JPH1150411A - 衝撃吸収型地盤及びその造成方法 - Google Patents

衝撃吸収型地盤及びその造成方法

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JPH1150411A
JPH1150411A JP34191497A JP34191497A JPH1150411A JP H1150411 A JPH1150411 A JP H1150411A JP 34191497 A JP34191497 A JP 34191497A JP 34191497 A JP34191497 A JP 34191497A JP H1150411 A JPH1150411 A JP H1150411A
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JP
Japan
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ground
layer
soil
upper layer
sandy
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JP34191497A
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English (en)
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Hiroyuki Sakamoto
廣行 坂本
Akira Kitajima
明 北島
Shinji Fukushima
伸二 福島
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砂質土を主体にした床土層からなる地盤上
で、人間が走ったり激しい運動をした場合に地盤から受
ける衝撃を有効に和らげ、足腰への負担を少なくする。 【解決手段】 基礎地盤B上に造成された床土層Gが、
礫材1からなる下層部GL と、砂質材又は土材2’にゴ
ム、ウレタンあるいは発泡スチロール等の弾性体からな
る弾性体片3を混合した混合材からなる上層部GU と、
前記下層部GL における礫材1と上層部GU における砂
質材又は土材2’との中間の粒径を持つ砂礫材4からな
る中層部GM とからなる。前記上層部GU は、更に前記
混合材のみからなる上層下部基盤GU1と、前記混合材に
砂の養分特性や保水性を与えるための土壌改良材を加え
た表層植生部GU2とからなり、この表層植生部GU2の表
面には芝生STが植え付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばサッカーグ
ラウンドのような運動場等の地盤造成技術に属するもの
であって、特に、人間の足腰への衝撃を有効に吸収可能
であり排水性の良好な地盤の造成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】我が国のスポーツ用グラウンドは、砂質
土を主体にした床土層に芝生を植え付けたグラウンドが
多い。特に、サッカーグラウンド、学校の校庭や公園の
グラウンド等がそうである。これは、日本が比較的多雨
な気候帯に属しているため、降雨後でもすぐに競技がで
きるように、床土層に排水性の良い砂や土を用いている
からである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような砂
質土を主体にした床土層からなる運動場は、その上でサ
ッカー等の競技を行うプレイヤからの踏圧等による衝撃
力が加わると、この衝撃力は、図17に多数の矢印で示
すように、砂粒子Sで構成される骨格を通じて下層へ伝
達されるが、この時、各砂粒子S同士がずれたり回転し
たりして、粒子間隙gを縮小するように不可逆的に変位
し、再び元に戻ることはないため、床土層は上述のよう
な変位が累積されて徐々に締め固められ、硬くなって行
く。そして特に、細粒分の多い土材からなる床土層ほど
その傾向が顕著である。
【0004】したがって、運動するプレイヤの足腰に加
わる衝撃が大きくなり、プレイヤが現役で競技可能な年
齢(いわゆる選手生命)が短くなったり、成長期にある
児童に与える身体的なストレスが大きくなる恐れがあ
る。また、床土層が徐々に締め固められて硬くなると、
粒子間隙gの縮小により排水性が低下して降雨後の冠水
