JPH11513661A - 起爆装置の位置固定用手段を有するコネクターブロック - Google Patents

起爆装置の位置固定用手段を有するコネクターブロック

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JPH11513661A
JPH11513661A JP9516609A JP51660996A JPH11513661A JP H11513661 A JPH11513661 A JP H11513661A JP 9516609 A JP9516609 A JP 9516609A JP 51660996 A JP51660996 A JP 51660996A JP H11513661 A JPH11513661 A JP H11513661A
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ツエカ,トーマス・シー
フリツツ,ジエイムズ・イー
サトウラ,ダニエル・ピー,ジユニア
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ジ・エンサイン−ビツクフオード・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 爆発開始システムにおいて信号伝達線路を接続するためのコネクターブロック(10)は、起爆装置(20)を受け入れかつ保持するためにこれに形成されたチャンネル(18)を有する本体部材(12)を備える。固定用部材(28)は、その固定用位置と揃えられるがこれから離された第1の位置において本体部材(12)に取り付けられる。起爆装置(20)はコネクターブロック(10)のチャンネル(18)内に差し込まれ、そして軸方向で不一致の場合は、チャンネル(18)内に固定用部材(28)と起爆装置とを確保するために、起爆装置(20)をその座り位置に軸方向で動かしかつ固定用部材(28)と起爆装置とを互いに組み合わせるように、通路(36)を通って固定用部材(28)を動かすことにより起爆装置は適正にここに座らせられる。起爆装置(20)とコネクターブロック(10)との組合せを提供するように起爆装置(20)をコネクターブロック(10)内に組み立てる方法も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 起爆装置の位置固定用手段を有するコネクターブロック発明の背景 関連特許とのクロスリファレンス 本出願は、ダニエル・P・スツラ・ジュニアの1994年5月26日付け特願 08/249522号「一体の変位可能な部材を有する成型物品及び使用方法」 、現米国特許 号の一部継続出願である。(弁理士 NO.P−139 3) 発明の分野 本発明は、コネクターブロック、内部に取り付けられた起爆装置とコネクター ブロックとの組合せ、及び起爆装置の信号伝達線路の接続と点火とに使用される 形式の組合せを提供するために、かかる起爆装置をコネクターブロック内に取り 付ける方法に関する。より特別には、本発明は、コネクターブロックに挿入され たとき、起爆装置をコネクターブロック内に正確に位置決めしかつ確保するよう に作用する固定用部材を有するコネクターブロックに関し、かつこれを備える。 関連技術の説明 爆発開始システムのためのコネクターブロックが、R.J.ミチナ他の199 2年12月15日付け、及び1995年3月21日付け米国特許5171935 号及び5398611号に例示された技術においてよく知られている。これらの 特許は、低エネルギー起爆装置を受け入れるように形成されたチャンネル、及び 起爆装置に併置され信号伝達用の1本又は複数本の信号伝達線路を内部に保持す る円弧状のスロットを有するコネクターブロックを明らかにする。 V・リンドビスト他の欧州特許出願0500512A2号は、円筒状の信号伝 達線路用のコネクターブロックを明らかし、かつコラム11、16−20行に明 らかにされかつ図6Aに図示されたように、起爆装置の軸方向の抜出しを防ぐよ うに作用する図示されていない固定用部品を差し込むために穴70が形成された ヘッド部分69を有する起爆装置構成要素を提供する。 テーパーピン又はその他のテーパー付き固定用部材を有するコネクター装置が 従来技術において示される。例えば、E・J・シャウマンの1967年10月3 1日付け米国特許3349706号は、互いに作動関係にある起爆用信管及び遅 延装置の位置決めをするためのコネクターを示す。この特許は、中央の筒状部分 1を有し、更にコラム2、38行以下に説明されるように薄くて柔軟なウェブ5 によって本体と一体に連結されたテーパー付きのピン4を有する熱可塑性材料の 本体を示す。薄い柔軟なウェブ5は、ピンを回転させかつ目的のために設けられ た穴の中に差し込むに十分に柔軟である。同様な構造がM・E・ユアンの198 4年1月10日付け米国特許4424747号に示される。コラム6、26行以 下に説明されるように、テーパーピン22及び23は、それぞれプラスチックの 薄い柔軟なウェブ24及び25によりコネクター1の部分1B及び1Cに一体に 連結される。発明の概要 一般に、本発明は、起爆装置を受け入れて保持するために内部に形成されたチ ャンネル、及び起爆装置と信号伝達をする1本又は複数本の信号伝達線路を受け 入れ保持するために形成された線路保持手段を有するコネクターブロックに関す る。コネクターブロックは固定用部材を備え、 この部材は動くことができ、従って、起爆装置をチャンネル内に差し込んだ後、 固定用部材を、これが起爆装置と組み合ったその固定用位置に動かすことができ る。起爆装置は軸方向で一致しないこと、即ちチャンネル内で軸方向の定位置か ら僅かにずれることがある。その場合は、固定用部材の固定用位置への動きが、 起爆装置をチャンネル内で移動させて起爆装置をチャンネル内で適切に座らせ、 コネクターブロック内において起爆装置と固定用部材との双方を確保するであろ う。 特に、本発明により、出力端を有する起爆装置と信号伝達関係にある少なくも 1本の信号伝達線路を保持するためのコネクターブロックであって、以下の構成 部品を備えたコネクターブロックが提供される。本体部材は、信号伝達端、固定 用端部、及び本体部材の中に形成され長手方向に伸びているチャンネルを持つ。 チャンネルは、その中に起爆装置の出力端を置くべき目標位置を有し、かつ前記 起爆装置をチャンネル内で、出力端が目標位置に近いが目標位置ではない軸方向 で不一致の位置から出力端が目標位置にある座り位置に軸方向で動けるように受 け入れるように寸法及び形状が決めらる。線路保持手段は、チャンネル内に座ら せられた起爆装置の前記出力端と信号伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線 路を内部に保持するために本体部材の信号伝達端に配置される。固定用部材は、 固定用部材と起爆装置とがコネクターブロック内に確保される固定用位置におい てコネクターブロック内に取付け可能である。固定用部材は、その固定用位置に 向かうその運動の際、固定用部材がチャンネル内で前記起爆装置と組み合い、更 に前記起爆装置がその軸方向不一致位置にある場合は、固定用部材のその固定用 位置への運動により前記起爆装置をその座り位置に軸方向で動かすように寸法及 び形状の決め られる。 本発明の別の態様は、固定用部材をその固定用位置に通って動かすために内部 に形成された通路を更に備える本体部材を提供する。この態様においては、固定 用部材は、固定用部材が(i)チャンネルの方に動くための通路と揃えられ、か つ(ii)前記起爆装置をチャンネル内に挿入するためにチャンネルを開いたま まにするようにその固定用位置から動かされる第1の位置において、コネクター ブロックに支持される。 本発明の別の態様により、固定用部材は、固定用部材を第1の位置に保持する 変形可能なウェブ手段、例えば脆いウェブ手段により本体部材に連結され、固定 用部材は、変形可能なウェブを変形させ、例えば壊し、かつ通路を通って固定用 部材を動かしこれをその固定用位置に強制するために固定用部材に力を加えるこ とにより、その第1の位置からその固定用位置への変位が可能である。 本発明のなお別な態様は、少なくも1個のクサビ状の面を備えた第1の組合面 を有する固定用部材、及び固定用部材がその固定用位置に運動するために内部に 形成された通路を有する本体部材を提供する。クサビ状の面及び通路の各は、固 定用部材のその固定用位置への通路に沿った運動が、第1の組合手段を前記起爆 装置に接触させ、かつ前記起爆装置が軸方向不一致位置にあるならば前記起爆装 置をその座り位置に軸方向に動かす力をこれに加えるような寸法及び形状にされ る。 本発明のなお別の態様により、固定用手段は弾性手段を備え、これは、固定用 手段がその固定用位置にあるとき前記起爆装置により変形され、これにより前記 起爆装置をその座り位置に強制するように前記起爆装置に反力を加えるような寸 法及び形状にされる。 本発明の主要な態様は、取り付けられた起爆装置と組み合わせた上述のような コネクターブロックを提供する。起爆装置は出力端を有しかつチャンネル内に座 らせられ、固定用部材は固定用位置においてコネクターブロックに取り付けられ 、固定用部材は、起爆装置と組み合いかつこれをその座り位置に強制しかつここ に維持するような寸法及び形状にされる。 コネクターブロックと起爆装置との組合せの更に別の態様は、固定用部材が第 1の組合手段、例えば少なくも1個のクサビ状の面を有し、本体部材は、固定用 部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成された通路、例えば本体部材の 固定用端部に置かれかつチャンネルを横切る方向で伸びる通路を更に備える。第 1の組合手段及び通路の各は、固定用部材のその固定用位置への通路に沿った運 動が、第1の組合手段を前記起爆装置に接触させ、かつ前記起爆装置が軸方向不 一致位置にあるならば前記起爆装置をその座り位置に軸方向に動かす力をこれに 加えるような寸法及び形状にされる。 本発明の別の態様は、起爆装置はこれに形成された第2の組合手段、例えば絞 り部を有し、固定用部材は起爆装置をチャンネル内に確保するために第2の組合 手段と組み合う。 本発明の関連態様は、固定用部材は、起爆装置、例えば絞り部とのその組合に より変形され、これによりその反力が起爆装置をその座り位置に強制する弾性部 材を備える。 