【発明の詳細な説明】
硬質表面クリーニング組成物
技術分野
本発明は、硬質表面のクリーニングのための組成物に関する。
背景技術
硬質表面をクリーニングするための様々な組成物が、当該技術分野で開示され
てきている。このような組成物の多くは、様々な表面および汚れに対して顕著な
クリーニングを提供すること目的とするものである。ガラスクリーナーのような
幾つかの特殊化したクリーナーについては、いわゆる「縞なし」生成物、すなわ
ち使用後に目に見える跡が全くまたはほとんど残らない生成物の形成に一層の努
力が傾注されてきている。
本発明の目的は、硬質表面クリーニング組成物であって、クリーニングしかつ
クリーニングした表面に光沢を与える組成物を処方することである。これは、光
沢はクリーニングした表面から更に光の反射率を向上させる必要がある点で「縞
なし」組成物とは異なっている。表面に光沢を出すための多種多様な生成物が市
販されており、それらは例えば米国特許第３，９６０，５７５号明細書および米
国特許第４，２１８，２５０号明細書に開示されている。いずれの文献において
も、光沢を出すために様々なシリコーンの使用が推奨されている。このような組
成物は、完全に処方された硬質表面クリーナーではないので、効率的に清掃され
ず、実際に硬質表面クリーナーへシリコーンを処方しても、光沢の利点は得られ
ない。例えば、他の必須成分と共に汚れ再付着防止性を改良する目的でシリコー
ンを加えた硬質表面クリーニング組成物が開示されている欧州特許第３７４，４
７１号明細書を参照されたい。
本発明者らは、硬質表面クリーニング組成物であって、（ポリ）スチレンのス
ルホン化ホモポリマー、またはスチレンとエチレン性不飽和コモノマーとのスル
ホン化コポリマー、またはこれらのポリマーの混合物を含んでなる硬質表面クリ
ーニング組成物から、表面上に優れた光沢を得ることができることを見出した。
本明細書で用いられる好適なポリスチレンスルホン酸塩は、例えば「家庭用多
機能スルホン化ポリマー(Multifunctional Sulphonated Polymers for Househol
d Applications)」、J．Guth et al.，Happi,′９４年１２月に開示されている
。Guthの論文には、硬質表面クリーナーに関するこのようなポリマーの重要な利
点は汚れ再付着防止であることが述べられているが、光沢については述べられて
いない。
発明の開示
一つの態様では、本発明は、硬質表面クリーニング組成物であって、アニオン
性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、香料、およびスルホン化（ポリ）スチレ
ン、またはスチレンとエチレン性不飽和コモノマーとのスルホン化コポリマー、
またはこれらのポリマーの混合物を含んでなる組成物を包含する。
第二の態様では、本発明は、硬質表面に本明細書で定義される組成物の有効量
を適用することによって前記表面をクリーニングする方法を包含する。
第三の態様では、本発明は、（ポリ）スチレンのスルホン化ホモポリマー、ま
たはスチレンとエチレン性不飽和コモノマーとのスルホン化コポリマー、または
これらのポリマーの混合物を硬質表面クリーニング組成物に用いて、前記組成物
でクリーニングした表面に光沢を与えることを包含する。
発明を実施するための最良の形態
本明細書における組成物は、硬質表面クリーニング組成物である。従って、こ
の組成物は固体としてもまたは液体としても処方することができるが、クリーニ
ングを行なう表面にポリマーを層として確実に供給するために液体形態で用いら
れる。組成物が固体として処方されている場合には、それらは、使用前に適当な
溶媒、典型的には水と混合される。液体形態では、組成物は水性組成物として処
方するのが好ましいが、必ずしも必要ではない。
第一の本質的成分としては、本発明の組成物は（ポリ）スチレンのスルホン化
ホモポリマー、またはスチレンとエチレン性不飽和コモノマーとのスルホン化コ
ポリマーを含んでなる。これらのポリマーは、本発明の組成物では総組成物の２
０．０重量％までの好ましい量で、最も好ましくは０．１％〜５．０％で含まれ
る。使用時にクリーニングされる表面に付着して、良好な光沢を提供するのはこ
のポリマーである。２種類の異なった型のスルホン化ポリマーが、本明細書で用
いられる。
第一の型は、スチレンのスルホン化ホモポリマーである。第二の型は、スチレ
ンとエチレン性不飽和コモノマーとのスルホン化共重合体である。本明細書で有
用な化合物としては、スルホン化ポリスチレンまたはスルホン化スチレン共重合
体の部分的にまたは完全に中和された塩、すなわちこれらのポリマーの可溶性塩
であって、スルホン酸基が部分的または完全に中和されているものが挙げられる
。
スチレンと共重合して硫酸化に好適な共重合体を製造することができる好適な
エチレン性不飽和コモノマー単位としては、メチル、エチル、ブチルおよび２−
エチルヘキシルアルコールのような脂肪アルコールのアクリル酸およびメタクリ
ル酸エステル、アクリル酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、マレイン
酸ジブチル、塩化ビニリデン、Ｎ−ビニルピロリドンなどが挙げられる。本明細
書で用いられる特に好ましいエチレン性不飽和モノマーとしては、エチレン、プ
ロピレン、スチレン、ビニルナフタレン、アクリル酸、および無水マレイン酸が
挙げられる。
本明細書で用いられる好適なスルホン化スチレンホモポリマーは、National S
好適なポリマーおよびコポリマーは水溶性であり、これらのポリマーの分子量は
好ましくは５０００〜１０，０００，０００であり、最も好ましくは５０，００
０〜１，０００，０００である。
第二の本質的成分としては、本発明の組成物はアニオン性界面活性剤またはそ
の混合物を、好ましくは総組成物の５０重量％までの量で、最も好ましくは０．
１％〜１０．０％の量で含んでなる。
本明細書で用いられる特に好ましいアニオン性界面活性剤としては、約８〜約
２４個、好ましくは約１０〜約２０個の炭素原子を有するアルカリ金属（例えば
、ナトリウムまたはカリウム）脂肪酸、またはその石鹸が挙げられる。石鹸の製
造に用いられるものを含む脂肪酸は、例えば植物または動物製グリセリド（例え
ば、パーム油、ココヤシ油、ババス油、大豆油、ヒマシ油、獣脂、鯨油、魚油、
獣脂、グリース、ラード、およびそれらの混合物）のような天然供給源から得る
ことができる。脂肪酸は、合成的に（例えば、石油貯蔵品の酸化により、または
Fischer-Tropsch 法により）製造することもできる。
アルカリ金属石鹸は、油脂の直接ケン化によって、または別個の製造工程で製
造した遊離脂肪酸の中和によって製造することができる。特に有用なものは、コ
コヤシ油および獣脂から誘導される脂肪酸の混合物のナトリウムおよびカリウム
塩、すなわち獣脂およびココヤシ油ナトリウムおよびカリウム石鹸である。
「獣脂」という用語は、本明細書では典型的には近似的炭素鎖長分布が２．５
％Ｃ14、２９％Ｃ16、２３％Ｃ18、２％パルミトオレイン酸、４１．５％オレイ
ン酸、および３％リノール酸（表記した最初の３個の脂肪酸は飽和である）であ
