JPH11514187A - ルーティングのための方法及びシステム - Google Patents

ルーティングのための方法及びシステム

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Abstract

(57)【要約】 公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、第1の構内交換機(PBX1)に対するアクセスのためのプライベートネットワーク(PISN)を示す少なくとも1つの識別番号(PIID)が格納されており、この第1の構内交換機(PBX1)によって加入者(BS)への呼が記録されさらに移動加入者電話番号(MSISDN)が公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)に送信される。ルート番号は到来する移動加入者電話番号(MSISDN)に基づいて移動無線通信ネットワークにおいて準備され、さらに格納された識別番号(PIID)に関連して呼着信先が第1の構内交換機(PBX1)に所属するプライベートネットワーク(PISN)の構内交換機(PBX2)の領域内に存在するかどうかが検査される。イエスの場合、呼着信先を定めるルート情報(RIN)は公衆移動無線通信ネットワークにおける呼のリリースの後で第1の構内交換機(PBX1)に送信され、この第1の構内交換機(PBX1)は引き続いて受信されたルート情報(RIN)に基づいて呼着信先へのコネクションをプライベートネットワーク(PISN)においてセットアップする。

Description

【発明の詳細な説明】 ルーティングのための方法及びシステム 本発明は、第1の加入者と第2の加入者との間の呼に対するコネクションセッ トアップにおけるルーティングのための方法及びシステムに関する。この第2の 加入者は公衆移動無線通信ネットワークの移動交換局の通話領域と1つ又は複数 のプライベートネットワークの構内交換機の領域との間を移動する。 例えばGSM(Global System for Mobile Communication)標準による国際移 動無線通信ネットワークのような公衆移動無線通信ネットワークは、周知のよう に移動加入者に電話サービス、データサービス及び例えばISDNネットワーク (Integrated Services Digital Network)から周知である付加的なサービスを 自由に使用させ、さらにその他のネットワーク、例えば公衆交換電話ネットワー ク(PSTN)又はISDNネットワーク又は他のライン接続されたネットワー クに接続されている。他の公衆移動無線通信ネットワークへのコネクション及び 他の公衆移動無線通信ネットワークからのコネクションもサポートされる。GS M移動無線通信ネットワークは多数の無線通信セルからセルラ方式で構成される デジタル無線通信システムである。この場合、各無線通信セルは送受信基地局に よって使用される。この送受信基地局はエアーインターフェースを介してその都 度加入者の移動端末へのコネクションを作る。1つ又は複数の送受信基地局は基 地局制御部によって管理される。 1つ又は複数の基地局制御部はそれぞれ移動交換局に接続されており、この移 動交換局は移動無線通信ネットワーク内の所定の通話領域に対して交換技術的機 能を引き受ける。交換技術的機能にはルーティング、すなわちルートの選択及び シグナリング及び呼のスルーコネクションのためのコネクションのセットアップ が含まれる。さらに移動交換局は加入者のモビリティから生じる移動無線通信固 有の機能を実施する。これには各通話領域における移動加入者のモビリティ管理 が含まれる。移動交換局には加入者データベースが配属されており、この加入者 データベースには通話領域内に滞在している加入者の加入者データ及び位置情報 が格納されている。この加入者データベースは例えばコネクション処理、コネク ションセットアップ及びとりわけ位置記録の機能を引き受ける。移動加入者に対 して通常は位置情報として位置領域識別データ(Location Area Identity)がG SM標準に従って加入者データベースにエントリされる。 論文“Einen Schritt naeher am Personal Communicator”,telecom report 1 8,1995の第308頁〜第309頁から、移動交換局によって結合動作モードにお いて移動無線通信加入者のほかに構内交換機(Private Branche Exchange)を介 して接続可能であるライン接続された加入者、例えばISDN加入者にもサービ スを行うことが公知である。従って、公衆移動無線通信ネットワークの移動交換 局と1つ又は複数のプライベートネットワークの構内交換機との間にコネクショ ンが成立する。プライベートネットワークでは例えば1つ又は複数の会社の複数 の所在地が相互に接続されている(Corporate Network)。プライベートネット ワークと公衆移動無線通信ネットワークとの共働により今日ではネットワークは 互いに同等のものとして扱われず、すなわち1つのネットワークはその都度単に 他のネットワークへのアクセス用ネットワークとして利用される。移動無線通信 ネットワークとプライベートネットワークとの間を又は各ネットワークの内部を 移動することができる加入者に当てはまる呼の際のルーティングに関して、これ は次のことを意味する。すなわち、選択された電話番号に基づいて呼がルーティ ングされる発信元構内交換機と被呼加入者に到達可能であるか又はこの被呼加入 者のための代理着信先が保管されているかのいすれかである着信先構内交換機と が、同一のプライベートネットワーク内に存在する場合、呼に対するコネクショ ンセットアップの際にルーティングは公衆移動無線通信ネットワークを介して行 われなければならない。構内交換機は通常は相互にネ ットワークされているので、公衆移動無線通信ネットワークを介してセットアッ プされるコネクションはルーティングのための最適な方法ではない。 よって、本発明の課題は、公衆移動無線通信ネットワークにサポートされた、 プライベートネットワークの構内交換機間の最適化されたルーティングのための 方法及びシステムを提供することである。 上記課題は、本発明によれば方法に関しては特許請求項1の特徴部分記載の構 成によって解決され、システムに関しては特許請求項13の特徴部分記載の構成 によって解決される。本発明の他の実施形態は従属請求項に記載されている。 従って、公衆移動無線通信ネットワークにおいて、第1の構内交換機に対する アクセスのためのプライベートネットワークを示す少なくとも1つの識別番号が 格納されており、この第1の構内交換機によって加入者への呼が記録されさらに 移動加入者電話番号が公衆移動無線通信ネットワークに送信される。ルート番号 が到着するこの移動加入者電話番号に基づいて移動無線通信ネットワークにおい て準備され、さらに格納された識別番号に関連して呼着信先は第1の構内交換機 に所属するプライベートネットワークの構内交換機の領域内に存在するかどうか が検査される。イエスの場合、呼着信先を定めるルート情報は公衆移動無線通信 ネットワークにおける呼のリリースの後で第1の構内 交換機に送信され、この第1の構内交換機は引き続いて受信されたルート情報に 基づいて呼着信先へのコネクションをプライベートネットワークにおいてセット アップする。 本発明の方法及びシステムによって、被呼加入者に対する呼が記録されている 発信元構内交換機(ホーム構内交換機)と呼着信先が存在する着信先構内交換機 (ビジター構内交換機)とが同一のプライベートネットワークに存在する場合に は、公衆移動無線通信ネットワークはプライベートネットワークの内部でのコネ クションセットアップの際に最適なルーティングをサポートする。