JPH11508992A - 移動中のウエブマテリアルを乾燥する方法と装置 - Google Patents

移動中のウエブマテリアルを乾燥する方法と装置

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JPH11508992A
JPH11508992A JP9536892A JP53689297A JPH11508992A JP H11508992 A JPH11508992 A JP H11508992A JP 9536892 A JP9536892 A JP 9536892A JP 53689297 A JP53689297 A JP 53689297A JP H11508992 A JPH11508992 A JP H11508992A
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infrared heater
heater
infrared
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JP9536892A
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ヨハンソン,レイフ
アレクサンダーソン,ベルヘ
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インフラレッドテクニク アクテ ボラゲット
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/001Drying webs by radiant heating
    • D21F5/002Drying webs by radiant heating from infrared-emitting elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/28Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun
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Abstract

(57)【要約】 発明は、移動するウエブマテリアル(P)を乾燥する方法と装置とに関する。装置(10)は、赤外線を乾燥すべきマテリアル(P)に向けるようになっている。装置(10)は、少なくとも一つの第1の赤外線発熱器(11)と少なくとも一つの第2の赤外線発熱器(12)を備え、これらはは、互いに近接するようになっており、第1の赤外線発熱器(11)の放射線の最大強度の波長(λmaximum)(T1)は、第2の赤外線発熱器(12)の放射線の最大強度の波長(λmaximum)(T2)よりも短くなっている。第1の赤外線発熱器(11)は、ウエブマテリアル(P)の一方の側に置かれ、第2の発熱器(12)が他方の側に置かれている。第1の赤外線発熱器(11)の出力密度は、450〜700kW/m2で、そのエミッター温度が2000〜2800℃のであり、第2の赤外線発熱器(12)の表面層(15)は、放射率が0.6よりも実質的に高いか、又は、等しい金属、合金又はセラミックマテリアルで作られている。

Description

【発明の詳細な説明】 名称 移動中のウエブマテリアルを乾燥する方法と装置 本発明は、移動中のウエブマテリアルを乾燥する方法に関するもので、該方法に おいては、赤外線が乾燥すべきマテリアルに放射され、そして、該方法において は、移動中のウエブマテリアルが赤外線放熱器の放射帯域を通過する間に、乾燥 すべきウエブマテリアルが赤外線を吸収するもので、前記方法においては、少な くとも一つの第1の赤外線放熱器により発生された赤外線と、少なくとも一つの 第2の赤外線放熱器により発生された赤外線とがなされ、前記放熱器は、互いに 接近した位置に設置され、前記第1の赤外線放熱器の最大強度の波長は、前記第 2の赤外線放熱器の最大強度の波長よりも短いものであって、このような場合に おいて、前記乾燥プロセスの間、前記放射全体のスペクトルが乾燥すべき前記マ テリアルの吸収スペクトルの観点から最適なものであって、前記方法においては 第1の赤外線放熱器が前記ウエブマテアリアルの一方の側面に配置され、第2の 赤外線放熱器が反対の側面に配置されているものである。 