JPH1151376A - 送風機併用バーナ - Google Patents
送風機併用バーナInfo
- Publication number
- JPH1151376A JPH1151376A JP21215397A JP21215397A JPH1151376A JP H1151376 A JPH1151376 A JP H1151376A JP 21215397 A JP21215397 A JP 21215397A JP 21215397 A JP21215397 A JP 21215397A JP H1151376 A JPH1151376 A JP H1151376A
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- JP
- Japan
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- burner
- valve
- blower
- flame
- stage
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼負荷の小さいとき、炎が吹消されること
がなく、燃焼負荷の大きいとき、空気不足や炎の下溢れ
のない送風機併用バーナを提供する。 【解決手段】 送風機併用バーナ１０に燃料ガスを供給
する管路１１に２個の開閉弁１２，１６を設け、第２段
の開閉弁１６が開いたとき送風機１９が稼働する。
がなく、燃焼負荷の大きいとき、空気不足や炎の下溢れ
のない送風機併用バーナを提供する。 【解決手段】 送風機併用バーナ１０に燃料ガスを供給
する管路１１に２個の開閉弁１２，１６を設け、第２段
の開閉弁１６が開いたとき送風機１９が稼働する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機併用バーナ
に関し、特にガスレンジ用の送風機併用バーナに関す
る。
に関し、特にガスレンジ用の送風機併用バーナに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来ガスレンジなどに使用される水平リ
ングバーナは、図４に示すように、炎孔１がバーナの上
面斜外方に設けられ、バーナ本体２が大型になればなる
ほど火炎が鍋底の周辺部に当るようになって熱効率が低
下する。その対策として近年、図５に示すように、リン
グ状バーナ本体４の内周面に炎孔５を有するバーナが多
く使用されるようになったが、このバーナも口径が大き
くなると、炎孔５から出た火炎が直ちに周辺部へ向かう
ようになって、鍋底の中央部分ではガス流が停滞し易く
なり、やはり熱効率が悪くなる。
ングバーナは、図４に示すように、炎孔１がバーナの上
面斜外方に設けられ、バーナ本体２が大型になればなる
ほど火炎が鍋底の周辺部に当るようになって熱効率が低
下する。その対策として近年、図５に示すように、リン
グ状バーナ本体４の内周面に炎孔５を有するバーナが多
く使用されるようになったが、このバーナも口径が大き
くなると、炎孔５から出た火炎が直ちに周辺部へ向かう
ようになって、鍋底の中央部分ではガス流が停滞し易く
なり、やはり熱効率が悪くなる。
【０００３】したがって高効率のバーナを実現するに
は、火炎をできるだけ鍋底の中心部に集中させ、そこか
ら周辺部に向かって火炎が広がるようにしなければなら
ない。そのためには、リング状バーナ本体４の口径をで
きるだけ小さくする必要があるが、口径が小さくなる
と、図５に示すように、大火力時にバーナ中央の吹抜け
空間３内において、火炎の圧力により２次空気のドラフ
ト上昇が妨げられる所謂炎溢れの状態が発生し、その結
果２次空気の供給が不足し、炎が下溢れ状態になるとい
う問題がある。
は、火炎をできるだけ鍋底の中心部に集中させ、そこか
ら周辺部に向かって火炎が広がるようにしなければなら
ない。そのためには、リング状バーナ本体４の口径をで
きるだけ小さくする必要があるが、口径が小さくなる
と、図５に示すように、大火力時にバーナ中央の吹抜け
空間３内において、火炎の圧力により２次空気のドラフ
ト上昇が妨げられる所謂炎溢れの状態が発生し、その結
果２次空気の供給が不足し、炎が下溢れ状態になるとい
う問題がある。
【０００４】この対策として、吹抜け空間３から送風機
で強制的に２次空気を送ることが考えられる。しかし送
風機で常時空気を送ると、燃焼負荷が小さい場合、送風
空気によって炎が吹消されるという問題がある。
で強制的に２次空気を送ることが考えられる。しかし送
風機で常時空気を送ると、燃焼負荷が小さい場合、送風
空気によって炎が吹消されるという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
