JPH11513508A

JPH11513508A - 床用カバーまたはその他の織物の画像を操作するための方法およびシステム

Info

Publication number: JPH11513508A
Application number: JP9512159A
Authority: JP
Inventors: トマス，グレン，シー．; バーク，ジェイバン
Original assignee: ベントレイミルズ，インコーポレイテッド
Priority date: 1995-09-14
Filing date: 1996-09-13
Publication date: 1999-11-16
Also published as: TR199800479T2; AU7238996A; PL326350A1; CN1201544A; EA000989B1; US6005969A; EP0852041A1; NO981132L; US5966454A; EP0852041A4; CA2231736A1; EA199800293A1; KR19990044701A; NO981132D0; BR9610581A; AU711028B2; WO1997010569A1

Abstract

(57)【要約】好適には、デジタル化されたフルカラー画像７４を含み、その内部に位置しモデル７５を特徴づける位置の関連デジタル表示を持つ、織物モデルのデジタル・ライブラリの生成。ユーザは、一組の別々のモデルを探索することができ、床用カバー７９の複数のモデルに対するポムまたは織り糸の端部のような特徴の必要とする組み合わせを、試して、選び出すために、選択したモデルの位置を修正することができ、その結果を見ることができる。本発明は、またその実体を維持したまま、写真画質のデジタル画像の色の置換を行う。その結果得られるデザインは、記憶したり、中央施設に送信することができる。上記中央施設においては、サンプルの画像を作ることができるし、または直接カーペットの実際のサンプルを作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】床用カバーまたはその他の織物の画像を操作するための方法およびシステム発明の分野本発明は、概して、計算機援用設計(computer-aided design)用の方法およびシステムに関し、特に床用カバー(floor coverings)またはその他の織物を画像化およびデザインするための方法およびシステムに関する。発明の背景注文床用カバーおよびその他の織物の選択または「サンプリング」には、上記織物の実際の外観と同じように、上記織物の新しい色彩の構成を視覚化することが困難であることから生じるいろいろな非効率さが伴われていた。通常、セールスマンは、場所から場所へ持ち歩くことの可能なモデルや色彩プランの展示および販売を制限されていた。さらに、注文デザイン・サンプルを持ち回るのは、時間も掛かるしまた高価な提案でもあった。サンプルを正確に視覚化する場合、特別注文を選択して指定し、工場に発注し、手間を掛けて工場で対応するサンプルを生産し、そのサンプルの出荷を受け取ることが必要である。特定の顧客が、注文のサンプルが製造されている工場に出かけていくことができたとしても、種々の色見本で実際に試してみたり、織物および布地の見本を生産したりするのに要する時間と費用は、とても実際に負担できるような金額ではなく、顧客が見ることができるオプションの範囲は限られたものになる。いろいろの要因の中、製造技術が改善され、その結果、デザイナーおよび他の注文カーペットを選択する人々が行うことができる選択の範囲が広くなったので、床用カバーおよび他の織物の入手可能なサンプルの範囲は、急激に広くなってきている。上記の骨の折れるプロセスに固執するよりは、すべてのサンプルおよび色を一揃い持って歩かないで、顧客を訪問することができ、さらに顧客が、可能な種々のデザインを全部正確に画像として見ることができれば、そのほうがセールスマンにとって遥かに好ましいことであろう。これら種々の変化の一つまたはそれ以上のものを記憶するために、顧客が本質的には自由に床用カバーまたは他の織物の画像の構成要素の処理（例えば、色）を個別に変化させることができれば、またいくつかの見本に基づき、いくつかの色彩計画に従って、一組のいくつかのデザインを、すばやく作るために、また一組のデザイン・オプション(design opti ons)を管理できる一つの大きさにふるい分ける方法として、いくつかの見本を比較対照することができるように、特定の有望なデザイン仕様のサンプルを指定することができれば、さらに便利である。一組の種々のサンプルを選択してしまえば、販売業者も、顧客も比較的短い時間で、簡単に種々のデザインを並べて比較するのが、非常に楽にできるようになる。今までは、しかし、そのようなことはできなかった。注文織物のデザインや選択の際の援助に最も重大な障害は、注文品の出来上る前の表示(predictive representations)における欠陥に対する人間の目（特に高度に訓練されたデザイン専門家）の感度によって与えられる。この目の感度は、色のような種々の画像パラメータの変化にもかかわらず、表示の迫真性(reality of representation)に重き(premium)を置く。それ故、高い解像度の画像を表示し、操作することができるシステムは、できれば、容易に納得できる結果をもたらすように、写真画像のパラメータを操作することができるものであることが好ましい。そのようなシステムは、例えば、床用カバーまたは他の織物の写真画像の色および構成部分の構造を修正でき、特に、色の変換を必要とした場合に、画像の現実性(realism)を損いがちな影の部分または他の要因の近くで上記修正を行うことができるものでなければならない。しかし、現在まで、この種のシステムは開発されていない。発明の概要本発明は、種々のモデルの床用カバーまたは他の織物または布地を表示し、選択した変化を内蔵するモデルを視覚化するために、ユーザが、上記モデルの画像 (images)のサブセット(subset)または部分の特徴を変化させることができるような方法およびシステムを、提供することによって、上記問題を解決する。本発明は、また選択した織物デザインのパラメータを、短時間で、より高い解像度を持つ表示を発生するために使用することができる、フォーマットに変換するための技術を提供する。さらに、本発明は、操作対象の画像が写真画質のものであり、非現実的な外観となる結果に導きがちである影または他の影響が存在していても、画像の現実性をそのままに維持しながら、色の操作を行うことができるような方法およびシステムを提供する。本発明の一実施形態は、例えば、床用カバーのような織物の画像の特徴を、計算機支援操作するための方法からなる。上記方法は、ディスプレイ手段およびユーザ入力手段に接続している、コンピュータによって実行される。画像化された織物は、ほぼ（同じ色の織り糸の端部またはポム(pom)のような）同じ処理が与えられる織物のサブセットを含む、少なくとも一つの「位置」を持つ。少なくとも織物の一つの画像、および、好適には、上記画像のライブラリは、コンピュータが読むことができまた操作することができるフォーマットで、メモリに記憶される。コンピュータが読むことができまた操作することができるフォーマットには、また各織物画像に関連して織物の一つまたはそれ以上の位置を指定するデータも記憶される。さらに、（例えば、織り糸の端部またはポムの色のような）少なくとも一つの特徴により指定される、少なくとも一つの処理が、コンピュータが読むことができまた操作することができるフォーマットで、メモリに記憶される。その後、（少なくとも一つの記憶している画像から選択した）織物から選択した一つの画像が表示される。織物の少なくとも一つの位置から、選択した一つの位置が識別され、少なくとも一つの使用可能な処理から選択した処理も指定される。その後、選択した画像の上記選択した位置は、その位置に対する選択した処理を表示するために修正され、それから修正された位置を含む画像が表示される。上記方法を実行するためのシステムまたは装置も、同様に開示する。本発明の他の一実施形態は、例えば、床用カバーまたは他の織物のカラー写真画像の、少なくとも一つの色を選択し、そのソースの色(source color)を目標とする色で置き換える。この方法を実行する前に、（本明細書の発明の詳細な説明に記載してある）ソースの色および目標とする色に対するＲＧＢおよびＹＩＱカラー・モデル値が、データ記憶装置に記憶される。