JPH1147100A - 老人介護方法及びその施設 - Google Patents

老人介護方法及びその施設

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JPH1147100A
JPH1147100A JP21981497A JP21981497A JPH1147100A JP H1147100 A JPH1147100 A JP H1147100A JP 21981497 A JP21981497 A JP 21981497A JP 21981497 A JP21981497 A JP 21981497A JP H1147100 A JPH1147100 A JP H1147100A
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JP
Japan
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care
box
shaped housing
elderly
nursing
Prior art date
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JP21981497A
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English (en)
Inventor
Kimiko Yoshimizu
公子 吉水
Akira Shimizu
明 清水
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P H J KK
Original Assignee
P H J KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 介護人と被介護人との居住空間を切り離し、
被介護人の在宅での介護を可能にする老人介護施設を提
供する。 【構成】 側壁面に窓、出入口ドアが設けられ、かつ車
両によって運搬可能な箱型ハウジングからなり、その箱
型ハウジングには介護用品が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば寝たきり老人
等を在宅で介護するために使用される老人介護方法及び
その施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の老人介護施設には、例えば養護老
人ホーム、特別養護老人ホーム等の施設がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな老人介護施設は、老人(以下、被介護人という)を
一箇所に集めて、集中的に介護するもので、専門的な介
護が受けられ老人の健康管理等の面では非常によいもの
であるが、このような老人介護施設に老人を預け入れし
てしまった場合には、家族から離れ、家族の手の届く範
囲の中で介護をするということができなくなるので、老
人が家族による介護を望んだ場合、その希望を満たし、
かつ介護人が長い介護期間に不愉快な思いをすることな
く介護ができるような施設がないという問題点があっ
た。
【0004】換言すると、家族が在宅で老人を介護をし
ようとした場合には、老人の排泄物等で身体、部屋の中
を汚してその後始末が大変であったり、また極度の床ず
れが発生した場合には、その異臭が介護される被介護人
の部屋のみならず家の中全体にわたり籠もってしまい、
家族のものから嫌われるという問題点があった。特に、
近年においては、家の出入口等が気密性の良いアルミサ
ッシ等によって家の密閉性が向上した反面、空気の出入
りが少ないために、家の中のにおいが外にでないという
問題点があった。
【0005】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、介護人と被介護人との居住空間を切り
離し、被介護人の在宅での介護を可能にする老人介護方
法及びその施設を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この老人介護方法及びそ
の施設に係る第1の発明は、側壁面に窓、出入口ドアが
設けられ、かつ車両によって運搬可能な箱型ハウジング
からなり、その箱型ハウジングには介護用品が備えられ
ることを特徴とする。
【0007】第2の発明は、第1の発明における箱型ハ
ウジングは、走行用車輪を有し、かつ該箱型ハウジング
の一端部に牽引部材が設けられてなることを特徴とす
る。
【0008】第3の発明は、第1の発明における箱型ハ
ウジングの角部に、床部を水平固定するための支持・固
定部材が設けられてなることを特徴とする。
【0009】第4の発明は、第3の発明における支持・
固定部材は、ジャッキ構造を有するものであることを特
徴とする。
【0010】第5の発明は、第1の発明における箱型ハ
ウジングの内部空間のうち該箱型ハウジングの出入口ド
アの位置を基準位置にして奥行きのある方の空間を寝床
部に、また奥行きのない方の空間を身体洗浄部にし、か
つその境目に目隠し用カーテンを設けたことを特徴とす
る。
【0011】第6の発明は、第5の発明における寝床部
を、該寝床部の奥の方に被介護人の頭部を位置せしめ、
かつその頭部が窓から離れた位置に配置されると共に、
側壁面から離れた位置に配置されたことを特徴とする。
【0012】第7の発明は、第6の発明における身体洗
浄部と前記寝床部との間は、上端部が天井に設けられた
一条の凹溝内に収納された防水、防湿カーテンによって
仕切られてなることを特徴とする。
【0013】第8の発明は、第7の発明における身体洗
浄部の使用中、または使用後は、該身体洗浄部の床部か
ら侵入する外気が上壁部から室外に排気する湯気排出部
が作動することを特徴とする。
【0014】第9の発明は、箱型ハウジングに収容され
た老人の一般介護施設での所望の介護の予約を、被介護
人の氏名によって行う第1ステップと、予約当日、搬入
された前記被介護人を氏名によって予約データと比較
し、一致した場合に該被介護人の介護カルテを検索して
出力するかまたは新規作成して被介護人に介護を施す第
2ステップとからなることを特徴とする。
【0015】第10の発明は、公共施設の駐車場の休日
利用の予約状況を報知する第1ステップと、該予約状況
に基づいて駐車場の予約を行う第2ステップと、予約日
に行った介護内容を記録する第3ステップとからなるこ
とを特徴とする。
【0016】第11の発明は、被介護人を介護するため
の箱型ハウジングを介護人の住宅に隣接した場所に移動
する第1ステップと、該移動された箱型ハウジングを水
平に固定する第2ステップと、該箱型ハウジングに被介
護人を移動させる第3ステップとを有し、前記ハウジン
グ内の被介護人を母屋に居住する介護者及び巡回介護人
