JPH1145510A - デジタルレコーダ - Google Patents

デジタルレコーダ

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JPH1145510A
JPH1145510A JP19949597A JP19949597A JPH1145510A JP H1145510 A JPH1145510 A JP H1145510A JP 19949597 A JP19949597 A JP 19949597A JP 19949597 A JP19949597 A JP 19949597A JP H1145510 A JPH1145510 A JP H1145510A
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JP
Japan
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digital recorder
recording medium
camera
function
hdd
Prior art date
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Application number
JP19949597A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Akai
寛 赤井
Seiji Kishimoto
清治 岸本
Ryushi Nishimura
龍志 西村
Hiroshi Shimizu
宏 清水
Katsuhiko Abe
克彦 阿部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイルのハンドリングの誤操作の防止、操作
性の向上したデジタルレコーダを提供する。 【解決手段】 レコーダ1とHDD6、9、12で相互
にID2と7、10、13を比較することで、記録済み
の映像や音声ファイルに対してレコーダ1側の処理設定
権を規定出来るようにすることにより、使用者が記録す
る際に、HDD6、9、12に対して任意のディレクト
リ名等を階層的にできるようし、さらにHDD7に記録
された任意のディレクトリ構造をレコーダ1が新しいH
DDに対して複写できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルレコーダ
に係り、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジ
タル録音機等のデジタルレコーダのファイルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の技術の説明に先立ち、本明
細書に用いられる術語を説明する。ファイル管理情報と
は、ディレクトリ名およびディレクトリ構造ならびにデ
ータ構造に関係する付加情報をいう。処理設定権とは、
他のデジタルレコーダで得た情報に対するアクセスレベ
ルを選択・設定することをいう。
【0003】CCDのような撮像素子から得られた映像
信号をデジタル信号として取り扱い、そのまま記録媒体
に記録できるデジタルカメラ、デジタルビデオカメラな
どのデジタルレコーダが一般に広まりつつあった。しか
し、これまでのデジタルカメラなどでは記録する際に記
録媒体に対して、階層的にもしくは構造的に記録するシ
ステムが採られてなかった。記録済みの記録媒体は、適
当なフォルダに纏めて存在させるような状態であり、デ
ジタルレコーダ自体で個別のファイルを扱おうとした場
合、極めて取り扱いにくい状況であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記傾向は、今後、H
DDのコスト対容量が伸びていくに伴い、1個のHDD
で記録できるファイル数は飛躍的に増えていくことが予
測されるが、その際には従来のデジタルレコーダにおい
てなされていた記録したファイルを単に、時系列に並べ
ていく方法では必要なファイルを探し出す検索が極めて
難しいという問題があった。
【0005】また、ファイルに関する管理情報が可視的
でないため、必要なファイルの誤消去といった人為的ミ
スも発生しやすい状況であるという問題があった。ま
た、この問題は、一台のカメラで記録できるファイルの
数が、数十ファイル程度であれば、それほど問題にはな
らないが、数百ファイルといったようにファイル数が増
せば増すほど顕著な問題となってきた。
【0006】そこで、この問題に対してデジタルレコー
ダとパソコンとをケーブル接続もしくは光通信接続し
て、画像データを転送し、パソコン側で処理するシステ
ムが提案されていた。このシステムは、パソコン、接続
キット、ソフト等が必要であり、構成が複雑、且つ高価
となるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来における技術上の問
題点を解決するためになされたもので、デジタルカメ
ラ、デジタルビデオカメラ等のデジタルレコーダにおい
て、デジタルレコーダ自体で膨大なファイルを個別に扱
おうとした場合、簡単な構成で、必要なファイルの検索
