JPH11512241A - アクセストランク構成最適化方法およびそのシステム - Google Patents
アクセストランク構成最適化方法およびそのシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
ネットワークアクセス最適化モデル決定(NAOMI)(202)システムは、広域サービスプロバイダの運用員が電気通信アクセスネットワークのトランク接続(10,12)をローカルエリアアクセスプロバイダの端局(6,8)にアクセスすることが所定の性能レベルかつ最低のコストで構成できるようにする。要求があれば、NAOMI(202)は、そこで広域サービスプロバイダがローカルエリアアクセスプロバイダにアクセスできるセーブイングワイヤセンター(SWC)(4)と、そこへ長距離コールが向けられる端局(6,8)との間を接続する直通端局トランク(10,12)およびタンデムトランク(16)の接続を最適化する。動作では、NAOMI(202)は先ず広域サービスプロバイダの進出点(POP)(2)、タンデムスイッチ(14)、端局(6,8)および各種直通端局トランク(12,10)およびタンデムトランク(16)それぞれの位置に関する構成情報を得る。そこで、NAOMI(202)は少なくとも1つのPOP(2)および端局(6,8)を含むタンデムサービスエリア(TSA)を限定する。それらを経由して広域サービスプロバイダからのコールはルートづけられる。
Description
【発明の詳細な説明】
アクセストランク構成最適化方法およびそのシステム技術分野
この発明は電気通信ネットワークにおいて長距離キャリアによりローカルエリ
アサービスプロバイダまたは競合アクセスプロバイダの端局へアクセスすること
、さらに特定して言えば、そのアクセスネットワークの直通トランクおよびタン
デムトランクの構成を最小のコストで最適化することに関する。背景技術
電気通信ネットワークにおいては、広域サービスプロバイダ、例えば長距離キ
ャリアはローカル交換キャリア、例えばローカルアクセスサービスプロバイダと
インターフェースする必要がある、その結果例えば長距離コールはローカルアク
セスサービスプロバイダの端局に到達することができる。広域サービスプロバイ
ダとローカルエリアサービスプロバイタ間のインターフェースすること、すなわ
ちアクセスし得ることについては図1に示される。図に示されるように、広域サ
ービスプロバイダに属する進出点(POP)2はローカルアクセスサービスプロ
バイダまたは競合アクセスプロバイダ(CAP)に属するセーブイングワイヤセ
ンター(SWC)4に接続される。SWC4はPOP2とインターフェースする
のに必要な装置を備えている。
終端ユーザ、例えば電話顧客にサービスを提供するために6や8のような多数
の端局(EOs)が直通端局トランク(DEOT)10a、10b、12aおよ
び12bによりSWC4に接続されることが示されている。通常、DEOT10
aおよび12bは着信トランクと呼ばれ、一方、DEOT10bおよび12bは
発信トランクと呼ばれている
さらに、タンデムスイッチ14がタンデムトランク10c、10d、12cお
よび12dにより端局6および8それぞれに接続されている。タンデムスイッチ
14は次にタンデムトランク16aおよび16bによりSWC4に接続されてい
る。DEOTのときに名付けたのと同様に、タンデムトランク10cおよび12
cは着信タンデムトランクと言われ、一方、タンデムトランク10dおよび12
dは発信トランクと呼ばれている。トランク10c、10d、12c、12d、
16aおよび16bは一括してタンデムトランクと呼ばれている。
運用中には、広域ネットワークとローカルエリアネットワーク間を往来する通
信トラヒックは、通常DEOTおよび端局6および8を通じて往来する。しかし
ながら、若しDEOTの全回線が使用中になると、あふれトラヒックはタンデム
トランクの方へルートづけられる。図1に示されるこの様な構成を従来からタン
デムサービス区域(TSA)と言っている。
長距離キャリアからローカル交換エリアへ往来する呼のトラヒックには、19
94年1月1日以前には分あたり同じコストをベースにしてチャージされており
、端局とセーブイングワイヤセンター間だけが最短距離をベースにチャージされ
るのが唯一つの変更であった。従って、長距離キャリアにチャージされるコスト
はトラヒックがネットワークを通してどう移動しようが、実質的には無関係であ
った。そのような訳で、長距離キャリアがそのトラヒックの移動に関して心配す
る必要がある大事なことは、その得ようとしていたサービスグレードだけであっ
た。
つまり、長距離キャリアは呼が終端のユーザに届きさえすれば、呼がローカル
アクセスプロバイダにどう運ばれるかについては殆ど関心が無かった。
連邦通信委員会(FCC)が、1994年1月1日以降アクセスチャージは以
前の気儘なコストおよび料金よりむしろアクセスあたりの真のコストを綿密に反
映すべきだと決定してからすべてが変わった。このコストの再構築を導入するた
めに、FCCはローカル通信再構築(LTR)のコンセプトを導入した。本質に
おいて、LTRはアクセスコストを3つの異なった要素に分ける。第一の要素は
アクセスプロバイダにより長距離キャリアに対して図1に示したPOP2からS
WC4に接続する設備を使用するためにチャージされるコストである。この第一
の要素は入口設備コストと言われ回線あたりをベースとした定額コストである。
第二の要素はマイルあたりの定額コストで、長距離キャリアが端局をSWCに接
続する直通回線例えばDEOTをローカルアクセスプロバイダからリースする際
に負担するものである。つまり、長距離キャリアはローカルサービスプロバイダ
からリースするDEOTについては、そのDEOTを通じてどんなに多くの呼が
かけられようとも呼あたりのベースでチャージされないと言うことである。第三
の要素は、タンデムトランクへのトラヒックのあふれをベースにしている。LT
Rのちょうど前までは、タンデムへ溢れたトラヒックは分あたりのコストをベー
スにチャージされていた。
コスト構成に対する変化を考慮して、長距離キャリアすなわち広域サービスプ
ロバイダの見地からのコスト問題が存在する。長距離サービスプロバイダは特定
のグレードのサービスを最小のコストで達成するために、どれだけの数のDEO
Tおよびタンデムトランクをローカルアクセスプロバイダからリースするかを決
定しなければならぬことから、このコスト問題は本質的には容量の問題である。
早い話が、長距離キャリアは自分がこうむるアクセスコストに対して呼のあふれ
をどこまで受け入れることがでるかのバランスをとらなければならない。長距離
キャリアはその収入のほぼ半分をアクセスコストとしてローカルエリアサービス
プロバイダに支払っている事実から、長距離キャリアにとってそのアクセスコス
トを最小にするようアクセストランクの構成を最適化する能力は最も重要である
。発明の概要
本発明のネットワークアクセス最適化モデル決定システムは、アクセスネット
ワークのトランク構成を最適化することによりアクセスコストを最小にする、ま
た、さらにアクセスコストを低くする変更についての勧告を提供する。特に、ア
クセスネットワークまたは電気通信ネットワークの全般的構成がデータベースに
格納されているので、広域サービスプロバイダの進出点(POP)、各種アクセ
スプロバイダのタンデムスイッチおよび端局のそれぞれの位置を知ることができ
る。異なったPOP、タンデムスイッチ(タンデム)および端局のサイトを知る
ことにより、様々なPOPおよび端局間の相対的距離を計算できる。
色々なPOPおよび端局間でのトラヒックを運ぶのに適応できる各種トランク
もまたデータベースに格納されている。加えて、それぞれのトランクを往来する
トラヒックの方向も格納されているので、NAOMIシステムは与えられたトラ
ンクが発信トラヒック、着信トラヒックに対するものか、または両方向のトラヒ
ックを運ぶことができるかを知ることができる。トランクが直通端局トランク(
DEOT)またはタンデムトランクであるかもデータベースにデータとして格納
される。幾つかの端局は必要な装置を持たないのでDEOTが可能でない。端局
の他のアクセス能力もまた格納されている。
本発明のNAOMIシステムに、さらに利用できる情報はある端局が属する特
定のアクセスプロバイダである。それぞれが多数の端局を管理できる複数のアク
セスプロバイダがある。それらのアクセスプロバイダは多分LEC、地方ベル電
話運用会社(RBOC)すなわち電話会社(telcos)、または競合アクセ
スプロバイダである。
全般的な電気通信ネットワーク構成に加えて、各種アクセスプロバイダおよび
そのそれぞれの端局に関するコスト情報もまた格納される。このコスト情報は広
域サービスプロバイダがその端局にアクセスするためにローカルアクセスプロバ
イダに支払いを要する各種のコスト情報が含まれている。先に述べたように、そ
れらのコストには、入口設備コスト、各種トランクのリースまたは購入に関連す
る定額コストおよびタンデムへのあふれトラヒックの変動コストである。
NAOMIシステムは、長距離キャリアが長距離コールが向けられる端局にア
クセスするために使用されるPOPを含むタンデムサービスエリア(TSA)を
限定する。TSAは少なくともPOPおよび関与する端局およびその端局が延び
ているなんらかのタンデムを含むために限定される。若しそのタンデムがたまた
ま他の端局に延びておれば、その他の端局もまたそのTSAに含まれる。それら
他の端局に接続されたタンデムもまた同じTSAに含まれる。従って、付加的な
端局およびタンデムは、もはや延びているタンデムまたは端局でなくなるまでT
SAの構成に加えられる。
TSA内の各端局のトラヒック輪郭すなわちトラヒックパターンは所定の時区
間、例えば24時間記録される。トラヒック輪郭は所望の時区間ごとに、例えば
1時間ごとに分けられるので、NAOMIシステムは発信、着信、800番また
は他の特殊サービスのトラヒックがどの位あるかを知ることができる。各個々の
端局の可能性に従って、あふれトラヒックは方路づけられる。
特定のTSAが限定された後、NAOMIシステムは、色々なPOPおよび端
局間の距離、関係の端局のアクセス能力、関係する端局が属するアクセスプロバ
イダに関連するコストデータおよび関係の端局に関連するトラヒックパターンに
関連するそのデータベースに格納されたデータを、長距離キャリアのPOPと関
係する端局間のDEOTおよびタンデムトランク接続を構成し、そのTSAに対
する最適化構成を最小のアクセスコストで得るために利用する。
電気通信ネットワークが最適に構成されることを確実にするためには、長距離
キャリアまたは広域サービスプロバイダは現実に色々なローカルエリアアクセス
プロバイダおよび競合するアクセスプロバイダの幾つかにアクセスするので、広
域サービスプロバイダに属する幾つかのPOPは複数のタンデムサービスエリア
を限定するために色々なローカルエリアアクセスプロバイダに属する色々な端局
と一緒に構成されることがある。従って、電気通信ネットワークは多数のTSA
を含むと考えられる。広域サービスプロバイダのすべての加入者に対して最小の
アクセスコストを得るためには、限定されたTSAのすべては与えられたサービ
スグレードを最低のコストで最適の直通およびタンデムトランクを持つよう構成
できよう。
従って、本発明の目的は、広域サービスプロバイダにとってアクセスコストを
より少なくするようになるアクセスネットワークに対する最適化されたトランク
構成を提供することである。
本発明の他の目的は、広域サービスプロバイダの運用員、すなわち、トラヒッ
クエンジニアおよび管理者にトランク構成変更の勧告を提供し、その結果運用員
が特定のサービスグレードに対して色々なローカルアクセスサービスプロバイダ
から最小の数だけのトランクをリースまたは購入するようにすることである。図面の簡単な説明
本発明の以上に述べた目的および利点は、次の実施例の説明と添付図面とを参
照すれば明らかになりそして発明自体一層理解されるだろう。
図1は、この発明の背景と本発明のNAOMIシステムによるTSAの限定を
説明するのに用いるタンデムサービスエリアを示す図である。
図2は、本発明のNAOMIシステム、そのデータベースおよびその運用員の
間の相互関係を示す概観図である。
図3は、本発明のNAOMIシステムにより実行される種々のアプリケーショ
ンプログラムを説明する図である。
図4は、図3に示したアクセス構成更新プロセスに焦点をしぼって示す図であ
る。
図5は、図3に示したユーザ最適化要求整備プロセスに焦点をしぼって示す図
である。
図6は、図5に示されたTSA修正プロセスをさらに詳細に示す図である。
図7は、図3に示されたDEOTおよびタンデム構成最適化プロセスにより実
行されるオペレーションをさらに詳細に示す図である。
図8は、図3に示された最適化結果提供プロセスに焦点をしぼって示す図であ
る。
図9ないし図11は、種々のTSAを示す図である。
図12は、本発明のNAOMIシステムによるTSA限定の典型的ステップを
示すフローチャートである。
図13は、本発明のNAOMIシステムの各種記憶装置を示す図である。
図14は、見本TSAの概要のディスプレイ出力での見本TSAの種々のトラ
ンクおよび端局を示す図である。
図15は、タンデムトランクを有する見本TSAの見本的なグラフのディスプ
レイ表示を示す図である。
図16は、端局の観点から見た見本TSAを説明する他のグラフのディスプレ
イ表示を示す図である。
図17は、NAOMIシステムにより推奨されたトランク規模に修正したこと
によるコスト節約を示す最適化概要を表わす見本的なグラフのディスプレイ表示
を示す図である。
図18は、タンデムトランクの回線数を増加を勧告する最適化結果を示す見本
のディスプレイ表示を示す図である。
