JPH11508014A - 蒸気流量を調整するための絞り機構付きの蒸気タービン構成要素並びに蒸気タービンにおける蒸気流量の調整方法 - Google Patents

蒸気流量を調整するための絞り機構付きの蒸気タービン構成要素並びに蒸気タービンにおける蒸気流量の調整方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、横断面(2)中にこれを塞いで蒸気タービン構成要素の主軸(1)に対して垂直に配置され且つ蒸気が貫流するための少なくとも一つの流路(4)を有している隔壁要素(3)を備えた蒸気タービン構成要素に関する。更に流路(4)を通る蒸気流量を調整するための主軸(1)に沿って移動可能な絞り機構が設けられ、この絞り機構が第1のシール面(6)と第2のシール面(7)とを有し、流路を閉鎖している位置においてシール面(6、7)は隔壁要素(3)に気密に当接し、流路(4)を少なくとも部分的に開放する位置においてシール面(6、7)は隔壁要素(3)から離されている。シール面(6、7)はそれぞれ主軸(1)に対して垂直に延びる横断面内に位置しているので、流路(4)を開放する際にいかなる場合にも僅かな摩擦力を克服するだけで済み、高い気密性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 蒸気流量を調整するための絞り機構付きの蒸気タービン構成要素 並びに蒸気タービンにおける蒸気流量の調整方法 本発明は、蒸気タービンの構成要素並びに、主軸に対して垂直に延びる横断面 内にこの面を塞いで配置されている隔壁要素に設けられている流路を通る蒸気流 量を調整するための主軸特にタービンの主軸に沿って移動できる絞り機構を備え た蒸気タービンに関する。本発明は更に、絞り機構付きの蒸気タービンにおける 蒸気流量の調整方法に関する。 蒸気タービンにおける蒸気流量を調整するために種々の調整装置が知られてい る。1966年発行の文献「機械設計技術(Maschienenbautechnik)」ベルリン 、第15巻、第4号、第185〜190頁掲載のシュパイヒァー(K.Speicher) 、ミーチュ(E.Mietsch)著の論文「抽気タービン用調整装置としての回転弁(D er Drehschiber als Regelorgan fuer Entnahme-Dampfturbinen)」に、弁並び に回転弁に基づく調整機構の比較が記載されている。別の調整機構はドイツ特許 出願公開第1426792号明細書で知られている。 回転弁の可能な形式としては軸方向および半径方向に貫流されるスライド弁が 挙げられる。このスライド弁は蒸気タービンの横断面にわたって延びるノズルカ バーに設けられている開口を完全にあるいは部分的に閉鎖するために使用される 。第1の形式のスライド弁は円周方向に回転可能なリングから成り、このリング はノズルカバーの開口に類似した開口を有し、軸方向に貫流され、その際スライ ド弁の開口は軸方向に即ち蒸気タービンの主軸の方向に貫流される。第2の形式 でも同様に回転可能なリングが設けられ、これは特に半径方向に貫流され、この ためにノズルカバーにおける開口は流れを半径方向から軸方向に転向させる。こ の場合のスライド弁はノズルカバーの相応する流れ転向部分に大きな面積で接し ている。従ってこのスライド弁の運動はかなり大きな摩擦抵抗に抗して行われな ければならない。第3の形式においては、ノズルカバーにおける開口を閉鎖でき る半径方向に移動可能なリングセグメントが設けられている。第4の形式として は、 軸方向に移動可能なリングを備え半径方向に貫流されるスライド弁が挙げられ、 その際ノズルカバーは同様に流れを転向する前部構造物を有し、この前部構造物 上を軸方向に移動可能なリングが案内されている。この場合にも、克服しなけれ ばならない摩擦力が大きいという問題がある。