【発明の詳細な説明】
ゴナドトロピン放出ホルモンの拮抗薬 発明の背景
黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH)とも呼ばれるゴナドトロピン放出ホ
ルモン(GnRH)は、ヒトの再生に重要な役割を果たすデカペプチドである。
ホルモンは視床下部から放出され、脳下垂体に作用して黄体化ホルモン(LH)
および卵胞刺激ホルモン(FSH)の生合成および分泌を刺激する。脳下垂体か
ら放出されたLHは、両方の性において生殖腺ステロイド生成の制御を主に支配
し、FSHは、男性における精子形成および女性における卵胞発達を制御する。
GnRH作用薬および拮抗薬は、LH/FSH放出の阻害を必要とする特定の症
状の治療において有効であるとわかっている。特に、GnRH系治療は、子宮内
膜症、子宮類線維腫、多嚢胞卵巣、早発思春期および複数の性腺ステロイド依存
新生、最も顕著なものとして前立腺、乳房および卵巣のガンの治療において、有
効であるとわかっている。GnRH作用薬および拮抗薬は、種々の補助受精技術
においても利用され、男性と女性の両方において潜在
避妊薬として研究されてきた。これらは、また、下垂体性腺刺激アデノーマ、睡
眠無呼吸のような睡眠障害、過敏性腸症候群、月経前症候群、良性前立腺肥大症
、多毛症の治療に、成長ホルモン欠損児童および狼瘡のネズミモデルにおける成
長ホルモン治療の補助剤として、可能な有用性も示されている。
現在のGnRH拮抗薬は、恐らくは極僅かの口内活性故に一般的に静脈内また
は皮下投与されるGnRH様デカペプチドである。これらは、通常は1、2、3
、6および10の位置においてアミノ酸置換基を有する。
非ペプチドGnRH拮抗薬は、経口投与の可能な利点を提供する。非ペプチド
GnRH拮抗薬は、欧州出願0 219 292およびDe,Bら著,J.Me
d.Chem.,第32巻,2036〜2038頁(1989年)、全て武田薬
品のWO95/28405、WO95/29900およびEP0679642に
おいて記載されている。
当該分野で知られている置換インドールは、以下の特許および特許出願に記載
されているものを含む。米国特許第5,030,640号は、潜在的β作用薬で
あるα−ヘテロ環式エタノールアミノアルキルインドールを開示している。米国
特許第4,544,663号は、男性避妊薬として有用であると云われているイ
ンドールアミン誘導体を開示している。WO90/05721は、抗糖尿、抗肥
満および抗アテローム性動脈硬化剤として有用なα−アミノ−インドル−3−酢
酸を開示している。仏国特許2,181,559は、鎮静、神経弛緩、鎮痛、血
圧降下、抗セロトニンおよび腺溶解活性を有するインドール誘導体を開示してい
る。ベルギー特許879381は、高血圧、レイノー病および偏頭痛の治療に用
いられる3−アミノアルキル−1H−インドール−5−チオアミドおよびカルボ
キサミド誘導体を開示している。WO97/21435、WO97/21703
、WO97/21707およびWO97/21704は、非ペプチジルインドー
ル誘導体をGnRH拮抗薬として開示している。発明の概要
本発明は、男性および女性における種々の性ホルモン関連症状を治療するため
に用いることができるGnRHの非ペプチド拮抗薬である化合物、その調製方法
、および哺乳動物において用いるための方法および前記化合物を含む薬剤組成物
に関する。
ホルモンGnRHの拮抗薬としてのその活性故に、本発明の
化合物は、男性および女性の両方における種々の性ホルモン関連症状の治療に有
用である。これらの症状は、子宮内膜症、子宮類線維腫、多嚢胞卵巣、多毛症、
早発思春期および、前立腺、乳房および卵巣のガンのような性腺ステロイド依存
新生、下垂体性腺刺激アデノーマ、睡眠無呼吸、過敏性腸症候群、月経前症候群
および良性前立腺肥大症を含む。これらは、成長ホルモン欠損および短身の治療
の補助剤として、および全身性紅斑性狼瘡の治療のためにも有用である。さらに
、本発明の化合物は、生体外受精において、および避妊薬として有用である。こ
の化合物は、子宮内膜症、類線維腫の治療のためおよび避妊薬中において、アン
ドロゲン、エストロゲン、プロゲステロン、抗エストロゲン薬および抗プロゲス
トゲン薬と組み合わせても有用であり得る。これらは、男性において避妊薬とし
て、テストステロンもしくは他の男性ホルモンまたは抗プロゲストゲンと組み合
わせても有用であり得る。これらの化合物は、子宮類線維腫の治療のために、エ
ナラプリルまたはカプトプリルのようなアンギオテンシン変換酵素阻害物質、ロ
サルタンのようなアンギオテンシンII−受容体拮抗薬、またはレニン阻害剤と
組み合わせて用いることもできる。さらに、本発明の化合物は、カ
ルシウム、リン酸塩および骨代謝の防止および妨害のために、特に、GnRH拮
抗薬での治療中の骨損失の予防のために、ビスホスホネート(ビスホスホン酸)
および、例えばMK−0677である成長ホルモン分泌促進剤のような他の試薬
と組み合わせて、および、GnRH拮抗薬での治療中の骨損失またはのぼせのよ
うな性機能低下症候群の防止または治療のために、エストロゲン、プロゲステロ
ン、抗エストロゲン薬、抗プロゲスチン薬および/またはアンドロゲンと組み合
わせて用いることもできる。
さらに、本発明の化合物は、フィナステリドまたはエプリステリドのようなの
ような5aリダクターゼ2阻害剤;WO93/23420およびWO95/11
254に開示の4,7b−ジメチル−4−アザ−5a−コレスタン−3−オン、
3−オキソ−4−アザ−4,7b−ジメチル−16b−(4−クロロフェノキシ
)−5a−アンドロスタン、および3−オキソ−4−アザ−4,7b−ジメチル
−16b−(フェノキシ)−5a−アンドロスタンような5aリダクターゼ1阻
害剤;WO95/07927に開示の3−オキソ−4−アザ−17b−(2,5
−トリフルオロメチルフェニル−カルバモイル)−5a−アン
ドロスタンのような5aリダクターゼ1および5aリダクターゼ2の二重阻害剤
;フルタミド、カソデックスおよび酢酸シプロテロンのような抗アンドロゲン薬
、およびプラゾシン、テラゾシン、ドキサゾシン、タムスロシンおよびアルフゾ
シンのようなα−1ブロッカーと一緒に投与することができる。
さらに、本発明の化合物は、成長ホルモン欠損児の思春期を遅延させて、思春
期における骨端の癒合および成長の停止前に身長を伸ばすために、成長ホルモン
、成長ホルモン放出ホルモンまたは成長ホルモン分泌促進物質と組み合わせて用
いることができる。
さらに、本発明の化合物は、ペプチドまたは天然ホルモンあるいはそれらの類
似体のような黄体形成ホルモン放出活性を有する化合物を組み合わせる、または
一緒に投与することができる。そのようなペプチド化合物は、ロイプロレリン、
ゴナドレリン、ブセレリン、トリプトレリン、ゴセレリン、ナファレリン、ヒス
トレリン、デスロレリン、メテルリンおよびレシレリンを含む。発明の詳細な説明
本発明は、下記一般式で示される化合物、またはその薬学的に
許容できる付加塩および/または水和物、あるいはそれがあれば、その幾何もし
くは光学異性体またはラセミ混合物に関する。
[式中、
Aは、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、
置換C3〜C7アシクロアルキル、C3〜C6アルケニル、置換C3〜C6アルケニル
、C3〜C6アルキニル、置換C3〜C6アルキニル、C1〜C6アルコキシ、C0〜
C5アルキル−S(O)n−C0〜C5アルキル、またはC0〜C5アルキル−O−C0
〜C5アルキルであり、C0〜C5アルキル−NR18−C0〜C5アルキル、ここで
R18とC0〜C5アルキルとは結合して環
または一重結合形成することができ、;
R0は、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキルであり、ここで置換
基はアリール、置換アリール、アラルキルまたは置換アラルキル(この置換基は
R3、R4およびR5のように定義される)であり;
R1は、
であり、R1ヘテロ芳香環に含まれる窒素原子は図示のように存在し得、また
は化学的に許される場合、その酸化(N→O)状態で存在し得;
R2は、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、C1〜C6ヘテロアラルキル、
C1〜C6置換ヘテロアラルキルであり;
R2とAが場合によって一緒になって、5〜7個の原子の環を形成することが
でき;
R3、R4およびR5は独立して、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アル
キル、C2〜C6アルケニル、置換C2〜C6アルケニル、CN、ニトロ、C1〜C3
パーフルオロアルキル、C1〜C3パーフルオロアルコキシ、アリール、置換アリ
ール、アラルキル、置換アラルキル、R11O(CH2)p、(CH2)pS(O)n
R17またはハロゲンであり、ここでR17は水素、C1〜C6アルキル、C1〜C3パ
ーフルオロアルキル、アリールまたは置換アリールであり;または
R3とR4が一緒になって、3〜7個の炭素原子の炭素環式環、またはN、Oお
よびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含むヘテロ環式環を形成し;
R6は、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキル、
アリール、置換アリール、C1〜C3パーフルオロアルキル、CN、NO2、ハロ
ゲン、R16O(CH2)p-であり;
R7は、水素、C1〜C6アルキルまたは置換C1〜C6アルキルであり、Xが水
素またはハロゲンでない場合、R7は存在しなく;
R8は、水素、C(O)OR9、C(O)NR11R22、NR11R22、C(O)R11
、R12C(O)R11、NR12C(O)NR11R12、NR12S(O)2R11、N
R12S(O)2NR11R12、OC(O)R11、OC(O)NR11R12、OR11、
SOnR11、S(O)nNR11R12、ヘテロ環式環または二環式ヘテロ環式環(N
、OまたはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有しており任意にR3、R4
およびR5により置換され得る)、C1〜C6アルキルまたは置換C1〜C6アルキ
ルであり、Xが水素またはハロゲンでない場合、R8は存在しなく;または、
R7とR8が一緒になって、N、OまたはSから選択される1個または2個以上
のヘテロ原子を含み任意にR3、R4およびR5により置換され得るヘテロ環式環
を形成し;または
R7とR8が一緒になって、3〜7個の原子の炭素環式環を形
を形成し;
R9およびR9aは独立して、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキル
であり、m≠0の場合、アリールまたは置換アリール、アラルキルまたは置換ア
ラルキルであり;または
R9とR9aが一緒になって、3〜7個の原子の炭素環式環を
を形成し;
R10およびR10aは独立して、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキ
ル、アリール、置換アリール、アラルキルまたは置換アラルキルてあり;または
R10とR10aが一緒になって、3〜7個の原子の炭素環式環
を形成し;
R9とR10が一緒になったとき、3〜7個の炭素原子の炭素環式環を形成し、
またはm≠0の場合1個または2個以上のヘテロ原子を含むヘテロ環式環を形成
し;
R9とR2が一緒になって、3〜7個の炭素原子を含み、およ
びm≠0の場合1個または2個以上のヘテロ原子を含むヘテロ環式環を形成し;
R10とR2が一緒になって、3〜7個の炭素原子および1個または2個以上の
ヘテロ原子を含むヘテロ環式環を形成し;
R11およびR12は独立して、結合、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6ア
ルキル、アリール、置換アリール、アラルキル、置換アラルキル、3〜7個の原
子の炭素環式環、3〜7個の原子を含む置換炭素環式環、ヘテロ環式環または二
環式ヘテロ環式環(N、OまたはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有し
ており任意にR3、R4およびR5により置換され得る)、C1〜C6アルキル(N
、OまたはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有しており任意にR3、R4
およびR5により置換され得るヘテロ環式環または二環式ヘテロ環式環により置
換されている)であり;
R11とR12が一緒になったとき、任意に置換された3〜9個の原子の環を形成
することができ;
R13は、水素、OH、NR7R8、[NR16SO2(C1〜C6アルキル)、NR1 6
SO2(置換C1〜C6アルキル)、NR16SO2(アリール)、NR16SO2(置
換アリール)、NR16
SO2(C1〜C3パーフルオロアルキル)、SO2NR16(C1〜C6アルキル)、
SO2NR11(置換C1〜C6アルキル)、SO2NR11(アリール)、SO2NR1 6
(置換アリール)、SO2NR16(C1〜C3パーフルオロアルキル)、SO2N
R16(C(O)C1〜C6アルキル)、SO2NR16(C(O)−置換C1〜C6ア
ルキル)、SO2NR16(C(O)−アリール)、SO2NR16(C(O)−置換
アリール)、S(O)n(C1〜C6アルキル)、S(O)n(置換C1〜C6アルキ
ル)、S(O)n(アリール)、S(O)n(置換アリール)、C1〜C3パーフル
オロアルキル、C1〜C3パーフルオロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、置換C1
〜C6アルコキシ、COOH、ハロゲン、NO2またはCNであり;
R14およびR15は独立して、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキル
、C2〜C6アルケニル、置換C2〜C6アルケニル、CN、ニトロ、C1〜C3パー
フルオロアルキル、C1〜C3パーフルオロアルコキシ、アリール、置換アリール
、アラルキル、置換アラルキル、R16O(CH2)p-、R16C(O)O(CH2)p-
、R16OC(O)(CH2)p-、−(CH2)pS(O)nR17、−(CH2)pC
(O)N(R16)2またはハロゲンであり、ここでR17は水素、C1〜C6アルキ
ル、C1〜
C3パーフルオロアルキル、アリールまたは置換アリールであり;
R16は、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキル、アリール、置換ア
リール、アラルキル、置換アラルキル、3〜7個の原子の炭素環式環または3〜
7個の原子を含む置換炭素環式環であり;
R18は、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキル、C(O)OR16で
あり、C(O)N(R16)2、C(O)R16、S(O)nR16であり;
R19は、R13またはR14の定義のものであり;
R22は、C0〜C4アルキル、置換C1〜C4アルキルであり;
Xは、N、O、S(O)nNC(O)、(CR11R12)p、R8への一重結合、
C2〜C6アルケニル、置換C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニルまたは置換
C2〜C6アルキニルであり、XがO、S(O)n、C(O)またはCR11R12の
場合、R8のみが可能であり;
Zは、O、SまたはNR11であり;
mは、0、1、2または3であり;
nは、0、1または2であり;
pは、0、1、2、3または4であり;および、
アルキル、シクロアルキル、アルケニルおよびアルキニル置
換基はC1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、アリール、置換アリール、
アラルキル、置換アラルキル、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、C1〜C6アルコキ
シ、フルオロ、C(O)OR11、アリールC1〜C3アルコキシ、置換アリールC1
〜C3アルコキシから選択され、アリール置換基はR3、R4およびR5について
定義された如くである。]
好ましい実施形態において、下記式のような(I)で示される化合物、または
その薬学的に許容できる付加塩および/または水和物、あるいは適切な場合、そ
の幾何もしくは光学異性体またはラセミ混合物が提供される:
式中、
Aは、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキルまたはC0〜C5アルキル−S
(O)n−C0〜C5アルキルであり;
R0は、水素であり;
R1は、
であり、R1ヘテロ芳香環に含まれる窒素原子は図示のように存在し得、また
は化学的に許される場合、その酸化(N→O)状態で存在し得る;
R3、R4およびR5は独立して、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アル
キルまたはハロゲンであり;
R8は、C(O)NR11R12であり;
R11およびR12は独立して、結合、水素、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6ア
ルキル、アリール、置換アリール、アラルキル、置換アラルキル、3〜7個の原
子の炭素環式環、3〜7個の原子を含む置換炭素環式環、ヘテロ環式環または二
環式ヘテロ環式環(N、OまたはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有し
ており任意にR3、R4およびR5により置換され得る)、C1〜C6アルキル(N
、OまたはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有しており任意にR3、R4
およびR5により置換され得るヘテロ環式環または二環式ヘテロ環式環により置
換されている)であり;
R11とR12が一緒になったとき、任意に置換された3〜9個の原子の環を形成
することができ;
Xは、(CR11R12)pである。
R11とR12が一緒になったときの好ましい置換基は7−アザ−ビシクロ[2.
2.1]ヘプタンおよび2−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタンを含む。
特記しない限り、明細書および請求の範囲全体において以下の定義が適用され
る。
任意の成分または式(I)において変数(例えば、アリール、ヘテロ環、R1
等)が2回以上現れる場合、各場合におけるその定義は他の全てのものの定義か
ら独立している。もちろん、組み合わせにより安定な化合物が得られる場合にの
み、置換基および/または変数の組み合わせが許される。
「アルキル」という用語は、特定数の炭素原子を有する分岐および直鎖状飽和
脂肪族炭化水素基、例えば、メチル(Me)、エチル(Et)、プロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノナニル、デシル、ウンデシル
、ドデシル、およびそれらの異性体、例えば、イソプロピル(i−Pr)、イソ
ブチル(i−Bu)、第二ブチル(s−Bu)、第三ブチル(t−Bu)、イソ
ペンタン、イソヘキサン等を含むことが意図されている。
「アリール」という用語は、フェニルおよびナフチルを含む。好ましくは、ア
リールはフェニルである。
「ヘテロアリール」という用語は、以下の化合物を含むことを意図する。
[ここで、ZはO、SまたはNR11、および以下の化合物である。] 「ハロゲン」または「ハロ」という用語は、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素
を含むことを意図する。
「ヘテロ環」または「ヘテロ環式環」という用語は、N、OおよびSから選択
される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7個の原子の全ての非芳香族ヘテロ環式
環、例えば、オキシラン、
オキセタン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、ピロリジン、ピペリジ
ン、テトラヒドロピリジン、テトラヒドロピリミジン、テトラヒドロチオフェン
、テトラヒドロチオピラン、モルホリン、ヒダントイン、バレロラクタム、ピロ
リジノン等により定義される。
ここで用いられる「組成物」という用語は、特定量の特定成分を含む生産物、
および特定量の特定成分の組み合わせから直接または間接的に得られる生産物を
含むことを意図する。
さらに、前記ヘテロ環式基の多くが2種以上の互変異性体として存在し得るこ
とが当業者に良く知られている。全てのそのような互変異性体が本発明の範囲に
含まれることが意図される。
本発明の化合物の光学異性体、すなわちエナンチオマー、例えばラセミ体また
はジアステレオマーの混合物、および個々のエナンチオマーまたはジアステレオ
マーが含まれる。これらの個々のエナンチオマーは、その旋光に従って、符号(
+)および(−)、(L)および(D)、(1)および(d)またはそれらの組
み合わせにより一般的に表される。これらの異性体は、
それぞれ右および左を示す(S)および(R)による絶対空間配置により表すこ
ともできる。
個々の光学異性体は、従来の分離手順を用いて、例えば、適当な光学活性酸で
の処理、ジアステレオマーの分離および所望の異性体の回収により調製すること
ができる。加えて、個々の光学異性体は、非対称合成により調製することもでき
る。
さらに、所定の化学式または名称はその薬学的に許容できる付加塩、および水
和物のような溶媒和物を含む。
本発明の化合物は、それ自体効果があるが、安定性、結晶化の便宜、向上した
溶解性および他の所望の特性の目的からその薬学的に許容できる付加塩として調
製および投与することができる。
本発明の化合物は、薬学的に許容できる塩として投与することができる。「薬
学的に許容できる塩」という用語は、全ての許容し得る塩を含むことが意図され
る。酸塩の例は、溶解性または加水分解特性を変性させる投与形で用いることが
できる、または持続性もしくはプロドラッグ製剤として用い
ることができる、塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩、蟻酸塩、酢酸塩、トリフ
ルオロ酢酸塩、プロピオン酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩、メタ
ンスルホン酸塩等を含むことを意図する。本発明の化合物の特定の機能に依存し
て、本発明の化合物の薬学的に許容できる塩は、ナトリウム、カリウム、アルミ
ニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、亜鉛のようなカチオンから、お
よび、アンモニア、エチレンジアミン、N−メチルグルタミン、リシン、アルギ
ニン、オルニチン、塩素、N,N’−ジベンジルエチレンジアミンクロロプロカ
イン、ジエタノールアミン、プロカイン、N−ベンジルフェネチルアミン、ジエ
チルアミン、ピペラジン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンおよびテト
ラメチルアンモニウムヒドロキシドのような塩基から形成されるものを含む。こ
れらの塩は、標準的手順により、例えば、遊離酸を適当な有機または無機塩基と
反応させることにより、または遊離塩基を適当な有機または無機酸と反応させる
ことにより調製することができる。
また、酸(−COOH)またはアルコール基が存在する場合、
薬学的に許容できるエステル、例えば、メチルエステル、エチルエステル、ブチ
ルエステル、酢酸エステル、マレイン酸エステル、ピバロイルオキシメチルエス
テル等、および持続性またはプロドラッグ製剤として用いられる溶解性または加
水分解特性を変性させるために当該分野で知られているエステルを用いることが
できる。
本発明の化合物は、式(I)中に立体化学が示される中心以外のキラル中心を
有することができ、従って、ラセミ体、ラセミ混合物として、および個々のエナ
ンチオマーまたはジアステレオマーとして存在することができ、全てのそのよう
な異性体ならびにその混合物が本発明に含まれる。さらに、本発明の化合物のた
めの結晶形の一部は多形体として存在することができ、そのようなものが本発明
に含まれることが意図される。さらに、本発明の化合物の一部は水または一般的
有機溶媒との溶媒和を形成することができる。そのような溶媒和は本発明の範囲
に含まれる。
本発明の化合物は、以下の反応図式により調製される。全ての置換基は特記し
ない限り先のように定義される。
図式A 反応図式A
反応図式Aに示すように、トリプトアミン(1)を、テトラヒドロフランのよ
うな不活性有機溶媒中でN−カルボキシフタルイミドで20〜65℃の温度、好
ましくは65℃で12〜48時間処理することにより、対応するN−フタルイミ
ドトリプトアミン誘導体(2)が得られる。N−フタルイミドトリプトアミン誘
導体(2)は、さらに、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホルムまた
はそれらの混合物のような不活性有機溶媒中において、過臭化臭化水素ピリジニ
ウム、三臭化水素ピロリドン等のような臭化剤で、0〜25℃で30分間〜4時
間処理することにより、2−ブロモトリプトアミン(3)を得る。臭化物(3)
を、アリールホウ酸(本質的にGronowitz,S;Hornfeldt,
A.−B;Yang,Y.−H.著,Chem.Scr.1986,第26巻,
311〜314頁に記
載のように調製)と、トルエン、ベンゼン、エタノール、プロパノールまたはそ
れらの混合物のような不活性溶媒中で、パラジウム(0)触媒、炭酸ナトリウム
水溶液等の弱塩基、および塩化リチウムのような塩化物源を用いて、25〜10
0℃の温度、好ましくは80℃で1〜6時間反応させて、2−アリールトリプト
アミン誘導体(4)を得ることができる。最後に、(4)を、メタノールまたは
エタノールのような不活性溶媒中において水性ヒドラジンにより0〜25℃の温
度で4〜24時間処理することによりフタルイミド基を除去して、トリプトアミ
ン(5)を得ることができる。
図式B
反応図式B
反応図式Bに示すように、2−アリールトリプトアミンを、塩化メチレン、ク
ロロホルム、ジメチルホルムアミドまたはそれらの混合物のような不活性有機溶
媒中において、カップリング剤である1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3
−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)、1,3−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド(DCC)等を使用し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)
およびN−メチルモルホリン(NMM)のような第三アミンを用いまたは用いな
いで、室温または室温に近い温度でタイプ(6)のカルボン酸と3〜24時間縮
合させて、対応するアミド誘導体(7)を提供することができる。また、2−ア
リールトリプトアミン(5)を、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル等のような不活性有機溶媒およびトリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン、ピリジン等のような第三アミン塩基中において、0
〜25℃の温度でタイプ(8)の活性エステルまたは酸塩化物で30分間〜4時
間処理して、(7)を得ることができる。
図式C
反応図式C
反応図式Cに示すように、(7)のアミドカルボニルを、テトラヒドロフラン
、ジエチルエーテル、1,4−ジオキサンなどのような不活性有機溶媒中におい
