを最小限にするために、冷 却(chilling)が必要なこともある。 ついで完全に組立てられたおむつウエブ1は、少なくともある程度まで本発明 のシステムを互いに補い合う三次元表面を有する向かい合った加圧機(pressurea pplicators)を用いて、インクリメンタルウエブストレッチングを通して送られ る。これは、図4において420として概略的にのみ示されている。装置420 として用いることができる本発明の特に好ましいインクリメンタルウエブストレ ッチ装置の詳細は、図5に示されている。 エラストマー層及び実質的非エラストマー層はフィルムを形成し、このフィル ムは、画定された区域において、最終吸収体に組込まれる前、その間、又はその 後に、ここに前記されているあらゆる活性化形態によって、好ましくは機械的ス トレッチによって弾性化され、その結果、離散点においてフィルムの非エラスト マー層の破断によって少なくとも一部破壊が生じる。その結果、フィルムのエラ ストマー層の弾性特性の解放が生じる。これらの特性は、フィルムを形成するた めに非エラストマー層と組み合わされた時に、以前に抑制されていたものである 。機械的ストレッチは、先行技術において知られているあらゆる方法によって実 施することができる。例えばこの方法には、米国特許第5,244,482号に記 載されているような幅出し(横方向ストレッチ)、示差速度延伸(縦方向ストレッ チ)等が含まれる。 押出しフィルムを機械的にストレッチするために用いられる特に好ましい方法 及び装置には、フィルムを機械的にストレッチするためのかみ合い波形(meshing corrugated)ロールが用いられている。おむつのいくつかの部分を機械的にスト レッチするのに適した装置及び方法についての考察は、1978年8月15日に Sissonに発行された米国特許第4,107,364号、及び1989年5月30 日にSabeeに発行された米国特許第4,834,741号に含まれている。特に好 ましい装置及び方法は、次の特許に開示されている。すなわち発明の名称が「ゼ ロ歪ストレッチラミネートウエブに弾性を与えるためにこれをインクリメンタル にストレッチするための改良方法及び装置(Improved Method and Apparatus For Incrementally Stretching A Zero Strain Stretch Laminate Web To Impart Elasticity Thereto)」という共に出願中の共に譲渡された米国 特許出願番号第07/662,536号、すなわち1991年2月28日にGera ld M.Weberらによって出願され、許可されたピー・アンド・ジー社(P & G )のケース第4339号;発明の名称が「ゼロ歪ストレッチラミネートウエブに様 々な程度の弾性を与えるためにこれを不均一にインクリメンタルにストレッチす るための改良方法及び装置(Improved Method And Apparatus For Increme ntally Stretching Zero Strain Stretch Laminate Web In A Non-Uniform Manner To Impart A Varying Degree of Elasticity Thereto)」という米国特許出願番号第0 7/662,537号、すなわち1991年2月28日にKenneth B.Buellら によって出願され、許可されたプロクター・アンド・ギャンブル社のケース第4 340号;及び発明の名称が「ゼロ歪ストレッチラミネートウエブに、ウエブを 破断ぜずに弾性を与えるために、これを連続的にストレッチするための改良方法 及び装置(Improved Method and Apparatus For Sequentially Stretching Zero Strain Stretch Laminate Web To Impart Elasticity Thereto Without Rupturing The Web)」という米国特許出願番号第07/662,54 3号、すなわち1991年2月28日にGerald M.Weberらによって出願され 、許可されたプロクター・アンド・ギャンブル社のケース第4341号である。 これらの各々の明細書及び図面は、参照してここに組込まれる。 用いることができる特に好ましいインクリメンタルストレッチ装置は、図5に 示されている。