状態が解消されにくくなり、長期間にわたって使用困難
になることが多い。
【0005】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、砂質土を
主体にした床土層からなる運動場等の地盤上で、人間が
走ったり激しい運動をした場合に地盤から受ける衝撃を
有効に和らげ、足腰への負担の少なく、良好な排水性が
保持される地盤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を有
効に解決するための手段として、本発明に係る衝撃吸収
型地盤は、基礎地盤上に形成された床土層の上層部が、
弾性体片を砂質土に所要比率で混合した混合材からなる
ものである。すなわちこの衝撃吸収型地盤は、床土層内
に散在する弾性体片の弾性によって、床土層の上から加
わった衝撃力を有効に吸収することができる。しかも前
記弾性体片の弾性復元力によって、その周囲の砂粒子は
衝撃力の入力時に可逆的に変位されるので床土層の締め
固めが起こりにくくなり、この弾性体片は床土層内に分
散混合されているため、床土層の排水性や通気性が損な
われない。弾性体片の材質は、典型的には各種ゴム、ウ
レタン、発泡スチロール等の弾性体から選択され、その
形状としては、粒状、チップ状あるいは破砕片状などが
考えられる。
【0007】本発明において付加される好ましい構成と
しては、床土層の上層部の表面近傍に存在する弾性体片
は、その下側に存在する弾性体に比較して相対的に粒径
が小さいものとする。すなわち、床土層の表面近傍に存
在する弾性体の粒径が大きいと、繰り返し衝撃を受けた
場合に弾性体が浮き上がって露出しやすく、しかも露出
した弾性体片は、粒径が大きいほど床土層の表面を転が
りやすいが、床土層の表面近傍に混合する弾性体の粒径
を小さくすればこのような恐れがなくなる。したがっ
て、運動中のプレイヤが滑って転ぶようなことを防止で
きる。
【0008】上記衝撃吸収型地盤の造成においては、基
礎地盤上に床土層を造成し、この床土層の上層部は、弾
性体片を砂質土に所要比率で混合した混合材を敷き均し
転圧することによって造成する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の衝撃吸収型地盤を
サッカーグラウンドに適用した一実施形態を示すもので
ある。この図において、参照符号Bは整地された基礎地
盤、Gはこの基礎地盤Bの上に造成された床土層、Pは
床土層G内の過剰水を排水する排水管である。
【0010】床土層Gは、礫材1からなる下層部GL
と、砂質材2に弾性体片3を適当な比率で混合した混合
材からなる上層部GU と、前記下層部GL における礫材
1と上層部GU における砂質材2との中間の粒径を持つ
砂礫材4からなる中層部GM とからなる。上層部GU
砂質材2に混合される弾性体片3としては、例えばゴム
を極低温でガラス転移(凍結)させて破砕することによ
って粒径が 3〜5mm 程度としたものが用いられるが、砂
質材2の粒子が細かいほど、これに混合する弾性体片3
の粒径も小さいものとすることが好ましい。
【0011】床土層Gの上層部GU は、更に前記混合材
のみからなる上層下部基盤GU1と、前記混合材に砂の養
分特性や保水性を与えるための土壌改良材を加えた表層
植生部GU2とからなり、この表層植生部GU2の表面には
芝生STが植え付けられている。また、床土層G(下層
部GL )と基礎地盤Bとの間には遮水シート5が介在さ
れている。
【0012】上述の構成において、床土層Gにおける礫
材1からなる下層部GL は、降雨によって床土層Gに浸
透した過剰な土中水を速やかに排水するためのものであ
り、砂礫材4からなる中層部GM は、排水性のほか、上
層部GU における砂質材2が粒径の大きい下層部GL
土中水と共に流出してしまうのを防止する機能を有す
る。また遮水シート5は、周辺地盤から土中水が流入す
るのを防止すると共に、逆に芝生STに散布した農薬等
が土中水と共に基礎地盤Bに浸透して周辺地盤を汚染す
ることのないようにするためのものである。
【0013】床土層Gにおける上層部GU は、表面の芝
生STの有する緩衝力と、弾性体片1の有する弾性によ
って、サッカー等プレイヤの踏圧等による衝撃力を吸収
し、緩和する機能を有する。すなわち上層部GU は、図
2に示すように、多数の砂粒子2aからなる骨格中に弾