本発明は、また、移動中のウエブマテリアルを乾燥する装置に関するもので、該 装置は、乾燥すべき前記移動しているウエブマテリアルに赤外線を放射するのに 適し、そして、前記装置は、少なくとも一つの第1の赤外線放熱器と、少なくと 一つの第2の赤外線放熱器とを備え、これらは、互いに近接して設置され、前記 第1の赤外線放熱器の最大強度の波長は、前記第2の赤外線放熱器の最大強度の 波長よりも短いものであって、そして、前記装置においては、第1の赤外線放熱 器が前記ウエブマテアリアルの一方の側面に配置され、第2の赤外線放熱器が反 対の側面に配置されているものである。 製紙及び織物産業及び他の分野の産業においては、移動するウエブマテリアルが 乾燥される。紙の製造と仕上げにおいては、例えば放射手段による乾燥により移 動するウエブに接触しない方法により乾燥を行わなければなない種々の工程が存 在する。 ウエブマテリアルの乾燥に現在使用されている赤外線放熱装置は、高温の石英管 放熱器又はガス作動の中間波長放熱器からなるものである。高温短波長の放熱器 の波長レンジは、0.5μm〜5.0μmで、そのピークは、約1.2μmにある。薄いウエ ブを乾燥するときは、短い波長の放射線は、該ウエブを貫通してしまうもので、 これは、該マテリアルの吸収係数が、原則として、0.5μmから2.0μmの 間の波長範囲においては低く、吸収ピークが2μmよりも実質的に高い範囲にあ るからである。このように、前記放熱器のエミッションピークと前記ウエブマテ リアルの吸収ピークとは、一致しない。しかしながら、高温短波長放熱器では、 単位領域当たりの高い出力密度が達成される。出力密度は、450kW/m2に達するも ので、この場合、前記ウエブに吸収される放射エネルギーは、130kW/m2よりも高 い。前記オーダーの出力密度は、乾燥を素早く行うために必要なものであり、例 えば、紙のコーティングのプロセスにおいて必要になる。 中間波長放熱器の波長範囲は、実質的に1.5μmから6.0μmである。最高 密度に相当する波長は、約2.0μmから約3.0μmの間にある。蒸発させる 水の最高吸収ポイントの一つは、前記インターバル内に位置する。前記インター バルにおいては、セルロース繊維の吸収率も良好である。上記した理由から、薄 いウエブマテリアルの乾燥については、中間波長の放熱器の赤外線放射効率は、 約40〜60%と高いが、短波長の赤外線放熱器、即ち、高温放熱器についての 対応する効率は、約30〜35%である。前記マテリアルの厚さが増すと、特に 短波長放熱器に対しての吸収効率が高くなる。 中間波長の赤外線放熱器で可能な最高出力密度は、放射源を一方面側のみにおい たとき、60〜75kW/m2で、放射源を両面側においたとき、120〜150kW/ m2である赤外線放熱器、即ち、IRドライヤーから構成されるドライヤーは、乾 燥すべき面にできる限り接近して配置される放射面を備えている。従来技術の装 置においては、該放射面は、ボックス内に内蔵されており、該ボックスは、固 定式又は移動機構付きいずれかのの乾燥プロセス設備のフレーム構造の適当な位 置に固定されている。さらに、前記ドライヤーにおいては、バックアップ・リフ レクターの使用が知られてり、これは、乾燥すべきマテリアルを通過した放射線 を反射し、これによって乾燥プロセスを補強する。 従来技術から、移動するウエブまたはウエブマテリアルの乾燥に用いる種々多く のIRドライヤーが知られている。これらのドライヤーのオペレーションは、電 磁放射を放射するもの(ピース)の能力に基づいているもので、これは、前記し たものの温度の特有のものである。