JPH11504601A - 分離自在のモジュールディスク及び扁平物体収納装置 - Google Patents
分離自在のモジュールディスク及び扁平物体収納装置Info
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- JPH11504601A JPH11504601A JP9525273A JP52527397A JPH11504601A JP H11504601 A JPH11504601 A JP H11504601A JP 9525273 A JP9525273 A JP 9525273A JP 52527397 A JP52527397 A JP 52527397A JP H11504601 A JPH11504601 A JP H11504601A
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Abstract
(57)【要約】
ディスク媒体(DM(18))及びそれに付随した印刷物(DML(20))を収納するためのスリーブ(10)を提供する。このスリーブ(10)は、1対のカバープレート(14)と基盤プレート(12)との間に形成された1対の収納ポケット(16)を有する。スリーブ(10)は、可撓性ヒンジ(55)によって連結された複数の椎骨部材(50)を有する背骨部材(48)に取付けることができる。スリーブ(10)及び背骨部材(48)は、クラムシェル型ケース(66)内に収納することができる。あるいは、バラの状態のスリーブ(10)をトレー(86)内に収納することもできる。別の形態として、収納ハウジング(112)と、各々取付機構(116)を有する収納モジュール(114)とを有する収納装置(110)が提供される。各収納モジュール(114)は、DMポケット(168)又は包括ポケット(170)の2つ1組の組合せを有するものとすることができる。
Description
【発明の詳細な説明】
分離自在のモジュールディスク及び扁平物体収納装置技術分野
本発明は、一般に、平面状物体の防護及びそれへのアクセスを可能にするため
の収納装置に関し、特に、ディスク形記憶媒体を収納し、展示するためのユニッ
トに関する。本発明の好ましい実施形態は、この種のディスク形記憶媒体及びそ
れに付随する同様なサイズの文献をそれらの販売用の通常のケースとは別個に搬
送し易い態様で、省スペースであって、しかもアクセスし易い態様での収納に特
に適している。更に、本発明の各実施形態及びモジュール組立体は、所望に応じ
てより大きい組立体に容易に組み合わせることができ、全体の収納用量を容易に
拡張することができる。背景技術
情報を記録する形態として今日最も一般的な形態の1つは、各種のディスク形
記憶媒体である。以下の記載において用いられるディスク媒体(略称「DM」)
という用語は、説明の便宜上、音楽コンパクトディスク(CD)、CD ROM
コンピュータディスク、デジタルビデオディスク、レーザーディスク、コンピュ
ータフロッピーディスク、光フロッピーディスク、及びそれらに類する比較的扁
平なデータ記憶媒体等を含む包括的な意味で用いられる。今日のDMは、膨大な
量の情報を比較的小さいスペース内に記憶するためにレーザー式又は磁気式
書込み又は読取り技術を用いる。特に広く普及している形態のDMは、音楽コン
パクトディスクとCD ROMである。通常、DMの片面(以下、データ情報面
と称する)には記録情報が書込まれ、他方の片面(以下、ユーザー情報面と称す
る)にはそのDM及びその内容をユーザーに知らせる(アイデンティファイする
)ために人が読める情報をテキスト(文字)又は画像の形で書込希ている。
情報記憶の手段としてDMが普及するにつれて、多数のDMユニットを収納す
る必要性が生じてきた。更に、多くのタイプのDM(例えば音楽CD)は最終ユ
ーザーによっては書換えできないものであるため、ユーザーは、DMのライブラ
リーを維持するのが普通となり、今日ではユーザーのDMライブラリーに何百枚
ものDMユニットが含まれているものがあることも珍しくない。
DMの人気が高まるにつれて、DMの内容を記載したり、使用方法及び保存方
法(特に、そのDMがコンピュータデータを記憶するのに用いられたものである
場合)の説明、又は、DMの内容に関連した情報(例えば、その音楽DMにレコ
ーディングしたバンドの簡単な伝記)を記載した印刷小冊子を添付することが普
通になってきている。従って、DMの普及に伴って、多くの場合好ましくは関連
するDM自体と同じライブラリーにDM関連の印刷物(”DML”)を、更に好
ましくは個々のDMとDMLの関係を表示する態様で、収納する必要性が生じ
てきた。
従来、多くのDMとDMLは、消費者が購入したときは嵩高の収納ケース(例
えば、音楽CDのための宝石箱)内に収容されており、購入したときの元の容器
はその中に収容されているDM及びその関連DMLより遙かに嵩高であるにも拘
わらず、大抵の人はライブラリー収納方法として購入時の容器をそのまま使用し
ている。DMライブラリーが大きくなるにつれて、多くのユーザーは、収納スペ
ースの大きさを削減する必要性に迫られ、だいたい収納装置を求めていろいろな
試みがなされてきた。しかしながら、不幸にして、それらの収納装置は、多くの
制約を有しているため、一般には受け入れられていない。どんなライブラリー収
納装置であれ、ユーザーは、アクセスの容易性、索引可能性、審美性及び低コス
トを求める。又、包括的なライブラリー収納も、その重要性を増している。例え
ば、原容器(購入時の容器)以外の大抵の収納装置は、DMLの収納手段を欠い
ており、特に、特定のDMユニットをと一緒にその購入時に添付されている関連
のDMLを容易にアクセスすることができる態様で収納する収納装置は存在して
いない。
ユーザーにとってのもう1つの関心事は、従来の収納装置は、多くの場合、収
納容量を便利な単位で拡張する手段を欠いていることである。(例えば、大抵の
収納装置は、5個、10個又は12個のモジュール容量を有しているので、1個
か2個程度増やせばよいときでも、5
個、10個又は12個の単位でモジュール容量を府や差なければならない。)
更に、社会の流動性が益々大きくなり、DMデータ情報検索装置が益々小型化
しポータブル化するにつれて、ライブラリー収納装置の可搬性及び頑丈さの重要
性が益々大きくなってきている。
上記のように、従来技術の収納装置は、上述した問題の幾つかに対処している
が、全ての問題に適切に対応したものは皆無であり、今日、DM及びDML収納
装置の改良を求める要望が依然としてある。発明の開示
従って、本発明の目的は、中間数のディスク媒体(DM)、それに付随したコ
ンパクトな印刷物(DML)又はそれらの組合せを収納するための収納装置を提
供することである。
