JPH10508683A - 燃料ガスの燃焼および利用における改善 - Google Patents

燃料ガスの燃焼および利用における改善

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JPH10508683A JP8514894A JP51489496A JPH10508683A JP H10508683 A JPH10508683 A JP H10508683A JP 8514894 A JP8514894 A JP 8514894A JP 51489496 A JP51489496 A JP 51489496A JP H10508683 A JPH10508683 A JP H10508683A
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アイセントロピック・システムズ・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 燃料ガスを燃焼させる燃焼器(2)が記載されている。入口配管(20)を経て燃焼器(2)に流入する燃料ガスは、爆発下限界未満の空気との圧縮された混和物である。この燃料ガス/空気の混和物は、チューブ(6)内を経て燃焼領域(8)へ送られて、ここで反応/自己燃焼のみによって燃焼が起こる。燃焼したガスは、バッフル(10)の配置によって作られた曲がりくねった通路を出口ダクト(22)に向かって流れる。排出される燃焼ガスは、チューブ(6)の外面を通過しつつ、チューブに流入するガスに予熱のための熱を与える。また、廃棄される燃料ガスを利用するためのガスタービン系(100)が記載され、このガスタービン系は、タービン(100)の膨張段(104)に燃焼した燃料を供給する上述の燃焼器(2,114)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料ガスの燃焼および利用における改善技術分野 本発明は、燃料ガスの燃焼および利用における改善に関する。好ましい1つの 実施例では、鉱山や埋立地などから出て、余分なエネルギ価値を有してそうでな ければ浪費されるガスを利用する方法と装置が述べられている。 この明細書で「燃料ガス」という文言は、メタンあるいは天然ガス,石炭薄層 ガス,下水ガス,ごみ埋立地ガスなどのメタンを含有するガス、および高炉ガス, 製鋼ガス,発生炉ガスなどの一酸化炭素を含有するガス等の可燃性ガスを包含す るものと解されなければならない。このような可燃性ガスは、窒素や二酸化炭素 や空気などの不純物をも含有している。坑内換気空気などの例では、可燃性ガス は、実質上希釈されて、その空気に対する比率は、可燃性ガス混合気の爆発下限 界よりも低いか、あるいは爆発状上限界よりも高い。さらに「燃料ガス」は、可 燃性ガスと混合した意味深い空気の混合気を含み得る。 本発明を具体化する燃焼器に供給される「燃料ガス」の文脈において、「燃料 ガス」の文言は、可燃性ガスと空気の混合気がその爆発下限界よりも低い濃度で ある場合を言うと解されなければならない。発明の背景 高炉ガスおよびメタンを含有する炭鉱換気空気などの過度に希釈された燃料ガ ス等多くの低品位燃料は、第1に確立された技術が非常に高価であることや、燃 料の商業的利用を可能にする適切な技術と安価な装置が入手できないことに伴う 問題のために、そのままあるいは燃え立たせて排出されている。膨大な体積のこ のような燃料ガスは、利用するためには圧縮しなければならないが、ガスタービ ンの圧縮段と膨張段を流れる質量流量およびこれに伴う燃焼の問題のため、標準 設計のタービンを用いることができない。 希釈燃料ガスを利用するためにガスタービンを用いる際の更なる問題は、ター ビンへ燃料として供給するために、実質上総てのガスをタービンの燃焼圧力以上 までに圧縮しなければならないことであり、この圧縮は、装置および必要な動力 の両面で高価になる。 ガスが出る傾向にある地下の炭坑では、メタンの抽出が、地下の採掘で影響さ れた薄い石炭層に存する全メタンの一部を、空気および二酸化炭素などの他の汚 染物質で汚染されたメタン燃料ガス流として除去する。この技術で抽出されるメ タンの比率は、採掘中に放出されるメタン全量の一般に50%以下であり、残り の大部分が坑内換気空気中に放出される。このような鉱山の換気空気中のメタン 含有量は、典型的には0.8〜1.0%である。そうでなければ浪費されるこのガ スを、タービンへの空気供給の全部または一部としてガスタービンに吸い込むこ とによって利用することが曾て提案された。しかし、高効率かつ費用有効的な最 近のガスタービンは、このタービンに要求される吸込み空気に対するメタン燃料 の平均体積比率が、一般に2%を超えて通常3%である。