放射の第2の特徴特性は、前記放熱器が一つ の波長の代わりに幾つもの波長を放射し、これによって、該放熱器の放射スペク トル特性が形成されることである。さらに、物理法則によれば、発熱ピースの温 度が上昇するとき、ターゲットとするマテリアルに対する放射熱の移動が前記し たものの温度の4乗パワーズの間の相違に比例して増加する。 しかしながら、前記放熱器の温度だけでは、どの程度の放射が乾燥すべきマテリ アルに吸収されることが可能か決定できない。乾燥すべきものの温度、湿度、厚 さ、マテリアル、表面の粗さ及び光沢が吸収係数を決定し、これによって、乾燥 すべきものの面に達した放射線のどの部分がマテリアルに吸収されるかが示され る。しかしながら、原則として、吸収係数は、波長のファンクションであり、そ の結果、短波長の範囲においては、薄いマテリアルの吸収係数は、中間波長また は長波長の範囲における吸収係数よりも劣る。 短波長の赤外線の範囲において動作するIR放射源は、最高の放射強度の波長が 0.76〜2.00μmの波長の範囲内にある放射線を放射する発熱器とみなさ れている。中波長の赤外線の範囲において動作するIR放射源は、最高の放射強 度の波長が2.00〜4.00μmの波長の範囲内にある放射線を放射する発熱 器とみなされている。 温度と対応するものが下記の式からウィーンの変位法則により得られる。 λmaximum x T = 2.8978・10-3(mK) 短波長の発熱器の温度範囲は、3540℃〜1176℃として得られ、中波長の 発熱器の温度範囲は、1176℃〜450℃として得られる。 短波長範囲で動作するIRドライヤーは、現在大多数のものが電気で動作するも のである。これらのものにおいては、通常、石英管内に配置されたタングステン フィラメントが電流により光り輝く。光り輝くフィラメントの最高放熱温度は、 通常約2200℃であり、この場合、放射最高強度に相当する波長は、約1.2 μmである。 従来技術の短波長赤外線発熱器においては、ランプは、原則として、3〜12の ランプの加熱モジュールに配列されている。該モジュールは、並置され、ウエブ を横切る乾燥ゾーンが得られる。通常、ランプの間は、離されていて、ドライヤ ーの単位領域当たりの出力密度は、100 〜450kW/m2の範囲で変化する。 中波長IR範囲において作動するドライヤーは、電気作動か、ガス作動のいずれ かである。電気式にあっては、フィラメントは、石英管内、又は、セラミックタ イル又は石英タイルの背後のいずれかで電流により赤熱する。前者の場合は、ス パイラルフィラメントがエミッターとして直接動作するのに対し、後者の場合に おいては、熱は、まずタイルへ移され、その後、該タイルがエミッターとして動 作する。また、放射線が部分的に前記タイルを貫通する。ガス作動のシステムに おいては、通常セラミックの発熱体が炎により赤熱するもので、これにより発熱 体が加熱されて輝き出し、エミッターとして動作する。該炎から直接に放射線が 一部放射される。上記したように、中波赤外線発熱器の最高強度の波長は、2.00 〜3.00μmのものであり、該発熱器の対応する温度は、1176℃〜690℃の 範囲にあることは、上記したとおりである。中波赤外線発熱器については、方法 と温度に応じて、最大出力密度は、40〜100 kW/m2の範囲において実質的に変わ る。 短波長の赤外線発熱器の逆の面には、発熱器の波長がより一層短い範囲では、放 射効率が低いことが含まれ、これは、効率全体、高価な電気制御システム、コス トが高い電流供給及びベンチレーションシステムに影響を与える。 中波の赤外線発熱器の逆な面には、電気赤外線発熱器の場合、速い乾燥を目指す ときの単位領域当たりの出力密度が低く、調節の面で難点があり、加熱と冷却と が遅く、電気システムと電流供給のコストが高くなることが含まれる。ガス作動 のシステムに対しては、ガス供給システムのコストが高く、爆発性ガスを取り扱 うことによる爆発の危険性があることが言える。 乾燥プロセスの効率を改善するために、冷却排出空気又は排出ガスを使用するこ との困難性は、ガス及び電気の中波のドライヤーに共通している。 