別な態様は、起爆装置の出力端までの絞り部の距離が製造許容差の範囲にわた って変動し、弾性固定用部材は少なくも製造許容差の範囲の大きさの変形回復の 範囲を持つ。 本発明の方法態様は、第1の組合手段、例えば絞り部を有する起爆装置をコネ クターブロック内に取り付ける方法であって、コネクターブロックは上述のよう なものであり、そして方法は以下の諸段階を含む。起爆装置は、起爆装置の出力 端がチャンネル内の目標位置に面するようにしてチャンネル内に挿入される。固 定用部材は、固定用部材を起爆装置と接触するように、かつその固定用位置内に 動かされ、そして起爆装置がその軸方向不一致位置にあるならば起爆装置をその 上の固定用部材、例えば絞り部に力を加えている固定用部材の作用によりその座 り位置に軸方向に動かす。第1及び第2の組合手段を互いに固定用組合に組み合 わせ、これにより起爆装置と固定用部材とをコネクターブロック内に確保する。 本発明の別の方法態様は、固定用部材が弾性部材を備え、かつこの方法は、固 定用部材がその固定用位置にあるときに起爆装置に固定用部材を押し付けこれに より起爆装置により固定用手段を変形させ、これにより固定用部材を強制して起 爆装置をその座り位置に強制するように起爆装置に対して反作用させる。 本発明のその他の態様は以下の説明及び付属図面より明らかになるであろう。図面の簡単な説明 図1は、第1の位置において示された固定用部材を有する本発明の1実施例に よるコネクターブロックの斜視図である。 図2は、図1のコネクターブロックの側面図である。 図2Aは、図2のコネクターブロックの信号伝達端の図2より拡大された図式 的な長手方向断面図であり、これに保持された6本の信号伝達 線路を示している。 図2Bは、図2Aの6本の信号伝達線路が切り取られた状態で示され、かつ固 定用位置において示された図1のコネクターブロックの平面図である。 図3は、図1のコネクターブロックの部分的に切り取られかつ図1より拡大さ れた斜視図である。 図4は、内部に起爆装置の置かれた図1のコネクターブロックの部分的に切り 取られた斜視図である。 図4Aは、図1のコネクターブロックの固定用手段の図1より拡大された斜視 図である。 図4Bは、図4Aの固定用手段の図4Aより縮小された平面図である。 図4Cは、図4のコネクターブロックの信号伝達端における起爆装置チャンネ ルの端部の部分的に切り取られた図面である。 図4Dは、図4の固定用部材が図3に示された起爆装置と組み合うようにこれ の方に動かされている状態にある起爆装置の部分図である。 図4Eは、固定用部材に組み合わせられる起爆装置の周囲が想像線で示されて いる図4Bの固定用部材の正面図である。 図5は、本発明の実施例による3個のコネクターブロックの長手方向断面図で あり、各コネクターブロックはこれに置かれたそれぞれの起爆装置を有し、各起 爆装置は絞り部の位置の範囲を示している。 図6は、図2の線6−6に沿って得られた図2より拡大された断面図である。 図6Aは、図6の線A−Aに沿って得られた断面図である。 図7は、本発明の別の実施例による起爆装置の弾性ブシュに圧縮力を 加える固定用部材の図式的な部分図である。発明及びその好ましい実施例の詳細な説明 爆破開始システムに使用される形式のコネクターブロックは、その内部に低エ ネルギー起爆装置が取り付けられ、そして起爆装置と並んで置かれた信号伝達用 の1本又は複数本の信号伝達線路を受け入れ保持するための手段を持つ。よく知 られるように、起爆装置は、これに締着されたそれ自身の信号伝達線路を有し、 これを経て起爆装置を起動させる起動信号が伝達され、一方では、起爆装置はコ ネクターブロックにより保持された1本又は複数本の信号伝達線路における信号 の送出を開始する。これらの信号の出て行く伝達線路は種々の位置に置かれた別 の起爆装置で終わり、更に別の信号伝達線路における信号を起動させるか又は別 の起爆装置が挿入れている主爆薬を起爆させるかにいずれかである。 よく知られた構成の一形式は、起爆装置内に締着された信号伝達管によりコネ クターブロック内の信号又は低エネルギー起爆装置、及び信号伝達管の反対側の 端部に締着された高エネルギー又はいわゆるダウンホール(downhole) 起爆装置を提供する。これらの組立体は、起爆システムの確立に大きい柔軟性を 与えるように配列された別の同様な組立体、又はその他のものに野外で容易に接 続することができる。 信号伝達線路は、典型的には中空のプラスチック管を備えた信号伝達管であり 、その内側の面には、衝撃波管の場合における高猛度爆薬とアルミニウム粉末と の混合物又は低猛度信号伝達管の場合における爆燃材料のような反応物質が塗ら れる。衝撃波管、低速信号伝達管又は低エネルギー導爆線のような適宜的適切な 信号伝達線路を本発明と関連して使うことができる。 図1及び2は、本発明の実施例を備えたコネクターブロック10を示し、この コネクターブロックは、信号伝達端12a、反対側の固定用端部12bを有する 本体部材12、本体部材12の信号伝達端12aに置かれた線路保持手段14、 及び本体部材12の固定用端部12bにおけるハウジング16より構成される。 (図3に最もよく見られる)チャンネル18が本体部材12を通って伸び、この チャンネルは、この事例では、内部に定量の爆薬21が配置された出力端20a を有する低エネルギー起爆装置又は信号伝達用起爆装置20(図4)よりなる取 付け可能な部材を内部に受け入れるような寸法及び形状にされる。チャンネル1 8は、まず、起爆装置20の出力端20aを図3の矢印Iで示された方向でチャ ンネル18内に容易に挿入でき、この中に起爆装置を摺動可能に受け入れられる ように、起爆装置20に関して寸法が決められる。かかる挿入は、手動又は機械 組立体のいずれかで行うことができる。図1−4Cの実施例においては、チャン ネル18の断面は六角形であるが、起爆装置をチャンネル内に容易に挿入できか つ維持できる限り、適宜適切な形状、例えば円形とすることができる。いずれの 場合も、チャンネル18は停止部材19a及び19bにおいて終わり、これらの 間は、本体部材12の信号伝達端12aにおける開口18a(図4C)である。 開口18aは1個又は複数個の衝撃波管40(図2A及び2B)を起爆装置20 の出力端20a(以下説明されるように爆発物収容端部)に直接曝すように作用 する。停止部材19a及び19bは、チャンネル18内での起爆装置20の位置 を決め、起爆装置20は、その出力端20aが停止部材19a及び19bに当て られたときにチャンネル18内に完全に座る。 起爆装置20は通常構造のものであり、アルミニウム又は銅のような金属、或 いは適切なプラスチック(合成有機高分子材料)で作り得る円筒とすることがで きる。起爆装置20は出力端20aを有し、その中に定量の爆薬21(図4)、 典型的にはアジ化鉛のような爆薬を64.8から194.4mg(1から3グレイン )、好ましくはかかる爆発物324mg(5グレイン)以下を受け入れる。これは 、通常、爆発物を600から950mg(9.25から14.66グレイン)有し、 主爆薬を起爆するために普通使用される起爆キャップと比べて少量の爆薬である 。 起爆装置20は、典型的には、露出した端面24aを有する弾性材料24内に 受け入れられた信号伝達線路22(図4)と爆薬21との間に置かれた適切な火 工材料の遅延トレインを有するであろう。起爆装置20の外殻にシール用絞り部 26が形成され、更にその端部部分20cも絞られる。両者はブシュ24の位置 において起爆装置20の内部を環境に対して密閉し、更に起爆装置20内の信号 伝達線路22とブシュ24とを確保する。絞り部26は、以下説明されるように 起爆装置20における第1の組合手段も提供する。図4において切り取られた信 号伝達線路22は、典型的には約2.4から61メートル(8から200フィー ト)の長さを有し、かつ起爆装置20内に締着された端部とは反対側の端部にお いて、主爆薬の起爆に使用に適した高エネルギー起爆装置(図示せず)内に締着 できることが認められるであろう。これは、R・W・スプラッグス他の1976 年10月26日付け米国特許3987732号に示された配列の形式である。明 らかに、本発明のコネクターブロックは、これを適宜の別の適切な起爆システム の接続に使用することができる。 図3に最もよく見られるように、チャンネル18を横切る方向でハウジング1 6を通って伸びかつこのチャンネルと交差する通路36(図2、3及び4)内に 固定用部材28(図1、2及び4A)が受け入れられる。固定用部材28は、図 示の実施例においては、これがハウジング16の通路36の外側に突き出すその 第1の位置において図1、3及び4に示される。固定用部材28は、その第1の 位置においては、チャンネル18の方に動けるが、チャンネル18内に起爆装置 20を挿入するためにこれを開くようにこのチャンネルから離れるために、その 固定用の位置から外されて通路36と揃えられる。図示の実施例では、固定用部 材28は本体部材12と一体成型され、図6に示されるように脆いウェブ30a 、30bによりこれに連結される。即ち、本体部材12、脆いウェブ30a、3 0b及び固定用部材28は、総てが、例えば適切な型に射出成型された1個の一 体のユニットとして形成される。脆いウェブ30a、30bは、ハウジング16 と固定用部材28との間の一体連結を形成する。固定用部材28をその第1の位 置に保持し一体成型されたプラスチックユニットとして最初に提供するには、変 形可能な、例えば壊れやすいウェブの使用が好ましいが、本発明の選択的な実施 例及びかかる構造は、その実施に対して本質的なことではない。従って、固定用 部材28は、これを本体部材12と別なものとして選択的に提供することができ 、或いは変形可能なウェブ以外の手段、例えば薄くて柔軟なつなぎケーブルによ りこれに連結することができる。しかし、変形可能な、例えば脆いウェブにより 固定用手段を本体部材と一体に成型することの利点が以下説明されるであろう。 図4、4B、4D及び4Eに最もよく見られるように、固定用部材2 8は全体的に板状のもであり、上の縁28d及び下の縁28eを有する中央部の 湾曲した弾性ウェブ部分28cにより連結されたポスト状のサイドレール28a と28bとの対を備える。