問題点を解消し、簡単で安価な方法で、燃焼負荷の小さ
い場合に炎が吹消されることがなく、また燃焼負荷の大
きい場合に空気不足や炎の下溢れがない送風機併用バー
ナを提供するものである。
問題点を解消し、簡単で安価な方法で、燃焼負荷の小さ
い場合に炎が吹消されることがなく、また燃焼負荷の大
きい場合に空気不足や炎の下溢れがない送風機併用バー
ナを提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、内周面に炎孔
を有するバーナであって、中央吹抜け空間に下方から２
次空気を送込む送風機を併用するものにおいて、バーナ
に２段階に燃料ガスを供給する２個の開閉弁を設け、第
２段の開閉弁の開動作によって前記送風機の稼働スイッ
チが入ることを特徴とする送風機併用バーナである。
を有するバーナであって、中央吹抜け空間に下方から２
次空気を送込む送風機を併用するものにおいて、バーナ
に２段階に燃料ガスを供給する２個の開閉弁を設け、第
２段の開閉弁の開動作によって前記送風機の稼働スイッ
チが入ることを特徴とする送風機併用バーナである。
【０００７】本発明に従えば、内周面に炎孔を有するバ
ーナに燃料ガスを供給する開閉弁が２個設けられ、第２
段の開閉弁が開かれたとき送風機が運転される。これに
よって燃焼負荷の小さい第１段の開閉弁のみの燃焼時に
は送風機が運転されず、炎が送風機からの空気によって
吹消されることはない。
ーナに燃料ガスを供給する開閉弁が２個設けられ、第２
段の開閉弁が開かれたとき送風機が運転される。これに
よって燃焼負荷の小さい第１段の開閉弁のみの燃焼時に
は送風機が運転されず、炎が送風機からの空気によって
吹消されることはない。
【０００８】また本発明は、バーナが１重バーナであ
り、第１段の開閉弁が予め定められた開度以上に開かな
いと第２段の開閉弁の開動作が行われないことを特徴と
する。
り、第１段の開閉弁が予め定められた開度以上に開かな
いと第２段の開閉弁の開動作が行われないことを特徴と
する。
【０００９】本発明に従えば、バーナが１重バーナであ
るため、燃料ガスは同一炎孔から噴出する。そして第１
段の開閉弁が予め定められた開度以上に開き、燃焼負荷
が予め定められた値以上のときに第２段の開閉弁が開く
ので、送風機によって炎が吹消されることはない。
るため、燃料ガスは同一炎孔から噴出する。そして第１
段の開閉弁が予め定められた開度以上に開き、燃焼負荷
が予め定められた値以上のときに第２段の開閉弁が開く
ので、送風機によって炎が吹消されることはない。
【００１０】また本発明は、縦長に構成された混合管
に、前記２個の開閉弁からの燃料ガスが上下に分けて供
給されることを特徴とする。
に、前記２個の開閉弁からの燃料ガスが上下に分けて供
給されることを特徴とする。
【００１１】本発明に従えば、バーナには縦長の混合管
が設けられ、この混合管に２個の開閉弁から燃料ガスが
供給される。第１段の開閉弁からこれに接続する第１ノ
ズルを介して燃料ガスが供給されるときは、第１ノズル
周辺の空気孔だけでなく、第２段の開閉弁に接続する第
２ノズル周辺の空気孔からも１次空気を吸引し、充分な
１次空気が混合されるので、ほとんど２次空気なしで完
全燃焼できる。第１段および第２段の開閉弁から燃料ガ
スが供給されるときは、１次空気だけでは完全燃焼でき
なくても、２次空気が送風機から供給されるので、不完
全燃焼にはならない。
が設けられ、この混合管に２個の開閉弁から燃料ガスが
供給される。第１段の開閉弁からこれに接続する第１ノ
ズルを介して燃料ガスが供給されるときは、第１ノズル
周辺の空気孔だけでなく、第２段の開閉弁に接続する第
２ノズル周辺の空気孔からも１次空気を吸引し、充分な
１次空気が混合されるので、ほとんど２次空気なしで完
全燃焼できる。第１段および第２段の開閉弁から燃料ガ
スが供給されるときは、１次空気だけでは完全燃焼でき
なくても、２次空気が送風機から供給されるので、不完
全燃焼にはならない。
【００１２】また本発明は、バーナが２重バーナであ
り、第１段の開閉弁が内側のバーナに燃料ガスを供給
し、第２段の開閉弁が外側のバーナに燃料ガスを供給す
ることを特徴とする。
り、第１段の開閉弁が内側のバーナに燃料ガスを供給
し、第２段の開閉弁が外側のバーナに燃料ガスを供給す
ることを特徴とする。
【００１３】本発明に従えば、バーナは内側バーナと外
側バーナの２重とされる。内側バーナは第１段の開閉弁
にノズルを介して接続され、充分な１次空気を吸引して
完全燃焼する。外側バーナは第２段の開閉弁にノズルを
介して接続される。送風機からの空気の大部分は、内側
バーナと外側バーナとの間に設けられた吹抜け空間から
