JPH1146610A - 給餌設備 - Google Patents

給餌設備

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Publication number
JPH1146610A
JPH1146610A JP21442197A JP21442197A JPH1146610A JP H1146610 A JPH1146610 A JP H1146610A JP 21442197 A JP21442197 A JP 21442197A JP 21442197 A JP21442197 A JP 21442197A JP H1146610 A JPH1146610 A JP H1146610A
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JP
Japan
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feed
receiving surface
sweeping
feeding
fodder
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Application number
JP21442197A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Shinoda
光夫 信田
Masahiko Hayashi
正彦 林
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SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Kubota Corp
Original Assignee
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO, SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO, Kubota Corp filed Critical SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飼料の無駄を少なくしながら、新鮮な飼料を
給餌できるとともに、飼料受け面を清潔に維持できるよ
うにする。 【解決手段】 作業車が走行する作業通路に沿って飼料
受け面を連続的に設け、作業車には、飼料受け面に飼料
を供給する飼料供給手段と、飼料受け面から作業通路側
にはみ出た飼料を飼料受け面側に掃き寄せる掃き寄せ手
段とを設け、作業通路を走行しながら飼料供給手段を作
動させて、飼料受け面に飼料を供給する飼料供給運転
と、飼料供給手段の作動を停止させた状態で、作業通路
を走行しながら掃き寄せ手段を作動させて、はみ出た飼
料を飼料受け面側に掃き寄せる飼料掃き寄せ運転とを、
飼料供給運転を実行してから、設定時間TSB1,TS
B2,TSB3経過した後の設定タイミングで各別に実
行させる運転状態制御手段を設る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給餌用の作業車が
走行する作業通路に沿って給餌用の飼料受け面が連続的
に設けられ、前記作業車には、前記作業通路を走行する
に伴って前記飼料受け面に飼料を供給する飼料供給手段
と、前記作業通路を走行するに伴って、前記飼料受け面
から前記作業通路側にはみ出た飼料を前記飼料受け面側
に掃き寄せる掃き寄せ手段とが設けられている給餌設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記給餌設備は、飼料を能率良く供給で
きるように、作業通路を走行する作業車に設けた飼料供
給手段によって、その作業通路に沿って設けた飼料受け
面に飼料を供給し、飼料供給手段によって供給した飼料
を無駄なく家畜に給餌できるように、作業車が作業通路
を走行するに伴って、飼料受け面から作業通路側にはみ
出た飼料を飼料受け面側に掃き寄せる掃き寄せ手段を設
けたものであるが、従来、例えば特開昭54‐2087
8号公報に記載されているように、飼料受け面に飼料を
供給するときに作業車の走行に伴って掃き寄せ手段を作
動させて、作業通路側にはみ出た飼料を飼料受け面側に
掃き寄せるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、飼料供給時以外は、作業通路側にはみ出た飼料を飼
料受け面側に掃き寄せないので、飼料受け面の飼料を食
べている家畜が、飼料供給後に、飼料を押し退けたり撥
ね飛ばしたりして作業通路側の口の届かない所に散らか
してしまっても、その散らかした飼料を飼料受け面に戻
すことができず、その飼料が無駄になる欠点がある。ま
た、作業通路側に散らかった飼料を放置しておくと、そ
の飼料が醗酵したり腐り易い問題があるが、上記従来技
術によれば、そのような古い飼料が次回の飼料供給時に
飼料受け面側に掃き寄せられることになるので、古い飼
料と新しく供給した飼料とが混じってしまって、家畜の
