JPH11511339A - 流体を封じ込める袋 - Google Patents

流体を封じ込める袋

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JPH11511339A JP2514322A JP51432290A JPH11511339A JP H11511339 A JPH11511339 A JP H11511339A JP 2514322 A JP2514322 A JP 2514322A JP 51432290 A JP51432290 A JP 51432290A JP H11511339 A JPH11511339 A JP H11511339A
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イー. ヤング、ルース
エル. ヤング、ダニエル
イー. ウォーリック、リチャード
エイ. キャスィディ、クラレンス
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アメリカン イノテク インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 平成2年12月1日前の出願であるので、条約に定める要約の翻訳文の提出が義務づけられていないため、要約及び選択図は掲載しない。

Description

【発明の詳細な説明】 流体を封じ込める袋 関連出願に対する相互参照 この出願は、1987年1月14日に提出された米国出願No.07/003 ,848の一部継続出願である。 発明の分野 本発明は、流体を封じ込める袋、特に尿、血液、おう吐物などの人の体液を収 集するための使い捨ての袋に関する。 発明の背景 本発明は、従来のトイレットや収集または衛生施設における以外のところで、 体液、特に排液の収集と処分を可能するという問題に向けられている。 排尿したいが従来のトイレット施設が何もすぐに使えないという多くの場合が ある。電話ケーブルや電気ケーブルを接続する人や敷設する人は、地下のマンホ ールやトンネル内で働くとき、現場を離れて公衆トイレまで行かなければ、トイ レット施設を使えないかもしれない。同様に、電話および電気の作業者のように 野外で働く人びとはしばしばトイレット施設から遠く離れた場所で仕事をしてい るとき、排出のために1日に何度か作業を止めて遠くの施設まで行かなければな らない。これまでは、遠く離れた場所または狭い場所で仕事をしている人は、 止むを得ず作業現場に適当な場所を見つけてそこで小便をするということがしば しば行われていた。しかしながら、そのような行為は多数の健康や環境に関する 規制に違反しており、大変に不満足な状態である。このような規制がやかましく なったこの近年はとりわけそうである。 同様に、多数の機種の自家用および軍の飛行機のパイロットや乗客は、長時間 の飛行の間に使用できるちゃんとしたトイレット設備がない。この問題は、非常 に窮屈な環境の中で長い任務を飛行しなければならず、しかも敵対行動に対して すぐに対処できるように十分に気を配っていなければならない軍のパイロットの 場合には、特に切実になる。軍はもちろんこの問題がわかっており、海軍と空軍 はパイロットに、液体を閉じ込めるように意図されたスポンジのような物質を入 れた1つのタイプの尿収集袋を持たせている。しかしながら、このような袋から かなりの量の尿が漏れ出すことは非常によくあることであり、特にパイロットが 飛行機を運動させるときに漏れ出すことがわかった。 排出液を処分するために安全にかつ確実に収集して保持する便利な方法にたい する要求は、他の状況においても明らかである。車や航空機などの乗物における 乗物酔いにかかった人は、乗物酔いの結果生じるおう吐物の収集し処分するため の満足すべき容器を必要とする。 別の状況では、医師は、手術、外傷センター、またはそこでは患者がどんどん 出血していることがある救急室 において、しばしば多量の患者の血液を捨てなければならない。この血液を収集 するために口のあいた容器を用いる現在のやり方は、きわめて不満足であること が証明されている。 さらに、実際には体の”排出物”が対象となっているのではないが、体液の収 集が行われている場合ある。例えば、尿や血液の検体を収集する場合のように、 分析や検査のために体液を収集したい場合などである。 したがって、明らかに、狭い環境においても容易に使用できる便利で実用的な 液体を収集し閉じ込める袋、すなわち、液体が散らばってしまうような外力があ るときも流体の確実で完全な吸収と保持ができ、容易にしかも安全に処分するこ とができる袋にたいする要求がある。 発明の要旨 その最も広い形では、本発明は、人の体液を封じ込め処分する袋であって、対 向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される中空の内 室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁は体液を受け るために少なくとも部分的に開いており、前記袋の内部に親水性の物質を含み、 前記物質は前記体液が前記袋に入れられたとき前記体液と接触してから急速にゲ ル化し、前記ゲル化は本質的に完全に前記体液を封じ込めて、前記体液がその後 前記袋から押し出されるのを防止する働きをするようになっており、前記体液が 前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるた めの閉封手段を含む。 好ましくは、袋の内部に設けられた、体液を内室に流し込みかつ体液が封じ込 められる前に内部からの流体の流出を制限するための手段も含む。 好ましくは、水により活性化され、水を主成分とする液体(例えば体液)に接 触すると非常に急速に(通常は30秒以内またはそれ以下)でゲル化して、体液 を封じ込めるゲル化可能な物質、一般的には重合体を含む。 さらに好ましくは、この親水性物質は、酵素、脱臭剤、芳香剤、人体の異常の 指示薬および/または妊娠指示薬を含む混合物質の1部分である。この物質は、 粉末、粒子、繊維、マット(凝固)または泡末などのいろいろな物理的形態のど れでもよい。 