が介護することを特徴とする。
【0017】第12の発明は、被介護人を介護するため
の箱型ハウジングを介護人の住宅に隣接した場所に移動
する第1ステップと、該移動された箱型ハウジングを水
平に固定する第2ステップと、該箱型ハウジングに被介
護人を移動させる第3ステップとを有し、前記ハウジン
グ内の被介護人を隣接する住宅に居住する介護者に対し
て、前記箱型ハウジングに収容された被介護人の状況デ
ータを伝送して、該状況データに基づいて前記介護人は
被介護人の様子を監視し、その監視内容に基づいて被介
護人を介護することを特徴とする。
【0018】
【実施例】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態による構成
を図1乃至図5に基づいて説明する。図1乃至図5にお
いて、1は介護用箱型ハウジングで、その床部2下側の
長手方向ほぼ中央部には一対の車輪3a,3bが取り付
けられると共に、その4つの側壁面4a,4b,4c,
4dのそれぞれには明かり取り窓5が設けられ、また4
つの側壁面4a,4b,4c,4dのうち大きな側壁面
4c、4dのうちの一方の側壁面4dには出入口ドア6
が設けられている。また、この介護用箱型ハウジング1
の屋根7には半導体式太陽電池板8が回転可能に取り付
けられ、またこの介護用箱型ハウジング1の内部空間
は、この介護用箱型ハウジング1の側面に設けられた出
入口ドア6(またはドア6によって形成された出入口)
を基準にして奥行きのある方に、すなわち側壁面4b側
に寝床部12を、また奥行きのない方に、すなわち側壁
面4a側に身体洗浄部11を配置し、前記介護用箱型ハ
ウジング1内の空間を寝床部11と身体洗浄部12とに
大きく機能分割している。
【0019】さらに上記構成をより詳細に説明すると、
出入口ドア6の側壁面4cへの取付部を構成する丁番の
回転軸6aの近傍から前記一対の車輪3a,3bの車軸
方向と平行、すなわち側壁部4c、4dに直交する方向
に設けられた仕切板13、13が設けられ、この一方の
仕切板13は、天井から下方に垂下するように設けら
れ、また床部2から立設されるように設けられている。
【0020】また、床部2から立設された仕切板13の
上方に、かつ仕切板13の下方には、これらの仕切板1
3、13と平行に、かつ被介護人である老人が容易に手
で触れることができ、自分の身体を支えられるような高
さに手すり14を取り外し可能に取り付けられている。
また、この手すり14の両端のそれぞれは、図5に示す
ように4角柱の形状をなすように形成され、その4角柱
の部分14aが側壁面4c,4dに取付け、固定された
略U字状の係合部15の凹溝15aのそれぞれに上方か
ら落とし込むことによって回転しないように係止され、
またその略U字状の係合部15の係合位置から上方に平
行に持ち上げることによって係合状態が容易に外れる構
成となっている。
【0021】また、この上下一対の仕切板13、13と
手すり14との側壁面4a側にカーテン15が垂れ下が
り、身体洗浄部11で発生するお湯のしぶき、湯気が寝
床部12に入り込むのを防止し、また前記床部2から立
設された仕切板13によって身体洗浄部11で使用され
るお湯が寝床部12に流れ込まないようにしている。ま
た、天井内壁面から垂下された仕切板13によって天井
内壁面を伝わって寝床部12の上方の室内に出る湯気を
出さないように防止している。
【0022】このように区分された寝床部12の、ドア
6から奥まった位置にベット16が配置され、そのベッ
ト16はそのベット16の長手方向が前記介護用箱型ハ
ウジング1の長手方向に一致するように配置されてい
る。その結果、被介護人は寝床部12の奥まった所に位
置される枕16aに頭部を乗せて寝られるので、出入口
から一番離れた静かな所を確保でき、また頭部を中心に
した3方向に窓5が位置し、外光を取り入れ易く、外の
眺めがよく、また外からも被介護人の様子を容易に覗き
見することができるので介護人にとっては安心できる。
また、この窓5にカーテンを取り付け、開け締め量を調
整することによって、明るさ、太陽光の入射量が調整可
能になる。
【0023】さらに、前記介護用箱型ハウジング1の床
部2の側壁面4b側には図示されない牽引用部材が設け
られており、それによって他の車両に連結されて移動可
能にされると共に、移動完了後、前記介護用箱型ハウジ
ング1の床部2の4か所の角部の下側には、該床部2を
水平固定するための支持・固定部材17が設けられる。
この支持・固定部材17は、ジャッキ構造を有するもの
で、床部2が水平になるように調整される。
【0024】なお、図中、符号6aはドアノブ、18は
テーブル、19はテレビ、20はポータブルトイレ、2
1は通路部が傾斜した面で形成された出入り補助板で、
車椅子による被看護人の出入りを容易にしている。なた
符号22は室内温度、湿度を一定に保持するためのエア
コンデショナ、50は地面等の据え付け基盤である。ま
た、カーテン15を締めて身体洗浄部11でお湯を使用
した場合には、身体洗浄部11内の湿度が急激に上昇す
るので、それを湿度センサ(図示せず)で検出し、この
身体洗浄部11から湿り気を前記介護用箱型ハウジング
1の外部にファン等によって強制排出する構成にしてい
る。
【0025】上記のように構成された車両構造をした老
人介護施設を他の車両で所定の場所まで牽引、移動さ
せ、所定の場所に配置せしめた後に、移動に使用した車
両を切り離し、図6に示すように床部2の4角にジャッ
キ構造の支持部材17を実線で示すように配置し、この
支持部材17を破線で示す上下位置まで高さ調整を行
い、床部2の水平状態を確保支持する。
【0026】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
よる構成を図7に基づいて説明する。すなわち、30は
以下に詳細に説明する電子装置ユニットで、前記介護用
箱型ハウジング1に設備され、逆流防止用ダイオード3
2を介して前記太陽電池8によって給電されると共に、
前記太陽電池8によって充電される前記介護用箱型ハウ
ジング1搭載のバッテリ31からも給電される。また、
図中符号Iで示される外部接続端子には電灯線からの交
流電力を直流化した電力が供給される。
【0027】次に、前記電子回路ユニット30の構成に
ついて詳細に説明する。33は一対の櫛歯状電極を有す
る降雨センサで、前記介護用箱型ハウジング1の屋根の
上に検出面を真上に向けて取り付けられており、その検
出面を形成する電極間に雨、霧等の水滴が付着すること
により抵抗値が変化することによって降雨を検出し、検
出面が所定以上に濡れ、抵抗値が所定値以上低下すると
降雨信号を検出信号として出力する。
【0028】34はホトトランジスタ等の日射量センサ
で、前記降雨センサ33と同様に前記介護用箱型ハウジ