て、25〜100℃の温度、好ましくは65℃でボラン、水素化リチウムアルミ
ニウムまたは同等の水素化物源で1〜8時間処理することにより還元して、対応
するアミン化合物(9)を得ることができる。
図式D
反応図式D
反応図式Dに示すように、2−アリールトリプトアミン(23または5)を、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、ジクロロメ
タン、クロロホルムまたはそれらの混合物中のような不活性有機溶媒中において
、トリフルオロ酢酸(TFA)、酢酸等のような弱酸の存在下に、3Å分子篩ま
たは硫酸マグネシウムのような乾燥剤およびホウ水素化ナトリウムまたはシアノ
ホウ水素化ナトリウムのような水素化物
源を用いてまたは用いないで、0〜25℃の温度でタイプ(10)のアルデヒド
またはケトンで1〜12時間処理することにより修飾して、対応する第二または
第三アミン誘導体(11)を得ることができる。
図式E 反応図式E
反応図式Eに示すように、アリールヒドラジンまたはアリールヒドラジン塩酸
塩(12)を、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール
、n−ブタノール、t−ブタノールのような極性有機溶媒、好ましくはn−ブタ
ノール中において、70〜120℃の温度でタイプ(13)のアリールシク
ロプロピルケトンで8〜24時間処理することにより2−アリールトリプトアミ
ン(5)を得る。また、アリールヒドラジンまたはアリールヒドラジン塩酸塩(
12)を、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n
−ブタノール、t−ブタノールまたはそれらの混合物のような極性有機中におい
て4位に脱離基(クロリド、臭素、ヨウ素、O−メタンスルホネート、O−トリ
フルオロメタンスルホネートなど)を含むタイプ(14)のアリールブチルケト
ンにより室温において2時間処理し、続いて65〜100℃の温度で4〜24時
間加熱すると、2−アリールトリプトアミン(5)が生成される。
図式F 反応図式F
反応図式Fに示すように、トリエチルアミンのような不活性有機溶媒中におい
て、タイプ(15)のヨードアニリンを、50〜88℃の温度でアリールアセチ
レン、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムのような適当なパラジ
ウム(0)触媒、臭化第一銅のような銅(I)ハロゲン化物と30分間〜5時間
反応させて、ジアリールアセチレン(16)を得ることができる。アセチレン(
16)は、アセトニトリルのような不活性有機溶媒中において塩化パラジウム(
II)のようなパラジウム(II)触媒または酢酸パラジウム(II)で50〜
82℃の温度で30分間〜6時間処理することによりさらに修飾して、2−アリ
ールインドール(17)を得ることができる。
図式G 反応図式G
反応図式Gに示すように、2−アリールインドール(17)を、25〜65℃
の温度で塩化オキサリル純物でまたは塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエ
タン、テトラヒドロフラン等のような不活性有機溶媒中において塩化オキサリル
で3〜24時間処理することにより、アシルクロリド付加物(18)を得る。粗
生成物(18)を、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、ク
ロロホルム等のような不活性有機溶媒
およびトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンまたはピリジンのような
アミン塩基中において0〜25℃の温度でタイプ(19)のアミンと30分間〜
4時間反応させることにより、アミド誘導体(20)を得ることができる。アミ
ド誘導体(20)を、テトラヒドロフランのような不活性有機溶媒中において高
温、好ましくは還流温度でボランまたは水素化リチウムアルミニウムのような還
元剤で1〜5時間処理することによりさらに修飾して化合物(21)を得ること
ができる。
図式H
反応図式H
反応図式Hに示すように、30%酢酸水溶液のような弱酸が添加されたテトラ
ヒドロフラン、酢酸エチル、メタノール、エタノールまたはそれらの混合物のよ
うな不活性有機溶媒中において、タイプ(22a)のN−ベンジル誘導体または
タイプ(22b)のN−ベンジルオキシカルボニル誘導体を、水素(1気圧)お
よび炭素上パラジウム、炭素上水酸化パラジウム等のような適切な触媒により、
10分〜3時間またはアリール基が除去されて第二アミンが得られるまで処理す
ることにより還元して、第二アミン類似体(7)を得ることができる。
図式I 反応図式I
反応図式Iに示すように、エタノール、メタノール等のような不活性有機溶媒
中において、タイプ(24)のニトロインド
のような適当な触媒で2〜12時間処理することにより、対応するアミノインド
ール誘導体(25)を得る。
図式J
反応図式J
反応図式Jに示すように、アミノインドールまたはヒドロキシインドール(2
5)を、種々の条件下におけるアシル化によ
り修飾することができる。例えば、(25)を、塩化メチレン、クロロホルム、
テトラヒドロフランまたはそれらの混合物のような不活性有機溶媒中において、
0℃〜室温で酸塩化物、酸無水物または活性エステルおよび、トリエチルアミン
、ジイソプロピルエチルアミンまたはピリジン等のようなアミン塩基で1〜12
時間処理することにより対応するアミドまたはエステル誘導体(26)が得られ
る。また、(25)を、一般的に用いられる多くの脱水剤の1つにより、適切な
カルボン酸に結合させることができる。例えば、アミノインドール(25)を、
塩化メチレン、クロロホルム、ジメチルホルミアミドまたはそれらの混合物のよ
うな不活性有機溶媒中において、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt
)およびN−メチルモルホリン(NMM)またはトリエチルアミン等のような第
三アミン塩基を用いてまたは用いないで、室温または室温に近い温度で適当なカ
ルボン酸および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミ
ド塩酸塩(EDC)または1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)
等により、3〜24時間処理することにより対応するアミドまたはエステル誘導
体(26)を得る。
図式K 反応図式K
反応図式Kに示すように、塩化メチレン、クロロホルム、ジメチルホルムアミ
ド、テトラヒドロフランまたはそれらの混合物のような不活性有機溶媒中におい
て、尿素または(25)のカルバメート誘導体を、0〜65℃の温度でタイプ(
27a)の塩化カルバモイル、またはタイプ(27b)のイソシアネート試薬、
およびピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンまたはN−メ
チルモルホリン等のようなアミン塩基で1〜72時間処理することにより、(2
8)を得ることができる。化合物(25)は、また、塩化メチレンまたはクロロ
ホルム等のような不活性溶媒中において、ピリジン、トリエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリンを添加してまた
は添加しないで、ホスゲン、トリホスゲン、1,1’−カルボニルジイミダゾー
ルまたはN,N’−ジスクシンイミジルカーボネート等のようなビス(求電子性
)試薬により−20℃〜0℃の温度で20分間〜2時間処理することにより、修
飾することもできる。この時間後、反応混合物を−20℃〜25℃の温度で適当
な一置換または二置換アミンで1〜5時間処理することにより尿素またはカルバ
メート類似体(28)を得る。
図式L 反応図式L
反応図式Lに示すように、アミン(25)を、塩化メチレン、クロロホルムま
たはジクロロエタン等のような不活性溶媒中において、ピリジン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリンのようなアミン塩基
を用いて、−20℃〜25℃の温度でタイプ(29)の適当な塩化スルホニルま
たはタイプ(30)の塩化スルファミルで20分間〜2時間処理することにより
修飾して、それぞれ対応するN−スルホンアミド(31)またはN−スルファミ
ルアミド(32)誘導体を得ることができる。
図式M 反応図式M
反応図式Mに示すように、2−アリールトリプトアミン(33)を、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、第三ブタノールまたはそれら
の混合物のような不活性有機溶媒中において、65〜110℃の温度において(
34)のようなエポキシドで8〜20時間処理することにより修飾して、対応す
るアミノアルコール誘導体(35)を得ることができる。
図式N
反応図式N
反応図式Nに示すように、(36)のような酸含有インドール誘導体のアミド
誘導体を、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミドまたはそれらの混合物のような不活性有機溶媒中において、1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール(HOBt)およびN−メチルモルホリン(NMM)また
はトリエチルアミン等のような第三アミンを用いてまたは用いないで、室温また
は室温に近い温度で、適切なアミン(R12R11NH)およびベンゾトリアゾール
−1−イルオキシートリス(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェ
ート(PyBOP)、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシートリス(ジメチル
アミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)、1−(3−ジメ
チルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)または1,
3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)等のような適切なカップリング
剤により3時間〜7日間処理することにより、対応するアミド誘導体(37)を
得ることができる。
図式O 反応図式O
反応図式Oに示すように、塩化メチレンのような不活性有機溶媒中において、
トリプトアミン5を、塩化2−ニトロベンゼンスルホニル、塩化4−ニトロベン
ゼンスルホニルまたは塩化
2,4−ジニトロベンゼンスルホニルのような塩化アリールスルホニルおよび2
,4,6−コリジンまたは2,6−ルチジン等のようなヒンダードアミンと反応
させることにより修飾して、対応するスルホンアミド38を得ることができる。
38のようなスルホンアミドは、さらに、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフ
ランまたはそれらの混合物のような不活性有機溶媒中においてトリフェニルホス
フィンおよびジエチルアゾジカルボキシレート(DEAD)またはジイソプロピ
ルアゾジカルボキシレート等のような活性化剤の存在下にタイプ39のアルコー
ルと反応させることにより修飾してジアルキルスルホンアミド付加物を得ること
ができる。スルホニル基の除去は、塩化メチレンのような不活性有機溶媒中にお
いてn−プロピルアミン等のような求核性アミンで処理することにより達成され
、タイプ23の第二アミンが得られる。
本発明の化合物は、男性および女性において種々の性ホルモン関連症状の治療
において有用である。この有用性は、以下の生体外アッセイにおける活性により
示されるように神経ペプチドホルモンGnRHの拮抗薬として作用する性能によ
り示される。ヒトGnRH受容体結合アッセイ
ヒトGnRH受容体を発現するCHO細胞から調製された粗膜をGnRH受容
体の供給源とした。放射標識リガンドとして[125I]Buserelin(ペ
プチジルGnRH類似体)を用いた。結合活性を、GnRH受容体への[125I
]Buserelinの特異的結合を50%抑制するのに必要な拮抗薬濃度であ
るIC50として決めた。ラット下垂体GnRH受容体結合アッセイ:
ラット下垂体組織から調製された粗血漿膜を、ウシ血清アルブミン(.1%)
、[I−125]D−t−Bu−Ser6−Pro9−エチルアミド−GnRH
、および所望濃度の試験化合物を含むTris.HCl緩衝液(50mM、pH
7.5)中でインキュベートした。アッセイ混合物を4℃で90〜120分間イ
ンキュベートし、続いて迅速に濾過しガラス繊維フィルターで繰り返し洗った。
膜結合放射性リガンドの放射活性を、γ−カウンターにおいて決めた。このデー
タから、試験化合物の存在下においてGnRH受容体に結合する放射性リガンド
のIC50を推測した。LH放出の阻害アッセイ:
GnRH受容体結合アッセイからの活性化合物を、さらに、生体外LH放出ア
ッセイで評価してその拮抗薬活性(GnRH誘発LH放出をブロック)を評価し
た。1. サンプル調製
アッセイすべき化合物をDMSO中に溶解し希釈した。インキュベーション媒
体中におけるDMSOの最終濃度は0.5%であった。2. アッセイ
ウィスター雄ラット(150〜200g)を、Charles River
Laboratories(マサチューセッツ州ウィルミントン在)から得た。
ラットを、12時間の明所および12時間の暗所サイクルにおいて一定温度(2
5℃)に維持した。ラットの固形飼料および水は任意に得られた。動物を断頭に
より殺し、下垂体を無菌的に除去し、50mLポリプロピレン遠心管中のハンク
ス液(HBSS)中に入れた。集合管を250×gで5分問遠心分離し、吸引に
よりHBSSを除去した。下垂体を、使い捨てペトリ皿に移し、メスで細かく切
った。切られた組織を、次に、0.2%コラーゲナーゼおよび0.2%
ヒアルロニダーゼを含むHBSSの3つの10mL部分に連続的に組織断片を懸
濁させて50mL使い捨て遠心分離管に移した。37℃の水浴中にて穏やかな攪
拌下に細胞分散を30分間行った。インキュベーションの終了時に、ピペットを
用いて細胞を20〜30回吸引し、未消化下垂体断片を3〜5分間沈殿させた。
懸濁細胞を吸引により除去し、次に、1200×gの遠心分離に5分間付した。
次に、細胞を媒体中に再懸濁させた。未消化下垂体を、前述の消化酵素の30m
Lで処理し、合計で3回、コラーゲナーゼ/ヒアルロニダーゼ混合物で消化した
。得られる細胞懸濁液を貯留し、カウントし、3×105細胞/mlの濃度に希
釈し、この懸濁液1.0mlを24ウエルトレー(マサチューセッツ州ケンブリ
ッジ在Costar製)の各ウエル内に入れた。細胞を、加湿5%CO2−95
%空気雰囲気中において37℃で3〜4日間維持した。媒体は、0.37%Na
HCO3、10%ウマ血清、2.5%ウシ胎児血清、1%非必須アミノ酸、1%
グルタミンおよび0.1%ゲンタマイシンを含むDMEMからなっていた。実験
の日に、実験の開始前1.5時間に3回および直前にもう2回、0.37%Na
HCO3、10%ウマ血清、2.5%ウシ胎児血清、1%非必須アミノ酸(10
0×)、1%
グルタミン(100×)、1%ペニシリン/ストレプトマイシン(1ml当りペ
ニシリン10000単位およびストレプトマイシン10000mg)、および2
5mMのHEPES,pH7.4を含むDMEMで細胞を洗った。2nMのGn
RHの存在下に試験化合物を含む新しい媒体1mlを2回添加することによりL
H放出を開始した。インキュベーションを37℃で3時間行った。インキュベー
ション後、培地を除去し、2000×gで15分間遠心分離して細胞性材料を除
去した。上澄み液を除去し、Dr.A.F.Parlow(カリフォルニア州ト
ランス在Harbor−UCLA Medical Center)から得られ
る材料を用いる二重抗体RIA手順を用いてLH含量についてアッセイした。
式Iの化合物は、GnRHにより影響される多くの領域において有用である。
これらは、性ホルモン関連症状、性ホルモン依存性ガン、良性前立腺肥大または
子宮筋腫において有用であり得る。本発明の化合物の投与により改善され得る性
ホルモン依存性ガンは、前立腺ガン、子宮ガン、乳ガンおよび下垂体性腺刺激ア
デノーマを含む。本発明の化合物の投与により改善され得る他の性ホルモン依存
性症状は、子宮内膜症、多嚢胞性卵
巣および早発思春期を含む。この化合物は、エナラプリルまたはカプトプリルの
ようなアンギオテンシン変換酵素阻害物質、ロサルタンのようなアンギオテンシ
ンII受容体拮抗薬、または子宮類線維腫の治療用のレニン阻害剤と組み合わせ
て用いることもできる。
本発明の化合物は、男性および女性における避妊薬としての妊娠制御、生体外
受精、月経前症候群の治療、紅斑性狼瘡の治療、多毛症の治療、過敏性腸症候群
の治療、および睡眠無呼吸のような睡眠障害の治療にも有用となり得る。
本発明の化合物のさらなる用途は、成長ホルモン欠損児における成長ホルモン
治療の補助薬としての使用である。この化合物は、成長ホルモン、または成長ホ
ルモンの内因性生成または放出を増加させる化合物と共に投与することができる
。内因性成長ホルモンの放出を刺激する特定の化合物が開発された。内因性成長
ホルモンの放出を刺激することが知られているペプチドは、成長ホルモン放出ホ
ルモン、成長ホルモン放出ペプチドGHRP−6およびGHRP−1(米国特許
第4,411,890号、PCT特許公開番号WO89/07110、およびP
CT特許公開番号WO89/07111に記載)およびGHRP−
2(PCT特許公開番号WO93/04081に記載)、ならびにヘキサレリン
(J.Endocrinol Invest.,第15巻(補遺4),45頁(
1992年版))を含む。内因性成長ホルモンの放出を刺激する他の化合物が、
例えば、以下の刊行物に開示されている:米国特許第3,239,345号;米
国特許第4,036,979号;米国特許第4,411,890号;米国特許第
5,206,235号;米国特許第5,283,241号;米国特許第5,28
4,841号;米国特許第5,310,737号;米国特許第5,317,01
7号;米国特許第5,374,721号;米国特許第5,430,144号;米
国特許第5,434,261号;米国特許第5,438,136号;EPO特許
公開番号0,144,230:EPO特許公開番号0,513,974;PCT
特許公開番号WO94/07486;PCT特許公開番号WO94/08583
;PCT特許公開番号WO94/11012;PCT特許公開番号WO94/1
3696;PCT特許公開番号WO94/19367;PCT特許公開番号WO
95/03289;PCT特許公開番号WO95/03290;PCT特許公開
番号WO95/09633;PCT特許公開番号WO95/11029;PCT
特許公開番号WO95/12598;
PCT特許公開番号WO95/13069;PCT特許公開番号WO95/14
666;PCT特許公開番号WO95/16675;PCT特許公開番号WO9
5/16692;PCT特許公開番号WO95/17422;PCT特許公開番
号WO95/17423;Science,第260巻,1640〜1643頁
(1993年6月11日);Ann.Rep.Med.Chem.,第28巻,
177〜186頁(1993年);Bioorg.Med.Chem.Ltrs .
,第4(22)巻,2709〜2714頁(1994年);およびProc. Natl.Acad.Sci.USA
,第92巻,7001〜7005頁(19
95年7月)。
本組み合わせにおいて用いられる代表的な好ましい成長ホルモン分泌促進物質
は下記化合物およびその薬学的に許容できる塩を含む。
1) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ[
3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2−
(1H−インドール−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンア
ミド;
2) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンカ
ルボニルスピロ[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カ
ルボニル]−2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−
メチルプロパンアミド;
3) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−ベンゼンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2
−(1H−インドール−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパン
アミド;
4) N−[1 (R)−[(3,4−ジヒドロ−スピロ[2H−1−ベンゾピ
ラン−2,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2−(1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
5) N−[1(R)−[(2−アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロスピ
ロ[イソキノリン−4,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2−
(インドール−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
6) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ[
3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2−
(フェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
7) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ[
3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2−
(フェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミドメ
タンスルホネート;
8) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ[
3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2−
(2’,6’−ジフルオロフェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−
メチルプロパンアミド;
9) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニル−5−フ
ルオロスピロ[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カル
ボニル]−2−(フェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−メチルプ
ロパンアミド;
10) N−[1(S)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2
−(フェニルメチルチオ)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
11) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−3
−フェニルプロピル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
12) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−3
−フェニルプロピル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
13) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−4
−フェニルブチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
14) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニルスピロ
[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2
−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−
メチルプロパンアミド;
15) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−メタンスルホニル−5−
フルオロスピロ[3H−インドール−3,4’
−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−2−(5−フルオロ−1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミド;
16) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1−(2−エトキシカルボニ
ル)メチルスルホニルスピロ[3H−インドール−3,4’−ピペリジン]−1
’−イル)カルボニル]−2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−2−
アミノ−2−メチルプロパンアミド;
17) N−[1(R)−[(1,2−ジヒドロ−1,1−ジオキソスピロ[3
H−ベンゾチオフェン−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)カルボニル]−
2−(フェニルメチルオキシ)エチル]−2−アミノ−2−メチルプロパンアミ
ド。
本発明の化合物は、カルシウム、リン酸塩および骨代謝の障害の治療および予
防、特にGnRH拮抗薬による治療中の骨損失の予防のために、ビスホスホネー
ト(ビスホスホン酸)および、例えばMK−0677である成長ホルモン分泌促
進物質のような他の試薬と組み合わせて、および、GnRH拮抗薬による治療中
の骨損失またはのぼせのような性機能低下症状の予防または治療のために、エス
トロゲン、プロゲステロンおよびま
たはアンドロゲンと組み合わせて用いることもできる。
ビスホスホネート(ビスホスホン酸)は、骨再吸収を阻害することが知られて
おり、Rosiniらの米国特許第4,621,077号に開示のように骨結石
の治療に有用である。
その文献は、骨再吸収を含む病気の治療および予防において有用な種々のビス
ホスホン酸を開示している。代表例を以下に見ることができる:米国特許第3,
251,907号;米国特許第3,422,137号;米国特許第3,584,
125号;米国特許第3,940,436号;米国特許第3,944,599号
;米国特許第3,962,432号;米国特許第4,054,598号;米国特
許第4,267,108号;米国特許第4,327,039号;米国特許第4,
407,761号;米国特許第4,578,376号;米国特許第4,621,
077号;米国特許第4,624,947号;米国特許第4,746,654号
;米国特許第4,761,406号;米国特許第4,922,007号;米国特
許第4,942,157号;米国特許第5,227,506号;米国特許第5,
270,365号;EPO特許公開番号0,252,504;およびJ.Org .Chem.
