JPH1145199A - 分散型情報配信装置及びその方法 - Google Patents

分散型情報配信装置及びその方法

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JPH1145199A
JPH1145199A JP9202832A JP20283297A JPH1145199A JP H1145199 A JPH1145199 A JP H1145199A JP 9202832 A JP9202832 A JP 9202832A JP 20283297 A JP20283297 A JP 20283297A JP H1145199 A JPH1145199 A JP H1145199A
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JP9202832A
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Hidenori Yatake
英紀 八竹
Hiroshi Nakajima
宏 中嶋
Shoji Kitagawa
昇治 北川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポーリング方式及びイベント方式の情報配信方
法のそれぞれの利点を活用して情報配信ネットワーク全
体における情報保存領域の最小化、及び、情報取得に必
要な処理の最少化を実現するように情報を自動的に分散
配置する。 【解決手段】配信情報を保存するWWWプロキシ4は、
各配信情報についてWWWクライアント3における利用
頻度の評価値に基づいてイベント型配信に適した配信情
報を更新的に決定し、WWWサーバ2はこの決定結果に
したがって配信情報をイベント型配信又はポーリング型
配信する。WWWプロキシ4は、情報要求に係る配信情
報を保存しているか否か、及び、情報要求に係る配信情
報がイベント型配信に適しているか否かに基づいて保存
中の配信情報をWWWクライアント3に送信する処理、
又は、WWWクライアント3の情報要求をWWWサーバ
2に送信する処理を選択的に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーバ側装置に
対して複数のクライアント側装置を分散して配置し、サ
ーバ側装置からクライアント側装置に情報を配信する分
散型情報配信装置及び分散型情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーバ側装置と複数のクライ
アント側装置とにより構成された分散型ネットワーク環
境において、サーバ側装置からクライアント側装置に対
して情報を配信する方法としては、主としてポーリング
方式(Pull方式)及びイベント方式(Push方
式)が知られている。
【0003】ポーリング方式の情報配信方法では、クラ
イアントにおいて情報を必要とした時点でクライアント
側装置からサーバ側装置に対して情報要求コマンドが送
信され、この情報要求コマンドに応答してサーバ側装置
がクライアント側装置に情報を送信する。したがって、
ポーリング方式の情報配信方法では、クライアント側装
置において不必要な情報がサーバ側装置から配信される
ことはなく、クライアント側装置に大きな記憶容量を必
要としないという利点がある。
【0004】一方、イベント方式の情報配信方法では、
例えば、予め設定された時刻や情報の更新時等のサーバ
におけるイベント発生時に、サーバ側装置からクライア
ント側装置に情報が配信される。したがって、イベント
方式の情報配信方法では、クライアント側装置が常に最
新の情報を入手できるとともに、クライアント側装置か
らサーバ側装置に対して情報要求を送信する必要がな
く、通信ラインにおける情報トラフィック量を減少でき
る利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポーリ
ング方式の情報配信方法では、サーバ側において情報が
更新されていない場合であっても、クライアント側装置
から情報要求コマンドが送信される毎にサーバ側装置か
らクライアント側装置に対して情報を送信する必要があ
り、通信ラインにおける情報トラフィック量の増加やサ
ーバ側装置の処理量の増加を招く問題があった。
【0006】この問題を解決するために、サーバ側装置
から配信された情報を記憶するキャッシュ装置をクライ
アント側装置に設け、クライアント側装置からの情報要
求に対してキャッシュ装置からクライアント側装置に情
報を供給する方法も提案されている。しかし、キャッシ
ュ装置が記憶している情報がサーバ側装置における最新
の情報であるとは限らないため、クライアント側装置が
最新の情報を入手できない場合があり、クライアント側
装置が最新の情報を入出するためにはサーバ側装置から
情報の配信を受けてキャッシュ装置が記憶している情報
が最新の情報であるか否かの確認を行う必要があり、却
って処理の増加を招く。
【0007】また、イベント方式の情報配信方法では、
クライアント側において情報を必要としていない状況で
もサーバ側装置からクライアント側装置に情報が配信さ
