JPH11513027A - 化合物 - Google Patents

化合物

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JPH11513027A JP9509838A JP50983897A JPH11513027A JP H11513027 A JPH11513027 A JP H11513027A JP 9509838 A JP9509838 A JP 9509838A JP 50983897 A JP50983897 A JP 50983897A JP H11513027 A JPH11513027 A JP H11513027A
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ヒュージーズ,イアン
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スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は組み合わせの化学、特に組み合わせライブラリーの合成に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 化合物 本発明は、組み合わせ化学、特に、生活性分子の同定に用いることができる組 み合わせライブラリーの合成に関する。 近年、種々の細胞受容体分子たとえば、細胞表面受容体、酵素または抗体など の作用物質または拮抗物質として薬理活性を有する小分子の産生および同定に対 する要求が増大してきている。歴史的には、薬理活性な分子の同定法は、単一の 化合物の調製とそれに続く生物学的試験を特徴とし、これは時間を要し、また労 力集約的で、非能率的である。 多数のランダムに選択された化合物を生物学的活性に関してスクリーニングす るのに要する時間および費用を低減する研究において、主要化合物を見いだすた めの化合物のライブラリーを得るために固相合成と組み合わせてペプチドまたは ヌクレオチドの使用が開発されてきた。たとえば、ペプチドおよび樹脂間の選択 的に開裂可能なリンカーを提供でき、一定量のペプチドを樹脂から遊離でき、配 列化可能な場合に樹脂に結合したままのペプチドもある状態で可溶形態で分析で きる方法を開示するレブル(Lebl)ら、インターナショナル・ジャーナル・ オブ・ペプタイド・アンド・プロテイン・リサーチ(Int.J.Pept.P rot.Res.)、41、p201(1993);ポリスチレンまたはポリアク リルアミド樹脂などの固体支持体上での線状ペプチドの合成法を開示するラム( Lam)ら、ネイチャー(Nature)、354、p82(1991)およびW O92/00091;ブロック上に、96−ウェルマイクロタイタープレート中 のウェルの配列に対応するように配列された誘導化ポリスチレンピン上でのペプ チドの合成を開示するゲイセン(Geysen)ら、ジャーナル・オブ・イムノ ロジー・アンド・マスマティックス(J.Immunol.Math.)、102 、p259(1987);および可溶性ペプチドプールを含む抗体または受容体 結合配列を新たに決定する方法を開示するホーテン(Houghten)ら、ネ イ チャー(Nature)354、p84(1991)およびWO92/0930 0参照。 「ライブラリー」または「組み合わせライブラリー」なる用語は、個々の化合 物の集まりを意味し、各化合物が共通の中心構造を有し、ライブラリーが異なる 数の独立して変化しうる置換基、官能基または構造エレメントを含む場合、そし てさらにはライブラリーを、独立して変化しうる置換基のそれぞれに関して選択 された化学部分について、これらの置換基のすべての可能な順列を含む化合物が ライブラリー中に存在するようにデザインする。このように、Rと表示される中 心構造が、X、YおよびZと表示される3つの独立して変化しうる置換基を含む 場合に、Xがm個の異なる化学部分から選ばれ、Yがn個の異なる化学部分から 選ばれ、Zがp個の異なる化学部分から選ばれる場合に(m、nおよびpはライ ブラリーの大きさを決定する自然数であり、1から1000の間;好ましくは1 から100の間;もっとも好ましくは1から20の間の範囲である)、ライブラ リーはm×n×p個の異なる化合物を含み、すべての可能なX、YおよびZの組 み合わせがライブラリーの範囲内の中心構造R上に存在する。典型的なライブラ リーは、典型的には2ないし10000またはそれ以上の化合物を含み、100 00以上の化合物を含むことが多い。 