本発明のいろいろな実施例において、袋は長方形でもよいし、使用者の要求に 適合した他の形、例えば、飛行機のパイロットが使用するのに便利なL型などで もよい。また、医療患者や失禁症の人などが歩けるように、使用者の泌尿器にカ テーテルを付け使用者の脚に紐でしばりつけるなどして、使用者の体に付けるよ うにすることもできる。 急速なそして完全な体液の封じ込めが、体液が袋からこぼれたり押し出された りする可能性を極めて小さくし、この袋を、飛行機の運動のような外力のもとで も、体液が袋からこぼれたり押し出されたりする可能性なしに、いろいろな環境 において容易にかつ便利に使用すること を可能にする。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による袋の斜視図である。 図2は、図1の袋の口を開いた状態における上面図である。 図3は、図1の3―3線に沿った断面図である。 図4は、袋の1部分の別の構成を示す部分側面図である。 図5は、図4の5―5線に沿った断面図である。 図6は、図1の袋の閉封具を示す拡大した斜視詳細図である。 図7は、図6の閉封部材の使用状態と、カテーテルと共に使用するための袋の 構成の両方を示す部分斜視図である。 図8は、本発明の袋のもう1つの実施例の側面図であり、袋を閉じるための別 の手段も示している。 図9は、図8の9―9線に沿った断面図であり、別の位置にあるときの状態を 想像線で示している。 図10は、図8の袋の口を開いた状態の上面図である。 図11は、本発明の別の閉封手段を示す、部分的に断面した、1部分の側面図 である。 図12は、図11の12―12線に沿った断面図である。 図13は、特に使用者の脚に紐で結び付けるようにした、本発明の袋のさらに もう1つの実施例の側面図であ る。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、図1からはじめて、図面を参照することにより最もよく理解される であろう。 図1に示される実施例は、この発明の体液廃棄袋の代表的な実施例であり、全 体が参照符号10によって示されている。この袋は、水を通さず、かつ通常の取 扱い中に穴があいたりしないほど十分に厚くて丈夫な、軽くて柔軟なプラスチッ ク材から作るのが好ましい。図示されている好ましい実施例の袋は、1枚または 一対のプラスチック、例えばポリエチレン,ビニール,マイラなど、のシートか ら形成されたほぼ長方形の袋である。2枚シートの実施例は、熱封着または他の 形の接着剤によって3つの周縁が一諸に固定されるかまたは互いに接着され、図 2および3に示されているように側縁16と18および底縁20に沿って接合部 が形成され、上開口21が残された、対向する長方形のシート12および14を 含む。この袋はまた、1枚のシートを裁断し、その1側縁すなわち底縁に沿って 折り、次に上開口21を残して両側縁を封着することによっても形成できる。 図1,図8および図13に示されているように、袋の内部に、接合部26と2 8に沿って互いに接合され、袋の上開口から袋の内室31に向って開いている開 口30まで下方に向って延びる、1対の対向するシート22と24から成るじょ うごが設けられている。このじょうご はまた、適宜な形の1枚のシートを上開口33と下開口30を設けるように折っ て封着することにより形成することもできる。じょうごが、別個のシートまたは 1枚のシートのどちらで形成されていても、その上開口33は袋の上開口21と 同一の周縁を持つ。 そうしたければ、シート22および24は、側板12および14の延長でもよ い。そのためには、側部およびじょうごを形成する板は、並べて配置されて、そ れぞれの上端から延びるほぼ3角形の板22および24を持つ、一対の長方形の 側板12および14の形状に裁断された一枚のシートから形成される。これらの 板は次に端縁16および18に沿って折られ、板22および24が保形材32を 巻き込んで折られ、これらの板は保形材の下方で端縁18および20に沿って、 および板22および24の端縁26および28に沿って熱封着される。 図1では、袋10の内部31に開いているじょうごの下開口30が中央に位置 せしめられるべきであるかのように示されているが、側縁16および18の間の どの点に位置させてもよい。例えば、図8では、開口30は袋の1方の側にある 。男性および女性の両方による一般的な用途のためには、通常、開口30は袋の 中央に設けられるが、特定の状況のためまたは男性および女性のうちの1方また は他方だけにより使用されるために設計される袋の実施例は、開口30がそれに 応じて中央からずらされている。 袋10の上端の開口21の周縁には、ほぼ弓または輪の形状の保形材32が入 れられている。図2に示されている弓は細長い部材であり、例えば、図2に示さ れているように弓形に曲げられたとき、板の側部を形成する上端縁を外方に付勢 する癖を持ち、ひじのように開く作用をして袋を開くように十分な復元力を持つ 適宜な弾性プラスチックの小片から作られる。弓形に曲げられた保形材32はま た、袋を支えるのにも役立つ。保形材32は、袋の上端縁を折り返して、保形材 32を挿入することができる細長い筒状の中空部35を形成することにより、好 適に保持できる。多くの実施例では、保形材32は、熱封着などにより中空部3 5の両開口端を閉じることにより、その場所に封じ込められるであろう。しかし ながらまた図8に示すように、それぞれがほぼU形の2つの別の部材でもよい。 これらの2つの部材は、それぞれ、中空部35の両端から挿入されて、互いに相 手に向って延び、それらの内端37において接触するか近接する。このようにす ると、保形材32は、使用者がそうしたいとき、抜き取ることができる。また折 れているかもしれない保形材は、袋の使用前に交換することもできる。 袋に締圧具が取り付けられているとき、または袋を使用するときに袋を掴んで 持つことを可能にするために、金属のひも穴すなわち鳩目44の形状の便利な保 持手段を、上端に近い袋の上遇に設けてもよい。この鳩目44は袋に固着され、 掴むための堅いすなわち曲らない構造 を形成する。 袋を閉じるための1つの手段は、中空部35によって形成される上周縁のすぐ 下を袋の上開口21に沿って延びる締圧具34を含む。