JPH11511065A

JPH11511065A - カーペット敷設用壁及びモールディングプロテクタ

Info

Publication number: JPH11511065A
Application number: JP9505931A
Authority: JP
Inventors: ウィルソン，ロジャー，ディー
Original assignee: ウィルソン，ロジャー，ディー
Priority date: 1995-07-11
Filing date: 1996-07-11
Publication date: 1999-09-28
Also published as: EP0837741A1; CA2226557A1; US5819481A; US5584149A; WO1997002902A1; AU6454696A

Abstract

(57)【要約】カーペットの敷設に際して床の幅木又は壁を保護するための、カーペット敷設者用の保護器具は、分離手段（２）を備えた細長いストリップ（１）からなる。細長いストリップ（１）は分離によって、細長いストリップ（１）を係留するのに用いる端部部分（４）と、幅木又は壁をシールドするのに用いる中央部分（３）とに分けられる。分離手段（２）は細長いストリップ（１）と一体化されており、カーペットの敷設が完了した際に、中央部分（３）を細長いストリップ（１）の端部部分（４）から切り離すことを可能にする。細長いストリップ（１）の端部部分（４）は、鋲止めストリップ（６）とカーペットの下側に残される。

Description

【発明の詳細な説明】カーペット敷設用壁及びモールディングプロテクタ背景発明の分野本発明は全般的に、壁面から壁面までカーペットを敷設する際に、床の幅木又は壁を損傷から保護することに関する。より詳しくは、本発明は、一時的な幅木又は壁のプロテクタであって、カーペットの敷設の後に簡単かつ迅速に除去可能なものに関する。関連技術の説明米国特許第4,263,355号（Ｓarkisian）は、壁の塗装の間にカーペット又は床の端部を保護するための、細長いプラスチック製のＬ字形の塗料用シールドを開示している。このシールドは、壁を塗装する前に既に配置されている絨毬類を保護することを意図したものである。またこの塗料用シールドは、塗装が完了したならば完全に除去されるものである。米国特許第3,633,542号（Ｒeadら）は、塗装に際してカーペットの端部と幅木の間に挿入される、湾曲した長手方向のエッジを有するプラスチック製の塗料用シールドを開示している。このＲeadらのシールドはまた、カーペットの端部と上側表面を塗料で汚さないよう覆って保護するための、長手方向の中央部分を有している。このシールドもまた、塗装が完了した場合には完全に除去されることを意図している。ここに開示される発明は、壁や既存の幅木を損傷することなしにカーペットを簡単かつ迅速に敷設することを可能にすることにより、これまでに満たされていなかったニーズを充足するものである。Ｓarkisian又はＲeadらの上記の特許は何れも、既存のカーペット又は床を塗料から保護すること以外の用途は考慮していない。また、完全に取り除かれてしまう従来技術の器具とは異なり、ここに開示された発明では、カーペットの敷設が完了した際に、僅かな部分がカーペットの下側に残される。発明の概要本発明は、カーペットの敷設に際して床の幅木、壁、又はその他の建築物の表面を保護するための、カーペット敷設者のための補助器具である。このプロテクタは、シート材料の細長いストリップからなり、分離手段を備える。この細長いストリップはほぼ平坦であり、分離手段によってシールド部分とアンカー部分とに分けられている。分離手段は長く延びたミシン目であることができる。この分離手段は細長いストリップと一体であり、カーペットの敷設が完了した際に、細長いストリップのシールド部分をアンカー部分から分離することを可能にする。使用に際しては、細長いストリップは分離手段に沿って折り曲げられ、ほぼＬ字形のものとなる。