ング1の屋根の上に受光面を真上にして取付けられ、そ
の受光面に当たる日射の強さを検出し、その強さに応じ
た大きさの電圧信号を検出信号として出力する。35は
雨天判断部で、前記降雨センサ33及び日射量センサ3
4からの検出出力に基づいて雨、曇、晴等を判断する。
すなわち、例えば前記降雨センサ33が水滴を検出せず
(雨、霧等ではない状況)、日射量センサ34からの検
出出力が小さい(日射しが少ない状況)場合には、雨天
判断部35は天気状況を曇と判断し、また前記降雨セン
サ33が水滴を検出せず(雨、霧等はない状況)、日射
量センサ34からの検出出力が大きい(日射しが多い状
況)場合には、雨天判断部35は晴天と判断し、さらに
前記降雨センサ33が水滴を検出し(雨、霧等を検
出)、日射量センサ34からの検出出力が小さい(日射
しが少ない状況)場合には、雨天判断部35は雨(また
は霧)と判断し、雨以外の天気を検出しているときに
は、その天気に合わせた検出信号を出力する。
【0029】36は鳴き声作成回路で、カレンダ回路3
7及び時計回路42から供給される月日データ及び時刻
データと、前記雨天判断部35からの検出信号の出力と
に基づいて、現在の季節及び時刻に合った鳥、虫等の鳴
き声を発生するための信号を、図示されない内蔵メモリ
から読み取って、その信号に基づいて第3報知器75の
スピーカを駆動する。すなわち、雨天判断部35と共
に、マイクロコンピュータによって形成される鳴き声作
成回路36は、図8に示すように電源が投入されると、
スタートステップST100からステップST110に
進み、雨天判断部35から供給される天気状況を示す信
号を読み取り、またカレンダ回路37から月日信号を読
み取り、更に時計回路42から時刻信号を読み取り、次
のステップST120で現在の季節、時刻に合つた鳥の
鳴き声、虫の鳴き声を示す信号をランダムに作成して、
ステップST130で第3報知器38に対して出力し、
居住する老人に目覚めの時刻を知らせると共に、それが
終了すると、ステップST110に戻るが、数回このス
テップST110に戻ると、その後は戻らずにその日の
発声を終了する。
【0030】40はカーテン開閉駆動制御回路で、時計
回路42からの時刻信号を入力して、時刻が、例えば午
後5時から翌朝午前7時までの間である場合にはモータ
41に対して全ての窓5に設けられた全てのカーテンを
閉めるための信号を供給し、それ以外の時間の間は全て
のカーテンを開けるための信号を出力する。また午前7
時から午後5時までの明るい間は、前記日射量センサ4
2からの出力信号の大きさが所定量の大きさを越える
と、すなわち天気が晴れていると、モータ41を駆動し
てレースのカーテンのみを閉めるための信号を出力する
が(厚地の遮光用カーテンは開けたまま)、それ以外の
時(例えば、日射量センサ42からの出力信号の大きさ
が、所定値より小さい、すなわち昼間であっても曇って
いるとき)には全てカーテンを開放させるようにモータ
41を駆動する。
【0031】すなわち、図9に示す如く、マイクロコン
ピュータから構成されたカーテン開閉駆動制御回路40
は、電源が投入されると、ステップST100からステ
ップST110に進み、日射量センサ34から外部の明
るさを示す信号を読み取ると共に、時計回路42から時
刻信号を読み取り、次にステップST120でステップ
ST110で読み取った現在の時刻が午後5:00〜午
前7:00までの間なら外部は暗いとしてステップST
130に進み、全てのカーテンを締めて、ステップST
110に戻る。またステップST120で、ステップS
T110で読み取った現在の時刻が午前7:00〜午後
5:00までの間と判断されたなら外部は明るいとし
て、その明るさの度合いを判断する。
【0032】すなわち、ステップST140で日射量セ
ンサ34からの明るさを示す信号が所定値以上であるな
らば日射が強すぎると判断してステップST130でレ
ースのカーテンのみを締めて、ステップST110に戻
る。また、ステップST140で外部の明るさは、所定
値以下の適度の明るさであると判断された場合には、ス
テップST150で全てのカーテンを開けて、その後ス
テップST110に戻る。
【0033】45は時刻読み取り回路で、前記時計回路
42から時刻信号を入力し、前記介護用箱型ハウジング
1内に設けられた表示部46に時刻を常時表示せしめる
と共に、後述の徘徊検出回路52から徘徊検出信号が供
給されると、表示部46に表示されている現在の時刻の
更新を停止せしめる。すなわち、停止せしめることによ
って、徘徊を開始した時刻を表示し、その表示時刻と現
在の時刻との差によって徘徊後の経過時間を知ることが
でき、さらにその経過時間を知ることによって、現在位
置を中心とする半径、例えば数100m以内に老人が現
在いるのか、それとももっと離れた場所にいるのかをお
およそ見当を付けることができるので、老人が徘徊して
所在が不明になった場合、捜す目安になる。
【0034】48はマットセンサで、出入口ドア6を人
が出入りするときに人が必ず踏みつけて通過するように
出入口ドア6の内側の床面に配置され、踏まれたときの
圧力を検出し、人がマットセンサ48の上に乗っている
ことを示す検出信号を出力する。49はドア開放センサ
で、前記介護用箱型ハウジング1の出入口ドア6が開放
されると検出信号、例えばハイレベル信号を出力する。
すなわち、マットセンサ48の上に人がおり、かつドア
開放センサ49が出入口ドア6が開放されると、老人が
出入口ドア6を開放したことを意味する。
【0035】50は床面歪センサで、前記介護用箱型ハ
ウジング1中央、特にマットセンサ48の近傍の床面に
取り付けられて、人が前記介護用箱型ハウジング1内中
央部を歩くことによって床面に体重が加えられることに
よって発生する歪み、または体重の移動によって発生す
る床面の振動を検出して検出信号を出力する。すなわ
ち、足を動かし、身体を移動させると、それに伴って床
面に体重がスポット的に加わるので、足の運びが、単位
時間当たり、例えば5秒に最低1回であれば、1周期1
0秒の変化として信号を検出できる。
【0036】51は重量センサで、前記ベット16の床
部の中央に取り付けられ、単位時間当たりに発生するベ
ット6の床部の歪み、振動に基づいてベット16から人
が降りたことを検出する。すなわち、ベット16から老
人が降りるためには、ベット16の上で何回となく身体
の移動を行うので、その都度ベット16の床部上面には
上下方向の振動が加えられ、この周期を測定し、かつベ
ット16から降りるとベット16の床面に加わる体重が
0になるので、これを測定することによって検出でき
る。
【0037】52はマイクロコンピュータ等からなる徘
徊検出回路で、前記マットセンサ48、ドア開放センサ
49、床面歪センサ50及び重量センサ51から供給さ
れる検出信号に基づいて前記介護用箱型ハウジング1内