前面28fは、固定用部材28がコネクターブロック に関して適正に位置決めされたとき、例えば通路36内に置かれたとき、開口1 8a及びコネクターブロック10の停止部材19a、19bの方を向く。固定用 部材28は、固定用部材28が例えば通路36内で支持されたとき、固定用部材 に図4Bの矢印fの方向に加えられた力が、固定用部材28を図4Bに鎖線で示 されたようなより平らな形状に変形させる湾曲した弾性構造のものである。固定 用部材28は、好ましくは、かかる力の下でその弾性記憶を保持しかつ起爆装置 20によりこれに加えられる力(図4Bの矢印f)に対して反対向きの相殺力を 加えるに十分に弾性があるように作られる。力fの下での固定用部材28による その弾性特性の保存は、本質的ではないが以下説明されるように有利である。 下の縁28eから伸びる中央開口32(図4A及び4E)が、サイドレール2 8aと28bとの間の平衡をとる垂直方向中心線まわりに対称的に中心に位置決 めされ、更に下の縁28eと上の縁28dとの間の距離の約1/3から1/2を 伸びる。中央開口32は実質的に鍵穴状であり、端面図で見て、円形の上方部分 32aと全体的に長方形の下方部分32bとを持つ。1対のクサビ状の面34a ,34bが、それぞれ両側から下方部分32b内に突き出す。クサビ状の面34 a、34bは、固定用部材28の後方に傾き、即ちこれらは固定用部材28の前 面28f(図4B及び4E)から後面28g(図4B)に突き出す。面34aと 34bとは、以下説明されるように起爆装置20と組み合ってこれをチャ ンネル18内に位置決めするような寸法及び形状にされる。 一般に、固定用部材28は間隔を空けられた1対の脚部材28h、28i(図 4E)を備え、これらは両者間に開口32を定め、更に脚部材は、固定用部材2 8がその固定用の位置にあるとき、起爆装置20と弾性的に組み合うような寸法 及び形状にされる。固定用部材28は、固定用部材28をその固定用位置に挿入 したときに起爆装置20(及び固定用部材28)をコネクターブロック10内の 定位置に固定するように、起爆装置20と組み合ってこれをその座り位置に移動 させるその他の適宜適切な形状を持ち得ることが認められるであろう。 通路36(図2、3及び6)は、固定用部材28がこれを通ってサイドレール 28a、28bと一般に平行に滑り得るように固定用部材28とほぼ一致した形 状にされる。通路36は、下に説明されるように、固定用部材28を受け入れか つこれがその固定用位置に動かされるときにこれを保持する。 線路保持手段14は、本体部材12の信号伝達端12aにおいて下の側12d から出て根元側端部14bを有し、更に上向きに曲がり、そして本体部材12の 上の側12cの末端部近くの14aで終わる湾曲したクリップ部材を備える。線 路保持手段14は、本体部材12と共同作用して両者間に線路保持スロット15 を定める。このスロットは、図2及び2Aの側面図において最もよく見られるよ うに弧状断面のものである。線路保持手段14の端末部14aは、本体部材12 の上の側12cに形成された隆起部分17と共同作用して両者間に入口路38を 定め(図2Aに最もよく見られる)、本技術においてよく知れているような、衝 撃波管40のような信号伝達線路を、線路保持用スロット15内で保持す るためにこの入口路を通して横方向で挿入することができる。線路保持手段14 の形状は適宜適切な形状とすることができるが、図示されたものは本発明、J・ E・フリッツ他の1995年10月 日付けの米国同時係属出願 号「 起爆システム用コネクターブロック」(弁理士 NO.P−1470)に明らか にされた改良されたデザインの実施例である。しかし、コネクターブロックは、 本発明による適宜適切な線路保持手段とすることができる。 図示実施例における衝撃波管40を含んだ多数の信号伝達線路が線路保持用ス ロット15内に受け入れられ確保され、(図2Aに断面で、図2Bにおいては切 り取られて)示される。1本又は複数本の信号伝達管をスロット15内に差し込 むことができる。事実上、衝撃波管40は、コネクターブロック10の両側から 典型的には約1メートル(数フィート)から100メートル(数百フィート)或 いはそれ以上までの距離を伸びることができる。スロット15の弧状の形が各管 40を、起爆装置20の出力端20aに収容された定量の爆薬21と並べて密な 信号伝達状態に維持することに注意されるであろう。 コネクターブロック10内に起爆装置20を取り付けるために、起爆装置20 は、まず出力端20aを、図3の矢印Iで示されるようにハウジング16を通し てチャンネル18内に差し込まれる。上述のように、チャンネル18は、その中 に起爆装置20を容易に摺動可能に受け入れような寸法及び形状が決められる。 起爆装置20の出力端20aの先端のための目標位置は、出力端20aがチャン ネル18の端部の停止部材19a、19b(図4C)と当たる位置である。この ように位置決めされると、固定用部材が通路36内のその第1の位置にあるとき 、起爆装 置20の絞り部26が固定用部材28の中央開口32と一致するであろう。絞り 部26はそのテーパー部分26a、26bを境界とする。 実際上、特に自動化、又は半自動化された高速製造工程においては、この点に おいて二つの問題に遭遇することがある。一つは起爆装置20がチャンネル18 と軸方向で僅かに不一致となり、このため出力端20aが停止部材19a、19 bにごく近くにはあるが当たらないことである。かかる軸方向の不一致は、スロ ット15内に保持された衝撃波管40における信号の開始の信頼性に悪影響を与 える。別の難点は、起爆装置20の出力端20aに関する絞り部26の位置及び /又はコネクターブロック10の寸法の僅かな製造許容差の変動に遭遇すること が有り得ることである。(絞り部26は、固定用部材28と組み合わせられる起 爆装置20の第2の組合手段を備えることができ、通常は備える。)本発明は固 定用部材28を、単にその第1の位置からその第2の位置に動かすだけでこれら 両方のの問題を処理し克服する。図4Dを参照すれば、固定用部材28は、これ がチャンネル18内にないその第1の位置(図4Dには示されない)から通路3 6(図4Dには示されない)を通って矢印Fで示される方向におけるその移動の 初期段階において示される。起爆装置20の端部部分20cは、起爆装置20の 絞り部26と入力端20bとの間を伸びる。固定用部材28が通路36に沿って 図4Dの矢印Fで示された方向に押されると、クサビ状の面34a、34b(図 4A及び4D)が絞り部26のテーパー部分26aと組み合う。絞り部26は通 路36と軸方向で僅かに不一致となること、即ち、起爆装置20がチャンネル1 8内に適正に座らないことがある。これは、チャンネル18内の起爆装置20の 完全な挿入の失敗、絞り部26が起爆装置20 上のあるべき位置に正しく置かれないような製造許容差の欠陥の存在などを含ん だ多くの理由により生ずる可能性がある。かかる場合は、起爆装置20と組み合 う固定用部材28の運動が、面34aと34bとを絞り部26のテーパー部分2 6aに接触させ、これにより起爆装置20を矢印Dの方向(図4及び4E)に移 動させ、このため、起爆装置20をチャンネル18内で停止具19a,19bに しっかりと押し付けて座らせ、出力端20aをその目標位置に座らせるであろう 。 間隔の空けられた脚部材28h、28i及び開口32は、面34a、34bの 形成された突起が絞り部26と組み合ったときに、脚部材28h、28iが広げ られ、開口32の上方部分32aとともに起爆装置20の絞り部26に適合し組 み合うような寸法及び形状にされる。固定用部材28及び起爆装置20の外周と その絞り部26の相対位置が図4Eに示され、この図では、起爆装置20及び絞 り部26の周囲は想像線で示される。 図2Bに見られるように、破線で示された固定用部材28がその固定用位置に あるときは、これは通路36及びハウジング16内に完全に収容される。ハウジ ング16は、固定用部材が固定用位置にあるときにこの上にくることにより、固 定用部材28が破損し又は詰まったりすることを防ぐように作用する。こうして 起爆装置20及び固定用部材28は、開口32の上方部分32aと絞り部26と の組合により互いに固定されるので、固定用部材28と起爆装置20とは、固定 用部材28により少なくも部分的に、好ましくは完全にコネクターブロック10 内で固定され、通路36内に保持されこの通路により支持される。図4Eに示さ れたような起爆装置20の外周に関する固定用部材28の開口32の締り 嵌めが、コネクターブロック10からの起爆装置20の抜出しに対する固定用部 材28の抵抗を可能とする。図2Bに見られるように、固定用部材28は、その 固定用位置にあるときは、通路36内に完全に保持される。 図6及び6Aは通路36の断面を示す。この通路は、間隔を空けられた1対の 溝42a、42bを有し、その中に固定用部材28のサイドレール28a、28 bがこれを通って摺動可能に受け入れられるような形状にされる。(固定用部材 28のその他の部分は図6の断面では切り取られている。)ハウジング16には 六角形の開口44が形成され、起爆装置20がこれを通ってチャンネル18内に 入る(図3)。(図6における六角形開口44の上方の番号なしの円形開口は、 一体成型された図示の実施例における固定用部材28の中央開口32の上方部分 32aを形成するために使用される型設備により形成される。) 溝42a通って42bとの間に通路36内に突き出た支持ランドが形成され、 これはバッキングランド46aと安定用ランド46bとよりなり、後者は支持桁 48により分割され、この支持桁はこれを本体部材12に連結することによりハ ウジング16の外壁16a(図2、2A及び6A)を補強する。(図6に想像線 の輪郭で示される)固定用部材28が通路36を通って(図6Aにおける矢印F の方向で)押されると、脆いウェブ30a、30bは壊れ、固定用部材28はそ の固定用位置に動き、溝42a,42bはサイドレール28a、28bを案内す る。(図6Aに破線の輪郭で示された)固定用位置にくると、(図4Eに示され た)固定用部材28と起爆装置20との組合が、固定用部材28と起爆装置20 との両者をコネクターブロック10内の定位置に固定する。 野外においては、信号伝達線路22が接続のために爆発現場の他の場所に引っ 張られ延ばされるので、信号伝達線路22に図4の矢印Tで示される方向に引張 り力が加わることがしばしば発生する。