本発明の他の目的は、個々のDMユニット及びDMLを、その購入時の通常の
嵩高容器なしで、かつ、それらのDMユニット及びDMLにアクセスし易く、選
択の目的で目視することを可能にする態様で収納するための収納装置を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、視覚的観点からも、触覚的観点からも審美的に好感がも
てるDM及びDML収納装置を提供することである。
本発明の他の目的は、ユーザーが片手操作で迅速かつ予測可能な態様でライブ
ラリーをパラパラめくってせん
たくすることができるようにした収納装置を提供することである。
略述すれば、本発明の1つの好ましい実施形態は、1対のディスク形個別物体
又はそれらと同様なサイズの印刷物を収納し、ディスプレイするためのスリーブ
である。このスリーブは、1対のカバープレートによって包被された基盤プレー
トを有し、それによって、2つの被収納物体を受容し、圧縮自在に保持するのに
適した1対の収納ポケットを構成する。複数個のそのようなスリーブをスリーブ
の縁を横断するのではなく、縁に平行する取付レール上に載せる。
これらのスリーブは、多数のスリーブを収納しディスプレイするために、背骨
部材に取付けるのに特に適している。この背骨部材には、各々スリーブを受容す
るための取付レールを有する多数の椎骨部材を有する。それらの椎骨部材は、ヒ
ンジによって順々に取付けられており、椎骨部材に取付けられたスリーブを本の
頁のようにめくることができる。
略述すれば、本発明の第2の好ましい実施形態は、複数対のディスク形個別物
体及びそれらと同様なサイズの印刷物を収納し、ディスプレイするための収納モ
ジュールである。この収納モジュールは、1対のリムの間に挟まれた内側プレー
トと、1対のカバープレートを有し、それによって、2つの被収納物体を受容し
、圧縮自在に保持するのに適した1対の収納ポケットを構成する。各
収納モジュールは、それを一側縁において外部ハウジングに取付けるための取付
手段を備えている。
本発明の1つの利点は、ユーザーが個々のDM及びDMLを目視し、アクセス
することができるように容易に順々にディスプレイすることができることである
。
本発明の他の利点は、ユーザーが音楽コンパクトディスクのユーザー情報面、
即ち、ラベル全体が(ディスクの角度位置に関係なく)、又は、DMLのカバー
シート全体がユーザーに呈示され、目視することができるようにし、ユーザーが
容易にアクセスすることができるようにすることである。
本発明の他の利点は、収納物の内容を迅速、かつ、好便に、予測可能な態様で
順々に目視するために収納装置を片手で操作することができることである。
本発明の他の利点は、収納装置の製造コストを安くし、製造むらをなくすため
にモジュール式に構成することができることである。
本発明の他の利点は、所望に応じて、多数のDMユニット及びDMLの収納に
容易に適合させることができることである。特に、本発明は、最初から多数のD
Mユニットを収納することができるように構成しておいてもよく、あるいは、後
に必要に応じて容易に収納容量を拡張することができるように構成することもで
きる。そのような収納容量の拡張は、本発明の収納装置の各実施形態に追加のモ
ジュールセクションを追加することによって
達成するようにすることもできる。図面の簡単な説明
本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以
下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。
図1は、本発明の収納装置の第1実施形態に使用されるスリーブの分解透視図
である。
図2は、図1に示されたスリーブの多数個が背骨部材の各椎骨部材に取付けら
れた実施形態の透視図であり、図2aは、図2の線1−1に沿ってみた詳細図で
あり、図2bは、図2の線2−2に沿ってみた詳細図である。
図3は、図2の背骨部材とスリーブの組立体を収納するためのクラムシェル(
貝殻)型ケースの透視図であり、図3aは、図3の線1−1に沿ってみた詳細図
である。
図4は、図1又は図7のスリーブをバラで収納するためのトレー型収納ユニッ
トの透視図である。
図5は、本発明の収納装置の第2実施形態の透視図である。
図6は、第2実施形態の収納装置に用いるための収納モジュールの分解透視図
である。
図7は、図6の組み立てられた状態の収納モジュールの透視図である。発明を実施するための最良の形態
ディスク媒体(略称「DM」、ここでは単数及び複数の両方を意味する)及び
それに付随したコンパクトな印刷物(DML)のための本発明のスリーブ型収納
装置(以下、単に「スリーブ」と称する)10の好ましい第1実施形態が、図1
〜4に示されている。
図1は、基盤プレート12と2枚のカバープレート14を含む本発明のスリー
ブ10の一実施例の分解透視図を示す。スリーブ10を組み立てると(例えば図
2参照)、各々DM18又はDML20(例えば図6参照、いずれも図2には示
されていない)を挿入するのに適する2つの収納ポケット16が形成される。
基盤プレート12、カバープレート14及び収納ポケット16は、全てほぼ長
方形であるから、それらは、全て、DM18又はDML20を挿入する側の入口
縁22と、入口縁22とは反対側の後縁24と、1対の側縁26を有するものと
定義することができる。
好ましい実施形態では、基盤プレート12は、その各側縁26の、後縁24と
の交差部に近接した部位に配置された、本発明の重要な1つの特徴である保持耳
片28を有する。保持耳片28は、ユーザーがDM18又はDML20を繰り返
し収納ポケット16へ出し入れしても、基盤プレート12を1対のカバープレー
ト14の間に捕捉してそれらの間から抜け出ないように保持する働きをする。勿
論、基盤プレート12を所定位置に保持する
ための他の方法を用いることも可能である。例えば、後述する実施形態において
は、基盤プレート12を所定位置に接着してもよい。更に、例えば2つ以上の耳
片を用いる構成や、側縁26の別の部位に配置した耳片を用いる構成等の他の構
成も可能である。
好ましい実施形態では、カバープレート14は全て同じ構造であり、各カバー
プレート14は、その後縁24及び両側縁26の周りに配設された、相手のカバ
ープレート14の対応する舌片32及び溝34と係合する溝34及び舌片32を
有する。これらの舌片32及び溝34の配置は、2枚のカバープレート14が組
合わされたとき、各カバープレート14の各舌片32が相手のカバープレート1
4の対応する各溝34に嵌合するように位置されている限り、任意の配置であっ
てよい。カバープレート14を結合する手段として、舌片と溝から成るさねはぎ
継ぎの他に、他のいろいろな代替方法を用いることもできる。例えば、異なる構
造の2枚のカバープレートを超音波かしめ法又は溶接法によって接合することが