実質的に非張力のエラストマーパッチ4aを含むおむつウエブ1 が、非エラストマー材料の少なくとも1つの層と共に押出されたエラストマー材 料の少なくとも1つの層を備える本発明の複合材弾性部材に対応するタイミング は、次のようなものである。すなわち、おむつウエブ1が、一番上の波形ロール 25のセグメント24a/bと、連続的波形又は溝付の一番下の波形ロール21 との間を通過する時に、おむつウエブ内に含まれているエラストマーパッチ4a を形成する実質的非張力押出しフィルムが、一番上にある波形ロール25に含ま れている波形又は溝セグメント24a/bと実質的に一致するようなタイミング である。所望であれば、溝付セグメント24a/bは、縦方向に測定された場合 、エラストマーパッチ4aより全体の長さが長く、最終おむつにおいてエラスト マーパッチ4aに隣接したトップシートとバックシートの部分に、ある程度の伸 長性を与えるようにしてもよい。 一番上と一番下の波形ロールにおける補足溝部の正確な形状、間隔あけ、及び 深さは、例えば完全に加工処理されたウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部 分に望まれる弾性の量のような要因によって様々であるが、2対の配列された(s equenced)波形ロールであって、各々が、約0.150インチの頂部間溝ピッ チ(peak-to-peak groove pitch)、頂部において測定された約12°の開先角度 、及び約0.300インチの頂部から谷部までの溝の深さを有するロールが、本 発明の特に好ましい実施形態において用いられた。前記波形ロールペアにおける 各波形の外側頂部は、約0.010インチの半径を示す一方で、隣接する波形間 に形成された内側溝部は一般に約0.040インチの半径を示す。これらの配列 されている波形ロールペアは一般に、かみ合い波形ロールの続いている各ペアに おける向かい合った頂部が、互いに対する重なり合いの程度を、かみ合い波形ロ ールの第一ペアから第二ペアまで、約0.035〜0.050インチ増すように調 節される。第二組のかみ合い波形ロールは一般に、約0.150インチ〜約0.1 75インチの深さの合計まで互いに重なり合っている。 かみ合い波形ロールの連続するペアにおける向かい合った頂部の重なり合いの 程度は、当然ながら所望によって調節して、多少なりとも伸長性を生じることが でき、その結果ウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部分が生じる。前記ロー ル形状及びラミネートウエブ構成に関して、約0.050インチというほどの小 ささから約0.225インチという大きさまでの範囲の頂部から頂部の重なり合 いの深さが可能である。一般にある一定量のインクリメンタルストレッチ総量に 関して、配列されたかみ合い波形ロールペアの数が増えるにつれて、ウエブの損 傷に対する可能性は減少する。これは、一連の配列かみ合い波形ロールペアが用 いられる場合、インクリメンタルストレッチ操作が、一連の比較的小さい工程に おいてより漸進的に実施されるという事実によるからであると考えられる。ウエ ブのより漸進的なストレッチは、ウエブへの損傷を最小限にすると考えられる。 図5からわかるように、おむつウエブ1は、一番下のロール21にある各連続 組の溝部23にすぐ隣接した位置にある活性真空口(ports)522を十分に覆う ように、アイドラーロール572、74によって、一番下の波形ロール21を包 むようにさせられる。一番上の波形ロール25にある溝付きセグメント24a/ bと実質的に一致するように配置された真空口522は、一対の真空マニフォー ルド526に、ロール21を通って内部的に連結されている。これらのマニフォ ールド526は、一番上の波形ロール25の溝付きセグメント24a/bによっ ておむつウエブに作用が加えられた時に、おむつウエブ1に対して吸込みを行な うものである。 