JPH1146687A - ハードキャンデーの中にアルコールを封入する方法 - Google Patents
ハードキャンデーの中にアルコールを封入する方法Info
- Publication number
- JPH1146687A JPH1146687A JP9222983A JP22298397A JPH1146687A JP H1146687 A JPH1146687 A JP H1146687A JP 9222983 A JP9222983 A JP 9222983A JP 22298397 A JP22298397 A JP 22298397A JP H1146687 A JPH1146687 A JP H1146687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- candy
- shell
- powdered
- hard candy
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードキャンデーの場合、成型工程上で飴の
温度が非常に高温となるため、アルコール分をその内部
に取込むのは不可能とされている。 【解決手段】 本発明にかかるハードキャンデーの中に
アルコールを封入する方法は、味覚調整された飴のシェ
ル(1)の温度を100〜80℃に下げる。この温度の下
がったシェル(1)のセンターに、粉末アルコール又は粉
末酒又はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈
したものを、センターパウダー機(2)にて送入する。以
後は通常のように、成型、打抜き、冷却をすれば、アル
コールを封入したキャンデーが得られる。
温度が非常に高温となるため、アルコール分をその内部
に取込むのは不可能とされている。 【解決手段】 本発明にかかるハードキャンデーの中に
アルコールを封入する方法は、味覚調整された飴のシェ
ル(1)の温度を100〜80℃に下げる。この温度の下
がったシェル(1)のセンターに、粉末アルコール又は粉
末酒又はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈
したものを、センターパウダー機(2)にて送入する。以
後は通常のように、成型、打抜き、冷却をすれば、アル
コールを封入したキャンデーが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードキャンデーの
中にアルコールを封入する方法に関する。
中にアルコールを封入する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】砂糖を中空の球状に固めてその中にウィ
スキーを液体のまま封入した通称ボンボンといわれてい
るものが知られている。
スキーを液体のまま封入した通称ボンボンといわれてい
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハードキャンデーの場
合、成型工程上で飴の温度が非常に高温となるため、ア
ルコール分をその内部に取込むのは不可能とされてい
る。本発明はこれを可能としたものである。
合、成型工程上で飴の温度が非常に高温となるため、ア
ルコール分をその内部に取込むのは不可能とされてい
る。本発明はこれを可能としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるハードキ
ャンデーの中にアルコールを封入する方法は、飴のシェ
ルの温度を100〜80℃に下げる。この温度の下がっ
たシェルのセンターに、粉末アルコール又は粉末酒又は
これらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈したもの
を、センターパウダー機にて送入する。以後は通常のよ
うに成型、打抜き、冷却をする。
ャンデーの中にアルコールを封入する方法は、飴のシェ
ルの温度を100〜80℃に下げる。この温度の下がっ
たシェルのセンターに、粉末アルコール又は粉末酒又は
これらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈したもの
を、センターパウダー機にて送入する。以後は通常のよ
うに成型、打抜き、冷却をする。
【0005】
【発明の実施の形態】飴のシェルの温度を通常の温度よ
り下げる。この温度の下がったシェルのセンターに、セ
ンターパウダー機を使って粉末アルコール又は粉末酒又
はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈したも
のを充填する。センターパウダー機は、パウダーの混合
室と、この混合室の下端から伸張してその先端に送入口
が開口した送入管を有する通常の型式のもので、スネー
クポンプにより混合室のパウダーを送入口から外部へ押
し出すようになっている。従って、この送入口を飴のシ
ェルの中に押し込んでおいてスネークポンプを運転する
と、パウダーが送入口からシェル内に圧入される。そし
て、その圧力でシェルは押し延ばされて行き、同時にシ
ェル内に連続してパウダーも充填されて行く。
り下げる。この温度の下がったシェルのセンターに、セ
ンターパウダー機を使って粉末アルコール又は粉末酒又
はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈したも
のを充填する。センターパウダー機は、パウダーの混合
室と、この混合室の下端から伸張してその先端に送入口
が開口した送入管を有する通常の型式のもので、スネー
クポンプにより混合室のパウダーを送入口から外部へ押
し出すようになっている。従って、この送入口を飴のシ
ェルの中に押し込んでおいてスネークポンプを運転する
と、パウダーが送入口からシェル内に圧入される。そし
て、その圧力でシェルは押し延ばされて行き、同時にシ
ェル内に連続してパウダーも充填されて行く。
【0006】シェル内では粉末アルコール又は粉末酒又
はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈したも
のが、飴に接する粉体に外部の熱から保護され、中心の
アルコール分は保護される。あとは、これも通常のよう
に、バッチフォーマーで型を整え、スタンピング機で一
粒一粒の粒に打抜き、冷却コンベヤーに載せて速やかに
冷却する。
はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈したも
のが、飴に接する粉体に外部の熱から保護され、中心の
アルコール分は保護される。あとは、これも通常のよう
に、バッチフォーマーで型を整え、スタンピング機で一
粒一粒の粒に打抜き、冷却コンベヤーに載せて速やかに
冷却する。
【0007】
【実施例】図面は本発明にかかるハードキャンデーの中
にアルコールを封入する方法の具体例を示す一部切断側
面図である。
にアルコールを封入する方法の具体例を示す一部切断側
面図である。
【0008】1は飴のシェルで温度が100〜80℃に
下げられている。2はセンターパウダー機で、混合室3
と、この混合室の底部から側方へ伸張して先端に送入口
4が開口した送入管5を有する。この混合室3内に、一
例として赤ブドウ酒より加工したアルコール分30%の
粉末酒30%と無水ブドウ糖70%の重量割合の粉末が
入れられる。このセンターパウダー機2は通常のように
スネークポンプ(図示せず)により駆動され、混合され
た粉末状の混合物を送入管5を通し、シェル1の中に押
し込まれた送入口4からシェル1内に圧入する。
下げられている。2はセンターパウダー機で、混合室3
と、この混合室の底部から側方へ伸張して先端に送入口
4が開口した送入管5を有する。この混合室3内に、一
例として赤ブドウ酒より加工したアルコール分30%の
粉末酒30%と無水ブドウ糖70%の重量割合の粉末が
入れられる。このセンターパウダー機2は通常のように
スネークポンプ(図示せず)により駆動され、混合され
た粉末状の混合物を送入管5を通し、シェル1の中に押