,第36巻,3843頁(1971年)。
ビスホスホン酸およびハロビスホスホン酸の調製は当該分野において良く知ら
れている。代表例を、カルシウムまたはリン酸塩代謝の障害の治療のために、特
に骨再吸収の阻害剤として有用な化合物を開示している前記引例に見ることがで
きる。
好ましいビスホスホネートは、以下の化合物の群から選択される:アレンドロ
ン酸、エチドロノン酸、クロドロン酸、パミドロン酸、チルドロン酸、リセドロ
ン酸、6−アミノ−1−ヒドロキシ−ヘキシリデン−ビスホスホン酸、および1
−ヒドロキシ−3(メチルペンチルアミノ)−プロピリデン−ビスホスホン酸;
またはその薬学的に許容できる塩である。特に好ましいビスホスホネートは、ア
レンドロン酸(アレンドロネート)またはその薬学的に許容できる塩である。特
に好ましいビスホスホネートは、アレンドロン酸ナトリウム三水和物を含むアレ
ンドロン酸ナトリウムである。アレンドロン酸ナトリウムは、
認を得ている。
さらに、本発明の化合物は、フィナステリドまたはエプリステリドのような5
a−リダクターゼ2阻害剤;WO93/23420およびWO95/11254
に開示のような4,7b−
ジメチル−4−アザ−5a−コレスタン−3−オン、3−オキソ−4−アザ−4
,7b−ジメチル−16b−(4−−クロロフェノキシ)−5a−アンドロスタ
ン、および3−オギソ−4−アザ−4,7b−ジメチル−16b−(フェノキシ
)−5a−アンドロスタンのような5a−リダクターゼ1阻害剤;WO95/0
7927に開示の3−オキソ−4−アザ−17b−(2,5−トリフルオロメチ
ルフェニル−カルバモイル)−5a−アンドロスタンのような5a−リダクター
ゼ1および5a−リダクターゼ2の二重阻害剤;フルタミド、カソデックスおよ
び酢酸シプロテロンのような抗アンドロゲン薬;およびプラゾシン、テラゾシン
、ドキサゾシン、タムスロシンおよびアルフゾシンのようなα−1遮断薬と、一
緒に投与することができる。
さらに、本発明の化合物は、成長ホルモン欠損児の思春期を遅延させて、思春
期における骨端の癒合および成長の停止前に身長を伸ばすために、成長ホルモン
、成長ホルモン放出ホルモンまたは成長モルモン分泌促進物質と組み合わせて用
いることができる。
活性剤が別々の投与形態である場合に2種以上の活性剤で組
み合わせ治療するために、活性剤を別々にまたは結合させて投与することができ
る。さらに、1つの要素の投与は、他の試薬の投与の前、同時、または後であっ
てよい。
活性成分を含む薬剤組成物は、経口使用に好適な形状、例えば、錠剤、トロー
チ、ロゼンジ、水性または油性懸濁液、分散性粉末または顆粒、乳濁液、硬質ま
たは軟質カプセル、あるいはシロップまたはエリキシルであってよい。経口使用
を意図する組成物は、薬剤組成物の製造のための分野で知られている任意の方法
によって調製することができ、そのような組成物は、薬学的に上品で味の良い製
剤を提供するために、甘味料、風味料、着色剤および防腐剤からなる群より選択
される1種または2種以上の試薬を含んでよい。錠剤は、活性成分を、錠剤の製
造に好適な非毒性の薬学的に許容できる賦形剤と混合して含む。これらの賦形剤
は、例えば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム
またはリン酸ナトリウムのような不活性希釈剤;造粒および分解剤、例えば、澱
粉、ゼラチンまたはアラビアゴム;および潤滑剤、例えば、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸またはタルクであってよい。錠剤は被覆しなくてよい、ま
たは既知の技術により被覆して胃腸管内
における分解および吸収を遅延させ、それにより長期間にわたる維持された作用
を提供することができる。例えば、グリセリルモノステアレートまたはグリセリ
ルジステアレートのような遅延材料を用いることができる。それらは、米国特許
第4,256,108号;第4,166,452号および第4,265,874
号に記載の技術により被覆されて、放出が制御される浸透圧治療錠剤を形成する
こともできる。
経口使用のための製剤は、活性成分が不活性固体希釈剤、例えば、炭酸カルシ
ウム、リン酸カルシウムまたはカオリンと混合される硬質ゼラチンカプセル、ま
たは活性成分が水または油媒体、例えば、ピーナッツ油、液状パラフィンまたは
オリーブ油と混合される軟質ゼラチンカプセルとして提供されてもよい。
水性懸濁液は、活性成分を、水性懸濁液の製造に適して賦形剤と混合して含む
。そのような賦形剤は、懸濁剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナト
リウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントゴムおよびアラビアゴムであり;
分散または湿潤剤は天然産のホスファチド、例えば、レシチン、またはアルキレ
ンオキシドと脂肪酸との縮合生成物、
例えば、ステアリン酸ポリオキシエチレン、またはエチレンオキシドと長鎖脂肪
族アルコールとの縮合生成物、例えば、ヘプタデカエチレン−オキシセタノール
、またはエチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトールから誘導される部分エス
テルとの縮合生成物、例えば、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート
、またはエチレンオキシドと脂肪酸および無水ヘキシトールから誘導される部分
エステルとの縮合生成物、例えばポリエチレンソルビタンモノオレエートであっ
てよい。水性懸濁液は、1種または2種以上の防腐剤、例えば、エチルまたはn
−プロピル、p−ヒドロキシベンゾエート、1種または2種以上の着色剤、1種
または2種以上の風味料、および1種または2種以上の甘味料、例えば、スクロ
ース、サッカリンまたはアスパルテームを含むこともできる。
油性懸濁液は、植物油、例えば、落花生油、オリーブ油、ゴマ油またはヤシ油
中に、または液状パラフィンのような鉱物油中に活性成分を懸濁させることによ
り調製することができる。油性懸濁液は、増粘剤、例えば、蜜ロウ、硬質パラフ
ィンまたはセチルアルコールを含むことができる。先に示したもののような甘味
料、および風味料を添加して味の良い経口製剤を提供
することができる。これらの組成物は、アスコルビン酸のような抗酸化剤の添加
により保存することができる。
水の添加による水性懸濁液の調製に適した分酸性粉末および顆粒は、分散また
は湿潤剤、懸濁剤および1種または2種以上の防腐剤と混合されて活性成分を提
供する。適当な分散または湿潤剤および懸濁剤は、既に前述されたものにより例
示される。さらなる賦形剤、例えば甘味料、風味料および着色剤も存在してよい
。
本発明の薬剤組成物は、水中油型エマルジョンの状態であってもよい。油相は
植物油、例えばオリーブ油または落花生油、または鉱物油、例えば液状パラフィ
ンまたはそれらの混合物であってよい。適当な乳化剤は天然産ホスファチド、例
えば大豆油、レシチン、および脂肪酸および無水ヘキシトールから誘導されたエ
ステルまたは部分エステル、例えば、ソルビタンモノオレエート、および前記部
分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエートであってよい。エマルジョンは甘味料および風味料を含ん
でもよい。
シロップおよびエリキシルは甘味料を用いて、例えば、グリ
セロール、プロピレングリコール、ソルビトールまたはスクロースを用いて調製
することができる。そのような製剤は、粘滑剤、防腐剤ならびに風味料および着
色剤も含んでよい。
薬剤組成物は、無菌注射性水性または油性懸濁液の状態であってよい。この懸
濁液は、前述した好適な分散剤または湿潤剤および懸濁剤を用いて既知の技術に
より調製することができる。滅菌注射性製剤は、非毒性の非経口的に受け入れら
れる希釈剤または溶剤中の無菌注射性溶液または懸濁液、例えば、1,3−ブタ
ンジオール中の溶液であってもよい。用いることのできる許容し得るビヒクルお
よび溶媒には水、リンガー溶液および等張塩化ナトリウム溶液がある。さらに、
滅菌不揮発性油が、溶媒または懸濁媒体として従来より用いられている。この目
的のために、合成モノまたはジグリセリドを含むいかなる無菌性不揮発性油も用
いることができる。さらに、オレイン酸のような脂肪酸は注射剤の調製に用いら
れる。
式Iの化合物は、薬剤の直腸投与のために座剤として投与することもできる。
これらの組成物は、薬剤を、常温で固体であるか直腸温度で液状でありそれ故に
直腸で溶融して薬剤を放出する適当な非刺激性賦形剤と混合することにより調製
すること
ができる。このような材料はココアバター及びポリエチレングリコールである。
局所使用のためには、式Iの化合物を含むクリーム、軟膏、ゼリー、溶液また
は懸濁液等が用いられる。(この用途のためには、局所適用は口内洗浄剤および
うがい薬を含む。)
本発明のための化合物は、適当な鼻腔内ビヒクルの局所使用を介して鼻腔内薬
として、または当業者に良く知られている経皮パッチを用いて経皮経路により投
与することができる。経皮配達系として投与するために、投与はもちろん、投与
方法全体において間欠的であるよりも連続的である。本発明の化合物は、ココア
バター、グリセリン化ゼラチン、水素化植物油、種々の分子量のポリエチレング
リコールおよびポリエチレングリコールの脂肪酸エステルを用いて座剤として配
達することもできる。
本発明の化合物を利用する投与方式は、患者のタイプ、種、年齢、体重、性別
および医学的症状;治療すべき症状の過酷度;投与経路;患者の腎臓および肝臓
機能;および用いられる特定の化合物を含む種々の因子に応じて選択される。一
般的技術の医者または獣医は、症状の進行を防止、抑制、捕捉または逆行させる
のに必要な薬剤の有効量を容易に決め処方することがで
きる。毒性無く効能を呈する範囲内の薬剤の濃度の達成における最適の正確さは
、標的部位への薬剤の利用性の速度論に基づく方法を必要とする。これは、薬剤
の分布、平衡および除去の考察を含む。好ましくは、本発明の方法において構造
式(1)の化合物の投与量は、1日あたり成人について0.01〜1000mg
である。最も好ましくは、投与量は0.1〜500mg/日である。経口投与に
ついては、組成物は好ましくは、活性成分0.01〜1000mg、特に治療す
べき患者への投与量の対症調節のために活性成分0.01、0.05、0.1、
0.5、1.0、2.5、5.0、10.0、15.0、25.0、50.0、
100および500mgを含む錠剤として提供される。薬剤の有効量は、通常、
1日当り体重1kgについて約0.0002mg〜50mgの投与水準で供給さ
れる。この範囲は、特に、1日当り体重1kgについて約0.001mg〜1m
gである。
都合のよいことに、本発明の活性薬剤は、1日1回投与、または全1日投与量
を1日に2、3または4回に分けて投与することができる。
1回投与形を調製するためにキャリア材料と組み合わされ得
る活性成分の量は、治療される宿主、および特定の投与形式に依存して変化する
。
しかしながら、任意の特定患者についての特定投与水準は、年齢、体重、一般
的健康状態、性、食事、投与回数、投与経路、排泄割合、薬剤組み合わせ、およ
び治療を受けている特定疾患の過酷度を含む種々の因子に依存することが理解さ
れる。
以下の実施例は、本発明の一部の化合物の調製を説明するが、ここに開示の本
発明を制限するものと解すべきでない。
実施例1.1 1−(7−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル)−2−[3−{2 −[ビス−(2−ピリジン−3−イル−エチル)アミノエチル]−2−(3,5 −ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル}−2−メチルプロパン− 1−オン
工程1.1A 2−[3−(2−アミノエチル)−2−(35−ジメチルフェニ ル)−1H−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸エチルエステル
2−(4−ヒドラジノフェニル)−2−メチルプロピオン酸エチル6.34g
(約29.5mmol)、3−クロロプロピル3,5−ジメチルフェニルケトン
6.22g(29.5mmol)および無水エタノール120mlの混合物を窒
素雰囲気下に還流温度で12時間攪拌した。冷却した溶液を減圧下に濃縮し、残
さを酢酸エチル200mLと飽和炭酸ナトリウム水溶液50mLとに分液した。
有機相をブラン25mLで洗い、次に硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。減圧
下での濾液の濃縮からの残さをシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(
95:5CH2Cl2−MeOHおよび次に95:5:0.5CH2Cl2−MeO
H−濃NH4OHで溶離)により精製した。生成物フラクションを濃縮して硬い
泡状物1.13g(11%)を得た。これは、95:5:0.5CH2Cl2−M
eOH−濃NH4OH中でのTLCによると略均質であった。400MHz1H
NMR(CDCl3)は示された構造に一致していた。
工程1.1B 2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル) −2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−2−メ チルプロピオン酸エチルエステル
2−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H
−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸エチルエステルの溶液(テ
トラヒドロフラン10mL中に584mg)に、0℃で、ジ−ter−t−ブチ
ルジカルボネートの溶液(テトラヒドロフラン2mL中に485mg)を加え、
続いて炭酸カリウムの溶液(水4mL中に320mg)を加え、得られる懸濁液
を0℃で激しく攪拌した。20分後、反応液を、過剰の飽和塩化アンモニウム水
溶液の添加によりクエンチし、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機分を硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残さを、シリカゲル上のフラッシュクロ
マトグラフィー(ヘキサン:塩化メチレン:酢酸エチル、7:7:1)により精
製して表記化合物(665mg)を得た。
工程1.1C 2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル) −2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−2−メ チルプロピオン酸
2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−(3,
5−ジメチルフェニル)−1H−インドールー5−イル]−2−メチルプロピオ
ン酸エチルエステルの溶液(メタノール20mL中に665mg含む)に、攪拌
下に、2.0、水酸化ナトリウム7mLを添加し、混合物を油浴上で94℃に加
熱した。6時間後、混合物をpH5まで酸性化し、酢酸エチルで抽出した、有機
分を飽和塩化アンモニウムで洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮して
粗い表記化合物(620mg)を得た。
工程1.1D {2−[5−[2−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト− 7−イル)−1,1−ジメチル−2−オキソ−エチル]−2−(3,5−ジメチ ルフェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル}カルバミン酸tert− ブチルエステル
2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−(3,
5−ジメチルフェニル)−1H−インドール
−5−イル]−2−メチルプロピオン酸の溶液(乾燥塩化メチレン3mL中に2
47mg含む)に、攪拌下に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(111mg
)および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸
塩(126mg)を添加し、試薬を1時間混合した。この時点において、7−ア
ザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン塩酸塩の溶液(塩化メチレン1.5mL中
に130mg)を添加し、続いてトリエチルアミン0.15mLを添加し、反応
液を室温で攪拌した。20分後、混合物を減圧下に濃縮し、シリカゲル上でのフ
ラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル、1:1)により精製して
表記化合物(252mg)を得た。
工程1.1E 2−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェ ニル)−1H−インドール−5−イル]−1−(7−アザビシクロ[2.2.1 ]ヘプト−7−イル)−2−メチルプロパン−1−オン
{2−[5−[2−(7−アザビシクロ[2.2.1]へプト−7−イル)−
1,1−ジメチル−2−オキソ−エチル]−2−(3,5−ジメチルフェニル)
−1H−インドール−3−イル]エチル}カルバミン酸tert−ブチルエステ
ルの溶液
(塩化メチレン10mL中に252mg)に、0℃で、アニソール0.60mL
および続いてトリフルオロ酢酸3.7mLを添加し、混合物を0℃で攪拌した。
1.5時間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留酸をトルエンとの共沸により除去
した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノ
ール:水酸化アンモニウム、90:7:1)により精製して表記化合物(196
mg)を得た。
工程1.1F 1−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル)−2 −[3−{2−[ビス(2−ピリジン−3−イル−エチル)−アミノ]エチル} −2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−2−メ チルプロパン−1−オン
ピリジン−3−イル−アセトアルデヒドの溶液(メタノール5mLと氷酢酸0
.018mLとの混合物中に120mg)に、2−[3−(2−アミノエチル)
−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−1−(
7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル)−2−メチルプロパン−1
−オン141mgを添加し、続いて3Å粉末状分子篩20mgを添加した。この
混合物に、シアノホウ水素化ナトリウム
68mgを添加し、10%酢酸メタノール溶液の添加によりpHを5.5に調節
した。15.5時間後、反応液を飽和重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチし
、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機分を飽和塩化アンモニウム、重炭酸ナト
リウムおよびブラインで順次洗い、次に、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃厚物を
シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール、9
2:8)により精製して表記化合物(130mg)を得た。MASS:640(
M+H)。
合成中間体の調製 2−(4−ヒドラジノフェニル)−2−メチルプロピオン酸エチル
工程A: (+/−)−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸エチル
(+/−)−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸9.76g(50mm
ol)を無水エタノール150mL中に含む溶液に、濃硫酸3.0mLを添加し
た。得られた溶液を窒素雰囲気下に還流温度で攪拌した。6時間後、溶液を冷却
し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液250mLを徐々に添加しつつ激しく攪拌した
(注:起泡)。次に、混合物を酢酸エチル750mLと水
500mLとに分けた。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液100mLで洗い
、次に飽和塩化ナトリウム水溶液100mLで洗った。有機相を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して油状物10.86g(97%)を得た。
これは、9:1ヘキサン−酢酸エチル中のTLCによると均質であった。400
MHz1H NMR(CDCl3)は示された構造に一致していた。
工程B: 2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸エチル
水素化ナトリウム(油中60%)924mg(23mmol)を乾燥N,N−
ジメチルホルムアミド21mL中に含む懸濁液を、(+/−)−2−(4−ニト
ロフェニル)プロピオン酸エチル4.68g(21mmol)を乾燥N,N−ジ
メチルホルムアミド20.5mL中に含む溶液を約10分間かかって徐々に添加
しつつ、氷浴中において窒素雰囲気下に攪拌した。添加中に、濃紫色が現れた。
次に、混合物を室温まで暖めた。約1時間後、混合物を、内部温度を10〜15
℃に維持してヨウ化メチル1.44mL(3.28g;23mmol)を乾燥N
,N−ジメチルホルムアミド5mL中に含む溶液を約10分間か
かって注射器により滴下しつつ、再び氷浴中で冷却した。混合物を室温まで暖め
ると、色は褐色に変化した。1時間後、さらなるヨードメタン187mL(426m
g、3mmol)を添加した。翌日までに、混合物は、金色液体中に少量の灰色
固形物を含む懸濁液からなっていた。これを激しく攪拌し、5%重硫酸カリウム
水溶液10mLを徐々に添加することによりクエンチした。混合物をジエチルエ
ーテル400mLと水400mLとに分けた。有機層をさらなる水400mLで
3回洗い、次に、飽和塩化ナトリウム水溶液50mLで洗った。次に、有機相を
硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残さをシリカゲル上の
フラッシュクロマトグラフィー(19:1ヘキサン−酢酸エチルで溶離)に付し
て油状物4.31g(87%)を得た。これは、9:1ヘキサン−酢酸エチル中
のTLCによれば均質であった。400MHz1H NMR(CDCl3)は示さ
れた構造に一致していた。
工程C: 2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロピオン酸エチル
2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピオン酸エチル4.27g(1
8mmol)、炭素上10%パラジウム200
mg、および無水エタノール120mLの混合物を、加圧容器中において水素(
初期水素圧47psig)と共に2時間振とうした。触媒を窒素雰囲気下にセラ
イトを通して濾過することにより除去し、フィルターケーキをさらなるエタノー
ルで洗った。50℃で減圧下に濾液を濃縮して油状物3.74g(100%)を
得た。これは、4:1ヘキサン−EtOAc中のTLCによれば均質であった。
400MHz1H NMR(CDCl3)は示された構造に一致していた。マスス
ペクトル(ESI):m/e=208(M+H)
工程D: 2−(4−ヒドラジノフェニル)−2−メチルプロピオン酸エチル
2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロピオン酸エチル3.725g(
18mmol)を濃塩酸18mL中に含む溶液を、亜硝酸ナトリウム1.29g
(18.7mmol)を水7.5mL中に含む溶液を約15分間かかって滴下し
つつ、氷−アセトン浴中において−10〜−5℃で攪拌した。この温度でさらに
30分間攪拌を続けた。次に、冷たい受け取りフラスコ内に濾過することにより
少量の不溶性固形物を除去した。次に濾液を、氷−アセトン浴中において窒素雰
囲気下に攪拌され
ている塩化錫二無水物20.3g(90mmol)を濃塩酸14.5mL中に含
む溶液に、10〜15分間かかって滴下した。添加は、内部温度が約−5℃に維
持されるような割合で行った。添加中にガム質材料が分離した。添加終了後、−
10〜−5℃で攪拌を1時間続けた。水相を傾瀉し、残留ガム分を酢酸エチル2
50mLに溶解した。酢酸エチル溶液を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液250m
Lで注意深く処理し、分離漏斗内で振とうした。酢酸エチル層を飽和塩化ナトリ
ウム水溶液50mLで洗った。混合物全体を相分離前に濾過した。酢酸エチル相
を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、室温で減圧下に濃縮して油状物2.59
g(65%)を得た。500MHz1HNMR(CDCl3)は示された構造に一
致しており、微量の不純物しか存在しないことを示した。
3−クロロプロピル3,5−ジメチルフェニルケトン
工程AA: 4−クロロ−N−メトキシ−N−メチルブチルアミド
塩化4−クロロブチリルの溶液(乾燥塩化メチレン200mL中に10.0g
)に、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩10.4gを添加した。混合
物を窒素雰囲気下に攪拌
し、必要により氷浴中で冷却することにより25℃より低い温度に維持しつつ、
トリエチルアミン(29.1mL)を約20分間かかって滴下して、沈殿を得た
。室温で1.5時間後、混合物を減圧下に濃縮した。残さをジエチルエーテル1
00mLと飽和重炭酸ナトリウム水溶液100mLとに分けた。有機層をさらな
る飽和重炭酸ナトリウム100mLで洗い、水性フラクションをエーテルで逆抽
出した。併せた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して油
状物10.5g(90%)を得た。これは、1H NMR(CDCl3)による満
足できる純度を有していた。マススペクトル(PB−NH3/CI):m/e=
166(M+H)
工程BB: 3−クロロプロピル3,5−ジメチルフェニルケトン
5−ブロモ−m−キシレン10.2mL(13.9g;72mmol)を無水
テトラヒドロフラン200mL中に含む溶液を、テトラヒドロフラン中の2.5M
n−ブチルリチウム35.8mL(84mmol)を滴下しつつ、窒素雰囲気
下に−78℃で攪拌した。−78℃で15分後、4−クロロ−N−メトキシ−N
−メチルブチルアミド10.0g(60mmol)を無水
テトラヒドロフラン30mL中に含む溶液を25〜30分間かかって滴下した。
得られた溶液を−78℃で45分間維持し、次に一時的に室温まで暖めた。反応
液を、2N塩酸40mLを添加することによりクエンチし、次に、酢酸エチルと
水とに分けた。有機相を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗い、次に、飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗った。有機溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下
に濾過した。残さをフラッシュクロマトグラフィーに付して油状物8.91g(
70%)を得た。これは、1H NMR(CDCl3)による満足できる純度を有
していた。
4−ピリジン−3−イル−アセトアルデヒド
工程AAA: N−メトキシ−N−メチル−2−ピリジン−3−イル−アセトア ミド
ピリジン−3−イル−酢酸の懸濁液(乾燥塩化メチレン20mL中に856m
g)に、トリエチルアミン0.35mL、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(
862mg)および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルアカルボ
ジイミド塩酸塩(1.08g)を順次添加し、試薬を1時間混合した。この時点
において、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩
(1.22g)を添加し、続いてトリエチルアミン2.0mLを添加し、反応液
を室温で攪拌した。20分後、混合物をシリカゲルカラムに適用しフラッシュク
ロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール、94:6)により精製して、表
記化合物(796mg)を得た。
工程BBB: ピリジン−3−イル−アセトアルデヒド
N−メトキシ−N−メチル−2−ピリジン−3−イル−アセトアミドの溶液(
乾燥テトラヒドロフラン5mL中に279mg)に、−30℃で、テトラヒドロ
フラン中の1M水素化ジイソブチルアルミニウム溶液3.1mLを添加し、混合
物を低温で攪拌した。30分後、反応液を、飽和酒石酸ナトリウムカリウム水溶
液を注意深く添加することによりクエンチした。得られる混合物を、室温に暖め
つつ攪拌し、その時点において、混合物を酢酸エチルで希釈し、硫酸ナトリウム
のパッドを通して濾過した。濃厚物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフ
ィー(塩化メチレン:メタノール、94:6)により精製して表記化合物(12
0mg)を得た。実施例1.2 1−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル)−2−(2−(3, 5−ジメチルフェニル−3−{2−[(4−ピリジン−4−イル−ブチル)−( 2−ピリジン−3−イル−エチル)アミノエチル}−1H−インドール−5−イ ル)−2−メチルプロパン−1−オン
工程1.2A 1−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル)−2 −{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(2−ピリジン−3−イル −エチルアミノ)−エチル]−1H−インドール−5−イル)−2−メチルプロ パン−1−オン
2−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチル
フェニル)−1H−インドール−5−イル]−1−(7−アザビシクロ[2.2
.1]ヘプト−7−イル)−2−メチルプロパン−1−オンの溶液(乾燥クロロ
ホルム10mL中に183mg)に、0℃で、硫酸マグネシウム305mgおよ
び続いてクロロホルム1.0mL中にピリジン−3−イル−アセトアルデヒド1
00mgを含む溶液を添加し、混合物を低温で攪拌した。6分後、メタノール0
.80mL中にシアノホウ水素化ナトリウム52mgを含む溶液を添加し、メタ
ノール中10%酢酸の添加によりpHを6に調節した。30分後、反応液を、飽
和重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチし、混合物を酢酸エチルで抽出した。
有機分を飽和塩化アンモニウム、重炭酸ナトリウムおよびブラインで順次洗い、
次に硫酸ナトリウムで乾燥した。濃厚物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグ
ラフィー(塩化メチレン:メタノール、93:7、次に88:12)により精製
して表記化合物(118mg)を得た。
工程1.2B 1−(7−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル)− 2−(2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−{2−[(4−ピリジン−4− イル−ブチル)−(2−ピリジン−3−イル−エチル)アミノ]エチル}−1H −インドール−5−イル)−2−メチルプロパン−1−オン
4−(ピリジン−4−イル)ブチルアルデヒドの溶液(乾燥メタノール1.5
mL中に29mg)に、1−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イ
ル)−2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−3−[2−(2−ピリジン−
3−イル−エチルアミノ)−エチル]−1H−インドール−5−イル}−2−メ
チルプロパン−1−オン18mgおよび続いて3Å粉末状分子篩10mgを添加
した。この混合物に、シアノホウ水素化ナトリウム13mgを添加し、10%酢
酸メタノール溶液の添加によりpHを5.5に調節した。17.5時間後、反応
液を、飽和重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチし、混合物を酢酸エチルで抽
出した。有機分を、飽和塩化アンモニウム、重炭酸ナトリウムおよびブラインで
順次洗い、次に、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃厚物をシリカゲル上のフラッシ
ュクロマ−グラフィー(塩化メチレン:メタノール、90:10)で精製して表
記化合物(17mg)を得た。
合成中間体の調製 4−(ピリジン−4−イル)ブチルアルデヒド
工程A: 4−(4−ピリジル)−3−ペンチン−1−オール
