JPH11505788A - 車両用ブレーキシステム - Google Patents

車両用ブレーキシステム

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JPH11505788A
JPH11505788A JP8536295A JP53629596A JPH11505788A JP H11505788 A JPH11505788 A JP H11505788A JP 8536295 A JP8536295 A JP 8536295A JP 53629596 A JP53629596 A JP 53629596A JP H11505788 A JPH11505788 A JP H11505788A
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ハースト,デイヴィッド,チャールズ
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Abstract

(57)【要約】 車両用、とくに牽引車両の後車軸のためのブレーキシステムは、一次ブレーキ圧力源(S1)が供給される一次電子ブレーキ回路と、バックアップブレーキ圧力源(S2)が供給されるメカニカルバックアップブレーキ回路とを有している。ブレーキアクチュエータ(40)は、ブレーキ圧力を受け、それにより、車両の車軸上の車輪にブレーキをかける。ブレーキ中において、チェンジオーバーバルブ(34)は、通常は、一次ブレーキ圧力をブレーキアクチュエータにかけるように作動する。電子システム故障の際には、チェンジオーバーバルブ34は、代わりに、バックアップブレーキ圧力源(S2)が、アクチュエータに与える。調整バルブ(V)は、バックアップブレーキ圧力源(S2)とチェンジオーバーバルブ(34)との間のバックアップブレーキ回路内に配置され、車軸荷重およびバックアップブレーキ圧力に基づいて作動可能であり、バックアップブレーキ圧力のチェンジオーバーバルブへの供給を制御する。このようにして、車軸への荷重状態がブレーキ時に車両の不安定を生じるおそれがある場合に、車両車軸上の車輪への追加のブレーキ圧力の供給が制限され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 車両用ブレーキシステム この発明は、車両ブレーキシステムに関し、とくに、バックアップブレーキ装 置(back-up braking facility)を有する電子ブレーキシステム(EBS)に関す る。この発明は、とりわけ、トレーラーを含む広範な車両のための後車軸ブレー キシステムに適している。 電子ブレーキシステムの導入に伴い、エア式バックアップシステム(pneumatic back-up system)の必要が生じている。サスペンション高および/またはエアサ スペンション圧力による車軸荷重の電気測定の導入を伴うブレーキ圧力電子制御 装置の導入は、後車軸荷重バルブの除去をもたらした。これにより、電子ブレー キシステムが故障している状態においては、エア式バックアップシステムが作動 し、後ブレーキへの圧力の荷重配分が行われない状況となり、これが、低車両荷 重時における制動状態下での車両の不安定につながるおそれがある。 既存のブレーキシステム(たとえば、GB-A-2235505)は、荷重配分バルブ(loa d apportioning valve)を有しており、この荷重配分バルブは、このバルブに荷 重調整入力(load regulating input)を与えるために、車軸へのメカニカルリン クに接続されている。このバルブは、ブレーキ源とブレーキアクチュエータとの 間に配置されている。 この発明の目的は、バックアップブレーキが必要なときにのみ、ブレーキシス テムに荷重配分を組み込むための簡単な方向を提供することである。 