食欲が減退したり、飼料受け面を清潔に維持できない欠
点がある。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであ
って、掃き寄せ手段を上手く活用して、飼料の無駄を少
なくしながら、新鮮な飼料を給餌できるとともに、飼料
受け面を清潔に維持できるようにすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の給餌設備
は、飼料供給運転を実行してから設定時間が経過すると
飼料掃き寄せ運転を実行するので、家畜が飼料供給後に
作業通路側に散らかした飼料を飼料受け面側に確実に掃
き寄せて、その飼料を家畜に食べさせることができる。
従って、飼料の無駄を少なくしながら、次回の飼料供給
時に古い飼料と新しく供給した飼料とが混じってしまう
おそれが少ないので、新鮮な飼料を給餌できるととも
に、飼料受け面を清潔に維持できる。請求項2記載の給
餌設備は、予め設定した時刻になると飼料供給運転の開
始が指令されて、飼料供給運転を実行し、その飼料供給
運転を実行してからの経過時間が異なる複数の設定時間
が経過する毎に飼料掃き寄せ運転を実行する。従って、
飼料を供給した後に複数回の飼料掃き寄せ運転を実行し
て、作業通路側に散らかした飼料を飼料受け面側に確実
に掃き寄せることができる。特に、複数の設定時間を、
飼料受け面の飼料が多くてその飼料を散らかし易い時に
対応する経過時間や、飼料受け面の飼料が少なくなって
散らかしにくい経過時間に応じて設定することにより、
複数回の飼料掃き寄せ運転を効率良く実行させることが
できる。請求項3記載の給餌設備は、飼料供給運転時に
作業通路側にはみ出た飼料を、その飼料供給運転時に飼
料受け面側に掃き寄せて、飼料供給後の早い時期に、新
しく供給した飼料を豊富に食べさせることができる。請
求項4記載の給餌設備は、作業通路側にはみ出た飼料を
飼料受け面側に駆動搬送して掃き寄せることができるの
で、掃き寄せ動作を確実に行うことができ、掃き寄せ残
しが生じにくい。請求項5記載の給餌設備は、作業通路
側にはみ出た飼料を飼料受け面側に撥ね飛ばして、家畜
が食べやすい位置に掃き寄せることができる。請求項6
記載の給餌設備は、飼料供給運転において、作業車に設
けた飼料貯留部に貯留されている飼料が連続的に排出さ
れて飼料受け面に供給され、予め飼料貯留部に投入した
飼料の投入量と、飼料受け面に排出した飼料の排出量と
から、現在の飼料貯留部に残っている飼料の残量を演算
して、その残っている飼料の略全部が飼料受け面の略全
長に亘って過不足なく供給されるように、作業車の走行
速度を制御することができる。従って、新鮮な飼料を飼
料受け面の略全長に亘って能率良く供給できる。請求項
7記載の給餌設備は、飼料貯留部に各別に投入された複
数種類の飼料を、その飼料貯留部に設けた混合手段で混
合してから飼料受け面に供給することができるので、作
業車に設けた飼料貯留部を複数種類の飼料の混合用スペ
ースに活用でき、複数種類の飼料を混合して給餌する場
合に、飼料貯留部とは別に飼料を混合するスペースや、
その混合した飼料を貯蔵するスペース等が不要で、給餌
設備の大型化を抑制できる。
【0005】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1〜図6は、家畜の一例としての牛
を飼育する畜舎に設けた給餌設備を示し、給餌用の作業
車Aが走行レールB1に沿って往復自動走行する作業通
路Bの左右両側に、複数頭の牛Cを一群にして収容する
二つの牛床Dがその作業通路Bを挟んで向き合って配置
され、各々の牛床Dの作業通路B側には、その牛床Dで
飼育されている一群の牛C毎に共通の給餌用の飼料受け
面1がその作業通路Bに沿って溝状に連続的に設けられ
ている。
【0006】前記作業車Aは、図7〜図9に示すよう
に、電動モータ8で駆動される走行車輪6aを備えた走
行車体6に、飼料貯留部としての飼料ホッパー5と、そ
の飼料ホッパー5に貯留されている飼料を走行中に連続
して排出しながら飼料受け面1に自動供給する飼料供給
手段9と、作業車Aの走行方向前後において作業通路B
に落ちている飼料や牛糞を作業通路端部に掃き集める掃
き集め具10と、作業通路Bを走行するに伴って、飼料
受け面1から作業通路B側にはみ出た飼料H1をその飼
料受け面1側に掃き寄せる掃き寄せ手段としての掃き寄
せ具22と、安全柵20とを設けて構成され、飼料ホッ
パー5の内側には、その飼料ホッパー5に各別に投入さ
れた各種飼料を攪拌混合する混合手段7が設けられ、給
電装置(図示せず)から駆動用の電力を供給する電力ケ
ーブル(図示せず)と、後述するコントローラ15との
制御情報入出力用の通信ケーブル(図示せず)とが接続
されている。
【0007】前記作業車Aには、後述する供給ステーシ
ョンEに対して、飼料供給運転の開始まで待機する一定
の待機位置に停止している状態からの作業車Aの走行量
を、その走行車輪6aの回転数に基づいて作業通路Bに
おける作業車Aの位置として検出する走行位置検出手段
としてのロータリエンコーダLが設けられ、このロータ
