【発明の詳細な説明】発明の名称
ゴナドトロピン放出ホルモン拮抗剤発明の背景
黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH)とも称されるゴナドトロピン放出ホ
ルモン(GnRH)は、ヒトの生殖において重要な役割を果たすデカペプチドで
ある。該ホルモンは、視床下部から放出され、下垂体に作用して黄体化ホルモン
(LH)及び卵胞刺激ホルモン(FSH)の生合成及び分泌を刺激する。下垂体
から放出されるLHは、主として男性及び女性の性腺ステロイド産生の調節に関
与し、FSHは、男性の精子形成や女性の卵胞の発育を調節する。GnRH作用
剤及び拮抗剤はLH/FSH放出の阻害を必要とする特定の症状の治療に有効で
あることが証明されている。特に、GnRHを用いた療法は、子宮内膜症、子宮
平滑筋腫、多のう胞性卵巣疾患、思春期早発症及び数種の性腺ステロイド依存性
腫瘍形成、特に、前立腺ガン、乳ガン及び卵巣ガンの治療に有効であることが証
明されている。GnRH作用剤及び拮抗剤は、種々の補助授精法(assisted
fertilization techniques)にも利用されており、男性及び女性の潜在的避妊薬
として検討されている。さらに、GnRH作用剤及び拮抗剤は、下垂体性腺刺激
ホルモン分泌腺腫、睡眠無呼吸症候群のような睡眠障害、過敏性腸症候群、月経
前症候群、良性前立腺過形成、(男性型)多毛症の治療や、成長ホルモン欠損児
の成長ホルモン療法の佐剤として、またネズミ型狼ろうの治療にも有効であり得
ることが示された。本発明の化合物は、ビスホスホネート(ビスホスホン酸)や
、成長ホルモン分泌促進剤(例えば、MK−0677)のような他の薬剤と組み
合わせて、カルシウム、リン及び骨代謝障害の治療及び予防、特に、GnRH拮
抗剤を用いた療法中の骨欠損(bone loss)の予防に用い得、また、エストロゲ
ン剤、プロゲステロン剤、抗エストロゲン剤、抗プロゲスチン剤及び/又はアン
ドロゲン剤と組み合わせて、GnRH拮抗剤を用いた療法中の骨欠損や体熱感の
ような性機能低下症状の予防又は治療に用いることもできる。
さらに、本発明の化合物は、フィナステライド(finasteride)又はエプリス
テライド(epristeride)のような5α−レダクターゼ2阻害剤;WO93/2
3420号及びWO95/11254号に開示されている4,7β−ジメチル−
4−アザ
−5α−コレスタン−3−オン、3−オキソ−4−アザ−4,7β−ジメチル−
16β−(4−クロロフェノキシ)−5α−アンドロスタン及び3−オキソ−4
−アザ−4,7β−ジメチル−16β−(フェノキシ)−5α−アンドロスタン
のような5α−レダクターゼ1阻害剤;WO95/07927号に開示されてい
る3−オキソ−4−アザ−17β−(2,5−トリフルオロメチルフェニル−カ
ルバモイル)−5α−アンドロスタンのような5α−レダクターゼ1及び5α−
レダクターゼ2の二重阻害剤;フルタミド、カソデックス(casodex)及び酢酸
シプロテロンのような抗アンドロゲン剤や、プラゾシン、テラゾシン、ドキサゾ
シン(doxazosin)、タムスロシン(tamsulosin)及びアルフゾシン(alfuzosin
)のようなα−1ブロッカーと同時投与し得る。
さらに、本発明の化合物は、成長ホルモン、成長ホルモン放出ホルモン又は成
長ホルモン分泌促進剤と組み合わせて用いて、成長ホルモン欠損児の思春期を遅
らせて、思春期に、骨端が融合して成長が停まる前に該児童の身長を伸び続けさ
せることができる。
一般に用いられているGnRH拮抗剤はGnRH様デカペプ
チドであり、恐らくその経口活性の低さのために、通常、静脈内又は皮下投与さ
れている。該拮抗剤は一般に、1位、2位、3位、6位及び10位でアミノ酸置
換されている。
非ペプチドGnRH拮抗剤は経口投与し得るという点で有利であると考えられ
る。非ペプチドGnRH拮抗剤は、ヨーロッパ特許出願第0219292号及び
B.Deら,J.Med.Chem.,32,2036−2038(1989)
や、(Takeda Chemical Industries,Ltd.の)
WO95/28405号、WO95/29900号及びEP0679642号に
記載されている。
当業界で公知の置換インドールとしては、以下の特許及び特許出願に記載のも
のが挙げられる。米国特許第5,030,640号は、強力なβ−作用剤である
α−複素環式エタノールアミノアルキルインドールを開示している。米国特許第
4,544,663号は、男性の授精阻止薬として有用であると考えられるイン
ドールアミン誘導体を開示している。WO90/05721号は、糖尿病薬、抗
肥満症薬及び抗かゆ状硬化症薬として有用なα−アミノ−インドール−3−酢酸
を開示している。仏国特許第2,181,559号は、鎮静、神経弛緩、鎮痛、
血圧降下、抗セロトニン及び抗アドレナリン活性を有するインドール誘導体を開
示している。ベルギー国特許第879381号は、高血圧症、レイノー病及び片
頭痛の治療に用いられる心血管剤としての3−アミノアルキル−1H−インドー
ル−5−チオアミド及びカルボキサミド誘導体を開示している。発明の要旨
本発明は、男性及び女性の種々の性ホルモン関連症状の治療に用い得るGnR
Hの非ペプチド拮抗剤である化合物、該化合物の製造法、並びに哺乳動物に用い
るための該化合物を含む医薬組成物及び該組成物の製造法に関する。
本発明の化合物は、GnRHホルモン拮抗剤としての活性を有しているために
、男性及び女性における種々の性ホルモン関連症状の治療に有用である。該症状
には、子宮内膜症、子宮平滑筋腫、多のう胞性卵巣疾患、(男性型)多毛症、思
春期早発症や、特に、前立腺ガン、乳ガン及び卵巣ガンのような性腺ステロイド
依存性腫瘍形成、性腺刺激ホルモン分泌腺腫、睡眠無呼吸症候群、過敏性腸症候
群、月経前症候群、並びに良性前立腺過形成が含まれる。該化合物はさらに、成
長ホルモン欠損及び低身長の治療に対する佐剤として、また、エリテマトーデス
の治療にも有用である。さらに、本発明の化合物は、体外授精においても、避妊
薬としても有用であり得る。該化合物は、アンドロゲン剤、エストロゲン剤、プ
ロゲステロン剤、抗エストロゲン剤及び抗プロゲストゲン剤と組み合わせると、
子宮内膜症、平滑筋腫の治療及び避妊にも有用であり得る。該化合物は、テスト
ステロン又は他のアンドロゲン剤若しくは抗プロゲストゲン剤と組み合わせると
、男性の避妊薬としても有用であり得る。また、該化合物は、エナラプリル又は
カプトプリルのようなアンギオテンシン変換酵素阻害剤、ロサルタン(Losartan
)のようなアンギオテンシンIIレセプター拮抗剤又はレニン阻害剤と組み合わせ
て、子宮平滑筋腫の治療にも用い得る。さらに、本発明の化合物は、ビスホスホ
ネート(ビスホスホン酸)及び他の薬剤と組み合わせて、カルシウム、リン及び
骨代謝障害の治療及び予防、特にGnRH拮抗剤を用いた療法中の骨欠損の予防
に用い得、また、エストロゲン剤、プロゲステロン剤及び/又はアンドロゲン剤
と組み合わせて、GnRH拮抗剤を用いた療法中の骨欠損又は体熱感のような性
機能低下症状の予防又は治療にも用い得る。
さらに、本発明の化合物は、フィナステライド又はエプリス
テライドのような5α−レダクターゼ2阻害剤;WP93/23420号及びW
O95/11254号に開示されている4,7β−ジメチル−4−アザ−5α−
コレスタン−3−オン、3−オキソ−4−アザ−4,7β−ジメチル−16β−
(4−クロロフェノキシ)−5α−アンドロスタン及び3−オキソ−4−アザ−
4,7β−ジメチル16β−(フェノキシ)−5α−アンドロスタンのような5
α−レダクターゼ1阻害剤;WO95/07927号に開示されている3−オキ
ソ−4−アザ−17β−(2,5−トリフルオロメチルフェニル−カルバモイル
)−5α−アンドロスタンのような5α−レダクターゼ1及び5α−レダクター
ゼ2の二重阻害剤;フルタミド、カソデックス及び酢酸シプロテロンのような抗
アンドロゲン剤や、プラゾシン、テラゾシン、ドキサゾシン、タムスロシン及び
アルフゾシンのようなα−1ブロッカーと同時投与し得る。
また、本発明の化合物は、成長ホルモン、成長ホルモン放出ホルモン又は成長
ホルモン分泌促進剤と組み合わせて用いて、成長ホルモン欠損児の思春期を遅ら
せて、思春期に、骨端が融合して成長が停まる前に該児童の身長を伸び続けさせ
ることができる。発明の詳細な説明
本発明は、一般式:
〔式中、Aは、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル、C3−C7シクロアル
キル、置換C3−C7シクロアルキル、C3−C6アルケニル、置換C3−C6アルケ
ニル、C3−C6アルキニル、置換C3−C6アルキニル、C1−C6アルコキシ、C0
−C5アルキル−S(O)n−C0−C5アルキル、C0−C5アルキル−O−C0−
C5アルキル、C0−C5アルキル−NR18−C0−C5アルキル(ここで、R18及
びC0−C5ア
は単結合であり;
R0は、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル(ここで、置換基は
以下に定義の通りである)、アリール、置換アリール、アラルキル又は置換アラ
ルキル(ここで、置換基はR3、R4及びR5に関して定義の通りである)であり
;
R1は、
であり;
R2は、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル、アラルキル、置換
アラルキル、アリール、置換アリール、アルキル−OR11、C1−C6(NR11R12
)、C1−C6(CONR11R12)又はC(NR11R12)NHであり;
R2及びAは一緒になって、5〜7個の原子からなる環を形成し;
R3、R4及びR5は独立に、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル
、C2−C6アルケニル、置換C2−C6アルケニル、CN、ニトロ、C1−C3ペル
フルオロアルキル、C1−C3ペルフルオロアルコキシ、アリール、置換アリール
、アラルキル、置換アラルキル、R11O(CH2)p−、R11C(O)O(CH2
)p−、R11OC(O)(CH2)p−、−(CH2)pS(O)n、R17、−(CH2
)pC(O)NR11R12又はハロゲン(ここで、R17は、水素、C1−C6アルキ
ル、C1−C3ペルフルオロアルキル、アリール又は置換アリールである)であり
;
R3及びR4は一緒になって、3〜7個の炭素原子からなる炭素環又はN、O及
びSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含む複素環を形成し;
R6は、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル、アリール、置換ア
リール、C1−C3ペルフルオロアルキル、CN、NO2、ハロゲン、R11O(C
H2)p−、NR12C(O)R11、NR12C(O)NR11R12又はSOnR11であ
り;
R7は、水素、C1−C6アルキル又は置換C1−C6アルキ
ルであり、但し、Xが水素又はハロゲンのときは、R7は存在せず;
R8は、水素、C(O)OR9、C(O)NR11R12、NR11R12、C(O)R11
、NR12C(O)R11、NR12C(O)NR11R12、NR12S(O)2R11、
NR12S(O)2NR11R12、OC(O)R11、OC(O)NR11R12、OR11
、SOnR11、S(O)nNR11R12、C1−C6アルキル又は置換C1−C6アルキ
ルであり、但し、Xが水素又はハロゲンのときは、R8は存在せず;あるいは、
R7とR8は一緒になって、3〜7個の原子からなる炭素環を形成し;
mが0でない場合、R9及びR9aは独立に、水素、C1−C6アルキル、置換C1
−C6アルキル、アリール、置換アリール、アラルキル又は置換アラルキルであ
り;あるいは、
mが0でない場合、R9とR9aは一緒になって、3〜7個
mが0でない場合、R9とAは一緒になって、3〜7個の炭素原子及び1個以
上のヘテロ原子を含む複素環を形成し;あるいは、
R10及びR10aは独立に、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル、
アリール、置換アリール、アラルキル又は置換アラルキルであり;あるいは、
R10とR10aは一緒になって、3〜7個の原子からなる炭
mが0でない場合、R9とR10は一緒になって、3〜7個の炭素原子からなる
炭素環又は1個以上のヘテロ原子を含む複素環を形成し;あるいは、
mが0でない場合、R9とR2が一緒になって、3〜7個の炭素原子及び1個以
上のヘテロ原子を含む複素環を形成し;あるいは、
R10とR2が一緒になって、3〜7個の炭素原子及び1個以上のヘテロ原子を
含む複素環を形成し;
R10とAは一緒になって、3〜7個の炭素原子及び1個以上のヘテロ原子を含
む複素環を形成し;あるいは、
R11及びR12は独立に、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル、ア
リール、置換アリール、アラルキル、置換アラルキル、3〜7個の原子からなる
炭素環又は3〜7個の原子を含む置換炭素環であり;
R11とR12は一緒になって、3〜7個の原子を含む任意置換された環を形成し
得;
R13は、水素、OH、NR7R8、NR11SO2(C1−C6アルキル)、NR11
SO2(置換C1−C6アルキル)、NR11SO2(アリール)、NR11SO2(置
換アリール)、NR11SO2(C1−C3ペルフルオロアルキル);SO2NR11(
C1−C6アルキル)、SO2NR11(置換C1−C6アルキル)、SO2NR11(ア
リール)、SO2NR11(置換アリール)、SO2NR11(C1−C3ペルフルオロ
アルキル);SO2NR11(C(O)C1−C6アルキル);SO2NR11(C(O
)−置換C1−C6アルキル);SO2NR11(C(O)アリール);SO2NR11
(C(O)−置換アリール);S(O)n(C1−C6アルキル);S(O)n(置
換C1−C6アルキル)、S(O)n(アリール)、S(O)n(置換アリール)、
C1−C3ペルフルオロアルキル、C1−C3ペルフルオロアルコキシ、C1−C6ア
ルコキシ、置換C1−C6アルコキシ、COOH、ハロゲン、NO2又はCNであ
り;
R14及びR15は独立に、水素、C1−C6アルキル、置換
C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、置換C2−C6アルケニル、CN、ニト
ロ、C1−C3ペルフルオロアルキル、C1−C3ペルフルオロアルコキシ、アリー
ル、置換アリール、アラルキル、置換アラルキル、R11O(CH2)p−、R11C
(O)O(CH2)p−、R11OC(O)(CH2)p−、−(CH2)pS(O)n
R17、−(CH2)pC(O)NR11R12又はハロゲン(ここで、R17は水素、C1
−C6アルキル、C1−C3ペルフルオロアルキル、アリール若しくは置換アリー
ルである)であり;
R16は、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル又はN(R11R12)
であり;
R18は、水素、C1−C6アルキル、置換C1−C6アルキル、C(O)OR9、
C(O)NR11R12、C(O)R11又はS(O)nR11であり;
R19は、R13又はR14の定義の通りであり;
Xは、水素、ハロゲン、N、O、S(O)n、C(O)、(CR11R12)p;C2
−C6アルケニル、置換C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル又は置換C2
−C6アルキニルであり;Xが水素又はハロゲンであるとき、R7及びR8は存
在せず、XがO、S(O)n、C(O)若しくはCR11R12のときは、R7又はR8
のみが存在し得;
Zは、O、S又はNR11であり;
mは0〜3であり;
nは0〜2であり;
pは0〜4であり;
アルキル、アルケニル及びアルキニルの置換基は、C1−C6アルキル、C3−
C7シクロアルキル、アリール、置換アリール、アラルキル、置換アラルキル、
ヒドロキシ、オキソ、シアノ、C1−C6アルコキシ、フルオロ、C(O)OR11
、アリールC1−C3アルコキシ、置換アリールC1−C3アルコキシから選択され
、アリールの置換基はR3、R4及びR5に関して定義されている通りである〕
を有する化合物又はその医薬上許容し得る付加塩及び/又は水和物、あるいは、
適当な場合には、その幾何若しくは光学異性体又はラセミ混合物に関する。
特に断りのない限り、本明細書及び請求の範囲全体を通して以下の定義が適用
される。
どの変動成分(例えば、アリール、複素環、R1など)も、
任意の構成成分又は式I中に2度以上出現する場合、該変動成分の定義は、出現
の都度、他のどの出現のときの定義からも独立している。また、置換基及び/又
は変動成分の組み合わせは、そのような組み合わせにより安定な化合物が得られ
る場合にのみ許容される。
用語「アルキル」は、特定数の炭素原子を有する分枝鎖及び直鎖の飽和脂肪族
炭化水素基、例えば、メチル(Me)、エチル(Et)、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノナニル、デシル、ウンデシル、ドデ
シル、及びそれらの異性体、例えば、イソプロピル(i−Pr)、イソブチル(
i−Bu)、s−ブチル(s−Bu)、t−ブチル(t−Bu)、イソペンタン
、イソヘキサンなどを包含するものとする。
用語「アリール」には、フェニル及びナフチルが包含される。アリールとして
はフェニルが好ましい。
用語「ハロゲン」又は「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素を包含する
ものとする。
本明細書に用いられている用語「組成物」は、特定の量の特定の成分を含む生
成物、及び直接又は間接に、特定の量の特定
の成分を組み合わせて得られる任意の生成物を包含するものとする。
結合基Aは、ベンゾ融合した複素環式基の両環も含めた、ヘテロ芳香族基R1
の利用可能な炭素又はヘテロ原子のいずれに結合してもよく、同様に、R13、R14
及びR15も、ヘテロ芳香族基R1の利用可能な炭素原子のいずれに結合しても
よいものとする。
また、上記の複素環式基の多くが2種以上の互変異性体形態で存在し得ること
は当業者には周知である。そのような互変異性体は全て本発明の範囲内に包含さ
れるものとする。
本発明の化合物の光学異性体形態、即ち、エナンチオマー混合物(例えばラセ
ミ化合物)又はジアステレオマー混合物及び個々のエナンチオマー又はジアステ
レオマーが包含される。これら個々のエナンチオマーは一般にその旋光度に応じ
て記号(+)と(−)、(L)と(D)、(l)と(d)又はそれらの組み合わ
せにより表される。また、これらの異性体はその絶対立体配置に応じて、それぞ
れ左及び直を意味する(S)と(R)により表すこともできる。
個々の光学異性体は、慣用の分離法を用い、例えば、光学的
に活性な適切な酸で処理し、ジアステレオマーを分離し、次いで所望の異性体を
回収して製造し得る。また、非対称合成法に従って個々の光学異性体を製造する
こともできる。
さらに、所与の化学式又は化学名は、その医薬上許容し得る付加塩及びその溶
媒和物(例えば水和物)を包含する。
本発明の化合物は、それ自体有効であるが、安定性、易結晶化性、高溶解度及
び他の望ましい特性を得るために医薬上許容し得る付加塩の形態で配合及び投与
し得る。
本発明の化合物は、医薬上許容し得る塩の形態で投与し得る。用語「医薬上許
容し得る塩」は、全ての許容し得る塩を包含するものとする。酸の塩の例として
は、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸
、マレイン酸、コハク酸、マロン酸、メタンスルホン酸の塩などがあり、該塩は
、溶解度若しくは加水分解特性を変異させる剤形で用いることもできるし、持効
製剤若しくはプロドラッグ製剤として用いることもできる。本発明の化合物の医
薬上許容し得る塩としては、該化合物の特定の官能価に応じて、ナトリウム、カ
リウム、アルミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、亜鉛のような陽
イオン、及びアンモニア、エチレンジアミン、
N−メチル−グルタミン、リシン、アルキニン、オルニチン、コリン、N,N′
−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、ジエタノールアミン、プロ
カイン、N−ベンジルフェネチルアミン、ジエチルアミン、ピペラジン、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン及びテトラメチルアンモニウムヒドロキシド
のような塩基から形成されたものが含まれる。これらの塩は、標準的な手順に従
い、例えば、遊離酸と適当な有機又は無機塩基とを反応させるか、あるいは遊離
塩基と適当な有機又は無機酸とを反応させて製造し得る。
また、酸(−COOH)又はアルコール基が存在する場合、例えば、メチル、
エチル、ブチル、アセテート、マレエート、ピバロイルオキシメチルなど及び当
業界で公知のエステル類のような医薬上許容し得るエステルを用いて持効製剤又
はプロドラッグ製剤用に溶解度又は加水分解特性を変えることができる。
本発明の化合物は、その立体構造が式Iに示されている中心以外のキラル中心
を有し得、従って、ラセミ化合物、ラセミ混合物及び個々のエナンチオマー又は
ジアステレオマーとして生成し得、そのような異性体形態物及びその混合物は全
て本発明に包含される。さらに、本発明の化合物の結晶形態物には多形
として存在し得るものがあり、そのような多形も本発明に包含されるものとする
。また、本発明の化合物のなかには、水又は共通有機溶媒との溶媒和物を形成し
得るものもある。そのような溶媒和物も本発明の範囲内に包含される。
本発明の化合物は、以下の反応図式に従って製造される。特に断りのない限り
、全ての置換基は先に定義の通りである。
図式A
反応図式Aに示されているように、テトラヒドロフランのような不活性有機溶
媒中、20〜65℃、好ましくは65℃の温度で12〜48時間、トリプタミン
(1)をN−カルボキシフタルイミドで処理して、対応N−フタルイミドトリプ
タミン誘導体(2)を得る。該N−フタルイミドトリプタミン(2)を、テトラ
ヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホルム又はその混合物のような不活性有機
溶媒中、0〜25℃で30分〜4時間、ピリジニウムヒドロブロミドペルブロミ
ド、ピロリドンヒドロトリブロミドなどのような臭化剤で処理してさらに変性さ
せると、2−ブロモトリプタミン(3)が得られる。該ブロミド(3)を、パラ
ジウム(0)触媒、水性炭酸ナトリウムなどのような弱塩基や塩化リチウムのよ
うな塩化物源を用い、トルエン、ベンゼン、エタノール、プロパノール又はその
混合物のような不活性溶媒中、25〜100℃、好ましくは80℃の温度で1〜
6時間、(実質的に、S.Gronowitz;A.B.Hornfeldt;
Y.H.Yang,Chem.Scr.1986,26,311−314に記載
のように製造した)アリールボロン酸(arylboronic acid)と反応させて、2
−アリールトリプタミン誘導体(4)を得る。最後に、(4)を、メタノール又
はエタノールのような不活性溶媒中、0〜25℃の温度で4〜24時間、水性ヒ
ドラジンで処理してフタルイミド基を除去し、トリプタミン(5)を得る。
図式B
反応図式Bに示されているように、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3
−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(EDC)、1,3−ジシクロヘキシル
カルボジイミド(DCC)などのようなカップリング試薬を用い、1−ヒドロキ
シベンゾ
トリアゾール(HOBt)及びN−メチルモルホリン(NMM)、トリエチルア
ミンなどのような第3級アミン塩基を加えるか又は加えずに、塩化メチレン、ク
ロロホルム、ジメチルホルムアミド又はその混合物のような不活性有機溶媒中、
室温又は室温に近い温度で3〜24時間、2−アリールトリプタミンをタイプ(
6)のカルボン酸と縮合させて、対応アミド誘導体(7)を得る。あるいは、2
−アリールトリプタミン(5)を、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテルなどのような不活性有機溶媒中、トリエチルアミン、
ジイソプロピルエチルアミン、ピリジンなどのような第3級アミン塩基の存在下
に、0〜25℃の温度で30分〜4時間、活性エステル又はタイプ(8)の酸塩
化物で処理して、(7)を得ることもできる。
図式C
反応図式Cに示されているように、(7)のアミドカルボニルを、テトラヒド
ロフラン、ジエチルエーテル、1,4−ジオキサンなどのような不活性有機溶媒
中、25〜100℃、好ましくは65℃で1〜8時間、ボラン、水素化アルミニ
ウムリチウム又は等価の水和物源で処理して還元し、対応アミン化合物(9)を
得る。
図式D
反応図式Dに示されているように、2−アリールトリプタミン(5)を、トリ
フルオロ酢酸(TFA)、酢酸などのような弱酸の存在下に、3Åモレキュラー
シーブ又は硫酸マグネシウムのような乾燥剤や、ホウ水素化ナトリウム又はシア
ノホウ水素化ナトリウムのような水和物源を加えるか又は加えずに、メタノール
、エタノール、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロ
ロホルム又はその混合物のような不活性有機溶媒中、0〜25℃の温度で1〜1
2時間、(10)タイプのアルデヒド又はケトンで処理して変性させると、対応
第2級又は第3級アミン誘導体(11)が得られる。
図式E
反応図式Eに示されているように、アリールヒドラジン又はアリールヒドラジ
ンヒドロクリリド(12)を、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタノールのような極性溶媒、好ましく
はn−ブタノール中、70〜120℃の温度で8〜24時間、(13)タイプの
アリールシクロプロピルケトンで処理して、2−アリールトリプタミン(5)を
得る。あるいは、アリールヒドラジン又はアリールヒドラジンヒドロクロリド(
12)を、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n
−ブタノール、t−ブタノール又はその混合物のような極性溶媒中、室温で30
分〜2時間、4位に離脱基(塩化物、臭化物、ヨウ化物、O−メタンスルホネー
ト、O−トリフルオロメタンスルホネートなど)を含む(14)タイプのアリー
ルブチルケトンで処理し、次いで、4〜24時間、65〜100℃の温度に加熱
すると、2−アリールトリプタミン(5)が生成する。
図式F
反応図式Fに示されているように、(15)タイプのヨードアニリンを、トリ
エチルアミンのような不活性有機溶媒中、50〜88℃の温度で30分〜5時間
、アリールアセチレン、テ
トラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムのような適切なパラジウム(0
)触媒、臭化第一銅のようなハロゲン化銅(I)と反応させ、ジアリールアセチ
レン(16)を得る。該アセチレン(16)を、アセトニトリルのような不活性
有機溶媒中、50〜82℃の温度で30分〜6時間、塩化パラジウム(II)又は
酢酸パラジウム(II)のようなパラジウム(II)触媒で処理してさらに変性させ
ると、2−アリールインドール(17)が得られる。
図式G
反応図式Gに示されているように、2−アリールインドールを、純粋な塩化オ
キサリル又は塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、テトラヒドロフラ
ンなどのような不活性有機溶媒中、25〜65℃の温度で3〜24時間、塩化オ
キサリルで処理して、塩化アシル付加物(18)を得る。該粗生成物(18)を
、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホルムなどの
ような不活性有機溶媒中、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン又は
ピリジンのようなアミン塩基の存在下に、0〜25℃の温度で30分〜4時間、
(19)タイプのアミンと反応させると、アミド誘導体(20)が得られる。該
アミド(20)を、テトラヒドロフランのような不活性有機溶媒中、高温、好ま
しくは還流温度で1〜5時間、ボラン又は水素化アルミニウムリチウムのような
還元剤で処理してさらに変性させると、化合物(21)が得られる。
図式H
反応図式Hに示されているように、(22a)タイプのN−ベンジル誘導体又
は(22b)タイプのN−ベンジルオキシカルボニル誘導体を、30%水性酢酸
のような弱酸を加えた、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、メタノール、エタノ
ール又はその混合物のような不活性有機溶媒中、10分〜3時間又はア
リール基が除去されて第2級アミンが得られるまで、水素(1atm)及びパラ
ジウム−炭、水酸化パラジウム−炭などのような適切な触媒で処理して還元する
と、第2級アミン類似体(7)が得られる。
図式I
反応図式Iに示されているように、(24)タイプのニトロインドールを、エ
タノール、メタノールなどのような不活性有機溶媒中、室温で2〜12時間、水
素(1 atm)及びRa
インドール誘導体(25)を得る。
図式J
反応図式Jに示されているように、アミノインドール又はヒドロキシインドー
ル(25)は多様な条件下にアシル化により変性させ得る。例えば、(25)を
、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン又はその混合物のような不
活性有機溶媒中、0℃〜室温で1〜12時間、酸塩化物、酸無水物又は活性エス
テル、及びトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジンなどのよ
うなアミン塩基で処理して、対応アミド又はエステル誘導体(26)を得る。あ
るいは、(25)
を、慣用の多くの脱水剤の1種を用いてカルボン酸とカップリングさせてもよい
。例えば、アミノインドール(25)を、塩化メチレン、クロロホルム、ジメチ
ルホルムアミド又はその混合物のような小活性有機溶媒中、室温又は室温に近い
温度で3〜24時間、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、及びN
−メチルモルホリン(NMM)、トリエチルアミンなどのような第3級アミン塩
基を加えるか又は加えずに、適切なカルボン酸及び1−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)−3−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(EDC)、1,3−ジシ
クロヘキシルカルボジイミド(DCC)などで処理して、対応アミド又はエステ
ル誘導体(26)を得る。
図式K
反応図式Kに示されているように、(25)の尿素又はカルバメート誘導体を
、塩化メチレン、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン又
はその混合物のような不活性有機溶媒中、0〜65℃の温度で1〜72時間、(
27a)タイプの塩化カルバモイル又は(27b)タイプのイソシアナート試薬
及びピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモ
ルホリンなどのようなアミン塩基で処理すると、(28)が得られる。化合物(
25)を、塩化メチレン、クロロホルムなどのような不活性溶媒中、−20〜0
℃の温度で20分〜2時間、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、N−メチルモルホリンのようなアミン塩基を加えるか又は加えずに、
ホスゲン、トリホスゲン、1,1′−カルボニルジイミダゾール、N,N′−ジ
スクシンイミジルカーボネートなどのようなビス(求電子)試薬で処理して変性
させてもよい。次いで、該反応混合物を、−20〜25℃の温度で1〜5時間、
適切なモノ置換又はジ置換アミンで処理して、尿素又はカルバメート類似体(2
8)を得る。
図式L
反応図式Lに示されているように、アミン(25)を、塩化メチレン、クロロ
ホルム、ジクロロエタンなどのような不活性溶媒中、−20〜25℃の温度で2
0分〜2時間、(29)タイプの適切な塩化スルホニル又は(30)タイプの塩
化スルファミル、及びピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピル
エチルアミン、N−メチルモルホリンのようなアミン塩基で処理すると、それぞ
れ対応するN−スルホンアミド(31)誘導体又はN−スルファミルアミド(3
2)誘導体が得られる。
図式M
反応図式Mに示されているように、2−アリールトリプタミン(33)を、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール又はそ
の混合物のような不活性有機溶媒中、65〜110℃の温度で8〜20時間、(
34)のようなエポキシドで処理して変性させると、対応アミノ−アルコール誘
導体(35)が得られる。
図式N
反応図式Nに示されているように、(36)のような酸含有インドール誘導体
のアミド誘導体を、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド又はその混合物のような不活性有機溶媒中、室温又は室温に近い
温度で3〜24時間、適切なアミン(R12R11NH)及び1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール(HOBt)、及びN−メチルモルホリン(NMM)、トリエチル
アミンなどのような第3級アミンを加えるか又は加えずに、ベンゾトリアゾル−
1−イルオキシ
−トリス(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBOP
)、ベンゾトリアゾル−1−イルオキシ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウ
ムヘキサフルオロホスフェート(BOP)、1−(3−ジメチルアミノプロピル
)−3−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(EDC)、1,3−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド(DCC)などのような適当なカップリング剤で処理する
と、対応アミド誘導体(37)が得られる。
本発明の化合物は、男性及び女性の種々の性ホルモン関連症状の治療に有用で
ある。該効力は、以下のin vitroアッセイにおける活性により示される
ような神経ペプチドホルモンGnRHの拮抗剤として作用する該化合物の能力で
証明される。ラット下垂体GnRHレセプター結合アッセイ
:
ラットの下垂体組織から用意した粗形質膜を、ウシ血清アルブミン(0.1%
)、[I−125]D−t−Bu−Ser6−Pro9−エチルアミド−GnR
H、及び所望濃度のテスト化合物を含むトリス.Hcl緩衝液(50mM、pH
7.5)中でインキュベートした。該アッセイ混合物を4℃で90〜1
20分間インキュベートし、次いで急速濾過し、ガラス繊維フィルターを介して
繰り返し洗浄した。ガンマ計数管で、膜と結合したラジオリガンドの放射能を測
定した。このデータから、テスト化合物の存在下にGnRHレセプターに結合す
るラジオリガンドのIC50を予測した。LH放出阻害アッセイ
GnRHレセプター結合アッセイからの活性化合物を、in vitroLH
放出アッセイでさらに評価して、(GnRHにより誘発されるLHの放出を遮断
する)該化合物の拮抗剤活性を確認した。
1. 試料の調製
アッセイすべき化合物をDMSOに溶解、稀釈した。インキュベーション媒体
中のDMSOの最終濃度は0.5%であった。
2. アッセイ
Charles River Laboratories(Wilmingt
on,MA)からWistar雄ラット(150〜200g)を得た。ラットを
、恒温(25℃)で12時間の照明下と12時間の暗間のサイクル下に維持した
。
ラットの餌及び水は自由に摂取し得るようにした。動物を断頭して殺し、下垂体
を無菌除去して、50ml容のポリプロピレン遠心チューブ中のハンクスの平衡
塩類溶液(HBSS)中に入れた。回収チューブを250×gで5分間遠心し、
HBSSを吸引除去した。下垂体を使い捨てペトリ皿に移し、小刀で薄切りにし
た。次いで、薄切りにした組織を、50ml容の使い捨て遠心チューブに入れ、
組織断片を0.2%コラゲナーゼ及び0.2%ヒアルロニダーゼを含むHBSS
の3つの連続する10mlアリコートに懸濁した。水浴中37℃で30分間軽く
攪拌しながら細胞を分散させた。インキュベーション後、細胞をピペットで20
〜30回吸引し、未消化の下垂体断片を3〜5分間沈降させた。懸濁細胞を吸引
除去し、次いで、1,200×gで5分間遠心分離にかけた。次いで、細胞を培
養培地に再懸濁した。未消化の下垂体断片をコラゲナーゼ/ヒアルロニダーゼ混
合物により合計3回消化するために上記のような消化酵素アリコート30mlで
処理した。得られた細胞懸濁液をプールして、計数し、3×105細胞/mlの
濃度に稀釈し、該懸濁液のうち1.0mlを24ウエルトレイ(Costar,
Cambridge,MA)の各ウエルに入れた。細胞を、湿
潤させた5%CO2−95%空気雰囲気下に37℃で3〜4日間維持した。培養
培地は、0.37% NaHCO3、10%ウマ血消、2.5%ウシ胎児血清、
1%非必須アミノ酸、1%グルタミン及び0.1%ゲンタマイシンを含むDME
Mから構成した。実験当日、実験の1時間半前に3回、さらに実験開始直前に2
回、0.37% NaHCO3、10%ウマ血清、2.5%ウシ胎児血清、1%
非必須アミノ酸(100×)、1%グルタミン(100×)、1%ペニシリン/
ストレプトマイシン(1ml当たり10,000単位のペニシリンと10,00
0μgのストレプトマイシン)及び25mM PEPES(pH7.5)を含む
DMEMで細胞を洗浄した。二重反復ウエルのそれぞれに、2nM GnRHの
存在下にテスト化合物を含む新鮮な培地1mlを加えてLHの放出を開始した。
37℃で3時間インキュベーションを行った。インキュベーション後、培地を除
去し、2,000×gで15分間遠心して、細胞物質を全て除去した。上清液を
取り出し、A.F.Parlow博士(Harbor−UCLA Medica
l Center,Torrance,CA)から恵与された材料を用い、二重
抗体RIA法に従って、該上清液のLH含有量についてアッセイ
した。
式Iの化合物は、GnRHが関与する多くの領域において有用である。該化合
物は、性ホルモン関連症状、性ホルモン依存性ガン、良性前立腺過形成又は子宮
筋腫において有用である。本発明の化合物を投与することが有利であり得る性ホ
ルモン依存性のガンには、前立腺ガン、子宮癌、乳ガン及び下垂体性腺刺激ホル
モン分泌腺腫が含まれる。本発明の化合物の投与が有利であり得る他の性ホルモ
ン依存性ガンには、子宮内膜症、多のう胞性卵巣疾患、子宮平滑筋腫及び思春期
早発症が含まれる。該化合物は、エナラプリル又はカプトプリルのようなアンギ
オテンシン変換酵素阻害剤、ロサルタンのようなアンギオテンシンIIレセプター
拮抗剤又はレニン阻害剤と組み合わせて、子宮平滑筋腫の治療に用いることもで
きる。
本発明の化合物は、男性及び女性の避妊薬として妊娠の制御、体外授精、月経
前症候群の治療、紅斑性狼そうの治療、(男性型)多毛症の治療、過敏性腸症候
群の治療及び睡眠無呼吸症候群のような睡眠障害の治療にも有用であり得る。
本発明の化合物はさらに、成長ホルモン欠損児の成長ホルモン療法に対する佐
剤として使用し得る。該化合物は、成長ホル
モン又は成長ホルモンの内生産生又は放出を増大させる化合物と共に投与し得る
。内在性成長ホルモンの放出を刺激する特定の化合物が開発されている。内在性
成長ホルモンの放出を刺激することが知られているペプチドは、成長ホルモン放
出ホルモン、成長ホルモン放出ペプチドGHRP−6及びGHRP−1(米国特
許第4,411,890号、PCT特許出願公開WO89/07110号及びP
CT特許出願公開WO89/07111号に記載)及びGHRP−2(PCT特
許出願公開WO93/04081号に記載)並びにヘキサレリン(hexarelin)
〔J.Endocrinol Invest.,15(付録4),45(199
2)〕が挙げられる。内在性成長ホルモンの放出を刺激する他の化合物は、例え
ば以下の文献に開示されている: 米国特許第3,239,345号、同第4,
036,979号、同第4,411,890号、同第5,206,235号、同
第5,283,241号、同第5,284,841号、同第5,310,737
号、同第5,317.017号、同第5,374,721号、同第5,430,
144号、同第5,434,261号、同第5,438,136号;EPO特許
出願公開第0,144,230号、同第0,513,974号、
PCT特許出願公開WO94/07486号、同WO94/08583号、同W
O94/11012号、同WO94/13696号、同WO94/19367号
、同WO95/03289号、同WO95/03290号、同WO95/096
33号、同WO95/11029号、同WO95/12598号、同WO95/
13069号、同WO95/14666号、同WO95/16675号、同WO
95/16692号、同WO95/17422号、同WO95/17423号、Science
,260,1640−1643(1993年6月11日);An n.Re.Med.Chem
.,28,177−186(1993);Bioo rg.Med.Chem.Ltrs
.,4(22),2709−2714(19
94);及びProc.Natl.Acad.Sci.USA 92,7001
−7005(1995年7月)。
本発明の組み合わせ体に用いられる代表的な好ましい成長ホルモン分泌促進剤
には以下の化合物:
(1) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−2
−(1H−インドル−3
−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(2) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンカルボニルスピロ
[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−2