が極めて容易で、且つ、ファイルの誤消去といった人為
的なミスも発生を防止し、操作性を向上させたデジタル
レコーダを提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタルレ
コーダの構成は、撮像機能と記憶機能と表示機能と、記
録媒体を自在に着脱させる装着機能を備えたデジタルレ
コーダにおいて、当該デジタルレコーダは特定のIDを
有し、前記装着機能に装着した記録媒体に、前記特定の
IDと関連し、且つ自己が撮像した記録媒体がどうか識
別することができるIDを設定できるようにしたことを
特徴とするものである。
【0009】本発明に係るデジタルレコーダの他の構成
は、前項記載のデジタルレコーダにおいて、前記記録媒
体に設定されたIDと当該記録媒体のファイル管理情報
の少なくとも一つを前記デジタルレコーダの記憶機能に
記憶させ、他の記録媒体を装着し、当該他の記録媒体の
IDとファイル管理情報と、前記デジタルレコーダに記
憶させた情報とを比較して、前記他の記録媒体の記録情
報に対して当該デジタルレコーダからの処理設定権を規
定できるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】本発明に係るデジタルレコーダのさらに他
の構成は、前項記載のいずれかのデジタルレコーダにお
いて、前記装着機能に装着した記録媒体に任意のファイ
ル管理情報を設定し、前記表示機能に、前記設定したフ
ァイル管理情報の任意の少なくとも一つを表示すること
のできるようにしたことを特徴とするものである。
【0011】本発明に係るデジタルレコーダのさらに他
の構成は、前項記載のデジタルレコーダにおいて、上記
ファイル管理情報の表示から、前記装着した記録媒体の
任意のディレクトリを選択して映像・音声を記録するこ
とができるようにしたことを特徴とするものである。
【0012】本発明に係るデジタルレコーダのさらに他
の構成は、前項記載のデジタルレコーダにおいて、前記
記録媒体に設定した任意のファイル管理情報を当該デジ
タルレコーダの記憶機能に記憶させ、当該記憶させたフ
ァイル管理情報を、前記装着機能に装着した他の記録媒
体に転写できるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0013】上記構成のデジタルレコーダを、より具体
的に説明する。本発明のデジタルレコーダは、ディレク
トリ構造の表示に示すように記録させる際に、使用者
が、HDDに対してディレクトリを設定し、撮影したフ
ァイルを階層的にまたは構造的に記録できるようにした
ものである。また、HDDとデジタルレコーダとで相互
にIDや記録情報を比較することで既にHDDに記録さ
れた映像や音声ファイルに対してのデジタルレコーダ側
の処理設定権を規定出来るようにしたものである。ま
た、使用者が、記録しようとする際に、記録媒体に対し
て任意のディレクトリ名、ディレクトリ構造を用いる構
造により、階層的にまたは構造的に記録できるようにし
たものである。記録媒体に記録された任意のディレクト
リ構造をデジタルレコーダが他の記録媒体に対して複写
できるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図14を参照し
て、本発明に係るデジタルレコーダの実施形態を説明す
る。本実施形態では、デジタルレコーダの内、特にデジ
タルビデオカメラ(以下、カメラ)を用いて説明する。
【0015】図1を参照して、本発明に係るカメラとP
CMCIAインターフェイスを有するカード型のハード
ディスクドライブを用いた記録媒体(以下、HDDとい
う)のディレクトリ構造との関連を説明する。図1は、
本発明に係るカメラにおけるHDDのディレクトリ構造
の説明図である。図中において、1、16は、カメラ、
2は、カメラの特定ID、3は、カメラ本体のメモリに
記憶されているディレクトリ構造を表示した液晶表示
部、4は、設定用のダイヤル、5は、操作ボタン、6
は、記憶容量500MBのHDD、7は、カメラ固有の
ID、8、11は、HDD6およびHDD9内のそれぞ
れのディレクトリ構造、9は、記憶容量300MBのH
DD、12は、記憶容量1000MBのHDD、15
は、レンズである。
【0016】前記カメラ1においては、前記記憶容量5
00MBのHDD6には、フォーマット時に、当該カメ
ラ1の内部のフラッシュメモリに記憶されているカメラ
の特定ID:A2と関連付けられて、密接で、自己が撮
影したと識別できるID(以下、一意的という):A−
4 7が設定され、その後、図中のディレクトリ構造8
に、模式的に示すように「海外旅行」「お正月」「春休
み」の三つのディレクトリに、各々(47個)、(23
個)、(10個)のデータファイルが記録されている。
【0017】前記カメラ16においては、記憶容量30
0MBのHDD9には、フォーマット時にカメラ内部の
フラッシュメモリに記憶されているカメラの特定ID:
B2と関連付けられて一意的なID:B−2 10が設
定され、その後、図中のディレクトリ構造11に模式的
に示すように「夏休み」「誕生日」「海水浴」の3つの