このように、従来技術の赤外線ヒーター、即ち、短波の赤外線発熱器からなるI Rドライヤーの主たる欠点は、効率に劣る点であり、これは、該発熱器のより短 い波長範囲においては、乾燥すべきマテリアルの吸収係数が低いからである。 IRドライヤーが中波の赤外線発熱器からなる場合、出力密度が低く、比較的高 価な電気及びベンチレーションシステムが依然として必要であり、制御し難いも のとみることができるもので、これは、中波の赤外線発熱器の加熱と冷却とが遅 く、乾燥プロセスにおいて排出空気又は排出ガスを効率的に使用することに難点 があるからである。 ヨーロッパ特許288,524には、移動するウエブマテリアルを乾燥する方法 が記載されている。この方法においては、赤外線を乾燥すべきマテリアルに向け 、移動するウエブマテリアルを赤外線発熱器の放射帯域に通過させる間に乾燥す べき前記ウエブマテリアルが赤外線を吸収する。この方法においては、少なくと も一つの第1の赤外線発熱器によって発生される放射線と、少なくとも一つの第 2の赤外線発熱器によって発生される放射線とを乾燥すべき移動中のウエブマテ リアルに向けるもので、前記発熱器は、互いに近接するようになっている。この 点に関連して、第1の赤外線発熱器の放射エネルギーの最大強度は、第2の赤外 線発熱器の放射エネルギーの最大強度よりも短くなっており、この場合、乾燥プ ロセスにおいては、放射エネルギー全体のスペクトルが乾燥すべきマテリアルの 吸収スペクトルの点で最良になっている。第1の赤外線発熱器の放射エネルギー の最大強度は、放射エネルギーの波長範囲が0.76μm<λmaximum<2.0 0μmにおいて生じ、第2の赤外線発熱器の放射エネルギーの最大強度は、放射 エネルギーの波長範囲が2.00μm<λmaximum<4.00μmにおいて生じ る。前記発熱器は、移動するウエブマテリアルの同じ側に置かれているか、又は 、第1の発熱器が前記ウエブマテリアルの一方の側に置かれ、第2の発熱器が他 方の側に置かれるようになっている。 ヨーロッパ特許288,524による方法と装置とにより、乾燥の点で好ましい スペクトルが得られる。そして、装置の従来技術の解決策よりも少なくとも約5 %向上した放射効率が達成される。 従来技術から、乾燥すべきウエブマテリアルの反対側に配置し、0.5〜2.0 μmスペクトルの短波においては、前記マテリアルウエブを通過する第1の赤外 線発熱器の放射エネルギーを主として反射し、一部は、これを吸収して、第2の 赤外線放熱器の温度を摂氏数百度に上げる表面層を第2の発熱器に設けることが 知られている。代表的な白色セラミックマテリアルを表層マテリアルとして使用 するとき、例えば、110g/m2以下のグラム数をもつ紙ウエブのような軽い グラム数のウエブに対しては、温度は、500〜700℃まで上がる。500〜 700℃の温度は、第2の赤外線発熱器の表面温度としては未だ不十分である一 方、その出力密度は、4乗パワーにおけるケルビンの温度レベルのファンクショ ンであるが、ヨーロッパ特許288,524によれば、補助の電気エネルギーを 第2の赤外線発熱器の表面層内へ供給することができるようになっており、これ によって、表面温度をさらに温度800〜1050℃へ上げることができる。 このように、上記のバックアップの発熱器は、前記ウエブを通過する熱放射エネ ルギーを受ける装置であり、この熱を該装置の表面層を加熱するために使用する ものである。バックアップの発熱器は、短波長の赤外線発熱器と併用されるもの である。一緒になって、これら二つの装置は、良好な乾燥結果と乾燥効率を生み 出す。 本発明の目的は、移動するウエブマテリアルを乾燥するために、ヨーロッパ特許 288,524に記載された方法と装置とを凌駕する改良を付与することにある 。本発明の特別の目的は、第2の発熱器の表面層に電気エネルギーを補助供給せ ずにすむ方法と装置とを提供することである。 