性体片3が散在した構造を有するため、上部からプレイ
ヤの踏圧等による衝撃力が加わると、図中に多数の矢印
で示すように、この衝撃力が前記砂粒子2aからなる骨
格を通じて弾性体片3に伝達され、この時の弾性体片3
の圧縮変形によって前記衝撃力の一部が消費される。ま
た、いったん圧縮変形された弾性体片3は、除荷される
と直ちに元の形状に弾性的に復元され、これによって周
囲の砂粒子2aが原位置に復帰されるので、衝撃力を受
ける度に締め固められて硬くなることがない。
【0014】図3乃至図8は、上述の構成を備えるサッ
カーグラウンドの造成方法を、工程順に示すものであ
る。
【0015】まず図3に示すように、当該グラウンドを
造成すべき場所の基礎地盤Bの整地を行う。この整地に
際しては、排水管の所定の配管経路に従って溝aを掘削
する。また、この基礎地盤B上には必要に応じて遮水シ
ート5を敷設する。
【0016】次に図4に示すように、基礎地盤Bの溝a
内に排水管Pを設置して接続すると共に、その周囲を礫
材1で埋める。この礫材1は、溝a内に充填した後も、
図5に示すように引き続き基礎地盤B(遮水シート5)
上に撒き出し、敷き均してから所定の礫密度になるよう
に転圧する。そしてこの礫材1の撒き出し・敷き均し・
転圧による盛立て作業を所要回数繰り返すことによっ
て、床土層Gにおける所定の層厚hL の下層部GL を形
成する。
【0017】次に図6に示すように、礫材1からなる下
層部GL 上にこの礫材1よりも粒径の小さい砂礫材4を
撒き出し、敷き均してから所定の砂礫密度になるように
転圧する。そしてこの砂礫材4の撒き出し・敷き均し・
転圧による盛立て作業を所要回数繰り返すことによっ
て、床土層Gにおける所定の層厚hM の中層部GM を形
成する。
【0018】次に図7に示すように、砂礫材4からなる
中層部GM 上にこの砂礫材4よりも更に粒径の小さい砂
質材2を撒き出し敷き均してから、その上に所定の混合
比率となるように弾性体片3を撒き出し、この弾性体片
3を、図示されていないスタビライザあるいはトラクタ
等の混合機械で前記砂質材2に混合し、所定の密度にな
るように転圧する。そして前記砂質材2の撒き出し・敷
き均しと弾性体片3の撒き出し・混合・転圧による盛立
て作業を所要回数繰り返すことによって、図8に示すよ
うに、砂質材2と弾性体片3の混合材からなる所定の層
厚hU の上層部GU を形成する。なお、この上層部GU
は、床土層Gにおける衝撃吸収の主体をなし、かつ運動
場の表層を形成する部分であるため、その層厚hU は、
下層部GL 及び中層部GM の各層厚hL ,hM よりも厚
くする。
【0019】また上層部GU の造成においては、上述の
方法以外に、砂質材2と弾性体片3を当該運動場の造成
現場以外の場所に確保したストックヤード等で混合し、
その混合材を現場に搬入して撒き出し転圧するといった
方法も採用可能である。
【0020】次に図9に示すように、砂質材2と弾性体
片3の混合材からなる上層部GU の上に、所定の混合比
率となるように土壌改良材6を撒き出し、この土壌改良
材6を、図示されていないスタビライザあるいはトラク
タ等の混合機械で前記上層部GU における所定の深さd
まで混合してから、所定の砂礫密度になるように転圧す
る。これによって、図10に示すように、上層部GU
に、砂質材2と弾性体片3の混合材のみからなる上層下
部基盤GU1と、前記混合材に土壌改良材6が混合された
表層植生部GU2が形成される。
【0021】上述の一連の工程によって、下層部GL
中層部GM 及び上層部GU からなる床土層Gが造成され
たら、その表面(上層部GU の表層植生部GU2の表面)
に播種あるいは芝生マットの敷設等によって、先の図1
に示すように芝生STを育成し、施工を完了する。
【0022】図11は本発明の衝撃吸収型地盤をクレー
グラウンドに適用した他の実施形態を示すものである。
この実施形態において、先の図1と異なるところは、床
土層Gの上層部GU が、砂質材又は土材2’に弾性体片
3を適当な比率で混合した混合材からなり、前記弾性体
片3は、前記上層部GU の表面に近い部分ほど粒径の小
さいものが分布していることにある。また、砂質材又は
土材2’に対する弾性体片3の体積比は、粒径の大小に
拘らずほぼ一定とする。
【0023】このような構成とすれば、床土層Gの上層
部GU の表面近傍に分布する弾性体3は粒径が小さいの
で、繰り返し衝撃を受けても容易に浮き上がらない。ま