この場合、例 えばこの着信先構内交換機(ビジター構内交換機)においてこの被呼加入者がチ ェックインしているか又はこの着信先構内交換機(ビジター構内交換機)におい てこの被呼加入者のために代理着信先が登録されている場合には、呼着信先がこ の着信先構内交換機(ビジター構内交換機)に存在する。発信元構内交換機と着 信先構内交換機との間のコネクションセットアップの際に公衆移動無線通信ネッ トワークを介する面倒なルーティングが回避される。本発明の方法乃至はシステ ムの利点は、発信元構内交換機から着信先構内交換機へのプライベートネットワ ーク内部でのルーティングが通報されたルート情報に基づいてセットアップされ るに先だって、移動加入者電話番号に基づいて公衆移動無線通信ネットワークに 転送された呼がプライベートネットワークと移動無線通信ネットワークとの間の ネットワーク相互接続インターフェースを介して再びリリースされることである 。この結果、この最適化されたルーティングによってコネクションセットアップ の際の所要時間が少なくなり、ならびに公衆移動無線通信ネットワークにおける ルーティングに関係するネットワーク装置の負荷が軽減される。 本発明の改善実施形態によれば、公衆移動無線通信ネットワークにおいてルー ト番号が準備され、このルート番号は呼着信先の構内交換機が存在するプライベ ートネットワークを示す少なくとも1つの識別番号を有する。ルート番号が付加 的に呼着信先の構内交換機を示す識別番号及びこの構内交換機の接続ポートを示 す識別番号を有しているならば、有利である。 同一のプライベートネットワークの構内交換機間のコネクションセットアップ のために使用されるルート情報が呼着信先の構内交換機を示す識別番号及び構内 交換機の接続ポートを示す識別番号を有しているならば、有利である。 本発明の他の改善実施形態によれば、どうすれば加入者にプライベートネット ワークの構内交換機の領域において到達可能であるかを示す位置情報が格納され ており、さらにこの位置情報は第1の構内交換機のプライベートネットワークと 被呼加入者を記録している 構内交換機のプライベートネットワークとの一致に関して格納されている識別番 号との比較のためのルート番号として使用される。 本発明の他の改善実施形態では、ルート番号は呼転送に基づいて第1の構内交 換機のプライベートネットワークと呼着信先の構内交換機のプライベートネット ワークとの一致に関して格納されている識別番号との比較のために使用される。 本発明の他の改善実施形態では、ルート番号と識別番号との比較は、少なくと も1つの移動交換局への接続によって公衆移動無線通信ネットワークに組み込ま れているインテリジェントネットワークのサービスコントロールポイントによっ て実施されるか、又は第1の構内交換機へのアクセスを記録している移動交換局 によって実施される。比較の結果、構内交換機のプライベートネットワークが一 致すると、ルート情報は移動交換局から構内交換機へとネットワーク相互接続イ ンターフェースを介して送信される。 本発明を次に図に示された実施例に基づいて詳しく説明する。 図1は、ブロック図によって、プライベートネットワーク及び移動加入者を有 する公衆移動無線通信ネットワークの構成を示しており、移動加入者はその無線 通信加入者端末を持ってネットワーク間及び/又はネットワーク内部を移動する 。 図2は、ブロック図によって、プライベートネットワークにおいて被呼加入者 のために記録された呼に対するルーティングのためのシーケンスを示している。 この記録された呼は公衆移動無線通信ネットワークへとルーティングされる。 図3は、ブロック図によって、同一のプライベートネットワーク内に存在する 呼着信先へのコネクションセットアップの際のルーティングのためのシーケンス を示している。 図4は、ブロック図によって、付加的に移動無線通信ネットワークに接続され るインテリジェントネットワークのサービスコントロールポイントを有する図1 の構成を示している。 図5は、ブロック図によって、プライベートネットワークにおいて被呼加入者 のために記録された呼に対するルーティングのためのシーケンスを示している。 この記録された呼はサービスコントロールポイントを有する公衆移動無線通信ネ ットワークにルーティングされる。 図6は、ブロック図によって、サービスコントロールポイントを含めた、同一 のプライベートネットワーク内に存在する呼着信先へのコネクションセットアッ プの際のルーティングのためのシーケンスを示している。 図1はブロック図においてプライベートネットワー クPISN、PISN′及び公衆移動無線通信ネットワークPLMNの構造を示 し、この公衆移動無線通信ネットワークPLMNにはインターフェースを介して プライベートネットワークPISN、PISN′が加入者のモビリティをサポー トするために接続されている。この加入者はネットワーク間を及び/又は個々の ネットワーク内部をその無線通信加入者端末DMHを持って移動できる。この公 衆移動無線通信ネットワークPLMNは例えばGSM標準によるデジタルセルラ 方式で構成された無線通信システムであり、この無線通信システムは無線通信技 術的部分システム、交換技術的部分システムならびにサービス及びメンテナンス 部分システムから構成される。無線通信技術的部分システムは全通話領域の無線 通信セルに亘って分散されている送受信基地局を有する基地局システムBSS、 複数の基地局制御部ならびに図1のこの実施例では複合無線通信加入者端末DM H、つまりデュアルモード無線通信加入者端末として形成された加入者端末を有 する。この場合、無線加入者端末DMHは移動加入者BSをエアーインターフェ ースを介して例えばサービスエリアを制限されたコードレスシステムに、例えば 標準DECTコードレスシステム(Digital Enhanced Cordless Telecommunicat ion)に及び公衆無線通信システム、例えば国際標準GSM移動無線通信システ ムにワイヤレス接続することができる。 もし移動加入者BSがプライベートネットワークPISN(private integrat ed service network)の所在地において構内交換機PBX1、PBX2 (priv ate integrated service network exchange)の領域で自動的にチェックインさ れるならば、この移動加入者BSにそのデュアルモード無線通信加入者端末DM Hによって例えば職場でDECTコードレスシステムを介して到達できるし、さ らにこの移動加入者BSが移動交換局CSC1、CSC2の通話領域に記録され ているならば、この移動加入者BSに例えば出張中に公衆GSM移動無線通信シ ステムを介して到達できる。基地局システムBSSの基地局制御部は無線通信供 給における伝送機能及び制御機能を引き受け、この基地局システムを交換技術的 部分システムに接続する。この交換技術的部分システムはとりわけ複数の移動交 換局CSC1、CSC2...及び加入者データベースVLR1、VLR2、HL R...を有する。この実施例では2つの移動交換局CSC1及びCSC2が図示 されている。これら2つの移動交換局CSC1及びCSC2によってコネクショ ン制御機能が準備される。この場合、移動交換局CSC1及びCSC2は、ルー トの選択及び有効コネクション及びシグナリングコネクションのセットアップの ような交換技術的な課題を引き受け、ならびに例えば移動加入者のモビリティ管 理のような移動無線通信固有の機能を引き受ける。 移動無線通信ネットワークの加入者データベースは1つ又は複数のホームレジ スタHLR及び多数のビジターレジスタVLR1、VLR2...から成る。移動 交換局の通話領域に滞在している加入者を記録してこの加入者に対してサービス を行うために、各移動交換局CSC1、CSC2には分散配置されたビジターレ ジスタVLR1、VLR2が配属されている。位置記録のために移動加入者の加 入者データ及び位置情報は、それぞれの通話領域における滞在期間の間のためだ けに必要であるが、半永久的なデータとしてビジターレジスタVLR内に格納さ れる。