さらに、ソースの色を持つ画像のサブセットを含むカラー写真画像が、ＲＧＢカラー・モデルに従って表示された、フルカラー・デジタル画像を作るためにデジタル化され、上記デジタル画像がデータ記憶装置に（好適には、上記画像のライブラリ中に）記憶される。ソースの色および目標とする色に対するＲＧＢ値は、ＲＢＧカラー・モデルからＹＩＱカラー・モデルに変換される。調整されたＹ値はソースの色と目標とする色に対するＹ値に基づいて計算される。その後、目標とする色の調整したＹ値およびＩ値およびＱ値を使用して、置換ＹＩＱ画像が作成される。その結果得られた（目標とするＩ値およびＱ値および調整されたＹ値を含む）目標とする色の修正ＹＩＱ表示は、その後、元のＲＧＢカラー・モデルに変換される。その結果得られた数値により、ソースの色が目標とする色で置き換えられ、結果としての輝度が実際の外観を維持するように調整された画像が表示される。従って、本発明の一つの目的は、人間が、コンピュータの助けを借りて、非常に種々の様々な織物または布地のデザィン、および上記織物または布地の所望の特徴の変化を視覚化することができるような方法およびシステムを提供することである。本発明の他の目的は、デザイナーまたは他のユーザが、コンピュータの助けを借りて、表示した織物または布地の構成特徴を修正または操作することができるように、カーペットのような織物および布地の現実的な表示を供給するための方法およびシステムを提供することである。本発明のさらに他の目的は、上記織物および布地の写真画像の要素を操作することによって、コンピュータのユーザが、カーペットの各部の色のような織物または布地の視覚的特徴を修正することができるような方法およびシステムを提供することである。本発明のさらに他の目的は、簡単に比較することができる織物または布地カーペットの一組の別のデザイン選択を発生し、上記比較を容易に行うことができるように、短時間でより解像度が高い表示を供給することができる機構を提供することである。本発明のさらに他の目的は、変換した色を不自然なものにしがちである影または他の影響の付近で、上記画像のカラーの現実性を保存しながら、織物、布地または他の材料の写真画質の画像の色を調整するための方法およびシステムを提供することである。図面の簡単な説明図１は、三つの位置を持つ単純化した、仮想の(hypothetical)織物又は布地の一部の略図である。図２は、本発明によりかつ実施する方法に関連する、予備プロセス・ステップのフローチャートである。図３は、本発明の方法の実施形態の、ハイレベルブロック図である。図４は、図３のブロック図の、本発明の実施形態のスタート、メイン・メニューおよびブラウザの部分のフローチャートの第一の部分である。図５は、図３のブロック図の、本発明の実施形態のプロジェクト部分(project portion)のフローチャートの第二の部分である。図６は、図３のブロック図の、本発明の実施形態のデータ・ベース索引およびサーチ部分のフローチャートの第三の部分である。図７は、図３のブロック図の、本発明の実施形態の前修正部分のフローチャートの第四の部分である。図８は、図３のブロック図の、本発明の実施形態の修正部分のフローチャートの第五の部分である。図９は、図３のブロック図の、本発明の実施形態の修正部分のフローチャートの第六の部分である。図１０は、本発明のデジタル化画像の色を調整する方法のステップを示すフローチャートである。図１１は、図３のブロック図の実施形態の後修正部分のフローチャートの第七の部分である。発明の詳細な説明本発明の方法およびシステムを使用すれば、床用カバー、壁紙、窓処理または他の織物のような注文織物および布地を選択する人は、デザイン・パラメータを容易に選択することができる。特に、本発明の方法およびシステムを使用すれば、ユーザは、種々の発生したオプションに優れた現実性を持つ写真画質を与えることにより、上記材料の高品質のデジタル画像を選択し、操作することによって、織物または布地の各構成部分、すなわち、各部の特徴の修正を視覚化することができる。これらの画像は、記憶することができ、以降の比較の際に呼出すことができ、候補のデザインの中からさらに高い画質の画像を発生するための、便利で経済的なベースとして、使用することができる。本発明の方法およびシステムは、一般的に、一定の間隔で綴じたものであれ、織ったものであれ、編んだものであれ、または他の方法で製造したものであれ、少なくともクロス、布地、織物または他の材料に使用することができる。本明細書に開示した本発明の一実施形態の場合には、本発明の方法およびシステムを使用することにより、注文カーペットの選択またはデザインを容易に行うことができる。本発明の方法およびシステムが特に有効な、カーペットのような床用カバーを参照しながら、本発明を説明するが、本発明の原理は、床用カバーの市場での使用だけに限定されるものではなく、もっと一般的に織物に適用することができる。カーペット、壁用クロスまたは他の織物のデザインは、いくつかのパラメータにより特徴づけることができるが、本発明の目的のために特に役に立つ一つのパラメータは、「位置」という概念で表される。織物内の一つの位置は、特定の「処理」が行われるすべての織物のサブセットと見なすことができる。本明細書で使用される処理は、任意の特徴を意味するが、色は特に重要であり、その操作は本発明の場合大切な役割を果たす。それ故、織物内のある位置は、それらの部分が隣接していようといまいと、特定の色を持つすべての部分により指定することができる。織物は、いくつかの部分を持ち、それぞれの部分は、特定の色および／または構造を持つ、それ自身のポムまたは織り糸の端部により特徴づけられる。「ポム」という用語は、ある織り糸タイプの構造および色を示すための、実物宣伝目的(demonstration purposes)に使用される織り糸の小さな束を表すためによく使用される。「織り糸の端部」という用語は、特定の位置を占める材料の目で見ることができる部分を指す。従って、床用カバーのような織物のモデル、パターンまたはスタイルの特徴は、少なくとも（その部分を満たしている実際のポムまたは織り糸の端部の色および構造がどうであれ）それが含む位置の数および配置により、表すことができる。例えば、図１は、床用カバー１０のサンプルを非常に簡単にした略図である。この仮想の床用カバーのモデル１０は、三つの位置を含む。（例えば、ポムまたは織り糸の端部のような）各部分の上記処理は、図の下の凡例に示してある。第一の処理１２は、象徴的に垂直線で示してある。第二の処理１４は、象徴的に水平線で示してあり、第三の処理１６は、象徴的に対角線で示してある。本発明の織物サンプリングおよびデザイン方法およびプロセスは、上記サンプリングおよびデザイン・プロセス用の出発点の役割を果たす、床用カバー・モデルのデータベースを作成するための予備ステップで始まる。カーペット・デザインは、実際のカーペットを製造する工場で使用している、機械プロセスにより制限されるので、本発明のデザインおよびサンプリング方法およびシステムは、現在のモデルを出発点として使用している。この方法は経済的である。何故なら、製造することができる構造への可能なデザインの結果を含んでいるからである。デザイナーが無制限に任意のデザインを指定することができても、そのようなデザインを、周知の方法では製造できないということになる。本発明の方法を使用すれば、そのようなことは起こらない。さらに、モデルが、現在の工場の現在のレパートリによりスタートするので、実際のサンプルの生産、またはカーペットの全注文を経済的に、短時間で生産することができる。さらに、ユーザは白紙状態(tabula rasa)、何も書いてない予定表(blank slat e)を使用しないですむようになり、モデルの豊富のセットが存在するので、デザインおよびサンプリング・プロセスにある構造の提供が行われる。これらモデルは、多数の出発点を提供し、このことはサンプリングおよびデザイン・プロセスのメンタルな部分を開始する際に、顧客の助けとなる。代わりの現在のモデルの数が多いと、デザインおよびサンプリング・プロセスが、不当にまたは不合理に制限されるのが防止できる。多数のモデルの間、また多数の織り糸の端部またはポムの間に、デザイン空間のサイズ、すなわち、可能な組み合わせの数を非常に大きくすることができる。しかし、本発明の方法およびシステムを使用すれば、顧客は、所望の代わりのセットに迅速に到着するように、また顧客が、実際の床用カバー（または、他のタイプの織物）の実際の外観がどのようになるのかを、非常に正確に予測できるような現実性をもって、デザイン空間に折り合いをつけることができる。