この発明によれば、車両用ブレーキシステムは、一次電子ブレーキ回路、 バックアップブレーキ圧力源を有するバックアップブレーキ回路、 車両の車軸上の車輪にブレーキをかけるためのブレーキアクチュエータ、なら びに ブレーキ中において、上記一次ブレーキ圧力およびバックアップブレーキ圧力 のうちの一方を、選択的に上記ブレーキアクチュエータに与えるチェンジオーバ ーバルブを含み、 バックアップブレーキ圧力源とチェンジオーバーバルブとの間のバックアップ ブレーキ回路内に配置され、車軸荷重およびバックアップブレーキ圧力に基づい て作動可能であり、バックアップブレーキ圧力の上記チェンジオーバーバルブへ の供給を調整するための調整バルブ(regulating valve)によって特徴付けられる 。 通常のブレーキ中には、チェンジオーバーバルブは、一次ブレーキ回路をブレ ーキアクチュエータに接続するように作動する。この一次ブレーキ回路に故障(d efective)が生じたときには、チェンジオーバーバルブはバックアップブレーキ 回路をブレーキアクチュエータに接続する。 バックアップブレーキ圧力源とチェンジオーバーバルブとの間のバックアップ ブレーキ回路内に調整または配分バルブを配置することにより、バックアップブ レーキ状態のブレーキシステムに対して荷重配分を行うための簡単な方法が提供 される。 好ましい実施形態においては、調整または配分バルブは、車軸荷重を表す信号 を与えるエアサスペンション圧力によって作動させられる。このようにして、配 分バルブは、ブレーキ圧力の供給を制御し、軽い荷重またはブレーキングのいず れかに起因して、車軸荷重が低すぎる場合にはブレーキ圧力の供給を制限(restr ict)する。 さらには、サスペンション高および車軸荷重に従って変化するメカニカルリン クを、配分バルブを作動させるために用いてもよい。 添付図面を参照して、一例に過ぎないが、この発明の具体的な実施形態を以下 に説明する。添付図面中、 図1は、この発明による後車軸車両ブレーキシステムの第1の実施形態の図解 図であり、 図2は、図1の車両ブレーキシステムの一部を示す図であり、非作動(unactua ted)時におけるチェンジオーバーバルブが示されており、 図3は、図1の後車軸ブレーキシステムの部分を形成する第1荷重配分バルブ を貫く断面図であり、 図4は、バルブのパフォーマンスの計算予測例を示すグラフであり、 図5ないし図7は、図2に示されたバルブの動作に関連する車両のパフォーマ ンスの予測計算例を示すグラフであり、 図8は、図1の後車軸ブレーキシステムの一部を形成する荷重配分バルブの変 形例を貫く断面図であり、 図9は、この発明による後車軸ブレーキシステムの第2の実施形態の図解図で あり、 図10は、図2の実施形態とともに用いることができるサスペンション高モニ タの図解図である。 図1および図2を参照して、電子ブレーキシステム(EBS)は、ブレーキペ ダル12からブレーキ指令電気信号を受ける電子ブレーキコントロールユニット 10を含む。このEBSブレーキペダル12は、ドライバの減速指令に比例する 電気信号を、ブレーキコントロールユニット10に与える。コントロールユニッ ト10内で適切なソフトウエアを用いることにより、このコントロールユニット は、それらの指令に応答して、図解的に示されている2つのソレノイドバルブ2 2,24を制御することができる。 バルブ22は、ノーマリクローズ型のソレノイド吸気バルブ(solenoid inlet valve)であり、バルブ24はノーマリオープン型のソレノイド排気バルブ(solen oid exhaust valve)であり、これらはいずれもコントロールユニット10の制御 下にあり、吸気バルブ22に接続された一次ブレーキ圧力(primary brake press ure)S1をかけたり解放したりする。ペダル12は、また、それが押し下げられ るときにはいつでも、直立型比例バルブ(upright proportional valve)12aを 作動させる。比例バルブ12aの入力には、一次ブレーキ圧力源S1からの加圧 流体(通常は、空気)が供給されており、比例バルブ12の出力は、したがって 、二次ブレーキ圧力源S2を形成する。一次ブレーキ圧力源(バルブ22および 24の出力)および二次ブレーキ圧力源(比例バルブ12aからの出力)は、3 /2(3ポート、2ポジション)ソレノイド駆動型チェンジオーバーバルブ(cha ngeover valve)34の各入力ポートに接続されており、このチェンジオーバーバ ルブ34の動作は、コントロールユニット10の制御下にある。 