れるため、クライアント側においてその情報が必要にな
るまで配信された情報を保存しておく必要があり、クラ
イアント側装置に十分な容量の記憶手段を必要とする問
題がある。
【0008】この発明の目的は、情報毎の評価値に基づ
いてポーリング方式の情報配信方法とイベント方式の情
報配信方法とを自動的に切り換えることにより、ポーリ
ング方式及びイベント方式の情報配信方法のそれぞれの
利点を活用して情報配信ネットワーク全体における情報
保存領域の最小化、及び、情報取得に必要な処理の最少
化を実現するように情報を自動的に分散配置することが
できる分散型情報配信装置及び分散型情報配信方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1及び4に記載し
た発明は、サーバ側装置が、配信情報のイベント発生時
にその配信情報についての利用状態がイベント型配信に
適したクライアント側装置にのみその配信情報を配信す
るイベント型配信処理と、クライアント側装置の情報要
求に基づいて配信情報を配信するポーリング型配信処理
と、を選択的に実行し、クライアント側装置が、サーバ
側装置からイベント型配信された配信情報を更新的に記
憶するとともに、利用状態がポーリング型配信に適した
配信情報についてのみサーバ側装置に送信要求を送信す
ることを特徴とする。
【0010】請求項1及び4に記載した発明において
は、各配信情報についてのクライアント側装置における
利用状態がイベント型配信に適しているか、又は、ポー
リング型配信に適しているかに応じて、その配信情報が
イベント型配信又はポーリング型配信される。したがっ
て、サーバ側装置は、イベントを発生した配信情報につ
いての利用状態がイベント型配信に適していないクライ
アント側装置に対してその配信情報を配信することがな
い。また、クライアント側装置は、利用状態がイベント
型配信に適している配信情報についてサーバ側装置に情
報要求を送信することがない。
【0011】請求項2及び5に記載した発明は、前記サ
ーバ側装置とクライアント側装置との間に配置したキャ
ッシュ装置が、サーバ側装置から配信された所定数の配
信情報を保存し、クライアント側装置における利用状態
からイベント型配信すべき配信情報を決定してその決定
結果をサーバ側装置に送信し、さらに、クライアント側
装置の情報要求に係る配信情報を保存しているか否か、
及び、情報要求に係る配信情報がイベント型配信に適し
ているか否かに基づいて保存中の配信情報をクライアン
ト側装置に送信する処理、又は、クライアント側装置の
情報要求をサーバ側装置に送信する処理を選択的に実行
するとともに、前記サーバ側装置が、キャッシュ装置か
ら送信された決定結果に基づいてイベント型配信すべき
配信情報と配信先のクライアント側装置との関係を記憶
し、この関係を記憶している配信情報をイベント型配信
するとともに、関係を記憶していない配信情報をクライ
アント側装置の情報要求に基づいてポーリング型配信す
ることを特徴とする。
【0012】請求項2及び5に記載した発明において
は、サーバ側装置とクライアント側装置との間に配置さ
れたキャッシュ装置においてサーバ側装置から配信され
た配信情報を保存しておく。クライアント側装置からイ
ベント型配信に適した利用状態の配信情報が要求された
際には、予めサーバ側装置からイベント型配信されてキ
ャッシュ装置に保存されている配信情報がクライアント
側装置に供給される。また、クライアント側装置からポ
ーリング型配信に適した利用状態の配信情報が要求され
た際には、その配信情報を記憶しているか否かに応じ
て、キャッシュ装置に保存されている配信情報がクライ
アント側装置に供給されるか、又は、クライアント側装
置の情報要求がサーバ側装置に送信される。したがっ
て、クライアント側装置における各配信情報の利用状態
がキャッシュ装置において評価され、この評価結果に基
づいて各配信情報がイベント型配信又はポーリング型配
信されることになり、クライアント側装置における配信
情報の利用状態の変化に対応して適宜最適な配信処理が
行われる。
【0013】請求項3及び6に記載した発明は、前記キ
ャッシュ装置が、クライアント側装置の情報要求が最新
情報を要求するものであるか否か、クライアント側装置
の情報要求に係る配信情報を保存しているか否か、及
び、情報要求に係る配信情報がイベント型配信に適して
いるか否かに基づいて保存中の配信情報をクライアント
側装置に送信する処理、又は、クライアント側装置の情
報要求をサーバ側装置に送信する処理を選択的に実行す
ることを特徴とする。
【0014】請求項3及び6に記載した発明において
は、クライアント側装置からポーリング型配信に適した
配信情報が要求された場合に、キャッシュ装置は、クラ
イアント側装置の情報要求が最新情報を要求するもので
あるか否か、及び、その配信情報を記憶しているか否か
に応じて、先にサーバ側装置からポーリング型配信され
た配信情報がクライアント側装置に供給されるか、又
は、クライアント側装置の情報要求がサーバ側装置に送
信される。したがって、クライアント側装置における利