る脂肪酸混合物に関して用いられる。様々な動物の獣脂およびラードから誘導さ
れる脂肪酸のような同様な分布を有する他の混合物も、獣脂という用語に包含さ
れる。獣脂は、硬化して（すなわち、水素化して）不飽和脂肪酸残基の一部また
は総てを飽和脂肪酸残基に転換することもできる。
「ココヤシ」という用語を本明細書で用いるときには、これは典型的には近似
的炭素鎖長分布が約８％Ｃ8、７％Ｃ10、４８％Ｃ12、１７％Ｃ14、９％Ｃ16、
２％Ｃ18、７％オレイン酸、および２％リノール酸（表記した最初の６個の脂肪
酸は飽和である）である脂肪酸混合物を表す。同様な鎖長分布を有する他の供給
源、例えばパーム仁油およびババス油は、ココヤシ油という用語に包含される。
本明細書で用いられる他の好適なアニオン性界面活性剤としては、分子構造に
約８〜約２２個の炭素原子を有するアルキル基と、スルホン酸および硫酸エステ
ル基からなる群から選択された基とを有する有機硫酸反応生成物の水溶性塩、特
にアルカリ金属塩が挙げられる。これらの合成洗剤の重要な例は、アルキル硫酸
ナトリウム、アンモニウムまたはカリウムであり、具体的には獣脂またはココヤ
シ油のグリセリドを還元することによって生成した高級アルコールを硫酸化する
ことによって得られるもの、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムまたはカリ
ウムであって、アルキル基が約９〜約１５個の炭素原子を含むもの、具体的には
米国特許第２，２２０，０９９号明細書および第２，４７７，３８３号明細書に
記載されている型のもの（前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明
細書に引用される）、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、具体
的には獣脂およびココヤシ油から誘導される高級アルコールのエーテル、ココヤ
シ油脂肪酸モノグリセリド硫酸およびスルホン酸ナトリウム、高級脂肪アルコー
ル（例えば、獣脂またはココヤシ油アルコール）１モルとエチレンオキシド約３
モルとの反応生成物の硫酸エステルのナトリウムまたはカリウム塩、１分子当た
りエチレンオキシド約４単位を有するアルキルフェノールエチレンオキシドのナ
トリウムまたはカリウム塩であって、アルキル基が約９個の炭素原子を有するも
の、脂肪酸をイソチオン酸(isothionic acid)でエステル化し、水酸化ナトリウ
ムで中和した反応生成物であって、例えば脂肪酸がココヤシ油から誘導されるも
の、メチルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウムまたはカリウム塩であって、脂
肪酸が、例えばココヤシ油から誘導されるもの、および他の当該技術分野で知ら
れているものであって、具体的には米国特許第２，４８６，９２１号、第２，４
８６，９２２号、および第２，３９６，２７８号明細書に記載されている総ての
ものであり、前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用さ
れる。
第三の本質的成分としては、本発明の組成物は、ノニオン性界面活性剤または
それらの混合物を好ましくは総組成物の５０．０重量％までの量で、最も好まし
くは０．１％〜２０．０％の量で含んでなる。
本明細書で用いられる好適なノニオン性界面活性剤としては、アルキレンオキ
シド基（親水性の性質）と有機疎水性化合物であって、分岐鎖または直鎖状脂肪
族（例えば、Guerbet または第二アルコール）またはアルキル芳香族性でもよい
ものとの縮合によって生成する化合物として広義に定義することができる化合物
の群が挙げられる。いずれか特定の疎水性基と縮合する親水性またはポリオキシ
アルキレン基の長さは容易に調整でき、所望な程度の親水性および疎水性要素の
間のバランスを有する水溶性化合物を生成することができる。
例えば、周知の群のノニオン性の合成洗剤は、「Pluronic」という商品名で市
販されている。これらの化合物は、エチレンオキシドを、プロピレンオキシドと
プロピレングリコールとの縮合によって形成される疎水性基剤と縮合することに
よって形成される。当然のことながら水不溶性を示す分子の疎水性部分は、分子
量が約１５００〜１８００である。ポリオキシエチレン基をこの疎水性部分に付
加させることにより、分子の水溶性が全体として増加傾向になり、生成物の液性
は、ポリオキシエチレン含量が縮合生成物の総重量の約５０％となる点まで保持
される。
他の好適なノニオン性の合成洗剤としては、下記のものが挙げられる。
(i) アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合生成物、例えば、直鎖ま
たは分岐鎖状での約６〜１２個の炭素原子を有するアルキル基有するアルキルフ
ェノールとエチレンオキシドとの縮合生成物であって、前記エチレンオキシドが
アルキルフェノール１モル当たりエチレンオキシド１０〜２５モルに等しい量で
含まれるもの。このような化合物におけるアルキル置換基は、例えば重合プロピ
レン、ジイソブチレン、オクタン、およびノナンから誘導することができる。
(ii) エチレンオキシドと、プロピレンオキシドおよびエチレンジアミン生成物
の反応から生じる生成物との縮合によって誘導されるものであって、所望な疎水
性および親水性要素のバランスによって組成が変化することができるもの。例は
、約４０重量％〜約８０重量％のポリオキシエチレンを含み、分子量が約５００
０〜約１１０００であり、エチレンオキシド基と、エチレンジアミンおよび過剰
のプロピレンオキシドの反応から構成される疎水性基剤との反応から生じる化合
物であり、２５００〜３０００程度の分子量を有する前記基剤が好ましい。
(iii) ８〜１８個の炭素原子を有し、直鎖または分岐鎖状の脂肪族アルコールと
エチレンオキシドとの縮合生成物、例えばココヤシ油アルコール１モル当たりエ
チレンオキシド１０〜３０モルを有するココヤシ油アルコールエチレンオキシド
縮合生成物であって、ココヤシ油アルコール画分が１０〜１４個の炭素原子を有
するもの。
(iv) トリアルキルアミンオキシドおよびトリアルキルホスフィンオキシドであ
って、１個のアルキル基が１０〜１８個の炭素原子を有し、２個のアルキル基が
１〜３個の炭素原子を有するものであって、アルキル基はヒドロキシ置換基を含
むことができ、具体例はドデシルジ（２−ヒドロキシエチル）アミンオキシドお
よびテトラデシルジメチルホスフィンオキシドである。
本明細書の組成物は、更に他の界面活性剤、カチオン性成分、双性イオン性成
分およびそれらの混合物を含んでなることができる。双性イオン性洗剤は、ベタ
インおよびベタイン様洗剤であって、分子が塩基性および酸性基を両方とも含み
、
分子内塩を形成し、広範囲のｐＨ値に亙ってカチオン性およびアニオン性の親水
性基を分子に与えるものを含んでなる。これらの洗剤の幾つかの普通に見られる
例は、米国特許第２，０８２，２７５号、第２，７０２，２７９号および第２，
２５５，０８２号明細書に記載されており、前記特許明細書の内容は、その開示
