JPH11513209A - 圧縮通信及び記憶システム - Google Patents

圧縮通信及び記憶システム

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JPH11513209A
JPH11513209A JP9510643A JP51064397A JPH11513209A JP H11513209 A JPH11513209 A JP H11513209A JP 9510643 A JP9510643 A JP 9510643A JP 51064397 A JP51064397 A JP 51064397A JP H11513209 A JPH11513209 A JP H11513209A
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エル. グルネンバーグ,エリオット
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ディジタル コンプレッション テクノロジー,エル.ピイ.
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Abstract

(57)【要約】 本発明は伝送ディジタル情報の圧縮法に関する。並列通信ブランチ(103,103(a)...103(n))がコード化ビットの集合を伝送するようにコード化され、共に加算(203)されて、干渉なく単一の伝送チャネルを通って送られる。デコードは受信ステーション(6)において行われる。本発明によれば、多数の同時信号の変調を反復する方法により、多数の間隔が密な信号を、狭帯域幅フィルタ(106)へ通す。送信ステーションと受信ステーションとを接続する通信ハイウエイの帯域幅は、同時ビット集合の通信ビット率により決定される。本発明はまた、圧縮ディジタル蓄積システムにも用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 圧縮通信及び記憶システム 関連出願 本出願は、1991年12月22日出願の米国特許出願第07/812,417号の一部継続出願 である1993年11月3日出願の米国特許出願第08/150,231号の一部継続出願である 。 技術分野 本発明は、ディジタル化ビデオ信号及びその他のグラフィック情報信号を、著 しく少ない帯域幅及びメモリで伝達し記憶する方法及び装置に関する。 従来技術の記載 1991年7月特許の米国特許第5,029,210号には、協同通信システムが記載され ている。この特許は、本発明に部分的に採用されている通信システムの作動原理 を開示している。この米国特許第5,029,210号の教示を、本明細書において参考 とすることとする。 この作動原理及びこれに付け加わる発明概念によって、新規な通信伝送システ ムが開発されたのである。このシステムは、テレビジョンまたはその他のディジ タル化情報の伝送に要する帯域幅を大幅に減少させる。これに加えて、この新規 な方法は、任意の 種類の情報のディジタル化伝送に要する帯域幅を著しく減少するものである。 TV伝送の従来法では、材料を高速の電子ビームで走査し、一般にスクリーン として認識されているラスター状の画面を多数のピクセルまたは光点で一杯にす ることを必要としていた。受信端においては、このピクセルのための受信輝度値 が再生され、例えば陰極線管のような装置のスクリーン上の対応ピクセル位置に 配置される。この方法では、ピクセルは順次式に即ち経時連続的に伝達される。 このようにして、500×500または250,000のピクセル位置を包含する1つのシー ン(画面)を、大略1/30秒の時間間隔で受信場所に送り出さなければならない。 この時間間隔は、画像の持続に必要な更新時間によって支配されている。このよ うな方法では、7.5メガヘルツの伝送帯域幅を必要とする結果となる。しかしな がら、これを4メガヘルツ以下とするために、インターレース法が現在用いられ ている。 現在、500×500ピクセルラスターよりも高い精細度の要求があり、例えば1,00 0×1,000即ち1,000,000ピクセルイメージが高精細度TV(HDTV)において 計画されている。 本発明は、上述の走査要求をなくし、送信スクリーンから受信スクリーンへの 情報を並列伝送する方法を提供するものである。本発明システムによれば、この ようなビデオ情報は、例えば60ヘルツのような狭い帯域幅で伝送することができ る。 従って、本発明の目的は、非常に狭い帯域幅で高精細度ビデオ情報の伝達がで きる伝送システムを提供することにある。 本発明の他の目的は、狭い及び広い伝送媒体上で操作できる情報伝送量を増加 させたディジタル伝送を提供するにある。 本発明の目的はまた、同じ情報データ率の伝送のために劇的に少ない電力しか 必要としないビデオ及びその他のデータのディジタル伝送システムを提供するこ とにある。 本発明の他の目的は、高データ率伝送を果たすことを容易とすることにある。 本発明の目的は、狭帯域幅施設を介する情報伝達率を改善するに要するコード の数及び複雑性を著しく減少させることにある。 本発明の目的はまた、ネットワークコンピュータ及び同様な装置や端末の接続 性を改善することにある。 本発明の目的は更に、例えばビデオ電話のような2ウェイビデオ伝送システム を容易とすることにある。 本発明の目的は、3次元グラフィックの伝送を簡易化することにある。 本発明の更なる目的は、イメージやその他のデータブロックを効率よく迅速に エンコード化したり復号したりすることにより実質的に少ないメモリ内に記憶さ せることにある。 発明の開示 ビデオ材料の通常伝送では、情報は基本面積(ピクセル)に分割され、これら の面積がビームにより、シーン中の対象物の動きにより決定される割合、または 目の残像時間(フリッカー)により決定される割合、または走査しようとするエ レメントの数によ り決定される割合で走査される。受信機はこの走査割合に同期されており、受信 機ではピクセルをスクリーン上の正しい位置に配置する。 このような構成では、伝送率は、そのほとんどがピクセルを正しい場所に置く ことの要求により決定され、シーン中の情報の実際の変化によって決定されるこ とはほとんどない。ピクセル配置の計画は、送信側及び受信側に知られているの で、1つのピクセルが”1”である時はいつもピクセル位置のコード化指示を送 り、ピクセルが”0”であるときはこのような指示は送らないことにより、伝送 に大きな節減を果たすことができる。(グルイスケールは、別途議論すべき”ビ ット”のシーケンスにより取り扱われ得るもので、最終分析ではこれはディジタ ルピクセルの数における増加に相当する。) 例えばTVのような広帯域データ伝送の従来法は、上述の時分割法による以外 に、各入力(ピクセル)に各別の周波数チャネルを割り当てたり、ピクセルに各 別のコードを割り当てたりすることを包含している。受信機は、各ピクセルにつ いて対応する周波数チャネルを採用しなければならない。この周波数チャネルの 帯域幅は、ピクセル情報の可能な変化の時間割合を収容するに充分広くなければ ならない。充分な帯域幅は、任意のピクセル情報または全部のピクセル情報のた めに提供されねばならない。即ち、tを予想されるピクセル情報の最も短い時間 変化とし、nをラスターのためのピクセルの最大数とする時、n(1/t)の帯域 幅でなければならない。それ故、この方法は、現行の順次式走査法と 同じ帯域幅を必要とする。 1つのシーン中の全部のピクセルを同時に送り出して、チャネル帯域幅をこの シーンの変化率(フレーム率)に等しくしようとすれば、多数のグループのビッ トを同時に送り出すという問題に直面する。現存の手段を用いて、1つの独特の 振幅(または位相、または位相と振幅の組み合わせ)レベルを伝送しなければな らない。この1つの振幅レベルは1つの数を表し、この数は1つのビットグルー プを特定し、これはこの時間間隔中に存在するピクセルグループを表示する。従 って受信機は、どのグループが送られたかを正確に決定できる。このグループが 可能なn個のビットからなるものであると、このようなグループ中でのn個のビ ットの組合せの数は2nである。この数は、nが増加するにつれ、急速に大きく なり、扱うことが不可能となる。周知のように、レベルの数が増加するにつれ、 信号対雑音比も増大し、所要伝送電力も増大する。第1図には、この電力が圧縮 比の増大に伴って指数関数的に増加することが示されている。これは対照的に本 発明システムでは、電力は圧縮比に直線的な関係でのみ増加している。 本発明がこの問題を回避する方法は、受信機に各グループの各ビットを個別に 識別する方法を提供することにある。本発明方法は、グループ内の各別のビット 位置をコード化することに基づいている。これらのコードは、直角性の特性を有 する。この直角性という特性を以下に説明する。今、周期nT中に存在する同時 信号グループxi(t)を考えると、このような信号は以下の関係が成立すると 直角性であるという。 これは、これらのビットが時間nTの間に存在する直角波形によって表されるな らば、この周期の終わりに、このグループの2つのメンバi及びjの乗算積分数 は、i及びjが等しくない限り0であることを意味する。iとjとが等しい(同 じ波形を有する)場合は、結果は1となる。信号xi(t)が受信機に送られる と、受信機はこの波形を記憶し、伝送信号にこれを乗算してxi(t)コードだ けが、nT期間の終わりに出力を示す。 直角性コード化信号の2つの一般的な型式は、グルネンバーグ(Gruenberg) 著、1967年マグローヒル社発行の「ザ ハンドブック オブ テレメトリアンド リモート コントロール」9-39頁ないし9-54頁に記載されているコード化位相 コヒーレント法及びPFM型式である。これらの方法は、そのオリジネータが一 度に1つのグループの1つのコードを送り出すことにより使用されるだけである ことに注目されたい。これは、2nのファクタにより指数関数的に、1つのグル ープのピクセルを送り出す時間を増大することに相当する。コード化位相コヒー レント法では、ビテリビ(Viterbi)のためにxi(t)波形は、持続時間Tの 一連のn個のキャリアパルスから成る。これらのキャリアパルスのそれぞれは、 同じ振幅で0または180度位相を異にする。即ち、ν=0または1とする時(a)( cos)(ωt+νπ)の関係にある。このようなシーケンスのパターンは直角性のもの であり、n=8ピ クセルの直角性コードを示す第2図に表されている通りである。これらのコード は持続時間Tの短いパルスを収容するに十分な広い伝送帯域幅を必要とする。本 発明によれば、多数のこのようなコード化信号を同時に送り、エネルギ検出によ り独自にデコードすることができる。しかしながら、本発明者は研究の結果、n 個のコード化ビットはnの伝送帯域幅を必要とし、これは1つのビットのための 帯域幅と同じ帯域幅であることとなりながら、信号対ノイズ比はnの倍数によっ て減じられ、またこの方法は帯域幅以上に電力要求を減少させることを見い出し た。 ロシエル(Rochelle)に基づくPFM法は、直角性を達成するために異なっ た周波数の正弦波を使用している。すなわち、 xi(t)= sinωi t 及び xj(t)= sin(ωi+2nν/nT)t+φ ここで、ωi(t)=キャリヤ周波数(基準) ν = ±1,±2,±3など nT= 前述と同様コード化ビットの持続期間 φ = 最初の位相 φ=0の時、許容できる間隔は、△f=1/2nTである。 1/nTは1つのビットのために必要なチャネル幅であり、このため、この方法 は、倍数2により帯域幅を改善している。さもなければ、この方法はまた、並列 ビットの数が増加するにつれ、増大する帯域幅を必要とする。 本発明は、直角性コードの等価効果を与えながら、同時に帯域幅を減少する新 規な方法を採用している。作動の原理は送信機及 び受信機の両方における信号の再循環に依存している。 図面の簡単な説明 第1図は、従来のシステムと本発明のシステムの電力要求比較して示すグラフ である。 第2図は、直角性コードの例を示す表である。 第3A図及び第3B図は、本発明による位相加算法を示すブロック図及び位相 図である。 第4図は、位相加算法の出力対n=60についてのベクトル位相差△φを示すグ ラフである。 第5図は、位相加算法を採用した本発明システムのブロック図である。 第6図は、位相加算法の出力対n=60で4入力のベクトル位相差△φを示すグ ラフである。 第7図は、異なった周波数の信号入力のためのn循環の関数として位相差法の 振幅出力を示すグラフである。 第8図は、直列共振回路の全般的な共振特性曲線のグラフである。 第9図は、共振回路を用いた無走査テレビジョンシステムのための位相コード 法の回路図である。 