バッキングランド46aと安定用ランド 46bとは、起爆装置20に加えられた力Tに抵抗している固定用部材28のウ ェブ部分28cを支持し、これにより、かかる力による永久変形に対してウェブ 28cを補強する。ウェブ28cは、好ましくは、その弾性記憶を保持するに十 分に強くかつ弾性的であるため、信号伝達線路22における引張りがウェブ28 cを一時的に平らにして起爆装置20を停止部材19a、19bから引き離すに 十分に強い場合でも(図4)、引張り力が解除されるか或いは少なくも固定用部 材28により起爆装置20に加えられる対抗力より小さい大きさに減少すると、 固定用部材28の弾性は起爆装置20を強制してその出力端20aが停止部材1 9a、19bに当たってシールされるそのシール位置に戻すであろう。コネクタ ーブロックにおける低エネルギー出力起爆装置の典型的な使用は、線路40の信 頼し得る起爆を保証するために、保持された信号伝達線路(図2A及び2Bにお ける40)に関する起爆装置の出力端20aの適正な密着した位置決めを要求す るので、起爆装置20が停止部材19a、19bに当たって座ることが重要であ る。バッキングランド46aより僅かに深く、従って図6Aにおいて見られるよ うにここから外向きに突き出した安定用ランド46bが、(図6Aに見られるよ うに)チャンネル18の長手方向中心線L−Lの上方、即ちその垂直方向の中央 を伸び、これにより、信号伝達線路22及び起爆装置20への引張り力によりな される固定用部材28の傾き又は揺れ運動に対する安定化を助ける。 図5は、各がそれぞれの起爆装置20、120、220を内部に完全に座らせ た3個の同様なコネクターブロック10を図式的に示す。これら3個のコネクタ ーブロックは、起爆装置のそれぞれの絞り部の位置を除いて3個の起爆装置が同 様であるように同様である。絞り部位置の相違は図を分かり易くするために図5 では誇張されている。3個の起爆装置は、それぞれの出力端20a、120a、 220aに対する目標位置において停止部材19a(及び図5では見えない停止 部材19b)の内面に沿って通過する平面T−Tと揃えて示される。それぞれの 絞り部(図5においてはそのテーパー部分26a,26b;126a、126b 及び226a、226bのみが見える)の中心は、それぞれの起爆装置のそれぞ れ異なった位置にある。これは、各絞り部の長手方向中心の希望位置又は目標位 置を示す図5の面C−Cにより示される。起爆装置20の絞り部はその位置につ いての製造許容値内にあるが、起爆装置120の絞り部よりも起爆装置20の出 力端20aにより近い。起爆装置120の出力端120aは正確に製造仕様の位 置にある。他方、起爆装置220の絞り部は、起爆装置120の絞り部よりもそ の出力端220aから離れている。それぞれの起爆装置20、120及び220 の絞り部のこの異なった関係位置は、絞り部側の端部20c、120c及び22 0cの(起爆装置の長手方向軸線に沿って測定した)異なった長さを注意するこ とにより認めることができる。絞り部の相対位置の差は合理的な製造許容差内で あり、そして起爆装置はチャンネル18内のその座り位置に合理的に近いので、 固定用部材28は、その面34a,34bの傾斜した構造のため(図4A、4D 及び4E)、起爆装置を、その軸方向不一致位置(出力端20a、120a及び 220aが停止部材19a、 19bに当たらない位置)から、出力端20a、120a及び220aが停止部 材19a、19bに当たるその座り位置に自動的に滑らせるであろう。図5から 、固定用部材28は、起爆装置の絞り部との組合により、絞り部の位置に応じて 程度の差はあるが図4の想像線で示されたように平らにされることに注意される であろう。固定用部材28の弾性及び湾曲構造は、これが起爆装置20との組合 により平らにされたときに、チャンネル18の開口18aに面する凸の前面28 f(図4C)により、固定用部材28が起爆装置20に対して反力を加えて起爆 装置を停止部材19a、19bに押し付けるようなものである。通路36及びそ のランド46aと46bは、固定用部材28を支持し、これが起爆装置20に抵 抗力を加えることを可能とする。 通路36内の固定用部材28の移動の際、通路36は、固定用部材28を回し たり傾けたりする必要なしに、或いはその真っすぐな移動から反らせることなし に、固定用部材28を定位置に案内する案内手段を提供する。一般に、起爆装置 の出力端20a(又は120a又は220a)に関する絞り部の位置は製造許容 差の範囲にわたって変動し、また、固定用部材28は製造許容差の範囲の少なく も90%の大きさ、好ましくは少なくも同じ大きさの変形回復範囲を有するよう に設計される。 コネクターブロック10の部品としての部材28の一体成型により、部材28 は通路36と完全に揃えられ、固定用部材28を起爆装置20との固定用の組合 にさせる組立は、固定用部材が別個部品である状況と比べて非常に容易になるこ とが認められるであろう。固定用部材28が別個の部品であるならば、どちらか と言えば小さい部品の操作を必要とし、この小さい部品が中等密度又は高密度ポ リエチレンのようなプラス チック材料或いはその他の適切な合成有機高分子材料で作られるならば、多かれ 少なかれ滑りやすく扱いが困難であろう。(コネクターブロック10用の中等密 度又は高密度ポリエチレン又はその他のポリオレフィンが、固定用部材28を含 んだコネクターブロック10のための好ましい材料である。)小さくて分離した 固定用部材28は、これを適正に位置決めし通路36と揃えてこれに挿入し、更 に図4Dに矢印Fで示されたようにこれに力を加えねばならない。これらの困難 は、コネクターブロック10の部分として部材28を一体成型し、脆いウェブ3 0a、30bに十分な力を加えて固定用部材28をその最初の位置から通路36 を経てその固定用位置に強制するまで、脆いウェブ30a、30bが固定用部材 28を通路36に関する定位置に揃えて保持することにより避けられる。 起爆装置20上の絞り部26(図1及び2)は部材28と組み合うための便利 な第2の組合手段を提供するが、固定用部材28の第1の組合手段と組み合わせ られる第2の組合手段としての絞り部の使用は不要である。しかし、通常の密閉 用絞り部26は、便利な第2の組合手段を提供しかつ起爆装置20の特別な形状 は必要でない。 それにもかかわらず、本発明による別の構成においては、コネクターブロック 10のハウジング16は、起爆装置20に形成された第2の絞り部又はその他の 形成部と組み合い、或いは絞り部26の代わりにブシュ24の端面24aと組み 合う固定用部材28を持つように設計することができる。例えば、固定用部材2 8は、これに信号伝達線路22と組み合い又は受け入れるスロット又は開口を形 成することができ、また、起爆装置20を定位置に保持するためにブシュ24の 端面24aと当たる ように設計することができる。 図7は、固定用部材28’の中心線に沿ってその底部28a’から延びている 開口32’の形成された固定用部材28’を示す。固定用部材28’はその固定 用位置において示され、この位置では信号伝達線路22は開口32’に組み合わ せられ、固定用部材28’は端面24aに当たりかつブシュ24を圧縮するよう に位置決めされ、これは絞り部26により定位置に保持される。固定用部材28 ’は、これにより起爆装置20を圧縮荷重下に置く。ブシュ24は弾力のある弾 性体材料であるため、端面24aに加えられかつ起爆装置20の方に向けられた 圧縮荷重又は力が、圧縮されたブシュ24をバネのように作用させ、起爆装置2 0に対して図7の記号なし矢印の方向(即ち、図4及び4Dにおける矢印Dの方 向)に力を加える。この力は、起爆装置20をチャンネル18内に座らせて維持 し(図3及び4)、そして起爆装置20に加えられる図4の矢印Tの方向の力に ような力に抵抗するであろう。 図7の実施例においては、固定用部材28’は図4A及び4Bの固定用部材2 8と同様な弾力のある湾曲した構造のものであり、この場合は、起爆装置20( 図7)に作用している圧縮力は圧縮されたブシュ24及び固定用部材28’のバ ネ力と組み合わせられるであろう。或いは、固定用部材28’は強固及び/又は 平らな構造のものとすることができ、この場合は、起爆装置20に作用する圧縮 力はブシュ24の圧縮のみにより供給される。図7の実施例においては、弾性ブ シュ24の露出した端面24aは、起爆装置に形成された第2の組合手段として 作用する。 本発明のコネクターブロックは、線路製品の組立によく適している。そこで、 オペレーターは、適切な起爆装置20をチャンネル18内に差 し込み、チャンネル18の出口端部における停止部材19a、19bが停止具を 提供して、起爆装置の絞り部26を通路36及びウェブ部分28cと揃えて起爆 装置20を適正に座らせるであろう。起爆装置は定位置に保持されるので、脆い ウェブ30a、30bを壊して固定用部材28をその通路36を通して、固定用 部材が起爆装置と組み合ってこれを固定するその固定用位置に駆動するために、 固定用部材28に図4D及び6Aに矢印Fで示された方向に力を加えるパンチを 作動させるように、足踏みペダル又はその他の適切な装置をオペレーターが作動 させることができ、或いは自動装置を使うことができる。或いは、適切な起爆装 置を現場でコネクターブロック内に組み込むために、固定用部材を野外で作動さ せることができる。 固定用部材28は、起爆装置20を定位置に固定するためにチャンネル18内 に差し込むとき、起爆装置20と組み合ってこれをその座り位置に移動させるで あろう適宜の別の適切な形状となし得ることが認められるであろう。例えば、図 4A及び4Eにおいて示された二股構造の代わりに、固定用部材をクサビ状又は 適宜の別な適切な形状とすることができる。しかし、図示の二股形状は、固定用 部材28と絞り部付き起爆装置20との間の確実な固定用組合を提供するので好 ましい。開口32の上方部分32aは突起の間に開口部分を有し、ここに180 °以下の面34aと34bとが形成されることに注意されるであろう。このため 上方部分32aと下方部分32bとの交差部分に形成された突起は、固定用部材 28が起爆装置20の絞り部26上に押し付けられるとき外向きに曲がらねばな らず、そしてこの突起は直径上を通過すると定位置、即ち絞り部26の中心に適 合し戻る。