送られ、外側バーナが完全燃焼する。２重バーナは内側
バーナと外側バーナとの燃料ガス量が別個に調整でき、
細かい燃焼量の調整や鍋の大きさによる調整ができる。
２重バーナでは一般に内側バーナよりも外側バーナの燃
焼量が大きく、外側バーナの最低燃焼負荷は、送風機か
らの空気で吹消えない大きさとされる。
側バーナの２重とされる。内側バーナは第１段の開閉弁
にノズルを介して接続され、充分な１次空気を吸引して
完全燃焼する。外側バーナは第２段の開閉弁にノズルを
介して接続される。送風機からの空気の大部分は、内側
バーナと外側バーナとの間に設けられた吹抜け空間から
送られ、外側バーナが完全燃焼する。２重バーナは内側
バーナと外側バーナとの燃料ガス量が別個に調整でき、
細かい燃焼量の調整や鍋の大きさによる調整ができる。
２重バーナでは一般に内側バーナよりも外側バーナの燃
焼量が大きく、外側バーナの最低燃焼負荷は、送風機か
らの空気で吹消えない大きさとされる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態によっ
て、より具体的に説明する。
て、より具体的に説明する。
【００１５】図１は、本発明の一実施の形態の送風機併
用バーナ１０の平面図であり、図２は図１の切断線ＩＩ
−ＩＩによる断面図である。燃料ガスは、管路１１から
供給され、２分された後、第１管路１１ａの燃料ガスは
第１開閉弁１２、第１ノズル１３を介して混合管１４に
噴出され、第１ノズル周辺の空気吸引口１５から１次空
気を吸引する。一方第２管路１１ｂには、第２開閉弁１
６があり、第１管路１１ａの下方で第２ノズル１７によ
って混合管に接続される。第２ノズル１７の周辺にも第
１ノズル１３の周辺と同様に空気吸引口１５が設けられ
ている。第１開閉弁１２と第２開閉弁１６とは、たとえ
ば機械的にインターロックされ、第１開閉弁１２がほと
んど全開にならなければ第２開閉弁１６は開かない。第
２開閉弁１６が開けば送風機１９が稼働し、第２開閉弁
１６が全閉になれば送風機１９は停止する。第１開閉弁
１６から供給された燃料ガスは、混合管１４中で充分混
合され、バーナ本体２０に送られ、バーナ本体２０の内
側板２１に設けられた、たとえばスリット状の炎孔２２
から内向きに噴出し、図示しない点火手段によって点火
され、小さい火炎２３を形成する。バーナ１０の燃焼量
を増加して、バーナ１０の最大燃焼量のたとえば５０％
で第１開閉弁１２は全開になる。これ以上の燃焼量の増
加は第２開閉弁１６によって行う。第２開閉弁１６を開
けるとそれと連動して送風機１９が稼働し、その空気は
内側板２１の内側にある吹抜け空間２７に入り、炎孔２
２上に形成される火炎に対し２次空気として作用し、大
きい火炎２４を形成する。
用バーナ１０の平面図であり、図２は図１の切断線ＩＩ
−ＩＩによる断面図である。燃料ガスは、管路１１から
供給され、２分された後、第１管路１１ａの燃料ガスは
第１開閉弁１２、第１ノズル１３を介して混合管１４に
噴出され、第１ノズル周辺の空気吸引口１５から１次空
気を吸引する。一方第２管路１１ｂには、第２開閉弁１
６があり、第１管路１１ａの下方で第２ノズル１７によ
って混合管に接続される。第２ノズル１７の周辺にも第
１ノズル１３の周辺と同様に空気吸引口１５が設けられ
ている。第１開閉弁１２と第２開閉弁１６とは、たとえ
ば機械的にインターロックされ、第１開閉弁１２がほと
んど全開にならなければ第２開閉弁１６は開かない。第
２開閉弁１６が開けば送風機１９が稼働し、第２開閉弁
１６が全閉になれば送風機１９は停止する。第１開閉弁
１６から供給された燃料ガスは、混合管１４中で充分混
合され、バーナ本体２０に送られ、バーナ本体２０の内
側板２１に設けられた、たとえばスリット状の炎孔２２
から内向きに噴出し、図示しない点火手段によって点火
され、小さい火炎２３を形成する。バーナ１０の燃焼量
を増加して、バーナ１０の最大燃焼量のたとえば５０％
で第１開閉弁１２は全開になる。これ以上の燃焼量の増
加は第２開閉弁１６によって行う。第２開閉弁１６を開
けるとそれと連動して送風機１９が稼働し、その空気は
内側板２１の内側にある吹抜け空間２７に入り、炎孔２
２上に形成される火炎に対し２次空気として作用し、大
きい火炎２４を形成する。
【００１６】本バーナ１０は、たとえば最大燃焼量１
２，０００ｋｃａｌ／ｈであり、第１開閉弁で１，５０
０〜６，０００ｋｃａｌ／ｈの燃焼が可能である。また
バーナ本体２０の上面と鍋底との距離は５５〜６０ｍｍ
となるように五徳によって調整され、効率よく燃焼熱が
被加熱物である鍋２９に伝わる。
２，０００ｋｃａｌ／ｈであり、第１開閉弁で１，５０
０〜６，０００ｋｃａｌ／ｈの燃焼が可能である。また
バーナ本体２０の上面と鍋底との距離は５５〜６０ｍｍ