化合物のライブラリーを合成し、スクリーンすると、個々の活性な化合物を同 定できるようなスクリーニングの結果を解析する方法がなければならない。多く の解析法がありうる。たとえば、ライブラリーを一つの化合物が同定されるまで 複雑さが減少した混合物を再合成する反復法により解析できる。特に、サブライ ブラリーはそれ自身スクリーンできる。たとえば、100成分のメインライブラ リーが活性である場合、10成分の10サブライブラリーをスクリーンできる。 この方法はサブライブラリーにおいて置換基の1つ、すなわち導入する最後の置 換基を同定でき、一定に保つことができるので有利である。しかし、この方法は 時間がかかるという大きな欠点を有する。 ライブラリーの解析後、望ましい生物学的活性を有する1つの化合物、または 比較的少数の化合物を通常同定する。この化合物は別の構造的に関連したライブ ラリーまたは単一の化合物の調製のためのリードとして働くことができる。ライ ブラリーをビーズ上で合成する場合、ビーズの集合を通常スクリーンし、生物学 的活性が検出される場合には、単一のビーズをスクリーンし、活性化合物を同定 する。 生物学的に活性な化合物の複雑な混合物からの同定は時間がかかり、困難があ る。したがって、効率的に医薬上活性なライブラリーとして調製された化合物を 同定する改良法が必要とされる。 この問題についての一法は、化学的「標識」をライブラリーの構築中の各合成 段階で導入することにより合成ビーズを「標識する」概念である。特定の合成ビー ズ上の化学的標識の性質はしたがってそのビーズの合成歴を決定し、構造決定を 容易にする。たとえば、カー(Kerr)ら、ジャーナル・オブ・アメリカン・ ケミカル・ソサイエティーJ.Amer.Chem.Soc.)、115、p25 29(1993)[エドマン(Edman)配列化により「解読」できるペプチ ドコーティングストランドの使用を開示する]、およびオールマイヤー(Ohl meyer)ら、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミー・オブ・ サイエンシズ(Proc.Natl.Acad.Sci)、90、p10922 (1993)(電子捕捉キャピラリーガスクロマトグラフィーにより「解読」で きる分子標識を開示する)参照。標識ビーズを用いた化合物同定についての重要 な要件は、化合物がスクリーニング工程の間中ずっと原ビーズと結合または会合 したままでなければならないことである。 あるスクリーニング法は、生物学的に活性な化合物の可溶性混合物からの分離 に依存する。たとえば、チュー(Chu)ら、ジャーナル・オブ・アメリカン・ ケミカル・ソサイエティ(J.Amer.Chem.Soc.)117、p54 19(1995)はもっともしっかりと受容体に結合するこれらのリガンドの組 み合わせライブラリーからの分離に関するアフィニティーキャピラリー電気泳動 の使用を開示する。このようなスクリーニング法において、化合物のその原ビー ズとの以前の結合、したがって「標識」中に含まれていた構造的情報が失われる。 化合物を単一の合成ビーズから同定するのに質量分析を用いることができるこ とも確立されている。たとえば、チェン(Chen)ら、ジャーナル・オブ・ア メリカン・ケミカル・ソサイエティ(J.Amer.Chem.Soc.)11 6、p2661(1994)、およびスタンコバ(Stankova)ら、ドラ ッグ・デベロプメンツ・リサーチ(Drug Dev.Res.)、33、p14 6(1994)参照。しかし、多数の化合物が組み合わせライブラリー中に存在 する場合、多くの化合物が同一の公称分子量を有する確率は高い。このことが、「 マスリダンダンシー」と称する現象につながり、これは化合物が分子量だけでは 区別できないことを意味する。マスリダンダンシーは高分解能で分子量を測定す ることにより軽減でき、最終的には、同一の実験式を有する化合物だけが区別で きない。 本発明は、ライブラリー中の各化合物がこの特定の化合物の同定物として働く 独自の分子量を有するという原則に基づく。本発明は生物学的に活性な化合物の 同定法、特に、単一の生物的に活性なビーズ由来の化合物の同定法を提供する。 この方法の標識合成ビーズに比較しての利点は、まず第一に、本発明は標識化学 反応に適合する必要がなく、また追加的な非生産的合成段階を導入する必要がな いので組み合わせライブラリーの合成に用いる化学反応の性質にいかなる制限も 加えず、第二に、本発明を用いることにより、化合物は、必要ならばビーズと結 合することなく同定できることである。標識が必要でないという事実は、明らか に有利である。別の利点は、高分解能質量分析に頼ることなくその公称質量によ り化合物を同定する能力である。