そのため、仮に吸い込 まれたメタンで汚染された空気中のメタンが燃焼できて、空気中に体積比率で1 .0%のメタンがあるとしても、タービンの要求燃料の略1/3が供給されるに すぎない。このようなタービンは、仮に燃焼の問題が解決でき,炭鉱排出ガスが 補助燃料として利用できたとしても、上記炭坑からのガス流を有効に利用するこ とができない。 このような希薄燃料ガス流に関して、冷却とパージの目的のために全空気流量 の典型的には15%も過剰に用いる上記最近の高効率タービンには、更なる問題 がある。この過剰空気の結果、吸い込まれた空気中のメタンの相当部分が燃焼段 をバイパスして、バイパス空気中の燃料は全く利用され得ずに浪費されるのであ る。さらに、燃焼段をバイパスして中間温度で燃焼ガス流に加えられるメタンは 、燃焼段で生成された酸化窒素を有毒で可視の二酸化窒素に変えることを促進す るメチル-ヒロドキシルラジカルなどの活性ラジカルを生成しうることが知られ ている。 下水処理,「埋立地」操業,薄い石炭層などから出る幾つかの低純度ガスは、多 分体積で70%を超える高濃度の二酸化炭素を含有する。このようなガスは、不 可能でないにしても従来のガスタービンおよびこれに関連する燃焼系で燃焼させ るのが非常に難しいという問題を有する。 オーストラリアエネルギ研究所の1992年6月版ニュースジャーナルに掲載され た「炭坑におけるメタン放出の低減」という表題の本発明者の著わした記事は、 メタンを含有する炭坑換気空気をガスタービン内に吸い込むことを提案したが、 上述の問題が総て認識される以前に提案されている。当時、火災を阻止し,炭坑 を絶縁する手段として炭坑とタービン燃焼系の間に水封じを用いるとともに、換 気空気中のメタンが予め定められた上限値を万一超えたとしてもタービンの本質 的な安全運転を保証すべく、希釈空気の量を変化させる特別な制御弁を用いるこ とが提案された。この提案されたシステムは、比較的複雑なうえ、タービンは、 燃焼が完全でない場合、安全制御装置なしで、体積比で略3%のメタンを含有す る空気でもって運転されなければならないという問題をもっていた。このメタン 含有比は、空気中のメタンの爆発下限界に近くて許容できるものではない。 さらに、燃料ガスと空気の混合気がガスタービンの吸い込みのために供給され 、または燃焼器に供給されて、上記混合気が爆発下限界以下である場合、混合点 で過渡的に可燃性の混合気が存在しうるということが問題である。ガスタービン や大規模な工業設備にとっては、混合段での圧力低下が小さいことが望ましく、 起こり得るいかなる爆発の虞れや大きさは、ガスタービンや工業炉に要求される 空気および燃料ガスタービンの体積が大きいにも拘わらず、最小でなければなら ない。 そうでなければ浪費されるガスを利用することの利益にも拘わらず、現在まで タービン製造者は、適切なタービンの設計を提案できないでいる。 より一般に言って、燃料ガスの燃焼中に酸化窒素が生成することは、商業的お よび工業的な燃焼機,炉,ガスタービンなどの広範囲の加熱系にとって一般的な問 題である。多くの適用例において、燃焼過程によって生成される燃焼ガスの望ま しい温度は、燃焼ガスの火炎温度よりも相当に低いが、結果として生じるガス中 に生成するNOxのレベルは、最終的混合ガスの温度ではなく、上記火炎温度に よって決定される。この問題で典型的なのは、ガスタービン内での燃料の燃焼で ある。この場合、燃焼ガスの温度は850℃〜1200℃でなければならないが、(濃混 合気燃焼に続いて希薄混合気燃焼を行なうような)バーナのための非常に進歩し た設計をもってしても、NOxレベルは火炎条件によって決定され、上記設計は 、排出ガス中のNOxを20ppm以下に低減すると期待されているが、NOx放出 の10ppm以下への低減は、触媒装置などの非常に特別な燃焼系を用いて初めて 達成できるのである。 触媒燃焼系は、白金やパラジウムなどの貴金属触媒の使用に一般に頼っており 、これら貴金属触媒は、稀かつ高価な元素であるという問題があるとともに、一 例として埋立地ガス中に含まれるシランなどの燃料ガス中の不純物によって容易 に触媒力を弱められる。 汚染物質を燃焼させてタービン燃料の一部として利用するために、炭化水素で 汚染された空気をガスタービンに吸い込むことが知られているが、これは一般に 汚染物質が燃料の少部分を占める場合だけである。この技術は、本来,汚染物質 の放出を低減するために用いられ、慣用の燃焼器に制限があるため、慣用のガス タービンに使用される燃料の要求の相当部分を賄うためにたやすくは用いること ができない。 本発明の主目的は、従来技術における上述の問題の幾つかを克服し,あるいは 改善することにある。