4−ブロモピリジン塩酸塩(5.5g)を、トリエチルアミ
ン(50mL)および水(10mL)を含む溶媒混合物中に溶解した。無水塩化
リチウム(100mg)、臭化銅(I)粉末(100mg)およびブト−3−イ
ン−1−オール(2.17g)をピリジン塩に添加し、混合物を、活性窒素ガス
流を溶液を約15分間穏やかに通過させつつ攪拌し、その後、テトラキス(トリ
フェニルホスフィン)パラジウム(250mg)を添加した。反応混合物を窒素
雰囲気下に加熱還流し、2.5時間還流を維持してから加熱を停止し、反応液を
室温まで冷却した。混合物を減圧下に濃縮し、残さを3M水酸化ナトリウムで処
理し、クロロホルムで抽出し、減圧下に濃縮した。残さをシリカゲル上のフラッ
シュクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して表記化合物(3.74g)を
得た。
工程B: 4−(4−ピリジル)ブタン−1−オール
4−(4−ピリジル)−3−ブチン−1−オール(3.5g)を、Parr水
素化瓶中においてメタノール(100mL)に溶解し、酸化白金(IV)[アダ
ムス触媒](0.3g)を添加した。Parr瓶をParr水素化装置上に置き
、溶液を40psiで2.5時間水素化し、その後、出発材料の消費がTLCに
より判断された。使い尽くされた触媒を、セライトを
通して濾過することにより除去し、パッドをさらなるメタノールで注意深く洗っ
た。併せた濾液をロータリーエバポレーターで減圧下に蒸発させ、油性残さを、
純物酢酸エチルを溶離液として用いる短シリカカラム上のカラムクロマトグラフ
ィーに付して表記化合物(3.0g)を提供した。
工程C: 4−(ピリジン−4−イル)ブチルアルデヒド
塩化オキサリル(乾燥塩化メチレン中2M溶液1.45mL)を炉乾燥フラス
コに入れ、ドライアイスおよびアセトン冷却浴を用いて−78℃に冷却し、DM
SO(0.413mL)を乾燥塩化メチレン(1mL)中に含む溶液を3分間か
かって塩化オキサリルに滴下し、さらに3分間攪拌した。4−(4−ピリジル)
ブタン−1−オール(400mg)を乾燥塩化メチレン(5mL)中に含む溶液
を、約3分間かかって反応フラスコに添加し、反応液を15分間攪拌した。無水
トリエチルアミン(2.03mL)を添加し、反応混合物をさらに2時間攪拌し
、その間、冷浴を室温まで暖めた。反応液を、飽和ブラインの添加によりクエン
チし、次に、塩化メチレンを用いて分液した。水層を廃棄し、塩化メチレン抽出
液を無水硫酸ナトリウム粉末で乾燥し、濾過し、減圧下に蒸発させて油状残さを
残した。生成物を、酢酸エチルを溶離液として用いるシリカゲル上のカ
ラムクロマトグラフィーにより単離した(301mg)。
実施例1に記載のものと同様の手順に従って、以下の化合物を調製した。
実施例2
実施例1に記載のものと同様の手順に従って、以下の化合物を調製した。
実施例3
実施例1に記載のものと同様の手順に従って、以下の化合物を調製した。
実施例4 (2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−[1−メチル−1−(4−メ チル−1H−イミダゾル−2−イル)−エチル]−1H−インドール−3−イル )ビス(4−ピリジン−4−イル−ブチル)アミン
工程4A 2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2 −(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−2−メチル プロピオン酸エチルエステル
2−[3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H
−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオン酸エチルエステルの溶液(塩
化メチレン20mL中に1.13g)に、0℃で、トリエチルアミン(0.84
mL)およ
び、重炭酸ジ−tert−ブチル982mgを塩化メチレン5mL中に含む溶液
を添加し、得られた溶液を0℃で激しく攪拌した。2時間後、反応液を過剰の飽
和重炭酸ナトリウム水溶液の添加によりクエンチし、混合物を塩化メチレンで抽
出した。有機分を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残さを、シリカ
ゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル、85:15)
により精製して表記化合物(1.28g)を得た。
工程4B 2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2 −(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−2−メチル プロピオン酸
2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−(3,
5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオ
ン酸エチルエステルの溶液(エタノール25mL中に1.28g)に、攪拌下に
、0.5N水酸化ナトリウム30mLを添加し、混合物を浴槽上で90℃に加熱
した。30分後、混合物を減圧丁に濃縮し、水で希釈し、ジエチルエーテルで抽
出(3回)した。次に、水層を、0.5N塩酸の添加により酸性にし、酢酸エチ
ルで抽出した。酢酸エチ
ル層を水およびブラインで洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮して粗
い表記化合物(1.23g)を得た。
工程4C (2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−[1−(メトキシ メチルカルバモイル)−1−メチル−エチル]−1H−インドール−3−イル} エチル)カルバミン酸tert−ブチルエステル
2−[3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−(3,
5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−イル]−2−メチルプロピオ
ン酸の懸濁液(N,N−ジメチルホルムアミド15mL中に1.23g)に、0
℃で、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)608mg、4−メチル
モルホリン0.48mLおよびN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩35
2mgを添加し、混合物を低温で攪拌した。15分後、1−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)826mgを添加し
、混合物を室温まで暖めた。3.5日後に、反応液を、減圧下に濃縮し、酢酸エ
チル中に再懸濁させ、水、0.3N重硫酸ナトリウム、水、飽和重炭酸ナトリウ
ムおよびブラインで順次洗うことによりクエンチした。有機分を硫酸ナトリウム
で乾燥し、
シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル、3:1
)で精製して表記化合物(905mg)を得た。
工程4D {2−[5−(1,1−ジメチル−2−オキソエチル)−2−(3, 5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル}カルバミン酸 tert−ブチルエステル
(2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−[1−(メトキシメチルカ
ルバモイル)−1−メチルエチル]−1H−インドール−3−イル}エチル)カ
ルバミン酸ter−t−ブチルエステルの溶液(乾燥テトラヒドロフラン5mL
中に296mg)に、0℃で、テトラヒドロフラン中1M水素化リチウムアルミ
ニウム溶液1.8mLを添加し、混合物を低温で攪拌した。1時間後、反応液を
、0.3M重硫酸ナトリウム水溶液を注意深く添加することによりクエンチした
。得られる混合物を酢酸エチルで抽出し、有機分を0.3M重硫酸ナトリウム水
溶液、水およびブラインで順次洗った。次に、これを硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧下に濃縮し、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチル、85:15)で精製して表記化合物(253mg)を得た。
工程4E (2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−[1−メチル−1 −(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)エチル]−1H−インドール −3−イル}エチル)カルバミン酸tert−ブチルエステル
{2−[5−(1,1−ジメチル−2−オキソ−エチル)−2−(3,5−ジ
メチルフェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル}カルバミン酸ter
t−ブチルエステルの溶液(メタノール15mL中に475mg)に、ピルビン
アルデヒドの40%水溶液1mLおよび続いて水酸化アンモニウム2.2mLを
添加し、混合物を室温で攪拌した。2日後、さらなる40%ピルビンアルデヒド
水溶液(0.50mL)および水酸化アンモニウム(1.1mL)を添加した。
最後に、4日後、反応混合物を減圧下に濃縮し、残さを酢酸エチルに再溶媒和し
、水およびブラインで順次洗った。併せた有機分を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃
縮液をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル、
1:4)で精製して表記化合物(402mg)を得た。
工程4F 2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−[1−メチル−1− (4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)エチル]−1H−インドール− 3−イル}エチルアミン
(2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−[1−メチル−1−(4−
メチル−1H−イミダゾール−2−イル)エチル]−1H−インドール−3−イ
ル}エチル)カルバミン酸tert−ブチルエステルの溶液(塩化メチレン8m
L中に353mg)に、0℃で、アニソール0.56mLおよび続いてトリフル
オロ酢酸2.5mLを添加し、混合物を室温で攪拌した。2時間後、混合物を減
圧下に濃縮し、残留酸をトルエンとの共沸により除去した。残さを塩化メチレン
に溶媒和し、0.5N水酸化ナトリウムおよびブラインで順次洗った。濃厚物を
シリカゲル上の分取tlc(塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム、
80:20:0.25)で精製して表記化合物(198mg)を得た。
工程4G (2−{2−(3 5−ジメチルフェニル)−5−[1−メチル−1 −(4−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)エチル]−1H−インドール −3−イル}エチル)ビス(4−ピリジン−4−イル−ブチル)アミン
2−{2−(3,5−ジメチルフェニル)−5−[1−メチル−1−(4−メ
チル−1H−イミダゾール−2−イル)エチル]−1H−インドール−3−イル
}エチルアミン(97mg)と4−ピリジン−4−イルブチルアルデヒド(41
mg)との混合物を、乾燥メタノール5mL中に溶媒和し、そこに約0.75g
の粉末状3Å分子篩を添加した。この混合物のpHを、酢酸の添加により5に調
節し、次に、テトラヒドロフラン中1Mシアノホウ水素化ナトリウム溶液1.0
mLを添加し混合物を室温で攪拌した。22時間後、混合物を珪藻土を通して濾
過し、減圧下に濃縮し、シリカゲル上あのフラッシュクロマトグラフィー(塩化
メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム、80:20:0.25)により精
製して表記化合物(39mg)を得た。MASS:653(M+H)
合成中間体の調製 4−(ピリジン−4−イル)ブチルアルデヒド
工程A: 4−(4−ピリジル)−3−ペンチル−1−オール
4−ビロモピリジン塩酸塩(5.5g)を、トリエチルアミン(50mg)お
よび水(10mL)を含む溶媒混合物中に溶解した。無水塩化リチウム(100
mg)、臭化銅(I)粉末
(100mg)およびブト−3−イル−1−オール(2.17g)をピリジン塩
に添加し、混合物を、活性窒素ガス流を溶液を約15分間穏やかに通過させつつ
攪拌し、その後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(250m
g)を添加した。反応混合物を窒素雰囲気下に加熱還流し、2.5時間還流を維
持してから加熱を停止し、反応液を室温まで冷却した。混合物を減圧下に濃縮し
、残さを3M水酸化ナトリウムで処理し、クロロホルムで抽出し、減圧下に濃縮
した。残さをシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精
製して表記化合物(3.74g)を得た。
工程B: 4−(4−ピリジル)ブタン−1−オール
4−(4−ピリジル)−3−ブチン−1−オール(3.5g)を、Parr水
素化瓶中においてメタノール(100mL)に溶解し、酸化白金(IV)[アダ
ムス触媒](0.3g)を添加した。Parr瓶をParr水素化装置上に置き
、溶液を40psiで2.5時間水素化し、その後、出発材料の消費がTLCに
より判断された。使い尽くされた触媒を、セライトパッドを通して濾過すること
により除去し、パッドをさらなるメタノールで注意深く洗った。併せた濾液をロ
ータリーエバポレーターで減圧下に蒸発させ、油性残さを、純物酢酸エチルを溶
離液として用いる短シリカカラム上のカラムクロマトグラフィーに付して表記化
合物(3.0g)を提供した。
工程C: 4−(ピリジン−4−イル)ブチルアルデヒド
塩化オキサリル(乾燥塩化メチレン中2M溶液1.45mL)を炉乾燥フラス
コに入れ、ドライアイスおよびアセトン冷却浴を用いて−78℃に冷却し、DM
SO(0.413mL)を乾燥塩化メチレン(1mL)中に含む溶液を3分間か
かって塩化オキサリルに滴下し、さらに3分間攪拌した。4−(4−ピリジル)
ブタン−1−オール(400mg)を乾燥塩化メチレン(5mL)中に含む溶液
を、約3分間かかって反応フラスコに添加し、反応液を15分間攪拌した。無水
トリエチルアミン(2.03mL)を添加し、反応混合物をさらに2時間攪拌し
、その間、冷浴を室温まで暖めた。反応液を、飽和ブラインの添加によりクエン
チし、次に、塩化メチレンを用いて分液した。水層を廃棄し、塩化メチレン抽出
液を無水硫酸ナトリウム粉末で乾燥し、濾過し、減圧下に蒸発させて油状残さを
残した。生成物を、酢酸エチルを溶離液として用いるシリカゲル上のカラムクロ
マトグラフィーにより単離した(301mg)。
実施例4に記載のものと同様の手順に従って、以下の化合物を調製した。 実施例5 3−(2−{ビス[4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブチル]アミノ}エ チル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドル−5−カルボン酸 ジイソブチルアミド
工程5A 3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1 H−インドール−5−カルホン酸エチルエステル
4−ヒドラジノ安息香酸7.60g(50mmol)、3−クロロプロピル3
,5−ジメチルフェニルケトン10.55g(50mmol)および無水エタノ
ール200mLの混合物を窒素雰囲気下に攪拌し、加熱還流した。12時間後、
混合物を冷却し、濾過した。フィルター上の固形物を、さらなる少量のエタノー
ルで洗った。濾液を濃硫酸4mLで処理し、窒素雰囲気下に還流温度で4日間攪
拌した。冷却した混合物を、ナトリウムエトキシドの溶液(21%w/wエタノ
ール)を混合物がpH紙により塩基性になるまで滴下しつつ氷浴中で攪拌した。
混合物を濾過し、30℃で減圧下に濃縮した。残さをジエチルエーテルと水とに
分け、層の分離を補助するために少量の飽和塩化ナトリウム水溶液を添加した。
これらの水相を、さらなるエーテル100mLで洗った。併せた有機抽出液を硫
酸ナトリ
ウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留ガムを、シリカゲル上のフラッ
シュクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール:水酸化アンモニウム97
:3:0.3および次に95:5:0.5で溶離)により精製して表記化合物(
4.8g)を得た。400MHz1H NMR(CDCl3)は、示された構造に
一致していた。マススペクトル(PB−NH3/CI):m/e=337(M+
H)
工程5B 3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−(3 ,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル
3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イン
ドール−5−カルボン酸エチルエステルの溶液(乾燥テトラヒドロフラン30m
L中に1.5g)に、0℃で、ジ−tert−ブチルジカルボネートの溶液(テ
トラヒドロフラン3mL中に1.9g)を加え、続いて炭酸カリウムの水溶液(
水10mL中に1g)を加え、得られる懸濁液を0℃で激しく攪拌した。12分
後、反応液を、過剰の飽和塩化アンモニウム水溶液の淵加によりクエンチし、混
合物を酢酸エチルで抽出した。有機分を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮
した。得られる固形物を、塩化メチレン、ヘキサンおよび酢酸エチルで順次洗っ
た表記化合物(1.77g)を得た。
工程5C 3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−( 3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸
3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−2−(3,5−
ジメチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステルの懸濁
液(メタノール50mL中に830mg含む)に、1.25N水酸化ナトリウム
8mLを添加し、混合物を油浴上で75℃に加熱した。5.5時間後、さ1.2
5N水酸化ナトリウムをさらに3mL添加し、反応をさらに2時間進めた。この
時点において、混合物を室温まで冷却し、反応液を、pH2の緩衝液の添加によ
りクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化アンモニウム溶液で洗
い、有機分を硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に濃縮して粗酸を定量的収率で
得た。
工程5D {[2−[5−ジイソブチルカモバイモイル−2−(35−ジメチル フェニル)−1H−インドール−3−イル]エチル}カルバミン酸tert−ブ チルエステル
3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノエチル)−2−(3,5−ジ
メチルフェニル)−1H−インドール−5−カルボン酸の溶液(塩化メチレン1
2mL中に200mg含む)に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール104mg
および続いて1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
塩酸塩118mgを添加し、混合物を室温で攪拌した。30分後、ジイソブチル
アミン0.35mLを添加し、混合物を室温で14時間攪拌した。次に、反応液
を減圧下に濃縮し、シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン
:酢酸エチル、2:1)により精製して表記化合物(230mg)を得た。
工程5E 3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1 H−インドール−5−カルボン酸ジイソブチルアミド
{2−[5−ジイソブチルカルバモイル−2−(3,5−ジメチルフェニル)
−1H−インドール−3−イル]エチル}カルバミン酸tert−ブチルエステ
ルの溶液(塩化メチレン12mL中に230mg、に、0℃で、アニソール0.
55mLおよび続いてトリフルオロ酢酸3.4mLを添加し、混合物を0℃
で攪拌した。1時間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留酸をトルエンとの共沸に
より除去した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレン
:メタノール:水酸化アンモニウム、90:8:1)により精製して表記化合物
(173mg)を得た。
工程5F 3−(2−{ビス[4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブチル] アミノ}エチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−インドール−5 −カルボン酸ジイソブチルアミド
3−(2−アミノエチル)−2−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−イン
ドール−5−カルボン酸ジイソブチルアミドの溶液(乾燥テトラヒドロフラン3
.0mL中に89mg)に、0℃で、4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブ
チルアルデヒド50mgを添加し、混合物を10分間攪拌した。この時点におい
て、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム67.4mgを添加し、混合物をゆっ
くりと室温まで暖めた。5時間後、反応液を、ブラインの添加によりクエンチし
、混合物を塩化メチレンで抽出した。併せた有機分を硫酸ナトリウムで乾燥し、
濃厚物をシリカゲル上の分取tlc(塩化メチレン:メタノール、
95:5)により精製して表記化合物(21.8mg)を得た。
合成中間体の調製 4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブチルアルデヒド
工程A: 4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブチン−1−オール
4,7−ジクロロキノリンの溶液(N,N−ジメチルホルムアミド85mL中
に3.96g)に、3−ブチン−1−オール3.16gおよび続いてトリエチル
アミン15mLを添加し、混合物を、窒素流により脱酸素した。これに、テトラ
キス(トリフェニルホスフィン)パラジウム1.15gを添加し、続いて臭化銅
(I)143mgおよび塩化リチウム848mgを添加し、混合物を油浴上で加
熱還流した。4時間後、混合物を室温まで冷却し、減圧下に濃縮した。残さをシ
リカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン、2:1、
次に酢酸エチル)により精製して表記化合物(2.3g)を得た。
工程B: 4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブタン−1−オール
4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブチン−1−オール
(1g)をエタノール(25mg)に溶解し、Parr水素化瓶中においてエタ
ノール(25mL)に溶解し、酸化白金(IV)[アダムス触媒](100mg
)を添加した。Parr瓶をParr水素化装置上に置き、溶液を50psiで
2時間水素化し、その後、出発材料の消費がTLCにより判断された。使い尽く
された触媒を、セライトパッドを通して濾過することにより除去し、パッドをさ
らなるエタノールで注意深く洗った。併せた濾液を減圧下に蒸発させ、残さをシ
リカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル;次に酢酸エチル:メ
タノール、95:5)により精製して表記化合物(500mg)を得た。
工程C: 4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブチルアルデヒド
塩化オキサリル(乾燥塩化メチレン中2M溶液0.42mL)を炉乾燥フラス
コに入れ、−78℃に冷却し、メチルスルホミシド99mgを乾燥塩化メチレン
(2mL)中に含む溶液を3分間かかって塩化オキサリルに滴下し、さらに3分
間攪拌した。4−(7−クロロキノリン−4−イル)ブタン−1−オール(10
0mg)を乾燥塩化メチレン(1mL)中に含む溶液を、
約3分間かかって反応フラスコに添加し、続いて無水トリエチルアミン(0.4
2mL)を添加し、反応混合物を、室温に暖めつつ、さらに2.5時間攪拌した
。反応液を、飽和ブラインの添加によりクエンチし、次に、塩化メチレンを用い
て分液した。水層を廃棄し、塩化メチレン抽出液を無水硫酸ナトリウム粉末で乾
燥し、濾過し、減圧下に蒸発させた。表記化合物を、シリカゲル上のフラッシュ
クロマトグラフィー57mg(酢酸エチル;ヘキサン、2:1、次に酢酸エチル
)により単離した。
3−クロロプロピル3,5−ジメチルフェニルケトン
工程AA: 4−クロロ−N−メトキシ−N−メチルブチルアミド
塩化4−クロロブチリルの溶液(乾燥塩化メチレン200mL中に10.0g
)に、N,O−ジメチルヒドロキシアミン塩酸塩10.4gを添加した。混合物
を、窒素雰囲気下に攪拌し、必要により氷浴中で冷却することにより25℃未満
に維持し、その間、トリエチルアミン(29.1mL)を約20分間かかって添
加し、沈殿を得た。室温で1.5時間後、混合物を減圧下に濃縮した。残さをジ
エチルエーテル100mLと飽和重炭酸ナトリウム水溶液100mLとに分けた
。有機層をさらに
100mLの飽和重炭酸ナトリウムで洗い、水性フラクションをエーテルで逆抽
出した。併せた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して油
状物10.5g(90%)を得た。これは、1H NMR(CDCl3)による満
足できる純度を有していた。マススペクトル(PB−NH3/CT):m/e=
166(M+H)
工程BB: 3−クロロプロピル3,5−ジメチルフェニルケトン
5−ブロモ−m−キシレン10.2mL(13.9g;72mmol)を無水
テトラヒドロフラン200mL中に含む溶液を、テトラヒドロフラン中の2.5M
n−ブチルリチウム35.8mL(84mmol)を滴下しつつ、窒素雰囲気
下に−78℃で攪拌した。−78℃で15分後、4−クロロ−N−メトキシ−N
−メチルブチルアミド10.0g(60mmol)を無水テトラヒドロフラン3
0mL中に含む溶液を25〜30分間かかって滴下した。得られる溶液を−78
℃で45分間維持し、次に一時的に室温まで暖めた。反応液を、2N−塩酸40
mLを添加することによりクエンチし、次に、酢酸エチルと水とに分けた。有機
相を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗い、次に、飽
和塩化ナトリウム水溶液で洗った。有機溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し
、減圧下に濾過した。残さをフラッシュクロマトグラフィーに付して油状物8.
91g(70%)を得た。これは、1H NMR(CDCl3)による満足できる
純度を有していた。
実施例5に記載のものと同様の手順に従って、以下の化合物を調製した。 DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Gonadotropin-releasing hormone antagonists Background of the Invention
Gonadotropin-releasing hormone, also called luteinizing hormone-releasing hormone (LHRH)
Remon (GnRH) is a decapeptide that plays an important role in human regeneration.
Hormones are released from the hypothalamus and act on the pituitary gland to produce luteinizing hormone (LH)
And stimulates the biosynthesis and secretion of follicle stimulating hormone (FSH). Pituitary gland
Released LH predominantly controls gonad steroidogenesis in both sexes
However, FSH controls spermatogenesis in men and follicular development in women.
GnRH agonists and antagonists are useful in certain conditions requiring inhibition of LH / FSH release.
It has been found to be effective in treating conditions. In particular, GnRH-based treatment is intrauterine
Meningiosis, uterine fibroids, polycystic ovaries, precocious puberty and multiple gonadal steroid dependence
Newborn, most notably in the treatment of prostate, breast and ovarian cancer
I know it works. GnRH agonists and antagonists are available in various assisted fertilization technologies.
In both men and women
It has been studied as a contraceptive. These are also pituitary gonad stimulating adenomas, sleep
Sleep disorders such as sleep apnea, irritable bowel syndrome, premenstrual syndrome, benign prostatic hyperplasia
Is used in the treatment of hirsutism in growth hormone deficient children and in a murine model of lupus.
Possible utility as an adjunct to long hormone treatment has also been shown.
Current GnRH antagonists are generally intravenous or intravenous, presumably due to minimal oral activity.
Is a GnRH-like decapeptide administered subcutaneously. These are usually 1, 2, 3
, 6 and 10 with amino acid substituents.
Non-peptide GnRH antagonists offer a possible advantage of oral administration. Non-peptide
GnRH antagonists are described in European Application 0 219 292 and by De, B et al. Me
d. Chem. 32, 2036-2038 (1989), all Takeda Pharmaceutical Co., Ltd.
Articles WO95 / 28405, WO95 / 29900 and EP0679642
It is described in.
Substituted indoles known in the art are described in the following patents and patent applications:
Including those that are. U.S. Pat. No. 5,030,640 describes potential beta agonists.
Certain α-heterocyclic ethanolaminoalkylindoles are disclosed. USA
Patent 4,544,663 is said to be useful as a male contraceptive.