もちろん、同定する必要がなくても、フラグメ ンテーションパターンの高分解測定および分析を更なる配置の証拠について用い ることができる。 本発明は組み合わせによりつくられた化合物ライブラリーにおけるマスリダン ダンシーの制御法であって、化合物をその分子量により同定することからなる方 法を提供する。 好ましくは、分子量は質量分析により測定する。好ましくは、前記方法を単一 のビーズ由来の化合物を同定するのに用いる。 2またはそれ以上の化合物が同一の公称分子量を有する場合、本発明により塩 素と臭素原子の天然の同位体分子量パターン、または他の人工的に同位体を豊富 にした原子または分子の取り込みを可能にし、さらにその範囲および有用性を広 げることが可能になる。本発明の方法によりデザインされた構造は、その公称質 量および同位体パターンを測定することにより明瞭に特徴づけることができるこ とは当業者には明らかである。 本発明をさらに詳しく説明する。 1.発明の背景 本発明は以下の観察に基づく選択法による。連続した自然数が以下に例示する ようにc列およびr行の表に並んでいて、2組の数字を、セット1が全部同じ列 から選ばれた数字を含み(最大のセットサイズr)、セット2がそれぞれ異なる 列から選択した数字を含む(最大セットサイズc)ように選択されている場合、 それぞれのセットから選んだいかなる数字の組の足し算によっても、他の同じよ うな対になった組み合わせによりできる合計と異なった合計が得られ、最大(r ×c)の独自の組み合わせができる。 実施例1.1 100自然数の列(c=10,r=10) この表から選択できる最大の組は それぞれ10の数字を含み、このようなセ ット2つ、すなわち、イタリック体のセット1(同じ列)と、太文字のセット2 (異なる列)の対の合計を以下に示す。これを見ると、全ての合計は独自である こと は明らかである。 この特定の選択について、100の独自の値は12ないし188の範囲にある 。また同じ数値(この場合23)が両セットに存在しうることは明らかである。 実施例1.2 78自然数の列(c=13、r=6) この表は、列(c)数を変更する効果を表す。すなわちcが変わると、特定の 列内の配列中の数字が変わる。この観察例の意味を以下に説明する。 この13×6表から選択した2組の対の和を以下に示し、5ないし145の範 囲の78個に独自の値が得られる。 2.組み合わせライブラリー置換基の選択への方法の適用 組み合わせライブラリーは数字の位置に置換基(すなわちR−基)を有する共 通の「中心」構造を有する関連する化合物の混合物と定義される。 個々のライブラリ中では、すべての成分は同じ中心構造を有するが、1または それ以上の位置に異なる置換基を有する。このように、ジペプチドのライブラリ ーにおいて、共通の中心構造はペプチド主鎖骨格であり得、異なるR−基はアミ ノ酸側鎖を表す。 典型的な非ペプチドライブラリーにおいて、共通の中心構造は複数置換された 環系、たとえばパラ−ジアニリドで、おそらく異なるアシル化剤由来の種々のR 基を有する。 前記方法は、異なる列数の表上にみられる置換基の公称分子量のマッピングに よる置換基選択に応用できる。このようにして得られたチャートは列数に等しい 「周期数」を有すると定義される。異なる種類の試薬(たとえば、R−COCl 、R−NCO)について異なるチャートが得られる。置換基の組の選択は、以下 の3つの規則に従わなければならない。 規則1 セット1およびセット2は同じ周期数のチャートから選択しなければ ならない。 規則2 セット1の要素はすべて同じ列から選択しなければならない(そして 異なる数でなければならない)。 規則3 セット2の要素はすべて異なる列から選択しなければならない。基の 残りの部分は一定の質量を付加し、ライブラリーの中心構造の一部と見なされる ので、決して必要でないが単に試薬の異なるR−基、すなわちR−COCl、R −NCO、H2OCH(R)NH2のRをマップするのが好都合である。Clおよ びBrを含有する基の場合、最低の同位体重量(それぞれ35または79)のみ を用いる。 実施例2.1 スモールデータセット:天然のアミノ酸 アミノ酸ではこの方法の特徴を説明するのに都合の良い大きさのデータセット ができる。親アミノ酸の標準的3文字コードにより表される19アミノ酸側鎖( プロリンを除く)をチャート1中にその分子量に関して並べる。 チャート1 アミノ酸側鎖、周期数10 規則は列からの選択を要するので、できたチャートは質量数を無視し、列を圧 縮することによりずっと簡素化できる。