し込まれた送入口4からシェル1内に圧入する。
【0009】シェル1は未だ粘稠性があるので、混合物
を圧入されるとその圧入方向の先方へ延展して行き、始
めは送入管5の周りに塊状に付着していたものが次第に
棒状となって送入口4の前方へ延び、遂にその塊は姿を
消す。棒状となって延展して行った部分は、何れも図示
は省略したが、バッチフォーマーにより整形され、スタ
ンピング機で粒に打抜かれ、冷却コンベヤーで速やかに
冷却される。
を圧入されるとその圧入方向の先方へ延展して行き、始
めは送入管5の周りに塊状に付着していたものが次第に
棒状となって送入口4の前方へ延び、遂にその塊は姿を
消す。棒状となって延展して行った部分は、何れも図示
は省略したが、バッチフォーマーにより整形され、スタ
ンピング機で粒に打抜かれ、冷却コンベヤーで速やかに
冷却される。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば粉末アルコール又は粉末
酒又はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈し
たものを飴のシェル内に圧入し、このシェルを粒に打抜
いて冷却するようにしたので、高熱のシェル内にあって
も粉末アルコール又は粉末酒のアルコール分がこのシェ
ルに接する粉末により保護され、従ってそのアルコール
分を飛散させることがなく飴の中に封入することがで
き、アルコールの風味をもった飴を提供することができ
る。
酒又はこれらを粉末の糖類又は糖アルコール類で希釈し
たものを飴のシェル内に圧入し、このシェルを粒に打抜
いて冷却するようにしたので、高熱のシェル内にあって
も粉末アルコール又は粉末酒のアルコール分がこのシェ
ルに接する粉末により保護され、従ってそのアルコール
分を飛散させることがなく飴の中に封入することがで
き、アルコールの風味をもった飴を提供することができ
る。
【図1】本発明にかかるハードキャンデーの中にアルコ
ールを封入する方法の具体例を示す一部切断側面図であ
る。
ールを封入する方法の具体例を示す一部切断側面図であ
る。
1 シェル 2 センターパウダー機 3 混合室 4 送入口 5 送入管
Claims (1)
- 【請求項1】 味覚調整された飴のシェル(1)の温度を
100〜80℃に下げ、この温度の下がったシェル(1)
のセンターに粉末アルコール又は粉末酒又はこれらを粉
末の糖類又は糖アルコール類で希釈したものをセンター
パウダー機(2)にて送入し、以後、成型、打抜き、冷却
をすることを特徴とするハードキャンデーの中にアルコ
ールを封入する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222983A JPH1146687A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ハードキャンデーの中にアルコールを封入する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222983A JPH1146687A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ハードキャンデーの中にアルコールを封入する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1146687A true JPH1146687A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16790969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9222983A Pending JPH1146687A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | ハードキャンデーの中にアルコールを封入する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1146687A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1151673A2 (en) * | 2000-05-03 | 2001-11-07 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Confectionery product having a filling |
JP2007175033A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Sato Shokuhin Kogyo Kk | 酒類含有固形食品及びその製造方法 |
CZ306469B6 (cs) * | 2000-05-03 | 2017-02-08 | Societe Des Produits Nestle S. A. | Cukrářský produkt a způsob jeho výroby |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9222983A patent/JPH1146687A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1151673A2 (en) * | 2000-05-03 | 2001-11-07 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Confectionery product having a filling |
WO2001082715A2 (en) * | 2000-05-03 | 2001-11-08 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Confectionery product having a filling |
EP1151673A3 (en) * | 2000-05-03 | 2002-01-02 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Confectionery product having a filling |
WO2001082715A3 (en) * | 2000-05-03 | 2002-05-16 | Nestle Sa | Confectionery product having a filling |
AU784032B2 (en) * | 2000-05-03 | 2006-01-19 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Confectionery product having a filling |
US7214396B2 (en) | 2000-05-03 | 2007-05-08 | Nestec S.A. | Confectionery product containing functional ingredients and method of making and using |
CZ306469B6 (cs) * | 2000-05-03 | 2017-02-08 | Societe Des Produits Nestle S. A. | Cukrářský produkt a způsob jeho výroby |
CZ307143B6 (cs) * | 2000-05-03 | 2018-02-07 | Societe Des Produits Nestle S. A. | Cukrovinka |
JP2007175033A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Sato Shokuhin Kogyo Kk | 酒類含有固形食品及びその製造方法 |
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