図19は、端局についての24時間のトラヒック輪郭すなわちトラヒックパタ
ーンの見本のディスプレイ表示を示す図である。
図20は、アクセスプロバイダのコストデータの見本のディスプレイ表示を示
す図である。発明を実施するための最良の形態
図2には、本発明のネットワークアクセス最適化モデル決定(NAOMI)シ
ステムとその外部環境間の相互関係が示されている。具体的には、NAOMIシ
ステム202は、多数のデータベースに順番に通信接続されるリトリーバシステ
ム204に接続されている。それらデータベースの一番目のものは、NAOMI
システム202にトラヒック統計を提供する国内トラヒック分析システム(NT
AS)データベース206である。NTASデータベース206により提供され
るトラヒック統計には、NAOMIシステムの広域サービスプロバイダあるいは
長距離キャリャに呼がかけられる時に生成される呼詳細記録が含まれている。そ
れら呼詳細記録は主に料金請求書作成のために用いられる。ある決められた時間
帯、例えば月曜日の午前中ごとに、広域サービスプロバイダを経由して先週かけ
られた呼の詳細記録から得られたトラヒック統計のすべてがNTASデータベー
ス206に集積され記憶されるので、サービスプロバイダは自身のそれぞれの交
換機のトランクを通して運ばれたトラヒック量を知ることができる。その情報が
得られると、広域サービスプロバイダは呼の運ばれた各端局ごとのトラヒックの
輪郭すなわちトラヒックのパターンを決定することができる。従って、このトラ
ヒック統計は広域サービスプロバイダにとっては通信ネットワーク構成の決定を
可能にする1つの要素である。
リトリーバシステム204に接続されている2番目のデータベースは交換回線
指令追跡システム(SCOTS)データベース208である。このデータベース
には、ローカル交換キャリア(LECs)または地域ベル運用会社(RBOCs
)からのトランクの種類を指令するために、広域サービスブロバイダの運用員か
らのアクセスワーク指令に関する情報が入力されている。SCOTSデータベー
ス208から回線の状態を検索することで、NAOMIシステム202は後述す
るように最適化プロセスに向けたネットワークの構成を決定することができる。
リトリーバシステム204に接続されている3番目のデータベースは、ネット
ワーク整備(NETPRO)データベース210である。SCOTSデータベー
ス208と同様に、NETPROデータベース210もまたネットワークの回線
の状態を得るために広域サービスプロバイダに用いられる、すなわち、広域サー
ビスプロバイダは地域サービスプロバイダへの呼を経路選択するために将来用い
るトランクの回線と進出点(POP)の規模を判断するに必要な情報を得てその
有するリソースを決定することができる。
リトリーバシステム204に接続されている4番目のデータベースは、参考情
報統合システム(IRIS)データベース212であり、アクセスネットワーク
での各サイトに関する情報を格納するのに用いられている。IRISデータベー
ス212に格納されているデータには、各POPとある特定の端局間の距離の確
定を可能にするためにPOPの位置データが含まれている。さらに、IRISデ
ータベース212には各端局とPOP間に直通回線で接続されているかどうかに
ついてのデータが格納されている。IRISデータベースに格納されている他の
情報には、ある端局が800番サービスを遂行できるかの情報も含まれている。
IRISデータベース212に格納されている情報は最新のものに更新されそこ
でNAOMIシステム202に直接入力することができる。
リトリーバシステム204に接続されている最後のデータベースは、アクセス
コスト決定システム(ACDS)データベース214である。IRISデータベ
ース212と同様に、ACDSデータベース214に格納された情報はNAOM
Iシステム202に直接入力されることができる。ACDSデータベース214
には、広域サービスプロバイダが地域サービスプロバイダや競合するアクセスプ
ロバイダのトランクおよび端局にアクセスする際に課せられる単位料金、料金ま
たはコストの情報が含まれている。地域サービスプロバイダが異なると課せられ
る料金も異なり、従ってトランクの構成が異なると異なる料金が課せられること
になるからこれは重要な情報である。
NAOMIシステム202は、また本実施例ではトラヒックエンジニア216
および地方アクセス管理(RAM)マネージャ218により広域サービスプロバ
イダの運用員に接続されていることが示されている。後で明らかにされるように
、トラヒックエンジニアはNAOMIシステム202がPOPと端局間のトラン
ク接続の構成を最適化するよう要求できる。要求されると、最適化の回答がNA
OMIシステム202よりトラヒックエンジニアに提供されて、そこでトラヒッ
クエンジニアは追加のトランクのリースもしくは購入、または既に接続されてい
るトランクの切断をLEC(s)に注文することができる。他方、RAMマネー
ジャ218はNAOMIシステム202に最適化プロセスのための例えば呼ふく
そうの許容使用率のような特定のしきい値および構成の設定を提供する。このし
き
い値および構成の設定はNAOMIシステム202でその最適化構成のプロセス
で用いられる。表示および通報がNAOMIシステム202で作成されRAMマ
ネージヤ218にフィードバックされる。
図示されていないが、トラヒックエンジニア216とRAMマネージャ218
の両方はローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されることもある端末に
よりNAOMIシステム202とインタフェースしている。入出力データはディ
スプレイ端末に表示または印字コピーすることでトラヒックエンジニアおよびR
AMマネージャに提供される。
NAOMIシステム202は、例えばデジタルイクイプメント(DEC)で製
造されたVAX系列のミニコン、またはインテルで製造されたマイクロプロセッ
サーを使用したパソコンのようなプロセッサーで構成される。あるいはまた、N
AOMIシステム202は例えばサン、ヒューレット・パッカード等のいずれか
で製作されたワークステイションで構成されてもよい。次いでリトリーバシステ
ム204は自立のコンピュータユニットあるいは実際的にはNAOMIシステム
202に組み込まれた処理ユニットで構成される。
NAOMIシステム202により遂行される異なつた機能的処理を図3に示す
。図示するように、広域サービスプロバイダの運用員は最適化準備要求をNAO
MIシステムに出力するとそれはアプリケーションプロセス304に送られる。
要求に答えて、必要なデータが図2に示した異なったデータベースから検索され
る、そこで要求の回答が例えばネットワークのトラヒックエンジニアおよび/ま
たはRAMマネージャのような運用員に表示される。
図3に具体的に示すように、最適化要求を果たすためにNAOMIシステムに
より実行されるアプリケーションプロセスは8つの異なったものがある。この異
なったプロセスにより要求される情報はNAOMIシステムの部分であるデータ
ベースから検索される。この8つのアプリケーションプロセスすなわちモジュー
ルは以下のものである:すなわち、アクセス構成更新プロセス301、アラーム
状態識別プロセス302、計画点検開始プロセス303、前述のユーザ最適化要
求の整備プロセス304、DEOTおよびタンデム構成最適化プロセス305、
最適化回答提供プロセス306、RAM構成管理プロセス307、およびアクセ
ス実行通報プロセス308である。
アクセス構成更新アプリケーションプロセス301を参照すると、このプロセ
スに多数の入力が供給されることが知られる。それら入力の幾つかは図2に示し
た外部データベースからのデータが含まれる。例えば、コスト更新データ、サイ
ト更新データおよびトラヒック更新データがアプリケーションプロセス301に
入力として供給される。また、デジタル信号レベル3(DS3)データのような
回線の形式に関する回線の状態データもアクセス更新構成アプリケーションプロ
セス301に供給される。NAOMIシステムでIRISデータベース212か
ら検索されアクセス構成データベース310に格納された端局およびPOPトラ
ヒック情報のような付加的アクセス構成情報もアプリケーションプロセス301
に入力される。同様に、各アクセスプロバイダに対するアクセス料に関する情報
がACDSデータベース214から検索されアクセス構成データベース310に
格納される。例えば図1に示されたTSAのような、ある特定のTSAで限定さ
れたトランク、端局に関するトラヒック情報もまた格納されている。時系列的通
報のために、TSAでの各端局に対する平均および最繁時使用率を例えば月単位
で計算し格納する。アプリケーションプロセス301は図3に示すようにアクセ
スプロバイダ記憶装置426に出力を提供し、そして例外通報記憶装置420に
別の出力を提供する。アクセス構成更新アプリケーションプロセス301に従属
して異なるデータベースから情報を得て、検索されたデータをNAOMIシステ
ムで使用できるよう特定の方法で編成するために多数のサブプロセスが実行され
る。それらのサブプロセスを図4に示す。
アクセス構成更新アプリケーションプロセス301の一番目のサブプロセスは
端局更新サブプロセス411である。図示するように、IRISデータベース2
12から検索されてアクセス構成記憶装置310に格納された端局更新データは
端局のアクセス性能としてサブプロセス411に入力される。端局のアクセス性
能に関連する他の情報部分としては、NETPROデータベース210から検索
されたDS3整備データで代表されるトランクの形式に関するデータであり、そ
れもまた端局更新サブプロセス411に入力される。新しい端局の新設または旧
い端局の抹消は例外通報として例外通報記憶装置420に通報される。端局に関
連する情報は端局記憶装置422に記憶される。
端局記憶装置422は図13にも示され、その記憶装置には端局の識別子、ロ
ーカルエリアサービスプロバイダまたは特定の端局を所有するアクセスプロバイ
ダ、その端局に関する情報の新設日付、その端局の共通ローカルランゲージ識別
子(CLLI)コード、ネットワークでの垂直および水平(H&V)座標、その
端局の例えばDS3トランクによるDEOTアクセス、両方向アクセスまたは直
接アクセスに対する性能、およびその端局のホストに関する情報が格納される。
上記したように、新しい端局について端局更新情報を受け取ると端局更新サブ
プロセス411はその端局新設を更新し、そこでトラヒック更新例外通報のよう
な通報を例外通報記憶装置420に送る。現存の端局に対して端局の更新に関す
る情報を受けると、サブプロセス411は現行の端局情報を端局更新情報に取り
替える。例えばDS3設定のようなある特定の設定が、例えばRAMマネージャ
のような運用員によつてある端局に指定されると同じ設定が同じ端局CLLIコ
ードを有する新しい端局に指定される。若し端局更新が所定時区間内に現存する
端局について受領されないときには、その端局は抹消されそこでそのような抹消
はトラヒック更新例外通報で例外通報記憶装置420に通報される。ネットワー
ク設備状態での変更があるときは、例外通報記憶装置420に例外として通報さ
れる。
通信ネットワークの一部として構成される各POPはPOP更新サブプロセス
412で更新される。各POPの更新情報はIRISデータベース212から検
索されアクセス構成記憶装置310に格納されPOP更新サブプロセス412に
供給される。各POPに関する追加情報はPOP記憶装置424からサブプロセ
ス412に供給される。図13に示すように、POP記憶装置424は各POP
についての以下の情報を含んでいる:すなわち、そのPOPに対する識別子;そ
のPOPの所有者または運用員;そのPOPについての現用データの新設日付;
アクセスプロバイダまたはそのPOPが所在するローカルアクセスサービス区域
(LATA);そのPOPが所在する垂直および水平(V&H)座標;そのPO
PがLATAにアクセスするセーブイングワイヤセンター(SWC);およびそ
のPOPについての回線上の制約の情報である。回線上の制約には、例えばPO
Pがアクセス、着信または両方向トラヒックに適応できるかどうかの情報が含ま
れる。
POP更新サブプロセス412は、例えば週単位の周期でPOP更新情報を受
け取る。POP更新情報を受け取ったとき、それが新しいPOPについてであれ
ば、新しいPOPが新設されたことであり、そこでそのような新設は更新トラヒ
ック例外通報で通報され例外通報記憶装置420に送られる。若し受け取った更
新情報が現存するPOPに対するものであれば、そのPOPに関する現在のPO
P情報は更新情報と置き換えられる。若しPOP更新情報が所定の時区間内に受
け取られないときには、その現存するPOPは抹消されそこでその抹消はトラヒ
ック更新例外通報が例外通報記憶装置420に通報される。運用員によりあるP
OPに対して回線制約設定が指定されると、同様な設定が同じPOP識別子を持
つ新しいPOPに対してなされる。
アクセス構成更新の3番目のサブプロセスはアクセスプロバイダ更新サブプロ
セス413である。ここで、各アクセスプロバイダについての料金情報はACD
Sデータベース214から検索され、そこでNAOMIシステム202内のアク
セス構成記憶装置310に格納されている。新しいアクセスプロバイダの新設ま
たは旧アクセスプロバイダの抹消はトラヒック例外通報で通報され例外通報記憶
装置420に送られる。アプリケーションプロセス310の他のサブプロセスと
同様に、例えば週ごとの周期的更新がアクセスプロバイダサブプロセス413を
更新するためになされる。若し新しいアクセスプロバイダが要求され、更新情報
を受けるとアクセスプロバイダ更新サブプロセス413は新しいアクセスプロバ