の一部として本明細書に引用される。好適な双性イオン性洗剤化合物は、式
（前記式中、Ｒ1は約８〜約２２個の炭素原子を有するアルキル基であり、Ｒ2お
よびＲ3は１〜３個の炭素原子を有し、Ｒ4は１〜約３個の炭素原子を有するアル
キレン鎖であり、Ｘは水素およびヒドロキシル基からなる群から選択され、Ｙは
カルボキシルおよびスルホニル基からなる群から選択され、Ｒ1、Ｒ2およびＲ3
基の和は約１４〜約２４の炭素原子である）を有する。
系のｐＨによってカチオン性にもまたはアニオン性にもなることができる両性
(amphoteric)および両性(ampholytic)洗剤は、ドデシル−β−アラニン、米国特
許第２，６５８，０７２号明細書の教示によりドデシルアミンをイセチオン酸ナ
トリウムと反応させることによって製造されるもののようなＮ−アルキルタウリ
ン、米国特許第２，４３８，０９１号明細書の教示によって製造されるようなＮ
−高級アルキルアスパラギン酸、および「Miranol」という商品名で発売されて
おり、米国特許第２，５２８，３７８号明細書に記載の生成物のような洗剤によ
って表され、前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用さ
れる。
その他の合成洗剤およびそれらの商業的供給元のリストは、McCutcheonの洗剤
および乳化剤(McCutcheon′s Detergents and Emulsifiers)、北米版、１９８０
年に見出だすことができ、前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明
細書に引用される。
第四の本質的成分として、組成物は、本明細書では香料成分またはそれらの混
合物を総組成物の５．０重量％までの量で、最も好ましくは０．１％〜１．５％
の量で含んでなる。
本明細書で用いられる好適な香料としては、嗅覚上の美的効果を提供し、およ
び／または生成物が有することがあるあらゆる「化学」臭を被覆する材料が挙げ
られる。これらの香料における高揮発性で低沸騰性（低沸点を有する）香料成分
の小画分の主要な機能は、クリーニングする表面の二次臭に衝撃を与えるよりは
、むしろ生成物自身の芳香臭を改良することである。しかしながら、揮発性が高
くなく、高沸点の香料成分の幾つかは、表面に新鮮かつ清浄な印象を与え、これ
らの成分が乾燥表面に付着し、存在することが望ましい。香料成分は、例えばノ
ニオン性洗剤用界面活性剤によって、組成物に容易に可溶化することができる。
本発明の香料成分および組成物は、当該技術分野で知られている通常のもので
ある。任意の香料成分の選択、または香料の量は、美的考察だけに基づいている
。好適な香料化合物および組成物は、１９７９年３月２０日発行のBrain および
Cummins の米国特許第４，１４５，１８４号明細書、１９８０年６月２４日発行
のWhyte の第４，２０９，４１７号明細書、１９８５年５月７日発行のMoeddel
の第４，５１５，７０５号明細書、および１９７９年５月１日発行のYoung の第
４，１５２，２７２号明細書などの文献に見出だすことができ、前記特許明細書
の総ての内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。
一般には、香料の実在性(substantivity)の程度は、大まかにいって用いる実
在的香料材料の比率に比例する。相対的に実在的香料は、少なくとも約１％、好
ましくは少なくとも約１０％の実在的香料材料を含む。
実在的香料材料は、クリーニング工程を介して表面に付着し、通常の感度の求
核を有する人々によって検出され得る芳香化合物である。このような材料は、典
型的には平均的な香料材料より低い蒸気圧を有する。また、それらの分子量は典
型的には約２００以上であり、平均的な香料材料より低い水準で検出可能である
。
本明細書で用いられる香料成分は、その芳香特性、および物理的および化学的
特性、例えば沸点および分子量と共に「香料および香味料化合物（芳香化合物）
(Perfume and Flavor Chemicals（Aroma Chemicals）」、Stefen Arctander、著
者により公表、１９６９年、に示されており、前記文献の内容は、その開示の一
部として本明細書に引用される。
高揮発性で低沸点の香料成分の例は、アネトール、ベンズアルデヒド、酢酸ベ
ンジル、ベンジルアルコール、ギ酸ベンジル、酢酸イソボルニル、カンフェン、
シスチトラール（ネラール）、シトロネラール、シトロネロール、酢酸シトロネ
リル、パラ−サイメン、デカナール、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノー
ル、ジメチルフェニルカルビノール、ユーカリプトール、ゲラニアール、ゲラニ
オール、酢酸ゲラニル、ゲラニルニトリル、酢酸＝シス−３−ヘキセニル、ヒド
ロキシルシトロネラール、ｄ−リモネン、リナロール、リナロールオキシド、酢
酸リナリル、プロピオン酸リナリル、アントラニル酸メチル、α−メチルイオネ
ン、メチルノニルアセトアルデヒド、酢酸メチルフェニルカルビニル、１−酢酸
メンチル、メントン、イソ−メントン、ミクレン、酢酸ミルセニル、ミルセノー
ル、ネロール、酢酸ネリル、酢酸ノニル、フェニルエチルアルコール、α−ピネ
ン、β−ピネン、γ−テルピネン、α−テルピネオール、β−テルピネオール、
酢酸テルピニル、およびベルテネックス（酢酸＝パラ−第三ブチルシクロヘキシ
ル）である。幾つかの天然油も、高揮発性の香料成分を高比率で含んでいる。例
えば、ラバンジンは、主成分としてリナロール、酢酸リナリル、ゲラニオール、
およびシトロネロールを含んでいる。レモン油およびオレンジテルペンは、いず
れもｄ−リモネンを約９５％含んでいる。
中揮発性の香料成分の例は、アミル桂皮アルデヒド、サリチル酸イソアミル、
β−カリオフィレン、セドレン、桂皮アルコール、クマリン、酢酸ジメチルベン
ジルカルビニル、エチルバニリン、オイゲノール、イソオイゲノール、酢酸フロ
ル、ヘリオトロピン、サリチル酸＝３−シス−ヘキセニル、サリチル酸ヘキシル
、リリアル（パラ−第三ブチル−α−メチルヒドロ桂皮アルデヒド）、γ−メチ
ルイオネン、ネロリドール、パチュリアルコール、フェニルヘキサノール、β−
セリネン、酢酸トリクロロメチルフェニルカルビニル、クエン酸トリエチル、バ
ニリン、およびベラトルアルデヒドである。セダーウッドテルペンは、主として
α−セドレン、β−セドレン、および他のＣ15Ｈ24セスキテルペンからなってい
る。
揮発性が高くない、高沸点香料成分の例は、ベンゾフェノン、サリチル酸ベン
ジル、ブラシル酸エチレン、ガラクソリド（１，３，４，６，７，８−ヘキサヒ
ドロ−４，６，６，７，８，８−ヘキサメチル−シクロペンタ−γ−２−ベンゾ
ピラン）、ヘキシル桂皮アルデヒド、リラール（４−（４−ヒドロキシ−４−メ
チルペンチル）−３−シクロヘキセン−１０−カルボキサルデヒド）、メチルセ
ドリロン、ジヒドロジャスモン酸メチル、メチル−β−ナフチルケトン、ムスク
インダノン、ムスクケトン、ムスクチベテン、および酢酸フェニルエチルフェニ