Ndolamine derivatives are disclosed. WO 90/05721 is an anti-diabetic, anti-fertilizer
Alpha-amino-indole-3-vinegar useful as a full and anti-atherosclerotic agent
Discloses an acid. French patent 2,181,559 describes sedation, nerve relaxation, analgesia, blood
Discloses indole derivatives having antihypertensive, anti-serotonin and glandolytic activity
You. Belgian patent 879381 for the treatment of hypertension, Raynaud's disease and migraine
3-aminoalkyl-1H-indole-5-thioamide and carbo
Disclosed are oxamide derivatives. WO97 / 21435, WO97 / 21703
, WO 97/21707 and WO 97/21704 are non-peptidyl windows
Derivatives are disclosed as GnRH antagonists.Summary of the Invention
The present invention is for treating various sex hormone related conditions in men and women.
Which is a non-peptide antagonist of GnRH which can be used for
And methods for use in mammals and pharmaceutical compositions comprising said compounds
About.
Because of their activity as antagonists of the hormone GnRH,
The compounds are useful in treating a variety of sex hormone-related conditions in both men and women.
It is for. These symptoms include endometriosis, uterine fibroids, polycystic ovaries, hirsutism,
Precocious puberty and gonadal steroid dependence such as prostate, breast and ovarian cancer
Newborn, pituitary gonadotrophic adenoma, sleep apnea, irritable bowel syndrome, premenstrual syndrome
And benign prostatic hyperplasia. These are treatments for growth hormone deficiency and shortness
It is also useful as an adjuvant for the treatment and for the treatment of systemic lupus erythematosus. further
The compounds of the present invention are useful in in vitro fertilization and as contraceptives. This
Compounds are useful for the treatment of endometriosis, fibroids and in contraceptives.
Drogens, estrogens, progesterone, antiestrogens and antiprogesters
It may also be useful in combination with a torogen. These are used as contraceptives in men
Combined with testosterone or other male hormones or antiprogestogens
May be useful. These compounds are useful for the treatment of uterine fibroids.
Angiotensin converting enzyme inhibitors such as nalapril or captopril;
An angiotensin II-receptor antagonist such as sultan, or a renin inhibitor
They can be used in combination. Further, the compounds of the present invention
Particularly for the prevention and prevention of calcium, phosphate and bone metabolism,
Bisphosphonates (bisphosphonic acids) for the prevention of bone loss during treatment with anti-drugs
And other reagents such as growth hormone secretagogues, eg MK-0677
And bone loss or hot flashes during treatment with GnRH antagonists
Estrogen, progesterone for the prevention or treatment of hypogonadism syndrome
Combination with anti-estrogen drugs, anti-progestin drugs and / or androgens
They can also be used together.
In addition, the compounds of the present invention can be used as finasteride or epristeride.
5a reductase 2 inhibitors such as WO 93/23420 and WO 95/11
4,7b-dimethyl-4-aza-5a-cholestan-3-one disclosed in US Pat.
3-oxo-4-aza-4,7b-dimethyl-16b- (4-chlorophenoxy
) -5a-Androstane, and 3-oxo-4-aza-4,7b-dimethyl
-16b- (phenoxy) -5a-androstane-like 5a reductase 1 inhibitor
Harmful agent; 3-oxo-4-aza-17b- (2,5) disclosed in WO95 / 07927.
-Trifluoromethylphenyl-carbamoyl) -5a-an
Dual inhibitors of 5a reductase 1 and 5a reductase 2 such as drostan
Anti-androgens such as flutamide, catodex and cyproterone acetate
And prazosin, terazosin, doxazosin, tamsulosin and alfuzo
It can be administered together with an α-1 blocker such as syn.
In addition, the compounds of the invention delay puberty in growth hormone deficient children and
Growth hormone to increase height before epiphyseal healing and cessation of growth
For use in combination with growth hormone-releasing hormone or growth hormone secretagogue
Can be.
Further, the compound of the present invention may be a peptide or a natural hormone or a class thereof.
Combining a compound having luteinizing hormone releasing activity, such as an analog, or
They can be administered together. Such peptide compounds include leuprorelin,
Gonadorelin, buserelin, triptrelin, goserelin, nafarelin, hiss
Including trelin, deslorelin, meterulin and resirelin.Detailed description of the invention
The present invention relates to a compound represented by the following general formula,
Acceptable addition salts and / or hydrates, if any,
Or an optical isomer or a racemic mixture.
[Where,
A is C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl, CThree~ C7Cycloalkyl,
Substitution CThree~ C7Acycloalkyl, CThree~ C6Alkenyl, substituted CThree~ C6Alkenyl
, CThree~ C6Alkynyl, substituted CThree~ C6Alkynyl, C1~ C6Alkoxy, C0~
CFiveAlkyl-S (O)n-C0~ CFiveAlkyl, or C0~ CFiveAlkyl-OC0
~ CFiveAlkyl and C0~ CFiveAlkyl-NR18-C0~ CFiveAlkyl, where
R18And C0~ CFiveAlkyl is bonded to a ring
Or a single bond can be formed;
R0Is hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl, substituted here
The group can be aryl, substituted aryl, aralkyl or substituted aralkyl, where the substituent is
RThree, RFourAnd RFiveIs defined as)
R1Is
And R1The nitrogen atoms contained in the heteroaromatic ring may be present as shown,
Can exist in its oxidized (N → O) state if chemically permissible;
RTwoIs heteroaryl, substituted heteroaryl, C1~ C6Heteroaralkyl,
C1~ C6A substituted heteroaralkyl;
RTwoAnd A together may optionally form a ring of 5-7 atoms
Can;
RThree, RFourAnd RFiveIs independently hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Al
Kill, CTwo~ C6Alkenyl, substituted CTwo~ C6Alkenyl, CN, nitro, C1~ CThree
Perfluoroalkyl, C1~ CThreePerfluoroalkoxy, aryl, substituted ant
Aralkyl, substituted aralkyl, R11O (CHTwo)p, (CHTwo)pS (O)n
R17Or halogen, where R17Is hydrogen, C1~ C6Alkyl, C1~ CThreePa
-Fluoroalkyl, aryl or substituted aryl; or
RThreeAnd RFourTogether form a carbocyclic ring of 3 to 7 carbon atoms, or N, O and
Forming a heterocyclic ring comprising 1 to 3 heteroatoms selected from and S;
R6Is hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl,
Aryl, substituted aryl, C1~ CThreePerfluoroalkyl, CN, NOTwo,Halo
Gen, R16O (CHTwo)p-Is;
R7Is hydrogen, C1~ C6Alkyl or substituted C1~ C6X is water and X is water
If not halogen or halogen7Does not exist;
R8Is hydrogen, C (O) OR9, C (O) NR11Rtwenty two, NR11Rtwenty two, C (O) R11
, R12C (O) R11, NR12C (O) NR11R12, NR12S (O)TwoR11, N
R12S (O)TwoNR11R12, OC (O) R11, OC (O) NR11R12, OR11,
SOnR11, S (O)nNR11R12, A heterocyclic ring or a bicyclic heterocyclic ring (N
Having 1 to 4 heteroatoms selected from, O or S;Three, RFour
And RFive), C1~ C6Alkyl or substituted C1~ C6Archi
And X is not hydrogen or halogen, R8Does not exist; or
R7And R8Together form one or more selected from N, O or S
Optionally containing a heteroatom ofThree, RFourAnd RFiveA heterocyclic ring which can be substituted by
Form; or
R7And R8Together form a carbocyclic ring of 3 to 7 atoms
Form;
R9And R9aIs independently hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl
And when m ≠ 0, aryl or substituted aryl, aralkyl or substituted
Aralkyl; or
R9And R9aTogether form a carbocyclic ring of 3 to 7 atoms
Form;
RTenAnd R10aIs independently hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Archi
Or aryl, substituted aryl, aralkyl or substituted aralkyl; or
RTenAnd R10aTogether form a carbocyclic ring of 3 to 7 atoms
Form;
R9And RTenTogether form a carbocyclic ring of 3 to 7 carbon atoms,
Or when m ≠ 0, forms a heterocyclic ring containing one or more heteroatoms
And;
R9And RTwoTogether comprise from 3 to 7 carbon atoms, and
And when m ≠ 0, forms a heterocyclic ring containing one or more heteroatoms;
RTenAnd RTwoTogether form 3 to 7 carbon atoms and one or more
Forming a heterocyclic ring containing a heteroatom;
R11And R12Is independently a bond, hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6A
Alkyl, aryl, substituted aryl, aralkyl, substituted aralkyl, 3 to 7 atoms
Carbocyclic ring, substituted carbocyclic ring containing 3 to 7 atoms, heterocyclic ring or
Cyclic heterocyclic ring (having 1 to 4 heteroatoms selected from N, O or S
And optionally RThree, RFourAnd RFive), C1~ C6Alkyl (N
Having 1 to 4 heteroatoms selected from, O or S;Three, RFour
And RFiveWith a heterocyclic or bicyclic heterocyclic ring which can be substituted by
Has been replaced);
R11And R12Together form a ring of 3 to 9 optionally substituted atoms
Can do;
R13Is hydrogen, OH, NR7R8, [NR16SOTwo(C1~ C6Alkyl), NR1 6
SOTwo(Replacement C1~ C6Alkyl), NR16SOTwo(Aryl), NR16SOTwo(Place
Substituted aryl), NR16
SOTwo(C1~ CThreePerfluoroalkyl), SOTwoNR16(C1~ C6Alkyl),
SOTwoNR11(Replacement C1~ C6Alkyl), SOTwoNR11(Aryl), SOTwoNR1 6
(Substituted aryl), SOTwoNR16(C1~ CThreePerfluoroalkyl), SOTwoN
R16(C (O) C1~ C6Alkyl), SOTwoNR16(C (O) -substituted C1~ C6A
Ruquil), SOTwoNR16(C (O) -aryl), SOTwoNR16(C (O) -substitution
Aryl), S (O)n(C1~ C6Alkyl), S (O)n(Replacement C1~ C6Archi
Le), S (O)n(Aryl), S (O)n(Substituted aryl), C1~ CThreePerful
Oroalkyl, C1~ CThreePerfluoroalkoxy, C1~ C6Alkoxy, substituted C1
~ C6Alkoxy, COOH, halogen, NOTwoOr CN;
R14And R15Is independently hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl
, CTwo~ C6Alkenyl, substituted CTwo~ C6Alkenyl, CN, nitro, C1~ CThreePar
Fluoroalkyl, C1~ CThreePerfluoroalkoxy, aryl, substituted aryl
, Aralkyl, substituted aralkyl, R16O (CHTwo)p-, R16C (O) O (CHTwo)p-
, R16OC (O) (CHTwo)p-,-(CHTwo)pS (O)nR17,-(CHTwo)pC
(O) N (R16)TwoOr halogen, where R17Is hydrogen, C1~ C6Archi
Le, C1~
CThreePerfluoroalkyl, aryl or substituted aryl;
R16Is hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl, aryl, substituted
Reel, aralkyl, substituted aralkyl, carbocyclic ring of 3 to 7 atoms or 3 to
A substituted carbocyclic ring containing 7 atoms;
R18Is hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl, C (O) OR16so
Yes, C (O) N (R16)Two, C (O) R16, S (O)nR16Is;
R19Is R13Or R14Of the definition of
Rtwenty twoIs C0~ CFourAlkyl, substituted C1~ CFourAlkyl;
X is N, O, S (O)nNC (O), (CR11R12)p, R8Single bond to
CTwo~ C6Alkenyl, substituted CTwo~ C6Alkenyl, CTwo~ C6Alkynyl or substituted
CTwo~ C6Alkynyl, wherein X is O, S (O)n, C (O) or CR11R12of
If R8Only possible;
Z is O, S or NR11Is;
m is 0, 1, 2, or 3;
n is 0, 1 or 2;
p is 0, 1, 2, 3, or 4; and
Alkyl, cycloalkyl, alkenyl and alkynyl substitution
The substituent is C1~ C6Alkyl, CThree~ C7Cycloalkyl, aryl, substituted aryl,
Aralkyl, substituted aralkyl, hydroxy, oxo, cyano, C1~ C6Alkoki
Shi, fluoro, C (O) OR11, Aryl C1~ CThreeAlkoxy, substituted aryl C1
~ CThreeSelected from alkoxy, wherein the aryl substituent is RThree, RFourAnd RFiveabout
As defined. ]
In a preferred embodiment, the compound represented by the following formula (I):
Its pharmaceutically acceptable addition salts and / or hydrates or, where appropriate,
A geometric or optical isomer or racemic mixture of is provided:
Where:
A is C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Alkyl or C0~ CFiveAlkyl-S
(O)n-C0~ CFiveAlkyl;
R0Is hydrogen;
R1Is
And R1The nitrogen atoms contained in the heteroaromatic ring may be present as shown,
Can exist in its oxidized (N → O) state where chemically permissible;
RThree, RFourAnd RFiveIs independently hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6Al
Kill or halogen;
R8Is C (O) NR11R12Is;
R11And R12Is independently a bond, hydrogen, C1~ C6Alkyl, substituted C1~ C6A
Alkyl, aryl, substituted aryl, aralkyl, substituted aralkyl, 3 to 7 atoms
Carbocyclic ring, substituted carbocyclic ring containing 3 to 7 atoms, heterocyclic ring or
Cyclic heterocyclic ring (having 1 to 4 heteroatoms selected from N, O or S
And optionally RThree, RFourAnd RFive), C1~ C6Alkyl (N
Having 1 to 4 heteroatoms selected from, O or S;Three, RFour
And RFiveWith a heterocyclic or bicyclic heterocyclic ring which can be substituted by
Has been replaced);
R11And R12Together form a ring of 3 to 9 optionally substituted atoms
Can do;
X is (CR11R12)pIt is.
R11And R12Is preferably 7-aza-bicyclo [2.
2.1] heptane and 2-aza-bicyclo [2.2.2] octane.
Unless stated otherwise, the following definitions apply throughout the specification and claims.
You.
Any component or variable in formula (I) (eg, aryl, heterocycle, R1
Etc.) appear more than once, is the definition in each case the definition of everything else?
Independent. Of course, when a stable compound is obtained by the combination
And combinations of substituents and / or variables are permissible.
The term "alkyl" refers to branched and straight-chain saturated with a certain number of carbon atoms.
Aliphatic hydrocarbon groups such as methyl (Me), ethyl (Et), propyl,
, Pentyl, hexyl, heptyl, octyl, nonanyl, decyl, undecyl
, Dodecyl, and isomers thereof, such as isopropyl (i-Pr),
Butyl (i-Bu), sec-butyl (s-Bu), tert-butyl (t-Bu), isobutyl
It is intended to include pentane, isohexane, and the like.
The term "aryl" includes phenyl and naphthyl. Preferably,
Reel is phenyl.
The term "heteroaryl" is intended to include the following compounds:
[Where Z is O, S or NR11And the following compounds: ] The terms "halogen" or "halo" refer to fluorine, chlorine, bromine and iodine.
It is intended to include
The term “heterocycle” or “heterocyclic ring” is selected from N, O and S
All non-aromatic heterocyclic of 3 to 7 atoms including 1 to 3 heteroatoms
Ring, for example, oxirane,
Oxetane, tetrahydrofuran, tetrahydropyran, pyrrolidine, piperidi
, Tetrahydropyridine, tetrahydropyrimidine, tetrahydrothiophene
, Tetrahydrothiopyran, morpholine, hydantoin, valerolactam, pyro
Defined by Riginon and the like.
As used herein, the term "composition" refers to a product comprising a specified amount of a specified component,
And products obtained directly or indirectly from the combination of specific components in specific amounts.
It is intended to include.
Furthermore, many of the heterocyclic groups may exist as two or more tautomers.
Are well known to those skilled in the art. All such tautomers are within the scope of the present invention.
It is intended to be included.
Optical isomers of the compounds of the present invention, ie, enantiomers, such as racemates or
Is a mixture of diastereomers and individual enantiomers or diastereomers
Mar included. These individual enantiomers, according to their optical rotation, have the sign (
+) And (-), (L) and (D), (1) and (d) or a combination thereof
Generally represented by combination. These isomers
It can be expressed by the absolute spatial configuration by (S) and (R) indicating right and left, respectively.
Can also be.
The individual optical isomers can be separated using conventional separation procedures, e.g., with a suitable optically active acid.
, Separation of diastereomers and recovery of the desired isomer
Can be. In addition, individual optical isomers can be prepared by asymmetric synthesis.
You.
Further, the given chemical formula or name refers to its pharmaceutically acceptable addition salt, and water
And solvates such as solvates.
The compound of the present invention is effective in itself, but has improved stability, convenience of crystallization, and improved properties.
Formulated as a pharmaceutically acceptable addition salt thereof for the purpose of solubility and other desired properties.
Can be made and administered.
The compounds of the present invention can be administered as a pharmaceutically acceptable salt. "medicine
The term "chemically acceptable salts" is intended to include all acceptable salts.
You. Examples of acid salts may be used in dosage forms that modify the solubility or hydrolysis properties.
Can be used or used as a sustained or prodrug formulation
Hydrochloride, nitrate, sulfate, phosphate, formate, acetate, trif
Fluoroacetate, propionate, maleate, succinate, malonate, meta
It is intended to include sulfonates and the like. Depending on the particular function of the compound of the invention
The pharmaceutically acceptable salts of the compounds of the present invention are sodium, potassium, aluminum
From cations such asium, calcium, lithium, magnesium and zinc
And ammonia, ethylenediamine, N-methylglutamine, lysine,
Nin, ornithine, chlorine, N, N'-dibenzylethylenediaminechloroproca
In, diethanolamine, procaine, N-benzylphenethylamine, die
Tylamine, piperazine, tris (hydroxymethyl) aminomethane and tet
Includes those formed from bases such as lamethylammonium hydroxide. This
These salts may be prepared by standard procedures, for example, by converting the free acid with a suitable organic or inorganic base.
By reacting or reacting the free base with a suitable organic or inorganic acid
Can be prepared.
When an acid (—COOH) or alcohol group is present,
Pharmaceutically acceptable esters such as methyl esters, ethyl esters,
Ester, acetate, maleate, pivaloyloxymethyles
And solubilities or additions used as long-acting or prodrug formulations
It is possible to use esters known in the art to modify the water splitting properties
it can.
The compounds of the present invention have a chiral center other than the center where stereochemistry is shown in formula (I).
And therefore, as racemates, as racemic mixtures, and as individual enantiomers
Can exist as enantiomers or diastereomers, and all such
The various isomers and mixtures thereof are included in the present invention. Further, the compounds of the present invention
Some of the crystalline forms can exist as polymorphs and as such
Is intended to be included. In addition, some of the compounds of the present invention
Solvation with organic solvents can be formed. Such solvations are within the scope of the present invention.
include.
The compounds of the present invention are prepared according to the following reaction scheme. All substituents are noted
Unless otherwise defined.
Scheme A Reaction scheme A
As shown in Reaction Scheme A, tryptoamine (1) is converted to tetrahydrofuran.
N-carboxyphthalimide in an inert organic solvent such as
Preferably, by treating at 65 ° C. for 12 to 48 hours, the corresponding N-phthalimid
The dotryptoamine derivative (2) is obtained. N-phthalimidotryptamine induction
The conductor (2) further comprises tetrahydrofuran, methylene chloride, chloroform or
In an inert organic solvent such as a mixture thereof,
And a brominating agent such as pyrrolidone hydrogen tribromide at 0 to 25 ° C. for 30 minutes to 4:00
By performing the intermediate treatment, 2-bromotryptoamine (3) is obtained. Bromide (3)
With arylboric acid (essentially Gronowitz, S; Hornfeldt,
A. -B; Yang, Y .; -H. Authors, Chem. Scr. 1986, Vol. 26,
Noted on pages 311 to 314
Prepared as described above) and toluene, benzene, ethanol, propanol or
Palladium (0) catalyst, sodium carbonate in an inert solvent such as these mixtures
Using a weak base such as an aqueous solution, and a chloride source such as lithium chloride, 25 to 10
The reaction is carried out at a temperature of 0 ° C., preferably
The amine derivative (4) can be obtained. Finally, (4) is replaced with methanol or
Aqueous hydrazine in an inert solvent such as ethanol is allowed to reach 0-25 ° C.
The phthalimide group is removed by treating for 4 to 24 hours at a temperature of
(5) can be obtained.
Diagram B
Reaction scheme B
As shown in Reaction Scheme B, 2-aryltryptoamine is converted to methylene chloride,
Inert organic solvents such as loloform, dimethylformamide or mixtures thereof
In a medium, the coupling agent 1- (3-dimethylaminopropyl) -3
-Ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC), 1,3-dicyclohexylcarbodi
1-hydroxybenzotriazole (HOBt) using imide (DCC) or the like
And no or no tertiary amines such as N-methylmorpholine (NMM).
At room temperature or near room temperature with carboxylic acid of type (6) for 3 to 24 hours
Together, they can provide the corresponding amide derivative (7). Also, 2-A
Reel tryptoamine (5) is converted to methylene chloride, chloroform, tetrahydrofuran.
Inert organic solvents such as orchids, diethyl ether, etc.
In a tertiary amine base such as isopropylethylamine, pyridine, etc., 0
30 minutes to 4 hours with an active ester or acid chloride of type (8) at a temperature of ~ 25 ° C
(7) can be obtained by the interim treatment.
Scheme C
Reaction scheme C
As shown in Reaction Scheme C, the amide carbonyl of (7) is
In an inert organic solvent such as water, diethyl ether, 1,4-dioxane, etc.
Borane, lithium aluminum hydride at a temperature of 25-100 ° C, preferably 65 ° C
Reduction by treating with 1-8 hours with a source of hydrogen or equivalent hydride
Amine compound (9) can be obtained.
Scheme D
Reaction scheme D
As shown in Reaction Scheme D, 2-aryltryptoamine (23 or 5) is
Methanol, ethanol, isopropanol, tetrahydrofuran,
In an inert organic solvent such as in tan, chloroform or a mixture thereof.
3Å molecular sieve in the presence of a weak acid such as trifluoroacetic acid (TFA), acetic acid, etc.
Or a desiccant such as magnesium sulfate and sodium borohydride or cyano
Hydrides such as sodium borohydride
Aldehydes of type (10) at a temperature of 0 to 25 ° C. with or without a source
Or modified by treatment with a ketone for 1-12 hours to give the corresponding second or
The tertiary amine derivative (11) can be obtained.
Schematic E Reaction scheme E
As shown in Reaction Scheme E, aryl hydrazine or aryl hydrazine hydrochloride
Salt (12) is prepared from methanol, ethanol, n-propanol, isopropanol
Polar organic solvents such as n-butanol, t-butanol, preferably n-butanol
In an alkanol, at a temperature of 70 to 120 ° C., an arylcycline of the type (13)
2-aryltryptamine by treating with propyl ketone for 8 to 24 hours.
(5) is obtained. In addition, aryl hydrazine or aryl hydrazine hydrochloride (
12) is replaced with methanol, ethanol, n-propanol, isopropanol, n
-In polar organics such as butanol, t-butanol or mixtures thereof
Leaving group (chloride, bromine, iodine, O-methanesulfonate, O-tri
(14) aryl butyl keto containing fluoromethanesulfonate)
For 2 hours at room temperature, followed by 4-24 hours at a temperature of 65-100 ° C.
Upon heating, 2-aryltryptoamine (5) is produced.
Scheme F Reaction scheme F
As shown in Reaction Scheme F, saturate in an inert organic solvent such as triethylamine.
At a temperature of 50 to 88 ° C.
Suitable paradigms such as len, tetrakis (triphenylphosphine) palladium
(0) catalyst, copper (I) halide such as cuprous bromide for 30 minutes to 5 hours
By reacting, diarylacetylene (16) can be obtained. acetylene(
16) converts palladium chloride (in an inert organic solvent such as acetonitrile)
With palladium (II) catalyst such as II) or palladium (II) acetate
Further modification by treating at a temperature of 82 ° C. for 30 minutes to 6 hours
(17) can be obtained.