−(1H−インドル−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンア
ミド;
(3) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−ベンゼンスルホニルスピ
ロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−
2−(1H−インドル−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパン
アミド;
(4) N−[1(R)−[(3,4−ジヒドロ−スピロ[2H−1−ベンゾピ
ラン−2,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−2−(1H−イン
ドル−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(5) N−[1(R)−[(2−アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロス
ピロ[イソキノリン−4,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−2
−(インドル−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(6) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4′−ピペリジ
ン]−1′−イル)カルボニル]−2−(フェニルメチルオキシ)エチル]−2
−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(7) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−2
−(フェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド
メタンスルホネート;
(8) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−2
−(2′,6′−ジフルオロフェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2
−メチルプロパンアミド;
(9) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニル−5−
フルオロスピロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カ
ルボニル]−2−(フェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−メチル
プロパンアミド;
(10) N−[1(S)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピ
ロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジ
ン]−1′−イル)カルボニル]−2−(フェニルメチルチオ)エチル]−2−
アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(11) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピ
ロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−
3−フェニルプロピル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(12) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピ
ロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−
3−シクロヘキシルプロピル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(13) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピ
ロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−
4−フェニルブチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(14) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピ
ロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]−
2−(5−フルオロ−1H−インドル−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−
メチルプロパンアミド;
(15) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニル−5
−フルオロスピロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)
カルボニル]−2−(5−フルオロ−1H−インドル−3−イル)エチル]−2
−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(16) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−(2−エトキシカルボ
ニル)メチルスルホニルスピロ[3H−インドール−3,4′−ピペリジン]−
1′−イル)カルボニル]−2−(1H−インドル−3−イル)エチル]−2−
アミノ−2−メチルプロパンアミド;
(17) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1,1−ジオキソスピロ[
3H−ベンゾチオフェン−3,4′−ピペリジン]−1′−イル)カルボニル]
−2−(フェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンア
ミド;
及びその医薬上許容し得る塩が含まれる。
本発明の化合物は、ビスホスホネート(ビスホスホン酸)や、成長ホルモン分
泌促進剤(例えば、MK−0677)のような他の薬剤と組み合わせて、カルシ
ウム、リン及び骨代謝障害の治療及び予防、特に、GnRH拮抗剤を用いた療法
中の骨欠損
の予防に用い得、また、エストロゲン剤、プロゲステロン剤及び/又はアンドロ
ゲン剤と組み合わせて、GnRH拮抗剤を用いた療法中の骨欠損又は体熱感のよ
うな性機能低下症状の予防又は治療用に用い得る。
ビスホスホネート(ビスホスホン酸)は、骨吸収を阻害することが知られてお
り、Rosiniらの米国特許第4,621,077号に開示されている骨石症
の治療に有用である。
骨吸収を伴う疾患の治療及び予防に有用な種々のビスホスホン酸が諸文献に開
示されている。該化合物の代表的な例は以下の文献に見ることができる:米国特
許第3,251,907号、同第3,422,137号、同第3,584,12
5号、同第3,940,436号、同第3,944,599号、同第3,962
,432号、同第4,054,598号、同第4,267,108号、同第4,
327,039号、同第4,407,761号、同第4,578,376号、同
第4,621,077号、同第4,624,947号、同第4,746,654
号、同第4,761,406号、同第4,922,007号、同第4,942,
157号、同第5,227,506号、同第5,270,365号、EPO特許
出願公開第0,252,504
号、及びJ.Org.Chem.,36,3843(1971)。
ビスホスホン酸及びハロビスホスホン酸の製造法は当業界では周知である。該
方法の代表的な例は、カルシウム又はリン代謝障害の治療に有用であるとして、
特に、骨吸収阻害剤として該化合物を開示している上記文献に見ることができる
。
好ましいビスホスホネートは、以下の化合物からなる群から選択される:アレ
ンドロン酸、エチドロン酸、クロドロン酸、パミドロン酸、チルドロン酸、リセ
ドロン酸、6−アミノ−1−ヒドロキシ−ヘキシリデン−ビスホスホン酸及び1
−ヒドロキシ−3(メチルペンチルアミノ)−プロピリデン−ビスホスホン酸、
又はそれらの任意の医薬上許容し得る塩。特定の好ましいビスホスホネートは、
アレンドロン酸(アレンドロナート)又はその医薬上許容し得る塩である。特に
好ましいビスホスホネートは、アレンドロン酸ナトリウム三水和物を含めたアレ
ンドロン酸ナトリウムである。アレンドロン酸ナトリウムは、
を得ている。
さらに、本発明の化合物は、フィナステライド又はエプリス
テライドのような5α−レダクターゼ2阻害剤;WO93/23420号及びW
O95/11254号に開示されている、4,7β−ジメチル−4−アザ−5α
−コレスタン−3−オン、3−オキソ−4−アザ−4,7β−ジメチル−16β
−(4−クロロフェノキシ)−5α−アンドロスタン及び3−オキソ−4−アザ
−4,7β−ジメチル16β−(フェノキシ)−5α−アンドロスタンのような
5α−レダクターゼ1阻害剤;WO95/07927号に開示されている、3−
オキソ−4−アザ−17β−(2,5−トリフルオロメチルフェニル−カルバモ
イル)−5α−アンドロスタンのような5α−レダクターゼ1及び5α−レダク
ターゼ2の二重阻害剤;フルタミド、カソデックス及び酢酸シプロテロンのよう
な抗アンドロゲン剤並びにプラゾシン、テラゾシン、ドキサゾシン、タムスロシ
ン及びアルフゾシンのようなα−1ブロッカーと同時投与し得る。
さらに、本発明の化合物は、成長ホルモン、成長ホルモン放出ホルモン又は成
長ホルモン分泌促進剤と組み合わせて用いて、成長ホルモン欠損児の思春期を遅
らせて、思春期に骨端が融合して成長が停まる前に伸長を伸び続けさせることが
できる。
別々の投与製剤中に存在する2種以上の有効物質を用いた組
み合わせ治療の場合、該有効物質は、別個に投与してもよいし、組み合わせて投
与してもよい。さらに、1方の成分は、他方の薬剤を投与する前か、該薬剤と一
緒に又は該薬剤を投与した後で投与し得る。
有効成分を含む医薬組成物は、経口投与に適した形態、例えば、錠剤、トロー
チ剤、薬用ドロップ剤、水性若しくは油性懸濁剤、分散性散剤若しくは顆粒剤、
エマルション、硬質若しくは軟質カプセル剤、又はシロップ剤若しくはエリキシ
ル剤であってよい。経口組成物は、医薬組成物の製造に関して当業界で公知の任
意の方法に従って製造し得、そのような組成物は、医薬品として外観が優美で且
つ味が美味な製剤を提供するために、甘味剤、矯味・矯臭剤、着色剤及び保存剤
からなる群から選択される1種以上の物質を含み得る。錠剤は、錠剤の製造に適
した医薬上許容し得る無毒性の賦形剤と混合した有効成分を含む。これらの賦形
剤は、例えば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウ
ム又はリン酸ナトリウムのような不活性稀釈剤;造粒剤及び崩壊剤、例えば、コ
ーンスターチ又はアルギン酸;結合剤、例えば、スターチ、ゼラチン又はアカシ
ア;及び滑潤剤、例えば、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸又はタルクであってよい。錠剤は、コーティングしなくてもよ
いし、公知方法に従ってコーティングして、胃腸管での崩壊や吸収を遅らせて、
長期にわたり作用を持続させてもよい。例えば、グリセリルモノステアラート又
はグリセリルジステアラートのような持効性物質を用い得る。錠剤は、米国特許
第4,256,108号、同第4,166,452号及び同第4,265,87
4号に記載の方法に従ってコーティングし、制御放出用の浸透治療錠剤を形成す
ることもできる。
経口製剤は、有効成分と不活性固体稀釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸
カルシウム若しくはカオリンとを混合した硬質ゼラチンカプセル剤として、又は
有効成分と水若しくは油性媒体、例えば、落花生油、液状パラフィン若しくはオ
リーブ油とを混合した軟質ゼラチンカプセル剤として呈示することもできる。
水性懸濁剤は、水性懸濁剤の製造に適した賦形剤と混合した有効成分を含む。
そのような賦形剤は、懸濁化剤、例えば、ナトリウムカルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナト
リウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントガム及びアカシアガムで
あり;分散剤又は湿潤剤は、天然のホスファチド(例えば、レシチン)か、アル
キレンオキシドと脂肪酸との縮合物(例えばポリオキシエチレンステアラート)
か、エチレンオキシドと長鎖脂肪アルコールとの縮合物(例えばヘプタデカエチ
レン−オキシセタノール)か、エチレンオキシドと脂肪酸及びヘキシトールから
誘導された部分エステルとの縮合物(例えばポリオキシエチレンソルビトールモ
ノオレエート)か、又はエチレンオキシドと脂肪酸及びヘキシトール無水物から
誘導された部分エステルとの縮合物(例えばポリエチレンソルビタンモノオレエ
ート)であってよい。水性懸濁剤はさらに、1種以上の保存剤、例えば、エチル
、n−プロピル又はp−ヒドロキシベンゾエート、1種以上の着色剤、1種以上
の矯味・矯臭剤、及び1種以上の甘味剤、例えば、スクロース、サッカリン又は
アスパルテームを含み得る。
油性懸濁剤は、有効成分を植物油(例えば、落花生油、オリーブ油、胡麻油若
しくは椰子油)又は鉱油(例えば液状パラフィン)に懸濁して調剤し得る。油性
懸濁剤は、増粘剤、例えば、みつろう、硬質パラフィン又はセチルアルコールを
含み得る。上述のような甘味剤及び矯味・矯臭剤を添加すると、美味
な経口製剤を得ることができる。これらの組成物は、アスコルビン酸のような酸
化防止剤を添加して保存し得る。
水を加えて水性懸濁剤を調製するのに適した分散性散剤及び顆粒剤は、分散剤
若しくは湿潤剤、懸濁化剤及び1種以上の保存剤と混合した有効成分を含む。適
当な分散剤又は湿潤剤及び懸濁化剤の例は上述のものである。さらに、賦形剤、
例えば、甘味剤、矯味・矯臭剤及び着色剤を加えてもよい。
本発明の医薬組成物は水中油滴型エマルションの形態であってもよい。油性相
は、植物油(例えばオリーブ油若しくは落花生油)又は鉱油(例えば液状パラフ
ィン)、あるいはそれらの混合物であってよい。適当な乳化剤は、天然のホスフ
ァチド(例えば大豆やレシチン)、脂肪酸及びヘキシトール無水物から誘導され
たエステル又は部分エステル(例えば、ソルビタンモノオレエート)、並びに前
記部分エステルとエチレンオキシドとの縮合物(例えば、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノオレエート)であってよい。エマルションはさらに甘味剤及び矯味
・矯臭剤を含み得る。
シロップ剤及びエリキシル剤には、甘味剤、例えば、グリセロール、プロピレ
ングリコール、ソルビトール又はスクロース
を配合し得る。そのような製剤は、粘滑剤、保存剤、矯味・矯臭剤及び着色剤を
さらに含み得る。
本発明の医薬組成物は、滅菌注射可能な水性又は油性懸濁剤の形態であってよ
い。該懸濁剤は、上述した適当な分散剤又は湿潤剤及び懸濁化剤を用いて公知方
法に従って調剤し得る。滅菌注射可能な製剤は、例えば、1,3−ブタンジオー
ル中の溶液のような、医薬上許容し得る無毒性の稀釈剤又は溶媒中の滅菌注射可
能な液剤又は懸濁剤であってもよい。使用し得る許容可能なビヒクル及び溶媒は
、水、リンガー溶液及び等張塩化ナトリウム溶液である。さらに、溶媒又は懸濁
化媒体として慣用的に滅菌脂肪油が用いられている。このためには、合成モノ又
はジグリセリドを含めた任意の無刺激性脂肪油を用い得る。また、オレイン酸の
ような脂肪酸も注射剤の製造に用いられている。
式Iの化合物は薬剤を経腸投与するために座薬の形態で投与することもできる
。これらの組成物は、薬剤を、常温では固体であるが腸内温度では液体であり従
って直腸内で融解して薬剤を放出する適当な無刺激性賦形剤と混合して製造し得
る。そのような物質はココアバター及びポリエチレングリコールである。
局所投与用には、式Iの化合物を含むクリーム剤、軟膏、ゼリー、液剤又は懸
濁剤などが用いられる。(この用途のためには、局所用製剤として口内洗剤及び
うがい薬が含まれる。)
本発明の化合物は、適当な経鼻ビヒクルを局所的に用いる経鼻形態で、又は当
業者には周知の経皮スキンパッチ形態のものを用いて経皮経路を介して投与し得
る。経皮投与形態で投与するためには、投薬量を投薬計画全体を通して間欠的で
あるよりはむしろ連続的に投与するのは勿論である。本発明の化合物は、ココア
バター、グリセロゼラチン、水素化植物油、種々の分子量のポリエチレングリコ
ールの混合物及びポリエチレングリコールの脂肪酸エステルのような基剤を用い
る座薬として投与することもできる。
本発明の化合物を用いる投薬計画は、患者の体型、種、年令、体重、性別及び
医学的状態;治療すべき症状の重篤度;投与経路;患者の腎肝機能;及び用いら
れる特定の化合物を含めた種々の要因に応じて選択される。通常の技術を有する
医帥又は獣医であれば、該症状の進行の予防、拮抗、阻止又は改善に要求される
薬剤の有効量を容易に決定・処方することができよう。毒性無しに効力を発揮す
る範囲内の最適な薬剤濃度を得るには、
標的部位に対する薬剤利用率の速度論に基づく計画を必要とする。これには、薬
剤の分布、平衡及び排除についての考慮が含まれる。本発明の方法において有用
な構造式Iの化合物の投薬量は、大人1人当たり1日につき0.01〜1,00
0mgの範囲が好ましい。1日につき0.1〜500mgの範囲の投薬量が最も
好ましい。経口投与の場合、該組成物は、0.01〜1,000mgの有効成分
を含む錠剤、特に、治療すべき患者に対して症状に応じて投薬量を調整するため
に、0.01、0.05、0.1、0.5、1.0、2.5、5.0、10.0
、15.0、25.0、50.0、100及び500mgの有効成分を含む錠剤
の形態で投与するのが好ましい。有効量の薬剤は、通常、1日につき体重1kg
当たり約0.0002〜約50mgの用量レベルで投与される。該範囲が、1日
につき体重1kg当たり約0.001〜1mgであればなお好ましい。
本発明の有効物質は、1日分量を1回で、又は2回、3回若しくは4回に分け
て投与するのが有利である。
単位剤形を製造するために担体物質と組み合わせ得る有効成分の量は、治療を
受ける患者や特定の投与形態に応じて異なる。
しかし、特定の患者に対する特定の投薬量レベルは、患者の
年令、体重、一般的な健康状態、性別、食餌、投与時間、投与経路、排泄速度、
薬剤の組み合わせ及び治療を受けている特定の疾患の重篤度を含めた種々の要因
に準じる。
以下の実施例により、本発明のいくつかの化合物の製造法を説明するが、該実
施例は本明細書に開示されている本発明を限定するものではない。実施例1
1−[2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イ ル]エチルアミノ]−3−(ピリジン−4−イルオキシ)プロパン−2−オール
2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イル]
エチルアミン(118mg)の溶液(脱水塩化メチレン4mL)に、4−オキシ
ラニルメトキシピリジン20mgを加え、混合物を油浴で加熱して80℃とした
。6時間後、混合物を減圧下に濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラ
フィー(塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム90:10:1)によ
って精製して、標題化合物(53mg)を得た。m/e=448(M+H)。
実施例1に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物を製造した。
実施例2.1
{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]− エチル}−(5−ピリジン−4−イル−ペンチル)−アミン 段階2.1A:2−[2−(1H−インドール−3−イル)−エチル]−イソイ ンドール−1,3−ジオン
2−(1H−インドール−3−イル)エチルアミン(2.0
g)の懸濁液(脱水テトラヒドロフラン20mL)に、N−カルボエトキシフタ
ルイミド(2.85g)を加え、混合物を油浴で加熱還流した。48時間後、反
応液を冷却して室温とし、濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。得られた固体をヘ
キサン/塩化メチレン(2.5:1)混合液に懸濁させ、濾過した。回収固体を
フラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール97:3)によって
精製することで標題化合物(3.1g)を得た。段階2.1B:2−[2−(2−ブロモ−1H−インドール−3−イル)−エチ ル]−イソインドール−1,3−ジオン
2−[2−(1H−インドール−3−イル)−エチル]−イソインドール−1
,3−ジオン(1.0g)の溶液(脱水テトラヒドロフラン10mLおよび脱水
クロロホルム10mLの混合溶媒)に0℃で、臭化ピリジニウム・パーブロマイ
ド(1.14g)を加え、反応液を0℃で攪拌した。50分後、飽和重炭酸ナト
リウムを加えて反応を停止し、酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和重炭酸ナト
リウム(3回)および0.3M重硫酸ナトリウム(3回)で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで脱水した。シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル3:1)によって濃縮物を精製して、標題化合物(1.2g)を得た
。段階2.1C:2−{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インド ール−3−イル]−エチル{−イソインドール−1,3−ジオン
2−[2−(2−ブロモ−1H−インドール−3−イル)−エチル]−イソイ
ンドール−1,3−ジオン(150mg)の溶液(トルエン5mLおよびエタノ
ール5mL混合溶媒)に、3,5−ジメチルフェニルボロン酸(85mg)と次
に1M炭酸ナトリウム1.0mLを加えた。溶液を攪拌しながら、それに塩化リ
チウム(60mg)と次にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(
28mg)を加え、混合物を油浴で加熱還流した。4時間後、混合物を冷却して
室温とし、減圧下に濃縮した。シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(
ヘキサン:酢酸エチル5:1)によって精製を行って、標題化合物(146mg
)を得た。段階2.1D:2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール− 3−イル]−エチルアミン
2−{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イ
ンドール−3−イル]−エチル}−イソインドール−1,3−ジオン(87mg
)の溶液(テトラヒドロフラン4mLおよびエタノール4mL混合溶媒)に、9
5%含水ヒドラジン0.6mLを加え、反応液を室温で攪拌した。18時間後、
混合物を減圧下に濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化
メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム9:6:1)によって精製を行って
、標題化合物(54mg)を得た。段階2.1E:{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール −3−イル]−エチル}−(5−ピリジン−4−イル−ペンチル)−アミン
2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]−
エチルアミン(162mg)および5−(4−ピリジル)−ペンタナール(10
0mg)の溶液(脱水クロロホルム2mL)に、無水硫酸マグネシウム(735
mg)を加え、混合物を0℃で15分間攪拌した。そこで、水素化ホウ素ナトリ
ウム(92.7mg)を加え、次に脱水メタノール3mLを加えて、混合物を0
℃で攪拌した。1時間後、水(25mL)に投入することで反応を停止し、30
分間攪拌し、塩化メチレンで抽出した(25mLで4回)。合わせた有機相を炭
酸カリウムで脱水し、減圧下に濃縮し、残留物についてシリカゲルでのフラッシ
ュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール95:5)によって精製を行
って、標題化合物(172mg)を得た。m/e=412(M+H)。合成中間体の製造 段階A:5−(4−ピリジル)−4−ペンチン−1−オール
4−ブロモピリジン塩酸塩(3.89g)を、トリエチルアミン(25mL)
と水(5mL)からなる溶媒混合物に溶かした。無水塩化リチウム(848mg
)、臭化第I銅粉末(30mg)および5−ペント−4−イン−1−オール(1
.68g)をそのピリジン塩に加え、混合物を攪拌し、活性窒素ガス流を溶液に
緩やかに約15分間通し、その後テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジ
ウム(231.1mg)を加えた。反応混合物を窒素雰囲気下に加熱還流し、還
流を2.5時間維持し、その後加熱を停止し、反応液を室温で静置した。エーテ
ルとブラインとの間で分配して、反応生成物を取った。水層をさらにエーテルで
抽出し(50mLで4回)、合わせた抽出液を無水硫酸ナトリウム粉末で脱水し
た。抽出液を濾過し、減圧下に溶媒留去して、暗褐色油状物を得た。そうして得
られた褐色
油状物の酢酸エチルのみを溶離液として用いるカラムクロマトグラフィーによっ
て、5−(4−ピリジル)−4−ペンチン−1−オールの黄色油状物(2.1g
)を得た。それは室温で静置したら徐々に固化して、わずかに暗色化した。段階B:5−(4−ピリジル)−ペンタン−1−オール
前段階で得られた5−(4−ピリジル)−4−ペンチン−1−オール(1.5
g)をパール水素化瓶中メタノール(35mL)に溶かし、酸化白金(IV)(
アダムス(Adams')触媒)(0.3g)を加えた。パール瓶をパール水素化装置
に取り付け、溶液を40psiで5.5時間水素化し、その後原料はTLCによ
って消費されたと判断した。使用済み触媒をセライト層濾過によって除去し、セ
ライト層を迫加のメタノールによって注意深く洗浄した。合わせた濾液について
減圧下にロータリーエバポレータで溶媒留去し、得られた油状残留物について、
溶離液として無希釈酢酸エチルを用いる短いシリカカラムでのカラムクロマトグ
ラフィーを行って、標題化合物を得た(1.4g)。段階C:5−(4−ピリジル)−ペンタナール
オキサリルクロライド(2Mの脱水塩化メチレン溶液2mL)を、乾燥機で乾
燥して冷却したフラスコに入れ、ドライアイス−アセトン冷却浴を用いて冷却し
て−78℃とし、DMSO(632mg)の脱水塩化メチレン(1mL)溶液を
3分間かけてオキサリルクロライドに滴下し、さらに3分間攪拌した。[5−(
4−ピリジル)−4−ペンタン−1−オール(0.6g)の脱水塩化メチレン(
5mL)溶液を反応フラスコに約3分間かけて加え、反応液を15分間攪拌した
。無水トリエチルアミン(2.82mL)を加え、反応混合物をさらに2時間攪
拌した。その攪拌中、冷却浴を昇温させて室温とした。飽和ブラインを加えるこ
とで反応停止し、塩化メチレンによる分配を行った。水層を廃棄し、塩化メチレ
ン抽出液を無水硫酸ナトリウム粉末で脱水し、濾過し、減圧下に溶媒留去するこ
とで、油状残留物が残った。溶離液として酢酸エチルを用いるシリカゲルでのカ
ラムクロマトグラフィーによって生成物を単離した(488mg)。実施例2.2
{2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イル] エチル}−[3−(1H−インドール−5−イル)プロピル]アミン 段階2.2A:N−{2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−イン ドール−3−イル]エチル}−3−(1H−インドール−5−イル)プロピオン アミド
3−(1H−インドール−5−イル)プロピオン酸(50mg)の溶液(N,
N−ジメチルホルムアミド2.5mL)に0℃で、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール43mgと次に1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボ
ジイミド塩酸塩71mgを加え、混合物を昇温させて室温とした。23分後、2
−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イル]−エ
チルアミン155mgを加え、混合物を室温でさらに1時間攪拌した。次に水を
加えて反応を停止し、混
合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を水およびブラインで洗浄し、硫
酸ナトリウムで脱水し、濃縮油状物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフ
ィー(塩化メチレン:メタノール95:5)によって精製して、標題化合物(1
11mg)を得た。階段2.2B:{2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドー ル−3−イル]エチル}−[3−(1H−インドール−5−イル)プロピル]ア ミン
N−{2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−
イル]エチル}−3−(1H−インドール−5−イル)プロピオンアミド(60
mg)の溶液(脱水テトラヒドロフラン2.0mL)に0℃で、水素化リチウム
アルミニウム26mgを加え、混合物を油浴で加熱して77℃とした。5.5時
間後、混合物を冷却して0℃とし、水0.025mLを加えて反応停止し、30
分間高攪拌し、その後懸濁液を硫酸ナトリウム層で濾過し、濾液を減圧下に濃縮
した。フラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール92:8)精
製によって、標題化合物(32mg)を得た。m/e=454(M+H)。
実施例2.1および2.2に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物
を製造した。
実施例3 [3−(3H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−アリル]−{2−[2−(3 ,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−アミ ン 段階3A:{2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール− 3−イル]−エチル}−[3−(1−メタンスルホニル−1H−ベンゾイミダゾ ール−5−イル)−アリル]アミン
3−(1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−2−プロペン−1−オール(
44mg)(塩化メチレン2mLおよびN,N−ジメチルホルムアミド0.1m
L混合溶媒)に0℃で、臭化テトラブチルアンモニウム346mg、ジイソプロ
ピルエチルアミン0.110mLおよび無水メタンスルホン酸100mgをこの
順序で加え、混合物を昇温させて室温とした。1時間後、この混合物を2−[2
−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イル]−エチルア
ミン(300mg)の溶液(塩化メチレン6mLおよびN,N−ジメチルホルム
アミド1.5mL混合溶媒)に加え、2.5時間攪拌を続けた。そこで、混合物
を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルでのフ
ラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール91:9)によって精
製して、標題化合物(24mg)を得た。段階3B:[3−(3H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−アリル]−:2− [2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イル]−エチ ル}−アミン
{2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H−インドール−3−イル
]−エチル}−[3−(1−メタンスルホニル−1H−ベンゾイミダゾール−5
−イル)−アリル]アミン(24mg)の溶液(メタノール1.5mL)に0℃
で2N水酸化カリウム溶液0.225mLwを加え、混合物を昇温して室温とし
た。1.5時間後、1N塩酸0.30mLを加えて反応を停止し、減圧下に濃縮
し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール
88:12)によって標題化合物(12mg)を得た。m/e=453(M+H
)。合成中間体の製造 段偕A:1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸N,N−メトキシ,メチル アミド
1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(500mg)の懸濁液(N,N
−ジメチルホルムアミド7mL)に0℃で1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)500mgと次に1−(3−ジメ
チルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)を加え、混
合物を昇温して室温とした。42分後、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩
酸塩1.05gおよびトリエチルアミン1.5mLを加え、室温で攪拌を続けた
。1時間後、水を加えて反応を停止し、酢酸エチルで抽出することで生成物を取
った。濃縮物についてシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチ
レン:メタノール90:10)精製を行って、標題化合物(458mg)を得た
。段階B:1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボキシアルデヒド
1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸N,N−メトキシ,メチルアミド
(458mg)の溶液(ジエチルエーテル5mLおよびテトラヒドロフラン10
mLの混合溶媒)に−78℃で、水素化ジイソブチルアルミニウムの1.5Mト
ルエン溶液3.7mLを加え、混合物を低温で攪拌した。1時間後、反応混合物
を0℃で、酒石酸ナトリウムカリウムの1M溶液にカニューレにて入れた。得ら
れたスラリーを室温で2時間高攪
拌し、その後酢酸エチルで抽出した。有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱
水し、減圧下に濃縮して、粗標題化合物を得た(250mg)。段階C:3−(1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−アクリル酸メチルエス テル
1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボキシアルデヒド(250mg)の溶液
(脱水テトラヒドロフラン12mL)に0℃で、酢酸メチル(トリフェニルホス
ホラニリデン)1.43gを加え、混合物を昇温して室温とした。24時間後、
混合物を減圧下に濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化
メチレン:メタノール93:7)によって精製して、標題化合物(257mg)
を得た。段階D:3−(1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−プロプ−2−エン−1 −オール
3−(1H−ベンゾイミダゾール−5−イル)−アクリル酸メチルエステル(
50mg)の溶液(脱水テトラヒドロフラン1mL)に−78℃でトリ−sec
−ブチル水素化ホウ素リチウムの1Mテトラヒドロフラン溶液1.24mLを加
え、混合物を−78℃で4時間攪拌し、次に−40℃まで昇温してさら
に4時間攪拌した。含水メタノールを加えて反応停止し、減圧下に濃縮し、シリ
カゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール87:1
3)によって精製して、標題化合物(44mg)を得た。
上記の手順と同様の手順に従って、以下の化合物を製造した。
実施例4.1
[2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニル−1H−イ ンドール−3−イル]エチル]−(4−ピリジン−4−イル−ブチル)アミン 段階4.1A:2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニ ル−1H−インドール−3−イル]エチルアミン
4−(メタンスルホニル)フェニルヒドラジン(3.0g、16.1mmol
)および3−クロロプロピル3,5−ジメチルフェニルケトン(3.4g、16
.1mmol)のt−ブタノール(25mL)懸濁液を室温で20分間攪拌し、
蒸気浴で短時間加熱した。メタノール(250mL)を加え、混合物を終夜加熱
還流した。その後、混合物を濃縮して少量とし、結晶を濾去し、冷メタノールで
洗浄した。合わせた濾液の溶媒留去を行って残留物を得て、それをエチルエーテ
ルと水との間で分配した。エーテル層を水で抽出し(2回)、水抽出層をエチル
エーテルで洗浄し、5N水酸化ナトリウムで塩基性とした。生成物を酢酸エチル
で抽出した(3回)。合わせた有機抽出液を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水
し、溶媒留去してシロップ(3.1g)を得た。粗生成物をシリカゲルでのフラ
ッシュク
ロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール9:1)によって精製して、標題
化合物を得た(1.99g、36%)。Rf0.19(ニンヒドリン陽性)。段階4.1B:N−[2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンス ルホニル−1H−インドール−3−イル]エチル]−4−ピリジン−4−イル− ブチルアミド
2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニル−1H−イ
ンドール−3−イル]エチルアミン(1.29g、3.77mmol)、4−(
4−ピリジル)ブタン酸(1.37g、8.29mmol)、4−メチルモルホ
リン(1.25mL、11.33mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル(1.53g、11.33mmol)および1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(1.74g、9.08mmol)とN
,N−ジメチルホルムアミド(10mL)との混合物を室温で14時間攪拌した
。そこで、溶液をn−ブタノールと共沸蒸留して(3回)残留物を得た。それを
シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール97
:3)によって精製して、標題化合物を得た(1.45g、79%)。段階4.1C:[2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホ ニル−1H−インドール−3−イル]エチル]−(4−ピリジン−4−イル−ブ チル)アミン
ボラン−THF(1.0Mテトラヒドロフラン溶液27mL)をN−[2−[
2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニル−1H−インドール
−3−イル]エチル]−4−ピリジン−4−イル−ブチルアミド(1.45g、
2.96mmol)の脱水テトラヒドロフラン(20mL)溶液に滴下し、溶液
を2時間加熱還流した。そこで、メタノールを加えて過剰のボランを処理し、得
られた溶液の溶媒留去を行って乾固させた。残留物をテトラヒドロフラン(20
mL)に溶かし、N,N−ジメチルエタノールアミン(8.9mL、88.86
mmol)を加えた。溶液を2.5時間加熱還流し、濃縮乾固した。粗生成物を
シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール95
:5)によって精製して、標題化合物を得た(1.0g、71%)。m/e=4
76(M+H)。段階4.1D:4[2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスル ホニル−1H−インドール−3−イル]エチル]−(4−ピリジン−4−イル− ブチル)アミン(2塩酸塩)
[2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニル−1H−
インドール−3−イル]エチル]−(4−ピリジン−4−イル−ブチル)アミン
(300mg、0.63mmol)の脱水テトラヒドロフラン(20mL)溶液
に0℃で、塩化水素のエチルエーテル溶液(1.0M、1.4mL)を滴下した
。10分後、過剰の塩化水素および溶媒を留去して、固体塊を得た。生成物をさ
らに50℃で高真空下に乾燥して、標題化合物を得た。実施例4.2
3−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(5−ピリジン−4−イ ル−ペンチルアミノ)−エチル]−1H−インドール−5−イル]−1,1−ジ メチル尿素 段階4.2A:2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−ニトロ−1H− インドール−3−イル]エチルアミン塩酸塩
1−(4−クロロ−1−オキソ−ブチル)−3,5−ジメチルベンゼン(2.