ルである。
いずれかの特定の香料成分の選択は、主として美的要素を考慮して指示される
。
本発明の組成物は、更に様々な他の任意成分を含んでなることもできる。好ま
しい種類の任意成分は、アミノホスホン酸塩の群から選択されるキレート化剤で
ある。本明細書で用いられる好適なアミノホスホン酸化合物としては、アミノア
ルキレンポリ（アルキレンホスホン酸塩）、アルカリ金属エタン１−ヒドロキシ
ジホスホン酸塩、ニトリロトリメチレンホスホン酸塩、エチレンジアミンテトラ
メチレンホスホン酸塩、およびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸
塩が挙げられる。ホスホン酸化合物は、その酸形態で、またはその酸官能基の幾
つかまたは総てについて異なるカチオンの塩として存在することもできる。本明
細書で用いられる好ましいアミノホスホン酸キレート化剤は、ジエチレントリア
ミンペンタメチレンホスホン酸塩である。このようなホスホン酸キレート化剤は
、
キレート化剤は、本発明の組成物に、総組成物の０．０重量％〜１０．０重量
％、好ましくは０．１％〜５．０％の範囲の量で配合することができる。アミノ
ホスホン酸キレート化剤は、使用時に、とりわけ、使用前の製品の希釈の際に起
こり得る広範囲の水硬度条件に対して光沢効果を更に向上することが分かってい
るので、本発明で使用するのに特に望ましい。典型的には、スルホン化ポリスチ
レンは、水硬度条件の範囲において良好に作用する。アミノホスホン酸キレート
化剤は単独では、軟水では光沢効果を与えることができるが、硬水では余り与え
ることができない。しかしながら、本発明者らは、意外なことには、スルホン化
ポリスチレンおよびアミノホスホン酸キレート化剤の組み合わせは、このキレー
ト化剤またはスルホン化ポリスチレン単独よりも良好な光沢を提供することを見
出した。この効果を観察するのに良好なキレート化剤とポリマーとの重量比は、
１０：１〜１：１０であり、最も好ましくは２：１〜１：２である。
本発明の組成物は、更に各種の最適成分を含んでなることができる。本明細書
で用いられる好適な最適成分としては、ビルダー、他のキレート化剤、溶媒、緩
衝剤、殺菌剤、酵素、ヒドロトロープ剤、着色料、安定剤が挙げられる。
本発明は、硬質表面に本明細書で定義した組成物の有効量を適用することによ
って前記表面をクリーニングする方法も包含する。組成物をいわゆる濃縮形態（
すなわち、１０％〜２０％の総活性分）で用いるときには、組成物を適用してし
まった後に表面を洗浄することが必要であり、さもないと極めて多くの目に見え
る残渣が表面に残ったままになる。しかしながら、この「濃縮した」使用形態
では、ポリマーによって提供される光沢効果は、数回の洗浄の後にも得られる。
組成物を使用前に（０．５％程度の総活性分濃度に達するまで）希釈するのが好
ましい。この希釈使用形態では、光沢効果を得るために組成物を適用した後に表
面を洗浄する必要はない。
例
下記の組成物を、表記の成分を表記の比率で混合することによって製造した。
総ての比率は、総組成物の重量％である。
（*１） 試験したポリマーは、Monomer-Polymer & Dajac Laboratories，INC．
製の分子量が６，０００，０００のスルホン化ポリスチレンであった。
（*２） 試験したスルホン化ポリスチレン：Versaflex 7000(National Starch)
14
Ｋ2ＣＯ3 1.0
Ｃ７／Ｃ11 ＥＯ６．５ 2.5
Ｃ12／Ｃ13 ＥＯ３ 1.0
Ｃ13／Ｃ15 ＥＯ３０ 1.2
香料 0.45
ポリ（スチレンスルホン酸ナトリウム−コ−ビニルナフタレン） 1.0
水および微量成分を加えて１００％とするDETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hard surface cleaning composition
Technical field
The present invention relates to a composition for cleaning hard surfaces.
Background art
Various compositions for cleaning hard surfaces have been disclosed in the art.
Is coming. Many such compositions are notable for a variety of surfaces and stains
It is intended to provide cleaning. Like glass cleaner
For some specialized cleaners, the so-called "stripless" products,
More effort to form a product with little or no visible traces after use.
Power is being devoted.
It is an object of the present invention to provide a hard surface cleaning composition that cleans and
To formulate a composition that imparts gloss to the cleaned surface. This is light
Sawa says that it is necessary to further improve the reflectance of light from the cleaned surface.
None "composition. A wide variety of products for producing gloss on surfaces
They are sold, for example, in US Pat. No. 3,960,575 and US Pat.
It is disclosed in U.S. Pat. No. 4,218,250. In any document
Also, the use of various silicones for gloss is recommended. Such a pair
The product is not a fully formulated hard surface cleaner, so it can be cleaned efficiently
Even if silicone is actually formulated into a hard surface cleaner, the luster advantage can be obtained.
Absent. For example, to improve the anti-fouling property together with other essential components, silicone
EP 374,464, which discloses a hard surface cleaning composition to which is added