用状態がイベント型配信に適していない配信情報であっ
て、クライアント側装置から最新情報の情報要求があ
り、かつ、キャッシュ装置に保存されていない場合に限
りサーバ側装置からポーリング型配信され、情報取得に
必要な処理がさらに削減される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施形態を、分
散ネットワーク環境としてWWWに適用した場合を例に
あげて説明する。図1は、この発明の実施形態に係る分
散型情報配信装置及び分散型情報配信方法が適用される
ネットワークシステムの構成を示す図である。ネットワ
ークシステム1は、WWWサーバ2、WWWクライアン
ト3及びWWWプロキシ4をイーサネット5上に接続し
て構成されている。WWWサーバ2は、送信部21、受
信部22、情報内容記憶部23、イベント型情報記憶部
24及び配信制御部25を備えている。また、WWWプ
ロキシ4は、送信部41、受信部42、配信情報記憶部
43及び制御部44を備えており、キャッシュ装置とし
ての機能を有する。
【0016】WWWクライアント3は、従来のネットワ
ークシステムを構成するWWWクライアントと同様の構
成及び機能を有している。即ち、表示部31、入力部3
2、送信部33、受信部34及び制御部35を備え、例
えば、パーソナルコンピュータによって構成される。こ
のWWWクライアント3において配信情報を必要とする
場合には、例えば、“http://...”等の配信
情報の情報識別子を指定して情報要求をWWWサーバ2
に送信する。WWWサーバ2は、指定された情報識別子
に応じた配信情報をイーサネット5を介してWWWプロ
キシ4に出力する。
【0017】WWWサーバ2のイベント型情報記憶部2
4は、図2に示すように、イベント型配信すべき配信情
報毎に、配信情報を特定する情報識別子と配信先である
WWWクライアント3のアドレスとの関係を記憶してい
る。なお、WWWサーバ2の情報内容記憶部23は、W
WWサーバ2が取り扱う全ての配信情報について、情報
識別子及び情報内容を記憶している。この情報内容はユ
ーザによって更新できるようにされている。
【0018】WWWプロキシ4の配信情報記憶部43
は、図3に示すように、所定数の配信情報について、キ
ャッシュ順位、情報識別子、情報内容、利用頻度評価値
及びイベント型配信フラグを配信情報毎に記憶する。こ
こに、キャッシュ順位は、配信情報記憶部43の記憶内
容の更新に用いられ、例えば、新たに記憶すべき配信情
報が発生した際には既に記憶されている配信情報の順位
を順次繰り下げて新規の配信情報の順位を最上位とし、
配信情報記憶部43の記憶容量を越える場合には、既に
記憶されているうちの最下位の配信情報が削除される。
利用頻度評価値は、その配信情報に対するWWWクライ
アント3における情報要求の頻度を表す値であり、例え
ば、情報要求がある毎にインクリメントされ、情報要求
されることなく一定時間を経過する毎にデクリメントさ
れる。また、イベント型配信フラグは、イベント型配信
すべきか否かの状態を記憶するフラグであり、後述する
処理により利用頻度評価値に応じてセット又はリセット
される。
【0019】図4は、上記ネットワークシステムを構成
するWWWクライアントの制御部の処理手順を示すフロ
ーチャートである。WWWクライアント3の制御部35
は、ユーザによる情報識別子の入力操作を受け付ける
(s1)。ユーザが入力する情報識別子には、情報要求
先のWWWサーバ2の識別子、及び、WWWサーバ2に
おける配信情報の識別子が含まれる。制御部35は、入
力された情報識別子を含む情報要求コマンドを作成し、
作成した情報要求コマンドをイーサネット5を介してW
WWプロキシ4に送信する(s2)。制御部35は、W
WWプロキシ4から配信情報を受信すると(s3)、受
信した配信情報の内容をディスプレイに表示する(S
4)。
【0020】なお、ユーザによる情報識別子の入力操作
時、又は、情報要求コマンドの送信時におけるユーザの
操作によって、情報要求コマンドに最新情報を要求する
コマンドを付加することができる。
【0021】図5は、上記ネットワークシステムを構成
するWWWプロキシの制御部の処理手順を示すフローチ
ャートである。WWWプロキシ4の制御部44は、WW
Wクライアント3から送信された情報要求コマンドを受
信すると(s11)、情報要求コマンドに含まれる情報
識別子の配信情報を配信情報記憶部43に記憶している
か否か(s12)、情報要求コマンドに最新情報の要求
コマンドが含まれているか否か(s13)、及び、情報
要求コマンドに含まれる情報識別子に該当する配信情報
がイベント型配信すべき配信情報であるか否か(s1
4)の判別を行う。
【0022】受信した情報要求コマンドに含まれる情報
識別子の配信情報を配信情報記憶部43に記憶している
場合であって、その情報要求コマンドに最新情報の要求
コマンドが含まれており、かつ、その配信情報がイベン
ト型配信すべき配信情報である場合、又は、その情報要
求コマンドに最新情報の要求コマンドが含まれていない
場合には、制御部44は、配信情報記憶部43から該当
する配信情報を読み出してWWWクライアント3に送信