5g)をt−ブタノール12mLに溶かし、室温で攪拌して次に4−ニトロフェ
ニルヒドラジン(1.65g)を溶かした。反応混合物を室温で20分間攪拌し
、水(12mL)とメタノール(108mL)を加え、加熱還流し、還流を17
時間維持した。反応混合物を冷却して室温とし、ロータリーエバポレータで減圧
下に揮発性溶媒を除去した。残留物について、活性窒素気流を用いて終夜乾固さ
せた。固体乾燥残留物を酢酸エチル(約100mL)で磨砕し、引っ掻きによっ
て結晶化を開始し、サンプルを冷蔵庫に8時間入れた。そうして得られた固体を
、吸引しながら焼結ガラス漏斗に回収し、固体を脱水酢酸エチルで洗浄した。固
体が収量1.4gで得られた。段階4.2B:{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−ニトロ−1H −インドール−3−イル]エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−ニトロ−1H−インドール−
3−イル]エチルアミン塩酸塩(1g)を脱水塩化メチレン(25mL)に懸濁
させ、脱水トリエチルアミン(0.806mL)を加え、室温で5分間攪拌した
。[2−
(tert−ブトキシカルボニルオキシイミノ)フェニルアセトニトリル](8
90mg)をトリプタミンに5分間かけて少量ずつ加え、反応混合物を室温で終
夜攪拌した。反応液を塩化メチレンと5%クエン酸との間で分配した。塩化メチ
レン層を分液し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム粉末で脱水した。抽出
液を濾過し、溶媒留去して乾固させた。生成物を、溶離液として酢酸エチル−ヘ
キサン(容量基準で35:65)を用いるシリカゲルでのカラムクロマトグラフ
ィーによって単離した。標題化合物の収量は1gであった。段階4.2C:{2−[5−アミノ−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H −インドール−3−イル]−エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−ニトロ−1H−インドール
−3−イル]エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.4g)を
メタノール(25mL)に溶かし、酸化白金(IV)(40mg)を加えた。混
合物をパール水素化装置に設置し、45psiで4時間水素化した。それが終了
するまでに、原料は消費され、一つの生成物に変換されていた。触媒を濾去し、
濾液をロータリーエバポレータを用
いて減圧下に留去し、終夜高真空を用いて、最後に微量に残留する溶媒を除去し
た。標題アミン(338mg)を粉末として得た。段階4.2D:{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(3,3−ジ メチルウレイド)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−カルバミン酸t ert−ブチルエステル
細かく粉砕した{2−[5−アミノ−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1
H−インドール−3−イル]−エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステ
ル(265mg)を脱水テトラヒドロフラン(5mL)に懸濁させ、ジイソプロ
ピルエチルアミン(0.146mL)およびジメチルカルバモイルクロライド(
0.077mL)を加えた。反応混合物を室温で2.5日間攪拌した。反応混合
物をロータリーエバポレータで濃縮し、残留物を4枚の分取用シリカゲルプレー
ト(20×20cm、1000μ)に負荷し、容量基準で比率1:9のメタノー
ル−塩化メチレン溶媒系を用いて展開した。標題生成物(299mg)を粘稠ガ
ム状物として単離した。これは長時間静置することで固化した。段階4.2E:3−[3−(2−アミノエチル)−2−(35−ジメチルフェニ ル)−1H−インドール−5−イル]−11−ジメチル尿素
{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(3,3−ジメチルウレイ
ド)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−カルバミン酸tert−ブチ
ルエステル(295mg)を塩化メチレン(6mL)、トリフルオロ酢酸(2m
L)およびアニソール(2mL)からなる3成分系溶媒混合物に溶かし、2.5
時間経過させた。揮発性溶媒成分をロータリ−エバポレータで除去し、残留物を
メタノールに取り、4枚の分取用シリカゲルプレート(20×20cm、100
0μ)に負荷し、容量基準で比率1:9のメタノール−塩化メチレン溶媒系を用
いて展開した。標題生成物(222mg)を泡状物として単離した。段階4.2F:3−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(5−ピ リジン−4−イル−ペンチルアミノ)−エチル]−1H−インドール−5−イル ]−1,1−ジメチル尿素
前段階からの3−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェ
ニル)−1H−インドール−5−イル]−
1,1−ジメチル尿素(25mg)を0℃でテトラヒドロフラン(1mL)およ
び重クロロホルム(1mL)に溶かし、5−(4−ピリジル)ペンタナール(1
0.6mg)を加えた。反応混合物をこの温度で15分間維持し、微粉砕水素化
ホウ素ナトリウム粉末を加え、次に脱水メタノールを加えた。反応混合物を約0
℃で15分間攪拌し、2N塩酸20滴および水(1mL)を加えて反応を停止し
た。揮発分をロータリーエバポレータで除去し、活性窒素気流を用いて水分を除
去した。残留物を4枚の分取用シリカゲルプレート(20×20cm、500μ
)に負荷し、容量基準で比率1:9のメタノール−塩化メチレン溶媒系を用いて
展開した。標題生成物(14.2mg)を粘稠油状物として単離した。
実施例4.1および4.2に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物
を製造した。
実施例5.1
2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジン−4−イル) ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸ジエチルアミド・ 2塩酸塩 段階5.1A:3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル) −1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル
4−ヒドラジノ安息香酸7.60g(50mmol)、3−クロロプロピル3
,5−ジメチルフェニルケトン10.55g(50mmol)および純粋エタノ
ール200mLの混合物を窒素下に攪拌し、加熱還流した。12時間後、混合物
を冷却し、濾過した。フィルター上の固体を追加の少量エタノール数回で洗浄し
た。濾液を濃硫酸4mLで処理し、窒素下に4日間攪拌還流した。冷却した混合
物を氷浴下に攪拌しながら、ナトリウムエトキシドの溶液(21重量%のエタノ
ール溶液)を滴
下して、混合物をpH試験紙で塩基性とした。混合物を濾過し、30℃で減圧下
に濃縮した。飽和塩化ナトリウム水溶液少量を加えて分液しやすくしながら、残
留物をジエチルエーテルと水との間で分配した。水相を追加のエーテル100m
Lで洗浄した。合わせた有機抽出液を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下
に濃縮した。残留ガム状物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(9
7:3:0.3と次に95:5:0.5塩化メチレン:メタノール:水酸化アン
モニウムで溶離)によって精製して、標題化合物を得た(4.8g)。400M
Hz1H NMR(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラ
ム(PB−NH3/CI):m/e=337(M+H)。段階5.1B:2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジ ン−4−イル)ブチルアミノ]−エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸 エチルエステル
乾燥フラスコに、3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニ
ル)−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル5.0g(14.9m
mol)、4−(ピリジン−4−イル)ブチルアルデヒド(実施例2.1に記載
の方法に
ほぼ従って製造;CDCl30.5mLで希釈したもの)1.98g(13.5
mmol)、無水硫酸マグネシウム8.12g(67.7mmol)および磁気
攪拌子を入れた。窒素にてフラスコの空気を追い出し、冷却して−10℃とし、
攪拌しながら、脱水CDCl311.5mLを注射器で徐々に加えた。混合物を
窒素下に約20分間攪拌した。次に、隔壁を外し、水素化ホウ素ナトリウム67
0mg(17.6mmol)を手早く加えた。隔壁を直ちに取り付け、再度窒素
にて系の空気を追い出した。混合物を窒素下に約−5℃で攪拌しながら、脱水メ
タノール10mLを注射器で徐々に加えた。この温度で数分後、反応液を冷却浴
から出し、酢酸エチル80mLと水100mLとの間で分配を行った。有機層を
硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲルでの
フラッシュクロマトグラフィー(4%から9%メタノール/塩化メチレンによる
勾配溶離と、再度の5%から15%メタノール/塩化メチレンによる勾配溶離)
によって精製して、標題化合物を得た(3.19g)。500MHz1H NM
R(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラム(PB−N
H3/CI):m/e=470.4(M+H)。純度がそれより低
いもの1.91gも追加で単離された。段階5.1C:3−[2−[ベンジルオキシカルボニル−[4−(ピリジン−4 −イル)ブチル]アミノ]エチル]−2−(35−ジメチルフェニル)−1H− インドール−5−カルボン酸エチルエステル
2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジン−4−イル
)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル
3.19g(6.83mmol)の脱水塩化メチレン(25mL)溶液を窒素下
に攪拌し、ドライアイス−アセトン浴で冷却して−78℃とし、N,N−ジイソ
プロピルエチルアミン2.38mL(1.76g、13.7mmol)を加え、
次に注射器によってクロロギ酸ベンジル3.4mL(4.06g、23.7mm
ol)を少量ずつ徐々に加えた。約2.5時間後、溶液を冷却浴から出し、昇温
させて室温とした。次にその溶液を、酢酸エチルと5%重硫酸カリウム水溶液と
の間で分配した。有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し
た。シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによる残留物の精製(0.5
%から10%メタノールの塩化メチレン溶液による勾配溶離)によって、定
量的収量の生成物を黄色泡状物として得た。500MHz1H NMRは回転異
性体の存在のために複雑であったが、指定構造と一致していた。質量スペクトラ
ム(PB−NH3/CI):m/e=604.3(M+H)。段階5.1D:3−[2−[ベンジルオキシカルボニル−[4−(ピリジン−4 −イル)ブチル]アミノ]エチル]−2−(35−ジメチルフェニル)−1H− インドール−5−カルボン酸塩酸塩
3−[2−[ベンジルオキシカルボニル]−[4−(ピリジン−4−イル)ブ
チル]アミノ]エチル]−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドー
ル−5−カルボン酸エチルエステル4.11g(6.83mmol)の0.50
N水酸化カリウム/メタノール(161mL(80.5mmol))溶液を約6
0℃で攪拌しながら、水19mLを徐々に加えた。還流攪拌を終夜続けた。冷却
した混合物を減圧下に濃縮して黄色固体を得て、それを1:1酢酸エチル−テト
ラヒドロフラン混合液250mLと0.5N塩酸250mLとの間で分配した。
有機相を0.5N塩酸で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧
下に濃縮した。得られた固体をジエチルエー
テルで磨砕し、フィルター上で回収して、(乾燥後に)黄色固体3.46gを得
た(融点133.5〜137.5℃)。これはTLC(95:5:0.5CH2
Cl2−MeOH−AcOH)により均質であった。500MHz1H NMR(
DMSO−d6)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラム(ESI)
:m/e=576.4(M+H)。段階5.1E:[2−[5−ジエチルカルバモイル−2−(3,5−ジメチルフ ェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−[4−(ピリジン−4−イ ル)ブチル]カルバミン酸ベンジルエステル
3−[2−[ベンジルオキシカルボニル]−[4−(ピリジン−4−イル)ブ
チル]アミノ]エチル]−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドー
ル−5−カルボン酸塩酸塩846mg(1.38mmol)、ヘキサフルオロリ
ン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ−トリス(ピロリジノ)ホスホニウム
(PyBOP)862mg(1.66mmol)および脱水塩化メチレン8.5
mLの混合物をトリエチルアミン1.16mL(839mg;8.29mmol
)で処理し、数分後にジエチルアミン0.715mL(505mg、6.91
mmol)で処理した。得られた溶液を室温で窒素下に終夜攪拌し、酢酸エチル
と飽和重炭酸ナトリウム溶液との間で分配を行った。有機層を硫酸ナトリウムで
脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲルでのフラッシュクロマ
トグラフィー(1%から5%メタノール/塩化メチレンによる勾配溶離)によっ
て精製して、所望の生成物を定量的収率で得た。これはTLC(95:5CH2
Cl2−MeOH)により均質であった。500MHz1H NMR(CDCl3
)は回転異性体のために複雑であったが、指定の構造と一致していた。質量スペ
クトラム(ESI):m/e=631.5(M+H)。段階5.1F:2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジ ン−4−イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸ジ エチルアミド
[2−[5−ジエチルカルバモイル−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1
H−インドール−3−イル]エチル]−[4−(ピリジン−4−イル)ブチル]
カルバミン酸ベンジルエステル871mg(1.38mmol)、20%水酸化
パラジウム−炭素300mg、2−メトキシエタノール40mLの混合物を圧力
容器中、水素(約45psi)とともに2.3時間振
盪した。珪藻土濾過によって触媒を除去し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物を
シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(99:1:0.1から93:7
:0.7CH2Cl2−MeOH−濃NH4OHによる勾配溶離)で精製すること
で、黄色泡状物454mg(66%)を得た。これはTLC(95:5:0.5
CH2Cl2−MeOH−濃NH4OH)により均質であった。500MHz1H
NMR(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラム(ES
I):m/e=497.5(M+H)。段階5.1G:2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジ ン−4−イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸ジ エチルアミド・2塩酸塩
2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジン−4−イル
)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸ジエチルアミド
452mg(0.914mmol)のメタノール(45mL)溶液を2N塩酸1
.83mL(3.66mmol)で処理した。数分後、溶液の溶媒留去を行って
乾固させた。残留物をメタノールがら再濃縮し、ジエチルエーテルで磨砕した。
固体をフィルターに回収し、追加の
ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥して、黄色様粉末455mg(87%)を得た
(融点154〜157℃)。500MHz1H NMR(DMSO−d6)は、指
定の構造と一致していた。実施例5.2
実施例5に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物を製造した。
実施例6
2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−{2−[4−(3−メチルイソオキサ ゾール−5−イル)ブチルアミノ]−エチル}−1H−インドール−5−カルボ ン酸ジイソブチルアミド
3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イン
ドール−5−カルボン酸ジイソブチルアミド(実施例5.1に記載の方法にほぼ
従って製造したもの83mg)
の溶液(脱水CDCl32.5mL)に0℃で、硫酸マグネシウム240mgと
次に4−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−ブチルアルデヒド30.
6mgを加え、混合物を低温で攪拌した。15分後、水素化ホウ素ナトリウム(
30.2mg)の冷溶液(脱水メタノール1.5mL)を加えた後、混合物をさ
らに15分間攪拌した。そこで、水を加えることで反応を停止し、酢酸エチルと
次に塩化メチレンで抽出し、合わせた有機相を硫酸ナトリウムで脱水した。シリ
カゲルでの分取TLC(塩化メチレン:メタノール9:1)によって濃縮物を精
製することで、標題化合物を得た(28mg)。m/e=557(M+H)。合成中間体の製造 4−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−ブチルアルデヒド 段階A:tert−ブチルヘキサ−5−イニルオキシジメチルシラン
5−ヘキシン−1−オール(1.90g)の溶液(脱水塩化メチレン40mL
)に0℃で、トリエチルアミン3.48mLと次に塩化tert−ブチルジメチ
ルシリル3.31gを加え、
混合物を攪拌しながら徐々に昇温させて室温とした。60時間後、混合物を濾過
して固体を除去し、濾液を減圧下に濃縮した。シリカゲルでのフラッシュクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:9と次に1:3)によって精製を行っ
て、標題化合物を得た(1.62g)。段階B:5−[4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシ)ブチル]−3 −メチルイソオキサゾール
tert−ブチル−5−ヘキシニルオキシジメチルシラン(1.0g)の溶液
(脱水トルエン20mL)に、ニトロエタン530mgと次にトリエチルアミン
1.31mLおよび4−クロロフェニルイソシアネート1.1gを加え、混合物
を室温で攪拌した。1時間後、内容物を油浴で加熱還流してさらに20時間経過
させ、冷却して室温とし、濾過して固体を除去した。濾液を減圧下に濃縮し、シ
リカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:9から
次に1:2)によって精製して、標題化合物(388mg)を得た。段階C:4−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−ブタン−1−オール
5−[4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシ)ブ
チル]−3−メチルイソオキサゾール(350mg)の溶液(脱水テトラヒドロ
フラン5mL)に0℃で、フッ化テトラブチルアンモニウムの1Mテトラヒドロ
フラン溶液1.62mLを加え、混合物を攪拌しながら、昇温させて室温とした
。16時間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルでのフラッシュク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:3と次に1:1)によって精製し
て、標題化合物を得た(147mg)。段階D:4−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−ブチルアルデヒド
オキサリルクロライド(2M塩化メチレン溶液0.40mL)の溶液(脱水塩
化メチレン2mL)に−78℃で、メチルスルホキシド(126mg)の溶液(
塩化メチレン1mL)を加え、混合物を低温で3分間攪拌した。4−(3−メチ
ルイソオキサゾール−5−イル)−ブタン−1−オール(100mg)の溶液(
塩化メチレン1mL)を加え、反応を15分間進行させた後、トリエチルアミン
0.67mLを加え、混合物を昇温させて室温とした。30分後、ブラインを加
え、混合物を塩化メチレンで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、減圧
下に濃縮した。残留物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:ヘキサン1:1)によって精製して、標題化合物を得た(4
8mg)。
実施例6に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物を製造した。
実施例7.1
2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジン−4− イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル]−N,N−ジエ チルイソブチルアミド 段階7.1A:2−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェ ニル)−1H−インドール−5−イル]−N,N−ジエチルイソブチルアミド
3−クロロプロピル3,5−ジメチルフェニルケトン4.85g(23mmo
l)およびN,N−ジエチル−2−(4−ヒドラジノフェニル)イソブチルアミ
ド6.87g(27.6mmol)の純粋エタノール(92mL)溶液を、窒素
下に43時間攪拌還流した。次に溶液を冷却し、減圧下に濃縮した。残留物をシ
リカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(0%から5%メタノール/塩化メ
チレンによる勾配溶離と、次に95:5:0.5塩化メチレン−メタノール−水
酸化アンモニウムおよび次に92.5:7.5:0.75塩化メチレン−メタノ
ール−水酸化アンモニウムによる溶離)によって精製して、煉瓦色の硬い泡状物
873mg(9.4%)を得た。TLC(95:5:0.5CH2Cl2−MeO
H−濃NH4OH)によって満足できる純度であった。500MHz1H NMR
(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラム(PB−NH3
/CI):m/e=406(M+H)。段階7.1B:2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−( ピリジン−4−イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル] −N,N−ジエチルイソブチルアミド
2−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H
−インドール−5−イル]−N,N−ジエチルイソブチルアミド93.3mg(
0.23mmol)、4−(ピリジン−4−イル)ブチルアルデヒド37.7m
g(0.253mmol)および硫酸マグネシウム138mg(1.15mmo
l)の混合物について窒素による空気追い出しを行い、氷−メタノール浴で約−
10℃に冷却しながら、CDCl30.50mLを注射器で徐々に加えた。混合
物をこの温度で窒素下に1時間攪拌した。隔壁を外して直ちに水素化ホウ素ナト
リウム11.3mg(0.30mmol)を加え、直ちに隔壁を取り付け、再度
窒素によって溶液の空気追い出しを行った。混合物を−10〜−5℃で攪拌しな
がら、脱水メタノール0.50mLを徐々に加え、この温度で攪拌を続けた。3
5分後、混合物を酢酸エチル5mLと水5mLとの間で分配した。酢酸エチル層
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残
留物を、アナルテク(Analtech)テーパ型シリカゲルGFプレートでの2段階の
分取TLC(最初に90:10:1塩化メチレン−メタノール−水酸化アンモニ
ウムで展開し、次に90:10塩化メチレン−メタノールで繰り
返す)によって精製した。生成物帯部を単離することで、明黄橙色ガラス状残留
物25.7mg(21%)を得た。これは、TLC(92.5:7.5:0.7
5CH2Cl2−MeOH−濃NH4OH)によってほぼ均質であった。500M
Hz1H NMR(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラ
ム(ESI):m/e=539(M+H)。合成中間体の製造 段階A:4−クロロ−N−メトキシ−N−メチルブチルアミド
4−クロロブチルクロライド(10.0g)の溶液(脱水塩化メチレン200
mL)に、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩10.4gを加えた。混
合物を窒素下に攪拌し、必要に応じて氷浴で冷却して25℃以下に維持しながら
、トリエチルアミン(29.1mL)を約20分間かけて滴下し、沈殿が生成し
た。室温で1.5時間後、混合物を減圧下に濃縮した。残留物をジエチルエーテ
ル100mLと飽和重炭酸ナトリウム水溶液100mLとの間で分配した。有機
層を追加の飽和重炭酸ナトリウム100mLで洗浄し、水相をエーテルで逆抽出
した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、
油状物10.5g(90%)を得た。これは1
H NMR(CDCl3)で十分な純度を有していた。質量スペクトラム(PB
−NH3/CI):m/e=166(M+H)。段階B:3−クロロプロピル 3,5−ジメチルフェニルケトン
5−ブロモ−m−キシレン10.2mL(13.9g;72mmol)の脱水
テトラヒドロフラン(200mL)溶液を窒素下に−78℃で攪拌しながら、n
−ブチルリチウムの2.5Mテトラヒドロフラン溶液35.8mL(84mmo
l)を滴下した。−78℃で15分後、4−クロロ−N−メトキシ−N−メチル
ブチルアミド10.0g(60mmol)の脱水テトラヒドロフラン(30mL
)溶液を25〜30分間かけて滴下した。得られた溶液を−78℃で45分間維
持し、次に短時間で昇温して室温とした。2N塩酸40mLを加えて反応を停止
し、酢酸エチルと水との間で分配を行った。有機相を飽和重炭酸ナトリウム水溶
液と次に飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。有機溶液を硫酸ナトリウムで脱
水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物についてフラッシュクロマトグラフィ
ーを行って、油状物8.91g(70%)を得た。これは1H NMR(CDC
l3)で十分な純度を有していた。段階AA:2−(4−ヒドラジノフェニル)酢酸エチル塩酸塩および2−(4− ヒドラジノフェニル)酢酸塩酸塩
ストリートらの報告(L.J.Street,et al.,J.Med.Chem.,36,1529(1993))
に記載の方法に従って、ジアゾ化およびジアゾニウム塩の塩化第一スズ還元によ
って、2−(4−アミノフェニル)酢酸エチル13.4g(75mmol)から
、この化合物(エチルエステルとカルボン酸の混合物)を製造した。この材料は
2つの集塊として得られた。第1の集塊は粉末6.40gからなるものであった
(融点>200℃)。400MHz1H NMR(DMSO−d6)により、この
材料は約4:3のモル比でのカルボン酸とエチルエステルの混合物からなるもの
であった。質量スペクトラム(PB−NH3/CI):195(エチルエステル
についてのアリールヒドラジニウムカチオン)。第2の集塊は、粉末4.60g
からなるものであった(融点>180℃)。400MHz1H NMR(DMS
O−d6)により、この材料は約7:1のモル比でのカルボン酸とエチルエステ
ルの混合物からなるものであった。2つの集塊の混合組成についての調整を行う
ことで、推定総収率は69%であった。カルボン酸のエステル化を次の段階で行
うことから、エステルと
酸のいずれも、反応によって同じ生成物を与える。段階AAA:(±)−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸エチルエステル
(±)−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸9.76g(50mmol
)の純粋エタノール(150mL)溶液に、濃硫酸3.0mLを加えた。得られ
た溶液を窒素下に攪拌還流した。6時間後、溶液を冷却し、高攪拌しながら、飽
和重炭酸ナトリウム水溶液250mLを徐々に加えた(注意:発泡)。この混合
物を酢酸エチル750mLと水500mLとの間で分配した。有機層を飽和重炭
酸ナトリウム水溶液100mLと次に飽和塩化ナトリウム水溶液100mLで洗
浄した。有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、油状
物10.86g(97%)を得た。これはTLC(9:1ヘキサン−EtOAc
)によって均質であった。400MHz1H NMR(CDCl3)は指定の構造
と一致していた。段階BBB:2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸エチルエス テル
水素化ナトリウム(60%オイル分散品)924(23mmol)の脱水N,
N−ジメチルホルムアミド(21mL)懸濁
液を氷浴で窒素下に攪拌しながら、(±)−2−(4−ニトロフェニル)プロピ
オン酸エチルエステル4.68g(21mmol)の脱水N,N−ジメチルホル
ムアミド(20.5mL)溶液を約10分間かけて徐々に加えた。添加中、強い
青紫色が発色した。次に混合物を昇温させて室温とした。約1時間後、混合物を
再度氷浴で冷却し、内部温度を10〜15℃に維持しながら、ヨウ化メチル1.
44mL(3.28g;23mmol)の脱水N,N−ジメチルホルムアミド(
5mL)溶液を注射器によって10分間かけて徐々に滴下した。混合物を昇温さ
せて室温としたところ、色は褐色に変化した。1時間後、追加のヨウ化メチル1
87mL(426mg、3mmol)を加えた。翌日までに混合物は、金色液体
中に少量の灰色様固体が入った懸濁液となっていた。それを高攪拌し、5%重硫
酸カリウム水溶液10mLを徐々に加えることで反応停止した。混合物をジエチ
ルエーテル400mLと水400mLとの間で分配した。有機層を追加の水40
0mLで3回、次に飽和塩化ナトリウム水溶液50mLで洗浄した。有機相を硫
酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物についてシリカゲ
ルでのフラッシュクロマトグラフィー(19:1ヘキサン−EtO
Acによる溶離)によって、油状物4.31g(87%)が得られた。これは、
TLC(9:1ヘキサン−EtOAc)によって均質であった。400MHz1
H NMR(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。段階CCC:2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸
2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸エチルエステル11g
(24mmol)の0.5M水酸化カリウム/メタノール(1リットル)溶液を
窒素下に攪拌し、約50℃まで加熱し、その時点で水111mLを徐々に加えた
。得られた溶液を終夜攪拌還流し、減圧下に濃縮した。残留物を酢酸エチル−テ
トラヒドロフランと0.5N塩酸との間で分配した。水層をさらにクロロホルム
で繰り返し抽出した。有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下に濃縮して、
非晶質黄褐色固体9.4g(94%)を得た。これは、TLC(95:5:0.
5CH2Cl2−MeOH−AcOH)によって均質であった。500MHz1H
NMR(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。段階DDD:N,N−ジエチル−2−(4−ニトロフェニル)イソブチルアミド
2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸8.36g(40mm
ol)に、シクロヘキサン18mLおよび塩化チオニル9mLを加えた。混合物
を窒素下に攪拌し、加熱還流した。固体が徐々に溶け、ガスの発生が認められた
。20時間後、溶液を冷却し、窒素気流下に溶媒留去し、減圧乾燥した。残留明
橙赤色固本を脱水テトラヒドロフラン50mLに溶かし、約−10〜−15℃の
氷−メタノール浴中で攪拌したジエチルアミン9.10mL(6.43g、88
mmol)の脱水テトラヒドロフラン(100mL)溶液に滴下した。沈殿を発
生した滴下終了後、混合物を徐々に昇温させて室温とした。2日後、混合物を減
圧下に濃縮し、残留物を酢酸エチル250mLと水200mLとの間で分配した
。有機相をさらに水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および最後にブラインで洗浄
した。酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した
。残留油状物を、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(6:1から次
に5:1ヘキサン−酢酸エチルで溶離)によって精製して、淡黄色固体9.45
g(85%)を得た(融
点59.5〜61℃)。これは、TLC(2:1ヘキサン−EtOAc)によっ
て均質であった。500MHz1H NMR(CDCl3)は、指定の構造と一致
していた。質量スペクトラム(PB−NH3/CI):m/e=265(M+H
)。段階EEE:2−(4−アミノフェニル)−N,N−ジエチルイソブチルアミド
N,N−ジエチル−2−(4−ニトロフェニル)イソブチルアミド9.38g
(35.5mmol)、10%パラジウム−炭素400mgおよび純粋エタノー
ル120mLの混合物を圧力容器中、水素とともに(初期水素圧47psi)と
ともに22時間振盪した。触媒を窒素下の珪藻土濾過によって除去し、濾過ケー
キを追加のエタノールで洗浄した。濾液の減圧濃縮によって、オフホワイト固体
8.5g(100%)を得た(融点89〜90℃)。これは、TLC(98:2
CH2Cl2−MeOH)によって均質であった。500MHz1H NMR(C
DCl3)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラム(PB−NH3/C
I):m/e=235(M+H)。段階FFF:N,N−ジエチル−2−(4−ヒドラジノフェニル)イソブチルア ミド
2−(4−アミノフェニル)−N,N−ジエチルイソブチルアミド8.5g(
35.5mmol)に、濃塩酸35.5mLを加え、混合物を攪拌して、均一溶
液とした。次にこれを氷−アセトン浴で−10〜−5℃にて攪拌しながら、亜硝
酸ナトリウム2.55g(36.9mmol)の水溶液(水15.3mL)を約
25分間かけて滴下した。この温度でさらに1時間攪拌を続けた。混合物の冷却
を維持し、氷−アセトン浴(約−10℃)中窒素下に攪拌した塩化第1スズ・2
水和物40.1g(178mmol)の濃塩酸(28.5mL)溶液に、これを
1時間かけて少量ずつ加えた。添加終了後、冷却浴での攪拌を1時間続けた。高
攪拌しながら混合物を昇温してほぼ室温として、均一溶液を得た。この溶液を酢
酸エチル500mLと水50mLとの間で分配した。酢酸エチル層を追加の水5
0mLで洗浄し、次に半飽和重炭酸ナトリウム水溶液500mLで注意深く処理
した。混合物を注意深く攪拌したところ、かなりの発泡と沈殿があった。この濃
厚混合物を濾過してから、分液を行った。酢酸エチル層をブライン50mLで洗
浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下に室温で濃縮した。これによ
って、やや粘着性の橙赤色固体7.04g(80%)が得ら
れ、これはTLC、NMRおよび質量スペクトラムによっては不明確であったが
、次の段階で使用するには好適であった。実施例7.2
2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジン−3− イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル]−N,N−ジブ チルイソブチルアミド 段階7.2A:2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−( ピリジン−3−イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル] −2−メチルプロピオン酸エチルエステル
2−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H
−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸エチルエステル(実施例7
.1段階Aに記載の方法にほぼ従って製造)3.00g(7.93mmol)、
無水MgSO44.76g(39.7mmol)および磁気攪拌子を入
れた乾燥フラスコに隔壁およびファイアストン(Firestone)弁につながった針
アダプタを施した。フラスコについてN2で十分に空気追い出しを行い、混合物
を氷−MeOH浴で冷却して−10〜−5℃とし、高攪拌下に4−(ピリジン−
3−イル)ブチルアルデヒド1.32g(8.88mmol)の脱水CDCl3
(15mL)溶液を10〜15分間かけて注射器で徐々に加えた。得られた混合
物をN2下に−10℃〜−5℃で40〜45分間攪拌した。次に、隔壁を外して
直ちに水素化ホウ素ナトリウム390mg(10.3mmol)を加え、直ちに
また隔壁を施した。混合物をN2下に−10℃〜−5℃で攪拌し、脱水MeOH
10mLを注射器によって数分間かけて滴下した。30分後、混合物を冷却浴か
ら外し、EtOAc90mLとH2O90mLとの間で分配した。有機相をブラ
イン30mLで2回洗浄し、無水Na2SO4で脱水した。濾過した溶液を減圧下
に濃縮し、残留物についてシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行っ
た(0%から10%MeOH/CH2Cl2の勾配溶離)。生成物および少量の未
反応原料を含む分画を合わせ、濃縮して、明ベージュ色の硬い泡状物3.00g
を得た。これをそれ以上精製および特性決定せずに次の段階に
直接用いた。段階7.2B:2−[3−[2−[ベンジルオキシカルボニル−[4−(ピリジ ン−3−イル)ブチル]アミノ]エチル]−2−(3,5−ジメチルフェニル) −1H−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸エチルエステル
粗2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジン−
3−イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル]−2−メチ
ルプロピオン酸エチルエステル3.00g(理論的最大値5.86mmol)の
脱水CH2Cl2(30mL)溶液をN2下にドライアイス−アセトン浴で冷却し
ながら攪拌した。この溶液に、注射器によってN,N−ジイソプロピルエチルア
ミン1.106mL(820mg、6.36mmol)を加えた。次に、クロロ
ギ酸ベンジル956μL(1.14g、6.36mmol)を注射器によって5
〜10分間かけて滴下した。20分後、溶液を冷却浴から出し、昇温させて室温
とした。2時間後、溶液をCH2Cl250mLで希釈し、分液漏斗に移し入れ、
H2O80mLとともに振盪した。有機相をMgSO4で脱水し、濾過し、減圧下
に濃縮した。残留ガム状物についでのフラッシュクロマトグラフィー
(0.2%から2%MeOH/CH2Cl2による勾配溶離)によって、淡黄橙色
ガム状物2.81g(段階1および2全体で55%)が得られた。TLC(95
:5CH2Cl2−MeOH)によりこれが実質的に均質であることがわがった。
500MHz1H NMR(CDCl3)は、回転異性体の存在のために複雑であ
ったが、指定の構造と一致していた。質量スペクトラム(ESI):m/e=6
46(M+H)+。段階7.2C:2−[3−[2−[ベンジルオキシカルボニル−[4−(ピリジ ン−3−イル)ブチル]アミノ]エチル]−2−(3,5−ジメチルフェニル) −1H−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸
2−[3−[2−[ベンジルオキシカルボニル−[4−(ピリジン−3−イル
)ブチル]アミノ]エチル]−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イン
ドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸エチルエステル2.78g(4.
