JPH11502920A - 加圧流動床燃焼(pfbc)発電プラントにおける一方法およびそのようなプラントのトッピング燃焼器装置 - Google Patents

加圧流動床燃焼(pfbc)発電プラントにおける一方法およびそのようなプラントのトッピング燃焼器装置

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JPH11502920A JP8529253A JP52925396A JPH11502920A JP H11502920 A JPH11502920 A JP H11502920A JP 8529253 A JP8529253 A JP 8529253A JP 52925396 A JP52925396 A JP 52925396A JP H11502920 A JPH11502920 A JP H11502920A
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Abstract

(57)【要約】 加圧流動床燃焼(PFBC)発電プラントの聳立型即ちトッピング(topping)燃焼器7は、発電プラントの燃焼器からの煙道ガスをトッピング燃焼器を通じて導くように構成された第1の室22を有する。燃料ガスを、トッピング燃焼器並びに少なくとも1つのバーナ28に対して供給する手段8が配置され、バーナは、トッピング燃焼器において燃料ガスを燃焼させそれから生じるガスを煙道ガスと混合させて煙道ガスの温度を増強するように構成される。トッピング燃焼器は、さらに、第1の室22のそばに配置されそれにより煙道ガス流から分離された少なくとも1つの第2の室27を有する。上記手段は、第2の室へ燃料ガスを供給するように構成され、そしてバーナ28は、第2の室内に位置されたトッピング燃焼器の第1ゾーン29で燃料ガスの燃焼を生じさせるように構成される。本願は、また、トッピング燃焼器を使用して、前記PFBC発電プラントの燃焼器からの煙道ガスの温度を上昇するための一方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 加圧流動床燃焼(PFBC)発電プラントにおける一方法 およびそのようなプラントのトッピング燃焼器装置 発明の分野および先行技術 本発明は、加圧流動床燃焼(PFBC)発電プラントの第1燃焼器から発生す る煙道ガスの温度を、前記ガスを前記プラントのガスータービンのための推進ガ スとして好適ならしめる温度に上昇するための聳立型即ちトッピング燃焼器装置 であって、前記トッピング燃焼器が、該燃焼器を通る前記煙道ガスの流れを導く ための入口および出口を備えた第1の室を有し、前記装置が、前記トッピング燃 焼器に燃料ガスを供給するための手段に加えて前記トッピング燃焼器内で前記燃 料ガスの燃焼を生じさせそれから生じるガスを前記煙道ガスと混合してその温度 を上昇するために配置された少なくとも1つのバーナを有しているものと、それ に加えて、別添請求項1の前文に記載されるごときプラントにおける前記煙道ガ スの前記のような温度上昇を達成する方法に関するものである。 この種類の装置は、例えばスエーデン特許出願公告第458955号を通して 既に知られている。そのような発電プラントの第1燃焼器内における燃焼間、約 850〜950°Cの間の温度を有する煙道ガス、すなわち燃焼ガス、が発生す る。もしこれら煙道ガスが、前記PFBC発電プラントに装備する1つまたは複 数のタービンに直接供給されるならば、それらは概ね前記温度を有する推進ガス を受けるであろう。より高い温度は、前記流動床の化学的性質の限界のゆえに得 られない。もし温度をさらに高くするならば、流動床の凝集が生じる。推進ガス の温度上昇によってタービン出力は顕著に増すゆえに、1200〜1500°C の温度範囲内の実質的により高い推進ガス温度が、前記プラントのガスタービン 部分における高い電力出力およびそれによる前記プラントのより高い全効率を得 るために望まれる。この理由のゆえに、そのようなトッピング燃焼が準備され、 それは、したがって、前記プラントの第1燃焼器から発生する煙道ガスの温度を 高めそしてそれによってガスタービンのための推進ガスの温度を高めることを目 的とする。 前記トッピング燃焼器においてそのような温度上昇が行われるときは、前記プ ラントからのNOxの放出量が容認できないレベルにまで増すリスクがある。こ のタイプの先行技術装置は、少なくとも特定運転条件下で、特にプラントの低負 荷条件下では、極めて高いNOx放出量を有し、前記条件下では、煙道ガス中の O2含量が比較的高くその結果として超高温度(>2000°C)における酸素 と燃料中の窒素(N)含有成分との間の反応によって酸素の存在下で燃料ガスの 燃焼時に高いNOx含量が生成されるのであり、そのような燃焼においては一般 的に前記超高温が生じる。 発明の概要 本発明の目的は、既知のそのような装置および方法における前述の問題点に対 する解決手段を、そのために複雑化を生じることなしに見いだしている上述のタ イプの装置および方法を提供することである。 