イダを新設し、その追加をトラヒック更新例外通報に通報する。既存のアクセス
プロバイダを更新する情報を受け取ると、そのアクセスプロバイダに対する現行
のアクセスプロバイダ情報は更新情報と置き換えられる。既存のアクセスプロバ
イダに対する更新情報が受け取られないときには、そのアクセスプロバイダは抹
消され、その抹消は更新トラヒック例外通報に通報される。各種のアクセスプロ
バイダに関するデータはアクセスプロバイダ記憶装置426に格納される。 各
アクセスプロバイダに対して、アクセスブロバイダ記憶装置426に格納される
特定のデータを図13に示す。例えば、各アクセスプロバイダは識別子を持つの
で識別できる。例えばベルアトランティクあるいはアメリテクなどのアクセスプ
ロバイダの構成担当の運用員もまたアクセスプロバイダ記憶装置426に登録さ
れている。さらに、最新の有効情報の新設日付も格納されている。広域サービス
プロバイダが特定のアクセスプロバイダにアクセスするためには、入口設備コス
ト、DEOT固定コスト、DEOTマイルコスト、タンデム使用コストなどの様
々なコストが支払れる。異なった入口設備に対するコストは、設備がDS1また
はDS3に適応できるかどうかで変わることに注意されたい。同様に、固定方向
接続の型式が異なってもコストが変わる。前述したように、アクセスプロバイダ
が異なればコストも料金も様々である。
アクセス構成更新アプリケーションプロセス301で実行される次のサブプロ
セスはトラヒック統計更新サブプロセス414である。入力として、サブプロセ
ス414はNTASデータベース206からのトラヒック更新情報を受ける。例
えば週ごとの周期でトラヒック更新情報を受けると、トラヒック統計更新サブプ
ロセス414はネットワークの各トランクおよび端局の現行のトラヒック統計を
新設し、その更新情報を図13に示すトラヒック統計記憶装置428に送る。周
期的トランクトラヒック統計を受けると、トラヒック統計更新サブプロセス41
4はその周期的日付に対する日付印で識別された新しいトランクトラヒック統計
を新設する。周期的端局トラヒック統計を受けると、トラヒック統計更新サブプ
ロセス414は新しい端局統計を新設して、日付印でそれを識別する。
周期的トラヒック統計更新が完了すると、トラヒック統計更新サブプロセス4
14は後述するアラームチェツクを開始する。さらに、周期的トラヒック統計更
新が完了すると、トラヒック統計更新サブプロセス414が、後述するように、
トラヒック統計記憶装置428からのタンデムサービス区域新設サブプロセス4
15への出力で示されるようにTSAの新設を開始する。また、トラヒック統計
更新サブプロセス414は、所定の時区間例えば4週間後に周期的トランクトラ
ヒック統計および端局トラヒック統計を抹消する。トラヒック統計記憶装置42
8に格納されるトラヒック統計にはタンデムスイッチ識別子、端局CLLI、ト
ランクグループ番号およびネットワーク最適化に用いられる時区間であり100
秒呼に等しい1時間ごとのCCSが含まれている。
アクセス構成更新アプリケーションプロセス301の次のサブプロセスはタン
デムサービス区域新設サブプロセス415である。サブプロセス415の詳細を
述べる前に、TSAは図1を参照して説明したように1組のタンデムトランクお
よびそのトラヒックがそれらタンデムトランクで限定される端局(1または複数
)で定義されることに注意されたい。本発明のNAOMIシステムはタンデムト
ランクの数とTSAに対する直通端局トランク(DEOTs)接続を最適化する
ものである。
図1に示すように、通常はTSAは一つのタンデムスイッチと一つの端局のた
だ一つのPOPを有するものであるが、図1と同じ構成要素には同じ名称を付し
た図9に示す重ね合わせた構成では、TSAは単一のタンデムスイッチと多数の
POPで限定されているように示されている。図9のTSA構成では端局6と端
局8間のアクセスタンデムトランク使用を重ね合わせているからである。端局6
に対するタンデム着信およびDEOTサービスはPOP2で提供され、その一方
、端局8に対するDEOTおよびタンデムサービスはSWC22を経由してアク
セスプロバイダにアクセスし得るPOP22で提供される。SWC22を端局8
に接続する参照符号22aおよび22bで示されるDEOTはSWC4を端局6
に接続するDEOTとは異なっている。SWC22はタンデムスイッチ14にタ
ンデム着信トランクだけで接続されている。
図10に重ね合わせTSA構成の変形を示すが、この例ではSWC22とタン
デムスイッチ14間のタンデムトランク接続は両方向性である。従って、図10
のTSAは端局6が他のPOPのタンデムトランク24にオーバフローできる非
最終のタンデムトランク16を有する“最近傍のPOP”2の助力を受ける構成
を提供する。この構成では、POP20のタンデムトランク24は端局6のオー
バフロートラヒックを含む規模のものとされる。
他の特殊なケースのTSAを図11に示す。この構成では、端局6は1アクセ
スプロバイダにより提供されるアクセスタンデムスイッチ14に接続するために
両方向DEOT10およびタンデム着信トランク10dを用いる。同時に、端局
6はタンデム着信トランク10cにより別のアクセスプロバイダにより提供され
る着信タンデムスイッチ26に接続されている。NAOMIシステムは各タンデ
ムトランクを個々に作成するが、単一限定されたTSAは各端局を単一のTSA
にだけ割り当てるというコンセプトを保つために用いられる。
図1、図9、図10および図11では最大2つのPOP、2つの端局および2
つのタンデムの場合が示されているが、これはあくまで説明のための特殊な例で
あることを理解されたい。実際には各TSAには多数のPOP、タンデムスイッ
チおよび端局を含むことができる。その証拠としてTSAの範囲を以下に説明す
る。 タンデムサービス区域の範囲を説明するフローチャートを図12に示す。
まず、タンデムトランクがブロック1202で識別される、ブロック1204で
そのタンデムトランクは新設されたTSAの部分であることが識別される。動作
は次に識別されたタンデムトランクに延びている端局があるかどうか探すために
進行する。デシジョンブロック1206でそれを表す。否定であればTSAは限
定されたと見做されプロセスは停止する。タンデムに延びている端局が全くなけ
ればTSAは限定されない。ブロック1208で示すように、少なくとも1つの
端局が識別されたタンデムトランクに延びていれば、その端局はTSAの部分と
見做される。同じ識別されたタンデムトランクに延びている他の端局も同様にそ
のTSAに加えられる。そこで、それら端局のうちのいずれかが他のタンデムト
ランクに延びているかどうかの判断がなされる。それはデシジョンブロック12
10で表される。否定であれば、そのTSAはブロック1212で限定されたと
見做されプロセスは停止する。若しそのTSAの追加した端局のいずれからか延
びている追加のタンデムトランクがあれぱ、それらのタンデムトランクはそのT
SAにブロック1214で追加される。このプロセスはここで識別されたタンデ
ムトランクに延びている端局があると判断される限り繰り返される。従って、図
12のフローチャートによれば1つのTSAは事実上複数のタンデムと端局を含
むことがある。
図4に戻り、焦点をタンデムサービス新設サブプロセス415にあてる。TS
Aを新設するときには、責任者またはユーザおよび適切な点検スケジュールをそ
のTSAに対して定めることに注意する。それはユーザ最適化要求整備アプリケ
ーションプロセス304および特にそのサブプロセスの1つである図5に示すユ
ーザタンデムサービス修正サブプロセス544により行うことができる。新しい
TSAは各周期的な時区間ごと、例えば1週間ごとに、作成されるが点検スケジ
ュールおよび責任のあるユーザが定められると、そのTSAの各週バージョンに
情報が伝達される。新しいTSAが新設されるとその新TSAの各POPおよび
端局はそのTSA内のコストを計算するのに必要な情報が利用可能かどうか検証
するためにチエックされる。その端局の垂直および水平(V&H)座標、端局ア
クセスプロバイダ、またはPOPのV&H座標が利用できないTSAは、エラー
データを含むものとしてフラッグを付けられ例外通報で例外通報記憶装置420
に通報される。
周期的トラヒック統計更新が完了すると、サブプロセス415は新しいデフォ
ールトTSAsを新設する。各TSAはそのタンデム、POPおよびそのトラン
クを経由して送られたトラヒックのトラヒック利用指示器(TUI)で識別され
る。例外TUIを備えたトランクはTUI例外TSAと指定される。このような
例外TUIは例外TUI記憶装置430に格納される。例外TUIは例えば80
0番利用のものである。
TSAが新設されると各端局に対するV&H座標が有効化される。若しV&H
座標が探せないときには、その欠けている端局データはトラヒック更新例外通報
で通報され、そのTSAはエラーデータを含むものとして識別される。同様に、
各POPのSWCのV&H座標もまた有効化される。若しPOPに対するV&H
座標が探せないときには、その欠けているPOPデータはトラヒック更新例外通
報に載せられそのTSAはふたたびエラーデータを含むものとして識別される。
同様な有効化プロセスが各端局に定められたアクセスプロバイダに対して繰り返
される。若しそのアクセスプロバイダについて料金情報が探せないときには、こ
のときもまたトラヒック更新例外通報で通報され、そのTSAはエラーデータを
含むものとして識別される。所定の時区間、例えば4週間以上も旧いトランクト
ラヒックで設定されているTSAは抹消される。
図13に示すように、TSA記憶装置437は各TSAの識別子に関するデー
タを格納する。そのTSAを担当しているトラヒックエンジニアはそのTSAの
所有者に指定される。さらに、TSA記憶装置にはそのTSAの新設日付および
トラヒック利用指示器(TUI)が含まれる。
タンデムサービスエリア新設サブプロセッサ415からの出力はタンデムトラ
ンク記憶装置432、端局トラヒック記憶装置434およびTSA管理記憶装置
436に供給される。図13に示すように、タンデムトランク記憶装置432は
タンデム識別子CLLI、先頭のCLLIおよびタンデムトランクの方向、すな
わちアクセス、着信または両方向であるかのデータを格納している。端局トラヒ
ック記憶装置434は端局識別子CLLI、時間ごとのCCS、その端局が接続
されているタンデムトランクに対して適応できる着信か、アクセスか、両方向か
のトラヒックフローの方向、および端局がDEOTにより直接接続されているP
OPの識別子のテータが格納されている。タンデムサービス区域管理記憶装置4
36には点検スケジュールが格納されている。
アクセス構成更新プロセス301の次のサブプロセスは回線更新サブプロセス
412である。例えば1週間の周期で、SCOTSデータベース208およびN
ETPROデータベース210からの回線更新情報が回線更新サブプロセス41
6に供給される。回線更新情報は図13にアクセス構成記憶装置310内に在る
よう示されている回線記憶装置438に格納される。トラヒックエンジニアがア
クセスワーク指令を受けると、彼は回線記憶装置438に格納されている回線の
状態を先ず点検してアクションを起こすことを判断することができる。回線更新
サブプロセス416が回線更新情報を受けると、回線を整備すなわち活かす指令
アクションが実行される。旧い回線情報は回線更新情報に置き換えられる。
図13に示すように、回線記憶装置438は各回線ごとのその回線が接続され
ているスイッチの識別子、その回線が属するトランクグループ番号、回線識別子
、その総数および状態を格納している。
アクセス構成更新アプリケーションプロセス301の最後のサブプロセスは図
4に示す端局月次履歴保持サブプロセス417である。TSAの端局の各々につ
いての月ごとのトラヒック統計が、図13でアクセス構成記憶装置310の部分
として示されている端局月次履歴記憶装置440に格納される。月ごとの発信お
よび着信トラヒックの平均変動率および高利用時の変動率が端局の各々について
の周期的端局トラヒックから計算される。月ごとに格納された統計は目的に応じ
て通報のため用いられる。所定の時区間、例えば13ヵ月を越えた端局の月次履
歴は抹消される。この様にして図13に示すように端局月次履歴記憶装置440
は、それぞれの端局についての端局識別子、その月々の平均、標準および最大発
信トラヒック量およびその月々の平均、標準および最大着信トラヒック量を含ん
でいる。
図3に戻つて、アクセス構成記憶装置310でのデータの周期的更新がアクセ
ス構成更新アプリケーションプロセス301により完了すると、各トランクの現
行のトラヒック統計でトランクの性能しきい値が超過されていないか、またはエ
ラー状態がないかどうかを判断するために、NAOMIシステムにより点検され
る。NAOMIシステムがタンデムまたはDEOT使用アラーム状態を検出する
と、アラームの出たトランクを含むTSAは最適化の候補として識別される。こ
のプロセスはアラーム状態識別アプリケーションプロセス320により実行され
る。 特に、図3に示すようにアラーム状態識別アプリケーションプロセス30
2にはアクセス構成記憶装置310からトランクトラヒックの形式での入力と、
図13にも示される性能しきい値記憶装置312からしきい値が供給される。図
13に示すように、性能しきい値記憶装置312は各トランクの識別子、そのト
ランクを担当するトラヒックエンジニア、そのトランクに関する性能しきい値の
新設日付およびそのタンデムに対する実用しきい値を含んでいる。図13に示さ
れたアクセス構成記憶装置310から、トランクトラヒックはトラヒツク統計記
憶装置428および端局トラヒック記憶装置434から得られることが知られる