ディレクトリにおのおの(36個)(18個)(28
個)のデータファイルが記録されている。前記記憶容量
1000MBのHDD12は、まだフォーマットされて
いない状態であり、IDも設定されていない状態であ
る。
【0018】前記HDD6および9のそれぞれに、この
一意的なID:A−4 7やID:B−2 10を設定
することで、カメラの有する特定IDと比較することに
より、自身でフォーマットしたHDDかどうかをカメラ
が認識・判別することができる。前記カメラ16でI
D:B・・の形でフォーマットされたHDD9が、I
D:A・・の形でフォーマットされている特定IDを有
するカメラ1に装着された場合、前記カメラ1のユーザ
ーは、誤ってカメラ16のユーザーのファイルを削除し
てしまう恐れがある。
【0019】この場合、HDDに対して自己のIDを設
定することにより、自分以外のユーザーが記録したファ
イルを誤って削除してしまうといった操作ミスに対し
て、カメラを操作不能となるようにしたり、アラームを
発するように機能を設定することが可能となることによ
り、ユーザーの操作ミスを防止することが極めて効果的
である。
【0020】図2を参照して、本実施の形態におけるカ
メラの処理設定権の機能を説明する。図2は、本発明に
係るカメラのHDDに対する処理設定権の機能線図であ
る。図2の「参照」の欄に示す如く、対象メデイアは、
ID:Aのカメラで初期化したHDDまたは撮影したフ
アイルとし、カメラからの処理設定機能は、フォーマッ
ト、削除、ファイル情報構造の書換え、記録、読出の5
つの項目があり、各々について動作可、不可の設定の組
み合わせが考えられる。
【0021】図中、#1のように、他のカメラで撮影し
たHDDにおいても全ての機能を動作可能としたレベ
ル、すなわち特に、機能を限定して設定しない場合か
ら、図中#2のように、HDDのフォーマットのみを制
限し、記録ずみファイルの削除、ディレクトリの変更な
どのファイル構造情報の書換えを可能としたレベル、図
中#3のように、HDDのフォーマット、記録ずみファ
イルの削除のみを制限したレベル、図中#4のように、
読み出しと空き部分への追加記録のみを可能としたレベ
ル、図中#5のように、新たな記録などを制限し、読み
出しのみ可能としたレベルまで、様々に機能の限定設定
が可能である。本実施形態における処理設定権は、カメ
ラの機能の制限の形で行ったが、記録媒体もしくはそこ
に記録されたファイルに対して設定してもよい。
【0022】次に、本実施形態のカメラは、前記ディレ
クトリ構造8、11に示すように記録する際に、ユーザ
ーがHDDに対してディレクトリ構造を設定し、撮影し
たファイルを階層的にまたは構造的に記録することがで
きる。以下、図3ないし図7を参照して、本実施形態に
おけるカメラの液晶表示部で表示させたディレクトリ構
造の設定および構造的な撮影ならびにファイルのハンド
リング手順について説明する。
【0023】図3は、本発明に係るカメラにおけるファ
イルのハンドリング手順(1)の説明図、図4は、本発
明に係るカメラにおけるファイルのハンドリング手順
(2)の説明図、図5は、本発明に係るカメラにおける
ファイルのハンドリング手順(3)の説明図、図6は、
本発明に係るカメラにおけるファイルのハンドリング手
順(4)の説明図、図7は、本発明に係るカメラにおけ
るファイルのハンドリング手順(5)の説明図である。
【0024】図3は、新しいハードディスクを初期化し
た直後の状態を液晶表示部3の画面上(以下、画面上と
いう)に表示したものであり、ID:A−4 7と設定
され、ハードディスクの記憶容量HDD:500MB
17と、現在何も記録されていない状態を確認すること
ができる。図4において、ここで、ユーザーは、まず、
画面上のポインタ18により、メディア設定ダイアログ
19から「新規ディレクトリの作成」を選択する。図5
において、新規ディレクトリ20を作成することが表示
される。
【0025】図6において、新規ディレクトリ20の名
称ダイアログ21、すなわち「卒業式」、「春休み」、
「入学式」、「遠足」、「お花見」、「ゴールデンウイ
ーク」、「海外旅行」を設定する。次に、ユーザーが、
再び、画面上でポインタ18により、ディレクトリ名称
ダイアログ21からディレクトリ名称を設定することが
できる。
【0026】本実施形態では、季節の行事や、様々なイ
ベントの名称があらかじめディレクトリ名称ダイアログ
21に登録されており、その中から適当な名前を選択で
きるようになっている。図7には、画面上で「海外旅
行」というディレクトリ名称を選択した場合が示してい
る。
【0027】次に、図8、9、10を参照して、カメラ
による撮影時のファイリングの手順を説明する。図8
は、本発明に係るカメラによる撮影時のファイリング手
順(1)の説明図、図9は、本発明に係るカメラによる
撮影時のファイリング手順(2)の説明図、図10は、
本発明に係るカメラによる撮影時のファイリング手順
(3)の説明図である。
【0028】図8に示す如く、ポインタ18で、画面上
で、「海外旅行」のディレクトリ22を指定してある場
合には、フォルダアイコンが開いた形に変化して、撮影
したファイルには、海外旅行ディレクトリの中のファイ