本発明の方法およびシステムを生成し、実行するための予備ステップとして、図２に示す多数の前アプリケーション・ステップ７０が、出発点を形成するモデルのデータベース、ある意味では、デザイン・プロセスのためのテンプレートを生成するために、実行される。最初に、ステップ７４において、フルカラー・デジタル画像を生成するために、ステップ７２において、特定のモデルを表すカーペットのサンプルのような実際の項目が、周知の方法によりデジタル的に走査される。各カーペット・サンプルは、最も好適には、特定の位置のポムまたは織り糸の端部の色が、組み合わせの美しさに何等かの欠点があろうがあるまいが、相互に著しい対照を示すように予め選択してあるものであることが好ましい。このように色を選択すると、位置の境界の解像度が最も高くなる傾向がある。その後、デジタル化した画像は、周知の方法で、またモデルを識別するコードに関連して、検索できるように記憶される。上記コードは、好適には、モデルに対する変化に対する注文を実行するように要求された、一つまたは複数の工場で理解できるようなコード、または少なくとも工場により認識できる形に変換できるようなものであることが好ましい。画像が検索できるようにメモリに記憶されると、ステップ７５において、モデルの位置が分離される。フルカラー・デジタル画像に基く位置の上記分離および記憶、並びに残りの前アプリケーション・ステップ７０を、ＡＤＯＢＥＳＹＳれない）、従来のグラフィック設計システムにより実行することができる。このプロセスにより、例えば、ビップマップを生成することにより、元の画像に対する位置を指定するデータ構造体が生成される。また、ステップ７５において、その位置に対する真のまたは代表的カラーが、識別または確立されるが、このカラーはカラーが修正された時に、画像の比較により特徴を表す影の部分に対して必要なものである。上記位置が分離されると、ステップ７６において、各位置に対する白黒（または、輝度）画像またはオバーレイ(overlay)が生成される。その後、画像、白黒の位置のオーバレイ、および情報を識別するモデルを含む一つ（またはそれ以上の）ファイルが、ステップ７８において、アプリケーションに関連する検索用に生成され、記憶される。前アプリケーション・ステップ７０は、特定の一つまたは複数の工場が製造することができるライブラリを生成するのに必要な回数だけ、反復して実行することができる。モデルのライブラリの生成に類似の方法で、特定の構造を持つ使用可能なポムまたは織り糸の端部のライブラリが、特定のポム、または織り糸の端部を持つカーペットの構造を示すデジタル化画像を発生するために、カーペットの実際のサンプルを走査することにより、ステップ７９において、同様に生成される。さらに、ステップ７９において、走査した各画像に対して、一組の許容できる色が、識別名、および後で図１０のところで説明する（例えば、ＲＧＢコードのような）その色に対するコンピュータ・グラフィクス・コードにより指定された、「真の」色の表示に関連してコード化される。一般的に、ユーザは、フォトショップまたは他の適当なシステムを使用して、カーペット・モデルの走査により、「真の」色に対するコードの選択を行うことができる。モデルの位置の色に関して、一つの真の色の数値を指定する必要がある。何故なら、特定の画像内に影のようなものが存在すると、特定の色のカーペットに対して種々の識別された色が発生するからである。図３は、本発明のシステムの方法およびアーキテクチャを実行する、ソフトウェア・アプリケーション２０の、アーキテクチャのブロック図である。以下の説明において、「スクリーン」という用語は、任意の種類のユーザ・インターフェースを指すのに使用されるが、このユーザ・インターフェースは、好適には、グラフィカル・ユーザ・インターフェース（ＧＵＩ）であることが好ましい。下記のアプリケーション・ステップは、Ｃ＋＋プログラミング言語のような、現在のコンピュータ言語を使用して実行することができる。本発明の方法およびシステムを、手順による形（フローチャート）で示す。しかし、だからといって、本発明の方法およびシステムを、オブジェクト指向モデル(object-oriented model) ではなく、手続きプログラミング・モデル(procedural programming model)を使用して実行しようとするものであったり、またそれを必要とするものである、ということを意味するものではない。これらモデルのどちらか、または任意の適当な代わりのモデルを使用することができる。図に示す手順指向フローチャート(p rocedurally-oriented flowcharts)においては、特定のユーザ・インターフェースに関連する、いくつかの状態への進入またはそこからの脱出の種々のステップの明かな順序は、ユーザが守らなければならない順序を反映していない。それどころか、上記順序は、図面を簡単にするために、ユーザが取ることができるシステム内の代表的な「経路(path)」を示すものである。しかし、ユーザは、図３の制限内で、上記状態の間を一般的に自由に移動することができる。さらに、本発明は、図に示す状態に限定されるものではなく、これら状態に入ることによって、ユーザにアクセスすることができる、表面に現れていない機能を含む。これら機能は、本発明の精神および範囲から逸脱しないで、もっと多くのまたはもっと少ない上記ユーザ・インターフェースおよび状態を含めるために、ある程度再配置することができる。アプリケーション２０のスタート２２の後で、ユーザに対してメニュー２４が表示される。メイン・メニューから、ユーザはプロジェクト・スクリーン２６、データベース索引およびサーチ・スクリーン３０、およびブラウザ・スクリーン３６の間を移動することができる。図５のところでさらに詳細に説明するように、プロジェクト・スクリーンは、ユーザに、アプリケーションによりもっと前のセッションで生成した現在のプロジェクトの間で、識別と選択を行うためのインターフェースを提供する。一方、データベース索引およびサーチ・スクリーン３０により、ユーザは、図６のところでもっと詳細に説明する床用カバー（または、問題の他の織物）の、一つまたはそれ以上の工場または販売業者に対するデータベースにアクセスすることができる。ブラウザ・スクリーンを通して、ユーザは、あるプロジェクトに対して、図７のところでさらに詳細に説明するスライド・ショー・フォーマットによるプロジェクト作業リスト上のモデルを見ることができる。また、特定のモデルに関する情報のリストを手早く入手するために、仕様スクリーンにアクセスすることもできる。ユーザは、各プロジェクト・スクリーン２６、データベース索引織物サーチ・スクリーン３０、およびブラウザ・スクリーン３６から、メイン・メニュー２４に戻ることができる。ユーザは、またデータベース索引およびサーチ・スクリーン３０から、ブラウザ・スクリーン３６、またはブラウザ・スクリーンから呼び出すことができる前修正スクリーン４０へ直接移動することができる。ユーザは、前修正スクリーン４０から、テーブル・トップ上で、サンプルが検査、考慮、またはおそらく考慮の対象から除去されている間に行われるように、サンプル・デザインの画像をソートしたり、見たりしたりすることができる。前修正スクリーン４０については、図８のところで説明する。ユーザは、またデータベース索引およびサーチ・スクリーン３０、または前修正スクリーン４０から、修正スクリーン４４を呼び出すことができる。ユーザが、床用カバー・モデルのような、モデル織物の画像をデザインおよび／または操作し、選択したモデルの位置の処理を選択および修正することができるのは、修正スクリーン４４を使用することによってである。このインターフェースを通して、ユーザにアクセスすることができる機能については、図９および図１０を参照しながら以下に説明する。本発明の上記実施形態のシステムの修正スクリーンと対話しているユーザは、編集するために、前修正スクリーン４０に戻ることもできるし、データベース索引およびサーチ・スクリーン３０に戻ることもできる。さらに、ユーザは、例えば、一組の床用カバー選択のところへ到着した場合には、後修正スクリーン５６へ、またはその後修正スクリーンから移動することができる。