で介護されている老人が徘徊を開始したことを後述の如
く図10に示すステップを経て検出し、さらに、その検
出結果に基づいて各種信号を出力する。
【0038】55はスイッチ回路で、前記日射量センサ
34から日射量が所定値以上であることを示す信号が供
給されているときには、昼間であるとしてスイッチ回路
55の入出力間はオフ状態にされるが、反対に日射量が
所定値より小さいことを示す信号が供給されているとき
には、夜間等の暗くなっているときとしてスイッチ回路
55の入出力間はオン状態にされる。
【0039】56は室内用外出禁止音声発生器で、前記
徘徊検出回路52から徘徊を示す信号が供給されると、
「おばあちゃん、外出するのは止めましょうね!」、
「おじいちゃん、ちょっと待っててね!一緒に散歩しま
しょうね!」等の外出抑制の音声を作成し、介護用箱型
ハウジング1内に設備されたスピーカである第3報知器
75から出力する。
【0040】57は出入口照明駆動制御回路で、前記ス
イッチ回路55がオン状態にされている間に前記徘徊検
出回路52から徘徊を示す信号が供給されると、出入口
ドア6の上方の外壁面に取り付けられ、該出入口ドア6
を照明する照明ランプ58が点灯駆動され、老人に対し
て、家族の人に見つかってしまうような気持ちを持たせ
て夜間、外出しずらくする。
【0041】60は傾きセンサで、前記介護用箱型ハウ
ジング1の前後方向または左右方向の傾きを検出し、そ
の傾き量が所定値以上になると、検出信号を出力し、第
1通報回路64を介して第1報知器65から介護用箱型
ハウジング1は老人が居住できる状態ではないことを母
屋70の第1報知器65から家族の人に報知する。例え
ば前記傾きセンサ60から検出信号が供給されると、そ
の検出信号の供給が停止されるまでの間、第1報知器6
5から、例えば「家が傾いております。直して下さ
い。」と繰り返し報知する。
【0042】61はサーミスタ等の体温センサで、老人
が死亡し、体温が低下したことを検出するために前記ベ
ット16の中央部上側表面の布に縫いつけられている。
またこの体温センサ61は、寝ている老人が、ベット1
6の中央から離れた位置に寝ていても老人の体温をベッ
ト16の中央部を含む所定の範囲内で検出できるように
複数個設けられており、老人の体温を示す検出信号を出
力する。62は脈センサで、血流の音を検出するマイク
ロホンからなり、老人の単位時間当たりの脈数を検出し
て、その脈数を示す検出信号を出力する。
【0043】63は生命異常検出回路で、前記体温セン
サ61を構成する各サーミスタの出力が順番に供給さ
れ、その供給される信号を順番に入力し、その順番が一
周する間にその最大出力を老人の体温として入力し、か
つ脈センサ62から検出信号が入力され、それらの入力
信号と、それらの基準値とを比較し、入力信号が基準値
を下回ると、これを第1通報回路64を介して母屋70
に設備された第1報知器65に伝送し、例えば「おばあ
ちゃんの様態が異常です。」と繰り返し家族の人に報知
する。またここで仮に第1報知器65が第2報知装置6
7に接続されていると、この報知と同時に電話回線を介
して外部の介護業者、病院、他の介護人の招請を依頼す
る信号を出力する。
【0044】71は転落、転び検出回路で、前記床面歪
センサ50からの検出信号の所定値以上の大きさ、すな
わち歩行による床面の歪、振動が所定の値より大きな値
を検出すると、老人が介護用箱型ハウジング1内で転倒
等して床面が短時間の間に大きく歪んだり、又振動した
ものと判断して第2通報回路72を介して音声信号を供
給して、第1報知装置65から、例えば「おばあちゃん
が倒れております。起こしてあげて下さい。」と繰り返
し報知する。
【0045】73はマイクロホンで、前記介護用箱型ハ
ウジング1内の音、音声を集音可能に設備されて、前記
介護用箱型ハウジング1内の音、音声をモニタするもの
で、常に駆動制御回路74を介して母屋70の第1報知
器65にモニタ信号として供給している。76は母屋7
0に取り付けられたマイクロホンで、介護用箱型ハウジ
ング1に設備された第3報知器75から被介護人である
老人に問いかけるもので、母屋70から介護人がわざわ
ざ行かなくても用事が済ませるように設けられている。
【0046】次に、図10に示すフローチャートに基づ
いて、前記徘徊検出回路52の作動を説明する。すなわ
ち、前記徘徊検出回路52は、電源が投入されるとステ
ップST100、ST110を巡回して、ステップST
110はステップST100読み取った前記重量センサ
51からの検出信号に基づいて老人が前記ベット16か
ら降りたか否かを判断し、ステップST110でベット
16から老人が降りたと判断されると、ステップST1
20に進む。ステップST120に進むと、前記徘徊検
出回路52は、ステップST120、ST130を回る
巡回ルーチンに入る。ステップST120でマットセン
サ48及び床面歪センサ50から検出信号を入力し、そ
れに基づいて老人が歩行を開始すると、マットセンサ4
8の上に人がいるか否かをステップST130で判断
し、ステップST130で、マットの上に人がいると判
断すると、前記徘徊検出回路52は、老人が前記介護用
箱型ハウジング1内から外部に出ようとしていると判断
する。
【0047】その結果、ステップST140でドア開放
センサ49からの出力に基づいて所定時間以上の間、ド
アが開放されたと判断されるとステップST150に進
むが、所定時間未満の場合にはドアが開放されないとス
テップST120に戻る。ステップST150では、ス
テップST140で前記ドア開放センサ49からの検出
信号に基づいてドア6が開放されたと判断されている
と、前記時刻読み取り回路45に対して時刻信号の読み
取りを中止し、表示部46に表示される時刻の更新を中
止し、その時の表示されている時刻を徘徊開始時間とし
て表示する。また、一方でこのステップST140で前
記徘徊検出回路52は徘徊を開始したことを示す信号を
スイッチ回路55、室内用外出禁止音声発生器56及び
後述の第1通報回路64に対して出力する。
【0048】例えば、ステップST140で、出入口ド
ア6が開放されたとドア開放センサ49からの出力信号
に基づいて判断すると、ステップST150で徘徊検出
回路52は室内用外出禁止音声発声器56に対して「お
ばあちゃん、外出するのは止めましょうね!」、「おじ
いちゃん、ちょっと待っててね!一緒に散歩しましょう
ね!」等の外出抑制の音声の作成を指示し、介護用箱型
ハウジング1内に設備されたスピーカである第3報知器
75から出力し、徘徊阻止を促す。この音声が発声され
ている間、例えば音声発生から30秒後に出入口ドア6
が閉められたとステップST160で判断すると、ステ
ップST100に戻る。
【0049】一方、ステップST160で所定時間が経
過しても出入口ドア6がまだ開けられていると判断され