締圧具34は細長いプラ スチックまたは金属の管であり、締圧具34の全長にわたって長さ方向に延び、 袋の2つの側壁に係合しそれらを押圧して密封形態に保持するための相対向する 顎部36および38により形成される細穴39を持つ。細穴39の両端は、袋1 0の上端への締圧具34の摺着を容易にするために、40で示すような切欠きが 設けられている。締圧具34は、側端縁16または18の中空部35および保形 材32のすぐ下のところを切欠き40に係合させ、袋10の上端を跨がせて締圧 具34を摺動させることにより、袋10に装着される。 使用中に快適さを与え、袋を接触させている間に使用者の皮膚を引っ掻くのを 防ぐために、可能な場合には、そして特に上端21に沿って、端縁の接合部を丸 めることが望ましい。 袋10とそれを閉じる手段の別の形が、図8に示されている。この構成は、端 縁18に明瞭な凹部11が形成され、他方の端縁16はL形を形成するような角 度に設けられた、ほぼL字形をしている。この袋の形は、例えば、航空機のコッ クピットの密集した狭い空間の中で動きが制限されている軍のパイロットによる 使用に便利である。図8にはまた、別の形式の袋を閉じる構造が示さ れている。この構造は、2つの対向する縦方向のうね状の突出部47の間に引き 抜き可能にはまり込んで密封する縦方向のうね状の突出部45により構成される 、パチンとはまり込んで密封するジッパー閉封構造43の形式をしている。この 形式の閉封は、締圧具34の使用を必要とせず、乗物特に飛行機内にいる人々に よる使用に向けられた袋に特に適する。なぜならこの形式の閉封は、閉封手段を 直接袋の構造に組み込むので、別個の締圧具がなくてもよいからである。このこ とは、別々の袋と締圧具に気を配る必要によってパイロットの注意が分散されて はならない軍の航空機において望ましい。 図8〜図10にはまた、隣接して延伸された耳部51および53を含む、使用 者によって掴まれる袋の他の手段が示されている。これらは、上方に向ってそし て開口21から外に向って延びるシート22および24の、上方への延長である 。これらの耳部51および53は、図9において想像線で(それぞれ51’およ び53’ として)示すように、下方に折り返すことができる。これらの大きな 耳部51および53は、そうでなければ袋を保持するのに便利でないかまたは容 易でない状況においても使用者が容易に掴むことができる大きな表面を提供する 。例えば、手を飛行手袋に入れている軍のパイロットは、これらの延長された表 面が、鳩目44のような他の保持手段よりも掴み易いことがわかるであろう。ま たこれらの大きな表面は、子供、女、あるいは手の関接炎の ような病気を持つ人々が使用するために、より便利であることも期待される。 締圧具34のもう1つの実施例が、図11および図12に示されている。この 変形締圧具34は、締圧具34の中空筒の内部を下方に延び、締圧具34が袋の 1側に引かれたとき端縁16または18と保形材32の外側の屈曲部に引っ掛か る内舌部49を含む。これは締圧具が袋から引き外されるのを防止し、さらにそ の引き延ばされた位置において、使用者が使用中に袋を保持する便利な柄にもな る。 袋10のさらに他の実施例が図13に示されている。この実施例では、側端1 6,18,20がすべて封着され、上端21は、好ましくは中央に位置せしめら れた、管57(通常は1方向弁59を含む)を受け入れるための小さい開口だけ を残して、その長さの大部分が封着されている。そして管57は、その上端61 が、人の尿道内に延びるカテーテル(図示されていない)に接続またはカテーテ ルと一体化されている。図13の袋10は、紐63および65によって人の脚に 付けることができる。したがって、失禁症の人、または手術のために他の医療方 法が尿液を収容することができなければならない人も、なお歩くことができる。 袋は、体液の10から20液量オンス(300〜600cc)の間の程度の量 を保持する容量を持つことが好ましい。これは、一人の一回の排出欲求量を収容 するの に十二分である。袋は、もちろん、そうしたければそれよりも大きくすることも できるが、大き過ぎると使用者の取扱いが困難になる。それよりも小さい大きさ の袋はすすめられない。なぜなら、袋が幼児または小児による使用を意図したも のである場合を別にして、人の放出欲求に応じ得る十分な容量がないからである 。 袋10は、先に言及したように、通常水を通さない柔軟なプラスチック材で作 る。一般的には、袋は、材料それ自体のためまたはプラスチックの組成に添加さ れた着色剤によって、不透明である。しかしながら図9の構成において示したよ うに、袋を、内容が見えるようにするために、透明なプラスチックから作っても よい。このようにすると、医師または他の医療従事者が、異常な兆候が現れない か患者の尿を観察できることが必要な医療状況において特に利点がある。また戦 闘の後で内傷があることを知らせる尿中の血液を検出できることを必要とする軍 のパイロットにとって非常に重要である。さらに、例えば図13の袋を使い、使 用者が袋を長期間肌に当てていなければならない場合における快適さのために、 袋の外側を軟らかいか、さもなければ心地良い感触の素材にすると好適である。 袋の内部には、袋の中に封じ込められる液体を吸収するための多量の吸収材4 2が入れられており、本発明の機能に非常に重要である。この吸収材42は、水 により活性化され、水を主成分とする液体(例えば尿や血液) に接触すると非常に急速に(通常は30秒以内、しばしばそれよりもずっと短い )ゲル化し、ゲル化によってすべての液体を吸収しカプセルに包む、親水性のゲ ル化し得る物質、通常は重合体を含む。このような重合体は、商業的に入手可能 であり、使い捨ておむつやそうじ用合成物を含む多様な既知の製品に広く見出さ れる。代表的な例には、Elias,Mega Molecules,pp.1 57―158(1987)に掲載されているアクリロニトリルを主要成分とする 重合体を含む。混合物42は、ゲル化可能な物質の働きを促進するために、ゲル 化可能な物質だけでなく、尿,血液または他の体液に作用して分解する蛋白質分 解酵素などの物質をも含む複雑な混合物であることが好ましい。