リエンコーダLは、作業車Aが待機位置に戻るたびにそ
の検出値が初期化されるよう構成されている。
【0008】前記飼料ホッパー5は、平面視で走行方向
に沿って長い長方形に配置した周壁5aと、左右横側方
ほど高くなるように配置した左右二枚の傾斜底壁5bと
を備えて、周壁5aの上部に沿って飼料投入用の矩形の
上部開口5dを設けた形状に形成され、一方の傾斜底壁
5bの車体後方側には飼料を横送りスクリュー9aに送
り込む底部開口5cが形成されている。
【0009】前記飼料供給手段9は、飼料ホッパー5内
に貯留されている飼料を車体横側に送り出す横送りスク
リュー9aと、横送りスクリュー9aで送り出した飼料
を受け止めて飼料ホッパー5の横側部に沿って車体前方
側上方に向けて搬送するベルト式の前送りコンベア9b
と、前送りコンベア9bの搬送終端位置から落下する飼
料を受け止めて飼料ホッパー5の前部に沿って車体の左
右いづれか一方に択一的に搬送するベルト式の左右送り
コンベア9cとを設けて、左右送りコンベア9cの左右
いづれかの搬送終端位置から飼料受け面1に飼料を落下
排出させるように構成され、飼料受け面1に排出される
飼料との接当で揺動して、左右送りコンベア9cから飼
料受け面1への飼料の排出を検知する排出検知センサ1
6が設けられている。
【0010】前記掃き寄せ具22は、左右送りコンベア
9c側に近接させて走行車体6の左右両側に設けられ、
飼料受け面1から作業通路B側にはみ出た飼料H1を供
給ステーションE側から作業通路B端部に向けて走行す
る往路走行時に押し退けて飼料受け面1側に掃き寄せる
掃き寄せ面22aと、そのはみ出た飼料H1を作業通路
B端部から供給ステーションE側に向けて走行する復路
走行時に押し退けて飼料受け面1側に掃き寄せる掃き寄
せ面22bとを作業通路面B2に近接させて、飼料受け
面1側に突出する三角形状に形成されている。
【0011】前記飼料ホッパー5と飼料供給手段9は支
持枠21に固定され、この支持枠21を車体前方側の車
体幅方向中心位置と、車体後方側の左右対称位置との平
面視で三角形の頂点に位置する状態で三箇所に配置した
支持部17に載置して、作業車Aに搭載されている飼料
の全重量を飼料ホッパー5と飼料供給手段9及び支持枠
21ごとその三箇所の支持部17で走行車体6側に支持
し、それら三箇所の支持部17の各々においてその支持
重量を各別に検出する三個の重量センサとしてのロード
セル11a,11b,11cを設けて、作業車Aに搭載
されている飼料の全重量を検出する重量検出手段11が
構成されている。
【0012】前記混合手段7は、飼料ホッパー5の下部
に貯留されている飼料を攪拌しながら車体後方側に向け
て搬送する一基の下部スクリュー7bと、飼料ホッパー
5の上部に貯留されている飼料を攪拌しながら下部スク
リュー7bの上部左右両側に沿って車体前方側に向けて
搬送する二基の上部スクリュー7aとを設けて構成され
ている。
【0013】そして、後述するコントローラ15からの
指令により、上部スクリュー7aと下部スクリュー7b
を駆動するとともに、圧縮成形された乾草ブロックHを
一個ずつ飼料ホッパー5に間欠的に投入して小さくほぐ
し、必要個数の乾草ブロックHが飼料ホッパー5に投入
されて小さくほぐされると、コントローラ15からの指
令により、含水ビートパルプと配合飼料と単味飼料を順
に投入し、飼料ホッパー5の上部に投入されている飼料
を上部スクリュー7aで車体前方側に向けて攪拌搬送し
ながら、その飼料を下部スクリュー7b側に落とし込
み、更に、飼料ホッパー5の下部に貯留されている飼料
を下部スクリュー7bで車体後方側の開口5cに向けて
攪拌搬送しながら、その飼料に上部スクリュー7a側か
らの飼料を落とし込む状態で、それらの飼料を攪拌混合
するようにしてある。尚、上部スクリュー7aと下部ス
クリュー7bは、後述する飼料排出処理が終了するまで
連続して駆動されるように構成されている。
【0014】前記作業通路Bの作業車走行方向一端側に
は、飼料受け面1に対して作業通路Bに沿って走行方向
に位置をずらして、作業車Aの飼料ホッパー5に飼料を
供給する供給ステーションEが配置され、作業通路Bの
走行方向他端側には、牛Cを牛床D間を移動させるため
の移動通路Fが配置され、牛床Dの補給ステーションE
側には、牛Cを作業通路Bを横断して牛床D間を移動さ
せるためのゲートGが設けられている。
【0015】前記供給ステーションEには、作業車Aを
待機位置から前後に移動させながら複数種類の飼料を上
部開口5dから飼料ホッパー5に各別に投入する投入手
段2と、乾草ブロックHを貯蔵している乾草室3と、給
餌設備の稼働を制御する制御盤Jとが設けられている。
【0016】前記投入手段2は、第1飼料タンクK1に
貯留されている吸水性を備えた飼料であるビートパルプ
を落下排出するスクリュー式のビートパルプコンベア2
aと、そのビートパルプコンベア2aから落下したビー
トパルプが投入されるバケット2fと、そのバケット2
fに必要量の水を供給する給水シャワー4と、そのバケ
ット2fを駆動移動させてバケット2f内のビートパル
