JPH11511852A - 光学プログラム式エンコーダ装置および方法 - Google Patents

光学プログラム式エンコーダ装置および方法

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JPH11511852A JP8526310A JP52631096A JPH11511852A JP H11511852 A JPH11511852 A JP H11511852A JP 8526310 A JP8526310 A JP 8526310A JP 52631096 A JP52631096 A JP 52631096A JP H11511852 A JPH11511852 A JP H11511852A
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Abstract

(57)【要約】 電動モータなどの電気機械的装置の周期的運動を、所定の波形を有する少なくとも1つの電気信号に変換するための光学的エンコーダ装置を提供する。この装置は、入射放射エネルギーの少なくとも1つのパターンに応答する少なくとも1つの光検出器(26)と、光経路によって光検出器に結合された放射エネルギーを放射する少なくとも1つの発光体(24)と、少なくとも1つの光学的に検出可能な図形パターン(32)を含む光学的エンコーダ・ディスク(30)と放射エネルギーのパターンを検出器まで通過させる少なくとも1つのアパーチャ(38)を含むマスク(36)を含む光学的にプログラムされたシステムとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 光学プログラム式エンコーダ装置および方法 1.発明の分野 本発明は、一般に、光学的エンコーダ装置および方法に関し、より詳細には、 電気機械的装置の物理的な動きを、その装置を駆動し制御するために使用できる 有意義な電気信号に変換する光学的エンコーダに関する。そのような装置と方法 の1つの重要な用途は、モータの動作の制御に関係するものである。 2.発明の背景 本発明に最も関連する背景技術は、モータの制御と整流の分野にある。しかし ながら、本発明はこの分野に制限されないことを理解されたい。本発明の最も重 要な用途がモータの動作の制御に関連しているため、以下の説明は、主にその分 野に関連する。 本発明は、モータの標準的な動作効率を付加的に改善または強化することがで きる、交流モータの簡単な可変速度制御装置および方法として実施することがで きる。この実施例は、単相と多相の交流誘導モータの光−電気間の直接的な整流 にかかわるものであるが、他の交流モータやブラシレス直流モータにも利用する ことができる。 一般に、交流誘導モータの整流は、交流電力周波数を使用して適切な固定子巻 線に誘導電流を提供し、電流を誘導する磁束を発生させ、その結果、電機子の巻 線に磁束を発生させる。適切に同期または整合されたとき、2つの磁束の間に、 電機子を動かすトルクまたは力が生じる。 電機子の運動、すなわちモータ速度は、特定の電圧レベルにおける入力電力の 周波数に正比例する。通常は、交流モータの入力電圧と周波数は固定されるので 、電機子の速度が固定される。交流誘モータでは、固定子と電機子の周波数の間 に、あるレベルの「周波数スリップ」が発生する。すなわち、電機子の速度が、 固定子の磁界の速度よりも遅い。電機子の速度の制御は、様々な周波数、電圧、 極数、 巻線または位相の数、スリップ量などを適切に調整することによって達成するこ とができる。 交流モータ(またはブラシレス直流モータ)の速度を変化させ制御する現在の 方法は、通常、分析、調整、変更、形成などを行うフィードバックまたは入力信 号を、マイクロプロセッサ、インバータまたはベクトル制御装置およびドライバ に供給して、モータに必要な周波数、電圧および電力と一致させる何種類かのモ ータ結線速度感知装置を必要とする。マイクロプロセッサ、インバータまたはベ クトル駆動機構からの信号によって、周波数、電力パルス幅、電流と電圧の振幅 、位相、またはそのようなパラメータの様々な組み合わせが制御される。これら の従来の方法は、一般に、複雑で、コストが高く、手間がかかる。これは、一般 に、速度感知入力装置または方法と、分析信号と制御信号の別々の整形装置と、 電力出力用ドライバとを必要とし、これらはすべて、互いに適切に接続し同期さ せなければならない。 本発明は、少ないエネルギーを使用しながら、信号装置を使用して、速度を感 知、分析、制御し、さらにトルクと出力を改善する点で、前述の方法と異なる。 本発明は、他の方法と同様に、モータの速度を入力電力周波数と電圧と関連付け るが、この関連付けを、他の速度変更方法によって使用される構成要素をほとん ど使用せずに達成する。本発明のエンコーダは、新規な「光学的プログラム機能 」の概念を利用して、少ないエネルギーを使用しながら、直接整流により、モー タ速度、方向、スリップ、位相を、整合、適合、分析、制御し、さらに、トルク と出力を改善する。 他にも、直流モータの整流制御のために光学的エンコーダを使用する方法が開 示されている。しかしながら、そのような方法においては、発光体、検出器およ びエンコーダ・ディスクなどの使用される光学要素は、抵抗的、磁気的または「 電気的」に変化する素子であってもよい。というのは、そのような方法は、単に 光の強さを増減、すなわち光経路を閉じたり開けたりして、正弦波または方形波 出力を作り出す、一次元だけの光学的「シャッタ」に関係するためである。その ような波形は、非光学要素によっても同様に作成することができる。 セワード(Seward)の米国特許第3,193,744号、イマムラ(Imamura) の米国特許第4,160,200号、テレル(Terrell)の米国特許第4,224 ,515号、ベール(Veale)の米国特許第4,429,267号、ホー(Ho) の米国特許第4,599,547号、およびドラン(Dolan)他の米国特許第5 ,103,225号は、固定ディスク、マスクまたは網線と組み合わせて動作す る回転エンコーダ・ディスクを使って正弦波信号波形を作成する光学的エンコー ダを開示している。また、ボルン(Born)の米国特許第4,353,016号、 リー(Lee)の米国特許第4,882,524号、およびブラスター(Blaster) 他の米国特許第5,198,738号は、固定したマスクも網線なしに、整流と 回転速度計機能に使用するための方形パルスを生成する符号化・ディスクまたは ホイールだけを使用する光学的エンコーダの使用を開示している。最後に、ウェ バー(Webber)の米国特許第5、177、393号は、直流ブラシレス・モータ の整流に使用される、正弦波パターンで印刷された反射型エンコーダ・ディスク を使った光学的エンコーダを開示している。 これらの特許に示されたエンコーダはすべて、モータの整流信号の波形を所望 の形状に光学的に整形して、モータの速度、方向、スリップ、位相、トルクおよ び出力の制御を最適化できないという点で制限されている。すなわち、これらの 方法は、「光学的にプログラム可能」ではない。さらに、これらの特許に提案さ れたエンコーダの多くは、方形波駆動信号を発生させてその信号をモータの磁極 と巻線と整合させるために、付加的な整流「制御」成分を必要とする。さらに、 前述の特許のエンコーダはすべて、すべての光学要素の物理的配置、サイズ、形 状および相互作用に依存する。最後に、これらの特許のエンコーダは、設計の柔 軟性や、実際的かつ手頃な実施例を提供しない。 本発明の装置と方法は、装置の機械的動作を直接感知して、その装置または他 の制御素子と適合するプログラムされた電気信号に解釈または変換することがで きる光学的エンコーダを「光学的プログラム可能」な装置として使用する。この エンコーダは、所定の光学的関数を実現し、ほとんどすべての算術的または代数 的な波形関数を表すように図形的または幾何学的に整形することができる光学要 素を含むという点で、光学的にプログラムされる。このエンコーダは、光学的関 数の変換である所定の波形を有する少なくとも1つの電気信号を作成することが できる。電気信号は、エンコーダが結合された装置の「周期的」運動の結果直接 生じろため、それを利用して、(通常のエンコーダのように)制御し、(マイク ロプロセッサのように)整形、強化し、(コンバータのように)修正して整流し 、(増幅器のように)変化させることができる。本出願の目的上、「周期的」と いう用語は、制限されることなく、反復運動、周期的運動、回転運動、往復運動 、および弦運動を含むことを意図する。 本発明の装置および方法の能力は、提案する方法および装置とは別に、光学的 プログラミングによって、本発明を構成するほとんどの任意の算術的または代数 的な電子出力波形パターンを作成、整形、修正、制御することである。 3.発明者の理念 エンコーダと符号化に関する私の見解、手法および展望は、電子回路および電 気回路にきわめて類似している。特に、私は、光学的符号化(OE:optical en coding)は、集積回路(IC)が約30〜40年前に電子回路にとってそうであ ったような入口にあると考える。ICは、いろいろな意味で、単に従来の電子回 路の再パッケージングであった。この再パッケージングは、最初、既存の電子回 路や部品などを使って、より小さくてよりコスト効率の高い単一の有用なデバイ スに統合しただけであった。しかしながら、その単純な「再パッケージング」は 、革命的なほど急速に発展し、既存の回路の単なる再パッケージングではなく、 事実上、新しい市場、産業、および電子回路を作り出した。そのような回路の多 くは、ICより以前には単に概念化されたり数学的に提示されたりしただけであ り、いくつかの事例では考えられさえしなかった。しかし、この単一製品への「 再パッケージング」または統合によって、そのような回路が可能にされた。 私は、符号化方法の私の手法、具体的には光学的符号化は、同じ様な入口にあ ると考える。今日、様々な光学的符号化技術が存在するが、私の一般的な手法が 行うような、単一、または最小化された安価な小型製品への「再パッケージング 」は、同様の可能性のシナリオを提供するものである。 類似性をさらに示すために、私は、今回、単一のOEパッケージにおいて、光 学的符号化に、これまで利用されなかった新しい用途の可能性を提供し、または いくつかの事例では、この「単一製品方法」によって構想される「光学的プログ ラミング」方法を開発した。 ICと同様に、いくつかの事例では、このような多くの応用例は、すでに他の 形でまたは他の多数の部品を使用することにより存在している。私の方法と手法 は、これらを単一製品に統合した。しかしながら、ICと同様に、私は、これま で数学的に提示されたに過ぎないか、実際に構成することができなかった概念を 実現化した。 さらに、私は、同様に、私の新しい「IC手法」以前には調査されず企図され なかった付加的な新しい概念と応用例を創造し考案した。光学的エンコーダ(O E)と関連して私が開発したこの「光学的プログラム機能」(op)は、マイク ロプロセッサが、単一ICチップ上に、様々な能力、適合性および「プログラム 機能」を提供する独特な一連の電子回路であるという点で、一種のマイクロプロ セッサ(μp)に例えることができる。 私は、同様に、マイクロプロセッサのような「プログラム機能」や様々な応用 機能、処理能力を開発したが、単一の凝集パッケージ(ICのような)に統合し た。私の方法を、集積回路、マイクロプロセッサとに類似させているのは、光学 的符号化、光学的プログラミング、一般的能力を1つのパッケージに等化するこ の新規で固有の概念である。ICが、電子的用途や能力さらに産業の新しい概念 を切り開くマイクロプロセッサの発展と作成に役だったように、光学的符号化と 光学的プログラム機能も役立つはずである。 