通常のブレーキ動作のために、ペダル12が踏み込まれてブレーキが指令され た場合にはいつでも、3/2バルブ34は、コントロールユニット10により、 復帰ばね(restoring spring)36の力に抗して(すなわち、図2に示されている 位置から図1に示されている位置に向かって)付勢され、コントロールバルブ2 2,24とブレーキアクチュエータ40との間の通路を開成状態に保持し、かつ 、バックアップ(二次)ブレーキ圧力をアクチュエータ40から切り離す。 システム故障が生じた場合には、3/2バルブ34のソレノイドは付勢されず 、復帰ばね36は、この3/2バルブをそのバックアップ位置(図2図示)に保 持して、二次圧力源をブレーキアクチュエータ40に接続する。 図1に示されているように、配分バルブ(apportioning valve)Vは、バック アップブレーキ圧力源(比例バルブ12aの出力)とチェンジオーバーバルブ3 4との間のバックアップブレーキシステム内に配置されている。この配分バルブ は、図3にさらに詳細に図示されており、共通バルブハウジング内においてスラ イド可能に設けられ、かつ、共通の軸線Xに沿って整列された、段付きの第1ピ ストン(stepped piston)50および第2ピストン52を含む。ピストン50は、 段付きピストンであり、環状ショルダ58において結合された広い第1の部分5 4と狭い第2の部分56とを有する段付きボア(stepped bore)の中にスライド 可能に配置されている。上記広いピストン部分および狭いピストン部分は、ピス トンの環状溝64,66に配置された環状シール60,62によって、各々のボ ア部54,56内において、密封状態でスライド可能である。 したがって、ピストン50の一端A(ピストン52から遠い方の端)は、反対 の端Bの面積(面積B)よりも大きな表面(面積A)を有し、このピストンの大 きな方の端は、このピストンの上記大きなヘッド部の反対側の面とショルダ50 との間に設けられた復帰ばね68の力に抗して、エアサスペンション圧力(ブレ ーキがかけられるべき車軸のサスペンションにおける)による作用を受ける。ピ ストン50のピストン52に向かう最大変位は、狭いボア部56の内部端部のさ らなるショルダ70によって制限され、このショルダ70に対して、ピストン5 0の他端が当接することができる。このピストンの端は、また、バルブハウジン グの出力ポート74を介してチェンジオーバーバルブ32と絶えず通じている。 ピストン52は、弾性バルブシール76を備えており、この弾性バルブシール 76は、ボア78内に遊嵌されており、シール76とボア78との間に連続した 半径方向隙間が存在するようになっている。ピストン52は、円錐状圧縮ばね8 0および比例バルブ12aからかかるバックアップブレーキ圧力によって、ボア 78の環状端(annular end)により形成された弁座と密封係合する方向に付勢さ れている。ピストン52は、小径ボアのひだ付きネック部84を通り、ショルダ 70とネック部84との間に配置された室85へ入る長い突起82によって、ボ ア78内において、長手方向に案内され、このとき、突起82を通り過ぎ、上記 ネック部を通り、さらに、ひだ付きボア84を通る(または、図3において破線 により図解的に示されているように、シールリップの直径内の1つ以上の軸方向 に沿う穴(drillings)84′を通る)空気流を許容する。 出力ポート74は、ピストン52が突き入っている室85から3/2ソレノイ ドチェンジオーバーバルブ34へと延びている。第1ピストン50を受け入れる 大きなボア部54も、ベントポート(vent port)86を備えており、大径部(enla rged portion)の後方の室における圧縮空気によってピストン50の動作が妨げ られることのないようにしてある。 エアサスペンション圧力は、ピストン50の面積Aに常時かかって、ピストン 50を前方に動くように付勢しており、これにより、ばね68を圧縮している。 