となるように五徳によって調整され、効率よく燃焼熱が
被加熱物である鍋２９に伝わる。
【００１７】図３は、本発明の他の実施の形態の送風機
併用バーナ３０の簡略化した断面図である。本実施の形
態のバーナ３０は２重バーナとなっている。本バーナ３
０は２つの管路３１，４１から燃料ガスが供給される。
図３の左側は内側のバーナ本体３２に燃料ガスを供給す
るものであり、第１開閉弁３３、第１ノズル３４、混合
管３５および炎孔３６は、図２のバーナ１０の構成に類
似する。図３の右側は外側のバーナ本体４２に燃料ガス
を供給するものであり、燃料ガスは第２開閉弁４３を経
て第２ノズル４４から混合管４５に噴出し、混合管４５
で１次空気と充分混合され、外側のバーナ本体４２に供
給され、内向き炎孔４６から噴出し、点火手段で点火さ
れる。本バーナ３０は、先の実施の形態のバーナ１０と
異なって、第１開閉弁３３と独立に第２開閉弁４３が開
閉可能であり、第２開閉弁が開けば送風機５０が稼働
し、全閉になれば停止する。送風機５０からの空気は内
側のバーナ本体３２と外側のバーナ本体４２との隙間５
１および内側バーナの内側から中央吹抜け空間２７に送
られ、主として外側バーナの炎孔４６からの炎の２次空
気となる。
併用バーナ３０の簡略化した断面図である。本実施の形
態のバーナ３０は２重バーナとなっている。本バーナ３
０は２つの管路３１，４１から燃料ガスが供給される。
図３の左側は内側のバーナ本体３２に燃料ガスを供給す
るものであり、第１開閉弁３３、第１ノズル３４、混合
管３５および炎孔３６は、図２のバーナ１０の構成に類
似する。図３の右側は外側のバーナ本体４２に燃料ガス
を供給するものであり、燃料ガスは第２開閉弁４３を経
て第２ノズル４４から混合管４５に噴出し、混合管４５
で１次空気と充分混合され、外側のバーナ本体４２に供
給され、内向き炎孔４６から噴出し、点火手段で点火さ
れる。本バーナ３０は、先の実施の形態のバーナ１０と
異なって、第１開閉弁３３と独立に第２開閉弁４３が開
閉可能であり、第２開閉弁が開けば送風機５０が稼働
し、全閉になれば停止する。送風機５０からの空気は内
側のバーナ本体３２と外側のバーナ本体４２との隙間５
１および内側バーナの内側から中央吹抜け空間２７に送
られ、主として外側バーナの炎孔４６からの炎の２次空
気となる。
【００１８】本バーナ３０は、たとえば内側のバーナ本
体３２の燃料ガス燃焼量は１，０００〜４，０００ｋｃ
ａｌ／ｈであり、外側のバーナ本体４２の燃焼量は３，
０００〜７，０００ｋｃａｌ／ｈである。外側のバーナ
本体４２の最低燃焼量は、送風機の空気によって吹消え
ない量、本実施の形態では３，０００ｋｃａｌ／ｈとさ
れる。また内側のバーナ本体３２の上面は、外側のバー
ナ本体４２の上面より２０ｍｍ前後低く設けられ、外側
のバーナ本体４２の上面と鍋底との距離は５５〜６０ｍ
ｍとなるように五徳によって調整され、小鍋は内側バー
ナによって、また大鍋は内側バーナおよび／または外側
バーナによって効率よく燃焼熱が鍋に伝わる。
体３２の燃料ガス燃焼量は１，０００〜４，０００ｋｃ
ａｌ／ｈであり、外側のバーナ本体４２の燃焼量は３，
０００〜７，０００ｋｃａｌ／ｈである。外側のバーナ
本体４２の最低燃焼量は、送風機の空気によって吹消え
ない量、本実施の形態では３，０００ｋｃａｌ／ｈとさ
れる。また内側のバーナ本体３２の上面は、外側のバー
ナ本体４２の上面より２０ｍｍ前後低く設けられ、外側
のバーナ本体４２の上面と鍋底との距離は５５〜６０ｍ
ｍとなるように五徳によって調整され、小鍋は内側バー
ナによって、また大鍋は内側バーナおよび／または外側
バーナによって効率よく燃焼熱が鍋に伝わる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バーナに
燃料ガスを供給する管路に２個の開閉弁が設けられ、第
１段の開閉弁のみでガスを燃焼するときは、送風機は稼
働せず、第２段の開閉弁を開いたときに送風機が稼働す
るので、少量のガス燃焼時に火炎が送風機の空気で吹消
えることがない。また大量のガスが燃焼するときは、送
風機からの空気によって、炎の下溢れがなく完全燃焼す
ることができる。
燃料ガスを供給する管路に２個の開閉弁が設けられ、第
１段の開閉弁のみでガスを燃焼するときは、送風機は稼
働せず、第２段の開閉弁を開いたときに送風機が稼働す
るので、少量のガス燃焼時に火炎が送風機の空気で吹消
えることがない。また大量のガスが燃焼するときは、送
風機からの空気によって、炎の下溢れがなく完全燃焼す
ることができる。
【図１】本発明の一実施の形態の送風機併用バーナ１０
の平面図である。
の平面図である。
【図２】図１の切断線ＩＩ−ＩＩによる断面図である。