30mmol)と0.5MKOHのMeOH溶液(43.0mL、21.5mm
ol)およびTHF(25mL)との混合物をN2下に攪拌し、加熱還流した。
得られた溶液に、H2O18mLを徐々に加え、溶液の還流を39時間維持した
。次にそれを冷却し、
濃縮して少量としたところ沈殿を生じた。混合物を2NHCl10.75mL(
21.5mmol)で処理し、数分間攪拌した。固体をフィルターで回収し、H2
Oで十分に洗浄した。N2下に吸引乾燥した後、固体をジエチルエーテルで磨砕
および洗浄し、真空乾燥して、クリーム色粉末2.43g(92%)を得た(融
点152〜154℃(一部分解))。これはTLC(90:10CH2Cl2−M
eOH)によって均質であった。500MHz1H NMR(DMSO−d6)は
、指定の構造と一致していた。質量スペクトラム(ESI):m/e=618(
M+H)+。段階7.2D:[2−[5−(1−ジブチルカルバモイル−1−メチルエチル) −2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル] −[4−(ピリジン−3−イル)ブチル]カルバミン酸ベンジルエステル
2−[3−[2−[ベンジルオキシカルボニル−[4−(ピリジン−3−イル
)ブチル]アミノ]エチル]−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イン
ドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸92.7mg(0.15mmol
)、PyBOP試薬83.2mg(0.16mmol)およびトリエチ
ルアミン0.151mL(116mg;0.9mmol)の脱水CH2Cl2(0
.750mL)溶液を、活栓付きフラスコで2日間室温で攪拌した。溶液をEt
OAc10mLおよび0.5N HCl 10mLの間で分配した。有機相を飽
和NaHCO3水溶液10mLおよび次に飽和NaCl水溶液5mLで洗浄した
。EtOAc相を脱水し(MgSO4)、濾過し、室温で減圧下に濃縮した。残
留物について、展開液を95:5CH2Cl2−MeOHとする6枚のアナルテク
(Analtech)テーパ型シリカゲルプレート(20×20cm)での分取TLCに
よって精製した。各プレートから生成物帯部を掻き取り、合わせ、95:5CH2
Cl2−MeOHで抽出した。抽出液を減圧下に濃縮して、明橙黄色ガム状物8
5.2mg(78%)を得た。これはTLC(95:5CH2Cl2−MeOH)
によって実質的に均質であった。500MHz 1 H NMR(CDCl3)は、回
転異性体の存在のために複雑であったが、指定の構造と一致していた。質量スペ
クトラム(ESI):m/e=729.7(M+H)+。段階7.2E:2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−( ピリジン−3−イル)ブチルアミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル] −N,N−ジブチルイソブチルアミド
[2−[5−(1−ジブチルカルバモイル−1−メチルエチル)−2−(3,
5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル]−[4−(ピ
リジン−3−イル)ブチル]カルバミン酸ベンジルエステル76.5mg(0.
105mmol)、10%パラジウム−炭素40mg、純粋EtOH4mLおよ
びEtOAc4mLの混合物を圧力容器中H2とともに(約47psi)6時間
振盪した。触媒をN2下のセライト濾過によって除去し、濾液を減圧下に室温で
濃縮した。残留物について、展開液を92.5:7.5:0.75CH2Cl2−
MeOH−濃NH4OHとする4枚のアナルテクテーパ型シリカゲルプレート(
20×20cm)での分取TLCによって精製した。各プレートから生成物帯部
を掻き取り、合わせ、92.5:7.5:0.75CH2Cl2−MeOH−濃N
H4OHで抽出した。抽出液を減圧下に濃縮して、淡黄色の硬いガム状物51.
4mg(82%)を得た。これはTLC(92.5:7.5:
0.75CH2Cl2−MeOH−濃NH4OH)により均質であった。500M
Hz1H NMR(CDCl3)は、指定の構造と一致していた。質量スペクトラ
ム(ESI):m/e=595.6(M+H)+。
実施例7.1および7.2に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物
を製造した。
実施例8
{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]エ チル}−(3−ピリジン−3−イル−シクロヘキシル)アミン
3−ピリジン−3−イル−シクロヘキサノン(30mg)の溶液(脱水CDC
l31.5mL)に0℃で、2−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)−1H
−インドール−3−イル]−エチルアミン(45.3mg)の溶液(脱水CDC
l31mL)と次に硫酸マグネシウム206mgを加え、混合物を低温で攪拌し
た。15分後、水素化ホウ素ナトリウム26mgを加え、次にメタノール1.0
mLを加え、混合物をさらに30分間攪拌した。そこで、2N塩酸を加えて反応
を停止し、溶媒留去して乾固させた。シリカゲルでの分取TLC(塩化メチレン
:メタノール9:1)によって農縮物を精製して、標題化合物を得
た(8.4mg)。合成中間体の製造 3−ピリジン−3−イル−シクロヘキサノン 段階A:3−ピリジン−3−イル−シクロヘキサ−2−エノン
3−エトキシ−2−シクロヘキセン−1−オン(1.4g)の溶液(脱水テト
ラヒドロフラン10mL)に、4−ブロモピリジン1.58gを加え、混合物を
−78℃で高攪拌した。これにtert−ブチルリチウム(1.7Mのペンタン
溶液11.8mL)を滴下し、反応を低温で進行させた。2時間後、2N塩酸を
加えて反応を停止し、14時間加熱還流した。そこで、混合物を冷却し、1N水
酸化ナトリウムを注意深く加えて中和してpH7とした。次に混合物を塩化メチ
レンで抽出し、有機相を硫酸ナトリウムで脱水した。シリカゲルでのフラッシュ
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:1から次に2:1)によって濃
縮物を精製して、標題化合物を得た(1.37g)。段階B:3−ピリジン−3−イル−シクロヘキサノン
3−ピリジン−3−イル−2−シクロヘキセノン(1.25g)の溶液(エタ
ノール50mL)に、酸化白金触媒164mgを加え、混合物を40psiで水
素化した。2時間後、触媒
を濾去し、濾液を減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲルでのフラッシュクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン1:1)によって精製して、標題化合物を
得た(427mg)。
実施例8に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物を製造した。
実施例9.1
2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(1−メチル−4−ピリジン− 3−イル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸ジイソ ブチルアミド 段階9.1A:3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−2 −(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエ ステル
3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イン
ドール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例5.1に記載の方法に従って製
造、1.5g)の溶液(脱水テトラヒドロフラン(30mL)に0℃で、ジ−t
ert−ブチルジカーボネート(1.9g)の溶液(テトラヒドロフラン3mL
)を加え、次に炭酸カリウム(1g)の水溶液(水10mL)を加えて、得られ
た懸濁液を0℃で高攪拌した。12分後、過剰の飽和塩化アンモニウム水溶液を
加えることで反応を停止し、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を硫酸ナト
リウムで脱水し、減圧下に濃縮した。得られた固体を塩化メチレン、ヘキサンお
よび酢酸エチルの順で洗浄し、標題化合物を得た(1.77g)。段階9.1B:3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−2 −(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸
3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−2−(3,5−
ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル(83
0mg)の懸濁液(メタノール50mL)に、1.25N水酸化ナトリウム溶液
8mLを
加え、混合物を油浴で加熱して75℃とした。5.5時間後、追加の1.25N
水酸化ナトリウム3mLを加え、反応をさらに2時間進行させた。そこで、混合
物を冷却して室温とし、pH2の緩衝液を加えることで反応を停止した。混合物
を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、有機相を硫酸ナ
トリウムで脱水した。減圧下に濃縮することで、粗酸を定量的収率で得た。段階9.1C:{2−[5−ジイソブチルカルバモイル−2−(3,5−ジメチ ルフェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル}カルバミン酸tert− ブチルエステル
3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−(3,5−ジ
メチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸(200mg)の溶液(
塩化メチレン12mL)に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール104mgと次
に1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩11
8mgを加え、混合物を室温で攪拌した。30分後、ジイソプロピルアミン0.
35mLを加え、混合物を室温で14時間攪拌した。反応物を減圧下に濃縮し、
シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル2:1)
に
よって精製して、標題化合物を得た(230mg)。段階9.1D:3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル) −1H−インドール−5−カルボン酸ジイソブチルアミド
{2−[5−ジイソブチルカルバモイル−2−(3,5−ジメチルフェニル)
−1H−インドール−3−イル]−エチル}カルバミン酸tert−ブチルエス
テル(230mg)の溶液(塩化メチレン12mL)に0℃で、アニソール0.
55mLと次にトリフルオロ酢酸3.4mLを加え、混合物を0℃で攪拌した。
1時間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留している酸をトルエンとの共沸によっ
て除去した。濃縮物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチ
レン:メタノール:水酸化アンモニウム90:8:1)によって精製して、標題
化合物を得た(173mg)。段階9.1E:2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(1−メチル− 4−ピリジン−3−イル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−カ ルボン酸ジイソブチルアミド
3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニ
ル)−1H−インドール−5−カルボン酸ジイソブチルアミド(142mg)の
溶液(脱水メタノール)に、5−ピリジン−3−イル−2−ペンタノン19mg
を加え、トリフルオロ酢酸を加えてpHを6に調節した。これに、3Aモレキュ
ラーシーブス約10mgを加え、次にシアノ水素化ホウ素ナトリウム27mgを
加えた。時々トリフルオロ酢酸を加えることで36時間にわたってpHを調節し
て、pH6に維持した。炭酸カリウム水溶液を加えることで反応を停止し、混合
物を酢酸エチルで抽出した。有機相を炭酸カリウム水溶液およびブラインの順で
洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濃縮物をシリカゲルでのフラッシュクロマ
トグラフィー(塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム90:8:1)
によって精製して、標題化合物(32mg)[m/e=567(M+H)]と未
反応アミン(115mg)を得た。合成中間体の製造 段階A:4−ピリジン−3−イル−ブチルアルデヒド
オキサリルクロライド(0.74mL)の溶液(脱水塩化メチレン5mL)に
−78℃で、メチルスルホキシド(0.90mL)の溶液(塩化メチレン5mL
)を加え、混合物を低温で
15分間攪拌した。4−ピリジン−3−イル−ブタン−1−オール(実施例2.
1に記載の方法にほぼ従って製造;820mg)の溶液(塩化メチレン10mL
)を加え、反応を45分間進行させた後、トリエチルアミン4mLを加え、混合
物を昇温させて室温とした。35分後、飽和重炭酸ナトリウムを加え、混合物を
塩化メチレンで抽出した。有機相を飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで脱水し、減圧下に濃縮して、粗標題化合物を得た(813mg)。段階B:5−ピリジン−3−イル−ペンタン−2−オール
メチルマグネシウムブロマイド(3M溶液(ジエチルエーテル)0.75mL
)の溶液(脱水テトラヒドロフラン3.5mL)に0℃で、4−ピリジン−3−
イル−ブチルアルデヒド(133mg)の溶液(テトラヒドロフラン1mL)を
加え、混合物を低温で攪拌した。30分後、飽和塩化アンモニウムを加えて反応
を停止し、酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫
酸ナトリウムで脱水し、減圧下に濃縮した。シリカゲルでのフラッシュクロマト
グラフィー(塩化メチレン:メタノール95:5)による精製を行って、漂題化
合物を得た(71mg)。段階C:5−ピリジン−3−イル−ペンタン−2−オン
オキサリルクロライド(0.060mL)の溶液(脱水塩化メチレン1mL)
に−78℃で、メチルスルホキシド(0.075mL)の溶液(塩化メチレン0
.25mL)を加え、混合物を低温で18分間攪拌した。5−ピリジン−3−イ
ル−2−ペンタノール(71mg)の溶液(塩化メチレン1mL)を加え、反応
を40分間進行させた後、トリエチルアミン0.35mLを加え、混合物を昇温
させて室温とした。35分後、水を加え、混合物を塩化メチレンで抽出した。有
機相を飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下に濃縮
した。残留物についてシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチ
レン:メタノール96:4)による精製を行って、標題化合物を得た(61mg
)。実施例9.2
1−{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル ]エチル}−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロ−[4,4’]ビピリジニ ル 段階9.2A:1−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール− 3−イル]−2−(3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[4,4’]ビピリ ジニル−1−イル)エタン−1,2−ジオン
2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール(200mg)の溶液
(脱水塩化メチレン2mL)に、オキサリルクロライド0.083mLを滴下し
、混合物を室温で攪拌した。1時間後、1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロ
−[4,4’]ビピリジニル・2塩酸塩213mgを加え、次に塩化メチレン1
.5mLおよびトリエチルアミン0.567mLを加えて、混合物の攪拌を室温
で続けた。4時間後、反応液を酢酸エチルで希釈し、水、飽和塩化アンモニウム
水溶液およびブラインの順で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮
物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール
96:4)によって精製して、標題化合物を得た(148mg)。段階9.2B:1−2−{2−(3,5−ジメチルフェニル−1H−インドール −3−イル」エチル}−1,2,3,45,6−ヘキサヒドロ−「4,4’」ビ ピリジニル
1−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]−
2−(3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[4,4’]ビピリジニル−1−
イル)エタン−1,2−ジオン(148mg)の溶液(脱水テトラヒドロフラン
)に、水素化リチウムアルミニウムの1Mテトラヒドロフラン溶液2.71mL
を滴下し、混合物を油浴で加熱還流した。1.5時間後、混合物を冷却し、水3
0mLおよび水酸化アンモニウム4mLさらに酢酸エチル25mLをこの順に加
えて反応を停止した。混合物を濾過して固体を除去した。有機相をブラインで洗
浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下に濃縮して、標題化合物を得た(71
mg)。m/e=410(M+H)。実施例9.3
2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[メチル−[4−(ピリ ジン−4−イル)ブチル]アミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル]− N,N−ジブチルイソブチルアミド
2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[メチル−[4−(ピ
リジン−4−イル)ブチル]アミノ]エチル]−1H−インドール−5−イル]
−N,N−ジブチルイソブチルアミド(実施例7.2に記載の方法に従って製造
)67mg(0.113mmol)、パラホルムアルデヒド33.9mg(1.
3mmol)および粉砕3Aモレキュラーシーブス100mgの入った乾燥フラ
スコに隔壁を取り付け、N2で十分に空気を追い出した。次に、MeOH2.6
5mLおよび氷酢酸65.2μL(67.8mg、1.13mmol)を加え、
混合物を室温で35分間攪拌した。次に、シアノ水素化ホウ素ナトリウム28.
4mg(0.452mmol)を加え、さらに20分後に脱水THF2.5mL
を加えた。数分後、TLCは反応が完結していることを示した。そこで混合物を
濾過し、濾液をブラインとともに分液漏斗で振盪した。水相をCH2Cl2でさら
に3回抽出した。合わせた有機相をNa2SO4で脱水
し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物についてシリカゲルでのフラッシュクロ
マトグラフィー(99:1:0.1から95:5:0.5CH2Cl2−MeOH
−濃NH4OHによる勾配溶離)を行って、標題化合物31.1mg(45%)
をガラス状物として得た。これは、TLC(95:5:0.5CH2Cl2−Me
OH−濃NH4OH)により均質であった。500MHz1H NMR(CDCl3
)は指定の構造と一致していた。m/e=609.5(M+H)。
実施例9.1、9.2および9.3に記載の手順と同様の手順に従って、以下
の化合物を製造した。
実施例10
{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニル−1H−イ ンドール−3−イル]プロピル}−(4−ピリジン−4−イル−ブチル)アミン 段階10A:2−メチルシクロプロパンカルボン酸N−メトキシ−N−メチルア ミド
2−メチルシクロプロパンカルボン酸(10g)の溶液(ベ
ンゼン200mLとN,N−ジメチルホルムアミド2mLの混合溶媒)に0℃で
オキサリルクロライド10.5mLを加え、混合物を0℃で30分間攪拌し、次
に昇温して室温とし、30分間経過させた。そこで、N,O−ジメチルヒドロキ
シルアミン塩酸塩14.6gと次にトリエチルアミン41mLを加えた。混合物
を室温で1時間攪拌し、飽和重炭酸ナトリウムを加えて反応停止した。水相を酢
酸エチルで抽出し、合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水
し、減圧下に濃縮した。生成物を減圧蒸留で精製して、油状物として8.9gを
得た。段階10B:(3,5−ジメチルフェニル)−(2−メチルシクロプロピル)メ タノン
5−ブロモ−m−キシレン(5.7mL)の溶液の脱水テトラヒドロフラン(
120mL)溶液に−78℃で、n−ブチルリチウムの1.4Mヘキサン溶液3
0.6mLを加え、混合物を低温で攪拌した。15分後、2−メチルシクロプロ
パンカルボン酸N−メトキシ−N−メチルアミド(5.0g)の溶液(テトラヒ
ドロフラン50mL)を5分間かけて滴下し、混合物を徐々に昇温して室温とし
た。1時間後、2N塩酸20mLおよ
び水40mLを加えて反応を停止した。これを酢酸エチルで抽出し、飽和重炭酸
ナトリウム水溶液とブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水して標題化合物6
.95g(粗化合物)を得た。段階10C:2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニル −1H−インドール−3−イル]プロピルアミン
(4−メタンスルホニルフェニル)ヒドラジン(1.88g)の溶液(n−ブ
タノール20mL)に95℃で、(3,5−ジメチルフェニル)−(2−メチル
シクロプロピル)メタノン2.24gを加え、油浴で加熱して110℃とした。
16時間後、反応液を冷却して室温とし、ジエチルエーテル200mLに投入し
、得られた褐色沈殿を濾過によって回収した。その固体を水300mLに溶かし
、ジエチルエーテルで抽出した。1N水酸化ナトリウムを加えることで水相を塩
基性とし、ジエチルエーテルで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで脱
水し、減圧下に濃縮した。シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化
メチレン:メタノール9:1)によって精製して、標題化合物を得た(313m
g)。段階10D:{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニ ル−1H−インドール−3−イル]プロピル}−(4−ピリジン−4−イル−ブ チル)アミン
4−ピリジン−4−イル−ブチルアルデヒド(23mg)、2−[2−(3,
5−ジメチルフェニル)−5−メタンスルホニル−1H−インドール−3−イル
]プロピルアミン(50mg)および硫酸マグネシウム(76mg)の混合物を
CDCl31.5mLで希釈し、−5℃で攪拌した。15分後、水素化ホウ素ナ
トリウム(6.8mg)の溶液(脱水メタノール1.5mL)を加え、混合物を
低温でさらに20分間攪拌した。そこで、水を加えて反応を停止し、酢酸エチル
で抽出し、有機相を水およびブラインの順で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した
。シリカゲルでの分取TLC(塩化メチレン:メタノール9:1)によって濃縮
物を精製して、標題化合物を得た(29mg)。MASS。
実施例7および10に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物を製造
した。
実施例11
2−(3,5−ジクロロフェニル)−3−[2−(4−ピリジン−3−イル−ブ チルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸ジエチルアミド 段階11A:2−(3,5−ジクロロフェニル)−3−[2−(4−ピリジン− 3−イル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸エチル エステル
3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−イン
ドール−5−カルボン酸エチルエステル(実施例5.1に記載の方法にほぼ従っ
て製造;100mg)の溶液(クロロホルム7.0mL)に−5℃で、硫酸マグ
ネシウム172mgと次に4−ピリジン−3−イル−ブチルアルデヒド46.3
mgを加え、混合物を低温で15分間攪拌した。そこで、水素化ホウ素ナトリウ
ム(13.7mg)の溶液(脱水メタノール1.2mL)を加え、さらに40分
後、水を加えて反応を停止した。混合物を酢酸エチルと飽和炭酸カリウムとの間
で分配し、抽出し、有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濃
縮物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノー
ル92:8)によって精製して、標題化合物を得た(100mg)。段階11B:3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−(ピリジン− 3−イル−ブチル)アミノ]エチル}−2−(35−ジクロロフェニル)−1H −インドール−5−カルボン酸エチルエステル
2−(3,5−ジクロロフェニル)−3−[2−(4−ピリジン−3−イル−
ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル(
500mg)の溶液(脱水テトラヒドロフラン8mL)に0℃で、ジ−tert
−ブチルジカーボネート331mgと次に炭酸カリウム水溶液(215gの水溶
液(水4mL))を加え、得られた懸濁液を0℃で高攪拌した。1時間後、過剰
の飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることで反応を停止し、混合物を酢酸エチ
ルで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下に濃縮した。残留物を
シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール96
.5:3.5)によって精製して、標題化合物を得た(472mg)。段11C:3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン−3− イル−ブチル)アミノ]エチル}−2−(35−ジクロロフェニル)−1H−イ ンドール−5−カルボン酸
3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−(ピリジン−3−イル−
ブチル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−インド
ール−5−カルボン酸エチルエステル(65mg)の懸濁液(メタノール4mL
)に0℃
で、1.25N水酸化ナトリウム溶液1.4mLを加え、混合物を油浴で加熱し
て75℃とした。2.5時間後、混合物を冷却して室温とし、飽和塩化アンモニ
ウム水溶液を加えて反応を停止した。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ア
ンモニウム溶液で洗浄し、有機相を硫酸ナトリウムで脱水した。減圧下に濃縮し
て、粗標題化合物を得た(63mg)。段階11D:{2−[2−(3,5−ジクロロフェニル)−5−ジエチルカルバ モイル−1H−インドール−3−イル]エチル}−(4−ピリジン−3−イル− ブチル)カルバミン酸tert−ブチルエステル
3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン−3−イル−ブ
チル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−インドー
ル−5−カルボン酸(63mg)の懸濁液(塩化メチレン6mL)に、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール24.2mgと次に1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩26.7mgを加え、混合物を室温で攪
拌した。30分後、ジエチルアミン0.06mLを加え、混合物を室温で16時
間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラ
フィー(塩化メチレン:メタノール95:5)によって精製して、標題化合物(
63mg)を得た。段階11E:2−(3,5−ジクロロフェニル)−3−[2−(4−ピリジン− 3−イル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸ジエチ ルアミド
{2−[2−(3,5−ジクロロフェニル)−5−ジエチルカルバモイル−1
H−インドール−3−イル]エチル}−(4−ピリジン−3−イル−ブチル)カ
ルバミン酸tert−ブチルエステル(63mg)の溶液(塩化メチレン3mL
)に0℃で、アニソール0.15mLと次にトリフルオロ酢酸0.76mLを加
え、混合物を0℃で攪拌した。1.5時間後、トリフルオロ酢酸0.5mLを追
加し、攪拌をさらに1時間続け、その後混合物を減圧下に濃縮し、残留している
酸をトルエンとの共沸によって除去した。濃縮物をシリカゲルでのフラッシュク
ロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム90:6.
5:1)によって精製して、標題化合物を得た(38mg)。m/e=537(
M)。
実施例11に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物を製造した。
実施例12.1
1−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(4−ピリジン−4−イ ル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イル}エタノン 段階12.1A:3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン −4−イル−ブチル)−アミノ]−エチル}−2−(3,5−ジメチルフェニル )−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル
2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−[4−(ピリジン−4−イル
)ブチルアミノ]−エチル]−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステ
ル(実施例5.1段階B)を原料とし、実施例9.1段階Aに記載の方法にほぼ
従って標題化合物を得た。段階12.1B:3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン −4−イル−ブチル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジメチルフェニル)− 1H−インドール−5−カルボン酸
3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン−4−イル−ブ
チル)−アミノ]−エチル}−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イン
ドール−5−カルボン酸エチルエステルを原料とし、水酸化リチウムを用いて、
実施例9.1段階Bに記載の方法にほぼ従って標題化合物を得た。段階12.1C:{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(メトキシ メチルカルバモイル)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−(4−ピリ ジン−4−イル−ブチル)カルバミン酸tert−ブチルエステル
3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン−4−イル−ブ
チル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドー
ル−5−カルボン酸(1.44g)の溶液(N,N−ジメチルホルムアミド25
mL)に0℃で、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)540mgと
次に4−メチルモルホリン0.44mLおよびN,O−ジメチルヒドロキシルア
ミン塩酸塩365mgを加えた。15分後、1−(3−ジメチルアミノプロピル
)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)815mgを加え、混合物を昇
温して室温とした。3日間の反応時間後、追加のHOBt 540mg、4−メ
チルモルホリン0.44mL、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩36
5mgおよびEDC815mgを加えた。4日後に減圧濃縮することで反応を停
止し、トルエンから再濃縮して、揮発分を全て除去した。残留物を酢酸エチルに
溶かし、飽和重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインの順
で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水した。濃縮物をシリカゲルでのフラッシュクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル30:70;次に20:80;次に0:
100)によって精製して、標題化合物を得た(1.4g)。段階12.1D:3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン −4−イル−ブチル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジメチルフェニル)− 5−(メトキシメチルカルバモイル)インドール−1−カルボン酸tert−ブ チルエステル
{2−[2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(メトキシメチルカルバモ
イル)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−(4−ピリジン−4−イル
−ブチル)カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.4g)を原料とし、実
施例9.1段階Aに記載の方法にほぼ従って標題化合物を得た(1.55g)。段階12.1E:5−アセチル−3−{2−[tert−ブトキシカルボニル− (4−ピリジン−4−イル−ブチル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジメチ ルフェニル)インドール−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン−4−イル−ブ
チル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(メトキシ
メチルカルバモイル)インドール−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(
0.069g)の溶液(脱水テトラヒドロフラン3mL)に−10℃で、メチル
リチウムの1.5Mエーテル溶液0.20mLを加え、混合物を低温で攪拌した
。45分後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることで反応停止し、酢酸エチ
ルで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮物を
シリカゲルでの分取TLC(ヘキサン:酢酸エチル2:3)によって精製して、
標題化合物を得た(58mg)。段階12.1F:1−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(4− ピリジン−4−イル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イル} エタノン
5−アセチル−3−{2−[tert−ブトキシカルボニル−(4−ピリジン
−4−イル−ブチル)アミノ]エチル}−2−(3,5−ジメチルフェニル)イ
ンドール−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(120mg)を原料とし
、実施
例9.1段階Dに記載の方法にほぼ従って標題化合物を得た(82mg)。m/
e=440(M+H)。実施例12.2
1−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(4−ピリジン−4−イ ル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イル}エタノール
1−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(4−ピリジン−4−
イル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イル}エタノン(45
mg)の溶液(脱水テトラヒドロフラン2mL)に0℃で、水素化リチウムアル
ミニウムの1Mテトラヒドロフラン溶液0.30mLを加え、混合物を低温で攪
拌した。45分後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることで反応停止し、混
合物を酢酸エチルで抽出した。有機
相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、シリカゲルでのフラッシュク
ロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム90:10
:0.25)によって精製して、標題化合物を得た(40mg)。m/e=44
2(M+H)。実施例12.3
1−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(4−ピリジン−4−イ ル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イル}エタノン O−メ チルオキシム
1−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(4−ピリジン−4−
イル−ブチルアミノ)エチル]−1H−インドール−5−イル}エタノン(22
mg)の溶液(メタノール0.50mL)に、酢酸ナトリウム(3水和物)10
2mgと
次にメトキシルアミン塩酸塩63mgを加え、混合物を室温で攪拌した。20時
間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留物を酢酸エチルに懸濁させ、飽和重炭酸ナ
トリウム水溶液およびブラインの順で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで脱水
し、濃縮物をシリカゲルでの分取TLC(塩化メチレン:メタノール:水酸化ア
ンモニウム90:10:0.25)によって精製して、標題化合物を得た(23
mg)。m/e=469(M+H)。
実施例12.1、12.2および12.3に記載の手順と同様の手順に従って
、以下の化合物を製造した。
実施例13
実施例1〜12に記載の手順と同様の手順に従って、以下の化合物が製造され
る。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTIONTitle of invention
Gonadotropin-releasing hormone antagonistBackground of the Invention
Gonadotropin-releasing hormone, also called luteinizing hormone-releasing hormone (LHRH)
Remon (GnRH) is a decapeptide that plays an important role in human reproduction
is there. The hormone is released from the hypothalamus and acts on the pituitary gland to produce luteinizing hormone.
Stimulates the biosynthesis and secretion of (LH) and follicle stimulating hormone (FSH). Pituitary gland
Is released mainly from the regulation of gonadal steroid production in men and women.
In addition, FSH regulates spermatogenesis in men and the development of follicles in women. GnRH action
Agents and antagonists are effective in treating certain conditions requiring inhibition of LH / FSH release
It has been proven. In particular, therapy with GnRH is used for endometriosis, uterus
Leiomyoma, polycystic ovarian disease, precocious puberty and some gonadal steroid dependence
Proven effective in treating tumorigenesis, especially prostate, breast and ovarian cancer
Has been stated. GnRH agonists and antagonists are available in various assisted insemination methods (assisted
fertilization techniques) and potential contraceptives for men and women
It has been considered as. In addition, GnRH agonists and antagonists are pituitary gonad stimulators.
Hormone adenomas, sleep disorders such as sleep apnea syndrome, irritable bowel syndrome, menstruation
Treatment of presyndrome, benign prostatic hyperplasia, hirsutism, and growth hormone deficient children
May be effective as an adjunct to growth hormone therapy in rats and in the treatment of murine type wolf wax
Rukoto has been shown. The compound of the present invention includes bisphosphonate (bisphosphonic acid) and
Combined with other agents such as growth hormone secretagogues (eg, MK-0677)
Together, it treats and prevents calcium, phosphorus and bone metabolism disorders, especially GnRH antagonists.
It can be used to prevent bone loss during therapy with antagonists,
Agents, progesterone agents, antiestrogens, antiprogestins and / or
Combination with a drogen agent to reduce bone loss and hot flashes during therapy with a GnRH antagonist
It can also be used for prevention or treatment of such hypogonadal symptoms.
Furthermore, the compounds of the present invention may be used in the form of finasteride or epris.
5α-reductase 2 inhibitors such as epristeride; WO 93/2
4,7β-dimethyl- disclosed in No. 3420 and WO95 / 11254.
4-aza
-5α-cholestan-3-one, 3-oxo-4-aza-4,7β-dimethyl-
16β- (4-chlorophenoxy) -5α-androstane and 3-oxo-4
-Aza-4,7β-dimethyl-16β- (phenoxy) -5α-androstane
5α-reductase 1 inhibitors such as those disclosed in WO 95/07927
3-oxo-4-aza-17β- (2,5-trifluoromethylphenyl-ca
Lubamoyl) -5α-reductase 1 and 5α-like α-androstane
Dual inhibitors of reductase 2; flutamide, casodex and acetic acid
Antiandrogens such as cyproterone, prazosin, terazosin, doxazo
Doxazosin, tamsulosin and alfuzosin
)) Can be co-administered with an α-1 blocker.
In addition, the compounds of the present invention may be used as growth hormones, growth hormone releasing hormones or growth hormones.
Used in combination with long hormone secretagogues to delay puberty in growth hormone deficient children.
In puberty, the child's height continued to grow before the epiphysis fused and growth stopped.
Can be made.
A commonly used GnRH antagonist is GnRH-like decapep
Is usually administered intravenously or subcutaneously, probably due to its poor oral activity.
Have been. The antagonist generally has an amino acid substitution at positions 1, 2, 3, 6, and 10.
Has been replaced.
Non-peptide GnRH antagonists are believed to be advantageous in that they can be administered orally.