ルとして順次記録される。図9に示す如く、撮影時に、
適当なディレクトリを指定してない場合には、ディレク
トリでない場所にファイルが記録される。図10に示す
如く、画面上で、命令ダイアログ表示23に示すよう
に、撮影済みのファイルを、ディレクトリ間で複写、移
動、削除することができる。
【0029】次に、図11ないし図14を用いて、本発
明に係るカメラにおけるディレクトリ構造情報の複写手
順を説明する。図11は、本発明に係るカメラにおける
ディレクトリ構造情報の複写手順(1)の説明図、図1
2は、本発明に係るカメラにおけるディレクトリ構造情
報の複写手順(2)の説明図、図13は、本発明に係る
カメラにおけるディレクトリ構造情報の複写手順(3)
の説明図、図14は、本発明に係るカメラにおけるディ
レクトリ構造情報の複写手順(4)の説明図である。
【0030】本発明に係るカメラは、当該カメラ1とH
DD6との関係において、当該HDD6が、容量一杯ま
で記録され追加記録出来なくなり、新たなHDD12を
使用した場合、図1に示す如く、いままで使用していた
HDD6に設定されているディレクトリ「海外旅行」
「お正月」「春休み」を当該カメラ1のフラッシュメモ
リで保持し、新たなHDD12をフォーマットする際、
ディレクトリ構造情報を複写することができることを特
徴としている。
【0031】図11に示す如く、まず、未使用のハード
ディスクを装着した場合、画面上には、「フォーマッ
ト」「やめる」を選択する旨のダイアログが表示され
る。ユーザが、「今すぐフォーマットする」を選択する
とする。図12に示す如く、フォーマットが行われ、1
000MBのHDD24を画面上に表示することによ
り、確認することができる。また、同時にカメラ1によ
ってフォーマットされたことを示すID:A−525が
設定され、メディア設定ダイアログ19が表示される。
【0032】ここで、図12に示す如く、ポインタ18
により「ディレクトリ構造の複写」を選択する。次に、
図13に示す如く、ディレクトリ構造設定ダイアログ2
6が表示され、その中から、前記ポインタ18で設定し
たいディレクトリ構造を選択することができる。図示で
は、「直前の構造を複写」を選択した。
【0033】図14に示す如く、この選択により「直前
の構造」すなわち、直前に使用していたHDDのディレ
クトリ構造(図1の8参照)を複写した。もちろん、H
DDを取り替える時点で、新しくディレクトリ設定を行
うこともできる。ポインタ18により「新規ディレクト
リの作成」を選択すると、上述した図3ないし図7に示
した同様の手順により新しいディレクトリ構造を作成で
きる。
【0034】以上により、ユーザーは普段使っているデ
ィレクトリ構造を常に使うことができるだけでなく、ハ
ードディスクを交換するたびに設定しなくてはならなか
った手間を大幅に減らすことができる。また、自身が設
定したディレクトリ構造だけでなく一度でも装着された
ハードディスクのディレクトリ構造を記憶させるように
しておけば、別のカメラで設定したディレクトリ構造を
そのまま使用することが可能になる。
【0035】本実施例で説明したA−4やB−2などの
IDは、HDDに対して設定されているが、記録された
ファイルの個々にたいしても、ディレクトリなどに対し
て設定することも可能である。この場合、一つ一つのフ
ァイルやディレクトリについてカメラからのファイル操
作に対するレベル設定が可能になる。
【0036】本実施例では、ディレクトリの名称設定は
カメラの内部機能としてあらかじめ登録されている名称
からの選択する方法で説明したが、カメラの機能として
の手書き文字入力機能を使って設定しても差し支えな
い。また、図示しないがマイク等の音声認識などの機能
を用いて設定してもよい。またさらに、ハードディスク
や、カメラ自身をパソコンに接続することでキーボード
などから設定してもよい。これらの場合、任意のディレ
クトリ名称を設定可能になる。
【0037】本実施例では、デジタルレコーダとして、
デジタルカメラを用いて説明したが、デジタルビデオカ
メラ、デジタル録音機などのデジタル記録に係わる電子
機器であればどのような機器にでも適用可能である。ま
た、記録媒体としては、ICカード型のハードディスク
を用いて説明したが、フラッシュメモリや書換え型光デ
ィスクなどどのようなものでも構わない。また、カメラ
とのインターフェイスもICカードインターフェイスに
限定されるものでなく、パラレルバス、シリアルバスな
どのデジタル通信可能なものであればどのようなもので
も差し支えない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、デジタルレコ
ーダが記録する際に、記録媒体に対して任意のディレク
トリ構造により階層的にまたは構造的に記録するシステ
ムを採用することによりファイルのハンドリング性を向
上させる効果がある。また、デジタルレコーダが記録媒
体に記録された任意のディレクトリ構造を、新しい記録
媒体に対して複写できるシステムを採用することによ
り、ファイルのハンドリング性を向上させる効果があ
る。またさらに、デジタルレコーダと記録媒体とで、相