本発明による予備成形押出しフィルムであるか、あるいはトップシート及び/ 又はバックシート上の予め決められた位置へ直接押出されたフィルムである液体 透過性トップシートウエブ6及び/又はパッチ4a、及び液体不透過性バックシ ートウエブ5に、非張力エラストマーパッチ4aを固定するための接着剤(用い られるとすれば)か、あるいはトップシートウエブ及びバックシートウエブの一 致する部分を互いに固定するために用いられる接着剤のどちらかの付着(build-u p)を最小限にするために、一番上のロール25の上の溝付きセグメント24a/ bと、一番下のロール21の連続溝部23は、好ましくは低摩擦材料、例えば 内部潤滑性(self-lubricating)低摩擦材料、例えば強化フルオロポリマーの水性 分散液、例えばイリノイ州モリス(Moris,III)のミクロ・サーフィス社(Micro プレーコーティングで被覆されている。あるいはまた、エラストマー層及び非エ ラストマー層は、製造プロセス中に吸収体のバックシート及び/又はトップシー ト上に直接押出されるか、あるいは同時押出しされる。 一番下のロール21の真空口522は好ましくは多孔質材料、例えば0.09 0”メッシュハニカム544によって覆われ、真空による作用をうけるおむつウ エブ1のいくつかの部分に対する支持体を与え、ウエブに対する良好なグリップ 表面を生じ、ウエブが真空によって作用を受けるときはいつでもハニカム表面に おけるウエブの側面方向のスリップ又は移動を実質的に妨げるようにする。 最適条件下において、押出しエラストマーフィルム4aを含むおむつウエブ1 の「ゼロ歪」部分に与えることができる最大程度のインクリメンタルストレッチは 、一番上の波形ロール25のセグメント24a/bにおける溝部と、一番下の波 形ロール21における連続溝部23との間の係合の深さによって決定される。し かしながらストレッチラミネートウエブが、かみ合い波形ロールの間を通過する 時にウエブのストレッチ方向に実質的に平行な方向にスリップ又は収縮すること が実質的に妨げられなければ、最適な程度のインクリメンタルストレッチは実施 されない。従ってその最も好ましい形態において、インクリメンタルウエブス トレッチ操作が実施される一方で、「ゼロ歪」ストレッチラミネート複合材を備え る三層のすべての一番外側の部分は、図5Bの横断面図として一般的に示されて いるように、抑制に付されて、おむつウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部 分が、連続的に配置されたかみ合い波形ロールのいくつかの組の間を通過する時 に、所望のストレッチ方向に平行な方向にスリップ又は収縮することが実質的に 妨げられる。 もう1つの実施形態において、延伸性非弾性ウエブの1つ又はそれ以上の破断 でさえ、結果として生じる「ゼロ歪」ストレッチラミネートウエブを、その意図さ れた目的のために許容しえないものにしないこともある。例えばバックシートウ エブ5の破断は、ラミネートウエブにおける他のプライのうちの1つがその最終 製品において所望の機能を与える限りは、その意図された目的のためのラミネー トウエブの機能を必ずしも破壊しない。例えば延伸性バックシートウエブ5にお けるある程度の破断は、エラストマーパッチ4aに対応する複合材弾性部材が、 液体不透過性材料を具備しているならば、結果として生じる使い捨ておむつウエ ブの液体不透過性を破壊しないであろう。これは、問題のプライ間に実質的連続 接着を用いる「ゼロ歪」ストレッチラミネートウエブの実施形態に関して特に当て はまる。その理由は、インクリメンタルストレッチ後のプライの互いに対する比 較的密接な接着によって、このようなプライの損傷は、製品の最終使用者によっ て検知するのが難しくなるからである。 図4〜5に示されているおむつウエブ1が、一番上の湿分不透過性バックシー トウエブ5の存在によって、空気の透過に対して実質的に不透過性であるならば 、多孔質ハニカム材料544によって覆われている真空口522は、所望であれ ば、一番下の波形ロール21における縦方向に向けられた溝部23の各組のすぐ 隣で用いることもできる。エラストマーパッチ4aが空気の通過に対して十分に 透過性がある場合、真空によって発生する吸込み力は、液体透過性トップシート ウエブ6及びエラストマーパッチを通り、バックシート5の上に重なっている部 分をしっかりと掴む。この場合おむつウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部 分を備える3層すべては、インクリメンタルストレッチ操作の間抑制されるであ ろう。 エラストマーパッチ4aが実質的に空気の通過に対して透過性がないならば、 次のどちらかが必要であろう。