JPH11512969A - ペイント再生方法およびペイント塗料 - Google Patents

ペイント再生方法およびペイント塗料

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Abstract

(57)【要約】 ペイントスプレーしぶき粒子を回収する方法は、色および種類によってペイントスプレーしぶき粒子を分離すること、分離したペイントスプレーしぶき配合物を粘着防止化すること、粘着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を脱水すること、脱水した、粘着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を乾燥させること、および乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を粒状化することから成っている。得られた配合物はペイント添加物として使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 ペイント再生方法およびペイント塗料 技術分野 本発明は、一般にペイントスプレーしぶき粒子を再生する方法およびペイント 塗料、より詳細には高品質ペイント製品の成分として再使用するためペイントス プレーしぶき粒子を再生する方法および前記粒子を使用するペイント塗料に関す るものである。背景技術 ロボットまたは作業者による吹付け塗装はどちらも大量のスプレーしぶき(ov er spray)廃棄物を発生する。最新の静電吹付け技術の広散布使用でも、購入し た全ペイントの約半分は無駄になる。ペイント吹付け作業において発生したスプ レーしぶきペイント副産物は、液体スラッジまたはフィルタ媒体に埋まった半硬 化生成物のどちらかの形をとる。水洗式ペイントブース装置は、正の空気圧を使 用して落下する水のカーテンにペイント粒子を押し入れることによって、スプレ ーしぶきペイントを捕捉する。時間が経過すると、これらのペイント粒子は堆積 して、水洗ピットすなわちタンクの底にスプレーしぶき物質のべとべとした凝集 塊を作る。 水洗式設計は、その高い効率と湿潤副産物特性のため、より制限的な埋立規則 の公布により重要な挑戦に直面した。それらの規則のために、ペイント廃棄副産 物の処分は経済面と環境面の両方で次第に禁止されるようになりつつある。従っ て、発生したスプレーしぶきペイント廃棄物を回収し、有用な高品質ペイント製 品にリサイクルすることによって、処分の問題を避けることが望ましい。 水洗式吹付けブースからペイントを集める1つの方法が、米国特許第3,51 5,575号(1970年6月2発行)に記載されている。この方法は、水洗式 吹付けブースの水系統に水溶性高分子電解質を添加して、ペイント滴を水系統の 中に分散させる。この特許文献は、さらに、ペイント廃棄物の粘着性を減らすた めに、種々のアルカリを含む化合物、湿潤剤、吸収剤、脱泡剤、等を水に溶かす ことを教えている。 ペイントスプレーしぶきをリサイクルするもう1つの方法が、米国特許第4, 607,592号(1986年8月26日発行)に提案されている。この方法は 、特別な吹付けブース設備と、ペイントスプレーしぶきを回収し、処理する特殊 な装置を必要とする。この方法は、さらに、ペイント廃棄物を粘着防止化しない ので、別の問題が起きる。詳しく述べると、べとべとする廃棄物はブース表面に 堆積する傾向があり、そのような廃棄物を運んで処理するために特殊な装置が必 要であり、また回収した廃棄物は直ちに再処理しなければならない。 最近、米国特許第5,092,928号(1992年4月3日発行)は、ペイ ントの中に使用するために、スプレーしぶきペイント粒子を回収する方法を開示 している。この特許文献は疎水性ヒュームドシリカを使用して、スプレーしぶき ペイント粒子を粘着防止化することを教えている。回収したヒュームドシリカで 封入された粒子を適当な溶剤と混合し、粉砕し、事前に選択した添加剤とブレン ドして、望ましい再構成ペイント材料を作ることができる。しかし、これらのス プレーしぶき粒子は色および種類によって分離が維持されていない。 上記の諸方法はすべてペイントスプレーしぶき粒子を粘着防止化するものであ るである。そのうえ、望ましくないことに、従来の方法は高品質ペイント製品の 一次成分を製造するために色または種類によってペイントを分離しない。 本発明は、上に挙げた諸問題を解決することを目指している。ペイントスプレ ーしぶき配合物を色また種類によって分離し、一貫した品質の原材料を生成する ことが望ましい。