したがって、私の論点は、光学的符号化と光学的プログラミングの本発明およ び概念は、集積回路とマイクロプロセッサが約30〜40年前にあった状況にあ るということである。能力、機能、生産物および産業の限界と範囲は、まさに今 、私の手法によってわずかに切り開かれているに過ぎない。 この概念と生産物の可能性をきわめて刺激的で独特で無限にするのは光学的に プログラムされたエンコーダに対して私が抱くこの普遍的で一般的な期待である 。 発明の目的と概要 したがって、本発明の目的は、従来の光学的エンコーダに付随する制限および 課題を回避した光学的エンコーダ装置および方法を提供することである 本発明のもう1つの目的は、光学的プログラム機能の概念を使用して、特定の 用途にカスタマイズされた様々な電気信号波形を生成する光学的エンコーダ装置 および方法を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、所望の電気信号波形を生成するように光学的にプ ログラムすることができる素子を有する光学的エンコーダ装置を提供することで ある。 本発明のさらにもう1つの目的は、単相または多相交流モータとブラシレス直 流モータを直接駆動し制御するための光学的エンコーダ装置および方法を提供す ることである。 本発明のさらにもう1つの目的は、単一の光電気装置を利用してモータの速度 を感知、分析、制御する光学的エンコーダ装置および方法を提供することである 。 本発明のさらにもう1つの目的は、モータの動作を制御するための電気装置ま たは電子装置の要件を最小にするための光学的エンコーダ装置および方法を提供 することである。 本発明のさらにもう1つの目的は、効率、トルクおよび出力を改善する光学的 エンコーダ装置および方法を提供することである。 本発明のさらにもう1つの目的は、エンコーダ装置だけの光学的プログラム機 能を利用するか、モータの駆動回路の電子的能力と組み合わせて利用するかして 、力率を大幅に改善し、電力線の調波ひずみを減少またはなくすことである。 本発明のさらにもう1つの目的は、交流誘導モータ、交流同期モータ、交流ス リップ・モータ、直流ブラシレス・モータ、直流ステップ・モータ、単相モータ 、多相モータ、少極モータ、多極モータの実施形態やその他の運動制御用途に一 般的に適した光学的エンコーダ装置および方法を提供することである。 本発明のさらにもう1つの目的は、光学的エンコーダ装置を、それぞれのモー タを修正したり重くて厄介な取付け具を利用したりせずに、ほとんどのモータ軸 に容易に取り付けることができる、簡単でかつ完全なパッケージに構成すること である。 以上の目的及びその他の目的は、電気機械的装置の周期的運動を、所定の波形 を有する少なくとも1つの信号に変換する光学的エンコーダ装置を提供する本発 明によって達成される。この装置は、入射放射エネルギーのパターンに応答して 、その放射エネルギーから電気信号を生成する少なくとも1つの光検出器を含む 。 光学的にプログラムされた手段は、光検出器と光学的に位置合わせされ、装置 の周期的運動によって動作するように構成される。光学的にプログラムされた手 段は、光検出器で検出した入射放射エネルギの少なくとも1つのパターンを、幾 何学的あるいは図形的関数を含む光学的関数によって、複数の方向に修正する。 この幾何学的あるいは図形的関数は、同等の波形関数の変換であってもよい。 光学的にプログラムされた手段は、光学的エンコーダ・ディスクなどの、少な くとも1つの光学的に検出可能な図形パターンを含む光学要素を含む、このパタ ーンは、少なくとも1つの図形的に整形されたサイクルを含み、断片的な数のそ のような図形サイクルを含むこともある。また、プログラムされた手段は、放射 エネルギーのパターンが光検出器まで通過できるようにする少なくとも1つの図 形的に整形されたアパーチャを有するマスクを含む。 図形関数は、最初に、装置の周期的運動に従って一方が他方に対して走査され るような、ディスク図形パターンとマスク・アパーチャ・セットの光学的作用の 組み合わせによって実現される。光検出器は、光電応答を有し、この応答と光学 的関数の積が、所定の波形を定義する。光検出器における入射放射エネルギーの 修正パターンは、所定の波形を有する電気信号に変換される。 光学的にプログラムされた手段は、また、放射エネルギーを放射する少なくと も1つの発光体を含んでもよい。放射装置からの放射エネルギーは、図形的また は幾何学的に形成された光経路によって光検出器に結合される。 本発明の光学的エンコーダ装置は、特定のモータに特に整合され同期された信 号波形を生成することによって電動モータの動作を効率的に制御する特定の用途 を有する。たとえば、このエンコーダは、駆動信号の周波数をモータの速度に同 期させる可変速度制御装置として使用することができる。そのような事例では、 制御装置は、エンコーダによって生成された電気信号を増幅し、また速度変更を 開始する駆動信号の電圧レベルを調整する手段を提供する増幅器を含むであろう 。 本発明の光学的エンコーダ装置は、N相のモータの回転運動を、それぞれモー タを駆動するのに適した所定の位相関係を持つ電気信号に変換するように実施す ることができる。この場合、エンコーダは、それぞれ発光体、図形パターン、マ スク・アパーチャを備えるN個の光学チャネルを有する。好ましい実施例におい て、アパーチャと図形パターンは、モータ軸と共に回転するように作成されたエ ンコーダ・ディスク上に同心で配置される。信号に位相差を作成する1つの方法 は、エンコーダ・ディスク上の図形パターンの角度位置を徐々にずらすことであ る。各信号の相対位相は、モータ軸の回転の特定の点における図形パターンとそ れと関連したマスク・アパーチャの相対位置によって決定される。 また、本発明により、電気機械的装置の周期的運動を、所定の波形を有する少 なくとも1つの電気信号に変換する方法が企図される。さらに、本発明により、 電動モータの速度を含む動作を制御する方法が企図される。 本発明により交流誘導モータの動作を制御する1つの特定の方法は、(1)モ ータの軸に、モータの定格速度と電力電圧において定格電力周波数を生成するの に必要な電気サイクルよりも大きい電気サイクルを有する波形関数によって光学 的にプログラムされた光学的エンコーダを結合する段階と、(2)モータ軸の各 回転ごとに波形関数を実質上繰り返すエンコーダ出力信号を生成する段階と、( 3)エンコーダの出力信号を、モータの定格速度を生成する電圧レベルまで増幅 する段階と、(4)増幅したエンコーダ出力信号をモータに供給する段階とを含 む。さらに、この方法によれば、エンコーダ出力信号の電圧レベルを変化させて 、モータの速度を変化させ、それによりエンコーダ信号の周波数を指定された数 まで変化させることができる。 図面の簡単な説明 本発明のさらに他の目的は、次の添付図面に関連した好ましい実施例の以下の 説明から明らかになるであろう。 図1は、単相交流誘導モータに結合された、本発明により構成された単一チャ ネルの光学的エンコーダの概略図である。 図2は、検出器の光応答面に入射する放射エネルギーの瞬間的パターンを示す 、 図1の光学的エンコーダの光検出器素子の概略図である。 図3は、三相交流誘導モータに結合された、本発明により構成された3チャネ ル光学的エンコーダの概略図である。 図4A〜Bは、それぞれ、正弦波波形とそれに対応する波形関数を生成する図 形パターンを有する、本発明によって構成された光学的エンコーダ・ディスクの 図である。 図5A〜Cは、それぞれ、台形波形とそれに対応する波形関数、および図5A の循環図形パターンとそれに対応するマスク・アパーチャの等価線形表現(X− Y)を生成する図形パターンを有する本発明の光学的エンコーダ・ディスクを示 す図である。 図6は、図4B、5Bおよび7Bの波形関数に対応する波形を有する信号を生 成するために、図4A、5Aおよび7Aのエンコーダ・ディスクに使用される、 本発明により構成されたマスクの上面図である。 図7A〜Cは、それぞれ、正弦波波形とそれに対応する波形関数、および図7 Aの循環図形パターンとそれに対応するマスク・アパーチャの等価線形表現(X −Y)を生成する図形パターンを有する本発明の光学的エンコーダ・ディスクを 示す図である。 図8A〜Cは、それぞれ、均一と不均一な図形パターンと、不均一パターンに 対応する波形関数と、図8Aに示した不均一図形パターンとそれに対応するマス ク・アパーチャの等価線形表現(X−Y)を有する本発明のもう1つの光学的エ ンコーダ・ディスクを示す図である。 図9は、それぞれ、1つの電気サイクルを有する台形波形関数と、それに対応 するエンコーダ・マスクおよびディスクの構成を示す。 図10は、1つの電気サイクルを有する三角波形関数と、それに対応するエン コーダ・マスクおよびディスクの構成を示す図である。 図11A〜Fは、それぞれ、特定の波形関数と、それに対応して代数的エリア ・フィル方程式によって計算されたエンコーダ・ディスクとエンコーダ・マスク の構成を示す図である。 図12A〜Cは、それぞれ0、120および240電気角度だけ位相がずらさ れた3つの電気信号を生成するために、角度がそれぞれ0、40および80°物 理的にずらされた3つの図形パターンと、図12Aのエンコーダ・ディスクに使 用されるエンコーダ・マスクと、図12Aの図形パターンに対応する3つの位相 がずらされた波形関数とを有する、本発明の光学的エンコーダ・ディスクを示す 。 図13A〜Cは、それぞれ、角度がそれぞれ0、40および80°ずらされた 3つの図形パターンと、角度が0、−10および−20物理角度ずらされたアパ ーチャを有する図13Aのエンコーダ・ディスクに使用されるエンコーダ・マス クと、それと対応して0、90および180電気角度だけ位相がずらされた3つ の波形関数とを有する、本発明の光学的エンコーダ・ディスクを示す。 図14A〜Dは、それぞれ、6つのアパーチャを含む図形パターンと、正弦波 波形を生成するように図形的に整形されたアパーチャを含むマスクと、それと対 応する波形関数と、図14Aの図形パターンおよびそれと対応するマスク・アパ ーチャの等価線形表現(X−Y)とを有する、本発明の光学的エンコーダ・ディ スクを示す。 図15A〜Dは、それぞれ、3つのアパーチャを含む図形パターンと、正弦波 波形を生成するように図形的に整形された一対のアパーチャを含むマスクと、対 応する波形関数と、図15Aの図形パターンとそれに対応するマスク・アパーチ ャの等価線形表現(X−Y)とを有する、本発明の光学的エンコーダ・ディスク を示す。 図16A〜Fは、非整数の波形関数から生成された信号の不連続性を図形的に 補正する方法を示す波形プロットである。 図17A〜Dは、それぞれ、反復不均一波形を生成する補正図形パターンおよ び補正の拡大図と、それと対応する補正済みと未補正の波形関数と、未補正の図 形パターンの等価線形表現(X−Y)と、補正済み図形パターンの等価線形表現 (X−Y)とを有する、本発明の光学的エンコーダ・ディスクを示す。 図18は、本発明により構成された光学的エンコーダの分解図である。 図19は、図18のエンコーダの断面図である。 図20〜22は、本発明の光学的エンコーダのモータへの取り付け方法を示す 一連の図である。 図23A〜Bは、それぞれ、本発明の光学的エンコーダのハウジングを固定し 、モータ軸に対する角度位置を調整するために使用される、回転防止クリップの 側面図と上面図である。 図24は、モータの軸に取り付けられ、回転防止クリップによってモータに調 整式に固定された本発明のエンコーダの上面図である。 図25A〜Bは、それぞれ、非整数波形関数に対応する図形パターンと、図2 5Aの図形パターンに対応する非整数波形関数の図形プロットとを有する本発明 のエンコーダ・ディスクの上平図を示す。 