本発明の開示 本発明の第1の態様では、燃料ガスを燃焼するための燃焼器が開示され、この 燃焼器は、燃料ガスを供給するための入口をもつ容器と、一端が供給される燃料 ガスに連通し,他端が燃焼領域に連通する中空チューブの列を備え、この中空チ ューブは、その外側が,上記燃焼領域から上記容器の出口へ燃焼ガスが通過する 出口通路を形成し、上記燃焼ガスの熱の一部が、流入ガスを予熱すべく上記中空 チューブ内の流入ガスに伝達されるとともに、供給される燃料ガスの空気に対す る比率が、上記燃料ガスの爆発下限界未満であり、上記燃焼領域における燃焼が 、上記予熱された燃料ガスの反応または自己燃焼によって生じるものである。 上記燃焼器は、曲がりくねった出口通路を形成するために、チューブ相互間に バッフル手段をさらに備えることができる。上記チューブは、容器の長手方向に 配置することができ、上記入口と出口は上記容器の同じ一端側にあり、上記燃焼 領域は上記容器の他端側にある。上記チューブは、上記バッフル手段によって六 角形の配列に配置することができ、上記バッフル手段は、上記チューブに外嵌す るとともに隣り合う同士で互いに組み合う六角形のスリーブからなる。上記燃料 ガスが燃焼器に導入される前に,上記燃焼領域を燃焼温度まで予熱するためのバ ーナを、上記燃焼領域の近傍に設けることができる。 本発明の他の態様では、燃料ガスを燃焼するための方法が開示され、この方法 は、 供給された燃料ガスを、予め燃やされた燃料から与えられる熱によって予熱す るステップと、 この予熱された燃料ガスを、反応または自己燃焼が起こるに十分な時間だけ収 容するステップと、 燃焼した燃料ガスを、上記供給される燃料ガスと熱交換させるべく、曲がりく ねった通路を経て排出するステップとからなる。 上記予熱された燃料ガスを供給の際に燃焼させるに十分な温度の箇所に、さら に燃焼領域を配置するステップを設けるのが好ましい。 本発明の更なる態様では、有用なエネルギを作るために燃料ガスを利用するた めのガスタービン系が開示され、このガスタービン系は、 上記燃料ガスを受けて圧縮された燃料ガスを出す圧縮段と、 対空気比率が爆発下限界未満の上記圧縮された燃料ガスを受け、この圧縮され た燃料ガスを、予熱された燃料ガスが燃焼する前に,燃焼した燃料ガスから伝達 される熱によって予熱し、上記燃焼は反応または自己燃焼によって起こる燃焼器 と、 機械的に上記圧縮段と連結され、上記燃焼した燃料ガスを受けて膨張エネルギ が有用な回転エネルギに変換される膨張段とを備える。 好ましい形態では、上記膨張段から排出される膨張したガスは、上記圧縮され た燃料ガスに,この燃料ガスが上記燃焼器に達する前に熱を与えるべく熱交換器 を通る。上記回転エネルギを電気エネルギに変換するために、上記膨張段に発電 機または空気圧縮機がさらに連結される。上記供給される燃料ガスは、炭鉱排出 ガスおよび炭坑換気空気の混和物とすることができる。上記混和物は、混合段に よって生成されることができ、この混合段は、上記炭坑換気空気のためのダクト を備え、このダクトの通路内には、上記炭鉱排出ガスを受け入れる複数のチュー ブが有り、このチューブは、上記炭鉱排出ガスを上記炭坑換気空気と混合させる ように案内できる複数の穴を有する。上記燃料ガスはメタンを含有しているのが 最も有利である。空気に対するメタンの比率は、2%以下である。 本発明は、上記圧縮段として既に定義した圧縮機を一体化した既に定義したよ うなガスタービン系をさらに開示する。 本発明は、有用なエネルギを作るために燃料ガスをガスタービンで利用するた めの方法を開示し、この方法は、 燃料ガスを圧縮するステップと、 上記圧縮された燃料ガスを、予め燃焼させた燃料ガスから与えられる熱によっ て燃焼させる前に予熱するステップと、 上記予熱された燃料ガスを反応または自己燃焼によって燃焼させるステップと 、 有用なエネルギを作るために上記燃焼したガスを膨張させるステップとを備え る。 上記圧縮された燃料ガスを,上記膨張段から出る排出ガスとの熱交換によって 加熱するステップを、さらに備えるのが有利である。図面の説明 図1は、本発明の実施例の燃焼器の側面断面図である。 図2aと図2bは、燃焼器の更なる実施例を示す図である。 図3aは、構成部材である熱交換チューブの詳細図である。 図3bは、図3aの熱交換チューブの配列を示す図である。 図4は、炭鉱排出ガスおよび坑内換気ガスを発電に用いるための装置の模式図 である。 図5は、運転パラメータを表示した図4と同じ装置の図である。 図6aと図6bは、ガス混合装置の詳細図である。 図7は、上記ガス混合装置におけるガス混合領域の詳細を示す図である。本発明を実施するための最良の形態 本発明の実施例は、簡素化された形の燃焼室2を示す図1を参照しつつ、次に より詳細に説明される。 