You. Non-peptide GnRH antagonists are described in European Patent Application 0219292 and
B. De et al. Med. Chem. , 32, 2036-2038 (1989).
And (from Takeda Chemical Industries, Ltd.)
WO95 / 28405, WO95 / 29900 and EP0679642
Has been described.
Substituted indoles known in the art include those described in the following patents and patent applications:
Is included. US Pat. No. 5,030,640 is a potent β-agonist
Disclosed are α-heterocyclic ethanolaminoalkylindoles. U.S. Patent No.
No. 4,544,663 describes an indica which is considered to be useful as a male insemination inhibitor.
A dolamine derivative is disclosed. WO 90/05721 discloses diabetic, anti-diabetic drugs.
Alpha-amino-indole-3-acetic acid useful as an obesity drug and an anti-itch sclerosis drug
Is disclosed. French Patent No. 2,181,559 describes sedation, nerve relaxation, analgesia,
Indole derivatives with antihypertensive, anti-serotonin and anti-adrenergic activities
Is shown. Belgian patent 879381 discloses hypertension, Raynaud's disease and
3-Aminoalkyl-1H-indoles as cardiovascular agents used for the treatment of headache
Ru-5-thioamide and carboxamide derivatives are disclosed.Summary of the Invention
The present invention provides GnRs that can be used to treat various sex hormone related conditions in men and women.
Compounds that are non-peptide antagonists of H, methods for producing the compounds, and use in mammals
And a pharmaceutical composition comprising the compound for producing the composition.
Since the compound of the present invention has activity as a GnRH hormone antagonist,
It is useful in the treatment of various sex hormone related conditions in men and women. The symptoms
Include endometriosis, uterine leiomyoma, polycystic ovarian disease, (masculine) hirsutism,
Early spring onset and especially gonadal steroids such as prostate, breast and ovarian cancer
-Dependent tumor formation, gonadotropin adenoma, sleep apnea syndrome, irritable bowel syndrome
Includes groups, premenstrual syndrome, as well as benign prostatic hyperplasia. The compound may further comprise
As an adjunct to the treatment of long hormone deficiency and short stature, and lupus erythematosus
It is also useful for the treatment of Furthermore, the compounds of the present invention can be used for contraception in in vitro fertilization.
It may also be useful as a drug. The compounds include androgens, estrogens,
When combined with logosterone agents, antiestrogens and antiprogestogens,
It may also be useful for treating endometriosis, leiomyoma and contraception. The compound is tested
When combined with sterone or other androgen or antiprogestogen
It may also be useful as a male contraceptive. Further, the compound is enalapril or
Angiotensin converting enzyme inhibitors such as captopril, Losartan
Combination with an angiotensin II receptor antagonist or renin inhibitor such as
Thus, it can be used for the treatment of uterine leiomyoma. In addition, the compounds of the present invention
Nate (bisphosphonic acid) and other drugs in combination with calcium, phosphorus and
Treatment and prevention of bone metabolism disorders, especially prevention of bone defects during therapy with GnRH antagonists
And estrogen, progesterone and / or androgen
In combination with GnRH antagonists, such as bone defects or hot flashes during therapy
It can also be used to prevent or treat hypofunction.
Further, the compound of the present invention may be finasteride or epris.
5α-reductase 2 inhibitors such as terides; WP93 / 23420 and W
4,7β-dimethyl-4-aza-5α- as disclosed in O95 / 11254.
Cholestan-3-one, 3-oxo-4-aza-4,7β-dimethyl-16β-
(4-chlorophenoxy) -5α-androstane and 3-oxo-4-aza-
5, such as 4,7β-dimethyl 16β- (phenoxy) -5α-androstane
α-reductase 1 inhibitor; 3-oxo disclosed in WO95 / 07927
So-4-aza-17β- (2,5-trifluoromethylphenyl-carbamoyl
5.) 5α-Reductase 1 and 5α-Reductor, such as 5α-androstane
Dual inhibitors of Ze2; anti-antibodies such as flutamide, catodex and cyproterone acetate
Androgenic agents, prazosin, terazosin, doxazosin, tamsulosin and
It can be co-administered with an alpha-1 blocker such as alfuzosin.
Also, the compound of the present invention may be a growth hormone, a growth hormone releasing hormone or a growth hormone.
Used in combination with hormone secretagogues to delay puberty in growth hormone deficient children
Let the child continue to grow in adolescence before the epiphyses fuse and growth stops.
Can beDetailed description of the invention
The present invention has the general formula:
[Wherein A is C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl, CThree-C7Cycloal
Kill, replace CThree-C7Cycloalkyl, CThree-C6Alkenyl, substituted CThree-C6Arche
Nil, CThree-C6Alkynyl, substituted CThree-C6Alkynyl, C1-C6Alkoxy, C0
-CFiveAlkyl-S (O)n-C0-CFiveAlkyl, C0-CFiveAlkyl-OC0−
CFiveAlkyl, C0-CFiveAlkyl-NR18-C0-CFiveAlkyl (where R18Passing
And C0-CFiveA
Is a single bond;
R0Is hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl (where the substituent is
As defined below), aryl, substituted aryl, aralkyl or substituted ara
Alkyl (where the substituent is RThree, RFourAnd RFiveIs as defined for)
;
R1Is
Is;
RTwoIs hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl, aralkyl, substituted
Aralkyl, aryl, substituted aryl, alkyl-OR11, C1-C6(NR11R12
), C1-C6(CONR11R12) Or C (NR11R12) NH;
RTwoAnd A together form a ring of 5-7 atoms;
RThree, RFourAnd RFiveIs independently hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl
, CTwo-C6Alkenyl, substituted CTwo-C6Alkenyl, CN, nitro, C1-CThreePell
Fluoroalkyl, C1-CThreePerfluoroalkoxy, aryl, substituted aryl
, Aralkyl, substituted aralkyl, R11O (CHTwo)p-, R11C (O) O (CHTwo
)p-, R11OC (O) (CHTwo)p-,-(CHTwo)pS (O)n, R17,-(CHTwo
)pC (O) NR11R12Or halogen (where R17Is hydrogen, C1-C6Archi
Le, C1-CThreePerfluoroalkyl, aryl or substituted aryl)
;
RThreeAnd RFourTogether form a carbocyclic ring of 3 to 7 carbon atoms or N, O and
Form a heterocyclic ring containing 1 to 3 heteroatoms selected from S and S;
R6Is hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl, aryl, substituted
Reel, C1-CThreePerfluoroalkyl, CN, NOTwo, Halogen, R11O (C
HTwo)p-, NR12C (O) R11, NR12C (O) NR11R12Or SOnR11In
R;
R7Is hydrogen, C1-C6Alkyl or substituted C1-C6Archi
Provided that when X is hydrogen or halogen, R7Does not exist;
R8Is hydrogen, C (O) OR9, C (O) NR11R12, NR11R12, C (O) R11
, NR12C (O) R11, NR12C (O) NR11R12, NR12S (O)TwoR11,
NR12S (O)TwoNR11R12, OC (O) R11, OC (O) NR11R12, OR11
, SOnR11, S (O)nNR11R12, C1-C6Alkyl or substituted C1-C6Archi
Provided that when X is hydrogen or halogen, R8Does not exist; or
R7And R8Together form a carbocyclic ring of 3 to 7 atoms;
If m is not 0, R9And R9aIs independently hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1
-C6Alkyl, aryl, substituted aryl, aralkyl or substituted aralkyl
Or;
If m is not 0, R9And R9aAre 3-7 pieces together
If m is not 0, R9And A together form 3-7 carbon atoms and at least one
Forming a heterocycle containing the above heteroatoms; or
RTenAnd R10aIs independently hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl,
Aryl, substituted aryl, aralkyl or substituted aralkyl;
RTenAnd R10aIs a coal of 3-7 atoms together
If m is not 0, R9And RTenTogether consist of 3 to 7 carbon atoms
Forming a carbocycle or a heterocycle containing one or more heteroatoms;
If m is not 0, R9And RTwoTogether form 3 to 7 carbon atoms and one or more
Forming a heterocycle containing the above heteroatoms; or
RTenAnd RTwoTogether form 3-7 carbon atoms and one or more heteroatoms
Form a heterocyclic ring comprising:
RTenAnd A together comprise 3 to 7 carbon atoms and one or more heteroatoms.
Forming a heterocyclic ring; or
R11And R12Is independently hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl, a
Reel, substituted aryl, aralkyl, substituted aralkyl, consisting of 3-7 atoms
A carbocycle or a substituted carbocycle containing 3 to 7 atoms;
R11And R12Together form an optionally substituted ring containing 3 to 7 atoms
Gain;
R13Is hydrogen, OH, NR7R8, NR11SOTwo(C1-C6Alkyl), NR11
SOTwo(Replacement C1-C6Alkyl), NR11SOTwo(Aryl), NR11SOTwo(Place
Substituted aryl), NR11SOTwo(C1-CThreePerfluoroalkyl); SOTwoNR11(
C1-C6Alkyl), SOTwoNR11(Replacement C1-C6Alkyl), SOTwoNR11(A
Reel), SOTwoNR11(Substituted aryl), SOTwoNR11(C1-CThreePerfluoro
Alkyl); SOTwoNR11(C (O) C1-C6Alkyl); SOTwoNR11(C (O
) -Substitution C1-C6Alkyl); SOTwoNR11(C (O) aryl); SOTwoNR11
(C (O) -substituted aryl); S (O)n(C1-C6Alkyl); S (O)n(Place
Exchange C1-C6Alkyl), S (O)n(Aryl), S (O)n(Substituted aryl),
C1-CThreePerfluoroalkyl, C1-CThreePerfluoroalkoxy, C1-C6A
Lucoxy, substituted C1-C6Alkoxy, COOH, halogen, NOTwoOr CN
R;
R14And R15Is independently hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted
C1-C6Alkyl, CTwo-C6Alkenyl, substituted CTwo-C6Alkenyl, CN, nitr
B, C1-CThreePerfluoroalkyl, C1-CThreePerfluoroalkoxy, ally
, Substituted aryl, aralkyl, substituted aralkyl, R11O (CHTwo)p-, R11C
(O) O (CHTwo)p-, R11OC (O) (CHTwo)p-,-(CHTwo)pS (O)n
R17,-(CHTwo)pC (O) NR11R12Or halogen (where R17Is hydrogen, C1
-C6Alkyl, C1-CThreePerfluoroalkyl, aryl or substituted aryl
) Is;
R16Is hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl or N (R11R12)
Is;
R18Is hydrogen, C1-C6Alkyl, substituted C1-C6Alkyl, C (O) OR9,
C (O) NR11R12, C (O) R11Or S (O)nR11Is;
R19Is R13Or R14As defined in;
X is hydrogen, halogen, N, O, S (O)n, C (O), (CR11R12)pCTwo
-C6Alkenyl, substituted CTwo-C6Alkenyl, CTwo-C6Alkynyl or substituted CTwo
-C6Alkynyl; when X is hydrogen or halogen, R7And R8Is
Not present, X is O, S (O)n, C (O) or CR11R12When, R7Or R8
Only can be present;
Z is O, S or NR11Is;
m is 0-3;
n is 0-2;
p is 0-4;
Alkyl, alkenyl and alkynyl substituents are C1-C6Alkyl, CThree−
C7Cycloalkyl, aryl, substituted aryl, aralkyl, substituted aralkyl,
Hydroxy, oxo, cyano, C1-C6Alkoxy, fluoro, C (O) OR11
, Aryl C1-CThreeAlkoxy, substituted aryl C1-CThreeSelected from alkoxy
And the aryl substituent is RThree, RFourAnd RFiveAs defined for
Or a pharmaceutically acceptable addition salt and / or hydrate thereof, or
Where appropriate, it relates to its geometric or optical isomers or racemic mixtures.
Unless otherwise noted, the following definitions shall apply throughout the specification and claims.
Is done.
Which variable (eg, aryl, heterocycle, R1Well as,
Where any constituent or occurrence occurs more than once in formula I, the definition of the variable is
Is independent of the definition of any other occurrence. Further, a substituent and / or
Is a combination of variable components, such combinations result in stable compounds
Allowed only if
The term "alkyl" refers to branched and straight-chain saturated aliphatic having the specified number of carbon atoms.
Hydrocarbon groups such as methyl (Me), ethyl (Et), propyl, butyl,
Methyl, hexyl, heptyl, octyl, nonanyl, decyl, undecyl, dode
Syl and their isomers such as isopropyl (i-Pr), isobutyl (
i-Bu), s-butyl (s-Bu), t-butyl (t-Bu), isopentane
, Isohexane and the like.
The term "aryl" includes phenyl and naphthyl. As aryl
Is preferably phenyl.
The term “halogen” or “halo” includes fluorine, chlorine, bromine and iodine
Shall be.
As used herein, the term "composition" refers to a product comprising a particular amount of a particular ingredient.
Identify products and, directly or indirectly, specific amounts
And any product obtained by combining the components of the above.
The linking group A is a heteroaromatic group R, including both rings of a benzo-fused heterocyclic group.1
May be attached to any available carbon or heteroatom;13, R14
And R15Also a heteroaromatic group R1Attached to any available carbon atom of
Shall be good.
Also, that many of the above heterocyclic groups can exist in two or more tautomeric forms
Is well known to those skilled in the art. All such tautomers are included within the scope of the present invention.
Shall be
Optical isomer forms of the compounds of the invention, ie, enantiomeric mixtures (eg, racemic
Compounds) or diastereomeric mixtures and individual enantiomers or diastereomers
Rheomers are included. These individual enantiomers generally depend on their optical rotation.
(+) And (-), (L) and (D), (l) and (d), or a combination thereof.
Is represented by In addition, these isomers may be selected depending on their absolute configuration.
It can also be represented by (S) and (R) which mean left and right.
The individual optical isomers are separated using conventional separation techniques, for example,
Treatment with a suitable acid active to separate the diastereomers, then the desired isomer
Can be recovered and manufactured. In addition, individual optical isomers are produced according to an asymmetric synthesis method.
You can also.
In addition, a given chemical formula or name may be referred to as its pharmaceutically acceptable addition salt and its solution.
And solvates (eg, hydrates).
The compounds of the present invention, which are effective as such, are stable, easily crystallizable, have high solubility and
And administration in the form of a pharmaceutically acceptable addition salt to obtain the desired and other desired properties
I can do it.
The compounds of the present invention may be administered in the form of a pharmaceutically acceptable salt. The term `` pharmaceutical
"Acceptable salts" is intended to include all acceptable salts. Examples of acid salts
Is hydrochloric acid, nitric acid, sulfuric acid, phosphoric acid, formic acid, acetic acid, trifluoroacetic acid, propionic acid
, Maleic acid, succinic acid, malonic acid, salts of methanesulfonic acid and the like.
It can be used in dosage forms that alter its solubility or hydrolysis properties,
It can also be used as a preparation or a prodrug preparation. Doctors of the compounds of the invention
Pharmaceutically acceptable salts include sodium, potassium, and the like, depending on the particular functionality of the compound.
Lithium, aluminum, calcium, lithium, magnesium, zinc
Ions, and ammonia, ethylenediamine,
N-methyl-glutamine, lysine, alkynine, ornithine, choline, N, N '
-Dibenzylethylenediamine, chloroprocaine, diethanolamine,
Cain, N-benzylphenethylamine, diethylamine, piperazine, Tris
(Hydroxymethyl) aminomethane and tetramethylammonium hydroxide
And those formed from bases such as These salts follow standard procedures.
For example, by reacting the free acid with a suitable organic or inorganic base, or
It can be prepared by reacting a base with a suitable organic or inorganic acid.
When an acid (—COOH) or alcohol group is present, for example, methyl,
Ethyl, butyl, acetate, maleate, pivaloyloxymethyl, etc.
A depot preparation or a pharmaceutically acceptable ester such as esters known in the art.
Can vary solubility or hydrolysis properties for prodrug formulations.
The compounds of the present invention may have chiral centers other than those whose stereostructure is shown in Formula I
And therefore racemates, racemic mixtures and individual enantiomers or
Such isomeric forms and mixtures thereof may be formed as diastereomers.
Are included in the present invention. In addition, crystalline forms of the compounds of the present invention may include polymorphs
And such polymorphs are intended to be encompassed by the present invention.
. Some of the compounds of the present invention form solvates with water or common organic solvents.
Some gain. Such solvates are also included within the scope of the present invention.
The compounds of the present invention are prepared according to the following reaction scheme. Unless noted otherwise
, All substituents are as defined above.
Scheme A
As shown in Reaction Scheme A, an inert organic solvent such as tetrahydrofuran
Tryptamine in a medium at a temperature of 20 to 65 ° C, preferably 65 ° C for 12 to 48 hours.
(1) is treated with N-carboxyphthalimide to give the corresponding N-phthalimide trip
Tamine derivative (2) is obtained. The N-phthalimidotryptamine (2) is
Inert organics such as hydrofuran, methylene chloride, chloroform or mixtures thereof
Pyridinium hydrobromide perbromine in a solvent at 0 to 25 ° C for 30 minutes to 4 hours
And modified with a brominating agent such as pyrrolidone hydrotribromide.
Then, 2-bromotryptamine (3) is obtained. The bromide (3) is
Weak bases like lithium (0) catalyst, aqueous sodium carbonate and lithium chloride
Using a chloride source such as toluene, benzene, ethanol, propanol or
In an inert solvent such as a mixture, at a temperature of 25-100 ° C, preferably 80 ° C,
6 hours, (substantially S. Gronowitz; AB Hornfeldt;
Y. H. Yang, Chem. Scr. 1986, 26, 311-314
Reacting with arylboronic acid (prepared as in
Obtaining an aryltryptamine derivative (4). Finally, replace (4) with methanol or
Is an aqueous solvent in an inert solvent such as ethanol at a temperature of 0-25 ° C for 4-24 hours.
Treatment with drazine removes the phthalimide group to give tryptamine (5).
Diagram B
As shown in Reaction Scheme B, 1- (3-dimethylaminopropyl) -3
-Ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC), 1,3-dicyclohexyl
Using a coupling reagent such as carbodiimide (DCC) and the like,
Sibenzo
Triazole (HOBt) and N-methylmorpholine (NMM), triethyl alcohol
With or without the addition of tertiary amine bases such as
In an inert organic solvent such as loroform, dimethylformamide or a mixture thereof,
Type 2-aryltryptamine at room temperature or near room temperature for 3 to 24 hours.
Condensation with the carboxylic acid of 6) gives the corresponding amide derivative (7). Or 2
Aryltryptamine (5) in methylene chloride, chloroform, tetrahydro
In an inert organic solvent such as furan, diethyl ether and the like, triethylamine,
In the presence of a tertiary amine base such as diisopropylethylamine, pyridine, etc.
Active ester or acid salt of type (8) at a temperature of 0 to 25 ° C for 30 minutes to 4 hours
(7) can also be obtained by treating with a compound.
Scheme C
As shown in Reaction Scheme C, the amide carbonyl of (7) is
Inert organic solvents such as lofuran, diethyl ether, 1,4-dioxane, etc.
Borane, aluminum hydride at 25 to 100 ° C, preferably 65 ° C for 1 to 8 hours.
Treatment with a lithium lithium or equivalent hydrate source to reduce the corresponding amine compound (9)
obtain.
Scheme D
As shown in Reaction Scheme D, 2-aryltryptamine (5) was
3Å molecular in the presence of weak acids such as fluoroacetic acid (TFA), acetic acid, etc.
Desiccant such as sieve or magnesium sulfate, sodium borohydride or shear
With or without the addition of a hydrate source such as sodium borohydride
, Ethanol, isopropanol, tetrahydrofuran, dichloromethane, chloroform
1-1 in an inert organic solvent such as loform or a mixture thereof at a temperature of 0 to 25 ° C.
2 hours for denaturation by treating with (10) type aldehyde or ketone
A secondary or tertiary amine derivative (11) is obtained.
Schematic E
As shown in Reaction Scheme E, arylhydrazine or arylhydrazide
Hydrochloride (12) is prepared by adding methanol, ethanol, n-propanol,
Polar solvents such as sopropanol, n-butanol, t-butanol, preferably
Is a type of (13) in n-butanol at a temperature of 70 to 120 ° C. for 8 to 24 hours.
Treatment with arylcyclopropyl ketone gives 2-aryltryptamine (5)
obtain. Alternatively, aryl hydrazine or aryl hydrazine hydrochloride (
12) is replaced with methanol, ethanol, n-propanol, isopropanol, n
At room temperature in a polar solvent such as butanol, t-butanol or a mixture thereof.
Min to 2 hours, leaving group at the 4-position (chloride, bromide, iodide, O-methanesulfone
, O-trifluoromethanesulfonate, etc.)
Treated with n-butyl ketone and then heated to a temperature of 65-100 ° C. for 4-24 hours
Then, 2-aryltryptamine (5) is produced.
Scheme F
As shown in Reaction Scheme F, iodoaniline of type (15) was
30 minutes to 5 hours in an inert organic solvent such as ethylamine at a temperature of 50 to 88 ° C.
, Arylacetylene, te
A suitable palladium (0) such as thrakis (triphenylphosphine) palladium
A) reacting with a catalyst, copper (I) halide such as cuprous bromide,
Obtain len (16). The acetylene (16) is converted to an inert substance such as acetonitrile.
In an organic solvent, at a temperature of 50 to 82 ° C. for 30 minutes to 6 hours, palladium (II) chloride or
Further denaturation by treatment with a palladium (II) catalyst such as palladium (II) acetate
Then, 2-arylindole (17) is obtained.
Scheme G
As shown in Reaction Scheme G, 2-arylindole is converted to pure o-chloride.
Xalyl or methylene chloride, chloroform, dichloroethane, tetrahydrofura
O-chloride in an inert organic solvent such as ethylene chloride at a temperature of 25-65 ° C for 3-24 hours.
Treatment with xalyl gives the acyl chloride adduct (18). The crude product (18)
, Diethyl ether, tetrahydrofuran, methylene chloride, chloroform, etc.
In an inert organic solvent such as, triethylamine, diisopropylethylamine or
30 minutes to 4 hours at a temperature of 0 to 25 ° C. in the presence of an amine base such as pyridine,
When reacted with an amine of type (19), an amide derivative (20) is obtained. The
The amide (20) is treated in an inert organic solvent such as tetrahydrofuran at elevated temperature, preferably.
For 1-5 hours at reflux temperature, such as borane or lithium aluminum hydride
Further denaturation by treatment with a reducing agent gives compound (21).
Diagram H
As shown in Reaction Scheme H, an N-benzyl derivative of the type (22a) or
Is obtained by converting the (22b) type N-benzyloxycarbonyl derivative into 30% aqueous acetic acid.
Tetrahydrofuran, ethyl acetate, methanol, ethanol
For 10 minutes to 3 hours or in an inert organic solvent such as alcohol or a mixture thereof.
Hydrogen (1 atm) and paraffin until the reel group is removed to give a secondary amine
Reduction by treatment with a suitable catalyst such as didium-charcoal, palladium hydroxide-charcoal, etc.
And the secondary amine analog (7) is obtained.
Scheme I
As shown in Reaction Scheme I, nitroindole of type (24) was
Water in an inert organic solvent such as ethanol, methanol, etc. for 2 to 12 hours at room temperature.
Elemental (1 atm) and Ra
The indole derivative (25) is obtained.
Schematic J
As shown in Reaction Scheme J, aminoindole or hydroxyindole
(25) can be modified by acylation under a variety of conditions. For example, (25)
Such as methylene chloride, chloroform, tetrahydrofuran or a mixture thereof.
Acid chloride, acid anhydride or active ester in an active organic solvent at 0 ° C. to room temperature for 1 to 12 hours.
Ter, triethylamine, diisopropylethylamine, pyridine, etc.
Treatment with such an amine base gives the corresponding amide or ester derivative (26). Ah
Or (25)
May be coupled with a carboxylic acid using one of the many conventional dehydrating agents
. For example, aminoindole (25) can be obtained by converting methylene chloride, chloroform, dimethyl
Room temperature or near room temperature in a small active organic solvent such as ruformamide or a mixture thereof
1-hydroxybenzotriazole (HOBt) at a temperature for 3 to 24 hours, and N
Tertiary amine salts such as methylmorpholine (NMM), triethylamine, etc.
With or without the addition of a group, the appropriate carboxylic acid and 1- (3-dimethylaminopropyl
Ropyl) -3-ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC), 1,3-disi
Treatment with clohexylcarbodiimide (DCC) or the like gives the corresponding amide or ester.
To obtain a derivative (26).
Schematic K
As shown in Reaction Scheme K, the urea or carbamate derivative of (25)
, Methylene chloride, chloroform, dimethylformamide, tetrahydrofuran or
In an inert organic solvent such as a mixture thereof at a temperature of 0 to 65 ° C. for 1 to 72 hours, (
Carbamoyl chloride of type 27a) or isocyanate reagent of type (27b)
And pyridine, triethylamine, diisopropylethylamine, N-methyl
Treatment with an amine base such as ruphorin provides (28). Compound(
25) in an inert solvent such as methylene chloride, chloroform, etc.
Pyridine, triethylamine, diisopropylethyl
With or without the addition of amine bases such as amine, N-methylmorpholine
Phosgene, triphosgene, 1,1'-carbonyldiimidazole, N, N'-di
Denature by treating with bis (electrophilic) reagent such as succinimidyl carbonate
May be. The reaction mixture is then heated at a temperature of -20 to 25 ° C. for 1 to 5 hours,
Treatment with an appropriate mono- or di-substituted amine gives the urea or carbamate analog (2
8) is obtained.
Schematic L
As shown in Reaction Scheme L, amine (25) was converted to methylene chloride, chloro
In an inert solvent such as form, dichloroethane, etc. at a temperature of -20 to 25 ° C.
0 minutes to 2 hours, suitable sulfonyl chloride of type (29) or salt of type (30)
Sulfide, triethylamine, diisopropyl
When treated with an amine base such as ethylamine or N-methylmorpholine,
And the corresponding N-sulfonamide (31) derivative or N-sulfamylamide (3
2) A derivative is obtained.
Schematic M
As shown in Reaction Scheme M, 2-aryltryptamine (33) was
Tanol, ethanol, isopropanol, butanol, t-butanol or
For 8 to 20 hours in an inert organic solvent such as a mixture of
When denatured by treatment with an epoxide such as 34), the corresponding amino-alcohol is induced.
A conductor (35) is obtained.
Schematic N
As shown in Reaction Scheme N, acid-containing indole derivatives such as (36)
Amide derivatives of methylene chloride, chloroform, tetrahydrofuran, dimethyl
Room temperature or near room temperature in an inert organic solvent such as ruformamide or a mixture thereof
At the temperature for 3 to 24 hours, the appropriate amine (R12R11NH) and 1-hydroxybenzo
Triazole (HOBt), N-methylmorpholine (NMM), triethyl
With or without the addition of tertiary amines such as amines
1-yloxy
-Tris (pyrrolidino) phosphonium hexafluorophosphate (PyBOP)
), Benzotriazol-1-yloxy-tris (dimethylamino) phosphonium
Muhexafluorophosphate (BOP), 1- (3-dimethylaminopropyl)
) -3-Ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC), 1,3-dicyclohexane
Treat with a suitable coupling agent such as xylcarbodiimide (DCC)
And the corresponding amide derivative (37) is obtained.
The compounds of the present invention are useful in the treatment of various sex hormone related conditions in men and women.
is there. The potency is shown by the activity in the following in vitro assay
The ability of the compound to act as an antagonist of the neuropeptide hormone GnRH
Proven.Rat Pituitary GnRH Receptor Binding Assay
:
Crude plasma membrane prepared from rat pituitary tissue was isolated from bovine serum albumin (0.1%
), [I-125] Dt-Bu-Ser6-Pro9-ethylamide-GnR
H, and Tris.Hcl buffer (50 mM, pH
Incubated in 7.5). The assay mixture is 90-1 at 4 ° C.
Incubate for 20 minutes, then filter quickly, through a glass fiber filter
Washed repeatedly. Measure the radioactivity of the radioligand bound to the membrane with a gamma counter.
Specified. From this data, it can be seen that GnRH receptor binds in the presence of the test compound.
Radioligand IC50Predicted.LH release inhibition assay
The active compound from the GnRH receptor binding assay was
(Block GnRH-induced LH release as further assessed in a release assay.
C) The antagonist activity of the compound was confirmed.
1. Sample preparation
Compounds to be assayed were dissolved and diluted in DMSO. Incubation medium
The final concentration of DMSO in was 0.5%.
2. Assay
Charles River Laboratories (Wilmington
on, MA) obtained Wistar male rats (150-200 g). Rat
Maintained at a constant temperature (25 ° C.) under a cycle of 12 hours of illumination and 12 hours of darkness
.
Rat food and water were available ad libitum. Decapitate and kill animals, pituitary
Of Hanks in a 50 ml polypropylene centrifuge tube
Placed in saline solution (HBSS). Centrifuge the collection tube at 250 xg for 5 minutes,
HBSS was removed by suction. Transfer the pituitary gland to a disposable Petri dish and slice with a scalpel
Was. The sliced tissue was then placed in a 50 ml disposable centrifuge tube,
HBSS containing 0.2% collagenase and 0.2% hyaluronidase
In three consecutive 10 ml aliquots. Lightly at 37 ° C for 30 minutes in a water bath
The cells were dispersed with stirring. After the incubation, the cells are pipetted for 20
Aspirate ~ 30 times and allow undigested pituitary fragments to sediment for 3-5 minutes. Aspirate suspended cells
Removed and then centrifuged at 1200 xg for 5 minutes. The cells are then cultured
Resuspended in nutrient medium. Undigested pituitary fragments are mixed with collagenase / hyaluronidase
A 30 ml digestive enzyme aliquot as described above to digest a total of three times with the compound
Processed. The resulting cell suspensions were pooled, counted and 3 × 10FiveCells / ml
And diluted 1.0 ml of the suspension to a 24-well tray (Costar,
(Cambridge, MA). Cells, wet
5% CO moistenedTwoMaintained at 37 ° C. in a −95% air atmosphere for 3-4 days. culture
The medium is 0.37% NaHCOThree, 10% horse blood serum, 2.5% fetal bovine serum,
DME containing 1% non-essential amino acids, 1% glutamine and 0.1% gentamicin
M. On the day of the experiment, three times one and a half hours before the experiment, and two
Times, 0.37% NaHCOThree, 10% horse serum, 2.5% fetal calf serum, 1%
Non-essential amino acids (100 ×), 1% glutamine (100 ×), 1% penicillin /
Streptomycin (10,000 units of penicillin per ml and 10,000
0 μg streptomycin) and 25 mM PEPES (pH 7.5)
The cells were washed with DMEM. For each duplicate well, 2 nM GnRH was added.
1 ml of fresh medium containing test compound in the presence was added to initiate LH release.
Incubation was performed at 37 ° C. for 3 hours. After incubation, remove the medium.
Removed and centrifuged at 2,000 xg for 15 minutes to remove any cellular material. The supernatant
Take out, A. F. Dr. Parlow (Harbor-UCLA Medica)
l Center, Torrance, CA).
Assay for the LH content of the supernatant according to the antibody RIA method
did.
Compounds of Formula I are useful in many areas where GnRH is involved. The compound
Things include sex hormone related symptoms, sex hormone dependent cancer, benign prostatic hyperplasia or uterus
Useful in fibroids. It may be advantageous to administer a compound of the invention.
Remon-dependent cancers include prostate, uterine, breast and pituitary gonad-stimulating hormones.
Monkey adenomas are included. Other sex forms in which administration of the compounds of the invention may be advantageous
Dependent cancers include endometriosis, polycystic ovarian disease, uterine leiomyoma, and puberty.
Premature onset is included. The compound is an angiogenic compound such as enalapril or captopril.
Angiotensin II receptor, such as the otensin converting enzyme inhibitor losartan
Can be used in combination with antagonists or renin inhibitors to treat uterine leiomyomas
Wear.
The compounds of the present invention can be used as contraceptives in men and women to control pregnancy, in vitro insemination, menstruation
Treatment of pre-syndrome, treatment of erythematous lupus, treatment of (masculine) hirsutism, irritable bowel symptoms
It may also be useful in treating groups and in treating sleep disorders such as sleep apnea.
The compounds of the present invention may further provide growth hormone therapy in growth hormone deficient children.
It can be used as an agent. The compound is a growth hormone.
Can be administered with compounds that increase endogenous production or release of mon or growth hormone
. Certain compounds have been developed that stimulate the release of endogenous growth hormone. Intrinsic
Peptides known to stimulate growth hormone release include growth hormone release.
Exogenous hormone, growth hormone releasing peptide GHRP-6 and GHRP-1 (US
No. 4,411,890, PCT Patent Application Publication No. WO 89/07110 and P
CT Patent Application Publication No. WO89 / 07111) and GHRP-2 (PCT
Patent Application Publication No. WO 93/04081) and hexarelin
[J. Endocrinol Invest. , 15 (Appendix 4), 45 (199
2)]. Other compounds that stimulate the release of endogenous growth hormone are, for example,
For example, it is disclosed in the following documents: U.S. Pat.
No. 036,979, No. 4,411,890, No. 5,206,235, No.
Nos. 5,283,241, 5,284,841, 5,310,737
No. 5,317.017, No. 5,374,721, No. 5,430,
Nos. 144, 5,434,261 and 5,438,136; EPO Patent
Application Publication Nos. 0,144,230 and 0,513,974,
PCT Patent Application Publication Nos. WO94 / 07486, WO94 / 08583, W
O94 / 11012, WO94 / 13696, WO94 / 19367
WO95 / 03289, WO95 / 03290, WO95 / 096
No. 33, WO95 / 11029, WO95 / 12598, WO95 /
13069, WO95 / 14666, WO95 / 16675, WO
Nos. 95/16692, WO95 / 17422, WO95 / 17423,Science
,260, 1640-1643 (June 11, 1993);An n. Re. Med. Chem
. ,28177-186 (1993);Bio rg. Med. Chem. Ltrs
. ,4(22), 2709-2714 (19
94); andProc. Natl. Acad. Sci. USA 92, 7001
-7005 (July 1995).