できる。
好ましい実施形態に戻って説明すると、スリーブ10の厚みを最終的に決定す
るのは、特に、舌片32及び溝34の寸法である。DM18を収納ポケット16
内に僅かに圧縮自在に保持することが望ましいので、舌片32及び溝34は、収
納すべきDM18の厚みに対応して適切な寸法とされる。(収納すべき特定のタ
イプのDM1
8の厚さが舌片32及び溝34の寸法を決める基本となる。なぜなら、DM18
の厚さは、DML20の厚さとは異なり、規格化されており、知られているから
である。)
組立中相互に係合させたカバープレート14を結合状態に保持するための係止
手段が必要である。好ましい実施形態では、舌片32に一連の係止ノッチ36が
形成され、それらの対応して一連の係止穴38が溝34に形成されている。スリ
ーブ10の組立に当たっては、舌片32を溝34に係合させると、係止ノッチ3
6が係止穴38に係合し、それによってスリーブ10のカバープレート14を結
合状態に係止する。勿論、カバープレート14を結合状態に係止する手段として
は、他の実施形態として他のいろいろな結合方法、例えば、接着や上述した超音
波溶接等の方法を用いることもできる。
基盤プレート12は、DM18をその露出したデータ情報面を基盤プレート1
2に隣接させて収納ポケット16に挿入することを前提として、その場合にDM
18上の重要なデータを保護するために、非引掻性材料で製造することが好まし
い。DM18をその露出したデータ情報面を基盤プレート12側にして収納ポケ
ット16に挿入することは、又、DM18のユーザー情報面をスリーブの外側に
向けて収納ポケット16に挿入することになり、後述するような利点をもたらす
。本発明はの好ましい実施形態では基盤プレート12の非引掻特性を得るた
めに軟質材料を用いるが、この目的を達成するための他のいろいろな方法を採る
ことも可能である。例えば、代替手段として、表面磨きや、表面摩擦係数が非常
に低い材料を用いることができる。
現在市販されているDM18は、通常、その片面だけが露出データ情報面であ
り、データ情報面を基盤プレート12側に向けて収納されているので、カバープ
レート14の素材は、必ずしも基盤プレート12の素材と同じである必要はない
。ただし、最大限の利点を得るためには、カバープレート14は、透明な材料(
例えばプラスチック)で形成することが好ましい。その場合、ユーザーは、スリ
ーブ10内に収納されているDM18のユーザー情報面又はDML20の外側面
の全面を容易に読むことができる。あるいは又、カバープレート14を透明な材
料で形成することほど好ましい訳ではないが、基盤プレート12は不透明な材料
で形成することが好ましい。その場合、ユーザーは、内容物が収納されている下
側の収納ポケット16内にまで見通すことなく、上側の収納ポケット16内に内
容物が収納されているかどうかを簡単に見分けることができる。
随意選択としてであるが、非常に望ましい特徴として、各カバープレート14
にアクセススロット40を設けることができる。アクセススロット40は、ユー
ザーが収納ポケット16からDM18又はDML20を容易にする。アクセスス
ロット40は、ユーザーが収納ポケッ
ト16内に収納されているDM18を取り出すのに十分な引っかかりを得るのに
十分にDM18の中心ハブ穴に容易に指先を挿入することができるように、カバ
ープレート14に十分な深さにまで切り込むことが好ましい。ただし、アクセス
スロット40は、スリーブ10全体の構造的剛性を大きく損なうほど深くカバー
プレート14に十分な深さにまで切り込むべきではない。
アクセススロット40の形状には、いろいろな変型が可能である。図1及び2
は、右利きのユーザーのためのほぼ直角三角形とした好ましいアクセススロット
40の形状を示す。三角形の第1辺40a(図2)はカバープレート14の側縁
26(ユーザーに対して通常遠位側即ち右側縁)に平行であり、三角形の第2辺
40b(図2に点線で示されている)はカバープレート14の入口縁22の一部
分に一致しており、三角形の斜辺40cは図2に示されるように形成されている
。図1及び2から分かるように、アクセススロット40のこの形状及び向きは、
通常、右利きにとって最適であり、又、見た目にも非常にきれいである。更に、
この比較的開口幅の広い三角形のアクセススロット40を使用することは、幾つ
かの製造上の利点を提供する。第1に、材料の必要量を削減することができると
ともに、一般的な製造方法は金型成形であるから、成形圧力も小さくてすむ。他
の条件を一定とすれば、所要成形圧力の大きさは成形すべき部品の表面積の関数
である。コンパクトディスク型のDM1
8に適するスリーブ10のためのここに開示された特定のアクセススロット40
は、それより狭いスロットを用いたとすれば(即ち、カバープレート14がより
大きい表面積を有しているとすれば)必要とされる成形機より1サイズ小さい工
業規格の成形機で、カバープレート14を製造することができる。
スリーブ10の重要な特徴の1つは、取付け態様の融通性である。図1に示さ
れるように、各カバープレート14は、その側縁26に沿って延長部分42を有
し、その後縁24に少くとも1つの取付け用突起44を有している。図2から分
かるように、2枚のカバープレート14を単一のスリーブ10として組み立てる
と、スリーブ10の後縁24に沿って取付け用スロット46が形成される。各カ
バープレート14に設ける取付け用突起44は、1つだけとすることができ、例
えば、カバープレート14の後縁24の全長に沿って延長した長い取付け用突起
としてもよく、あるいは、カバープレート14の後縁24の中心部に沿って延長
した短い取付け用突起としてもよい。ただし、好ましい実施形態においては、各
カバープレート14の後縁24の両端に1つづつ2つの取付け用突起44が配置
されている。従って、各スリーブ10の取付け用スロット46の両端にそれぞれ
2つづつ、合計4つの取付け用突起44が設けられ、十分な強度と、取付けの安
定性が得られる。
図2は、背骨部材48に取付けられた多数のスリーブ
10を示す。背骨部材48は、各々取付けレール52を備えた多数の椎骨部材5
0を有する。各スリーブ10は、その取付け用スロット46を取付けレール52
に嵌めて矢印54で示されるように摺動させることによって対応する椎骨部材5
0に係合する。これらの椎骨部材50は、ひと続きに連続して連結されており、
そのうちの1つ(好ましくは中央の1つ)が背骨部材48に取付けられる。プラ
スチックで製造される好ましい実施形態においては、椎骨部材50同志を連結す
る方法は、可撓ヒンジ(例えば、ピアノヒンジ(連続蝶番))55を用いる方法
である。この連結方法は、ユーザーがDM18又はDML20を選択するために
一連のスリーブ10にロール・アンド・タンブル態様でアクセスすることができ