第9A図は、超共振送信機の回路図である。 第9B図は、超共振受信機の回路図である。 第9C図は、単一インダクタ送信機の回路図である。 第9D図は、単一インダクタ受信機の回路図である。 第10図は、無走査テレビジョンシステムの全体ブロック図である。 第11図は、本発明による伝送システムのブロック図である。 第12図は、第11図の伝送システムの作動の理解を容易にするための波形図 である。 第13図は、帯域幅を減じさせたディジタル伝送のための本発明システムのブ ロック図である。 第14図は、ビット位置ごとに2つのコードを用いた時の受信ビットのAND 組合せを示す図である。 第14A図は、AND論理に対する起こり得る偽の応答を示す図である。 第14B図は、本発明による2次元受信論理を示す図である。 第14C図は、n=16について2進コード化した2次元コーディングを示すグ ラフである。 第14D図は、2進コード化した2次元コーディングのための受信論理を示す 図である。 第14E図は、n=256についての2進コード化した2次元コーディングを示 す表である。 第14F図は、グレイスケールエンコード化法及び他の属性を示す図である。 第15図は、本発明による多次元2進エンコード化システムを示す図である。 第16A図及び第16B図は、2つの型式のスイッチインバータの詳細を示す 回路図である。 第17図は、単一チャネル送信システムのブロック図である。 第18図は、受信機におけるインバータを用いる固定双方向システムを示す回 路図である。 第19図は、本発明の原理に基づいたディジタル記憶システムのブロック図で ある。 第20図は、位相コーディングを用いた周波数並進無走査テレビジョンシステ ムの回路図である。 第21図は、実験装置のブロック図である。 詳細な説明 振幅が等しく各項(メンバ)間の位相差が固定されている正弦波の和は、 であることは周知である。ここで、△φを、ベクトルとして可視化され得るメン バ間の位相差とする。この和は、△φたけシフトした入力を第3A図及び第3B 図に示した入力に加えることにより、送信機への入力から形成することができる 。ここでは、信号入力ej ωtは、各パス(ブランチ)における振幅との和を形成 するものとする。第3A図において、符号1はチャネルフィルタであり、これは 、周波数帯域を受け取り加算器2へ供給する。加算器2の出力は位相シフト装置 3で位相シフトされる。位相シフト装置3は、周波数の関数として位相をシフト する。位相シフト装 置3の出力は、データかタイミングビットである制御信号によりスイッチ4でオ ンオフ制御される。このスイッチ4の出力は、加算器2へ戻され、第3B図にベ クトルが示されているような位相関係で入力に加算される。この図は、ループ内 に時間遅延がないものとして示されている。 ブランチ(パス)の△φが、送信器においてなされたのと同じようにして入力 信号の周波数の関数として得られるものとすると、これらのパスは、その周波数 に従って入来する信号とは関係なく応答することとなる。このようにして、送り 側への入来する信号のグループは第3図の構成によって強められることとなる。 入力信号は、この加算中は実質的に不変である。n=60についての結果的なプ ロットが第4図に示されている。このプロットは、△φ=0について出力はn= 60であるが、π/nよりも大きい△φについては振幅は0に近いことを示して いる。このようにして、互いに2π/nシフトしたこのようなパス位相のグルー プは、基本的には互いに干渉しない。スイッチド位相インバータは、それぞれの 独立位相パスに接続され、情報ビットの制御の下に180度位相シフトを導入する ことにより各パスにおけるビルトアップ信号を制御する。これがなされると、加 算器は減算器となり、パスから信号を除去する。第5図はこのようなビット制御 増分位相信号のための配置を示す図である。 このシステムは、それぞれいくつかのブランチがある送信及び受信場所から成 る。位相シフタ101,101a,101b,...101nが、送信ステーシ ョンブランチのそれぞれに配置されて いる。これらの位相シフト△φ1,△φ2,...△φnのそれぞれは、各別に周 波数と共に変化する。スイッチドインバータ103,103a,103b,.. .103nがまた、各ブランチにある。これらのスイッチは、異なったディジタ ル制御パルスシーケンスを各個のブランチへ供給するコーダ100からの制御信 号に応答する。これらのスイッチは、上述のようにブランチ信号の位相を変換す るか、または単に制御信号に従ってブランチをオンオフさせる。タイミングはク ロック102により制御される。全てのブランチの出力は、加算器200に供給 され、この加算器はまた、フィルタ106からの一連の信号を受ける。この一連 の信号ε1cosω1t,ε2cosω2t,...εncosωntは、ノイズまたは受信機から の戻りパスに発している。 フィルタ114は伝送チャネル帯域幅を示す。送信機プロセスにより選択され た周波数グループは、加算器205に供給される。加算器205は、この入力を 受信機ブランチの出力に加算する。加算器205の出力はブランチの全てに行く 。位相シフタ116,116a,116b,...116nは、位相シフタ10 1,101a,101b,...101nと同様であり、対応する送信機ブラン チの同じ周波数についての対応する位相シフトを提供する。ユニット140,1 40a,...140nは、このブランチにおいての信号の形成を制限する。こ れは、クロック102aにより制御されるだけのビット長期間のためチャネルを 開くことにより成される。ビットは、形成信号がしきい値を越えた時、振幅検出 器130,130a,...130nにより検出される。クロック 102及び102aは同期されなければならない。増幅器115は受信機と送信 機との間の伝送損失を抑制するのに用いられる。 第6図は、4つのパスに能力を使い、1つのパスを抑制した結果を示す。プロ ットでは、抑制したパスが明らかに識別できる。第6図では、n=60について プロットされているが、この結果は、任意のnの値について成立する。このグラ フは、”1”または”0”ビットの存在を決定するためのサンプリング点である 点△φ2π/n,4π/n,ビット/n等を示している。存在するビットのため のこれらのビット値は、グラフの上の部分に示されている。他の全てのビットは 、所定のビットのサンプリング点においてゼロの出力を有する。このことは、こ の方法でコード化された時並列ビットの組合せの任意のサイズnに対してインタ ーシンボル干渉がないことを意味している。 入力は、これらがインバータ作用により抑制されない限り、振幅において係数 nにより増大される。更に、この増大は、クロックによりビット時間間隔nTの サブ時間間隔Tに渡って生じるように制御され、この振幅増大は、第7図に示す ようにビット時間間隔nTに渡って次第に成長する。これは、帯域幅1/nTの 帯域幅フィルタが、再循環システムの出力信号を通すことを意味する。同時に、 受信機の入力は、各ブランチの位相コードに従って、このブランチにおいて別々 に増大され、同一のコードの受信ブランチは、対応する送信ブランチの周波数だ けに応答する。 周波数の関数として位相差△φを生ずる1つの方法は、中心周波数が、パスの 位相シフトが0(ゼロ)の周波数を確立する同調 回路を各ブランチ(パス)に用いることである。ターマン ラジオ エンジニア リング ハンドブック(1943年マグローヒル社発行)の137頁に記載され第8図 に示された一般的な共振特性曲線は、直列共振回路の位相シフトオフ共振は、± 45度にわたって周波数オフ共振△fと直線関係にあるが、振幅変化は3db以内で あることを示している。第4図に示すように、6度だけのシフト(0.1ラジアン )は、n=60について0に振幅を減ずるに充分である。オフ共振周波数差は次の 式で与えられる。 △f=(a/Q)f0 ここで、f0は共振周波数、 Qは共振回路のQ、 aはフラクショナルデチューニングファクターである。6度の位相シフ トのためには、aは0.05であり、Qが50ではフラクショナルデチューニングは、 f0の0.05/50即ち1/1000となる。1/nTが、得られるチャネル帯域幅であると すると、△fは1/n2Tでなければならない。これは、帯域幅1/nT内にn の△fがあるからである。例えば1/nTが500kHzであると、△fは500kHz/ nである。n=60では、△f=500kHz/60=8.33kHzである。前述のようにa= 0.05で、f0=500kHzであると、この間隔は、a(f0/△f)=0.05(500,000 /8,333)=0.05×60=3のQを使って達成され得る。このようにして、非常に低 いQ回路を用いて、60の周波数を500kHzの伝送帯域幅内に分離して、データ伝 送を60倍増大せしめることができる。 であることがわかる。 1ビット幅だけ動かす周波数変化は、次の設定により見い出すことができる。 これはnとは無関係。 単一のインダクタンスを、パスの全てについて用い、1つだけのコンデンサを 各パス(ブランチ)に用い、これにより集積回路の形成を実現することができる 。第9図参照。この第9図においては、詳細なブランチ回路は送信装置側だけに 示されており、第5図の△φボックス及び第5図及び第9図の受信装置に置き換 えられている。共通インダクタンスL(符号10)およびキャパシタ(コンデン サ)C1,C2...Cn(符号11,11a...11n)は各ブランチにおい て各別の共振回路を構成している。コンデンサC1,C2...Cn(符号11, 11a...11n)は各ブランチにおいて各別の位相シフト△φ1,△φ2,. ..△φnを確立する。送信側ブランチへの入力は、第5図に示すような送信装 置の帯域幅制限受け入れチャネルから発している。これらの入力は、異なった周 波数により生じた異なった位相シフトにより各ブランチにより異なったように処 理される。これらの位相シフト出力は、各共振回路の抵抗12,12a,... 12nから 引き出される。受信機のブランチは、同様にして共通チャネル112からの入力 に作用し、各個の位相シフト116,116a...116nに従ってブランチ 検出器130,130a...130nに出力を提供する。結果として検出され た出力は、第6図に示したものと同様であり、各出力は、入力周波数が入力にお いて存在するならば、チャネルの特定の位相シフトに対応する。リミッタ140 ,140a...140nが、システムをループモードで使用する時、帯域振幅 が過剰に大きくなるのを妨げるように用いられる。 受信の別の方法によれば、例えばノイズのような望ましくない入力信号を、1 ビット周期の間固定している定常信号から弁別する利点を有する。受信側から受 けた”1”ビット信号は、ビット持続時間中振幅が大きくなることを、思い出さ れたい。干渉信号N(t)は、そうではない。第9図の受信側加算装置205を 減算器に変えることにより、干渉信号は、n回の繰り返しのそれぞれの後に減算 されるが、送信側からの信号は、”1”ビットが送られた時、繰り返し時間間隔 の始めと終わりの振幅差に等しい定常出力を生じる。検出器130,130a. ..130nは、この出力をしきい値を越えるものとして検出するが、打ち消さ れた干渉信号は検出されない。この作動は、ポスト検出積分を用いることにより 、また、ビット期間の終わりにおいてサンプリングすることにより、検出器13 0,130a...130nに積分または加算能力を与えることによって強めら れる。この方法の利点は、送信側の電力が、高度の圧縮比のために実質的に更に 減少するこ とにある。 送信側は、米国特許第5,029,210号に記載の”協同通信システム”に教示され ているのと同様な方法を用いて第9図に示すような戻りパスを介して受信側に接 続される。これは、送信装置により選択された信号を補強するのに用いられ、雑 音余裕度、受信側と発信側との同期、及び安全の目的に有効である。 上述の加算選択方法は、直角性プロセスの積分に等価な加算があり、結果が特 定の時間におけるプロセスの終わりに得られるので、直角性方法に類似である。 直角性方法は、波形と位相の敏感な検出の乗算を要する。加算プロセスはいかな る乗算も用いず、波形の加算だけに頼り、エネルギ(振幅)検出を用いる。加算 プロセスは所望の入力を増強し、その他の方法ではこのようなことは行わない。 これらの態様は、加算法が、チャネル間の周波数間隔を他の方法よりも減少させ 、伝送能力に大きな改善を果たすことを可能とする。 制御された超共振とは、本発明を記述するのに用いることができる用語であり 、システムに拡張された通信チャネル容量を提供することを可能にする以下の属 性を有する。