Representative preferred growth hormone secretagogues used in combinations of the invention
Has the following compounds:
(1) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(1H-Indol-3
-Yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
(2) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanecarbonylspiro
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(1H-Indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanaa
Mid;
(3) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-benzenesulfonylspi)
B [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl]-
2- (1H-indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropane
Amide;
(4) N- [1 (R)-[(3,4-dihydro-spiro [2H-1-benzopy
Run-2,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2- (1H-yne
$ -3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
(5) N- [1 (R)-[(2-acetyl-1,2,3,4-tetrahydros
Pyro [isoquinoline-4,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(Indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
(6) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidi
] -1'-yl) carbonyl] -2- (phenylmethyloxy) ethyl] -2
-Amino-2-methylpropanamide;
(7) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(Phenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide
Methanesulfonate;
(8) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(2 ', 6'-difluorophenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2
-Methylpropanamide;
(9) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonyl-5-
Fluorospiro [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) ca
Rubonyl] -2- (phenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-methyl
Propanamide;
(10) N- [1 (S)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspi)
B [3H-indole-3,4'-piperidi
] -1'-yl) carbonyl] -2- (phenylmethylthio) ethyl] -2-
Amino-2-methylpropanamide;
(11) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspi)
B [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl]-
3-phenylpropyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
(12) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspi)
B [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl]-
3-cyclohexylpropyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
(13) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspi)
B [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl]-
4-phenylbutyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
(14) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspi)
B [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl]-
2- (5-Fluoro-1H-indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-
Methyl propanamide;
(15) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonyl-5
-Fluorospiro [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl)
Carbonyl] -2- (5-fluoro-1H-indol-3-yl) ethyl] -2
-Amino-2-methylpropanamide;
(16) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1- (2-ethoxycarbo)
Nyl) methylsulfonylspiro [3H-indole-3,4'-piperidine]-
1'-yl) carbonyl] -2- (1H-indol-3-yl) ethyl] -2-
Amino-2-methylpropanamide;
(17) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1,1-dioxospiro [
3H-benzothiophene-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl]
-2- (phenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-methylpropana
Mid;
And pharmaceutically acceptable salts thereof.
The compounds of the present invention include bisphosphonates (bisphosphonic acids) and growth hormone components.
In combination with other agents, such as secretion enhancers (eg, MK-0677),
And prevention of um, phosphorus and bone metabolism disorders, especially therapy with GnRH antagonists
Medium bone defect
And estrogen, progesterone and / or andro
Bone loss or hot flashes during therapy with GnRH antagonists in combination with
It can be used for prevention or treatment of such hypogonadal symptoms.
Bisphosphonates (bisphosphonic acids) are known to inhibit bone resorption.
Osteopathy disclosed in US Patent No. 4,621,077 to Rosini et al.
Useful for the treatment of
Various bisphosphonic acids useful in the treatment and prevention of diseases associated with bone resorption have been published in the literature.
It is shown. Representative examples of such compounds can be found in the following literature:
No. 3,251,907, No. 3,422,137, No. 3,584,12
No. 5, 3,940,436, 3,944,599, 3,962
No. 4,432, No. 4,054,598, No. 4,267,108, No. 4,
Nos. 327,039, 4,407,761, 4,578,376,
Nos. 4,621,077, 4,624,947 and 4,746,654
No. 4,761,406, No. 4,922,007, No. 4,942,
Nos. 157, 5,227,506 and 5,270,365, EPO patents
Application Publication No. 0,252,504
No., andJ. Org. Chem. ,36, 3843 (1971).
Methods for making bisphosphonic and halobisphosphonic acids are well known in the art. The
A representative example of the method is that it is useful for treating disorders of calcium or phosphorus metabolism,
In particular, it can be found in the above references which disclose the compounds as bone resorption inhibitors
.
Preferred bisphosphonates are selected from the group consisting of the following compounds:
Ndronic acid, etidronic acid, clodronic acid, pamidronic acid, tiludronic acid,
Dronic acid, 6-amino-1-hydroxy-hexylidene-bisphosphonic acid and 1
-Hydroxy-3 (methylpentylamino) -propylidene-bisphosphonic acid,
Or any pharmaceutically acceptable salt thereof. Certain preferred bisphosphonates are
Alendronic acid (alendronate) or a pharmaceutically acceptable salt thereof. In particular
Preferred bisphosphonates are those that include alendronate sodium trihydrate.
It is sodium nandronate. Alendronate sodium is
Have gained.
Further, the compound of the present invention may be finasteride or epris.
5α-reductase 2 inhibitors such as terides; WO 93/23420 and W
4,7β-dimethyl-4-aza-5α disclosed in O95 / 11254
-Cholestan-3-one, 3-oxo-4-aza-4,7β-dimethyl-16β
-(4-chlorophenoxy) -5α-androstane and 3-oxo-4-aza
Like 4,7β-dimethyl 16β- (phenoxy) -5α-androstane
5α-reductase 1 inhibitor; disclosed in WO95 / 07927,
Oxo-4-aza-17β- (2,5-trifluoromethylphenyl-carbamo
Yl) -5α-reductase 1 and 5α-reductase such as 5α-androstane
Dual inhibitors of enzyme 2 such as Flutamide, Casodex and Cyproterone acetate
Antiandrogens and prazosin, terazosin, doxazosin, tamsulosi
And an alpha-1 blocker such as alfuzosin.
In addition, the compounds of the present invention may be used as growth hormones, growth hormone releasing hormones or growth hormones.
Used in combination with long hormone secretagogues to delay puberty in growth hormone deficient children.
To allow the epiphyses to fuse in puberty and continue to grow before growth stops
it can.
Combination of two or more active substances present in separate dosage forms
In the case of combination therapy, the active substances may be administered separately or in combination.
May be given. In addition, one component may be administered prior to administration of the other drug or with one drug.
It may be administered initially or after administration of the agent.
Pharmaceutical compositions containing the active ingredient may be in a form suitable for oral administration, such as tablets,
Pills, medicated drops, aqueous or oily suspensions, dispersible powders or granules,
Emulsions, hard or soft capsules, or syrups or elixirs
Agent. Oral compositions are well known in the art for preparing pharmaceutical compositions.
It can be manufactured according to any desired method, and such a composition has an elegant appearance as a pharmaceutical and
Sweeteners, flavoring / flavoring agents, coloring agents, and preservatives in order to provide formulations with a delicious taste
May comprise one or more substances selected from the group consisting of: Tablets are suitable for tablet manufacturing.
Active ingredients in admixture with non-toxic pharmaceutically acceptable excipients. These shaping
Agents include, for example, calcium carbonate, sodium carbonate, lactose, calcium phosphate
Diluents such as sodium chloride or sodium phosphate; granulating and disintegrating agents;
Starch or alginic acid; binders such as starch, gelatin or red oak
A; and a lubricating agent such as magnesium stearate
, Stearic acid or talc. Tablets do not need to be coated
Chair, coated according to known methods to delay disintegration and absorption in the gastrointestinal tract,
The effect may be maintained for a long time. For example, glyceryl monostearate or
May use a depot substance such as glyceryl distearate. Tablets US Patent
Nos. 4,256,108, 4,166,452 and 4,265,87
No. 4 to form a osmotic therapeutic tablet for controlled release
You can also.
Oral formulations include the active ingredient and an inert solid diluent, such as calcium carbonate, phosphoric acid
As a hard gelatin capsule mixed with calcium or kaolin, or
Active ingredient and water or oily medium such as peanut oil, liquid paraffin or
It can also be presented as a soft gelatin capsule mixed with leave oil.
Aqueous suspensions contain the active ingredients in admixture with excipients suitable for the manufacture of aqueous suspensions.
Such excipients may be suspending agents, for example, sodium carboxymethyl cellulose.
, Methylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose, sodium alginate
Lium, polyvinylpyrrolidone, tragacanth gum and acacia gum
Yes; dispersing or wetting agents can be natural phosphatides (eg, lecithin) or
Condensates of kylene oxide and fatty acids (eg polyoxyethylene stearate)
Or a condensate of ethylene oxide and a long-chain fatty alcohol (eg, heptadecaethyl
Len-oxycetanol) or ethylene oxide and fatty acids and hexitol
Condensates with derived partial esters (eg polyoxyethylene sorbitol
Nooleate) or from ethylene oxide and fatty acids and hexitol anhydride
Condensates with derived partial esters (eg polyethylene sorbitan monooleate)
). Aqueous suspensions may further comprise one or more preservatives, for example, ethyl.
, N-propyl or p-hydroxybenzoate, one or more colorants, one or more
Flavoring and flavoring agents, and one or more sweetening agents, such as sucrose, saccharin or
May include aspartame.
Oily suspensions may contain an active ingredient in a vegetable oil (eg, peanut oil, olive oil, sesame oil).
Or coconut oil) or mineral oil (eg liquid paraffin). Oily
Suspensions include thickening agents such as beeswax, hard paraffin or cetyl alcohol.
May be included. Addition of the above sweeteners and flavors / flavors will make
And an oral preparation can be obtained. These compositions contain an acid such as ascorbic acid.
An antioxidant may be added and stored.
Dispersible powders and granules suitable for preparing an aqueous suspension by adding water include dispersing agents
Or it contains the active ingredient in admixture with a wetting agent, suspending agent and one or more preservatives. Suitable
Examples of suitable dispersing or wetting agents and suspending agents are described above. In addition, excipients,
For example, sweetening agents, flavoring / flavoring agents, and coloring agents may be added.
The pharmaceutical composition of the present invention may be in the form of an oil-in-water emulsion. Oily phase
Can be vegetable oils (eg, olive oil or peanut oil) or mineral oils (eg, liquid paraffin).
) Or a mixture thereof. Suitable emulsifiers include natural phosph
Derived from fatty acids (eg, soy and lecithin), fatty acids and hexitol anhydrides
Esters or partial esters (eg, sorbitan monooleate), and
Condensates of the partial esters with ethylene oxide (eg, polyoxyethylene
Rubitan monooleate). Emulsions are more sweetening and flavoring
-It may contain a flavoring agent.
Syrups and elixirs include sweetening agents such as glycerol, propyle
Glycol, sorbitol or sucrose
May be blended. Such preparations may contain demulcents, preservatives, flavoring and flavoring agents and coloring agents.
It may further include.
The pharmaceutical compositions of this invention may be in the form of a sterile injectable aqueous or oleaginous suspension.
No. The suspending agent can be prepared by using a known dispersing or wetting agent and a suspending agent as described above.
It can be dispensed according to the law. Sterile injectable preparations include, for example, 1,3-butanediol
Sterile injectable in non-toxic pharmaceutically acceptable diluents or solvents, such as solutions in
It may be a liquid solution or suspension. Among the acceptable vehicles and solvents that may be employed are
, Water, Ringer's solution and isotonic sodium chloride solution. In addition, solvent or suspension
Sterile fatty oils are conventionally used as the conversion medium. For this purpose, synthetic objects or
May use any non-irritating fatty oil, including diglycerides. Also, oleic acid
Such fatty acids have also been used in the manufacture of injections.
The compounds of formula I may also be administered in the form of suppositories for enteral administration of the drug.
. These compositions allow the drug to be solid at room temperature but liquid at intestinal temperature.
Can be manufactured by mixing with a suitable non-irritating excipient which will melt in the rectum and release the drug.
You. Such materials are cocoa butter and polyethylene glycol.
For topical administration, creams, ointments, jellies, solutions or suspensions containing the compound of formula I
A turbidity agent or the like is used. (For this purpose, a mouthwash as a topical formulation and
Mouthwash included. )
The compounds of the invention may be administered in a nasal form using a suitable nasal vehicle topically, or
It can be administered via the transdermal route using transdermal skin patch forms well known to the artisan.
You. To be administered in a transdermal dosage form, the dosage must be administered intermittently throughout the regimen.
Of course, rather than being administered continuously, of course. The compound of the present invention comprises cocoa
Butter, glycerogelatin, hydrogenated vegetable oils, polyethylene glycos of various molecular weights
A base such as a mixture of polyester glycols and fatty acid esters of polyethylene glycol.
It can also be administered as a suppository.
Dosage regimens using the compounds of the present invention will depend on the patient's body type, species, age, weight, sex and
Medical condition; severity of the condition to be treated; route of administration; renal liver function of the patient;
The choice will depend on a variety of factors, including the particular compound being tested. Have normal skills
If you are a marshal or veterinarian, you are required to prevent, antagonize, prevent or ameliorate the progression of the condition
An effective amount of the drug could be readily determined and prescribed. Works without toxicity
To obtain the optimal drug concentration within a certain range,
Requires a kinetic-based plan of drug utilization for the target site. This includes drugs
Considerations for agent distribution, equilibrium and elimination are included. Useful in the method of the present invention
The dosage of the compound of formula I is from 0.01 to 1,000 per adult per day.
A range of 0 mg is preferred. A dosage in the range of 0.1 to 500 mg per day is best
preferable. For oral administration, the composition contains 0.01-1,000 mg of active ingredient.
Tablets, especially for adjusting the dosage according to the symptoms for the patient to be treated
0.01, 0.05, 0.1, 0.5, 1.0, 2.5, 5.0, 10.0
Containing 15.0, 15.0, 25.0, 50.0, 100 and 500 mg of active ingredient
Preferably, it is administered in the form of An effective amount of a drug is usually 1 kg body weight per day.
It is administered at a dosage level of about 0.0002 to about 50 mg per dose. The range is one day
It is more preferred that the amount be about 0.001 to 1 mg per kg of body weight.
The active substance of the present invention may be divided into one, two, three or four times a day.
Advantageously, administration is carried out.
The amount of active ingredient that can be combined with a carrier material to produce a single dosage form will vary
It depends on the patient and the particular mode of administration.
However, a particular dosage level for a particular patient may
Age, weight, general health, gender, diet, time of administration, route of administration, excretion rate,
Various factors, including drug combinations and the severity of the particular disease being treated
According to.
The following examples illustrate the preparation of some of the compounds of the present invention.
The examples do not limit the invention disclosed herein.Example 1
1- [2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indole-3-i [Ethylamino] -3- (pyridin-4-yloxy) propan-2-ol
2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indol-3-yl]
To a solution of ethylamine (118 mg) (4 mL of dehydrated methylene chloride) was added 4-oxy
Ranylmethoxypyridine 20 mg was added and the mixture was heated to 80 ° C. in an oil bath.
. After 6 hours, the mixture was concentrated under reduced pressure and flash chromatographed on silica gel.
Fee (methylene chloride: methanol: ammonium hydroxide 90: 10: 1)
To give the title compound (53 mg). m / e = 448 (M + H).
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 1.
Example 2.1
{2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl]- Ethyl}-(5-pyridin-4-yl-pentyl) -amine Step 2.1A: 2- [2- (1H-indol-3-yl) -ethyl] -isoy Ndole-1,3-dione
2- (1H-indol-3-yl) ethylamine (2.0
g) in 20 mL of dehydrated tetrahydrofuran.
Luimide (2.85 g) was added and the mixture was heated to reflux in an oil bath. 48 hours later,
The reaction solution was cooled to room temperature, filtered, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The obtained solid is
Suspended in a mixture of xane / methylene chloride (2.5: 1) and filtered. Recovered solid
By flash chromatography (methylene chloride: methanol 97: 3)
Purification gave the title compound (3.1 g).Step 2.1B: 2- [2- (2-bromo-1H-indol-3-yl) -ethyl Ru] -isoindole-1,3-dione
2- [2- (1H-indol-3-yl) -ethyl] -isoindole-1
, 3-dione (1.0 g) solution (dehydrated tetrahydrofuran 10 mL and dehydrated
Pyridinium bromide / perbromide in a mixed solvent of chloroform (10 mL) at 0 ° C.
(1.14 g) was added and the reaction was stirred at 0 ° C. 50 minutes later, saturated sodium bicarbonate
The reaction was stopped by adding lithium and extracted with ethyl acetate. Organic phase saturated sodium bicarbonate
Wash with lium (3 times) and 0.3 M sodium bisulfate (3 times)
Dehydrated with calcium. Flash chromatography on silica gel (hexane:
The concentrate was purified by ethyl acetate (3: 1) to give the title compound (1.2 g).
.Step 2.1C: 2- {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indo 3-yl] -ethyl} -isoindole-1,3-dione
2- [2- (2-bromo-1H-indol-3-yl) -ethyl] -isoi
A solution of indole-1,3-dione (150 mg) (toluene 5 mL and ethanol
5mL mixed solvent), 3,5-dimethylphenylboronic acid (85mg) and
To the was added 1.0 mL of 1M sodium carbonate. While stirring the solution, add
(60 mg) followed by tetrakis (triphenylphosphine) palladium (
28 mg) was added and the mixture was heated to reflux in an oil bath. After 4 hours, cool the mixture
It was brought to room temperature and concentrated under reduced pressure. Flash chromatography on silica gel (
Purification by hexane: ethyl acetate 5: 1) gave the title compound (146 mg).
) Got.Step 2.1D: 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole- 3-yl] -ethylamine
2- {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-i
Andn-3-yl] -ethyl} -isoindole-1,3-dione (87 mg
) In a solution of 4 mL of tetrahydrofuran and 4 mL of ethanol).
0.6 mL of 5% aqueous hydrazine was added, and the reaction solution was stirred at room temperature. 18 hours later,
The mixture is concentrated under reduced pressure and flash chromatography on silica gel (chloride
Purification with methylene: methanol: ammonium hydroxide 9: 6: 1)
The title compound (54 mg) was obtained.Step 2.1E: {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole -3-yl] -ethyl}-(5-pyridin-4-yl-pentyl) -amine
2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl]-
Ethylamine (162 mg) and 5- (4-pyridyl) -pentanal (10
0 mg) in anhydrous magnesium sulfate (735 mL).
mg) was added and the mixture was stirred at 0 ° C. for 15 minutes. So, sodium borohydride
(92.7 mg), then 3 mL of dehydrated methanol, and the mixture was brought to 0%.
Stirred at ° C. After 1 hour, the reaction was stopped by pouring into water (25 mL),
Stir for minutes and extract with methylene chloride (4 x 25 mL). The combined organic phases into charcoal
Dehydrate with potassium citrate, concentrate under reduced pressure and flash the residue on silica gel.
Purification was performed by press chromatography (methylene chloride: methanol 95: 5).
Thus, the title compound (172 mg) was obtained. m / e = 412 (M + H).Production of synthetic intermediates Step A: 5- (4-pyridyl) -4-pentyn-1-ol
4-Bromopyridine hydrochloride (3.89 g) was added to triethylamine (25 mL).
And water (5 mL). Anhydrous lithium chloride (848mg
), Cuprous bromide powder (30 mg) and 5-pent-4-yn-1-ol (1
. 68 g) is added to the pyridine salt, the mixture is stirred and a stream of active nitrogen gas is added to the solution.
Gently pass for about 15 minutes, then add tetrakis (triphenylphosphine)
(231.1 mg) was added. The reaction mixture was heated to reflux under a nitrogen atmosphere,
The flow was maintained for 2.5 hours, after which the heating was stopped and the reaction was allowed to stand at room temperature. Athe
And the reaction product was taken. Water layer with ether
Extract (4 x 50 mL), dehydrate the combined extracts with anhydrous sodium sulfate powder
Was. The extract was filtered and evaporated under reduced pressure to give a dark brown oil. So get
Brown
Column chromatography using only the oily ethyl acetate as eluent.
To give 5- (4-pyridyl) -4-pentyn-1-ol as a yellow oil (2.1 g).
) Got. It gradually solidified upon standing at room temperature and became slightly dark.Step B: 5- (4-pyridyl) -pentan-1-ol
The 5- (4-pyridyl) -4-pentyn-1-ol obtained in the previous step (1.5
g) was dissolved in methanol (35 mL) in a pearl hydrogenation bottle, and platinum (IV) oxide (
Adams' catalyst) (0.3 g) was added. Pearl bottle for pearl hydrogenation equipment
And the solution was hydrogenated at 40 psi for 5.5 hours, after which the material was
Was determined to have been consumed. The spent catalyst is removed by filtration through a celite bed,
The light layer was carefully washed with forced methanol. About the combined filtrate
The solvent was distilled off with a rotary evaporator under reduced pressure.
Column chromatography on short silica columns using neat ethyl acetate as eluent
Luffing gave the title compound (1.4 g).Step C: 5- (4-pyridyl) -pentanal
Oxalyl chloride (2 mL of a 2M dehydrated methylene chloride solution) was dried in a dryer.
Place in a dried and cooled flask and cool using a dry ice-acetone cooling bath.
To −78 ° C., and a solution of DMSO (632 mg) in dehydrated methylene chloride (1 mL) was added.
The mixture was added dropwise to oxalyl chloride over 3 minutes, and the mixture was further stirred for 3 minutes. [5- (
Dehydrated methylene chloride (4-pyridyl) -4-pentan-1-ol (0.6 g)
5 mL) solution was added to the reaction flask over about 3 minutes and the reaction was stirred for 15 minutes
. Anhydrous triethylamine (2.82 mL) was added and the reaction mixture was stirred for another 2 hours.
Stirred. During the stirring, the temperature of the cooling bath was raised to room temperature. Add saturated brine
And the reaction was partitioned with methylene chloride. Discard the aqueous layer and add methyl chloride
The extract is dried over anhydrous sodium sulfate powder, filtered and evaporated under reduced pressure.
And an oily residue remained. Chromatography on silica gel using ethyl acetate as eluent
The product was isolated by column chromatography (488 mg).Example 2.2
{2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indol-3-yl] Ethyl}-[3- (1H-indol-5-yl) propyl] amine Step 2.2A: N- {2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-yne Dole-3-yl] ethyl} -3- (1H-indol-5-yl) propion Amide
A solution of 3- (1H-indol-5-yl) propionic acid (50 mg) (N,
N-dimethylformamide (2.5 mL) at 0 ° C. with 1-hydroxybenzotria
Sol 43 mg followed by 1- (3-dimethylaminopropyl) -3-ethylcarbo
Diimide hydrochloride (71 mg) was added and the mixture was warmed to room temperature. 23 minutes later, 2
-[2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indol-3-yl] -d
155 mg of tylamine were added and the mixture was stirred at room temperature for another hour. Then water
In addition, stop the reaction and mix
The mixture was extracted with ethyl acetate. Wash the combined organic phases with water and brine,
Dehydrate with sodium citrate and flash chromatograph the concentrated oil on silica gel
(Methylene chloride: methanol 95: 5) to give the title compound (1
11 mg).Step 2.2B: {2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indole] Ru-3-yl] ethyl}-[3- (1H-indol-5-yl) propyl] a Min
N- {2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indole-3-
Yl] ethyl} -3- (1H-indol-5-yl) propionamide (60
mg) solution (2.0 mL of dehydrated tetrahydrofuran) at 0 ° C.
26 mg of aluminum was added and the mixture was heated to 77 ° C. in an oil bath. 5.5 o'clock
After a while, the mixture was cooled to 0 ° C., quenched by adding 0.025 mL of water,
The suspension was filtered through a sodium sulfate layer, and the filtrate was concentrated under reduced pressure.
did. Flash chromatography (methylene chloride: methanol 92: 8)
Preparation of the title compound (32 mg). m / e = 454 (M + H).
Following a procedure similar to that described in Examples 2.1 and 2.2, the following compounds
Was manufactured.
Example 3 [3- (3H-benzimidazol-5-yl) -allyl]-{2- [2- (3 , 4-Dimethoxyphenyl) -1H-indol-3-yl] -ethyl} -amido N Step 3A: {2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indole- 3-yl] -ethyl}-[3- (1-methanesulfonyl-1H-benzimidazo 5-yl) -allyl] amine
3- (1H-benzimidazol-5-yl) -2-propen-1-ol (
44 mg) (2 mL of methylene chloride and 0.1 m of N, N-dimethylformamide)
L mixed solvent) at 0 ° C, 346 mg of tetrabutylammonium bromide,
0.110 mL of pyrethylamine and 100 mg of methanesulfonic anhydride were added to this.
The order was added and the mixture was warmed to room temperature. After 1 hour, the mixture was added to 2- [2
-(3,4-Dimethoxyphenyl) -1H-indol-3-yl] -ethyla
A solution of min (300 mg) (6 mL of methylene chloride and N, N-dimethylform)
(1.5 mL mixed solvent of amide) and continued stirring for 2.5 hours. So the mixture
Is concentrated under reduced pressure and the residue is filtered over silica gel.
Purify by lash chromatography (methylene chloride: methanol 91: 9).
To give the title compound (24 mg).Step 3B: [3- (3H-benzimidazol-5-yl) -allyl]-: 2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indol-3-yl] -ethyl Ru-amine
{2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H-indol-3-yl
] -Ethyl}-[3- (1-methanesulfonyl-1H-benzimidazole-5
-Yl) -allyl] amine (24 mg) in 1.5 mL of methanol at 0 ° C.
Add 0.225 mLw of 2N potassium hydroxide solution with and heat the mixture to room temperature.
Was. After 1.5 hours, the reaction was stopped by adding 0.30 mL of 1N hydrochloric acid, and concentrated under reduced pressure.
And flash chromatography on silica gel (methylene chloride: methanol
88:12) to give the title compound (12 mg). m / e = 453 (M + H
).Production of synthetic intermediates Dankai A: 1H-benzimidazole-5-carboxylic acid N, N-methoxy, methyl Amide
A suspension of 1H-benzimidazole-5-carboxylic acid (500 mg) (N, N
-Dimethylformamide 7mL) at 0 ° C
-Hydroxybenzotriazole (HOBt) 500 mg and then 1- (3-dim
(Ethylaminopropyl) -3-ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC).
The mixture was warmed to room temperature. After 42 minutes, N, O-dimethylhydroxylamine salt
1.05 g of acid salt and 1.5 mL of triethylamine were added, and stirring was continued at room temperature.
. One hour later, the reaction was stopped by adding water, and the product was collected by extraction with ethyl acetate.
Was. The concentrate is subjected to flash chromatography on silica gel (methyl chloride
Purification was performed with ren: methanol 90:10 to give the title compound (458 mg).
.Step B: 1H-benzimidazole-5-carboxaldehyde
1H-benzimidazole-5-carboxylic acid N, N-methoxy, methylamide
(458 mg) in 5 mL of diethyl ether and 10
1.5 mL of diisobutylaluminum hydride at −78 ° C.
3.7 mL of Ruene solution was added and the mixture was stirred at low temperature. After 1 hour, the reaction mixture
At 0 ° C. was cannulated into a 1 M solution of sodium potassium tartrate. Get
The slurry was shaken at room temperature for 2 hours.
After stirring, the mixture was extracted with ethyl acetate. Wash the organic phase with water and remove with sodium sulfate.
Water and concentrate under reduced pressure to give the crude title compound (250mg).Step C: 3- (1H-benzimidazol-5-yl) -methyl acrylate Tell
Solution of 1H-benzimidazole-5-carboxaldehyde (250 mg)
(Dehydrated tetrahydrofuran 12 mL) at 0 ° C. with methyl acetate (triphenylphospho).
(Holanylidene) was added and the mixture was warmed to room temperature. 24 hours later,
The mixture is concentrated under reduced pressure and flash chromatography on silica gel (chloride
Purify by methylene: methanol 93: 7) to give the title compound (257 mg)
I gotStep D: 3- (1H-benzimidazol-5-yl) -prop-2-ene-1 -All
3- (1H-benzimidazol-5-yl) -acrylic acid methyl ester (
50 mg) solution (dehydrated tetrahydrofuran 1 mL) at -78 ° C for tri-sec.
Add 1.24 mL of a 1M solution of lithium butyl borohydride in tetrahydrofuran.
The mixture was stirred at -78 ° C for 4 hours, and then heated to -40 ° C and further
For 4 hours. The reaction was quenched by adding aqueous methanol, concentrated under reduced pressure,
Flash chromatography on Kagel (methylene chloride: methanol 87: 1)
Purification by 3) gave the title compound (44 mg).
The following compounds were prepared according to a procedure similar to the above.
Example 4.1
[2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfonyl-1H-i Ndol-3-yl] ethyl]-(4-pyridin-4-yl-butyl) amine Step 4.1A: 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfoni 1H-indol-3-yl] ethylamine
4- (methanesulfonyl) phenylhydrazine (3.0 g, 16.1 mmol
) And 3-chloropropyl 3,5-dimethylphenyl ketone (3.4 g, 16
. 1 mmol) of t-butanol (25 mL) was stirred at room temperature for 20 minutes,
Heated briefly in a steam bath. Add methanol (250 mL) and heat the mixture overnight
Refluxed. The mixture is then concentrated to a small volume, the crystals are filtered off and cold methanol is added.
Washed. The combined filtrate was evaporated to give a residue which was extracted with ethyl ether.
And water. The ether layer was extracted with water (twice) and the aqueous extract was extracted with ethyl.
Washed with ether and made basic with 5N sodium hydroxide. The product is ethyl acetate
(3 times). Wash the combined organic extracts with water and dehydrate with sodium sulfate
Then, the solvent was distilled off to obtain a syrup (3.1 g). The crude product is
Shuku
Purify by chromatography (methylene chloride: methanol 9: 1) to give the title
The compound was obtained (1.99 g, 36%). Rf0.19 (ninhydrin positive).Step 4.1B: N- [2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanes Ruphonyl-1H-indol-3-yl] ethyl] -4-pyridin-4-yl- Butyramide
2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfonyl-1H-i
Andn-3-yl] ethylamine (1.29 g, 3.77 mmol), 4- (
4-pyridyl) butanoic acid (1.37 g, 8.29 mmol), 4-methylmorpho
Phosphorus (1.25 mL, 11.33 mmol), 1-hydroxybenzotriazolate
(1.53 g, 11.33 mmol) and 1- (3-dimethylaminopropyl
L) -3-Ethylcarbodiimide hydrochloride (1.74 g, 9.08 mmol) and N
, N-dimethylformamide (10 mL) was stirred at room temperature for 14 hours
. The solution was then azeotropically distilled with n-butanol (three times) to give a residue. It
Flash chromatography on silica gel (methylene chloride: methanol 97
: 3) to give the title compound (1.45 g, 79%).Step 4.1C: [2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfo Nil-1H-indol-3-yl] ethyl]-(4-pyridin-4-yl-bu Chill) amine
Borane-THF (27 mL of a 1.0 M solution in tetrahydrofuran) was added to N- [2- [
2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfonyl-1H-indole
-3-yl] ethyl] -4-pyridin-4-yl-butyramide (1.45 g,
2.96 mmol) in a solution of dehydrated tetrahydrofuran (20 mL).
Was heated to reflux for 2 hours. Therefore, excess borane is treated by adding methanol to obtain
The solvent of the obtained solution was evaporated to dryness. The residue was treated with tetrahydrofuran (20
dissolved in N, N-dimethylethanolamine (8.9 mL, 88.86).
mmol). The solution was heated at reflux for 2.5 hours and concentrated to dryness. The crude product
Flash chromatography on silica gel (methylene chloride: methanol 95
: 5) to give the title compound (1.0 g, 71%). m / e = 4
76 (M + H).Step 4.1D: 4 [2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfur Honyl-1H-indol-3-yl] ethyl]-(4-pyridin-4-yl- Butyl) amine (dihydrochloride)
[2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfonyl-1H-
Indole-3-yl] ethyl]-(4-pyridin-4-yl-butyl) amine
(300 mg, 0.63 mmol) in anhydrous tetrahydrofuran (20 mL)
At 0 ° C., a solution of hydrogen chloride in ethyl ether (1.0 M, 1.4 mL) was added dropwise.
. After 10 minutes, excess hydrogen chloride and solvent were distilled off to give a solid mass. The product
Further drying at 50 ° C. under high vacuum gave the title compound.Example 4.2
3- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (5-pyridine-4-i Ru-pentylamino) -ethyl] -1H-indol-5-yl] -1,1-di Methyl urea Step 4.2A: 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-nitro-1H- Indole-3-yl] ethylamine hydrochloride
1- (4-chloro-1-oxo-butyl) -3,5-dimethylbenzene (2.
5 g) was dissolved in t-butanol (12 mL), stirred at room temperature, and then dissolved in 4-nitrophenol.
Nylhydrazine (1.65 g) was dissolved. The reaction mixture was stirred at room temperature for 20 minutes
, Water (12 mL) and methanol (108 mL) were added, and the mixture was heated to reflux and refluxed for 17 hours.
Time was maintained. Cool the reaction mixture to room temperature and depressurize on a rotary evaporator
The volatile solvent was removed underneath. Dry the residue overnight using an active nitrogen stream.
I let you. The dry solid residue is triturated with ethyl acetate (about 100 mL) and scratched.
To initiate crystallization and the sample was placed in the refrigerator for 8 hours. The solid obtained is
Collected in a sintered glass funnel with suction and washed the solid with dehydrated ethyl acetate. Solid
The product was obtained in a yield of 1.4 g.Step 4.2B: {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-nitro-1H -Indol-3-yl] ethyl} -carbamic acid tert-butyl ester
2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-nitro-1H-indole-
3-yl] ethylamine hydrochloride (1 g) is suspended in dehydrated methylene chloride (25 mL).
Was added, dehydrated triethylamine (0.806 mL) was added, and the mixture was stirred at room temperature for 5 minutes.
. [2-
(Tert-butoxycarbonyloxyimino) phenylacetonitrile] (8
90 mg) to the tryptamine in small portions over 5 minutes and the reaction mixture is terminated at room temperature.