るという重要な利点を提供する。このロール・アンド・タンブル動作は、多くの
点で本の頁をぱらぱらめくる動作に類似しており、1つのスリーブを引っ張るよ
うにしてめくると、単に本の背に相当する背骨部材48を通して伝えられる力に
よって次々にスリーブがめくられる。特に、各スリーブ10は相互には取付けら
れいない点に留意されたい。各スリーブ10はそれぞれの椎骨部材50に取付け
られており、それらの椎骨部材50が背骨部材48に取付けられている。この操
作は、外見的にみると、通常のカードファイル(例えば、ROLODEXという
商標名で販売されているもの)に多少類似しているが、操作態様は全く異なる。
図2aは、図2の線1−1に沿ってみた断面図であり、空の取付けレール52
の詳細を示す。取付けレール52は、入口端56とストッパー端58を有し、そ
れらはいずれもスリーブ10の取付け用スロット46との係合を容易にするため
に先導テーパ60を有している。入口端56は、取付けられたスリーブ10を取
付けレール52に保持するのを助成するために上向きに突出したストッパーデイ
ンプル(突起)57を有している。更に、ストッパー端58は、取付けられたス
リーブ10が取付けレール52に沿って摺動しすぎるのを防止するためにストッ
パー耳片62を有している。
各スリーブ10を背骨部材48の対応する椎骨部材50に保持させる態様とし
ては、いろいろなな態様を採用することができる。上述したように、ストッパー
デインプル57は、この目的に寄与する。もう1つの方法は、椎骨部材50の取
付けレール52全体とスリーブ10の取付け用突起44との間に軽い干渉嵌めを
設定することである。更に別の方法は、スリーブ10の取付け用突起44を例え
ば取付けレール52のストッパー端58にスナップ嵌め込みの態様で差し込むた
めの凹部を形成することである。ただし、取付けレール52の好ましい態様では
、図2の線2−2に沿ってみた断面図である図2bに示されているように、取付
けレール52の両端に斜面部分64を形成する。各斜面部分64は、互いに対向
しており、取付けレール52の両最外端を細くしている。こ
れらの斜面部分64は、スリーブ10の取付け用突起44との間に図に示される
ように部分的に干渉嵌めを設定し、スリーブ10の取付け用突起44を心合させ
るとともに取付けレール52上の所定位置にしっかりと保持する働きをする。
以上の説明では、取付け用スロット46はスリーブ10の後縁24に形成され
るものとして説明されたが、当業者には明らかなように、両側縁26のどちらか
一方に所要の特徴(例えば延長部分42と取付け用突起44)を形成し、それに
従ってスリーブ10を取付けるようにしてもよい。
図3は、本発明のスリーブ10を収納するのに適する容器の一例であるクラム
シェル(貝殻)型ケース66を示す。このクラムシェル型ケース66は、下側ケ
ース部分68と、上側ケース部分70を有し、図2の背骨部材を受容し、多数の
スリーブ10を非常にコンパクトな、しかも、防護された態様で搬送するのを容
易にする。この態様で収納することができるスリーブ10の望ましい個数は、通
常、5,8,10,12,20枚であり、所望ならばそれ以上とすることができ
る。従って、図3に示されたようなケース66は、適切に設定されたサイズの背
骨部材48を受容するように設計することができる。好ましい実施形態では、背
骨部材48は、ケース66のヒンジ組立体72の一部とされる。
図3の線1−1に沿ってみた断面図である図3aは、
ヒンジ組立体72の詳細を示す。下側ケース部分68には、各々内方へ突出した
デインプル57を有する2つの外側ヒンジ歯74が設けられ、上側ケース部分7
0には、各々貫通孔80を有する2つの中間ヒンジ歯78が設けられている。背
骨部材48は、互いに反対向きに外方へ突出した2つのデインプル76を有する
内側ヒンジ歯82を備えている。これらのデインプル76は、慣用のヒンジピン
に類似した機能を果たし、中間ヒンジ歯78の貫通孔80に係合して全てのヒン
ジ歯74,78,82を軸線84の周りに回動自在に心合した状態に保持する。
ケース66の素材はプラスチックとすることが好ましいので、(例えば在来のヒ
ンジピンではなく)デインプル76を用いることにより、ケース66のスナップ
嵌め組立て及び分解を容易にする。
図4は、本発明のスリーブ10を収納するのに適する容器の別の例であるトレ
ー86を示す。このトレー86は、多数のスリーブ10をバラで収納し、展示す
るのに適するトレー型収納ユニットである。トレー86は、ベース88と、両端
壁90と、両側壁92を有し、ベース88には、随意選択として、ユーザーがト
レー内に収納されたスリーブ10にロール・アンド・タンブル態様でアクセスす
のを容易にするために図4に示されるように上向きアーク形状とすることができ
る。又、随意選択として、索引用仕分け板94を設けることもできる。このトレ
ー86は、又、後述する収納モジュール110に使
用するのにも非常に適している。
変型例
図5〜7は、本発明のDM及びその付属DMLのための収納装置の各種変型実
施形態を示す。
図5に示される本発明の収納装置110は、2つの基本部材、即ち、収納ハウ
ジング112と多数の収納モジュール114から成る。収納ハウジング112は
、該収納ハウジング112上又は内に収納モジュール114を保持するための取
付機構116を有している。図5では、収納ハウジング112は、ストッパー部
材120(L字の底辺に類似している)と、受け板部材120(L字の直立辺に
類似している)と、2つのモジュール取付レール124を有するL字形ラック1
18としてし示されている。レール124は、ストッパー部材120からほぼラ
ック118の開放端126にまで延長している。レール124がラック118に
固定されていることにより両者は互いに固定関係に保持される。説明の便宜上、
収納ハウジング112は、図5でみて前方を前側128、左側を左側130、右
側を右側132と称することとする。
収納ハウジング112を矢印で示される垂直軸線134に沿う直立位置に置く
と、収納モジュール114は、重力によりストッパー部材120上に座置する。
この位置では、ラック118の開放端126歯、頂部に位置している。ただし、
収納ハウジング112は、必ずしも直
立位置に置く必要はない。例えば、この実施形態による収納装置110を2個、
それらの開放端126を互いに突き合わせるようにして(全体として大きな角形
U字形をなすのでし、実際、この形態では「開放端」と称するのは誤称になって
しまうが、)水平に結合してもよい。その構成は、各収納モジュール114が開
放端126のところでレール124から滑り落ちるのを防止する。勿論、開放端
126を「閉じる」別の方法として、単にその開放端126に追加のストッパー