前述の式 は、所要の周波数チャネル幅が、使用同調回路のQ及び再循環の数に比例して減 少することを示している。この数は、特定のチャネルを制御する情報ビット幅に より支配される有限の時間間隔により決定される。プロセスは各ビット間隔をも って開始し停止す る。この時間間隔が長ければ長いほど、ビット当たりの所要アナログ周波数チャ ネルは狭くなる。 本方法は、例えばAM,FM,PMのような乗算変調法を用いない点で、従来 の情報伝達法とは異なっている。ノイズ信号は、独特の周波数選択増幅及び形成 法により増強される。 再循環は、ビット時間間隔内での可能な再循環の数に正弦を構成するループに おける伝播時間遅延を包含している。そのため、再循環のためのローカルフィー ドバックを用いるのが好適である。これは、ナノ秒の持続時間の倍数の非常に短 い伝播時間となることを許容している。ローカルフードバックは、送信側及び受 信側の両方で行われている。 第9A図は、超共振送信機を示す。これは、2つの増幅段U1及びU2と、ア ナログスイッチとから成り、小振幅信号がコンデンサ1100において入る。し かしながら、好適な作動の方法は、再循環ループにより増強された入力増幅器1 105の固有ノイズを用いることである。ここで、ノイズ信号は広い周波数範囲 に渡って等しい振幅信号で構成されているということを思い出されたい。共振回 路1108,1109の中心周波数に対応する周波数成分だけが、位相0度のシ フト及び最高利得を経験し、この周波数が、ビット時間間隔の終わりにおいて最 大に増強されて選択される。抵抗1101及び1102は、抵抗1104及びフ ィードバック制御増幅器としての増幅器1105と結合して作動し、ブロッキン グコンデンサ1100及び1103を介して受ける信号を加算する。この増幅器 の出力は、カップリングコンデンサ1106を 介して第2の増幅段1110へ送られる。この段での利得は、同調回路1108 及び1109により制御され、この同調回路は、ブロッキングコンデンサ111 1と直列の増幅器1110の両端でシャントされている。同調回路は、抵抗11 07とともに、演算増幅器のフィードバック率が周波数の関数となるようにする 。同調回路の共振周波数は、最高の抵抗と最大の段間利得とを、送信機ユニット のループの最少位相シフトとともに提供している。この段の出力は、カップリン グコンデンサ1112を介してスイッチ1113への入力とされる。スイッチ1 113は、容易に入手できる集積回路チップであるIC4066とすることがで きる。 スイッチ1113は情報ビットの流れによって制御される。1つの”1”ビッ トが伝送されるべき時、制御電圧が4066に印加され、このICが、コンデン サ1112の出力を分割回路1114および1115に接続し、分割回路111 4及び1115の接続点に低電圧を与える。この電圧は、パス中の制御電圧クロ ストークの存在を減ずるように、低いものとされている。この電圧は、伝送ライ ンへの出力電圧として、またコンデンサ1102へのフィードバック電圧として も用いられている。この電圧は、加算増幅器1105への入力において抵抗11 03へ供給されている。これは、制御ビット信号の持続期間中信号を連続的にか つ反復的に加算するようにするループフィードバックシステムを意図している。 情報ビットが”0”であると、制御ビットは1112の出力を設置に接続し、 信号の形成を妨げるフィードバック パスを遮断 し、”0”ビットの持続時間中、0電圧出力を生じさせる。好適な伝送方法では 、ループ利得は、このビット持続時間中の固有ノイズから充分な信号形成が行わ れるように調節される。 受信モード(第9B図)においては、入力信号はコンデンサ1100の入力に 与えられ、ループの利得は、固有ノイズよりも大きい振幅の信号を要求するよう に低めに調節される。スイッチ4066へ与えられた制御信号は、”1”ビット 間隔に等しい”オン”持続時間と、ビット間隔に等しい”オフ”持続時間とを有 する。この方法は、長い持続時間の信号に対して過度の形成を妨げるのに用いら れる。この方法は、各チャネルに用いられる同一共振周波数に同調させた2つの 受信装置を必要とする。第2の受信機におけるオン時間の制御信号は、第1の受 信機のオフ時間中に生ずる。第1の受信機がオフの時(第9B図)、オンへの切 替が生ずる。このようにして、全ての信号が受信される。 別の方法では、制御信号が、規定した数の”1”ビットの出現後、自動的に切 り換えられ、受信機制御プロトコルが、同じ規定された数の1ビットについてオ ンに止まるように変わり、任意のオフ期間中自動的にオフに切り換えられるが、 制御信号は、”1”ビットととして応答することを必要とする。 第9C図及び第9D図は、多チャネル(ビット)システムの経済的な実施例を 示す。このシステムは、多数の共振チャネルを備えた共通インダクタンス回路を 用いている。インダクタの数を最小限とすることは、インダクタは共振回路網の 中で最も高価な構成要素であるので、好ましいことである。 送信機は第9C図に示されている。共通の演算増幅器315は、多数のチャネ ルからのフィードバック信号の全てのための加算増幅器として用いられ、これら のフィードバック信号は、カップリングコンデンサ310−1ないし310−n 及び入力抵抗311−1ないし311−mを介してこの加算増幅器に入力される 。抵抗314は、或る周波数帯域のための集積回路741である演算増幅器の利 得を設定する。加算増幅器315は、カップリングコンデンサ316を介して共 通インダクタ317へ信号を与える。このインダクタは、nチャネルの全てに信 号を与える。コンデンサ318−1ないし318−nは、チャネルのそれぞれに ついて異なった周波数でインダクタ317と共振し、演算増幅器320−1ない し320−nへ入力インピーダンス(コンダクタ317とともに)を提供する。 抵抗319−1ないし319−nは、直列共振回路317及び318−1ないし 318−nと共に各増幅器の利得を設定する。各演算増幅器は、電圧コンデンサ 322−1ないし322−n及び電圧分割器324−1ないし324−nを介し てスイッチ323−1ないし323−nに給電する。 スイッチ323−1ないし323−nは、情報ビット電圧によって独立に制御 され、”1”ビットがある時、所定のチャネルへ得られるようにフィードバック されることを許容し、ゼロビットのために接地に接続する。超共振であるが故に 、信号は、ループを巡る多数回の反復の後、固有のノイズから大きな信号に発展 する。フィードバックは、例えばスイッチ323−xが加算増幅器315に接続 された時に生ずる。これらのチャネルが、1つの”1” ビットがこれらのチャネルをチャネル同調回路を介してのフィードバックを有す ることを可能とするように形成される。チャネル間には相互作用はない。 同様に、受信機は、多数のチャネルに役立つ1つのインダクタを用いている。 各チャネルは、それ自体の周波数決定コンデンサを有している。これは、第9D 図に示されている。ここでは、交互のビット時間間隔で作動する各別の受信機が 用意されている。受信機は、受信機プロセスが、長い”1”ビットシーケンスに おいて過度の振幅を形成することから妨げるのに、一定の時間を要することは、 既に述べている。コンデンサ352を介する伝送系から信号を受け取り、この信 号を入力抵抗353に供給することにより加算演算増幅器355への入力とする 。回路355の利得は抵抗353及び354の比により制御される。 多数のチャネルのフィードバック信号の全てはまた、カップリングコンデンサ 351−1ないし351−n及び350a−1ないし350a−nを介して増幅 器355に入力する。これらのコンデンサは、抵抗351−n及び351a−1 ないし351a−nを介して入力抵抗351−1に給電する。増幅器355はイ ンダクタ357に給電する。 インダクタ357は、コンデンサ358−1ないし358−n及び358a− 1ないし358a−nを介してチャネル(ブランチ)入力コンデンサのそれぞれ と直列共振し、このブランチの共振周波数を決定する。増幅器360−1... 360−n及び360−1...360a−nは、各入力コンデンサから信号を 受 け、基本的に特定チャネルの共振周波数に対応する周波数の信号を選択的に移送 する。所定のチャネルの活性化は、スイッチ362−xまたは362a−xによ り制御される。スイッチ362−1ないし362−n及び362a−1ないし3 62a−nは、ビット率で作動するタイミング信号により制御される。これらの 制御362−1ないし362−n、T1は、スイッチ362a−1ないし362 a−nについて制御信号T2とは位相が異なっている。コンデンサ361−1な いし361−n及び361a−1ないし361a−nは、電圧分割器363−1 ないし363−n及び363a−1ないし363a−nを介して各スイッチに接 続されるカップリングコンデンサである。電圧分割器の目的は、信号パスとのタ イミング制御信号のクロストークを減少させることである。 電圧分割器の出力は、加算増幅器のフィードバック入力を提供して、所定のチ ャネルの共振周波数に整合する信号の相互作用形成を生じさせる。 電圧分割器の出力はまた、信号の存在を検出するのに用いられ、コンデンサ3 65を介して検出器365及びしきい値ユニット366へ送られ、特定の共振の 信号が発生すると必ずビットを報告する。 それ故、本発明は、協同通信システムを包含し、このシステムは、コードによ り指示された任意の”1”ビットを、各ピクセルのためのデコーダを備えた他所 へ伝送することを可能とする。異なったピクセルから受信機側の幾何配置的に対 応するピクセルへ のコードの伝送は同時的になされ、対応するピクセルだけに応答する。この伝送 システムは、米国特許第5,029,210号記載の協同通信システムの要素を使用する ものである。 このようにして、rをシーンサンプルを変えるのに要求される比率とする時、 n素子ピクチャを得るためには、伝送チャネルの数は、rnではなく、rでよい こととなる。毎秒r=30シーンであると、従来の伝送率は、毎秒30×1,000,000 =30,000,000パルス(ピクセル位置ごとに1パルス)となり、これに対してこの 新規な方法では、本発明の全部の態様が用いられるとすれば、伝送率は毎秒30パ ルスとなる。本発明においては、送信機電力は、ピクセル(ビット)の数に直線 的に比例してだけ増加する。これに対して、従来公知の並列伝送法の場合には指 数関数的に増大する。このスケールにおいて圧縮を達成する制限は、例えば第9 A図及び第9B図に示したシステムにおいて用いられたコンデンサの許容誤差を 達成するような実際的な考慮によって課せられる。第4図及び第6図に示された 結果は、本発明によって顕著な同時伝送が達成できることを示している。この方 法は、伝送帯域幅を増大するコストにおいて究極の場合よりも小さい圧縮比で有 用である。即ち、システムは、例えば60Hzのような狭い帯域幅に圧縮しないで も、まだ有用なのである。 他のピクセルと共通の伝送チャネルを用いる各ピクセルは、第10図に示した 通信システムに接続される。この通信システムは、新規な送信及び受信装置を包 含している。エネルギの伝送は、受信端末におけるインバータの状態に依存する 。この装置は、各受 信ピクセルが、対応するコードを有する伝送ピクセルだけに応答する。もしもこ れらの長さnのn個のコードが例えば本手段により同時に伝送されるとしたら、 n×(1/t)の共通チャネル帯域幅が必要とされる。ここで、tはシーンにお ける情報の変化により必要とされる時間であり、帯域幅の節減とはならない。し かしながら、最も意義あることに、本発明は、帯域幅の要求を1/tに減少させ る方法を提供するのである。 各送信機ビット位置は(ピクセル)、共通対の伝送パスを介して送信機内の対 応ビット位置にリンクしてあり、エネルギを、送信点から受信点へ、受信点から 送信位置へと通過することを許容している。 エネルギ形成は、コードが対応していない時はいつも抑制される。受信機にお ける各個のビット位置は、各個に、送信機における対応ビット位置の対応コード の存在を検出する。(前述するように、ビット位置は、TVカメラのシーンにお ける照明点、及び受信機におけるTVスクリーンの各個の光発生点に接続される 。しかしながら、一般に、これらのビット位置は、シフトレジスタに記憶された ディジット位置または他のアクセス可能なビット記憶位置とする。)エネルギは 、受信及び送信コードが一致しないことを検出されると十分に形成されず、この ため相補的にのみに、受信ビット位置は対応する送信ビット位置を検出する。 送信機から受信機へ、及び受信機から送信機へと流れる共通チャネル伝送リン クのエネルギ振幅は、同時に付勢されるピクセル(または”1”ビットを登録す るビット位置)の数に伴って増加 する。