加入者の加入者データをコネクション処理用に供給するために、通常はG SM標準による位置領域識別データ(Location Area Identity)がGSM移動無 線通信ネットワーク内を移動する移動加入者に対して位置情報として保管される 。ホームレジスタHLRは中央加入者データベースとして使用され、この中央加 入者データベースには移動加入者に関連する全てのデータが記録されている。こ れらのデータの中にはとりわけ移動加入者にとってそれぞれ利用可能なサービス も記入されている。 移動無線通信ネットワークPLMNにおけるコネクションセットアップ及び呼 処理のために交換技術的部分システムの装置間でのシグナリング機能乃至は交換 技術的部分システムの装置と基地局システムBSSの装置との間のシグナリング 機能が使用される。この場 合、移動加入者とライン接続された交換電話ネットワーク(PSTN)又は他の ライン接続された固定ネットワーク(例えばISDN)の他の加入者との間に設 けられるコネクション又は移動加入者と同一の移動無線通信ネットワーク又は他 の移動無線通信ネットワークの移動加入者との間に設けられるコネクションは、 No.7中央信号方式(CCS7)に従って処理される。この中央信号方式CC S7は、移動無線通信ネットワーク装置間の通信を制御する移動無線通信固有の アプリケーションパートMAP及び固定ネットワークISDNへの移動無線通信 ネットワークPLMNのインターフェースにシグナリング機能を与えるISDN ユーザパートISUPを使用する。MAP機能がまず第一に加入者データベース VLR1、VLR2、HLR間の情報交換に関係する一方で、ユーザパートIS UPは移動交換局CSC1、CSC2間のコネクションラインに使用される。こ のISUP機能は例えば第1の移動交換局から第2の移動交換局へのコネクショ ン引き渡しの後のハンドオーバにおいて必要とされる。 No.7中央信号方式の他に、もう一つの信号方式EDSS1が使用される。 この信号方式EDSS1は構内交換機PBX1、PBX2を有するプライベート ネットワークPISNと移動交換局CSC1、CSC2を有する公衆移動無線通 信ネットワークPLMNと の間のインターフェースにおける通信を可能にする。ワイヤ接続されたISDN 加入者も多重接続端子又はISDNベース接続端子によって構内交換機PBX1 乃至はPBX2に接続され、さらにこれら構内交換機PBX1乃至はPBX2か ら直接移動交換局CSC1乃至はCSC2に接続される。移動加入者端末もワイ ヤ接続加入者端末もエアーインターフェースにおける各標準、例えばGSM、D ECT、CDMA(Code Division Multiple Access)には依存せずに、移動交 換局CSC1乃至はCSC2に接続可能である。プライベートネットワークPI SNの構内交換機PBX1及びPBX2は、例えば公衆移動無線通信ネットワー クPLMNの移動交換局CSC1及びCSC2に信号方式EDSS1を介して到 達可能である。この場合、1つの移動交換局に複数の構内交換機を接続すること もできる。構内交換機PBX1が会社の第1の所在地に存在し、構内交換機PB X2が会社の第2の所在地に存在し、さらに相互に例えばライン接続されたコネ クションであるコネクションPICを介して会社間プライベートネットワークの 内部で網目状に接続されていると仮定してみる。移動無線通信ネットワークPL MNには別のプライベートネットワークPISN′が接続可能であり、この別の プライベートネットワークPISN′は例えばプライベートネットワークPIS Nと類似の又は同一の構造を有する。 移動加入者BSにはその複合無線通信加入者端末DMHを介してプライベート ネットワークPISNではDECT基地局を介して到達可能であり、公衆移動無 線通信ネットワークPLMNではGSM送受信基地局を介して到達可能である。 この移動加入者はその無線通信加入者端末DMHを持って移動交換局の通話領域 と構内交換機の領域との間を移動する。自明のことだが、図1に図示された2つ の構内交換機PBX1及びPBX2の他に、この実施例ではDECT標準をサポ ートする構内交換機が設けられているプライベートネットワークPISN内にさ らに別の構内交換機が存在してもよい。この実施例では、構内交換機PBX1は ホーム構内交換機HPであり、このホーム構内交換機HPには移動加入者BSに 対する呼がこのプライベートネットワークにおいてその電話番号に基づいてルー ティングされ、さらに構内交換機PBX2はビジター構内交換機VPを形成し、 このビジター構内交換機VPの領域には呼着信先が存在すると仮定する。プライ ベートネットワークの呼着信先は、この場合例えば加入者BSによって活性化さ れる呼転送によって定められるか又は瞬時の滞在位置を示す位置情報において識 別可能である。この位置情報は公衆移動無線通信ネットワークに格納されている 。呼転送は例えばこの加入者BSが使用できるワイヤ接続された加入者端末を介 して促される。この呼着信先は例えばコーリングデバ イス(メールボックス)又は着信先加入者、例えば秘書でもよい。この女性ない しは男性には構内交換機PBX2においてワイヤ接続された加入者端末又は無線 通信加入者端末、例えばDECT端末を介して到達可能である。 呼は、ワイヤ接続されたプライベートネットワーク又は公衆ネットワークもし くは移動無線通信ネットワークのA加入者ASによって被呼加入者BSに所属す る電話番号の選択により開始される。この電話番号に基づいて構内交換機PBX 1(ホーム構内交換機HP)へのコネクションがセットアップされる。この電話 番号はB加入者BSの加入者電話番号であり、このB加入者BSの呼着信先は構 内交換機PBX2(ビジター構内交換機VP)の領域に存在する。被呼加入者B Sは同一のプライベートネットワークPISNに、例えば他の会社所在地におい て構内交換機PBX2にチェックインされているか又はそこへの呼転送が活性化 されている。無線通信加入者端末DMHの代わりに、移動加入者は通常のGSM 移動端末をGSM移動通信ネットワークにおける呼の送受信のために使用するこ ともできるし、ワイヤ接続された加入者端末をプライベートネットワークにおけ る呼の送受信のために使用することもできる。最後に挙げたケースにおいては、 移動加入者はプライベートネットワークPISNの構内交換機PBX1及びPB X2のワイヤ接続される接 続端子に手動でチェックインする。構内交換機へのアクセスが行われるやいなや 、信号方式EDSS1を介して構内交換機はメッセージで移動交換局に通報する 。 図2はブロック図において加入者ASによって開始され選択された電話番号P HNに基づいてプライベートネットワークPISNの構内交換機PBX1に到達 する呼に対するルーティングのシーケンスを示している(1)。電話番号PHN は着信先加入者BS担当のホーム構内交換機HPを識別する。このホーム構内交 換機HPが通常この着信先加入者BSにサービスを提供している。この着信先加 入者がこのホーム構内交換機HPの領域にちょうどいない場合、これはDECT 法による不成功に終わった無線呼び出し(一斉呼び出し)か又は加入者BSによ ってワイヤ接続された加入者端末で手動で活性化される呼転送かのいずれかで識 別できるが、この電話番号PHNは新しい着信先として移動加入者電話番号MS ISDNによって置換される。この移動加入者電話番号MSISDNに基づいて 公衆移動無線通信ネットワークPLMNへのコネクションがセットアップされる 。プライベートネットワークPISNから公衆移動無線通信ネットワークPLM Nへのこのコネクションセットアップは構内交換機PBX1と移動交換局CSC 1との間のインターフェースを介して行われ、この結果メッセージCSU(Call Setup)が移動加入者電話番号MISDNによってメッセージ内容として伝送さ れる(2)。移動交換局CSC1は構内交換機PBX1へのアクセスに対してプ ライベートネットワークPISNを示す識別番号PIIDを格納する。 