ピストン50がばね58の復帰力に抗して前方に動き続けると、ピストン50は 、ついには、ピストン52の突起82に接し、ピストン52を図2の右方向へ変 位させ、バルブシール76をその弁座から持ち上げ、ピストン52の後面にかか っている二次圧力を、チェンジオーバーバルブ34に接続されているポート74 (ひだ付きネック部84または軸方向の穴(drillings)を介して)に接続させる 。 フットブレーキがかけられると、バックアップブレーキ圧力(すなわち、比例 バルブ12aにより修正された圧力源S1)の空気接続が、配分バルブ内へと供 給され、ピストン52がその弁座から持ち上げられているので、バックアップ圧 力の空気のチェンジオーバーバルブ34への流通が許容される。ピストン52が その弁座から持ち上がると、バックアップブレーキ圧力は、また、ピストン50 の小さな方の端面の表面領域(面積B)に渡って作用する。 (エアサスペンション圧力×面積A)が、ばね68の力+(チェンジオーバー バルブ34に供給される圧力×面積B)よりも小さければ、ピストン50は後方 に動き、ネック部84がバルブシール76によって閉塞されるまでピストン52 をばね80の力に従わせ、その時点で、チェンジオーバーバルブ34に接続され ているラインにおいては、それ以上の圧力上昇は生じ得ない。このようにして、 エアサスペンション圧力値のバックアップブレーキ圧力との比較の結果、そのバ ルブを閉塞させるので、二次(バックアップ)ブレーキ圧力のいずれの上昇も、 チェンジオーバーバルブ34にはかからない。こうして、車軸荷重に基づいて、 最大ブレーキ圧力が調整される。 ばね68は、バルブの動作圧力範囲を制限するために設けられており、これは 低荷重状態(たとえば、全荷重状態(fully laden)の半分未満)において有用で ある。低荷重時には、後車輪のロックポイント(lock point)は、極低レベルブレ ーキング状態においてさえも、ほぼ常に前車輪のそれよりも小さいので、このよ うな状況においては、バルブは、閉成状態に保持され(エアサスペンション圧力 ×面積AはばねAの力よりも小さい)、いずれのブレーキ圧力も後車軸に到達す ることを禁止される。このように、バルブは、高荷重時の要求に対してより正確 に適合する。 表面AおよびBの面積ならびに上記ばねの特性は、種々のブレーキパラメータ に対して任意の必要な関係を与えるように調整することができる。 図4は、バックアップブレーキング時における後エアサスペンション圧力を後 ブレーキ限界圧力に対してプロットすることにより、バルブパフォーマンスの計 算予測例を示し、計算されたバルブパフォーマンスを静的関数、動的関数(静的 計算)および動的関数(動的計算)として示す。後エアサスペンション圧力が小 さくなるにつれて、すなわち、後車軸に対する荷重が減少するにつれて、後ブレ ーキ限界圧力(車輪ロックが生じる圧力)も小さくなることが見て取れる。 図5ないし図7は、図3のバルブが取り付けられたブレーキシステムにおける 車両パフォーマンスの計算例を示す。各ケースにおいて、グラフは、次の3つの シナリオについて、後エアサスペンション圧力と前ブレーキ圧力との関係を示す 。 A:静的計算による後エアサスペンション圧力(ブレーキング時における重量 移動に対する静的計算による)、すなわち、エアサスペンション圧力が動的荷重 変動に従うという(不正確な)仮定に基づく。 B:動的計算による後エアサスペンション圧力(重量移動に対する動的計算に よる)、すなわち、重量移動状態における実際の荷重は一時的なものであり、こ のような一時的な荷重に対しては、圧力変化は完全には応答しないことを認識。 C:静的計算による後エアサスペンション圧力(重量移動に対する補正がない 場合)、すなわち、動的荷重シフトを認識しない簡単な計算。 さらに、これらの図は、理想的なブレーキングと図1および図2の実施形態を 用いて実際に達成されるブレーキングとについて、前ブレーキ圧力と後ブレーキ 圧力との関係を示している。 まず、図5を参照して、この図は、総車両重量(gross vehicle weight)が約20 ,500キログラムの場合の状況を示している。