プと水を飼料ホッパー5に投入するバケットコンベア2
bと、第2飼料タンクK2に貯留されている配合飼料を
飼料ホッパー5に投入するスクリュー式の配合飼料コン
ベア2cと、第3飼料タンクK3に貯留されている単味
飼料を飼料ホッパー5に投入するスクリュー式の単味飼
料コンベア2dと、乾草室3に貯蔵されている乾草ブロ
ックHを飼料ホッパー5に投入するベルト式の乾草コン
ベア2eとを設けて構成され、バケットコンベア2bの
脇には、栄養剤等を必要に応じて飼料ホッパー5に投入
する為のバケットコンベア2gが設けられている。
【0017】前記バケットコンベア2bと配合飼料コン
ベア2cと単味飼料コンベア2d及び乾草コンベア2e
は、飼料ホッパー5への飼料投入位置が互いに異なる位
置になるように配置され、飼料ホッパー5に投入する飼
料のうちで最も大きい貯留容積を必要とする乾草ブロッ
クHを、ビートパルプや配合飼料や単味飼料等の飼料の
投入に先行して、その上部開口5dの略中央位置に落下
投入させるように構成されている。
【0018】前記ビートパルプコンベア2aは、後述す
るコントローラ15からの指令により、ビートパルプコ
ンベア2aから排出されるビートパルプの受け止め位置
に停止しているバケット2fに設定量のビートパルプが
投入されたことを流量センサで検出するとその搬送を停
止し、給水シャワー4は、コントローラ15からの指令
により、設定量の水をバケット2f内に給水するように
構成されている。
【0019】前記バケットコンベア2bは、ビートパル
プコンベア2aによるバケット2fへのビートパルプの
投入動作が停止すると、そのバケット2fを飼料ホッパ
ー5への投入位置に移動させた後、受け止め位置に復帰
移動させる状態で駆動するように設けられ、バケット2
fは、投入位置に移動すると横軸回りで回転して、その
バケット2f内のビートパルプと水を飼料ホッパー5に
投入するように構成されている。
【0020】前記乾草コンベア2eには、乾草ブロック
Hがクレーン等の積込み装置12で予め一個ずつ所定間
隔を隔てて積み込まれており、乾草コンベア2eを駆動
させると、その一個ずつが、約10秒以上の時間間隔で
飼料ホッパー5に投入されるように構成されている。
【0021】前記制御盤Jには、図10のブロック図で
示すように、飼料供給運転を実行してから飼料掃き寄せ
運転を開始するまでの経過時間を設定時間TSBとして
設定する時間設定手段25と、一日に数回行う飼料供給
運転の開始予定時刻TSAを設定するタイマー14と、
一回の飼料供給運転毎に対応させて、各種飼料及び水の
飼料ホッパー5への投入重量WSH,WS1,WS2,
WS3,WS4を設定するタッチパネル式の給餌量設定
手段13と、飼料掃き寄せ運転を開始するまでの設定時
間TSBと飼料供給運転の開始予定時刻TSAと飼料及
び水の投入重量WSH,WS1,WS2,WS3,WS
4及び重量検出手段11の検出情報とロータリエンコー
ダLの検出値が制御情報として入力されるコントローラ
15とが設けられている。前記時間設定手段25は、飼
料供給運転を実行してからの経過時間としての飼料供給
運転の開始時刻からの経過時間が異なる三つの設定時間
TSB(TSB1,TSB2,TSB3)を変更自在に
設定できるように構成され、コントローラ15は、それ
ら複数の設定時間TSBを図示しないメモリに記憶して
いて、飼料供給運転を実行する毎に、その飼料供給運転
を開始してからそれら設定時間TSBが経過する毎に飼
料掃き寄せ運転を実行するように構成されている。
【0022】前記コントローラ15には、飼料供給手段
9による飼料の排出開始位置からの作業車Aの走行量を
ロータリエンコーダLの検出情報に基づいて検出する走
行量検出手段Mと、重量検出手段11による検出重量の
増加分を投入手段2による飼料ホッパー5への飼料の投
入重量として検出する投入量検出手段Uと、飼料の供給
開始からの重量検出手段11による検出重量の減少分を
飼料供給手段9による飼料の排出重量として検出する排
出量検出手段Nと、走行量検出手段Mによる検出情報か
ら算出される飼料受け面1の全長に亘って飼料を排出す
る為に必要な作業車Aの残り走行量と、各種飼料及び水
の飼料ホッパー5への全投入重量と排出量検出手段Nに
よって検出された排出重量との差として演算される飼料
ホッパー5に実際に残っている飼料の量から、その残っ
ている飼料を残り走行量において過不足なく飼料受け面
1に排出するに必要な単位走行距離当たり(例えば、1
m当たり)の飼料排出重量WUE(以下、演算単位排出
重量という)を演算する単位排出量演算手段Vと、設定
投入重量WS1のビートパルプが吸水可能な最大吸水量
WWを演算設定する演算手段Rと、投入量検出手段Uの
検出結果に基づいて投入手段2の作動を制御して、設定
投入重量WSH,WS1,WS2,WS3,WS4の各
種飼料と水が飼料ホッパー5に投入されるように調節す
る投入量調節手段Sと、演算手段Rで演算した最大吸水
量WWと設定給水量WS4とを比較する比較手段R1
と、設定給水量WS4が最大吸水量WWよりも少ない場