混合物42には また、脱臭剤および芳香剤を含むこともできる。さらに手術または医療処置を受 けた患者からの血液を収集する場合のように体液が汚染されている可能性がある ときは、殺菌剤または抗ウイルス剤を混入することもできる。混合物42は、袋 10の中に入れることができる都合の良い物理的な形態でよい。粒子状、粉末状 、泡沫状、マット(凝固)した、織られた、繊維状のすべての形態が適する。我 々は、バージニア州ポーツマスにあるヘキスト セラニーズ(Hoechst Celanese) の超吸収物質部門から”Sanwet IM−5600”の商品名で商業的に入 手可能な、澱粉をグラフト共重合させたポリアクリル酸ナトリウムを含むと記載 されている粒状物質を用いて 成功した。この製品は特許製品であり、その成分と組成は、本出願人には正確に は知ることができない。この製品は、我々の試験において、試験用の袋に入れら れたすべての体液を20秒以内にゲル化し封じ込める性質を示した。 血液の収集の場合には、混合物42内に、血液と接触すると特定の血液の異常 または血液中の特定の生物体の存在を示す目に見える色の変化を示す1つまたは それ以上の試薬を入れることが望ましい。同様に、尿の収集の場合には、同じよ うな色の変化で、尿道感染、尿中に兆候が現れる体内の異常、尿中の細菌やウイ ルスのような生物体の存在を示す物質を、混合物42に入れることもできる。さ らに、女性により尿のために使用されたとき、その女性が妊娠しているか否かの 指示を与えるように、家庭において妊娠を調べるためのキットに一般的に使用さ れているタイプの既知の妊娠検出物質を入れてもよい。当然、これらのすべての 場合において、所望の指示がよく見えるように、袋の材料は透明でなければなら ない。また、もちろん、いろいろな指示薬は、すべての成分の機能が他のどれか の成分の存在によって損われないように、ゲル化可能な吸収物質および存在する 酵素と並存可能でなければならない。 図4には、酔い易い人がその中に吐くことができる飛行機酔いまたは他の乗物 酔い袋として使用するのに適するようにするための、袋10の前面構造の変更が 示され ている。この変更により、現在定期航空機につまれている既存の袋に取って代わ り、捨てるのをより容易にする。図4の袋の構成は、じょうご22’および24 ’の壁が点46および48で終っている封着線に沿って接合されているが、それ らの側壁はなお下方に延びて耳部50および52を形成していること以外は、基 本的に図1の構成と同じである。これらの耳部はおのおの、端縁54および56 に、それぞれ封着された端縁から延び、1方の耳部の余った材料を他方の耳部の 上に折れ曲がらせ、それによって2つの耳部を互いに密接させる保形材を持つ。 この構造は、吸い戻し、すなわち物質42または当人の吐いたものを吸い込むこ とを防止するための、自分で閉じる1方向弁を形成する。 図7は、この袋を病院でカテーテルと組み合わせて使用するのに適せしめるた めの手段を示す。このシステムは、ほぼ涙滴形の横断面を持ち、袋10の開口2 1の屈曲部に係合して密封するための曲面60を持つ栓58を含む。締圧具34 は、栓58に対して押圧され、栓58をその密封された姿勢に保持する。栓は、 カテーテル管64が通される中央の穴62を含む。 図には、袋が、正しい形であるかL字形であるかを別にして、ほぼ長方形をし ているように示されている。しかしながらこの袋は、封じ込めと処分のし易さの 機能が十分に維持されるかぎり、しだいに細くしたり、底縁を丸くしたりまたは 尖らせたり、あるいは他の望みの形状 にしてもよいことは明白である。 本発明が、既存のタイプの尿および他の排出物の収集および処分袋よりもすぐ れていることは明らかである。急速にゲル化する物質の存在が、約数秒内の体液 の収集と封じ込めの完了を可能にするので、収集された体液の袋は、ほとんどす ぐに、体液の漏れやこぼれの可能性が完全に無くなる。したがって、袋は、締圧 具34またはジッパー閉封構成43などによりすぐに閉じ、その後の安全で便利 な処分のために、どこかわきに置いておくことができる。この状態では、袋は、 実際上内容が浸み出してこぼれ出ることはない。したがって、例えば、パイロッ トまたは飛行機の乗客は、袋を使用し、閉じ、数秒でわきに置いておくことがで き、その後の飛行機の動きにより、収集された体液が飛行機の内部にこぼれ出る かもしれないという心配をしなくてもよい。同様に、野外作業者は、この袋を使 用し、再びすぐにそれを閉じ、わきにのけておくことができ、その後に袋を押圧 したり落としたりすることによって内容がこぼれ出る心配をしなくてもよい。 上の説明では具体的に記載されていないが、明らかに本発明の範囲と精神の範 囲内で、多数の実施例があることは明白である。したがって、上の説明は代表的 な例とみなされるべきであり、本発明の完全な範囲は添付した請求範囲によって のみ決定されるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1992年8月12日 【補正内容】 請求の範囲 1.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される中 空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁は前記 を受けるために少なくとも部分的に開いており、 前記袋の内部にゲル化可能な親水性の物質を含み、前記物質は前記体液が前記 袋に入れられたとき前記体液と接触してから30秒以内に完全にゲル化し、前記 ゲル化は本質的に完全に前記体液を封じ込めるとともに前記体液がその後前記袋 から押し出されるのを防止する働きをするようになっており、 前記内室の内部にあって開放された上端を持つじょうご手段を含み、前記じょ うご手段は前記袋の前記上端において前記袋により支持され、前記開いた上端か ら入った液体を前記じょうご手段を通って前記袋の中へ流し込むためのより幅の せまい開いた底端まで前記内室の内部を下方に延びており、前記じょうごの開い た底端は前記袋の前記上端と下端の間に位置し、前記開いた底端は前記袋の前記 側壁に固定されておらず自由であり、そのため前記袋の内部の前記まだ封じ込め られていない流体の前記じょうごに向う逆向きの流れが前記じょうご手段を閉じ るように作用し、前記まだ封じ込められていない流体の前記袋からの流出を防止 するようになっており、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を 閉じるための閉封手段を含む、水または体液のような水を主成分とする液体を含 む流動体を封じ込める袋。 