。
アラーム状態識別アプリケーションプロセス302で識別されたTSAは最適
化候補記憶装置314に入力される。図13に示すように、最適化候補記憶装置
314は各候補のTSAについての識別子、そのTSAを担当するトラヒックエ
ンジニア、最適化の候補と見做された日付、最適化候補に選ばれた理由、アラー
ムが検出されたソース、およびトラヒックエンジニアにそのTSAが最適化を要
することを示すアクセスワーク指令(AWO)フラグの新設を格納している。
オペレーションでは、アラーム状態識別アプリケーションプロセス302はア
ラーム状態を識別するためにトランクの最近のトラヒックを用いる。トランクが
タンデムトランクである場合、若しそのトラヒック利用指示器(TUI)が例外
TUI(例外TUI記憶装置316により)として識別されず、また若しその利
用率がタンデム利用の性能しきい値(性能しきい値記憶装置312により指示さ
れる)に適合するか超える場合には、そのトランクを含むTSAは最適化の候補
と判断される。このTSAをこの例で最適化候補として判断する理由はその“タ
ンデム利用”にある。その一方、そのトランクがDEOTである場合、若しその
TUIが例外TUIとして識別されず、また若しその利用率がDEOT利用の性
能しきい値以下である場合には、そのDEOTを含むTSAは最適化の候補と判
断される。この場合そのTSAを最適化の候補と指定する理由は“DEOT利用
”にある。
アラーム状態が原因で最適化候補が生じた場合には、そのTSAについての現
在の端局トラヒックおよび最適化で用いるデフォールト性能しきい値が特定され
る。ところが、若しトランクの利用可能な回線数と要求される回線数の差が利用
対要求回線についての性能しきい値に近いか超える場合には、そのトランクに対
してアクセスワーク指令が出される、そこでこの最適化について最適化候補記憶
装置に送られる理由は“利用可能対要求”である。若しトランクの要求回線数が
トランクの利用可能回線数より多いときにはアラームの出たトランクに対する理
由は“利用可能より要求が多い”である。
両方向トランクで一方向のトラヒックしかない場合には、エラー状態にあるト
ランクを識別するためにアクセスワーク指令が出される、その理由は“一方向と
同じ両方向”である。若しトランクがDEOTであってそのTUIが例外TUI
でない場合で、かつそのあふれトラヒックに指定されるタンデムトランクを持た
ない場合にはそのトランクはエラー状態にあると識別するアクセスワーク指令が
出される。このエラーに対する理由は“タンデムがない”である。若し直通アク
セストランクと直通着信トランクの両方が同じPOPと端局にあり、かつ両方向
通報パラメータに対するしきい値が“通報”に設定されている場合には、端局と
タンデムスイッチのペアに対してその直通トランクを結合して単一の両方向直通
トランクにする可能性を識別するアクセスワーク指令が出される。このアクセス
ワーク指令の理由は“両方向が可能”である。若し単一方向トランクに2方向の
トラヒックがあり百秒呼(CCS)トラヒックが試験呼に対する性能しきい値を
超える場合、トランクに対しエラーを識別するアクセスワーク指令が“2方向で
あるのに1方向だけである”の理由で出される。
若しTSA内の同じPOPとタンデムに対して2以上の発信タンデムトランク
が存在すると、そのTSAに対して“同じ方向のタンデムトランクが並列してい
る”としてエラー状態を識別するアクセスワーク指令が出される。他方、若しT
SA内の同じPOPとタンデムに対して2以上の着信タンデムトランクが存在す
ると、そのTSAに対して“同じ方向のタンデムトランクが並列している”とし
てエラー状態を識別するアクセスワーク指令が出される。結局、若しTSA内の
同じPOPとタンデムに対して1つの発信タンデムトランクか1つの着信タンデ
ムトランクと1つの両方向タンデムトランクが存在すると、“同じ方向のタンデ
ムトランクが並列している”としてエラーを識別してアクセスワーク指令が出さ
れる。従って、多数のアラーム状態がTSA内の異なったトランクに対して識別
されることになる。
NAOMIシステムが次に実行するプロセスは、図3に示す計画的点検開始ア
プリケーションプロセス303である。アプリケーションプロセス303は、図
4に示す端局月次履歴保持サブプロセス417を調節するのにも用いられる内部
クロックで手引きされる。アプリケーションプロセス303に対して入力が周期
的にアクセス構成記憶装置310からTSA点検インクレメント信号として供給
される。このようにして、各TSAは最適な構成であるかどうかを判断するため
に周期的に点検されている。アクセスネットワークの全体は、ちようどアラーム
状態にある部分を除いて定期的点検で絶えず監視されている。周期的点検のスケ
ジュールはトラヒックエンジニアのマネージャにより展開され、そして図13に
示すアクセス構成記憶装置310のタンデムサービス区域管理記憶装置436に
格納される。
計画的点検が完了すると、点検を受けていたTSAは“計画的点検”の理由で
最適化の候補として識別される。そのTSA候補は最適化候補記憶装置314に
出力として提供される。若しそのTSAがエラーデータを含んでいれば、TSA
は計画的点検に対する最適化候補とは見做されないで、その場合そのTSAは図
13に示される例外通報記憶装置420に出力される。計画的点検に対する最適
化候補が新設されると、現在の端局の輪郭、デフォールト性能しきい値およびそ
のTSAのアクセスプロバイダがその最適化に用いられる。さらに、計画的点検
に対して最適化候補が新設されると、そのTSAの最後の計画的点検の日付は現
時点の更新日付に更新される。
NAOMIシステムで実行される次のアプリケーションプロセスは、図3に示
されるユーザ最適化要求準備アプリケーション304である。アプリケーション
プロセス304は、トラヒックエンジニアがしばしばTSAの将来のトラヒック
増加、新しい端局の追加、異なったPOPへの端局の割り当てなどのについて、
そのTSAを評価することを求められるのでとくに有用である。アプリケーショ
ンプロセス304を組み入れることでNAOMIシステムは、トラヒックエンジ
ニアがユーザまたはTSAの改版にそのPOPおよび端局の位置、タンデムトラ
ンク、および端局のトラヒックの変化について明確にすることを可能にする。さ
らに、トラヒックエンジニアが性能しきい値およびアクセスプロバイダのコスト
データについてユーザ説明を明確にすることが可能となる。
アプリケーションプロセス304には多数のサブプロセスがある。それらのサ
ブプロセスは図5に:ユーザ端局修正サブプロセス541、ユーザPOP修正サ
ブプロセス542、ユーザアクセスプロバイダ修正サブプロセス543、前に述
べたタンデムサービス区域修正サブプロセス544、性能しきい値修正サブプロ
セス545、およびユーザ要求最適化開始サブプロセス546として示されてい
る。
ユーザ端局修正サブプロセス541はNAOMIシステムの運用員が端局のユ
ーザ版を新たに作ることを可能にする。この端局はそこでユーザTSAに対して
同じ系列の端局トラヒックで使用できる。運用員はアクセスネットワーク内での
新しいサイト(site)の影響を評価して新しい端局を設置できる。ユーザ端
局を新設するには、ユーザまたは運用員はそのユーザ端局に対するCLLIコー
ド、ローカルアクセスサービス区域(LATA)、水平および垂直座標、端局ア
クセスプロバイダ、およびその端局が両方向、DEOT、DS3の整備またはD
S3スイッチが可能かどうかを特定する必要がある。ユーザ端局を新設するユー
ザまたはトラヒックエンジニアはその端局のユーザと見做される。さらに、その
端局は特定のLATA内または特定のTSAその他内に位置するすべての端局の
リストから選出される。選出された端局は不図示の端末でユーザに表示されるか
印刷された通報で提供される。端局の識別子が変更されると、その変更は図13
に示す端局記憶装置422に記入される。端局はそれを設置したか所有するユー
ザによつて抹消できるが、その抹消はその端局にトラヒックがないときに限って
認められる。
アプリケーションプロセス542で実行される次の機能はユーザPOP修正サ
ブプロセス542であり、ユーザがPOP修正要求を入力すると起動される。修
正されるPOPに関連するデータはPOP記憶装置424から検索される。修正
されたPOPはPOP記憶装置424に再挿入される。修正が終わると修正され
たPOPはユーザに表示される。特に、POPは広域サービスプロバイダがロー
カルエリアアクセスプロバイダにアクセスできるSWCを特定する。SWCから
端局への総マイル数はNAOMIシステムでアクセスコストを算出するのに用い
られる。
POP記憶装置424から、POPを新設または修正するのにそのPOPの識
別子、LATA、並びに水平および垂直座標が使用されることが知られる。上記
のように、例えばそのPOPが直近若しくはリースのPOPであり、またはDE
OT若しくはタンデムトランク回線に限定されていて回線上の制約があるかどう
かも特定される。POPはそれを設置したユーザに帰属するものとして識別され
る。サブプロセス541と同様に、ユーザは特定のユーザに帰属または特定のL
ATA内にあるものも含めてすべてのPOPから1つのPOPを選ぶことができ
る。表示に加えて印刷された通報もユーザに提供できる。ユーザはまたそのPO
Pに延びるタンデムトランクが無ければ、その所有するPOPを抹消できる。
アプリケーションプロセス304で実行される他のサブプロセスに、ユーザア
クセスプロバイダ修正サブプロセス543がある。先に述べたように、アクセス
プロバイダにはローカル交換キャリア(LEC)または競合アクセスプロバイダ
(CAP)がある。アクセスコスト(広域サービスプロバイダに対する)はアク
セスプロバイダが課する入口設備コスト、定額料金またはコスト、総マイル料金
、および分あたりのコストに基いている。それらコストの大部分は連邦通信委員
会(FCC)に委ねられているが、事実上はアクセスプロバイダが異なると異な
る
ことに注意されたい。NAOMIシステムについては、ユーザはその料金をTS
Aの最適化に使用できるユーザアクセスプロバイダを設けることができる。
ユーザアクセスプロバイダ要求を受けると、ユーザアクセスプロバイダ修正サ
ブプロセス543は適当なデータをアクセスプロバイダ記憶装置426から検索
する。修正されると、ユーザアクセスプロバイダがサブプロセス543により更
新としてアクセスプロバイダ記憶装置に出力される。ユーザによつて修正された
アクセスプロバイダに関する情報はユーザに表示されるか、印刷された通報とし
て提供される。
ユーザアクセスプロバイダを新設すると、そのアクセスプロバイダの識別子、
その入口設備コスト、そのDEOTの固定およびマイルごとのコスト、そのタン
デムの分あたりおよびマイルあたりに決められたコスト、および経常外のコスト
(NRCs)がユーザアクセスプロバイダ修正サブプロセス543に提供される
。そのアクセスプロバイダを修正するユーザはそのアクセスプロバイダの所有者
と見做される。アクセスプロバイダはすべてのアクセスプロバイダのリストから
選ばれることもまたは特定のユーザに帰属するすべてのアクセスプロバイダのリ
ストから選ばれることもある。選出されたユーザアクセスプロバイダはそのアク
セスプロバイダを指定する端局が全く無いときに限り抹消されることがある。
ユーザタンデムサービス区域修正サブプロセス544はTSAの限定および新
設に関して前に述べた。繰り返すと、タンデムサービス区域は1組のタンデムト
ランクとそれらタンデムトランクに延びるすべての端局を含むものと見做される
。修正されるTSAに関連するデータはタンデムサービス区域記憶装置438か
らユーザタンデムサービス区域修正サブプロセス544に提供される。その上に
、サブプロセス544はその端局に関連する情報を端局記憶装置422から、ま
たPOPデータをPOP記憶装置424から検索する。その出力はユーザにビデ
オディスプレイで表示されるかプリント出力される。サブプロセス544のサブ
プロセスは多数ある。それらサブプロセスを図6に詳細に示す。
図6に示されるように、サブプロセス544で実行されるサブプロセスは3つ
ある、すなわち、ユーザタンデムサービス区域管理修正サブプロセス6441、
ユーザタンデムトランク修正サブプロセス6442、およびユーザ端局トラヒツ
ク修正サブシステム6443で特定されるものである。サブプロセス6441は
TSAを識別し、かつそのTSAに対する責任および点検スケジュールを特定す
るのに用いられる。点検スケジュールはタンデムサービス区域管理記憶装置43
6から検索される。前に述べたように、点検されるとスケジュールの日付は更新
される。NAOMIシステムのユーザはサブプロセス6441を用いてTSAの
修正を要求することができる。修正されるパラメータにはTSAの名称、責任ユ
ーザ、およびその点検スケジュールが含まれる。TSAは特定のユーザに帰属す
るすべてのTSAのリスト、デフォールトTSAまたはLATAに帰属するTS
Aのリストの中から選ぶことができる。それに加えて、特定のタンデムスイッチ
サイトに接続されているか、または特定のPOPサイト若しくは特定の端局を経
由するタンデムトランクを有するすべてのTSAも選ばれることができる。保護
のため、所定の認証レベルにあるユーザだけが選出されたデフォールトTSAを
修正することができる。NAOMIシステムの異なったユーザに関するデータは
図13に示すユーザ記憶装置442に格納されている。選出されたユーザTSA
内でのすべての端局トラヒックについてのすべての時間あたりのトラヒック百秒
呼に適用したパーセントもまた明確にすることができる。
サブプロセス544はユーザのタンデムトランク修正のための第2のサブプロ