発明の前記目的は、以下を特徴とする方法により達成されるもので、 (a)第1の赤外線発熱器として、出力密度が450〜700kW/m2であっ て、そのエミッター温度が2000〜2800℃の発熱器を使用し、 (b)乾燥すべきウエブマテリアルとして、0.5μm〜2.0μmの短波長赤 外線放射エネルギーに対し、0.18より実質的に高いか、又は、等しい透過率 をもつウエブを使用し、 (c)第2の赤外線発熱器として、トータルの波長範囲が0.5μm〜2.0μ mの範囲内で、0.6よりも実質的に高いか、又は、等しい放射率をもつような 金属、合金又はセラミックマテリアルで作られた表面層をもつ発熱器を使用する ものであり、 この場合、第1の赤外線発熱器の出力密度についての前記ウエブを通過する比率 が第2の赤外線発熱器の表面層を実質的に少なくとも800℃に充分に加熱でき るものであること。 他方、この発明による装置は、第1の赤外線発熱器の出力密度が450〜700 kW/m2で、温度が2000〜2800℃であり、第2の赤外線発熱器の表面 層は、トータルの波長範囲が0.5μm〜2.0μmの範囲内で、0.6よりも 実質的に高いか、又は、等しい放射率をもつような金属、合金又はセラミックマ テリアルで作られたものであることを特徴とするものである。 本発明による装置と方法は、薄いグレードのウエブであって、その透過率γが、 例えば、通常の紙ウエブについての110g/m2に等しいか、又は、以下のグ ラム数に相当する短波長放射エネルギーに対して0.18に等しいか、又は、高 い薄いグレードのウエブに特に好適である。第1の発熱器としては、出力密度が 平方米当たり450〜700kWであり、温度が2000〜2800℃の発熱器 を用いる。第2の発熱器としては、表面層がトータルの波長範囲0.5μm〜2 .0μmの範囲内で、0.6よりも実質的に高い放射率をもつような金属、合金 又はセラミックマテリアルで作られた発熱器を用いる。このような場合、第1の 赤外線発熱器の出力密度についての前記ウエブを通過する比率が第2の赤外線発 熱器の表面層を実質的に少なくとも800℃に充分に加熱できるものである。 この発明の好ましい実施例においては、第1の発熱器の出力密度は、平方米当た り530〜650kWの値にあるものが選ばれ、最高出力密度をもつ温度は、2 100〜2600℃の値にあり、第2の発熱器の表面層の放射率は、トータルの 波長範囲0.5〜2.0μm内で0.65〜0.9の値になるものが選ばれる。 この発明の好ましい実施例においては、前記表面層は、10〜28wt%(重量 %)のクロミウム、0〜84重量%の鉄、0〜81重量%のニッケル及び0〜2 5重量%のアルミニア(aluminia)を含む。合金は、クロミウム、20重量%以上 の鉄及びニッケル又はアルミニア又はアルミニアのいずれか、又は、クロミウム とニッケルとの合金を含むものが特に好ましい。 この発明の好ましい実施例においては、セラミックマテリアルは、カーバイド類 、窒化物類および珪化物類から選ばれた。 この発明の他の好ましい実施例においては、セラミックマテリアルは、セラミッ クベース、好ましくは、カーバイド、窒化物、珪化物、金属または合金で被覆さ れた酸化アルミニウム、酸化ジルコン、ガラスセラミック又は石英マテリアルで ある。 この発明は、添付の図面における図に図解した発明のいくつかの好ましい実施例 を参照しながら詳細に説明するが、発明は、前記実施例のみに限定されると思わ れるべきではない。 図1は、ウエブマテリアルを乾燥するための従来技術の方法を示す略図的側面図 である。 図2は、本発明による方法の基礎理論を示す略図的側面図である。 図3は、図2における第2の発熱器の一部である発熱器トレイの第1の実施例の 斜視図である。 図4は、図3に示した発熱器トレイの上方から見た平面図である。 図5は、図4の上方から見た図である。 図6は、図4の左方から見た図である。 図7は、図6に相当する図であるが、左エッジが外してあるフランジ付きシート をもつものである。 図8は、図4のVIII−VIII線による断面図である。 