部材120をつ追設して収納ハウジング112全体をU字形としてもよく、実際
、発明者は、収納装置110の多くの実施形態がこのように構成されることを予
期している。収納装置110は、以下に述べるように、いろいろなな変型構成を
可能にし、たいていの場合、上記のようなU字形構成を採ることが可能である。
収納ハウジング112の構成要素の多くは、単なる設計事項である。例えば、
ラック118は図5ではL字形であるが、先に述べたように、角形U字形とする
ことも同様に可能である。あるいは又、収納ハウジング112は、一辺を除いて
全ての辺が閉じられたトレー型(例えば、図4参照)としてもよく、更には、全
ての辺を閉じて扉を取付けたトレーを用いることもできる。更に、収納ハウジン
グ112の各構成要素は、必ずしも直線形とする必要はない。例えば、ストッパ
ー部材120は、任意所望の形状とすることができ、その主要な役割は、単
に、各収納モジュール114が図5に示されるように重力により、あるいはその
他の手段によって当接座置することができる部所を提供することができる。例え
ば、後述する「ボビン」型のようなある種の実施形態においては、ストッパー部
材120を完全に省除することができ、あるいは、別の実施形態においては、多
数のストッパー部材120を設けることもできる。ある種の用途においては、受
け板部材122(例えば、図5のL字形ラックの直立辺)又はU字形又はトレー
型のベースが、L字又はU字又はトレーを開放するようにアーク形とされた形状
が非常に好ましい。この原理は、L字形又はU字形をO字形にすることにまで、
あるいは、トレーをボビン又はスプール形状にすることにまで発展させることが
できる。
取付機構116も、本発明の収納装置110の原理を損なうことなく、いろい
ろなな変型が可能である。例えば、図5では、取付機構116として2本の取付
レール124を用いるものとして示されているが、取付レール124を1本にし
てもよい。ただし、その場合は、特に、単一の取付レール124と収納モジュー
ル114との間の製造公差が厳密でなかったり、摩耗が生じたりした場合は、単
一の取付レール124では、収納モジュールを十分に安定して保持することがで
きないことがあろう。反対に、取付レール124を3本以上にすることもできる
が、その構成は、図5に示された2本の取付レール
124の構成に比べて収納モジュール114の回動安定度をほとんど高めること
がなく、その他の利点もほとんどない。又、取付機構116は、必ずしもレール
124で構成する必要はなく、1本又はそれ以上のロッドで構成しても同等の作
用が得られる。ここでは「レール」や「ロッド」という用語が用いられているが
、これらの用語は非常に一般的な意味で用いられており、取付機構116は、「
リップ」、「舌」、「凸部」、「ワイヤリング」等の用語によって表される部材
によっても構成することができる。
図5に示された実施形態の操作は、ユーザーが全体的に平たい板状の収納モジ
ュール114の1つ又はそれ以上又は全部を回転矢印138で示されるように上
方へ傾けることによって行われる。それによって、各収納モジュール114の面
が呈示されユーザーがそれを視ることができる。収納モジュール114を放せば
、収納モジュール114は重力によって落下して元の位置に戻るので、ユーザー
は、本の頁又はカード索引をちょうど「扇形に広げる」ように個々の収納モジュ
ール114を選択しながら放してそれらの面を選択的に視ることができる。この
ような「パラパラめくる」又は「扇形に広げる」操作によりユーザーは、個々の
収納モジュール114の中味を視ることもできるので、収納装置110に収納さ
れているDM及びDMLのライブラリーの中から所望のものを選択することがで
きる。各実施形態の収納装置11
0は、勿論、その受け板部材122を支持面上に水平に載せて使用することもで
きる。その場合は、収納装置110の操作態様は、在来のカードファイル(例え
ば、ROLODEXという商標名で販売されているもの)に多少類似したものと
なり、受け板部材122がアーク形状又は丸形にされている場合は、操作態様は
カードファィルのそれに一層類似したものとなる。
図6は、収納装置110の収納モジュール114の好ましい実施形態を分解透
視図で示す。この収納モジュール114には、2つの基本的オプション、即ち、
ディスク状DM18だけを挿入し収納するのに適した、DM専用のDMオプショ
ン140と、DM18又はある種のDML20(ここでは、方形のDML20が
示されている)のどちらかを挿入し収納するのに適した包括オプション142が
含まれている。各収納モジュール114は、これらのオプションの中から2つの
事例を有することが好ましいが、1つの事例だけを有する実施形態も可能である
。これらのオプションをどのように組み合わせるかは、完全に設計事項である。
例えば、DMオプション140を1つの収納モジュール114の両面に設けても
よく、あるいは、包括オプション142を1つの収納モジュール114の両面に
設けてもよく、あるいは又、図6に示されるように、1つの収納モジュール11
4の一方の面にDMオプション140を設け、他方の面に包括オプション142
を設けて組合せ収納モジュール114と
してもよい。組合せ収納モジュール114は、各収納モジュール114において
1つのDML20を1つのDM18と対にすることができ、従って、そのDML
20を明確に、論理的に、そして直観的にその特定のDM18に対応させること
ができるという点で好ましい。
図6の組み立てられた状態の収納モジュール114を示す図7をも参照して説
明すると、ここでは、説明の便宜上、収納モジュール114の各縁(長方形の各
辺)をいずれも縁144と称し、それらの縁のうち、DM18又はDML20を
収納モジュール114内へ挿入するため縁を入口縁146と称し、その他の縁は
、それぞれ第1縁148、入口縁146と対向した第2縁150と、第1縁14
8と対向した第3縁152と称する。
図6の上から下へ順に説明すると、この分解図には、上から順に、モジュール
頂面156を形成する第1カバーシート154(図7をも参照)、DM保持リム
158、内側プレート160、包括リム162、及び、モジュール底面166を
形成する第2カバーシート164(図7をも参照)が示されている。これらの部
品の「サンドイッチ」を組み合わせると、収納モジュール114内に、DM18
だけを収納するのに適したDMポケット168と、DM18又はDMLを受容し
収納するのに適した包括ポケット170が形成される。これらの主要部品は、い
ずれも、互いに整合する取付け用切欠き172を有しており、収納モジュール1
14の組立てが完成した状
態では、取付け用切欠き172は、収納モジュール114を収納装置110の収
納ハウジング112内の取付機構116に係合させる働きをする。取付け用切欠