このプ ライベートネットワークPISNにこの呼を記録している構内交換機PBX1が 存在する。 移動交換局CSC1に結合されているビジターレジスタVLR1によって、移 動通信固有のアプリケーションパートMAPを介してホームレジスタHLRに着 信先加入者の位置領域の問い合わせが行われる。この目的のためにメッセージS RI(Send Routing Info)で移動加入者電話番号MSISDNがホームレジス タHLRに伝送される(3)。ホームレジスタHLRには移動加入者の全ての加 入者データが格納されており、このデータの中には着信先加入者がちょうどその 領域に滞在しているビジターレジスタのアドレスも入っている。さらに、移動加 入者電話番号MSISDNによってネットワークPLMNにおいて識別可能な加 入者BSに対して、無条件の呼転送CFU(Call Forwarding Unconditonal)又は 到達不可能な加入者の場合の呼転送CFNRc(Call Forwarding on mobile su bscriber Not Reachable)がホームレジスタにエントリされる。これは後述する が、ホームレジスタHLRによる即座の反応を惹起する無条件の呼転送の場合を 除いて、このホームレジスタHLRはまず最初にメッセージPRN(Provide Ro aming Number)でビジターレジスタVLR2にルート番号を要求する(4)。こ のメッセージPRNはこのホームレジスタHLRに格納された国際加入者識別デ ータIMSI(International Mobile Subscriber Identity)を含んでいる。こ のメッセージPRNはこの場合移動無線通信固有のアプリケーションパートMA Pに従ってホームレジスタHLRとビジターレジスタVLR2との間を伝送され る。 被呼加入者BSが瞬時に移動交換局の通話領域に、つまり公衆移動無線通信ネ ットワークの無線通話領域に存在する場合、この被呼加入者BSに対して位置領 域識別データ(Location Area Identity)がビジターレジスタに格納されるが、 他方でこの被呼加入者BSがプライベートネットワークの構内交換機の領域に滞 在している場合にはこの位置領域識別データの代わりに別の位置情報がこのビジ ターレジスタにエントリされる。第1の考察すべきケースの場合、この呼転送の 呼着信先はプライベートネットワークPISN内に存在するという情報を有する 呼転送CFNRcがビジターレジスタVLR2にエントリされる。第2の考察す べきケースの場合、加入者BSに対する位置情報LIとしてルート番号PIRN が格納される。このルート番号PIRNは、どうすればこのB加入者がこの瞬間 チェックインされている構内交換機PBX2を介してこのB加入者にプライベー トネットワークPISNにおいて到達できるかを示している。ビジターレジスタ VLR2にエントリされるルート番号PIRNは、有利にはプライベートネット ワークPISNを示す識別番号PIID、この呼着信先の構内交換機PBX2を 示す識別番号P2ID及びこの構内交換機PBX2の接続ポートを示す識別番号 POIDを有する電話番号から成る。この構内交換機PBX2の接続ポートには B加入者が接続している。有利には呼着信先の構内交換機PBX2を示す識別番 号P2IDによって補完されて、少なくともプライベートネットワークPISN を示す識別番号PIIDが必要である。 図3はブロック図において公衆移動無線通信ネットワークPLMNからプライ ベートネットワークPISNに戻るルーティングのためのシーケンスを示してい る。このプライベートネットワークPISN内で構内交換機PBX1と構内交換 機PBX2との間にダイレクトコネクションが構成される。ビジターレジスタV LR2から、B加入者のためにエントリされた位置情報LIに基づいて又はB加 入者のためにエントリされた呼転送CFNRcに基づいてメッセージRPRN( Result Provide Roaming Number)がホームレジスタHLRの要求に対する返答 として伝送される。第1のケースの場合、このメッセージRPRNは移動通信固 有のアプリケーションパートMAPに従ってルート番号MSRNとしてルート番 号RIRNを含んでいる(5)。しかし、第2のケースの場合、加入者への到達 不可能をシグナリングする情報SNR(Subscriber Not Reachable)が伝送され る(5′)。これは、例えば加入者BSの無線通信加入者端末がスイッチオフ状 態(detach status)にある場合、予めこの加入者BS担当の送受信基地局を介 して検出されている。ホームレジスタHLRは被呼加入者の瞬時の位置領域の決 定要求の返答として、ルート番号MSRN(Mobile Subscriber Roaming Number )であるルート番号PIRNをメッセージRSRI(Result Send Routing Info )で移動通信固有のアプリケーションパートMAPに従ってビジターレジスタV LR1乃至は移動交換局CSC1に返信する(6)。呼転送が活性化される場合 には、このメッセージRSRIは同様にルート番号PIRN及び付加的に情報S NRを含んでいる(6′)。上記の呼転送CFUのケースの場合、ホームレジス タHLRは、この遠距離通信サービスを識別したすぐ後で、ルート番号PIRN と、呼着信先はこの呼転送に基づいてプライベートネットワークPISNに存在 するという情報とを有するメッセージRSRIを発生し送信する。 移動無線通信ネットワークPLMNにおいて移動交換局CSC1は、到着した ルート番号PIRN及び記 録された識別番号PIIDに基づいて、発呼加入者ASからの呼を記録している 構内交換機PBX1とこの呼着信先担当の構内交換機PBX2とが同一のプライ ベートネットワークPISNに配置されているのかどうかを検出する。構内交換 機PBX1への加入者アクセスに基づいて移動交換局CSC1に格納されている 識別番号PIIDは、ルート番号PIRNで受信される識別番号PIIDと一致 する。この結果、番号比較によって2つの構内交換機のプライベートネットワー クPISNの一致が移動交換局CSC1によって確定される。到着したルート番 号PIRNの分析の後で一致が存在する場合、この移動交換局CSC1はルート 情報RINを送出する。このルート情報RINは、所属の接続ポートを示す識別 番号POIDによって補完されて、少なくとも呼着信先の構内交換機PBX2を 示す識別番号P2IDを有する(7)。コネクションセットアップ開始に対する 返答として、メッセージCR(Call Release)によってルート情報RINが構内 交換機PBX1に返送される(8)。このメッセージCRによって、構内交換機 PBX1において被呼加入者BSに対して記録され移動加入者電話番号(MSI SDN)に基づいて受信された呼が、公衆移動無線通信ネットワークPLMNで リリースされる。加入者ASからの呼が記録されたこの構内交換機PBX1はコ ネクションセットアップのためにメッセージCSU′ (Call Set Up)を送出する。このメッセージCSU′はラインコネクションを 介して呼着信先の構内交換機PBX2に到達する(9)。このコネクションセッ トアップは移動無線通信ネットワークPLMNから受信されたルート情報RIN に基づいて行われる。このルート情報RINはこのメッセージCSU′の内容を 形成している。従って、ホーム構内交換機として機能する構内交換機PBX1と ビジター構内交換機として機能するPBX2との間のプライベートネットワーク PISN内部のルーティングが実現される。しかも、この場合、公衆移動無線通 信ネットワークPLMNを介するコネクションをセットアップし、この呼の間維 持する必要はない。この呼が送りつけられた最初の構内交換機へとルート情報R INが伝送されるやいなや、この呼は移動無線通信ネットワークPLMNで既に 早くも再びリリースされ、この結果、この最初の構内交換機からプライベートネ ットワーク内部PISNにおいて呼着信先への、つまり被呼B加入者又は代理着 信先へのコネクションセットアップが実施される。 