図26A〜Bは、それぞれ、本発明のもう1つのエンコーダ・ディスクの上面 図と、図26Aのエンコーダ・ディスクに対応する連続波形出力の図形プロット とを示す。 図27A〜Bは、電気的な波形の組み合わせによる波形の整形を示す回路図で ある。 図28は、本発明の方法の好ましい実施例の概略を示す流れ図である。 好ましい実施例の説明 次に、図1を参照すると、本発明の本質的な要素が概略的に示されている。単 相3極対交流誘導モータ10は、固定子アセンブリ12と回転子アセンブリ14 とを含む。固定子12は、3対の巻線を含む。巻線対16aと16bは、アース と交流入力Aの間に直列に接続される。他の巻線対も同様に接続され、巻線対は すべて、図示したように並列に接続される。巻線に交流入力信号が与えられると 、固定子12には6つの磁極が確立され、これらの極は、これと対応する数の極 を回転子14に発生させる。モータ10は、始動巻線(図示せず)などによる任 意の周知の方法で始動することができる。 回転子14は、中心軸20のまわりに回転する軸18を有する。本発明により 構成される光学的エンコーダ22は軸18に結合される。エンコーダ22は、好 ましくは赤外線発光ダイオード(LED)である少なくとも1つの発光体24を 含む。光検出器装置26は、発光体24と位置合わせされ、発光体24から放射 される放射エネルギーに応答する。検出器26は、光検出器26に入射した放射 エネルギーの量に比例する電気信号を生成する。検出器26は、フォトトランジ スタであることが好ましい。エミッタ24と検出器26は両方とも、適切な位置 に固定され、光経路28に沿って位置合わせされる。エンコーダ・ディスク30 の形の光学要素は、軸18に結合され、軸18と一緒に回転するように作成され る。エンコーダ・ディスク30は、少なくとも1つの図形的に整形されたサイク ル34を含む、光学的に検出可能な図形パターン32を含む。好ましい実施例に おいて、図形サイクル34は、光学的な窓の形に実施される。モータの制御を含 む多くの応用例において、図形サイクル34の数は、回転子の極対の数と等しい 。さらに、図形サイクル34は、極対と物理的(角度的)に位置合わせされる。 後で説明するように、いくつかの応用例では、図形サイクルを極と一致させるこ の条件には従わない。また、後の説明から、図形サイクル34が個別の光学窓と して必ずしも実施されるとは限らないことが明らかになる。いくつかの事例では 、ある図形サイクルが別の図形サイクルに徐々に遷移することがある。さらに、 サイクル34は、透明(または半透明)のエンコーダ・ディスク上の不透明領域 として実施することができる。もう1つの実施例において、サイクル34を、反 射エンコーダの実施例において反射パターンとして実施することができる。 図1をさらに参照すると、エンコーダ・ディスク30は、回転子18の軸20 と位置合わせされた中心軸31を有する。ディスク30は、中心軸31のまわり に回転する。エンコーダ22は、さらに、好ましくはディスクの形のマスク36 を含む。マスク36は、V字形のアパーチャ38を含む。マスク36は、エンコ ーダ・ディスク30の中心軸31と物理的に位置合わせされた中心軸37を有す る。マスク36は、回転子の軸18に結合されず、エンコーダ22の動作中に静 止したままにされる。 エンコーダ・ディスク30は、軸18の回転運動によって操作され、光経路2 8を介して図形パターン32が走査される。その意味で、ディスク30は、光経 路28と光学的に結合される。図1に示したように、パターン32は、想像上の 走査トラックに沿って、中心軸31のまわりに同軸に配置される。 図1に示したように、マスク36のアパーチャ38は、光経路28およびパー タン32と位置合わせされる。アパーチャ38の機能は、量が制限され図形的に 制御された放射エネルギーを検出器26に伝わるようにすることである。アパー チャ38の寸法「y」は、図形パターン32(図1を参照)の最大の寸法「y」 と等しい。この寸法の関係は、たとえば、図5Cと図7Cに示されている。図8 は、マスク・アパーチャ(360)の寸法「y」と、図形円(364bと364 c)のうちの少なくともいくつかの「y」の最大寸法が異なってもよいことを示 している。 アパーチャ38の寸法は、検出器26の光感応面よりも小さいことが好ましい 。アパーチャ38は、定義された放射エネルギー・パターンが、検出器26の光 感応面に確立されることを保証するように整形され寸法が決められる。この要件 については、図2を参照して以下にさらに詳しく説明する。 図1に示したように、電位差計40が、電源Vccとアースの間に電気的に接 続される。検出器26の出力は、電位差計40の調整ワイパ42に電気的に接続 される。ワイパ42は、電力増幅器44に直接接続される。増幅器44は、検出 器26の低電圧出力を、電圧モータ10の巻線を駆動できる電圧レベルまで増幅 できなければならない。多くの応用例において、増幅器44は、検出器の出力を 、少なくとも120ボルトRMSのレベルまで増幅しなければならない。増幅器 44は、特別に設計され最適化された装置でも、標準的な市販の電力増幅器でも よい。整流信号が正弦波であることが期待されるときは、より効率の高いクラス 「C」(インダクタンスと周波数を調整した)の増幅器を使用することもできる 。増幅器は、その出力を調整できるように、利得調整を備えていることが好まし い。 いくつかの応用例において、エンコーダ22の信号出力レベルを、エミッタ2 4および/または検出器26に電力を加える電源を変化させることによって調整 することができる。この方法を使用すると、エンコーダ信号の出力レベルを、た とえば1.5〜12ボルトの間で変化させることができる。レベルの調整は、た とえば、システム制御信号に応答して、自動的に行うことができる。 エンコーダのフィードバック・ループを完成させるために、増幅器44の出力 は、モータ10の入力端子Aに接続される。エンコーダ22によって生成される 信号波形が、モータ10の巻線に直接加えられる。したがって、本発明は、モー タ10の整流を直接制御する。 本発明の光学的エンコーダは、光学的にプログラムされることを理解されたい 。エンコーダのすべての光学要素は、プログラム可能なパラメータと考えられ、 発光体とその放射エネルギー出力、エンコーダ・ディスク、マスク・アパーチャ 、レンズ、シャッタ、プリズム、およびエンコーダの光検出素子に入射する放射 エネルギーのパターンを修正するために利用されるその他の光学要素または装置 を含むが、それらに制限されない。エンコーダに使用される光学要素の特性は、 エンコーダが所定の電気信号波形出力を生成できるように、選択、構成または調 整される(すなわち、プログラムされる)。エンコーダに構成されたような、こ れらの光学要素を組み合わせた光学的応答は、光学的関数と呼ばれることがある 。したがって、エンコーダの光検出器手段に入射した放射エネルギーのパターン は、光学的関数に従って修正され、この関数は、光検出器手段における入射パタ ーンに作用する光学的にプログラムされた素子の光学応答の組み合わせを表す。 好ましい実施例において、光学的関数は、エンコーダ・ディスク上に含まれる 図形パターンの光学的応答あるいは図形パターンとマスク・アパーチャの応答の 組み合わせを表す少なくとも1つの「図形関数」を含む。光学的関数は、エンコ ーダの光経路にある他の素子に起因する他の図形関数を含むことを理解されたい 。本出願の「図形関数」という用語については、後で詳しく定義する。 図1を再び参照すると、エンコーダ・ディスク30とマスク36は両方とも、 その光学的応答の特徴(たとえば、円34とアパーチャ38)が、図形関数にし たがって位置決めされ、整形され、寸法が決められるため、光学的にプログラム される。本出願の目的上、「図形関数」という用語は、数学的に定義された幾何 学的、代数的および寸法的な関数と、数学的に定義可能かどうかに関係ない経験 的に選択された図形表現とを含むが、これらに制限されない。 好ましい実施例において、選択された図形関数は、電気的波形関数の変換であ る。モータ制御の応用例において、電気的波形は、予想される負荷条件下でモー タを最適に駆動するように指定される。たとえば、空気調整装置内のコンプレッ サを駆動するモータは、モータの軸の1回転ごとに不均一な負荷条件を経験する 。そのような場合に、これと対応する駆動信号の不均一な波形を、最適に指定す ることができる。図8Bに、そのような波形の例を示してある。最適な波形関数 を 識別した後で、代数的なエリア・フィル関数(後述する)を使用することによっ て、その図形的または代数的な等価物を選ることができる。エンコーダ22にお いて、図形関数は、エンコーダ・ディスク30が、モータの軸18と一緒に回転 し、アパーチャ38によってパータン32を走査するときに、図形パターン32 とアパーチャ38の光学的作用の組み合わせによって物理的に実現される。 発光体24からの放射エネルギーは、検出器26の光感応面に入射するまで光 経路28に沿って導かれる。入射放射エネルギーは、検出器26の光感応面にパ ターンを形成する。この面は、図2に参照数字46で表されている。入射放射エ ネルギーのパターンは、面46の全体的な寸法によって制限されることがある。 しかしながら、アパーチャ38が、パターンの最大寸法を定義することが好まし い。図2に示したように(単に例示的な目的)、アパーチャ38は、制限された 領域48を有す。領域48は、所望の図形関数に従う任意の形に構成することが できることを理解されたい。 図2をさらに参照すると、ディスク30とマスク36の光学的作用の組み合わ せを理解することができる。領域48内で、陰が付けられていない領域50は、 面46上の入射エネルギーの瞬間的なパターンを表わしている。陰付きの領域5 2は、有界領域48内に放射エネルギーがないことを表わす。反射エンコーダ・ システムにおいて、領域50と52は、複雑な干渉パターンにおける入射放射エ ネルギーの様々な強さを表すことになる。 説明を分かり易くするために、面46にx、y座標系を表した。図示した瞬間 の場合、入射放射エネルギー50のパターンは、x、y座標領域における特定の 図形形状によって定義される。図2からわかるように、パターン50は2次元ス ペースにおいて様々な方向に変化する。図形パターン32がアパーチャ38によ って走査されるとき、入射放射エネルギー・パターン50は、複数の方向に修正 または再整形される。図2の矢印は、パターンを修正することができる方向を概 略的に示す。入射パターン50は、この場合、アパーチャ38によって走査する 図形パターン32によって実現される定義された図形関数に従って修正される。 フォトトランジスタ26が、瞬間的な放射エネルギー・パターン50に応答し 、パターン50で表わされた放射エネルギーの量に比例する電気信号を生成する 。 検出器26は、線形のときに、最初に指定された波形関数と一致する波形を有す る電気信号を生成する光電応答に特徴がある。光電応答は、線形でなくてもよい 。実際には、この応答を、付加的なプログラム可能な設計パラメータとして使っ て、所望の波形を生成することができる。この実施例において、検出器26の光 電応答と指定された波形関数の積が、検出器26の出力に生成される電気信号波 形を定義する。 次に、図3を参照すると、本発明の光学的エンコーダの3チャネルの実施例が 示されている。この実施例において、エンコーダは、三相3極対交流誘導モータ 100を駆動するために使用される。モータ100は、固定子アセンブリ102 と回転子アセンブリ104を有する。モータの構造は、従来通りであり、詳細に は説明しない。固定子アセンブリ102は、各位相ごとに3つの巻線対106a および106bを含む(各位相に一対だけを示した)。モータ100は、それぞ れの三相入力信号のための3つの交流入力端子A、BおよびCを有する。