き172は、収納装置110を操作する上で重要な役割を果たすので、後に詳述
する。
第1カバーシート154には、DMポケット168内に収納されたDM18の
引き出しをよういにするために、随意選択として指係合用スロット174を形成
することができる。同様に、第2カバーシート164にも、包括ポケット170
内に収納されたDM18又はDML20の引き出しを容易にするために、随意選
択として指係合用スロット174を形成することができる。好ましい実施形態に
おいては、第1カバーシート154及び第2カバーシート164は、いずれも、
DMポケット168又は包括ポケット170内に収納されたDM18、又は、包
括ポケット170内に収納されたDML20に印刷された情報を見易くするため
に、透明材料(例えば、プラスチック)で形成される。第1カバーシート154
及び第2カバーシート164は、好ましい実施形態では全体が透明であるから、
DMポケット168又は包括ポケット170内に収納されたDM18がどのよう
な角度位置にあっても、外から目視するのを妨げることがない。又、通常は長方
形又は正方形であるDML20は、包括ポケット170内に挿入する前に90°
単位で回転されることがあるが、その場合でも、やはり収納されたDM
L20の基本的な見易さが損なわれることがない。(ただし、不適切な向きによ
る読み難さは別の問題である。例えば、文字が読む人にとって逆向きになってい
るような場合は別である。)
DM保持リム158は、組立てられた収納モジュール114内に形成されるD
Mポケット168がその中に挿入されたDM18をぴったり保持するように適当
な厚さ176とされる。又、包括リム162も、DM保持リム158と同じ厚さ
とすることが好ましい。包括ポケット170はDM18とDML20のどちらで
も保持することができるという二重の機能を有しているので、包括リム162を
DM保持リム158と同じ厚さとするのが最善であると考えられる。なぜなら、
DM18の寸法(厚さを含む)は厳密で一定であるのに対して、DML20の寸
法は不定であり、圧縮によっても若干変化することもあるからである。更に、D
M18及びDML20を重力によっては十分に収納モジュール114内に保持す
ることができないような収納モジュール114の実施形態の場合は、DM18及
びDML20を内側プレート160とそれに対応する第1カバーシート154又
は第2カバーシート164との間に僅かに圧縮して保持することができるように
、DM保持リム158及び包括リム162の厚さ176を薄くすることができる
。DM保持リム158及び包括リム162の更に別のオプションとして、それら
を異なる色の材質で形成することができる。そ
の場合、ユーザーは、各収納モジュール114をその一縁144からみたとき色
パターンの変化がDMライブラリー中の区分けを表すように収納モジュール11
4の積重体又は列を編成することができる。
ここで、取付け用切欠き172に戻って説明すると、図6及び7には、これら
の取付け用切欠きは、収納モジュール114の各構成部品の第2縁150に形成
されたものとして示されているが、これは必須要件ではなく、他の実施形態にお
いては、第1縁148又は第3縁152に形成してもよく、あるいは、複数の縁
144に亙って複数組の取付け用切欠き172を形成することもできる。かくし
て、収納モジュール114の入口縁146を図5でみてラック118の前側12
8、左側130又は右側132のどちらにでも選択的に対面させることができる
。これは、収納装置110の向きに融通性を与えるという明らかな利点をもたら
す。例えば、収納装置110は、引き出しの中に入れてもよく、書棚の上に竪て
に立てて置くこともでき、その場合、取付機構116に係合させるために、取付
け用切欠き172を有する縁144を選択することによって収納装置110内の
中味に対するアクセスを最適にすることができる。取付け用切欠き172のため
のもう1つのオプションは、それらの取付け用切欠きを取付機構116にスナッ
プ式に(弾発的に)係合させるように賦形し寸法づけすることである(その場合
、カード索引ファイルに類似させれば、その構
成を視覚化する、即ち外から目に見えるようにすることができる。)この構成は
、例えば、収納装置をポータブルにした場合によく起こるように収納装置の向き
が相当に変えられても、収納ハウジング112が各収納モジュール114を所定
位置に保持するのを可能にする。そのような「スナップ組立」型実施形態の収納
装置110から各収納モジュール114を取り出すのを容易にするために、各収
納モジュール114に随意選択の握り突起178を敷設することができる。
内側プレート160は、収納モジュール114をモジュールの頂面156とモ
ジュールの底面166との間で実質的に二等分している。ほとんどの実施形態に
おいて内側プレート160の表面は、収納モジュール114内に収納されたDM
18のデータ情報面に引っ掻き傷がつけられることがないように柔軟にされるこ
とを企図している。従って、内側プレート160の素材として最適な材料は、軟
質のものであるか、高度に研磨されたものである。勿論、それは、ユーザーがD
M18をDMポケット168及び包括ポケット170内に「適正に」挿入するこ
とを前提にしている。ただし、第1カバーシート154及び第2カバーシート1
64の素材として透明な材料が用いられているので、データ情報面を外側にして
DM18を挿入することは、比較的論理的であり、直感的でもあるはずである。
好ましい実施形態では、収納モジュール114内の中
味であるDM18及びDML20を保持するための手段として第1カバーシート
154及び第2カバーシート164が用いられているが、本発明の収納装置11
0の原理から逸脱することなく、その他の保持手段を用いることもできる。例え
ば、DM18がモジュールの頂面156から滑り落ちるのを防止するために、あ
るいは、DM18又はDML20がモジュールの底面166から滑り落ちるのを
防止するために、頂面156及び/又は底面166に内向きに(即ち、近接する
縁144から離れる方向に)カールしたリップを形成することができる。そのよ
うなリップは、その形状及び寸法を適切に設定することによって、DM18及び
DML20をその3辺の点において捕捉することができる。
以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実
施形態の構造及び形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を
加えることができることを理解されたい。上述した各実施形態の他に、例えば、
本発明のスリーブ10、背骨部材48及び収納装置110には本発明の範囲内で
いろいろな改変及び変更を加えることができる。
産業上の利用分野