しかし、帯域幅は固定のままで、狭い帯域フィルタにより制御される。 受信ビット位置は、対応する送信ビット位置が1つのビットを積極的に送信し ないならば、ビット”1”を登録しない。他の送信ビットは、共通伝送リンクに エネルギ電圧を存在させず、不活性ピクセル位置を付勢しない。これは、前述の ブランチコードの作動のためである。このようにして、ビット位置中の干渉が解 消される。 本発明の伝送システムは半二重で作動するが、第9図及び第10図に示される 戻りチャネルの使用は、このシステムの雑音余裕度を改善する。第4図及び第6 図の信号は、例えば帯域限定ホワイトノイズのような均一の帯域の信号入力によ り発生される。しかしながら、米国特許第5,029,210号に教示されるような再生 ループフィードバックは、第6図のスペクトル出力を直線スペクトルに変える。 この効果は、各受信機ブランチにリミタを設け、ループ利得を1(unity)より も大きくすることにより助成される。この方法は、最強の信号を発生させ、再循 環回路により発生させられる弱い信号を禁止する。これは、所望信号に対してノ イズを抑制し、このようにして送信電力及びエラー率を著しく減少し、同時にビ ット周波数位置間の間隔を更に近づけて帯域幅圧縮を改善する。 従って、本発明は、同時に得られる情報の集合を、狭い帯域幅のチャネルを通 して送信することができる。この帯域幅は、送信ビットの集合全体の時間変化率 によってのみ決定される。TVま たは動きのあるビデオの場合には、この変化率はシーン中の動きによって決定さ れる。各個のビット位置に変化だけを送ることは、この集合中の同時伝送ビット の数を減らす。この効果は、伝送率及び帯域幅を更に減らすのに利用されよう。 帯域幅要求の減少はまた、信号がノイズと競合する所では、伝送電力要求を帯 域幅に比例して減少させる。この電力減少は著しいものがある。 第10図において、符号5は、シーン材料7の伝送のための本発明の送信装置 を示している。また、符号6は、伝送された情報を受信スクリーンのために利用 できる情報に変換する本発明の受信装置を示している。シーン7は、行及び列の 形に整列した各個のピクセルから成る。これらのピクセルは、光線感受性を有し 、特定の色に感じるものでもよい。各ピクセルは、ライン10ないし1N及び2 0ないし2Nを介して送信装置へ各個に関連づけられている。自由選択的には、 各ピクセルは、2つの接続ラインを介して送信装置5へ接続することができる。 このようにして、各ピクセルは、後に詳述するようにライン10及び2Nにより 接続される。ピクセルごとに2つの接続を用いることは、伝送システムに用いな ければならない各個のコードの数を大きく節減する結果となる。接続10ないし 2Nは、例えば第11図に符号100及び107により示す、送信装置のビット 発生器に各個に接続されている。送信装置は、伝送リンク112を介して受信装 置に接続されている。戻りリンク113も用いられている。これらのリンクは、 帯域幅が非常に狭いことを要する。受信装置は、例えば 第11図に符号119及び123により示すビット受信機を介してスクリーンに 接続されている。スクリーンは各個の光点から成る。各個のピクセルの照度値は 、ビット受信機により決定される。各ピクセルは各個にライン30ないし4Nを 介して接続されるが、ピクセルごとに2つの接続、即ち1つの列接続及び1つの 行接続を用いるのが好適である。行接続は30ないし3Nであり、列接続は40 ないし4Nである。このようにして、特定のピクセルの照明が、伝送ライン10 及び20に対応するライン30及び40により決定される。特定のピクセルの照 度は、ライン30及び40の出力を論理的に加えるAND回路の使用により支配 される。 シーン7からシーン8へのイメージの伝送を果たすための伝送システムの理解 は、伝送システムの詳細を示す第11図を参照することを必要とする。送信装置 の各ピクセルは、第11図に符号100により示すようなビット発生器に接続さ れている。このようにして、このシステムは、ディジタル情報即ち2進数の形の 情報を伝送するのに特に有用である。ピクセルがディジタル型式でない場合には 、これらのピクセル値を2進値型式に変換することが必要である。このための1 つの手段は、ビットプレーンの形でグルイスケール情報を送ることであろう。ビ ットプレーンは、共通値または意義レベルのビットを包含するシーンである。従 って、グルイスケールは4ビットを必要とし、各別に及び連続的に、一度に1つ のビットプレーンを伝送することができる。これは、帯域幅を4の倍数として増 加させる。例えば30から120herzに増加させる。 ビット発生器100は、ビットがXORユニット109aにある時これらのビ ットを送信する。クロック201は、XORユニット109aにあるこの信号を 、出力と混合し、スイッチドインバータ103を制御する。インバータ103の 作用は、これが一方の位置から他方の位置に切り替わった時位相の逆転(180度 のシフト)を与えることである。インバータ103は、これらの2つの作動位置 しか持たない。この位相反転は、米国特許第5,029,210号に記載されているよう に、1つの増幅段を入れたり除いたりするスイッチングにより与えられる。 スイッチドインバータ103は、このインバータ103、コーダ101、結合 器203、加算器200及びスプリッタ204により構成されるループ内で作動 する。コーダ101は直列共振回路から成り、ビット間隔ごとにnの時間間隔の それぞれに増分位相シフトを提供する。クロック201は、スイッチドインバー タ103を制御し、スイッチドインバータ103は、ループを制御して、ビット 時間間隔ごとにn回の再循環が起こるようにする。nは圧縮比に依存し、圧縮比 は、すべてのピクセルが同時に送信されるとすると、おそらくは1,000,000のよ うな高いものとなり、最小限の帯域幅を達成することとなろう。 もう1つのピクセルは、適宜照明され活性化されると、ビット発生器107を 付勢する。このチャネルの作動は、ビット発生器100に接続されたチャネルの 作動と全く同様であるが、コーダ108は、コーダ101とは異なった増分位相 シフトを有し、デコーダ117に収容されているコードに対応する。活性化され た ビット発生器が、XORユニット109b内のクロック202を混合する。XO Rユニット109bは、スイッチドインバータ110を制御する。これは、コー ダ108、スイッチドインバータ110、結合器203、加算器200及びスプ リッタ204を包含するループの一部を構成している。結合器、スプリッタ及び 加算器はリニアオペレータである。 結合器203の出力はホワード伝送リンク112に供給され、ホワード伝送リ ンク112は、2つだけを図示している送信側(送信機)の全てのブランチの和 を伝送する。結合器はまた、加算器200へのフィードバックパスに給電し、前 述(第3B図)したように送信側の増分作動を可能とする。フィルタ114は、 全ての送信側信号が通らなければならない狭い帯域幅のチャネルである。受信ユ ニット6では、デコーダ116は、コーダ101と同じ増分位相シフトを有し、 デコーダ117は、コーダ108に対応する増分位相シフトを有する。これらの 異なった増分位相シフトは、ブランチコードを構成し、このブランチコードは、 時間間隔nTにおける特定のサンプリング時間において受信機側の伝送ビットを 分離するのに用いられる。この検出は、例えばビット受信機119及び123に おいて成される。デコーダ116、結合器206、加算器205及びスプリッタ 208は、コード101にだけ応答するループを形成する。デコーダ117を包 含するロープは、コード108だけに応答する。ループは、第5図に関連して前 述した送信機ループと同様に機能する。 受信機結合器206の出力は、リンク113を介して送信側に フィードバックされ、送信側への入力である信号124を補強する。これによる 利益は、既に前述した。そうしなければ、システムは、送信側入力からの帯域制 限ノイズにより、または同期されたcw信号により作動させられよう。 このことは、第11図に2つが示されているピクセルの任意のものの作動が、 1つの共通伝送パスを使用し、シーン(またはビット集合)要求の変化により基 本的に決定される同じ狭い帯域幅を正に要することを意味する。もしこれが、場 面の維持よりも頻繁でなく変化するピクセルの変化だけを送るものであるならば 、伝送リンク112及び113の帯域幅を更に狭めることが可能である。これは 、ビット発生器を変更し、変化伝送機能を与えることを必要とする。ビット受信 機の変更は、変化が受信された時ピクセル値を変更することを必要とする。 第12図は、第11図に示した伝送システムの作動を説明するのに用いられる 。第12図の列1は伝送されるビット値が”1”であるか”0”であるかを示す 。列2は、任意に選んだピクセル位置の数を示す。列3は伝送コードを、列4は 伝送ビット波形を示す。列5は、伝送スイッチドインバータの結果的な状態、す なわち反転(”1”)状態か、非反転(”0”)状態かを示す。反転状態の時に は、山が示されており(伝送不能)、非反転状態では山が示されていない(伝送 可能)。列6は、伝送リンク112(第11図)における伝送波形を示す。列7 は、受信機の対応ブランチの検出器における受信波形を示す。列8は、ビット波 形の受信(”1”)または非受信(”0”)を示す。非受信はゼロ エネルギを示す直線により示されている。ここで、実際のビット受信は、受信波 形がしきい値に達した時に生ずることを注意されたい。最後に、列9は、第11 図のフィードバック伝送ライン113の状態を示す。 行1は、ピクセル1からの伝送を表す。この場合、ピクセル1は、列3に示さ れたような入力周波数f1に応答して異なった位相シフト△φ1の伝送コードを有 し、第11図の送信スイッチドインバータ(符号103)を非判定(0度位相シ フト)状態とさせる。第11図の対応受信ピクセル位置は、列7に示されたデコ ーダ116の対応コードを有し、ビット受信機119は、列8に示されたような ”1”ビットの受信を表す振幅を受ける。伝送チャネルには、列6に示されてい るような波形と周波数の振幅信号がある。 ピクセル2は、ピクセル1に用いられたものとは異なった位相シフト△φ2の 異なったコードを有し、入力周波数f2に応答する。列2に示すように、スイッ チドインバータ110を0度に設定することにより伝送される”1”ビットは、 列3のコードとともに、列6の伝送パターンを生ずる。これは、列7の受信パタ ーン中に、1つの”1”ビットを、列8に示されるようなピクセル2に存在させ ることを結果する。列6に示されたような伝送リンクに振幅信号がある。ピクセ ル1及び2が両方とも活性状態であるならば、伝送ラインの振幅は、これら2つ のピクセルの電力の和に上昇する。 行3及び4は、”0”ビットがピクセル1及び2から送られて きた時の作動を示す。列3に示された伝送コードは前述と同じである。両ブラン チの伝送ビットは、スイッチドインバータを反転位相(180度位相シフトを加え る)とし、これにより、送信側ループにおける信号の取り消しを生じさせる。こ れは、伝送に振幅がなく(列6)、”0”ビットが列7及び8に示されたように 受信されていることを結果する。 行5及び6は、ピクセルが異なったビットを送る場合を示す。それぞれの受信 ピクセルは、その対応ピクセル値を受け取るが、伝送ラインの振幅は、1つの能 動状態のピクセルにより生じられる値にのみ上昇する。ここで、ピクセル1の受 信ビットレベルは、伝送ラインの振幅の存在にもかかわらず、伝送レベルに対応 してゼロであることに注意されたい。これは、周波数f2に応答しない受信機デ コーダ106の作用の結果であり、周波数f1は、インバータ103により導入 された位相反転(列5)故に、伝送されない。この受信ビットレベルは、ビット 時間間隔の終わりにゼロとなる。 行7ないし10は、ピクセルのグループの作動を示す。この場合、3つの送信 ”1”と1つの送信”0”がある。これはまた、第6図に示す場合である。この 場合は、エネルギを送る多数の”1”の存在にもかかわらず”0”が受信される ことを示すので重要である。各ピクセルのためのコードは、異なった位相シフト △φiであり、これは特定の入力周波数fiだけに応答し、位相インバータの導入 により”0”ビットの場合に禁止する(列5、行8)。”1”は僅かに異なる周 波数の波形により伝送され、こ の周波数の波形は、ビット時間間隔の間に次第に大きくなり、正しい受信ピクセ ルブランチでデコードされ(列7)、”0”ビットに影響を及ぼすことなく、” 1”ビットを供給する。伝送チャネルの電力は活性状態のビットの和である。 無走査TVシステムの具体化に用いられる伝送システムは、所定の情報率のた めのディジタル伝送システムの帯域幅要求を減少させるのに用いることができる 。