合に、ビートパルプコンベア2aと給水シャワー4とバ
ケットコンベア2bの作動タイミングを設定するタイミ
ング設定手段R2とが設けられている。
【0023】そして、コントローラ15は、作業車Aが
待機位置に停止している待機状態において、飼料供給運
転開始予定時刻TSAになる都度、ロータリエンコーダ
Lによる検出情報と、走行量検出手段Mによる検出情報
と、投入量検出手段Uによる検出情報と、排出量検出手
段Nによる検出情報と、その飼料供給運転毎に対応して
設定した飼料及び水の設定投入重量WSH,WS1,W
S2,WS3,WS4とに基づいて、必要量の各種飼料
及び水が飼料ホッパー5に投入され、かつ、その飼料ホ
ッパー5に投入された各種飼料及び水が所定のタイミン
グで攪拌混合されて、その飼料ホッパー5に投入された
飼料の全量が過不足なく飼料受け面1の全長に亘って排
出されるように投入手段2と作業車Aの作動を制御し、
また、飼料供給運転を実行する毎に、その飼料供給運転
を実行してから複数の設定時間TSB(TSB1,TS
B2,TSB3)が経過する毎に飼料掃き寄せ運転が実
行されるように作業車Aの作動を制御するように構成さ
れている。従って、このコントローラ15が、予め設定
した開始予定時刻TSAになると飼料供給運転の開始を
指令する指令手段に構成されているとともに、投入量検
出手段Uによる検出情報と排出量検出手段Nによる検出
情報とに基づいて、作業車Aの走行速度を制御する走行
速度制御手段に構成されている。
【0024】次に、コントローラ15による制御動作
を、図11〜図16のフローチャートを参照しながら説
明する。前記制御盤Jに設けた起動スイッチのオン操作
により制御動作が開始され、図11に示すように、現在
時刻Tが飼料供給運転開始予定時刻TSAになると(#
1)、作業通路Bを走行しながら飼料供給手段9を作動
させて、飼料受け面1に飼料を供給する飼料供給運転を
実行し(#2)、現在時刻Tが飼料供給運転開始予定時
刻TSAから設定時間TSB(TSB1,TSB2,T
SB3)が経過した時刻になる毎に(#3〜#5)、飼
料供給手段9の作動を停止させた状態で、作業通路Bを
走行しながら掃き寄せ具22を作動させて、飼料受け面
1に供給された飼料H2を食い散らかして、飼料受け面
1から作業通路B側にはみ出た飼料H1を飼料受け面1
側に掃き寄せる飼料掃き寄せ運転を実行する(#6)。
【0025】前記飼料供給運転は、図12,図13に示
すように、その飼料供給運転に対応して設定されている
各種飼料及び水の設定投入重量WSH,WS1,WS
2,WS3,WS4に基づいて、演算単位排出重量WU
Eと最大吸水量WWを演算し(#11)、その設定給水
量WS4が、バケット2fに投入されるビートパルプが
吸水可能な最大吸水量WWを下回る場合は(#12)、
そのバケット2f内のビートパルプと水が、その設定給
水量WS4の略全量がビートパルプに吸水されてしまう
前に飼料ホッパー5に投入されるように、ビートパルプ
コンベア2aと給水シャワー4とバケットコンベア2b
の作動タイミングを設定する(#13)。
【0026】次に、作業車Aが待機位置に停止している
状態で、混合手段7の上部スクリュー7aと下部スクリ
ュー7bの駆動を開始した後(#14)、設定投入重量
WSHの乾草ブロックHと設定給水量WS4の水と設定
投入重量WS1のビートパルプと設定投入重量WS2の
配合飼料と設定投入重量WS3の単味飼料とを所定の供
給順序で各別に飼料ホッパー5に投入する飼料投入処理
を実行する(#15)。この飼料投入処理は、図14,
図15のフローチャートに示すように、必要量の乾草ブ
ロックHを飼料ホッパー5の中央部に最初に投入して小
さくほぐした後、作業車Aを前後に移動させて、ビート
パルプと水を飼料ホッパー5の前部側と後部側とに分け
て投入し、次に配合飼料と単味飼料の各々を飼料ホッパ
ー5の前部側と後部側とに分けて順に投入するように構
成されている。
【0027】そして、乾草ブロックHの飼料ホッパー5
への投入を開始すると(#51)、投入量検出手段U
は、重量検出手段11の検出情報に基づいて、乾草ブロ
ックHの投入開始からの検出重量の増加分WHを演算し
てその増加分を乾草ブロックHの投入重量とし(#5
2)、その投入重量WHが設定投入重量WSH以上にな
ると(#53)、その投入を停止する(#54)。
【0028】次に、乾草ブロックHを小さくほぐすに必
要な時間が経過してから、ビートパルプと水の飼料ホッ
パー5への投入を開始し(#55)、投入量検出手段U
は、重量検出手段11の検出情報に基づいて、ビートパ
ルプと水の投入開始からの検出重量の増加分W1を演算
してその増加分をビートパルプと水の投入重量とし(#
56)、その投入重量W1が設定投入重量(WS1+W
S4)以上になると(#57)、その投入を停止する
(#58)。
【0029】次に、配合飼料の飼料ホッパー5への投入
を開始し(#59)、投入量検出手段Uは、重量検出手
段11の検出情報に基づいて、配合飼料の投入開始から
の検出重量の増加分W2を演算してその増加分を配合飼
料の投入重量とし(#60)、その投入重量W2が設定