細長いストリップのシールド部分は上方に延び、幅木又は壁の保護を行う。同時に、細長いストリップのアンカー部分は、幅木又は壁から水平方向に延びる。カーペットの敷設後、分離手段を用いてシールド部分が取り除かれた後に、アンカー部分は鋲止めストリップとカーペットの下側に残される。アンカー部分はカーペットに隠されており、カーペットが交換されるまで、その場所にとどまる。カーペットの敷設の際に、細長いストリップは、カーペットの端部に隣接する建築物の表面を保護するための、経済的で便利な保護手法をもたらす。アンカー部分がカーペットの下側に、好ましくは鋲止めストリップの下側に固定されることから、そしてまたシールド部分がカーペットに隣接する建築物の表面を覆ってカーペットから延伸することから、この建築物表面は、これを用いない場合にはカーペットの敷き延ばし、切断、及びタッキング（押し込み）などに起因して生じ得る引っ掻き傷や切り込み傷などから保護される。図面の簡単な説明図１は、分離手段として長く延びたミシン目を有する、本発明の一実施例の部分平面図である。図２は、一方の長手方向端部のみに沿って複数のミシン目を有し、プロテクタの再使用が可能な、代替的な実施例の部分平面図である。図３は、両方の長手方向端部に沿って複数のミシン目を有する、代替的な実施例の部分平面図である。図４は、細長いストリップと一体化された鋲止めストリップを有する代替的な実施例の斜視図である。図５は、カーペットをトリミングする前の、使用時における本発明の図１の実施例の断面図である。図６は、カーペットの敷設が完了した後に、カーペット敷設者用補助器具の中央部分が切り離される状態の、本発明の図１の実施例の斜視図である。好ましい実施例の説明ここに開示された発明は、カーペットの敷設に際して床の幅木又は壁を保護するための、カーペット敷設者のための補助器具である。この補助器具は、例えば大体90又は120ポンドの重量を有する繊維板又は厚紙のようなシート材料からなる、ほぼ平坦な細長いストリップ（１）からなる。使用されるシート材料が特定のタイプであることは重要ではない。このシート材料は、偶発的にマークがついてしまうことから幅木又は壁を保護するのに十分なだけ厚くなければならず、また折り曲げて分離手段（２）を用いて分離するのに十分なだけ薄くなければならない。細長いストリップ（１）は、敷設の便宜上、また一般的な鋲止めストリップ（６）の長さと合致するように、好ましくは幅５から９インチ、長さ約48インチである。好ましくは、この細長いストリップは長さと幅の比が５／１よりも大きい。細長いストリップ（１）としては他の寸法のものも用いられ得るが、細長いストリップ（１）が十分に幅広であって、分離手段（２）の所で折り曲げられた場合に上方に延びるシールド部分（７）が、カーペットが敷かれている間に幅木や壁の下部を保護するのに十分なだけ高いものとなることが必要である。代替的な実施例としては、予めカットされている形態の実施例のものと同じ幅であるが、長さ方向に大きなロール状に巻かれたものがある。細長いストリップ（１）と一体になっているのは分離手段（２）であり、これは細長いストリップ（１）の少なくとも一方の端部（５，５'）の付近にこれとほぼ平行になった一続きのミシン目によって形成されている。（図１−３を参照のこと。）複数の分離手段（２）は、幅木又は壁を保護するのにもはや十分な幅ではなくなるまで、この発明を再使用することを可能にする。すべての分離手段を一方の長手方向端部（５）に沿って配置することもでき（図２参照）、また分離手段を二つの長手方向端部（５，５'）に分けておくこともできる（図３参照）。複数の分離手段を一方の長手方向端部又は他方の何れに沿って配置することも、プロテクタの機能に影響するものではない。図１，５及び６を参照すると、分離手段（２）は細長いストリップ（１）を、中央部分（３）及び一つの端部部分（４）、すなわちこの実施例ではシールド部分（７）及びアンカー部分（８）のそれぞれに分けている。分離手段（２）はまた、細長いストリップ（１）をほぼＬ字形の構成に折り曲げるための方途をもたらす。