この場合、第13図に示すように、TVシステムはバッファ51及び52に置 き換えられる。バッファ51は、伝送ライン50から直列ディジタル伝送情報を 受け、バッファ51は直列伝送ライン53に情報を供給する。バッファ51は、 並列情報を伝送装置1に供給する。並列情報ビットは、スイッチドインバータへ 入力を提供するビット発生器へ送られる前述のピクセルと同じである。n個の並 列ビットは、共通チャネル112及び113を介して受信装置2へ伝送され、受 信装置は、t秒ごとにバッファ52へ並列ビット位置の受信信号を運ぶ。 このバッファはローカルクロックにより直列的に読み出される。このバッファ は、中間記憶領域を包含し、これにより、新たなデータを受けながら、その前の t秒間の終わりに受信したデータを記録する。 この過程は、伝送ライン112,113のビット率を、ライン50及び53の ビット率の1/nとすることを可能とする。ここで、nはバッファした並列ビッ ト位置の数とする。このようにして、当初のラインのデータ率を100,000ビット とし、nを100とすると、伝送ライン112及び113の有効ビット率は毎秒 1,000ビットとなる。従って、ディジタル音声を、狭い帯域幅の音声周波数チャ ネルで容易に伝送することができる。1,544MBPSで作動するT−1チャネル はまた、n=1500とする時、狭帯域幅の音声周波数ラインを介して作動させるこ とができる。 第13図に示すようなディジタル伝送用の記憶バッファは、同じ装置で音声及 びビデオの結合された信号を送るのに用いることができる。ビデオがC=2,000 コードを要するとすると、音声用にはb=2の付加的なコードを加えればよい。 毎秒100,000ビットの割合のディジタル音声がビデオに伴うならば、画像供給率 は毎秒100フレームで、1,000ビットの音声が、ビデオに使われる2,000コードに 対してC=2(1,000)1/2=66付加コードの使用により、フレームごとに同時に 伝送することができる。 伝送リンク112及び113には、非常に僅かな制約しかない。共通チャネル 伝送周波は、送信側で発振周波と混合され任意好適な周波数に変換され、受信端 において元に戻されて信号とすることができる。伝送リンク112及び113は 同じように取り扱うことができる。混合発振は、アドレス選択のために用いるこ とができる。有線または無線の両方の装置を用いることができる。 このシステムはまた、レトロディレクティブ発振ループに直接に作用して、伝 送容量を増加させるとともに、米国特許第5,757,335号に教示されるような自動 指向性を与えることができる。 ピクセルは、文字どおり画素である。これは、シーンまたはイメージを定める 配列中の位置を表す。このような位置において、 例えばグルイスケール(照度)、色合い及び色相のような変化情報がある。この 情報は、変化する数のビットを必要とし、その結果一般にビットの総数はピクセ ル位置の数の倍数となる。 多数のビットがピクセルに配置されている時はいつでも、このピクセルは、1 つのビットをそれぞれ包含する多数の要素ピクセルにより置き換えられる。これ は、伝送する並列ビットの数の乗算を意味し、与えられた所定の帯域幅のための 圧縮の要求が大きくなるだけであるゆえに、圧縮伝送システムにより容易に取り 扱うことができる。例えば、もしもピクセルが12ビットの照度、色合い、色相の 情報を提供すると、500×500即ち250,000ピクセル位置があり、従って、12×250 ,000=3,000,000ビットが、1/30秒ごとにシーンを全部描くのに必要である。こ れは、伝送要求として毎秒90,000ビットとなる。本発明圧縮システムでは、この 3,000,000要素ピクセルを、1/30秒ごとに1つのチャネル内へ圧縮することが要 求される。受信機は、最終ピクセル照度、色合い及び色相を再構成し、これらの 要素ピクセルから正しいピクセル位置(ビット)を再構成する論理を備えている 。 コードの数がピクセル(または送ろうとする並列ビット)の数に等しいとする と、伝送リンクは各ピクセルを別々に移送する。これは、n個の独立の可制御パ スがあるからである。nピクセル(またはnビットの蓄積)の所定のシーン(ま たは集合)に要するコードの数は、ソースに依存する、起こり得るプロセスエラ ーの犠牲の下に、ピクセル当たりの多数のコードの使用により減少される。 2次元の場合には、2つのコードCx及びCyによりそれぞれのピクセル位置を 定める。これらのコードは、それぞれx及びyの座標にそれぞれ対応する。従っ て、Cx及びCyコードは、方形のイメージではそれぞれ√nであり、n=106 では、1000Cx及びCyコードとなる。 各受信ピクセルは、第14図に示されるようなAND論理を備えていなければ ならない。このAND回路は、x 30,31及びy 40,41コード、例えば Cx1及びCy1を受け取らなければならない。しかしながら、もしも2つが同時に 伝送されている途中であると、偽の受信ピクセルを発生する可能性がある。 第14A図において、ピクセルIi及びIjが同時に伝送されると仮定する。Ii のためのコードはCxny1であり、IjのためのコードはCx1ynである。これ らのコードの一部、即ちCx1及びCy1は、ピクセルI1を活性状態とする。これ は、このピクセルが、これらのコードを受けて適当なAND回路を作用させるか らである。 このような偽の応答は、独特の識別コードInを加えることによりなくされる 。n=106では、Inコードの長さは20ビットである。Cx及びCyコードごとに20 ビットを送ることにより、偽の応答はなくなる。このn=106を行うのに必要な コードの総数は、 Cxn=1000x20=20000 Cyn=1000x20=20000 40000 である。 これらの40000コードビットは、シーンにおける1,000,000ピクセルの位置を表 す。これは、n=106に対して25のコード圧縮を表す。同じような計算によりn =108のための圧縮比は約200となる。 伝送されたピクセルI1は、Cx11及びCy11を付勢する。このピクセルI1 は、展開型式でI11,I12,I13...I1nである。これは、識別コードのビッ トシーケンスを表す。このコードの長さは、b=log2nである。送信機は、この シーケンスのビットのそれぞれを、Cx1及びCy1コードとAND論理積とする。 ピクセル1の伝送に用いられているのは、Cx1及びI11,Cx1及びI12,Cx1及 びI13...Cx1及びI1n、更にCy1及びI11、Cy1及びI12、Cy1及びI13. ..Cy1及びI1nである。これらがAND機能を表している。各別の送信コード が、これらの構成要素のそれぞれのために必要である。n個のピクセルのそれぞ れは同様に処理される。結果として得られる40,000個のコードのそれぞれが、40 ,000”チップ”の長さを必要とする。各ピクセルを各別に送り、ディメンジョナ ルコーディングを用いないと、1,000,000チップから大きなコード長さの減少が 得られる。 第14B図は、所定のピクセルを受けるに用いられる論理構造を示す。多重A ND回路が受信ピクセルI1位置で構成されている。AND回路402,403 ...404は、第14B図に示すようなピクセル1のためにCx及びI1,Cy 及びI1ビットを AND論理積することにより、識別コードI1=I11,I12lb(ここでb=log2 n)を導くのに用いられる。これらのビットは、第10図及び第11図に示さ れるようなコード化ループ信号により受信機へ運ばれる。これらのAND回路は 、受信しようとする特定のピクセルのためのビット出力へだけ接続されている。 bx入力とby入力(n=106に対してb=20)があり、これらからb識別コー ドI11,...I1bが導かれる。比較器405は、b入力が全て”1”である時 だけ、出力を与える。ピクセル1は、独特なセットのコードが受けられた時に活 性化されるだけである。 伝送に用いられたコードの数及び長さは、各ピクセルのx及びyコードを2進 数にコード化することにより、更に減少させることができる。第14B図に示さ れた従来法とは対称的にピクセル位置は2進コードグループにより表される。各 ビットは各別のループにより運ばれる。いくつかのビットが同時に送られるので 、より少ないコードが要求される。この方法は、b=log2n Cxコード及びb= log2n Cyコードを要求し、これにより、受信機が、活性ピクセルの受信を示す ”1”ビットの正しい一致を受信する(”0”ビットはこのシステムを作動させ ない)2進数のビットのそれぞれは、前述のように識別ビットとAND論理積さ れなければならない。 このようにして、例えばn=16の時、第14C図の位置1は、Cx1y1x3y3 により表される。 位置5は Cx1y1x3y4 位置9は Cx1y2x3y3 位置13は Cx1y2x3y4 その他である。これらの位置のための識別コードは、 位置1は I11121314 位置2は I21222324 位置3は I31323334 位置4は I41424344 その他である。n=16におけるピクセル位置のための全コードは、例えば Cx1及びI11,Cx1及びI12,Cx1及びI13、Cx1及びI14, Cy1及びI11,Cy1及びI12,Cy1及びI13,Cy1及びI14, Cx3及びI12,Cx3及びI12,Cx3及びI13,Cx3及びI14, Cy3及びI11,Cy3及びI12,Cy3及びI13,Cy3及びI14 である。 位置1では、識別ビット I=I11....I14は0001である。従って、 このコードの2進表現は、 Cx1及びI Cy1及びI Cx2及びI Cy2及びI 0001 0001 0000 0000 Cx3及びI Cy3及びI Cx4及びI Cy4及びI 0001 0001 0000 0000 である。これは、Cx1及びCy1,Cx3及びCy3が”1”[現在(プレゼント)] で、Cx2及びCy2,Cx4及びCy4が0であるからである。この場合の全コード長 さは32である。 受信機が、送信されたピクセルに独特に応答する方法は、第1 4D図に示されている。各ピクセル位置は多数のAND回路を有し、これらのA ND回路は、正に正しい信号の組合せだけを許容して、これを付勢する。第14 D図は、典型的なピクセル1の場合を示す。AND回路410,411,412 ,413,414,415は、Cx及びI、Cy及びIコードから識別ビットを導 く。b個の”Cx1及びI”及びb個の”Cy1及びI”コードは、b個の識別コー ドI11....I1bを生ずる。比較器416は、この識別コードが受けられた時 、出力”1”を与える。比較器417は、Cx3及びI、Cy3及びIのための同じ ものである。比較器418は、Cxb-1及びCyb-1構成成分のためのb個の識別ビ ットI11....I1bを導く。全てのピクセルでは、b2個のCx及びI入力ビッ ト及びb2個のCy及びI入力ビットがある。第14B図の回路論理は、ピクセル 1のために識別されたビット以外のどんな他のビットのセットをも無視する。そ れ故、多数のピクセルがこのコードと同時に伝送される。入力ビットのほとんど 半分だけが、どれか1つのピクセルに接続される。これは、ピクセル1のための 最も高いレベルの位置ビットが、Cxbでなく、Cxb-lである理由である。ピクセ ル当たりのAND回路の最大数はb2/2である。実際には、大抵のI コードの 中の”1”の数は非常に少ないので、大抵のピクセルになされる接続の数は非常 に少ない。例えば、ピクセル1,2,4,8,16では、Iコードは1つの”1 ”を包含するだけであり、わずかb/2のANDユニットがこれらに要するだけ である。従って、最大数のほんの一部分だけが平均に要することになる。比較器 の数はb/2で ある。正しい入力を受ける時ピクセル出力を与える最終AND回路419は、b /2の入力を必要とする。これらの回路は、集積回路技術により容易に製作する ことができる。 コードを減らしデータ蓄積に有用な情報圧縮を与えるこの論理の有効性は、n が大きな値となる時、例えばn>256の時に更に明らかとなる。 第14E図は、この場合のコーディングを示す。要する識別ビットは、8ビッ ト長のものである。8つのCx及び8つのCyビットが、256ビットを表すのに全 部で8×8+8×8=128必要である。 この方法をnピクセルに及ぼすには、 (log2n)2x及びI コード及び (log2n)2y及びI コードまたは全部で 2(log2n)2 C及びI コード を必要とする。ここで、log2n=bである。n=106または220では、b=20及 び所要コード数2×20×20=800である。n=108または224では、コード数は2 ×24×24=1152である。