すなわち(a)吸込み力が、液体透過性圧伸性トッ プシートウエブ6を通って液体不透過性圧伸性バックシートウエブ5に行使され うるように、真空口522とその上に重なっているハニカム材料544を、エラ ストマーパッチ4aの向かい合った縁部のすぐ外側に配置すること;あるいは( b)おむつウエブの向かい合った表面に作用することができる適切なクランプ装 置によって、おむつウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部分を備える三層全 部を抑制することのどちらかである。このような装置は、次の特許に開示されて いる。この特許とはすなわち、1991年2月28日に出願された、Gerald M Weber、William R Vinage,Jr.、Douglas H Benson、及びDavid A S abatelliの、発明の名称が「ゼロ歪ストレッチラミネートウエブに弾性を与える ためにインクリメンタルにストレッチするための改良方法及び装置」という、前 記の同時出願され、共に譲渡された米国特許出願番号第662,536号である 。これの開示は、参照してここに組込まれる。 多孔質ハニカム材料544を通って作用する真空口522による、図4〜5に 示されているおむつウエブ1に加えられる吸込み力は、パッチ4aとして示され ている実質的に非張力のエラストマー及び非エラストマー押出しフィルムを含む おむつウエブの部分が、各々、一番下の波形ロール21にある連続溝部23と、 各々一番上の波形ロール25及び27の第一組及び第二組の溝セグメント24a 及び24bとのかみ合い部分の間を通過する時に、側面方向に内側の方向にスリ ップ又は収縮するのを実質的に防ぐ。 これは、パッチ4aに固定された延伸性トップシート及びバックシートウエブ に、ストレッチ操作中に可能な限り十分な程度の伸長を無理に受けさせることに よって、インクリメンタルストレッチの効果を最大限にするだけでなく、エラス トマーパッチの向かい合った周辺縁部のすぐ隣の区域においてこれらが固定され ているトッブシート及び/又はバックシートウエブの不均衡に高い引張り(strai ning)をも防ぐ。 かみ合い波形ロールの多数ペア(波形ロールの各後続ペアのかみ合いの程度が 高まって行くもの)を用いて、本発明によるおむつウエブ1の「ゼロ歪」ストレッ チラミネート部分を連続的にストレッチすると、伸びプロセスが実施される速度 を減少させ、これによってその間を通過する時に複合材ウエブが受ける歪の率が 減らされる。さらには、連続するロールペアの間を通過する時にウエブから来る 張力の一時的解放によって、連続するロールペアによってより大きな程度までイ ンクリメンタルにウエブがストレッチされる前に、ある程度の応力再分配がウエ ブに生じうる。 従って所望の程度のインクリメンタルストレッチを得るために用いられるかみ 合いロールペアが多くなればなるほど、ある一定のロールペア間を通過する時に ウエブのストレッチはより漸進的になり、応力再分配がウエブ内に生じる機会は より多くなるであろう。このことは、複合材ウエブが受ける歪の率を最小限にす るだけでなく、各インクリメンタルストレッチ操作間の応力再分配の機会をも最 大限にする。その結果、本発明の連続ロール装置は、ストレッチ操作全体が、同 程度のかみ合いを示す単一ロールペアで実施される場合よりも、加工処理される ウエブに損傷を生じにくくする。 押出しフィルムは、トップシート及び/又はバックシートと組合わせることに よって、1つ又はそれ以上の弾性部材として吸収体に組込まれる前に、図5に示 されているようにインクリメンタルストレッチを受けることができる。この場合 、吸収体への組込みに先立つ追加の活性化によって、おむつウエブ1のより穏や かな後続活性化が可能になる。例えばこれによって、例えばバックシートに現れ る穿孔を避けることができる。 図6は、次のことを示している。すなわち(a)各々フィルムを形成するために 押出され、その間にサンドイッチ状に挟まれた2つの外側非エラストマー層20 0を備える本発明の三層押出しラミネートが、押出しエラストマー層であること である。好ましくは三層全部が、活性化前に同時押出しされて、ラミネートが形 成される。(b)に示されているラミネートは、本発明によるものであるが、例え ば図5、5A〜5Cを参照して記載されているようなインクリメンタルストレチ による活性化後のものである。