た場合には、老人が徘徊を開始した、または開始しよう
としていると判断して、ステップST170に進み、そ
のステップST170で徘徊検出回路52は室内用外出
禁止音声発声器56に対して「おばあちゃん! 外出す
るのはダメ!」、「おじいちゃん! ちょっと待ちなさ
い!」等の外出禁止(抑制よりも強い口調)の音声の作
成を指示し、徘徊阻止を強く促す。また、このステップ
ST170で徘徊検出回路52は、第1通報回路64を
介して第1報知器65から家族のものに対して老人の徘
徊を知らせ、かつ第2報知器67を介して外部の介護
人、例えば介護契約をしている警備会社の巡回ガードマ
ンに対して電話回線を介して報知する。さらには、夜で
あるならばスイッチ回路55がオン状態であるので、徘
徊検出回路52は、出入口照明駆動制御装置57を介し
て照明ランプ58を点灯駆動して、介護用箱型ハウジン
グ1の出入口ドア6を外部から照明し、家族のものが前
記介護用箱型ハウジング1の出入口6の近くを見渡せ、
老人の徘徊開始を発見しやすくする。その後、ステップ
ST100に戻る。
【0050】実施の形態3.この発明の実施の形態によ
る構成を図11に基づいて説明するが、この図に示すも
のと図7に示すものとの違いは図7においては、徘徊を
検出した結果、スイッチ回路55、出入口照明駆動制御
装置57及び照明ランプ58を用いて被介護人である老
人に対して徘徊抑制の効果を得るようにしたが、この実
施の形態では、出入口ドア6をドアロック制御装置53
を用い、それで例えばソレノイド54を駆動してロック
して、室外にでられないようにしたものである。
【0051】すなわち、徘徊検出回路52が老人の徘徊
の行動開始を判断すると、室内用外出禁止音声発生器5
6を介して第3報知器75から老人に対して徘徊を止め
るよう要請すると同時に、ドアロック制御装置53を介
してソレノイド54を駆動し、出入口ドア6が開放でき
ないように一定時間、例えば5分間ロックして開放でき
ないようにしても良い。またこの場合、一定時間が経過
するとロックが解除されアンロック状態になる。
【0052】実施の形態4.この発明の実施の形態によ
る構成を図12に基づいて説明するが、この図12に示
すものと図7に示すものとの違いは、図7においては被
介護人である老人の心拍数を脈センサ62で検出し、ま
た体温を体温センサ61で検出して生命異常検出回路6
3で、寝たきり老人の様態の様子の判断を行っていた
が、この実施の形態では、ベット16の枕16aを中心
とし、その近傍を撮像可能にして配置されたCCDカメ
ラ81でベット16に寝ている老人の顔の表情をテレビ
画像のデータとして捉え、その画像データを母屋70の
テレビ画面等の画像表示器82に表示して、家族のもの
による老人の顔色、顔の表情等の常時監視を可能にし
て、家族の者が離れた母屋70から老人をモニタし、常
に老人に目を配りながら介護するものである。この種の
ものは、老人が寝たきりで動けず、また家族のものもこ
まめに介護用箱型ハウジング1に行って介護をできない
場合に有効である。なお、CCDカメラ81として赤外
線を捉えるCCDマメラであれば夜間でも、照明なく老
人の顔の様子を画像として捉えることができるので、老
人の睡眠を妨げるようなことが防止できる。
【0053】実施の形態5次に、上記の如き介護用箱型
ハウジング1に老人等の被介護人を収容する場合のシス
テム及び収容した後の運用に係る介護システムについて
図13に基づいて以下に説明する。例えば、老人等の被
介護人を家族として抱えた介護人である家族Aから、介
護業者Bに対して介護用箱型ハウジング1の手配が依頼
されると(矢印オ)、現在世の中で警備活動を業務とし
て行っておるために、広範囲にわたって点在する介護依
頼者を容易にカバーしえる警備会社等の介護業者Bは、
電話回線を介して市町村等の福祉事務所Cに対して介護
用箱型ハウジング1に収納するためのベット16、便座
20、車椅子、空調設備22等の介護設備の借用を、そ
れぞれの介護設備に付された設備コード(このコードの
先頭に各事務所を示す固有のコードが付され、その後に
介護用品の固有のコードが付されている)によって依頼
する事務手続きを行う。
【0054】依頼された福祉事務所Cは、依頼された設
備コードに基づいてコンピュータのメモリに記憶された
貸出介護用品管理ファイルF1に基づいて在庫があるか
否かを検索調査し、在庫がない場合には、何時返却さ
れ、整備され、貸出可能になるか否かを調査し、再度の
介護業者Bからの問い合わせがあるのを待ち、その調査
結果を同一電話回線を介して介護業者Bに報告する。介
護業者Bは、借用できなかった介護用品は、他の福祉事
務所に依頼し、介護用の設備を借用して、介護業者B
は、介護用品貸出ファイルf2(図15)に借用する老
人の電話番号aaaーbbbーcccと共に、設備コー
ドを入力する。またそれと共に、介護用箱型ハウジング
1内に設備し、介護人の母屋70の軒先、またはその近
傍に自動車で牽引して持ち込み、設置する(矢印キ)。
【0055】すなわち、これを図14のフローチャート
に基づいて以下に説明する。まず、介護業者Bは、家族
Aから介護用箱型ハウジング1の借用の依頼を受け、マ
イクロコンピュータを作動させると(ステップST10
0)、マイクロコンピュータが、メニュー画面、すなわ
ち介護用のキャンピングカー、車両運搬可能なロッグハ
ウス等の介護用箱型ハウジングの種類を表示し(ステッ
プST110)、表示された介護用箱型ハウジングの中
からキー検索によって1つ選択すると、その選択された
介護用箱型ハウジングのグレードの条件(寸法等)に合
った標準の介護用品(必要に応じて標準外の介護用品
も)がリストアップされて表示される(ステップST1
20)。そのステップST120で表示された各種介護
用品の中から借用を希望するものを所定のキー操作によ
って選択し(ステップST130)、それを借用する場
合には、その費用を所定キー操作によって計算させて表
示させる(ステップST140)。
【0056】次に、表示された費用が予算外のものであ
る場合には、所定のキー検索をすることによって、ステ
ップST150からステップST120に戻り、最初か
らやり直す。また表示された費用のものでよい場合には
所定のキー操作によってステップST150からステッ
プST160に進み、介護用品の在庫の問い合わせを、
借用を依頼した人、例えば家族Aの住所の電話番号の市
街局番をキー入力すると、その市街局番と同一の市街局
番を有する福祉事務所Cに対して電話回線がつながり、
その福祉事務所Cに在庫がない場合は、所定のキー操作
を行うことによってステップST170からステップS
T120に戻る。またその福祉事務所Cに在庫があれ
ば、ステップST180に進み、その福祉事務所Cに対
して借用依頼書がプリントアウトされる。