2.前記ゲル化可能な物質が重合体である、請求項1に記載の封じ込め袋。 3.前記親水性物質が、酵素、脱臭剤、芳香剤、人体の異常の指示薬および妊娠 指示薬からなるグループから選択された少なくとも1つの物質を含む混合物の1 部分である、請求項1に記載の封じ込め袋。 4.前記親水性物質が、粉末にされた、マット(凝固)した、粒子状、繊維状、 泡沫状、または織られた状態である、請求項1に記載の封じ込め袋。 5.前記親水性物質が、粉末または粒であり、米国シーブ・シリーズで−40+ 120メッシュの範囲の粒度のものが少なくとも約80%である、請求項4に記 載の封じ込め袋。 6.前記親水性物質が、米国シーブ・シリーズで−40+20メッシュの範囲の 粒度のものが少なくとも約80%−90%である、請求項5に記載の封じ込め袋 。 7.前記親水性物質が、米国シーブ・シリーズで−40+80メッシュの範囲の 粒度のものが少なくとも約50%である、請求項6に記載の封じ込め袋。 8.さらに前記袋に固着されて、前記袋の使用者が使用中に前記袋を掴むための 保持手段を含む、請求項1に記載の封じ込め袋。 9.前記保持手段が、前記袋の側壁に取り付けられた鳩 目を含む、請求項8に記載の封じ込め袋。 10.前記保持手段が、前記袋の前記上端から外側に延びる耳部を含む、請求項 8に記載の体液を封じ込め袋。 11.前記閉封手段が、前記袋の前記上端を跨いで係合し、前記上端に近いとこ ろで前記袋の側壁に接触して前記側壁を接触させて上端の開口を閉じるように付 勢する相対向する顎部を持つ細長い閉封部材を含む、請求項1に記載の封じ込め 袋。 12.前記細長い閉封手段が、前記袋の前記上端の1方の側に動かすことができ 、前記袋の使用者が使用中にその袋をそれにより掴むことができる柄の働きをす る、請求項11に記載の封じ込め袋。 13.前記細長い部材が、その内部に設けられ、前記袋の内部に延びる舌状部材 を含み、前記舌状部材は、前記閉封部材が前記上端の1方の側に動かされたとき 前記袋の上端開口の内側端に当接し、前記閉封部材が前記袋から外れるのを防止 する、請求項12に記載の封じ込め袋。 14.前記閉封手段が前記袋の側壁の内表面に設けられた相共働するうね状の突 出部を含み、前記うね状の突出部が係合して前記袋の上端を閉じる、請求項1に 記載の封じ込め袋。 15.前記袋がさらに使用者の体または腕脚に取り付けるための手段と、前記使 用者が歩いている間に尿を収集するために前記袋を使用することを可能にするよ うに設けられたカテーテルを含む管手段を含む、請求項1に記 載の封じ込め袋。 16.前記じょうご手段が、自分で閉じる1方向弁の形の底部開口を持つ、請求 項1に記載の封じ込め袋。 17.前記袋がL字形をしている、請求項1に記載の封じ込め袋。 18.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される 中空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁が前 記体液を受けるために少なくとも部分的に開いており、 前記内室の内部にあり、開放された上端を持つじょうご手段を含み、前記じょ うご手段は前記袋の前記上端において前記袋により支持され、前記開いた上端か ら入った液体を前記じょうご手段を通って前記袋の中へ流し込むために開いた底 端まで前記内室の内部を下方に延びており、前記じょうご手段の開いた底端は前 記袋の前記上端と下端の間に位置し、前記開いた底端は前記袋の前記側壁に固定 されておらず自由であり、そのため前記袋の内部で流体の前記じょうご手段に向 う流れが前記じょうご手段を閉じるように作用し、前記流体の前記袋からの流出 を防止するようになっており、 前記袋の前記上端縁に沿ってかつそれに近接して設けられて、前記上端を開い た位置に付勢するための保形手段を含み、前記保形手段は前記上端の近くで前記 袋の両側壁と接触する少なくとも1つの可撓な細長い部材を含んでおり、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、人間の体液を封じ込め処分するための袋。 19.前記保形手段が、前記袋の使用者によって手で外側に押し曲げられ、前記 上端を開かれた位置に開くように付勢する弓形部材を含む、請求項18に記載の 体液封じ込め袋。 20.前記弓形部材が、前記部材が前記上端を実際上閉じた位置に付勢するよう に手で動かされるまで前記上端を前記開いた位置に保持するためのひじのような 動作をする請求項19に記載の体液封じ込め袋。 21.前記保形手段が前記上端を開いた位置に付勢するように共働する複数の細 長い部材を含む請求項18に記載の体液を封じ込める袋。 22.前記保形手段が前記上端を開いた位置に付勢するように共働する複数の細 長い部材を含む請求項18に記載の体液を封じ込める袋。 23.前記じょうご手段が前記幅の狭い開いた底端に向って収束する端縁を含む 、請求項18に記載の体液を封込める袋。 24.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される 中空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁が前 記体液を受けるために少なくとも部分的に開いており、 少なくとも部分的に前記内室の内部にあり、前記袋の 前記上端において前記袋により支持され、前記内室の内部を下方に延び、流し込 み手段を通って入った液体を前記袋の中へ流し込むための1方向弁において終る 流し込み手段を含み、前記1方向弁手段は前記袋の前記上端と下端の間に位置し 、前記袋の前記側壁に固定されておらず自由であり、そのため前記袋の内部の流 体の前記流し込み手段に向う逆向きの流れが前記1方向弁手段を閉じ、前記袋か らの前記流体の流出を防止するようになっており、 前記袋の前記上端縁に沿ってかつそれに近接して設けられ、前記上端を開いた 位置に付勢するための保形手段を含み、前記保形手段は前記上端の近くで前記袋 の両側壁と接触する少なくとも1つの可撓な細長い部材を含んでおり、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、人間の体液を封じ込め処分するための袋。 