この目的は、本発明によれば、そのような装置における前記トッピング燃焼器 が、第1の室のそばに位置されそしてそれによって前記流れから分離された少な くとも1つの第2の室を有することと、前記手段が前記第2の室に燃料ガスを供 給するように構成されることと、そして前記バーナが、前記第2の室の内部に位 置された前記トッピング燃焼器の第1ゾーン内で前記燃料ガスの燃焼を生じさせ るように構成されることとによって達成される。 前記燃料ガスが、前記第1燃焼器からの前記煙道ガスの流れから分離された室 内で燃焼されることによって、前記煙道ガス流中の酸素の含量は、前記第1ゾー ン内で行われる燃焼に対しいかなる影響をも全く有せず、そのことは、燃料と空 気との混合物から成る前記燃料ガスの酸素含量を、すべての運転条件下で一定か つ低いレベルに維持して前記燃料ガスの高温燃焼において可能な限り少ないNO xを生じることが可能であることを意味する。前記燃料ガスの燃焼を前記煙道ガ ス流の外側で行うことの他の1利点は、火炎生成を伴う燃焼が前記第1の室の外 側で起き、したがって、もし火炎生成を伴う燃焼が前記煙道ガス流において生じ るならば必要とされるであろう複雑な火炎安定化すなわち保炎が必要とされない ことである。 本発明の第1の好適実施例によれば、前記手段は、前記燃料ガスを前記第2の 室に、前記第1ゾーン内の燃焼が、該燃焼から生じるガスに、これらガスを前記 第1の室内に配置された第2ゾーンにおける前記煙道ガス流との混合時に前記煙 道ガス流中に含まれた酸素と反応させるため、未燃焼燃料を含有させるように亜 理論的燃焼になるようなその内部燃料空気混合比をもって供給するように構成さ れる。前記燃料の亜理論的燃焼、すなわちO2不足下での燃焼、が前記第2の室 内において常に保証されることによって、少量のNOxが、前記第1ゾーン内で の火炎燃焼間における超高温(>2000°C)にもかかわらず生じる。O2が 過剰に存在するときは、そのような高温度における燃焼は甚大なNOxの生成を 惹起する。そのような有利な亜理論的燃焼は、前記煙道ガス流の外側における前 記第1ゾーンの位置のおかげで、前記発電プラントの負荷と無関係に常に保証さ れ得る。前記燃料の不完全燃焼はその結果として、何ら火炎を生じることなくし たがって火炎を伴う燃焼より相当低い温度で起きる発熱酸化の形式で、前記第1 の室内の前記煙道ガス流中に存在する酸素に対する前記未燃焼燃料の反応を生じ させ、したがって、また、前記第2ゾーンにおいては極めて低い含量のNOxが 生成される。 本発明の他の1つの好適実施例によれば、前記バーナは、渦を形成するため供 給方向に先細になる壁を有する空間内に燃料ガスを供給しそして前記供給方向に 見たとき前記壁の端の向こうの領域に空気を供給するタイプ、すなわちABB社 が特許を有するEV−タイプのバーナ、である。前記第2の室内にそのようなバ ーナを使用するおかげで、前記第1ゾーンで行われる燃焼において空気と燃料の 極めて完全な混合が得られる。このことは、前記第1ゾーンにおける燃料ガスの 滞留時間を長くし、その結果として、より短い滞留時間の場合に比し、燃料中の 窒素成分のNOx転換比が相当小さくなることが判明した。 本発明の第3の好適実施例によれば、前記第2の室は、前記燃料ガスの前記燃 焼から生じる前記ガスの流れを、前記第1の室を通過する前記煙道ガス流に対し て横断方向に前記第1の室内へと指向するように向かされている。前記第1の室 内への前記煙道ガス流に対して横断方向の前記ガスの流れの方向のおかげで、前 記第2の室からの流れにおける高温ガスは、前記煙道ガスと極めて親密に混合さ れそして前記第2の室からの前記流れにおける可燃ガス分子が前記煙道ガス流中 の残留酸素と接触してそれと前記第2ゾーン内で発熱酸化の形式で反応すること を保証する。 本発明の第4の好適実施例によれば、前記第2の室は、前記流れを前記第1の 室にその内部の前記煙道ガス流に対して実質的に垂直方向に導くように構成され ている。前記煙道ガス流に対してそのような角度で前記流れを導くことによって 、これら2つの流れは極めて良好な混合を生じることになり、その結果として、 上に言及した利点が得られる。 本発明の第5の好適実施例によれば、前記装置は、前記第1ゾーンにおける燃 焼から生じる前記ガスを、前記第1の室へそのまわりに実質的に均等に分散され た適所において供給するように配列された手段を有する。この方式によって、前 記2つの流れのさらに改善された均一な混合が達成される。 本発明の第6の好適実施例によれば、前記装置は、おのおの1つのバーナを有 する複数の第2の室を有し、そしてこれら室は、筒形の第1の室のまわりに実質 的に均等に分散して配列されている。前記第5の実施例は、このようにして、簡 単かつ有利な様式で実現され得る。 本発明の第7の好適実施例によれば、前記燃料ガスを前記第2の室に供給する ための前記手段は、前記第1の室に到達する前記煙道ガス流の圧力より大きい超 過圧力を有する前記燃料ガスを供給するように配置されている。前記第2の室と 前記第1の室との間のこの圧力差のおかげで、前記第1ゾーン内における燃焼か ら生じるガスは、前記第2ゾーン内の前記煙道ガス流と、それらが有する運動エ ネルギによって、効率的に混合され得る。 