JPH1147281A - 薬物の経皮投与における吸収率向上システム - Google Patents

薬物の経皮投与における吸収率向上システム

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JPH1147281A
JPH1147281A JP22746797A JP22746797A JPH1147281A JP H1147281 A JPH1147281 A JP H1147281A JP 22746797 A JP22746797 A JP 22746797A JP 22746797 A JP22746797 A JP 22746797A JP H1147281 A JPH1147281 A JP H1147281A
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drug
medicine
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metal thin
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Shinichi Hosoda
信一 細田
Hiroyuki Miyake
弘幸 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薬物の経皮吸収を高める従来技術の一つにイオ
ントホレーゼが有るがこれを安価で軽量で使いやすいも
のに改良する。次に磁石の粒を皮膚に当てると新陳代謝
が良くなるが、これを用いて薬物の経皮吸収を高める技
術に改良する。第三に水と油の反発力で経皮吸収を促進
させる。第四に遠赤外線を出すシートが有るが、これを
用いて薬物の経皮吸収を促進させる技術に応用する。 【解決手段】イオン化傾向に差の有る二種類の金属薄膜
で身体を挟み、電位差を発生させるか、又は圧電素子の
起電力で電気を発生させ、それ等の中に薬物をセットす
る事でイオントホレーゼを実現する。次に磁性体のシー
トやテープ面に薬物を塗布し、その薬物塗布面を皮膚に
当てる。第三に水溶性薬物には油脂を脂溶性薬物には水
を、それぞれ背面にセットし薬物塗布面は皮膚に当て
る。第四に遠赤外線を出すシートに薬物を塗布し薬物塗
布面を皮膚に当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬物の経皮吸収に関
するものである。ところで薬物の経皮投与は経口投与よ
り吸収が悪くても、肝臓の初回通過効果の影響を免れ、
そのため経口投与よりも、肝臓による分解や変化を受け
にくいのが特長である。また経皮投与は蛋白質の様な高
分子物質の吸収には不向きだが、消化器系統を侵す事も
無く、直接作用する点は長所である。また皮膚の場所に
っては吸収が著しく違うのも特徴である。さて本発明は
薬物の経皮吸収に関して、特にイオン導入法とか、ある
いはイオン浸透療法と言われている療法を基礎に、同じ
目的を達成する為のその外の種々の技術をも含めてより
実用的にするために簡便化し、かつ高能率化したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この技術の主流はイオントホレーゼ
iontophoresis と言い、イオンに解離可能な薬物を平流
電気を通電する事により、一種の電気泳動法の原理で薬
物の経皮吸収を促進するものである(参考書は南山堂発
行の医学大辞典。1982年第6刷の85頁右上から3
行目の欄)。最近は低周波でも良いと言う説もある。
【0003】なお元東北大学学長、本川弘一著の(医学
・生物学、電気的実験法・その手ほどきから。 南山堂
発行、昭和41年11月20日。増補第8版発行)21
4頁〜215頁に、73.イオン導入法と電気分解法の
項目で、同一技術が書かれている。以下その一部を要約
して引用する。
【0004】薬物の用量は主として電流の強さと通電時
間による。薬液の濃度によらない。薬液の濃度はかなり
希釈しても良い。例として神経痛やリウマチ等には5〜
10パーセントのサリチル酸ソーダを陰極から導入。電
流は数ミリアンペアから20ミリアンペア位。時間は2
0〜30分までとする。患者が絶えられれば、電流は強
い方が良い。
【0005】皮膚科方面で皮膚の伝染性疾患に亜鉛イオ
ンの導入。淋疾の際の尿道粘膜への銀イオンの導入。皮
膚にコカインを陽極から導入すると局所麻酔、アドレナ
リンを導入すると局所的貧血。深部疾患で関節炎末期、
はん痕、結合組織・神経等の梅毒性変化等にヨード導入
法も有効。以上がその要約の引用である。
【0006】なお単に平流電気療法のみの場合は、短時
間及び一般に弱い電流なら陽極で鎮静的、陰極で刺激的