Scheme G Reaction scheme G
As shown in Reaction Scheme G, 2-arylindole (17) was
At pure oxalyl chloride or methylene chloride, chloroform,
Oxalyl chloride in an inert organic solvent such as tan, tetrahydrofuran, etc.
For 3 to 24 hours to obtain an acyl chloride adduct (18). Coarse
The product (18) was treated with diethyl ether, tetrahydrofuran, methylene chloride,
Inert organic solvent such as loroform
And like triethylamine, diisopropylethylamine or pyridine
30 minutes with an amine of type (19) at a temperature of 0 to 25 ° C. in an amine base
By reacting for 4 hours, the amide derivative (20) can be obtained. Ami
Derivative (20) in an inert organic solvent such as tetrahydrofuran.
At a temperature, preferably reflux temperature, such as borane or lithium aluminum hydride.
To obtain compound (21) by further treating with base agent for 1 to 5 hours
Can be.
Diagram H
Reaction scheme H
As shown in Reaction Scheme H, tetra-acid to which a weak acid such as 30% acetic acid aqueous solution was added was used.
Hydrofuran, ethyl acetate, methanol, ethanol or mixtures thereof
In an inert organic solvent such as this, an N-benzyl derivative of type (22a) or
An N-benzyloxycarbonyl derivative of the type (22b) was converted to hydrogen (1 atm)
And a suitable catalyst such as palladium on carbon, palladium hydroxide on carbon, etc.
Treat for 10 minutes to 3 hours or until the aryl group is removed to give a secondary amine.
To give the secondary amine analog (7).
Scheme I Reaction Scheme I
As shown in Reaction Scheme I, an inert organic solvent such as ethanol, methanol, etc.
Inside, nitroindo of type (24)
By treatment with a suitable catalyst such as
To obtain a phenol derivative (25).
Schematic J
Reaction scheme J
As shown in Reaction Scheme J, aminoindole or hydroxyindole (2
5) by acylation under various conditions
Can be modified. For example, (25) is replaced by methylene chloride, chloroform,
In an inert organic solvent such as tetrahydrofuran or a mixture thereof,
Acid chloride, acid anhydride or active ester at 0 ° C. to room temperature and triethylamine
With an amine base such as diisopropylethylamine or pyridine.
A time treatment gives the corresponding amide or ester derivative (26).
You. Also, (25) can be converted to a suitable compound by one of many commonly used dehydrating agents.
It can be attached to a carboxylic acid. For example, aminoindole (25)
Such as methylene chloride, chloroform, dimethylformamide or mixtures thereof.
1-hydroxybenzotriazole (HOBt) in an inert organic solvent such as
) And N-methylmorpholine (NMM) or triethylamine and the like.
At or near room temperature, with or without a triamine base,
Rubonic acid and 1- (3-dimethylaminopropyl) -3-ethylcarbodiimid
Hydrochloride (EDC) or 1,3-dicyclohexylcarbodiimide (DCC)
The corresponding amide or ester derivative can be obtained by treating for 3 to 24 hours.
Obtain body (26).
Schematic K Reaction scheme K
As shown in Reaction Scheme K, methylene chloride, chloroform, dimethylformamide
In an inert organic solvent such as tetrahydrofuran, tetrahydrofuran or mixtures thereof.
Urea or carbamate derivative of (25) at a temperature of 0 to 65 ° C.
Carbamoyl chloride of 27a) or an isocyanate reagent of type (27b),
And pyridine, triethylamine, diisopropylethylamine or N-
By treating with an amine base such as tylmorpholine for 1 to 72 hours, (2
8) can be obtained. Compound (25) may also be methylene chloride or chloro
In an inert solvent such as form, pyridine, triethyl
Dimethylamine, diisopropylethylamine and N-methylmorpholine
Without adding phosgene, triphosgene, 1,1'-carbonyldiimidazo
Or bis (electrophilic) such as N, N'-disuccinimidyl carbonate and the like.
) Treatment with a reagent at -20 ° C to 0 ° C for 20 minutes to 2 hours
You can also decorate. After this time, the reaction mixture is brought to a suitable temperature between -20 ° C and 25 ° C.
Urea or carbamate by treating with mono- or di-substituted amine for 1 to 5 hours
The mate analog (28) is obtained.
Schematic L Reaction scheme L
As shown in Reaction Scheme L, amine (25) was converted to methylene chloride, chloroform, or the like.
Or pyridine, triethyl alcohol in an inert solvent such as
Amine bases such as min, diisopropylethylamine, N-methylmorpholine
At a temperature of −20 ° C. to 25 ° C. using a suitable sulfonyl chloride of type (29).
Or by treating with sulfamyl chloride of the type (30) for 20 minutes to 2 hours.
Modified to the corresponding N-sulfonamide (31) or N-sulfamide
A luamide (32) derivative can be obtained.
Schematic M Reaction scheme M
As shown in Reaction Scheme M, 2-aryltryptoamine (33) was converted to methanol
, Ethanol, isopropanol, butanol, tertiary butanol or their
In an inert organic solvent such as a mixture of
Modification by treating with an epoxide such as 34) for 8 to 20 hours to give the corresponding
Amino alcohol derivative (35) can be obtained.
Schematic N
Reaction scheme N
As shown in Reaction Scheme N, an amide of an acid-containing indole derivative such as (36)
Derivatives are methylene chloride, chloroform, tetrahydrofuran, dimethylform
In an inert organic solvent such as an amide or a mixture thereof, 1-hydroxy
Cibenzotriazole (HOBt) and N-methylmorpholine (NMM)
At room temperature or with or without a tertiary amine such as triethylamine, etc.
Is a suitable amine (R12R11NH) and benzotriazole
-1-yloxytris (pyrrolidino) phosphonium hexafluorophosphate
(PyBOP), benzotriazol-1-yloxytris (dimethyl
Amino) phosphonium hexafluorophosphate (BOP), 1- (3-dim
Tylaminopropyl) -3-ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC) or 1,
A suitable coupling such as 3-dicyclohexylcarbodiimide (DCC)
By treating with the agent for 3 hours to 7 days, the corresponding amide derivative (37)
Obtainable.
Schematic O Reaction scheme O
As shown in Reaction Scheme O, in an inert organic solvent such as methylene chloride,
Tryptoamine 5 is converted to 2-nitrobenzenesulfonyl chloride, 4-nitrobenzene chloride.
Zensulfonyl or chloride
Arylsulfonyl chlorides such as 2,4-dinitrobenzenesulfonyl and 2
With hindered amines such as 2,4,6-collidine or 2,6-lutidine
To give the corresponding sulfonamide 38.
Sulfonamides such as 38 further include benzene, toluene, tetrahydrofuran.
Triphenylphospho in an inert organic solvent such as orchid or mixtures thereof
Fins and diethyl azodicarboxylate (DEAD) or diisopropyl
Alcohols of type 39 in the presence of an activator such as luazodicarboxylate, etc.
To obtain a dialkylsulfonamide adduct by reaction with
Can be. Removal of the sulfonyl group can be accomplished in an inert organic solvent such as methylene chloride.
And by treatment with a nucleophilic amine such as n-propylamine.
, A secondary amine of type 23 is obtained.
The compounds of the present invention are useful in the treatment of various sex hormone related conditions in men and women.
It is useful in. This utility depends on its activity in the following in vitro assays.
As shown, the ability to act as an antagonist of the neuropeptide hormone GnRH
Is shown.Human GnRH receptor binding assay
Crude membranes prepared from CHO cells expressing human GnRH receptor were treated with GnRH receptor.
Source of body. As a radiolabeled ligand125I] Buserelin
Petidyl GnRH analog). Binding activity to GnRH receptor [125I
] The concentration of antagonist required to suppress specific binding of Buserelin by 50%
IC50Decided.Rat Pituitary GnRH Receptor Binding Assay:
Crude plasma membrane prepared from rat pituitary tissue was purified using bovine serum albumin (0.1%).
, [I-125] Dt-Bu-Ser6-Pro9-ethylamide-GnRH
, And Tris. HCl buffer (50 mM, pH
Incubated in 7.5). Incubate the assay mixture at 4 ° C for 90-120 minutes.
Incubate followed by rapid filtration and repeated washing with a glass fiber filter.
The radioactivity of the membrane-bound radioligand was determined in a γ-counter. This day
Radioligand that binds to the GnRH receptor in the presence of the test compound
IC50Guessed.Inhibition assay for LH release:
The active compound from the GnRH receptor binding assay was further analyzed by an in vitro LH release assay.
To assess its antagonist activity (blocks GnRH-induced LH release)
Was.1. Sample preparation
Compounds to be assayed were dissolved and diluted in DMSO. Incubation medium
The final concentration of DMSO in the body was 0.5%.2. Assay
Wistar male rats (150-200 g) were administered to Charles River
Laboratories (Wilmington, MA).
Rats were subjected to constant temperature (2 hours) in a 12 hour light and 12 hour dark cycle.
5 ° C). Rat chow and water were available ad libitum. Animals decapitated
More, kill the pituitary aseptically, and hang in a 50 mL polypropylene centrifuge tube.
Solution (HBSS). Centrifuge the collecting tube at 250 xg for 5 minutes and aspirate.
HBSS was further removed. Transfer the pituitary gland to a disposable petri dish and cut it with a scalpel
Was. The dissected tissue was then 0.2% collagenase and 0.2%
Continuously suspend tissue fragments in three 10 mL portions of HBSS containing hyaluronidase.
It was turbid and transferred to a 50 mL disposable centrifuge tube. Gently shake in a 37 ° C water bath.
Cell dispersion was performed for 30 minutes with stirring. At the end of the incubation, remove the pipette
Cells were aspirated 20-30 times and the undigested pituitary fragments were sedimented for 3-5 minutes.
The suspended cells were removed by aspiration and then centrifuged at 1200 xg for 5 minutes.
Next, the cells were resuspended in the medium. Undigested pituitary gland is 30m above digestive enzyme
L and digested with collagenase / hyaluronidase mixture a total of three times
. The resulting cell suspension is pooled, counted and diluted to a concentration of 3 × 10 5 cells / ml.
1.0 ml of this suspension in a 24 well tray (Cambridge, Mass.)
(Costar). Cells are humidified in 5% COTwo-95
% Air atmosphere at 37 ° C. for 3-4 days. The medium is 0.37% Na
HCOThree, 10% horse serum, 2.5% fetal calf serum, 1% non-essential amino acids, 1%
Consisted of DMEM with glutamine and 0.1% gentamicin. Experiment
On the day, 0.37% Na 3 times 1.5 hours before the start of the experiment and 2 more times immediately before
HCOThree10% horse serum, 2.5% fetal calf serum, 1% non-essential amino acids (10%
0x), 1%
Glutamine (100 ×), 1% penicillin / streptomycin (per ml
10,000 units of nicillin and 10,000 mg of streptomycin), and 2
Cells were washed with DMEM containing 5 mM HEPES, pH 7.4. 2nM Gn
By adding twice 1 ml of fresh medium containing the test compound in the presence of RH, L
H release was initiated. Incubation was performed at 37 ° C. for 3 hours. Incubate
After removal of the medium, the medium was removed and centrifuged at 2000 × g for 15 minutes to remove cellular material.
I left. The supernatant was removed and Dr. A. F. Parlow, California
Harbor-UCLA Medical Center, Lance)
Were assayed for LH content using a dual antibody RIA procedure with different materials.
Compounds of Formula I are useful in many areas affected by GnRH.
These include sex hormone-related symptoms, sex hormone-dependent cancer, benign prostatic hyperplasia or
May be useful in uterine fibroids. Properties that can be improved by administration of the compound of the present invention
Hormone-dependent cancers include prostate, uterine, breast and pituitary gland
Including denoma. Other sex hormone dependencies that can be improved by administration of the compounds of the present invention
Sexual symptoms include endometriosis, polycystic eggs
Including nests and precocious puberty. This compound is used as an enalapril or captopril
Angiotensin converting enzyme inhibitors, such as losartan
II receptor antagonist or combination with a renin inhibitor for the treatment of uterine fibroids
Can also be used.
The compounds of the present invention are useful for controlling pregnancy as contraceptives in men and women,
Fertilization, treatment of premenstrual syndrome, treatment of lupus erythematosus, treatment of hirsutism, irritable bowel syndrome
And sleep disorders such as sleep apnea.
A further use of the compounds of the present invention is in growth hormone in growth hormone deficient children.
Use as an adjunct to treatment. This compound is a growth hormone or growth hormone.
Can be administered with compounds that increase endogenous production or release of rumon
. Certain compounds have been developed that stimulate the release of endogenous growth hormone. Intrinsic growth
Peptides known to stimulate hormone release are growth hormone release hormones.
Lumon, growth hormone releasing peptides GHRP-6 and GHRP-1 (U.S. Pat.
No. 4,411,890; PCT Patent Publication No. WO 89/07110;
CT Patent Publication No. WO89 / 07111) and GHRP-
2 (described in PCT Patent Publication No. WO 93/04081), and hexarelin
(J. Endocrinol Invest., Volume 15 (Supplement 4), p. 45 (
1992 edition)). Other compounds that stimulate the release of endogenous growth hormone
For example, disclosed in the following publications: U.S. Pat. No. 3,239,345;
No. 4,036,979; U.S. Pat. No. 4,411,890; U.S. Pat.
5,206,235; U.S. Patent No. 5,283,241; U.S. Patent No. 5,28.
U.S. Patent No. 5,310,737; U.S. Patent No. 5,317,01.
No. 7, U.S. Patent No. 5,374,721; U.S. Patent No. 5,430,144;
US Patent No. 5,434,261; US Patent No. 5,438,136; EPO Patent
Publication number 0,144,230: EPO patent publication number 0,513,974; PCT
Patent Publication No. WO94 / 07486; PCT Patent Publication No. WO94 / 08583
PCT Patent Publication No. WO94 / 11012; PCT Patent Publication No. WO94 / 1
3696; PCT Patent Publication No. WO 94/19367; PCT Patent Publication No. WO
95/03289; PCT Patent Publication No. WO 95/03290; PCT Patent Publication
No. WO95 / 09633; PCT Patent Publication No. WO95 / 11029; PCT
Patent Publication No. WO 95/12598;
PCT Patent Publication No. WO95 / 13069; PCT Patent Publication No. WO95 / 14
666; PCT Patent Publication No. WO95 / 16675; PCT Patent Publication No. WO9
PCT Patent Publication No. WO 95/17422; PCT Patent Publication No.
No. WO95 / 17423;Science260, 1640-1643.
(June 11, 1993);Ann. Rep. Med. Chem., Volume 28,
177-186 (1993);Bioorg. Med. Chem. Ltrs .
4 (22), 2709-2714 (1994);Proc. Natl. Acad. Sci. USA
92, 7001-7005 (19
July 1995).
Representative preferred growth hormone secretagogues used in this combination
Includes the following compounds and pharmaceutically acceptable salts thereof.
1) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro [
3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2-
(1H-Indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanaa
Mid;
2) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanemethane)
Rubonylspiro [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) ca
Rubonyl] -2- (1H-indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-
Methyl propanamide;
3) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-benzenesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(1H-Indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropane
Amide;
4) N- [1 (R)-[(3,4-dihydro-spiro [2H-1-benzopi]
Run-2,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2- (1H-yne
Dol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
5) N- [1 (R)-[(2-acetyl-1,2,3,4-tetrahydrospir
B [Isoquinoline-4,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2-
(Indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
6) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro [
3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2-
(Phenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
7) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro [
3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2-
(Phenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide
Tansulfonate;
8) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro [
3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2-
(2 ', 6'-Difluorophenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-
Methyl propanamide;
9) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonyl-5-f
Luorospiro [3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) cal
Bonyl] -2- (phenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-methylp
Lopanamide;
10) N- [1 (S)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(Phenylmethylthio) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
11) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -3
-Phenylpropyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
12) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -3
-Phenylpropyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
13) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -4
-Phenylbutyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
14) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonylspiro)
[3H-indole-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2
-(5-Fluoro-1H-indol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-
Methyl propanamide;
15) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1-methanesulfonyl-5-
Fluorospiro [3H-indole-3,4 '
-Piperidin] -1'-yl) carbonyl] -2- (5-fluoro-1H-yne
Dol-3-yl) ethyl] -2-amino-2-methylpropanamide;
16) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1- (2-ethoxycarbonyl)
M) methylsulfonylspiro [3H-indole-3,4'-piperidine] -1
'-Yl) carbonyl] -2- (1H-indol-3-yl) ethyl] -2-
Amino-2-methylpropanamide;
17) N- [1 (R)-[(1,2-dihydro-1,1-dioxospiro [3
H-benzothiophene-3,4'-piperidin] -1'-yl) carbonyl]-
2- (phenylmethyloxy) ethyl] -2-amino-2-methylpropanami
De.
The compounds of the invention are useful for treating and predicting disorders of calcium, phosphate and bone metabolism.
For the prevention of bone loss, particularly during treatment with GnRH antagonists,
(Bisphosphonic acid) and growth hormone secretion, for example MK-0677
In combination with other reagents such as enhancers and during treatment with GnRH antagonists
For the prevention or treatment of hypogonadal symptoms such as bone loss or hot flashes
Trogen, progesterone and
Alternatively, they can be used in combination with androgens.
Bisphosphonates are known to inhibit bone resorption
Bone stones as disclosed in US Patent No. 4,621,077 to Rosini et al.
Useful for the treatment of
The literature describes various services useful in the treatment and prevention of diseases, including bone resorption.
Disclose phosphonic acids. Representative examples can be found below: US Pat.
U.S. Pat. No. 3,422,137; U.S. Pat.
No. 125; US Pat. No. 3,940,436; US Pat. No. 3,944,599.
U.S. Pat. No. 3,962,432; U.S. Pat. No. 4,054,598;
U.S. Pat. No. 4,267,108; U.S. Pat. No. 4,327,039; U.S. Pat.
No. 407,761; U.S. Pat. No. 4,578,376; U.S. Pat.
No. 077; U.S. Pat. No. 4,624,947; U.S. Pat. No. 4,746,654.
U.S. Pat. No. 4,761,406; U.S. Pat. No. 4,922,007;
No. 4,942,157; US Pat. No. 5,227,506; US Pat.
No. 270,365; EPO Patent Publication No. 0,252,504;J. Org . Chem.
36, 3843 (1971).
The preparation of bisphosphonic and halobisphosphonic acids is well known in the art.
Have been. Representative examples are indicated for the treatment of disorders of calcium or phosphate metabolism.
See the above reference which discloses compounds useful as inhibitors of bone resorption.
Wear.
Preferred bisphosphonates are selected from the group of the following compounds: Alendro
Acid, etidronic acid, clodronic acid, pamidronic acid, tiludronic acid, risedroic acid
Acid, 6-amino-1-hydroxy-hexylidene-bisphosphonic acid, and 1
-Hydroxy-3 (methylpentylamino) -propylidene-bisphosphonic acid;
Or a pharmaceutically acceptable salt thereof. Particularly preferred bisphosphonates are
Lendronic acid (alendronate) or a pharmaceutically acceptable salt thereof. Special
Preferred bisphosphonates are those containing alendronate sodium trihydrate.
It is sodium nandronate. Alendronate sodium is
Has been approved.
In addition, the compounds of the present invention may contain 5 or 5 such as finasteride or epristeride.
a-reductase 2 inhibitors; WO 93/23420 and WO 95/11254
4,7b- as disclosed in
Dimethyl-4-aza-5a-cholestan-3-one, 3-oxo-4-aza-4
, 7b-Dimethyl-16b- (4-chlorophenoxy) -5a-androsta
And 3-oxo-4-aza-4,7b-dimethyl-16b- (phenoxy
) -5a-Reductase 1 inhibitors such as -5a-androstan; WO95 / 0
3-oxo-4-aza-17b- (2,5-trifluoromethyl) disclosed in US Pat.
5a-reductor such as ruphenyl-carbamoyl) -5a-androstane
Dual inhibitors of Ze1 and 5a-reductase 2; Flutamide, Casodex and
Antiandrogens such as cyproterone acetate and prazosin, terazosin
Alpha-1 blockers such as, doxazosin, tamsulosin and alfuzosin
It can be administered in tandem.
In addition, the compounds of the invention delay puberty in growth hormone deficient children and
Growth hormone to increase height before epiphyseal healing and cessation of growth
For use in combination with growth hormone-releasing hormone or growth mormon secretagogue
Can be.
Combination of two or more active agents when the active agents are in separate dosage forms
The active agents can be administered separately or in combination for combined treatment
You. Further, the administration of one component can occur before, simultaneously with, or after the administration of the other reagent.
May be.
Pharmaceutical compositions containing the active ingredient may be in a form suitable for oral use, such as tablets,
, Lozenges, aqueous or oily suspensions, dispersible powders or granules, emulsions,
Or soft capsules, or syrups or elixirs. Oral use
The composition intended for use can be any method known in the art for the manufacture of a pharmaceutical composition.
Such compositions can be made pharmaceutically elegant and tasty.
Selected from the group consisting of sweeteners, flavors, colorants and preservatives to provide the preservative
One or more reagents. Tablets contain the active ingredient in a tablet
And non-toxic pharmaceutically acceptable excipients suitable for the formulation. These excipients
Is, for example, calcium carbonate, sodium carbonate, lactose, calcium phosphate
Or an inert diluent such as sodium phosphate; a granulating and disintegrating agent, for example, starch.
Flour, gelatin or acacia; and lubricants, such as magnesia stearate.
It may be calcium, stearic acid or talc. Tablets do not need to be coated,
Or in the gastrointestinal tract
Delays degradation and absorption in the skin, thereby maintaining sustained action over a long period of time
Can be provided. For example, glyceryl monostearate or glyceryl
A delay material such as lustearate can be used. They are US patents
Nos. 4,256,108; 4,166,452 and 4,265,874.
To form a controlled release osmotic therapeutic tablet
You can also.
Formulations for oral use include those wherein the active ingredient is an inert solid diluent, such as calcium carbonate.
Hard gelatin capsules mixed with calcium, calcium phosphate or kaolin, or
Or the active ingredient is water or oil medium, such as peanut oil, liquid paraffin or
It may be provided as a soft gelatin capsule which is mixed with olive oil.
Aqueous suspensions contain the active ingredients in admixture with excipients suitable for the manufacture of aqueous suspensions.
. Such excipients may be suspending agents, for example, carboxymethylcellulose sodium.
, Methylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose, sodium alginate
Ium, polyvinylpyrrolidone, tragacanth and acacia;
Dispersing or wetting agents can be naturally occurring phosphatides, such as lecithin, or alkyl
Condensation products of peroxides and fatty acids,
For example, polyoxyethylene stearate, or ethylene oxide and long chain fat
Condensation products with aliphatic alcohols, such as heptadecaethylene-oxycetanol
Or a partial ester derived from ethylene oxide and a fatty acid and hexitol
Condensation products with ter, such as polyoxyethylene sorbitol monooleate
Or moieties derived from ethylene oxide and fatty acids and anhydrous hexitol
Condensation products with esters such as polyethylene sorbitan monooleate
May be. Aqueous suspensions may contain one or more preservatives, for example ethyl or n.
-Propyl, p-hydroxybenzoate, one or more colorants, one
Or two or more flavorings, and one or more sweeteners, such as sucrose
Saccharin or aspartame.
Oily suspensions are vegetable oils, for example, peanut oil, olive oil, sesame oil or coconut oil
By suspending the active ingredient in water or in a mineral oil such as liquid paraffin.
Can be prepared. Oily suspensions may contain a thickening agent, for example, beeswax, hard paraffin.
And cetyl alcohol. Sweetness like the one shown above
Foods and flavors to provide a delicious oral formulation
can do. These compositions contain the addition of antioxidants such as ascorbic acid
Can be saved.
Acidic powders and granules suitable for the preparation of an aqueous suspension by the addition of water are dispersed or dispersed.
Provides the active ingredient in admixture with a wetting agent, suspending agent and one or more preservatives.
Offer. Suitable dispersing or wetting agents and suspending agents are exemplified by those already mentioned above.
Is shown. Additional excipients, for example sweetening, flavoring and coloring agents, may also be present.
.