本発明のスリーブ10は、DM18及びDML20を収納するのに特に適して
おり、DM18及びDML20
の両方のタイプの内容物を交換自在に受容することができるので、それらの内容
物を所望通りに関連づけて収納することができるという要望を充足することがで
きる。
本発明のスリーブ10は、在来のポイントオブセールス(POS)収納容器(
例えば、宝石箱)や、現在使用されているその他の多くの従来技術の収納装置に
比べてサイズがコンパクトであるから、本発明のスリーブ10のユーザーは、従
来技術の収納装置に比べて収納「密度」を高めることができる。このことは、多
数のDM18又はDML20のライブラリーを蓄積したユーザー、又は、多数の
DM18又はDML20のライブラリーをコンパクトに搬送したいユーザーにと
っては特に有利である。スリーブ10を背骨部材48及び椎骨部材50と組み合
わせて使用するか、あるいは、トレー86内に収容すれば、DM18とDML2
0を所望の順序に並べることができ、それによって、DM18及びDML20の
ライブラリーを所望に応じて能率的に「索引」することができる。背骨部材48
に取付けられたスリーブ10及びその内容物の耐久性及び防護は、それらをケー
ス66内に収容することによって更に高めることができる。
又、本発明の収納装置110も、DM18及びDML20の収納に特に適して
いる。収納モジュール114も、DM18及びDML20の両方のタイプの内容
物を交換自在に受容するように構成することができるので、DM18とDML2
0を関連づけて収納するという紺にと
の特に望ましい収納要望を充足することができる。収納モジュール114は、又
、在来のポイントオブセールス収納容器よりコンパクトであり、しかも、内容物
に在来のポイントオブセールス収納容器と実質的に同等の防護を与えるように構
成することができる。更に、収納モジュール114は、特に収納ハウジング11
2内に装着された場合、DM18及びDML20のライブラリーに使用するのに
も適している。
上述した各実施形態の全ての部品(例えば、スリーブ10、背骨部材48、ト
レー86、収納ハウジング112、収納モジュール114等)は、全て、通常の
、安価な材料で製造することができるが、プラスチックを主材料とすることが好
ましいと考えれる。なぜなら、プラスチック材には透明なものもあり、収納の対
象とされるDM18及びDML20等の内容物に対して非引掻性のものもあるか
らである。更に、慣用のプラスチック成形法と合わせて、スリーブ10に関連し
て上述したスナップ結合や超音波溶接による組立技術や、収納モジュール114
に関連して上述した接着剤結合による組立技術を用いることが、本発明のスリー
ブ、収納ハウジング、トレー、収納モジュール等を製造するのに特に適している
。
以上のように、本発明は、広範囲にわたる産業上の利用適性を有し、商業目的
での利用範囲も広く、耐久性も高い。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年7月29日
【補正内容】
請求の範囲
1.ディスク形記憶媒体と、該記憶媒体に関連する同様なサイズの印刷物と
から成る群から選択された1対の個別物体を収納し、ディスプレイするためのス
リーブであって、
基盤プレートと、
前記1対の個別物体を受容し圧縮自在に保持するのに適した1対の収納ポケ
ットを形成するように前記基盤プレートを間に挟んで保持するための1対のカバ
ープレートと、
該スリーブを形成するために前記1対のカバープレートと基盤プレートを結
合するための結合手段と、
該スリーブを、その一縁を横断せず、該一縁に平行に延長した取付レールに取
付けるための取付手段と、
から成るスリーブ。
2.前記基盤プレートは、前記物体に記憶されたデータに対して適切な非引
掻性を有する材料で製造されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の
スリーブ。
3.前記1対のカバープレートは、ユーザーが前記収納ポケット内に収納さ
れた前記物体の表面を読むことができるように適切な透明性を有する材料で製造
されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスリー
ブ。
4.前記結合手段は、さねはぎ継ぎ、超音波接合及び接着剤のいずれかから
成ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスリーブ。
5.前記各カバープレートは、取付縁を有し、前記取付手段は、該取付縁に
設けられた少くとも1つの突起によって形成されており、該スリーブの該突起が
前記取付レールを把持するように構成されていることを特徴とする請求の範囲第
1項に記載のスリーブ。
6.前記各カバープレートは、ユーザーが該スリーブの前記収納ポケット内
の前記物体を引き出すのを容易にするためにアクセススロットを有していること
を特徴とする請求の範囲第1項に記載のスリーブ。
7.請求の範囲第1項に記載の複数のスリーブを収納しディスプレイするた
めの背骨部材であって、
各々1つの前記スリーブを受容するための取付レールを有する多数の複数の椎
骨部材と、
前記各スリーブを取付けて、本の頁のような態様でめくることができるように
、前記椎骨部材を順々に取付けるヒンジ手段と、
から成る椎骨部材。
8.前記各椎骨部材は、前記物体を保持するための保持手段を備えているこ
とを特徴とする請求の範囲第7項に記載のスリーブ。
【手続補正書】
【提出日】1998年8月28日
【補正内容】
(1)本出願の特許請求の範囲の記載を以下の通り補正する。
『2.特許請求の範囲
1.ディスク形記憶媒体と、該記憶媒体に関連する同様なサイズの印刷物
とから成る群から選択された1対の個別物体を収納し、ディスプレイするための
スリーブであって、
基盤プレートと、
前記1対の個別物体を受容し圧縮自在に保持するのに適した1対の収納ポケッ
トを形成するように前記基盤プレートを間に挟んで保持するための1対のカバー
プレートと、
該スリーブを形成するために前記1対のカバープレートと基盤プレートを結合
するための結合手段と、
該スリーブを、その一縁を横断せず、該一縁に平行に延長した取付レールに取
付けるための取付手段と、
から成るスリーブ。
2.前記基盤プレートは、前記物体に記憶されたデータに対して適切な非
引掻性を有する材料で形成されており、前記1対のカバープレートは、ユーザー
が前記収納ポケット内に収納された前記物体の表面を読むことができるように適
切な透明性を有する材料で形成されており、前記結合手段は、さねはぎ継ぎ、超
音波接合及び接着剤のいずれかから成ることを特徴とする請求の範囲第1項に記
載のスリーブ。
3.前記各カバープレートは、取付縁を有し、前記取付手段は、該取付縁
に設けられた少くとも1つの突起によって形成されており、該スリーブの該突起