本発明の第8の好適実施例によれば、前記装置は、ガス流混合物に含まれた可 燃媒質を燃え尽きさせるように空気を前記ガス流混合物と混合するために前記混 合がその内部で行われるように意図されている一ゾーンの下流に配置された前記 第1の室の第3ゾーンに空気を供給する手段を有する。前記第3ゾーン内への前 記空気の供給のおかげで、前記ガス流混合物中に残留している可燃媒質は最終的 に燃焼されそして前記ガス流中のNOx含量は、NOxに対するO2の反応によ って、さらに減じられてより有害でない化合物にされた後、前記ガス流が推進ガ スとしてガスタービンに供給される。 本発明のさらなる他の1好適実施例によれば、前記空気供給手段は、トッピン グ燃焼器の前記第1および第2ゾーンを画成する壁の外側にそして壁に沿って、 前記空気を、それが前記第3ゾーンにおいて前記第1の室に入る前にそれを加熱 しかつこれら壁を冷却するように導くべく構成された流路手段を有する。前記壁 との相互作用による前記空気の加熱は、このようにして達成され、それによって 前記第3ゾーン内の最終燃焼の結果が改善されかつ前記壁の必要冷却が達成され る。 本発明のさらなる他の1好適実施例によれば、前記トッピング燃焼器の出口が 、前記ガスービンへの入口を構成し、それにより、ガスタービン付きトッピング 燃焼器の構造が簡単化されるとともに、前記トッピング燃焼器とガスタービンと の間における推進ガスの熱損失も、何ら問題を生じることなしに回避され得る。 上に言及したタイプの本発明による一方法によれば、前記燃料ガスは、前記ト ッピング燃焼器の第1の室であってそれを通って前記煙道ガスが前記トッピング 燃焼器を通流するように意図されたものから分離されている前記トッピング燃焼 器の第2の室の第1ゾーンにおいて燃焼するようにされる。そのような方法の利 点は、従属装置請求項のため上に言及されたそれらと同じである。 本発明のさらなる諸利点および有利な諸特徴は、以下記する説明並びにその他 の独立請求項から明らかになる。 図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して、一例として掲げる本発明の特定実施例について説 明する。 図面において: 第1図は、本発明によるトッピング燃焼器を配置している、総合ガス・蒸気サ イクル(後者は図示されない)を有するPFBC発電プラントを概略的に例示し 、 第2図は、本発明の一好適実施例に基づく装置の概略部分断面図であり、 第3図は、若干の部分を破断した第2図に基づく装置の正面図である。 発明の好適実施例の詳細な説明 本発明による装置を有するPFBC発電プラント、すなわち加圧流動層中の粒 状燃料を燃焼させるプラント、を実現する態様を明らかにするため、次ぎに第1 図を参照してそのようなプラントを簡単に説明する。 プラントは、圧力容器2の内部に受容された燃焼器1を有し、この圧力容器は 、1043台の容積を有しそして例えば約16バールまで加圧され得る。燃焼器 1を加圧して燃焼器内の床(bed)を流動化するための圧縮空気3が、圧力容 器に供給される。圧縮空気は、燃焼器内に密閉された床を流動化するため燃焼器 の底に位置する複数の流動化ノズルを通じて燃焼器に供給される。床は、床材料 、顆粒状吸着剤、および粒状の燃料であって床に供給される流動化空気中で燃焼 されるものから形成されている。床から煙道ガス4が浄化装置5へ導かれる。本 例において浄化装置は、高圧を予定した高温フィルタから構成されている。煙道 ガスはインタセプト弁6を通過しそして、その後、トッピング燃焼器7に入る。 この燃焼器の構造は本発明の目的をなし、のちに、第2図および第3図を参照し て説明される。さらにまた、燃料ガスが、フィルタ10を介して既知タイプのガ ス化器9から導管8を通じてトッピング燃焼器7へと導かれる。燃料ガスは、高 圧コンプレッサ12から導管11を通じて供給される圧縮空気と共にトッピング 燃焼器7内で燃焼せしめられそしてその温度を高くするために燃焼器1からの煙 道ガスと混合せしめられ、その結果として、トッピング燃焼器から出てくるガス は、高圧タービン13を駆動するための推進ガスとしてそれを十分好適にする温 度(1200〜1500°C)を有する。煙道ガスの温度は、トッピング燃焼器 によって約850〜950°Cから1200〜1500°Cまで上昇させられた 。 高圧タービンと高圧コンプレッサは、有効エネルギがそれから取り出される発 電機14として同一の車軸に配置されている。高圧コンプレッサ12は、また、 第2図を参照する説明からより明らかになる方式で導管11を通じてPFBC燃 焼器1へと圧縮空気を給送する。インタセプト弁15が、高圧コンプレッサと燃 焼器1との間に配置されている。弁はまた、導管16を通じて、ガス化器9内に ガス化のための空気をも給送する。また、燃料は天然ガスであり得そしてガス化 器は省除され得る。 高圧タービン13内で膨張せしめられたガスは、低圧タービン17へと導か れる。低圧タービンから出る排気ガスは、なお、エコノマイザ18が利用し得る エネルギを有している。さらに、低圧コンプレッサ19が、低圧タービンの車軸 に配置されており、そしてフィルタ20を介して大気がそれを通って供給される 。かくして、低圧コンプレッサは、低圧タービンによって駆動されそして高圧コ ンプレッサ12に第1段階で圧縮された空気をその出口から供給する。