図4のブロック図は図1のブロック図に相応する。ただし、インテリジェント ネットワークのサービスコントロールポイントSCP(Service Control Point )が付加されている。このサービスコントロールポイントSCPは少なくとも1 つの移動交換局、この実施例では移動交換局CSC1に接続することによって公 衆移動無線通信ネットワークPLMNに組み込まれている。このサービスコント ロールポイントSCPはサービススイッチングポイント(Service Switching Po int)の交換機能及びサービス機能の制御のための中央局である。この場合、イ ンテリジェントネットワークのサービススイッチングポイントは公衆移動無線通 信ネットワークの移動交換局に相応する。サービスコントロールポイントSCP はインテリジェントデータベースであり、このインテリジェントデータベースに よって柔軟に移動無線通信ネットワークに新しいサービスを導入すること乃至は インテリジェントネットワークのサービスを移動無線通信ネットワークの移動加 入者が利用することができる。このサービスコントロールポイントSCPはネッ トワーク固有のアプリケーションパートINAP(Intelligent Network Applic ation part)を介して各移動交換局に接続されている。プライベートネットワー クPISNの識別に関する情報は移動無線通信ネットワークPLMNのサービス コントロールポイントSCPに格納される。この場合、このサービスコントロー ルポイントSCPは、各プライベートネットワーク毎に、それぞれ構内交換機を 示す識別番号に各プライベートネットワークを示す識別番号を割り当てる。サー ビスコントロールポイントSCPはこれによっていわば仮想プライベートネット ワークVPN(Virtuell Private Network)の部分と して解釈でき、この結果、例えば移動無線通信ネットワークPLMNにおいて与 えられる移動加入者電話番号の番号範囲から構内交換機の識別番号をその都度一 意的にプライベートネットワークの識別に関連付けることができる。このことは 次のことを意味する。すなわち、例えば移動交換局CSC1に記録された構内交 換機PBX1の識別番号に基づいて、サービスコントロールポイントSCPは、 どのプライベートネットワークにこの構内交換機PBX1が所属しているのかを 識別できるということを意味する。 図5は図2のブロック図に相応するルーティングのためのシーケンスに対する ブロック図を示している。ただし、サービスコントロールポイントSCPが付加 されている。この場合、図2で図示され所属の図の記述で取り上げられた呼転送 のケースは反復を回避するために省略されている。サービスコントロールポイン トSCPの組み込みは当然これらのケースにおいても可能である。コネクション 構造に挿入されるサービスコントロールポイントSCPは、構内交換機PBX1 の識別番号PIIDに対して所属のプライベートネットワークPISNの識別番 号PIIDを割り当てる。構内交換機PBX1に記録された呼に基づくルーティ ングは、方法ステップ(1)〜(4)から成る図2に記載されているのと同一の やり方で行われる。 図6は、ブロック図において方法ステップ(5)及 び(6)によるルーティングのためのシーケンスの継続を示している。これら方 法ステップ(5)及び(6)は図3において同様に記述されている。アプリケー ションパートINAPを介してサービスコントロールポイントSCPに接続され ている移動交換局CSC1はサービススイッチングポイントSSPである。この 場合、このサービススイッチングポイントSSPはインテリジェントネットワー クにおいてサービスコントロールポイントSCPにより制御されるサービス出入 口及びサービス実施局として機能する。サービスコントロールポイントSCPの 組み込みは、プライベートネットワークPISNにおいて呼に関係する構内交換 機PBX1とPBX2とが同一のネットワークに所属しているかどうかを検査す るために使用される。移動無線通信ネットワークPLMNに呼が到着した場合に は移動加入者電話番号の伝送(図5のMSISDN)によって移動交換局CSC 1がメッセージRSRIを受信(6)するように、サービスコントロールポイン トSCPの組み込みが行われる。次いで、サービスコントロールポイントSCP は、このサービスコントロールポイントSCPによって割り当てられる識別番号 PIIDをメッセージRSRIで受信されるルート番号PIRNと比較し、B加 入者への呼を記録している構内交換機PBX1と呼着信先の構内交換機PBX2 とが同一のプライベートネットワークPISN内に存 在することを確定する。メッセージIDP(Initial Detection Point)によっ てサービススイッチングポイントSSPとして作動している移動交換局CSC1 から構内交換機PBX1の識別番号PIID及びルート番号PIRNがサービス コントロールポイントSCPに伝送される(7′)。到着した情報の分析及び番 号比較によるプライベートネットワークの一致の検査の後で、このサービスコン トロールポイントSCPはルート情報RINをメッセージCON(Contact)で 移動交換局CSC1に返送する(8′)。このメッセージCONはさらに移動交 換局に対する情報を含む。この情報とは、呼を、つまり構内交換機PBX1への コネクションを公衆移動無線通信ネットワークにおいてリリース(Release)せ よという情報である。従って、図3の場合と同一のやり方で、ルート情報RIN を有するメッセージCR(Call Release)がプライベートネットワークPISN に返送され(9′)、このプライベートネットワークPISNにおいてコネクシ ョンセットアップが、このルート情報RINに基づいて直接このプライベートネ ットワークPISN内部で構内交換機PBX1と構内交換機PBX2との間のメ ッセージCSU′の送信によって行われる(10)。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年7月15日 【補正内容】 よって使用される。この送受信基地局はエアーインターフェースを介してその都 度加入者の移動端末へのコネクションを作る。1つ又は複数の送受信基地局は基 地局制御部によって管理される。 1つ又は複数の基地局制御部はそれぞれ移動交換局に接続されており、この移 動交換局は移動無線通信ネットワーク内の所定の通話領域に対して交換技術的機 能を引き受ける。交換技術的機能にはルーティング、すなわちルートの選択及び シグナリング及び呼のスルーコネクションのためのコネクションのセットアップ が含まれる。さらに移動交換局は加入者のモビリティから生じる移動無線通信固 有の機能を実施する。これには各通話領域における移動加入者のモビリティ管理 が含まれる。移動交換局には加入者データベースが配属されており、この加入者 データベースには通話領域内に滞在している加入者の加入者データ及び位置情報 が格納されている。この加入者データベースは例えばコネクション処理、コネク ションセットアップ及びとりわけ位置記録の機能を引き受ける。移動加入者に対 して通常は位置情報として位置領域識別データ(Location Area Identity)がG SM標準に従って加入者データベースにエントリされる。 ヨーロッパ特許出願EP-0462727A2からプライベート構内交換機に 結合された移動無線通信ネットワークが公知である。これらの構内交換機のうち の1つの領域内に移動無線通信加入者が現れ次第、この移動無線通信ネットワー クを介してこれら移動無線通信加入者の呼接続がルーティングされる。 国際特許出願WO96/22000から、プライベート構内交換機に結合され た、移動端末装置を有する通信ネットワークが公知である。