同重体グループを同じ線上に示す(Gl n/LysおよびLeu/Ile)−明らかに、各ペアから1つだけ選択される 。 チャート2 アミノ酸側鎖、周期数10 セット1(同列)は最高4個の基(たとえば、Gly、Ser、His、Ph e)を含み、セット2(異なる列)は最高8個(たとえば、Gly、Lys、V al、Met、Leu、Asn、Asp、Trp)を含む。したがって、合計3 2個の独自のジペプチドが生じうる。この操作を16列の表について繰り返すと 、チャート3ができる(簡素化後)。 チャート3 アミノ酸側鎖、周期数16 この場合、最高5(セット1)×9(セット2)=45個の独自の公称重量の ジペプチドが得られる。 前記チャートからいくつかの一般的視点が観察される: ・置換基の選択は、同じ列から選択されるセット1についてもっとも制限され る。チャート2の場合、1つの列において4個の置換基を選択するのに1とおり しかない。すなわち、Gly、Ser、His、Phe(1列)。3個の置換基だ けが必要な場合、7通りが可能である。たとえば、Gly、Ser、Phe(1 列)またはCys、Leu、Tyr(7列)。 ・異なる列からの選択についての順列の数は相当であり、チャート2の場合、 4×2×2×3×4×1×1×2=384である。 ・列の最初の数を変えると、全く異なる組の置換基が並ぶ(たとえば、チャー ト2においてAla、Thr、Met、チャート3においてAla、Ser、C ys)。 実施例2.2 非ペプチドライブラリーへのより大きなデータセットの応用 非ペプチドライブラリーは通常非オリゴマーであり、多くの置換基を有する中 心構造からなることが多い。典型的には、置換基は類似の試薬のセット由来であ る。たとえば、R1およびR2基の一方または両方は酸塩化物試薬R1COClお よびR2COCl由来である。 多数の酸塩化物が化学文献において知られており、多くは市販されている。チ ャート4はその公称分子量に関して周期数10のチャート上に本発明の方法にし たがって配列された酸塩化物の小選択範囲のR基を示す。基は同重基と区別する ための文字を後に付けたその公称重量で区別する。組み合わせライブラリーにお いて使用するための置換基のセットを選択するためのチャート4の使用を以下に 例示する。 規則2を用いたセット1の選択(同列からの選択) チャート4を見ると最高10個の異なる公称重量の基が7列から選択されるこ とがわかる。たとえば、27a、57a、67a、77a、87a、107a、 117a、127a、137aおよび147a。多くのより小さい組をチャート 4のこの列および他の列から選択できる。 規則3を用いたセット2の選択(異なる列からの選択) チャートにおける列の数なので(周期数=10)、チャート4の異なる列から 最大10個の基を選択できる。たとえば、71a、102a、83a、174a 、145a、136a、127a、78a、69aおよび170aで表示される 基を含む組み合わせなど、このような組を多数選択できる。 適当な中心構造と組み合わせて、前記セット1および2から10×10=10 0個の異なる公称質量の化合物が得られる。 チャート4 酸塩化物置換基の選択、周期数10 3.方法の範囲を広げるための同位体パターンの使用 2つの化合物が同じ公称質量(M)を有するが、異なる数のClおよびBr原 子を含む場合、これはそのM+2、M+4などの同位体パターンにより区別され る。したがって、選択規則を以下のように拡張する。 規則4 規則2および3のいずれか(両方でない)をそれぞれ規則5および6 と置き換える。 規則5 セット1の要素は同じ列から選択しなければならず、同位体パターン (すなわちCl、Br数)が異なると仮定して、同じ質量でありえる。 規則6 セット2の要素は、各列から選択されたすべての要素が異なる同位体 パターン(すなわち、異なるCl、Br数)を有すると仮定して、いずれかの列 から選択しなければならない。 実施例3.1 セット1を拡張するための規則5の適用 チャート4の7列を見ると、重量117の3つの基(すなわち、117a、1 17bおよび117c)はすべて、それぞれ0、1および3個の塩素原子を含む ので包含されることがわかる。同様に、それぞれ0および1個の塩素原子を有す る基も包含される。対照的に、127aと127bの基は、同重で、その同位体 含量によって区別できないので、両方とも包含されない。修飾セット1aは13 個の基、すなわち、25a、57a、67a、77a、87a、107a、11 7a、117b、117c、127a、137a、147aおよび147bを含 む。セット2と組み合わせて、この修飾したセットで13×10=130の区別 可能な化合物ができる。 