この方法で、固定用部材28は、 起爆装置20の絞り部26の中心上に適合し組み合うように強制され、これによ り固定用部材28は通路36内に座り、これと起爆装置20とがコネクターブロ ック10内の定位置にしっかりと固定される。 本発明はその特に好ましい実施例を参照し説明されたが、以上の読解と理解と により、熟練技術者には、この特に図示された実施例以外のコネクターブロック の多くのデザインが達成でき、しかもこれらが本発明の精神及び範囲の中にある ことが明らかであろう。かかるその他のデザイン及びその同等のものの全てが以 下の請求項の範囲内に含まれることが意図される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月16日 【補正内容】 請求の範囲 1.出力端を有する起爆装置と信号伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線 路を保持するためのコネクターブロックであって、 信号伝達端、固定用端部、及び本体部材の中に形成され長手方向に伸びている チャンネルを有する本体部材であって、チャンネルはその中に起爆装置の出力端 を置くべき目標位置を有し、かつ前記起爆装置をチャンネル内で、出力端が目標 位置に近いが目標位置ではない軸方向で不一致の位置から出力端が目標位置にあ る座り位置に軸方向で動けるように受け入れるような寸法及び形状にされた前記 本体部材、 チャンネル内に座らせられた起爆装置の前記出力端と信号伝達関係にある少な くも1本の信号伝達線路を内部に保持するために本体部材の信号伝達端に配置さ れた線路保持手段、及び 固定用部材と前記起爆装置とがコネクターブロック内に確保される固定用位置 においてコネクターブロック内に取付け可能な固定用部材であって、固定用部材 は、その固定用位置に向かうその運動の際、固定用部材がチャンネル内で前記起 爆装置と組み合い、かつ前記起爆装置がその軸方向不一致位置にある場合は、固 定用部材のその固定用位置への運動により前記起爆装置をその座り位置に軸方向 で動かすような寸法及び形状にされた前記固定用部材、 を備えたコネクターブロック。 2.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に通って動かすために内部に形 成された通路を更に備え、固定用部材は、固定用部材が(i)チャンネルの方に 動くための通路と揃えられ、かつ(ii)前記起爆装置をチャンネル内に挿入す るためにチャンネルを開いたままにするよう にその固定用位置から離された第1の位置においてコネクターブロックに支持さ れる請求項1のコネクターブロック。 3.固定用部材が固定用部材を第1の位置に保持する変形可能なウェブ手段に より本体部材に連結され、固定用部材は、変形可能なウェブ手段を変形させかつ 通路を通って固定用部材を動かしこれをその固定用位置に強制するために固定用 部材に力を加えることによりその第1の位置からその固定用位置への変位が可能 である請求項2のコネクターブロック。 4.変形可能なウェブ手段が脆いウェブ手段よりなり、そして固定用部材に力 を加えることが脆いウェブ手段を壊す請求項3のコネクターブロック。 5.固定用部材がその固定用位置にあるとき通路内に少なくも部分的に保持さ れる請求項3又は請求項4のコネクターブロック。 6.固定用部材は、固定用部材がその固定用位置にあるとき通路内に完全に収 容され突き出さない請求項3又は請求項4のコネクターブロック。 7.固定用部材は、これに形成された第1の組合手段及び本体部材を備え、こ の本体部材は固定用部材をその固定用位置に動かすために形成された通路を更に 備え、第1の組合手段及び通路の各は、固定用部材のその固定用位置への通路に 沿った運動が、第1の組合手段を前記起爆装置に接触させ、かつ前記起爆装置が 軸方向不一致位置にあるならば前記起爆装置をその座り位置に軸方向に動かす力 をこれに加えるような寸法及び形状にされる請求項1のコネクターブロック。 8.第1の組合手段が少なくも1個のクサビ状の面を備える請求項7 のコネクターブロック。 9.固定用手段が弾性手段を備え、これは、固定用手段がその固定用位置にあ るとき前記起爆装置により変形され、これにより前記起爆装置をその座り位置に 強制するように前記起爆装置に反力を加えるような寸法及び形状にされる請求項 1のコネクターブロック。 10.弾性部材は1個又は複数個のクサビ状の面を有するウェブ手段を備え、 この面は前記起爆装置と組み合うような寸法及び形状にされる請求項9のコネク ターブロック。 11.本体部材は固定用部材をその固定用位置に動かすために形成された通路 を更に備え、そして通路は前記起爆装置により固定用部材に加えられる力に対抗 してこれを支持するような寸法及び形状にされて形成された支持ランドを備える 請求項9又は請求項10のコネクターブロック。 12.固定用部材が弾性的で湾曲したウェブ部分を備え、このウェブ部分はコ ネクターブロックの信号伝達端の方に面する凸面と支持ランドの方に面する凹面 とを有する請求項11のコネクターブロック。 13.内部に取り付けられた起爆装置と組み合わせられ、かつ起爆装置と信号 伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線路を保持するような寸法及び形状にさ れたコネクターブロックであって、 信号伝達端、固定用端部、及び本体部材内に形成された長手方向に伸びている チャンネルを有する本体部材を備えたコネクターブロックであって、チャンネル は起爆装置の出力端を位置決めすべき目標位置を有し、かつチャンネル内で起爆 装置を(i)出力端が目標位置に近いが目標位置ではない軸方向不一致位置から (ii)出力端が目標位置にある座り 位置に軸方向で動かすために起爆装置を受け入れるような寸法及び形状にされる 前記コネクターブロック、 出力端を有しかつチャンネル内に座る起爆装置、 起爆装置の出力端と信号通信関係にある前記少なくも1本の信号伝達線路を内 部に保持するために本体部材の信号伝達端に配置された線路保持手段、及び 固定用位置においてコネクターブロック内に取り付けられた固定用手段であっ て、(1)起爆装置がその軸方向不一致位置にある場合は固定用部材は、その固 定用位置への運動の際、起爆装置をその座り位置に動かし、そして(2)起爆装 置をその座り位置内に組み合わせここに維持するような寸法及び形状にされた前 記固定用部材 を備えた前記組合せ。 14.固定用部材がその上の第1の組合手段を有し、本体部材は固定用部材を その固定用位置に動かすためにこれに形成された通路を更に備え、第1の組合手 段及び通路の各は、固定用部材のその固定用位置への通路に沿った運動が、第1 の組合手段を起爆装置に接触させ、かつ固定用部材のかかる運動のときに前記起 爆装置が軸方向不一致位置にあるれば起爆装置をその座り位置に軸方向で動かす 力の成分を起爆装置に加えるような寸法及び形状にされる請求項13のコネクタ ーブロック。 15.第1の組合手段が少なくも1個のクサビ状の面を備える請求項14のコ ネクターブロック。 16.通路がチャンネルを横切る方向で伸びかつ本体部材の固定用端部に置か れる請求項2又は請求項14のコネクターブロック。 17.固定用部材が間隔の空けられた1対の脚部材を備え、これら脚 部材はその間に開口を定め、更に固定用部材がその固定用位置にあるときは前記 起爆装置と弾性的に組み合うような寸法及び形状にされる請求項1又は請求項1 4のコネクターブロック。 18.固定用部材は開口の各側に1個ずつ配置された1対のクサビ状の面を備 えた第1の組合手段を有し、更にこのクサビ状の面はチャンネル内で前記起爆装 置と組み合うような寸法及び形状にされる請求項17のコネクターブロック。 19.起爆装置はこれに形成された第2の組合手段を有し、また固定用部材は 起爆装置をチャンネル内で確保するために第2の組合手段と組み合う請求項14 のコネクターブロック。 20.第2の組合手段が起爆装置の絞り部よりなる請求項19のコネクターブ ロック。 21.起爆装置が、露出端部を有する弾性ブシュにより閉じられる入力端部を 有し、第2の組合手段はブシュの端面よりなる請求項19のコネクターブロック 。 22.固定用部材は、起爆装置の絞り部との組合により変形されこれにより起 爆装置をその座り位置に強制するように起爆装置に反力を加える弾性部材を備え る請求項20のコネクターブロック。 23.起爆装置の出力端に関する絞り部の距離が製造許容差の範囲にわたって 変動し、かつ固定用部材は製造許容差の範囲の少なくも約90%の変形回復範囲 を有する製造22のコネクターブロック。 24.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成さ れた通路を更に備え、そして固定用部材はその固定用位置にあるときに少なくも 部分的に通路内に保持されかつ通路により保持される 請求項20又は請求項22のコネクターブロック。 25.本体部材は、固定用部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成さ れた通路を更に備え、更に通路は前記起爆装置により固定用部材に加えられる力 に対抗して固定用部材を支持するような寸法及び形状にされて形成された支持ラ ンドを備える請求項20のコネクターブロック。 26.固定用部材が弾性的で湾曲したウェブ部分を備え、このウェブ部分はコ ネクターブロックの信号伝達端の方に面する凸面と支持の方に面する凹面とを有 する請求項24のコネクターブロック。 27.固定用部材が間隔の空けられた1対の脚部材を備え、これら脚部材はそ の間に開口を定め、更にこれらが前記起爆装置の絞り部と弾性的に組み合うよう な寸法及び形状にされる請求項24のコネクターブロック。 28.