この通信ネットワー クではこの構内交換機に接続された制御ユニット(モビリティサーバ)によって 移動端末装置の全ての呼接続が検査される。移動端末装置はとりわけこの構内交 換機を介してのみダイアリングアウトコネクション(abgehende Anrufverbindun gen)を開始できる。 国際特許出願WO96/21330からワイヤレス通信のためのシステムが公 知である。このシステムでは構内交換機と無線通信交換局との間に制御ユニット (モビリティサーバ)が配置されており、この制御ユニットは構内交換機と相互 接続することによって複数の無線通信交換局間のワイヤレス通信をエミュレート する。 論文“Einen Schritt naeher am Personal Communicator”,telecom report 1 8,1995の第308頁〜第309頁から、移動交換局によって結合動作モードにお いて移動無線通信加入者のほかに構内交換機(Private Branche Exchange)を介 して接続可能であるライン接続された加入者、例えばISDN加入者にもサービ スを行うことが公知である。従って、公衆移動無線通 信ネットワークの移動交換局と1つ又は複数のプライベートネットワークの構内 交換機との間にコネクションが成立する。プライベートネットワークでは例えば 1つ又は複数の会社の複数の所在地が相互に接続されている(Corporate Networ k)。プライベートネットワークと公衆移動無線通信ネットワークとの共働によ り今日ではネットワークは同等のものとして扱われず、すなわち1つのネットワ ークはその都度単に他のネットワークへのアクセス用ネットワークとして利用さ れる。移動無線通信ネットワークとプライベートネットワークとの間を又は各ネ ットワークの内部を移動することができる加入者に関係する呼の際のルーティン グに関してこれは次のことを意味する。すなわち、選択された電話番号に基づい て呼がルーティングされる発信元構内交換機と被呼加入者に到達可能であるか又 はこの被呼加入者のための代理着信先が保管されているかのいずれかである着信 先構内交換機とが同一のプライベートネットワーク内に存在する場合、呼に対す るコネクションセットアップの際にルーティングは公衆移動無線通信ネットワー クを介して行われなければならない。構内交換機は通常は相互にネットワークさ れているので、公衆移動無線通信ネットワークを介してセットアップされるコネ クションはルーティングのための最適な方法ではない。 よって、本発明の課題は、公衆移動無線通信ネット ワークにサポートされたプライベートネットワークの構内交換機間の最適化され たルーティングのための方法及びシステムを提供することである。 上記課題は、本発明によれば方法に関しては特許請求項1の特徴部分記載の構 成によって解決され、システムに関しては特許請求項13の特徴部分記載の構成 によって解決される。本発明の他の実施形態は従属請求項に記載されている。 従って、公衆移動無線通信ネットワークにおいて、第1の構内交換機に対する アクセスのためのプライベートネットワークを示す少なくとも1つの識別番号が 格納されており、この第1の構内交換機によって加入者への呼が記録されさらに 移動加入者電話番号が公衆移動無線通信ネットワークに送信される。ルート番号 が到着するこの移動加入者電話番号に基づいて移動無線通信ネットワークにおい て準備され、さらに格納された識別番号に関連して呼着信先は第1の構内交換機 が所属する同一のプライベートネットワークの構内交換機の領域内に存在するか どうかが検査される。イエスの場合、呼着信先を定めるルート情報は公衆移動無 線通信ネットワークにおける呼のリリースの後で第1の構内交換機に送信され、 この第1の構内交換機は引き続いて受信されたルート情報に基づいて呼着信先へ のコネクションをプライベートネットワークにおいてセットアップする。 本発明の方法及びシステムによって、被呼加入者に対する呼が記録されている 発信元構内交換機(ホーム構内交換機)と呼着信先が存在する着信先構内交換機 (ビジター構内交換機)とが同一のプライベートネットワークに存在する場合に は、公衆移動無線通信ネットワークはプライベートネットワークの内部でのコネ クションセットアップの際に最適なルーティングをサポートする。この場合、例 えばこの着信先構内交換機(ビジター構内交換機)においてこの被呼加入者がチ ェックインしているか又はこの着信先構内交換機(ビジター構内交換機)におい てこの被呼加入者のために代理着信先が登録されている場合には、呼着信先がこ の着信先構内交換機(ビジター構内交換機)に存在する。発信元構内交換機と着 信先構内交換機との間のコネクションセットアップの際に公衆移動無線通信ネッ トワークを介する面倒なルーティングが回避される。本発明の方法乃至はシステ ムの利点は、発信元構内交換機から着信先構内交換機へのプライベートネットワ ーク内部でのルーティングが通報されたルート情報に基づいてセットアップされ るに先だって、移動加入者電話番号に基づいて公衆移動無線通信ネットワークに 請求の範囲 1.第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との間の呼に対するコネク ションセットアップにおけるルーティングのための方法であって、 該方法において、 前記第1の加入者(AS)からの呼は電話番号(PHN)の選択によって開始 され前記第2の加入者(BS)へ指定され、該第2の加入者(BS)は、公衆移 動無線通信ネットワーク(PLMN)の移動交換局(CSC1、CSC2)の通 話領域と1つ又は複数のプライベートネットワーク(PISN)の構内交換機( PBX1、PBX2)の領域との間を移動し、さらに前記第2の加入者(BS) は少なくとも1つの無線通信加入者端末(DMH)を呼の送受信のために利用し 、 前記プライベートネットワーク(PISN)の第1の構内交換機(例えばPB X1)へのコネクションを選択された前記電話番号(PHN)に基づいてセット アップし、移動加入者電話番号(MSISDN)を前記構内交換機(例えばPB X1)から前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)へと伝送する、第1 の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との間の呼に対するコネクションセッ トアップにおけるルーティングのための方法において、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、前記プライベート ネットワーク(PISN)を示す少なくとも1つの識別番号(PIID)を前記 第1の構内交換機(例えばPBX1)へのアクセスのために格納し、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、ルート番号(PI RN)を到着する移動加入者電話番号(MSISDN)に基づいて準備し、さら に格納された前記識別番号(PIID)に関連して、前記第1の構内交換機(例 えばPBX1)が所属するのと同一のプライベートネットワーク(PISN)の 構内交換機(例えばPBX2)の領域に呼着信先が存在するのかどうかを検査し 、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、前記第1の構内交 換機(例えばPBX1)のプライベートネットワーク(PISN)と前記呼着信 先の前記構内交換機(例えばPBX2)のプライベートネットワーク(PISN )とが一致する場合には前記呼をリリースし、さらに前記呼着信先を定めるルー ト情報(RIN)を前記プライベートネットワーク(PISN)の前記第1の構 内交換機(PBX1)に送信し、前記ルート情報(RIN)に基づいて前記プラ イベートネットワーク(PISN)における前記呼着信先へのコネクションをセ ットアップすることを特徴とする、第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS )との間の呼に対するコネクションセットアップにおけるルーティングのための 方法。 