代わりに、ユーザは、プロモ・フォト・スクリーン(promo-photo scree n)５２へ移動し、そのスクリーン上でユーザは本当の環境で実際のカーペット・モデルの写真画像を見ることもできるし、大きなサンプル・スクリーン５４へ移動して、そのスクリーン上で、通常見ることができるよりも、多くのパターンの反復を含むサンプルのより大きな領域を縮小して、見ることもできる。大型のサンプル・スクリーン５４から、ユーザは後修正スクリーン５６へ進むことができる。後修正スクリーン５６においては、ユーザは、作業リスト上のどの項目を写真の形で注文すべきかを決定し、その後で上記注文を行うことができる。ユーザは、また作業リストを、他の作業、または後で参照するために再度呼び出すことが可能な、一つまたはそれ以上のプロジェクトに編成することもできる。ユーザは、前修正スクリーン４０に戻ることができ、そこで、顧客およびセールスマンが予備的に種々のデザイン・オプションを表示、比較、検査および検討するために、テーブル・トップで使用するように、テーブル・トップ・パラダイム(table t op paradigm)を使用して、作業リスト上で種々の項目により、ソートすることができる。その後、ユーザは前修正スクリーン４０から、後修正スクリーン４０へ戻ることができ、また選択したモデルまたはサンプルを、前修正スクリーン４０から、後修正スクリーン５６へ持っていき、そこで上記モデルまたはサンプルを、あるプロジェクト用の作業リストに追加することができる。後修正スクリーン５６から、ユーザは、またプロジェクト・スクリーン２６へ移動し、そこで現在のオプションのリストを通してブラウザし、作業するために、その中の一つを選択することができる。最後に、図３のところで説明したように、ユーザは、後修正スクリーン５６から、エクシット機能(exit function)５８を呼び出すことができる。この方法は、アプリケーションから抜け出す最も論理的な点ではなく、またアプリケーションのアーキテクチャを示す最もハッキリした方法でもなく、もちろん、ユーザは必要な場合またはそうしたい場合には、メイン・メニュー２４により、他の点から抜け出すことができる。図４に示すように、ユーザは、メイン・メニュー２４から、三つの領域、すなわち、プロジェクト・スクリーン２６、データベース索引およびサーチ・スクリーン３０およびブラウザ・スクリーン３６、またはインターフェースの中の一つを選択することができるし、またはステップ５８で抜け出すことができる。図５に示すように、プロジェクト・スクリーン２６と会話しているとき、ユーザは、前に始めたプロジェクト上で、作業を再開するために、ステップ２６２において選択を行うことにより、アプリケーションに入ることができる。ユーザは、また、（後で説明する後修正スクリーンから入ることができる）ステップ２６２からスタートして、ユーザが前に作業していたプロジェクト（すなわち、クライアント情報、およびあるセッションで発生したサンプルの仕様を含むテキスト・ファイル）を除去または削除することができる。前に作業したプロジェクトを検索または削除しなければならない場合には、ステップ２６４において、ユーザに対してプロジェクト・リストが表示される。その後、ユーザは、ステップ２６６において、記憶装置から前にデザインしたサンプルに対するファイルを検索する、特定のプロジェクトの選択を行うことができるし、代わりに、ステップ２６８において、現在のプロジェクトに関連するファイルを削除することができる。その後、ステップ２７０において、アプリケーションは、メイン・メニューにもどり、そこで他のインターフェースを選択することができる。ユーザが、一組のサンプル・デザインを前に発生しなかった場合、またはステップ２６８において、削除の決定を行った場合には、ユーザは、プロセスをスタートする候補モデルの作業リストを作ることができる。メイン・メニュー２４から、ユーザは、データベース索引およびサーチ・スクリーン３０を選択し、このスクリーンを通して、ステップ３０２において、モニタ上でモデルのリストを見ることにより、スタートすることができる。データベース索引およびサーチ・スクリーン３０は、好適には、スタイル分類、機械タイプおよび染色方法のようなマーク(indicia)により編成された、カーペットの使用可能なスタイルのリストを作成するための手段を含むことが好ましい。これら各分類に対して、デフォールト・ディスプレイ(default display)は、（例えば、アルファベット順に編成された）第一のＮ個の例であってもよいし、または任意の希望のデフォールト・セットであってもよい。表示した選択物のどれかがユーザにとって関心のあるものであった場合には、そのような選択物を選択することができ、その選択したものは、好適には、リスト内に挿入するなどして、ユーザに表示することが好ましい。モデルの表示リストの一組の選択物をユーザが変更したい場合には、ステップ３０４においてその選択を行うことができ、ステップ３０６において関連した問い合わせを行うことができる。本明細書で使用する一組の選択物という用語は、工場がカーペットに割り当てる最も基本的な分類を指す。例えば、第一の一組の選択物は、工場の操業ラインを含み、一方、第二の一組の選択物は、工場の顧客のスタイルを含むことができる。ユーザは、ステップ３０２において、コンピュータのディスプレイ手段上で、選択した組に対応するリストを見ることができる。ここでもまた、必要な回数だけ、ユーザは、ステップ３０４において、興味のある別のモデルを追加したり、または削除したりすることによって、選択したセットを修正することができる。このプロセス中、ユーザは、ステップ３０８において、表示されている選択スタイルを自由に変更することができ、それにより、修正することができるスタイルの範囲を広げることができる。選択スタイルは、特定のスタイル分類(例えば、パターン・タイプ)、機械タイプ(例えば、ＰＣＬ、ループ／ループ等)、染色方法（例えば、ピース染色、織り糸染色等）または他の特徴を持つモデルのクラスを指すためのものである。ユーザがそうしたい場合には、ステップ３１０において、問い合わせをおこなうことができ、ステップ３０２において、その結果発見したリストをコンピュータのディスプレイ上に表示することができる。その後、ユーザは、ステップ３１２において、表示されたリストが興味のある一つまたはそれ以上のモデルを含んでいるかどうかを判断することができる。この場合、アプリケーションはステップ３１４に移行し、このステップ３１４において、作業リストをスタートするために(または、以降の反復において追加するために)、一つまたはそれ以上の表示モデルを使用することができる。作業リストへの追加は、ステップ３１６において、モニタ上で見ることができる。ステップ３１８において、ユーザが作業リストに、一つまたはそれ以上のモデルを追加したい場合には、プロセスをステップ３１４に戻すことができる。そうでない場合には、ユーザはステップ３２０において、作業リストからのモデルの削除を選択することができる。この場合、ユーザは、ステップ３１６においてモニタ上で作業リストを見ながら、ステップ３２２において、作業リストから移行すること（すなわち、移動することが）ができる。ユーザが作業リストから一つまたはそれ以上のモデルを除去したくない場合には、作業リストを表示している他のスクリーンへ移動することができる。例えば、作業リストに到着したユーザは、ステップ３２６において、ブラウザ・スクリーン３６へ移動することによって、スライド・ショー・ディスプレイを通して反復することにより、作業リストをブラウザすることを決定することができる。または、ユーザは、ステップ３２８において、前修正スクリーン４０へ移動することによって、これらメンバーを修正する前に、作業リストのメンバーを操作または再認識することができる。ユーザが、作業リストをデザイン・プロセスをスタートするための、適当な条件を持っていると判断した場合には、ステップ３３０において、修正スクリーン４４を変更することができる。別のスクリーンへのこれらの各移動の場合、新しいスクリーンからのアクセスに対して、作業リストはもとのままの状態である。ブラウザ・スクリーン３６へは、メイン・メニュー２４、データベース索引およびサーチ・スクリーン３０、または前修正スクリーン４０から入ることができる。ブラウザ・スクリーン３６に対するパラダイムは、スライド画面の形をしていて、この画面を通してユーザは、作業リスト上の項目をブラウザすることができる。図７に示すように、ステップ３６２において、モニタ上で各画像を連続的に見ることができる。この場合、ステップ３６４において、前にステップ３６６で見た画像に戻ることもできるし、ステップ３６８において、他の画像に向かって前進することもできる。