データ圧縮比は各々106/800=1250及び108/1152=86, 806である。ここで、多次元法のこのような圧縮比の全ては、ソースに依存する エラーの犠牲の下で達成されるということに注意されたい。 コードワードはまた、グレイスケール、色および所定のピクセル位置のその他 の属性の特定を包含するように拡張することができる。これは、ピクセル入力に 付加的な識別コードを与えて、1 つのピクセルが3つ、4つまたはそれ以上の識別コードへのアクセスを有するよ うにすることにより成される。グレイトーンまたはスケールは、8,16あるい はそれ以上のレベルを表す3つまたはそれ以上のビットにより表すことができる 。(このやり方は他の属性についても同様である。)グルイスケールビットのそ れぞれは、第14F図に示されるような各別のIDコードを制御する。ピクセル 1では、グルイスケールビット430,431,432が、IコードI1a,I1b 及びI1c(各々433a,b,c)の送り出しを制御する。同様に、ピクセル2 では、ビット434,435及び436がI2a,I2b及びI2c(各々437a, b,c)を制御する。 デコーダでは、コードシーケンス455のCxb及びI,Cyb及びIが、通常の ようにデコードされる。しかしながら、ピクセルの付加的なビットは、別にデコ ードされる。即ち、ピクセル1では別の出力が、438,439及び440にお いてI1a,I1b及びI1cについて得られ、ピクセル2では別の出力が、441, 442および443においてI2a,I2b及びI2cについて得られる。ピクセル1 のための3つの出力は、アナログディジタルコンバータ(D/A変換器)444 へ提供される。D/A変換器444は、ピクセル1のためにグレイスケール出力 を生しる。D/A変換器445は、各別の出力441,442及び443を使っ て、ピクセル2のためのグレイスケール出力を提供する。 グルイトーンまたは属性のこのコーディング方法は、ファクターgによりエン コード化される”バーチャル”ピクセルの総数を 増加させる。従って、 n=pg の関係が成立する。ここで、pはピクセル位置の数、 gはグルイトーン(または属性)ビットの数、 nはエンコード化するビットの総数である。 これは、ビット長b=log2nを、実際の数のピクセルについて要する長さより も長いものとすることとなる。コードCは長くなるが、圧縮は、圧縮比が n/2(log2n)2 なので、大きくなる。 他の方法としては、一度に1フレームだけグルイトーンを送ることである。こ の方法では、帯域幅は増加し、圧縮比は改善されない。 第15図において、多次元作動伝送コードは、各ピクセルの2進表示の要求に 従っていくつかのピクセルにより用いられている。第15図に示すように、ピク セルはまず、各活性入力について識別コーダ450,451,...453を活 性化する。これらのIコードは、b=log2n並列(同時)ビットであり、接続マ トリックス454へ供給される。各個の”I”ビットは、接続マトリックスにお いていくつかの出力ビットを活性化する。この接続マトリックスの出力は、コー ド455として示されている。このコードは、Cx1及びI,Cy1及びI,Cx2及 びI,Cy2及びI...Cxb及びI,Cyb及びIを包含する。この複合コードは 、入力ピクセルの1つ、または多く、または全てを表す。所定の送信コー ドビットは、いくつかのピクセルにより活性化される。2b2の送信コードの総 数は、全てのまたはいくつかのピクセルが同時に送信されるか否かにかかわらず 、ピクセルの全てを伝送するに充分なコードを提供する。これは、各ピクセル位 置が、特定のピクセル位置へ与えるこれらの多グループのコード(ビット)だけ に応答するように独特にマスクされるからである。 2次元コーディングに従来用いられているシステムは、3次元(またはもっと 多次元)に拡張することができる。空間的3次元は、単にCx及びI、Cy及びI コードの代わりに、Cx及びI、Cy及びI、Cz及びIコードにより表される。 Iコードの数は、ピクセルの全数nにより決定されるが、例えば立体内の点のよ うな3次元の点がある。ピクセル1のような典型的なピクセルのためのコードの 数は Cx1及びI11,Cx1及びI12.....Cx1及びI1b y1及びI11,Cy1及びI12.....Cy1及びI1bz1及びI11,Cz1及びI12.....Cz1及びI1b x2及びI11,Cx1及びI12.....Cx2及びI1b y2及びI11,Cy1及びI12.....Cy2及びI1b z2及びI11,Cz1及びI12.....Cz2及びI1b ........................... Cxd-1及びI11,Cxd-1及びI12.....Cxd-1及びI1b yd-1及びI11,Cyd-1及びI12.....Cyd-1及びI1b zd-1及びI11,Czd-1及びI12.....Czd-1及びI1b である。ここで、前述のようにb=log2n、d=log22、及 びmは1次元当たりのピクセルの数である。従って、m2は、立体の面当たりの ピクセルの数である。コーディングは、dセットの構成要素について成されるが 、ピクセル1は奇数であり、奇数のピクセルに対する最高のコードはCyd-1であ る。d<bであり、Cybは2次元の場合の最高コードであることを注意されたい 。 3次元のためのコードの総数は、 2(log2n)2 であり、これは、2次元の場合のピクセルの数と同じである。mは次元当たりの ピクセルの数であり、従って、3次元ではn=m3であるが、2次元ではn=m2 である。このことは、同じ直線次元については、3次元の場合は遥かに多くのピ クセル(ビット位置)を有することを示している。これは、システムが圧縮デー タの蓄積に用いられる場合に重要なことである。d<b故に、3次元の場合、所 定数のピクセルに対するコード化の作業は少なくなる。 上述のスイッチドインバータは、第16図に示したディジタル制御アナログス イッチ500を用いて作られる。型式4016または4066のチップを用いる ことができる。これらは入力498に無線周波信号をスイッチする。制御信号4 97は、ディジタル信号であって、チャネル出力ピン2及び4を逆に切り換える 。即ち、ピン4が信号を通さない時、ピン2が信号を通す。またはこの反対であ る。これは、ディジタルインバータ99が制御信号497の極性を変えるからで ある。第9A図において、ピン2の出力は、奇数段のリニア増幅器501を通り 、この信号は、ピン 4を通る信号に比べて180度の位相シフトまたは位相反転を経験する。各信号は 出力503に送られる。ディジタル制御信号497はピン13に加えられ、また 、その反転信号はピン6に加えられる。 第16b図においては、ピン2の出力は、変成器505を通り、ここで2次巻 線中の信号の極性が接地に対して反転される。ピン4の出力は、変成器504に 送られ、この変成器の2次巻線の極性は、接地に対して反転されていない。この 結果、変成器の出力503は、入力497の状態に従って位相を180度シフトす る。 スイッチドインバータ500はまた、ループ信号を制御するスイッチとしても 用いられる。この場合、1つだけのパスが、ピン13により、例えば1から2へ と制御されるように用いられる。スイッチを閉じた時、フィードバックパスが完 成され、繰り返し信号が加えられる。スイッチを開いた時は信号が形成されない 。 第17図に示したように、各端末に90度位相シフタを用いることにより、各 別の前進及び戻りチャネルの代わりに、単一チャネルを採用することができる。 この位相シフタは、戻りライン内に設けられ、逆転スイッチの設定に関係なく、 ローカルループを巡る位相を常に90度とする。両端末を巡るパスにより形成され るループの位相は、90度のシフトと両端末の位相反転との両方を含むものである 。これは単に、反転スイッチに加えられるコードの向きを変えることにより補償 され得る反転スイッチの向きを反転するだけである。 第17図は、1つだけの伝送リンク112を用いることを示し ている。フィルタ106は、ここでは使用されていない伝送リンク113の代わ りに、伝送リンク112に接続されている。新たな位相シフタ401がフィルタ 106及び増幅器104、更には他のブランチ(zを介して)に接続されている 。ローカル端末パスは、スイッチインバータ103を介して完成されている。ス イッチインバータ103は、増幅器115を介して伝送リンク112へ接続して いる。(他のブランチは、wを介して増幅器105を通り伝送リンク112へ接 続している。)このローカルパスは、ループ位相が常に90度の倍数であるので発 振しない。 もうひとつの端末パスは、フィルタ114、スイッチインバータ117、新た な位相シフタ402及び増幅器115を包含する。他のブランチは、x及びyを 通して接続する。この場合も、ローカルループ位相は90度またはその倍数である 。しかしながら、これら2つの端末を包含する相互ループは、スイッチインバー タがループ位相を180度の倍数とすることができるので、発振することがある。 送信ユニット5にビット受信機を、また受信ユニット6にスイッチドインバー タを作動させるビット発生器を設けることにより、このリンクは対称的な双方向 通信を提供することができる。このシステムは、米国特許第5,029,210号に示さ れているのと同様なやり方で、高い雑音余裕度と盗聴に対する安全性とを持って いる。このシステムは、第18図に更に詳細に示されている。符号211及び2 12は、ユニット5に加えられたビット受信機でああり、システムが必要とする n個の受信機の中の2つを代表とし て示している。符号209及び210は、ユニット6に必要なビット発生器であ る。これらは、スイッチドインバータ213及び214を作動させる。この方法 においては、ライン上の伝送ビットはYであり、各データブランチへの入力のモ ジュロ2和である。このため、ユニット5は、検出した伝送Yを、特定のブラン チへのデータ入力Aと混合するXORにより、ユニット6からデータBを導く。 送信機5(第10図)の出力は、磁気テープのような媒体上に記録をするのに 好適である。アナログ音声録音に用いられるような磁気テープレコーダは充分な 振幅範囲を有するものでなければならない。これは、このような装置の記憶容量 を大きく高める手段となる。第19図は、圧縮したディジタル情報を記憶し回復 する、このような方法を示す。符号300は、ユニット5(送信機)がその入力 から導いた、密な間隔の周波数の源(ソース)を示す。これは任意のものでよい 。ディジタルデータは、前述の送信システムと同じようにしてユニット5内に導 入される。1の出力は圧縮ビデオ信号で、これは狭帯域幅のレコーダ301a内 に記憶できる。この出力は、ソース300と同じ帯域幅の多周波である。しかし ながら、この振幅は、活性”1”ビットの数の平方根として変化する。レコーダ は、受信機6に記録情報を送り、受信機6は、送信について記述したのと同じよ うに情報をデコードする。 STV受信機及び送信機1及び2は、第20図に示されているようなSTV出 力をアップコンバート及びダウンコンバートすることにより受信信号を並進させ て伝送システム112及び113 の周波数以外の周波数で作動させる。この並進(トランスレーション)は、送信 及び受信ユニットの機能を行うために実際的な寸法の構成要素を使用することを 可能とするので有利である。また、これは伝送チャネル周波数の選定の自由を与 える。 送信機発振器700では、周波数ω0の出力が、混合器701内で送信機入力 ωiと混合され、送信機ブランチ相互作用システムへの入力周波数を、ω0+ω1 ,ω0+ω2,ω0+ωnに高める。コーダ位相シフタ101,101a...10 1nは、前述のように作動する(第5図及び第9図)。しかし、ブランチ位相シ フトを与えるのに用いられるコンデンサ及びインダクタは非常に小さくなる。出 力側では、送信機システム信号は、混合器702で発振器700の出力と混合さ れ、周波数は、伝送のためにω1、ω2、ωnに逆変換される。 同様に、受信機端では、発振器705の出力は、混合器703における伝送リ ンク112からの入力と混合され、受信機繰り返しシステムへの周波数入力は、 ω0+ω1,ω0+ω2,ω0+ωnに高められる。位相シフタ116,117及び1 18の構成要素は、その寸法が大きく減少する。発振器705の出力は、信号を 送信機へ戻したい時は、混合器704内の受信信号をダウンコンバートするのに 用いられる。 本発明は、ディジタル情報を伝送する圧縮法である。本明細書では、並列ブラ ンチが、互いに加算されるようにコード化したビットの集合を送り、これにより 、互いに干渉することもなく(符号間無干渉)単一の伝送チャネルに送るように コード化され、本来 のデコード手段を備えた受信機の対応ブランチにおいて独特な方法で回復される ような方法を開示した。