高圧コン プレッサ12の入口に供給される空気の温度を下げるため、中間冷却器21が、 低圧コンプレッサと高圧コンプレッサとの間に配置されている。 次に第2図を参照して本発明によるトッピング燃焼器の一好適実施例を説明 する。トッピング燃焼器7は、PFBCプラントの第1の燃焼器1から発生する 煙道ガス24のための入口23と、反対端に位置しかつ高圧ガスタービン13へ の直入口26を構成している出口25とを有する第1の筒状の室22を有し、第 1の室の長手方向軸線に対して高圧タービンの車軸が垂直に延びている。 トッピング燃焼器は、第1の室のまわりに均等に分散された数個の、本実施例 においては4個の、第2の室27であって煙道ガス24の流れの方向において同 一のレベルに位置されたものを有し、従ってこれら室は、第1の室に対して半径 方向に指向されそしてトッピング燃焼器への煙道ガスの流れから離されて配列さ れている。第2の室27は、おのおの、バーナ28を設置されており、バーナに 対してガス化器9から圧縮燃料ガスが導管8を通じて供給されるように構成され ている。この場合、燃料は炭素または油であることが好ましい。バーナ28はE Vタイプである、すなわち燃料ガスは、渦を形成させるため供給方向に対して漸 傾した複数の壁を有する室内に供給され、そして燃焼用の空気が、上記方向に、 そのほとんど完全な混合を達成するように壁の端の後方領域に供給され、そして 渦は、燃料ガスを燃焼させるため第2の室の第1ゾーン29において崩壊せしめ られる。空気がどのようにして供給されるかは、のちに詳しく説明されるが、そ れは供給燃料の量に関しては酸素が不足するように供給され、その結果、第1ゾ ーン29で火炎を形成して超高温(>2000°C)で生じる燃焼は、亜化学量 的なそれであり従ってNOx生成は、それによって、低レベルに維持される。ま た、第1ゾーン29における燃料ガスと空気との好適な相互混合は、前記第2の 室における燃焼から生じるガスの滞留時間をより長くすることにもなり、そのこ とは、NOx生成にきわめて有利な影響を与える、すなわちそれを減じることが 判明した。かくして、実質的にすべての供給酸素は、燃焼そのものに使用されそ してきわめて少量がNOx生成に使用される。 第1の室における煙道ガスの流れに相対して第2の室27へ供給される燃料ガ スの圧力が超過していることによって、第1ゾーン29における燃焼から生じる ガスは、効率的な相互混合が生じるような高運動エネルギをもって第1の室内の 煙道ガス24の流れのなかに導かれる。このような相互混合の効率は、また、第 2の室からのガスの流れが、第1の室内のガスの流れのなかに、好ましくは垂直 に、角度を成して出現することと、第2の室27からのガスの流れが、第1の室 のまわりに実質的に均等に分散された適所において第1の室内の煙道ガスの流れ に供給されることとによって積極的に影響される。 かくして、燃焼器1から発生する煙道ガス24は、トッピング燃焼器の第1の 室内に位置する第2ゾーン30において、第1ゾーン29における燃焼から発生 するガスと混合され、それにより、発熱酸化が、火炎を全く生成することなしに そして約1200〜1300°Cの温度をもって、未燃焼燃料と煙道ガス24中 の残留酸素との間に生じる。この反応における低温度は、NOxの生成を低減す ることになる。 高圧コンプレッサ12は、トッピング燃焼器の第2の室22内への圧縮空気を 、煙道ガス流れ方向に見たとき第2ゾーン30の下流に位置する第3ゾーン31 内へ、平行して延びる2つの流路部分から成る流路手段を通じて導くように構成 されており、流路手段の第1の流路部分32は、トッピング燃焼器の内壁33か ら遠い空気を、第3ゾーン31を通過して第1ゾーン29の領域へ導きそしてそ こにおいて空気を反転させて第1の流路部分32と内壁33との間に導くために 配置された第2の流路部分34に出現させ以てそれを第3ゾーン31に出現させ るように構成されている。内壁33に沿って空気をこのように導くことによって 、空気は予熱された後に第3ゾーン31に達する。空気の一部分は、第1の流路 部分から第2の流路部分へ移行するときに、第1ゾーン29のバーナ28の領域 内へ導かれ、その結果として、高圧コンプレッサ12は、従って、第1および第 3ゾーンの双方に空気を供給する。ガス流に依然として包含されている可燃物の 最終燃焼が第3ゾーンにおいて生じ従って導入された追加酸素が、NOx含有物 と 反応しそして他のより有害でない化合物を形成することによってNOx含有物を さらに減らす。この最終燃焼によって、プラントに投入されたワークの最大部分 が回収されて低圧ガスタービン13を駆動するため利用され得る。トッピング燃 焼器からの空気流量および供給決定燃料エネルギにおけるガスタービンの寸法は 、このほとんど全燃焼によって最小化され得る。第1の室の第2および第3ゾー ンを有する部分の全長は、実際において、第1の室を形成する筒の直径の1.5 倍であることが好ましい。流路部分34に流入する空気は、室22および27の 壁を冷却するのに役立つ。 第2図において、トッピング燃焼器7を包囲する壁は、明瞭にするために省略 されているが、これら壁は実際においては実質的に円周方向に延びている。