燃焼用空気を爆発下限界未満の濃度レベルで含有する燃料ガス(例えばメタン )は、配管20を経て燃焼室2の入口ヒータ14に供給され、管板4を抜けて熱 交換チューブ6に至り、ここで燃焼領域8に入る前に発火温度にまで加熱される 。温度上昇は、高温燃焼領域8の体積と相俟って、燃料ガスが反応し,かつ急激 に引き起こされる自由燃焼反応によって自然燃焼するに必要な滞留時間を提供す る。こうして、燃焼は特質として自然に起こり、その結果、構成ガスのメタンは 、二酸化炭素と水蒸気に変化する。燃焼を起こすのに火炎を与える必要を無くす ることは、NOx成分の生成が5ppm未満までに非常に少なくなることを意味する 。 燃焼領域8を出た高温ガスは、熱交換チューブ6の外側を通過しつつ、一続き のバッフル10によって混合され,チューブの外面を横切って曲がりくねった円 環状の経路に向けられた後、実質上燃焼してガスタービンの膨張段に備えた所望 の温度になってダクト22を経て出て行く。 燃焼室2は、断熱材料で実質上内張りされ、セラミックタイルやセラミック環 などの耐熱内周ライニングを有する。チューブ6が炭化ケイ素などの非金属材料 からなる場合、このチューブは金属製の管板4を覆って固められていて、管板4 は、出口ダクト22に対応する側で高温燃焼ガスに対して実質上断熱される。 燃焼室2は、配管24から燃料を,別の配管26から空気を分離して供給され るバーナ12によって、運転温度に昇温され、上記両配管は、供給配管20内の 燃料および空気と同じ源泉に由来することができる。運転温度(メタンの場合、 略1000℃以上)が一旦達せられると、バーナ12は、閉じられて,空気のみを少量 連続して流すことで冷却される。バーナは、パイロットバーナとして小流量で作 動させることもできる。 図2aは、上述の燃焼室2を簡素化した燃焼室2'の典型的な好ましい配置を示 している。熱交換チューブ6の配列は、各チューブの下端が供給配管20に連通 して配置されている。バッフル10は、通常の直交流バッフリング用に配置され ている。図2bは、延長板16を有する同様の燃焼室2"を示し、この延長板は、 連続的上昇流に続いて熱交換領域への分離した下降流を保証するように配置され ている。 図3aは、チューブ6と一体の六角形のバッフル10'を有する炭化ケイ素チュ ーブの部分を示す一方、図3bは、六角形のバッフル支持体10'が、出口ダクト 22への曲がりくねった経路を形成するように互い違いに配置されたチューブ6 の配列を示している。 1つの実施例では、タービンケーシングの外側に燃焼器を有し、タービン燃料 であるメタンを吸入空気と共にタービン内に吸い込む復熱式ガスタービンである ケンタウルス(Centaur)3000Rと類似のタービンに燃料を供給すべく、燃焼器2 ”が用いられる。このタービンは、次のような基礎的諸元と特徴を有する。 空気/メタン供給ガス流 17.4kg/second 化学分析 24℃,大気圧下で水蒸気で飽和されたメタン 1.6%(体積/体積乾燥量基準),空気98.4 %(体積/体積 乾燥量基準) 空気/メタン入口温度 400℃ 燃焼ガス出口温度 850℃ 燃焼器内径 1,190 mm チューブバンドル: チューブ数 1,794 チューブ外径 19 mm (三角形ピッチで配置) チューブ長さ 2,000 mm バッフル数 5 チューブ頂から燃焼器頂部までの長さ 1,000 mm チューブは、2mm厚さのサンドヴィック(Sandvik)253-MA合金製で、内面 がBSW「ファイン」のタップダイによってセレーション加工されてニッケルで 電気めっきされている。管板4とバッフル10も、サンドヴィック(Sandvik)2 53-MA合金製である。チューブの(高温に曝される)外面は、ムライトのよう なセラミック酸化物で被覆することができる。 上述のような燃焼器は、ガスタービンや精錬炉や他の形態のプロセス炉にも適 用される。 更なる実施例では、チューブ6は、メタンを含有する燃料のためのニッケル触 媒や一酸化炭素を含有する燃料のための酸化亜鉛を基材とする触媒などの公知の 触媒を公知の手法で含浸させうる多孔質のセラミックの棒を内部に設けることが できる。 メタンで汚染された炭鉱の換気空気および炭鉱排出ガスに適用される本発明の 更なる実施例は、一般化されたガスタービン100を示す図4を参照しつつ次に説 明される。上記ガスタービンの圧縮段102は、駆動軸108によって膨張段104に連 結されている。膨張段104は、今度は更なる駆動軸110によって発電機106に連結 されている。発電機106の出力電力は、炭鉱の換気空気および炭鉱排出ガスから 取り戻された電力であり、送電網に供給することができるので、売ることができ る商品を意味する。 