してs16に進む(s15)。ここで送信された配信情
報が、図4のs3の処理により、WWWクライアント3
において受信される。
【0023】s12において、受信した情報要求コマン
ドに含まれる情報識別子の配信情報が配信情報記憶部4
3に記憶されていない場合、制御部44は、WWWクラ
イアント3から送信された情報要求コマンドをWWWサ
ーバ2に送信し(s17)、WWWサーバ2から受信し
た配信情報をWWWクライアント3に転送する(s1
8,s19)。次いで、制御部44は、キャッシュ情報
の追加処理を行う(s20)。このキャッシュ情報の追
加処理は、図6のフローチャートに示すように、WWW
サーバ2から受信した配信情報を配信情報記憶部43の
記憶内容に加える処理である(s31)。但し、今回受
信した配信情報を記憶内容に追加すると配信情報記憶部
43の記憶容量を越える場合には、今回受信した配信情
報の記憶領域を確保すべく、配信情報毎のキャッシュ順
位に基づいて配信情報記憶部43の記憶内容から削除す
る配信情報を決定する(s32,s33)。この削除す
る配信情報の決定において制御部44は、例えば、一般
的なキャッシュ装置における処理アルゴリズムを踏襲し
てキャッシュ順位の最下位の配信情報を削除する配信情
報とする。
【0024】この後、制御部44は、削除するものとし
て決定した配信情報のイベント型配信フラグを参照し、
参照したイベント型配信フラグがセットされている場
合、即ち、イベント型配信すべき配信情報を削除する場
合には、その配信情報についてイベント型配信中止コマ
ンドをWWWサーバ2に送信し(s34,s35)、W
WWサーバ2からイベント型配信中止レスポンスを受信
した後に配信情報記憶部43から配信情報を削除してs
16に進む(s36,s37)。
【0025】なお、図3に示したWWWプロキシ4の配
信情報記憶部43の記憶内容におけるキャッシュ順位
は、配信情報毎の利用頻度評価値又はイベント型配信フ
ラグの状態を参照して決定するようにしてもよい。例え
ば、配信情報記憶部43に追加して記憶すべき新規の配
信情報が発生した際に、利用頻度評価値の高い配信情
報、又は、イベント型配信フラグがセットされている配
信情報のキャッシュ順位を変更せず、利用頻度評価値の
低い配信情報、又は、イベント型配信フラグがリセット
されている配信情報のみのキャッシュ順位を繰り下げ
る。このようにして、配信情報記憶部43における配信
情報のキャッシュ順位を決定することにより、配信情報
記憶部43の記憶容量を越えた際にイベント型配信すべ
き配信情報が記憶内容から削除されることがなく、配信
情報記憶部43の記憶内容の更新後においてもWWWク
ライアント3における利用頻度に基づいて最適な配信処
理を行うことができ、図6のs34〜s36の処理は不
要になる。
【0026】また、s14において、情報要求コマンド
に含まれる情報識別子に該当する配信情報がイベント型
配信すべき配信情報でない場合には、制御部44は、W
WWクライアント3から送信された情報要求コマンドを
WWWサーバ2に送信し(s21)、WWWサーバ2か
ら受信した配信情報をWWWクライアント3に転送して
s16に進む(s22,s23)。
【0027】制御部44は、s15において配信情報記
憶部43から読み出した配信情報をWWWクライアント
3に送信した後、s20において配信情報記憶部43の
記憶内容の追加及び削除を行った後、又は、s23にお
いてWWWサーバ2から受信した配信情報をWWWクラ
イアント3に転送した後、配信情報記憶部43に記憶し
ている利用頻度評価値及びイベント型配信フラグの更新
処理を行う(s16)。
【0028】この更新処理において制御部44は、図7
に示すように、先ず、配信情報記憶部43に配信情報毎
に記憶している利用頻度評価値の更新を行う(s4
1)。詳細には、制御部44は、今回WWWクライアン
ト3から情報要求がなされた配信情報の利用頻度評価値
をインクリメントし、その他の配信情報の利用頻度評価
値をデクリメントする。この後、制御部44は、更新後
の利用頻度評価値のそれぞれを基準値と比較し、利用頻
度評価値が基準値を越える配信情報が新たに生じた場合
には、その配信情報についてのイベント型配信要求コマ
ンドをWWWサーバ2に送信し(s42,s43)、W
WWサーバ2からのイベント型配信レスポンスを受信し
た後に配信情報記憶部43内のイベント型配信フラグを
更新する(s44,s45)。一方、制御部44は、利
用頻度評価値が基準値以下の配信情報が新たに生じた場
合には、その配信情報についてのイベント型配信中止要
求コマンドをWWWサーバ2に送信し(s46,s4
7)、WWWサーバ2からのイベント型配信中止レスポ
ンスを受信した後に配信情報記憶部43内のイベント型
配信フラグを更新する(s48,s49)。
【0029】なお、上記s41の利用頻度評価値の更新
処理は、各配信情報についてWWWクライアント3にお
ける利用頻度を的確に判定できる他の方法を用いて行う
こともできる。例えば、各配信情報について一定時間毎
に利用の有無をチェックし、この間における1回の利用
毎に利用頻度評価値をインクリメントするとともに、こ