各対の 巻線106a、106bは、回転子104に極対を発生させる(すなわち、各位 相ごとに3つの極対)。図3の概略図において、回転子104内に示したそれぞ れの極対(N−S)が3つの実際の極対を表わす。 図3に示したように、3チャネル・エンコーダ110は、モータ100の回転 軸108を結合され、図1のエンコーダ22に関して説明したものと同じ方法で 、軸108の回転軸112と機械的に位置合わせされる。エンコーダ110は、 3つの赤外線LED発光体114a〜cを含む。エミッタ114a〜cは、エミ ッタ114a〜cとそれに対応する数のフォトトランジスタ116a〜cの間に 画定された各光経路に沿って赤外線エネルギーを放射する。エンコーダ110は 、中心軸119のまわりに回転するように形成されたマルチトラックの光学的エ ンコーダ・ディスク118を含む。ディスク118は、同軸に配置された、光学 的に検出可能な3つの図形パターン120a〜cを含む。エンコーダ110は、 さらに、3つのアパーチャ124a〜cを含む、ディスクの形で形成されたマス ク122を含む。図1のエンコーダ22に使用するとき、マスク122は静止し た状態で保持され、一方、エンコーダ・ディスク118は軸108の回転運動に よって回転するように作成される。マスクのアパーチャ124a〜cと図形パタ ー ン120a〜cは、図1のエンコーダ22に関して説明したのと同じ方法で、光 経路に対してそれぞれ位置合わせされる。 図3に示したように、3つの電位差計126a〜cが電源Vccとアースの間 に電気的に接続される。検出器116a〜cの出力リードは、電位差計126a 〜cの調整ワイパにそれぞれ接続される、電位差計126a〜cの調整ワイパは 、それぞれの電力増幅器128a〜cの入力に接続される。検出器116a〜c の低電圧出力信号は、図1の実施例に関して説明したように、モータ100を直 接駆動するのに十分なレベルまで増幅される。増幅器128a〜cの出力A、B およびCは、モータ100の入力A、BおよびCに直接接続される。エンコーダ 110は、図1と図2を参照して説明した事例と同じように電気信号出力を生成 する。 検出器116a〜cの出力信号の相対位相は、軸108の特定の回転角度にお けるそれぞれのアパーチャ124a〜cに対する図形パターン120a〜cの位 置によって決定される。図3において、エンコーダ110の出力信号は、モータ 100を適切に駆動するために、相対位相が、0、120および240電気角度 でなければならない。この位相関係は、所望の電気角度の移相(たとえば、12 0または240電気角度)を図形パターンの図形サイクルの数で割ったものと等 しい物理角度だけ各図形パターンの位置を回転させることによって確立すること ができる。 図3の実施例の場合、所望の120電気角度の移相を作り出すために、パター ン120bの位置がパターン120cに対して40物理角度だけ回転される。同 様に、所望の240電気角度の移相を作り出すために、パターン120aの位置 がパターン120cに対して80物理角度だけ回転される。図3において、アパ ーチャ124a〜cの角度位置はそろえられ、したがって移相に寄与しない。他 のマルチチャネルの移相の例については、図12A〜Cと図13A〜Cを参照し て後で説明する。 次に、本発明の光学的エンコーダの設計を、2つのモータ制御の例に関して説 明する。最初に、図1にあるような、3つの極対を有する単相交流モータを含む 同期的な例を検討する。このモータは、同期速度で、1200RPMまたは20 RPS(回転/秒)で回転する。モータは同期速度で回転するために、60Hz と120ボルトを必要とする。この周波数は、モータの回転子の軸に直接結合さ れた、光学的にプログラムされたエンコーダ・ディスクとマスクとの組み合わせ によって作り出される。エンコーダ・ディスクに含まれる光学的に検出可能な図 形パターンは、回転子軸の1回転当たり対応する3つの電気波形サイクルを作成 するために、3つの図形サイクルを含まなければならない。そのような装置を、 正弦波波形に関して図4Aに示す。 図4Aのエンコーダ・ディスク200は、3つの図形サイクル204a〜cを 含む図形パターン202を含む。図6に、ディスク200と共に使用されるマス ク・アパーチャを示す。ディスク200が20RPSで回転しているとき、エン コーダによって60Hzの正弦波交流信号が作成される(1回転あたり20RP S×3電気サイクル)。図4Bに示したように、エンコーダ・ディスク200が 1回転(0〜360°)すると、3つの電気サイクル206a〜cができる。こ れは、この例にとって望ましい波形関数である。 最初に、エンコーダ・ディスク200の図形パターン202と、図6に示した マスク・アパーチャを、所望の波形関数をベクトル・データ・テーブルの形で表 すことによって作成する。この正弦波の例において、ベクトル・テーブル値は、 次の式から得られる。 y=sin(電気角度) 360機械角度(物理的1回転)にわたる3つの完全な電気サイクルが表される 。したがって、ディスクの1回転で180°の電気角度がある。ベクトル・デー タをプロットして、最終的な波形がどのようになるかに関して視覚的なフィード バックを提供することができる。(図4Bは、プロットした入力波形と、その結 果生じるフォトトランジスタの電気出力の両方を表わす。) 次のステップは、光学パターン202における図形サイクル204a〜cの形 状を決定することである。これは、代数的エリア・フィル方程式を使用すること によって達成される。上記の方程式から計算されたベクトル値を、次の方程式に 代入する。 ここで、 V=ディスクのエリア・フィル・ベクトル W=波形入力ファイルに発生する波形点 p=波形入力ファイルの点の数 mi=マスクの幅、入力パラメータ n=1、2、3、...p v=ベクトルのスケール・ファクタ、入力パラメータ 式(Wn+1−Wn)*v/8+VとVn-mは、それぞれの計算結果が負の場合に値が0 であると仮定する。 マスク・アパーチャの形状は、光学信号の固有の減衰に適合される。この例では 、方程式は、次の通りである。 p/2>miならば、m=mi p/2<miならば、m=P/2 ここで、 p=波形入力ファイルの点の数 mi=マスクの幅、入力パラメータ m=マスクの幅、概算. mi>=2 上記の方程式は、ディスク・パターンがマスクに対して水平方向に動いた場合 のX、Yエリア・フィルの例にすぎない。回転運動の場合は、極値が使用される 。必要な光学的に生成される波形を作り出すために、適切なディスクとマスクの 組合わせを得る多数の方程式、アルゴリズムまたはその他の方法があることを理 解されたい。最終ステップで、上記の方程式から得られた代数的エリア・フィル 値に従って、ディスクとマスクが印刷される(水平方向と半径方向の動きに適合 された)。 次に、非同期的な例を検討する。最初に、モータの周波数と標準動作速度から 、1回転当たりに必要なサイクル数を決定する。たとえば、標準動作速度が1, 050RPMの60Hzのモータを使用する場合、120ボルトの交流において 1回転当たり3.428電気サイクルを必要とする。必要な電気サイクル数を決 定し、それが整数でないと判明した場合は、その数を、次の最も近い全サイクル まで端数を切り上げるか、少し上の全サイクルにする。たとえば、モータが、1 回転当たり3.428電気サイクルを必要とする場合は、エンコーダ・ディスク を設計するために、1回転当たり4サイクル(あるいは、5または6サイクル) を選択することができる。(次の整数サイクルまで端数を切り上げるこの方法は 、所定の速度にとってより低い駆動電圧が好ましい場合のオプションである)。 次のステップで、1回転当たりのこの高いサイクル数を、上記のエリア・フィ ル方程式を使ってエンコーダ・ディスクに光学的にプログラムする。プログラム したディスクを、負荷をかけたモータに取り付けると、1回転当たりのサイクル 数が多いため、120ボルトの交流におけるその標準動作速度よりも高速にモー タを作動させる(直接増幅の後で)信号を生成することができる。そのような事 例では、モータの性能が改善される(すなわち、同じ負荷と入力電力で回転が速 くなる)。モータに入力する電圧を低くすることにより、モータとエンコーダ・ ディスクの回転速度が、60ヘルツの標準動作速度まで低下する。モータは、指 定された電圧(120V交流)よりも低い電圧の標準動作速度(60Hz)で駆 動され、そのため、同じ負荷のモータを動作させるのに必要なエネルギーの量が 減少する。負荷がより多くのエネルギーを必要とした場合(すなわち、モータの 回転が速くならなかった場合)は、エンコーダが60Hzの速度を超えないので 、電圧を低下させる必要がなくなり、したがって、入力エネルギーは、より要求 の厳しい負荷と整合することになる。 図28は、モータを動作させる上記方法の一実施例を概略的に示す流れ図を示 す。この方法は、モータの定格速度、周波数および電圧に関して非整数のサイク ルが計算されても計算されなくても適用可能である。段階1で、本発明の光学的 エンコーダが、モータ軸に結合される。エンコーダは、モータの定格速度と電力 電圧において定格電力周波数を生成するのに必要なサイクルよりも多い電気サイ クル数を有する波形関数で光学的にプログラムされる。段階2で、波形関数を実 質上繰り返すエンコーダ出力信号が、モータ軸の各回転ごとに生成される。段階 3で、エンコーダの出力信号が、モータの定格速度を生成する電圧レベルまで増 幅される。最後に、段階4で、モータに、増幅されたエンコーダ出力信号の電力 が供給される。さらに、この方法により、エンコーダ出力信号の電圧レベルを変 化させ、モータの速度を変化させて、それによりエンコーダ信号の周波数を指定 の周波数まで変化させることができる。 前述の同期と非同期の例の両方において、エンコーダの速度をモータの動作速 度に対して較正した後、モータに入力する電圧を調整するだけでモータの速度を 制御することができ、較正されたエンコーダによって、速度が必ず周波数と一致 するようになる。 図4A〜B、図5A〜C、図7A〜C、図8A〜C、図9、図10、図11A 〜F、図12A〜Cおよび図13A〜Cに、エンコーダ・ディスクのいくつかの 例と、ディスクを図形的に符号化するために使用される波形関数とを示す。図5 Aの、エンコーダ・ディスク250は、3つの図形サイクル252a〜cを有す る図形パターンを含む。この例において、図形サイクル252a〜cは、透明な 光学窓である。図6は、ディスク250と一緒に使用されるように意図されたマ スク・アパーチャ256を含むマスク254を示す。波形関数258が図5Bに 示されており、これはサイクル252a〜cとマスク・アパーチャ256の形を 決定するために使用される。また、波形関数258は、エンコーダの実際の電気 信号出力を表わす。図5Cに、図形サイクル252a〜cとマスク・アパーチャ 256の等価線形表現(X−Y)を示す。マスク・アパーチャ260はアパーチ ャ256に対応し、サイクル262a〜cはサイクル252a〜cに対応する。 図7A〜Cは、エンコーダ・ディスクの回転ごとに6つの電気サイクルが必要 とされるもう1つの正弦波の例を示す。図7Aにおいて、エンコーダ300は、 6つの図形サイクルを有する図形パターン302を含む。図形サイクルは透明な 光学窓である。この例において、マスク・アパーチャ256(図6)はディスク 300と共に使用される。波形関数304が図7Bに示されており、これはパタ ーン302とマスク・アパーチャ256の形状を決定するために使用される。ま た、波形関数304は、エンコーダの実際の電気信号出力を表わす。図7Cに、 図形パターン302とマスク・アパーチャ256の等価線形表現(X−Y)を示 す。マスク・アパーチャ306は、アパーチャ256に対応し、図形パターン3 08はパターン302に対応する。