メタンで汚染された炭鉱の換気空気は、入口ダクト250を通って(次に述べるよ うに)混合器112に達し、この混合器に更なる入口ダクト252により供給される炭 鉱排出ガスが量を制御されてさらに加えられる。混合気は、次いで出口ダクト25 4を経てガスタービン圧縮機102にその吸引力によって吸い込まれる。 次いで、メタンを含有する圧縮された空気は、圧縮機102を出て,出口ダクト25 6を経て復熱器116に送られ、ここで熱交換によって加熱された後、ダクト258を 経て燃焼器114に達する。燃焼器114は、図1〜図3bの開示による構造になって おり、この実施例の目的のためにプロセス例に応じた特別の仕様による構造にな っている。高温(燃焼)ガスは、燃焼器114を出て,ダクト262を経て膨張段104に入 る。 膨張段104からの排出ガスは、出口ダクト264を経て出て,復熱器116を通った後 、冷えた排出ガスになって、復熱器116を出て,出口ダクト266を経て大気に放出 される。 復熱器116を出たタービンの冷えた排出ガスは、タービン圧縮機からの空気に よって通常は冷却されるタービンディスクや軸受や他の部材を冷却するための蒸 気を発生させるために廃熱ボイラに供給することができ、これによって、タービ ンに吸い込まれたメタン(燃料ガス)で汚染された空気の総てまたは実質上総てが 、燃焼系を通り抜けることを強制または可能にする。 この例では留出油であるタービンのための始動燃料は、配管260を経て、更な る配管268を経て供給されるバーナのための空気と共に燃焼器114に供給される。 多段タービンは、大抵の適用例で用いられ、その定格出力の近傍で運転される 。負荷の主たる変化は、個々のタービンを停止することで行なうことができ、目 標タービン負荷の幾らかの変化は、燃焼器114を出る出口ダクト262内のガスに対 して設定された温度を変更することで行なうことができる。負荷の変化は、圧縮 段102および膨張段に一体化された可変入口ベーンを用いるなどの公知の手法で 、タービンを通る燃料の質量流量を変更することによっても行なうことができる 。 本発明の更なる好ましい変形例では、図4に示すガスタービン100は、その燃 料の実質上総てを、圧縮機102の吸込流中へ燃料ガスを制御して噴射することお よび入口空気中のメタンによって供給してもらう。 ウェスチングハウス(Westinghouse)CW191PGおよびソーラケンタウル(Sola r Centaur)400Rなどのタービンは、現在製造されておらず、ジェネラルエレク トリック(General Electric)フレーム(Flame)1,フレーム2,フレーム5の各タ ービンは、古くて時代遅れの設計と見做されているが、これらのタービンは、本 発明の実施で用いるのに理想的に適している。 上で挙げた型式のタービンは、上述の燃焼器114を含むように改造すると、空 気中のメタンの爆発下限界よりも相当低い吸込空気中の体積比で2%というレベ ルを超えるメタンでもっては運転不可能である。タービンが坑内換気空気の吸込 みに用いられた場合、このタービン自体が、調整用のどのような分析装置や他の 坑内安全装置にも匹敵するこれらと独立の有効な監視装置になる。 図6aと図6bは、入ってくる坑内換気空気と炭鉱排出ガスとが、混合器112内 で混合されるダクトの構造の詳細を示している。図6aは、図6bに示されたA- A線に沿う断面図である。上記ダクト250は、複数の間隔をおいて鉛直に配置さ れた中空のチューブ150を備え、これらのチューブは、頂部と底部の接続パイプ1 52,154によって互いに接続されている。図7から最もよく分かるように、各鉛直 のチューブ150は、周囲に小孔160の列を有し、これらの小孔から炭鉱排出燃料ガ スが流出して、坑内換気空気と混合するようになっている。隣り合うチューブ間 の空間は、ベンチュリ混合器の形態として作用し、その結果、上記燃料ガスの噴 出点でのガスおよび空気は、万一,点火源がある場合にいかなる安定火炎の作用 も防がれるような流速になる。 図5に示した実施例は、タービンユニットにソーラケンタウル400Rを用いた ものである。この実施例において、タービン速度の制御は、発電機から取り出さ れる出力と、出口ダクト262内の燃焼器出口温度を予め設定された温度に維持す るためにガス投入量を制御すべく入口ダクト252を経てタービン系に供給される ガス流量とによって行なわれる。坑内換気の各成分の流量は、空気が13.306N.m3 /s,メタンが0.134N.m3/s,水蒸気が0.403N.m3/sである。炭鉱排出ガスの各成 分流量は、メタンが0.081N.m3/s,空気が0.081N.m3/s,水蒸気が0.005N.m3/sで ある。