互のIDを比較することにより、既に記録された映像や
音声ファイルに対しての当該デジタルレコーダ側の処理
設定権、すなわちアクセス権を規定できるシステムの採
用によりファイルの誤消去防止等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラにおけるHDDのディレク
トリ構造の説明図である。
【図2】本発明に係るカメラのHDDに対する処理設定
権の機能線図である。
【図3】本発明に係るカメラにおけるファイルのハンド
リング手順(1)の説明図である。
【図4】本発明に係るカメラにおけるファイルのハンド
リング手順(2)の説明図である。
【図5】本発明に係るカメラにおけるファイルのハンド
リング手順(3)の説明図である。
【図6】本発明に係るカメラにおけるファイルのハンド
リング手順(4)の説明図である。
【図7】本発明に係るカメラにおけるファイルのハンド
リング手順(5)の説明図である。
【図8】本発明に係るカメラによる撮影時のファイリン
グ手順(1)の説明図である。
【図9】本発明に係るカメラによる撮影時のファイリン
グ手順(2)の説明図である。
【図10】本発明に係るカメラによる撮影時のファイリ
ング手順(3)の説明図である。
【図11】本発明に係るカメラにおけるディレクトリ構
造情報の複写手順(1)の説明図である。
【図12】本発明に係るカメラにおけるディレクトリ構
造情報の複写手順(2)の説明図である。
【図13】本発明に係るカメラにおけるディレクトリ構
造情報の複写手順(3)の説明図である。
【図14】本発明に係るカメラにおけるディレクトリ構
造情報の複写手順(4)の説明図である。
【符号の説明】
1、16…カメラ 2…カメラの特定ID 3…液晶表示部 4…設定用ダイヤル 5…操作ボタン 6…記憶容量500MBのHDD 7、10、13、25…HDDに設定されたID 8、11…HDD6、HDD9のそれぞれのディレクト
リ構造 9…記憶容量300MBのHDD 12…記憶容量1000MBのHDD 15…レンズ 18…ポインタ 19、21、26…設定用ダイアログ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 龍志 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 清水 宏 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 阿部 克彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像機能と、記憶機能と、表示機能と、
    記録媒体を自在に着脱させる装着機能を備えたデジタル
    レコーダにおいて、 当該デジタルレコーダは特定のIDを有し、前記装着機
    能に装着した記録媒体に、前記特定のIDと関連し、且
    つ自己が撮像した記録媒体がどうか識別することができ
    るIDを設定できるようにしたことを特徴とするデジタ
    ルレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタルレコーダにおい
    て、 前記記録媒体に設定されたIDと当該記録媒体のファイ
    ル管理情報の少なくとも一つを前記デジタルレコーダの
    記憶機能に記憶させ、装着した他の記録媒体IDとファ
    イル管理情報と、前記デジタルレコーダに記憶させた記
    憶情報とを比較し、前記他の記録媒体の記録情報に対し
    て当該デジタルレコーダからの処理設定権を規定できる
    ようにしたことを特徴とするデジタルレコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載のいずれかのデジタル
    レコーダにおいて、 前記装着機能に装着した記録媒体に任意のファイル管理
    情報を設定し、前記表示機能で前記設定したファイル管
    理情報の任意の少なくとも一つを表示することのできる
    ようにしたことを特徴とするデジタルレコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデジタルレコーダにおい
    て、 上記ファイル管理情報の表示から、前記装着した記録媒
    体の任意のディレクトリを選択して映像・音声を記録す
    ることができるようにしたことを特徴とするデジタルレ
    コーダ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のデジタルレコーダにおい
    て、 前記記録媒体に設定した任意のファイル管理情報を当該
    デジタルレコーダの記憶機能に記憶させ、当該記憶させ
    たファイル管理情報を、前記装着機能に装着した他の記
    録媒体に転写できるようにしたことを特徴とするデジタ
    ルレコーダ。
JP19949597A 1997-07-25 1997-07-25 デジタルレコーダ Pending JPH1145510A (ja)

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