図12B、13B、14BおよびI5Bに、 マスク・アパーチャの他の幾何学的形状の例を示す。 図8A〜Cは、不均一な波形の例を示す。図8Aにおいて、透明なエンコーダ ・ディスク350は、均一な図形パターン351と不均一な図形パターン353 を含む。図形パターン351は、4つの均一な図形サイクルを含み、パターン3 53は、図示したように3つの不均一な図形サイクル352a〜cを含む。パタ ーン351の図形サイクルとパターン353の図形サイクル352a〜cは、透 明なエンコーダ・ディスク350に印刷された不透明な光学的網線である(「透明 基体上の不透明領域」)。図8Aは、また、パターン351および353と共にそ れぞれ使用するように構成され寸法が決められた1対のマスク・アパーチャ35 4aおよび354bを示す。この例では、図形パターン351は使用されない。 図8Aおよび8Bから分かるように、不均一サイズのサイクル352a〜cは、 所定の波形356の不均一な電気サイクル358a〜cにそれぞれ対応する。波 形356は、図形サイクル352a〜cとマスク・アパーチャ354bの形を決 定するために使用される波形関数356を示す。また、波形関数356は、たと えば可変モータ負荷を駆動するために必要なエンコーダ出力信号の形を表わす。 図8Cに、図形パターン353とマスク・アパーチャ354bの等価線形表現( X−Y)を示す。図8Cに示したように、マスク・アパーチャ360はアパーチ ャ354bに対応し、図形パターン362はパターン353に対応し、図形サイ クル364a〜cはサイクル352a〜cに対応する。 図9、図10および図11A〜Fに、波形関数とそれに対応して符号化された ディスクとマスクのさらに他の例を示す。図9において、1物理運動サイクル( たとえば、360°の1回転)ごとに1つの電気サイクルを有する台形波形関数 400を示す。図形パターン402とマスク・アパーチャ404の形状が、波形 関数400から決定される。さらに、図10に、1回転当たり1電気サイクルを 有する三角波形関数500を示す。図形パターン502とマスク・アパーチャ5 0 4の形状が、波形関数500から決定される。 次に、図11A〜Fを参照すると、特定の波形関数とそれに対応するエンコー ダ・マスクとエンコーダ・ディスクの構成が示されている。エンコーダ・マスク とディスクの構成は、前述の代数的エリア・フィル方程式によって計算された。 図11Aと図11Bは、全く異なる2つのマスクとディスク図形によって、特定 の三角波形550を作成できることを示す。図11Aに示したように、マスク・ アパーチャ552と図形パターン554を使用して、三角波形550が作成され る。図11Bにおいて、マスク・アパーチャ556と図形パターン558を使用 して、同じ三角波形550が作成される。 同様に、図11Cと11Dは、異なる2つのマスクとディスク図形によって特 定の正弦波形560を作成することができることを示す。図11Cにおいて、マ スク・アパーチャ562が図形パターン564と共に使用され、正弦波形560 が作成される。図11Dにおいて、マスク・アパーチャ566は、図形パターン 568と共に使用され、同じ波形560が作成される。 また、図11Eと図11Fは、他の所望の波形を作成するさらに他のマスクと ディスクの図形的な組合せを示す。図11Eにおいて、下が丸い台形波形570 が、マスク・アパーチャ572と図形パターン574によって作成される。図1 1Fにおいては、複雑な波形576が、マスク・アパーチャ578と図形パター ン580によって作成される。 次に、図12A〜Cを参照すると、三相エンコーダの例が示されている。図1 2Aに示したように、円形のエンコーダ・ディスク600には、同軸に配置され た、角度がずれた3つの図形パターン602a〜cが含まれている。この例にお いて、パターン602a〜cはそれぞれ、3つの同一の図形サイクルを含み、モ ータ軸の1回転当たり3つの均一な電気サイクルを作成する。図8、図9、図1 0および図11A〜Fに示したように、図形パターンは様々な方法で構成するこ とができることを理解されたい。 それぞれの図形パターン602a〜cは、ディスク600上の360物理角度 の円形トラックに沿って配置される。各パターンにおける各図形サイクルは、関 連した波形関数の360電気角度に対応する。1パターン当たり3つの均一な図 形サイクルがある場合、パターン602a〜cはそれぞれ、1080電気角度に 等しい、360電気角度の3倍を表す。したがって、波形の所望の電気的移相を 達成するために、所望の電気的移相(電気角度)を図形パターンにおける図形サ イクルの数で割ったものと等しい物理角度数だけ、対応する図形パターンの角度 をずらさなければならない。したがって、この例において、120°の移相が必 要な場合は、図形パターンの位置は、120°/3サイクル=40物理角度だけ 角度がずらされることになる。 図12Aを参照すると、パターン6O2bは、120°の移相を達成するため に、パターン602cに対して40°だけ角度がずらされている。パターン60 2aは、240°の移相を達成するために、パターン602cに対して80°だ け角度がずらされている。図12Bに示したように、マスク604は、3組のマ スク・アパーチャ603a〜cを含む。603aの組のアパーチャは、互いに半 径方向にそろえられ、それぞれのパターン602a〜cと位置が合うように離間 される。図12Cは、作成されたパターン602a〜cに使用される、位相がず れた波形関数のプロットであり、エンコーダの位相がずれた電気信号出力も表す 。波形606aは、波形606cと240電気角度だけずらされ、波形606b は、606cと120電気角度だけずらされている。 図13A〜Cに、もう1つの三相の例を示す。図13Aに示したように、エン コーダ・ディスク610は、エンコーダ・ディスク600(図12A)に含まれ るものと同一の3つの図形パターン612a〜cを含む。この例において、0° 、90°および180°位相のずれた波形が必要とされる。マスク604(図1 2B)を変更または物理的に回転させてアパーチャ・セット603cを利用する と、同じエンコーダ・ディスクを使って、この異なる組の位相のずれを得ること ができる。図13Bに示したように、マスク614は、マスク604と同一であ るが、90物理角度だけ時計回りに回転されている。マスク614のアパーチャ ・セット603cは、それぞれ0°、−10°および−20°だけ角度がずらさ れた3つのアパーチャ616a〜cを含む。 アパーチャ616bは、アパーチャ616aよりも10物理角度だけ遅れ、こ の場合、これは−30電気角度の移相に相当する。−30°の移相が、パターン 612bに奇与する+120°の移相に加えられ(図13A)、所望の90°の 移相が得られる。アパーチャ616cは、−60電気角度の移相に相当する20 物理角度だけアパーチャ616aよりも遅れる。−60°の移相は、パターン6 12cに奇与する+240°の移相に加えられ、所望の180°の移相が得られ る。アパーチャ616aは、移相には寄与せず、それにより、パターン612a は、所望の0°の移相を作り出す。 図13Cは、図形パターン612a〜cとアパーチャ・セット603cに対応 する位相のずれた波形関数を示す(図13Aと図13B)。波形618cは、パ ターン612cとアパーチャ616cに対応し、波形618aから180電気角 度ずらされており、波形618bは、パターン612bとアパーチャ616bに 対応し、波形618aから90電気角度ずらされている。波形618aは、パタ ーン612aとアパーチャ616aに対応する。 マスクが、いくつかの異なるアパーチャ・セットを含み、それぞれを特定の用 途に選択できる多機能でもよいことを示してきた。たとえば、図12Bと図13 Bのアパーチャ・セット603a〜cにより、単一のエンコーダが、図12Cと 図13Cに示したような、様々なセットの移相信号を作成することができる。そ れぞれの信号のセットは、マスク・アパーチャ・セット603a〜cの位置を手 動で調整し、2組のフォトトランジスタを電子的に切り換えるか、多数の組の検 出器から信号を出力することによって、選択することができる。 図14A〜Dと図15A〜Dに、図形的に整形されたアパーチャによってマス クを構成する方法を示すさらに他の例を示す。図14Aにおいて、エンコーダ・ ディスク620は、等しく離間された6つのアパーチャ622(60物理角度間 隔)の図形パターンを含む。ディスク620は回転ディスクである。図14Bは 、静止しているように意図されたマスク624を示す。マスク624は、正弦波 波形を生成するようにエリア・フィル方程式に従って整形された細長いアパーチ ャ626を含む。マスク624の後ろには、アパーチャ626全体にわたる光検 出器のアレイ628がある。あるいは、アレイ628を単一の細長い光検出器で 代用することもできる。アレイの場合は、アレイ628の出力を様々な方法で組 み合わせて、単一の波形信号や一連の信号波形を作成することができる。エンコ ー ダ・ディスク620は、マスク624に対して回転し、各アパーチャ622は、 アパーチャ626を横切って走査し、正弦波波形サイクルを生成する(単一の検 出器または検出器の直列接続アレイを使用する場合)。図14Cは、図14Aと 図14Bのエンコーダ・ディスクとマスク装置に対応する6サイクルの波形関数 630を示す。図14Dは、図14Aと図14Bのエンコーダ・ディスクとマス ク装置の等価線形表現(X−Y)を示す。アパーチャ632は、図14Aのエン コーダ・ディスク620のアパーチャ622に対応し、アパーチャ634は、図 14Bのマスク624のアパーチャ626に対応する。 図15A〜Dは、図14A〜Dの装置と等価な装置を示す。図15Aにおいて 、エンコーダ・ディスク640は、等しく離間された(120°間隔)3つのア パーチャ642の図形パターンを含む。図15Bに示したように、マスク644 は、180°離間された一対の図形的に整形されたアパーチャ646および64 8を含む。マスク644の後ろには、アパーチャ646全体を走査する光検出器 のアレイ650(または、単一の細長い検出器)があり、その出力は、結合する ことができる。同様に、光検出器のアレイ652(または、単一の検出器)が、 アパーチャ648の後ろに配置され、アレイ652の出力は結合され、アレイ6 50の合成出力と結合されて、単一の電気信号出力を生成することができる。図 15Cは、図15A〜Bのエンコーダ・ディスク/マスク装置に対応する6サイ クル波形関数654を示す。図15Dは、図15A〜Bの循環エンコーダ・ディ スクとマスク装置の等価線形表現(X−Y)を示す。アパーチャ656は、図1 5Aのエンコーダ・ディスク640のアパーチャ642に対応し、アパーチャ6 58は、図15Bのマスク644のアパーチャ646および648に対応する。 エンコーダ・ディスクの1回転当たり非整数の電気的サイクルを生成すること が望ましい応用例では、エリア・フィル方程式によって生成される図形形状に、 ある一定の図形的補正を必要とすることがある。図17Bに示したように、不均 一な波形関数のために図形形状を作成するときも、図形的補正を必要とすること がある。この補正は、不均一なまたは非整数サイクルを含む波形関数が、繰り返 されるごとに(すなわち、エンコーダ・ディスクの回転ごとに)不連続点を生成 することがあるために必要とされる。図16A〜Fは、課題とそれを補正する一 つの手法を示す。 図16Aにおいて、正弦波波形関数700は、1回転当たり3.428サイク ルを有する。図16Bは、この関数が3回繰り返され(3回転を表わす)、それ ぞれの回転の終わりに不連続点702が生じることを示す。これを補正するため に、波形関数700は、図16C(移相波形704)に示したような約−90度 (実際には、−0.428サイクル)だけ位相がずらされる。