単位N.m3/sは、「ノルマル立方メータ/秒」を示し、0℃,標準気圧にお ける質量流量の周知の単位である。圧縮段は、14:1以下,好ましくは1:1 0以下の圧力上昇比を有する。圧縮された燃料ガスの空気に対する濃度比は、爆 発下限界未満でなければならず、この実施例では(体積比で)1.6%であり、好 ましくは1.5%から2%の範囲である。燃焼器内での滞留時間は、燃焼器を通 過する際に在留する実質上総ての燃料が燃焼してしまうに十分な時間である。燃 焼生成ガスの出口温度は、上限が1100℃ではあるが、最も好ましくは850〜950℃ の範囲である。燃焼器114から出る燃料ガスの得られる温度は略870℃であり、圧 縮機104からの排気ガスの温度は455℃である。発電機106からの出力電力は、2,4 20kWである。 燃焼器114に配管260を経て供給されるガスの流量は、供給ダクト250内のメタ ンの流量を示し、低ガス流量または高燃焼温度の適切な警報装置は、タービンを 停止させ、坑内換気系における異常または不安全な状態を表示する。 更なる実施例では、ガスタービン100は、タービンの吸入部に空気と共に吸い 込むことによって、一酸化炭素を含有する製鋼ガスを燃焼させるために使用され ることができる。発生されるエネルギの一部は、酸素のための空気分離のため、 製鋼に関する操業のため、および空気分離の操業のために空気を圧縮するのに直 接あるいは間接的に用いられる。さらに、タービン内のパージングや冷却のため に供給される燃料を含有しない空気があり得て、この空気は、タービン内に吸い 込まれた実質上総ての燃料/空気の混合気がタービンの燃焼系に通過するのを保 証する。 ガスタービンを用いた更なる実施例では、圧縮機を出た空気と燃料ガスが、水 に接触させられて飽和し、さらに空気/燃料の混合気が冷却される。ここで、上 記水は、下水または現場廃水などの廃水にすることができ、この水は、体積が減 じられ、臭気を発する成分の少なくとも一部が燃焼空気へ移行して燃焼器内で焼 却される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年8月30日 【補正内容】 請求の範囲 1.燃料ガスを燃焼するための燃焼器であって、 燃料ガスを供給するための入口をもつ容器と、一端が供給される燃料ガスに開 かれ,他端が燃焼領域に開かれた中空チューブの列とを備え、 上記中空チューブは、外側が、上記燃焼領域から上記容器の出口へ燃焼ガスが 通過する出口通路を形成し、上記燃焼ガスの熱の一部が、上記中空チューブ内に 流入するガスにこのガスを予熱すべく直接伝達されるとともに、供給される燃料 ガスの空気に対する比率が、上記燃料ガスの爆発下限界未満であり、上記燃焼領 域における燃焼が、上記予熱された燃料ガスの反応または自己燃焼によって生じ ることを特徴とする燃焼器。 2.請求項1に記載の燃焼器において、曲がりくねった出口通路を形成するた めに、上記チューブ相互間にバッフル手段をさらに備えることを特徴とする燃焼 器。 3.請求項2に記載の燃焼器において、上記チューブは、上記容器の長手方向 に配置され、上記入口と出口は上記容器の同じ一端側にあり、上記燃焼領域は上 記容器の他端側にあることを特徴とする燃焼器。 4.請求項2に記載の燃焼器において、上記チューブは、上記バッフル手段に よって六角形の配列に配置され、上記バッフル手段は、上記チューブに外嵌する とともに隣り合う同士で互いに組み合う六角形のスリーブからなることを特徴と する燃焼器。 5.請求項1乃至4のいずれか1つに記載の燃焼器において、上記燃料ガスが 上記燃焼器に導入される前に、上記燃焼領域を燃焼温度まで予熱するためのバー ナを、上記燃焼領域の近傍に設けたことを特徴とする燃焼器。 6.燃料ガスを燃焼するための方法であって、 対空気比率が爆発下限界未満である供給される燃料ガスを、予め燃やされた燃 料から与えられる熱によって予熱するステップと、 この予熱された燃料ガスを、反応または自己燃焼が起こるに十分な時間だけ収 容するステップと、 燃焼した上記燃料ガスを、上記供給される燃料ガスと熱交換面を介して直接熱 交換させる通路を経て排出するステップとからなることを特徴とする方法。 7.請求項6に記載の方法において、燃焼領域を、この燃焼領域に上記予熱さ れた燃料ガスを供給する際に燃焼させるに十分な温度に、最初に加熱するステッ プをさらに有することを特徴とする方法。 8.有用なエネルギを作るために燃料ガスを利用するためのガスタービン系で あって、 上記燃料ガスを受けて圧縮された燃料ガスを出す圧縮段と、 爆発下限界未満の対空気比率をもつ上記燃料ガスが圧縮された後の圧縮ガスを 受け、この圧縮された燃料ガスを、燃焼した燃料ガスから伝達される熱によって 燃焼する前に予熱し、上記燃焼が反応または自己燃焼によって起こる燃焼器と、 機械的に上記圧縮段と連結され、上記燃焼した燃料ガスを受けて膨張エネルギ を有用な回転エネルギに変換する膨張段とを備えたことを特徴とするガスタービ ン系。 