25.前記保形手段が、前記上端の近くで前記袋に取り外し可能に取り付けられ ている、請求項24に記載の体液封じ込め袋。 26.前記保形手段が前記袋の前記上端の近くに設けられた中空部に取り外し可 能に挿入されている、請求項24に記載の体液を封じ込める袋。 27.前記中空部が前記袋の側壁に形成されている、請求項26に記載の体液封 じ込め袋。 【手続補正書】 【提出日】1997年9月5日 【補正内容】 請求の範囲 1.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される中 空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁は水ま たは体液のような水を主成分とする液体を含む流動体を受けるために少なくとも 部分的に開いており、 前記袋の内部にゲル化可能な親水性の物質を含み、前記物質は前記体液が前記 袋に入れられたとき前記体液と接触してから30秒以内に完全にゲル化し、前記 ゲル化は本質的に完全に前記体液を封じ込めるとともに前記体液がその後前記袋 から押し出されるのを防止する働きをするようになっており、 前記内室の内部にあって開放された上端を持つじょうご手段を含み、前記じょ ご手段は前記袋の前記上端において前記袋により支持され、前記開いた上端から 入った液体を前記じょうご手段を通って前記袋の中へ流し込むためのより幅のせ まい開いた底端まで前記内室の内部を下方に延びており、前記じょうごの開いた 底端は前記袋の前記上端と下端の間に位置し、前記開いた底端は前記袋の前記側 壁に固定されておらず自由であり、そのため前記袋の内部のまだ封じ込められて いない流体の前記じょうごに向う逆向きの流れが前記じょうご手段を閉じるよう に作用し、前記まだ封じ込められていない流体の前記袋からの流出を防止するよ うになっており、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、水または体液のような水を主成分とする液体を含む流動体を封じ込める袋 。 2.前記ゲル化可能な物質が重合体である、請求項1に記載の封じ込め袋。 3.前記親水性物質が、酵素、脱臭剤、芳香剤、人体の異常の指示薬および妊娠 指示薬からなるグループから選択された少なくとも1つの物質を含む混合物の1 部分である、請求項1に記載の封じ込め袋。 4.前記親水性物質が、粉末にされた、マット(凝固)した、粒子状、繊維状、 泡沫状、または織られた状態である、請求項1に記載の封じ込め袋。 5.前記親水性物質が、粉末または粒であり、米国シーブ・シリーズで−40+ 120メッシュの範囲の粒度のものが少なくとも約80%である、請求項4に記 載の封じ込め袋。 6.前記親水性物質が、米国シーブ・シリーズで−40+20メッシュの範囲の 粒度のものが少なくとも約80%−90%である、請求項5に記載の封じ込め袋 。 7.前記親水性物質が、米国シーブ・シリーズで−40+80メッシュの範囲の 粒度のものが少なくとも約50%である、請求項6に記載の封じ込め袋。 8.さらに前記袋に固着されて、前記袋の使用者が使用中に前記袋を掴むための 保持手段を含む、請求項1に記載の封じ込め袋。 9.前記保持手段が、前記袋の側壁に取り付けられた鳩目を含む、請求項8に記 載の封じ込め袋。 10.前記保持手段が、前記袋の前記上端から外側に延びる耳部を含む、請求項 8に記載の体液を封じ込め袋。 11.前記閉封手段が、前記袋の前記上端を跨いで係合し、前記上端に近いとこ ろで前記袋の側壁に接触して前記側壁を接触させて上端の開口を閉じるように付 勢する相対向する顎部を持つ細長い閉封部材を含む、請求項1に記載の封じ込め 袋。 12.前記細長い閉封手段が、前記袋の前記上端の1方の側に動かすことができ 、前記袋の使用者が使用中にその袋をそれにより掴むことができる柄の働きをす る、請求項11に記載の封じ込め袋。 13.前記細長い部材が、その内部に設けられ、前記袋の内部に延びる舌状部材 を含み、前記舌状部材は、前記閉封部材が前記上端の1方の側に動かされたとき 前記袋の上端開口の内側端に当接し、前記閉封部材が前記袋から外れるのを防止 する、請求項12に記載の封じ込め袋。 14.前記閉封手段が前記袋の側壁の内表面に設けられた相共働するうね状の突 出部を含み、前記うね状の突出部が係合して前記袋の上端を閉じる、請求項1に 記載の封じ込め袋。 15.前記袋がさらに使用者の体または腕脚に取り付けるための手段と、前記使 用者が歩いている間に尿を収集 するために前記袋を使用することを可能にするように設けられたカテーテルを含 む管手段を含む、請求項1に記載の封じ込め袋。 16.前記じょうご手段が、自分で閉じる1方向弁の形の底部開口を持つ、請求 項1に記載の封じ込め袋。 17.前記袋がL字形をしている、請求項1に記載の封じ込め袋。 18.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される 中空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁が前 記体液を受けるために少なくとも部分的に開いており、 前記内室の内部にあり、開放された上端を持つじょうご手段を含み、前記じょ うご手段は前記袋の前記上端において前記袋により支持され、前記開いた上端か ら入った液体を前記じょご手段を通って前記袋の中へ流し込むために開いた底端 まで前記内室の内部を下方に延びており、前記じょうご手段の開いた底端は前記 袋の前記上端と下端の間に位置し、前記開いた底端は前記袋の前記側壁に固定さ れておらず自由であり、そのため前記袋の内部で流体の前記じょうご手段に向う 流れが前記じょうご手段を閉じるように作用し、前記流体の前記袋からの流出を 防止するようになっており、 前記袋の前記上端縁に沿ってかつそれに近接して設けられて、前記上端を開い た位置に付勢するための保形手段を含み、前記保形手段は前記上端の近くで前記 袋の両 側壁と接触する少なくとも1つの可撓な細長い部材を含んでおり、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、人間の体液を封じ込め処分するための袋。 