図16Dにおいて 、位相がずらされた波形704が3回繰り返される。見て分かるように、それぞ れの回転の終わりの不連続点706は小さくなっている。しかしながら、各回転 の終わりにはまだ鋭いスパイクがある。これらのスパイクは、エンコーダ・ディ スクおよび/またはマスク上の最終的な形を、経験的かつ図形的に整形すること によって滑らかにすることができる。図16Eは、エンコーダ・ディスクおよび マスクを経験的に調整した図形形状から得た波形関数708を示す。波形708 の始点と終点が波形704よりも丸くなっていることに注意されたい。図16F において、図16Bと図16Dに示された不連続点が小さくなったことを示すた めに、波形708が3回繰り返される。補正された図形関数によって作成された 電気信号波形は、図16Fの繰り返しプロットと類似する。前述の補正方法は、 エンコーダ・ディスクおよび/またはマスク・アパーチャに含まれる図形パター ンの固有の位置的調整によって波形の位相をずらす必要がある。 図17Aに、不連続点を補正するために図形的に調整されたエンコーダ・ディ スクの例を示す。エンコーダ・ディスク750は、3つの図形サイクル752a 〜cを有する図形パターンを含む。波形関数754(図17Bを参照)が、ディ スク750上に符号化される。図17Bに示したように、波形754は、始点7 56と終点758を持つ不均一な関数である。図示したように、これらの点は異 なる高さにあり、関数が繰り返されたときに不連続点を生成する。この場合、図 16A〜Fに関連して前述した方法の移相段階は、波形の不均一性のために使用 することができない。しかしながら、始点756または終点758あるいはその 両方を調整して、不連続性を最小にすることができる。 寸法「y」(図2を参照)における入射放射エネルギー・パターンの調整によ り、必要な補正が達成される。この例では、調整は、図17Aの拡大図に示した ように、ディスク750上の図形パターンを修正することにより行われる。図1 7Aの拡大図において、点LCにおける図形サイクル752aと752cの間の 無補正のつなぎ目を実線で示す。図形的に補正したつなぎ目を点線で示す。この 場合、図形的な補正は、図形サイクル752aおよび752cの個々の端部を連 続的な図形的遷移Y1に合わせる段階からなる。この補正により、始点756( 図17Bを参照)のレベルが上昇し、終点758により近くなる。図17Cは、 エンコーダ・ディスク750上の無補正の図形パターンの等価線形表現(X−Y )を示し、図17Dは、補正した図形パターンの等価線形表現(X−Y)を示す 。図17Cのパターン(点756と758)と図17Dのパターン(点Y1とY 1)の違いに注意されたい。図17Dの点Y1とY1は一致している。 図18と図19に、本発明の光学的エンコーダの好ましい構造を示す。示した 構造は、(外部の)支援を加えずにモータの軸に直接結合することができる、軽 量で小断面のエンコーダを提供するため好ましい。環状のスリーブ形カプラ80 2は、エンコーダ800が制御するように意図されたモータの軸803(図19 を参照)にちょうどはまるように寸法が決められる。カプラ802は、止めねじ 804によって適切な位置に固定される。カプラ802は、軽量でしかも頑丈な 金属で作成することができる。カプラ802は、軸803に締りばめするような 寸法の内径805を有する。カプラ802の他端は、別の止めねじ(図示せず) やロックタイトや接着剤などによって、スピンドル軸806に接続される。 さらに図18と図19を参照すると、スピンドル軸806は、軸受アセンブリ 808を含むスピンドル・システムの一部である。図19により明確に示したよ うに、軸受アセンブリ808は、2つの隣接した軸受要素810および812を 含む。これらの要素は、それぞれ内部レース811および813を含む。各軸受 要素は、内部レースの周囲に等間隔で離間された10個の玉軸受814(各要素 につき2つを示した)を含む。軸受要素810および812は、それぞれ外部レ ース816を含む。 図18において、軸受アセンブリ808は個別の構成要素として示されている 。しかしながら、好ましい実施例においては、軸受アセンブリ808は、エンコ ーダ・ハウジング818内に一体的に成形される。用途により、軸受アセンブリ 8 18は、スリーブまたはプラスチック・ブッシングと交換することもできる。エ ンコーダ・ハウジング818は、成形プラスチックやその他の適切な成形材料か らなる。 ハウジング818と軸受アセンブリ808を一体的に成形する技術により、よ り正確で小型、軽量のスピンドル・システムが可能になる。装置を一体的に成形 することにより、軸受アセンブリ用の機械加工ハブ、ワッシャ、スペーサ、その 他の支持体が不要になる。この技術により、軸受をハウジングのハブに固定する 組み立て段階がなくなり、したがって、位置合わせの問題と高精度に機械加工し たハブ・スピンドル構成要素を使用する必要性が回避される。 図18と図19をさらに参照し、エンコーダ800の内部構成要素を説明する 。円盤状LEDまたは発光体回路カード820が、ハウジング818の内側には められ、中心に穴821があけられている。カード820には、コリメーティン グ・レンズ823(図19)と共に、好ましくは赤外線のLED発光体要素82 2が取り付けられる。代替実施例において、複数の発光体要素822を使用する ことができる。また、必要に応じて、他の構成要素をカード820に取り付ける こともできる。図18と図19の実施例において、カード820には抵抗が取り 付けられ、直流電源とLEDの間に直列に接続される。 回転運動するエンコーダ・ディスク826を支持するためにフランジ824が 使用される。エンコーダ・ディスク826は、組み立て中に、位置決めピン・ツ ールを使ってフランジ824に位置合わせされ取り付けられる。このフランジ8 24とエンコーダ826のアセンブリは、軸受アセンブリ808の内部レース内 に軸806をプレスばめした後で、スピンドル軸806の自由端に取り付けられ る。エンコーダ・ディスク826は、多くのメーカから市販されている接触光透 明材料または薄膜を有する透明基板から作成することができる。図形的に整形さ れた光学窓パターンは、集積回路基板技術において周知の標準的な接触写真プロ セスによって、ディスク826の薄膜上に印刷される。本質的には、エンコーダ ・ディスク826の表面全体が、光学窓パターンを除いて黒色乳剤で印刷される 。図8Aに示したように、逆の画像を使用することもできる(すなわち、透明基 体上に不透明部分がある)。ほとんどの用途では、印刷解像度が1インチ当たり 1, 000ドット以上であることが好ましい。しかしながら、3サイクルのエンコー ダ・ディスクにおいては、1インチ当たり300ドットの解像度を有するレーザ ・プリンタでも許容可能な性能を得ることができた。 図18と図19に示したように、スペーサ・リング828が、回路カード82 0に対して挿入される。また、リング828も成形されるが、ハウジング内の別 のへこんだ段でもよい。円盤の形に成形されたマスク830が、マスク基板83 2に取り付けられる。マスク830は、エンコーダ・ディスク826と同じ薄膜 材料で作成される。また、マスクは、エンコーダ・ディスク826について前述 したように印刷される。マスク基板832は、マスクを通過する必要な光経路を 保証する穴833を含む。一般に、基板832は、いくつかの光経路を提供する いくつかの穴を含むことがある。また、マスク830は、組み立て前の段階で軸 806と位置合わせされる。完成したアセンブリでは、スペーサ・リング828 が、回路カード820とマスク830の間にある。エンコーダ・ディスク826 とマスク830の物理的距離は、主にディスク826上に印刷された図形サイク ルの数と光経路要素により、通常、0.004〜0.020インチである。 基板832の反対側には、基板832の穴833と位置合わせされた穴835 を有する第2の回路カード834が取り付けられる。多チャネルの実施態様にお いて、カード834の穴835の数と基板832の穴833の数は一致する。カ ード834の空いている側には、レンズ837を含むフォトトランジスタ836 が取り付けられ、アパーチャ835と位置合わせされる。また、カード834に は、電位差計(図示せず)が取り付けられる。1つの実施例において、フォトト ランジスタ836のエミッタがアースされ、そのコレクタが、電気信号出力とし て働く。電位差計はアースと直流電源の間に接続される。電位差計の可動接点は 、コレクタの出力に接続される。エンコーダのパッケージは、ハウジング818 と類似の成形材料からなるカバー838によって完成される。 図18と図19に示したように、一対のアンカー・タブ840および842が 、ハウジング818とカバー838から突出し、回転防止クリップ(後述する) によってハウジングを固定し、ハウジング818が軸と一緒に回転するのを防ぐ ことができる。この機能を、図20〜図24を参照して説明する。 図20〜図24を参照し、光学的エンコーダをモータへ取り付ける方法を説明 する。図20において、本発明により構成された光学的エンコーダ900は、モ ータ906の後部軸904と位置合わせされたカプラ902を含む。カプラ90 2に含まれる孔の内径は、滑りばめのために軸904の外径と一致するように機 械加工される。必要に応じて、(エンコーダ・ディスクを回転する)カプラ90 2を軸904上の適切な角度位置まで回転させることによって、エンコーダ90 0の内部のエンコーダ・ディスクの角度位置を、モータ極と合わせることができ る。カプラ902は、止めねじ908によって軸904に固定される。 図21〜図22に示したように、回転防止クリップ910は、エンコーダ90 0から突出するアンカー・タブのうちの1つに引っ掛かる。クリップ910の他 端は、モータ906に直接固定された既存のねじまたはボルトに留めることがで きる。しかしながら、クリップ910をモータ906に合わせて取り付けること が好ましい。これは、図21〜図22に示したように、スタンドオフ912をモ ータ906にねじで取り付けることによって達成することができる。図22に示 したように、スタンドオフ912は、エンコーダ900に対して接線方向に位置 決めすべきである。この取り付け方によって、エンコーダの「角度方向の移動誤 差」を防ぎ、より高い精度が保証される。 図21に示したように、エンコーダ900は、モータにボルトて固定されたカ バー914内に収容することができる。カバー914は、たとえば「堅牢」にさ れ、通気され、モータ・エンコーダのアライメントと性能に影響を与えたり変化 させたりすることなく任意の方法でモータに取り付けられてもよい。任意選択と して、電力増幅器916をカバー914の内壁に取り付けて、エンコーダからの 出力信号を増幅するために使用することができる。 図23A〜Bは、それぞれ、回転防止クリップ910の側面図と平面図である 。クリップ910は、たとえば、直径0.037インチのスプリング・テンパー や302 SSワイヤなどでできていてもよい。図23Aに示したように、クリ ップ910は、クリップ910をモータ、スタンドオフまたはブラケットに取り 付けるために使用される取付けループ911aを含む。図23Bに示したように 、クリップ910は、また、エンコーダ900のハウジングから突出するアンカ ー ・タブに引っかかるアンカー・ループ911bも有する。 図24に示したように、回転防止クリップ910は、エンコーダ・ハウジング の回転位置と、したがってエンコーダ・ディスクに対するマスクの位置を調整す るための調整アームとして機能することもできる。そのような調整は、エンコー ダ900を位置合わせし固定した後、マスクの位置をモータの巻線に対して微調 整するために望ましい。