The pharmaceutical composition of the present invention may be in the form of an oil-in-water emulsion. Oil phase
Vegetable oils, such as olive oil or peanut oil, or mineral oils, such as liquid paraffin
Or a mixture thereof. Suitable emulsifiers are naturally occurring phosphatides, e.g.
For example, soybean oil, lecithin, and fatty acid and hexitol derived
Stels or partial esters, such as sorbitan monooleate, and said parts
Condensation products of ester and ethylene oxide, such as polyoxyethylene sol
It may be bitan monooleate. Emulsion contains sweeteners and flavors
May be.
Syrups and elixirs are sweetened with, for example,
Prepared with serol, propylene glycol, sorbitol or sucrose
can do. Such formulations include demulcents, preservatives and flavoring and coloring agents.
Coloring agents may also be included.
The pharmaceutical compositions may be in the form of a sterile injectable aqueous or oleaginous suspension. This suspension
Suspensions are prepared by known techniques using suitable dispersing or wetting agents and suspending agents which have been mentioned above.
Can be prepared. Sterile injectable preparations are non-toxic parenterally acceptable.
Sterile injectable solutions or suspensions in diluents or solvents, for example,
It may be a solution in diol. Acceptable vehicles that can be used
And solvents include water, Ringer's solution and isotonic sodium chloride solution. further,
Sterile fixed oils are conventionally employed as a solvent or suspending medium. This eye
For sterility, any sterile fixed oil, including synthetic mono- or diglycerides
Can be. In addition, fatty acids such as oleic acid find use in the preparation of injectables.
It is.
The compounds of formula I may also be administered as suppositories for rectal administration of the drug.
These compositions allow the drug to be solid at room temperature or liquid at rectal temperature and therefore
Prepared by mixing with a suitable nonirritating excipient which releases the drug by melting in the rectum
To do
Can be. Such materials are cocoa butter and polyethylene glycol.
For topical use, creams, ointments, jellies, solutions or solutions containing the compound of formula I
Is a suspension or the like. (For this use, topical application may be
Contains mouthwash. )
Compounds for the present invention may be administered intranasally via topical use of a suitable intranasal vehicle.
Or by transdermal route using transdermal patches well known to those skilled in the art.
Can be given. For administration as a transdermal delivery system, administration as well as administration
It is continuous rather than intermittent throughout the method. The compound of the present invention comprises cocoa
Butter, glycerinated gelatin, hydrogenated vegetable oils, polyethylene glycols of various molecular weights
It is distributed as a suppository using fatty acid esters of
Can also be reached.
The mode of administration utilizing the compounds of the present invention depends on the type, species, age, weight, and gender of the patient.
And medical symptoms; severity of symptoms to be treated; route of administration; kidneys and liver of patient
Function; and will be selected according to various factors, including the particular compound used. one
General physician or veterinarian prevents, suppresses, traps or reverses progression of symptoms
Can easily determine and prescribe the effective amount of the drug needed for
Wear. Optimal accuracy in achieving drug concentrations within the range that yields efficacy without toxicity
Requires a method based on the kinetics of drug availability to the target site. This is a drug
Consideration of distribution, equilibrium and elimination of Preferably, the structure of the method of the invention
The dose of the compound of the formula (1) is 0.01 to 1000 mg per day for an adult.
It is. Most preferably, the dosage is between 0.1 and 500 mg / day. For oral administration
In that case, the composition is preferably 0.01-1000 mg of active ingredient, in particular therapeutic.
Active ingredient 0.01, 0.05, 0.1, for symptomatic control of the dosage to the patient
0.5, 1.0, 2.5, 5.0, 10.0, 15.0, 25.0, 50.0,
It is provided as tablets containing 100 and 500 mg. The effective amount of the drug is usually
It is supplied at a dosage level of about 0.0002 mg to 50 mg per kg of body weight per day.
It is. This range is, in particular, about 0.001 mg to 1 m / kg body weight per day.
g.
Conveniently, the active agents of the present invention may be administered once daily or in a total daily dosage.
Can be administered in two, three or four times a day.
Can be combined with carrier materials to prepare a single-dose form
The amount of active ingredient will vary depending upon the host treated and the particular mode of administration.
.
However, the specific dosage level for any particular patient may vary based on age, weight, general
Health status, sex, diet, number of doses, route of administration, excretion rate, drug combinations,
It depends on various factors, including the severity of the particular disease being treated and treated.
It is.
The following examples illustrate the preparation of some compounds of the present invention, but do not disclose the presently disclosed compounds.
It should not be construed as limiting the invention.
Example 1.1 1- (7-aza-bicyclo [2.2.1] hept-7-yl) -2- [3- {2 -[Bis- (2-pyridin-3-yl-ethyl) aminoethyl] -2- (3,5 -Dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl {-2-methylpropane- 1-on
Step 1.1A2- [3- (2-aminoethyl) -2- (35-dimethylphenyl L) -1H-Indol-5-yl] -2-methylpropionic acid ethyl ester
6.34 g of ethyl 2- (4-hydrazinophenyl) -2-methylpropionate
(About 29.5 mmol), 3-chloropropyl 3,5-dimethylphenylketone
A mixture of 6.22 g (29.5 mmol) and 120 ml of absolute ethanol was treated with nitrogen.
The mixture was stirred at reflux temperature for 12 hours under a hydrogen atmosphere. The cooled solution is concentrated under reduced pressure and the remaining
The mixture was separated into 200 mL of ethyl acetate and 50 mL of a saturated aqueous solution of sodium carbonate.
The organic phase was washed with 25 mL of bran, then dried over sodium sulfate and filtered. Decompression
The residue from the concentration of the filtrate below was flash chromatographed on silica gel (
95: 5CHTwoClTwo-MeOH and then 95: 5: 0.5CHTwoClTwo-MeO
H-concentrated NHFour(Eluted with OH). Concentrate product fractions to hard
1.13 g (11%) of a foam were obtained. This is 95: 5: 0.5CHTwoClTwo-M
OH-concentrated NHFourIt was almost homogeneous by TLC in OH. 400MHz1H
NMR (CDClThree) Was consistent with the structure shown.
Step 1.1B2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-me Ethyl propyl propionate
2- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H
-Indol-5-yl] -2-methylpropionic acid ethyl ester
584 mg in 10 mL of trahydrofuran) at 0 ° C. with di-tert-butyl
A solution of rudicarbonate (485 mg in 2 mL of tetrahydrofuran) was added,
Subsequently, a solution of potassium carbonate (320 mg in 4 mL of water) was added, and the resulting suspension was added.
Was stirred vigorously at 0 ° C. After 20 minutes, wash the reaction with excess saturated aqueous ammonium chloride.
Quenched by addition of the solution and the mixture was extracted with ethyl acetate. Organic sulfate
Dry over thorium and concentrate under reduced pressure. Flash the residue over silica gel.
Purify by chromatography (hexane: methylene chloride: ethyl acetate, 7: 7: 1).
To give the title compound (665 mg).
Step 1.1C2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-me Tilpropionic acid
2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,
5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-methylpropio
Stir in a solution of acetic acid ethyl ester (containing 665 mg in 20 mL of methanol)
Underneath, 2.0 mL of sodium hydroxide was added and the mixture was heated to 94 ° C. on an oil bath.
Heated. After 6 hours, the mixture was acidified to pH 5 and extracted with ethyl acetate, organic
Wash with saturated ammonium chloride, dry over sodium sulfate and concentrate under reduced pressure
The crude title compound (620 mg) was obtained.
Step 1.1D{2- [5- [2- (7-Azabicyclo [2.2.1] hept- 7-yl) -1,1-dimethyl-2-oxo-ethyl] -2- (3,5-dimethyl) Ruphenyl) -1H-indol-3-yl] ethyl} carbamic acid tert- Butyl ester
2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,
5-dimethylphenyl) -1H-indole
-5-yl] -2-methylpropionic acid (2 mL in 3 mL of dry methylene chloride)
47 mg) under stirring with 1-hydroxybenzotriazole (111 mg).
) And 1- (3-dimethylaminopropyl) -3-ethylcarbodiimide hydrochloride
Salt (126 mg) was added and the reagent was mixed for 1 hour. At this point, 7-A
A solution of zabicyclo [2.2.1] heptane hydrochloride (in 1.5 mL methylene chloride)
130 mg) was added, followed by 0.15 mL of triethylamine.
The solution was stirred at room temperature. After 20 minutes, the mixture was concentrated under reduced pressure and filtered over silica gel.
Purified by lash chromatography (hexane: ethyl acetate, 1: 1)
The title compound (252 mg) was obtained.
Step 1.1E2- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphen) Nil) -1H-indol-5-yl] -1- (7-azabicyclo [2.2.1] ] Hept-7-yl) -2-methylpropan-1-one
{2- [5- [2- (7-Azabicyclo [2.2.1] hept-7-yl)-
1,1-dimethyl-2-oxo-ethyl] -2- (3,5-dimethylphenyl)
1H-Indol-3-yl] ethyl} carbamate tert-butyl ester
Solution
(252 mg in 10 mL of methylene chloride) at 0 ° C. with 0.60 mL of anisole
And subsequently 3.7 mL of trifluoroacetic acid were added and the mixture was stirred at 0 ° C.
After 1.5 hours, the mixture was concentrated under reduced pressure and residual acid was removed azeotropically with toluene
did. Flash chromatography on silica gel (methylene chloride: methano
Purified with ammonium hydroxide, 90: 7: 1) to give the title compound (196).
mg).
Step 1.1F1- (7-Azabicyclo [2.2.1] hept-7-yl) -2 -[3- {2- [bis (2-pyridin-3-yl-ethyl) -amino] ethyl} -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-me Chillpropan-1-one
A solution of pyridin-3-yl-acetaldehyde (methanol 5 mL and glacial acetic acid 0
. 120 mg in a mixture with 018 mL) in 2- [3- (2-aminoethyl)
-2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -1- (
7-Azabicyclo [2.2.1] hept-7-yl) -2-methylpropane-1
141 mg of -one were added, followed by 20 mg of 3 ° powdered molecular sieve. this
The mixture contains sodium cyanoborohydride
Add 68 mg and adjust pH to 5.5 by adding 10% methanolic acetic acid solution
did. After 15.5 hours, the reaction was quenched by the addition of saturated sodium bicarbonate.
The mixture was extracted with ethyl acetate. Saturated ammonium chloride, sodium bicarbonate
Washed sequentially with lium and brine, then dried over sodium sulfate. Concentrate
Flash chromatography on silica gel (methylene chloride: methanol, 9
2: 8) to give the title compound (130 mg). MASS: 640 (
M + H).
Preparation of synthetic intermediate Ethyl 2- (4-hydrazinophenyl) -2-methylpropionate
Step A:Ethyl (+/-)-2- (4-nitrophenyl) propionate
9.76 g of (+/-)-2- (4-nitrophenyl) propionic acid (50 mm
ol) in 150 mL of absolute ethanol, 3.0 mL of concentrated sulfuric acid was added.
Was. The resulting solution was stirred at reflux temperature under a nitrogen atmosphere. After 6 hours, cool the solution
And vigorously stirred while slowly adding 250 mL of a saturated aqueous sodium bicarbonate solution.
(Note: foaming). Next, the mixture was mixed with 750 mL of ethyl acetate and water.
500 mL. Wash the organic layer with 100 mL of saturated aqueous sodium bicarbonate
Then, it was washed with 100 mL of a saturated aqueous solution of sodium chloride. Magnesium sulfate organic phase
Dried with a filter, filtered and concentrated under reduced pressure to give 10.86 g (97%) of an oil.
It was homogeneous by TLC in 9: 1 hexane-ethyl acetate. 400
MHz1H NMR (CDClThree) Was consistent with the structure shown.
Step B:Ethyl 2-methyl-2- (4-nitrophenyl) propionate
924 mg (23 mmol) of sodium hydride (60% in oil) was dried with N, N-
The suspension contained in 21 mL of dimethylformamide was added to (+/-)-2- (4-nitro
4.68 g (21 mmol) of ethyl (rophenyl) propionate were dried in N, N
Slowly add the solution contained in 20.5 mL of methylformamide over about 10 minutes
While stirring in an ice bath under a nitrogen atmosphere. During the addition, a dark purple color appeared.
Then the mixture was warmed to room temperature. After about 1 hour, the mixture is brought to an internal temperature of 10-15.
C., and 1.44 mL (3.28 g; 23 mmol) of methyl iodide was added to dry N.
, N-dimethylformamide in 5 mL for about 10 minutes
The mixture was again cooled in an ice bath while dripping with a syringe. Warm the mixture to room temperature
The color turned brown. One hour later, another 187 mL of iodomethane (426 m
g, 3 mmol). By the next day, the mixture should contain a small amount of gray in a golden liquid.
It consisted of a suspension containing solids. This is stirred vigorously and 5% potassium bisulfate
Quenched by slowly adding 10 mL of aqueous solution. The mixture is
And 400 mL of water. Wash the organic layer with an additional 400 mL of water
Washed three times and then with 50 mL of saturated aqueous sodium chloride solution. Next, the organic phase
Dry over magnesium sulfate, filter, and concentrate under reduced pressure. Residue on silica gel
Flash chromatography (eluted with 19: 1 hexane-ethyl acetate)
This gave 4.31 g (87%) of an oil. This is done in 9: 1 hexane-ethyl acetate.
TLC was homogeneous. 400MHz1H NMR (CDClThree) Indicates
Was consistent with the structure.
Step C:Ethyl 2- (4-aminophenyl) -2-methylpropionate
4.27 g of ethyl 2-methyl-2- (4-nitrophenyl) propionate (1
8 mmol), 10% palladium on carbon 200
mg and a mixture of 120 mL of absolute ethanol in a pressure vessel with hydrogen (
Shake for 2 hours with an initial hydrogen pressure of 47 psig). Catalyst under nitrogen atmosphere
Filter cake and remove the filter cake with additional ethanol.
I washed it. The filtrate was concentrated at 50 ° C. under reduced pressure to give 3.74 g (100%) of an oil.
Obtained. It was homogeneous by TLC in 4: 1 hexane-EtOAc.
400MHz1H NMR (CDClThree) Was consistent with the structure shown. Massus
Vector (ESI): m / e = 208 (M + H)
Step D:Ethyl 2- (4-hydrazinophenyl) -2-methylpropionate
3.725 g of ethyl 2- (4-aminophenyl) -2-methylpropionate (
18 mmol) in concentrated hydrochloric acid (18 mL) was treated with sodium nitrite (1.29 g).
(18.7 mmol) in 7.5 mL of water was added dropwise over about 15 minutes.
While stirring, the mixture was stirred at −10 to −5 ° C. in an ice-acetone bath. At this temperature
Stirring was continued for 30 minutes. Then, by filtering into a cold receiving flask
A small amount of insoluble solid was removed. The filtrate is then placed in an ice-acetone bath under a nitrogen atmosphere.
Stirred under the atmosphere
20.3 g (90 mmol) of tin chloride dianhydride contained in 14.5 mL of concentrated hydrochloric acid.
The solution was added dropwise over 10-15 minutes. The addition is maintained at an internal temperature of about
Performed at a rate that would be retained. Gum material separated during the addition. After the addition,
Stirring was continued at 10-5 C for 1 hour. The aqueous phase was decanted and the residual gum was extracted with ethyl acetate 2
Dissolved in 50 mL. Ethyl acetate solution was added to a saturated aqueous sodium bicarbonate solution 250m
Treated carefully with L and shaken in a separatory funnel. The ethyl acetate layer was washed with saturated sodium chloride
Washed with 50 mL of a water solution. The whole mixture was filtered before phase separation. Ethyl acetate phase
Is dried over magnesium sulfate, filtered and concentrated under reduced pressure at room temperature to give an oil 2.59.
g (65%). 500MHz1HNMR (CDClThree) Is one of the shown structures
And showed that only trace amounts of impurities were present.
3-chloropropyl 3,5-dimethylphenyl ketone
Step AA:4-chloro-N-methoxy-N-methylbutyramide
A solution of 4-chlorobutyryl chloride (10.0 g in 200 mL of dry methylene chloride)
) Was added with 10.4 g of N, O-dimethylhydroxylamine hydrochloride. mixture
Stir things under nitrogen atmosphere
While maintaining the temperature below 25 ° C. by cooling in an ice bath if necessary,
Triethylamine (29.1 mL) was added dropwise over about 20 minutes to obtain a precipitate.
. After 1.5 hours at room temperature, the mixture was concentrated under reduced pressure. Residue is diethyl ether 1
00 mL and 100 mL of saturated aqueous sodium bicarbonate solution. Exposing the organic layer
Wash with 100 mL of saturated sodium bicarbonate and extract the aqueous fraction back with ether.
Issued. The combined organic phases are dried over sodium sulfate, filtered and concentrated under reduced pressure to give an oil.
10.5 g (90%) of the product were obtained. this is,1H NMR (CDClThreeFull by
It had sufficient purity. Mass spectrum (PB-NH3 / CI): m / e =
166 (M + H)
Step BB:3-chloropropyl 3,5-dimethylphenyl ketone
Anhydrous 10.2 mL (13.9 g; 72 mmol) of 5-bromo-m-xylene
A solution contained in 200 mL of tetrahydrofuran was added to 2.5 mL of tetrahydrofuran.M
Nitrogen atmosphere while dropping 35.8 mL (84 mmol) of n-butyllithium
It was stirred at -78 ° C under. After 15 minutes at -78 ° C, 4-chloro-N-methoxy-N
-Methylbutyramide 10.0 g (60 mmol) anhydrous
The solution contained in 30 mL of tetrahydrofuran was added dropwise over 25-30 minutes.
The resulting solution was maintained at -78 [deg.] C for 45 minutes, then temporarily warmed to room temperature. reaction
Liquid 2NQuench by adding 40 mL of hydrochloric acid, then with ethyl acetate
Divided into water. Wash the organic phase with saturated aqueous sodium bicarbonate and then add saturated aqueous sodium chloride.
Washed with thorium aqueous solution. Dry the organic solution over sodium sulfate, filter, and
And filtered. The residue was subjected to flash chromatography to give 8.91 g of an oil (
70%). this is,1H NMR (CDClThreeWith satisfactory purity
Was.
4-pyridin-3-yl-acetaldehyde
Step AAA:N-methoxy-N-methyl-2-pyridin-3-yl-acetoa Mid
Suspension of pyridin-3-yl-acetic acid (856 m in 20 mL of dry methylene chloride)
g), triethylamine 0.35 mL, 1-hydroxybenzotriazole (
862 mg) and 1- (3-dimethylaminopropyl) -3-ethylacarbo
Diimide hydrochloride (1.08 g) was added sequentially and the reagents were mixed for 1 hour. at the time
, N, O-dimethylhydroxylamine hydrochloride
(1.22 g), followed by the addition of 2.0 mL of triethylamine.
Was stirred at room temperature. After 20 minutes, apply the mixture to a silica gel column and flash
Purification by chromatography (methylene chloride: methanol, 94: 6)
The title compound (796 mg) was obtained.
Step BBB:Pyridin-3-yl-acetaldehyde
Solution of N-methoxy-N-methyl-2-pyridin-3-yl-acetamide (
279 mg in 5 mL of dry tetrahydrofuran) at −30 ° C.
Add 3.1 mL of a 1 M diisobutylaluminum hydride solution in furan and mix
The thing was stirred at low temperature. After 30 minutes, the reaction solution is washed with a saturated aqueous solution of sodium potassium tartrate.
The liquid was quenched by careful addition. The resulting mixture is warmed to room temperature
While diluting the mixture with ethyl acetate and adding sodium sulfate.
And filtered through a pad of. Flash chromatography of the concentrate on silica gel
(Methylene chloride: methanol, 94: 6) to give the title compound (12
0 mg).Example 1.2 1- (7-Azabicyclo [2.2.1] hept-7-yl) -2- (2- (3, 5-dimethylphenyl-3- {2-[(4-pyridin-4-yl-butyl)-( 2-pyridin-3-yl-ethyl) aminoethyl {-1H-indole-5-i Ru) -2-methylpropan-1-one
Step 1.2A1- (7-Azabicyclo [2.2.1] hept-7-yl) -2 -{2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (2-pyridin-3-yl) -Ethylamino) -ethyl] -1H-indol-5-yl) -2-methylpro Pan-1-on
2- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethyl
Phenyl) -1H-indol-5-yl] -1- (7-azabicyclo [2.2
. 1] Hept-7-yl) -2-methylpropan-1-one solution (dry chloro
(183 mg in 10 mL of form) at 0 ° C. with 305 mg of magnesium sulfate and
Subsequently, pyridin-3-yl-acetaldehyde 1 in 1.0 mL of chloroform is added.
A solution containing 00 mg was added and the mixture was stirred at low temperature. Six minutes later, methanol 0
. A solution containing 52 mg of sodium cyanoborohydride in 80 mL was added, and
The pH was adjusted to 6 by adding 10% acetic acid in knol. After 30 minutes, the reaction solution is saturated.
Quenched by the addition of sodium bicarbonate and the mixture was extracted with ethyl acetate.
Wash the organics sequentially with saturated ammonium chloride, sodium bicarbonate and brine,
Next, it was dried with sodium sulfate. Flash chromatography of the concentrate on silica gel
Purified by Raffy (methylene chloride: methanol, 93: 7, then 88:12)
This gave the title compound (118 mg).
Step 1.2B1- (7-Aza-bicyclo [2.2.1] hept-7-yl)- 2- (2- (3,5-dimethylphenyl) -3- {2-[(4-pyridine-4- Yl-butyl)-(2-pyridin-3-yl-ethyl) amino] ethyl} -1H -Indol-5-yl) -2-methylpropan-1-one
4- (pyridin-4-yl) butyraldehyde solution (dry methanol 1.5
1- (7-Azabicyclo [2.2.1] hept-7-i) at 29 mg / mL.
-)-2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -3- [2- (2-pyridine-
3-yl-ethylamino) -ethyl] -1H-indol-5-yl} -2-me
Add 18 mg of tilpropan-1-one followed by 10 mg of 3 ° powdered molecular sieve
did. To this mixture, 13 mg of sodium cyanoborohydride was added, and 10% vinegar was added.
The pH was adjusted to 5.5 by adding an acid methanol solution. Reaction after 17.5 hours
The liquid is quenched by the addition of saturated sodium bicarbonate and the mixture is extracted with ethyl acetate.
Issued. Organics are saturated with saturated ammonium chloride, sodium bicarbonate and brine
Washed sequentially and then dried over sodium sulfate. Flash the concentrate on silica gel
Purified by chromatography (methylene chloride: methanol, 90:10).
The title compound (17 mg) was obtained.
Preparation of synthetic intermediate 4- (pyridin-4-yl) butyraldehyde
Step A:4- (4-pyridyl) -3-pentyn-1-ol
4-Bromopyridine hydrochloride (5.5 g) was added to triethylamido.
(50 mL) and water (10 mL). Anhydrous chloride
Lithium (100 mg), copper (I) bromide powder (100 mg) and but-3-a
1-ol (2.17 g) was added to the pyridine salt and the mixture was charged with activated nitrogen gas.
The stream is stirred while gently passing the solution for about 15 minutes, after which the tetrakis (tri-
(Phenylphosphine) palladium (250 mg) was added. Nitrogen reaction mixture
The mixture was heated to reflux under an atmosphere, maintained at reflux for 2.5 hours, and then stopped heating.
Cooled to room temperature. The mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was treated with 3M sodium hydroxide.
The mixture was extracted with chloroform and concentrated under reduced pressure. Flush the residue on silica gel.
The residue was purified by chromatography (ethyl acetate) to give the title compound (3.74 g)
Obtained.
Step B:4- (4-pyridyl) butan-1-ol
4- (4-pyridyl) -3-butyn-1-ol (3.5 g) was added to Parr water
Dissolved in methanol (100 mL) in a hydrogenation bottle and added platinum (IV) oxide [ada
Mus catalyst] (0.3 g). Place Parr bottle on Parr hydrogenator
The solution was hydrogenated at 40 psi for 2.5 hours, after which the consumption of starting material was reduced to TLC
It was judged more. The exhausted catalyst, Celite
Removed by filtration through and carefully wash the pad with additional methanol.