た、仮に弾性体片3の一部がグラウンド表面に浮き上が
っても、図12(A)に示すように粒径aが小さいもの
はグラウンド表面の砂土粒子2a間に嵌り込むので、同
(B)に示すように粒径aが大きいものに比較して転が
りにくく、そのベアリング効果等によってプレイヤが滑
って転ぶようなことを防止できる。
【0024】上述の実施形態によるクレーグラウンドの
造成においては、基礎地盤Bの整地から床土層Gにおけ
る中層部GM の形成までは、先に説明した図3乃至図6
に示す工程と同様に施工される。
【0025】砂礫材4からなる中層部GM が形成された
ら、図13に示すように、この中層部GM 上に前記砂礫
材4よりも粒径の小さい砂質材又は土材2’を適当な層
厚で撒き出し敷き均してから、その上に所定の混合比率
となるように、粒径の大きい弾性体片3aを撒き出す。
そしてこの弾性体片3aを、図示されていないスタビラ
イザあるいはトラクタ等の混合機械で前記砂質材又は土
材2’に混合し、所定の密度になるように転圧すること
によって、図14に示すように、床土層Gにおける上層
部GU の最下部となる第一層目の混合層GU11 を形成す
る。
【0026】次に図15に示すように、第一層目の混合
層GU11 の上に適当な層厚で再び砂質材又は土材2’を
撒き出し敷き均してから、その上に所定の混合比率とな
るように、前記第一層目の混合層GU11 における弾性体
片3aよりも粒径の小さい弾性体片3bを撒き出し、上
述と同様に混合・転圧することによって図16に示すよ
うな第二層目の混合層GU12 を形成する。そしてこのよ
うな作業の繰り返しによって、先の図11に示すよう
に、混合された弾性体片3の粒径がグラウンド表面に近
い部分ほど小さくなる床土層上層部GU が形成され、施
工を完了する。
【0027】この実施形態においても図1の実施形態と
同様、床土層Gの上層部GU の表層近傍を土壌改良材6
を混合した表層植生部GU2とし、その表面に播種あるい
は芝生マットの敷設等によって芝生STを育成しても良
い。また、先に述べたように、砂質材又は土材2’と弾
性体片3の混合は、弾性体片3の粒径を変える度に、造
成現場以外の場所に確保したストックヤード等で混合
し、その混合材を現場に搬入して撒き出し転圧するとい
った方法も採用可能である。
【0028】また、図示の実施形態において用いられる
弾性体片3は、グラウンド表面に露出することによって
視覚的な不調和を感じることがないように、茶色等、適
当な色彩に着色することも好ましい。
【0029】なお、図示の実施形態は、サッカーグラウ
ンド及びクレーグラウンドについて説明したが、本発明
は公園、学校のキャンパス、住宅の庭園、ジョギング等
に適した遊歩道など、人間が歩き回ったり、走り回った
り、激しい運動をするような床土層の造成にも適用する
ことができる。
【0030】
【実施例】実際にグラウンドで使用されている砂試料
に、ゴムからなる弾性体片を種々の比率で混合して作成
した複数の供試体を用いて、繰り返し圧縮力を加える室
内試験を行った結果、弾性体片の混合率が大きいほど、
砂試料の固結状態が起こりにくくなることが確認され
た。また、上記各供試体について、ソイルハンマーで衝
撃を与えた時の反発係数を測定したところ、弾性体片の
混合率が大きいほど反発係数が減少し、衝撃吸収効果が
増大することが確認された。但し、球技の場合のボール
の弾みや、プレイヤの足に伝わる感触等を考慮すると、
容積率で10〜20%の割合で混合することが好ましい。
【0031】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果が実現
される。 (1) 激しいスポーツをしても、プレイヤの踏圧等による
衝撃力が有効に緩和されるので、プレイヤの足腰への負
担が軽減される。 (2) 上記衝撃力を繰り返し受けても容易に締め固められ
ないので、緩衝機能が持続される。 (3) 上記衝撃力を繰り返し受けても容易に締め固められ
ず、しかも弾性体片が分散的に混合されているため、地
盤の排水性が損なわれない。 (4) 上記衝撃力を繰り返し受けても容易に締め固められ
ず、土中の空気間隙率が保たれるので、寒冷地では厳冬
期のグラウンドの凍上が防止される。 (5) 上記衝撃力を繰り返し受けても容易に締め固められ
ず、通気性が保たれるので、枯死した植物体等の有機物
が分解されやすく、植物の生育環境に適した草生地盤と