この調整により、エンコーダ信号の時間を適切に調整し 、最適なトルクと電力調整のためにモータ巻線を進めたり遅らせたりすることが できる。図24に示したように、スタンドオフ912は、直立ブラケット912 aと取り替えられている。ブラケット912aは、その遠端でボルト918が挿 入され、ナット920が、回転防止クリップ910の端を保持している。エンコ ーダ900の角度調整は、クリップ910を、エンコーダ900に対して接線方 向の経路に沿って移動させるようにボルト918を回転するだけで達成される。 前述のように、ある一定の用途では、モータ軸の回転ごとに非整数サイクルを 有する信号によって交流モータを駆動することが好ましい。前述の例においては 、モータがその定格速度(同期速度よりも低い)で動作しているときにエンコー ダからの60Hzの電力信号周波数を達成するためには、1回転当たり3.42 8サイクルの信号が望ましい。エンコーダ・ディスク上に3.428サイクルの 波形関数を符号化することが提案された。図25A〜図25Bは、図形パターン 952を含むエンコーダ・ディスク950の上面図を示す。図形パターン952 は、2.6電気サイクルの光学的に符号化された波形関数を表わす。図25Bは 、パターン952としてディスク950上に図形的に符号化された波形関数95 4を示す。点La、Pa、Lb、Pb、LcおよびPcは、図形パターン952 に沿った角度位置(図25Aを参照)を示し、それと対応する点La、Pa、L b、Pb、LcおよびPcが波形関数954上にマークされている(図25Bを 参照)。図25Bに示したように、波形関数954の始点Aは、関数の終点Bと 一致する。 次に、図26A〜Bを参照し、非整数波形を生成する別の方法を示す。図26 Aにおいて、エンコーダ・ディスク956は、2つの図形パターン957aと9 57bおよびロケータ・アパーチャ957cとを有する。図形パターン957a 〜bは、それぞれ3.5電気サイクルを有する波形関数を表わす。エンコーダ・ ディスク956が物理的に360°回転するごとに、ロケータ・アパーチャ95 7cによって1つの遷移信号が生成される。基本回路と結合されたそれぞれの遷 移信号によって、エンコーダの波形出力は、パターン957aと957bに交互 に切り替えられる。図26Bに、この方法の連続的な波形出力を示す。見て分か るとおり、この例は、ディスク956が物理的に360°だけ完全に2回転する ごとに完全な7電気サイクルを生成する、すなわち1回転ごとに3.5電気サイ クルを生成する。同心図形パターンの数と各パターンの図形サイクル数を変化さ せれば、この方法で、他の非整数の波形サイクルを生成することができる。 図27A〜Bは、1回転当たりの非整数サイクルの信号を生成する代替方法を 示す。この代替方法では、所望の波形が、単に複数の波形を組み合わせることに よって電気的に得られる。たとえば、図27Aに示したように、入力Aにおける 信号960は、周波数F1を生成する1回転当たりN1サイクルを持つ。入力B における信号962は、周波数F2を生成する1回転当たりN2サイクルを持つ 。信号960と962を様々な方法で組み合わせると、さらに他の周波数Fnを 生成することもできる。このような様々な「新しい」周波数Fnは、当技術分野 の標準的な多くの周波数混合方法から得ることができる。しかしながら、本発明 のエンコーダによって生成される出力信号のいくつかの非線形的性質(すなわち 、可変振幅、位相、デューティ・サイクルなど)により、1電気サイクルまたは「 N」サイクルにわたる電気サイクルの両方で、他の新しい周波数を実現できるは ずである。 また、本発明によれば、そのような周波数(サイクルまたは波形)を、エンコ ーダの内部または外部で「共用」することができる。図27A〜Bは、2つだけ の信号を組み合わせるための簡単な方法を示す。これらの2つの信号は、電位差 計964と結合され、電位差計964の出力A/Bは、新しいサイクル数の信号 を生成する。図27Aに示したように、図27Aの回路網から、信号960と9 62の様々な組み合わせを得ることができる。 図27Aに示したような電気的な組み合わせ、修正および加算方法を利用して 、本発明のエンコーダからの出力信号をさらに整形することもできる。図27A に 示したように、三角形波形966を正弦波波形962と組み合わせて、出力B/ Cにおいて様々な整形波形を得ることができる。図27Aは、波形関数の簡単で 「受動的」な修正方法を示す。他の多くの方法で、波形タイプと数学的導出を整 形、強化、組み合わせることができるが、この独特の波形作成方法なしにはこれ まで作成することができなかった。 図27Bは、同様の波形結合回路網を示し、入力Dの振幅可変関数968を、 入力Eの任意関数970と組み合わせて、D/Eに固有の波形出力を生成する機 能を示す。また、図27Bに示したように、波形出力D/Eを、周波数可変波形 972と組み合わせて、出力F/(D/E)を生成することもできる。 本発明の好ましい実施例を、特に、明細書に記載し図面に例示したが、本発明 はそれに制限されないことを理解されたい。併記の請求の範囲に定義されたよう な、本発明の精神および範囲から逸脱しない本発明の多くの修正、等価物および 適応は、当業者には明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電気機械的装置の周期的運動を、所定の波形を有する少なくとも1つの電気 信号に変換するための光学的エンコーダ装置であって、 入射放射エネルギーのパターンに応答して、前記入射放射エネルギーから電 気信号を生成する光検出手段と、 前記光検出手段と光学的に位置合わせされ、装置の周期的運動によって作動 するように構成され、光学的関数にしたがって、前記光検出手段における入射放 射エネルギーのパターンを複数の方向に修正する光学的プログラム手段と、を備 え、 前記光学的プログラム手段が、光学的に検出可能な図形パータンを含む光学 要素と、放射エネルギーのパターンを前記光検出手段まで通過させるアパーチャ 手段とを含み、前記光学的関数が、装置の周期的運動に従って一方が他方に対し て走査されるような前記図形パターンと前記アパーチャ手段の光学的作用の組合 せによって実現された図形関数を含み、 前記光検出器手段が、光電応答を有し、前記応答と前記光学的関数の積が、 所定の波形を定義し、 それにより、前記入射放射エネルギーの修正されたパターンが、前記光検出 器手段によって、前記所定の波形を有する電気信号に変換される光学的エンコー ダ装置。 2.入射放射エネルギーのパターンに応答して、前記入射放射エネルギーから電 気信号を生成する第2の光検出手段をさらに備え、 前記光学的プログラム手段が、前記第2の光検出手段と光学的に位置合わせ され、前記第2の光検出手段における入射放射エネルギーの第2のパターンを、 第2の光学的関数に従って、複数の方向に修正するように機能し、 前記光学的プログラム手段の光学要素が、第2の光学的検出可能な図形パタ ーンを含み、前記光学的プログラム手段が、さらに、放射エネルギーのパターン を前記第2の光検出手段まで通過させる第2のアパーチャ手段を含み、前記第2 の光学的関数が、装置の周期的運動に従って一方が他方に対して走査され るような前記第2の図形パターンと前記第2のアパーチャ手段の光学的作用の組 合せによって実現される第2の図形関数を含み、 前記第2の光検出器手段が、光電応答を有し、前記応答と前記第2の光学的 関数の積が、実質上第2の所定の波形を定義し、 それにより、入射放射エネルギーの前記第2の修正パターンが、前記第2の 光検出器手段によって、前記第2の所定の波形を有する第2の電気信号に変換さ れることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の光学的エンコーダ。 3.前記光学的プログラム手段が、さらに、放射エネルギーを放射する発光体手 段を含み、前記放射エネルギーが、前記光検出手段に結合されて、その上に入射 放射エネルギーの少なくとも1つのパターンを形成することを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の光学的エンコーダ装置。 4.入射放射エネルギーのパターンに応答して、前記入射放射エネルギーから電 気信号を生成する第3の光検出手段をさらに備え、 前記光学的プログラム手段が、前記第3の光検出手段と光学的に位置合わせ され、前記第3の光検出手段における入射放射エネルギーの第3のパターンを、 第3の光学的関数に従って複数の方向に修正するように機能し、 前記光学的プログラム手段の光学要素が、第3の光学的検出可能な図形パタ ーンを含み、前記光学的プログラム手段が、さらに、放射エネルギーのパターン を前記第3の光検出手段まで通過させる第3のアパーチャ手段とを含み、前記第 3の光学的関数が、装置の周期的運動に従って一方が他方に対して走査されるよ うな前記第3の図形パターンと前記第3のアパーチャ手段の光学的作用の組合せ によって実現される図形関数を含み、 前記第3の光検出器手段が、光電応答を有し、前記応答と前記第3の光学的 関数の積が、実質上第3の所定の波形を定義し、 それにより、入射放射エネルギーの前記第3の修正パターンが、前記第3の 光検出器手段によって、前記第3の所定の波形を有する第3の電気信号に変換さ れることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の光学的エンコーダ。 5.前記光学要素の図形パターンが、少なくとも1つの光学的に検出可能でかつ 図形的に整形されたサイクルを含むことを特徴とする請求の範囲第3項に記載 の光学的エンコーダ装置。 6.前記光学要素の図形パターンが、光学的に検出可能でかつ図形的に整形され た複数の領域を含むことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の光学的エンコー ダ装置。 7.前記図形関数が、等価な波形関数の変換であり、前記光学要素の図形パター ンが、実質上、前記等価な波形関数を定義することを特徴とする請求の範囲第3 項に記載の光学的エンコーダ装置。 8.前記図形関数が、等価な波形関数の変換であり、前記アパーチャ手段が、実 質上、前記等価な波形関数を定義することを特徴とする請求の範囲第3項に記載 の光学的エンコーダ装置。 9.前記図形関数が、装置の運動サイクルにわたって定義された周期的波形関数 の変換であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の光学的エンコーダ装置 。 10.前記電気信号の位相は、装置の運動サイクルの特定の点における、前記ア パーチャ手段の位置に対する前記図形のパターンの位置によって決定されること を特徴とする請求の範囲第3項に記載の光学的エンコーダ装置。 11.電気機械装置の周期的運動が回転運動であることを特徴とする請求の範囲 第3項に記載の光学的エンコーダ装置。 12.第1、第2および第3の所定の波形が周期的な波形であり、装置の運動サ イクルの特定の点における、前記第1、第2および第3のアパーチャ手段の位置 に対する前記第1、第2および第3の図形パターンの位置により、前記第1、第 2および第3の電気信号の相対位相が決定され、それにより、前記図形パターン の位置が、前記第1から前記第2に、前記第2から第3の図形パターンに徐々に ずれることによって、それに対応して前記第1、第2および第3の電気信号の相 対位相がずれることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の光学的エンコーダ装 置。 13.前記少なくとも1つの図形的に整形されたサイクルが、放射エネルギーが 通過できる光学窓であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の光学的エン コーダ装置。 