の間に利用されなかった配信情報の利用頻度評価値をデ
クリメントすることが考えられる。
【0030】制御部44は、WWWクライアント3から
情報要求を受信した際に上述したs11〜s23の処理
を実行するとともに、このs11〜s23の処理と並行
してWWWサーバ2からイベント型配信された配信情報
の受信処理を行う。即ち、WWWサーバ2から配信情報
がイベント型配信されると、制御部44はその配信情報
を受信し(s24)、受信した配信情報により配信情報
記憶部43の記憶内容を更新する(s25)。したがっ
て、WWWサーバ2においてイベント型配信情報の内容
が更新されて更新後の配信情報がイベント型配信される
と、WWWプロキシ4において配信情報記憶部43内の
配信情報の内容が更新後の配信情報によって更新され、
WWWプロキシ4の配信情報記憶部43は、イベント型
配信情報について常に最新の内容を記憶していることに
なる。
【0031】図8は、上記ネットワークシステムを構成
するWWWサーバの配信制御部の処理手順を示すフロー
チャートである。WWWサーバ2の配信制御部25は、
図8(A)に示すように、情報要求コマンドを受信する
と(s51)、受信した情報要求コマンドに含まれる情
報識別子によって特定される配信情報を情報内容記憶部
24から読み出し、WWWプロキシ4に対して送信する
(s52)。このs51,s52の処理がポーリング型
配信による配信情報の配信処理であり、ここで送信され
た配信情報がWWWプロキシ4におけるs18又はs2
2の処理によって受信される。
【0032】また、配信制御部25は、図8(B)に示
すように、いずれかの配信情報の配信主であるユーザか
ら配信情報の内容更新通知を受けると(s53)、その
配信情報の情報識別子をイベント型情報記憶部23にお
いて検索し(s54)、内容が更新された配信情報がイ
ベント型配信情報であるか否かを判別する。内容更新通
知に係る配信情報がイベント型配信情報である場合に
は、イベント型情報記憶部23にその配信情報の配信先
として記憶しているWWWクライアント3に対して更新
後の配信情報を送信する(s55)。このs53〜s5
5の処理がイベント型配信による配信情報の配信処理で
あり、ここで受信された配信情報がWWWプロキシ4に
おけるs24の処理によって受信される。
【0033】さらに、配信制御部25は、図8(C)に
示すように、WWWプロキシ4からs43の処理により
送信されたイベント型配信要求コマンドを受信すると
(s56)、例えば、配信情報毎に予め設定されたイベ
ント型配信先の許容数を越えるか否かの判別の後に、レ
スポンスをWWWプロキシ4に送信し(s57)、イベ
ント型配信要求コマンドに含まれる配信先のWWWクラ
イアント3のアドレスをイベント型情報記憶部23の記
憶内容に追加する(s58)。s57で送信されたレス
ポンスは、WWWプロキシ4のs44の処理によって受
信される。
【0034】また、配信制御部25は、図8(D)に示
すように、WWWプロキシ4からs47の処理により送
信されたイベント型配信中止要求コマンドを受信すると
(s59)、例えば、そのイベント型配信中止要求コマ
ンドに係る配信情報がイベント型配信を中止できるもの
であるか否かの判断の後に、レスポンスをWWWプロキ
シ4に送信し(s60)、イベント型配信中止要求コマ
ンドに含まれる配信先のWWWクライアントのアドレス
をイベント型情報記憶部23の記憶内容から削除する
(s61)。s60で送信されたレスポンスは、WWW
プロキシ4のs48の処理によって受信される。
【0035】WWWサーバ2の配信制御部25は、図8
(A)〜(D)に示した処理を並列に処理する。なお、
受信したコマンドの内容を峻別するステップを設け、峻
別結果に応じて図8(A)〜(D)のいずれかを分岐処
理するようにしてもよい。また、s57及びs60の判
断結果に応じて、WWWサーバ2の配信制御部25が、
イベント型配信要求の却下、イベント型配信処理の中
止、及び、イベント型配信中止要求の却下等の処理を行
うようにしてもよい。
【0036】以上のようにして、この実施形態に係る分
散型情報配信装置を適用したネットワークシステムで
は、WWWサーバ2とWWWクライアント3との間にW
WWプロキシ4を配置し、このWWWプロキシ4は、W
WWサーバ2から送信された配信情報を保存するととも
に、WWWクライアント3における利用頻度に応じて各
配信情報をイベント型配信すべきか否かの判断を行い、
イベント型配信すべき配信情報を特定する情報識別子を
予めWWWサーバ2に送信しておく。WWWサーバ2
は、配信情報の内容が更新された際にWWWプロキシ4
から送信されたイベント型配信情報の情報識別子を参照
し、更新後のイベント型配信情報をWWWプロキシ4に
対して送信する。
【0037】したがって、イベント型配信情報について
は、WWWプロキシ4の配信情報記憶部43に常に最新
の内容が記憶されており、WWWクライアント3からイ
ベント型配信情報についての情報要求がなされると、W
WWプロキシ4はWWWサーバ2に情報要求を転送する
ことなく、配信情報記憶部43に記憶している配信情報