19.前記保形手段が、前記袋の使用者によって手で外側に押し曲げられ、前記 上端を開かれた位置に開くように付勢する弓形部材を含む、請求項18に記載の 体液封じ込め袋。 20.前記弓形部材が、前記部材が前記上端を実際上閉じた位置に付勢するよう に手で動かされるまで前記上端を前記開いた位置に保持するためのひじのような 動作をする請求項19に記載の体液封じ込め袋。 21.前記保形手段が前記上端を開いた位置に付勢するように共働する複数の細 長い部材を含む請求項18に記載の体液を封じ込める袋。 22.前記じょうご手段が前記幅の狭い開いた底端に向って収束する端縁を含む 、請求項18に記載の体液を封込める袋。 23.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される 中空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁が前 記体液を受けるために少なくとも部分的に開いており、 少なくとも部分的に前記内室の内部にあり、前記袋の前記上端において前記袋 により支持され、前記内室の内 部を下方に延び、流し込み手段を通って入った液体を前記袋の中へ流し込むため の1方向弁において終る流し込み手段を含み、前記1方向弁手段は前記袋の前記 上端と下端の間に位置し、前記袋の前記側壁に固定されておらず自由であり、そ のため前記袋の内部の流体の前記流し込み手段に向う逆向きの流れが前記1方向 弁手段を閉じ、前記袋からの前記流体の流出を防止するようになっており、 前記袋の前記上端縁に沿ってかつそれに近接して設けられ、前記上端を開いた 位置に付勢するための保形手段を含み、前記保形手段は前記上端の近くで前記袋 の両側壁と接触する少なくとも1つの可撓な細長い部材を含んでおり、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、人間の体液を封じ込め処分するための袋。 24.前記保形手段が、前記上端の近くで前記袋に取り外し可能に取り付けられ ている、請求項23に記載の体液封じ込め袋。 25.前記保形手段が前記袋の前記上端の近くに設けられた中空部に取り外し可 能に挿入されている、請求項23に記載の体液を封じ込める袋。 26.前記中空部が前記袋の側壁に形成されている、請求項25に記載の体液封 じ込め袋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤング、ダニエル エル. アメリカ合衆国 92025 カリフォルニア 州 エスコンディド ヒル ヴァリー ド ライブ 2843 (72)発明者 ウォーリック、リチャード イー. アメリカ合衆国 92024 カリフォルニア 州 エンスィニタス ヴィア テラッサ 1470 (72)発明者 キャスィディ、クラレンス エイ. アメリカ合衆国 92009 カリフォルニア 州 カールスバッド ブラヴァ ストリー ト 7512

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される中 空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁が前記 体液を受けるために少なくとも部分的に開いており、 前記袋の内部に親水性の物質を含み、前記物質は前記体液が前記袋に入れられ たとき前記体液と接触すると急速にゲル化することができ、前記ゲル化は本質的 に完全に前記体液を封じ込め、前記体液が前記袋から押し出されるのを防ぐ働き をするようになっており、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、人間の体液を封じ込める袋。 2.さらに前記袋の内部に設けられて前記体液を前記内室に流し込むため、およ び前記体液の封じ込めの前に前記体液が前記内室から押し出されるのを制限する ための手段を含む、請求項1に記載の体液を封じ込める袋。 3.さらに前記袋の前記上端縁に沿ってかつそれに近接して設けられ、前記上端 を開いた位置に付勢するための保形材を含む、請求項1に記載の体液を封じ込め る袋。 4.前記閉封手段が、前記袋の前記上端を跨いで係合し、前記上端に近い位置で 前記袋の側壁に接触し、前記側壁を付勢して接触させ上端の開口を閉じる対向す る顎部を持つ細長い閉封部材を含む、請求項1に記載の体液を封 じ込める袋。 5.前記閉封手段が前記袋の側壁の内表面に設けられた相共働するうね状の突出 部を含み、前記うね状の突出部が係合して前記袋の上端を閉じる、請求項1に記 載の体液を封じ込める袋。 6.じょうごが、自分で閉じる1方向弁の形の底部開口を持つ、請求項1に記載 の封じ込める袋。 7.前記袋がL字形をしている、請求項1に記載の体液を封じ込める袋。 8.前記親水性物質が、水または水を主成分とする液体に接触すると活性化され 、急速にゲル化して前記水または水を主成分とする液体を封じ込めるゲル化可能 な物質を含む、請求項1に記載の体液を封じ込める袋。 9.前記ゲル化および封じ込めが、前記水または水を主成分とする液体との前記 接触から30秒以内に起きる、請求項8に記載の体液を封じ込める袋。 10.前記ゲル化可能な物質が重合体である、請求項8に記載の体液を封じ込め る袋。 11.前記親水性物質が、酵素、脱臭剤、芳香剤、人体の異常の指示薬および妊 娠指示薬からなるグループから選択された少なくとも1つの物質を含む混合物の 1部分である、請求項8に記載の体液を封じ込める袋。 12.前記親水性物質が、粉末にされた、マット(凝固)した、粒子状、繊維状 、泡沫状、または織られた状態である、請求項8に記載の体液を封じ込める袋。 13.さらに前記袋に固着されて、前記袋の使用者が使用中に前記袋を掴むため の保持手段を含む、請求項1に記載の体液を封じ込める袋。 14.