実施例3.2 セット2を拡張するための規則6の適用 チャート4の1列を見ると、基111aおよびすでに選択した基71aはそれ ぞれ0および1個の塩素原子を含むので11aを71aに加えて用いることがで きることが明らかになる。同様に、5列において、基125a(塩素1個)、1 45b(塩素2個)および155a(臭素1個)を添加でき、7列から同様に1 17(塩素1個)および117c(塩素3個)を添加できる。修飾セット、セッ ト2aは16個の基、すなわち、71a、111a、102a、83a、174 a、145a、125a、145b、155a、136a、127a、117b 、117c、78a、69aおよび170aを包含する。セット1と組み合わせ て、この修飾セットは10×16=160の区別可能な成分をもたらす。 4 さらなる範囲への方法の拡張 今まで記載した規則により、選択される2組の置換基が得られ、これを組み合 わせると、独自の「自己コード化」産物が得られる。大きさ10の組は容易に達 成され、最高20までの種々のセットサイズも非現実的でない。ライブラリーが 3つの可変部位を有する中心構造を含む場合、これは、第三の置換基のセットを 自由に選択し、生成物を別のサブライブラリーとして保存することにより得られ る。すなわち第三の変数をそのサブライブラリーにより決定する。ほとんどの分 析系がある種の分画(たとえばウェル中)または拡散(たとえばメラノフォアプ レート上)を含むので、サブライブラリーの混合により、このようなことを行う うちで失われる構造情報に比べてほとんど得るものはない。セット3がセット1 および2と同様の大きさである場合、1000(10×10×10)ないし80 00(20×20×20)成分の範囲の自己コード化ライブラリーがデザインで きることは明らかである。 中心構造が4つの可変部位を含む場合、更なるコード化段階、すなわちコード されたセット1、2および3、サブライブラリーとしてセット4が必要である。 置換基の第三組の選択は以下の規則7にしたがってなされる。 規則7 ClおよびBrを含有する基をセット1および2から除く。各要素が 異なる数のClおよびBr原子または同位体パターンにより区別可能な他の原子 を含むと仮定するとセット3の要素は自由に選択しなければならない。 実施例4.1 チャート4に対する規則7の適用 未修飾の10の置換基セットである、前記規則2および3により選択されたセ ット1およびセット2はどちらも塩素化または臭素化基を含まないので適してい る。セット3に関して可能な選択は、69b(ハロゲン0)、111a(塩素1 個)、145b(塩素2個)、117c(塩素3個)および115a(臭素1個 )を含む。適当な中心構造と組み合わせて、セット1、2および3によりその公 称質量および同位体質量パターンにより区別可能な合計10×10×5=500 成分が得られる。 規則7の適用により、セット3はほとんどハロゲン化された基を含有するよう になる。しかし、人工的に同位体豊富にした置換基を含有する別の試薬を取り込 むことができる。たとえば、CH3COClおよびCD3COClを混合すること により、公称質量(M)15で同位体質量M+3の置換基メチル基が得られる。 状況によっては、特により小さなライブラリーの場合には、前記規則のいずれ かからわずかに逸脱していてもマスリダンダンシーがないかまたはほとんどない ライブラリーが得られる。 5.選択法の数学的表現 前記のようなチャートを用いた選択法の図式的表現に加えて、選択規則1ない し3を数学的に説明する。 この方法では用いたすべての数値(分子量、周期数、倍数および余り)は整数 でなければならない。 周期数、Pは図式法における列数に対応する。 選択則を以下のように表す。 規則1 セット1およびセット2はそれぞれ規則2および規則3における同じ Pの値を用いて選択する。 規則2 セット1の要素は、すべての要素が異なる分子量を有し、Pで割った 場合にこれらの重量のそれぞれが同じ余り(rem)を生じるように選択する。 規則3 セット2の要素は、すべての要素が異なる分子量を有し、Pで割った 場合にこれらの重量のそれぞれが異なる余り(rem)を生じるように選択する 。 記載した方法は数学的形態で表すことができるので、適当なアルゴリズムによ りこの方法をコンピュータープログラムに組み込むことができる。