また、再使用可能な高品質ペイント塗料の中に使用するため、 ペイントスラッジを粘着防止化し、バクテリヤを除去し、脱水し、乾燥させ、粒 状化することが望ましい。発明の開示 本発明の一特徴に従って、ペイントスプレーしぶき粒子を回収する方法は、色 および種類によってペイント配合物の分離を維持すること、分離したペイントス プレーしぶき配合物を個別にかつ順番に粘着防止化すること、粘着防止化した、 分離したペイントスプレーしぶき配合物を脱水すること、脱水した、粘着防止化 した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を約2%未満の含水率まで乾燥さ せること、および乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したペイントス プレーしぶき配合物を約20ミクロン未満のサイズまで粒状化すること、の諸工 程から成っている。 本発明のもう1つの特徴に従って、ペイント塗料はペイント添加物を含んでい る。すなわち、ペイント塗料は液体ペイントと、水からペイント配合物を再生す る方法から作られたペイント添加物を含んでいる。前記再生方法は、ペイントス プレーしぶき配合物を色および種類によって分離すること、分離したペイントス プレーしぶき配合物を粘着防止化すること、粘着防止化した、分離したペイント スプレーしぶき配合物を脱水すること、脱水した、粘着防止化した、分離したペ イントスプレーしぶき配合物を約2%未満の含水率まで乾燥させること、および 乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合 物を約20ミクロン未満のサイズまで粒状化すること、の諸工程から成っている 。図面の簡単な説明 添付図面は、ペイントスプレーしぶき配合物を回収する方法を示すブロック図 である。発明を実施するための最良の形態 添付図面に、本発明の好ましい実施例を実施するのに適した一対のペイントブ ース10,12を示す。例外を除いて、本方法は色と種類によってペイント配合 物の分離を維持する。色と種類によってペイント配合物の分離を維持するため必 要ならば、より多くのペイントブースを追加できることがわかる。各ペイントブ ース10,12は、ブース10内にペイント塗布ステーションが配置された通常 のダウンドラフト水洗式ペイント吹付けブースであり、ペイント供給源に接続さ れた1個またはそれ以上の吹付けガン(図示せず)を備えている。吹付けガンの 動作はロボットまたは作業者が制御することができる。 各ペイントブース10,12はブースを上部ペイント吹付け室16と下部スラ ッジタンク18に分離する開放金属格子床14または同種のものを有している。 各ペイントブース10,12は水面26を形成する水22が入っているスラッジ タンク18を備えている。ペイント配合物を色と種類によって確実に分離するた めに、それぞれのスラッジタンク18の間で流体は移動できない。 ブース10,12の内部から外部環境へ通常のやり方で空気を移動させるため に、排気ファン(図示せず)が設置されている。スプレーしぶきペイント配合物 を含む空気がブース10の上部室16から開放金属格子床14を通して送られる 。床格子14を通過した後、スプレーしぶきペイント配合物を含む空気流はスラ ッジタンク18へ送られる。 本方法は、各色および種類のペイント配合物に対し残りの工程を個別に順次実 施する。本方法は、区分したスプレーしぶきペイント配合物を粘着防止化する工 程を含んでいる。区分したスプレーしぶきペイント配合物をスラツジタンク18 から回収するために、スプレーしぶきペイント配合物を粘着防止化する。本発明 の好ましい実施例では、約16nmの粒子サイズと約110mm2/gのBFT (Brunauer,Emmett,Teller)表面積をもつ疎水性ヒュームドシリカ粒子の層を 水22の表面26の上に形成する。これらの特性をもつ疎水性ヒュームドシリカ は Deguss AG(ドイツ)から Aerosil(登録商標)R972 の商品名で市販されて いる。個々の、または少数の密着したペイント配合物が上記の特性をもつ疎水性 ヒュームドシリカと接触すると、より小さいシリカ粒子がより大きなペイント配 合物の表面に付着されてペイント配合物を有効に被覆する、すなわち包み込む。 包み込まれたスプレーしぶきペイント配合物はべとつかず、凝集する傾向があり 、通常の機械的手段で容易に集めて、取り扱うことができる。疎水性ヒュームド シリカ粒子は包み込まれた粒子から成るペイントに対し有害でない。本発明から 逸脱せずに、別の粘着防止剤と凝固剤、たとえば陽イオン高分子電解質、金属塩 、尿素、メラミンホルムアルデヒド樹脂を使用できることがわかる。 