図9は、図8のA部の拡大図である。 図10は、図2における第2の発熱器の一部である発熱器トレイの代替実施例の 斜視図である。 図11は、図10に示した発熱器トレイの上方から見た平面図である。 図12は、図11においての上方から見た図である。 図13は、図11における左方から見た図である。 図14は、図13に相当する図であるが、左エッジが外してあるフランジ付きシ ートをもつものである。 図1に示した従来技術の解決策においては、乾燥すべきウエブマテリアルを文字 Pで示してある。該ウエブマテリアルは、ロール13,14を通るもので、ウエ ブマテリアルPの走行方向を矢印Aで示す。第1の赤外線発熱器11は、ウエブ Pの片側に配置されており、同様に、第2の赤外線発熱器12は、ウエブPの反 対側に配置されている。赤外線発熱器11と赤外線発熱器12とは、それぞれ、 一つ又はいくつかの分離された発熱器からなる。従来技術から知られている解決 策が第2の発熱器における表面層として使用されるとき、ウエブPを通過する第 1の赤外線発熱器11の放射エネルギーが第2の発熱器12の表面層を最高約5 00〜700℃の温度に加熱する。 図2においては、本発明による表面層を符号15で示す。第1の赤外線発熱器1 1の出力密度は、平方米当たり450〜700kWとして選ばれ、温度は、20 00〜2800℃として選ばれる。第2の発熱器12の表面層として、金属、合 金又はセラミックマテリアルが使用され、それの放射率は、トータルの波長範囲 0.5〜2.0μmの範囲内で0.6よりも実質的に高いか、又は、等しいもの である。例えば、110g/m2と実質的に等しいか、又は、それより以下のグ ラム数に相当する通常の紙ウエブについての短波長赤外線に対しての透過率γが 0.18に等しいか、又は、それよりも高いウエブマテリアルを使用するとき、 ウエブPを通過する第1の発熱器の強度の割合は、第2の発熱器12の表面層を 実質的に少なくとも800℃の温度に加熱するに充分なものになる。 表面層15がクロミウムを10〜26重量%、鉄を0〜84重量%、ニッケルを 0〜81重量%、アルミニウムを0〜26重量%含んでいると有利である。好ま しい実施例においては、表面層15は、クロミウムとの合金、20重量%以上の 鉄及びニッケル又はアルミニアのいずれか、又は、ニッケルとクロミウムとの合 金を含んでいる。 図2における第2の発熱器12は、フレームを有し、そのフレームの上には、図 3から図9によるボックス形状の発熱器トレイが装着されている。 図3から図9による発熱器トレイ全体に20の符号を付す。それは、一つ、又は 、複数の部分になっているセラミックファイバーを詰めた発熱器シート状ボック ス23の断熱部22と発熱器表面マテリアル24とが一緒になったものを備え、 図2の表面層15を構成する。 この発明による発熱器表面マテリアル又は表面部24は、図8において側面が示 されている。図8と図3から分かるように、この部分は、頂部25と溝28をも つ縦方向に波形を示すように曲げられており、それらの配列には、ヘッド29と 自由端30をもつボルト28を装着する孔27が配列されており、前記自由端に は、ロックピン31がある。 図9から分かるように、最も外側に位置する孔の長さ方向の列は、エキセントリ ックな態揺で位置していて、最も外端になる波形部分の自由端を効果的に押し下 げている。この手段で、前記構造により、前記した最も外端になる波形部分が上 方へ曲がり、通過するウエブ又は他のものの障害になることが防げる。 前記構造によれば、間隔をとるパイプ32でボルト28を囲み、発熱器トレイ2 0全体の厚さを所定のものに定めることができる。 前記発熱器トレイのフレームは、対向して位置するフランジ付きシート33に装 着される二つのセクションを備え、発熱器表面マテリアル部材を取り付け、これ らをエッジにより固定する。 この発明似よ発熱器トレイ20aの別の実施例を図10から図14に示す。 図2における第2の発熱器12は、フレームを有し、図10から図14によるボ ックス形状の発熱器トレイが該フレームに装着される。 