セス6442を有する。前に述べたように、タンデムトランクは下方に延びてい
る端局からのトラヒックを運び、そしてPOPおよびトランクによつて接続され
るタンデムサイトとトランクの方向によって識別される。タンデムトランクに関
連するデータはサブプロセス6442によりタンデムトランク記憶装置432か
ら検索される。さらに、サブプロセス6442はPOP記憶装置424からデー
タを検索する。サブプロセス6442を用いてタンデムトランクはユーザTSA
にサービスするために新設されることができる。タンデムトランクは特定のTS
Aに対するすべてのタンデムトランクのリストから選出することができる。ユー
ザが選出したタンデムトランクを抹消するときには、そのタンデムトランクに延
びているすべての端局も抹消しなければならない。選出されたタンデムトランク
に関する情報はユーザに表示または通報で提供される。
ユーザ端局トラヒック修正サブプロセス6443はTSAのDEOTおよびタ
ンデムトランク構成を修正するのに使用される。将来のトラヒツク傾向およびそ
のアクセス構成への影響を評価する場合には、ユーザは端局に対する全トラヒッ
クを修正することができなければならない。入力として、サブプロセス6443
はPOP記憶装置424および端局記憶装置422からの情報を検索する。さら
に、サブプロセス6443は端局トラヒック記憶装置433から関与する端局に
往来するトラヒックに関する種々のデータを検索する。このサブプロセスは修正
要求を受けると起動し、その出力はユーザに表示または印刷された通報で提供さ
れる。他のサブプロセスと同様に、サブブロセス6443はユーザがそのTSA
内のタンデムトランクに延びるユーザ端局トラヒックを生み出すことを要求でき
るようにする。サブプロセス6443はまた特定のTSAに対するすべての端局
トラヒックのリストからユーザがある端局トラヒックを選べるようにする。選ば
れた端局トラヒックについての月次履歴もユーザに表示でき、さらに、ユーザは
端局トラヒック記憶装置433で示したような、ある端局トラヒックについての
すべての時間あたりのトラヒック百秒呼に適用したパーセントを明確にできる。
図5を参照して、ユーザ最適化要求整備アプリケーションプロセス304の他
のサブプロセスは性能しきい値修正サブプロセス545である。性能しきい値は
NAOMIシステムでアラーム状態を識別し、その最適化プロセスでの決定点を
判断し、そこでそのデータ管理活動を制御するために用いられる1組のパラメー
タである。デフォールト性能しきい値はトラヒックエンジニアマネージャにより
管理されるが、NAOMIシステムのユーザは最適化のためのユーザ性能しきい
値を設けることができる。性能しきい値データは性能しきい値修正要求に答えて
サブプロセス545により性能しきい値記憶装置312から検索される。マネー
ジャの権限をもつユーザだけがデフォールト性能しきい値を新設できる。RAM
マネージャ218については図2を参照されたい。要求されるしきい値の種類に
はタンデム有用しきい値、DEOT有用しきい値および利用可能対要求回線しき
い値が含まれる。サブプロセス545に設けられたパラメータにはアクセスワー
ク指令を保持する日数、アクセスワーク指令発出の最低パーセント変化、両方向
通報パラメータ、および最大試験トラヒックが含まれる。ユーザ性能しきい値は
ユーザ自身のために創設できる。
ユーザ最適化要求整備アプリケーションプロセス304の最後のサブプロセス
はユーザ要求最適化開始サブプロセス546である。このサブプロセスはユーザ
がTSAの最適化を何時でも要求することを可能にする。そのTSAはデフォー
ルト(現行の)構成またはユーザが限定した構成でもよい。このサブプロセスに
対してはそのTSAおよびタンデムトランクに有用なしきい値が入力として提供
される。サブプロセス546は最適化に対するTSA候補を最適化候補記憶装置
314に出力する。そこで格納されたTSA候補は図3に示されるDEOTおよ
びタンデム構成最適化アプリケーションプロセス305に送られる。
最適化されるTSAが最適化候補として識別されると、アクセスプロバイダに
対する各種のコストが決定される。このようなコストにはTSA内の各端局につ
いてのDEOTおよびタンデムトランクの両方に対する回線あたりのアクセスコ
ストが含まれる。そこでNAOMIシステムは、特定のタンデム利用レベルまた
はサービスグレードでトラヒック負荷を維持するのに必要なDEOTおよびタン
デムトランクの最低数を算出する。このようにして、DEOTおよびタンデム構
成最適化アプリケーションプロセス305は、広域サービスプロバイダのPOP
および特定の端局若しくはアクセスプロバイダの端局を最低のコストで接続する
のに最適若しくは最小のトランク数を決定することで直通およびタンデムトラン
クの構成を最適化する。
アプリケーションプロセスで実行される大きな機能が2つある。それらの機能
は直通およびタンデムトランクの最適化およびある規模にすることに関連する異
なったコストを判断するものである。それらのサブプロセスは図7に示す端局ア
クセスコスト算出サブプロセス751とDEOTおよびタンデム規模計算サブプ
ロセス752でそれぞれ代表されるものである。
端局アクセスコスト算出サブプロセス751に関して、候補として識別され最
適化候補記憶装置314から検索されたTSA内の各端局にアクセスする回線あ
たりのコストはDEOTおよびタンデムトランクに対して計算される。料金とし
て用いられるのはその端局がそのTSAに対する端局トラヒック記憶装置434
およびそのタンデム位置で指定されたアクセスプロバイダ記憶装置426で識別
されたアクセスブロバイダの料金である。さらに、端局アクセスコスト算出サブ
プロセス751に提供される入力には、アクセスプロバイダ識別子、DS3整備
指示器、および端局記憶装置422から検索された垂直および水平座標がある。
ある端局がDS3に適応できるかどうかは、また端局記憶装置422から検索さ
れる。 若しその端局が既にDS3トランクでアクセスされているかDS3適応
と指定されていると、DS3コストが用いられる。若しその端局がDS3適応と
識別されていない場合は、DS1コストが用いられる。端局が中間ハブ(hub
)によるサービスを受けていると識別される場合は、DEOTコストはPOPか
ら中間ハブまではDS3コストで算出され、中間ハブから端局まではDS1コス
トで算出される。アクセスプロバイダに対して識別されたアクセスチャージを用
いるDEOTサービスに対する回線あたりのコストをアクセスプロバイダ記憶装
置426を検索することにより、DEOTサービスに対する回線あたりのコスト
が計算される。同様に、タンデムサービスに対する回線あたりのコストは、その
タンデム位置について特定されたアクセスプロバイダに対して識別されたアクセ
スチャージを用いて計算される。若し端局またはタンデムサイトに対してアクセ
スプロバイダが特定されていない場合は、全米交換キャリア協会(NECA)が
FCCと共同で提起したアクセス料金が用いられる。
またコストとして計算されるものに端局からDEOTが接続するPOPまでの
総マイル数を用いるDEOTサービスに対する回線あたりのコストがある。タン
デムトランクサービスに対する回線あたりのコストは、端局からタンデムスイッ
チが接続するPOPまでの総マイル数を用いて計算される。前に述べたように、
端局の能力、すなわち、DS3またはDS1適応であるかどうかに従ってDS3
またはDSIコストがその端局への回線あたりのアクセスチャージを計算するの
に用いられる。さらに、POPによりローカルアクセスプロバイダにアクセスで
きるようにすることに関連する入口設備コストが、アクセスプロバイダ記憶装置
426から定額の入口設備チャージを算出するために検索される。
要約すれば、端局アクセスコスト算出サブプロセス751は端局の回線あたり
DEOTコストを回線あたり入口設備コスト、回線定額料金コスト、およびその
DEOT SWCからその端局までのマイルを乗じた回線総マイル数料金コスト
の合計として算出する。その端局の回線および分あたりタンデムコストは、サブ
プロセス751によって回線あたり入口設備コスト、回線定額使用時分料金コス
ト、およびそのタンデムSWCからその端局までのマイルを乗じたマイルおよび
使用時分あたりの料金コストの合計として計算される。
DEOTおよびタンデムトランクのそれぞれの規模はDEOTおよびタンデム
規模計算サブプロセス752により計算される。TSAによりサービスを受ける
すべての端局に対するアクセス構成は時間ごとのトラヒック、各端局に対する回
線あたりのコストおよびタンデム利用しきい値を用いて評価される。入力として
、DEOTおよびタンデム規模計算サブプロセス752は最適化候補記憶装置3
14からそこに入力され計算された利用しきい値データ、端局トラヒック、コス
トなどを検索する。サブプロセス752はそこで候補のTSAにサービスするの
に必要なDEOTとタンデムトランクの推奨される最適化構成およびそのその最
適化構成に対して見積もられるコストを計算する。トランクあたりの回線数に関
しての、そのTSAのDEOTおよびタンデムトランクの規模がアクセスコスト
を最小にするために最適化される。そのTSAに対するDEOTおよびタンデム
トランクの最適数が候補のトラヒック最適化乗算器で調整された各端局の時間ご
との百秒呼(CCS)トラヒックを用いて決定される。
若しその端局に両方向サービスを遂行する能力がなければ、DEOTおよびタ
ンデムトランク構成はその端局に対して単方向トランクを用いて最適化される。
若し端局にDEOTトラヒックを受ける能力がなければ、その端局に接続される
DEOTは最適化プロセスでは推奨されない。若し端局にサービス交換点(SS
P)の能力があれば、DEOTおよびタンデムトランク最適化プロセスはその端
局に対する他の発信トラヒックとともに800番トラヒックを含むよう端局の規
模を構成する。他方では、若し端局にサービス交換点の能力がなければ、DEO
Tおよびタンデムトランク最適化プロセスは800番トラヒックに対するその端
局へのアクセスを他の発信トラヒックと分離するような規模とする。その場合、
DEOTはその端局へ800番トラヒックを運ぶようには推奨されない。
DEOTおよびタンデム規模計算サブプロセス752で、最適化されるTSA
に対するアクセス評価データが作成されそしてアクセス評価記憶装置320に格
納される。図13に示すように、アクセス評価記憶装置320は各TSAに対す
る識別子、そのTSAついての最適化実行日付、最適化の理由、各端局に対する
タンデムおよびDEOTの最適な数、入力されたTSAの現行の利用レベルでの
サービスに対する評価コスト、および推奨のTSA構成で要求される利用レベル
でのサービスに対する評価コストを格納する。最適化候補記憶装置314で候補
として識別されたTSAについてのアクセス評価データが新設されると、その最
適化候補は最適化候補記憶装置314から抹消される。
最適化プロセスを実行するのに用いられる典型的アルゴリズムは、ローカル通
信再構築(LTR)コスト、すなわち、リースされたDEOTコスト、分あたり
のタンデムへのDEOTあふれコスト、および入口設備コストの大きな要素を表
す目的関数を最初にまとめあげることを含んでいる。目的関数はそこで与えられ
たTSA構成のコストを決定する基礎としても用いることができる。DEOTの
数が特定された構成について(例えば図12を参照して述べられたTSAを限定
するオペレーションにより)、DEOTのあふれトラヒックは在来のアーランの
損失式を使用して計算でき、また特定のサービスグレードに対応するタンデム回
線の所要数は在来の電話についてのニール・ウィルキンソンの理論を用いて算出
できよう。現実の最適化は多枝トリー構造で反復繰り返されるものである。トリ
ーの根元はTSA内の各端局におけるDEOT零に対応する。プロセスがトリー
をノードからノードへ先へ移動するに従って1つの付加的なDEOTが加えられ
る。繰り返しは根元に始まりそして系統的にトリーの枝先の方へ移動する。移動
する従って、“今のところ見出だされた最良の解”が維持され、そこで可能な最
良の解の下限が下方の枝先の方へ移動することを続けることにより、すなわち、
トリーの次の先のノードでDEOTのコストを算出することにより、算出される
。その下限が今までの最良の解を越えるたら、その枝は“剪定される”、そして
プロセスはトリーのもと来た方へ一度に1ノードだけ引き返し、プロセスは新し
い枝を検討するよう進行する。すべての枝が剪定されると、“今までの最良の解
”は考慮中の最適化プロセスに最小コストの解を提供する。この検討では、TS
Aはそれに対して妥当な最適化が実行され得る端局、DEOTトランク、および
タンデムトランクの最小の構成を代表するものと仮定されている。
最適化の結果が得られるとユーザに表示して提供することができる。このアプ
リケーションプロセスは図3に示される最適化結果提供アプリケーションプロセ
ス306により表わされる。もう少し正確に言えば、NAOMIシステムのユー
ザは最適化の結果を2レベルの詳細さで点検することができる、すなわち、1つ
は推奨されたDEOTおよびタンデムトランク構成の概略を提供するアクセス評
価記憶装置320により提供されるデータであり、他の1つは現存のトランクの
規模に為される特定の変化を識別するアクセス評価から引き起こされたアクセス
ワーク指令である。アクセスワーク指令はアクセスワーク指令記憶装置318に
格納される。この2レベルの詳細については、さらに図8で説明されている。
図8に示されるように、アクセス評価管理サブプロセス861はTSA対して
推奨されたDEOTおよびタンデムトランク構成を端局トラヒックの輪郭、タン
デム利用しきい値、およびそのTSAが一員であるアクセスプロバイダに対する