トッ ピング燃焼器の壁35は、外壁36によって包囲されており、高圧コンプレッサ によってプラント燃焼器1へ給送される圧縮空気は、二重外殻37を通って若干 の部品に沿って外壁36の内側のトッピング燃焼器を通り過ぎてプラントへ導か れ、それによりトッピング燃焼器の壁の有利な冷却が達成される。 インタセプト弁6がトッピング燃焼器7への入口に配置されており、そしてイ ンタセプト弁15が、トッピング燃焼器の外壁36と内壁36との間において、 高圧コンプレッサと燃焼器1との間の導管38内に配置されている。インタセプ ト弁6は、プラントの運転停止と同時に、トッピング燃焼器への入口を閉鎖しそ してトッピング燃焼器を燃焼器1の大容積から隔離するように制御され得、それ により、超過速度とそれによるロータ12、13、14の損傷が防止される。さ らに、燃焼器1は、弁15によって高圧コンプレッサから隔離され得それにより 燃焼器1内の燃焼を効率的に遅延させ得る。 第3図には、第2図に例示された聳立するトッピング燃焼器機構の実際上の外 観が示されている。トッピング燃焼器と直結しているインタセプト弁装置39の 簡単ではあるが適切な構成が特に注目される。また、第3ゾーンにおける空気排 出用の複数の開口40が、トッピング燃焼器筒の周方向全体に互いに近接して配 列されていることも認められる。 本発明は、いうまでもなく、以上説明された好適実施例にいかなる点において も限定されるものでなく、本発明の基本概念から逸脱することなしに、その多く の修正が当業者には明らかであると思われる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月21日 【補正内容】 請求の範囲 1.加圧流動床燃焼(PFBC)発電プラントの第1燃焼器(1)から発生す る煙道ガスの温度を、前記ガスを前記プラントのガスタービン(13)のための 推進ガスとして好適ならしめる温度に上昇する方法であって、前記煙道ガスがト ッピング燃焼器(7)内に導入され、燃料ガスがその燃焼のため前記トッピング 燃焼器へ供給されそしてその燃焼から生成されるガスが前記煙道ガスと混合され てその温度を上昇する方法において、前記燃料ガスが燃焼されるべくもたらされ 、そしてこの燃焼が、前記トッピング燃焼器の第1の室(22)のそばに位置さ れ、それを通って前記煙道ガスが前記トッピング燃焼器を通って流れるように意 図されている前記トッピング燃焼器の第2の室(27)の第1ゾーン(29)内 の端部にもたらされ、前記第2の室(27)が前記流れから分離された流れのそ ばにあり、そして前記第1のゾーン(29)における燃焼の結果生じたガスがこ のガスを煙道ガスと混合するために第1の室(22)内に導かれることを特徴と する方法。 2.請求項1に記載の方法において、前記燃料ガスが、前記第1ゾーン(29 )における前記燃焼が亜化学量論的燃焼になるような空燃混合比によって前記第 2の室(27)へ給送されること、そして前記生成ガス中に含まれる未燃焼燃料 が、前記第1の室(22)を通過する前記煙道ガス流と前記生成ガスとの混合後 、前記第1の室(22)内に位置する第2ゾーン(30)において前記煙道ガス 流中に含まれている酸素と反応せしめられることを特徴とする方法。 3.請求項1または2に記載の方法において、前記第1ゾーン(29)におけ る前記燃焼から生じる前記ガスが、前記煙道ガス流に対して横断方向に指向され た流れとして前記第1の室(22)内の前記煙道ガス流中に導入されることを特 徴とする方法。 4.請求項1から3までの何れかの1項に記載の方法において、前記第1ゾー ン(29)における前記燃焼から生じる前記ガスが、前記第1の室(22)へそ のまわりの実質的に均等に分散された位置において供給されることを特徴とする 方法。 5.請求項1から4までの何れかの1項に記載の方法において、空気が前記第 1の室(22)に対し前記煙道ガスの流れ方向において第2ゾーン(30)の下 流の、前記混合が行われるように意図されている場所に供給され、そしてそこに 残留している可燃性媒質を燃焼させるためそこで前記ガス流混合物と混合される ことを特徴とする方法。 6.加圧流動床燃焼(PFBC)発電プラントの第1燃焼器(1)から発生す る煙道ガスの温度を、前記ガスを前記プラントのガスタービン(13)のための 推進ガスとして好適ならしめる温度に上昇するためのトッピング燃焼器装置であ って、前記トッピング燃焼器が、該燃焼器を通る前記煙道ガスの流れを導くため の入口および出口を備えた第1の室(22)を有し、前記装置が、前記トッピン グ燃焼器に燃料ガスを供給するための手段(8、9)に加えて前記トッピング燃 焼器内で前記燃料ガスの燃焼を生じさせそれから生じるガスを前記煙道ガスと混 合してその温度を上昇するために配置された少なくとも1つのバーナ(28)を 有しているものにおいて、前記トッピング燃焼器が、前記第1の室(22)のそ ばに位置されそしてそれによって前記流れから分離された少なくとも1つの第2 の室(27)を有すること、前記手段が前記第2の室に燃料ガスを供給するよう に構成されていることと、前記バーナ(28)が、前記第2の室の内部に位置さ れた前記トッピング燃焼器の第1ゾーン(29)内で前記燃料ガスの燃焼を生じ させかつ前記第1のゾーン(29)における端部に前記燃焼をもたらすように配 置され、そして前記第2の室が前記第1のゾーン(29)において燃焼の結果生 じたガスを前記第1の室(22)内に噴出するよう配置されていることとを特徴 とするトッピング燃焼器装置。 