の内容をWWWクライアント3に送信する。また、WW
Wクライアント3からイベント型配信情報以外の配信情
報について最新情報要求を含まない情報要求がなされた
場合にも、WWWプロキシ4は配信情報記憶部43に記
憶している配信情報をWWWクライアント3に送信す
る。
【0038】一方、WWWクライアント3からイベント
型配信情報以外の配信情報についての最新情報要求がな
された場合には、WWWプロキシ4は、その情報要求コ
マンドをWWWサーバ2に転送する。これに対してWW
Wサーバ2はWWWプロキシ4から送信された情報要求
コマンドに含まれる情報識別子に係る配信情報をWWW
プロキシ4に送信し、WWWプロキシ4は受信した配信
情報をWWWクライアント3に転送する。
【0039】これによって、WWWサーバ2は、配信情
報の内容が更新された際にその配信情報をイベント型配
信すべきとして予め登録されているWWWクライアント
3に対してのみ更新後の配信情報をイベント型配信する
とともに、WWWクライアント3がイベント型配信情報
以外の配信情報について最新情報を要求した場合にのみ
配信情報をポーリング型配信すればよく、WWWクライ
アント3においてイベント型配信情報の情報要求、又
は、イベント型配信情報以外の配信情報について最新情
報の指定を含まない情報要求を発生した場合には、WW
Wサーバ2は配信情報を送信する必要がない。このた
め、このネットワークシステムでは、WWWクライアン
ト3における利用頻度に応じて各配信情報をWWWサー
バ2とWWWプロキシ4とに最適な状態で分散して記憶
しておくことができ、WWWサーバ2の配信処理量を削
減することができるとともに、WWWサーバ2とWWW
プロキシ4との間の情報トラフィック量を削減すること
ができる。
【0040】なお、WWWクライアント3において最新
情報要求を受け付けない場合には、イベント型配信情報
以外の配信情報についての情報要求の全てをWWWプロ
キシ4からWWWサーバ2に転送するようにし、WWW
プロキシ4においてWWWサーバ2から配信されたイベ
ント型配信情報のみを更新的に記憶しておくことによ
り、WWWプロキシ4の記憶容量を削減することができ
る。
【0041】また、WWWプロキシ4においてキャッシ
ュ順位が上位の所定数の配信情報をイベント型配信情報
とし、配信情報毎の利用頻度評価値及びイベント型配信
フラグの管理を行わないようにすることにより、WWW
プロキシ4の記憶容量を削減できるとともに、WWWプ
ロキシ4の処理内容を簡略化できる。この場合、WWW
サーバ2からイベント型配信の要求を却下したり、イベ
ント型配信を中止することはできない。そこで、WWW
プロキシ4に配信情報毎のイベント型配信フラグを設
け、このイベント型配信フラグの状態をWWWサーバ2
からの指示によって変更することにより、WWWプロキ
シ4の記憶容量を削減しつつ、WWWサーバ2からのイ
ベント型配信の要求や中止を受け付けることができる。
【0042】さらに、上記の実施形態では、配信情報の
キャッシュ機能を有するWWWプロキシ4をWWWクラ
イアント3とは別に配置したが、上述したWWWブロキ
シ4の処理をWWWクライアント3において実行すれ
ば、必ずしもWWWプロキシ4を設置する必要はない。
【0043】
【発明の効果】請求項1及び4に記載した発明によれ
ば、配信情報についてのクライアント側装置における利
用状態がイベント型配信に適しているか、又は、ポーリ
ング型配信に適しているかに応じて、その配信情報をイ
ベント型配信又はポーリング型配信することにより、サ
ーバ側装置は各配信情報についての利用状態がイベント
型配信に適していないクライアント側装置に対してその
配信情報をイベント型配信する必要がないとともに、ク
ライアント側装置は利用状態がイベント型配信に適して
いる配信情報についてはサーバ側装置に情報要求を送信
する必要がなく、ポーリング方式及びイベント方式の情
報配信方法のそれぞれの利点を活用して情報配信ネット
ワーク全体における情報保存領域の最小化、及び、情報
取得に必要な処理の最少化を実現するように情報を自動
的に分散配置することができる。
【0044】請求項2及び5に記載した発明によれば、
サーバ側装置とクライアント側装置との間に備えられた
キャッシュ装置において各配信情報についてのクライア
ント側装置における利用状態を評価し、この評価結果に
基づいて各配信情報をイベント型配信又はポーリング型
配信することにより、クライアント側装置における配信
情報の利用状態の変化に対応して適宜最適な配信処理を
行うことができ、クライアント側装置における最新の利
用状態に基づいて、情報配信ネットワーク全体における
情報保存領域の最小化、及び、情報取得に必要な処理の
最少化を実現するように情報を自動的に分散配置するこ
とができる。
【0045】請求項3及び6に記載した発明によれば、
クライアント側装置における利用状態がイベント型配信
に適していない配信情報であって、クライアント側装置
から最新情報の情報要求があり、かつ、キャッシュ装置
に保存されていない場合に限りサーバ側装置からポーリ
ング型配信することにより、情報取得に必要な処理をさ