アクセスコストに基づいて識別する。評価点検要求を受けると、アクセス評価に
関するデータがアクセス評価記憶装置320から検索されまたそのTSAに関す
るデータがタンデムサービス区域記憶装置438から検索される。NAOMIシ
ステムを用いて、ユーザはある特定のTSAその他に対するアクセス評価をすべ
てのアクセス評価のリストから選ぶことができる。さらに、ユーザはユーザが指
定された日以前または以降、または特定のユーザに所有されるか譲渡されたすべ
てのアクセス評価のリストから最適化実行日付のついたアクセス評価を選択でき
る。評価の表示はユーザに端末を経由してビデオディスプレイによりあるいは印
刷された通報として与えられる。権限を持つマネージャをもつユーザだけが新設
日付のついたすべてのアクセス評価をユーザが指定した日以前または以降に抹消
できる。アクセス評価が抹消されると、その評価に関連するすべてのアクセスワ
ーク指令もまた抹消される。データが乱雑にならないように13ヵ月以上旧くな
ったアクセス評価は抹消される。 最適化結果提供アプリケーションプロセス3
06の他のサブプロセスはアクセスワーク指令管理サブプロセス862である。
TSAが評価されそしてそのTSAの構成に改善の余地があると決定されると、
アクセスワーク指令が変更、追加または撤去の必要な各トランクに対して出され
る。トラヒックエンジニアはそこでアクセスワーク指令をなさるべきアクセスネ
ットワークでのサービスの変化を追跡するのに用い、そして変化の状態をマネー
ジャに通報する。アクセスワーク指令からの情報は回線オーダの発出を容易にす
るフオーマットで提供される。SCOTおよびNETPROデータベースからの
情報はアクセスワーク指令により影響をうける回線の現在の状態を提供する。図
8に示されるように、ワーク指令点検要求に応じて多数の入力がアクセスワーク
指令管理サブプロセス862に提供される。それらの入力にはアクセス評価記憶
装置320、回線記憶装置438、タンデムサービス区域記憶装置438、トラ
ヒック統計記憶装置428および性能しきい値記憶装置312からの入力が含ま
れる。それに加えて、アクセスワーク指令がアクセスワーク指令記憶装置318
から入力される。
アクセスワーク指令に関して、アクセスワーク管理サブプロセス862は、ア
クセスプロバイダにより構成を構築するために課せられる経常外コスト(NRC
s)を最適のDEOTおよびタンデムトランク構成の日常コストに稼働日しきい
値を乗じた積に加算して推奨されたTSA構成のコストを決定する。このような
経常外コストの説明は後ほど図17および図18でのユーザに提供される表示を
参照して述べる。さらに、TSAに対する現在の利用レベルでの元のDEOTお
よびタンデムトランク構成のコストは、現在の構成の日常コストに稼働しきい値
を乗じることで決定される。もし現在の構成のコストと推奨された構成コストと
の差がアクセスワーク指令を出す最低しきい値を越えないと、アクセス評価は“
経常外コストのために推奨できない”として特定される。若しアクセスワーク指
令が基ずく端局トラヒックに対するトランク統計があると変更されるべきトラン
クのほかに増設または撤去される回線数も特定される。色々な情報を含む色々な
変わった表示でユーザにビデオか印刷様式で提供される。
NAOMIシステムの運用員に提供されるディスプレイの幾つかを、本発明の
理解を深めるためにここで述べる。図14を参照して、見本のTSAのトランク
と端局を示すTSAの概略が示される。このTSAの名称はTSA概略ラインの
参照符号(以下省略することがある)1402でABLNTXOR15T(´1
5T)として識別される。このTSAのPOPは1402aでAINとして識別
される。TSA(15T)を流れるトラヒックのタイプは1404bで示される
標準タイプのトラヒックと限定されている。1404a,1404bおよび14
04cを付したTSA´15Tに関連する3つのタンデムトランクは“タンデム
トランク”の見出しの下に示されている。1404aを付したタンデムトランク
の1つ、すなわち、LUB2−1291(´291)は明示(ハイライト)して
ある。この´291タンデムトランクはそのスイッチLUB2、およびスイッチ
へのポート1291で識別される。タンデムトランク´291の明示線に沿って
走査すると、タンデムトランクが最後に修正されたのは1994年8月24日の
16時48分05秒であったことが知られる。回線IDとユーザとが識別される
。明示したタンデムトランク´291に対して4つのDEOTが延びるかあふれ
ることが示されている。それらのDEOTは1406a(´212),1406
b(´254),1406c(´255)、および1406d(´336)で識
別される。この4つのDEOTはそれぞれ自身の回線IDで識別され、図に示さ
れていないが各トランクの着信、アクセスまたは両方向などの方向性もまた識別
される。
図14の画面を下方に進むと、明示したタンデムトランク´291に延びる端
局の数が示されている。4つのDEOTがあると少なくとも4つの端局がある筈
であるが、図14では1408a、1408b、1408c、1408dおよび
1408eで示される5つの端局がある。実際にはタンデムトランク´291に
延びる端局は付加されるかも知れない。多数の端局がある理由はそれらの端局の
幾つかはDEOT適応でないという事実があるからである。つまり、ユーザはD
EOT適応でない端局をDEOTに受け入れるよう構成できない。その代わり、
与えられたDEOTを特定のPOPから端局に接続するのはコスト効果の高いも
のではない。例えば、POPから端局へ往来するトラヒックは量が少ないのでD
EOTへの支払いを正当化できない。若しそのようなケースであれば、特定のP
OPと与えられた端局間を往来するすべてのトラヒックはタンデムトランクを経
由なければならない。従って、図14には4以上の端局が示されている。
タンデムトランク´291に延びている端局については、各々の端局経由して
往来する発信トラヒックはEOOrig.の見出しの下に示されている。見出し
EOOrig800で示される次のコラムはその端局から発信された800番コ
ールの分数を示している。例えば、端局1408a(´CGO)については39
0分の800番発信コールがあった。これに対して、端局1408b(´DSO
)からは24時間に僅か1分間の800番コールしかなかった。それぞれEOT
BHおよびEOTermで識別される次の2つのコラムはその端局については零
分であったことが示されている。このことは、それら示された端局のいずれもが
両方向でないという事実に原因があるかも知れないが、むしろそれら端局のすべ
ては端局にアクセスするので着信トラヒックは受けないのが原因だろう。次のD
ay800のタイトルのコラムは24時間内に端局を経由して往来した800番
トラヒックの分の総数を示す。最後のコラムは各々の端局を経由して往来するト
ラヒックの分数を示す。
図15はタンデムトランクを有するTSAをグラフで示す図である。見本のT
SAの名称は明示線1502でBFLONYFR2OT(´20T)と識別され
る。TSA(´20T)が接続されているPOPは1502aのBUFで識別さ
れる。符号1502bで示すサービス種別は標準(STUD)である。POP
BUFはフラグでディスプレイに表示されるよう示されている。POP BUF
には、それぞれSRDI−1362(´362)、PGH4−3170(´17
0)およびSRD1−1360(´360)で識別される3つのタンデムトラン
クが接続されている。タンデムトランク´362はPOP BUFからTSA´
20Tと同じ名称のタンデムスイッチBFLONYFR20T(´20T)に接
続されるよう示されている。他の2つのタンデムトランク´170および´36
0はタンデムスイッチBFLONYFR50T(´50T)に接続するよう示さ
れている。この3つのタンデムトランクの中で、トランク´362および´17
0についての矢印はPOP BUFの方を向いており、一方、トランク´360
の矢印はタンデムスイッチ´50Tの方に向かっていることに注意されたい。こ
れは慣習的にタンデムトランク´362と´170はアクセストランクであり、
一方、タンデムトランク´360は着信トランクであることを意味している。さ
らに、アクセストランク´362だけがタンデムスイッチ´20TでPOP B
UFに接続し、一方、アクセストランク´170と着信タンデムトランクの両方
はPOP BUFをタンデムスイッチ´50Tに接続することに注意されたい。
トランクでの違いでは、トランク´362は72回線あり34%の利用率で用
いられ、他方、トランク´170は53%の利用率で運用される936回線を持
つている。結局、トランク´360には960回線あり、そして32%の利用率
で使用されている。利用率100%ということはトランクが完全にトラヒックで
満たされ、それ以上の呼はあふれることを意味している。トラヒックエンジニア
の観点からは、そのようなことは引き起こすべきことではない。広域サービスプ
ロバイダの運用員は利用しきい値を所望の数値に設定できる。本説明では、所定
の利用率は(トランクを往来するトラヒックの)75%と仮定する。この75%
の利用率は利用レベルのサービスグレードとして言及されることもある。この利
用率は本質的にトラヒックエンジニアにどれほどのあふれを許容するかを知らせ
るしきい値を提供する。もちろん、どの種類の呼のあふれが許容されるかは経済
性およびマーケットからの判断である。他方、もし呼が完了しなければサービス
プロバイダにはお金にならない。他方、若し接続またはアクセス率がすべての呼
があふれないことを保証するようなものであれば、そうするために必要なコスト
は、あるいは収入を上回りかねない。従って、トラヒックエンジニアの職分はト
ラヒックがあふれないか、あるいはあふれたとしても最小量にするようなトラン
ク規模であるかを確かめること、そしてまた広域サービスプロバイダが使用され
ない回線にまでお金をかけるほどの大きなトランク規模でないことを確かめるこ
とである。
再び図15を参照して、所定の75%の利用率に比べてトランク´362の利
用率32%はやや低いことが知られる。従って、図に示すようなTSAが再び最
適化されるときには、トランク´362の容量を34%以上で使用されるような
規模にし、その結果トランクの使用コストのバランスがとれるようにされる。し
かし、アクセスプロバイダの料金の設定の仕方で多数のDEOTを有することが
コスト上もっと効果的になるかも知れないので、タンデムトランクでの利用率は
低いままに留まるかも知れないことに注意されたい。さらに、各トランクの利用
率は監視されまたアラームに結合することもできるので、トランクの利用率があ
まりにも低い(または高い)ときにはそのTSAに対して最適化要求が送られる
ことに注目されたい。
図16は、端局の観点からみたTSAをグラフ画面で示したものである。端局
の見本は、AMRLTXEVCGO(´CGO)で識別される。端局が接続され
るPOPはAMLとして識別される。AMLと端局´CGOとの間に2つのDE
OTトランクLUB2−1251(´251)およびLUB2(´265)が接
続されていることが示されている。各DEOTトランクは24の回線を持つこと
が示されているが、DEOTトランク´251はアクセストランクであり、一方
DEOTトランク´265は着信トランクである。図に示すように、アクセスD
EOT´251からのあふれトラヒックはタンデムトランクIRV3−1209
(´209)へ回され、一方DEOT´265からの着信トラヒックはタンデム
トランクLUB2−15(´15)へ回される。タンデムトランク´209はタ
ンデムスイッチAMRLTXO215T(´215T)に接続され、一方タンデ
ムトランク´15はタンデムスイッチCDWRTXXA01T(´01T)に接
続される。アクセスタンデムトランク´209の利用率は36%であり、また着
信タンデムトランク´15の利用率は17%である。両方の率は任意に予定した
75%利用率を考慮すれば受容できる。
図16は、若しDEOTトランク´251と´265の両方は容量一杯になれ
ば、あふれトラヒックはタンデムトランクに方路づけられることを示している。
各DEOTトランクに関連するコストは、それらトランクの利用率に関係なく固
定されているから当然の方法である。逆に、タンデムトランクを使用するコスト
は時間と総マイル数に基ずいている。アクセストランク´290に関して注意す
べき1つのことは240回線あるということである。それほど多くの回線がこの
タンデムトランクに接続されていることは、ここに延びる多数の端局があるとい
うことである。従って、これに延びる端局のすべてに十分なサービスをするため
には、十分大きな規模にする必要がある。
図17は、典型的な最適化の概要、特に若しトランクの規模をNAOMIシス
テムにより推奨された規模にした場合にどの位コストが節約されるかを示すもの
である。示されるTSAは図15のものと同じである、すなわち、名称はBEL
ONYFR20T(´20T)、POPはBUFでありそしてサービス種別は標
準である。参照符号1702を参照。同じTSAは1704で示すように最適化
される。参照符号1706で示す最適化で用いられた利用しきい値は75%に設
定された。参照符号1708に90日と指定された回復日は、その変更がアクセ
スネットワークのトランクについてなされるにする要求に対して広域サービスプ
ロバイダにより招かれるコストである経常外コストを回収する期間を規定する。
この90日という日数は広域サービスプロバイダがこの変更がコスト効果がある
かどうかを判断できるようにする任意の日数である。ちょうどこのとき、トラン
ク構成の最適化が実行されそして幾つかの勧告がトラヒックエンジニアにトラン
ク構成を最小のアクセスコストで最適化するためになされた筈の変更について知