Stirred at night. The reaction was partitioned between methylene chloride and 5% citric acid. Methyl chloride
The ren layer was separated, washed with brine and dried over anhydrous sodium sulfate powder. Extraction
The solution was filtered and evaporated to dryness. The product is eluted with ethyl acetate-
Column chromatography on silica gel using xane (35:65 by volume)
Isolated. The yield of the title compound was 1 g.Step 4.2C: {2- [5-amino-2- (3,5-dimethylphenyl) -1H] -Indol-3-yl] -ethyl} -carbamic acid tert-butyl ester
{2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-nitro-1H-indole
-3-yl] ethyl} -carbamic acid tert-butyl ester (0.4 g)
Dissolved in methanol (25 mL) and added platinum (IV) oxide (40 mg). Mixed
The mixture was placed in a Parr hydrogenation apparatus and hydrogenated at 45 psi for 4 hours. It ends
By then, the feed had been consumed and converted to a single product. The catalyst is filtered off,
Use the rotary evaporator for the filtrate
And remove the last traces of solvent using high vacuum overnight.
Was. The title amine (338 mg) was obtained as a powder.Step 4.2D: {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5- (3,3-di Methylureido) -1H-indol-3-yl] -ethyl} -carbamic acid t tert-butyl ester
Finely pulverized {2- [5-amino-2- (3,5-dimethylphenyl) -1]
H-Indol-3-yl] -ethyl} -carbamic acid tert-butyl ester
(265 mg) was suspended in dehydrated tetrahydrofuran (5 mL).
Pyrethylamine (0.146 mL) and dimethylcarbamoyl chloride (
0.077 mL) was added. The reaction mixture was stirred at room temperature for 2.5 days. Reaction mixing
The residue is concentrated on a rotary evaporator, and the residue is applied to four preparative silica gel plates.
(20 × 20 cm, 1000 μm), and methanol at a ratio of 1: 9 based on volume
Developed using a methylene chloride solvent system. Add the title product (299 mg)
Isolated as a gum. This was solidified by standing for a long time.Step 4.2E: 3- [3- (2-aminoethyl) -2- (35-dimethylphenyl Ru) -1H-indol-5-yl] -11-dimethylurea
{2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5- (3,3-dimethylurea)
Tert-butyl-1H-indol-3-yl] -ethyl} -carbamate
Methyl ester (295 mg) in methylene chloride (6 mL), trifluoroacetic acid (2 m
L) and anisole (2 mL).
Time has elapsed. The volatile solvent components are removed with a rotary evaporator, and the residue is removed.
Take up in methanol and use 4 preparative silica gel plates (20 × 20 cm, 100
0 μ), using a methanol-methylene chloride solvent system in a ratio of 1: 9 on a volume basis.
And expanded. The title product (222 mg) was isolated as a foam.Step 4.2F: 3- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (5-pi Lysin-4-yl-pentylamino) -ethyl] -1H-indol-5-yl ] -1,1-dimethylurea
3- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphene) from the previous step
Nil) -1H-indol-5-yl]-
1,1-Dimethylurea (25 mg) was added at 0 ° C. with tetrahydrofuran (1 mL) and
And dissolved in heavy chloroform (1 mL) and 5- (4-pyridyl) pentanal (1
0.6 mg) was added. The reaction mixture is maintained at this temperature for 15 minutes and
Sodium boron powder was added, followed by dehydrated methanol. The reaction mixture is
Stir at 15 ° C. for 15 minutes, add 20 drops of 2N hydrochloric acid and water (1 mL) to stop the reaction.
Was. Volatiles are removed by a rotary evaporator, and water is removed using an active nitrogen stream.
I left. The residue was collected on four preparative silica gel plates (20 × 20 cm, 500 μm).
) And using a methanol-methylene chloride solvent system in a ratio of 1: 9 by volume
Expanded. The title product (14.2 mg) was isolated as a viscous oil.
Following a procedure similar to that described in Examples 4.1 and 4.2, the following compounds
Was manufactured.
Example 5.1
2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridin-4-yl) [Butylamino] ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid diethylamide Dihydrochloride Step 5.1A: 3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester
7.60 g (50 mmol) of 4-hydrazinobenzoic acid, 3-chloropropyl 3
, 5-dimethylphenylketone 10.55 g (50 mmol) and pure ethanol
A 200 mL mixture was stirred under nitrogen and heated to reflux. After 12 hours, the mixture
Was cooled and filtered. Wash the solids on the filter with several additional small portions of ethanol.
Was. The filtrate was treated with 4 mL of concentrated sulfuric acid and stirred and refluxed under nitrogen for 4 days. Cooled mix
While stirring the product in an ice bath, a solution of sodium ethoxide (21% by weight of ethanol
Solution)
Upon lowering, the mixture was made basic with pH paper. The mixture is filtered and at 30 ° C. under reduced pressure
Concentrated. Add a small amount of a saturated aqueous solution of sodium chloride to separate
The distillate was partitioned between diethyl ether and water. Add 100 m of ether to the aqueous phase
Washed with L. The combined organic extracts are dried over sodium sulfate, filtered, and
Concentrated. The residual gum was flash chromatographed on silica gel (9
7: 3: 0.3 and then 95: 5: 0.5 methylene chloride: methanol: anhydride
(Eluted with monium) to give the title compound (4.8 g). 400M
Hz1H NMR (CDClThree) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum
(PB-NHThree/ CI): m / e = 337 (M + H).Step 5.1B: 2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridi N-4-yl) butylamino] -ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid Ethyl ester
In a dry flask, add 3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl).
Lu) -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester 5.0 g (14.9 m
mol), 4- (pyridin-4-yl) butyraldehyde (described in Example 2.1)
In the way
Made almost according to; CDClThree1.98 g (13.5 dilution)
mmol), 8.12 g (67.7 mmol) of anhydrous magnesium sulfate and magnetic
A stir bar was placed. The air in the flask was expelled with nitrogen and cooled to -10 ° C.
While stirring, dehydrated CDClThree11.5 mL was slowly added with a syringe. The mixture
Stirred under nitrogen for about 20 minutes. Next, the partition was removed, and sodium borohydride 67 was removed.
0 mg (17.6 mmol) was added quickly. Immediately attach the septum and re-install nitrogen
Banished the air in the system. While stirring the mixture under nitrogen at about -5 ° C,
10 mL of tanol was added slowly with a syringe. After a few minutes at this temperature, the reaction is
And partitioned between 80 mL of ethyl acetate and 100 mL of water. Organic layer
Dry over sodium sulfate, filter and concentrate under reduced pressure. Residue on silica gel
Flash chromatography (4-9% with methanol / methylene chloride)
Gradient elution and another 5% to 15% methanol / methylene chloride gradient elution)
To give the title compound (3.19 g). 500MHz1H NM
R (CDClThree) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum (PB-N
HThree/ CI): m / e = 470.4 (M + H). Purity lower
An additional 1.91 g of potato was also isolated.Step 5.1C: 3- [2- [benzyloxycarbonyl- [4- (pyridine-4) -Yl) butyl] amino] ethyl] -2- (35-dimethylphenyl) -1H- Indole-5-carboxylic acid ethyl ester
2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridin-4-yl)
) Butylamino] ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester
A solution of 3.19 g (6.83 mmol) of dehydrated methylene chloride (25 mL) was added under nitrogen.
And cooled in a dry ice-acetone bath to -78 ° C.
2.38 mL (1.76 g, 13.7 mmol) of propylethylamine were added,
Then 3.4 mL of benzyl chloroformate (4.06 g, 23.7 mm
ol) was gradually added in small portions. After about 2.5 hours, remove the solution from the cooling bath and raise the temperature.
Allowed to reach room temperature. The solution is then combined with ethyl acetate and a 5% aqueous potassium bisulfate solution.
Between the two. The organic phase is dried over magnesium sulfate, filtered and concentrated under reduced pressure.
Was. Purification of the residue by flash chromatography on silica gel (0.5
% To 10% methanol in methylene chloride).
A quantitative yield of the product was obtained as a yellow foam. 500MHz1H NMR is rotationally different
Complicated by the presence of the sex, but consistent with the assigned structure. Mass spectrum
(PB-NHThree/ CI): m / e = 604.3 (M + H).Step 5.1D: 3- [2- [benzyloxycarbonyl- [4- (pyridine-4) -Yl) butyl] amino] ethyl] -2- (35-dimethylphenyl) -1H- Indole-5-carboxylate hydrochloride
3- [2- [benzyloxycarbonyl]-[4- (pyridin-4-yl) butyl
Tyl] amino] ethyl] -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole
0.51 of 4.11 g (6.83 mmol) of ethyl 5-carboxylate
N potassium hydroxide / methanol (161 mL (80.5 mmol)) solution
While stirring at 0 ° C., 19 mL of water was gradually added. Reflux stirring was continued overnight. cooling
The resulting mixture was concentrated under reduced pressure to give a yellow solid, which was 1: 1 ethyl acetate-tetraethyl
Partitioned between 250 mL of the lahydrofuran mixture and 250 mL of 0.5N hydrochloric acid.
The organic phase was washed twice with 0.5N hydrochloric acid, dried over magnesium sulfate, filtered and
Concentrated down. The resulting solid is
Triturate and collect on filter to give 3.46 g of yellow solid (after drying)
(Melting point 133.5-137.5 ° C). This is TLC (95: 5: 0.5CHTwo
ClTwo-MeOH-AcOH). 500MHz1H NMR (
DMSO-d6) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum (ESI)
: M / e = 576.4 (M + H).Step 5.1E: [2- [5-Diethylcarbamoyl-2- (3,5-dimethylfuran) Enyl) -1H-indol-3-yl] ethyl]-[4- (pyridin-4-i Butyl] carbamic acid benzyl ester
3- [2- [benzyloxycarbonyl]-[4- (pyridin-4-yl) butyl
Tyl] amino] ethyl] -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole
846 mg (1.38 mmol) of le-5-carboxylic acid hydrochloride,
1-yloxy-tris (pyrrolidino) phosphonium benzoate
862 mg (1.66 mmol) of (PyBOP) and 8.5 of dehydrated methylene chloride
The mixture of mL was treated with 1.16 mL of triethylamine (839 mg; 8.29 mmol).
) And after several minutes 0.715 mL of diethylamine (505 mg, 6.91).
mmol). The resulting solution was stirred at room temperature under nitrogen overnight, ethyl acetate
And saturated sodium bicarbonate solution. Organic layer with sodium sulfate
Dry, filter and concentrate under reduced pressure. Flash chromatography of the residue on silica gel
Chromatography (gradient elution with 1% to 5% methanol / methylene chloride).
To give the desired product in quantitative yield. This is the TLC (95: 5CHTwo
ClTwo-MeOH). 500MHz1H NMR (CDClThree
) Was complex due to rotamers, but was consistent with the assigned structure. Mass spec
Cutrum (ESI): m / e = 631.5 (M + H).Step 5.1F: 2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridi N-4-yl) butylamino] ethyl] -1H-indole-5-carboxylate Ethylamide
[2- [5-Diethylcarbamoyl-2- (3,5-dimethylphenyl) -1]
H-Indol-3-yl] ethyl]-[4- (pyridin-4-yl) butyl]
871 mg (1.38 mmol) of carbamic acid benzyl ester, 20% hydroxylation
Pressure of a mixture of 300 mg of palladium-carbon and 40 mL of 2-methoxyethanol
In a container, shake with hydrogen (about 45 psi) for 2.3 hours.
Shaking. The catalyst was removed by diatomaceous earth filtration, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. Residue
Flash chromatography on silica gel (99: 1: 0.1 to 93: 7
: 0.7CHTwoClTwo-MeOH-concentrated NHFour(Gradient elution with OH)
Gave 454 mg (66%) of a yellow foam. This is the TLC (95: 5: 0.5
CHTwoClTwo-MeOH-concentrated NHFourOH). 500MHz1H
NMR (CDClThree) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum (ES
I): m / e = 497.5 (M + H).Step 5.1G: 2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridi N-4-yl) butylamino] ethyl] -1H-indole-5-carboxylate Ethylamide dihydrochloride
2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridin-4-yl)
) Butylamino] ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid diethylamide
A solution of 452 mg (0.914 mmol) in methanol (45 mL) was added with 2N hydrochloric acid (1).
. Treated with 83 mL (3.66 mmol). After a few minutes, the solvent in the solution
Allowed to dry. The residue was re-concentrated in methanol and triturated with diethyl ether.
Collect the solids on the filter and add
Wash with diethyl ether and dry to give 455 mg (87%) of a yellowish powder.
(Mp 154-157 [deg.] C). 500MHz11 H NMR (DMSO-d6) Finger
Was consistent with the given structure.Example 5.2
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 5.
Example 6
2- (3,5-dimethylphenyl) -3- {2- [4- (3-methylisoxa Zol-5-yl) butylamino] -ethyl} -1H-indole-5-carbo Diisobutylamide acid
3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-yne
Dole-5-carboxylic acid diisobutyramide (substantially as described in Example 5.1)
83 mg of the product thus produced)
Solution (dehydrated CDClThree2.5 mL) at 0 ° C. with 240 mg of magnesium sulfate.
Next, 4- (3-methylisoxazol-5-yl) -butyraldehyde.
6 mg was added and the mixture was stirred at low temperature. After 15 minutes, sodium borohydride (
30.2 mg) (1.5 mL of dehydrated methanol).
The mixture was stirred for 15 minutes. Therefore, the reaction was stopped by adding water, and ethyl acetate was added.
It was then extracted with methylene chloride and the combined organic phases were dried over sodium sulfate. Siri
The concentrate was purified by preparative TLC on magenta (methylene chloride: methanol 9: 1).
To give the title compound (28 mg). m / e = 557 (M + H).Production of synthetic intermediates 4- (3-methylisoxazol-5-yl) -butyraldehyde Step A: tert-butylhex-5-ynyloxydimethylsilane
A solution of 5-hexyn-1-ol (1.90 g) (40 mL of dehydrated methylene chloride)
) At 0 ° C, triethylamine (3.48 mL) and then tert-butyl dimethyl chloride.
Add 3.31 g of Lucilyl,
The mixture was gradually heated with stirring to room temperature. After 60 hours, filter the mixture
The solid was removed by filtration, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. Flash chromatography on silica gel
Purification was performed by chromatography (ethyl acetate: hexane 1: 9 and then 1: 3).
The title compound was obtained (1.62 g).Step B: 5- [4- (tert-butyldimethylsilanyloxy) butyl] -3 -Methylisoxazole
Solution of tert-butyl-5-hexynyloxydimethylsilane (1.0 g)
(Dehydrated toluene 20 mL), nitroethane 530 mg and then triethylamine
1.31 mL and 1.1 g of 4-chlorophenylisocyanate were added, and the mixture was added.
Was stirred at room temperature. One hour later, the contents are heated to reflux in an oil bath and a further 20 hours have passed.
Allowed to cool to room temperature and filtered to remove solids. The filtrate is concentrated under reduced pressure.
Flash chromatography on Rica gel (from ethyl acetate: hexane 1: 9)
Then purified by 1: 2) to give the title compound (388 mg).Step C: 4- (3-methylisoxazol-5-yl) -butan-1-ol
5- [4- (tert-butyldimethylsilanyloxy) bu
Tyl] -3-methylisoxazole (350 mg) in dehydrated tetrahydro
5 mL of furan at 0 ° C. in 1 M
1.62 mL of a furan solution was added, and the mixture was heated to room temperature while stirring.
. After 16 hours, the mixture was concentrated under reduced pressure and the residue was flash-flashed on silica gel.
Purified by chromatography (ethyl acetate: hexane 1: 3 and then 1: 1)
The title compound was obtained (147 mg).Step D: 4- (3-methylisoxazol-5-yl) -butyraldehyde
Oxalyl chloride (0.40 mL of 2M methylene chloride solution) (dehydrated salt
A solution of methyl sulfoxide (126 mg) in methylene chloride (2 mL) at -78 ° C (
Methylene chloride (1 mL) was added and the mixture was stirred at low temperature for 3 minutes. 4- (3-meth
Solution of luisoxazol-5-yl) -butan-1-ol (100 mg) (
Methylene chloride (1 mL) was added, and the reaction was allowed to proceed for 15 minutes.
0.67 mL was added and the mixture was warmed to room temperature. After 30 minutes, add brine.
Then, the mixture was extracted with methylene chloride. The organic phase is dried over sodium sulfate and
Concentrated down. Flash chromatography of the residue on silica gel
Purification by chromatography (ethyl acetate: hexane 1: 1) afforded the title compound (4
8 mg).
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 6.
Example 7.1
2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridine-4- Yl) butylamino] ethyl] -1H-indol-5-yl] -N, N-die Tyl isobutyramide Step 7.1A: 2- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphene) Nil) -1H-indol-5-yl] -N, N-diethylisobutylamide
4.85 g of 3-chloropropyl 3,5-dimethylphenyl ketone (23 mmol
1) and N, N-diethyl-2- (4-hydrazinophenyl) isobutylamido
6.87 g (27.6 mmol) of pure ethanol (92 mL)
The mixture was refluxed under stirring for 43 hours. The solution was then cooled and concentrated under reduced pressure. Remove the residue
Flash chromatography on Rica gel (0% to 5% methanol / chloride
Gradient elution with tylene followed by 95: 5: 0.5 methylene chloride-methanol-water
Ammonium oxide and then 92.5: 7.5: 0.75 methylene chloride-methanoic
-Elution with ammonium hydroxide) to give a brick-colored hard foam
873 mg (9.4%) were obtained. TLC (95: 5: 0.5CHTwoClTwo-MeO
H-concentrated NHFourOH). 500MHz11 H NMR
(CDClThree) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum (PB-NHThree
/ CI): m / e = 406 (M + H).Step 7.1B: 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- ( Pyridin-4-yl) butylamino] ethyl] -1H-indol-5-yl] -N, N-diethylisobutylamide
2- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H
-Indol-5-yl] -N, N-diethylisobutyramide 93.3 mg (
0.23 mmol), 4- (pyridin-4-yl) butyraldehyde 37.7 m
g (0.253 mmol) and 138 mg (1.15 mmol) of magnesium sulfate.
The mixture of 1) was purged of air with nitrogen, and was
While cooling to 10 ° C., the CDClThree0.50 mL was slowly added with a syringe. mixture
The material was stirred at this temperature under nitrogen for 1 hour. Remove the partition and immediately
Lithium 11.3 mg (0.30 mmol) was added, the septum was immediately attached, and again
The solution was purged with nitrogen. Stir the mixture at -10 to -5 ° C.
Meanwhile, 0.50 mL of dehydrated methanol was gradually added, and stirring was continued at this temperature. 3
After 5 minutes, the mixture was partitioned between 5 mL of ethyl acetate and 5 mL of water. Ethyl acetate layer
Was washed with brine, dried over sodium sulfate, filtered and concentrated under reduced pressure. Remaining
The distillate was collected in two stages on Analtech tapered silica gel GF plates.
Preparative TLC (first 90: 10: 1 methylene chloride-methanol-ammonium hydroxide
And then repeat with 90:10 methylene chloride-methanol.
Return). By isolating the product band, light yellow orange glassy residue
25.7 mg (21%) of the product were obtained. This corresponds to TLC (92.5: 7.5: 0.7
5CHTwoClTwo-MeOH-concentrated NHFourOH). 500M
Hz1H NMR (CDClThree) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum
(ESI): m / e = 539 (M + H).Production of synthetic intermediates Step A: 4-chloro-N-methoxy-N-methylbutyramide
A solution of 4-chlorobutyl chloride (10.0 g) (dehydrated methylene chloride 200
mL) was added 10.4 g of N, O-dimethylhydroxylamine hydrochloride. Mixed
The mixture is stirred under nitrogen and, if necessary, cooled with an ice bath to maintain the temperature below 25 ° C.
, Triethylamine (29.1 mL) was added dropwise over about 20 minutes to form a precipitate.
Was. After 1.5 hours at room temperature, the mixture was concentrated under reduced pressure. Residue is diethyl ether
And 100 mL of saturated aqueous sodium bicarbonate solution. Organic
Wash the layer with an additional 100 mL of saturated sodium bicarbonate and back-extract the aqueous phase with ether
did. The combined organic phases were dried over sodium sulfate, filtered, and concentrated under reduced pressure.
10.5 g (90%) of an oil were obtained. this is1
H NMR (CDClThree) Had sufficient purity. Mass spectrum (PB
-NHThree/ CI): m / e = 166 (M + H).Step B: 3-chloropropyl 3,5-dimethylphenylketone
Dehydration of 10.2 mL (13.9 g; 72 mmol) of 5-bromo-m-xylene
While stirring the tetrahydrofuran (200 mL) solution under nitrogen at -78 ° C, n
35.8 mL of a 2.5 M solution of butyllithium in tetrahydrofuran (84 mmol
l) was added dropwise. After 15 minutes at -78 ° C, 4-chloro-N-methoxy-N-methyl
Butylamide 10.0 g (60 mmol) in dehydrated tetrahydrofuran (30 mL)
) The solution was added dropwise over 25-30 minutes. The resulting solution is kept at -78 ° C for 45 minutes.
And then quickly warmed to room temperature. Stop the reaction by adding 40 mL of 2N hydrochloric acid
And partitioned between ethyl acetate and water. Organic phase is saturated aqueous sodium bicarbonate
The solution and then with a saturated aqueous sodium chloride solution. Remove organic solution with sodium sulfate
Water, filtered and concentrated under reduced pressure. Flash chromatography for residues
To give 8.91 g (70%) of an oil. this is1H NMR (CDC
lThree) Had sufficient purity.Step AA: Ethyl 2- (4-hydrazinophenyl) acetate hydrochloride and 2- (4- Hydrazinophenyl) acetic acid hydrochloride
Street reports (L.J.Street,et al.,J.Med.Chem., 36, 1529 (1993))
Diazotization and reduction of diazonium salts with stannous chloride according to the method described in 1.
Thus, from 13.4 g (75 mmol) of ethyl 2- (4-aminophenyl) acetate
This compound (a mixture of ethyl ester and carboxylic acid) was produced. This material
Obtained as two clumps. The first agglomerate consisted of 6.40 g of powder.
(Melting point> 200 ° C). 400MHz11 H NMR (DMSO-d6)
The material consists of a mixture of carboxylic acid and ethyl ester in a molar ratio of about 4: 3
Met. Mass spectrum (PB-NHThree/ CI): 195 (ethyl ester
Arylhydrazinium cation for). The second agglomerate is 4.60 g of powder
(Melting point> 180 ° C.). 400MHz11 H NMR (DMS
Od6According to), this material has a molar ratio of about 7: 1 between carboxylic acid and ethyl ester.
A mixture of the same. Adjust the composition of the two agglomerates
Thus, the estimated total yield was 69%. Carboxylic acid esterification is performed in the next stage.
From the ester
Both acids give the same product by reaction.Step AAA: (±) -2- (4-nitrophenyl) propionic acid ethyl ester
9.76 g (50 mmol) of (±) -2- (4-nitrophenyl) propionic acid
) Was added to a solution of pure ethanol (150 mL), and 3.0 mL of concentrated sulfuric acid was added. Obtained
The solution was stirred and refluxed under nitrogen. After 6 hours, cool the solution and, with high stirring,
250 mL of aqueous sodium bicarbonate solution was gradually added (attention: foaming). This mixture
The material was partitioned between 750 mL of ethyl acetate and 500 mL of water. Organic layer saturated with heavy coal
Wash with 100 mL of aqueous sodium acid solution and then 100 mL of saturated aqueous sodium chloride solution
Was cleaned. The organic phase was dried over magnesium sulfate, filtered, and concentrated under reduced pressure to an oil.
10.86 g (97%) of the product were obtained. This is TLC (9: 1 hexane-EtOAc)
) Was homogeneous. 400MHz1H NMR (CDClThree) Is the specified structure
Was consistent.Step BBB: Ethyl 2-methyl-2- (4-nitrophenyl) propionate Tell
Dehydration of sodium hydride (60% oil dispersion) 924 (23 mmol)
N-dimethylformamide (21 mL) suspension
While stirring the solution in an ice bath under nitrogen, (±) -2- (4-nitrophenyl) prop
4.68 g (21 mmol) of anhydrous ethyl N, N-dimethylformate
Muamide (20.5 mL) solution was added slowly over about 10 minutes. Strong during addition
A blue-violet color developed. The mixture was then warmed to room temperature. After about an hour, the mixture is
After cooling again in an ice bath and maintaining the internal temperature at 10 to 15 ° C, methyl iodide.
44 mL (3.28 g; 23 mmol) of dehydrated N, N-dimethylformamide (
5 mL) solution was slowly added dropwise by syringe over 10 minutes. Heat the mixture
When the mixture was brought to room temperature, the color changed to brown. After 1 hour, additional methyl iodide 1
87 mL (426 mg, 3 mmol) were added. By the next day, the mixture will be a golden liquid
It was a suspension with a small amount of gray-like solid in it. Highly agitate it, 5% sulfuric acid
The reaction was stopped by gradually adding 10 mL of an aqueous potassium acid solution. Diet the mixture
Partitioned between 400 mL of ether and 400 mL of water. Add organic layer to additional water 40
Washed three times with 0 mL and then with 50 mL of saturated aqueous sodium chloride solution. Sulfur organic phase
Dry over magnesium acid, filter, and concentrate under reduced pressure. Silica gel for residue
Chromatography (19: 1 hexane-EtO)
(Elution with Ac) gave 4.31 g (87%) of an oil. this is,
Homogeneous by TLC (9: 1 hexane-EtOAc). 400MHz1
H NMR (CDClThree) Was consistent with the specified structure.Step CCC: 2-methyl-2- (4-nitrophenyl) propionic acid
2-methyl-2- (4-nitrophenyl) propionic acid ethyl ester 11 g
(24 mmol) in 0.5 M potassium hydroxide / methanol (1 liter)
Stir under nitrogen and heat to about 50 ° C., at which point 111 mL of water is slowly added
. The resulting solution was stirred and refluxed overnight, and concentrated under reduced pressure. The residue was treated with ethyl acetate
Partitioned between trahydrofuran and 0.5N hydrochloric acid. Add more aqueous layer to chloroform
And extracted repeatedly. The organic phase is dried over magnesium sulfate, concentrated under reduced pressure,
9.4 g (94%) of an amorphous tan solid were obtained. This is based on TLC (95: 5: 0.
5CHTwoClTwo-MeOH-AcOH). 500MHz1H
NMR (CDClThree) Was consistent with the specified structure.Step DDD: N, N-diethyl-2- (4-nitrophenyl) isobutylamide
8.36 g of 2-methyl-2- (4-nitrophenyl) propionic acid (40 mm
ol), 18 mL of cyclohexane and 9 mL of thionyl chloride were added. mixture
Was stirred under nitrogen and heated to reflux. Solid gradually dissolved, gas generation was observed
. After 20 hours, the solution was cooled, the solvent was distilled off under a nitrogen stream, and the solution was dried under reduced pressure. Residual light
Dissolve the orange-red solid book in 50 mL of dehydrated tetrahydrofuran, and heat to about -10 to -15 ° C.
9.10 mL (6.43 g, 88) of diethylamine stirred in an ice-methanol bath.
mmol) in a solution of dehydrated tetrahydrofuran (100 mL). Departs
After the addition, the mixture was gradually heated to room temperature. After 2 days, reduce the mixture
Concentrate under pressure and partition the residue between 250 mL of ethyl acetate and 200 mL of water
. Wash the organic phase further with water, saturated aqueous sodium bicarbonate and finally with brine
did. The ethyl acetate solution was dried over magnesium sulfate, filtered, and concentrated under reduced pressure
. The residual oil was purified by flash chromatography on silica gel (6: 1 to
Eluting with 5: 1 hexane-ethyl acetate) to give 9.45 of a pale yellow solid.
g (85%) was obtained.
Point 59.5-61 ° C). This was done by TLC (2: 1 hexane-EtOAc).
And homogeneous. 500MHz1H NMR (CDClThree) Matches the specified structure
Was. Mass spectrum (PB-NHThree/ CI): m / e = 265 (M + H
).Step EEE: 2- (4-aminophenyl) -N, N-diethylisobutylamide
9.38 g of N, N-diethyl-2- (4-nitrophenyl) isobutyramide
(35.5 mmol), 400 mg of 10% palladium-carbon and pure ethanol
In a pressure vessel with hydrogen (initial hydrogen pressure 47 psi).
Both were shaken for 22 hours. The catalyst is removed by diatomaceous earth filtration under nitrogen and the filter
The wash was washed with additional ethanol. Concentrate the filtrate in vacuo to an off-white solid
8.5 g (100%) were obtained (melting point 89-90 ° C.). This is the TLC (98: 2
CHTwoClTwo-MeOH). 500MHz1H NMR (C
DCIThree) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum (PB-NHThree/ C
I): m / e = 235 (M + H).Step FFF: N, N-diethyl-2- (4-hydrazinophenyl) isobutyla Mid
8.5 g of 2- (4-aminophenyl) -N, N-diethylisobutyramide (
35.5 mmol), 35.5 mL of concentrated hydrochloric acid was added, and the mixture was stirred to obtain a homogeneous solution.
Liquid. Next, this was stirred in an ice-acetone bath at −10 to −5 ° C.
An aqueous solution (15.3 mL of water) of 2.55 g (36.9 mmol) of sodium citrate was added to about
It was added dropwise over 25 minutes. Stirring was continued at this temperature for an additional hour. Cooling the mixture
Stannous chloride · 2 stirred under nitrogen in an ice-acetone bath (about -10 ° C).
This was added to a solution of 40.1 g (178 mmol) of hydrate in concentrated hydrochloric acid (28.5 mL).
It was added in small portions over 1 hour. After the addition was completed, stirring in the cooling bath was continued for 1 hour. High
The mixture was heated to approximately room temperature with stirring to obtain a homogeneous solution. Vinegar
Partitioned between 500 mL of ethyl acid and 50 mL of water. Add ethyl acetate layer to additional water 5
Wash with 0 mL, then carefully treat with 500 mL of half-saturated aqueous sodium bicarbonate
did. Upon careful stirring of the mixture, there was considerable foaming and precipitation. This dark
The thick mixture was filtered before liquid separation. Wash the ethyl acetate layer with 50 mL of brine
Clean, dry over magnesium sulfate, filter, and concentrate under reduced pressure at room temperature. This
7.04 g (80%) of a slightly sticky orange-red solid were obtained.
Which was unclear by TLC, NMR and mass spectrum,
It was suitable for use in the next stage.Example 7.2
2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridine-3- Yl) butylamino] ethyl] -1H-indol-5-yl] -N, N-dib Tyl isobutyramide Step 7.2A: 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- ( Pyridin-3-yl) butylamino] ethyl] -1H-indol-5-yl] -2-Methylpropionic acid ethyl ester
2- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H
-Indol-5-yl] -2-methylpropionic acid ethyl ester (Example 7
. 3.00 g (7.93 mmol), prepared substantially according to the method described in 1st step A)
Anhydrous MgSOFour4.76 g (39.7 mmol) and a magnetic stirrer were charged.
Dry flask with needle connected to septum and Firestone valve
Adapter applied. About flask NTwoThoroughly purge the air with the mixture
Was cooled to −10 to −5 ° C. in an ice-MeOH bath, and 4- (pyridine-
1.32 g (8.88 mmol) of 3-yl) butyraldehyde in dehydrated CDClThree
(15 mL) solution was added slowly by syringe over 10-15 minutes. The resulting mixture
Things NTwoThe mixture was stirred at -10 ° C to -5 ° C for 40 to 45 minutes. Next, remove the partition
Immediately add 390 mg (10.3 mmol) of sodium borohydride and immediately
A partition was also provided. Mixture NTwoStir at −10 ° C. to −5 ° C. below and dry MeOH
10 mL was added dropwise over several minutes by syringe. After 30 minutes, remove the mixture from the cooling bath
90 mL of EtOAc and HTwoPartitioned between 90 mL O. Bra organic phase
Wash twice with 30 mL of anhydrous NaTwoSOFourAnd dehydrated. Filter the solution under reduced pressure
And the residue was flash chromatographed on silica gel.
(0% to 10% MeOH / CHTwoClTwoGradient elution). Product and small amount of unreacted
The fractions containing the reactants were combined and concentrated to 3.00 g of a light beige hard foam.
I got Take this to the next step without further purification and characterization
Used directly.Step 7.2B: 2- [3- [2- [benzyloxycarbonyl- [4- (pyridi N-3-yl) butyl] amino] ethyl] -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-Indol-5-yl] -2-methylpropionic acid ethyl ester
Crude 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridine-
3-yl) butylamino] ethyl] -1H-indol-5-yl] -2-methyl
3.00 g (theoretical maximum 5.86 mmol) of ethyl propionate
Dehydrated CHTwoClTwo(30 mL) solution with NTwoCool down with a dry ice-acetone bath
While stirring. To this solution is added N, N-diisopropylethyl alcohol by syringe.
1.106 mL of min (820 mg, 6.36 mmol) was added. Next, chloro
956 μL of benzyl formate (1.14 g, 6.36 mmol) was added by syringe to 5
It was added dropwise over 10 minutes. After 20 minutes, remove the solution from the cooling bath, raise the temperature to room temperature
And After 2 hours, the solution was washed with CHTwoClTwoDilute with 50 mL, transfer to a separatory funnel,
HTwoShake with 80 mL O. MgSO 4Four, Filtered, and under reduced pressure
Concentrated. Flash chromatography of residual gum
(0.2% to 2% MeOH / CHTwoClTwoYellow gradient orange
2.81 g of gum (55% in total for stages 1 and 2) were obtained. TLC (95
: 5CHTwoClTwo-MeOH) showed this to be substantially homogeneous.
500MHz1H NMR (CDClThree) Is complicated by the presence of rotamers
But matched the structure specified. Mass spectrum (ESI): m / e = 6
46 (M + H)+.Step 7.2C: 2- [3- [2- [benzyloxycarbonyl- [4- (pyridi N-3-yl) butyl] amino] ethyl] -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-methylpropionic acid
2- [3- [2- [benzyloxycarbonyl- [4- (pyridin-3-yl)
) Butyl] amino] ethyl] -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-yne
Doll-5-yl] -2-methylpropionic acid ethyl ester 2.78 g (4.