上述のラジアル形回転弁の場合、 絞り調整する際に完全に静的に負荷を軽減することが可能であるが、自由な熱膨 張を保証するためには比較的大きな半径方向の間隙を設ける必要がある。これに よってノズルカバーの開口を完全に閉鎖することができないので、望ましくない 蒸気流による無駄な損失を甘受しなければならない。 公知のアキシャル形回転弁を使用する際には大きな押圧力および摩擦力が生じ 、これは相対して滑る部品に相応する磨耗を生じさせる。この種のアキシャル形 回転弁を作動するためにはさらに大きな調整駆動装置を用意しなければならない 。この押圧力を減少するために緩圧面を備えた複雑で高価な構造物が知られてい る。もっともこれはそのための半径方向における相応の所要空間を必要とする。 従って反動式タービンにおいてこの構造は実際には利用できない。この公知の欠 点に基づいて、回転弁は現在では比較的低い抽気蒸気圧の場合にしか採用されて いない。 本発明の課題は、タービンに採用される絞りプログラムが高い抽気蒸気圧に適 するような蒸気流量を調整するための絞り機構付きの蒸気タービン構成要素を提 供することにある。 蒸気タービン構成要素に向けられた課題は本発明によれば、蒸気タービン構成 要素の主軸に対して垂直に延びる横断面においてこの面を塞いで配置され且つ蒸 気が貫流するための少なくとも一つの流路を有している隔壁要素と、流路を通る 蒸気流量を調整するための主軸に沿って移動可能な絞り機構が設けられ、この絞 り機構が第1のシール面と第2のシール面とを有し、流路を閉鎖している位置に おいてシール面が隔壁要素に気密に当接し、流路を少なくとも部分的に開放する 位置においてシール面が隔壁要素から離されることによって解決される。その際 隔壁要素は横断面から離れる方向に主軸に沿って延びる流路を備え、この流路は 横断面に対してほぼ平行に延びこれから隔てられた壁を有している。流路を閉鎖 する位置においてこの壁に第1のシール面が当接する。さらにこの流路を閉鎖す る位置において第2のシール面は横断面において隔壁要素に当接する。 特に隔壁要素がノズルカバーにおけるクロスピースで細かく仕切られているリ ング状開口である場合隔壁要素の流路を閉鎖する位置においては隔壁要素に当接 し、流路を部分的あるいは完全に開放する別の位置においては隔壁要素から離さ れる軸方向に移動可能な絞り機構によって、公知の回転弁の欠点は避けられる。 特に隔壁要素との摩擦接触による摩耗が避けられ、流路の完全な閉鎖が達成され るか、複数の流路の場合にはそれらの完全な閉鎖が達成され、これによって望ま しくない蒸気流の損失が避けられる。隔壁要素との摩擦接触の回避によって同様 に大きな調整駆動装置も不要となる。蒸気タービン、特に蒸気タービンの低圧部 分にこのような蒸気タービン構成要素を採用する場合、この蒸気タービン構成要 素の主軸は蒸気タービンの主軸と一致する。 流路が横断面から軸方向に延び、横断面に対して平行に延びる壁を有している ことによって、流路内において流れが半径方向から軸方向に転向される。絞り機 構による流路の遮断は、流れが半径方向に向かう流路の終わりで行われる。流路 を閉鎖する際、例えば僅かな残留蒸気圧によって絞り機構が流路を閉鎖する位置 に押圧されることによって、確実な摩擦結合が得られる。 流路を軸方向における流れ形状をもってあるいは半径方向への転向をもって構 成することによって、このためにそれぞれ適したシール面の配置が得られる。純 粋に軸方向に貫流する流路の場合、両シール面は特に横断面において隔壁要素に 直接当接する。蒸気の半径方向流れも生ずる流路の場合、好適には第1のシール 面は上述の壁に当接し、第2のシール面は横断面において隔壁要素に直接当接す る。シール面は有利には薄肉の円環として形成されている。これによってシール 面は準直線状をしているので、ほとんど隔壁要素との摩擦接触は生ぜず、それに もかかわらず高い気密性が得られる。 従って絞り機構は主軸に対して同心的に配置された円形の二重座リングである と有利である。