13.第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との間の呼に対するコネク ションセットアップにおけるルーティングのためのシステムであって、 該システムにおいて、前記第1の加入者(AS)からの呼は電話番号の選択に よって開始され前記第2の加入者(BS)へ指定され、該第2の加入者(BS) は公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)の移動交換局(CSC1、CSC 2)の通話領域と1つ又は複数のプライベートネットワーク(PISN)の構内 交換機(PBX1、PBX2)の領域との間を移動し、さらに前記第2の加入者 (BS)は呼の送受信のために少なくとも1つの無線通信加入者端末(DMH) を利用し、 前記プライベートネットワーク(PISN)において、選択された前記電話番 号に基づいて第1の構内交換機(例えばPBX1)へのコネクションをセットア ップし、さらに前記構内交換機(PBX1)から前記公衆移動無線通信ネットワ ーク(PLMN)に移動加入者電話番号(MSISDN)を送信するための手段 を有する、第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との間の呼に対するコ ネクションセットアップにおけるルーティングのためのシステムにおいて、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)に おいて、前記プライベートネットワーク(PISN)を示す少なくとも1つの識 別番号(PIID)を前記プライベートネットワーク(PISN)の前記構内交 換機(例えばPBX1)へのアクセスのために格納するための手段(例えばCS C1)と、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、到着する前記移動 加入者電話番号(MSISDN)に基づいてルート番号(PIRN)を準備する ための手段(例えばVLR2、HLR)と、 前記第1の構内交換機(PBX1)が所属するのと同一のプライベートネット ワーク(PISN)の構内交換機(例えばPBX2)の領域に呼着信先が存在す るのかどうか、格納された前記識別番号(PIID)に関連して前記ルート番号 (PIRN)を検査するための手段(例えばCSC1、SCP)と、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、前記第1の構内交 換機(PBX1)のプライベートネットワーク(PISN)と前記呼着信先の前 記構内交換機(例えばPBX2)のプライベートネットワーク(PISN)とが 一致する場合には前記呼をリリースしならびに前記呼着信先を定めるルート情報 (RIN)を前記プライベートネットワーク (PISN)の前記第1の構内交 換機(例えばPBX1)に送信するための手段(例えばCSC1)とを有し、該 第1の構内交換機(例えばPBX1)は前記ルート情報 (RIN)に基づいて前記プライベートネットワーク(PISN)において前記 呼着信先へのコネクションをセットアップすることを特徴とする、第1の加入者 (AS)と第2の加入者(BS)との間の呼に対するコネクションセットアップ におけるルーティングのためのシステム。 14.第1の構内交換機(例えばPBX1)へのアクセスを記録する移動交換局 (CSC1)は公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)においてルート番号 (PIRN)を識別番号(PIID)とを比較することによってプライベートネ ットワーク(PISN)の一致を検査するために設けられていることを特徴とす る請求項13記載のシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エッカート シェットレ ドイツ連邦共和国 D―82152 クライリ ング ベルクシュトラーセ 18 (72)発明者 ディルク ヴァイラー ドイツ連邦共和国 D―82110 ゲルメリ ング ヴァイデンシュトラーセ 8 【要約の続き】 ク(PISN)においてセットアップする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との間の呼に対するコネク ションセットアップにおけるルーティングのための方法において、 前記第1の加入者(AS)からの呼を電話番号(PHN)の選択によって開始 しさらに前記第2の加入者(BS)に指定し、該第2の加入者(BS)は公衆移 動無線通信ネットワーク(PLMN)の移動交換局(CSC1、CSC2)の通 話領域と1つ又は複数のプライベートネットワーク(PISN)の構内交換機( PBX1、PBX2)の領域との間を移動し、少なくとも1つの無線通信加入者 端末(DMH)を呼の受信及び送信のために利用し、 前記プライベートネットワーク(PISN)の第1の構内交換機(例えばPB X1)とのコネクションを前記選択された電話番号(PHN)に基づいてセット アップし、移動加入者電話番号(MSISDN)を前記構内交換機(例えばPB X1)から前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)に伝送し、 前記第1の構内交換機(例えばPBX1)へのアクセスのために前記プライベ ートネットワーク(PISN)を示す少なくとも1つの識別番号(PIID)を 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において格納し、 該公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)においてルート番号(PIRN )を到来する前記移動加入者電話番号(MSISDN)に基づいて準備し、さら に前記格納された識別番号(PIID)に関連して呼着信先が前記第1の構内交 換機(PBX1)に所属するプライベートネットワーク(PISN)の構内交換 機(例えばPBX2)の領域内に存在するかどうかを検査し、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、前記第1の構内交 換機(例えばPBX1)に対する前記プライベートネットワーク(PISN)と 前記呼着信先の前記構内交換機(例えばPBX2)に対する前記プライベートネ ットワーク(PISN)とが一致する場合に呼をリリースし、前記呼着信先を定 めるルート情報(RIN)を前記プライベートネットワーク(PISN)の前記 第1の構内交換機(PBX1)に送信し、前記ルート情報(RIN)に基づいて 前記プライベートネットワーク(PISN)内の前記呼着信先とのコネクション をセットアップする、第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との間の呼 に対するコネクションセットアップにおけるルーティングのための方法。 2.ルート番号(PIRN)はプライベートネットワーク(PISN)を示す ための少なくとも1つの識別番号(PIID)を有し、前記プライベートネット ワーク(PISN)内には呼着信先の構内交換機(PBX2)が存在することを 特徴とする請求項1記載の方法。 3.ルート番号(PIRN)は、付加的に呼着信先の構内交換機(PBX2) を示すための識別番号(PI2D)及び前記構内交換機(PBX2)の接続ポー トを示すための識別番号(POID)を有することを特徴とする請求項2記載の 方法。 4.ルート情報(RIN)は、呼着信先の構内交換機(PBX2)を示すため の識別番号(P2ID)及び前記呼着信先の前記構内交換機(PBX2)の接続 ポートを示すための識別番号(POID)を有することを特徴とする請求項1〜 3までのうちの1項記載の方法。 