前ブレーキ圧力と後ブレーキ圧力と の関係は、前および後ブレーキ圧力が約9.1バールになるまでは本質的にリニ アであり、後ブレーキ圧力は、この値を超えて増加させることはできない。ブレ ーキペダル12における何らかのブレーキ増加指令は、前輪にかけられるブレー キ圧力の上昇をもたらし得るが、後輪にかけられているブレーキ圧力のいかかさ の追加をももたらすことができない。この場合、次の不等式が当てはまる。 (エアサスペンション圧力×面積A)−(ばね68の力)<(バックアップブ レーキ圧力)×(バルブ52の面積+面積B)+(ばね80の力) 換言すれば、ピストン52にかかるバックアップブレーキ圧力は、このピスト ンがその弁座と係合するのに充分であり、これにより、バックアップブレーキ圧 力源をチェンジオーバーバルブ34に対して切り離す。 図6は、総車両重量が17,510キログラムの場合の状況を図示している。このよ うな状況では、後輪はより(even more)ロックしやすく、約5.75バールを超 えるバックアップブレーキ圧力においては、後ブレーキにはさらに追加のブレー キ圧力がかけられることがないのに対して、前ブレーキにはさらに高い圧力がか けられ得ることがわかるであろう。 図4から、約3.1バール未満の後エアサスペンション圧力においては、後ブ レーキにいずれかのブレーキ圧力がかけられると、その車輪のロックが生じるお それがあることがわかるであろう。したがって、総車両重量が8,540キログラム の状況を図示した図7から、後ブレーキにはブレーキ圧力が全くかけられないこ とがわかるであろう。 図8は、図3のバルブを変形させたバルブを示す。この変形されたバルブの多 くの特徴は、図3の特徴と同じであり、同様な特徴部分には同じ参照番号が用い られている。 最も大きな変形は、ピストン50に軸方向のボア88が備えられていることで あり、このボア88の内部の端部は横方向に延びた通孔(ボア)90とつながつ ており、また、その外側端部はピストン52の突起82の自由端と密封状態で係 合可能な弁座92を形成していて、2つのピストン50,52が両端に作用する 圧力によって合体させられた(forced together)ときに閉じるバルブを形成して いる。ボア88,90は、ベントポート86へとつながっており、ピストン52 の主弁座が閉じられると、ピストン50,52がばね68によって分離されたと きに、ブレーキ圧力の降下を許容する。この構成による利点は、車両減速度およ び重量移動が大きくなったときに生じるかもしれない車軸荷重の低下に応答して 、ブレーキ(およびポート74)に捕獲された圧力の降下を許容することである 。この変形されたバルブは、空気バックアップモード時における速いブレーキ指 令の印加より生じる後車軸圧力のオーバーシュートを防ぐ。 図9は、図3のピストン50の表面Aに作用するエアサスペンション圧力をサ スペンション高モニタ96から延びたメカニカルリンク(mechanical linkage)9 4に置き換えた構成を示しており、メカニカルリンク94の負荷(loading)は、 サスペンションの高さに比例し、したがって、車軸荷重に比例する。 図10は、図9のサスペンション高モニタ96の用途に適当な一般的な従来の メカニカルリンクを示す。このモニタは、両端に車輪100をそれぞれ有し、か つサスペンションシステム102を有する車軸98の荷重を効果的に測定する。 ロッド104の下端は、車軸98に回動自在に取り付けられており、その上端は 、それ自体が車体108に回動自在に取り付けられているベルクランクレバー1 06の一方のアームに回動自在に取り付けられている。ベルクランクレバーの他 方のアームは、圧縮ばね110の一端に回動自在に接続されており、その他端は 、図9のメカニカルリンク94に接続されている。車軸の動作が増大すると(荷 重 および/または外乱(disturbance)に応答して)、ばね110の圧縮量が増加し 、したがって、リンク94に与えられる力の相応の増加を生成する。より高い車 軸荷重は、メカニカルリンク94の図9における右方向への負荷を起こさせ(loa ded、反対に、より低い車軸荷重は、右方向へのより低い荷重(load)を生じさせ る。