このプロセス中、特に興味のあるサンプル・デザインの画像に到着した場合、ユーザは、ステップ３７０において、現在のポムまたは織り糸の端部の表示を選択することができる。その後、上記端部はメモリから検索され、現在表示されているモデルのスクリーン画像上にオーバーレイとして、表示される。各位置は、特殊な方法で影をつけることができ、そのような影を、対応する位置と相互に関連づける凡例を表示することができる。ユーザは、また、ステップ３７４において、画像のもっと肌理の細かい画面またはもっと全体的な画面を表示するために、画像を拡大したり(ステップ３７６)、縮小したり（ステップ３７８）することができる。ユーザがそうしたい場合には、ステップ３８０において、その画像の中の、モデルおよびそのモデルの位置の織り糸の端部、またはポムに関連する仕様を見るために、仕様スクリーン３８に移動することができる。例えば、しかしこれに限定されないが、ユーザは、選択したモデルおよびスタイルの記述（または製品名のような識別子）に対応する、スタイルに対する項目コードを見ることができる。さらに、仕様スクリーンにより、機械ゲージおよび／またはスタイルに対応するタイプ、および織物の重量（例えば、カーペットのタフト織りした重量）についての情報を表示することができる。ユーザは、またスタイルのパターンが反復される寸法およびカーペットの大きさに必要なヤードによる最小の寸法についても知ることができる。ユーザは、また、ステップ３８４において、現在表示されているサンプル・デザインの、前修正スクリーン４０から表示される、サンプル・デザイン（ステップ３６２において表示することができるサンプル・デザイン）のリストへの追加を、ステップ３８２において決定することもできる。そうでない場合、ユーザは、ステップ３８６において、前修正スクリーンへ自由に移動することもできるし、またはメイン・メニュー２４へ自由に戻ることもできる。前修正スクリーン４０は、セールスマンが顧客に見てもらうために、一組のサンプルを広げる一種のスタックまたはテーブル・トップと見なすことができる。このテーブル・トップは、ステップ４０２において、表示するために画像をもってくることができるスクリーンによりシミュレートされる。図８に示すように、ユーザは、ステップ４０４において、表示（４０２）するために、他のサンプル（４０６）に到着するために、作業リスト中の種々のモデルを通して、「さっと動く(flip)」ようにすることができる。ユーザは、またステップ４０２において、リストからの削除対象のサンプルを見る機会を利用して、ステップ４１０において、作業リストからそれらを削除することにより、さらに一組の候補を、ステップ４０８において、ふるい落とすことを選択することができる。ユーザは、また、ステップ４１４において、サンプルのより大きい長いリストを見ることができる、フル・サイズ・モードで、サンプルを見ることができるように、ステップ４１２でサンプルの画面を変更する選択を行うことができる。ユーザは、またステップ４１８において、現在のサンプルの位置に対するポムまたは織り糸の端部の身元を呼び出すために、ステップ４１６において、選択を要求することができる。任意のサンプルの位置の処理を修正したい場合には、ユーザは、前修正スクリーン４０から、修正スクリーン４４へ前進することができる。代わりに、ユーザは、作業リスト内の候補を再検討し、再考するためにブラウザ・スクリーン３６に戻ることもできるし、後修正スクリーン５６へ移動して、そこで候補としてのサンプルの作業リストを、記憶するためおよび後で呼出すために、一つまたはそれ以上のプロジェクトにコンパイルすることができる。ユーザが選択したサンプルの位置の処理を変更したい場合には、図９に示すフローチャート・ステップの、修正スクリーン４４へ移動することができる。スクリーン修正スクリーン４４の提供するインターフェースにより、ユーザは、ステップ４４２において、選択したサンプル画像を見て、画像の内容を変更することができる。例えば、ユーザは、ステップ４４６において、各位置が個々に強調されている短い動画化された画像を見るためにステップ４４４で選択を行うことができる。本発明の一実施形態の場合には、位置が表示されると、（例えば、ＡＰトウェアにより使用することができる、従来の「クリッピング」法を使用して）特定の色またはパターンで満たされ、複数の位置を同時に強調することができるように、位置の数を示し、同じ色またはパターンを含む対応するウィンドウが開く。ユーザは、また（ブラウザ・インターフェース３６のステップ３７６および３７８において、使用したのと類似の機能を使用して）ステップ４５０において、表示画像を拡大したり、縮小したりする選択を、ステップ４４８において行うことができる。ユーザが問題の特定のモデルのサンプルを、実際のセッティング中に設置された、それを示すそのモデルの販売促進用(プロモ)写真((promo)phot o)と比較したい場合には、そのオプションをステップ４５２において選択し、ステップ４５４において実行することができる。代わりに、ユーザは、現在表示されているサンプルの織り糸の端部またはポムを、ステップ４５８において見るために、ステップ４５６において、（ユーザが、ブラウザ・インターフェース３６内および前修正インターフェース４０内で行うことができたように）選択を行うことができる。ユーザは、また選択したモデルの位置の処理を変化させるための、多数のオプションを持つ。図９のフローチャートは、ユーザが、ステップ４５６において、現在表示されているサンプルの位置において、ポムまたは織り糸の端部を見ることを拒否することができることを示す。しかし、サンプルの位置の処理を修正するための選択を、任意の表示オプション４４４、４４８または４５２からスタートする際に示したように容易に行うことができ、これらオプションは本発明に含まれ、本発明の範囲に含まれる。ステップ４５６（またはステップ４４４、４４８または４５２）において、現在のサンプルの外観を変更しないという選択を行った場合には、ユーザは、ステップ４６０において、現在のサンプル内の位置の処理を、修正または変更する選択を行うことができる。このプロセスは、ステップ４６２において、操作する位置を選択することによってスタートさせることができ、アプリケーションは、ステップ４６４において、選択した位置についての予め記憶したデータの位置を発見し、検索する。その後、ユーザは、ステップ４６６において、現在選択されている位置のそれを置き換えるために、表示されている一組のオプションの中から処理（例えば、特定の色の織り糸の端部またはポム）を選択することができる。この選択は、ステップ４６８において、アプリケーションにより行われる。ステップ４７０において、ユーザは、選択したスタイルについての一組の変化から、特定の織り糸の端部またはポムを選択することができる。この選択は、ステップ４７２において、アプリケーションにより行われる。その後、選択した位置に、新しい選択した織り糸の端部またはポムを持つ、現在のサンプルを表示するために、ユーザは、ステップ４８０において、実行したモデルの指定の位置の元のものに対する、ポムまたは織り糸の端部を置換する選択をステップ４７８で行うことができる。本発明の選択した位置における、元の（ソースの）織り糸の端部またはポムに対する、選択した（目標）織り糸の端部またはポムの置換は、その一実施形態を図１０の参照番号８０で示すプロセスを含む。本発明は、図１０に示す特定のステップまたは手順に限定されるものではなく、むしろ上記ステップおよび手順は、本発明の範囲または精神から逸脱しないで、開示の機能に一致するような方法で、（例えば、性能または他の理由で）変更したり、組み合わせたりすることができる。最初に、サンプルに対応するモデル用のファイルが、スクリーン上にモデルの画像を表示するために、ステップ８２において、メモリから検索される。（図９のステップ４６２に対応する）ステップ８４において、一つの位置がモデルで選択される。その後、アプリケーションは、選択した位置に対応する（図２に示し、添付のテキストで説明したプロセスのステップ７６において生成した）白黒または輝度画像オーバーレイ(luminance image overlay)を検索する。このオーバーレイ画像は、ユーザのために選択した位置を強調している、サンプル画像上にオーバーレイとして表示され、上記位置には、（図９のステップ４７８に対応する）ステップ８８において、新しく選択した織り糸の端部またはポムが追加される。