同心的な配置とは、横断面においてリングの中心が主軸と一致し ていることを意味する。これによって二重座リングを移動する回転リング並びに タービンハウジング内における隔壁要素の案内部を簡単に製造することができる 。特に組立を簡単にするために、二重座リングは二つの半円形セグメントで構成 さ れる。しかし二重座リングを複数の円セグメントで構成することも考えられる。 二重座リングは特に流路の軸方向の広がりに相応した軸方向の広がりと、シール 面が配置される半径方向に延びるウェブを有している。これによって蒸気温度に 関係する非気密性は大幅に回避される。 絞り機構を正確に案内するために、それぞれタービンのハウジングに固定され ている好適には二つの案内ボルトがそれぞれはまり込むような主軸に対して平行 に延びる少なくとも二つ、特に三つの案内溝が設けられる。これらの案内溝には まり込む案内ボルトによって、絞り機構を正しく心出して整合することができ、 絞り機構は軸方向に動く際に殆ど遊びなしに案内される。 案内ボルトは偏心ボルトであると有利である。偏心ボルトは例えば、それぞれ の軸線に沿って延び隣接する端面において互いに固く結合された横断面が円形の 二つの中実円筒を有している。これらの軸線の方向はその場合同一であり、ただ し一方の中実円筒は他方の中実円筒に対してずらされ、即ち偏心して配置されて いる。これによって絞り機構をタービンハウジング内において正確に案内するこ とができ、これによって例えば製造公差も補償することができる。 絞り機構は好適には、軸方向並びに円周方向に延び即ち主軸に対して斜めに延 びる少なくとも一つ、特に三つの滑り案内溝を有する。この滑り案内溝に、好適 には円周方向に回転できる一つの回転リングが特に制御ボルトを介して係合して いる。回転リングが円周方向に回転すると、主軸に対して傾斜して延びる滑り案 内溝に基づいて、回転リングの回転運動が絞り機構の軸方向運動に変換される。 これによってほんの僅かな力で簡単に絞り機構が軸方向に移動させられる。 好適にはこのような絞り機構付きの蒸気タービン構成要素は蒸気タービン、特 に高い抽気蒸気圧の蒸気タービンに使用される。 図面に概略的に示されている実施例を参照して、移動可能な絞り機構を備えた 蒸気タービン並びに蒸気タービンにおける蒸気流量を調整する方法を詳細に説明 する。 図1は絞り機構付きの蒸気タービンの縦断面図、 図2は図1における絞り機構の平面図、および 図3は図1における蒸気タービンの横断面図である。 図1には蒸気タービンの低圧部分の先端における低圧翼列の範囲の前方が断面 図で示されている。主軸1を中心とする回転対称の蒸気タービンはタービンラン ナ17を包囲するタービンハウジング9を有している。蒸気タービンにおけるタ ービンランナ17とタービンハウジング9との間の横断面2は隔壁要素3、いわ ゆる窓付きリングで塞がれている。隔壁要素3は流路4を有している。この流路 は隔壁要素3におけるクロスピースで仕切られている円環状開口18、主軸1の 方向に延びるスリーブ16および円環状壁8で形成されている。スリーブ16は 開口18の周囲で隔壁要素3に直接タービンランナ17の側で固定されている。 円環状壁8はスリーブ16のタービンランナ17と反対側に位置し、スリーブ1 6に気密に結合されている。従ってこの壁8はスリーブ16に環状フランジの形 で設けられているので、隔壁要素3に対して平行に延びそこから間隔を隔てられ た面が形成されている。流路4とタービンハウジング9との間に軸方向に移動可 能な絞り機構5が配置されている。 タービンハウジング9にはそれぞれ主軸1に対して垂直な平面内を延びている 案内ボルト11a、11bが取り付けられている。タービンハウジング9の周囲 にはそれぞれ少なくとも少なくとも三対の案内ボルト11a、11bが取り付け られている。図示の案内ボルト11a、11bは、それらがそれぞれ絞り機構5 の対応した案内溝10a、10bにはまり込むように互いにずらされている。