活性化の際に、非エラストマー層の特性は好まし くは予め決められている地点400において破断するのに十分なほど脆いもので ある。これによって例えばストレッチによる活性化の時点での本発明のラミネー トは、中断された外側非エラストマー層を有している。(c)に示されているよう に、活性化後、緩和の際に、非エラストマー層は、エラストマー層の弾性特性に よって、再び連続接触600になる。図5に記載されている方法を用いて活性化 が実施される場合、1つ又は複数の非エラストマー層における破断位置は、かみ 合いロールの位置に対応する。 図4に概略的に420として示されている連続インクリメンタルストレッチ操 作に続いて、完全に組立てられたおむつウエブ1は、好ましくは概略的に460 として示されているサイドノッチ装置を通過させられる。ここにおいて、装着者 の脚部と一致するようにされているノッチは、完全に組立てられたおむつウエブ の側面方向縁部部分から切断される。 最後におむつウエブ1は、ナイフ422によってその長さに沿って予め決めら れた位置において切断され、砂時計形単回使用おむつが製造される。これらのお むつは、おむつのウエストバンドに実質的に平行な方向に、少なくとも初期スト レッチ点まで弾性的伸長性のある実質的に損傷を受けていないサイドパネルの少 なくとも1つのペアを有している。 ここに含まれている記載から、1つ又はそれ以上の離散孤立「ゼロ歪」ストレッ チラミネートウエブ部分を全体が備える、あるいはこれを含む広い範囲の弾性化 製品を製造するために、この方法及び装置を有利に用いることができることは明 白である。 互いに対して実質的に平行に一直線にされている波形を有するかみ合い波形ロ ールの連続的に配置されているペアが添付図面に開示されているが、本発明は、 波形がすべて互いに対して平行に向けられていない波形ロールの連続的に配置さ れたペアを用いても、同程度の容易さで実施することができるとも認められる。 さらには、波形ロールのこのように連続的に配置されたペア上の波形は、必ずし も縦方向又は横方向のどちらかに平行に一直線にされる必要はない。例えば曲線 ウエストバンド又はレッグバンド部分が、ここに開示されている「ゼロ歪」ストレ ッチ複合材を用いて構成された単回使用のおむつにおいて望まれる場合、おむつ ウエブの「ゼロ歪」部分を連続的にストレッチするために用いられる波形ロールの 連続的に配置されたペアにおけるかみ合い歯は、直線ではなく所望の曲線の輪郭 に沿って弾性を生じるために、所望の曲線形状に配列されてもよい。 さらには、ここに開示されている好ましい高速プロセスには、かみ合い円筒形 波形ロールの連続的に配置されたペアを用いているが、本発明の連続ウエブスト レッチ操作はまた、ウエブの「ゼロ歪」ストレッチラミネート部分又は定盤(plate n)の間に配置された製品を連続的にストレッチするために、各組が前の組よりも 大きなかみ合いの程度を有するかみ合い定盤の多数組を用いる連続断続スタンプ 操作を利用して、実施されてもよいと認められる。 さらには、ここに開示されている好ましいプロセスは、かみ合い円筒波形ロー ルを用いているが、ウエブ抑制原理はまた、問題のウエブをインクリメンタルに ストレッチするためにかみ合いプレートを用いて断続的スタンプ操作を利用して 実施されてもよい。後者の場合、唯一の必要条件は、インクリメンタルにストレ ッチされるウエブのいくつかの部分が、かみ合いプレートがストレッチ方向に平 行な方向にスリップ又は収縮を引起こすのに十分な力をウエブに及ぼすことがで きるようになる前に、適切な真空又はクランプ手段によって適切に抑制されると いうことである。 本発明の吸収体の弾性部材は、一方向又は二方向、又はそれ以上のストレッチ 特性を有しうる。吸収体において弾性フィルムを用いるのは、特定の部材に限定 されず、弾性特性が必要とされる製品のあらゆる部材に対して実施あるいは寄与 するために、製品のあらゆる位置に配置してもよい。弾性フィルムは、製品の1 つ以上の位置に配置されてもよく、1つ以上の機能を果たすこともできる。例え ば弾性フィルムは、吸収体の様々な部位におけるストレッチ要素としても用いる ことができる。この場合様々な程度のストレッチ、又はかみ合い部位及びCD/ MDと同じストレッチ特性及びこれと異なるストレッチ方向又は同じ方向を有し 、あるいはその他の角度のある配列が1つの工程で(すなわち同時に)又は連続工 程で形成される。 