この実施形態の動作は、残余の点については、図3の実施形態と同じであり 、エアサスペンション圧力から生じる力が、メカニカルリンク94からの力に置 き換わる。この変形は、図8の実施形態にも適用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 加のブレーキ圧力の供給が制限され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一次電子ブレーキ回路、 バックアップブレーキ圧力源を有するバックアップブレーキ回路、 車両の車軸上の車輪にブレーキをかけるためのブレーキアクチュエータ、な らびに ブレーキ中において、上記一次ブレーキ圧力およびバックアップブレーキ圧 力のうちの一方を、選択的に上記ブレーキアクチュエータに与えるチェンジオー バーバルブを含み、 バックアップブレーキ圧力源とチェンジオーバーバルブとの間のバックアッ プブレーキ回路内に配置され、車軸荷重およびバックアップブレーキ圧力に基づ いて作動可能であり、バックアップブレーキ圧力の上記チェンジオーバーバルブ への供給を調整するための調整バルブによって特徴付けられる車両用ブレーキシ ステム。 2.上記調整バルブは、車軸荷重のみに基づいてバックアップブレーキ圧力の供 給を調整するものである、請求の範囲第1項記載のブレーキシステム。 3.ブレーキがかけられるべき車輪の車軸におけるエアサスペンション圧力が、 車軸荷重の測定のために用いられる、請求の範囲第1項または第2項記載のブレ ーキシステム。 4.上記調整バルブは、ブレーキがかけられるべき車輪の車軸のエアサスペンシ ョン圧力によって作用される第1端を有し、復帰ばねの力に抗して第1方向に変 位可能な第1ピストンと、ばねおよびブレーキ中に生成されるバックアップブレ ーキ圧力によって、関連して設けられた弁座との密封係合に向けて付勢されてい る第2ピストンとを含み、上記第1ピストンは上記第1方向に変位して第2端を 上記第2ピストンと係合させることができ、この第2ピストンをその弁座から変 位させ、これにより、上記バックアップブレーキ圧力をチェンジオーバーバルブ および上記第1ピストンの第2端に与える、請求の範囲第1項ないし第3項のい ずれかに記載のブレーキシステム。 5.上記第1ピストンの第1端の表面の面積は、上記第1ピストンの第2端の表 面の面積よりも大きい、請求の範囲第4項記載のブレーキシステム。 6.上記第2ピストンは、この第2ピストンの長手方向の動作を確実にするため のガイド手段を備えており、上記調整バルブは、上記第2ピストンがその弁座か ら持ち上げられたときにバックアップブレーキ圧力の供給を確実にするための通 路手段を含む、請求の範囲第4項または第5項記載のブレーキシステム。 7.上記ガイド手段は、上記環状弁座(angular valve seat)の内側に向かう半径 方向に直径が減少されたネック部に挿入される突起を含む、請求の範囲第6項記 載のブレーキシステム。 8.上記調整バルブは、ベントポートをさらに含み、上記第1ピストンの第2端 には、上記第2ピストンの上記端と密封係合が可能な追加弁座が形成されており 、上記第1ピストンは上記追加弁座と上記ベントポートとを接続するボアをさら に含む、請求の範囲第4項ないし第7項のいずれかに記載のブレーキシステム。 9.サスペンション高をモニタする手段をさらに含み、その出力が車軸荷重の測 定値として用いられる、請求の範囲第1項または第2項記載のブレーキシステム 。 10.サスペンション高検出器の機械的出力が車軸荷重の測定値として用いられ る、請求の範囲第9項記載のブレーキシステム。 11.上記ブレーキアクチュエータは車両の後輪のブレーキを制御するものであ る、請求の範囲の上記のいずれかの項に記載のブレーキシステム。 12.上記ブレーキアクチュエータは、トレーラーの車輪のブレーキを制御する ものである、請求の範囲の上記のいずれかの項に記載のブレーキシステム。
JP8536295A 1995-06-02 1996-05-31 車両用ブレーキシステム Ceased JPH11505788A (ja)

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