らに削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る分散型情報配信装置
が適用されるネットワークシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】上記ネットワークシステムを構成するWWWサ
ーバのイベント型情報記憶部の記憶内容を示す図であ
る。
【図3】上記ネットワークシステムを構成するWWWプ
ロキシの記憶部の記憶内容を示す図である。
【図4】上記ネットワークシステムを構成するWWWク
ライアントの制御部の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記ネットワークシステムを構成するWWWプ
ロキシの制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記WWWプロキシの制御部におけるキャッシ
ュ情報の追加時の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記WWWプロキシの制御部における利用頻度
評価値及びイベント型配信フラグの更新時の処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】上記ネットワークシステムを構成するWWWサ
ーバの配信制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1−ネットワークシステム 2−WWWサーバ 3−WWWクライアント 4−WWWプロキシ(キャッシュ装置) 23−イベント型情報記憶部 24−情報内容記憶部 25−配信制御部 43−配信情報記憶部 44−制御部
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】WWWクライアント3は、従来のネットワ
ークシステムを構成するWWWクライアントと同様の構
成及び機能を有している。即ち、表示部31、入力部3
2、送信部33、受信部34及び制御部35を備え、例
えば、パーソナルコンピュータによって構成される。こ
のWWWクライアント3において配信情報を必要とする
場合には、例えば、“http://...”等の配信
情報の情報識別子を指定して情報要求をWWWプロキシ
4を介してWWWサーバ2に送信する。WWWサーバ2
は、指定された情報識別子に応じた配信情報をイーサネ
ット5及びWWWプロキシ4を介してWWWクライアン
ト3に出力する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】WWWサーバ2のイベント型情報記憶部2
4は、図2に示すように、イベント型配信すべき配信情
報毎に、配信情報を特定する情報識別子と配信先のアド
レスとの関係を記憶している。なお、WWWサーバ2の
情報内容記憶部23は、WWWサーバ2が取り扱う全て
の配信情報について、情報識別子及び情報内容を記憶し
ている。この情報内容はユーザによって更新できるよう
にされている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】さらに、配信制御部25は、図8(C)に
示すように、WWWプロキシ4からs43の処理により
送信されたイベント型配信要求コマンドを受信すると
(s56)、例えば、配信情報毎に予め設定されたイベ
ント型配信先の許容数を越えるか否かの判別の後に、レ
スポンスをWWWプロキシ4に送信し(s57)、イベ
ント型配信要求コマンドに含まれる配信先のアドレスを
イベント型情報記憶部23の記憶内容に追加する(s5
8)。s57で送信されたレスポンスは、WWWプロキ
シ4のs44の処理によって受信される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】また、配信制御部25は、図8(D)に示
すように、WWWプロキシ4からs47の処理により送
信されたイベント型配信中止要求コマンドを受信すると
(s59)、例えば、そのイベント型配信中止要求コマ
ンドに係る配信情報がイベント型配信を中止できるもの
であるか否かの判断の後に、レスポンスをWWWプロキ
シ4に送信し(s60)、イベント型配信中止要求コマ
ンドに含まれる配信先のアドレスをイベント型情報記憶
部23の記憶内容から削除する(s61)。s60で送
信されたレスポンスは、WWWプロキシ4のs48の処
理によって受信される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバ側装置からクライアント側装置に対
    して配信情報を配信する分散型情報配信装置であって、 サーバ側装置が、配信情報のイベント発生時にその配信
    情報についての利用状態がイベント型配信に適したクラ
    イアント側装置にのみ配信情報を配信するイベント型配
    信処理と、クライアント側装置の情報要求に基づいて配
    信情報を配信するポーリング型配信処理と、を選択的に
    実行する配信制御部を備え、 クライアント側装置が、サーバ側装置からイベント型配