この方法のこ のようなコンピューターによる実施は本発明の範囲内であり、別の態様において 、本発明はそれぞれ独自の分子量または同位体パターンを有する化合物の組み合 わせライブラリーを構築する試薬のコンピューターベースの選択方法であって、 a)試薬のデータベースからの、望ましい化学変換に適した試薬の選択; b)各試薬構造内の置換基の区別および各置換基の分子量および同位体パター ンの計算; c)その分子量にしたがった置換基の本明細書に記載した手順にしたがった図 式中へのマッピング;および d)マニュアル選択または本明細書に記載した規則にしたがった自動化プロセ スによるチャートからの試薬の選択、およびそれに続く組み合わせライブラリー のマニュアルまたは自動化合成の実施のための実験的ワークシートへの試薬の移 行;の段階からなる方法を提供する。 さらに別の態様において、本発明は前記方法、規則またはアルゴリズムを用い て合成したライブラリー、化学ライブラリーの合成のための方法、規則またはア ルゴリズムの使用を提供する。 以下の実施例で本発明を説明する。 実施例5 140の区別可能な成分を有するライブラリーの合成および分析( E5) 説明1:ポリマー−結合N(アルファ)−FMOC−N(イプシロン)−BO C−(S)−リシン (D1) N(アルファ)−FMOC−N(イプシロン)−BOC−(S)−リシン(2 1.5g、44.8ミリモル)のDCM(250ml)中溶液を、1,3−ジイ ソプロピルカルボジイミド(5.65g、44.8ミリモル)およびDMAP( 0.25当量)で処理した。室温で30分後、溶液を100−200メッシュヒ ドロキシメチルポリスチレン(10g、10ミリモル)のDMF(50ml)中 懸濁液に添加した。2.5時間攪拌した後、樹脂をDMFおよびDCMでよく洗 浄し、乾燥して、標記化合物D1を得た。 説明2:ポリマー−結合N(アルファ)−アシル−N(イプシロン)−BOC −(S)−リシンの混合物 (D2) 10の別々の実験において、説明1からのポリマー結合リシン誘導体(220 mg、0.15ミリモル)をDCM(2×15ml)およびDMF(2×20m l)で洗浄し、続いて20%DMF中ピペリジン(2×20ml)で1および2 0分間処理した。樹脂をDMF(2×15ml)およびDCM(2×15ml) で洗浄し、続いて4時間、トリエチルアミン(0.42ml、3ミリモル)および 第1表に列挙した酸塩化物の1つ(1.5ミリモル)のDCM(15ml)中溶 液で処理した。樹脂をDMF(2×15ml)およびDCM(2×15ml)で 洗浄し、続いてメタノール中スラリーとして合し、DCMでよく洗浄して、10 のポリマー結合成分の混合物として標記化合物D2(2.14g、約1.5ミリ モル)を得た。 説明3:ポリマー−結合N(アルファ)−アシル−N(イプシロン)−アシル −(S)−リシンの混合物 (D3) 14の別々の実験において、説明2からのポリマー結合リシン誘導体(140 mg、約0.1ミリモル)をDCMで洗浄し(2×15ml)、続いてDCM(2 ×15ml)中30%トリフルオロ酢酸および2%アニソールで1および30分 間処理した。樹脂をDCM(3×15ml)、10%DCM中トリエチルアミン( 2×10ml)で洗浄し、続いて4時間、DCM(15ml)中トリエチルアミ ン(0.28ml、2ミリモル)および第2表に列挙した酸塩化物の1つ(1ミ リモル)で処理した。樹脂をDMF(15ml)およびDCM(3×15ml) 、最後にメタノール(15ml)で洗浄して、10のポリマー結合成分それぞれ の14の混合物として標記化合物D3を得た。 質量分析によるライブラリー(E5)の分析 各ビーズを説明3のライブラリーからとりだし、50%DCM(50ul)中 n−プロピルアミンで6時間処理した。試薬を蒸発させて、実施例5の個々の要 素を得た。LC−MS分析の代表的結果を、検出された分子イオンの帰属と合わ せて第3表に示す。 実施例6 50の区別可能な成分のライブラリー(E6)の合成および分析 説明4:ポリマー結合3−[N,N−ジ(t−ブチルオキシカルボニル)アミ ノメチル]ベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド(D4) 150−200umの4−ブロモポリスチレンからバーナード(Bernar d)およびフォード(Ford)の方法[ジャーナル・オブ・オーガニック・ケ ミストリー(J.Org.Chem.)1983、48、326)により調製し たポリマー結合トリフェニルホスフィン(2.96g、約5meq)のDMF( 25ml)中懸濁液をN,N−ジ(t−ブチルオキシカルボニル)−3−ブロモ メチルベンジルアミン(4g、10ミリモル)で処理した。