次に、水22と、粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物は 処理リザーバ36へ移される。1個以上の処理リザーバ36があってもよいこと は知られている。オプションとして、本方法は、バクテリアを除去するために、 水22と粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物を状態調節す る工程を含むことができる。時間が経過すると、スラッジタンク18内の水22 と粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物は嫌気性になるので 、自然に発生したバクテリアを除去するため状態調節する必要があるかも知れな い。バクテリアを除去するために、バクテリアを殺す殺生剤(たとえば過酸化水 素)が処理リザーバ36に添加される。機械式ミキサ38を使用して、水22お よび粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物と殺生剤を混合す ることができる。別形式の殺生剤、たとえば Troysan 174 を使用できることが わかる。 本方法は、粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物を脱水す る工程を含んでいる。水を除去するために、水と、粘着防止化した、分離したス プレーしぶきペイント配合物がリザーバ36から脱水装置40へ移される。使用 した脱水装置は Binks Mfg.(米国)から市販されている脱水装置(Model No 150 )である。 本方法は、粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物の固形物 を乾燥する工程を含んでいる。粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペイン ト配合物の固形物が脱水装置40から乾燥機44へ移される。脱水装置40から の水はこの時点で処分することもできるし、あるいはリザーバ36へ戻すことも できる。ほとんどの場合、リザーバ36内の水はペイントブース10,12のス ラッジタンク18へ戻してリサイクルされる。乾燥機44は脱水した、粘着防止 化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物を約5%未満の含水率まで乾燥 させる。含水率は約2%未満が好ましい。乾燥させた、脱水した、粘着防止化し た、分離したスプレーしぶきペイント配合物は、約50mm〜75mmの平均断 面寸法をもつ岩石の形態で乾燥機から出てくる。ある種の応用では、顔料の変色 を防止するため、スラッジを比較的低い温度で乾燥させることが重要である。好 ましい実施例に使用した乾燥機44は、Wussmont(米国)によって製造され、販 売されているロータリターボ式乾燥機(Model No L12 )である。 本方法は、さらに、乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したスプレ ーしぶきペイント配合物を約20ミクロン未満のサイズまで粒状化する工程を含 んでいる。乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したスプレーしぶきペ イント配合物は乾燥機44から塊破砕機46へ移される。ここで、ペイント配合 物は約6.23mmの平均断面寸法まで細かくされる。塊破砕機46は Jacobs on Companies(米国)によって製造された破砕機(Model No LB1515)である。 粒状化した、乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したスプレーしぶ きペイント配合物は、塊破砕機46からホルダーホッパー50へ移される。ホル ダーホッパー50は Mac Equipment(米国)から市販されているホッパー( Mod el No 4×4)である。ホルダーホッパー50から、配合物を第1フィルタ受け 器52または第2フィルタ受け器54へ選択して移すことができる。フィルタ受 け器52,54は Mac Equipment(米国)から市販されているフィルタ受け器 (Model No 39AVRC14 )である。 第1フィルタ受け器52から、上記配合物を、ハンマーミル56、ジェットミ ル58、またはここで説明するやり方で梱包、等を行うため完製品区域60へ選 択して移される。第2フィルタ受け器54から、乾燥させた、脱水した、粘着防 止化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物を、同様にハンマーミル56 、ジェットミル58、またはここで説明するやり方で梱包、等を行うため完成品 区域60へ選択して移すことができる。