    信された配信情報を更新的に記憶する記憶部と、利用状
    態がポーリング型配信に適した配信情報についてのみサ
    ーバ側装置に送信要求を送信する制御部と、を備えたこ
    とを特徴とする分散型情報配信装置。
  2. 【請求項2】前記サーバ側装置とクライアント側装置と
    の間にサーバ側装置から配信された配信情報を保存する
    キャッシュ装置を配置し、このキャッシュ装置に、クラ
    イアント側装置における利用状態に基づいてイベント型
    配信に適した配信情報を決定してその決定結果をサーバ
    側装置に送信するとともに、クライアント側装置の情報
    要求に係る配信情報を保存しているか否か、及び、情報
    要求に係る配信情報がイベント型配信に適しているか否
    かに基づいて保存中の配信情報をクライアント側装置に
    送信する処理、又は、クライアント側装置の情報要求を
    サーバ側装置に送信する処理を選択的に実行する制御部
    を設け、 前記サーバ側装置が、キャッシュ装置から送信された決
    定結果に基づいてイベント型配信すべき配信情報と配信
    先のクライアント側装置との関係を記憶する情報内容記
    憶部と、情報内容記憶部に記憶している配信情報をイベ
    ント型配信するとともに、情報内容記憶部に記憶してい
    ない配信情報をクライアント側装置の情報要求に基づい
    てポーリング型配信する配信制御部と、を備えた請求項
    1に記載の分散型情報配信装置。
  3. 【請求項3】前記キャッシュ装置の制御部が、クライア
    ント側装置の情報要求が最新情報を要求するものである
    か否か、クライアント側装置の情報要求に係る配信情報
    を保存しているか否か、及び、情報要求に係る配信情報
    がイベント型配信に適しているか否かに基づいて保存中
    の配信情報をクライアント側装置に送信する処理、又
    は、クライアント側装置の情報要求をサーバ側装置に送
    信する処理を選択的に実行する請求項2に記載の分散型
    情報配信装置。
  4. 【請求項4】サーバ側装置からクライアント側装置に対
    して配信情報を配信する分散型情報配信方法であって、 サーバ側装置が、配信情報のイベント発生時にその配信
    情報についての利用状態がイベント型配信に適したクラ
    イアント側装置にのみその配信情報を配信するイベント
    型配信処理と、クライアント側装置の情報要求に基づい
    て配信情報を配信するポーリング型配信処理と、を選択
    的に実行し、クライアント側装置が、サーバ側装置から
    イベント型配信された配信情報を更新的に記憶するとと
    もに、利用状態がポーリング型配信に適した配信情報に
    ついてのみサーバ側装置に送信要求を送信することを特
    徴とする分散型情報配信方法。
  5. 【請求項5】前記サーバ側装置とクライアント側装置と
    の間に配置したキャッシュ装置が、サーバ側装置から配
    信された所定数の配信情報を保存し、クライアント側装
    置における利用状態に基づいてイベント型配信すべき配
    信情報を決定してその決定結果をサーバ側装置に送信
    し、さらに、クライアント側装置の情報要求に係る配信
    情報を保存しているか否か、及び、情報要求に係る配信
    情報がイベント型配信処理に適しているか否かに基づい
    て保存中の配信情報をクライアント側装置に送信する処
    理、又は、クライアント側装置の情報要求をサーバ側装
    置に送信する処理を選択的に実行するとともに、 前記サーバ側装置が、キャッシュ装置から送信された決
    定結果に基づいてイベント型配信すべき配信情報と配信
    先のクライアント側装置との関係を記憶し、この関係を
    記憶している配信情報をイベント型配信するとともに、
    関係を記憶していない配信情報をクライアント側装置の
    情報要求に基づいてポーリング型配信する請求項4に記
    載の分散型情報配信方法。
  6. 【請求項6】前記キャッシュ装置が、クライアント側装
    置の情報要求が最新情報を要求するものであるか否か、
    クライアント側装置の情報要求に係る配信情報を保存し
    ているか否か、及び、情報要求に係る配信情報がイベン
    ト型配信に適しているか否かに基づいて保存中の配信情
    報をクライアント側装置に送信する処理、又は、クライ
    アント側装置の情報要求をサーバ側装置に送信する処理
    を選択的に実行する請求項5に記載の分散型情報配信方
    法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001097157A1 (en) * 2000-06-10 2001-12-20 Kyu Jin Park Method and apparatus for processing cyber cremonies through internet
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