することができる。 (6) 上記衝撃力を繰り返し受けても弾性体片が容易に浮
き上がらず、また浮き上がった弾性体片によって滑りや
すくなりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衝撃吸収型地盤の構成をサッカー
グラウンドに適用した一実施形態を示す説明図である。
【図2】上記一実施形態による作用を示す説明図であ
る。
【図3】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成に
おける基礎地盤の整地工程を示す説明図である。
【図4】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成に
おける排水管の埋設工程を示す説明図である。
【図5】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成に
おける床土層の下層部の造成工程を示す説明図である。
【図6】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成に
おける床土層の中層部の造成工程を示す説明図である。
【図7】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成に
おける床土層の上層部造成における弾性体片混合工程を
示す説明図である。
【図8】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成に
おける床土層の上層部造成における弾性体片混合完了状
態を示す説明図である。
【図9】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成に
おける床土層の上層部の表層植生部造成工程を示す説明
図である。
【図10】上記一実施形態のサッカーグラウンドの造成
における床土層の上層部の造成完了状態を示す説明図で
ある。
【図11】本発明に係る衝撃吸収型地盤の構成をクレー
グラウンドに適用した他の実施形態を示す説明図であ
る。
【図12】上記他の実施形態による作用を示す説明図で
ある。
【図13】上記他の実施形態のサッカーグラウンドの造
成における床土層の上層部造成における弾性体片の混合
工程を示す説明図である。
【図14】上記他の実施形態のサッカーグラウンドの造
成における床土層の上層部の最下部混合層造成完了状態
を示す説明図である。
【図15】上記他の実施形態のサッカーグラウンドの造
成における床土層の上層部の第二段目の混合層造成工程
を示す説明図である。
【図16】上記他の実施形態のサッカーグラウンドの造
成における床土層の上層部の第二段目の混合層の造成完
了状態を示す説明図である。
【図17】従来構造の地盤における衝撃伝達状況を示す
説明図である。
【符号の説明】
B 基礎地盤 G 床土層 GU 上層部 2 砂質材 2’ 砂質材又は土材 3,3a,3b 弾性体片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎地盤上に形成された床土層の上層部
    が、弾性体片を砂質土に所要比率で混合した混合材から
    なることを特徴とする衝撃吸収型地盤。
  2. 【請求項2】 床土層の上層部の表面近傍に存在する弾
    性体片は、その下側に存在する弾性体に比較して相対的
    に粒径が小さいことを特徴とする請求項1に記載の衝撃
    吸収型地盤。
  3. 【請求項3】 弾性体片の材質は、各種ゴム、ウレタ
    ン、発泡スチロール等の弾性体から選択されることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の衝撃吸収型地盤。
  4. 【請求項4】 基礎地盤上に床土層を造成し、 この床土層の上層部は、弾性体片を砂質土に所要比率で
    混合した混合材を敷き均し転圧することによって造成す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    衝撃吸収型地盤の造成方法。
JP34191497A 1997-06-03 1997-11-28 衝撃吸収型地盤及びその造成方法 Pending JPH1150411A (ja)

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