混合物を70℃で4 8時間加熱し、冷却し、濾過し、ポリマーを交互にトルエン(50ml)および DCM(50ml)(3回)、続いてDCM(50ml)およびエーテル(50m l)(3回)、最終的に1:1DCM/エーテル(50ml)およびエーテル(2 ×50ml)で洗浄して、標記化合物D4(4.21g)を得た。 説明5:ポリマー結合3−[N−(アミノアシル)アミノメチル]ベンジルト リフェニルホスホニウム塩の混合物 (D5) 5の別個の実験において、説明4からのポリマー結合ホスホニウム塩(385 mg、0.35meq)をDCMで洗浄し(2×25ml)、30%トリフルオ ロ酢酸および2%アニソールのDCM中混合物(2×25ml)で1および3 0分間処理した。樹脂をDCM(3×25ml)、10%DCM中トリエチルア ミン(2×25ml)およびDCM(2×25ml)で洗浄した。樹脂を1−ヒ ドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(109mg、0.8ミリモル)、1,3 −ジイソプロピルカルボジイミド(0.13ml、0.8ミリモル)および第4 表に列挙したカルボン酸の1つ(0.75ミリモル)のDMF(10ml)およ びDCM(3ml)中溶液に一夜懸濁した。DMF(2×25ml)およびDC M(3×25ml)で洗浄した後、5種の生成物をDCM中スラリーとして合し 、濾過し、20%DMF中ピペリジン(2×30ml)で1および30分間処理 した。樹脂をDMF(2×30ml)およびDCM(3×30ml)で洗浄し、 乾燥して、5のポリマー結合成分の混合物として標記化合物D5(1.83g、 約1.75ミリモル)を得た。 説明6:ボリマー結合3−[N−(アシルアミノアシル)アミノメチル]ベン ジルトリフェニルホスホニウム塩(D6)の混合物 10の別個の実験において、説明5からのポリマー結合ホスホニウム塩(16 0mg、約0.17ミリモル)をDCM(10ml)中に懸濁し、トリエチルア ミン(0.1ml、0.7ミリモル)および第5表に列挙した酸塩化物の1つ( 0.35ミリモル)で処理した。90分後、樹脂を濾過し、DCMで洗浄した( 2×20ml)。10の生成物をDCM中スラリーとして合し、DMF(3×3 0ml)およびDCM(2×30ml)で洗浄した。樹脂を最後に連続してDC Mとエーテルの3:1、1:1および1:3混合物で洗浄し、次にエーテルだけ で洗浄して、50のポリマー結合成分の混合物として標記化合物D6を得た。 質量分析によるライブラリー(E6)の分析 説明6からの個々のビーズを水酸化ナトリウムの10%水性ジオキサン(50 ul)中10mM溶液で一夜処理して、実施例6の個々の要素を開裂させた。A PCI−MS分析の代表的結果を、検出された分子イオンの帰属と合わせて第6 表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.組み合わせで合成された化合物ライブラリーにおけるマスリダンダンシー の制御法であって、化合物をその分子量により同定することからなる方法。 2.分子量を質量分析により測定することを特徴とする請求項1に記載の方法 。 3.請求項1または2に記載の方法を用いてデザインされ、合成された化合物 のライブラリー。 4.化学的ライブラリーのデザインおよび合成のための請求項1または2の方 法の使用。 5.それぞれ独自の分子量または同位体パターンを有する化合物の組み合わせ ライブラリーを構築するための試薬のコンピューターベースの選択法であって、 a)試薬のデータベースからの、望ましい化学変換に適した試薬の選択; b)各試薬構造内の置換基の区別、および各置換基の分子量および同位体パタ ーンの計算; c)本明細書において記載した手順にしたがった図式中へのその分子量にした がった置換基のマッピング; d)マニュアル選択または本明細書において定義した規則にしたがった自動化 プロセスのいずれかによるチャートからの試薬の選択と、それに続く組み合わせ ライブラリーのマニュアルまたは自動化合成法の実施のための実験的ワークシー トへの試薬の移行の段階からなる方法。 6.コンピューターベースの請求項5に記載の方法を用いてデザインし、合成 した化合物のライブラリー。 7.化学的ライブラリーのデザインおよび合成のための請求項5に記載のコン ピューターベースの方法の使用。 8.式(E5): (式中、R1およびR2は実施例5において定義した通りである) の2またはそれ以上の化合物を含むライブラリー。 9.式(E6): (式中、R1およびR2は実施例6において定義した通りである) の2またはそれ以上の化合物を含むライブラリー。
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