図10から図14による発熱器トレイ全体を符号20aで示す。それは、セラミ ックファイバーを詰めた発熱器シート状ボックス23の断熱部22と、一つ又は 複数の部分の発熱器表面マテリアル24aとを一緒に備え、図2における表面層 15を構成する。 前記別の実施例は、発熱器表面マテリアル24aが、この発明によるセラミック マテリアル、金属又は合金であれば、800℃を越えても機械的に安定していて 、両端にあるフランジ付きシート33が発熱器マテリアルを表面全体にわたり固 定位置に保持することができる点で使用上好ましい。 この発明の解決策は、上記したものであり、当業者にとれば、添付の請求の範囲 に定めた発明思想の範囲内で、前記解決策に対し種々のモディフィケーションを 行うことができる点は、明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 移動するウエブマテリアル(P)を乾燥する方法であり、この方法にお いては、赤外線を乾燥すべきマテリアル(P)に向け、この方法においては、移 動するウエブマテリアルを赤外線発熱器の放射帯域に通過させる間に乾燥すべき 前記ウエブマテリアルが赤外線を吸収し、この方法においては、少なくとも一つ の第1の赤外線発熱器(11)によって発生される放射線と、少なくとも一つの 第2の赤外線発熱器(12)によって発生される放射線とを乾燥すべき移動中の ウエブマテリアルに向けるもので、前記発熱器は、互いに近接するようになって おり、第1の赤外線発熱器(11)の放射線の最大強度の波長(λmaximum)(T1 )は、第2の赤外線発熱器(12)の放射線の最大強度の波長(λmaximum)(T2) よりも短くなっており、の点に関連して、第1の赤外線発熱器の放射エネルギー の最大強度は、第2の赤外線発熱器の放射エネルギーの最大強度よりも短くなっ ており、この場合、乾燥プロセスにおいては、放射線全体のスペクトルが乾燥す べきマテリアルの吸収スペクトルの点で最良になっており、そして前記方法にお いて、第1の赤外線発熱器(11)は、ウエブマテリアル(P)の一方の側に置 かれ、第2の発熱器(12)が他方の側に置かれいるものであって、以下を特徴 とする方法: (a)第1の赤外線発熱器(11)として、出力密度が450〜700kW/m2で あって、そのエミッター温度が2000〜2800℃の発熱器を使用し、 (b)乾燥すべきウエブマテリアル(P)として、0.5μm〜2.0μmの短 波長赤外線放射エネルギーに対し、0.18より実質的に高いか、又は、等しい 透過率をもつウエブを使用し、 (c)第2の赤外線発熱器(12)として、トータルの波長範囲が0.5μm〜 2.0μmの範囲内で、0.6よりも実質的に高いか、又は、等しい放射率をも つような金属、合金又はセラミックマテリアルで作られた表面層 (15)をもつ発熱器を使用するものであり、 この場合、第1の赤外線発熱器(11)の出力密度についての前記ウエブ(P) を通過する比率が第2の赤外線発熱器(12)の表面層(15)を実質的に少な くとも800℃に充分に加熱できるものであること。 2. 乾燥すべきウエブマテリアル(P)として、グラム数が実質的に平方米 当たり110g以下か、又は、等しい紙ウエブを使用することを特徴とする請求 項1に請求された方法。 3. 第1の赤外線発熱器(11)の出力密度が平方米当たり530〜650 kWで、そのエミッター温度が2100〜2600℃であることを特徴とする請 求項1又は請求項2に請求された方法。 4. 第2の赤外線発熱器(12)の表面層(15)の放射率がトータルの波 長範囲0.5μm〜2.0μmの範囲内で、0.65〜0.9であることを特徴 とする請求項1から請求項3のいずれかに請求された方法。 5. 表面層(15)がクロミウム、アルミニア、ニッケル及び鉄のいくつか のものからなる合金で作られていることを特徴とする請求項1から請求項4のい ずれかに請求された方法。 6. 