投入重量WS2以上になると(#61)、その投入を停
止する(#62)。
【0030】次に、単味飼料の飼料ホッパー5への投入
を開始し(#63)、投入量検出手段Uは、重量検出手
段11の検出情報に基づいて、単味飼料の投入開始から
の検出重量の増加分W3を演算してその増加分を単味飼
料の投入重量とし(#64)、その投入重量W3が設定
投入重量WS3以上になると(#65)、その投入を停
止して(#66)、飼料投入処理を終了する。
【0031】前記飼料投入処理が終了すると、作業車A
の牛床D側への走行を開始させ(#16)、ロータリエ
ンコーダLの検出情報に基づいて、左右送りコンベア9
cの飼料排出位置が牛床Dに設けた飼料受け面1の一端
上方に移動したことを判別すると(#17)、作業車A
をその位置に一旦停止させて(#18)、飼料供給手段
9の一定の駆動速度による駆動を開始し(#19)、排
出検知センサ16が左右送りコンベア9cからの飼料の
排出を検知すると(#20)、作業車Aの牛床D側への
走行を開始させて(#21)、往路走行における飼料排
出処理を開始する。
【0032】この飼料排出処理においては、飼料受け面
1への単位走行距離当たり飼料排出重量WUを検出する
単位排出量検出手段Qの検出情報に基づいて、実際の単
位走行距離当たり飼料排出重量が単位排出量演算手段V
で演算された演算単位排出重量WUEになるように、飼
料受け面1への飼料排出量を調節する排出量調節手段P
により作業車Aの走行速度を制御しながら、その飼料受
け面1へ飼料を連続して排出するように構成され、単位
排出量検出手段Qは、走行量検出手段Mによる検出走行
量と排出量検出手段Nによる検出排出重量に基づいて、
飼料受け面1への単位走行距離当たり飼料排出重量WU
(以下、検出単位排出重量という)を検出するように構
成されている。
【0033】そして、排出量調節手段Pは、検出単位排
出重量WUが演算単位排出重量WUEよりも許容範囲を
越えて少ない場合は走行用電動モータ8の回転数を減ら
して作業車Aの走行速度を減速し(#22,23)、検
出単位排出重量WUが演算単位排出重量WUEよりも許
容範囲を越えて多い場合は走行用電動モータ8の回転数
を増やして作業車Aの走行速度を増速して(#24,2
5)、検出単位排出重量WUが演算単位排出重量WUE
になるように作業車Aの走行速度を調節する。
【0034】次に、ロータリエンコーダLの検出情報に
基づいて、左右送りコンベア9cの飼料排出位置が飼料
受け面1の他端まで移動したことを判別すると(#2
6)、往路走行か否かを判別し(#27)、往路走行で
ある場合は、作業車Aの走行を一旦停止させて(#2
8)、その往路走行における飼料排出処理を終了し、横
送りコンベア9cによる飼料の搬送方向を反転させて
(#29)、ステップ#20に戻り、排出検知センサ1
6が左右送りコンベア9cからの飼料の排出を検知する
と、作業車Aの供給ステーションE側への走行を開始さ
せて、復路走行における飼料排出処理を開始する。
【0035】そして、ステップ#27において復路走行
であることが判別されると、飼料供給手段9の駆動を停
止するとともに(#30)、混合手段7の駆動を停止し
(#31)、ロータリエンコーダLの検出情報に基づい
て、作業車Aが待機位置まで移動したことを判別すると
(#32)、作業車Aの走行を停止させるとともに(#
33)、ロータリエンコーダLの検出値を初期化する
(#34)。
【0036】従って、飼料供給運転時においては、往路
走行時に、飼料供給手段9による飼料受け面1への飼料
排出にともなって飼料受け面1から作業通路B側にはみ
出た飼料H1が、左右送りコンベア9cの走行方向後方
位置でその走行方向前方に向けられている掃き寄せ面2
2aで飼料受け面1側に掃き寄せられ、復路走行時に、
飼料供給運転前から作業通路B側にはみ出ていた飼料H
1が、左右送りコンベア9cの走行方向前方位置でその
走行方向前方に向けられている掃き寄せ面22bで飼料
受け面1側に掃き寄せられるように構成されている。
【0037】前記飼料掃き寄せ運転は、図16に示すよ
うに、待機位置に待機していた作業車Aを牛床D側へ向
けて、図7,図8においてハッチング入り矢印で示す方
向に走行させる往路走行を開始して(#41)、左右両
側の掃き寄せ具22の走行方向前方に向けられている掃
き寄せ面22aで飼料H1を飼料受け面1側に掃き寄
せ、ロータリエンコーダLの検出情報に基づいて、飼料
受け面1の一端に移動したことを判別すると(#4
2)、作業車Aの走行方向を反転させて供給ステーショ
ンE側へ向けて走行させる復路走行を開始して(#4
3)、往路走行時に掃き寄せきれなかった飼料H1を左
右両側の掃き寄せ具22の走行方向前方に向けられてい
る掃き寄せ面22bで飼料受け面1側に再度掃き寄せ、
ロータリエンコーダLの検出情報に基づいて、待機位置
に復帰移動したことを判別すると(#44)、作業車A
の走行を停止させるとともに(#45)、ロータリエン
コーダLの検出値を初期化する(#46)。尚、往路走
行時における飼料掃き寄せ運転を終了してから一定時間