分離手段（２）に沿って折り曲げた後、端部部分（４）が床に配置され、幅木又は壁から水平方向外方に延び、鋲止めストリップの下側にくる。同時に、中央部分（３）は垂直方向に上方に延び、幅木又は壁を保護する（図５参照）。再度図１，５及び６を参照すると、本発明は、カーペット敷設者が、仕上がった部分を損傷することなしに、幅木又は壁に沿ってカーペットを敷き延ばし、トリミングし、タッキングすることを可能にすることにより、カーペットの敷設に際しての保護をもたらす。カーペットが敷設された後に、カーペット敷設者は細長いストリップ（１）の垂直な中央部分（３）を引っ張ることができ、それにより折り曲げられたところの分離手段（２）は、中央部分（３）を水平な端部部分（４）から分離して引き離すことができるようにする。水平な端部部分（４）は、中央部分（３）から分離された後に、鋲止めストリップと新たに敷設されたカーペットの下側に隠して取り残され、そのカーペットが取り替えられるまではその位置にとどまる。分離手段（２）は、一連のミシン目からなることができる。ミシン目の大きさや、正確なパターンなどは重要ではない。重要な特徴は、分離手段（２）が、中央部分（３）を細長いストリップ（１）の水平な端部部分（４）から分離することを可能にするということである。ミシン目は細長いストリップ（１）の長手方向軸にほぼ平行である（図１−３参照）。分離手段（２）の各々は、細長いストリップ（１）の長手方向端部からほぼ１−３インチのところにある。分離手段（２）が充足しなければならない唯一の条件は、それが幅木又は壁から鋲止めストリップの下側まで水平方向に延伸するのに十分な大きさの端部部分を画定し、使用に際して中央部分（３）が幅木の上端を越えて垂直方向に延びることを可能にし、そして使用後に新たに敷設されたカーペットをずらすことなく水平な端部部分（４）から自由に引き離される（図６参照）ということである。代替的な実施例は、接着剤を含む分離手段を用いる。こうした実施例では、端部部分（４）と中央部分（３）はシート材料の個別の部片であり、これらは僅かに重ねられて、接着剤によって一時的に一緒に保持される。この接着剤は、カーペットの敷設が完了した後に、シート材料を破ることなしに、適切な力で中央部分（３）を端部部分（４）から切り離すことを可能にするようなものとされる。複数の端部部分（４）と複数の分離手段（２）を有する細長いストリップ（１）の実施例もまた、図５及び図６に示した方法によって用いられる。これらの実施例の場合には、一般的には単一の、最も外側の端部部分（４）が鋲止めストリップ（６）の下側に固定され、細長いストリップ（１）は対応する最も外側の分離手段（２）のところでＬ字形に折り曲げられ、かくして最も外側の端部部分が水平なアンカー部分（８）となり、残りの端部部分と中央部分（３）が垂直なシールド部分（７）となる。最初の使用の後に、図２及び図３の実施例は一つ少ない端部部分（４）を有することになり、そして次の使用については、新たに最も外側となった分離手段（２）のところで新たな折り曲げが行われ、新たに最も外側となった端部部分（４）がアンカー部分（８）となる。このようにして、それぞれの実施例の３つ及び４つの端部部分（４）に対応して、図２の実施例は３回使用することができ、また図３の実施例は４回使用することができる。本発明は、既存の鋲止めストリップについて、或いは新たに鋲止めストリップを設置する場合に使用することができる。新たな鋲止めストリップが用いられる場合には、図５及び図６に示すように、鋲止めストリップ（６）は細長いストリップ（１）の水平な端部部分（４）に直接に釘打ちすることができる。既存の鋲止めストリップが使用される場合には、細長ストリップを鋲止めストリップの下側に滑り込ませるのに十分なだけその鋲止めストリップを持ち上げ又はてこ上げし、既存の釘（９）を打ち込んで、或いは好ましくは既存の鋲止めストリップと細長いストリップ（１）を貫通させて新たな釘を打ち込んで鋲止めストリップを打ち付け直すことができる。