9.請求項8に記載のガスタービン系において、上記膨張段から排出される膨 張したガスは、上記圧縮された燃料ガスに、この燃料ガスが上記燃焼器に達する 前に熱を与えるべく熱交換器を通ることを特徴とするガスタービン系。 10.請求項9に記載のガスタービン系において、上記回転エネルギを電気エ ネルギに変換するために、上記膨張段に発電機がさらに連結されていることを特 徴とするガスタービン系。 11.請求項9に記載のガスタービン系において、上記回転エネルギを圧縮空 気の供給に利用するために、上記膨張段に空気圧縮機がさらに連結されているこ とを特徴とするガスタービン系。 12.請求項11に記載のガスタービン系において、上記圧縮空気の供給の少 なくとも一部は、少なくとも上記圧縮段と膨張段の間の軸継手を冷却および/ま たはパージすべく戻されることを特徴とするガスタービン系。 13.請求項9乃至12のいずれか1つに記載のガスタービン系において、ボ イラに供給される水のための蒸気を供給するために、上記熱交換器からの排出ガ スを受けるブースタをさらに備えたことを特徴とするガスタービン系。 14.請求項8乃至13のいずれか1つに記載のガスタービン系において、空 気または爆発下限界未満の燃料ガスのためのダクトを有する混合段をさらに備え 、上記ダクトの通路内には、爆発上限界を超える燃料ガスを受ける複数のチュー ブが有り、このチューブは、上記爆発上限界を超える燃料ガスを上記空気または 爆発下限界未満の燃料ガスと混合させるように案内できる複数の穴を有すること を特徴とするガスタービン系。 15.請求項14に記載のガスタービン系において、上記燃料ガスはメタンを 含有していることを特徴とするガスタービン系。 16.請求項15に記載のガスタービン系において、上記供給される燃料ガス は、炭鉱排出ガスおよび炭坑換気空気の混和物であることを特徴とするガスター ビン系。 17.請求項8乃至16のいずれか1つに記載のガスタービン系において、上 記圧縮される燃料ガスのメタンの空気に対する比率は、2%以下であることを特 徴とするガスタービン系。 18.請求項8乃至17のいずれか1つに記載のガスタービン系において、上 記圧縮段は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の圧縮機からなることを特徴 とするガスタービン系。 19.有用なエネルギを作るために燃料ガスをガスタービンで利用するための 方法であって、 対空気比率が爆発下限界未満である燃料ガスを圧縮するステップと、 上記圧縮された燃料ガスを、燃焼させる前に、予め燃焼させた燃料ガスから与 えられる熱によって予熱するステップと、 上記予熱された燃料ガスを反応または自己燃焼によって燃焼させるステップと 、 燃焼した上記燃料ガスを、上記供給される燃料ガスと熱交換面を介して直接熱 交換させる通路を経て排出するステップと、 有用なエネルギを作るために上記燃焼したガスを膨張させるステップとを備え たことを特徴とする方法。 20.請求項19に記載の方法において、上記圧縮された燃料ガスを、上記膨 張段から出る排出ガスとの熱交換によって加熱するステップをさらに備えたこと を特徴とする方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.燃料ガスを燃焼するための燃焼器であって、 燃料ガスを供給するための入口をもつ容器と、一端が供給される燃料ガスに開 かれ,他端が燃焼領域に開かれた中空チューブの列とを備え、 上記中空チューブは、外側が、上記燃焼領域から上記容器の出口へ燃焼ガスが 通過する出口通路を形成し、上記燃焼ガスの熱の一部が、上記中空チューブ内に 流入するガスにこのガスを予熱すべく伝達されるとともに、供給される燃料ガス の空気に対する比率が、上記燃料ガスの爆発下限界未満であり、上記燃焼領域に おける燃焼が、上記予熱された燃料ガスの反応または自己燃焼によって生じるこ とを特徴とする燃焼器。 2.請求項1に記載の燃焼器において、曲がりくねった出口通路を形成するた めに、上記チューブ相互間にバッフル手段をさらに備えることを特徴とする燃焼 器。 3.請求項2に記載の燃焼器において、上記チューブは、上記容器の長手方向 に配置され、上記入口と出口は上記容器の同じ一端側にあり、上記燃焼領域は上 記容器の他端側にあることを特徴とする燃焼器。 4.