絞 り機構5は主軸1に沿って延びる絞りスリーブ19並びに互いに間隔を隔てられ た両側の円環状フランジ20a、20bを有し、これらのフランジは絞りスリー ブ19のタービンランナ17の側に固定され、ここから主軸1に向かって延びて いる。絞り機構5はタービンハウジング9の周囲に沿って延びる回転リング13 を介して主軸1の方向に即ち軸方向に移動できる。フランジ20a、20bには それぞれ軸方向に隔壁要素3に向かって延びる絞りノーズ21a、21bが固定 されている。絞り円胴21aは第1の円環状シール面6を、絞りノーズ21bは 第2の円環状シール面7を形成している。第1のシール面6は壁8に当接し、第 2のシール面7はタービンハウジング9と開口18との間の範囲において隔壁要 素3に直接当接している。これによって流路4の気密閉鎖が達成される。壁8並 びに隔壁要素3にそれぞれ、軸方向において横断面2から離れるように向けられ ているブッシュ状の絞りカラー15a、15bが固定されている。絞り機構5の 絞りノーズ21a、21b並びに流路4に付設された絞りカラー15a、15b は従って互いに直接上下になり合っている。これによって蒸気流量および主軸1 に沿って実施される絞り機構5のストロークとの関係が予め規定できる。特に蒸 気流量および絞り機構のストロークとの関係に線形性が得られる。図1において 絞り機構5は補助的に、第1のシール面6並びに第2のシール面7がそれぞれ壁 8ないし隔壁要素3から離され、従って蒸気の流れに対する流路4が少なくとも 部分的に開けられている状態が破線で示されている。回転リング13によって絞 り機構5が軸方向に移動するので、流路4の完全閉鎖から流路4の完全開放まで 隔壁要素3を通る蒸気流量が調整できる。案内溝10a、10bで案内されてい る案内ボルト11a、11bを介して絞り機構5を懸架することによって、絞り 機構5を心合わせして、即ち主軸1に対して対称的に懸架することができ、且つ その自由な熱膨張が保証される。第1のシール面6および第2のシール面7の大 きさ並びにフランジ20a、20bの高さ即ち絞り機構5の半径方向の広がりは かなり自由に選定できるので、蒸気力を完全に放出することもできる。組立を簡 単にするために流路4付きの隔壁要素3、回転リング13並びに絞り機構5はそ れぞれぴったり整合する半円セグメントから構成されている。 図2は図1で説明したように二重座リング5aとして形成された絞り機構5を 平面図で示している。二重座リング5aはそれぞれ主軸1に沿って即ち軸方向に 延びている三対の案内溝10a、10bを有している。各対の案内溝10a、1 0bは二重座リング5aの円周面にわたって対称に分布され、ここでは図を簡単 にするために一対の案内溝しか示されていない。案内溝10a、10b間にそれ ぞれ主軸1に対して傾斜して延びる滑り案内溝12が設けられている。円周面に わたって全部で三つの滑り案内溝12が設けられている。案内溝10a、10b は、これらにはめ込まれタービンハウジング9に取り付けられている案内ボルト 11a、11bを介して絞り機構5aを懸架するために使用する。案内ボルト1 1a、11bは図3に示すように偏心ボルトとして形成され、これによって二重 座リング5aを主軸1に対して正確に整合することができる。タービンハウジン グ9の円周面に沿って移動する回転リング13は滑り案内溝12に係合している ので、回転リング13の回転によって絞り機構5を軸方向に移動することができ る。 図3は図1における蒸気タービンを横断面図で示しており、この図に偏心ボル トとして形成された案内ボルト11a、回転リング13、絞り機構5(二重座リ ング5a)並びに回転リング13に対する駆動装置14が示されている。 回転リング13は絞り機構5の滑り案内溝12に係合している半径方向に延び る制御ボルト22を有している。特に円周方向において三対の案内ボルト11a 、11b並びに同じ数の案内溝10a、10bと滑り案内溝12が設けられてい る。 