【0057】このとき、図13に示されるような被介護
人別管理ファイルF3(その詳細ファイル構造が図15
に示されている)の中の介護用品管理リストファイル
(図15の中で符号f2で示されている)に、借用する
福祉事務所Cの設備コード(例えばXX−YYY、X:
事務所コード、Y:介護用品コード)及び被介護人であ
る老人の家族Aの電話番号aaa−bbb−cccc
(aaa:市街局番、bbb:市内局番、cccc:番
号で、この電話番号が被介護人の固有コードになる)
が、検索コードとして登録される。
【0058】また、被介護人別管理ファイルF3の中の
ビデオ収録管理ファイル(図15の中で符号f4で示さ
れている)には、被介護人である老人の家族Aの電話番
号aaa−bbb−cccc(被介護人の固有コードに
なる)が登録されると共に、日報ファイル(図15の中
で符号f1で示されている)にも、被介護人である老人
の氏名、及びその家族Aの住所が登録される。さらに、
この日報ファイルには前記と同様に電話番号aaa−b
bb−ccccが、検索コードとして登録され、この電
話番号がファイルf1,f2,f4の唯一の共通の検索
コードになる。
【0059】次に、介護業者Bは、老人の介護人である
家族Aの依頼による、養老院Dにおけるショートステイ
等の日程予約、行事参加の登録を電話回線を介して行う
場合について説明する。すなわち、養老院Dは、この種
の依頼を受けたときにはショートステイ、行事参加等を
施設管理ファイルF2に記憶されたショートステイ予約
リスト、デイケア介護予約リスト、行事参加予約リスト
のファイルに介護業者Bのコード(例えばB×××)と
老人のコード(前記電話番号aaa−bbb−ccc
c)とを入力する。その後、予約日程に従って介護業者
Bは介護用箱型ハウジング1を自動車によって牽引して
養老院Dに行き、被介護人である老人の養老院Dにおけ
る介護の実施を依頼するが、このとき養老院Dは、前記
電話番号aaa−bbb−ccccと介護業者Bのコー
ド(B×××)とをキーにして事務処理を行う。
【0060】次に、被介護人別介護管理ファイルF3を
図15に基づいて以下に説明する。すなわち、被介護人
別介護管理ファイルF3は、介護業者Bが、被介護人で
ある老人の介護記録を入力する日報ファイルf1、老人
の様子を撮像して記録したビデオ収録管理ファイルf
4、家族の勤め先ファイル(図示せず)、病院、医師を
含む緊急連絡先ファイル(図示せず)、納品済介護用品
リストファイル(図示せず)、借り受け介護用品管理リ
ストファイル(図示せず)、養老院利用日程ファイル
(図示せず)等から構成されて、これらのファイルをマ
イクロコンピュータのメモリに記憶しておき、介護業者
Bは、これらの各種ファイルを開いたりして日常業務を
おこなう。
【0061】次に、介護業者Bによる介護用箱型ハウジ
ング1の維持管理、運用について図15及び図16に基
づいて説明する。介護業者Bは、広範囲に点在する各企
業等の警備活動を日常業務とし、その日常業務を車両に
よって行う警備保障業者がこの業種に最適で、この警備
保障業者の巡回ルートに介護用箱型ハウジング1を借用
した家族Aを入れることによって行うものである。すな
わち、警備保障業者(介護業者Bと同一)は、通常の日
常活動として各家庭及び企業を順番に訪問し、各家庭に
おいては、介護用箱型ハウジング1の中で介護されてい
る老人の介護活動を行いながら老人の様子を確認し、そ
れを日報に記載し、かつ老人の様子をビデオで撮像し、
その結果を、事務所に戻ってからマイクロコンピュータ
を用いて、図15の日報ファイルf1に訪問先毎に訪問
の時刻、訪問したときの老人の表情、様子を元気に散歩
していればコードA11、運動機能回復訓練中であれば
コードA12、ベットの上でゴロゴロしていればコード
A13、笑顔で話し中であればコードA14というよう
にコードで書き込む。
【0062】また老人の自活能力状況として、一人で歩
ければコードA19、介護人に付き添われて歩ければコ
ードA20、ニコニコ話せればコードA21、養老院で
ショートステイを行った場合にはその養老院の名前とコ
ードA23、介護用箱型ハウジング1を牽引して行楽に
行けばその旅先とコードA24をメモリに記憶せしめ、
老人が生きている間続ける(以上が図16のステップS
T100,ST110)。また、訪問したとき、老人が
死亡していた場合、または老人が死亡した旨の連絡が家
庭Aからあった場合には、「死亡」をコードA23とし
て日報ファイルf1に入力すると、マイクロコンピュー
タの演算部は、その老人の家族Aの電話番号をaaa−
bbb−ccccをファイル、すなわち日報ファイルf
1から読み取って、葬儀業者リストファイルf3を開
き、読み取った電話番号aaa−bbb−ccccの市
外局番aaaをキーにしてその市街局番aaaの地区を
サービスする正規登録された葬儀業者をリストアップす
る(図16のステップST120)。
【0063】次に、マイクロコンピュータの演算部は、
日報ファイルf1に死亡を示すコードA27が入力され
るのを検出すると、前記葬儀業者リストファイルf3を
開き、データ処理をする前に、次の処理を行う。すなわ
ち、老人の表情、様子、自活能力等を示すビデオ画像が
コード別に、すなわちコードA11,A12,…………
………A22毎に表示せしめ、かつそれと同時にそれら
のコードは、何月何日のビデオに収録されているかを示
すために、ビデオ収録月日が同一画面に表示される(ス
テップST130)。介護業者Bは、それを見ながら告
別式当日、おつやで故人を偲ぶに適切な内容のビデオ番
号(すなわち収録月日)をリストアップして選択し(ス
テップ140)、かつそのリストアップしたビデオの収
録月日をプリントアウトする(ステップST150)。
また、その後、そのビデオを撮像した当日の日報をプリ
ントアウトして、そのプリントアウトを添付して家族A
に配送する。その後、貸出用品をリストアップし、さら
にプリントアウトし、その資料を基に介護用箱型ハウジ
ング1の引き上げ作業を行う(ステップST170)。
【0064】なお図13において、CCDカメラ81、
各種センサ48、49、50、51、60、マイクロホ
ン73によって電子信号に変換されて母屋70の報知器
65、67、画像表示器82に供給され、家族Aのもと
に知らされている(矢印ア)ので、家族Aのものは被介
護人の様子が通常と異なり、異常があると判断した場合
には、介護人である家族Aの者は、必要に応じて介護用
箱型ハウジング1に赴き、直接様子を確認し、その結果
に基づいて家族Aから病院又は医師に対してその旨が知
らされる(矢印イ)。知らされた病院又は医師はコンピ
ュータ用個人別病歴管理ファイルF4によって過去の状
態を見て(矢印ウ)、介護用箱型ハウジング1に往診を
行う(矢印エ)。
【0065】また、介護人の留守の間、または少し目を