See No. 71.
The present inventors have developed a hard surface cleaning composition comprising a (poly) styrene
A sulfonated homopolymer or a sulfonate of styrene and an ethylenically unsaturated comonomer.
Hard surface creams comprising a chlorinated copolymer or a mixture of these polymers.
It has been found that excellent gloss can be obtained on the surface from the burning composition.
Suitable polystyrene sulfonates as used herein include, for example,
Multifunctional Sulphonated Polymers for Househol
d Applications) ", J. Guth et al., Happi, 'disclosed in December 1994.
. Guth's paper describes an important use of such polymers for hard surface cleaners.
The point is stated to be dirt re-adhesive, but the gloss is stated
Not in.
Disclosure of the invention
In one aspect, the invention is directed to a hard surface cleaning composition, comprising:
Surfactants, nonionic surfactants, fragrances, and sulfonated (poly) styrene
Or a sulfonated copolymer of styrene and an ethylenically unsaturated comonomer,
Or a composition comprising a mixture of these polymers.
In a second aspect, the present invention provides a method for treating a hard surface comprising an effective amount of a composition as defined herein.
Cleaning the surface by applying the method.
In a third aspect, the present invention provides a sulfonated homopolymer of (poly) styrene, or
Or a sulfonated copolymer of styrene and an ethylenically unsaturated comonomer, or
Using a mixture of these polymers in a hard surface cleaning composition, the composition
To impart a gloss to the surface cleaned by the method.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The composition herein is a hard surface cleaning composition. Therefore,
Can be formulated as a solid or a liquid.
Used in liquid form to ensure that the polymer is delivered as a layer to the surface to be
It is. If the compositions are formulated as a solid, they may be added to a suitable material before use.
It is mixed with a solvent, typically water. In liquid form, the composition is treated as an aqueous composition
Is preferred, but not necessary.
As a first essential component, the composition of the present invention is a sulfonated (poly) styrene.
Homopolymer or sulfonated comonomer of styrene and ethylenically unsaturated comonomer
Comprising a polymer. These polymers constitute 2% of the total composition in the composition of the present invention.
It is present in preferred amounts up to 0.0% by weight, most preferably between 0.1% and 5.0%.
You. It is this that adheres to the surface being cleaned during use and provides good gloss.
Polymer. Two different types of sulfonated polymers are used herein.
Can be.
The first type is a sulfonated homopolymer of styrene. The second type is styre
Is a sulfonated copolymer of ethylene and an ethylenically unsaturated comonomer. Yes in this specification
Sulphonated polystyrene or sulphonated styrene copolymer
Partially or completely neutralized salts of the body, i.e. soluble salts of these polymers
Wherein the sulfonic acid groups are partially or completely neutralized
.