に働く。ただし長時間、例えば十数分以上及び強い電流
なら、陰極で抑圧となる。しかし現在ではあまり極性興
奮には、こだわらない。なお電流は体内でイオン電流と
して流れ、電気分解・電気浸透・電気泳動などの現象が
複雑に起こる。運動神経では、刺激域値の低下・トーマ
スの上昇、知覚神経では鎮静的に・交感神経ではトーマ
スの減少として血流増加促進等の変調様効果がある。適
応としては、神経痛・神経炎・関節痛・弛緩性麻痺・レ
イノー病・動脈硬化症・血管閉塞症等。以上は平流電気
のみの場合である(参考書は南山堂発行の医学大辞典。
1982年第6刷の1887頁の右側中央で25行目の
欄)。
【0007】または、超音波照射による経皮吸収を促進
する技術も開発されている。(参考として、東日本学園
大学薬学部の木幡由美、水岡英幸、小田雅子、宮崎正
三、高田昌彦による、超音波照射による経皮吸収促進。
その2。日本薬学会第111年会の要旨集。なお現在は
東日本学園大学ではなく、北海道医療大学となってい
る)。および日本経済新聞、1991年5月4日の記事
にも紹介されている。なおその他phonophoresis等々と
いう技術もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの技術は薬
物吸収のための、平流電気を通電する事による導子(導
線)を身体に接着し、その先端を電気治療装置に接続す
るので極めて不便であるし、また超音波照射による経皮
吸収促進も導子(導線)は無くても、さらに大仕掛の装
置を必要とする。加えて超音波による身体への悪影響等
も考慮する必要があろう。また平流電気以上の不便さが
あり、かつ両方法共高価である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の動作原理の第一
は、イオン解離可能な薬物の性質を利用して、言わば電
気泳動を起こさせ、薬物を身体の目的の場所まで運んで
行くシステムである。すなわち、これはドラッグ・デリ
バリー・システムの一貫である。言わばいち早く又多く
の薬物を、体内の標的器官に送り込むのである。従って
イオン解離可能な薬物でなければ、使用出来ない事や、
皮膚が受け付ける事の可能な分子量以内でなければなら
ない事等々が、条件である。
【0010】本発明の動作原理の第二は永久磁石の磁気
を利用して身体局部の新陳代謝を活発化しそれにより薬
物の経皮吸収を向上させるのである。この磁気利用は具
体的にはマグネットのシートやテープに、その表面が磁
極のN極なら裏面は磁極のS極、反対に表面が磁極のS
極なら裏面は磁極のN極となる様に磁化する。従ってテ
レビの映像や音声を記録するビデオテープ等々を流用し
ても良い。次に本発明の動作原理の第三は、水と油の反
発力を利用して経皮吸収を良くしようとするものであ
る。本発明の動作原理の第四は、遠赤外線利用による新
陳代謝の活発化をはかり、薬物の経皮吸収を促進しよう
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】特許請求の範囲の請求項1におい
て、金属のイオン化傾向の相違を利用してイオントホレ
ーゼを実現しようとする例である。なお請求項1におい
ては、これに磁性体をも利用して効率を高めている。請
求項2において、ピエゾ電気現象による圧電素子を利用
した発電原理を、イオントホレーゼに応用し、さらに金
属のイオン化傾向と磁性体をも加えた例である。更に請
求項3においては、イオントホレーゼとは全く別の方法
だが、水と油の反発力を応用した方式である。請求項4
は先の請求項3の方式を正反対にした例だが、原理は同
じである。
【0012】請求項5はセラミックその他で出来た遠赤
外線を発生させる素子をシート状かテープ状にして、そ
の上に薬物を塗りかつ薬物の塗ってある面を皮膚の側に
貼り付ける事で、遠赤外線による新陳代謝の活発化をは
かり、薬物の経皮吸収を向上させるものである(これに
請求項1から4までの技術も加わる)。ただし請求項6
は磁性体のみによる方式で、磁気により新陳代謝を活発
化して間接的に経皮吸収を増加させる。請求項5も6も
共にイオントホレーゼとは別の方法である。
【0013】
【実施例】特許請求の範囲の請求項1では、金属のイオ
ン化傾向の相違により生体内に一種の電池を作り、この
電位差により生体内へ薬物をより早く吸収浸透させるの
である。そのため使用出来る薬物の範囲は限られてくる
が、薬物の経皮吸収の時間が短縮し薬物の吸収率も増加
する。更に磁性体使用により効率を高めている。
【0014】特許請求の範囲の請求項2は、基本的には
身体が動く度に圧電素子の持つピエゾ電気現象により発
電し、これを整流濾過(整流用のダイオード4個をホイ
ートストーンブリッジ回路接続にして整流。又は整流用