離した間に被介護人が徘徊をしていなくなった場合に
は、介護用箱型ハウジング1内に設備された時計の時刻
によって徘徊を開始した時刻を知り、半径どの位離れた
場所にいるのかを知ると共に、介護業者Bは、介護人で
ある家族Aから徘徊を開始した時刻が知らされると(矢
印オ)、介護業者Bはその経過時間から徘徊の場所の範
囲を絞り(矢印カ)、電話回線、パトロール、地域放送
等を使用して連れ戻したり、また過去の徘徊場所をマイ
クロコンピュータによってファイルF3を開き、家族A
の電話番号aaa−bbb−ccccを入力して、過去
の徘徊場所を検索する。
【0066】さらには、被介護人である老人が死亡した
場合には、介護人である家族Aから介護業者Bに対して
死亡の連絡がなされると、マイクロコンピュータの入力
装置に「死亡」という文字(または死亡に相当するコー
ドA23)が入力されると、役所提出用の死亡届が作成
されて、プリントアウトされる。また、家族Aからの連
絡により葬式費用のランクが入力されると、前記電話番
号aaa−bbb−ccccの局番aaaをキーにして
葬儀業者がリストアップされ、葬式手配書が作成される
と共に、介護用箱型ハウジング1の引き取り書が作成さ
れて、その引き取り書に基づいて介護業者Bが早急に引
き取り、再使用のために掃除、機材の入れ替え等を行
う。
【0067】なお、上記の実施の形態では、被介護人の
電話番号aaa−bbb−ccccを被介護人のコード
にして介護等を行っていたが、被介護人の氏名に基づい
て老人の養老院等の一般介護施設での、所望の介護を受
ける予約を行い、かつ氏名に基づいて介護カルテのメン
テナンスを行い、介護業者Bはその介護カルテに記載さ
れたデータを日報に記載しても良い。
【0068】また、公共施設、各企業の駐車場が休日は
ガラ空きになることを利用して、その駐車場に護用箱型
ハウジング1に収納された老人を集め集団介護を実施す
るようにしても良い。
【0069】また、介護用箱型ハウジング1を、介護人
の住宅に至近距離で隣接するようにして移動、設置し
て、家族Bのものが靴を履かずに跨いで母屋と介護用箱
型ハウジング1との間を容易に行き来できるようにする
ことによって、老人を隔離する感じを与えず、家族のも
とで暖かく介護を行うことができる。また介護用箱型ハ
ウジング1内の老人を至距離で母屋に隣接するさせて居
住させることによって前記介護用箱型ハウジング1に収
容された被介護人の状況データを、長い伝送ケーブルを
引かなくても容易に伝送でき、その伝送データに基づい
て家族等の介護人は老人の様子を監視しながら介護でき
るので、家族のものは、懇切丁寧に被介護人を介護する
ことができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明に
よれば、老人介護施設が移動可能であるので在宅介護を
必要とする家庭に容易に持ち運びすることが可能にな
り、便利である。また、被介護人の排泄物の臭い、極度
の床ずれの発生による異臭が、介護人が生活する家の中
に持ち込まれないので、被介護人は嫌われることがなく
家族のものによって介護を受けることができるという効
果が発揮される。
【0071】第2の発明によれば、老人介護施設を車で
容易に牽引でるので、在宅介護を必要とする家庭に、容
易に、かつ迅速に持ち運びすることができるようになる
ので便利になるという効果が発揮される。
【0072】第3の発明によれば、移動した老人介護施
設の角部を水平支持、固定することができ居住性を向上
できるという効果が発揮される。
【0073】第4の発明によれば、支持・固定部材がジ
ャッキ構造であるので床部の水平出しが容易にできると
いう効果が発揮される。
【0074】第5の発明によれば、介護用箱型ハウジン
グの側面に設けられた出入口ドアを基準にして奥行きの
ある方に寝床部を、また奥行きのない方に身体洗浄部を
配置したので、介護人は出入り口から離れた静かな所で
横になっていられる。また、お湯を使用する所と寝床部
とを分離できるので寝床部に湿気が充満することがない
という効果が発揮される。
【0075】第6の発明によれば、真冬、窓を伝わって
室内に侵入してくる冷気が直接被介護人に当たらないの
で被介護人にとつては寒さに曝されずに済み、過ごし易
いという効果が発揮される。
【0076】第7の発明によれば、身体洗浄部から寝床
部に湯気等が入り込み難いという効果が発揮される。
【0077】第8の発明によれば、湯気が排出されるの
で、室内の湿度を異常に高めることがないという効果が
発揮される。
【0078】第9の発明によれば、養老院等の一般介護
施設での介護を可能とし、きめ細かい介護ができるとい
う効果が発揮される。
【0079】第10の発明によれば、公共施設の駐車場
の休日利用の有効利用を図ることができるという効果が
発揮される。
【0080】第11の発明によれば、被介護人を介護す
るための箱型ハウジングが介護人の住宅に隣接した場所
に設置できるので、ハウジング内の被介護人を母屋に居
住する介護者、または巡回介護人が容易に介護できると
いう効果が発揮される。
【0081】第12の発明によれば、被介護人を介護す
るための箱型ハウジングが介護人の住宅に隣接した場所
に設置できるので、ハウジング内の被介護人を隣接する
住宅に居住する介護者に対して、被介護人の状況データ
を容易に伝送でき、被介護人の様子を身近に監視でき、
こまめに介護できるという効果が発揮される。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による実施の形態1を示すもので、老
人介護施設の一種である介護用箱型ハウジング1の通常
使用時における外観正面図である。
【図2】図1に示した介護用箱型ハウジング1の外観側
面図である。
【図3】図1及び図2に示す介護用箱型ハウジング1の
平面断面説明図である。
【図4】図3に示された介護用箱型ハウジング1のXX
切断線による側面断面説明図である。
【図5】図4における手すり14の取付けを説明するた
めの構造説明図である。
【図6】この発明による老人介護施設の介護用箱型ハウ
ジング1の床部2の水平を確保するために支持、固定部
材17を設置する状態を説明するための説明図である。
【図7】この発明による実施の形態2を示すもので、介
護用箱型ハウジング1に設備される電子回路装置のシス
テム構成を示す回路ブロック説明図である。
【図8】図7における鳴き声作成回路(マイクロコンピ
ュータで構成されている)36の作動を説明するための
フローチャート説明図である。
【図9】図7におけるカーテン開閉駆動制御回路(マイ
クロコンピュータで構成されている)40の作動を説明
するためのフローチャート説明図である。
【図10】図7における徘徊検出回路(マイクロコンピ
ュータで構成されている)52の作動を説明するための
フローチャート説明図である。