【図３】本発明の他の実施の形態の送風機併用バーナ３
０の簡略した断面図である。
０の簡略した断面図である。
【図４】従来技術のバーナの側面である。
【図５】他の従来技術のバーナの断面図である。
１０，３０ 送風機併用バーナ １１，３１，４１ 燃料ガス管路 １２，３３ 第１開閉弁 １６，４３ 第２開閉弁 １９，５０ 送風機 ２０ バーナ本体 ２２，３６，４６ 内向き炎孔 ２７ 中央吹抜け空間 ３２ 内側のバーナ本体 ４２ 外側のバーナ本体
Claims (4)
- 【請求項１】 内周面に炎孔を有するバーナであって、
中央吹抜け空間に下方から２次空気を送込む送風機を併
用するものにおいて、 バーナに２段階に燃料ガスを供給する２個の開閉弁を設
け、第２段の開閉弁の開動作によって前記送風機の稼働
スイッチが入ることを特徴とする送風機併用バーナ。 - 【請求項２】 バーナが１重バーナであり、第１段の開
閉弁が予め定められた開度以上に開かないと第２段の開
閉弁の開動作が行われないことを特徴とする請求項１記
載の送風機併用バーナ。 - 【請求項３】 縦長に構成された混合管に、前記２個の
開閉弁からの燃料ガスが上下に分けて供給されることを
特徴とする請求項２記載の送風機併用バーナ。 - 【請求項４】 バーナが２重バーナであり、第１段の開
閉弁が内側のバーナに燃料ガスを供給し、第２段の開閉
弁が外側のバーナに燃料ガスを供給することを特徴とす
る請求項１記載の送風機併用バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21215397A JPH1151376A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 送風機併用バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21215397A JPH1151376A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 送風機併用バーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151376A true JPH1151376A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16617781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21215397A Pending JPH1151376A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 送風機併用バーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151376A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITVE20120036A1 (it) * | 2012-09-27 | 2014-03-28 | Defendi Italy Srl | Metodo di regolazione del potere riscaldante di un bruciatore a gas e bruciatore a gas perfezionato che utilizza il metodo. |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP21215397A patent/JPH1151376A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITVE20120036A1 (it) * | 2012-09-27 | 2014-03-28 | Defendi Italy Srl | Metodo di regolazione del potere riscaldante di un bruciatore a gas e bruciatore a gas perfezionato che utilizza il metodo. |
| WO2014049421A1 (en) * | 2012-09-27 | 2014-04-03 | Defendi Italy S.R.L. | Method for regulating the heating power of a gas burner, and an improved gas burner which uses the method |
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