らせるためになされる。
参照符号1710で指定される図17のディスプレイの1番下のパネルで、以
前にTSAは最適化され、1日にアクセスチャージが$3,4069.98かか
ることを知ることができる。最適化の後、このコストは1日あたり$2,754
.27に下がった。アクセスプロバイダに対するそのトランク接続を再構成する
ための$8,119.00の経常外チャージがNAOMIシステムにより計算さ
れている。トランク構成を最適化しない場合は、1日あたりのコストに日数(9
0)を乗じると$306,629.10になり:一方、最適化した場合は90日
のコストは経常外チャージを含めて$256,003.30となる。従って、T
SAにとって回復期間の終了までに約$50,000の節約になる。
本当にシステムを最適化するには、若しあるTSAの1つの端局が再構成され
るとすれば、そのTSAのすべてのトランク接続も同様に再構成する必要があり
、そのTSAのすべての端局もその最適化の影響を受けることに注意されたい。
つまり、NAOMIシステムによる最適化の後で、トラヒックエンジニアは最適
化されたトランク構成がそのTSAにとって効果的であることを確実にするため
に、なされたすべての勧告に従う必要がある。
図18は、図17に示されたTSAに対してある特定のタンデムトランクをど
のようにして最良なものに形成するかに関してトラヒックエンジニアに提供され
た勧告を示すものである。参照符号1802に示されるように元の利用率は、指
定された75%より高い77%であった。その特定のトランクに対して購入また
はリースした回線数は1806で示されるように72であった。そのトランクは
1806で示すように両方向であると見做される。最適化は1808で示される
ように96回線にすべきであるとしている。従って、NAOMIシステムは最適
化プロセスを実行した後で、1806で示す新たな24回線をそのトランクに追
加することを推奨している。追加の24回線で、最適化されたトランクについて
の利用率は1812に示すように56%まで下がった。
図19は、例えば図16で示されたトラヒック輪郭アイコンで表されたトラヒ
ック輪郭すなわちパターンの典型的ディスプレイである。本質的に、図16で若
しトラヒック輪郭アイコン1602が起動されると、図19のディスプレイは結
果を表示する。図19は着信、発信および800番トランクを経由してある端局
に往来する呼のトラヒックパターンを示す。図で示すように、発信トランクは午
前7時から12時の間に102CCS(百秒呼)のトラヒックを運び、9時の時
間帯では22CCSのトラヒックが生起している。着信または800番サービス
トランクのいずれにもトラヒックは生起していない。従って、このトラヒック輪
郭はトラヒックエンジニアが最繁時のトラヒック負荷を運ぶのに十分な発信トラ
ンクの規模を知ることを可能にする。着信トラヒックまたは800番サービスの
トラヒックが全く無いことを示す事実は、図19の端局はそのトランクがアクセ
ストランクである発信端局であることを示している。
アクセスプロバイダに対するコストデータを図20に示す。図20で見本とな
っているアクセスプロバイダはサウスウェスタン・ベル(2002参照)である
。図20は特に種々のタイプのトランク接続に対しての経常外コストを示すもの
である。この経常外コストはアクセスプロバイダによりそのトランク構成を変更
するときにチャージされるものである。DS1トランクに対する接続コストは、
2004に示されるように$456.00であり、一方、DS3トランクの接続
コストは2006に示されるように$496.00である。しかし、2008お
よび2010でそれぞれ示されるように、DSIおよびDS3トランクのいずれ
に対する切断コストは無い。示されている他のチャージにはローカル通信再編成
(LTR)の下で認められている様々なタリフまたは料金がある。示されている
ように、料金は“Channel Term(着信チャネル)”で示されるセー
ブイングワイヤセンター(SWC)で発生する$1,696.04のチャージに
分けられる。これは広域サービスプロバイダまたは長距離サービスプロバイダが
ローカル交換キャリアへの接続するためにチャージされるコストである。また、
“MUX(多重化)”の下でのチャージがある。このチャージは長距離キャリア
から来る回線の束、例えば672回線を多重化装置を通じて送られる24回線に
多重化するためのチャージである。$815.00のMUXチャージはアクセス
プロバイダに属するSWCの多重化装置を使用するための月々のチャージである
。“Banded Mileage(総マイル数帯域)”の下でのディスプレイ
の部分はSWCおよび端局、さらに詳しくいうと端局に在る装置からの総マイル
数を示す。端局での装置料はTSAのトランク構成の種々のトランクに対するマ
イルごと/分ごとのチャージに加えて広域サービスプロバイダから徴収される。
本質的に“Banded Mileage”が示すことは、アクセスプロバイダ
は広域サービスプロバイダにDEOTおよびタンデムトランクに対する回線の賃
貸料について総マイル数の帯域に基いてチャージできるということである。
この発明は細部に色々な変更、修正および入れ替えを行うことができることに
注意されたい。従って、この明細書並びに添付図面は例示に過ぎず、この発明を
制約するものと解してはならないことを承知されたい。そのため、この発明はこ
の後に続く請求の範囲のみによって制約されるものである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ケラー,キャスリーン,イー.
アメリカ合衆国 22209 ヴァージニア
アーリントン,コロニアル コート 1522
エヌ.
(72)発明者 アガットン,デヴィド
アメリカ合衆国 22124 ヴァージニア
オークトン,パッドック ウッド コー
ト,2945
(72)発明者 キャプレン,ドゥルー
アメリカ合衆国 22180 ヴァージニア
ヴィンナ,ドレクセル ストリート,2428
【要約の続き】
それらを経由して広域サービスプロバイダからのコール
はルートづけられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.複数の進出点(POP)を有する広域サービスプロバイダおよびそれぞれ複 数の端局とタンデムスイッチとを有する複数のローカルエリアアクセスサービス プロバイダとを含む電気通信ネットワークにおいて、上記広域サービスプロバイ ダの少なくとも1つの進出点(POP)とローカルエリアアクセスプロバイダの 少なくとも1つの端局との間の直通およびタンデムトランクの接続の最適化構成 を特定のサービスグレードに対して最小のアクセスコストで遂行する方法であっ て、上記方法は、 (a)上記ネットワーク内の該POP、タンデムスイッチおよび端局のそれぞ れの位置を判断するステップと、 (b)上記広域サービスプロバイダの上記1つ POPによりアクセスを得よ うとする上記ローカルエリアアクセスプロバイダの上記1つの端局のアクセス能 力を判断するステップと、 (c)上記1つのPOPおよび上記1つの端局間の直通およびタンデムトラン ク利用に関連するコスト情報を得るステップと、 (d)上記1つの端局の電気通信トラヒックパターンを識別するステップと、 (e)少なくとも上記1つのPOP、上記1つの端局および少なくとも1つの タンデムスイッチを限定するステップと、 (f)上記1つのPOPおよび上記1つの端局間の相対距離、上記1つの端局 のアクセス能力、上記コスト情報および上記トラヒックパターンに関連する少な くとも1つのデータを、上記タンデムサービスエリア内で最小のコストでトラン ク構成最適化を遂行するために上記1つのPOPを上記1つの端局に接続する直 通およびタンデムトランクをどうすれば最良に構成できるかを判断するために利 用するステップとを 含むことを特徴とする。 2.請求項1に記載の方法において、 タンデムサービスエリアを限定する上記ステッブ(e)は、さらに、 上記タンデムスイッチにまた接続されている他のいずれかの端局を上記タンデ ムサービスエリアの部分として構成するステップと、 上記他のいずれかの構成された端局の各々に接続された他のいずれかのタンデ ムスイッチを識別するステップと、 上記他のいずれかの識別されたタンデムスイッチを上記タンデムサービスエリ アの部分として構成するステップと、 上記タンデムサービスエリア内の識別された各タンデムスイッチに対して以上 のステップを繰り返すステップとを 含むことを特徴とする。 3.請求項1に記載の方法において、 上記ステップ(b)は、さらに、 上記1つの端局のトラヒック能力並びに接続能力および上記1つの端局に接続 の各トランクの回線容量を判断するステップを 含むことを特徴とする。 4.請求項3に記載の方法は、さらに、 アクセスされる上記1つの端局の着信および/または両方向のトラヒック能力 、およびタンデムトランクおよび直通端局トランク(DEOT)接続のいずれか または両方を含むかの接続能力を限定するステップを 含むことを特徴とする。 5.請求項1に記載の方法において、 上記ステップ(c)は、さらに、 上記1つの端局のアクセスプロバイダによりチャージされる何等かの固定コス トおよび直通トランクおよびタンデムトランクを上記1つの端局に接続するそれ ぞれのコストを判断するステップを 含むことを特徴とする。 6.請求項1に記載の方法において、 上記ステップ(d)は、さらに、 与えられた時区間にわたって上記端局に対して電気通信利用の料金を収集する ステップを 含むことを特徴とする。 7.請求項1に記載の方法は、さらに、 該POP、タンデムスイッチおよび端局のそれぞれの位置、該端局のアクセス 能力、直通およびタンデムトランクに関連するコスト情報、および上記タンデム サービスエリア内の端局のトラヒックパターンのいずれか全てに関連するデータ をデータベース手段から検索するステップを 含むことを特徴とする。 8.請求項1に記載の方法は、さらに、 上記ステップ(f)からの最適化トランク構成を運用員に提供するステップを 含むことを特徴とする。 9.請求項8に記載の方法は、さらに、 それによって変更を上記タンデムサービスエリアにそのトランク構成が上記最 適化トランク構成に適合するよう実行できるようにするワーク指令を作成するス テップを 含むことを特徴とする。 10.請求項1に記載の方法は、さらに、 上記限定されたタンデムサービスエリアに対してアラーム動作状態を設定する ステップと、 アラーム状態で動作する上記タンデムサービスエリアを最適化のために識別す るステップとを 含むことを特徴とする。 11.請求項10に記載の方法において、上記タンデムサービスエリアは運用員 の慎重な判断で最適化されることを特徴とする。 12.請求項10に記載の方法において、 上記タンデムサービスエリアに対して設けられる上記アラーム動作状態は上記タ ンデムエリア内の少なくとも1つのトランクに対する通信利用率を含むことと、 該利用率が上記1つのトランクの利用容量の所定のパーセントより大きなとき にはいつでもアラーム状態となることとを 特徴とする。 13.請求項10に記載の方法において、 上記タンデムサービスエリアに対して設けられるアラーム状態の1つはその少 なくとも1つの直通トランクに対する通信利用率を含むことと、 該利用率が上記直通トランクの上記通信利用率より小さいときにはいつでもア ラーム状態となることとを 特徴とする。 14.請求項1に記載の方法において、上記1つのPOPおよび上記1つの端局 間の上記トランク接続の該トランクは1方向および両方向通信を運び、上記方法 は、さらに、 上記タンデムサービスエリアに対してそのアラーム状態が(1)1方向通信で 動作する両方向トランク、(2)両方向通信を成し遂げるために動作する多数の 1方向トランク、(3)両方向通信で動作する1方向トランク、および(4)多 数の同方向タンデムトランクから成るグループから選択されるアラーム状態を設 けるステップを 含むことを特徴とする。 15.広域ネットワークおよびアクセスプロバイダの端局間の直通およびタンデ ムトランク接続を上記広域ネットワークの進出点(POP)を経由して最適に構 成する方法であって、上記方法は、 (a)そこから上記POPからのアクセスが得られる該端局のアクセス能力を 限定するデータを得るステップと、 (b)アクセスされる該端局およびそれらそれぞれのアクセスプロバイダの直 通およびタンデムトランクに付属するコストデータを得るステップと、 (c)アクセスされる該端局からの通信トラヒックパターンを特徴づけるデー タを得るステップと、 (d)アクセスされる上記端局および上記POPの直通およびタンデムトラン ク接続で構成されるタンデムサービスエリアを各限定されるタンデムサービスエ リアが少なくとも1つの端局、少なくとも1つのPOPおよび少なくとも1つの タンデムスイッチを含むように限定するステップと、 (e)最適化候補のタンデムサービスエリアを識別するステップと、 (f)識別された各タンデムサービスエリアに対して、その識別された各タン デムサービスエリアに対してステップ(a)、(b)および(c)で得られた少 なくとも1つのデータをベースにして上記識別された各タンデムサービスエリア に対する直通およびタンデムトランクの最小接続数を計算することにより特定の サービスグレードに対するトランク構成の最適化を最小のアクセスコストで実行 するステップとを 含むことを特徴とする。 16.請求項15に記載の方法は、さらに、 ステップ(e)においてすべてのタンデムサービスエリアについて最適化の候 補を識別するステップと、 ステップ(d)で限定された上記候補を上記ステップ(d)に従って周期的に 最適化するステップとを 含むことを特徴とする。 17.