好ましくは、細長いストリップ（１）は鋲止めストリップと床又はその他の建築物表面との間に、摩擦係合と、鋲止めストリップと細長いストリップを貫通して床へと延びる釘又はその他の固定具（ファスナー）によって固定する。任意選択的に、細長いストリップ（１）は摩擦係合のみによって鋲止めストリップの下側に固定することができる。本発明のストリップ（１）、及びこのストリップ（１）の使用方法はまた、鋲止めストリップの使用を含まないものであったとしても、ストリップ（１）がカーペットの下側に種々の手段により固定される如何なる実施例をも包含するものである。本発明の代替的な実施例には、鋲止めストリップが細長いストリップ（１）と一体化されたものが含まれる（図４参照）。この実施例は、上述したものと同様の細長いストリップ及び分離手段を用いる。しかしながらこの実施例においては、最も外側の水平な端部部分（４）は、鋲止めストリップと一体化されていることにより、鋲止めストリップに固定されている。例えば、薄いプラスチックのストリップ（１）がプラスチック製の鋲止めストリップから一体に延伸し、或いは繊維板のストリップ（１）が厚みのある繊維板の鋲止めストリップから延伸したものであることができる。さらにはまた、細長いストリップ（１）を、製造の間に鋲止めストリップ（６）の周囲に糊付けすることができる。結果として得られる、鋲止めストリップと細長いストリップの組み合わせ（10）は、取り扱いと使用が簡単である。代替的な実施例に含むことのできる付加的な特徴は、端部部分（４）と一体の、例えばノッチ（切り込み）やマークにような、鋲止めストリップの位置決め（ indexing）手段である。位置決め手段はカーペットの敷設者が、鋲止めストリップを幅木又は壁から好ましい距離のところに常時配置することを可能にする。本発明の細長いストリップ（１）の好ましい用途は、カーペットの敷設に際して幅木又は壁を保護することであるが、本発明はまた、このストリップ（１）を何らかの床被覆の敷設のために、何らかの建築物表面に使用することをも含むものである。従って本発明は、アンカー部分が建築物表面の第一の領域に固定又は接続され、シールド部分が床被覆の端部の下側から延伸して、建築物表面の隣接する第二の領域を保護する、如何なる実施例をも含んでいる。以上において本発明は特定の手段、材料及び実施例を参照して説明したが、本発明はこれらの開示された具体例に限定されるものではなく、以下の請求の範囲内の全ての均等物に対して及ぶものであることが理解されるべきである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年８月１日【補正内容】請求の範囲１．建築物の表面をカーペットの敷設の間に保護するためのカーペット敷設者用補助器具であって、長手方向軸と、カーペットの下側に固定するための長手方向のアンカー部分（８）と、カーペットの下側から外方に延伸して建築物の表面を保護するための長手方向のシールド部分（７）とを有する、細長いストリップ（１）と、および前記細長いストリップ（１）を二つの部片、すなわち前記アンカー部分（８）と前記シールド部分（７）とに分離させるための、前記細長いストリップ（１）と一体の少なくとも一つの手段（２）とからなり、前記細長いストリップ（１）がシート材料からなり、前記分離手段（２）が細長いストリップ（１）の長手方向軸とほぼ平行であり、前記分離手段（２）が細長いストリップに設けられたミシン目からなり、前記シールド部分（７）を前記アンカー部分（８）から分離させて前記細長いストリップ（１）の前記アンカー部分（８）を前記カーペットの敷設の完了に際して前記カーペットの下側に残すことを特徴とする、カーペット敷設者用補助器具。２．