14.前記アパーチャ手段が、所定の図形的形状を有するアパーチャを含み、前 記図形的に整形されたアパーチャが、実質上、前記等価的な波形関数を定義する ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の光学的エンコーダ装置。 15.前記エンコーダ装置によって生成された前記電気信号が、少なくとも1つ の周波数成分を有することを特徴とする請求の範囲第9項に記載の光学的エンコ ーダ装置。 16.前記等価的な波形関数が、少なくとも1つのサイクルを含み、前記電気信 号が、前記等価的な波形関数のサイクル数に装置の周期的運動の周波数を掛けた ものに等しい周波数を有することを特徴とする請求の範囲第15項に記載の光学 的エンコーダ装置。 17.前記等価的な波形関数に含まれるサイクルの数が、1よりも大きな非整数 であることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の光学的エンコーダ装置。 18.電気機械的装置の周期的運動を、所定の波形を有する少なくとも1つの電 気信号に変換するための光学的エンコーダ装置であって、 入射放射エネルギーのパターンに応答して、前記入射放射エネルギーから電 気信号を生成する光検出手段と、 前記光検出手段と光学的に位置合わせされ、装置の周期的運動によって作動 するように構成され、前記光検出手段における入射放射エネルギーの複数のパタ ーンを、光学的関数にしたがって複数の方向に修正する光学的プログラム手段と 、を備え、 前記光学的プログラム手段が、光学的に検出可能な図形パータンを含む光学 要素と、放射エネルギーの複数のパターンを前記光検出手段まで通過させるアパ ーチャ手段とを含み、前記光学的関数が、装置の周期的運動に従って一方が他方 に対して走査されるような前記図形パターンと前記アパーチャ手段の光学的作用 の組合せによって実現される図形関数を含み、 前記光検出器手段が、光電応答を有し、前記応答と前記光学的関数の積が、 実質上所定の波形を定義し、 それにより、入射放射エネルギーの前記修正されたパターンが、前記光検出 器手段によって、前記所定の波形を有する電気信号に変換されることを特徴と する光学的エンコーダ装置。 19.電気機械的装置の周期的運動を、それぞれの所定の波形を有する複数の電 気信号に変換する光学的エンコーダ装置であって、 それぞれ入射放射エネルギーのパターンに応答して、そのパターンから電気 信号を生成する複数の光検出手段と、 前記複数の光検出手段と光学的に位置合わせされ、装置の周期的運動によっ て動作するように構成され、前記光検出手段のそれぞれにおける入射放射エネル ギーのパターンを、関連付けられた光学的関数にしたがって、複数の方向に修正 する光学的プログラム手段とを含み、 前記光学的プログラム手段が、光学的に検出可能な複数の図形パータンを含 む光学要素と、それと対応する複数のアパーチャ手段とを含み、前記アパーチャ 手段がそれぞれ、放射エネルギーの少なくとも1つのパターンを前記光検出手段 のそれぞれまで通過させるように構成され、 前記光学的関数がそれぞれ、前記図形的パターンのそれぞれと関連付けられ た図形関数と前記対応するアパーチャ手段とを含み、前記図形関数がそれぞれ、 装置の周期的運動に従って一方が他方に対して走査されるような前記関連付けら れた図形パターンと前記対応するアパーチャ手段の光学的作用の組合せによって 実現され、 それにより、放射エネルギーの前記修正されたパターンが、それぞれ、前記 複数の光検出器手段によって、所定の波形を有する複数の電気信号に変換される ことを特徴とする光学的エンコーダ装置。 20.モータの運動から、所定の波形と、モータの巻線に電力を供給するための 周波数と位相の関係を有する電気信号を生成することによって、電動モータの動 作を制御する光学的エンコーダ装置であって、 入射放射エネルギーのパターンに応答して、前記入射放射エネルギーから電 気信号を生成する光検出手段と、 前記光検出手段に光学的に結合され、前記光検出手段における入射放射エネ ルギーのパターンを、複数の方向に、光学的関数に従って修正するための光学プ ログラム手段と、を備え、 前記光学プログラム手段が、光経路によって前記光検出器手段に光学的に結 合された、供給放射エネルギーを放射する発光体手段を含み、さらに、 前記光経路を介して走査するように作成された光学的に検出可能な図形パタ ーンを含み、その動作に基づいて、モータの回転軸によって前記光検出手段に対 して運動するように構成された光学要素を含み、 前記光学的関数が、モータの軸の回転運動に従って前記光検出手段に対して 走査するような前記図形パターンの光学的作用によって実現される図形関数を含 み、 前記光検出器手段が、光電応答を有し、前記応答と前記光学的関数の積が、 所定の波形を定義し、 それにより、入射放射エネルギーの前記修正パターンが、前記光検出器手段 によって、前記所定の波形と周波数の関係を有する電気信号に変換されることを 特徴とする光学的エンコーダ装置。 21.前記光学的プログラム手段が、さらに、 前記光学要素と前記光検出手段の間の前記光経路に結合され、放射エネルギ ーの修正パターンを前記光検出手段まで通過させるアパーチャ手段を含み、前記 図形関数が、前記パターンがモータ軸の回転運動に従って前記アパーチャに対し て走査されるような、前記図形パターンと前記アパーチャ手段の光学的作用の組 合せによって実現されることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の光学的エ ンコーダ装置。 22.前記図形関数が、少なくとも1つの波形サイクルを含む等価な波形関数の 変換であり、前記波形関数の波形サイクル数が、前記モータの回転子の極対の数 と等しいことを特徴とする請求の範囲第21項に記載の光学的エンコーダ装置。 23.前記図形関数が、複数の波形サイクルを含む等価な波形関数の変換であり 、前記波形関数の波形サイクルの数が、前記モータの回転子の極対の数よりも多 いことを特徴とする請求の範囲第21項に記載の光学的エンコーダ装置。 24.前記電気信号の相対位相が、モータ軸の特定の回転角度における、前記ア パーチャ手段の位置に対する前記図形パターンの位置によって決定されること を特徴とする請求の範囲第21項に記載の光学的エンコーダ装置。 25.前記光学要素が、モータ軸の回転に従って中心軸点のまわりに回転するよ うに構成された光学的エンコーダ・ディスクであり、前記光学要素の図形パター ンが、前記ディスク上に中心軸点のまわりに同心に配置されることを特徴とする 請求の範囲第21項に記載の光学的エンコーダ装置。 26.前記光学要素の前記図形パターンが、少なくとも1つの光学的に認識可能 な、図形的に整形されたサイクルを含み、前記少なくとも1つの図形的に整形さ れたサイクルが、図形的変換によって、前記波形関数の前記少なくとも1つの波 形サイクルを実質上、定義することを特徴とする請求の範囲第22項に記載の光 学的エンコーダ装置。 27.前記アパーチャ手段の位置を、モータ軸の特定の回転角度に関して、前記 図形パターンに対して調整する手段をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第 24項に記載の光学的エンコーダ装置。 28.前記モータ軸の回転力を前記光学的エンコーダ・ディスクに伝えるための スピンドル手段をさらに含み、前記スピンドルが、第1と第2の端部を有する回 転可能なスピンドル軸を含み、前記エンコーダ・ディスクが、第1の端部の近く で前記スピンドル軸に結合され、前記アパーチャ手段が、図形的に整形されたア パーチャを含むマスク・ディスクとして構成され、前記マスク・ディスクが、第 1の端部の近くで前記スピンドル軸の縦軸と実質上位置合わせされた中心軸点を 有することを特徴とする請求の範囲第25項に記載の光学的エンコーダ装置。 29.モータの回転力を前記スピンドル手段の軸に結合する手段をさらに含み、 前記カプラ手段が、前記軸の第2の端部において前記スピンドル軸に取り付けら れたことを特徴とする請求の範囲第28項に記載の光学的エンコーダ装置。 30.モータの軸に結合されるように構成され、モータにエネルギーを供給する ために適切な波形と周波数を有する電気信号を生成する電動モータ用の可変速度 制御装置であって、 入射する放射エネルギーのパターンに応答し、前記入射放射エネルギーから 電気信号を生成する光検出手段と 前記光検出手段に光学的に結合され、前記光検出手段における入射放射エネ ルギーのパターンを、複数の方向に、光学的関数に従って修正するための光学的 プログラム手段と、を備え、 前記光学的プログラム手段が、光学的に検出可能な図形パータンを含む光学 要素を含み、前記光学要素が、前記光経路を介して図形パターンを走査するよう に作成されるように、その動作に基づいてモータの回転軸によって前記光検出手 段に対して運動するように構成され、 前記光学的関数が、モータ軸の回転運動に従って前記光検出手段に対して走 査するような前記図形パターンの光学的作用によって実現される図形関数を含み 、前記図形関数が、所定の波形と、信号周波数とモータ軸速度の間の関係とを有 する電気信号を作成するように構成され、 前記光検出器手段が、光電応答を有し、前記応答と前記光学的関数の積が、 所定の波形を定義し、それにより、入射放射エネルギーの前記修正パターンが、 前記光検出器手段によって、前記所定の波形を有する電気信号に変換され、さら に、 前記電気信号の振幅を調整して、モータ軸の速度に対応する調整を有効にす る手段を含み、それにより、前記電気信号の周波数が、前記所定の関係に従って 軸速度によって変化することを特徴とする可変速度制御装置。 31.モータの軸に結合されるように構成された光学的エンコーダ装置を使用し て、定格の電力周波数、速度および電源電圧を有する交流モータを動作させる方 法であって、前記装置が、 入射する放射エネルギーのパターンに応答し、前記入射放射エネルギーから 電気信号を生成する光検出手段と、 前記光検出手段に光学的に結合され、モータの回転軸によって動作するよう に構成され、図形関数を含む光学的関数に従って、前記光検出手段における入射 放射エネルギーのパターンを修正する手段であって、前記図形関数が、等価な波 形関数の変換であり、前記波形関数が、モータ軸の1回転にわたる所定数の波形 サイクルによって定義され、前記所定数の波形サイクルが、モータの定格の速度 と電源電圧における定格電力周波数を生成するのに必要な数よりも多 い手段と、を有し、 前記光検出器手段が、光電応答を有し、前記応答と光学的関数の積が、所定 の波形を定義し、それにより、入射放射エネルギーの前記修正パターンが、前記 光検出器手段によって前記所定の波形を有する電気信号に変換され、さらに、 前記電気信号の振幅を調整して、モータ軸の速度において対応する調整を有 効にする手段を含み、それにより、前記電気信号の周波数が、前記所定の関係に 従って軸速度により変化し、 前記方法が、 (a)前記エンコーダ装置をモータの軸に結合する段階と、 (b)モータ軸の回転ごとに前記波形関数を実質上繰り返すエンコーダ出力信 号を生成する段階と、 (c)前記エンコーダ出力信号を、モータの定格速度を生成する電圧レベルま で増幅する段階と、 (d)増幅されたエンコーダ出力信号でモータに電力を供給する段階と、 を含む方法。 32.(e)エンコーダ出力信号の電圧レベルを変化させて、モータの速度を変 化させ、それによりエンコーダ信号の周波数を指定された周波数まで変化させる 段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第31項に記載の交流モータを動 作させる方法。
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