Was. The combined filtrate was evaporated under reduced pressure on a rotary evaporator to remove the oily residue,
Column chromatography on a short silica column using pure ethyl acetate as eluent
To provide the title compound (3.0 g).
Step C:4- (pyridin-4-yl) butyraldehyde
Oxalyl chloride (1.45 mL of a 2M solution in dry methylene chloride) is oven-dried.
And cooled to −78 ° C. using a dry ice and acetone cooling bath.
A solution of SO (0.413 mL) in dry methylene chloride (1 mL) was added for 3 minutes.
Then, the mixture was added dropwise to oxalyl chloride, and the mixture was further stirred for 3 minutes. 4- (4-pyridyl)
Solution containing butan-1-ol (400 mg) in dry methylene chloride (5 mL)
Was added to the reaction flask over about 3 minutes and the reaction was stirred for 15 minutes. anhydrous
Triethylamine (2.03 mL) was added and the reaction mixture was stirred for another 2 hours.
Meanwhile, the cold bath was warmed to room temperature. The reaction was quenched by the addition of saturated brine.
And then separated using methylene chloride. Discard the aqueous layer and extract with methylene chloride
Dry the liquid over anhydrous sodium sulfate powder, filter and evaporate under reduced pressure to remove an oily residue.
left. The product is purified on silica gel using ethyl acetate as eluent.
Isolated by column chromatography (301 mg).
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 1.
Example 2
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 1.
Example 3
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 1.
Example 4 (2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -5- [1-methyl-1- (4-meth Tyl-1H-imidazol-2-yl) -ethyl] -1H-indol-3-yl ) Bis (4-pyridin-4-yl-butyl) amine
Step 4A2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2 -(3,5-Dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-methyl Ethyl propionate
2- [3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H
-Indol-5-yl] -2-methylpropionic acid ethyl ester (salt
1.13 g in 20 mL of methylene chloride at 0 ° C. with triethylamine (0.84 g).
mL) and
Solution containing 982 mg of di-tert-butyl bicarbonate in 5 mL of methylene chloride
Was added and the resulting solution was stirred vigorously at 0 ° C. After 2 hours, the reaction solution is excessively saturated.
Quench by the addition of aqueous sodium bicarbonate solution and extract the mixture with methylene chloride.
Issued. The organic was dried over sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. Residue, silica
Flash chromatography on gel (hexane: ethyl acetate, 85:15)
To give the title compound (1.28 g).
Step 4B2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2 -(3,5-Dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-methyl Propionic acid
2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,
5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-methylpropio
Acid solution (1.28 g in 25 mL of ethanol) under stirring
, 30 mL of 0.5 N sodium hydroxide are added and the mixture is heated to 90 ° C. in a bath
did. After 30 minutes, the mixture was concentrated in a vacuum, diluted with water and extracted with diethyl ether.
I went out (three times). Next, the aqueous layer was acidified by the addition of 0.5N hydrochloric acid and ethyl acetate was added.
Extracted. Ethyl acetate
Layer is washed with water and brine, dried over sodium sulfate and concentrated in vacuo to give a crude
The title compound (1.23 g) was obtained.
Process 4C(2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -5- [1- (methoxy Methylcarbamoyl) -1-methyl-ethyl] -1H-indol-3-yl Ethyl) carbamic acid tert-butyl ester
2- [3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,
5-dimethylphenyl) -1H-indol-5-yl] -2-methylpropio
Acid suspension (1.23 g in 15 mL of N, N-dimethylformamide)
C., 608 mg of 1-hydroxybenzotriazole (HOBt), 4-methyl
0.48 mL of morpholine and N, O-dimethylhydroxylamine hydrochloride 35
2 mg was added and the mixture was stirred at low temperature. After 15 minutes, 1- (3-dimethylamino)
826 mg of (propyl) -3-ethylcarbodiimide hydrochloride (EDC) was added.
The mixture was warmed to room temperature. After 3.5 days, the reaction was concentrated under reduced pressure and acetic acid
Resuspend in chilled water, 0.3 N sodium bisulfate, water, saturated sodium bicarbonate
Quenched by washing sequentially with water and brine. Organic content of sodium sulfate
Dried in
Flash chromatography on silica gel (hexane: ethyl acetate, 3: 1
) To give the title compound (905 mg).
Step 4D{2- [5- (1,1-dimethyl-2-oxoethyl) -2- (3, 5-dimethylphenyl) -1H-indol-3-yl] ethyl} carbamic acid tert-butyl ester
(2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -5- [1- (methoxymethylca)
Rubamoyl) -1-methylethyl] -1H-indol-3-yldiethyl) ca
A solution of rubamic acid tert-butyl ester (dry tetrahydrofuran 5 mL)
296 mg) in 1M lithium aluminum hydride in tetrahydrofuran at 0 ° C.
1.8 mL of a solution of ammonium was added and the mixture was stirred at low temperature. After 1 hour, remove the reaction solution
Quenched by careful addition of 0.3 M aqueous sodium bisulfate
. The obtained mixture was extracted with ethyl acetate, and the organic component was extracted with 0.3 M aqueous sodium bisulfate.
Washed sequentially with solution, water and brine. Next, this is dried over sodium sulfate,
Concentrate under reduced pressure and flash chromatography on silica gel (hexane: vinegar
(85:15) to give the title compound (253 mg).
Step 4E(2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -5- [1-methyl-1 -(4-Methyl-1H-imidazol-2-yl) ethyl] -1H-indole -3-yl @ ethyl) carbamic acid tert-butyl ester
{2- [5- (1,1-dimethyl-2-oxo-ethyl) -2- (3,5-di
Methylphenyl) -1H-indol-3-yl] ethyl} carbamic acid ter
To a solution of t-butyl ester (475 mg in 15 mL of methanol) was added
1 mL of a 40% aqueous aldehyde solution and subsequently 2.2 mL of ammonium hydroxide
Was added and the mixture was stirred at room temperature. After 2 days, an additional 40% pyruvaldehyde
An aqueous solution (0.50 mL) and ammonium hydroxide (1.1 mL) were added.
Finally, after 4 days, the reaction mixture is concentrated under reduced pressure and the residue is re-solvated in ethyl acetate.
, Water and brine. Dry the combined organics over sodium sulfate and concentrate
Flash chromatography of the condensed liquid on silica gel (hexane: ethyl acetate,
1: 4) to give the title compound (402 mg).
Process 4F2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -5- [1-methyl-1- (4-Methyl-1H-imidazol-2-yl) ethyl] -1H-indole- 3-yldiethylamine
(2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -5- [1-methyl-1- (4-
Methyl-1H-imidazol-2-yl) ethyl] -1H-indole-3-i
Solution of tert-butyl (ethyl) carbamic acid (8m in methylene chloride)
353 mg in L), at 0 ° C., 0.56 mL of anisole and then trifluoro
2.5 mL of oloacetic acid was added and the mixture was stirred at room temperature. After 2 hours, reduce the mixture
Concentrate under pressure and remove residual acid azeotropically with toluene. Residue in methylene chloride
And washed sequentially with 0.5N sodium hydroxide and brine. Concentrate
Preparative tlc on silica gel (methylene chloride: methanol: ammonium hydroxide,
80: 20: 0.25) to give the title compound (198 mg).
Process 4G(2- {2- (3 5-dimethylphenyl) -5- [1-methyl-1 -(4-Methyl-1H-imidazol-2-yl) ethyl] -1H-indole -3-yl @ ethyl) bis (4-pyridin-4-yl-butyl) amine
2- {2- (3,5-dimethylphenyl) -5- [1-methyl-1- (4-meth
Tyl-1H-imidazol-2-yl) ethyl] -1H-indol-3-yl
Ethylamine (97 mg) and 4-pyridin-4-ylbutyraldehyde (41
solvate in 5 mL of dry methanol, into which about 0.75 g
Was added. The pH of this mixture was adjusted to 5 by adding acetic acid.
And then a 1 M sodium cyanoborohydride solution in tetrahydrofuran 1.0
mL was added and the mixture was stirred at room temperature. After 22 hours, the mixture is filtered through diatomaceous earth.
And concentrated under reduced pressure.
Methylene: methanol: ammonium hydroxide, 80: 20: 0.25)
To give the title compound (39 mg). MASS: 653 (M + H)
Preparation of synthetic intermediate 4- (pyridin-4-yl) butyraldehyde
Step A:4- (4-pyridyl) -3-pentyl-1-ol
4-Viromopyridine hydrochloride (5.5 g) was added to triethylamine (50 mg) and
And dissolved in a solvent mixture containing water (10 mL). Anhydrous lithium chloride (100
mg), copper (I) bromide powder
(100 mg) and but-3-yl-1-ol (2.17 g) in pyridine salt
And the mixture is gently passed with a stream of activated nitrogen gas through the solution for about 15 minutes.
And then tetrakis (triphenylphosphine) palladium (250 m
g) was added. The reaction mixture was heated to reflux under a nitrogen atmosphere and maintained at reflux for 2.5 hours.
Then, the heating was stopped and the reaction solution was cooled to room temperature. Concentrate the mixture under reduced pressure
, The residue was treated with 3M sodium hydroxide, extracted with chloroform, and concentrated under reduced pressure
did. The residue was purified by flash chromatography on silica gel (ethyl acetate).
To give the title compound (3.74 g).
Step B:4- (4-pyridyl) butan-1-ol
4- (4-pyridyl) -3-butyn-1-ol (3.5 g) was added to Parr water
Dissolved in methanol (100 mL) in a hydrogenation bottle and added platinum (IV) oxide [ada
Mus catalyst] (0.3 g). Place Parr bottle on Parr hydrogenator
The solution was hydrogenated at 40 psi for 2.5 hours, after which the consumption of starting material was reduced to TLC
It was judged more. Filtering the exhausted catalyst through a celite pad
And the pad was carefully washed with additional methanol. The combined filtrate is
Evaporate under reduced pressure with a tally evaporator to dissolve the oily residue in pure ethyl acetate.
Notation by column chromatography on short silica column used as syneresis
Compound (3.0 g) was provided.
Step C:4- (pyridin-4-yl) butyraldehyde
Oxalyl chloride (1.45 mL of a 2M solution in dry methylene chloride) is oven-dried.
And cooled to −78 ° C. using a dry ice and acetone cooling bath.
A solution of SO (0.413 mL) in dry methylene chloride (1 mL) was added for 3 minutes.
Then, the mixture was added dropwise to oxalyl chloride and stirred for 3 minutes. 4- (4-pyridyl)
Solution containing butan-1-ol (400 mg) in dry methylene chloride (5 mL)
Was added to the reaction flask over about 3 minutes and the reaction was stirred for 15 minutes. anhydrous
Triethylamine (2.03 mL) was added and the reaction mixture was stirred for another 2 hours.
Meanwhile, the cold bath was warmed to room temperature. The reaction was quenched by the addition of saturated brine.
And then separated using methylene chloride. Discard the aqueous layer and extract with methylene chloride
Dry the liquid over anhydrous sodium sulfate powder, filter and evaporate under reduced pressure to remove an oily residue.
left. The product is purified by column chromatography on silica gel using ethyl acetate as eluent.
Isolated by chromatography (301 mg).
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 4. Example 5 3- (2- {bis [4- (7-chloroquinolin-4-yl) butyl] amino} e (Tyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid Diisobutyramide
Step 5A3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1 H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester
7.60 g (50 mmol) of 4-hydrazinobenzoic acid, 3-chloropropyl 3
, 5-dimethylphenylketone 10.55 g (50 mmol) and anhydrous ethanol
The mixture was stirred under a nitrogen atmosphere and heated to reflux. 12 hours later,
The mixture was cooled and filtered. Remove the solids on the filter with a small amount of ethanol
I washed it. The filtrate was treated with 4 mL of concentrated sulfuric acid and stirred at reflux for 4 days under a nitrogen atmosphere.
Stirred. The cooled mixture was added to a solution of sodium ethoxide (21% w / w ethanol).
Was stirred in an ice bath while the mixture was added dropwise until the mixture became basic with pH paper.
The mixture was filtered and concentrated at 30 ° C. under reduced pressure. Residue in diethyl ether and water
The layers were separated and a small amount of saturated aqueous sodium chloride was added to help separate the layers.
The aqueous phases were washed with an additional 100 mL of ether. Sulfate the combined organic extracts
Acid acid
, Filtered and concentrated under reduced pressure. Residual gum is washed on silica gel
Chromatography (methylene chloride: methanol: ammonium hydroxide 97
: 3: 0.3 and then 95: 5: 0.5) to afford the title compound (
4.8 g). 400MHz1H NMR (CDClThree) To the structure shown
Was consistent. Mass spectrum (PB-NHThree/ CI): m / e = 337 (M +
H)
Step 5B3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3 , 5-Dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester
3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-yne
Dole-5-carboxylic acid ethyl ester solution (dry tetrahydrofuran 30m
1.5 g in L) at 0 ° C. in a solution of di-tert-butyl dicarbonate (Te
1.9 g in 3 mL of trahydrofuran), followed by an aqueous solution of potassium carbonate (
1 g) in 10 mL of water was added and the resulting suspension was stirred vigorously at 0 ° C. 12 minutes
Thereafter, the reaction solution was quenched by the addition of excess saturated aqueous ammonium chloride solution and mixed.
The mixture was extracted with ethyl acetate. Dry organics over sodium sulfate and concentrate under reduced pressure
did. The solid obtained was washed successively with methylene chloride, hexane and ethyl acetate.
The title compound (1.77 g) was obtained.
Process 5C3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- ( 3,5-dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid
3- (2-tert-butoxycarbonylamino-ethyl) -2- (3,5-
Suspension of dimethylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid ethyl ester
1.25 N sodium hydroxide in the liquid (containing 830 mg in 50 mL of methanol)
8 mL was added and the mixture was heated to 75 ° C. on an oil bath. After 5.5 hours, 1.2
An additional 3 mL of 5N sodium hydroxide was added and the reaction proceeded for another 2 hours. this
At this point, the mixture is cooled to room temperature and the reaction is quenched by the addition of pH 2 buffer.
Quenched. Extract the mixture with ethyl acetate and wash with saturated ammonium chloride solution
The organics were dried over sodium sulfate. Concentrate under reduced pressure to obtain crude acid in quantitative yield
Obtained.
Step 5D{[2- [5-diisobutyl camobimoyl-2- (35-dimethyl) Phenyl) -1H-indol-3-yl] ethyl} carbamate Chill ester
3- (2-tert-butoxycarbonylaminoethyl) -2- (3,5-di
Methylphenyl) -1H-indole-5-carboxylic acid solution (methylene chloride 1
200 mg in 2 mL), 104 mg of 1-hydroxybenzotriazole
And subsequently 1- (3-dimethylaminopropyl) -3-ethylcarbodiimide
118 mg of the hydrochloride were added and the mixture was stirred at room temperature. 30 minutes later, diisobutyl
0.35 mL of amine was added and the mixture was stirred at room temperature for 14 hours. Next, the reaction solution
Was concentrated under reduced pressure and flash chromatography on silica gel (hexane
: Ethyl acetate, 2: 1) to give the title compound (230 mg).
Step 5E3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1 H-indole-5-carboxylic acid diisobutylamide
{2- [5-diisobutylcarbamoyl-2- (3,5-dimethylphenyl)]
1H-Indol-3-yl] ethyl} carbamate tert-butyl ester
Solution (230 mg in 12 mL of methylene chloride) at 0 ° C. in anisole 0.1 mL.
55 mL and subsequently 3.4 mL of trifluoroacetic acid are added and the mixture is brought to 0 ° C.
With stirring. After 1 hour, the mixture is concentrated under reduced pressure and the residual acid is azeotroped with toluene.
More removed. Flash chromatography on silica gel (methylene chloride
: Methanol: ammonium hydroxide, 90: 8: 1) to give the title compound
(173 mg) was obtained.
Process 5F3- (2- {bis [4- (7-chloroquinolin-4-yl) butyl] Aminodiethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-indole-5 -Carboxylic acid diisobutylamide
3- (2-aminoethyl) -2- (3,5-dimethylphenyl) -1H-yne
Solution of dol-5-carboxylic acid diisobutyramide (dry tetrahydrofuran 3
. 89 mg in 0 mL) at 0 ° C with 4- (7-chloroquinolin-4-yl) butyl.
Cylaldehyde 50 mg was added and the mixture was stirred for 10 minutes. At this point
67.4 mg of sodium triacetoxyborohydride and add the mixture slowly.
It was warmed to room temperature. After 5 hours, the reaction was quenched by the addition of brine.
The mixture was extracted with methylene chloride. Dry the combined organics over sodium sulfate,
The concentrate is separated on a silica gel column by preparative tlc (methylene chloride: methanol,
95: 5) to give the title compound (21.8 mg).
Preparation of synthetic intermediate 4- (7-chloroquinolin-4-yl) butyraldehyde
Step A:4- (7-chloroquinolin-4-yl) butyn-1-ol
Solution of 4,7-dichloroquinoline (in 85 mL of N, N-dimethylformamide)
3.96 g), 3.16 g of 3-butyn-1-ol and then triethyl
15 mL of the amine was added and the mixture was deoxygenated with a stream of nitrogen. To this, tetra
1.15 g of kiss (triphenylphosphine) palladium are added, followed by copper bromide.
(I) 143 mg and lithium 848 mg were added, and the mixture was added on an oil bath.
Heated to reflux. After 4 hours, the mixture was cooled to room temperature and concentrated under reduced pressure. The residue
Flash chromatography on Rica gel (ethyl acetate: hexane, 2: 1,
Next, the residue was purified by ethyl acetate to give the title compound (2.3 g).
Step B:4- (7-chloroquinolin-4-yl) butan-1-ol
4- (7-chloroquinolin-4-yl) butyn-1-ol
(1 g) was dissolved in ethanol (25 mg) and ethanol was added in a Parr hydrogenation bottle.
Phenol (IV) [Adams catalyst] (100 mg)
) Was added. Place the Parr bottle on a Parr hydrogenator and allow solution at 50 psi
Hydrogenated for 2 hours, after which time consumption of starting material was determined by TLC. Run out
The separated catalyst is removed by filtration through a celite pad, and the pad is
Washed carefully with ethanol. The combined filtrate was evaporated under reduced pressure and the residue was
Flash chromatography on silica gel (ethyl acetate; then ethyl acetate:
(95: 5), to give the title compound (500 mg).
Step C:4- (7-chloroquinolin-4-yl) butyraldehyde
Oxalyl chloride (0.42 mL of a 2M solution in dry methylene chloride) is oven dried.
And cooled to -78 ° C.
(2 mL) was added dropwise to oxalyl chloride over 3 minutes and further 3 minutes
While stirring. 4- (7-chloroquinolin-4-yl) butan-1-ol (10
0 mg) in dry methylene chloride (1 mL).
Add about 3 minutes to the reaction flask, followed by anhydrous triethylamine (0.4
2 mL) was added and the reaction mixture was stirred for an additional 2.5 hours while warming to room temperature
. The reaction is quenched by the addition of saturated brine, then using methylene chloride
And separated. Discard the aqueous layer and dry the methylene chloride extract with anhydrous sodium sulfate powder.
Dry, filter and evaporate under reduced pressure. Flash the title compound on silica gel
Chromatography 57 mg (ethyl acetate; hexane, 2: 1, then ethyl acetate
).
3-chloropropyl 3,5-dimethylphenyl ketone
Step AA:4-chloro-N-methoxy-N-methylbutyramide
A solution of 4-chlorobutyryl chloride (10.0 g in 200 mL of dry methylene chloride)
) Was added with 10.4 g of N, O-dimethylhydroxyamine hydrochloride. mixture
By stirring under a nitrogen atmosphere and cooling in an ice bath if necessary.
During which time triethylamine (29.1 mL) was added over about 20 minutes.
Was added to obtain a precipitate. After 1.5 hours at room temperature, the mixture was concentrated under reduced pressure. The residue
Partitioned into 100 mL of ethyl ether and 100 mL of saturated aqueous sodium bicarbonate
. More organic layers
Wash with 100 mL saturated sodium bicarbonate and back extract aqueous fraction with ether.
Issued. The combined organic phases are dried over sodium sulfate, filtered and concentrated under reduced pressure to give an oil.
10.5 g (90%) of the product were obtained. this is,1H NMR (CDClThreeFull by
It had sufficient purity. Mass spectrum (PB-NHThree/ CT): m / e =
166 (M + H)
Step BB:3-chloropropyl 3,5-dimethylphenyl ketone
Anhydrous 10.2 mL (13.9 g; 72 mmol) of 5-bromo-m-xylene
A solution contained in 200 mL of tetrahydrofuran was added to 2.5 mL of tetrahydrofuran.M
Nitrogen atmosphere while dropping 35.8 mL (84 mmol) of n-butyllithium
It was stirred at -78 ° C under. After 15 minutes at -78 ° C, 4-chloro-N-methoxy-N
-Methylbutyramide 10.0 g (60 mmol) in anhydrous tetrahydrofuran 3
The solution contained in 0 mL was added dropwise over 25-30 minutes. The resulting solution was -78
C. for 45 minutes, then briefly warmed to room temperature. Reaction solutionN-Hydrochloric acid 40
Quenched by adding mL, then partitioned between ethyl acetate and water. Organic
Wash the phase with saturated aqueous sodium bicarbonate and then
Washed with aqueous sodium chloride solution. The organic solution is dried over sodium sulfate, filtered and
And filtered under reduced pressure. The residue was subjected to flash chromatography to give an oil 8.
91 g (70%) were obtained. this is,1H NMR (CDClThreeSatisfied by)
Had purity.
The following compounds were prepared according to a procedure similar to that described in Example 5.
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61P 13/08 A61P 13/08
15/00 15/00
19/10 19/10
35/00 35/00
C07D 401/12 C07D 401/12
487/08 487/08
(31)優先権主張番号 9719840.2
(32)優先日 平成9年9月18日(1997.9.18)
(33)優先権主張国 イギリス(GB)
(31)優先権主張番号 9800454.2
(32)優先日 平成10年1月9日(1998.1.9)
(33)優先権主張国 イギリス(GB)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,
NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L
S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ
,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL
,AM,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,
CA,CN,CU,CZ,EE,GE,GW,HU,I
D,IL,IS,JP,KG,KR,KZ,LC,LK
,LR,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MX,
NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,S
L,TJ,TM,TR,TT,UA,US,UZ,VN
,YU
(72)発明者 ワイブラツト,マシユー・ジエイ,ジユニ
ア
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 チユウ,リン
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 ジロトラ,ナリンダー・エヌ
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126
(72)発明者 リン,ピーター
アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・
07065、ローウエイ、イースト・リンカー
ン・アベニユー・126──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (51) Int.Cl. 7 Identification symbol FI Theme coat ゛ (Reference) A61P 13/08 A61P 13/08 15/00 15/00 19/10 19/10 35/00 35/00 C07D 401/12 C07D 401/12 487/08 487/08 (31) Priority claim number 971984.2 (32) Priority date September 18, 1997 (September 18, 1997) (33) Priority claim country United Kingdom (GB) (31) Priority claim number 9800454.2 (32) Priority date January 9, 1998 (1998.1.9) (33) Priority claim country United Kingdom (GB) (81) Designated country EP ( AT, BE, CH, CY, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, T , TG), AP (GH, GM, KE, LS, MW, SD, SZ, UG, ZW), EA (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM), AL, AM , AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, CA, CN, CU, CZ, EE, GE, GW, HU, ID, IL, IS, JP, KG, KR, KZ, LC, LK, LR, LT, LV, MD, MG, MK, MN, MX, NO, NZ, PL, RO, RU, SG, SI, SK, SL, TJ, TM, TR, TT, UA, US, UZ, VN , YU (72) Inventor Waiburat, Mashiu J., Junior United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln Avenue 126 (72) Inventor Chiu, Lin United States, New Jersey 07065, Lowway ,I St. Lincoln Avenue 126 (72) Inventor Girotra, Narinda N. United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln Avenue 126 (72) Inventor Lynn, Peter United States, New Jersey 07065, Lowway, East Lincoln Avenue 126