7.請求項6に記載の装置において、前記手段が、前記燃料ガスを前記第2の 室(27)に、前記第1ゾーン(29)内の燃焼が、該燃焼から生じるガスに、 これらガスを前記第1の室(22)に配置された第2ゾーン(30)における前 記煙道ガス流との混合時に前記煙道ガス流中に含まれた酸素と反応させるため、 未燃焼燃料を含有させるように亜化学量論的燃焼になるようなその内部空気燃料 混合比をもって供給するように構成されていることを特徴とする装置。 8.請求項6または7に記載の装置において、前記バーナ(28)が渦を形成 するために供給方向に先細になる壁を有する空間内に燃料ガスを供給しそして前 記供給方向に見たとき前記壁の端の向こう側の領域に空気を供給するようなタイ プにされていることを特徴とする装置。 9.請求項6から8までの何れかの1項に記載の装置において、前記第2の室 (27)が、前記燃料ガスの前記燃焼から生じる前記ガスの流れを、前記第1の 室を通過する前記煙道ガス流に対して横断方向に前記第1の室(22)内へと指 向するように向かされていることを特徴とする装置。 10.請求項9に記載の装置において、前記第2の室(27)が、前記流れを 前記第1の室(22)にその内部の前記煙道ガス流(24)に対して実質的に垂 直方向に導くように構成されていることを特徴とする装置。 11.請求項9または10に記載の装置において、前記第2の室(27)が、 実質的に前記第1の室(22)内の前記煙道ガス流の中心に向かう方向に、前記 流れを導くように構成されていることを特徴とする装置。 12.請求項6から11までの何れかの1項に記載の装置において、前記装置 が、前記第1ゾーン(29)における燃焼から生じる前記ガスを、前記第1の室 (22)へ、そのまわりに実質的に均等に分散された適所において供給するよう に配列された手段を有することを特徴とする装置。 13.請求項12に記載の装置において、前記装置が、おのおの1つのバーナ (28)を有する複数の第2の室(27)を有することと、これら室が筒状の第 1の室(22)のまわりに実質的に均等に分散されて配列されていることを特徴 とする装置。 14.請求項6から13までの何れかの1項に記載の装置において、前記燃料 ガスを前記第2の室(27)に供給するための前記手段(8、9)が、前記第1 の室(22)に到達する前記煙道ガス流の圧力より大きい超過圧力を有する前記 燃料ガスを供給するように配列されていることを特徴とする装置。 15.請求項6から14までの何れかの1項に記載の装置において、前記装置 が、前記ガス流混合物に含まれた可燃性媒質を燃え尽きさせるように空気を前記 ガス流混合物と混合するため、前記混合がその内部で行われるように意図されて いる第2ゾーン(30)の下流に配置された前記第1の室(22)の第3ゾーン (31)に前記空気を供給する手段(12、32、34)を有することを特徴と する装置。 16.請求項15に記載の装置において、前記空気供給手段が、前記トッピン グ燃焼器の前記第1および第2ゾーンを画成する壁(33)の外側にそしてそれ らに沿って前記空気を、それが前記第3ゾーン(31)において前記第1の室( 22)に入る前にそれを加熱しかつこれら壁を冷却するように導くべく配列され た流路手段(32、34)を有することを特徴とする装置。 17.請求項16に記載の装置において、前記流路手段が、平行して延びる2 つの流路部分を有し、前記流路手段の第1(32)が前記壁(33)から遠い空 気を、前記第3ゾーン(31)を通過して前記第1ゾーン(29)の領域へ導き そしてそこにおいて前記空気を反転させて前記第1の流路部分と前記壁との間に 導くために配置された第2の流路部分(34)に出現させ以てそれを前記第3ゾ ーン(31)に出現させるように構成されていることを特徴とする装置。 18.請求項15から18までの何れかの1項に記載の装置において、該装置 が、前記第1ゾーン(29)のための前記燃料ガスに対しそして前記第3ゾーン (31)に対し、前記ガスタービン(13)によって駆動される前記プラントの 高圧コンプレッサ(12)からの空気を供給する手段(32、34)を有するこ とを特徴とする装置。 19.請求項6から18までの何れかの1項に記載の装置において、前記トッ ピング燃焼器(7)の壁35が外壁(36)によって包囲されていることと、前 記ガスタービンによって駆動される高圧コンプレッサ(12)によって前記プラ ントの前記第1燃焼器1へ給送される圧縮空気が、前記外壁(36)の内側に位 置する前記トッピング燃焼器を通過して前記燃焼器へ導かれることとを特徴とす る装置。 20.請求項6から19までの何れかの1項に記載の装置において、該装置が 、前記第2の室(27)が前記第1の室(22)に出現する場所の上流で前記第 1の室(22)内に配置されておりそして、前記プラントの運転停止と同時に、 前記トッピング燃焼器(7)を通る前記煙道ガス流を遮断するように制御される ように構成されているインタセプト弁(6)を有することを特徴とする装置。 