本発明は、流路の蒸気タービンの横断面方向に延びる互いに間隔を隔てられた 二つの境界壁においてこの流路を気密に閉鎖する二つのシール面が得られる軸方 向に移動可能な絞り機構によって特徴づけられる。シール面は、流路を開放する 絞り機構の運動の際にほとんど摩擦力を克服する必要がないように設計されてい る。絞り機構は複数の案内ボルトを介して熱的に移動でき、蒸気タービンの主軸 に対して同心的に懸架されている。絞り機構の円周面において主軸に対して傾斜 して延びる滑り案内溝を介して、絞り機構が主軸の方向に移動することができる 。これは、対応した滑り案内溝に係合している少なくとも一つ、特に三つの制御 ボルトを有する円周方向に回転できる回転リングによって行われる。絞り機構は 特に蒸気タービンの低圧部分の前方におけるタービン軸に対して同心的に配置さ れた環状開口を通る蒸気流量を任意に調整可能に絞るのに適している。これは特 に反動タービンの高い抽気蒸気圧に適している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.横断面(2)中にこれを塞いで蒸気タービン構成要素の主軸(1)に対して 垂直に配置され且つ蒸気が貫流するための少なくとも一つの流路(4)を有して いる隔壁要素(3)と、流路(4)を通る蒸気流量を調整するための主軸(1) に沿って移動可能な絞り機構(5)とを備え、この絞り機構(5)が第1のシー ル面(6)と第2のシール面(7)とを有し、流路(4)を閉鎖している位置に おいてシール面(6、7)が隔壁要素(3)に気密に当接し、流路(4)を少な くとも部分的に開放する位置においてシール面(6、7)が隔壁要素(3)から 離され、流路(4)が横断面(2)から主軸(1)に沿って延び、横断面(2) に対して平行に延びここから間隔を隔てられた壁(8)を有し、流路(4)を閉 鎖する位置においてこの壁(8)に第1のシール面(6)が当接し、流路(4) を閉鎖する位置において第2のシール面(7)が横断面(2)において直接隔壁 要素(3)に当接していることを特徴とする蒸気タービン構成要素。 2.絞り機構(5)が主軸に対して同心的に配置された円形の二重座リング(5 a)であることを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン構成要素。 3.二重座リング(5a)が二つの半円形セグメント(5b、5c)で構成され ていることを特徴とする請求項1又は2記載の蒸気タービン構成要素。 4.絞り機構(5)が、それぞれタービンハウジング(9)に取り付けられてい る少なくとも一つの案内ボルト(11a、11b)がはまり込み主軸(1)に対 して平行に延びる少なくとも二つの案内溝(10a、10b)を有していること を特徴とするタービンハウジング(9)を備えた請求項1ないし3のいずれか1 つに記載の蒸気タービン構成要素。 5.案内ボルト(11a、11b)が偏心ボルトであることを特徴とする請求項 4記載の蒸気タービン構成要素。 6.絞り機構(5)が、円周方向並びに主軸(1)の方向に延びている少なくと も一つの滑り案内溝(12)を有していることを特徴とする請求項1ないし5の いずれか1つに記載の蒸気タービン構成要素。 7.滑り案内溝(12)に係合して円周方向に回転可能な回転リング(13)が 設けられ、この回転リング(13)が円周方向における回転によって絞り機構( 5)を主軸(1)の方向に移動させることを特徴とする請求項4記載の蒸気ター ビン構成要素。 8.シール面(6、7)が薄肉の円環として形成されていることを特徴とする請 求項1ないし7のいずれか1つに記載の蒸気タービン構成要素。 9.請求項1ないし8のいずれか1つに記載の蒸気タービン構成要素を備えた蒸 気タービン。
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