のダイオード2個を倍電圧に整流。又は更にその上の高
倍電圧に整流。そして電解コンデンサーにより濾過)
し、この時の微弱電圧によりイオントホレーゼを実現し
ようとしたものである。加えて請求項1の金属のイオン
化傾向や磁性体をも利用している。
【0015】なお請求項1と請求項2に、そして請求項
6にも、充分な磁気を保有する磁性体の併用を行い(た
だし請求項6のみ磁性体の単独使用)、磁力線を与えた
皮膚の周囲の血液の流れ等々を良くし、新陳代謝を円滑
にして、間接的に効果を更に上昇させるのである。
【0016】特許請求の範囲の請求項3において、特に
請求項1に記載の無い、脂溶性薬物の場合は薬物を水分
が充分にしみ込んでいるスポンジや多孔質の合成樹脂又
は濾紙又は合成繊維や動植物の天然繊維やグラスウール
又はガーゼ又は脱脂綿等々に塗布し、皮膚に対しては薬
物が塗布されている面を向けて密封法すなわちODT法
で圧着さる事で水と油の相互反発力を起こさせ薬物の皮
下浸透を向上させる。この際、水分を密封法すなわちO
DT法により、無用の水分蒸発を防止する。
【0017】特許請求の範囲の請求項4において、特に
水溶性薬物の場合は薬物を、油脂が充分にしみ込んでい
るスポンジや多孔質の合成樹脂又は濾紙又は合成繊維や
動植物の天然繊維やグラスウール又はガーゼ又は脱脂綿
等々に水溶性の基剤で糊状になった水溶性薬物を塗布
し、薬物の塗布されている面を皮膚に圧着さる事で水と
油の相互反発力を起こさせ薬物の皮下浸透を向上させる
経皮吸収率増加方法も有る。この場合水分を、はじき飛
ばす物質ならそれに薬物を塗布すれば良く何も油脂をス
ポンジやグラスウールや脱脂綿やガーゼ等にしみ込ませ
なくても良い。以上、請求項4は請求項3とは正反対の
例である。無論、これに特許請求の範囲の請求項1と請
求項2の組み合わせも可能である。
【0018】特許請求の範囲の請求項5において、遠赤
外線を発生するセラミック等々のシートかテープを、更
に追加する事によって血液の流れを良くして間接的に薬
物の吸収率を高める方法も有る(これに請求項1から4
までの技術も加わる)。
【0019】又特許請求の範囲の請求項6にある通り経
皮吸収可能な薬物を、約数百ガウス以上の強さで磁極を
一定方向に整えた磁力を有する磁性体のシートかテープ
等に薬物を塗布し、それを単独で使用する事で経皮吸収
を向上させるのである。また別にもう一つこの磁性体の
シートかテープ等を、さきの薬物の塗布されている磁性
体のシートやテープ等の貼られている近隣の皮膚か、又
は鍼灸のツボか生理的に重要な場所に直接貼る事で、標
的器官や標的臓器へ薬物を誘導する事も可能である。そ
の他特殊な実施例として化粧品への応用も有る。顔にパ
ックする化粧品に使用するシートやテープ等としても可
能である。
【0020】又この磁性体ではなく、先に上げた遠赤外
線を出すセラミック等のシートでも良い。或はこの二者
のみ、すなわち磁気と遠赤外線の組み合わせのみでも良
い。なお経皮から吸収可能な薬物ならどんな薬物でも良
く、例えば向精神薬(トランキライザー)も無論可能で
ある。又更に当然の事ながら、ステロイド(副腎皮質ホ
ルモン剤等々)の経皮吸収を向上させるにはこれ等の方
法は最適である。
【発明の効果】
【0021】単に軟膏やクリーム等々を皮膚に塗布した
り、単にパップ剤等を貼り付けたり、単に濾紙やガーゼ
や脱脂綿やスポンジ等々に薬物の水溶液を浸透させ皮膚
に貼った場合よりも、薬物吸収の時間を速め、かつ増加
させる事が出来る。化粧品ならその効果を高める事が出
来る。また何より大仕掛の装置を一切使用しないのが、
手軽で便利であるし、何よりも安価である。 以上。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン化列の主な物質を、まずイオン化
    傾向の大きい方から順に、1カリウム、2カルシウム、
    3ナトリウム、4マグネシウム、5アルミニウム、6亜
    鉛、7鉄、8ニッケル、9錫、10鉛、11(水素)、
    12銅、13水銀、14銀、15白金、16金等々と並
    べ、この内このイオン化傾向の相違する任意の2種類の
    金属薄膜の組合せを選び出し、サリチル酸やピクリン酸
    やフェノール等の酸及び、ヨードやブロームやクロール
    等のハロゲン元素やアトファン等々の陰イオンとか、又
    アルカリ及びアルカリ土類で、リチウムやカリウムやナ
    トリウムやカルシウム等とか、亜鉛や銅や銀の金属と
    か、モルヒネやキニーネやアトロピンやコカイン等のア
    ルカロイド、並びに塩酸ヒスタミン20000倍から4
    0000倍溶液等々の陽イオンの、イオン解離可能な電
    解質の薬物の水溶液や、又は両性電解質である蛋白質等