本発明によれば、ラスタ・グラフィックス(raster graphics)に対する二つの異なるカラー・モデルの特徴が、特定の位置のカラーの変換を容易にするために使用される。テレビジョン技術に基づく上記ラスタ・グラフィック技術は、ほとんどのコンピュータおよびビデオ装置に含まれている従来技術である。ラスタ・グラフィックス・システムにおいては、（文字、線および他の特徴のような）図形的原線(graphical primitives)は、その成分ピクセルの形でバッファに記憶される。「ピクセル」は、「画素（ｐｉｃｔｕｒｅｅｌｅｍｅｎｔ）」を短縮したもので（「ペル」とも呼ばれ）、スクリーン画像を構成しているディスブレイのエレメントを示す。ラスタは、それぞれの線が一組の個々のピクセルを構成している、一組の水平なラスタ・ラインである。一本のラスタ・ラインは、一回で、スクリーンをペイントして、ビデオ・コントローラにより表示するために、画像を走査する。従来通り、このプロセスは、一番上の部分からスタートし、画像の一番下のラインが走査されるまで継続して行われる。ラスタ画像の内容は、一本または複数の走査ビームが、個々の各ピクセルを照明する方法を変調することにより制御される。白黒または輝度画像の場合には、一本のビームだけが使用され、特定のピクセルの必要なスクリーン輝度は、それがそのピクセルをポイントした場合の、ビームの輝度の直接関数(directfunctio n)である。カラー・システムの場合には、三本のビーム、すなわち、一本の赤いビーム、一本の緑のビームおよび第三の青のビームが使用され、特定のピクセルの必要な色は、これら三つの色の成分の輝度により決定される。ビデオまたはコンピュータ・スクリーン画像の色を操作する場合、いくつかの取り決めまたはモデルがそれを助ける。カラー・モデルは、一般的に、三次元（３Ｄ）の座標システムを使用して、色の範囲または全範囲を表す。この方法を使用し、各次元に対する座標を使用して、３Ｄ空間内のその位置を指定することにより、高い精度で任意の色を指定することができる。その後、線形代数のツール (tools)のような数学的技術を使用して、カラーを操作することができる。例えば、任意の二つの３Ｄカラー・モデルは、すべて同じ現象、すなわち、色のついた光線を示すから、一つのシステムの一つの色の指定は、従来のマトリックス操作により、元のモデルからの３Ｄベクトルを、目標モデルの３Ｄベクトルに直線的に変換することにより、任意の他のモデルに変換することができる。３Ｄモデルを作ることができるということは、光の大部分の色は、一般的に、三つの成分光ビームを組み合わせることにより生成することができるという事実から導きだされる。本発明のとって特に重要な一つのモデルを使用することにより、この事実をおそらく最も容易に理解することができるだろう。（赤、緑および青を示す）ＲＧＢと呼ばれる上記モデルは、ほとんどのコンピュータ・グラフィックス・アプリケーションの場合には、カラーＣＲＴ（カソード・レイ・チューブ）モニタと一緒に使用される。このＲＧＢモデルは、デカルト座標システム (Cartesian coordinate system)の原点（０、０、０）に黒を置き、単位キューブの頂点（１、１、１）に白を置く。ＲＧＢ空間内の一点は原点から最も遠いところにある。グレイの色調は、これら二つの点を結ぶ線に沿って存在している。青は点（０、０、１）に、赤は点（１、０、０）に、緑は点（０、１、０）に、シアンは点（０、１、１）に、マジェンタは点（１、０、１）に、また黄色は点（１、１、０）に存在している。本発明に関連のあるもう一つのモデルは、ＹＩＱカラー・モデルである。このモデルは、米国において、カラー・テレビジョン信号の放送に使用されている。ＹＩＱは、本質的に、送信効率を高めるために、ＲＧＢを再コード化または直線変換するものである。ＹＩＱコード化信号は、黒白信号に容易に変換することができ、その結果、信号を白黒テレビジョンで見ることができる。このような容易な変換ができるのは、ＹＩＱ次元の第一の次元Ｙが黄色を示すものではなく、輝度を示すものであるからである。白黒テレビジョン・システムの場合には、ＹＩＱ信号の中のＹ成分だけが表示される。信号の色度は、ＩおよびＱ成分中に含まれる。都合のよいことに、ピクセルに対するＹＩＱベクトルは、下記の関係を使用してＲＧＢベクトルから計算することができる。ピクセルに対するＹＩＱベクトルは、下記の演算により元のＲＧＢピクセル・ベクトルに変換することができる。上記演算中、マトリックスは上記変換マトリックスの逆数に過ぎない。現在その位置にある、織り糸の端部またはポムに対する、特定の位置の一つの織り糸の端部またはポムを置き換えるために、選択した位置（すなわち、「ソースの」画像）に現在存在する、ポムまたは織り糸の端部の「真の」色に対するＲＧＢベクトルが、ステップ９０において検索される。同様に、上記位置の処理（この場合は、必要な織り糸の端部またはポムの真の目標とする色）に対するＲＧＢ値も、ステップ９２において検索される。その後、真のソースの色のベクトルおよび目標のＲＧＢの色のベクトルの数値は、好適には、上記数値に対して代数的演算を行うことができるように、またはアプリケーションの特殊性により必要または望ましい何らかの他の理由により、ステップ９４において、例えば、間隔（０£Ｓ£２５５）内に定義した）機械コードから、間隔（０£Ｓ£１）内の正規化した数値にスケールまたは正規化することが好ましい。その後、真のソースの色および目標とする色に対するＲＧＢベクトルは、上記の識別したマトリックスを使用して、ステップ９６において、ＹＩＱ表示に変換される。同様に、最後のＲＧＢ表示は、（そのモデルに対して指定された範囲内の）正しい数値を必ず含んでいなければならない。それ故、本発明の一実施形態の場合には、ＹおよびＱは、それぞれ、（−０．５９６£Ｙ£０．５９６）および（− ０．５２５£Ｑ£０．５２５）の範囲内に納まるように、調整することができる。さらに、人間の目が異なる色調を、（同じ物理的輝度を持つ可能性があるにも拘らず）異なる輝度を持つものとして識別する精神物理学の現象を考慮に入れるために、調整を行うことができる。これら調整を行うために、ガンマ曲線操作（またはガンマ修正）の周知の技術が使用される。周知の方法によれば、ソースの輝度から必要な目標輝度へのマッピングは、多項関数、すなわち、二次関数により表すことができる。 Y＝ax²＋bx＋c 上記式の係数は、真のソースの輝度および目標輝度の数値の関数である。特に、必要な目標輝度がＹＴであり、必要な元の輝度がＹＳである場合には、二次関数の一次項に対する係数ｂは、下記式により表される。 B＝(Y_T−Y_S ²)/[Y_S(1-Y_S)] 二次関数の二次項の係数ａは、下記式により表される。 a＝1-b これら係数は、ステップ９８において計算される。ステップ１００について説明すると、（白黒オーバーレイとして予め記憶してある）選択した位置内のすべてのピクセルに対して、下記のステップが実行される。ピクセルに対するＲＧＢ値は、ステップ１０２において検索される。その後、上記ピクセルに対して検索したＲＧＢ値に対応するＹ値が、上に定義したマトリックス演算の最初の演算を使用して、ステップ１０４において計算される。その後、Ｙ値は、上に定義したガンマ修正機能（または、他の適当な機能）により、ステップ１０６において調整することができる。次に、現在のピクセルに対する置換ＹＩＱ値が選択される。Ｙは、調整したＹ値にセットされ、Ｉ値およびＱ値は、目標とする色の調整値にセットされる。それ故、現在のピクセルは、ソースの輝度および目標輝度の関数として調整された、目標および輝度のクロミナンス(chrominance)により特徴づけられる。最後に、ステップ１１０において、合成ＹＩＱ値が再びＲＧＢ空間に変換される。これら数値は、その後、同様にステップ１１０において再度スケール(re-scaled)され、元の間隔（例えば、０£Ｓ £２５５）内に収容され、ピクセルに対応するメモリ位置に、ピクセルを照明するために上記数値が書き込まれ、ステップ１１２において、輝度調整目標色が塗られる。上記ステップは、選択した位置内のすべてのピクセルに対して反復して行われる。図９に戻って説明すると、ユーザは、ステップ４８２において、更新した画像を見ることができる。ステップ４７８において、ユーザが選択した位置に、ポムまたは織り糸の端部を追加しない決定を行った場合には、ステップ４６２において、処理対象の同じまたは異なる位置を選択する。