21.請求項6から20までの何れかの1項に記載の装置において、前記トッ ピング燃焼器(7)の出口(25)が、前記ガスタービン(13)への直入口( 26)を形成することを特徴とする装置。 22.請求項21に記載の装置において、前記第1の室(22)が、前記トッ ピング燃焼器の入口(23)と出口(25)との間に延びるその部分について筒 状であることと、前記ガスタービン(13)が、その軸線を前記筒状部分の長手 方向軸線に対し実質的に垂直に保って前記筒状部分の出口端に配置されているこ ととを特徴とする装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23C 11/02 310 F23C 11/02 310 (72)発明者 ブエーンフィゼン,ダーク スウェーデン国 エス−612 34 フィン スパング,フリドヘムスベーゲン 17 (72)発明者 ドッベリング,クラウス スイス国 シーエィチ−5415 ヌッスバウ メン,バッハヴェク 8 (72)発明者 サットルマイヤー,トマス スイス国 シーエィチ−5318 マンダッ ハ,ハウプトシュトラーセ 108 (72)発明者 ウィンクラー,ディーター ドイツ連邦共和国 ディー−79787 ラウ フリンゲン,アム アイヒワルド 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.加圧流動床燃焼(PFBC)発電プラントの第1燃焼器(1)から発生す る煙道ガスの温度を、前記ガスを前記プラントのガスタービン(13)のための 推進ガスとして好適ならしめる温度に上昇する方法であって、前記煙道ガスがト ッピング燃焼器(7)内に導入され、燃料ガスがその燃焼のため前記トッピング 燃焼器へ供給されそしてその燃焼から生成されるガスが前記煙道ガスと混合され てその温度を上昇する方法において、前記煙道ガスの燃焼が、前記トッピング燃 焼器の第1の室(22)であってそれを通って前記煙道ガスが前記トッピング燃 焼器を通流するように意図されているものから分離されている前記トッピング燃 焼器の第2の室(27)の第1ゾーン(29)内で行われることを特徴とする方 法。 2.請求項1に記載の方法において、前記燃料ガスが、前記第1ゾーン(29 )における前記燃焼が亜化学量論的燃焼になるような空燃混合比によって前記第 2の室(27)へ給送されること、そして前記生成ガス中に含まれる未燃焼燃料 が、前記第1の室(22)を通過する前記煙道ガス流と前記生成ガスとの混合後 、前記第1の室(22)内に位置する第2ゾーン(30)において前記煙道ガス 流中に含まれている酸素と反応せしめられることを特徴とする方法。 3.請求項1または2に記載の方法において、前記第1ゾーン(29)におけ る前記燃焼から生じる前記ガスが、前記煙道ガス流に対して横断方向に指向され た流れとして前記第1の室(22)内の前記煙道ガス流中に導入されることを特 徴とする方法。 4.請求項1から3までの何れかの1項に記載の方法において、前記第1ゾー ン(29)における前記燃焼から生じる前記ガスが、前記第1の室(22)へそ のまわりの実質的に均等に分散された位置において供給されることを特徴とする 方法。 5.請求項1から4までの何れかの1項に記載の方法において、空気が前記第 1の室(22)に対し前記煙道ガスの流れ方向において第2ゾーン(30)の下 流の、前記混合が行われるように意図されている場所に供給され、そしてそこに 残留している可燃性媒質を燃焼させるためそこで前記ガス流混合物と混合される ことを特徴とする方法。 6.加圧流動床燃焼(PFBC)発電プラントの第1燃焼器(1)から発生す る煙道ガスの温度を、前記ガスを前記プラントのガスタービン(13)のための 推進ガスとして好適ならしめる温度に上昇するためのトッピング燃焼器装置であ って、前記トッピング燃焼器が、該燃焼器を通る前記煙道ガスの流れを導くため の入口および出口を備えた第1の室(22)を有し、前記装置が、前記トッピン グ燃焼器に燃料ガスを供給するための手段(8、9)に加えて前記トッピング燃 焼器内で前記燃料ガスの燃焼を生じさせそれから生じるガスを前記煙道ガスと混 合してその温度を上昇するために配置された少なくとも1つのバーナ(28)を 有しているものにおいて、前記トッピング燃焼器が、前記第1の室(22)のそ ばに位置されそしてそれによって前記流れから分離された少なくとも1つの第2 の室(27)を有することと、前記手段が前記第2の室に燃料ガスを供給するよ うに構成されていることと、前記バーナ(28)が、前記第2の室の内部に位置 された前記トッピング燃焼器の第1ゾーン(29)内で前記燃料ガスの燃焼を生 じさせるように構成されていることとを特徴とするトッピング燃焼器装置。 7.請求項6に記載の装置において、前記手段が、前記燃料ガスを前記第2の 室(27)に、前記第1ゾーン(29)内の燃焼が、該燃焼から生じるガスに、 これらガスを前記第1の室(22)に配置された第2ゾーン(30)における前 記煙道ガス流との混合時に前記煙道ガス流中に含まれた酸素と反応させるため、 未燃焼燃料を含有させるように亜化学量論的燃焼になるようなその内部空気燃料 混合比をもって供給するように構成されていることを特徴とする装置。 