(例えば1時間程度)経過後に、復路走行における飼料
掃き寄せ運転を開始するように構成しても良い。従っ
て、コントローラ15が、飼料供給運転と飼料掃き寄せ
運転とを、飼料供給運転を実行してから三つの設定時間
TSA1,TSB2,TSB3が経過する毎の設定タイ
ミングで各別に実行させる運転状態制御手段に構成され
ている。
【0038】〔第2実施形態〕図17は、飼料受け面1
から作業通路B側にはみ出た飼料H1を飼料受け面1側
に掃き寄せる掃き寄せ具22が、作業車Aの走行方向前
後に亘って円弧状に湾曲する掃き寄せ面22cを備えた
形状に形成されている実施形態を示し、ハッチング入り
矢印で示す方向に作業車Aを走行させると、作業通路B
側にはみ出た飼料H1が掃き寄せ面22cに押されて飼
料受け面1側に掃き寄せられるように構成してある。そ
の他の構成は第1実施形態と同様である。
【0039】〔第3実施形態〕図18は、飼料受け面1
から作業通路B側にはみ出た飼料H1を飼料受け面1側
に掃き寄せる掃き寄せ具22が、そのはみ出た飼料H1
を飼料受け面1側に駆動搬送する搬送手段30を設けて
構成されている実施形態を示す。前記搬送手段30は、
複数の押出し片30aを間隔を隔てて外周側に備えた幅
広の無端ベルト30bを電動モータで上下軸周りで駆動
される駆動プーリ30cと二個の従動プーリ30dとに
巻掛けて構成され、一方の従動プーリ30c側の無端ベ
ルト部分を走行車体6の横外側方に突出させて、飼料掃
き寄せ運転時に無端ベルト30bをハッチング入り矢印
で示す走行方向に応じて正逆に駆動回動させることで、
作業通路B側にはみ出た飼料H1を駆動搬送しながら飼
料受け面1側に掃き寄せるように構成されている。その
他の構成は第1実施形態と同様である。
【0040】〔第4実施形態〕図19は、飼料受け面1
から作業通路B側にはみ出た飼料H1を飼料受け面1側
に掃き寄せる掃き寄せ具22が、そのはみ出た飼料H1
を飼料受け面1側に撥ね飛ばすように駆動回転される回
転ブラシ40を走行車体6の横外側方に突出させて構成
されている実施形態を示す。前記回転ブラシ40は、電
動モータで駆動回転されるブラシ回転軸40aを走行方
向の後方側ほど横外側方に突出させる状態で略水平に支
承して構成され、飼料掃き寄せ運転時に回転ブラシ40
を駆動回転させて、はみ出た飼料H1を走行方向前方の
飼料受け面1側に向けて撥ね飛ばすように構成され、図
19(イ),(ロ)中のハッチング入り矢印で示す作業
車Aの走行方向に応じて、ブラシ回転軸40aの突出方
向と回転方向とを変更できるように構成されている。そ
の他の構成は第1実施形態と同様である。
【0041】〔別実施形態〕 1.一群の家畜毎に連続的に設けた飼料受け面に、その
一群の家畜毎に設定した量の飼料を供給するように構成
されている給餌設備であっても良い。 2.掃き寄せ手段は、走行車体の横外側方に突出して、
飼料を飼料受け面側に掃き寄せ可能な作動姿勢と、走行
車体の内側に引退して、飼料を飼料受け面側に掃き寄せ
ない非作動姿勢とに切替え自在に設けられていても良
い。 3.飼料貯留部への飼料の投入量を検出する投入量検出
手段は、例えば投入手段の駆動時間からその投入量を算
出するものであっても良い。 4.飼料貯留部への飼料の投入量を検出する投入量検出
手段は、投入手段からの飼料の投入量を流量センサ等で
検出して、その検出結果に基づいてその投入量を算出す
るものであっても良い。 5.飼料供給手段による飼料の排出量を検出する排出量
検出手段は、例えば飼料供給手段の駆動時間からその排
出量を算出するものであっても良い。 6.飼料供給手段による飼料の排出量を検出する排出量
検出手段は、飼料供給手段による飼料の排出量を流量セ
ンサ等で検出して、その検出結果に基づいてその排出量
を算出するものであっても良い。 7.飼料貯留部への飼料の投入量と、その飼料を連続的
に排出するべき距離とに基づいて、その供給量の全量が
飼料受け面に対して過不足無く排出されるように制御す
るものであっても良い。 8.飼料の量としてその飼料の容積を基準にして制御す
るものであっても良い。 9.飼料貯留部に飼料を投入する投入手段は、複数種類
の飼料が予め混合されている混合飼料を飼料貯留部に供
給するよう構成されていても良い。 10.本発明による給餌設備は、豚や鶏、馬等に給餌す
るものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】給餌設備の平面図
【図2】給餌設備の要部側面図
【図3】給餌設備の要部側面図
【図4】給餌設備の要部側面図
【図5】給餌設備の要部側面図
【図6】給餌設備の要部側面図
【図7】作業車の平面図
【図8】作業車の側面図
【図9】作業車の要部断面正面図
【図10】制御ブロック図
【図11】フローチャート
【図12】飼料供給運転のフローチャート
【図13】飼料供給運転のフローチャート
【図14】飼料投入処理のフローチャート
【図15】飼料投入処理のフローチャート
【図16】飼料掃き寄せ運転のフローチャート
【図17】第2実施形態を示す要部平面図
【図18】第3実施形態を示す要部平面図
【図19】第4実施形態を示す要部平面図