【図11】この発明による実施の形態3を示すもので、
介護用箱型ハウジング1に設備される電子回路装置のシ
ステム構成を示す回路ブロック説明図である。
【図12】この発明による実施の形態4を示すもので、
介護用箱型ハウジング1に設備される電子回路装置のシ
ステム構成を示す回路ブロック説明図である。
【図13】この発明による実施の形態5を示すもので、
介護用箱型ハウジング1等の老人介護施設を運用するた
めのシステム構成説明図である。
【図14】図13に示す老人介護システムにおいて、ユ
ーザーが介護用箱型ハウジング1のグレードを選択する
ためのフローチャート説明図である。
【図15】図13における介護業者Bがサービスを実施
し、管理するときに使用する被介護人別介護管理ファイ
ルF3のファイル構成を説明するための説明図である。
【図16】図13に示す老人介護システムにおいて、介
護業者Bが介護用箱型ハウジング1で老人を介護サービ
スを実施する時のフローチャート説明図及び老人が死亡
したときのビデオ放映のためのサービスを説明するため
のフローチャート説明図である。
【符号の説明】
1 介護用箱型ハウジング 2 床部 3a,3b 車輪 4a,4b,4c,4d 側壁面 5 窓 6 出入口ドア 7 屋根 11 身体洗浄部 12 寝床部 13 仕切板 14 手すり 15 カーテン 16 ベット 17 支持・固定部材 30 電子装置ユニット 32 逆流防止用ダイオード 33 降雨センサ 34 日射量センサ 35 雨天判断部 36 鳴き声作成回路 37 カレンダ回路 40 カーテン開閉駆動制御回路 45 時刻読み取り回路 48 マットセンサ 49 ドア開放センサ 50 床面歪センサ 51 重量センサ 52 徘徊検出回路 56 室内用外出禁止音声発生器 57 出入口照明駆動制御回路 60 傾きセンサ 61 体温センサ 62 脈センサ 63 生命異常検出回路 70 母屋 71 転落、転び検出回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁面に窓、出入口ドアが設けられ、か
    つ車両によって運搬可能な箱型ハウジングからなり、そ
    の箱型ハウジングには介護用品が備えられることを特徴
    とする老人介護施設。
  2. 【請求項2】 前記箱型ハウジングは、走行用車輪を有
    し、かつ該箱型ハウジングの一端部に牽引部材が設けら
    れてなることを特徴とする請求項1記載の老人介護施
    設。
  3. 【請求項3】 前記箱型ハウジングの角部に、床部を水
    平固定するための支持・固定部材が設けられてなること
    を特徴とする請求項1記載の老人介護施設。
  4. 【請求項4】 前記支持・固定部材は、ジャッキ構造を
    有するものであることを特徴とする請求項3記載の老人
    介護施設。
  5. 【請求項5】 前記箱型ハウジングの内部空間のうち該
    箱型ハウジングの出入口ドアの位置を基準位置にして奥
    行きのある方の空間を寝床部に、また奥行きのない方の
    空間を身体洗浄部にし、かつその境目に目隠し用カーテ
    ンを設けたことを特徴とする請求項1記載の老人介護施
    設。
  6. 【請求項6】 前記寝床部を、該寝床部の奥の方に被介
    護人の頭部を位置せしめ、かつその頭部が窓から離れた
    位置に配置されると共に、側壁面から離れた位置に配置
    されたことを特徴とする請求項5記載の老人介護施設。
  7. 【請求項7】 前記身体洗浄部と前記寝床部との間は、
    上端部が天井に設けられた一条の凹溝内に収納された防
    水、防湿カーテンによって仕切られてなることを特徴と
    する請求項6記載の老人介護施設。
  8. 【請求項8】 前記身体洗浄部の使用中、または使用後
    は、該身体洗浄部の床部から侵入する外気が上壁部から
    室外に排気する湯気排出部が作動することを特徴とする
    請求項7記載の老人介護施設。
  9. 【請求項9】 前記箱型ハウジングに収容された老人の
    一般介護施設での所望の介護の予約を、被介護人の氏名
    によって行う第1ステップと、予約当日、搬入された前
    記被介護人を氏名によって予約データと比較し、一致し
    た場合に該被介護人の介護カルテを検索して出力するか
    または新規作成して被介護人に介護を施す第2ステップ
    とからなることを特徴とする老人介護方法。
  10. 【請求項10】 公共施設の駐車場の休日利用の予約状
    況を報知する第1ステップと、該予約状況に基づいて駐
    車場の予約を行う第2ステップと、予約日に行った介護
    内容を記録する第3ステップとからなることを特徴とす
    る老人介護方法。
  11. 【請求項11】 被介護人を介護するための箱型ハウジ
    ングを介護人の住宅に隣接した場所に移動する第1ステ
    ップと、該移動された箱型ハウジングを水平に固定する
    第2ステップと、該箱型ハウジングに被介護人を移動さ
    せる第3ステップとを有し、前記ハウジング内の被介護
    人を母屋に居住する介護者及び巡回介護人が介護するこ
    とを特徴とする老人介護方法。
  12. 【請求項12】 被介護人を介護するための箱型ハウジ
    ングを介護人の住宅に隣接した場所に移動する第1ステ
    ップと、該移動された箱型ハウジングを水平に固定する
    第2ステップと、該箱型ハウジングに被介護人を移動さ
    せる第3ステップとを有し、前記ハウジング内の被介護
    人を隣接する住宅に居住する介護者に対して、前記箱型
    ハウジングに収容された被介護人の状況データを伝送し
    て、該状況データに基づいて前記介護人は被介護人の様
    子を監視し、その監視内容に基づいて被介護人を介護す
    ることを特徴とする老人介護方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104973150A (zh) * 2015-07-15 2015-10-14 金陵科技学院 一种履带式多节太阳能运输机器人
JP2021177034A (ja) * 2020-05-07 2021-11-11 株式会社修成工業 居住用構造物及び居住用構造物の設置方法
JP2022008160A (ja) * 2020-06-25 2022-01-13 ヴィガラクス株式会社 オフグリッドシステム、オフグリッド型等のモバイルクリニック設備、及び、それらの製造方法
JP2023070323A (ja) * 2021-11-09 2023-05-19 Dr.TRUE合同会社 感染症が疑われる患者対応用の外来医療用陽圧室とその設置方法

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