第1の組合手段を有する起爆装置をコネクターブロック内に取り付ける 方法であって、コネクターブロックは、第2の組合手段が形成された固定用部材 であって、かつ信号伝達端、固定用端部、及び本体部材内に形成された長手方向 に伸びているチャンネルを更に備えた固定用部材を有し、チャンネルは起爆装置 の出力端を置くべき目標位置を有しかつチャンネル内の起爆装置が(i)出力端 が目標位置に近いが目標位置ではない軸方向不一致位置から、(ii)出力端が 目標位置にある座り位置に軸方向に運動するために前記起爆装置を受け入れるよ うな寸法及び形状にされ、更に(iii)チャンネル内に座る起爆装置の出力端 と信号伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線路を内側に保持するために本体 部材の信号伝達端に配置された線路保持手段を備えた方法であっ て、 起爆装置の出力端をチャンネル内の目標位置に、又は目標位置の近くに位置決 めするように起爆装置をチャンネル内に挿入し、 固定用部材を起爆装置と接触するようにその固定用位置に動かし、そして起爆 装置がその軸方向不一致位置にあるならば起爆装置をその上の固定用部材の作用 によりその座り位置に軸方向に動かし、更に第1及び第2の組合手段を互いに固 定用組合に組み合わせ、これにより起爆装置と固定用部材とをコネクターブロッ ク内に確保する ことを含んだ方法。 29.第2の組合手段が起爆装置の絞り部よりなり、固定用部材は起爆装置の 絞り部と接触しかつ絞り部に力を加えることにより起爆装置を軸方向で動かすよ うな寸法及び形状にされる請求項28の方法。 30.固定用部材を、起爆装置の軸方向の運動の方向を横切って動かすことを 含んだ請求項28又は請求項29の方法。 31.固定用部材が弾性部材を備え、前記方法は、固定用部材がその固定用位 置にあるときに起爆装置に固定用部材を押し付けこれにより起爆装置により固定 用手段を変形させ、これにより固定用部材を強制して起爆装置をその座り位置に 強制するように起爆装置に対して反力を加えさせることを更に含んだ請求項28 又は請求項29の方法。 32.起爆装置の出力端に関する絞り部の距離が製造許容差の範囲にわたり変 動し、そして固定用部材は製造許容差の範囲の少なくも約90%の変形回復の範 囲を持つ請求項31の方法。 33.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成さ れた通路を更に備え、更に通路は支持ランドを備え、そして方 法が起爆装置により固定用部材に加えられる変形力に対抗して変形された固定用 部材を支持することを含む請求項31の方法。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月24日 【補正内容】 明細書 起爆装置の位置固定用手段を有するコネクターブロック発明の背景 関連特許とのクロスリファレンス 本出願は、ダニエル・P・スツラ・ジュニアの1994年5月26日付け特願 08/249522号「一体の変位可能な部材を有する成型物品及び使用方法」 、現米国特許5499581号の一部継続出願である。 発明の分野 本発明は、コネクターブロック、内部に取り付けられた起爆装置とコネクター ブロックとの組合せ、及び起爆装置の信号伝達線路の接続と点火とに使用される 形式の組合せを提供するために、かかる起爆装置をコネクターブロック内に取り 付ける方法に関する。より特別には、本発明は、コネクターブロックに挿入され たとき、起爆装置をコネクターブロック内に正確に位置決めしかつ確保するよう に作用する固定用部材を有するコネクターブロックに関し、かつこれを備える。 関連技術の説明 爆発開始システムのためのコネクターブロックが、R.J.ミチナ他の199 2年12月15日付け、及び1995年3月21日付け米国特許5171935 号及び5398611号に例示された技術においてよく知られている。これらの 特許は、低エネルギー起爆装置を受け入れるように形成されたチャンネル、及び 起爆装置に併置され信号伝達用の1本又は複数本の信号伝達線路を内部に保持す る円弧状のスロットを有するコネクターブロックを明らかにする。 V・リンドビスト他の欧州特許出願0500512A2号は、円筒状 の信号伝達線路用のコネクターブロックを明らかし、かつコラム11、16−2 0行に明らかにされかつ図6Aに図示されたように、起爆装置の軸方向の抜出し を防ぐように作用する図示されていない固定用部品を差し込むために穴70が形 成されたヘッド部分69を有する起爆装置構成要素を提供する。 本発明の別の態様は、固定用部材をその固定用位置に通って動かすために内部 に形成された通路を更に備える本体部材を提供する。この態様においては、固定 用部材は、固定用部材が(i)チャンネルの方に動くための通路と揃えられ、か つ(ii)前記起爆装置をチャンネル内に挿入するためにチャンネルを開いたま まにするようにその固定用位置から動かされる第1の位置において、コネクター ブロックに支持される。 本発明の別の態様により、固定用部材は、固定用部材を第1の位置に保持する 変形可能なウェブ手段、例えば脆いウェブ手段により本体部材に連結され、固定 用部材は、変形可能なウェブを変形させ、例えば壊し、かつ通路を通って固定用 部材を動かしこれをその固定用位置に強制するために固定用部材に力を加えるこ とにより、その第1の位置からその固定用位置への変位が可能である。 本発明のなお別な態様は、少なくも1個のクサビ状の面を備えた第1の組合面 を有する固定用部材、及び固定用部材がその固定用位置に運動するために内部に 形成された通路を有する本体部材を提供する。クサビ状の面及び通路の各は、固 定用部材のその固定用位置への通路に沿った運動が、第1の組合手段を前記起爆 装置に接触させ、かつ前記起爆装置が軸方向不一致位置にあるならば前記起爆装 置をその座り位置に軸方向に動かす力をこれに加えるような寸法及び形状にされ る。 本発明のなお別の態様により、固定用手段は弾性手段を備え、これは、固定用 手段がその固定用位置にあるとき前記起爆装置により変形され、これにより前記 起爆装置をその座り位置に強制するように前記起爆装置に反力を加えるような寸 法及び形状にされる。 本発明の別の態様は、コネクターブロックの信号伝達端の方に向いた 凸面と支持ランドの方に向いた凹面とを有する弾性的で湾曲した固定用部材を備 えた固定用手段の提供である。 本発明の主要な態様は、取り付けられた起爆装置と組み合わせた上述のような コネクターブロックを提供する。起爆装置は出力端を有しかつチャンネル内に座 らせられ、固定用部材は固定用位置においてコネクターブロックに取り付けられ 、固定用部材は、起爆装置と組み合いかつこれをその座り位置に強制しかつここ に維持するような寸法及び形状にされる。 コネクターブロックと起爆装置との組合せの更に別の態様は、固定用部材が第 1の組合手段、例えば少なくも1個のクサビ状の面を有し、本体部材は、固定用 部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成された通路、例えば本体部材の 固定用端部に置かれかつチャンネルを横切る方向で伸びる通路を更に備える。第 1の組合手段及び通路の各は、固定用部材のその固定用位置への通路に沿った運 動が、第1の組合手段を前記起爆装置に接触させ、かつ前記起爆装置が軸方向不 一致位置にあるならば前記起爆装置をその座り位置に軸方向に動かす力をこれに 加えるような寸法及び形状にされる。 線路保持手段14は、本体部材12の信号伝達端12aにおいて下の側12d から出て根元側端部14bを有し、更に上向きに曲がり、そして本体部材12の 上の側12cの末端部近くの14aで終わる湾曲したクリップ部材を備える。線 路保持手段14は、本体部材12と共同作用して両者間に線路保持スロット15 を定める。このスロットは、図2及び2Aの側面図において最もよく見られるよ うに弧状断面のものである。線路保持手段14の端末部14aは、本体部材12 の上の側12cに形成された隆起部分17と共同作用して両者間に入口路38を 定め(図2Aに最もよく見られる)、本技術においてよく知れているように、衝 撃波管40のような信号伝達線路を、線路保持用スロット15内で保持するため にこの入口路を通して横方向で挿入することができる。線路保持手段14の形状 は適宜適切な形状とすることができるが、図示されたものは本発明、J・E・フ リッツ他の1995年10月27日付けの米国同時係属出願08/549160 号「起爆システム用コネクターブロック」に明らかにされた改良されたデザイン の実施例である。しかし、コネクターブロックは、本発明による適宜適切な線路 保持手段とすることができる。 図示実施例における衝撃波管40を含んだ多数の信号伝達線路が線路保持用ス ロット15内に受け入れられ確保され、(図2Aに断面で、図2Bにおいては切 り取られて)示される。1本又は複数本の信号伝達管をスロット15内に差し込 むことができる。事実上、衝撃波管40は、コネクターブロック10の両側から 典型的には約1メートル(数フィート)から100メートル(数百フィート)或 いはそれ以上までの距離を伸びることができる。スロット15の弧状の形が各管 40を、起爆装置 20の出力端20aに収容された定量の爆薬21と並べて密な信号伝達状態に維 持することに注意されるであろう。 コネクターブロック10内に起爆装置20を取り付けるために、起爆装置20 は、まず出力端20aを、図3の矢印Iで示されるようにハウジング16を通し てチャンネル18内に差し込まれる。上述のように、チャンネル18は、その中 に起爆装置20を容易に摺動可能に受け入れような寸法及び形状が決められる。 起爆装置20の出力端20aの先端のための目標位置は、出力端20aがチャン ネル18の端部の停止部材19a、19b(図4C)と当たる位置である。この ように位置決めされると、固定用部材が通路36内のその第1の位置にあるとき 、起爆装置20の絞り部26が固定用部材28の中央開口32と一致するであろ う。絞り部26はそのテーパー部分26a、26bを境界とする。 【手続補正書】 【提出日】1999年2月16日 【補正内容】 請求の範囲 『 1.出力端及び第2の係合手段を有する起爆装置と信号伝達関係にある少な くも1本の信号伝達線路を保持するためのコネクターブロックであって、 信号伝達端、固定用端部、及び本体部材の中に形成され長手方向軸線を有する 長手方向に伸びているチャンネルを有する本体部材であって、チャンネルは、本 体部材の信号伝達端に隣接してその中に起爆装置の出力端を置くべき目標位置を 有し、かつ前記起爆装置をチャンネル内で、出力端が目標位置に近いが目標位置 ではない軸方向で不一致位置から出力端が目標位置にある座り位置に軸方向で動 けるように受け入れるような寸法及び形状にされた前記本体部材、 チャンネル内に座らせられた起爆装置の前記出力端と信号伝達関係にある少な くも1本の信号伝達線路を内部に保持するために本体部材の信号伝達端に配置さ れた線路保持手段、及び 固定用部材と前記起爆装置とがコネクターブロック内に確保される固定用位置 においてコネクターブロック内に取付け可能な固定用部材であって、固定用部材 の固定用位置に向かうその運動の際、第1の係合手段がチャンネル内で前記起爆 装置の第2の係合手段と係合し、前記起爆装置がその軸方向不一致位置にある場 合は、固定用部材のその固定用位置への運動により前記起爆装置をその座り位置 に軸方向で動かすような寸法及び形状にされた前記固定用部材、 を備えたコネクターブロック。 