Suitable copolymerizable with styrene to produce a copolymer suitable for sulfation
The ethylenically unsaturated comonomer units include methyl, ethyl, butyl and 2-
Fatty alcohols such as ethylhexyl alcohol
Lulic acid ester, acrylic acid, acrylonitrile, methacrylonitrile, maleic
Dibutyl acid, vinylidene chloride, N-vinylpyrrolidone and the like. This specification
Particularly preferred ethylenically unsaturated monomers used in the present invention include ethylene,
Propylene, styrene, vinylnaphthalene, acrylic acid, and maleic anhydride
No.
Suitable sulfonated styrene homopolymers for use herein are National S
Preferred polymers and copolymers are water-soluble and the molecular weight of these polymers is
Preferably it is 5000-10,000,000, most preferably 50,000.
0 to 1,000,000.
As a second essential ingredient, the composition of the present invention comprises an anionic surfactant or
Is preferably present in an amount of up to 50% by weight of the total composition, most preferably 0.1% by weight.
Comprising from 1% to 10.0%.
Particularly preferred anionic surfactants used herein include from about 8 to about
An alkali metal having 24, preferably about 10 to about 20 carbon atoms (e.g.,
, Sodium or potassium) fatty acids, or their soaps. Made of soap
Fatty acids, including those used in the production of, for example, plant or animal glycerides (eg,
For example, palm oil, coconut oil, babassu oil, soybean oil, castor oil, tallow, whale oil, fish oil,
From natural sources (tallow, grease, lard, and mixtures thereof)
be able to. Fatty acids can be synthesized synthetically (eg, by oxidation of petroleum stocks, or
(By the Fischer-Tropsch method).
Alkali metal soaps are produced by direct saponification of fats or oils or in a separate manufacturing process.
It can be produced by neutralizing the produced free fatty acids. Particularly useful are
Sodium and potassium mixtures of fatty acids derived from coconut oil and tallow
Salts: tallow and coconut oil sodium and potassium soaps.
The term "tallow" is typically used herein to have an approximate carbon chain length distribution of 2.5
% C14, 29% C16, 23% C18, 2% palmito oleic acid, 41.5% oley
Acid, and 3% linoleic acid (the first three fatty acids indicated are saturated)
Used for fatty acid mixtures. Derived from various animal tallows and lard
Other mixtures with similar distribution, such as fatty acids, are included in the term tallow.
It is. Tallow is hardened (ie, hydrogenated) and contains some or all of the unsaturated fatty acid residues.
Can be converted into saturated fatty acid residues.
When the term "coconut" is used herein, this is typically an approximation
Carbon chain length distribution is about 8% C8, 7% CTen, 48% C12, 17% C14, 9% C16,
2% C18, 7% oleic acid, and 2% linoleic acid (the first six fats listed)
(Acids are saturated). Other supplies with similar chain length distribution
Sources such as palm kernel oil and babassu oil are included in the term coconut oil.
Other suitable anionic surfactants used herein include those having a molecular structure
An alkyl group having from about 8 to about 22 carbon atoms;
A water-soluble salt of an organic sulfuric acid reaction product having a group selected from the group consisting of
And alkali metal salts. An important example of these detergents is alkyl sulfate
Sodium, ammonium or potassium, specifically tallow or cocoa
Sulfates higher alcohols produced by the reduction of glycerides in oil
Or sodium alkylbenzene sulfonate or potassium
Wherein the alkyl group contains from about 9 to about 15 carbon atoms, specifically,
U.S. Pat. Nos. 2,220,099 and 2,477,383
Of the type described (the content of said patent specification is hereby incorporated by reference as part of its disclosure).
Cited in the textbook), sodium alkyl glyceryl ether sulfonate, specific
Generally, ether of higher alcohol derived from tallow and coconut oil, cocoya
Oil fatty acid monoglyceride sulfate and sodium sulfonate, higher fatty alcohol
(Eg, tallow or coconut oil alcohol) and about 3 ethylene oxide
Sodium or potassium salt of sulfuric acid ester of reaction product with 1 mole
Alkylphenol having about 4 units of ethylene oxide
A thorium or potassium salt wherein the alkyl group has about 9 carbon atoms
Of fatty acids is esterified with isothionic acid and sodium hydroxide
Reaction products neutralized with coconut oil, for example, where the fatty acids are derived from coconut oil.
A sodium or potassium salt of a fatty acid amide of methyl taurine,
Fatty acids may be derived, for example, from coconut oil, and other known in the art.
And specifically, US Pat. Nos. 2,486,921 and 2,4
86,922 and 2,396,278.
And the content of said patent specification is incorporated herein by reference as part of its disclosure.
It is.
As a third essential ingredient, the composition of the present invention comprises a nonionic surfactant or
These mixtures are most preferably used in amounts of up to 50.0% by weight of the total composition.
Or 0.1% to 20.0%.
Suitable nonionic surfactants for use herein include alkylene oxides.
Sido groups (hydrophilic properties) and organic / hydrophobic compounds, branched or linear fatty
May be aromatic (eg Guerbet or secondary alcohol) or alkylaromatic
Compounds that can be broadly defined as compounds formed by condensation with
Group. Hydrophilic or polyoxy condensing with any specific hydrophobic groups
The length of the alkylene group can be easily adjusted to provide the desired degree of hydrophilic and hydrophobic elements.
A water-soluble compound having a balance between the two can be produced.
For example, a well-known group of nonionic synthetic detergents is marketed under the trade name "Pluronic".
Sold. These compounds convert ethylene oxide with propylene oxide.
Condensation with a hydrophobic base formed by condensation with propylene glycol
Thus, it is formed. Naturally, the hydrophobic part of a molecule that is water-insoluble
The amount is about 1500-1800. A polyoxyethylene group is attached to this hydrophobic part.
Addition, the overall water solubility of the molecule tends to increase,
Holds until the polyoxyethylene content is about 50% of the total weight of the condensation product
Is done.