が前記取付レールを把持するように構成されていることを特徴とする請求の範囲
第1項に記載のスリーブ。
4.前記各カバープレートは、ユーザーが該スリーブの前記収納ポケット
内の前記物体を引き出すのを容易にするためにアクセススロットを有しているこ
とを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスリーブ。
5.請求の範囲第1項に記載の複数のスリーブを収納しディスプレイする
ための背骨部材であって、
各々1つの前記スリーブを受容するための取付レールを有する多数の複数の椎
骨部材と、
前記各スリーブを取付けて、本の頁のような態様でめくることができるように
、前記椎骨部材を順々に取付けるヒンジ手段と、
から成る椎骨部材。
6.前記各椎骨部材は、前記物体を保持するための保持手段を備えている
ことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の椎骨部材。』
(2)本出願の明細書第29頁第25行の「紺にと」を『今日』と訂正する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,
CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G
E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR
,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,
MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK
,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,
VN
(72)発明者 パーマー,クリストファー ジー.
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
95070,サラトガ,マッコイ アヴェニュ
ー 18724
(72)発明者 ジェルフマン,スティーヴン エイ.
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
95121,サン ホセ,ウルマン コート
4461
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ディスク形記憶媒体と、該記憶媒体に関連する同様なサイズの印刷物と から成る群から選択された1対の個別物体を収納し、ディスプレイするためのス リーブであって、 基盤プレートと、 前記1対の個別物体を受容し圧縮自在に保持するのに適した1対の収納ポケ ットを形成するように前記基盤プレートを間に挟んで保持するための1対のカバ ープレートと、 該スリーブを形成するために前記1対のカバープレートと基盤プレートを結 合するための結合手段と、 該スリーブを、その一縁を横断せず、該一縁に平行に延長した取付レールに取 付けるための取付手段と、 から成るスリーブ。 2.前記基盤プレートは、前記物体に記憶されたデータに対して適切な非引 掻性を有する材料で製造されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の スリーブ。 3.前記1対のカバープレートは、ユーザーが前記収納ポケット内に収納さ れた前記物体の表面を読むことができるように適切な透明性を有する材料で製造 されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスリーブ。 4.前記結合手段は、さねはぎ継ぎ、超音波接合及 び接着剤のいずれかから成ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスリー ブ。 5.前記各カバープレートは、取付縁を有し、前記取付手段は、該取付縁に 設けられた少くとも1つの突起によって形成されており、該スリーブの該突起が 前記取付レールを把持するように構成されていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のスリーブ。 6.前記各カバープレートは、ユーザーが該スリーブの前記収納ポケット内 の前記物体を引き出すのを容易にするためにアクセススロットを有していること を特徴とする請求の範囲第1項に記載のスリーブ。 7.請求の範囲第1項に記載の複数のスリーブを収納しディスプレイするた めの背骨部材であって、 各々1つの前記スリーブを受容するための取付レールを有する多数の複数の椎 骨部材と、 前記各スリーブを取付けて、本の頁のような態様でめくることができるように 、前記椎骨部材を順々に取付けるヒンジ手段と、 から成る椎骨部材。 8.前記各椎骨部材は、前記物体を保持するための保持手段を備えているこ とを特徴とする請求の範囲第7項に記載のスリーブ。 9.ディスク形記憶媒体と、該記憶媒体に関連する同様なサイズの印刷物と から成る群から選択された複数対の個別物体を収納し、ディスプレイするための 収納モ ジュールであって、 内側プレートと、 1対のカバーシートと、 1対のリムのと、 該収納モジュールを形成し、それによって、1対の前記物体を受容し圧縮自在 に保持するのに適した1対の収納ポケットを形成するために前記カバーシート、 前記リム及び前記内側プレートを結合するための結合手段と、 該収納モジュールの一縁を外部取付機構に取付けるための取付手段と、 から成る収納モジュール。 10.前記内側プレートは、前記物体に記憶されたデータに対して適切な非引 掻性を有する材料で製造されていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の 収納モジュール。 11.前記1対のカバーシートは、ユーザーが前記収納ポケット内に収納され た前記物体の表面を読むことができるように適切な透明性を有する材料で製造さ れていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の収納モジュール。 12.前記結合手段は、さねはぎ継ぎ、超音波接合及び接着剤のいずれかから 成ることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の収納モジュール。 13.前記取付手段は、該収納モジュールを、レール、ロッド、リップ及び舌 片のいずれか少くとも1つから 成る前記外部取付機構に取付けるのに適していることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の収納モジュール。
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