2.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に通って動かすために 内部に形成された通路を更に備え、固定用部材は、固定用部材が(i)チャンネ ルの方に動くための通路と揃えられ、かつ(ii)前記起爆装置をチャンネル内 に挿入するためにチャンネルを開いたままにするようにその固定用位置から離さ れた第1の位置においてコネクターブロックに支持される請求項1のコネクター ブロック。 3.固定用部材が固定用部材を第1の位置に保持する変形可能なウェブ手段に より本体部材に連結され、固定用部材は、変形可能なウェブ手段を変形させかつ 通路を通って固定用部材を動かしこれをその固定用位置に強制するために固定用 部材に力を加えることによりその第1の位置からその固定用位置への変位が可能 である請求項2のコネクターブロック。 4.固定用部材は、固定用部材がその固定用位置にあるとき通路内に完全に収 容され突き出さない請求項2又は請求項3のコネクターブロック。 5.出力端を有する起爆装置と信号伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線 路を保持するためのコネクターブロックであって、 信号伝達端、固定用端部、及び本体部材の中に形成され長手方向に伸びている チャンネルを有する本体部材であって、チャンネルは、起爆装置の出力端を置く べき目標位置を有し、かつ前記起爆装置をチャンネル内で、出力端が目標位置に 近いが目標位置ではない軸方向不一致位置から出力端が目標位置にある座り位置 に軸方向で動けるように受け入れるような寸法及び形状にされた前記本体部材、 チャンネル内に座らせられた起爆装置の前記出力端と信号伝達関係にある少な くも1本の信号伝達線路を内部に保持するために本体部材の信 号伝達端に配置された線路保持手段、及び 固定用部材と前記起爆装置とがコネクターブロック内に確保される固定用位置 においてコネクターブロック内に取付け可能な固定用部材であって、固定用部材 を第1の位置に保持する脆いウエブ手段によって該固定用部材が該本体部材に連 結されており、固定用部材が、該脆いウエブを破り、固定用部材を移動せしめて 、固定用位置に強制するように固定用部材に力を加えることによって第1の位置 から固定用位置に変位可能であり、固定用部材のその固定用位置への運動のとき に、該固定用部材をチャンネル内の起爆装置に係合させ、起爆装置が軸方向不一 致位置にあるならば前記起爆装置を、固定用部材の固定用位置への移動によって その座り位置に軸方向に動かすような寸法及び形状である固定用部材を具備する ことを特徴とするコネクターブロック。 6.固定用部材が弾性手段を備え、これは、固定用部材がその固定用位置にあ るとき前記起爆装置により変形され、これにより前記起爆装置をその座り位置に 強制するように前記起爆装置に反力を加えるような寸法及び形状にされる請求項 1又は5のコネクターブロック。 7.弾性部材は1個又は複数個のクサビ状の面を有するウェブ手段を備え、こ の面は前記起爆装置と組み合うような寸法及び形状にされる請求項6のコネクタ ーブロック。 8.本体部材は固定用部材をその固定用位置に動かすために形成された通路を 更に備え、そして通路は前記起爆装置により固定用部材に加えられる力に対抗し てこれを支持するような寸法及び形状にされて形成された支持ランドを備える請 求項1又は5のコネクターブロック。 9.固定用部材が弾性的で湾曲したウェブ部分を備え、このウェブ部 分はコネクターブロックの信号伝達端の方に面する凸面と支持ランドの方に面す る凹面とを有し、起爆装置に係合することを特徴とするによる固定用部材の変形 が起爆装置を座り位置に強制するような起爆装置への半力を加える請求項1又は 5のコネクターブロック。 10.起爆装置が出力を有し、起爆装置の出力端を目標位置に位置付けて、チ ャンネル内に置かれる請求項9のコネクターブロック。 11.固定用部材がその上の第1の組合手段を有し、本体部材は固定用部材を その固定用位置に動かすためにこれに形成された通路を更に備え、第1の組合手 段及び通路の各は、固定用部材のその固定用位置への通路に沿った運動が、第1 の組合手段を起爆装置に接触させ、かつ固定用部材のかかる運動のときに前記起 爆装置が軸方向不一致位置にあるれば起爆装置をその座り位置に軸方向で動かす 力の成分を起爆装置に加えるような寸法及び形状にされる請求項10のコネクタ ーブロック。 12.起爆装置が軸方向不一致位置にあるとき、起爆装置の出力端が目標位置 に及ばず、コネクターブロックが、チャネルの目標位置に配置された1以上の停 止部材を備えており、固定用部材のくさび状面が停止部材に面し、チャネルの長 手方向軸線に対して傾斜しており、固定用位置への固定用部材の移動が、軸方向 不一致位置において、コネクタブロックの出力端部の方に、起爆装置を軸方向に 移動せしめる請求項1又は5のコネクターブロック。 13.第2の組合手段を有する起爆装置をコネクターブロック内に取り付ける 方法であって、コネクターブロックは、信号伝達端、固定用端部、及び本体部材 内に形成され、長手方向軸線を有し長手方向に伸びているチャンネルを有する本 体部材を備えており、 チャンネルは、信号伝達端と固定用端部との間を延びており、 チャンネルが、本体部材の信号伝達端に隣接して、起爆装置の出力端が置かれ る目標位置を有し、(i)出力端が目標位置に隣接するが目標位置ではない軸方 向不一致位置から、(ii)出力端が目標位置にある座り位置への起爆装置の軸 線方向の移動ができるように起爆装置を収容するような寸法及び形状を有し、 コネクタブロックが、少なくとも1つの楔状表面を有する第1の係合手段が形 成されている固定用部材を有し、 楔状表面が、略長手方向にチャンネルに沿って面しており、チャンネルの長手 方向軸線に対して垂直でない角度で傾斜しており、 これによって、起爆装置が実際に不一致位置にあるときに、固定用部材の固定 用位置への移動によって、固定用部材が、起爆装置を、座り位置へ軸線方向に移 動せしめ、 コネクターブロックが更にチャネル内にある起爆装置の出力端と信号伝達関係 に少なくとも1つの伝達ラインを維持するために、本体部材の信号伝達端に配置 されたライン保持手段を具備する方法であって、 起爆装置をチャンネル内に挿入して、起爆装置の出力端をチャンネル内の目標 位置に又はこれに隣接して位置付け、 固定用部材を移動して、第1の係合手段の楔状平面を起爆装置の第2の係合手 段と接触するようにし、且つ固定用部材を固定用位置に移動せしめ、 起爆装置が軸線方向不一致位置にあるときは、固定用部材の第1の係合手段の 作用によって座り位置に起爆装置を軸線方向に移動せしめ、相互に固定係合で第 1及び第2の係合手段を係合せしめて、コネクタブ ロック内に起爆装置及び固定用部材を固定する ことを特徴とする起爆装置をコネクターブロック内に取り付ける方法。 14.第2の組合手段が起爆装置の絞り部よりなり、固定用部材は起爆装置の 絞り部と接触しかつ絞り部に力を加えることにより起爆装置を軸方向で動かすよ うな寸法及び形状にされる請求項13の方法。 15.固定用部材を、起爆装置の軸方向の運動の方向を横切って動かすことを 含んだ請求項13又は請求項14の方法。 16.固定用部材が弾性手段を備え、これは、固定用部材がその固定用位置に あるとき前記起爆装置により変形され、これにより前記起爆装置をその座り位置 に強制するように前記起爆装置に反力を加えるような寸法及び形状にされる請求 項13又は請求項14の方法。 17.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成さ れた通路を更に備え、更に通路は支持ランドを備え、そして方法が起爆装置によ り固定用部材に加えられる変形力に対抗して変形された固定用部材を支持するこ とを含む請求項16の方法。 18.起爆装置が軸方向不一致位置にあるとき、起爆装置の出力端が目標位置 に及ばず、コネクターブロックが、チャネルの目標位置に配置された1以上の停 止部材を備えており、固定用部材のくさび状面が停止部材に面し、チャネルの長 手方向軸線に対して傾斜しており、固定用位置への固定用部材の移動が、軸方向 不一致位置において、コネクタブロックの出力端部の方に、起爆装置を軸方向に 移動せしめる請求項13又は請求項14の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サトウラ,ダニエル・ピー,ジユニア アメリカ合衆国コネチカツト州06032フア ーミントン・グランドビユードライブ45