5.被呼加入者(BS)に対して、該加入者(BS)にプライベートネットワ ーク(PISN)の構内交換機(PBX2)の領域においてどうすれば到達可能 かを示す位置情報(LI)を公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)に格納 し、さらに第1の構内交換機(PBX1)のプライベートネットワーク(PIS N)と前記被呼加入者(BS)を記録している前記構内交換機(PBX2)のプ ライベートネットワーク(PISN)との一致に関して、格納された識別番号( PIID)と比較するためのルート番号(PIRN)として前記位置情報(LI )を使用することを特徴と する請求項1〜4までのうちの1項記載の方法。 6.その都度被呼加入者(BS)に対して調整されプライベートネットワーク (PISN)における呼着信先を定める呼転送に基づいて、第1の構内交換機( PBX1)のプライベートネットワーク(PISN)と前記呼着信先の構内交換 機(PBX2)のプライベートネットワーク(PISN)との一致に関して格納 された識別番号(PIID)と比較するためにルート番号(PIRN)を使用す ることを特徴とする請求項1〜4までのうちの1項記載の方法。 7.呼の即時の転送を惹起する無条件の呼転送に基づいて又は加入者(BS) に到達不可能な場合の呼転送に基づいて、識別番号(PIID)と比較するため にルート番号(PIRN)を使用することを特徴とする請求項6記載の方法。 8.第1の構内交換機(PBX1)へのアクセスを記録している移動交換局( CSC1)によって、前記第1の構内交換機(PBX1)のプライベートネット ワーク(PISN)と呼着信先の構内交換機(PBX2)のプライベートネット ワーク(PISN)との一致に関する検査が実施され、一致する場合にはルート 情報(RIN)を前記第1の構内交換機(PBX1)に送信することを特徴とす る請求項1〜7までのうちの1項記載の方法。 9.公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)に 少なくとも1つの移動交換局(例えばCSC1)への接続によって組み込まれる インテリジェントネットワークのサービスコントロールポイント(SCP)によ って、第1の構内交換機(PBX1)のプライベートネットワーク(PISN) と呼着信先の構内交換機(PBX2)のプライベートネットワーク(PISN) との一致に関する検査が実施され、一致する場合には前記第1の構内交換機(P BX1)へのアクセスを記録している移動交換局(CSC1)にルート情報(R IN)を前記構内交換機(PBX1)へ送信するように通報することを特徴とす る請求項1〜7までのうちの1項記載の方法。 10.各プライベートネットワーク(PISN)毎に、サービスコントロールポ イント(SCP)によって、その都度構内交換機(PIID)を示すための識別 番号に前記各プライベートネットワーク(PISN)を示すための識別番号(P IID)が割り当てられることを特徴とする請求項9記載の方法。 11.構内交換機を示す識別番号(例えばPIID)は、公衆移動無線通信ネッ トワークにおいて与えられる移動加入者電話番号の番号範囲から取られることを 特徴とする請求項10記載の方法。 12.被呼加入者(BS)によって該加入者(BS)のモビリティのために複合 無線通信加入者端末(DMH)が使用され、該複合無線通信加入者端末(DMH )によって前記加入者は公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)の移動交換 局(CSC1、CSC2)の通話領域において及びプライベートネットワーク( PSIN)の構内交換機(PBX1、PBX2)の領域において自動的にチェッ クインされることを特徴とする請求項1〜11までのうちの1項記載の方法。 13.第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との間の呼に対するコネク ションセットアップにおけるルーティングのためのシステムにおいて、 前記第1の加入者(AS)からの呼は電話番号(PHN)の選択によって開始 され前記第2の加入者(BS)に指定され、該第2の加入者(BS)は公衆移動 無線通信ネットワーク(PLMN)の移動交換局(CSC1、CSC2)の通話 領域と1つ又は複数のプライベートネットワーク(PISN)の構内交換機(P BX1、PBX2)の領域との間を移動し、少なくとも1つの無線通信加入者端 末(DMH)を呼の受信及び送信のために利用し、以下の手段を有する、すなわ ち、 前記プライベートネットワーク(PISN)において第1の構内交換機(例え ばPBX1)とのコネクションを前記選択された電話番号(PHN)に基づいて セットアップし、移動加入者電話番号(MSISDN)を前記構内交換機(例え ばPBX1)から前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)に伝送するた めの手段を有し、 前記第1の構内交換機(例えばPBX1)へのアクセスのために前記プライベ ートネットワーク(PISN)を示す少なくとも1つの識別番号(PIID)を 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において格納するための手段を 有し、 該公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において到来する前記移動加入 者電話番号(MSISDN)に基づいてルート番号(PIRN)を準備するため の手段及び前記格納された識別番号(PIID)に関連して呼着信先が前記第1 の構内交換機(PBX1)に所属するプライベートネットワーク(PISN)の 構内交換機(例えばPBX2)の領域内に存在するかどうかを検査するための手 段を有し、 前記公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)において、前記第1の構内交 換機(例えばPBX1)に対する前記プライベートネットワーク(PISN)と 前記呼着信先の前記構内交換機(例えばPBX2)に対する前記プライベートネ ットワーク(PISN)との一致において呼をリリースするための手段及び前記 呼着信先を定めるルート情報(RIN)を前記プライベートネットワーク(PI SN)の前記第1の構内交換機(PBX1)に送信するための手段を有し、前記 ルート情報(RIN)に基づいて前記プライベートネットワーク(PISN)内 の前記呼着信先とのコネク ションをセットアップする、第1の加入者(AS)と第2の加入者(BS)との 間の呼に対するコネクションセットアップにおけるルーティングのためのシステ ム。 14.第1の構内交換機(例えばPBX1)へのアクセスを記録している移動交 換局(CSC1)は、公衆移動無線通信ネットワーク(PLMN)においてルー ト番号(PIRN)を識別番号(PIID)と比較することによるプライベート ネットワーク(PISN)の一致の検査のために設けられていることを特徴とす る請求項11記載のシステム。 15.ルート番号(PIRN)を識別番号(PIID)と比較することによるプ ライベートネットワーク(PISN)の一致の検査のために、インテリジェント ネットワークのサービスコントロールポイント(SCP)が設けられており、該 サービスコントロールポイント(SCP)はその都度公衆移動無線通信ネットワ ーク(PLMN)に少なくとも1つの移動交換局(例えばCSC1)への接続に よって組み込まれており、一致する場合には第1の構内交換機(PBX1)への アクセスを記録している移動交換局(CSC1)にルート情報(RIN)を前記 構内交換機(PBX1)へ送信するように通報することを特徴とする請求項13 記載のシステム。
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