その他の実施形態によれば、複合材弾性部材は、開口部を有するエラストマー フィルムを備えている。例えば前記フィルムは、あらゆる有効な方法によって、 例えばホットニードル、真空成形、パンチング、スリット等によって機械的に開 口される。好ましくは開口部は、吸収体の製造中にオンラインスリット又はパン チングによって形成される。 ここでは本発明の特別な実施の形態について図示し記述しているが、本発明の 視点から逸脱することなく、他の様々な変形や変更が可能であることは当業者に は明白であろう。本発明の視点の範囲内にあるこのような変形や変更はすべて、 添付の請求の範囲に含まれるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液体透過性トップシートと、 前記トップシートに接合された液体不透過性バックシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの間に配置されている、サイド縁部及 びウエスト縁部を有する吸収性コアと、 複合材弾性部材とを備えており、 前記複合材弾性部材は、エラストマー材料から形成された少なくとも1つの層 と、実質的非エラストマー材料から形成された少なくとも1つの層とを備え、前 記層は押出されてフィルムを形成し、フィルムは活性化によって弾性化され、こ れにより非エラストマー材料はエラストマー材料の弾性特性に対する抑制効果を 失う、吸収体。 2.前記非エラストマー材料の活性化は、予め決められた地点において破断さ せられる、請求項1に記載の吸収体。 3.前記非エラストマー材料が非延伸性である、請求項1に記載の吸収体。 4.エラストマー材料及び本質的非エラストマー材料は同時押出しされてフィ ルムを形成する、請求項1に記載の吸収体。 5.活性化は機械的ストレッチによる、請求項1〜4のいずれか1つに記載の 吸収体。 6.前記フィルムは、前記フィルムを機械的ストレッチして、これにストレッ チ方向に少なくとも初期ストレッチ点まで弾性を与えることにより、弾性化され る、請求項1〜5のいずれか1つに記載の吸収体。 7.前記複合材弾性部材は、前記トップシートの少なくとも1つのセグメント または前記バックシートの1つのセグメントまたはその両方を形成する、請求項 1〜6のいずれか1つに記載の吸収体。 8.前記複合材弾性部材は、吸収性コアの少なくとも1つの縁部から外側に延 びている、請求項1〜7のいずれか1つに記載の吸収体。 9.前記弾性部材は、前記吸収性コアの少なくとも1つの前記サイド縁部から 側面方向に外側に延びている弾性化レッグカフスを備えている、請求項1〜8の いずれか1つに記載の吸収体。 10.前記弾性部材は、前記吸収性コアの少なくとも1つの前記ウエスト縁部 から長手方向に外側に延びている弾性ウエスト部材を備えているか、前記吸収性 コアの少なくとも1つの前記ウエスト縁部に重なっている、請求項1〜9のいず れか1つに記載の吸収体。 11.前記弾性部材は弾性化サイドパネルを備えており、前記弾性化サイドパ ネルの各々は側面方向に弾性的伸長性がある、請求項1〜10のいずれか1つに 記載の吸収体。 12.前記複合材弾性部材は、バックシートと一体的であるか、バックシート と共に延びている、請求項7に記載の吸収体。 13.前記複合材弾性部材は、トップシートと一体的であるか、トップシート と共に延びており、前記弾性部材はさらに複数の開口部を備えている、請求項7 に記載の吸収体。 14.活性化は、複合材弾性部材がトップシートとバックシートと吸収性コア のいずれかと結合される前に行なわれる、請求項1〜13のいずれか1つに記載 の吸収体。 15.活性化は、吸収体を組立てるためにトップシートとバックシートと吸収 性コアとが互いにさらに弾性部材に結合されるのと同時に起こる、請求項1〜1 3のいずれか1つに記載の吸収体。 16.活性化は、吸収体を形成するためにトップシートとバックシートと吸収 性コアが互いにそして弾性部材に結合された後に起こる、請求項1〜13のいず れか1つに記載の吸収体。 17.前記複合材弾性部材は開口部を備えている、請求項1〜16のいずれか 1つに記載の吸収体。 18.前記複合材弾性部材は、弾性部材がトップシートとバックシートと吸収 性コアのいずれかと結合された後に開口される、請求項1〜17のいずれか1つ に記載の吸収体。
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