正しいサンプリング時間間隔において、受信機デコード 手段は、集合中のどのような他のビットからもどんな干渉を受けることなく、特 定の対応ビットの検出を可能とする。第6図は、符号間無干渉が、一般にどの圧 縮値についても真実であることを示している。実際のビット検出はしきい値以上 の振幅を観察することにより行われる。 本発明のキーとなるのは、多数の同時信号の変調を反復する方法であって、こ れにより多数の間隔が密な信号が、通常は集合の共通ビット率だけを通すことが できる狭い帯域幅のフィルタを通るようになる。これは、非実際的に高いQと過 剰に長い遅延時間とを必然的に伴う普通のフィルタでは果たすことができない。 伝送ハイウエイの帯域幅Bは、同時ビット集合の共通ビット率によって決定さ れる。集合当たりのビット数nはまた、帯域幅(またはデータ)圧縮比でもある 。集合中のビット間の周波数間隔はB/nである。圧縮比nが大きくなると、伝 送チャネルへの送信機出力電力は大きくなる。これは、nは送信機への入力ノイ ズ電力を倍増するからである。n=106ビット/ビットの圧縮出力が非常に小さ い電力を要するだけであるので、ノイズ電力は小さくなる(10-20ワット/ヘル ツ)。 このシステムを実現する1つの方法は、各ブランチに共振回路を使うことであ る。これらの回路のQは、チャネル中心周波数f0及びチャネル帯域幅Bだけで 決定され、圧縮比nによらない。このため、合理性のあるQ値をもって、大きな 圧縮比を得ること ができる。 この型式の圧縮は、データソースの性質または構造に関係なく、エラーなしに 全ての入力情報を伝送する。この圧縮法は、伝送のために圧縮した情報を、充分 な動的特性範囲の媒体上に記録することにより、情報の圧縮記憶に直ちに利用す ることができる。 付加的な圧縮法がここに述べられている。これは、伝送したコードの数を減ら して、シーンを表すビットの集合を表示することである。これらの方法では、い くつかの次元と1つのアイデンティファイアが、ピクセルの位置を特定するのに 用いられる。このようにして、例えばNm個の位置がN+M個のコードに定めら れる。このプロセスでは、伝送コードの数は、シーンのサイズに伴ってゆっくり と増大する。AND回路及び比較器は、当初のイメージを再構成するのに使われ る。 本発明を実証するために、実験的なシステムが製作され試験された。これを第 21図に示す。2つのチャネルが用いられた。送信機X11001及び送信機X2 1002は、第9A図に示された回路を用いた。受信機R11009及び受信機 R21010は、第9B図に示された回路を用いた。送信機X1のためのデータ入 力パターンB1及び送信機X2のためのデータ入力パターンB2は、データ発生 器1003により与えられた。データ発生器1003は、クロック発生器100 4により制御された。送信機の出力信号は、結合器1005により結合された。 結合器1005はリニア加算増幅器である。結合された信号は、バンドパスフィ ルタ1006に供給された。バンドパスフィルタ1006は、伝送 ラインの帯域幅を模擬している。この場合、フィルタの中心周波数は20khzであ り、帯域通過は20kHzである。スペクトルアナライザHP4380a 1007が伝送 ライン(フィルタ)の出力を監視した。 受信機1009及び1010の双方がこの出力を受ける。受信機R11009 は、タイミング発生器1008からのタイミング信号T1を受け、受信機R21 010は、タイミング発生器1008からのタイミング信号T2を受ける。タイ ミング発生器はまた、クロック発生器1004により制御される。両受信機の出 力D1及びD2は、スコープ1011により監視される。入力ビットパターンは 、スコープ1000により監視される。 信号発生器1012は、受信機の感度の較正のための小信号源として、また送 信機を始動させる別の手段として用いられた。送信機は、通常はその内部ノイズ を反復プロセスを開始させるのに用いた。信号発生器は、受信機が-60dbm以下の 信号を検出できることを示した。 X1及びR1は26000Hzに同調させ、X2及びR2は25000Hzに同調させた。それ ぞれのビットパターンは、対応する受信機だけに受信された。同時に、スペクト ルアナライザは、このアナライザの最高解像度1Hzをもって、2つのスペクトル 線即ち25000Hzと26000Hzを示した。 ビット率は、50kbs(半キャリヤ時間間隔に対応)から10kbsまで変化した。こ れはヘリックス/チャネル当たり2ビットを伝送することが可能であることを示 している。この結果は、 本発明の圧縮能力を証明した。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月9日 【補正内容】 請求の範囲 1. 送信場所に設けられ、ディジタル情報の多数の同時利用できるパターンを 、単一の情報ビットを伝送できる制限された帯域幅の共通情報伝送チャネルを用 いて、同時伝送可能な情報コードに変換する装置と、受信場所に設けられ、前記 共通情報伝送チャネルから受けた信号を、前記同時利用可能なディジタル情報ビ ットのパターンに対応する同時検出可能なビット情報に変換する装置とを包含し 、これにより情報伝送チャネルの能力を増大させるようにした圧縮伝送システム 。 2. 請求項1記載の圧縮伝送システムにおいて、前記共通情報伝送チャネルの 発振エネルギを制御するスイッチドインバータを更に包含する圧縮伝送システム 。 3. 請求項1記載の圧縮伝送システムにおいて、前記送信場所と前記受信場所 とで協同して作動する増幅器と位相反転手段とを更に備えた圧縮伝送システム。 4. 請求項3記載の圧縮伝送システムにおいて、前記送信場所の装置と前記受 信場所の装置とが、対応する補完的な情報コードが前記受信場所に存在する時だ けに伝送出力を生じるコーディング手段を包含する圧縮伝送システム。 5. 請求項4記載の圧縮伝送システムにおいて、前記送信場所の装置と前記受 信場所の装置とが、情報コードの数を減少させる手段を包含する圧縮伝送システ ム。 6. 送信ステーションと受信ステーションとを包含し、これら 送信ステーションと受信ステーションとが、複数の通信パスを包含する圧縮通信 システムであって、 前記複数の送信の通信パスを前記複数の受信の通信パスに接続するハイウ エイと、 前記送信ステーションと前記受信ステーションとに包含され、前記通信ハ イウエイを通じて送ろうとする情報ビットを順次にかつ選択的にエンコード化す る手段であって、この手段が、各情報ビットを表す信号を与えるように前記複数 の通信パスのそれぞれに配設した周波数選択性共振装置を包含し、前記信号が、 前記通信パス内の前記周波数選択性共振装置の共振周波数の相関した周波数を有 するようにした手段と、 前記複数の通信パスのそれぞれに包含され、前記情報ビットのそれぞれを 増幅しその位相を選択的に反転する手段と、 前記受信ステーションに設けられ、前記エンコード化された情報ビットを デコードする手段であって、各通信パスにおいて、対応する所定の共振周波数に 応答してこれに関連する情報ビットを前記通信パスから回収するデコード手段と を包含する圧縮通信システム。 8. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、前記通信ハイウエイが、前記 情報ビットのための前進パスと戻りパスの両方のための単一通信チャネルを包含 する圧縮通信システム。 9. 請求項8記載の圧縮通信システムにおいて、前記エンコード化手段が、前 記情報ビットを、該情報ビットよりも実質的に少ない数のコードビットにエンコ ード化するようにした圧縮通信シ ステム。 10. 請求項9記載の圧縮通信システムにおいて、前記エンコード化手段が、前 記情報ビットを幾何的なマトリックスに組織化する手段と、特別な2進コードを もって、前記幾何的なマトリックス内の各情報ビットのための独特の位置を指定 する手段と、前記通信ハイウエイを通る伝送に先立ってビットづつに前記特定の 2進コードを選択的に結合する手段とを包含する圧縮通信システム。 11. 請求項9記載の圧縮通信システムにおいて、前記デコード手段が、前記幾 何的マトリックス内の位置を示す、記憶された2進コードを、前記通信ハイウエ イを通って伝送される前記特定の2進コードと比較する手段を包含する圧縮通信 システム。 14. ディジタル情報の蓄積及び回復のための圧縮蓄積及び回復システムにおい て、 ディジタル情報ビットの同時利用可能な多数のパターンを所定数のコード 化情報ビットに変換する手段と、 前記コード化情報ビットを単一の複合信号へと加算する手段と、 前記単一複合信号を蓄積媒体に蓄積する手段と、 前記複合信号を、前記同時利用可能ディジタル情報ビットのパターンに対 応する同時利用可能ビット表示に変換することにより前記ディジタル情報ビット を回復させる手段と を包含する圧縮蓄積システム。 15. 請求項11記載の圧縮蓄積システムにおいて、前記コード化情報ビットコー ドが対応する周波数コードを包含している圧縮 蓄積システム。 16. 第1の信号加算器と、所定中心周波数の第1の共振回路を包含し第1の回 路の出力からのフィードバック信号を前記第1の信号加算器へ繰り返して戻して 前記第1の信号加算器の入力にある小電力信号と加算する第1のフィードバック ループとを有する第1の回路を使用してビット流れのビットで信号を変調し、 前記ビット流れにより制御され、前記信号加算器への前記フィードバック 信号を印加するスイッチ回路を利用して、これにより前記第1の回路の出力にお けるエネルギを、連続する繰り返しごとに増大させて前記ビット流れのビットで 変調されたキャリヤ信号の伝送を可能とし、 第2の信号加算器と、前記第1の共振回路に対応する所定中心周波数を有 する第2の共振回路を包含し第2の回路の出力におけるフィードバック信号を前 記第2の信号加算器へ繰り返して戻して前記第2の信号加算器にある前記変調さ れたキャリヤ信号に加算する第2のフィードバックループとを有する第2の回路 を使用して、変調されたキャリア信号を復調し、 前記第2の過炉に存在する信号の振幅を検出して前記ビット流れのビット を得る 段階を包含するディジタル変調法。 17. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、前記通信ハイウエイが帯域幅 制限されており、各通信パスの前記共振周波数の前記信号のそれぞれが前記帯域 幅制限内にあるようにした圧縮通信システム。 18. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、前記周波数選択性共振回路が 前記通信パスへの信号入力の位相シフトを与え、前記エンコード化手段が、所定 の反復数の間にパス内に発生した連続する位相シフトを加算して前記パス内に前 記情報ビットを表す前記信号を得る手段を包含する圧縮通信システム。 19. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、前記パス内の連続位相シフト 信号を繰り返し加算する前記手段が、各パスへの前記入力に設けた合計装置と、 各繰り返し中に前記パスのそれぞれの出力から前記合計装置の入力へ、各連続す る位相をシフトした信号を戻すフィードバック手段とを包含する圧縮通信システ ム。 20. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、各パスについて前記所定の数 の繰り返しが、前記情報ビットの変化率に対応する時間間隔内で同時に生ずるよ うにした圧縮通信システム。 21. 請求項1記載の圧縮通信システムにおいて、前記同時伝送情報コードの各 伝送コードが、それぞれ所定できるアナログ周波数に相関し、前記送信可能な情 報コードが、多帯域信号として前記情報チャネルを通して送信されるようにした 圧縮通信システム。 22. 請求項21記載の圧縮通信システムにおいて、前記受信場所にある前記装置 が、前記同時送信情報コードを同時にデコードして前記ディジタル情報ビットの 同時利用可能パターンのグループから各情報ビットを得るローカル共振フィード バック手段を包含する圧縮通信システム。 23. 請求項22記載の圧縮通信システムにおいて、前記ローカル共振フィードバ ック手段が、前記多帯域信号から、前記ディジ タル情報ビットの同時利用可能パターンのグループの各情報ビットに対応する所 定アナログ周波数の信号を復調する手段を包含する圧縮通信システム。 24. 請求項21記載の圧縮通信システムにおいて、前記送信場所にある前記装置 が、前記ディジタル情報の同時利用可能パターンのグループの各情報ビットを、 前記同時送信可能な情報コードにコード化するローカル共振フィードバック手段 を包含する圧縮通信システム。 