ハンマーミル56は Jacobson Compani es(米国)から市販されている。ジェットミル58(エアインパクトミルとも呼 ばれる)は Jet Pulverizer Company(米国)から市販されている。 配合物を粒状化する工程の最初の操作は、ハンマーミル56で配合物を粒状化 することである。ハンマーミル56は配合物を約80ミクロンの平均断面寸法ま で粒状化する。ハンマーミル56から、配合物は空気圧で転換弁60へ移される 。転換弁60は、ここで説明するように、配合物を第1フィルタ受け器52また は第2フィルタ受け器54のどちらかへ選択して送る。ハンマーミル56によっ て粒状化された配合物は空気圧で第2フィルタ受け器54へ移される。 配合物を粒状化する工程の第2の操作は、ジェットミル58で配合物を粒状化 することである。第2フィルタ受け器54から、配合物は空気圧でジェットミル 58へ移される。ジェットミル58は配合物を約20ミクロン未満の平均断面寸 法まで粒状化する。 ジェットミル58から、配合物は空気圧で転換弁60へ移される。転換弁60 は空気圧で配合物を第1フィルタ受け器52へ送る。第1フィルタ受け器52か ら、配合物は、梱包、等を行う完成品区域へ空気圧で移される。すべての配合物 が約20ミクロン未満の平均断面寸法まで確実に処理するために、配合物は第1 フィルタ受け器52へ移される。 配合物の粒子サイズを調べるために、試料採取弁64が転換弁60の前に配置 されている。 本発明から逸脱せずに、他の種類および型のペイントブース、塊破砕機、乾燥 機、ホルダーホッパー、フィルタ受け器、ハンマーミル、微粉砕機を使用できる ことがわかる。 上に述べた方法から作られたペイント配合物を有するペイント塗料は、液体ペ イントと、得られた粘着防止化したペイント配合物と、得られた約20ミクロン 未満のサイズをもつ粘着防止化したペイント配合物と、得られた約2%未満の含 水率をもつ粘着防止化したペイント配合物を含んでいる。 ペイント添加物を有するもう1つのペイント塗料は、液体ペイントと、水から ペイント配合物を再生する方法から作られたペイント添加物を含んでいる。前記 再生方法は、スプレーしぶきペイント配合物を色と種類によって分離すること、 分離したスプレーしぶきペイント配合物を粘着防止化すること、粘着防止化した 、分離したスプレーしぶきペイント配合物を脱水すること、脱水した、粘着防止 化した、分離したスプレーしぶきペイント配合物を2%未満の含水率まで乾燥さ せること、および乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したスプレーし ぶきペイント配合物を20ミクロン未満のサイズまで粒状化すること、の諸工程 から成っている。産業上の利用可能性 ペイントを再生する本方法は、色および種類によってペイント配合物の分離を 維持する。プロセスのため一貫した供給原料を確保するために、異なる色および 種類のペイントは許されない。 上に述べた方法によって生成した再生顔料樹脂材料(PPRと略す)を標準電 着アルキド塗料と混和した。この塗料を使用して作成した塗装パネルを、以下に 示すように、ASTM規格に従って試験し、再構成ペイント材料の品質を決定し た。この試験の結果は以下の通りである。 240時間塩水噴霧腐食試験 ASTM規格D1654 このように、ペイント顔料樹脂粒子を再構成ペイント材料の成分として使用し て、優れた耐蝕性、非常に高い硬度、および良好な付着特性をもつ塗料が生成さ れた。 本発明の顕著な利点は、回収したペイント粒子を再生し、再生した製品を高品 質ペイント製品の成分として使用できることである。また、ペイントスプレーし ぶき粒子を再使用するので、スラッジ処分の問題は避けられる。 本発明のその他の特徴、目的、および利点は、図面、明細書、および請求の範 囲を検討すれば理解することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月10日 【補正内容】 請求の範囲 1. 水からペイント配合物を再生する方法であって、 色によってペイント配合物の分離を維持すること、 色によって分離した前記ペイント配合物に対し以下の残りの工程を個別に順次 実施すること; 分離したペイント配合物を粘着防止化すること、 粘着防止化した、分離したペイント配合物を脱水すること、 脱水した、粘着防止化した、分離したペイント配合物を約2%未満の含水率ま で乾燥させること、および 乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したペイント配合物を約20ミ クロン未満のサイズまで粒状化すること、 の諸工程から成ることを特徴とする方法。 