アプリケーションは、部分的に、選択したポムまたは織り糸の端部を満たし、部分的な画像に基づいて、ポムまたは織り糸の端部の変更を、継続して行うかどうかについて、ステップ４８４でユーザの答えを求めるためにストップする。ユーザがそのような選択を行った場合には、アプリケーションは、ステップ４８６において、位置を上記方法により選択したポムまたは織り糸の端部で満たす作業を終了する。結果は、ステップ４８８で見ることができる。代わりに、ユーザは、ステップ４８４において、変更を継続しないで、ステップ４６２に戻り、修正プロセスを再スタートすることを選択することができる。ステップ４９０において、アプリケーションは、すべての位置が変更されたかどうかをチェックする。好適な実施形態の場合には、サンプルに対する完全な仕様を作成するために、すべての位置を検査し、変更するように要求することが好ましい。（「変更」が本当の意味での変更でなくても、同じポムまたは織り糸の端部を保持する。）このことは、サンプルに対する仕様を含むファイルが、確実にすべての位置の内容に関する完全なデータを含むことを保証する。ステップ４９０において、すべての位置が変更されなかった場合には、制御がステップ４６２に戻り、そこでユーザは作業対象の新しい位置を選択することができる。一方、すべての位置が変更された場合には、ユーザは、ステップ４９２において、結果として得られたサンプルを、ステップ４９４で実行した、後修正スクリーン５６内で操作することができる、作業リストに追加することを選択することができる。結果として得られたサンプルを作業リストに追加してもしなくても、ユーザは、アプリケーションの新しい領域に移動するかどうかを、選択することができる。移動は、データベース索引およびサーチ・スクリーン３０をスタートさせる目的で、前修正スクリーン４０に戻るため、または後修正スクリーン５６に進むために行われる。後修正スクリーン５６においては、ユーザは、すでにデザインしたサンプルを通して、ページをめくることができ、また上記セッションの結果を、プロジェクト・ファイル内に編成することができる。ステップ５６４において、作業目的で、ステップ５６２においてスクリーン上に表示するために、ステップ５６６で検索するサンプルを選択することができる。ユーザは、必要なサンプルに出会うまで、必要なだけ上記ステップを反復して行うことができる。その後、作業リストから特定の表示サンプルを削除したい場合には、ユーザは、ステップ５７０において、削除を行うことができる。ステップ５７６において、ユーザは、再び、ステップ５７８においてアプリケーションにより実行する、各位置の織り糸の端部またはポムのような処理の表示を、選択することができる。その後、ユーザは、ステップ５８０において、上記サンプルを現在の作業リストに追加し、後でプロジェクト・スクリーン２６上に呼出すことができるように、プロジェクト名と関連づけることができる。その後、現在表示されているサンプル・デザインが、ステップ５８８において、現在のプロジェクト・リストに追加される（図５参照）。ユーザが、特定のサンプル・デザインに十分な関心を持った場合には、ステップ５８２において、一つまたはそれ以上のプリントに対して注文を行うことを決定することができる。その後、アプリケーションは、ステップ５８４において、注文情報入力スクリーンを表示するが、ユーザはこのスクリーンを通して、顧客名、プロジェクト名、その顧客に対する現在のプロジェクトに関する関連情報、セールスマンの名前、顧客の事業の内容、顧客のアドレス、電話およびファクシミリ番号、カーペットを敷く場所のヤード単位の面積、設置のタイプ、カーペットの裏地等のような取引に関する情報を入力することができる。ステップ５８４に続いて、アプリケーションは、画像で表示する特定のサンプルの仕様、および顧客に関する情報を含む注文情報が入っているファイルを作成する。注文は、ステップ５８５において、（制限のない）電子的なモデムのような任意の手段により、図１０のところで説明した技ールを使用して、高解像度の写真画像を発生することができる中央の施設に送信することができる。その後、ユーザは、ステップ５８６において、作業対象のモデルを引続き選択するかどうか、または前修正スクリーン４０または修正スクリーン４４、またはプロジェクト・スクリーン２６へ戻るというような、アプリケーションの新しい領域を選択するかどうかについて決定することができる。（( 図５の)ステップ５８８のプロジェクト・スクリーン２６内で、現在のプロジェクトをプロジェクト・リストに追加することができる。）ユーザが、プリントの発注を終了したか、および／または作業を継続するか、または後で参照するプロジェクトの定義を完了した場合には、ステップ５８において、抜け出すことができる。もちろん、アプリケーションは、メイン・メニュー２４を通して、任意の点から抜け出すことができるが、それが最も論理的な以降のセッションである場所である唯一の脱出点はすでに説明した通りである。ル操作手段を持つ、電子ノートブック、またはテーブル・トップ・パソコン等があるが、それに限定されない、十分なメモリ、処理能力、グラフィックス能力を持つ従来の任意のコンピュータ・システムを使用して実行することができる。さらに、本発明の方法は、無制限に、フロッピ・ディスク、ハードディスク、（光学的に読み取ることができる）コンパクト・ディスク、テープ、または読み取り専用メモリまたはランダム・アクセス・メモリのような任意のコンピュータが読み取ることができる媒体に、メーカが記憶させた商品であるユティリティ・プログラムを持つ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＥＥ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．織物が少なくとも一つの位置を持ち、各位置が実質的に同じ処理を加えられる織物のサブセットを含み、織物の少なくとも一つの画像が、コンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットで、メモリに記憶済みであり、その織物の一つまたはそれ以上の位置が分離済みで、その位置がコンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットで、メモリに記憶済みであり、また少なくとも一つの特徴により定義された少なくとも一つの処理が、コンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットで、メモリに記憶済みである、ディスプレイ手段およびユーザ入力手段に接続しているコンピュータ上で実行される、織物の画像の特徴をコンピュータの支援で操作するための方法であって、ａ．ディスプレイ手段上に、少なくとも一つの記憶した画像からの織物の選択した画像を表示するステップと、ｂ．上記表示織物画像の少なくとも一つの位置から、一つの選択した位置を識別するステップと、ｃ．少なくとも一つの処理から、少なくとも一つの特徴により定義された一つの選択した処理を識別するステップと、ｄ．上記選択した処理の特徴を含むように、上記選択した画像の上記選択した位置を修正するステップと、ｅ．上記選択した処理の特徴を含むように、選択した位置の修正が行われた上記選択した画像を表示するステップとからなる方法。２．請求項１に記載の方法において、ステップａ〜ｅで表示され、操作される画像が写真画像である方法。３．請求項１に記載の方法において、ステップｂにおいて、選択した位置がグレー・スケール・オーバーレイにより識別される方法。４．請求項１に記載の方法において、少なくとも一つの処理が一つのタイプの織り糸からなる方法。５．請求項１に記載の方法において、選択した処理の少なくとも一つの特徴が色を含む方法。６．請求項１に記載の方法において、織物が床用カバーからなる方法。７．請求項６に記載の方法において、床用カバーがカーペットからなる方法。８．請求項７に記載の方法において、少なくとも一つの処理が一つのタイプの織り糸の端部からなる方法。９．請求項８に記載の方法において、織り糸の端部の少なくとも一つの特徴が色を含む方法。１０．請求項８に記載の方法において、織り糸の端部の少なくとも一つの特徴の第一の特徴が一つの色からなり、織り糸の端部の第二の特徴が織り糸構造を含む方法。１１．