30 mmol) and 0.5 M KOH in MeOH (43.0 mL, 21.5 mm
ol) and a mixture of THF (25 mL) with NTwoStir underneath and heat to reflux.
H was added to the resulting solution.Two18 mL of O was slowly added, and the reflux of the solution was maintained for 39 hours.
. Then cool it down,
Upon concentration to a small volume, a precipitate formed. The mixture was washed with 10.75 mL of 2N HCl (
21.5 mmol) and stirred for several minutes. The solid is collected on a filter andTwo
Washed thoroughly with O. NTwoAfter suction drying under, the solid is triturated with diethyl ether
And washed and dried under vacuum to give 2.43 g (92%) of a cream colored powder (melting).
Points 152-154 ° C (partially decomposed). This is the TLC (90: 10CHTwoClTwo-M
(eOH). 500MHz11 H NMR (DMSO-d6) Is
, Was consistent with the specified structure. Mass spectrum (ESI): m / e = 618 (
M + H)+.Step 7.2D: [2- [5- (1-Dibutylcarbamoyl-1-methylethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl] ethyl] -[4- (pyridin-3-yl) butyl] carbamic acid benzyl ester
2- [3- [2- [benzyloxycarbonyl- [4- (pyridin-3-yl)
) Butyl] amino] ethyl] -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-yne
Dol-5-yl] -2-methylpropionic acid 92.7 mg (0.15 mmol
), 83.2 mg (0.16 mmol) of PyBOP reagent and triethyl
0.151 mL (116 mg; 0.9 mmol) of dehydrated CHTwoClTwo(0
. 750 mL) solution was stirred in a stoppered flask for 2 days at room temperature. Etch the solution
Partitioned between 10 mL OAc and 10 mL 0.5N HCl. Bored organic phase
NaHCOThreeWashed with 10 mL of aqueous solution and then with 5 mL of saturated aqueous NaCl solution
. Dry the EtOAc phase (MgSO 4Four), Filtered and concentrated at room temperature under reduced pressure. Remaining
For the distillate, the developing solution was 95: 5CHTwoClTwo-6 Anal Tech with MeOH
(Analtech) For preparative TLC on tapered silica gel plate (20 × 20cm)
Therefore, it was purified. Scraping product band from each plate, combining, 95: 5CHTwo
ClTwo-Extracted with MeOH. The extract was concentrated under reduced pressure to give a light orange yellow gum 8
5.2 mg (78%) were obtained. This is the TLC (95: 5CHTwoClTwo-MeOH)
Was substantially homogeneous. 500MHz 1 H NMR (CDClThree) Times
Complex due to the presence of inverters, but consistent with the assigned structure. Mass spec
Cutrum (ESI): m / e = 729.7 (M + H)+.Step 7.2E: 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- ( Pyridin-3-yl) butylamino] ethyl] -1H-indol-5-yl] -N, N-dibutylisobutylamide
[2- [5- (1-Dibutylcarbamoyl-1-methylethyl) -2- (3,
5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl] ethyl]-[4- (pi
Lysin-3-yl) butyl] carbamic acid benzyl ester 76.5 mg (0.
105 mmol), 40 mg of 10% palladium-carbon, 4 mL of pure EtOH and
And 4 mL of EtOAc in a pressure vessel with HTwo6 hours with (about 47 psi)
Shake. Catalyst NTwoIt is removed by filtration through celite below and the filtrate is removed under reduced pressure at room temperature.
Concentrated. For the residue, the developing solution was 92.5: 7.5: 0.75CHTwoClTwo−
MeOH-concentrated NHFour4 Analtech taper type silica gel plates with OH (
Purified by preparative TLC at 20 × 20 cm). Product strip from each plate
92.5: 7.5: 0.75CHTwoClTwo-MeOH-concentrated N
HFourExtracted with OH. The extract was concentrated under reduced pressure to give a pale yellow hard gum.
4 mg (82%) were obtained. This is the TLC (92.5: 7.5:
0.75CHTwoClTwo-MeOH-concentrated NHFourOH). 500M
Hz1H NMR (CDClThree) Was consistent with the specified structure. Mass spectrum
(ESI): m / e = 595.6 (M + H)+.
Following a procedure similar to that described in Examples 7.1 and 7.2, the following compounds
Was manufactured.
Example 8
{2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl] d Tyl}-(3-pyridin-3-yl-cyclohexyl) amine
A solution of 3-pyridin-3-yl-cyclohexanone (30 mg) (dehydrated CDC
lThree1.5 mL) at 0 ° C. with 2- [2- (3,4-dimethoxyphenyl) -1H
-Indol-3-yl] -ethylamine (45.3 mg) (dehydrated CDC
lThree1 mL) and then 206 mg of magnesium sulfate, and the mixture is stirred at low temperature.
Was. 15 minutes later, 26 mg of sodium borohydride was added, and then methanol 1.0% was added.
mL was added and the mixture was stirred for another 30 minutes. So, add 2N hydrochloric acid and react
Was stopped and evaporated to dryness. Preparative TLC on silica gel (methylene chloride
: Methanol 9: 1) to give the title compound.
(8.4 mg).Production of synthetic intermediates 3-pyridin-3-yl-cyclohexanone Step A: 3-pyridin-3-yl-cyclohex-2-enone
A solution of 3-ethoxy-2-cyclohexen-1-one (1.4 g) (dehydrated tetra
1.58 g of 4-bromopyridine was added to 10 mL of lahydrofuran, and the mixture was
The mixture was vigorously stirred at -78 ° C. To this, tert-butyllithium (1.7 M pentane
(11.8 mL of solution) was added dropwise and the reaction was allowed to proceed at low temperature. After 2 hours, add 2N hydrochloric acid
The reaction was stopped, and the mixture was heated under reflux for 14 hours. Then, the mixture is cooled and 1N water
Sodium oxide was carefully added to neutralize to pH7. Then the mixture is methyl chloride
Extracted with ren and the organic phase was dried over sodium sulfate. Flash on silica gel
Concentration by chromatography (ethyl acetate: hexane 1: 1 to then 2: 1)
The condensate was purified to give the title compound (1.37 g).Step B: 3-pyridin-3-yl-cyclohexanone
A solution of 3-pyridin-3-yl-2-cyclohexenone (1.25 g) (ethanol
164 mg of platinum oxide catalyst was added to the mixture, and the mixture was washed with water at 40 psi.
Simplification. After 2 hours, catalyst
Was removed by filtration, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. Flash chromatography of the residue on silica gel
Purification by chromatography (ethyl acetate: hexane 1: 1) gave the title compound.
(427 mg).
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 8.
Example 9.1
2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (1-methyl-4-pyridine- 3-yl-butylamino) ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid diisoate Butyramide Step 9.1A: 3- (2-tert-butoxycarbonylamino-ethyl) -2 -(3,5-dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester Steal
3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-yne
Dole-5-carboxylic acid ethyl ester (prepared according to the method described in Example 5.1)
(1.5 g) in a solution (dehydrated tetrahydrofuran (30 mL) at 0 ° C.
tert-butyl dicarbonate (1.9 g) solution (tetrahydrofuran 3 mL)
) Was added, and then an aqueous solution of potassium carbonate (1 g) (10 mL of water) was added.
The suspension was stirred vigorously at 0 ° C. After 12 minutes, the excess saturated aqueous ammonium chloride solution was added.
The reaction was stopped by the addition and the mixture was extracted with ethyl acetate. Organic phase sodium sulfate
It was dehydrated with lithium and concentrated under reduced pressure. The solid obtained is methylene chloride, hexane and
And ethyl acetate to give the title compound (1.77 g).Step 9.1B: 3- (2-tert-butoxycarbonylamino-ethyl) -2 -(3,5-dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid
3- (2-tert-butoxycarbonylamino-ethyl) -2- (3,5-
Dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester (83
0 mg) in a suspension (50 mL of methanol) in 1.25 N sodium hydroxide solution.
8 mL
In addition, the mixture was heated to 75 ° C. in an oil bath. 5.5 hours later, additional 1.25N
3 mL of sodium hydroxide was added and the reaction was allowed to proceed for a further 2 hours. So mixed
The material was cooled to room temperature and the reaction was stopped by adding pH 2 buffer. mixture
Was extracted with ethyl acetate, washed with a saturated aqueous solution of ammonium chloride, and the organic phase was washed with sodium sulfate.
Dehydrated with thorium. Concentration under reduced pressure provided the crude acid in quantitative yield.Step 9.1C: {2- [5-Diisobutylcarbamoyl-2- (3,5-dimethyl) Ruphenyl) -1H-indol-3-yl] ethyl} carbamic acid tert- Butyl ester
3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,5-di
A solution of (methylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid (200 mg) (
Methylene chloride (12 mL), 1-hydroxybenzotriazole (104 mg)
1- (3-dimethylaminopropyl) -3-ethylcarbodiimide hydrochloride 11
8 mg was added and the mixture was stirred at room temperature. After 30 minutes, diisopropylamine 0.
35 mL was added and the mixture was stirred at room temperature for 14 hours. The reaction was concentrated under reduced pressure,
Flash chromatography on silica gel (hexane: ethyl acetate 2: 1)
To
Thus, purification gave the title compound (230 mg).Step 9.1D: 3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid diisobutylamide
{2- [5-diisobutylcarbamoyl-2- (3,5-dimethylphenyl)]
1H-Indol-3-yl] -ethyldicarbamic acid tert-butyles
A solution of tereol (230 mg) in methylene chloride (12 mL) was added at 0 ° C. to anisole 0.1.
55 mL and then 3.4 mL of trifluoroacetic acid were added and the mixture was stirred at 0 ° C.
After 1 hour, the mixture was concentrated under reduced pressure and the remaining acid was azeotroped with toluene.
Removed. The concentrate is flash chromatographed on silica gel (methyl chloride
Purified by ren: methanol: ammonium hydroxide 90: 8: 1) to give the title
The compound was obtained (173 mg).Step 9.1E: 2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (1-methyl- 4-pyridin-3-yl-butylamino) ethyl] -1H-indole-5-ca Rubonic acid diisobutylamide
3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyi
1) -H-indole-5-carboxylic acid diisobutyramide (142 mg)
19 mg of 5-pyridin-3-yl-2-pentanone was added to the solution (dehydrated methanol).
Was added and the pH was adjusted to 6 by the addition of trifluoroacetic acid. To this, 3A molecu
Approximately 10 mg of raseves, then 27 mg of sodium cyanoborohydride
added. The pH was adjusted for 36 hours by occasional addition of trifluoroacetic acid.
To maintain a pH of 6. Stop the reaction by adding aqueous potassium carbonate and mix.
The material was extracted with ethyl acetate. The organic phase is washed with aqueous potassium carbonate and brine
Washed and dried over sodium sulfate. Flash chromatography of the concentrate on silica gel
Tomography (methylene chloride: methanol: ammonium hydroxide 90: 8: 1)
To give the title compound (32 mg) [m / e = 567 (M + H)].
The reaction amine (115 mg) was obtained.Production of synthetic intermediates Step A: 4-pyridin-3-yl-butyraldehyde
To a solution of oxalyl chloride (0.74 mL) (5 mL of dehydrated methylene chloride)
At −78 ° C., a solution of methyl sulfoxide (0.90 mL) (methylene chloride 5 mL)
) And mix at low temperature
Stir for 15 minutes. 4-pyridin-3-yl-butan-1-ol (Example 2.
Prepared substantially according to the method described in 1 (820 mg) in methylene chloride (10 mL)
) Was added and the reaction was allowed to proceed for 45 minutes, then 4 mL of triethylamine was added and mixed.
The material was warmed to room temperature. After 35 minutes, saturated sodium bicarbonate was added and the mixture was
Extracted with methylene chloride. The organic phase is washed with saturated sodium bicarbonate and
After that, the crude title compound was obtained (813 mg).Step B: 5-pyridin-3-yl-pentan-2-ol
Methyl magnesium bromide (3 M solution (diethyl ether) 0.75 mL
) At 0 ° C in 3.5 mL of dehydrated tetrahydrofuran.
A solution of yl-butyraldehyde (133 mg) (1 mL of tetrahydrofuran) was added.
In addition, the mixture was stirred at low temperature. 30 minutes later, add saturated ammonium chloride and react
Was stopped and extracted with ethyl acetate. The organic phase is washed with saturated sodium bicarbonate and
It was dried over sodium acid and concentrated under reduced pressure. Flash chromatography on silica gel
Purification by chromatography (methylene chloride: methanol 95: 5)
The compound was obtained (71 mg).Step C: 5-pyridin-3-yl-pentan-2-one
Oxalyl chloride (0.060 mL) solution (1 mL of dehydrated methylene chloride)
At -78 ° C, a solution of methyl sulfoxide (0.075 mL) (methylene chloride 0
. 25 mL) was added and the mixture was stirred cold for 18 minutes. 5-pyridine-3-i
A solution of 2-pentanol (71 mg) (1 mL of methylene chloride) was added, and the reaction was performed.
For 40 minutes, 0.35 mL of triethylamine was added, and the mixture was heated.
Allowed to reach room temperature. After 35 minutes, water was added and the mixture was extracted with methylene chloride. Yes
The organic phase is washed with saturated sodium bicarbonate, dried over sodium sulfate and concentrated under reduced pressure
did. The residue was flash chromatographed on silica gel (methyl chloride
Purification with ren: methanol 96: 4) gave the title compound (61 mg).
).Example 9.2
1- {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl ] Ethyl} -1,2,3,4,5,6-hexahydro- [4,4 '] bipyridini Le Step 9.2A: 1- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole- 3-yl] -2- (3,4,5,6-tetrahydro-2H- [4,4 ′] bipyri Dinyl-1-yl) ethane-1,2-dione
Solution of 2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole (200 mg)
(83 mL of oxalyl chloride) was added dropwise to (2 mL of dehydrated methylene chloride).
The mixture was stirred at room temperature. After one hour, 1,2,3,4,5,6-hexahydro
-[4,4 '] bipyridinyl dihydrochloride (213 mg) was added, followed by methylene chloride (1).
. 5 mL and 0.567 mL of triethylamine are added, and the mixture is stirred at room temperature.
Continued. After 4 hours, dilute the reaction solution with ethyl acetate, add water, saturated ammonium chloride
Washed with aqueous solution and brine in that order. Dry the organic phase over sodium sulfate and concentrate
The product was flash chromatographed on silica gel (methylene chloride: methanol
96: 4) to give the title compound (148 mg).Step 9.2B: 1-2- {2- (3,5-dimethylphenyl-1H-indole -3-yl "ethyl} -1,2,3,45,6-hexahydro-" 4,4 '" Pyridinyl
1- [2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl]-
2- (3,4,5,6-tetrahydro-2H- [4,4 '] bipyridinyl-1-
Il) A solution of ethane-1,2-dione (148 mg) (dehydrated tetrahydrofuran
), 2.71 mL of a 1 M solution of lithium aluminum hydride in tetrahydrofuran
Was added dropwise, and the mixture was heated to reflux in an oil bath. After 1.5 hours, the mixture was cooled and
0 mL and ammonium hydroxide 4 mL and ethyl acetate 25 mL were added in this order.
The reaction was stopped. The mixture was filtered to remove solids. Wash the organic phase with brine
Purified, dried over magnesium sulfate and concentrated under reduced pressure to give the title compound (71
mg). m / e = 410 (M + H).Example 9.3
2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [methyl- [4- (pyri Zin-4-yl) butyl] amino] ethyl] -1H-indol-5-yl]- N, N-dibutylisobutylamide
2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [methyl- [4- (pi
Lysin-4-yl) butyl] amino] ethyl] -1H-indol-5-yl]
-N, N-dibutylisobutylamide (prepared according to the method described in Example 7.2)
) 67 mg (0.113 mmol), paraformaldehyde 33.9 mg (1.
3 mmol) and 100 mg of ground 3A molecular sieves.
Attach bulkhead to sco, NTwoWith enough air out. Next, MeOH 2.6
5 mL and 65.2 μL of glacial acetic acid (67.8 mg, 1.13 mmol) were added,
The mixture was stirred at room temperature for 35 minutes. Next, sodium cyanoborohydride 28.
4 mg (0.452 mmol) was added, and after an additional 20 minutes, 2.5 mL of dehydrated THF was added.
Was added. After a few minutes, TLC indicated that the reaction was complete. So the mixture
Filter and the filtrate was shaken with brine in a separatory funnel. Aqueous phase CHTwoClTwoMore
Extracted three times. The combined organic phases areTwoSOFourDehydration with
And filtered and concentrated under reduced pressure. Flash chromatography on silica gel for residue
Matography (99: 1: 0.1 to 95: 5: 0.5CH)TwoClTwo-MeOH
-Concentrated NHFourGradient elution with OH) to give 31.1 mg (45%) of the title compound.
Was obtained as a glass. This is the TLC (95: 5: 0.5CHTwoClTwo-Me
OH-concentrated NHFourOH). 500MHz1H NMR (CDClThree
) Was consistent with the specified structure. m / e = 609.5 (M + H).
Following a procedure similar to that described in Examples 9.1, 9.2 and 9.3,
Was prepared.
Example 10
{2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfonyl-1H-i Ndol-3-yl] propyl}-(4-pyridin-4-yl-butyl) amine Step 10A: N-Methoxy-N-methyl 2-methylcyclopropanecarboxylate Mid
A solution of 2-methylcyclopropanecarboxylic acid (10 g)
Mixed solvent of 200 mL of benzene and 2 mL of N, N-dimethylformamide) at 0 ° C.
10.5 mL of oxalyl chloride is added and the mixture is stirred at 0 ° C. for 30 minutes.
To room temperature and allowed to elapse for 30 minutes. Therefore, N, O-dimethylhydroxyl
14.6 g of silamine hydrochloride and then 41 mL of triethylamine were added. mixture
Was stirred at room temperature for 1 hour and quenched by the addition of saturated sodium bicarbonate. Vinegar in the water phase
Extract with ethyl acid, wash the combined organic phases with brine and dry over sodium sulfate
And concentrated under reduced pressure. The product was purified by vacuum distillation to give 8.9 g as an oil.
Obtained.Step 10B: (3,5-Dimethylphenyl)-(2-methylcyclopropyl) meth Tanon
A solution of 5-bromo-m-xylene (5.7 mL) in dehydrated tetrahydrofuran (
120 mL) The solution was added at −78 ° C. with a 1.4 M hexane solution of n-butyllithium 3
0.6 mL was added and the mixture was stirred cold. After 15 minutes, 2-methylcyclopro
Solution of pancarboxylic acid N-methoxy-N-methylamide (5.0 g)
(Drofuran 50 mL) was added dropwise over 5 minutes, and the mixture was gradually warmed to room temperature.
Was. One hour later, 20 mL of 2N hydrochloric acid and
The reaction was stopped by adding water and 40 mL of water. This is extracted with ethyl acetate and saturated bicarbonate
Wash with aqueous sodium chloride and brine, dehydrate with sodium sulfate and dry the title compound 6
. 95 g (crude compound) was obtained.Step 10C: 2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfonyl -1H-Indol-3-yl] propylamine
A solution of (4-methanesulfonylphenyl) hydrazine (1.88 g) (n-butyl
(3,5-dimethylphenyl)-(2-methyl) at 95 ° C.
2.24 g of (cyclopropyl) methanone was added and heated to 110 ° C. in an oil bath.
After 16 hours, the reaction was cooled to room temperature and poured into 200 mL of diethyl ether.
The resulting brown precipitate was collected by filtration. Dissolve the solid in 300 mL of water
And extracted with diethyl ether. Salt the aqueous phase by adding 1N sodium hydroxide
It was made basic and extracted with diethyl ether. The combined organic phases are removed with sodium sulfate.
Water and concentrated under reduced pressure. Flash chromatography on silica gel (chlorination
Purification by methylene: methanol 9: 1) afforded the title compound (313m).
g).Step 10D: {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5-methanesulfoni 1H-indol-3-yl] propyl}-(4-pyridin-4-yl-bu Chill) amine
4-pyridin-4-yl-butyraldehyde (23 mg), 2- [2- (3,
5-dimethylphenyl) -5-methanesulfonyl-1H-indol-3-yl
] A mixture of propylamine (50 mg) and magnesium sulfate (76 mg)
CDClThreeDilute with 1.5 mL and stir at −5 ° C. 15 minutes later, sodium borohydride
A solution of thorium (6.8 mg) (1.5 mL of dehydrated methanol) was added and the mixture was
Stirred at low temperature for another 20 minutes. Therefore, the reaction was stopped by adding water, and ethyl acetate was added.
, And the organic phase was washed with water and brine, and dried over sodium sulfate.
. Concentrated by preparative TLC on silica gel (methylene chloride: methanol 9: 1)
The product was purified to give the title compound (29 mg). MASS.
The following compounds were prepared according to procedures similar to those described in Examples 7 and 10.
did.
Example 11
2- (3,5-dichlorophenyl) -3- [2- (4-pyridin-3-yl-bu Tylamino) ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid diethylamide Step 11A: 2- (3,5-dichlorophenyl) -3- [2- (4-pyridine- 3-yl-butylamino) ethyl] -1H-indole-5-carboxylate ester
3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dichlorophenyl) -1H-yne
Dole-5-carboxylic acid ethyl ester (substantially according to the method described in Example 5.1)
Solution (100 mg) in chloroform (7.0 mL) at −5 ° C.
172 mg of nesium followed by 46.3 4-pyridin-3-yl-butyraldehyde.
mg was added and the mixture was stirred at low temperature for 15 minutes. So, sodium borohydride
(13.7 mg) solution (1.2 mL of dehydrated methanol) was added, and further 40 minutes
Thereafter, the reaction was stopped by adding water. Mix the mixture between ethyl acetate and saturated potassium carbonate
And extracted, the organic layer was washed with brine and dried over sodium sulfate. Dark
Flash chromatography of silica gel on silica gel (methylene chloride: methanol)
92: 8) to give the title compound (100 mg).Step 11B: 3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4- (pyridine- 3-yl-butyl) amino] ethyl {-2- (35-dichlorophenyl) -1H -Indole-5-carboxylic acid ethyl ester
2- (3,5-dichlorophenyl) -3- [2- (4-pyridin-3-yl-
Butylamino) ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester (
500 mg) in 8 mL of dehydrated tetrahydrofuran at 0 ° C.
331 mg of butyl dicarbonate and then an aqueous solution of potassium carbonate (215 g of aqueous solution
(4 mL of water)), and the resulting suspension was stirred at 0 ° C. with high stirring. After 1 hour, excess
The reaction was quenched by the addition of saturated aqueous ammonium chloride solution, and the mixture was
Extracted. The organic phase was dried over sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. Residue
Flash chromatography on silica gel (methylene chloride: methanol 96
. 5: 3.5) to give the title compound (472 mg).Step 11C: 3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridine-3- Yl-butyl) amino] ethyl {-2- (35-dichlorophenyl) -1H-i Ndole-5-carboxylic acid
3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4- (pyridin-3-yl-
Butyl) amino] ethyl} -2- (3,5-dichlorophenyl) -1H-indo
Toluene-5-carboxylic acid ethyl ester (65 mg) suspension (methanol 4 mL)
0)
At 1.4 mL of a 1.25 N sodium hydroxide solution are added and the mixture is heated in an oil bath.
To 75 ° C. After 2.5 hours, the mixture was cooled to room temperature and saturated ammonium chloride
The reaction was stopped by adding an aqueous solution of sodium hydroxide. The mixture was extracted with ethyl acetate and saturated
Washed with ammonium solution and the organic phase was dried over sodium sulfate. Concentrate under reduced pressure
To give the crude title compound (63 mg).Step 11D: {2- [2- (3,5-dichlorophenyl) -5-diethylcarba Moyl-1H-indol-3-yl] ethyl}-(4-pyridin-3-yl- Butyl) carbamic acid tert-butyl ester
3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridin-3-yl-bu
Tyl) amino] ethyl} -2- (3,5-dichlorophenyl) -1H-indole
To a suspension of m-5-carboxylic acid (63 mg) (methylene chloride 6 mL) was added
Roxybenzotriazole (24.2 mg) and then 1- (3-dimethylaminopropyl
26.7 mg) of 3-ethylcarbodiimide hydrochloride were added and the mixture was stirred at room temperature.
Stirred. After 30 minutes, 0.06 mL of diethylamine was added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours.
While stirring. Concentrate the reaction mixture under reduced pressure and flash chromatograph on silica gel.
Purified by filtration (methylene chloride: methanol 95: 5) to give the title compound (
63 mg).Step 11E: 2- (3,5-dichlorophenyl) -3- [2- (4-pyridine- 3-yl-butylamino) ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid diethyl Luamide
{2- [2- (3,5-dichlorophenyl) -5-diethylcarbamoyl-1
H-Indol-3-yl] ethyl}-(4-pyridin-3-yl-butyl) ca
A solution of rubamic acid tert-butyl ester (63 mg) (3 mL of methylene chloride)
) At 0 ° C with 0.15 mL of anisole and then 0.76 mL of trifluoroacetic acid.
The mixture was stirred at 0 ° C. After 1.5 hours, add 0.5 mL of trifluoroacetic acid.
And stirring is continued for another hour, after which the mixture is concentrated under reduced pressure to leave a residue.
The acid was removed azeotropically with toluene. Flash concentrate on silica gel
Chromatography (methylene chloride: methanol: ammonium hydroxide 90: 6.
5: 1) to give the title compound (38 mg). m / e = 537 (
M).
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 11.
Example 12.1.
1- {2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (4-pyridine-4-i Ru-butylamino) ethyl] -1H-indol-5-yl {ethanone Step 12.1A: 3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridine) -4-yl-butyl) -amino] -ethyl} -2- (3,5-dimethylphenyl ) -1H-Indole-5-carboxylic acid ethyl ester
2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- [4- (pyridin-4-yl)
) Butylamino] -ethyl] -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester
(Example 5.1, Step B) as the starting material, and the procedure described in Example 9.1, Step A was followed.
Thus, the title compound was obtained.Step 12.1B: 3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridine) -4-yl-butyl) amino] ethyl} -2- (3,5-dimethylphenyl)- 1H-indole-5-carboxylic acid
3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridin-4-yl-bu
Tyl) -amino] -ethyl} -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-yne
Using dol-5-carboxylic acid ethyl ester as a raw material and lithium hydroxide,
The title compound was obtained substantially according to the method described in Example 9.1, Step B.Step 12.1C: {2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5- (methoxy) Methylcarbamoyl) -1H-indol-3-yl] -ethyl}-(4-pyri Zin-4-yl-butyl) carbamic acid tert-butyl ester
3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridin-4-yl-bu
Tyl) amino] ethyl} -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole
-5-carboxylic acid (1.44 g) in solution (N, N-dimethylformamide 25
540 mg of 1-hydroxybenzotriazole (HOBt)
Next, 0.44 mL of 4-methylmorpholine and N, O-dimethylhydroxyl
365 mg of min hydrochloride were added. After 15 minutes, 1- (3-dimethylaminopropyl
) -3-Ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC) (815 mg) was added, and the mixture was raised.
Warmed to room temperature. After a reaction time of 3 days, an additional 540 mg of HOBt, 4-me
0.44 mL of tylmorpholine, N, O-dimethylhydroxylamine hydrochloride 36
5 mg and 815 mg of EDC were added. After 4 days, the reaction was stopped by vacuum concentration.
Stopped and reconcentrated from toluene to remove all volatiles. Residue in ethyl acetate
Dissolve, then add saturated aqueous sodium bicarbonate solution and brine
And dried over sodium sulfate. Flash concentrate on silica gel
Chromatography (hexane: ethyl acetate 30:70; then 20:80; then 0:
Purification by 100) afforded the title compound (1.4 g).Step 12.1D: 3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridine) -4-yl-butyl) amino] ethyl} -2- (3,5-dimethylphenyl)- 5- (methoxymethylcarbamoyl) indole-1-carboxylic acid tert-butyl Chill ester
{2- [2- (3,5-dimethylphenyl) -5- (methoxymethylcarbamo)
Yl) -1H-indol-3-yl] -ethyl}-(4-pyridin-4-yl
-Butyl) carbamic acid tert-butyl ester (1.4 g) as a raw material.
The title compound was obtained substantially according to the method described in Example 9.1, Step A (1.55 g).Step 12.1E: 5-Acetyl-3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridin-4-yl-butyl) amino] ethyl} -2- (3,5-dimethyl Ruphenyl) indole-1-carboxylic acid tert-butyl ester
3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridin-4-yl-bu
Tyl) amino] ethyl} -2- (3,5-dimethylphenyl) -5- (methoxy
Methylcarbamoyl) indole-1-carboxylic acid tert-butyl ester (
0.069 g) in 3 mL of dehydrated tetrahydrofuran at −10 ° C.
0.20 mL of a 1.5 M solution of lithium in ether was added and the mixture was stirred at low temperature
. After 45 minutes, the reaction was quenched by adding a saturated aqueous ammonium chloride solution,
Extracted. Wash the organic phase with brine, dry over sodium sulfate, and concentrate.
Purified by preparative TLC on silica gel (hexane: ethyl acetate 2: 3),
The title compound was obtained (58mg).Step 12.1F: 1- {2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (4- Pyridin-4-yl-butylamino) ethyl] -1H-indol-5-yl} Etanon
5-acetyl-3- {2- [tert-butoxycarbonyl- (4-pyridine
-4-yl-butyl) amino] ethyl {-2- (3,5-dimethylphenyl) i
Starting from indole-1-carboxylic acid tert-butyl ester (120 mg)
, Implementation
Example 9.1 The title compound was obtained (82 mg) almost according to the method described in Step D. m /
e = 440 (M + H).Example 12.2.
1- {2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (4-pyridine-4-i Ru-butylamino) ethyl] -1H-indol-5-yl @ ethanol
1- {2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (4-pyridine-4-
Yl-butylamino) ethyl] -1H-indol-5-yl} ethanone (45
mg) solution (2 mL of dehydrated tetrahydrofuran) at 0 ° C.
0.30 mL of a 1 M solution of minium in tetrahydrofuran is added and the mixture is stirred at low temperature.
Stirred. After 45 minutes, the reaction was stopped by adding a saturated aqueous ammonium chloride solution, and the mixture was mixed.
The mixture was extracted with ethyl acetate. Organic
The phases are washed with brine, dried over sodium sulfate and flushed over silica gel.
Chromatography (methylene chloride: methanol: ammonium hydroxide 90:10
: 0.25) to give the title compound (40 mg). m / e = 44
2 (M + H).Example 12.3
1- {2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (4-pyridine-4-i Ru-butylamino) ethyl] -1H-indol-5-yl {ethanone O-meth Tiloxime
1- {2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (4-pyridine-4-
Yl-butylamino) ethyl] -1H-indol-5-yl} ethanone (22
mg)) (0.50 mL of methanol) in 10 mg of sodium acetate (trihydrate).
2mg
Then 63 mg of methoxylamine hydrochloride were added and the mixture was stirred at room temperature. 20:00
After a short time, the mixture is concentrated under reduced pressure, the residue is suspended in ethyl acetate and saturated sodium bicarbonate is added.
Washing was carried out in the order of an aqueous thorium solution and brine. Dehydrate the organic phase with sodium sulfate
The concentrate was separated by preparative TLC on silica gel (methylene chloride: methanol: hydroxy alcohol).
(90: 10: 0.25) to give the title compound (23).
mg). m / e = 469 (M + H).
Following a procedure similar to that described in Examples 12.1, 12.2 and 12.3
The following compounds were produced.
Example 13
The following compounds were prepared according to procedures similar to those described in Examples 1-12.
You.
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
A61K 31/42 A61K 31/42
31/44 31/44
31/445 31/445
31/47 31/47
31/495 31/495
31/505 31/505
31/53 31/53
C07D 401/14 209 C07D 401/14 209
403/12 209 403/12 209
413/12 209 413/12 209
413/14 209 413/14 209
471/04 114 471/04 114A
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA
,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CU,CZ,
EE,GE,HU,IL,IS,JP,KG,KR,K
Z,LC,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK
,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,
SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,US,U
Z,VN
(72)発明者 チユー,リン
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 フイツシヤー,マイケル・エイチ
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 ジロトラ,ナリンダー・エヌ
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 リン,ピーター
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 ウオルシユ,トーマス・エフ
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 ワイブラツト,マシユー・ジエイ
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 アシユトン,ウオラス・テイ
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (51) Int.Cl. 6 Identification code FI A61K 31/42 A61K 31/42 31/44 31/44 31/445 31/445 31/47 31/47 31/495 31/495 31/505 31/505 31/53 31/53 C07D 401/14 209 C07D 401/14 209 403/12 209 403/12 209 413/12 209 413/12 209 413/14 209 413/14 209 471/04 114 471/04 114A (81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF , BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (KE, LS, MW, SD, SZ, UG), UA (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, T ), AL, AM, AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, CA, CN, CU, CZ, EE, GE, HU, IL, IS, JP, KG, KR, KZ, LC, LK , LR, LT, LV, MD, MG, MK, MN, MX, NO, NZ, PL, RO, RU, SG, SI, SK, TJ, TM, TR, TT, UA, US, UZ, VN ( 72) Inventor Chiu, Lin United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln Ave. 126 (72) Inventor Huitzia, Michael H. United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln, USA Avenue 126 (72) Inventor Girotra, Narinda N. United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln Avenue 126 ( 72) Inventor Lynn, Peter United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln Avenue 126 (72) Inventor Walsille, Thomas F. United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln, USA Avenue 126 (72) Inventor Waiburat, Mashiu J. United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln Avenue 126 (72) Inventor Asijuton, Wollast Tey United States, New Jersey 07065, Lowway , East Lincoln Avenue 126