建築物の表面をカーペットの敷設の間に保護するためのカーペット敷設者用補助器具であって、長手方向軸と、二つの長手方向端部（５，５'）と、カーペットの下側に固定するための長手方向のアンカー部分（８）と、カーペットの下側から外方に延伸して建築物の表面を保護するための長手方向のシールド部分（７）とを有する、細長いストリップ（１）からなり、カーペット敷設者用補助器具がシート材料からなり、細長いストリップ（１）の長手方向軸とほぼ平行で且つ前記細長いストリップ（１）と一体に前記長手方向端部（５，５'）の一方の付近に配置されている、前記細長いストリップ（１）を二つの部片、すなわち前記アンカー部分（８）と前記シールド部分（７）とにに分離させるための手段（２）を一つだけ有し、前記細長いストリップ（１）の前記アンカー部分（８）を前記カーペットの敷設の完了に際して前記カーペットの下側に残すことを特徴とする、カーペット敷設者用補助器具。３．前記細長いストリップ（１）が二つの長手方向端部（５，５'）を有し、前記カーペット敷設者用補助器具が前記細長いストリップ（１）と一体の複数の分離手段（２）を有し、前記複数の分離手段（２）の少なくとも一つが前記長手方向端部（５，５'）の各々の付近に配置されている、請求項１のカーペット敷設者用補助器具。４．前記細長いストリップ（１）が二つの長手方向端部（５，５'）を有し、前記カーペット敷設者用補助器具が前記細長いストリップ（１）と一体の複数の分離手段（２）を有し、前記複数の分離手段（２）が前記長手方向端部（５，５' ）の一方の付近にのみ配置されている、請求項１のカーペット敷設者用補助器具。５．カーペットの敷設に際して建築物の表面を保護するためのシステムであって、上側表面と、建築物の表面の第一の領域に配置するための下側表面と、カーペット端部とを有するカーペットと、及びカーペット端部とほぼ平行に延びる細長いストリップ（１）と、この細長いストリップ（１）がアンカー部分（８）とシールド部分（７）を有し、アンカー部分（８）がカーペットの下側表面と建築物の表面の前記第一の領域の間に固定され、シールド部分（７）がカーペット端部から外方に延びて建築物の表面の第二の領域を覆って保護することかなり、前記細長いストリップ（１）がシート材料からなり、前記細長いストリップ（１）を二つの部片に、すなわち前記シールド部分（７）を前記アンカー部分（８）から分離させ、前記細長いストリップ（１）の前記アンカー部分（８）を前記カーペットの敷設の完了に際して前記カーペットの下側に残す、前記細長いストリップ（１）と一体の少なくとも一つの手段（２）を有することを特徴とするシステム。６．建築物の表面の第一の領域が床であり、建築物の表面の第二の領域が壁又は幅木であり、前記細長いストリップ（１）がほぼＬ字形であって前記アンカー部分（８）が前記幅木又は壁から水平方向外側へと延伸し且つ前記カーペットの下側に延伸し、前記シールド部分（７）が上方に延伸し前記幅木又は壁に対して可動接触する、請求項５のシステム。７．前記カーペットの下側表面に接続され、前記建築物の表面の第一の領域に接続され、さらに細長いストリップ（１）の前記アンカー部分（８）に接続される、鋲止めストリップ（６）をさらに含む、請求項５のシステム。８．前記鋲止めストリップ（６）が前記アンカー部分（８）に対し、鋲止めストリップ（６）により摩擦係合されて鋲止めストリップ（６）と建築物の表面の前記第一の領域の間に保持される当該アンカー部分（８）によって接続される、請求項７のシステム。９．前記アンカー部分（８）が鋲止めストリップ（６）と建築物の表面の前記第一の領域の間に横たわり、システムがさらに、鋲止めストリップ（６）、アンカー部分（８）を貫通して建築物の表面の第一の領域内へと延びる固定具を含む、請求項７のシステム。１１．前記アンカー部分（８）が前記カーペットによって完全に覆われている、請求項７のシステム。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．建築物の表面をカーペットの敷設の間に保護するためのカーペット敷設者用補助器具であって、ａ．カーペットの下側に固定するための長手方向のアンカー部分（８）と、カーペットの下側から外方に延伸して建築物の表面を保護するための長手方向のシールド部分（７）とを有する、シート材料からなる細長いストリップ（１）と、およびｂ．