織物が少なくとも一つの位置を持ち、各位置がほぼ同じ処理を加えられる織物のサブセットを含み、織物の少なくとも一つの画像が、コンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットで、メモリに記憶済みであり、その織物の一つまたはそれ以上の位置が分離済みで、その位置が、コンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットで、メモリに記憶済みであり、また少なくとも一つの特徴により定義された少なくとも一つの処理が、コンピュータが読むことができ処理することができるフォーマットで、メモリに記憶済みである、ディスプレイ手段およびユーザ入力手段に接続しているコンピュータ上で実行される、織物の画像の特徴をコンピュータの支援で操作するための方法であって、ａ．画像がメモリに記憶されている一組の例の中から、織物のユーザ選択を読み取るステップと、ｂ．上記選択した織物に対応する画像を表示するステップと、ｃ．上記表示画像の織物の位置の表示を表示するステップと、ｄ．表示位置のユーザ選択を読み取るステップと、ｅ．選択した位置を視覚的に表示するために、表示画像を修正するステップと、ｆ．選択した位置の処理に対するオプションとして、少なくとも一つの記憶した処理の、少なくとも一つを表示するステップと、ｇ．選択した処理オプションの特徴を表示するために、選択した画像の選択した位置を修正するステップとからなる方法。１２．請求項１１に記載の方法において、ステップｅにおいて、選択した位置を視覚的に表示するために、画像にグレイ・スケール・オーバーレイを内蔵する方法。１３．請求項１１に記載の方法において、少なくとも一つの処理が織り糸タイプを含む方法。１４．請求項１１に記載の方法において、選択した処理の少なくとも一つの特徴が色を含む方法。１５．請求項１１に記載の方法において、織物がカーペットからなる方法。１６．請求項１５に記載の方法において、少なくとも一つの処理があるタイプの織り糸の端部を含む方法。１７．請求項１６に記載の方法において、織り糸の端部の少なくとも一つの特徴が色を含む方法。１８．請求項１１に記載の方法において、メモリに記憶されている画像とステップｂ〜ｇで操作された画像が、写真画像にデジタル化される方法。１９．請求項１１に記載の方法において、さらに、ｈ．選択した織物および選択した位置を示すデータに関連する、メモリ内の処理の選択を示すデータを記憶するステップを含む方法。２０．請求項１９に記載の方法において、さらに、ｉ．表示位置の第二のユーザ選択を読取るステップと、ｊ．第二の選択位置を表示するために、表示画像を修正するステップと、ｋ．第二の選択位置の処理用の一つの特徴を持つ、少なくとも一つのオプションを表示するステップと、ｌ．選択処理オプションの特徴を表示するために、選択画像の第二の選択位置を修正するステップとを含む方法。２１．請求項１１に記載の方法において、さらに、ｈ．選択処理オプションを指定する情報を記憶するステップと、ｉ．ステップ（ｈ）で記憶した情報を中央施設に送信するステップと、ｊ．中央施設において、送信された情報に基づいて一つの画像を発生するステップとを含む方法。２２．各織物タイプが、少なくとも一つの特徴により定義され、一組の位置の特徴を持っていて、各位置が、共通の処理を持つ織物内に一つまたはそれ以上の領域を含み、画像の修正が、位置に対する処理の修正を含み、処理の修正が、それぞれが一つの特徴を持つ一組の処理から選択することができる、少なくとも一つのタイプの織物の画像を表示し、修正するためのシステムであって、ａ．ユーザ入力手段と、ｂ．タイプに従って織物の一組の画像を記憶し、特徴に従って一組の処理を記憶しているデータ記憶手段と、ｃ．上記ユーザ入力手段と上記データ記憶手段に接続しているプロセッサとを備えてなり、該プロセッサが、ｉ）少なくとも一つの記憶画像から一つの織物の選択画像を表示し、ｉｉ）表示織物画像の少なくとも一つの位置から選択位置を識別し、ｉｉｉ）少なくとも一つの処理から、少なくとも一つの特徴により定義された、選択処理を識別し、ｉｖ）選択処理の特徴を含めるために、選択位置がすでに修正された選択画像を表示するようにプログラムされているシステム。２３．織物の一つの画像の特徴をコンピュータの支援により操作するための方法を、計算装置に実行することができるようにするための命令によりコード化された記憶媒体であって、織物が少なくとも一つの位置を持ち、各位置がほぼ同じ処理を受ける織物のサブセットを含み、織物の少なくとも一つの画像がコンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットでメモリに記憶され、その織物の一つまたはそれ以上の位置が分離され、その位置がコンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットでメモリに記憶され、さらに少なくとも一つの特徴により定義された少なくとも一つの処理が、コンピュータが読むことができ操作することができるフォーマットでメモリに記憶され、上記方法が、表示手段およびユーザ入力手段に接続しているコンピュータにより実行され、ａ．少なくとも一つの記憶画像から、一つの織物の選択画像を表示するステップと、ｂ．上記表示織物画像の少なくとも一つの位置から、選択位置を識別するステップと、ｃ．少なくとも一つの特徴により定義された、少なくとも一つの処理から選択処理を識別するステップと、ｄ．上記選択処理の特徴を含めるために、選択画像の選択位置を修正するステップと、ｅ．選択処理の特徴を含めるために、選択位置がすでに修正された選択画像を表示するステップとからなる方法を実行するための命令によりコード化された記憶媒体。２４．ソースの色および目標とする色に対するＲＧＢモデル値およびＹＩＱモデル値が、分かっていて、データ記憶装置中に記憶され、ソースの色に対する予め選択した代表的なＲＧＢカラー値が、データ記憶装置に記憶され、ＲＧＢカラー・モデルおよびデジタル画像で表される、フルカラー・デジタル画像を作成するために、ソースの色を持つ画像のサブセットを含み、デジタル化されたカラー写真画像が、データ記憶装置に記憶されている場合に、カラー写真画像の少なくとも一つの色を、ソースの色から目標とする色に調整するための方法であって、ａ．ソースの色および目標とする色に対するＲＧＢ値を、ＹＩＱカラー・モデルに変換するステップと、ｂ．目標とする色に対するＲＧＢ値を、ＹＩＱカラー・モデルに変換するステップと、ｃ．合成ＹＩＱ値が、ソースの色の輝度および目標とする色のクロミナンスを含むように、ソースの色のＩおよびＱ値の代わりに目標とする色のＩ値およびＱ値を使用するステップと、ｄ．ソースの色の輝度および目標とする色のクロミナンスを含むＹＩＱ値を、ＲＧＢカラー・モデルに変換するステップと、ｅ．目標とする色に対するＲＧＢカラー・モデルを表示するステップとからなる方法。２５．ソースの色および目標とする色に対するＲＧＢモデル値およびＹＩＱモデル値が、分かっていて、データ記憶装置中に記憶され、ソースの色に対する予め選択した代表的なＲＧＢカラー値が、データ記憶装置に記憶され、ＲＧＢカラー・モデルおよびデジタル画像で表される、フルカラー・デジタル画像を作成するために、ソースの色を持つ画像のサブセットを含み、デジタル化されたカラー写真画像が、データ記憶装置に記憶されている場合に、カラー写真画像の少なくとも一つの色を、ソースの色から目標とする色に調整するための方法であって、ａ．データ記憶装置から、真のソースの色に対するＲＧＢ値を検索するステップと、ｂ．真のソースの色に対する、ＲＧＢ値のＹＩＱ表示のＹ成分を計算するステップと、ｃ．データ記憶装置から、目標とする色のＲＧＢ値を検索するステップと、ｄ．検索したＲＧＢ値から、目標とする色に対するＹＩＱ値を計算するステップと、ｅ．真のソースの色のＹ値と目標とする色のＹ値の関数としての、輝度調整係数を計算するステップと、ｆ．ソースの色を持つ画像のすべてのピクセルに対して、ｉ）ピクセルに対するＲＧＢ値を検索し、ｉｉ）ピクセルに対する検索ＲＧＢ値に対応するＹ値を計算し、ｉｉｉ）ステップｄで計算した係数の関数として、ピクセルに対する検索ＲＧＢ値に対応するＹ値を調整し、ｉｖ）ピクセルが目標とする色のクロミナンスおよび調整輝度により特徴づけられるように、ピクセルのＩ値およびＱ値の代わりに、目標とする色のＩ値およびＱ値を使用し、ｖ）ピクセルに対する合成ＹＩＱ値を、表示用のＲＧＢカラー・モデルに変換する方法。２６．請求項２５に記載の方法において、ステップｆ．ｉｉｉのＹ値の調整が下記の関数：Ｙ＝ａｘ²＋ｂｘ＋ｃ（但し、ｂ＝（Ｙ_T−Ｙ_s ²）／[Ｙ_s（１−Ｙ_s）]、ａ＝１−ｂ、ソースの色に対するＹ値はＹ_s、目標とする色に対するＹ値はＹ_Tである）により行われる方法。