25. 請求項24記載の圧縮通信システムにおいて、前記ローカル共振フィードバ ック手段が、連続する帯域の周波数を、前記制限された伝送帯域幅以内に変調し て、前記ディジタル情報ビットの同時利用可能なパターンのグループの各ビット に関連する前記同時送信可能情報コードを形成する圧縮通信システム。 26. 請求項24記載の圧縮通信システムにおいて、前記連続周波数帯域が帯域制 限ホワイトノイズである圧縮通信システム。 27. 連続する時間間隔で入来するエンコード化データ信号の流れを受信する手 段と、 前記時間間隔に対応する持続時間内に各エンコード化データ信号を完全に デコードする手段と を包含する超共振回路。 28. 請求項27記載の超共振回路において、各データ信号が単一周波数変調パル スとしてエンコード化されており、 出力接続と、 第1の入力において前記エンコード化データ信号の流れを 受ける信号加算手段と、 前記単一周波数変調パルスに応答する位相シフト要素と、 前記出力接続から前記信号加算手段の第2の入力に信号を与えるフィード バック手段とを包含し、前記フィードバック手段と前記信号加算手段とが、前記 信号を超共振回路内で複数回再循環させて前記エンコード化信号のデコードを前 記時間間隔内に可能とするようにした超共振回路。 29. 請求項28記載の超共振回路において、前記信号を、各再循環中に前記信号 の単一周波数帯域に漸進的に同調するようにした超共振回路。 30. 請求項28記載の超共振回路において、前記データ信号の変化時間率よりも 短いかまたは等しい周期で行われるn回の再循環によって超共振回路中に検出可 能な信号を生じさせるようにした超共振回路。 31. 請求項30記載の超共振回路において、前記エンコード化信号のそれぞれが 、前記出力接続から見て再循環回数nに比例して減少する伝送チャネルの帯域幅 を占めるようにした超共振回路。 32. データ信号の流れをエンコード化するための超共振回路において、 連続する時間間隔でデータ信号を受ける手段と、 前記データ信号の単一時間間隔の持続時間内に前記受信データ信号のため のエンコード化データ信号を完全に発生する手段と を包含する超共振回路。 33. 請求項32記載の超共振回路において、前記エンコード化信号が、周波数エ ンコード化されているようにした超共振回路。 34. 請求項33記載の超共振回路において、 出力と、 第1の入力において多周波数の連続帯域の信号を受ける単一の加算器手段 と、 特定の周波数において信号に応答する位相シフト要素と、 前記出力接続からの信号を前記加算器手段の第2の入力へ与えるフィード バック手段とを包含し、 前記フィードバック手段と前記単一加算器手段とが、前記信号が超共振回 路内を複数回再循環するように作動して、前記データ信号を前記時間間隔内でエ ンコード化することを可能とするようにした超共振回路。 35. 請求項34記載の超共振回路において、前記受信したデータ信号に応答して エネルギを抑制する手段を包含する超共振回路。 36. 請求項35記載の超共振回路において、前記データ信号の変化時間率よりも 短いかあるいは等しい時間間隔内に発生するn回の再循環が、前記超共振回路内 に前記周波数エンコード化信号を生じるように発生するようにした超共振回路。 37. 請求項31記載の超共振回路において、前記出力接続において、高められた 信号対ノイズ比を提供するようにした超共振回路。 38. 所定パルス幅間隔の複数の同時利用可能周波数エンコード化パルスをデコ ードするデコードシステムであって、前記複数の 同時利用可能周波数エンコード化パルスのそれぞれが、各データ信号に対応し、 それぞれが1つの帯域の信号として単一の伝送チャネル中を同時に伝送されるよ うにし、1つまたはそれ以上の数の各別の超共振回路を包含し、この超共振回路 が前記帯域の信号の各別の周波数に応答し、各超共振回路が、パルス幅間隔内に 、対応する各データを完全に検出することが可能なようにしたデコードシステム 。 39. 請求項38記載のデコードシステムにおいて、前記1つまたはそれ以上の数 の超共振回路が、 出力接続と、 第1の入力において前記エンコード化データ信号の流れを受ける単一の加 算器手段と、 前記単一周波数変調パルスに応答する位相シフト要素と、 前記出力接続から前記加算器手段の第2の入力へ信号を与えるフィードバ ック手段とを包含し、 前記フィードバック手段と前記信号加算器手段とが、前記信号を前記超共 振回路内を複数回再循環させるように作動して、前記エンコード化信号を前記パ ルス幅間隔内でデコードすることを可能にするようにしたデコードシステム。 40. 請求項39記載のデコードシステムにおいて、前記超共振回路が、各エンコ ード化信号を各再循環において前記単一周波数帯域の信号に漸進的に同調するこ とを可能とするようにしたデコードシステム。 41. 請求項39記載のデコードシステムにおいて、前記データ 信号の変化時間率よりも短いかあるいは等しい時間間隔内に発生するn回の再循 環が、前記超共振回路のそれぞれの中に検出可能な信号を生じるように発生する ようにしたデコードシステム。 42. 請求項39記載のデコードシステムにおいて、前記エンコード化信号のそれ ぞれが、前記出力接続から見て再循環回数nに比例して減少する前記伝送チャネ ルの帯域幅を占めるようにしたデコードシステム。 43. 請求項39記載のデコードシステムにおいて、前記同時利用可能なデータ信 号を、複数の周波数エンコード化信号として蓄積し、これにより情報蓄積容量を 増加させる、制限された情報蓄積容量を有する蓄積手段を包含するデコードシス テム。 44. 請求項39記載のデコードシステムにおいて、前記周波数エンコード化デー タ信号のそれぞれを同時にデコードすることにより前記同時利用可能なデータ信 号を回復させる手段を更に包含するデコードシステム。 45. 請求項42記載の超共振回路において、前記出力接続に、高められた信号対 ノイズ比を提供するようにした超共振回路。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 送信場所に設けられ、ディジタル情報の多数の同時利用できるパターンを 、共通情報伝送チャネルを用いて、同時伝送可能な情報コードに変換する装置と 、受信場所に設けられ、前記共通情報伝送チャネルから受けた信号を、前記同時 利用可能なディジタル情報ビットのパターンに対応する同時利用可能な受信可能 ビット情報に変換する装置とを包含する伝送システム。 2. 請求項1記載の伝送システムにおいて、前記共通情報伝送チャネルの発振 エネルギを制御するスイッチドインバータを更にに包含する伝送システム。 3. 請求項2記載の伝送システムにおいて、前記共通情報伝送チャネルが、前 記送信場所と前記受信場所とで協同して作動する増幅器と位相反転手段とを包含 する伝送システム。 4. 請求項3記載の伝送システムにおいて、前記送信場所の装置と前記受信場 所の装置とが、対応する補完的な情報コードが前記受信場所に存在する時だけに 伝送出力を生じるコーディング手段を包含する伝送システム。 5. 請求項4記載の伝送システムにおいて、前記送信場所の装置と前記受信場 所の装置とが、情報長さコード及び情報コード数を減少させる手段を包含する伝 送システム。 6. 送信ステーションと受信ステーションとを包含し、これら送信ステーショ ンと受信ステーションとが、複数の通信パスを包含する圧縮通信システムであっ て、 前記複数の送信の通信パスを前記複数の受信の通信パスに接続するハイウ エイと、 前記送信ステーションと前記受信ステーションとに包含され、前記通信ハ イウエイを通じて送ろうとする情報ビットを順次にかつ選択的にエンコード化す る手段であって、この手段が、各情報ビットを表す信号を与えるように前記複数 の通信パスのそれぞれに配設した周波数選択性共振装置を包含し、前記信号が、 前記通信パス内の前記周波数選択性共振装置の共振周波数の相関した周波数を有 するようにした手段と、 前記複数の通信パスのそれぞれに包含され、前記情報ビットのそれぞれを 増幅しその位相を選択的に反転する手段と、 前記受信ステーションに設けられ、前記エンコード化された情報ビットを デコードする手段であって、各通信パスにおいて、対応する所定の共振周波数に 応答してこれに関連する情報ビットを前記通信パスから回収するデコード手段と を包含する圧縮通信システム。 8. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、前記通信ハイウエイが、前記 情報ビットのための前進パスと戻りパスの両方のための単一通信チャネルを包含 する圧縮通信システム。 9. 請求項8記載の圧縮通信システムにおいて、前記エンコード化手段が、前 記情報ビットを、該情報ビットよりも実質的に少ない数のコードビットにエンコ ード化する圧縮通信システム。 10. 請求項9記載の圧縮通信システムにおいて、前記エンコード化手段が、前 記情報ビットを幾何的なマトリックスに組織化す る手段と、特別な2進コードをもって、前記幾何的なマトリックス内の各情報ビ ットのための独特の位置を指定する手段と、前記通信ハイウエイを通る伝送に先 立ってビットづつに前記特定の2進コードを選択的に結合する手段とを包含する 圧縮通信システム。 11. 請求項10記載の圧縮通信システムにおいて、前記デコード手段が、前記幾 何的マトリックス内の位置を示す、記憶された2進コードを、前記通信ハイウエ イを通って伝送される前記特定の2進コードと比較する手段を包含する圧縮通信 システム。 12. 請求項11記載の圧縮通信システムにおいて、前記エンコード化手段が、前 記送信ステーションに設けられ実質的に一定の割合で駆動される連続的多トラッ ク媒体と、前記受信ステーションに設けられた、相手となる同様な多トラック媒 体とを包含する圧縮通信システム。 13. 請求項12記載の圧縮通信システムにおいて、前記受信ステーションの前記 多トラック媒体が、同期トラックから導いた同期信号に応答して実質的に前記の 一定の割合で駆動されるようにした圧縮通信システム。 14. ディジタル情報の蓄積のための圧縮蓄積システムにおいて、 ディジタル情報ビットの多数の同時利用可能なパターンを所定数の蓄積情 報コードに変換する手段と、 前記変換手段に包含され、前記ディジタル情報ビットを幾何的なマトリッ クスに組織する手段と、 前記幾何的なマトリックス内の各情報のための独特の位置を特別な2進コ ードで表示する手段と、 前記特別な2進コードをビットづつ結合して前記蓄積された情報コードを 形成する手段と を包含する圧縮蓄積システム。 15. 請求項13記載の圧縮蓄積システムにおいて、前記蓄積された情報コードが 複数の蓄積ビットを包含し、この複数の蓄積ビットが、前記ディジタル情報ビッ トよりも実質的に数が少ないようにした圧縮蓄積システム。 16. 信号加算器を包含するフィードバックループを形成するための共振回路を 使用してビットの流れを変調し、 前記ビットの流れにより制御され、前記信号加算器への小電力信号を印加 するスイッチ回路を利用し、 ビット流れ信号により制御されるスイッチ回路を包含し、変調されたビッ ト流れを復調し、 前記フィードバックループを巡る信号の振幅を検知し、 前記フィードバックループのループ利得を1以下に維持する 段階を包含するディジタル変調法。 17. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、前記通信ハイウエイが帯域幅 制限されており、各通信パスの前記共振周波数の前記信号のそれぞれが前記帯域 幅制限内にあるようにした圧縮通信システム。 18. 請求項6記載の圧縮通信システムにおいて、前記周波数選択性共振回路が 前記通信パスへの信号入力の位相シフトを与え、前記エンコード化手段が、所定 の反復数の間にパス内に発生した連続する位相シフトを加算して前記パス内に前 記情報ビットを表 す前記信号を得る手段を包含する圧縮通信システム。 19. 請求項18記載の圧縮通信システムにおいて、前記パス内の連続位相シフト 信号を繰り返し加算する前記手段が、各パスへの前記入力に設けた合計装置と、 各繰り返し中に前記パスのそれぞれの出力から前記合計装置の入力へ、各連続す る位相をシフトした信号を戻すフィードバック手段とを包含する圧縮通信システ ム。 20. 請求項19記載の圧縮通信システムにおいて、各パスについて前記所定の数 の繰り返しが、前記情報ビットの変化率に対応する時間間隔内で同時に生ずるよ うにした圧縮通信システム。
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