    々の水溶液を、任意の水素イオン濃度のPHで、陰陽ど
    ちらか一方のイオンとして解離させた物を、スポンジや
    濾紙又は多孔質の合成樹脂や合成繊維や天然繊維やグラ
    スウール又はガーゼ又は脱脂綿等にしみ込ませ、それに
    さきのイオン化傾向の相違する2種類の金属薄膜の組合
    せの内で、まず初めにその薬物のイオンの極性に一致し
    た電極となる金属薄膜を主電極とし、この主電極の一方
    の面をその薬物がしみ込んでいるスポンジや濾紙又は多
    孔質の合成樹脂や合成繊維や天然繊維やグラスウール又
    はガーゼ又は脱脂綿等と接着させ、これと約数百ガウス
    以上の強さで磁極を一定方向に整えた磁力を有する磁性
    体のシートかテープ等をも、この主電極である金属薄膜
    の残りもう片方の面の上に付け加えて接着させ、さきの
    薬物のしみ込んでいるスポンジや濾紙又は多孔質の合成
    樹脂や合成繊維や天然繊維やグラスウール又はガーゼ又
    は脱脂綿等の空気に触れている面の側を皮膚に向けて貼
    り、最後にこの薬物のイオンとは電気的に反対の極性を
    持つ残りもう一つの金属薄膜を誘導電極とし、その誘導
    電極をそのまま直接近隣又は必要箇所の皮膚に貼り、加
    えて磁極を一定方向に整えた磁力を有するもう一つの磁
    性体のシートかテープ等を誘導電極の皮膚接着面とは反
    対の面に接着して成る、薬物の経皮投与における吸収率
    向上システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の、イオン化傾向の相違す
    る2種類の金属薄膜の組合せに加えて、さらにロッシェ
    ル塩やセラミック他等々の圧電素子やハイポリマー等の
    高分子圧電素子を用い、これを電気的に皮膚と絶縁して
    貼り、身体が動く度毎にその圧力や歪みで電気を発生さ
    せ、発生した電気をダイオード等で整流し、整流した電
    気を電解コンデンサー等や充電器等に蓄え、蓄えられた
    電気の両電極にそれぞれ導線を通じ、その導線をさきの
    イオン化傾向の相違する2種類の金属薄膜に、電気的に
    は同一の極性となる側に接続するか、或はイオン化傾向
    とは無関係に同種の二枚の金属薄膜に接続するかして、
    その後の薬物の種類や薬物の使用方法は、請求項1と全
    く同じ方法で、これ等と充分な磁気を保有する磁性体の
    シートやテープ等も加えて、請求項1の目的と同様の目
    的を達成する、薬物の経皮投与における吸収率向上シス
    テム。
  3. 【請求項3】 水分が充分にしみ込んでいるスポンジや
    多孔質の合成樹脂又は濾紙又は合成繊維や天然繊維やグ
    ラスウール又はガーゼ又は脱脂綿等々に、軟膏状かクリ
    ーム状にした脂溶性薬物を塗布し、皮膚に対しては薬物
    が塗布されている面を向けて密封法すなわちODT法で
    圧着する事により、請求項1の項目には記載の無かった
    脂溶性薬物の経皮投与における吸収率向上システム。
  4. 【請求項4】 油脂が充分にしみ込んでいるスポンジや
    多孔質の合成樹脂又は濾紙又は合成繊維や天然繊維やグ
    ラスウール又はガーゼ又は脱脂綿等々に水溶性の基剤で
    糊状になった水溶性薬物を塗布し、薬物の塗布されてい
    る面を皮膚に圧着させる事によって、請求項1の項目に
    記載の有る薬物は元より記載の無かった薬物をも含めて
    の、薬物の経皮投与における吸収率向上システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4に加えて更に遠赤外線を
    発生するセラミックその他のシート或はテープ等を薬物
    が塗布又はしみ込んでいる面とは反対の面に更に追加す
    る事によって成る薬物の経皮投与における吸収率向上シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載されている薬物を含め、
    その他経皮吸収可能な薬物を約数百ガウス以上の強さで
    磁極を一定方向に整えた磁力を有する磁性体のシートか
    テープ等の面上に塗布し、薬物の塗布されている面を皮
    膚に貼り、更にもう一つ前者と同じ磁性体のシートかテ
    ープ等を、その近隣又は必要箇所の皮膚に直接貼る事に
    よってのみ成る薬物の経皮投与における吸収率向上シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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