Other suitable nonionic synthetic detergents include:
(i) polyethylene oxide condensation products of alkylphenols, e.g., linear or
Or branched alkylalkyl having an alkyl group having about 6 to 12 carbon atoms
A condensation product of an enol and ethylene oxide, wherein the ethylene oxide is
In an amount equal to 10 to 25 moles of ethylene oxide per mole of alkylphenol
What is included. Alkyl substituents in such compounds are, for example,
It can be derived from len, diisobutylene, octane, and nonane.
(ii) ethylene oxide and propylene oxide and ethylene diamine products
Which is derived by condensation with the product resulting from the reaction of
Those whose composition can be changed depending on the balance of properties and hydrophilic elements. Examples are
From about 40% to about 80% by weight of polyoxyethylene and having a molecular weight of about 500.
0 to about 11,000, and ethylene oxide groups and ethylenediamine and excess
Resulting from the reaction of propylene oxide with a hydrophobic base composed of the reaction of propylene oxide
And the above-mentioned base having a molecular weight of about 2500 to 3000 is preferable.
(iii) a linear or branched aliphatic alcohol having 8 to 18 carbon atoms;
Condensation products with ethylene oxide, e.g. per mole of coconut oil alcohol
Coconut oil alcohol ethylene oxide having 10-30 moles of tylene oxide
A condensation product wherein the coconut oil alcohol fraction has from 10 to 14 carbon atoms.
What to do.
(iv) trialkylamine oxide and trialkylphosphine oxide
Thus, one alkyl group has from 10 to 18 carbon atoms and two alkyl groups
Having 1 to 3 carbon atoms, wherein the alkyl group contains a hydroxy substituent.
Specific examples are dodecyldi (2-hydroxyethyl) amine oxide and
And tetradecyldimethylphosphine oxide.
The compositions herein may further comprise other surfactants, cationic components, zwitterionic components.
Minutes and mixtures thereof. Zwitterionic detergents are solid
In and betaine-like detergents, wherein the molecule contains both basic and acidic groups
,
Cationic and anionic hydrophilic over a wide range of pH values, forming inner salts
And those that provide a functional group to the molecule. Some commonly found in these detergents
Examples are described in U.S. Pat. Nos. 2,082,275, 2,702,279 and
255,082, and the content of the patent specification is disclosed in
As cited herein. Suitable zwitterionic detergent compounds have the formula
(In the above formula, R1Is an alkyl group having about 8 to about 22 carbon atoms;TwoYou
And RThreeHas 1 to 3 carbon atoms and RFourIs an alkyl having 1 to about 3 carbon atoms
A xylene chain, X is selected from the group consisting of hydrogen and a hydroxyl group, and Y is
Selected from the group consisting of carboxyl and sulfonyl groups;1, RTwoAnd RThree
The sum of the groups is from about 14 to about 24 carbon atoms).
Amphoteric which can be either cationic or anionic depending on the pH of the system
(amphoteric) and amphoteric detergents are dodecyl-β-alanine, US
No. 2,658,072, dodecylamine is converted to sodium isethionate.
N-alkyl tauris such as those prepared by reacting with thorium
N, as produced by the teachings of U.S. Pat. No. 2,438,091.
-Higher alkyl aspartic acid and launched under the trade name "Miranol"
And a detergent such as the product described in U.S. Pat. No. 2,528,378.
The contents of the above patent specification are incorporated herein by reference as part of the disclosure thereof.
It is.
For a list of other synthetic detergents and their commercial suppliers, see McCutcheon's Detergents
And emulsifiers (McCutcheon's Detergents and Emulsifiers), North American version, 1980
The content of said patent specification is hereby incorporated by reference as part of its disclosure.
Quoted in the handbook.
As a fourth essential ingredient, the composition herein comprises a perfume ingredient or a mixture thereof.
The compound is present in an amount up to 5.0% by weight of the total composition, most preferably from 0.1% to 1.5%
In the amount of.
Suitable fragrances for use herein provide an olfactory aesthetic effect, and
Materials that cover any "chemical" odor that the product and / or product may have
Can be Highly volatile, low-boiling (having a low boiling point) fragrance component in these fragrances
The main function of the small fraction is to impact the secondary odor of the surface to be cleaned
Rather, to improve the aromatic odor of the product itself. However, high volatility
In addition, some high-boiling fragrance ingredients give the surface a fresh and clean impression,
It is desirable that these components adhere to and be present on the dry surface. The fragrance component is, for example,
The surfactant can easily be solubilized in the composition.
The perfume ingredients and compositions of the present invention are conventional and known in the art.
is there. Selection of any perfume ingredients, or amount of perfume, is based solely on aesthetic considerations
. Suitable fragrance compounds and compositions are described in Brain and March 20, 1979.
Cummins US Patent No. 4,145,184, issued June 24, 1980.
Whyte, 4,209,417, Moeddel, published May 7, 1985.
No. 4,515,705 and Young's No. 1 issued May 1, 1979.
No. 4,152,272, which can be found in the literature.
Is hereby incorporated by reference as part of its disclosure.
In general, the degree of substantivity of a fragrance is roughly
It is proportional to the proportion of the perfume material. Relatively real fragrances are at least about 1%, preferably
Preferably, it contains at least about 10% of a real perfume material.
Real fragrance materials adhere to the surface through a cleaning process and require normal sensitivity.
Aroma compounds that can be detected by people with a nucleus. Such materials are
It typically has a lower vapor pressure than the average perfume material. Their molecular weights are
Approximately 200 or more, detectable at a level lower than the average fragrance material
.
The perfume ingredients used herein are characterized by their aroma properties, and physical and chemical
"Perfume and flavor compounds (fragrance compounds) along with properties such as boiling point and molecular weight
(Perfume and Flavor Chemicals (Aroma Chemicals)), by Stefen Arctander
Published in 1969, and the contents of the document
Are cited herein as parts.
Examples of highly volatile and low boiling fragrance ingredients are anethole, benzaldehyde, and acetate acetate.