前記保持手段が、前記袋の側壁に取り付けられた鳩目を含む、請求項13 に記載の体液を封じ込める袋。 15.前記保持手段が、前記棒の上端をまたがるように置かれているときは前記 閉封手段として働き、前記袋の前記上端の1方の側に動かされたとき使用者が使 用中に袋を保持する柄の働きをする細長い部材を含む、請求項13に記載の体液 を封じ込める袋。 16.前記細長い部材が、その内部に設けられ、前記袋の内部に延びる舌状部材 を含み、前記舌状部材は、前記細長い部材が前記上端の1方の側に動かされたと き前記袋の上端開口の内側に当接し、前記細長い部材が前記袋から外れるのを防 止する、請求項15に記載の体液を封じ込める袋。 17.前記保持手段が、前記袋の上端から外側に延びる耳部を含む、請求項13 に記載の体液を封じ込める袋。 18.前記袋がさらに使用者の体または腕脚に取り付けるための手段と、前記使 用者が歩いている間に尿を収集するために前記袋を使用することを可能にするよ うに設けられたカテーテルを備えた管手段を含む、請求項1に記載の体液を封じ 込める袋。 19.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される 中空の内室を持つ袋を含み、前 記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁は前記体液を受けるために少なくと も部分的に開いており、 前記内室の内部にあり、前記袋の上端と1体化され実質的に同一の周縁を持つ 開いた上端と、前記内室の内部を下方に延び前記袋の前記上端と下端の間にじょ うごの開いた底端を持つじょうご手段を含み、 前記袋の内部に親水性の物質を含み、前記物質は前記体液が前記袋に入れられ たとき前記体液と接触すると急速にゲル化することができ、前記ゲル化は本質的 に完全に前記体液を封じ込め、前記体液がその後に前記袋から押し出されるのを 防ぐ働きをするようになっており、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、人間の体液を封じ込める袋。 20.さらに前記袋の前記上端縁に沿ってかつそれに近接して設けられて、前記 上端を開いた位置に付勢するための保形材を含む、請求項19に記載の体液を封 じ込める袋。 21.前記閉封手段が、前記袋の前記上端を跨いで係合し、前記上端に近い位置 で前記袋の側壁に接触し前記側壁を付勢して接触させ上端の開口を閉じる相対向 する顎部を持つ細長い閉封部材を含む、請求項19に記載の体液を封じ込める袋 。 22.前記閉封手段が前記袋の側壁の内表面に設けられた相共働するうね状の突 出部を含み、前記うね状の突出 部が係合して前記袋の上端を閉じる、請求項19に記載の体液を封じ込める袋。 23.前記じょうごが、自分で閉じる1方向弁の形の底部開口を持つ、請求項1 9に記載の体液を封じ込める袋。 24.前記袋がL字形をしている、請求項19に記載の体液を封じ込める袋。 25.前記親水性物質が、水または水を主成分とする液体に接触すると活性化さ れ、急速にゲル化して前記水または水を主成分とする液体を封じ込めるゲル化可 能な物質を含む、請求項19に記載の体液を封じ込める袋。 26.前記ゲル化および封じ込めが、前記水または水を主成分とする液体との前 記接触から30秒以内に起きる、請求項25に記載の体液を封じ込める袋。 27.前記ゲル化可能な物質が重合体である、請求項26に記載の体液を封じ込 める袋。 28.前記親水性物質が、酵素、脱臭剤、芳香剤、人体の異常の指示薬および妊 娠指示薬からなるグループから選択された少なくとも1つの物質を含む混合物の 1部分である、請求項27に記載の体液を封じ込める袋。 29.さらに前記袋に固着されて、前記袋の使用者が使用中に前記袋を掴むため の手段を含む、請求項19に記載の体液を封じ込める袋。 30.対向する端縁、底縁および上端縁でつながる2つの側壁により形成される 中空の内室を持つ袋を含み、前記端縁と底縁は密封されており、前記上端縁が前 記体液 を受けるために少なくとも部分的に開いており、 前記内室の内部にあり、前記袋の上端と1体化され実質的に同一の周縁を持つ 開いた上端と、前記内室の内部を下方に延び前記袋の前記上端と下端の間の位置 にじょうごの開いた底端を持つじょうご手段を含み、 前記袋の前記上端縁に沿ってかつそれに近接して設けられて、前記上端を開い た位置に付勢するための保形手段を含み、前記保形手段は前記上端の近くで前記 袋の両側壁と接触している少なくとも1つの可撓な細長い部材を含み、 前記袋の内部に親水性の物質を含み、前記物質は前記体液が前記袋に入れられ たとき前記体液と接触すると急速にゲル化することができ、前記ゲル化は本質的 に完全に前記体液を封じ込め、前記体液がその後に前記袋から押し出されるのを 防ぐ働きをするようになっており、 前記体液が前記袋の中に入れられた後前記袋の上端を閉じるための閉封手段を 含む、人間の体液を封じ込める袋。 31.さらに前記保形手段が、前記袋の使用者によって手で外側に押し曲げられ 、前記上端を開かれた位置に開くように付勢する弓形部材を含む、請求項30に 記載の体液を封じ込める袋。 32.前記弓形手段が、前記部材が前記上端を実際上閉じた位置に付勢するよう に手で動かされるまで前記上端を前記開いた位置に保持するためのひじのような 動作を する請求項31に記載の体液を封じ込める袋。 33.前記保形手段が前記上端を開いた位置に付勢するように共働する複数の細 長い部材を含む請求項30に記載の体液を封じ込める袋。 34.前記保形手段が前記上端の近くで前記袋に取り外し可能に取り付けられて いる、請求項33に記載の体液を封じ込める袋。 35.前記保形手段が前記袋の前記上端の近くに設けられた中空部に取り外し可 能に挿入されている、請求項34に記載の体液を封じ込める袋。 36.前記中空部が前記側壁に形成されている、請求項35に記載の体液を封じ 込める袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101280115B1 (ko) * 2011-05-20 2013-06-28 김성종 물 없는 변기

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