8.請求項6または7に記載の装置において、前記バーナ(28)が渦を形成 するために供給方向に先細になる壁を有する空間内に燃料ガスを供給しそして前 記供給方向に見たとき前記壁の端の向こう側の領域に空気を供給するようなタイ プにされていることを特徴とする装置。 9.請求項6から8までの何れかの1項に記載の装置において、前記第2の室 (27)が、前記燃料ガスの前記燃焼から生じる前記ガスの流れを、前記第1の 室を通過する前記煙道ガス流に対して横断方向に前記第1の室(22)内へと指 向するように向かされていることを特徴とする装置。 10.請求項9に記載の装置において、前記第2の室(27)が、前記流れを 前記第1の室(22)にその内部の前記煙道ガス流(24)に対して実質的に垂 直方向に導くように構成されていることを特徴とする装置。 11.請求項9または10に記載の装置において、前記第2の室(27)が、 実質的に前記第1の室(22)内の前記煙道ガス流の中心に向かう方向に、前記 流れを導くように構成されていることを特徴とする装置。 12.請求項6から11までの何れかの1項に記載の装置において、前記装置 が、前記第1ゾーン(29)における燃焼から生じる前記ガスを、前記第1の室 (22)へ、そのまわりに実質的に均等に分散された適所において供給するよう に配列された手段を有することを特徴とする装置。 13.請求項12に記載の装置において、前記装置が、おのおの1つのバーナ (28)を有する複数の第2の室(27)を有することと、これら室が筒状の第 1の室(22)のまわりに実質的に均等に分散されて配列されていることを特徴 とする装置。 14.請求項6から13までの何れかの1項に記載の装置において、前記燃料 ガスを前記第2の室(27)に供給するための前記手段(8、9)が、前記第1 の室(22)に到達する前記煙道ガス流の圧力より大きい超過圧力を有する前記 燃料ガスを供給するように配列されていることを特徴とする装置。 15.請求項6から14までの何れかの1項に記載の装置において、前記装置 が、前記ガス流混合物に含まれた可燃性媒質を燃え尽きさせるように空気を前記 ガス流混合物と混合するため、前記混合がその内部で行われるように意図されて いる第2ゾーン(30)の下流に配置された前記第1の室(22)の第3ゾーン (31)に前記空気を供給する手段(12、32、34)を有することを特徴25 とする装置。 16.請求項15に記載の装置において、前記空気供給手段が、前記トッピン グ燃焼器の前記第1および第2ゾーンを画成する壁(33)の外側にそしてそれ らに沿って前記空気を、それが前記第3ゾーン(31)において前記第1の室( 22)に入る前にそれを加熱しかつこれら壁を冷却するように導くべく配列さ れた流路手段(32、34)を有することを特徴とする装置。 17.請求項16に記載の装置において、前記流路手段が、平行して延びる2 つの流路部分を有し、前記流路手段の第1(32)が前記壁(33)から遠い空 気を、前記第3ゾーン(31)を通過して前記第1ゾーン(29)の領域へ導き そしてそこにおいて前記空気を反転させて前記第1の流路部分と前記壁との間に 導くために配置された第2の流路部分(34)に出現させ以てそれを前記第3ゾ ーン(31)に出現させるように構成されていることを特徴とする装置。 18.請求項15から18までの何れかの1項に記載の装置において、該装置 が、前記第1ゾーン(29)のための前記燃料ガスに対しそして前記第3ゾーン (31)に対し、前記ガスタービン(13)によって駆動される前記プラントの 高圧コンプレッサ(12)からの空気を供給する手段(32、34)を有するこ とを特徴とする装置。 19.請求項6から18までの何れかの1項に記載の装置において、前記トッ ピング燃焼器(7)の壁35が外壁(36)によって包囲されていることと、前 記ガスタービンによって駆動される高圧コンプレッサ(12)によって前記プラ ントの前記第1燃焼器1へ給送される圧縮空気が、前記外壁(36)の内側に位 置する前記トッピング燃焼器を通過して前記燃焼器へ導かれることとを特徴とす る装置。 20.請求項6から19までの何れかの1項に記載の装置において、該装置が 、前記第2の室(27)が前記第1の室(22)に出現する場所の上流で前記第 1の室(22)内に配置されておりそして、前記プラントの運転停止と同時に、 前記トッピング燃焼器(7)を通る前記煙道ガス流を遮断するように制御される ように構成されているインタセプト弁(6)を有することを特徴とする装置。 21.請求項6から20までの何れかの1項に記載の装置において、前記トッ ピング燃焼器(7)の出口(25)が、前記ガスタービン(13)への直入口( 26)を形成することを特徴とする装置。 22.請求項21に記載の装置において、前記第1の室(22)が、前記トッ ピング燃焼器の入口(23)と出口(25)との間に延びるその部分について筒 状であることと、前記ガスタービン(13)が、その軸線を前記筒状部分の長手 方向軸線に対し実質的に垂直に保って前記筒状部分の出口端に配置されているこ ととを特徴とする装置。
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