2. (削除) 3. 前記ペイント配合物を粒状化する工程は、乾燥させた、脱水した、粘 着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を塊破砕機(46)へ移 し、配合物を約6.23mmの平均断面寸法まで細かくする工程を含んでいるこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 水からペイント配合物を再生する方法であって、 色および種類によってペイント配合物の分離を維持すること、 各色および種類のペイント配合物に単独に以下の残りの工程を個別に順次実施 すること、 (a)分離したペイント配合物を粘着防止化すること、 (b)粘着防止化した、分離したペイント配合物を脱水すること、 (c)脱水した、粘着防止化した、分離したペイント配合物を約2%未満の含 水率まで乾燥させること、および (d)乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したペイント配合物を約 20ミクロン未満のサイズまで粒状化すること、 の諸工程から成ることを特徴とする方法。 2. さらに、バクテリアを除去するため、殺生剤を添加して、水と、粘着 防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物とを状態調節する工程を含 んでいることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 前記ペイント配合物を粒状化する工程は、乾燥させた、脱水した、粘 着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を塊破砕機(46)へ移 し、配合物を約6.23mmの平均断面寸法まで細かくする工程を含んでいるこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 4. 前記ペイント配合物を粒状化する工程は、さらに、配合物を塊破砕機 (46)からホルダーホッパー(50)へ移し、配合物をホルダーホッパー(4 6)から第1フィルタ受け器(52)または第2フィルタ受け器(54)へ選択 して移す工程を含んでいることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の方法。 5. 前記ペイント配合物を粒状化する工程は、さらに、配合物を第1フィ ルタ受け器(52)からハンマーミル(56)へ移し、配合物を約80ミクロン の平均断面寸法まで粒状化する工程を含んでいることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の方法。 6. 前記ペイント配合物を粒状化する工程は、さらに、配合物をハンマー ミル(56)から第2フィルタ受け器(54)へ移し、次に配合物をジェットミ ル(58)へ移し、配合物を20ミクロン未満のサイズまで粒状化する工程を含 んでいることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の方法。 7. 請求の範囲第1項に記載した方法から作られた配合物を有するペイン ト塗料であって、 液体ペイントと、 前記得られた粘着防止化したペイント配合物と、 約20ミクロン未満のサイズをもつ前記得られた粘着防止化したペイント配合 物と、 約2%未満の含水率をもつ前記得られた粘着防止化したペイント配合物と、 を含んでいることを特徴とするペイント塗料。 8. ペイント添加物を有するペイント塗料であって、 液体ペイントと、 水からペイント配合物を再生する方法から作られたペイント添加物と、 から成り、前記再生方法が、 色および種類によってペイントスプレーしぶき配合物を分離すること、 分離したペイントスプレーしぶき配合物を粘着防止化すること、 粘着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を脱水すること、 脱水した、粘着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配合物を約2% 未満の含水率まで乾燥させること、および 乾燥させた、脱水した、粘着防止化した、分離したペイントスプレーしぶき配 合物を20ミクロン未満のサイズまで粒状化すること、 の諸工程から成ることを特徴とするペイント塗料。
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