前記細長いストリップ（１）を二つの部片、すなわち前記アンカー部分（８）と前記シールド部分（７）とに分離させ、前記細長いストリップ（１）の前記アンカー部分（８）を前記カーペットの敷設の完了に際して前記カーペットの下側に残す、前記細長いストリップ（１）と一体の少なくとも一つの手段（２）とからなる、カーペット敷設者用補助器具。２．前記細長いストリップ（１）が二つの長手方向端部（５，５'）を有し、前記カーペット敷設者用補助器具が前記分離手段（２）を一つだけ有し、前記分離手段（２）が前記細長いストリップ（１）の前記長手方向端部（５，５'）の一方の付近に配置されている、請求項１のカーペット敷設者用補助器具。３．前記細長いストリップ（１）が二つの長手方向端部（５，５'）を有し、前記カーペット敷設者用補助器具が前記細長いストリップ（１）と一体の複数の分離手段（２）を有し、前記複数の分離手段（２）の少なくとも一つが前記長手方向端部（５，５'）の各々の付近に配置されている、請求項１のカーペット敷設者用補助器具。４．前記細長いストリップ（１）が二つの長手方向端部（５，５'）を有し、前記カーペット敷設者用補助器具が前記細長いストリップ（１）と一体の複数の分離手段（２）を有し、前記複数の分離手段（２）が前記長手方向端部（５，５' ）の一方の付近にのみ配置されている、請求項１のカーペット敷設者用補助器具。５．カーペットの敷設に際して建築物の表面を保護するためのシステムであって、ａ．上側表面と、建築物の表面の第一の領域に配置するための下側表面と、カーペット端部とを有するカーペットと、ｂ．カーペット端部とほぼ平行に延びるシート材料からなる細長いストリップ（１）と、この細長いストリップ（１）がアンカー部分（８）とシールド部分（７）を有し、アンカー部分（８）がカーペットの下側表面と建築物の表面の前記第一の領域の間に固定され、シールド部分（７）がカーペット端部から外方に延びて建築物の表面の第二の領域を覆って保護することと、及びｃ．前記細長いストリップ（１）を二つの部片に、すなわち前記シールド部分（７）を前記アンカー部分（８）から分離させ、前記細長いストリップ（１）の前記アンカー部分（８）を前記カーペットの敷設の完了に際して前記カーペットの下側に残す、前記細長いストリップ（１）と一体の少なくとも一つの手段（２）とからなる、システム。６．建築物の表面の第一の領域が床であり、建築物の表面の第二の領域が壁又は幅木であり、前記細長いストリップ（１）がほぼＬ字形であって前記アンカー部分（８）が前記幅木又は壁から水平方向外側へと延伸し且つ前記カーペットの下側に延伸し、前記シールド部分（７）が上方に延伸し前記幅木又は壁に対して可動接触する、請求項５のカーペット敷設者用補助器具。７．前記カーペットの下側表面に取着され、前記建築物の表面の第一の領域に接続され、さらに細長いストリップ（１）の前記アンカー部分（８）に接続される、鋲止めストリップ（６）をさらに含む、請求項５のシステム。８．前記鋲止めストリップ（６）が前記アンカー部分（８）に対し、鋲止めストリップ（６）により摩擦係合されて鋲止めストリップ（６）と建築物の表面の前記第一の領域の間に保持される当該アンカー部分（８）によって接続される、請求項７のシステム。９．前記アンカー部分（８）が鋲止めストリップ（６）と建築物の表面の前記第一の領域の間に横たわり、システムがさらに、鋲止めストリップ（６）、アンカー部分（８）を貫通して建築物の表面の第一の領域内へと延びる固定具を含む、請求項７のシステム。１０．カーペットの敷設に際して建築物の表面を保護するためのシステムであって、ａ．上側表面及び下側表面を有するカーペットと、ｂ．鋲止めストリップ（６）であって、前記カーペットの前記下側表面に取着された鋲止めストリップ（６）と、及びｃ．シート材料からなる細長いストリップ（１）であって、前記鋲止めストリップ（６）及び前記カーペットに接続され、前記カーペットによって完全に覆われている細長いストリップ（１）とからなる、システム。