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.出力端を有する起爆装置と信号伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線 路を保持するためのコネクターブロックであって、 信号伝達端、固定用端部、及び本体部材の中に形成され長手方向に伸びている チャンネルを有する本体部材であって、チャンネルはその中に起爆装置の出力端 を置くべき目標位置を有し、かつ前記起爆装置をチャンネル内で、出力端が目標 位置に近いが目標位置ではない軸方向で不一致の位置から出力端が目標位置にあ る座り位置に軸方向で動けるように受け入れるような寸法及び形状にされた前記 本体部材、 チャンネル内に座らせられた起爆装置の前記出力端と信号伝達関係にある少な くも1本の信号伝達線路を内部に保持するために本体部材の信号伝達端に配置さ れた線路保持手段、及び 固定用部材と前記起爆装置とがコネクターブロック内に確保される固定用位置 においてコネクターブロック内に取付け可能な固定用部材であって、固定用部材 は、その固定用位置に向かうその運動の際、固定用部材がチャンネル内で前記起 爆装置と組み合い、かつ前記起爆装置がその軸方向不一致位置にある場合は、固 定用部材のその固定用位置への運動により前記起爆装置をその座り位置に軸方向 で動かすような寸法及び形状にされた前記固定用部材、 を備えたコネクターブロック。 2.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に通って動かすために内部に形 成された通路を更に備え、固定用部材は、固定用部材が(i)チャンネルの方に 動くための通路と揃えられ、かつ(ii)前記起爆装置をチャンネル内に挿入す るためにチャンネルを開いたままにするよう にその固定用位置から離された第1の位置においてコネクターブロックに支持さ れる請求項1のコネクターブロック。 3.固定用部材が固定用部材を第1の位置に保持する変形可能なウェブ手段に より本体部材に連結され、固定用部材は、変形可能なウェブ手段を変形させかつ 通路を通って固定用部材を動かしこれをその固定用位置に強制するために固定用 部材に力を加えることによりその第1の位置からその固定用位置への変位が可能 である請求項2のコネクターブロック。 4.変形可能なウェブ手段が脆いウェブ手段よりなり、そして固定用部材に力 を加えることが脆いウェブ手段を壊す請求項3のコネクターブロック。 5.固定用部材がその固定用位置にあるとき通路内に少なくも部分的に保持さ れる請求項3又は請求項4のコネクターブロック。 6.固定用部材は、固定用部材がその固定用位置にあるとき通路内に完全に収 容され突き出さない請求項3又は請求項4のコネクターブロック。 7.固定用部材は、これに形成された第1の組合手段及び本体部材を備え、こ の本体部材は固定用部材をその固定用位置に動かすために形成された通路を更に 備え、第1の組合手段及び通路の各は、固定用部材のその固定用位置への通路に 沿った運動が、第1の組合手段を前記起爆装置に接触させ、かつ前記起爆装置が 軸方向不一致位置にあるならば前記起爆装置をその座り位置に軸方向に動かす力 をこれに加えるような寸法及び形状にされる請求項1のコネクターブロック。 8.第1の組合手段が少なくも1個のクサビ状の面を備える請求項7 のコネクターブロック。 9.固定用手段が弾性手段を備え、これは、固定用手段がその固定用位置にあ るとき前記起爆装置により変形され、これにより前記起爆装置をその座り位置に 強制するように前記起爆装置に反力を加えるような寸法及び形状にされる請求項 1のコネクターブロック。 10.弾性部材は1個又は複数個のクサビ状の面を有するウェブ手段を備え、 この面は前記起爆装置と組み合うような寸法及び形状にされる請求項9のコネク ターブロック。 11.本体部材は固定用部材をその固定用位置に動かすために形成された通路 を更に備え、そして通路は前記起爆装置により固定用部材に加えられる力に対抗 してこれを支持するような寸法及び形状にされて形成された支持ランドを備える 請求項9又は請求項10のコネクターブロック。 12.固定用部材が弾性的で湾曲したウェブ部分を備え、このウェブ部分はコ ネクターブロックの信号伝達端の方に面する凸面と支持ランドの方に面する凹面 とを有する請求項11のコネクターブロック。 13.内部に取り付けられた起爆装置と組み合わせられ、かつ起爆装置と信号 伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線路を保持するような寸法及び形状にさ れたコネクターブロックであって、 信号伝達端、固定用端部、及び本体部材内に形成された長手方向に伸びている チャンネルを有する本体部材を備えたコネクターブロックであって、チャンネル は起爆装置の出力端を位置決めすべき目標位置を有し、かつチャンネル内で起爆 装置を(i)出力端が目標位置に近いが目標位置ではない軸方向不一致位置から (ii)出力端が目標位置にある座り 位置に軸方向で動かすために起爆装置を受け入れるような寸法及び形状にされる 前記コネクターブロック、 出力端を有しかつチャンネル内に座る起爆装置、 起爆装置の出力端と信号通信関係にある前記少なくも1本の信号伝達線路を内 部に保持するために本体部材の信号伝達端に配置された線路保持手段、及び 固定用位置においてコネクターブロック内に取り付けられた固定用手段であっ て、起爆装置と組み合ってこれをその座り位置に維持するような寸法及び形状に された前記固定用部材 を備えた前記組合せ。 14.固定用部材がその上の第1の組合手段を有し、本体部材は固定用部材を その固定用位置に動かすためにこれに形成された通路を更に備え、第1の組合手 段及び通路の各は、固定用部材のその固定用位置への通路に沿った運動が、第1 の組合手段を前記起爆装置に接触させ、かつ前記起爆装置が軸方向不一致位置に あるときは起爆装置をその座り位置に軸方向で動かす力の成分をこれに加えるよ うな寸法及び形状にされる請求項13のコネクターブロック。 15.第1の組合手段が少なくも1個のクサビ状の面を備える請求項14のコ ネクターブロック。 16.通路がチャンネルを横切る方向で伸びかつ本体部材の固定用端部に置か れる請求項2又は請求項14のコネクターブロック。 17.固定用部材が間隔の空けられた1対の脚部材を備え、これら脚部材はそ の間に開口を定め、更に固定用部材がその固定用位置にあるときは前記起爆装置 と弾性的に組み合うような寸法及び形状にされる請求 項1又は請求項14のコネクターブロック。 18.固定用部材は開口の各側に1個ずつ配置された1対のクサビ状の面を備 えた第1の組合手段を有し、更にこのクサビ状の面はチャンネル内で前記起爆装 置と組み合うような寸法及び形状にされる請求項17のコネクターブロック。 19.起爆装置はこれに形成された第2の組合手段を有し、また固定用部材は 起爆装置をチャンネル内で確保するために第2の組合手段と組み合う請求項14 のコネクターブロック。 20.第2の組合手段が起爆装置の絞り部よりなる請求項19のコネクターブ ロック。 21.起爆装置が、露出端部を有する弾性ブシュにより閉じられる入力端部を 有し、第2の組合手段はブシュの端面よりなる請求項19のコネクターブロック 。 22.固定用部材は、起爆装置の絞り部との組合により変形されこれにより起 爆装置をその座り位置に強制するように起爆装置に反力を加える弾性部材を備え る請求項20のコネクターブロック。 23.起爆装置の出力端に関する絞り部の距離が製造許容差の範囲にわたって 変動し、かつ固定用部材は製造許容差の範囲の少なくも約90%の変形回復範囲 を有する製造22のコネクターブロック。 24.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成さ れた通路を更に備え、そして固定用部材はその固定用位置にあるときに少なくも 部分的に通路内に保持されかつ通路により保持される請求項20又は請求項22 のコネクターブロック。 25.本体部材は、固定用部材をその固定用位置に動かすためにこれ に形成された通路を更に備え、更に通路は前記起爆装置により固定用部材に加え られる力に対抗して固定用部材を支持するような寸法及び形状にされて形成され た支持ランドを備える請求項20のコネクターブロック。 26.固定用部材が弾性的で湾曲したウェブ部分を備え、このウェブ部分はコ ネクターブロックの信号伝達端の方に面する凸面と支持ランドの方に面する凹面 とを有する請求項24のコネクターブロック。 27.固定用部材が間隔の空けられた1対の脚部材を備え、これら脚部材はそ の間に開口を定め、更にこれらが前記起爆装置の絞り部と弾性的に組み合うよう な寸法及び形状にされる請求項24のコネクターブロック。 28.第1の組合手段を有する起爆装置をコネクターブロック内に取り付ける 方法であって、コネクターブロックは、第2の組合手段が形成された固定用部材 であって、かつ信号伝達端、固定用端部、及び本体部材内に形成された長手方向 に伸びているチャンネルを更に備えた固定用部材を有し、チャンネルは起爆装置 の出力端を置くべき目標位置を有しかつチャンネル内の起爆装置が(i)出力端 が目標位置に近いが目標位置ではない軸方向不一致位置から、(ii)出力端が 目標位置にある座り位置に軸方向に運動するために前記起爆装置を受け入れるよ うな寸法及び形状にされ、更に(iii)チャンネル内に座る起爆装置の出力端 と信号伝達関係にある少なくも1本の信号伝達線路を内側に保持するために本体 部材の信号伝達端に配置された線路保持手段を備えた方法であって、 起爆装置の出力端をチャンネル内の目標位置に、又は目標位置の近く に位置決めするように起爆装置をチャンネル内に挿入し、 固定用部材を起爆装置と接触するようにその固定用位置に動かし、そして起爆 装置がその軸方向不一致位置にあるならば起爆装置をその上の固定用部材の作用 によりその座り位置に軸方向に動かし、更に第1及び第2の組合手段を互いに固 定用組合に組み合わせ、これにより起爆装置と固定用部材とをコネクターブロッ ク内に確保する ことを含んだ方法。 29.第2の組合手段が起爆装置の絞り部よりなり、固定用部材は起爆装置の 絞り部と接触しかつ絞り部に力を加えることにより起爆装置を軸方向で動かすよ うな寸法及び形状にされる請求項28の方法。 30.固定用部材を、起爆装置の軸方向の運動の方向を横切って動かすことを 含んだ請求項28又は29の方法。 31.固定用部材が弾性部材を備え、前記方法は、固定用部材がその固定用位 置にあるときに起爆装置に固定用部材を押し付けこれにより起爆装置により固定 用手段を変形させ、これにより固定用部材を強制して起爆装置をその座り位置に 強制するように起爆装置に対して反力を加えさせることを更に含んだ請求項28 又は請求項29の方法。 32.起爆装置の出力端に関する絞り部の距離が製造許容差の範囲にわたり変 動し、そして固定用部材は製造許容差の範囲の少なくも約90%の変形回復の範 囲を持つ請求項31の方法。 33.本体部材が、固定用部材をその固定用位置に動かすためにこれに形成さ れた通路を更に備え、更に通路は支持ランドを備え、そして方法が起爆装置によ り固定用部材に加えられる変形力に対抗して変形された固定用部材を支持するこ とを含む請求項31の方法。
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