【符号の説明】
1 飼料受け面 2 投入手段 5 飼料貯留部 7 混合手段 9 飼料供給手段 15 運転状態制御手段(指令手段,走行速度制御手
段) 22 掃き寄せ手段 30 搬送手段 40 ブラシ A 作業車 B 作業通路 H1 はみ出た飼料 TSA 設定した時刻 TSB 設定時間 N 排出量検出手段 U 投入量検出手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給餌用の作業車が走行する作業通路に沿
    って給餌用の飼料受け面が連続的に設けられ、 前記作業車には、前記作業通路を走行するに伴って前記
    飼料受け面に飼料を供給する飼料供給手段と、前記作業
    通路を走行するに伴って、前記飼料受け面から前記作業
    通路側にはみ出た飼料を前記飼料受け面側に掃き寄せる
    掃き寄せ手段とが設けられている給餌設備であって、 前記作業通路を走行しながら前記飼料供給手段を作動さ
    せて、前記飼料受け面に飼料を供給する飼料供給運転
    と、前記飼料供給手段の作動を停止させた状態で、前記
    作業通路を走行しながら前記掃き寄せ手段を作動させ
    て、前記はみ出た飼料を前記飼料受け面側に掃き寄せる
    飼料掃き寄せ運転とを設定タイミングで各別に実行させ
    る運転状態制御手段が設けられ、 前記運転状態制御手段が、前記飼料供給運転を実行して
    から、設定時間経過した後において前記飼料掃き寄せ運
    転を実行するように構成されている給餌設備。
  2. 【請求項2】 予め設定した時刻になると前記飼料供給
    運転の開始を指令する指令手段が設けられ、 前記運転状態制御手段は、前記飼料供給運転を実行して
    からの経過時間が異なる複数の設定時間を記憶してい
    て、前記複数の設定時間が経過する毎に前記飼料掃き寄
    せ運転を実行するように構成されている請求項1記載の
    給餌設備。
  3. 【請求項3】 前記掃き寄せ手段が、前記飼料供給運転
    においても、前記はみ出た飼料を前記飼料受け面側に掃
    き寄せるように構成されている請求項1又は2記載の給
    餌設備。
  4. 【請求項4】 前記掃き寄せ手段が、前記はみ出た飼料
    を前記飼料受け面側に駆動搬送する搬送手段を設けて構
    成されている請求項1〜3のいずれか1項記載の給餌設
    備。
  5. 【請求項5】 前記掃き寄せ手段が、前記はみ出た飼料
    を前記飼料受け面側に撥ね飛ばすように駆動回転するブ
    ラシを設けて構成されている請求項1〜3のいずれか1
    項記載の給餌設備。
  6. 【請求項6】 前記飼料供給手段が、前記作業車に設け
    た飼料貯留部に貯留されている飼料を連続的に排出しな
    がら前記飼料受け面に供給するように構成され、 前記飼料貯留部への飼料の投入量を検出する投入量検出
    手段と、前記飼料供給手段による飼料の排出量を検出す
    る排出量検出手段と、前記投入量検出手段による検出情
    報と前記排出量検出手段による検出情報とに基づいて前
    記作業車の走行速度を制御する走行速度制御手段とが設
    けられている請求項1〜5のいずれか1項記載の給餌設
    備。
  7. 【請求項7】 複数種類の飼料を前記作業車に設けた飼
    料貯留部に各別に投入する投入手段が設けられ、 前記飼料貯留部には、各別に投入された複数種類の飼料
    を混合する混合手段が設けられ、 前記飼料供給手段が、前記飼料貯留部に貯留されている
    飼料を前記飼料受け面に供給するように構成されている
    請求項1〜6のいずれか1項記載の給餌設備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109362588A (zh) * 2018-12-11 2019-02-22 贵州大学 一种猪用自动喂料小车装置
KR20190139577A (ko) * 2018-06-08 2019-12-18 오헌식 사료공급기용 사료푸쉬장치
JP2019216709A (ja) * 2018-04-24 2019-12-26 オッフィチーネ・ファッコ・エ・チ・ソチエタ・ペル・アツィオーニOfficine Facco & C.S.P.A. 農舎内へ飼料を分配する装置および当該装置による飼料を分配する方法

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JP2019216709A (ja) * 2018-04-24 2019-12-26 オッフィチーネ・ファッコ・エ・チ・ソチエタ・ペル・アツィオーニOfficine Facco & C.S.P.A. 農舎内へ飼料を分配する装置および当該装置による飼料を分配する方法
KR20190139577A (ko) * 2018-06-08 2019-12-18 오헌식 사료공급기용 사료푸쉬장치
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