請求項15に記載の方法は、さらに、 各限定されたタンデムサービスエリアに対してアラーム動作条件を設けるステ ップと、 上記ステップ(e)でそれらタンデムサービスエリアがアラーム条件の下で動 作したとき最適化候補を識別するステップとを 含むことを特徴とする。 18.請求項15に記載の方法において、 最適化候補は運用員の判断で選択されることを特徴とする。 19.各タンデムサービスエリアを上記ステップ(d)で限定する請求項15に 記載の方法において、上記方法は、さらに、 上記各タンデムサービスエリアの該1つの端局および上記1つのPOP間を往 来するあふれトラヒックが方路づけられる第1のタンデムスイッチに接続される 第1のタンデムトランクを識別するステップと、 また上記第1のタンデムスイッチに接続される他のいずれかの端局を上記各タ ンデムサービスエリアの部分として構成するステップと、 上記他のいずれかの構成された端局の各々に接続された他のいずれかのタンデ ムトランクを識別するステップと、 上記他のいずれかの識別されたタンデムトランクに接続されたいずれかのタン デムスイッチを上記タンデムサービスエリアの部分として構成するステップと、 上記各タンデムサービスエリア内で各タンデムトランクに対して以上のステッ プを繰り返すステップとを 含むことを特徴とする。 20.請求項15に記載の方法において、 上記アクセス能力を限定するステップ(a)は、 上記端局の各々のトラヒックおよび接続能力を判断するステップを 含むことを特徴とする。 21.請求項20に記載の方法は、さらに、 1方向または両方向通信に適応できる各端局を限定するステップと、 タンデムトランクおよび直通端局トランク(DEOT)接続に適応できる上記 各端局を限定するステップとを 含むことを特徴とする。 22.請求項15に記載の方法において、上記ステップ(b)は、さらに、 各アクセスされる端局のアクセスプロバイダによりチャージされる入口設備コ スト、および直通およびタンデムトランクを上記各アクセスされる端局に接続す るコストを判断するステップを含むことを特徴とする。 23.請求項15に記載の方法において、上記ステップ(c)は、さらに、 上記アクセスされる端局の各々に対する電気通信利用料金を与えられた時区間 にわたって収集するステップを含むことを特徴とする。 24.請求項15に記載の方法は、さらに、 該POP、タンデムスイッチおよび端局、該端局のアクセス能力、直通および タンデムトランクに付属するコストデータ、および該アクセスされる端局のトラ ヒックパターンのいずれかまたはすべてに関連するデータをデータベース手段か ら検索するステップを含むことを特徴とする。 25.請求項15に記載の方法は、さらに、 各識別されたタンデムサービスエリアに対して上記ステップ(f)からの上記 最適化されたトランク構成を運用員に提供するステップを含むことを特徴とする 。 26.請求項25に記載の方法は、さらに、 それによって変更を上記識別されたタンデムサービスエリアのそれぞれにその トランク構成が上記最適化トランク構成に適合するよう実行できるようにするワ ーク指令を作成するステップを 含むことを特徴とする。 27.複数の進出点(POP)を有する広域サービスプロバイダおよびそれぞれ 複数の端局とタンデムスイッチとを有する複数のローカルエリアアクセスプロバ イダとを含む電気通信ネットワークにおいて、上記広域サービスプロバイダの少 なくとも1つの進出点(POP)とローカルエリアアクセスプロバイダの少なく とも1つの端局との間の直通およびタンデムトランクの接続の最適化構成を特定 のサービスグレードに対して最小のアクセスコストで遂行するシステムであって 、上記システムは、 上記ネットワーク内の該POP、タンデムスイッチおよび端局のそれぞれの位 置、および上記少なくとも1つのPOPおよび上記1つの端局間の直通およびタ ンデムトランク利用に関連するコスト情報を格納するデータベース手段と、 上記広域サービスプロバイダの上記1つのPOPによりアクセスを得ようとす る上記ローカルエリアアクセスプロバイダの上記1つの端局のアクセス能力を判 断する手段と、 上記1つの端局の電気通信トラヒックパターンを収集する手段と、 少なくとも1つのPOP、上記1つの端局および少なくとも1つのタンデムス イッチを含むタンデムサービスエリアを限定するプロセッサ手段とから 構成され、さらに、 上記プロセッサ手段は、上記1つのPOPおよび上記1つの端局間の相対距離 、上記1つの端局の上記アクセス能力、上記コスト情報および上記トラヒックパ ターンに関連する少なくとも1つのデータを、上記タンデムサービスエリア内で 最小のコストでトランク構成最適化を遂行するために上記1つのPOPを上記1 つの端局に接続する直通およびタンデムトランクをどうすれば最良に構成できる かを判断するために利用することを 特徴としている。 28.請求項27に記載のシステムにおいて、上記プロセッサ手段は上記タンデ ムサービスエリアを、 上記1つの端局および上記1つのPOP間を往来するあふれトラヒックを方路 づけるために上記端局に接続する該タンデムスイッチを識別し、 上記タンデムスイッチにまた接続されている他のいずれかの端局を上記タンデ ムサービスエリアの部分として構成し、 上記他のいずれかの構成された端局のそれぞれに接続された他のいずれかのタ ンデムスイッチを識別し、 上記他のいずれかの識別されたタンデムスイッチを上記タンデムサービスエリ アの部分として構成し、そして 上記タンデムサービスエリア内の各タンデムスイッチに上記ステップを繰り返 す ことにより限定することを特徴としている。 29.請求項27に記載のシステムにおいて、上記判断手段は、さらに、上記1 つの端局のトラヒック能力および接続能力と、上記1つの端局へのトランク接続 の各々の回線容量を判断することを特徴としている。 30.請求項29に記載のシステムは、さらに、アクセスされる上記1つの端局 の着信および/または両方向のトラヒック能力、およびタンデムトランクおよび 直通端局トランク(DEOT)接続のいずれかまたは両方を含むかの接続能力を 限定する手段を含むことを特徴としている。 31.請求項27に記載のシステムにおいて、上記判断手段は、さらに、上記1 つの端局のアクセスプロバイダによりチャージされる何等かの固定コストおよび 直通トランクおよびタンデムトランクヲ上記1つの端局に接続するそれぞれのコ ストを検索する手段を含むことを特徴としている。 32.請求項27に記載のシステムにおいて、上記収集手段は、与えられた時区 間にわたって上記端局に対して電気通信利用の料金を収集することを特徴として いる。 33.請求項27に記載のシステムは、さらに、該POPおよび、タンデムスイ ッチおよび端局、該端局のアクセス能力、直通およびタンデムトランクに付属す るコストデータ、および該アクセスされる端局のトラヒックパターンのいずれか またはすべてに関連するデータを上記データベース手段から検索する手段を含む ことを特徴としている。 34.請求項27に記載のシステムは、さらに、上記プロセッサ手段により遂行 された上記最適化されたトランク構成を運用員に提供する端末手段を含み、上記 端末手段は該運用員が上記タンデムサービスエリアを最適化できるようにするこ とを特徴とする。 35.請求項34に記載のシステムにおいて、上記端末手段は、さらに、変更を 上記タンデムサービスエリアにそのトランク構成が上記最適化トランク構成に適 合するよう実行できるようにするワーク指令を作成することを特徴とする。 36.請求項27に記載のシステムは、さらに、上記限定されたアラーム動作状 態を設定する手段と、 アラーム状態で動作する上記タンデムサービスエリアを最適化のために識別す る手段とを含むことを特徴としている。 37.請求項36に記載のシステムにおいて、上記設定手段が上記タンデムサー ビスエリアに対して設ける上記アラーム動作状態の1つは上記タンデムエリア内 の少なくとも1つのトランクに対する通信利用率を含み、該利用率が上記1つの トランクの利用容量の所定のパーセントより大きなときにはいつでもアラーム状 態となるよう設定されていることを特徴とする。 38.請求項36に記載のシステムにおいて、上記設定手段が上記タンデムサー ビスエリアに対して設けるアラーム状態の1つはその少なくとも1つの直通トラ ンクに対する通信利用率を含み、該利用率が上記直通トランクの上記通信利用率 より小さいときにはいつでもアラーム状態となるよう設定されていることを特徴 としている。 39.請求項27に記載のシステムにおいて、上記1つのPOPおよび上記1つ の端局間の上記トランク接続の該トランクは1方向および両方向通信を運び、上 記システムは、さらに、 上記タンデムサービスエリアに対してそのアラーム状態が(1)1方向通信で 動作する両方向トランク、(2)両方向通信を成し遂げるために動作する多数の 1方向トランク、(3)両方向通信で動作する1方向トランク、および(4)多 数の同方向タンデムトランクから成るグループから選択されるアラーム状態を設 ける手段を含むことを特徴とする。 40.広域ネットワークおよびアクセスプロバイダの端局間の直通およびタンデ ムトランク接続を上記広域ネットワークの進出点(POP)を経由して最適に構 成するシステムであって、上記システムは、 上記POPからのアクセスが得られる該端局のアクセス能力を限定するデータ 、アクセスされる該端局およびそれらそれぞれのアクセスプロバイダの直通およ びタンデムトランクに付属するコストデータ、およびアクセスされる該端局から の通信トラヒックパターンを特徴づけるデータを得る手段と、 アクセスされる上記端局および上記POPの直通およびタンデムトランク接続 で構成されるタンデムサービスエリアを各々限定されるタンデムサービスエリア が少なくとも1つの端局、少なくとも1つのPOPおよび少なくとも1つのタン デムスイッチを含むよう限定し、そして最適化候補のタンデムサービスエリアを 識別するプロセッサ手段とを含み、 上記プロセッサ手段は識別された各タンデムサービスエリアに対して得られた 少なくとも該アクセス能力データ、コストデータおよびトラヒックパターンデー タをベースにして上記識別された各タンデムサービスエリアに対する直通および タンデムトランクの最小接続数を計算することにより特定のサービスグレードに 対するトランク構成の最適化を最小のアクセスコストで実行する ことを特徴とする。 41.請求項40に記載のシステムにおいて、さらに、上記プロセッサ手段はす べてのタンデムサービスエリアを最適化の候補として識別し、さらに上記すべて のタンデムサービスエリアに対して周期的にトランク構成最適化を実行すること を特徴とする。 42.請求項40に記載のシステムは、さらに、 各限定されたタンデムサービスエリアに対してアラーム動作状態を設ける手段 を含み、上記プロセッサ手段は、それらタンデムサービスエリアがアラーム状態 で動作するときには、最適化の候補を識別することを特徴とする。 43.請求項40に記載のシステムは、さらに、 運用員がその判断で最適化候補を選出できる端末手段を含むことを特徴とする 。 44.請求項40に記載のシステムにおいて、上記プロセッサ手段は各タンデム サービスエリアの識別を、 上記各々のタンデムサービスエリアの該1つの端局および該1つのPOP間を 往来するあふれトラヒックが方路づけられる第1のタンデムスイッチに接続され ている第1のタンデムトランクを識別し、 また上記第1のタンデムスイッチに接続される他のいずれかの端局を上記各タ ンデムサービスエリアの部分として構成し、 上記他のいずれかの構成された端局の各々に接続された他のいずれかのタンデ ムトランクを識別し、 上記他のいずれかの識別されたタンデムトランクに接続されたいずれかのタン デスイッチを上記タンデムサービスエリアの部分として構成し、 上記タンデムサービスエリア内で各タンデムトランクに対して以上のステップ を繰り返す ことにより識別することを特徴とする。 45.請求項に記載のシステムは、さらに、上記各端局が1方向または両方向の 通信を運ぶことに適応できるか、およびタンデムトランクおよび直接端局トラン ク(DEOT)の両方が接続されているか限定ずける手段を含むことを特徴とす る。 46.請求項45に記載のシステムは、さらに、上記各端局が1方向または両方 向通信を運ぶのに適応できるか、およびタンデムトランクおよび直通端局トラン ク(DEOT)の両方に接続が適応できるかを限定する手段を含む事を特徴とす る。 47.請求項40に記載のシステムにおいて、データを得る手段は、さらに、各 アクセスされる端局のアクセスプロバイダによりチャージされる入口設備コスト 、および直通並びにタンデムトランクを上記各アクセスされる端局に接続するコ ストを決定する手段を含むことを特徴とする。 48.請求項40に記載のシステムにおいて、データを得る手段は、さらに、与 えられた時区間にわたって上記アクセスされる端局に対して電気通信利用の料金 を収集する手段を含むことを特徴とする。 49.請求項40に記載のシステムは、さらに、いずれかまたはすべてのPOP 、タンデムスイッチおよび端局、該端局のアクセス能力、直通およびタンデムト ランク、該アクセスされる端局のトラヒックパターンに関連するデータをデータ ベース手段から検索する手段を含むことを特徴とする。 50.請求項40に記載のシステムは、さらに、各識別されたタンデムサービス エリアに対する上記プロセッサ手段により遂行された最適化トランク構成を運用 員に提供できる端末手段を含むことを特徴とする。 51.請求項50に記載のシステムにおいて、上記の端末手段は、さらに、それ によつて変更を上記の識別されたタンデムサービスエリアにそのトランク構成が 上記最適化トランク構成に適合するよう実行できるようにするワーク指令を作成 する手段を含むことを特徴とする。
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