Benzyl, benzyl alcohol, benzyl formate, isobornyl acetate, camphene,
Cistitral (neral), citronellal, citronellol, citronone acetate
Ril, para-cymene, decanal, dihydrolinalool, dihydromyrceno
, Dimethylphenylcarbinol, eucalyptol, geranial, gerani
All, geranyl acetate, geranyl nitrile, cis-3-hexenyl acetate, hydr
Roxyl citronellal, d-limonene, linalool, linalool oxide, vinegar
Linalyl acid, linalyl propionate, methyl anthranilate, α-methylione
, Methylnonylacetaldehyde, methylphenylcarbinyl acetate, 1-acetic acid
Menthyl, menthone, iso-menthone, miculene, myrcenyl acetate, myrceno
, Nerol, neryl acetate, nonyl acetate, phenylethyl alcohol, α-pine
, Β-pinene, γ-terpinene, α-terpineol, β-terpineol,
Terpinyl acetate, and Vertenex (acetic acid = para-tert-butylcyclohexyl)
Le). Some natural oils also contain a high proportion of highly volatile fragrance components. An example
For example, lavandin is composed mainly of linalool, linalyl acetate, geraniol,
And contains citronellol. Lemon oil and orange terpene
They also contain about 95% d-limonene.
Examples of moderately volatile fragrance ingredients are amylcinnamic aldehyde, isoamyl salicylate,
β-caryophyllene, cedrene, cinnamon alcohol, coumarin, dimethylbenacetate
Zircalvinyl, ethyl vanillin, eugenol, isoeugenol, furoacetate
, Heliotropin, salicylic acid = 3-cis-hexenyl, hexyl salicylate
, Rial (para-tert-butyl-α-methylhydrocinnamic aldehyde), γ-methyl
Luionene, nerolidol, patchouli alcohol, phenylhexanol, β-
Serinene, trichloromethylphenylcarbinyl acetate, triethyl citrate,
Nilin and veratraldehyde. Cedarwood terpenes are primarily
α-Cedren, β-Cedren, and other CFifteenHtwenty fourConsists of sesquiterpenes
You.
Examples of high-boiling fragrance ingredients that are not highly volatile include benzophenone and benzoic acid salicylate.
Jill, ethylene brasilate, galaxolide (1,3,4,6,7,8-hexahi
Dro-4,6,6,7,8,8-hexamethyl-cyclopenta-γ-2-benzo
Pyran), hexylcinnamic aldehyde, liral (4- (4-hydroxy-4-me
Tylpentyl) -3-cyclohexene-10-carboxaldehyde), methylse
Dolorone, methyl dihydrojasmonate, methyl-β-naphthyl ketone, musk
Indanone, musk ketone, musk tibetene, and phenylethylphenylacetate
It is.
The choice of any particular perfume ingredient is dictated primarily by consideration of aesthetic factors
.
The composition of the present invention may further comprise various other optional ingredients. Like
A new class of optional ingredients is a chelating agent selected from the group of aminophosphonates.
is there. Suitable aminophosphonic acid compounds used herein include amino acids
Alkylene poly (alkylene phosphonate), alkali metal ethane 1-hydroxy
Diphosphonate, nitrilotrimethylenephosphonate, ethylenediaminetetra
Methylene phosphonate and diethylene triamine pentamethylene phosphonic acid
Salts. The phosphonic acid compound may be in its acid form or in some of its acid functional groups.
Some or all may also be present as salts of different cations. Honcho
A preferred aminophosphonic acid chelating agent used in the textbook is diethylene triacetate.
Minpentamethylene phosphonate. Such phosphonic acid chelators are
,
Chelating agents may be present in the compositions of the present invention at 0.0% to 10.0% by weight of the total composition.
%, Preferably in an amount ranging from 0.1% to 5.0%. amino
Phosphonate chelators occur at the time of use, especially during dilution of the product prior to use.
It has been found to further enhance the gloss effect over a wide range of possible water hardness conditions.
As such, it is particularly desirable for use in the present invention. Typically, sulfonated polystyrene
Wren works well in a range of water hardness conditions. Aminophosphonic acid chelate
The agent alone can give a gloss effect in soft water, but give too much in hard water
Can not be. However, we surprisingly found that sulfonated
The combination of polystyrene and aminophosphonic acid chelating agent
To provide better gloss than toning agents or sulfonated polystyrene alone.
Issued. A good ratio of chelating agent to polymer to observe this effect is:
10: 1 to 1:10, most preferably 2: 1 to 1: 2.
The composition of the present invention can further comprise various optimum components. This specification
Suitable optimal components for use in builder, other chelating agents, solvents,
Examples include impactions, bactericides, enzymes, hydrotropes, colorants, and stabilizers.
The present invention provides a method for applying an effective amount of a composition as defined herein to a hard surface.
And cleaning the surface. The composition is so-called concentrated form (
That is, when used at 10% to 20% total activity), the composition is applied
It is necessary to clean the surface after it has settled down, otherwise the
Residue remains on the surface. However, this "concentrated" use form
Here, the gloss effect provided by the polymer is also obtained after several washes.
It is preferable to dilute the composition before use (until a total active concentration of the order of 0.5% is reached).
Good. In this diluted use form, the composition is applied after the composition has been applied to achieve a gloss effect.
There is no need to clean the surface.
An example
The following compositions were prepared by mixing the indicated components in the indicated ratios.
All ratios are by weight of the total composition.
(*1) The polymers tested were Monomer-Polymer & Dajac Laboratories, INC.
Was a sulfonated polystyrene having a molecular weight of 6,000,000.
(*2) Sulfonated polystyrene tested: Versaflex 7000 (National Starch)
14
KTwoCOThree 1.0
C7 / C11 EO6.5 2.5
C12 / C13 EO3 1.0
C13 / C15 EO30 1.2
Fragrance 0.45
Poly (sodium styrenesulfonate-co-vinylnaphthalene) 1.0
Add water and trace components to 100%