請求項2に記載の燃焼器において、上記チューブは、上記バッフル手段に よって六角形の配列に配置され、上記バッフル手段は、上記チューブに外嵌する とともに隣り合う同士で互いに組み合う六角形のスリーブからなることを特徴と する燃焼器。 5.請求項1乃至4のいずれか1つに記載の燃焼器において、上記燃料ガスが 上記燃焼器に導入される前に、上記燃焼領域を燃焼温度まで予熱するためのバー ナを、上記燃焼領域の近傍に設けたことを特徴とする燃焼器。 6.燃料ガスを燃焼するための方法であって、 供給される燃料ガスを、予め燃やされた燃料から与えられる熱によって予熱す るステップと、 この予熱された燃料ガスを、反応または自己燃焼が起こるに十分な時間だけ収 容するステップと、 燃焼した上記燃料ガスを、上記供給される燃料ガスと熱交換させるべく、曲が りくねった通路を経て排出するステップとからなることを特徴とする方法。 7.請求項6に記載の方法において、燃焼領域を、この燃焼領域に上記予熱さ れた燃料ガスを供給する際に燃焼させるに十分な温度に、最初に加熱するステッ プをさらに有することを特徴とする方法。 8.有用なエネルギを作るために燃料ガスを利用するためのガスタービン系で あって、 上記燃料ガスを受けて圧縮された燃料ガスを出す圧縮段と、 爆発下限界未満の対空気比率をもつ上記燃料ガスが圧縮された後の圧縮ガスを 受け、この圧縮された燃料ガスを、燃焼した燃料ガスから伝達される熱によって 燃焼する前に予熱し、上記燃焼が反応または自己燃焼によって起こる燃焼器と、 機械的に上記圧縮段と連結され、上記燃焼した燃料ガスを受けて膨張エネルギ を有用な回転エネルギに変換する膨張段とを備えたことを特徴とするガスタービ ン系。 9.請求項8に記載のガスタービン系において、上記膨張段から排出される膨 張したガスは、上記圧縮された燃料ガスに、この燃料ガスが上記燃焼器に達する 前に熱を与えるべく熱交換器を通ることを特徴とするガスタービン系。 10.請求項9に記載のガスタービン系において、上記回転エネルギを電気エ ネルギに変換するために、上記膨張段に発電機がさらに連結されていることを特 徴とするガスタービン系。 11.請求項9に記載のガスタービン系において、上記回転エネルギを圧縮空 気の供給に利用するために、上記膨張段に空気圧縮機がさらに連結されているこ とを特徴とするガスタービン系。 12.請求項11に記載のガスタービン系において、上記圧縮空気の供給の少 なくとも一部は、少なくとも上記圧縮段と膨張段の間の軸継手を冷却および/ま たはパージすべく戻されることを特徴とするガスタービン系。 13.請求項9乃至12のいずれか1つに記載のガスタービン系において、ボ イラに供給される水のための蒸気を供給するために、上記熱交換器からの排出ガ スを受けるブースタをさらに備えたことを特徴とするガスタービン系。 14.請求項8乃至13のいずれか1つに記載のガスタービン系において、空 気または爆発下限界未満の燃料ガスのためのダクトを有する混合段をさらに備え 、上記ダクトの通路内には、爆発上限界を超える燃料ガスを受ける複数のチュー ブが有り、このチューブは、上記爆発上限界を超える燃料ガスを上記空気または 爆発下限界未満の燃料ガスと混合させるように案内できる複数の穴を有すること を特徴とするガスタービン系。 15.請求項14に記載のガスタービン系において、上記燃料ガスはメタンを 含有していることを特徴とするガスタービン系。 16.請求項15に記載のガスタービン系において、上記供給される燃料ガス は、炭鉱排出ガスおよび炭坑換気空気の混和物であることを特徴とするガスター ビン系。 17.請求項8乃至16のいずれか1つに記載のガスタービン系において、上 記圧縮される燃料ガスのメタンの空気に対する比率は、2%以下であることを特 徴とするガスタービン系。 18.請求項8乃至17のいずれか1つに記載のガスタービン系において、上 記圧縮段は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の圧縮機からなることを特徴 とするガスタービン系。 19.有用なエネルギを作るために燃料ガスをガスタービンで利用するための 方法であって、 燃料ガスを圧縮するステップと、 上記圧縮された燃料ガスを、燃焼させる前に、予め燃焼させた燃料ガスから与 えられる熱によって予熱するステップと、 上記予熱された燃料ガスを反応または自己燃焼によって燃焼させるステップと 、 有用なエネルギを作るために上記燃焼したガスを膨張させるステップとを備え たことを特徴とする方法。 20.請求項19に記載の方法において、上記圧縮された燃料ガスを、上記膨 張段から出る排出ガスとの熱交換によって加熱するステップをさらに備えたこと を特徴とする方法。
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