表面層(15)が10〜26wt%(重量%)のクロミウム、0〜84 重量%の鉄、0〜81重量%のニッケル及び0〜25重量%のアルミニアを含む ことを特徴とする請求項5に請求された方法。 7. 表面層(15)がクロミウム、20重量%以上の鉄及びニッケル又はア ルミニア又はアルミニアのいずれか有する合金又はクロミウムとニッケルとの合 金を含むことを特徴とする請求項5又は請求項6に請求された方法。 8. セラミックマテリアルがカーバイド類、窒化物類及び珪化物類から選ば れたものである請求項1から請求項4のいずれかに請求された方法。 9. セラミックマテリアルは、セラミックベースであり、好ましくは酸化ア ルミニウム、酸化ジルコン、ガラスセラミック又は石英マテリアルで、カーバイ ド、窒化物、珪化物、金属又は合金で被覆されている請求項1から請求項4のい ずれかに請求された方法。 10. 移動するウエブマテリアル(P)を乾燥する装置であり、この装置は 、赤外線を乾燥すべきマテリアル(P)に向けるようになっており、この装置は 、少なくとも一つの第1の赤外線発熱器(11)と少なくとも一つの第2の赤外 線発熱器(12)を備え、これらはは、互いに近接するようになっており、第1 の赤外線発熱器(11)の放射線の最大強度の波長(λmaximum)(T1)は、第2 の赤外線発熱器(12)の放射線の最大強度の波長(λmaximum)(T2)よりも短 くなっており、第1の赤外線発熱器(11)は、ウエブマテリアル(P)の一方 の側に置かれ、第2の発熱器(12)が他方の側に置かれいるものである装置で あって、第1の赤外線発熱器(11)の出力密度が450〜700kW/m2で、そ のエミッター温度が2000〜2800℃のであり、第2の赤外線発熱器(12) がトータルの波長範囲が0.5μm〜2.0μmの範囲内で、0.6よりも実質 的に高いか、又は、等しい放射率をもつような金属、合金又はセラミックマテリ アルで作られていることを特徴とする装置。 11. 第1の赤外線発熱器(11)の出力密度が平方米当たり530〜85 0kWで、そのエミッター温度が2100〜2600℃であることを特徴とする 請求項10に請求された装置。 12. 第2の赤外線発熱器(12)の表面層(15)の放射率がトータルの 波長範囲0.5μm〜2.0μmの範囲内で、0.65〜0.9であることを特 徴とする請求項10又は請求項11のいずれかに請求された装置。 13. 表面層(15)がクロミウム、アルミニア、ニッケル及び鉄のいくつ かのものからなる合金で作られていることを特徴とする請求項10から請求項1 24のいずれかに請求された装置。 14. 表面層(15)が10〜26wt%(重量%)のクロミウム、0〜8 4重量%の鉄、0〜81重量%のニッケル及び0〜25重量%のアルミニアを含 むことを特徴とする請求項13に請求された装置。 15. 表面層(15)がクロミウム、20重量%以上の鉄及びニッケル又は アルミニア又はアルミニアのいずれか有する合金又はクロミウムとニッケルとの 合金を含むことを特徴とする請求項13又は請求項14に請求された装置。 16. セラミックマテリアルがカーバイド類、窒化物類及び珪化物類から選 ばれたものであることを特徴とする請求項10から請求項12に請求された装置 。 17. セラミックマテリアルは、セラミックベースであり、好ましくは酸化 アルミニウム、酸化ジルコン、ガラスセラミック又は石英マテリアルで、カーバ イド、窒化物、珪化物、金属又は合金で被覆されていることを特徴とする請求項 10から請求項12に請求された装置。 18. 表面層(15)が少なくとも一部で波形になっていることを特徴とす る請求項10から請求項17に請求された装置。 19. 最も外側に位置する長さ方向の孔(27)とボルト(28)との列が エキセントリックの態揺で位置していて、最も外側にある自由端の波部分を抑え こむようになっていることを特徴とする請求項10から請求項18に請求された 装置。
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